e-Care V5.2.1 リリースノート

e-Care V5.2.1
リリースノート
株式会社ソリトンシステムズ
2011 年 7 月
Microsoft、Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国、およびその他の国における登録商標です。
その他、本書に掲載されている会社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
本文中に ™、®、©は明記していません。
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目
目
次
次
1
本書について............................................................................... 4
2
V5.2.1 からの新機能 ................................................................... 5
3
改善項目および変更項目 ............................................................. 9
3.1 改善項目 .......................................................................................................................................... 9
V5.2.1 での改善項目 ........................................................................................................................................... 9
3.2 変更項目 ........................................................................................................................................ 15
V5.2.1 での変更項目 ......................................................................................................................................... 15
4
制約事項および注意事項 ........................................................... 17
4.1 制約事項 ........................................................................................................................................ 17
4.2 注意事項 ........................................................................................................................................ 30
付録................................................................................................. 34
付録A
旧Agentの機能制限 ................................................................................................................... 34
e-Care V5.2.1 リリースノート
1
本書について
いつも、株式会社ソリトンシステムズ「e-Care」をご利用いただき、誠にありがとうございます。
e-Care は、Windows サーバー/クライアントおよびネットワーク機器から構成されるネットワークシステ
ムに対し、複数台の管理用コンピュータからの分散管理を提供するソリューションです。
本書は、e-Care V5.2.1 での新機能、改善項目および変更項目、制約事項および注意事項などについて説
明するリリースノートです。
なお、新機能、改善項目および変更項目については、e-Care V5.0.2 から V5.2.1 で追加、改善および変更
した内容になります。
本書とその他の関連ドキュメントの内容に矛盾がある場合は、本書の内容にしたがってください。
-4-
2
2
V5.2.1 からの新機能
V5.2.1 からの新機能
e-Care V5.2.1 で、新たに追加した機能について説明します。
1.
e-Care コンポーネントのバージョン
e-Care V5.2.1 における各コンポーネントのバージョンは、以下のとおりです。
コンポーネント
バージョン
e-Care Controller
e-Care Manager
e-Care Console
e-Care Windows Agent
e-Care Windows Server Agent
e-Care Import Agent
Soliton Smart Security Agent
2.
5.2.1
5.2.1
5.2.1
5.2.0
5.2.0
5.2.0
3.2.0
e-Care コンポーネントの追加
e-Care コンポーネントに、e-Care Windows Server Agent を追加しました。
e-Care Windows Server Agent は、Windows サーバーにインストールする Agent です。e-Care Windows Agent
と同様、インストールされた機器のインベントリ情報を e-Care Manager に通知する機能を提供するほか、
Windows サーバーの監視機能と、プロセスやサービスの動作状況などのリアルタイムモニタ機能、CPU/メ
モリのパフォーマンス状況のモニタリング機能などを提供します。
3.
動作環境
e-Care Controller / Manager
以下の OS および Service Pack(SP)をサポート対象に追加しました。
z
Windows Server 2008 R2 Standard/Enterprise SP1
以下の OS および Service Pack はサポート対象外となりました。
z
Windows Server 2008 Standard/Enterprise SP なし
e-Care Console
以下の OS および Service Pack をサポート対象に追加しました。
z
Windows Server 2008 R2 Standard/Enterprise SP1
z
Windows 7 Professional/Enterprise/Ultimate SP なし/SP1(32 ビット/64 ビット)
以下の OS および Service Pack はサポート対象外となりました。
z
Windows XP Professional SP2
-5-
e-Care V5.2.1 リリースノート
e-Care Agent(e-Care Windows Agent/Windows Server Agent/Import Agent)
以下の OS および Service Pack をサポート対象に追加しました。
z
Windows Server 2008 R2 Standard/Enterprise SP1(※1)
z
Windows 7 Home Premium/Professional/Enterprise/Ultimate SP1(32 ビット/64 ビット)(※2)(※3)
※1
不正端末検出機能および Domino 管理/監視機能を設定した場合は、サポート対象外です。
※2
e-Care Windows Server Agent は、サポート対象外です。
※3
不正端末検出機能を設定した場合、64 ビット OS はサポート対象外です。
以下の OS および Service Pack はサポート対象外となりました。
z
Windows 2000 のすべてのエディション、すべての SP
z
Windows XP の SP なし/SP1/SP2
z
Windows Vista の SP なし
z
Windows Server 2003 の SP なし/SP1
z
Windows Server 2003 R2 の SP なし
※詳細は、Soliton Smart Security 動作環境一覧を参照してください。
4.
Agent の Manager 間移動
e-Care Manager 間で、管理対象の Agent を移動できるようにしました。
Agent の端末管理 ID や資産情報は、移動先の e-Care Manager へそのまま引き継がれます。
5.
問合せメモ機能
管理者からの問い合わせに対して Agent 側で回答した内容を、Agent のインベントリ情報にメモ情報とし
て付加する機能を追加しました。
6.
Windows サーバー管理機能(Windows サーバー監視とリモートモニタ、パフォーマンスモニタ)
e-Care Windows Server Agent が提供する機能として、Windows サーバー監視機能とリモートモニタ機能、
パフォーマンスモニタ機能を追加しました。
7.
Domino サーバー管理/監視機能
e-Care Windows Server Agent がオプションとして提供する機能として、Domino サーバー管理/監視機能を
追加しました。
Windows Server 2003(32 ビット)または Windows Server 2003 R2(32 ビット)の Domino Server 7.0.x の
みがサポート対象となります。
8.
UNIX サーバー管理/監視機能
新規の UNIX Agent の販売はありませんが、既存のお客様を対象に、旧バージョンで管理していた UNIX
Agent のインベントリ情報を表示する機能のみを追加しました。なお、旧バージョンで設定していた監視設
定によるトラップ通知の受信は可能です。
e-Care Console からの監視設定はできませんので、別ツール「DR-Web」により監視設定の機能を提供し
ます。詳細については、別紙「旧 UNIX Agent 操作ガイド」を参照してください。
9.
Ping によるポーリング監視機能
ネットワーク機器やサーバー機器が正常に稼動しているかどうかを、Ping により監視する機能を追加し
ました。
-6-
2
V5.2.1 からの新機能
10. SNMP 機器管理機能(SNMP 機器監視とプリンタ管理、MIB コンパイル)
SNMP Agent が実装されているネットワーク機器(ルータ、スイッチ、HUB、プリンタなど)の管理機能
として、SNMP 機器の監視機能と、プリンタ管理機能、MIB コンパイル機能を追加しました。
なお、弊社で動作を確認したプリンタ機種は、以下のとおりです。
z
EPSON LP-8600FX
z
EPSON LP-8300C
z
EPSON LP-S6000
11. リモートからの Agent シャットダウン、再起動機能
e-Care Windows Agent および e-Care Windows Server Agent がインストールされているコンピュータを、管
理者がリモートでシャットダウン、再起動できる機能を追加しました。
12. スリープモード機能
e-Care Manager からの Agent への操作(通信)と Agent からのトラップ受信を指定期間停止できる、スリー
プモード機能を追加しました。
13. インベントリ診断機能
Manager データベース内にある Agent のインベントリ情報を定期的に検索し、条件に該当する Agent を異
常として診断する機能を追加しました。
14. 最終通信日時記録機能
Agent が最後に e-Care Manager と通信した日時を記録する機能を追加しました。
15. Agent 自動削除機能
指定された期間 e-Care Manager と通信していない Agent を、自動で削除する機能を追加しました。
この機能追加にともない、インベントリ最終更新日時からの経過時間により Agent を削除する、旧バー
ジョンでの機能を廃止しました。
16. トラップ受信時のメール通知機能の SMTP-Auth 対応
トラップ受信時の動作設定ごとに、メールサーバーのポート番号、SMTP-Auth 認証の有無を指定できる
ようにしました。
17. メモ情報のインポート機能
管理者メモおよび問合せメモを、外部ファイル(カンマ区切りの CSV 形式)からインポートする機能を
追加しました。
18. 全体配信ジョブの自動削除機能
全体配信ジョブの実行によって作成された Manager ジョブを、自動で削除する機能を追加しました。
19. アップデートディスクの削除機能
Smart Disk Management Console より e-Care に転送されたアップデートディスクイメージから、不要なデ
ィスクイメージを選択して削除する機能を追加しました。
20. e-Care Manager と他社製 SNMP Manager の共存設定機能
e-Care Manager と他社製 SNMP Manager を共存させるために、e-Care で SNMP トラップの受信ポート(デ
フォルト:162)を Listen しないようにする設定を追加しました。
-7-
e-Care V5.2.1 リリースノート
21. インベントリ情報の拡張
Agent 側で収集して e-Care Manager へ送信するインベントリ情報として、以下の項目を追加しました。
z
最終通信日時
z
インベントリ診断情報([インベントリ診断]タブの各項目)
z
サーバー監視情報([サーバー監視]タブの各項目)
z
Domino 情報([Domino]タブの各項目)
z
Domino 監視情報([Domino 監視]タブの各項目)
z
SNMP 情報([SNMP]タブの各項目)
z
インターフェイス情報([インターフェイス]タブの各項目)
z
プリンタ情報([プリンタ]タブの各項目)
z
[IP 機器]タブの[Ping によるポーリング監視]
z
問合せメモのタブの各項目
22. レポート出力機能の拡張
以下の出力レポートを追加しました。
z
問合せメモ別 Agent 情報一覧
z
Agent 別問合せメモ情報一覧
z
Domino 情報一覧
z
監視設定情報一覧
z
パフォーマンス情報一覧(ドライブ監視)
z
パフォーマンス情報一覧(CPU 監視)
z
パフォーマンス情報一覧(メモリ監視)
z
パフォーマンス情報一覧(プロセス監視)
z
未応答回数集計情報一覧(Ping によるポーリング監視)
z
未応答回数集計情報一覧(サービス監視)
z
未応答回数集計情報一覧(プロセス監視)
インベントリ情報の拡張にともない、各レポートの出力項目を追加しました。また、それぞれの詳細設
定画面で、条件を指定してレポート出力できるようにしました。
23. DB 検索機能の拡張
インベントリ情報の拡張にともない、DB 検索の条件項目を追加しました。また、それぞれの検索条件設
定画面で、条件を指定して検索できるようにしました。
-8-
3
3
改善項目および変更項目
改善項目および変更項目
e-Care V5.2.1 で、改善した項目および変更した項目について説明します。
3.1 改善項目
V5.2.1 での改善項目
Console 操作と画面
1.
DNS による名前解決に時間がかかってしまうことがある環境では Console から Controller に接続できない
場合がある(KB000844)
DNS による名前解決に時間がかかってしまうことがある環境では、Console から Controller に接続できな
い場合がある問題を修正しました。
2.
ジョブを実行すると Console と Manager の接続が切れる場合がある(KB000834)
ジョブを実行すると、Console と Manager の接続が切れる場合がある問題を修正しました。
3.
Ping 実行後、物理マップの Agent アイコンの背景色が自動的に戻らない(KB000818)
Ping 実行後、物理マップの Agent アイコンの背景色が自動的に戻らない問題を修正しました。
4.
Agent のステータスが上位の論理 Group アイコンに反映されない(KB000816)
Agent のステータスが、上位の論理 Group アイコンのステータスに反映されない問題を修正しました。
5.
複数 Console からの同時接続中に Console.exe でアプリケーションエラーが発生する場合がある
(KB000815)
複数 Console からの同時接続中に、Console.exe でアプリケーションエラーが発生する場合がある問題を
修正しました。
6.
1 台の Manager に対して 2 台の Console が同時接続している場合、物理マップアイコンの操作が他方の
Console に反映されない(KB000803)
1 台の Manager に対して 2 台の Console から同時接続している場合、物理マップアイコンの操作が他方の
Console に反映されない問題を修正しました。
7.
1 台の Manager に対して 2 台の Console が同時接続している場合、子 Group を作成しても他方の Console
に反映されない(KB000817)
1 台の Manager に対して 2 台の Console から同時接続している場合、論理マップおよび物理マップで子
Group を作成しても、他方の Console に反映されない問題を修正しました。
8.
Group 選択時、Agent が削除されたタイミングで Agent のカウント表示が更新されない(KB000800)
Group 選択時、ツリー上から Agent が削除されたタイミングで Agent のカウント表示が更新されない問題
を修正しました。
9.
Console をインストールした状態で AD 昇格を行うと、Console がランタイムエラーになる(KB000795)
Console をインストールした状態で AD 昇格を行うと、Console がランタイムエラーになる問題を修正し
ました。
-9-
e-Care V5.2.1 リリースノート
Manager 管理
10. Manager 管理画面を開いたときに「ユーザー:~ が操作しています」の画面が表示されて操作できなくな
る場合がある(KB000848)
Manager 管理画面で「処理中」の画面が表示されたときに<キャンセル>ボタンをクリックして画面を閉
じると、再度 Manager 管理画面を開いた際に「ユーザー:~ が操作しています」の画面が表示されて、操
作できなくなる場合がある問題を修正しました。
Agent のアップデート
11. 他の Soliton Smart Security セットアップを実行している状態で Agent アップデートジョブを実行すると、
アップデートジョブが実行中のまま終了しない(KB000010)
Agent アップデートジョブの実行対象のコンピュータで、他の Soliton Smart Security セットアップを実行
している状態で Agent アップデートジョブを実行した場合、アップデートジョブが実行中のまま終了しな
くなる問題を修正しました。
他の Soliton Smart Security セットアップを実行している状態で Agent アップデートジョブを実行すると、
アップデートジョブは、ジョブ実行失敗で終了するようになりました。
12. Agent アップデートジョブで「Agent 起動時に再実行」を指定しても再実行されない(KB001155)
Console を使用して e-Care Agent をアップデートする場合、アップデートジョブ作成時に[Agent 起動時に
再実行(G)]にチェックしても、Agent 起動時に再実行されない問題を修正しました。
13. V5.0.0 から V5.2.0 への Agent アップデートジョブを実行すると、ジョブが「実行中」のままになりアップ
デートされない(KB001156)
Console を使用して e-Care V5.0.0 Agent から V5.2.0 Agent へのアップデートジョブを実行すると、ジョブ
が「実行中」のままになり、アップデートされない問題を修正しました。
14. Agent アップデートジョブで設定ファイルのみの転送が行われない(KB001157)
Console を使用して e-Care V5.2.0 Agent のアップデートジョブを作成すると、設定変更のみのアップデー
トであっても、インストールディスクを送信してしまう問題を修正しました。
15. Agent アップデートジョブを実行すると「インストールしようとしているバージョンが古いため、インス
トールできませんでした。」のエラーにてアップデートできない場合がある(KB001160)
旧バージョンからのアップデート環境で Agent アップデートジョブを実行すると、「インストールしよう
としているバージョンが古いため、インストールできませんでした。」のエラーが発生して、アップデート
できない場合がある問題を修正しました。
ユーザーとグループ管理
16. 一般(読み取り)ユーザーで Manager に接続しようとすると、Console でアプリケーションエラーが発生
する場合がある(KB000835)
一般(読み取り)ユーザーで Manager に接続しようとすると、Console でアプリケーションエラーが発生
する場合がある問題を修正しました。
17. 論理マップツリー上で移動した Agent が移動元に残っていることがある(KB000843)
論理マップツリー上で移動した Agent が、移動元から削除されずにそのまま残っている場合がある問題
を修正しました。
- 10 -
3
改善項目および変更項目
18. 一般ユーザーで論理マップの Group や Agent を移動しても、Manager に再接続しないと反映されない
(KB000836)
一般ユーザーで論理マップの Group や Agent を移動しても、Manager に再接続しないと反映されない問
題を修正しました。
19. 管理者権限の Console で Group を移動したとき、一般ユーザーの Console 側で一度 Manager が切断され
る(KB000814)
管理者権限をもつユーザーの Console で Group を移動したとき、一般ユーザーの Console 側では一度
Manager が切断されてしまう問題を修正しました。
20. 階層化された論理 Group の下方から上方へ Agent をドラッグ&ドロップで移動すると、フォーカスの位置
がずれてしまう(KB000812)
階層化された論理 Group の下方に所属する Agent を上方の Group へドラッグ&ドロップで移動すると、
フォーカスの位置がずれてしまう問題を修正しました。
21. 一般(フルアクセス)権限のユーザーGroup がアクセスできないように設定したとき、同時接続中の一般
(フルアクセス)ユーザーの Console にすぐに反映されない(KB000811)
一般(フルアクセス)権限のユーザーGroup がアクセスできないように設定したとき、同時接続中の一
般(フルアクセス)ユーザーの Console にすぐに反映されない問題を修正しました。
22. アクセス可能な Group の設定を連続して行うとアプリケーションエラーが発生する(KB000806)
アクセス可能な Group の設定を連続して行うと、アプリケーションエラーが発生する問題を修正しまし
た。
23. アクセス不可能な Group の名前を変更すると、アプリケーションエラーが発生する(KB000805)
アクセス不可能な Group の名前を変更すると、アプリケーションエラーが発生する問題を修正しました。
Agent 検出とマップ管理
24. 物理マップの座標情報が保存されない場合がある(KB000875)
Manager のコンピュータを OS ごと再起動すると、物理マップの座標情報が保存されない問題を修正しま
した。
25. 論理マップで Agent を「マップから削除」しても、削除した Agent が残ってしまう場合がある(KB000859)
論理マップで Agent を「マップから削除」しても、削除した Agent が論理マップに残ってしまう場合が
ある問題を修正しました。
26. Console 画面の右側を小さくサイズ変更すると、物理マップ表示エリアの右側のアイテムが表示されなく
なる(KB000857)
物理マップ表示エリアからはみ出る程度の数の Agent を登録しておき、Console 画面の右側を小さくサイ
ズ変更すると、物理マップ表示エリアの右側のアイテムが表示されなくなる問題を修正しました。
27. 別の Manager によって強制検出された Agent を再度強制検出しなおすことができない(KB000854)
既に登録されている Agent の IP アドレスに対して強制検出することができない問題を修正しました。
強制検出により既に Manager に登録されている Agent の IP アドレスに対しても、強制検出できるように
なりました。
- 11 -
e-Care V5.2.1 リリースノート
28. Windows Agent を検出する際に[Windows Agent の検出(W)」と[IP Agent の検出(I)」をチェックすると、両
方で検出されてしまう(KB000802)
Windows Agent を検出する際に、[Windows Agent の検出(W)」と[IP Agent の検出(I)」をチェックすると、
両方で検出されてしまう問題を修正しました。
29. Agent 登録で正しい論理マップのドメイングループに配置されない場合がある(KB000801)
Agent 登録で、正しい論理マップのドメイングループに配置されない場合がある問題を修正しました。
30. Agent が重複されて登録される場合がある(KB000792)
BSOD などによりセッションが切断された e-Care Agent が再度 Manager に接続すると、Agent が重複して
登録される場合がある問題を修正しました。
31. 指定した IP アドレスの範囲内に旧バージョンの e-Care Agent が存在すると、Agent 検出が終了しない
(KB000024)
指定した IP アドレスの範囲内に旧バージョンの e-Care Agent(有償版および無償版)が存在すると、Agent
の検出処理が終了しなくなる問題を修正しました。
32. 一度に大量の Agent を論理マップから削除しようとすると、Manager との接続が切断される場合がある
(KB000021)
論理マップから一度に大量の Agent を選択して削除しようとすると、Manager との接続が切断される場
合がある問題を修正しました。
33. Group 配下の Agent が正しく Manager 間移動できない(KB000922)
論理マップに任意の Group を作成し、その Group の Agent を Manager 間移動させた場合、移動元 Group
と同じ Group で移動先へ移動することができず、また、移動先の任意の Group に移動することができない
問題を修正しました。
インベントリ情報
34. プ リ ン タ の 設 定 情 報 に 類 似 し た 名 前 の 設 定があると、 インベントリ 情報更新でエ ラーが発生す る
(KB000872)
プリンタの設定情報に「○○-(1)」
(半角)、
「○○-(1)」
(全角)のように類似した名前の設定があると、
「インベントリ情報取得動作において予期せぬエラーが発生しました( DB_E_INTEGRITYVIOLATION )。」
のエラーが発生する問題を修正しました。
35. Agent 起動時にインベントリ情報を更新する設定を行っていても、インベントリ情報の更新が行われない
場合がある(KB000845)
Agent 起動時にインベントリ情報を更新する設定の場合でも、インベントリ情報の更新が行われないこと
がある問題を修正しました。
36. 「インストールされているソフトウェア」に表示される情報が「プログラムと機能」に表示される情報と
異なる場合がある(KB000494)
「インストールされているソフトウェア」に表示される情報が「プログラムと機能」に表示される情報に
比べて、情報が不足しているなど、異なる場合がある問題を修正しました。
37. 無線 LAN を使用しているとネットワークアダプタの情報が重複して表示される場合がある(KB000006)
e-Care Agent のインベントリ情報で、無線 LAN を使用している Agent の[ネットワークアダプタ]の情報が
まれに重複して表示される場合がある問題を修正しました。
- 12 -
3
改善項目および変更項目
38. SNMP Agent に対してインベントリ更新が行えない場合がある(KB001159)
SNMP Agent に対してインベントリ更新が行えない場合がある問題を修正しました。
39. プリンタのインベントリ情報が表示・更新されない(KB001161)
プリンタのインベントリ情報で[プリンタ]タブの内容が表示・更新されない問題を修正しました。
資産情報管理
40. 資産情報通知設定画面で期日前設定情報を複数設定しても 1 つの情報しか保存されない(KB000840)
資産情報通知設定画面で、期日前設定情報を複数設定しても、1 つの情報しか保存されない問題を修正
しました。
設定した項目数分、保存されるようになりました。
41. Agent で資産情報編集中にアップデートジョブまたはアンインストールジョブを実行すると、SSSAgt.exe
または SSSAgtUI.exe がアプリケーションエラーを起こす(KB000804)
Agent で資産情報編集中にアップデートジョブまたはアンインストールジョブを実行すると、SSSAgt.exe
または SSSAgtUI.exe がアプリケーションエラーを起こす問題を修正しました。
42. V4.4.x の Agent アップデート後に「資産管理未入力項目促進」および「資産管理情報正当性確認」ジョブ
を実行すると、アプリケーションエラーが発生する(KB000630)
e-Care V4.4.x の Agent アップデート後に「資産管理未入力項目催促」ジョブおよび「資産管理情報正当
性確認」ジョブを実行すると、AgentUI のアプリケーションエラーが発生する問題を修正しました。
43. e-Care 無償版からのアップデート時、資産情報が正しく設定されない(KB001100)
e-Care Manager ライセンス未購入の旧バージョンからのアップデート時、資産情報が正しく設定されない
以下の問題を修正しました。
z
既に登録されていた Agent の[資産情報]タブの[資産タイプ]が「-----」となり、資産情報の編集が
行えない
z
資産情報項目がデフォルトよりも不足した状態で表示される
この問題が発生した場合は、V5.2.1 以降へアップデートすることで、正常な状態に戻すことができます。
インベントリ情報のインポート
44. インベントリ情報収集が終了しない場合がある(KB000874)
インベントリ情報収集が終了しない場合がある問題を修正しました。
45. Manager に登録済みの Agent がインポート Agent として登録できてしまう(KB000873)
Manager に登録されている Agent のコンピュータ上でインポートファイルを作成してインポートすると、
すでに登録されているにもかかわらず、インポート Agent として新たに登録できてしまう問題を修正しま
した。
トラップ受信時の動作設定
46. e-mail 送信の送信先に複数の宛先を指定した場合、先頭の宛先にしかメールが送信されない(KB000864)
トラップ受信時の動作設定で、e-mail 送信の送信先としてカンマ区切りで複数宛先を指定した場合、先
頭の宛先にしかメールが送信されない問題を修正しました。
- 13 -
e-Care V5.2.1 リリースノート
47. アプリケーション実行により連続でトラップを上げると、SSSAgt.exe のハンドル数が上昇し続ける
(KB000813)
Agent 側にアプリケーション実行を設定し、連続でトラップを上げると、SSSAgt.exe のハンドル数が上
昇し続ける問題を修正しました。
48. 認証が必要な SMTP サーバーに対してメールを送信できない(KB000005)
Controller トラップおよび Manager トラップ受信時の e-mail 送信で、認証を必要とする SMTP サーバーに
対してメールを送信することができない問題を修正しました。
ジョブ管理
49. Agent 選択の「Group を指定し、実行時に登録されている Agent を対象とする」の Group のチェックがは
ずれない場合がある(KB000789)
Smart Disk Management Console からの Controller 通知時のジョブ作成ウィザードや Console のジョブ作成
画面で、Agent 選択の「Group を指定し、実行時に登録されている Agent を対象とする」の Group のチェッ
クがはずれない場合がある問題を修正しました。
レポート出力
50. V4.4.x で作成した任意出力レポートを実行すると、アプリケーションエラーが発生する(KB001165)
e-Care V4.4.x からのアップデート環境で、アップデート前に作成した任意出力レポートのレポート出力
ジョブを実行すると、Controller および Manager でアプリケーションエラーが発生する問題を修正しました。
DB 検索
51. [ドライブ]タブの検索条件を指定して DB 検索した場合、期待する結果と異なる検索結果が表示されること
がある(KB000009)
DB 検索の検索条件を異なる項目で検索を行う場合、それぞれの検索結果の AND 条件で検索されるため、
[ドライブ]タブの検索条件を指定すると、期待している検索結果と異なることがある問題を修正しました。
52. DHCP クライアントの場合、IP アドレス・サブネットマスク値での検索ができない(KB000906)
Agent が DHCP クライアントの場合、Agent に割り振られている IP アドレス・サブネットマスク値がデー
タベースに反映されず、Controller および Manager DB 検索で[ネットワーク]タブの「IP アドレス」、「サブ
ネットマスク」での検索ができない問題を修正しました。
53. DB 検索ジョブの検索条件と検索条件テンプレートが正しく保存されない場合がある(KB001181)
DB 検索ジョブの検索条件と検索条件テンプレートが正しく保存されない場合がある問題を修正しまし
た。
以下の検索条件で発生する場合がありました。
z
システム
・プリンタドライバ
・プリンタ設定
・ファイルとプリンタ共有
z
ソフトウェア
・ウイルス対策ソフトウェア
この問題は、e-Care V5.0.x で発生していましたが、V5.2.0 以降で改善しています。
- 14 -
3
改善項目および変更項目
問合せメモ
54. V4.4x で作成した問合せメモのテンプレートが表示されない(KB001171)
e-Care V4.4.x からのアップデート環境で、アップデート前に作成した問合せメモのテンプレートが表示
されない問題を修正しました。
3.2 変更項目
V5.2.1 での変更項目
1.
データベースの変更
使用するデータベースを、SQL Server 2008 Express Edition から SQL Server 2008 R2 Express Edition に変更
しました。
この変更により、データベースの最大容量が 4GB から 10GB にアップしました。
2.
ログ DB 容量の無制限化(DB 分割)
1 データベースの最大容量を 10GB に拡大したことで、1 データベースに約 1500 万件のログが格納でき
るようになりました。ログの件数がそれ以上になっても別のデータベースを用意して格納しますので、実
質的に格納可能なログの容量は無制限となりました。
3.
パフォーマンス DB の向上
1Agent につき1つのデータベースを割り当てるようにしました。
また、差分情報のみを保存するようにしたため、5 年分以上の情報を保存できるようになりました。
4.
ワークフォルダの変更
テンポラリファイルやデータファイル、データベースファイルのデフォルトの配置先を、プログラムイ
ンストールフォルダ配下から、Application Data フォルダ配下(Windows XP/2003 の場合)、ProgramData フ
ォルダ配下(Windows Vista 以降の場合)に変更しました。
5.
ウイルス対策ソフトウェアのサポート対象を追加
ウイルス対策ソフトウェア情報のサポート対象に以下の製品を追加しました。
6.
z
Norton AntiVirus & Norton Internet Security 2011
z
エフセキュア インターネット セキュリティ 2011
z
McAfee Total Protection 2011
z
ウイルスバスター 2011 クラウド
バックアップ DB 作成機能と DB 履歴管理機能のサーバーバックアップツールへの移行
バックアップ DB 作成機能と DB 履歴管理機能を、サーバーバックアップツールへ移行しました。
サーバーバックアップツールは、Soliton Smart Security のサーバー系コンポーネント共通のバックアップ
リストアツールです。詳細については、Soliton Smart Security ユーザーズガイド「7 サーバーバックアッ
プツール」を参照してください。
- 15 -
e-Care V5.2.1 リリースノート
7.
Agent アップデートジョブの仕様変更(KB000878)
以下の変更により、ネットワークの負荷を軽減しました。
・Smart Disk Management Console のインストールディスク作成ウィザードに、[32bitOS 用と、64bitOS 用
にインストールディスクを分割する(D)]の項目を追加しました。
[32bitOS 用と、64bitOS 用にインストールディスクを分割する(D)]にチェックして発行したディスク
を使用してアップデートを行うと、32 ビット OS には 32 ビット OS 用のディスク、64 ビット OS には
64 ビット OS 用のディスクがそれぞれ配布されます。
・Smart Disk Management Console でディスク ID を変更せずに設定情報のみを変更して発行したディスク
を使用してアップデートを行うと、設定の変更情報のみが配布されます。
8.
e-Care Agent の SNMP サポートと、IP 機器から SNMP 機器への昇格の廃止(KB000496)
e-Care Windows Agent、e-Care Windows Server Agent に SNMP 機器管理機能を付加することはできなくな
りました。SNMP Agent が実装されている場合でも、e-Care Agent を検出したあとに SNMP 機器として再検
出して[SNMP]タブを追加することはできません。
また、IP 機器として管理している状態から SNMP 機器へ昇格することができなくなりました。一度、登
録されている IP 機器を削除してから、SNMP 機器として新規に登録してください。
9.
[ReachOut 接続]メニューの廃止
Console メニューから[ReachOut 接続(H)]メニューを削除しました。
- 16 -
4
4
制約事項および注意事項
制約事項および注意事項
e-Care V5.2.1 での制約事項および注意事項について説明します。
4.1 制約事項
Manager のインストール、アンインストール
1.
OS サービスマネージャを起動していると Manager のインストール/アンインストールに失敗する
(KB000891)
Manager のインストール時およびアンインストール時に OS サービスマネージャを起動していると、サー
ビスの登録および削除に失敗します。
サービスマネージャを終了した状態でインストールおよびアンインストールを実行してください。
2.
既に追加 Console がインストールされている環境に追加 Manager をインストールできない(KB000478)
既に追加 Console がインストールされている環境に、あとから追加 Manager をインストールすることは
できません。
Controller サービス、Manager サービスの実行
3.
OS のデータ実行防止機能(DEP)によりサービスが異常終了する場合がある(KB000011)
Controller/Manager の OS のデータ実行防止機能(DEP)によりサービスが異常終了する場合があります。
以下の方法でデータ実行防止機能を無効にしてください。
①Administrator 権限のユーザーでログオンしてください。
②マイコンピュータを右クリックし、メニューの[プロパティ(R)]をクリックしてください。
③「システムのプロパティ」が表示されます。[詳細設定]タブで[パフォーマンス]の<設定(S)>ボタンをク
リックしてください。
④「パフォーマンスオプション」が表示されます。[データ実行防止]タブで、[次に選択するものを除く
すべてのプログラムおよびサービスについて DEP を有効にする(U)]を選択して、除外するプログラム
の一覧に Controller と Manager を登録してください。
Controller:
Manager:
C:¥Program Files¥Soliton Smart Security¥e-Care¥CatCtrl.exe
C:¥Program Files¥Soliton Smart Security¥e-Care¥Catfish.exe
※デフォルトのインストール先で表記しています。
⑤<OK>ボタンを 2 回クリックしてください。
4.
Controller サービス、Manager サービスを停止すると、アプリケーションエラーが発生する場合がある
(KB000788、KB001201)
サービスに負荷がかかった状態で Controller サービス、Manager サービスを停止すると、アプリケーショ
ンエラーが発生する場合があります。
Manager サービスを停止すると Catfish.exe、Controller サービスを停止すると CatCtrl.exe のアプリケーシ
ョンエラーが発生します。
- 17 -
e-Care V5.2.1 リリースノート
Console 操作と画面
5.
使用期限を過ぎているライセンスで Console を起動すると、Console 終了時にエラーメッセージが表示さ
れる(KB000860)
使用期限を過ぎているライセンスファイルを使用して Console を起動すると、Console が正しく終了しな
くなります。
なお、この状態から製品版ライセンスへ更新した直後にも同様の問題が発生しますが、ライセンスは正
しく変更されています。
6.
論理マップで Agent ビューのボタンが表示されない場合がある(KB000796)
Console 上で論理マップを表示したウィンドウを最大化すると、Agent ビューのボタン(最小化、元に戻
す、閉じる)が表示されない場合があります。
Agent ビューのボタンが表示されない場合は、Console メニューの[ウィンドウ(W)]-[重ねて表示(C)]また
は[ウィンドウ(W)]-[並べて表示(T)]をクリックしてください。
7.
Agent ビューのタブがすぐに変更されない場合がある(KB000797)
Agent アップデートなどにより Agent の情報が更新されても、Agent ビューのタブ内の情報がすぐに更新
されない場合があります。
Agent ビューを一度閉じて、開き直してください。
Manager 管理
8.
Controller のコンピュータ名と IP アドレスを同時に変更すると、追加 Manager が Controller と通信できな
くなる(KB000876)
Controller のコンピュータ名と IP アドレスを同時に変更すると、追加 Manager が Controller と通信できな
くなり、資産情報やテンプレート情報などが使用できなくなります。
Controller のコンピュータ名と IP アドレスを同時に変更した場合は、以下の操作を行ってください。
①Console メニューの[オプション(O)]-[Manager 管理(M)]をクリックしてください。
②Manager 管理画面で、追加 Manager を削除してください。
③Manager 管理画面で、追加 Manager を検出してください。
④追加 Manager を再起動してください。
9.
追加 Manager のホスト名が IP アドレスで表示される場合がある(KB000837)
追加 Manager の IP アドレスに変更があった場合、FQDN を再度取得しますが、FQDN が取得できなかっ
た場合は、ホスト名に IP アドレスが表示されます。
10. 接続 Manager 選択画面にアンインストールした追加 Manager が表示される(KB000531)
追加 Manager をアンインストールしても、アンインストールした Manager は、接続 Manager 選択画面に
表示されます。
接続 Manager 選択画面から削除するには、Console メニューの[オプション(O)]-[Manager 管理(M)]をクリ
ックし、Manager 管理画面で対象の Manager を削除してください。
11. Manager のコンピュータ名の変更直後、Manager に接続できない場合がある(KB000896)
Manager がインストールされているコンピュータのコンピュータ名を変更した場合、コンピュータ再起
動後、すぐには、DNS から変更後の FQDN が取得できず、Manager への接続に失敗することがあります。
ping コマンドなどで変更後の FQDN が取得できる状態になったことを確認してから、Manager のサービ
スを再起動し、Manager に接続してください。
- 18 -
4
制約事項および注意事項
Agent のインストール、アンインストール
12. OS サ ー ビ ス マ ネ ー ジ ャ を 起 動 し て い る と Agent の イ ン ス ト ー ル / ア ン イ ン ス ト ー ル に 失 敗 す る
(KB000892)
Agent のインストール時およびアンインストール時に OS サービスマネージャを起動していると、サービ
スの登録および削除に失敗します。
サービスマネージャを終了した状態でインストールおよびアンインストールを実行してください。
13. Agent アンインストールジョブは、セットアップ中にエラーが起きても検知しない(KB000774)
Agent アンインストールジョブでは、ジョブが実行できたかどうかだけをチェックします。
セットアップ中にエラーが起きても検知されず、ジョブの実行結果は「失敗あり」にはなりません。
Agent のアップデート
14. Agent の種類を変更するアップデートはサポート対象外(KB000530、KB000587)
e-Care Windows Agent から e-Care Windows Server Agent へのアップデート、および、e-Care Windows Server
Agent から e-Care Windows Agent へのアップデートは、サポート対象外です。
Agent の種類を変更する場合は、一度 Agent をアンインストールしてから、新規インストールを行ってく
ださい。
15. ファイル転送スクリプト機能で Agent アップデートが正常に行われない(KB000893)
ファイル転送スクリプト機能を用いて「SolAgt.exe」を実行しても、Agent アップデートは正常に行われ
ません。
ファイル転送スクリプト機能の「実行ファイル」で指定された実行ファイルは同期で実行され、スクリ
プト機能は実行ファイルが終了するまで待ちます。一方で起動された「SolAgt.exe」は機能を停止させよう
とするため、デッドロックを引き起こします。アップデートは、Agent リモートアップデート機能で行うよ
うにしてください。
16. ロック状態の Agent に対してアップデートジョブを実行すると再起動に失敗する(KB000895)
コンピュータのロック状態の Agent に対してアップデートジョブを実行すると、再起動必要時に再起動
に失敗し、ジョブの実行結果が「失敗あり」となります。
この現象は、ジョブ設定項目の「再起動必要時の動作」で[ファイル編集中の場合、保存確認メッセージ
を表示して再起動する(D)]を選択した場合に発生します。
手動で再起動を行ってください。Agent アップデートをジョブで実行する場合、ジョブ設定項目の「再起
動必要時の動作」には、[ファイルの保存を行なわずに、強制的に再起動する(C)]または[ユーザーが再起動
するまで待機する(U)]を選択してください。
17. Agent アップデート時に登録先 e-Care Manager の変更が反映されない場合がある(KB000578)
「登録先 e-Care Manager」の設定を変更して Agent をアップデートしても、Agent の登録先の Manager が
変更されない場合があります。
一度、Agent をマップから削除してから、再検出してください。
18. 旧バージョンからのアップデート後の Agent アップデートジョブ、Agent 全体アップデートジョブ作成時
にディスク情報が表示されない(KB000551)
旧バージョンからのアップデート後、Agent アップデートジョブ、Agent 全体アップデートジョブ作成時
のウィザードに、ディスク情報が表示されません。
アップデート後の Smart Disk Management Console でディスク情報を更新(アップデート)してインストー
ルディスクを再作成し、Controller へ転送すると、ディスク情報が表示されるようになります。
- 19 -
e-Care V5.2.1 リリースノート
Agent 検出とマップ管理
19. マップ表示形式を変更しても、設定が保存されない(KB000518)
論理マップおよび物理マップで、マップ表示形式(大きいアイコン/小さいアイコン/一覧/詳細)を変更
しても、設定は保存されません。Console を再起動すると、デフォルトの表示形式に戻ります。
論理マップ表示のデフォルトは「小さいアイコン」、物理マップ表示のデフォルトは「大きいアイコン」
です。
20. IP 機器が不正端末として登録される(KB000918)
IP 機器として登録されている Agent は MAC アドレスを取得しないため、不正端末として登録されます。
21. 複数のネットワークアダプタを持つコンピュータが e-Care Agent として登録されているにもかかわらず、
不正端末として登録される場合がある(KB000037、KB000045)
e-Care Agent 起動時に、いずれかのネットワークアダプタが無効、またはオフラインの状態になっている
場合、e-Care Agent 起動後しばらくしてから、ネットワークアダプタを有効にする、またはオンラインにし
たタイミングで不正端末として登録される場合があります。
※e-Care Agent に含まれている MAC アドレスを発見すると、不正端末として検出された Agent は自動的に
削除されます。
22. Agent の検出直後に[資産情報]タブの内容を編集できない場合がある(KB000897)
Agent 検出直後はデータがそろっていないため、Console から[資産情報]タブの内容を編集できない場合
があります。
一度ウィンドウを閉じてから再度 Agent を選択し、ウィンドウを開いてください。
23. Agent 検出を中止すると、検出結果に表示されなかった Agent が論理マップに登録される場合がある
(KB000898)
Agent の検出中に<中止(A)>ボタンをクリックすると処理が中止されますが、検出結果に表示されなかっ
た Agent が論理マップに登録される場合があります。
Agent 検出は非同期で動作しているため、中止しても、すぐに処理を止めることはできません。
24. Windows カテゴリに登録済みの Agent の IP アドレスで Agent 検出を実行しても、Agent は検出されない
(KB000022)
既に論理マップの Windows カテゴリに登録されている Agent の IP アドレスを指定して Agent 検出を実行
しても、対象の Agent を検出することはできません。
対象の Agent は、以下のいずれかの方法で検出することができます。
z
[Windows Agent の強制検出(F)]にチェックして Agent 検出を実行する。
z
論理マップから対象 Agent を削除し、Agent 検出を実行する。
- 20 -
4
制約事項および注意事項
インベントリ情報
25. エフセキュア アンチウイルス ワークステーションがインストールされているコンピュータのウイルス対
策ソフトウェアのパターンファイルバージョンが正しく取得できない場合がある(KB000885)
エフセキュア アンチウイルス ワークステーションがインストールされているコンピュータで、完全ス
キャン実行中などで負荷が高い状態のときにインベントリ情報を取得すると、ウイルス対策ソフトウェア
のパターンファイルバージョンが正しく取得できない場合があります。
26. 管理者指定ソフトウェアで、HKCU 以下のレジストリ値検索ができない(KB000879)
管理者指定ソフトウェアで、HKCU 以下のレジストリ値検索ができません。
27. 「Office 2010」をインストールした Agent の管理者指定ソフトウェアに「Outlook 97」が表示される
(KB000869)
「Office 2010」と「Outlook 97」が同じレジストリ値を使用していたため、e-Care V4.4.x からのアップデー
ト環境では、「Office 2010」をインストールした Agent の管理者指定ソフトウェアに「Outlook 97」が表示
されます。
不要な項目については、Console メニューの[オプション(O)]-[ソフトウェアデータベース(F)]をクリック
し、ソフトウェアデータベース一覧から削除してください。
28. ダイヤルアップ接続の場合、ネットワークアダプタの TCP/IP 情報に「DHCP 未使用」と表示される
(KB000532)
ダイヤルアップ接続の場合、DHCP で IP アドレスが割り当てられていても、ネットワークアダプタの
TCP/IP 情報には「DHCP 未使用」と表示されます。
29. Windows Vista 以降の OS で、ネットワークアダプタにダイヤルアップのアダプタが表示されない
(KB000504)
Windows Vista 以降の OS の場合、ダイヤルアップ接続を利用していても、
インベントリ情報の[ネットワー
ク]タブの[ネットワークアダプタ]に、ダイヤルアップのアダプタが表示されません。
30. 「ウイルス対策ソフトウェア」の名称が、インストールされている製品名と異なる場合がある(KB000498)
ソフトウェア情報の「ウイルス対策ソフトウェア」に表示される名称が、実際にインストールされてい
る製品名と異なる場合があります。
インストールされているソフトウェアの名称を確認したい場合は、ソフトウェア情報の「インストール
されているソフトウェア」で確認してください。
ベンダー別の標準ソフトウェア名称は、以下のとおりです。
z
「PC-cillin」、「OfficeScan」、「ServerProtect」
z
「McAfee VirusScan」
z
「Symantec AntiVirus」
z
「Norton AntiVirus」
z
「F-Secure Anti-Virus」
31. Windows 7 でネットワークアダプタのドメインサフィックス情報が取得できない(KB000919)
Windows 7 では、ネットワークアダプタのドメインサフィックス情報が取得できません。
- 21 -
e-Care V5.2.1 リリースノート
32. 日立ソフト社の秘文との共存時、管理者指定ソフトウェアで Notes / Domino 情報が取得できない
(KB000899)
Lotus Notes / Domino と日立ソフト社の秘文がインストールされている場合、管理者指定ソフトウェアで
Notes / Domino の情報は取得できません。
33. Agent コンピュータのドメイン/ワークグループ変更時、論理マップが自動更新されない(KB000900)
Agent コンピュータのドメイン/ワークグループを変更した場合、自動的に論理マップの表示は変更され
ません。
Agent コンピュータ再起動後、インベントリ情報を再取得してください。
34. 通信していない状態のネットワークアダプタの IP アドレスの設定値が取得できない(KB000015、
KB000016)
e-Care Agent がインストールされているコンピュータ、または Import Agent を実行したコンピュータのネ
ットワークアダプタが通信していない状態では、インベントリ情報で IP アドレスの設定値を取得すること
はできません。
この現象は、LAN ケーブルが接続されていない LAN アダプタの場合や、アクセスポイントと通信がで
きていない場合などに発生します。
35. 修正プログラムの情報が[Windows Update]の一覧に反映されない場合がある(KB000901)
Windows Update または Microsoft Update の修正プログラムの情報が、e-Care Agent のインベントリ情報の
[Windows Update]の一覧に表示されない場合があります。
この現象は、以下のいずれかの方法で修正プログラムをインストール、アンインストールした場合に発
生します。
z
手動で修正プログラムをインストールした場合
z
インストールされている修正プログラムをアンインストールした場合
e-Care Agent のインベントリ情報の[Windows Update]の一覧に表示される修正プログラムは、Windows
Update または Microsoft Update の[更新履歴の表示]から取得しているため、
Windows Update または Microsoft
Update の機能を使用せずに修正プログラムをインストール、アンインストールした場合は表示されません。
手動で修正プログラムをインストール、アンインストールした場合は、[インストールされているソフト
ウェア]の一覧で確認してください。
36. Agent のインストールおよびアップデート直後に「最終ログオンユーザー」が正しく表示されない場合が
ある(KB000012)
Agent のインストールおよびアップデート直後に、「最終ログオンユーザー」が正しく表示されない場合
があります。
インベントリ情報の再取得が行われると、正しく表示されるようになります。手動または自動で、イン
ベントリ情報の更新を行ってください。
37. Windows Vista で「ディスプレイ解像度」、「ディスプレイ色数」が正しく表示されない(KB000013)
Windows Vista では、「ディスプレイ解像度」、「ディスプレイ色数」が正しく表示されません。
38. SNMP 機器の[インターフェイス]タブで、仮想 NIC などの MAC アドレスが文字化けする場合がある
(KB000923)
SNMP 機器の[インターフェイス]タブの MAC アドレス情報では、仮想 NIC などの MAC アドレスが文字
化けする場合があります。
- 22 -
4
制約事項および注意事項
39. Domino サーバー7.0 で「Domino パーティションサーバー」機能を設定すると[Domino]タブが表示されない
(KB000008)
Domino サーバー7.0 で、インストール時に「Domino パーティションサーバー」機能を設定すると、[Domino]
タブが表示されません。
e-Care Windows Server Agent は、Lotus Domino パーティションサーバーには対応していません。
40. 後から Domino サーバーをインストールした場合、Domino サーバー監視・管理とバージョン情報が取得で
きない(KB000927)
e-Care Windows Server Agent が起動している状態で後から Domino サーバーをインストールした場合、
Domino サーバー監視・管理とバージョン情報が取得できません。
Agent コンピュータを再起動し、Manager から[インベントリ情報更新]を行ってください。
41. Lotus Notes/Domino 環境で、インベントリ情報更新時に対象コンピュータ上でパスワード入力が要求され
る場合がある(KB000928)
Notes.ini に KeyFilename フィールドしかなく、そこに User.ID が指定されている場合、インベントリ情報
更新時に対象コンピュータ上でパスワード入力が要求されます。
Notes.ini に ServerKeyFilename フィールドを追加し、そこに Server.ID を設定してください。設定の方法
は、Domino のヘルプを参照してください。
42. インベントリ情報に表示される Domino データベースサイズが Windows エクスプローラで表示されるデー
タベースサイズと異なる(KB000929)
インベントリ情報の Domino データベースサイズには、Windows エクスプローラで表示されるデータベー
スサイズとは異なる値が表示されます。
e-Care では、Domino 管理クライアントで表示されるデータベースサイズを表示しています。Domino の
仕様に依存します。
43. 旧バージョンからのアップデート後、無償版 Agent の最終通信日時に「1899/12/30 00:00:00」と表示され
る(KB001082)
旧バージョンからのアップデート直後、Agent のインベントリ情報の[最終通信日時]には、以下の値が設
定・表示されます。
z
無償版 Agent の場合:「1899/12/30 00:00:00」
z
有償版 Agent の場合:インベントリ更新日時
Agent と Manager 間で通信が行われると、最終通信日時が更新されます。
ソフトウェアライセンス管理
44. 購入数の設定画面で物理 Group を選択するとアプリケーションエラーが発生する(KB000751)
購入数の設定画面で[Group の種類]に[物理 Group(P)]を指定すると、アプリケーションエラーが発生しま
す。
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e-Care V5.2.1 リリースノート
ファイル転送
45. フォルダが違っても、転送ファイルに同名のファイルは指定できない(KB000902)
ファイル転送スクリプトの転送ファイル指定で、フォルダが違っても同名のファイルは指定できません。
同名のファイルがある場合は、ファイル転送スクリプトを分けて作成してください。
46. ファイル全体配信スクリプトで Manager 上のファイル/フォルダはファイルサイズが「0」と表示される
(KB000903)
ファイル全体配信スクリプト作成で Manager 上のファイル/フォルダを指定した場合、ファイルサイズが
「0」と表示されます。
Manager 上のファイルの有無を確認できないため、
「0」と表示されます。Manager 上にそのファイルが存
在することを確認の上、指定してください。また、サイズの確認も行ってください。
47. 実行ユーザーを指定してファイル転送を行うと、指定したユーザーの移動プロファイルが適用されない
(KB000528)
移動プロファイルを使用するユーザーをファイル転送スクリプトの実行ユーザーに指定してスクリプト
を実行した場合、そのユーザーがリモートデスクトップ接続を利用して e-Care Agent がインストールされ
ているターミナルサーバーにログオンすると、移動プロファイルが適用されません。
この現象は、ファイル転送スクリプトの実行直後のみ発生します。ログオンしなおしてください。
48. ファイル転送スクリプトのアプリケーション起動で、最後のアプリケーション以外に再起動をともなうア
プリケーションが存在すると、ジョブのステータスが「実行中」のままになる(KB000939)
ファイル転送スクリプトのアプリケーション起動で複数のアプリケーションを実行する場合、最後に実
行するアプリケーション以外に再起動をともなうアプリケーションが存在すると、ジョブのステータスが
「実行中」のまま、変化しなくなります。
49. Console 上のファイル/フォルダを指定して作成したファイル転送スクリプトジョブを Manager 共存の
Console から編集しようとすると、転送ファイルのアイコンに「×」印が表示される(KB000943)
Manager に追加 Console からリモート接続し、「Console 上のファイル/フォルダ」を指定してファイル転
送スクリプトジョブを作成した場合、Manager 共存の Console では、指定した転送ファイルのアイコンに
「×」印が表示され、転送ファイルのサイズは「0KB」と表示されてしまいます。
この状態でも、ジョブを実行すれば、ファイルは転送されます。
50. V4.4.x で Agent プル型のファイル転送ジョブを実行中のままアップデートすると、Soliton Smart Security
Agent 操作画面にファイル転送スクリプトが表示されなくなる(KB000883)
e-Care V4.4.x で Agent プル型のファイル転送ジョブを実行し、Agent 側でスクリプトを実行していない状
態のままアップデートすると、Soliton Smart Security Agent 操作画面の「ファイル転送スクリプト」の一覧
に、送信されたファイル転送スクリプトが表示されなくなります。
51. Windows Vista 以降の OS で、ファイル転送スクリプトの実行ユーザーに管理者権限がないユーザーを指定
すると、ファイル転送スクリプトが「実行中」のままになる場合がある(KB001177)
Windows Vista 以降の OS で、ファイル転送スクリプトの実行ファイルに、内部で管理者権限が必要な exe
を起動しようとするバッチファイル(.bat)を指定する場合、実行ユーザーに管理者権限がないユーザーを
指定しないでください。
管理者権限がないユーザーを指定した場合、ユーザーアカウント制御画面から管理者特権に昇格する必
要がありますが、この画面が表示されないため、ファイル転送スクリプトが「実行中」のままになります。
- 24 -
4
制約事項および注意事項
資産情報管理
52. [資産情報]タブで資産情報を更新する際、「資産情報の更新に失敗しました(エラーを特定できません)」の
エラーが発生する場合がある(KB000849)
[資産情報]タブで資産情報を編集して更新を保存する際、対象 Agent が削除されていると、「資産情報の
更新に失敗しました(エラーを特定できません)」というエラーが発生します。
53. V4.4.x からのアップデート時、文字列タイプの資産情報項目の入力文字タイプに「購入」での設定が引き
継がれる(KB000542)
e-Care V4.4.x からのアップデート時、資産情報項目の種類が「文字列(制限なし/半角のみ/全角のみ)」
の項目の入力文字タイプには、資産タイプ「購入」に設定されていたものが設定されます。
インベントリ情報のインポート
54. インポート Agent の最終インベントリ更新日時に、インベントリ情報をインポートした日時が設定されて
しまう(KB000986)
インポート Agent の[最終インベントリ更新日時]には、インベントリ情報を収集した日時ではなく、イン
ベントリ情報をインポートした日時が設定されます。
55. V4.4.x の Import Agent で作成されたインポートファイルはインポートできない(KB000510)
e-Care V5.0.x(InfoTrace Plus V3.0.x / Soliton Smart Security V2.0.x)以降の Import Agent で作成されたイン
ポートファイルのみ、インポートすることができます。
e-Care V4.4.x の Import Agent で作成されたインポートファイルは、インポートすることができません。
不正端末検出
56. V4.4.x の不正端末検出 Agent で不正端末を検出できない(KB001000)
e-Care V.4.4.x の不正端末検出 Agent を V5.2.x の e-Care Manager に登録しても、不正端末検出は行われま
せん。
不正端末検出 Agent を V5.2.x へアップデートしてください。
Windows サーバー管理
57. Windows Vista 以降の OS で拡張されたイベントログの情報をリモートモニタで参照したり、イベントログ
監視設定で監視対象にしたりすることはできない(KB000014)
Windows Vista 以降の OS で、Windows Eventing 6.0 により拡張されたイベントログの情報をリモートモニ
タで参照したり、イベントログ監視設定で監視対象にしたりすることはできません。Windows Server 2003
で出力されるイベントログと同等のログのみ、対象となります。
58. 未フォーマットのドライブが存在する場合、ドライブ使用率のパフォーマンスグラフなどでエラーが発生
する(KB000924)
e-Care Windows Server Agent のサーバーに未フォーマットのドライブが存在すると、ドライブ使用率のパ
フォーマンスグラフなどでエラーが発生します。
未フォーマットのドライブをフォーマットしてください。
- 25 -
e-Care V5.2.1 リリースノート
59. イベントビューアモニタの「ログの設定」の既定値が OS の規定値と異なる(KB000925)
Windows Server 2003 では、イベントビューアモニタの「ログの設定」の既定値に、OS の規定値と異なる
値が表示されます。
SNMP 機器管理
60. 「SNMP Trap Service」が起動している状態で Manager を起動すると、SNMP 機器の管理、検出ができな
い(KB000931)
Manager がインストールされているコンピュータで「SNMP Trap Service」が起動している状態で Manager
を起動すると、SNMP 機器の管理ができません。また、この状態で SNMP 機器の検出もできません。
他社製 SNMP Manager との共存環境で SNMP トラップの通知を e-Care で受信しないようにする場合は、
Manager 環境設定の[全般]タブで、[SNMP トラップの通知を受信する(S)]のチェックをはずしてください。
61. 受信する SNMP トラップをフィルタリングできない(KB000932)
受信する SNMP トラップを、特定の SNMP トラップを通知しないようにフィルタリングすることはでき
ません。
SNMP 機器側でトラップ通知設定を変更してください。
MIB コンパイル
62. MIB コンパイルに失敗する場合がある(KB000933)
MIB ファイルのテキスト型は 255 文字の文字制限があります。MIB ファイルの 1 行の長さは、255 文字
以下にしてください。
63. オブジェクトやトラップの定義がないファイルは MIB コンパイルできない(KB000998)
オブジェクトやトラップの定義がないファイルの MIB コンパイルを実行すると、以下のエラーが発生し
ます。
「snmpinfo.dat ファイルへ出力されるデータはありません。既にコンパイル済みの可能性があります。」
64. MIB コンパイルするファイルに定義されている全ての情報が存在しないと、コンパイルエラーになる
(KB000999)
MIB コンパイルするファイルに定義されている各オブジェクトの定義情報が、コンパイルする MIB ファ
イルに存在しないと、コンパイルエラーになります。
トラップ通知
65. Controller に送信できずに Manager に保存されたトラップは、最新の一万件のみ送信される(KB000764)
Controller との接続ができないために Manager に保存されたトラップは、次回 Controller に接続したタイ
ミングで、最新の一万件のみ送信されます。
Manager のトラップ受信時の動作には影響しませんが、トラップ一覧で古いトラップは確認できません。
Manager ログ一覧にて確認してください。
- 26 -
4
制約事項および注意事項
トラップ受信時の動作設定
66. 旧バージョンからのアップデート時、e-mail 送信の SMTP サーバーの設定が引き継がれない(KB000549)
e-Care V4.4.x からのアップデートの場合
「トラップ受信時の動作設定」の通知手段「e-Mail 送信」での SMTP サーバー設定は引き継がれず、
未設定の状態となります。
※テンプレートの場合は、SMTP サーバー設定も引き継がれます。
e-Care V5.0.x からのアップデートの場合
「Manager トラップ受信時の動作設定」の通知手段「e-Mail 送信」での SMTP サーバー設定は引き継
がれず、未設定の状態となります。
※テンプレートおよび「Controller トラップ受信時の動作設定」の場合は、SMTP サーバー設定も引き
継がれます。
SMTP サーバーが未設定の状態の場合、Manager 起動時に以下のトラップが発生します。
「SMTP サーバーの取得に失敗しました。トラップ受信時の動作設定で SMTP サーバーの再設定を
行ってください。」
トラップ受信時の動作設定を確認して、SMTP サーバーの設定を行ってください。
ジョブ管理
67. ジョブ一覧の並び替え後に任意のジョブを削除すると、Console が異常終了する場合がある(KB000519)
ジョブ一覧画面で、ジョブを並び替えたあとに任意のジョブを削除すると、Console がアプリケーション
エラーにより異常終了する場合があります。
メッセージ通信
68. ログオフ状態の Agent へのメッセージ通信はできない(KB000904)
デスクトップにログオンしていない(ログオフ状態の)Agent へのメッセージ通信はできません。
レポート出力
69. 全体チャートレポートで空白ページが表示される場合がある(KB000866)
全体チャートレポートで、タイトルのみの空白ページが表示される場合があります。
70. レポートの出力先にネットワークドライブを指定すると、ファイルの出力に失敗する(KB000841)
レポート出力先には、ネットワークドライブを指定しないでください。
71. ログ一覧画面を表示したまま全レポートを出力すると、レポート出力に失敗する場合がある(KB000586)
ログ一覧画面を表示したまま、すべてのレポートを対象にレポート出力ジョブを実行すると、レポート
出力に失敗する場合があります。
ログ一覧画面を終了した後、失敗したレポートの出力を再実行してください。
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e-Care V5.2.1 リリースノート
72. 「パフォーマンス情報一覧」レポートで、「週報」および「日報」の集計期間がずれる(KB000585)
「パフォーマンス情報一覧」レポートで「週報」または「日報」を指定した場合、以下のように集計期間
がずれて出力されます。
z
週報:日曜日~日曜日のデータ(8 日分)
z
日報:前日の 0 時~本日の 1 時のデータ(25 時間分)
73. 「 パ フ ォ ーマン ス 情 報 一 覧( ド ラ イ ブ 監視)」レポートで、「しきい値」に未使用率が表示される
(KB000577)
「パフォーマンス情報一覧(ドライブ監視)」レポートの「しきい値(警告)」および「しきい値(緊急/
エラー)」には、ドライブ監視の条件に指定した「使用率」ではなく、未使用率(指定した「使用率」を 100%
から差し引いた値)が表示されます。
74. CSV 形式レポートで、Vista のトレードマーク記号「TM」が「?」で出力される(KB000516)
Controller レポートおよび Manager レポートを CSV 形式で出力した場合、Windows Vista の「OS 名」のト
レードマーク記号「TM」が「?」で出力されます。
75. 出力レポートが予期しないところで改行されてしまう場合がある(KB000004)
Controller レポート出力および Manager レポート出力で、出力レポートが予期しないところ(項目の途中
など)で改行されてしまう場合があります。
この現象は、レポートファイルの出力形式が「HTML 形式」の場合に発生します。
76. V4.4.x からのアップデート時、任意出力レポートの設定情報が消えてしまう(KB000942)
e-Care V4.4.x で設定した任意出力レポートの情報は、Manager をアップデートすると消えてしまいます。
77. V4.4.x で作成した「Console で印刷」形式のレポート出力ジョブを実行しても、レポート出力されない
(KB001170)
e-Care V4.4.x からのアップデート環境で、アップデート前に「Console で印刷」形式で作成したレポート
出力ジョブを実行しても、プリンタで印刷したり、ファイルを作成したりすることはできません。また、
ジョブ詳細画面に<印刷>ボタンが表示されますが、クリックしても印刷することはできません。
「Console で印刷」の機能は、e-Care V5.2 で廃止されました。
DB 検索
78. DB 検索で日時の検索条件に「以前」を設定すると、該当項目が空白の Agent も検索される(KB000514)
Controller DB 検索および Manager DB 検索で、日時を指定する条件項目に「以前」の検索条件を設定する
と、該当項目が空白の Agent も検索結果に表示されます。
79. [メモ]タブの検索条件を指定して DB 検索した場合、期待する結果と異なる検索結果が表示されることが
ある(KB000920)
DB 検索の検索条件を異なる項目で検索を行う場合、それぞれの検索結果の AND 条件で検索されるため、
[メモ]タブの検索条件を指定すると、期待している検索結果と異なることがあります。
DB 検索の検索方法は、同一項目の検索条件同士は OR 条件で検索します。また、異なる項目の検索条件
は、それぞれの検索結果を AND 条件で検索します。ただし、[ソフトウェア]タブ内の項目では、AND、OR、
NOT の指定ができます。詳しくは、各タブの説明を参照してください。
80. “ひらがな”と“カタカナ”を区別して検索できない(KB000905)
Controller DB 検索および Manager DB 検索では、
“ひらがな”と“カタカナ”を区別して検索できません。
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4
制約事項および注意事項
81. V4.4.x からのアップデート時、DB 検索の設定条件が消えてしまう(KB000921)
e-Care V4.4.x で設定した DB 検索の条件は、Manager をアップデートすると消えてしまいます。
82. V5.0.x で作成した DB 検索ジョブの検索条件・検索条件テンプレートが正しく保存されていない場合があ
る(KB001181)
e-Care V5.0.x からのアップデート環境で、アップデート前に作成した DB 検索ジョブの検索条件・検索
条件テンプレートが正しく保存されていない場合があります。
アップデート後、設定を確認しなおしてください。
Windows Update
83. Windows Update ジョブで Windows Update を実行すると、エラーコード「0x8024402C」が表示される場
合がある(KB000907)
Agent がプロキシサーバーを使用する環境の場合、Windows Update ジョブを実行すると、以下のエラー
が表示される場合があります。
「Windows Update の起動に失敗しました(Unknown error 0x8024402C)。」
プロキシの設定を行ってください。
※エラーの詳細は、マイクロソフト社の Web サイトを参照してください。
「Windows Update Web サイトまたは Microsoft Update Web サイトで更新プログラムをインストール
するときにエラーコード 0x8024402C が表示される」
http://support.microsoft.com/kb/900936/ja
再起動とシャットダウン
84. Windows Server 2003 で、リモートのシャットダウンが実行できない場合がある(KB000765)
Windows Server 2003 で以下のいずれかの条件を満たした場合、シャットダウンが開始されない、または、
シャットダウン処理が完了しないことがあります。
z
スクリーンセーバーが起動している
z
ユーザー名とパスワードの入力ダイアログボックスが表示されている
z
Shutdown.exe などのプログラムをスケジュールタスクに登録してシャットダウンを実施してい
る
85. e-Care Agent がインストールされたコンピュータの再起動、シャットダウンができない場合がある
(KB000930)
e-Care Agent がインストールされたコンピュータの再起動、シャットダウンができない場合があります。
マイクロソフト社、および、ご使用のハードウェアのベンダーが提供しているパッチまたはアップデー
トプログラムを確認してください。また、各ベンダーのサポート情報もあわせて参照してください。
他製品との共存
86. シトリックス・システムズ社の Citrix XenApp 環境、および Windows ターミナルサーバーで、e-Care Agent
が正常に動作しない場合がある(KB000908)
シトリックス・システムズ社の Citrix XenApp 環境や Windows ターミナルサーバーに e-Care Agent をイン
ストールした場合、51 ユーザー(セッション)以上が同時アクセスしている環境では、e-Care Agent が正
常に動作しないことがあります。
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e-Care V5.2.1 リリースノート
問合せメモ
87. 問合せメモの実行中に Manager をアップデートすると、エラーログが記録される場合がある(KB000884)
e-Care V4.4.x の環境で問合せメモを作成して Agent へ問合せしている状態で Manager を V5.2.x へアップ
デートすると、Agent と Manager が接続するタイミングで、以下のエラーログが記録される場合があります。
「メモ (メモ名称) の送信に失敗しました ( エラーを特定できません )。」
Agent を V5.2.x へアップデートしてください。
4.2 注意事項
1.
ライセンス(KB000909)
e-Care ライセンスは、Soliton Smart Security ライセンスに統合されました。他のライセンスと同時に購入
してください。
2.
動作環境(KB000910)
資産管理セットアップガイドの「動作環境」を満たしていれば、原理上は動作します。ただし、動作環
境(ハードウェア構成)やインストールソフトウェアの組み合わせによっては正しく動作しない場合もあ
ります。導入前に事前検証を十分に行ってから導入してください。
3.
Controller / Manager / Console インストール時の再起動(KB000911)
Controller / Manager / Console のインストール時に、コンピュータの再起動が要求される場合があります。
この場合コンピュータ再起動後のインストール完了まで、e-Care サービスの開始などを手動で行わないで
ください。
4.
ログオンスクリプトによる Agent インストール(KB000915)
e-Care Agent インストールのログオンスクリプトの指定で、起動オプション「start /min <実行ファイル
名>」を使用しないでください。
5.
SQL Server のサービス・プロセスの停止禁止(KB000020)
Controller / Manager サービスは、SQL Server を使用しています。Controller / Manager サービス動作中に、
SQL Server の以下のサービスやプロセスを停止させないでください。
6.
z
サービスの名前:SQL Server(ECARE)
z
プロセス名:sqlserver.exe
データベースの変更禁止(KB000914)
e-Care が使用しているデータベースを直接参照・編集したり、設定を変更したりしないでください。
7.
ノード画面の IP アドレスと[ネットワーク]タブの IP アドレスの違い(KB000916)
ノード画面に表示される IP アドレスは、Manager 側から見た Agent の IP アドレス(通信可能な IP アド
レス)です。[ネットワーク]タブに表示される IP アドレスは、Agent 側で取得したネットワーク情報です。
Manager と Agent 間に NAT などがある場合、IP アドレスの相違が生じます。また、NAT がない場合でも
Agent の IP アドレスを変更すると、一時的に相違が生じます。このような場合は、該当 Agent から「イン
ベントリ情報更新」を手動か自動で行って、両者を一致させてください。
- 30 -
4
8.
制約事項および注意事項
アクセス可能ユーザーの設定(KB000917)
「アクセス可能ユーザーの設定」で、Windows カテゴリの[Import]グループへのアクセスを制限しないで
ください。[Import]グループへのアクセスを制限すると、制限されたユーザーが「インベントリ情報のイン
ポート」を行った場合、インポート結果を確認できなくなります。
また、Agent の自動登録や検出登録では、Agent はデフォルトでドメイングループに登録されます。この
ドメイングループへのアクセスを制限すると、制限されたユーザーは Agent の登録を確認できなくなりま
すので、注意してください。
9.
Agent の Manager 間移動で移動できない Agent と情報(KB000503)
Agent の Manager 間移動で、Manager 間で管理対象をドラッグ&ドロップして移動する場合、移動できな
い Agent と情報があります。
以下の Agent の場合、および、移動対象の Group に以下の Agent が 1 つでも含まれている場合は、ドラ
ッグ&ドロップできません。
z
UNIX Agent
z
V4.4.x および V5.0.x の e-Care Agent
z
Manager 間移動が完了していない Agent
以下の情報は、移動先 Manager に引き継がれます。
z
端末管理 ID
z
インベントリ情報
z
資産情報
z
Windows サーバー監視設定
z
Domino サーバー監視設定
z
SNMP 監視設定
z
Ping によるポーリング監視設定
z
MIB アクセスポリシー
以下の情報は、移動先 Manager に引き継がれません。
z
物理マップ情報
z
管理者メモ
z
問合せメモ
z
コマンドメニューのカスタマイズ
z
ジョブの実行(設定していた情報)
10. WMI が正常に動作していない Agent のインベントリ情報(KB000851)
WMI(Windows Management Instrumentation)が正常に動作していない Agent のインベントリ情報は、空
で登録されます。
11. Domino サーバー停止とインベントリ情報更新(KB000934)
Domino サーバーを監視・管理している e-Care Agent のコンピュータで Domino サーバーを停止しインベ
ントリ情報更新を行った場合、Domino に関するインベントリ情報更新のみ失敗します。
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e-Care V5.2.1 リリースノート
12. ファイル転送スクリプトの実行ファイル(KB000913)
ファイル転送スクリプトで指定する「実行ファイル」には、自己完結型(ユーザーがキー入力する必要
がなく、処理終了後、プログラムも終了するもの)のプログラムを指定してください。キー入力待ちにな
るようなプログラムを指定した場合、ファイル転送スクリプトは実行中のままになります。
13. アップデート対象のバージョン(KB000935)
旧バージョンからのアップデートは、Controller、Manager、Console、Agent とも、すべて V4.4.0 以上か
らのみサポートしています。
それ以前のバージョンの場合は、V4.4.0 へアップデート後、V5.2.1 へアップデートしてください。また
は、旧バージョンをアンインストール後、V5.2.1 を新規インストールしてください。
14. 旧バージョンからのアップデート方法(KB000936)
旧バージョンからのアップデート方法については、Soliton Smart Security アップデートガイドを参照して
ください。
15. 旧バージョンからのアップデート直後のログ出力について(KB000938)
旧バージョンからのアップデート時、インストールされているソフトウェアに変更がないにもかかわら
ず、「ソフトウェア「(ソフトウェア名称)」が追加されました。」、「ソフトウェア「
(ソフトウェア名称)」
が削除されました。」のログが記録される場合があります。
「インストールされているソフトウェア」の取得方法の変更によるものですので、無視してください。
16. 旧 Agent の互換性について(KB000937)
旧バージョンからのアップデート途中などで e-Care V5.2.x の環境に旧バージョンの e-Care Agent が存在
する場合、旧 Agent に対する機能の一部が制限されます。
詳細は、「付録 A 旧 Agent の機能制限」を参照してください。
17. V4.4.3 以前の Agent を対象にした Agent アップデートジョブについて(KB001210)
e-Care V4.4.3(Soliton Smart Security V1.2.4)までの既知の問題として、以下の問題がありました。
z
Agent のアップデートジョブやファイル転送ジョブなどが正常に完了しているにもかかわらず、
ジョブ詳細画面で、ステータスに「失敗」、詳細に「○○に失敗しました(TCP 接続に失敗しま
した)」と表示される場合がある
この問題は、e-Care V4.4.4 で改善されています(「Soliton Smart Security V1.2.5 リリースノート」参照)
が、この改善が反映されていない V4.4.3 以前の Agent を対象にした Agent アップデートジョブを実行する
と、同様の問題が発生します。
Agent アップデートジョブの実行結果をジョブ詳細画面で確認せず、DB 検索ジョブと Agent アップデー
トジョブを連鎖させたジョブを定期的に実行することで、Agent のバージョンアップを行うことが可能です。
その一例を以下に示します。
①Console メニューの[設定(S)]-[Manager ジョブ(M)]をクリックし、Manager ジョブ一覧を表示します。
DB 検索ジョブを作成します。
②メニューの[ファイル(F)]-[新規作成(N)]-[DB 検索(W)]をクリックします。
③DB 検索ステップ 1/3 画面が表示されます。ジョブ名を指定し、<次へ(N)>ボタンをクリックします。
④DB 検索ステップ 2/3 画面が表示されます。[条件候補]から[コンポーネント]タブの[Soliton Smart
Security Agent バージョン]を選択し、<追加(A)>ボタンをクリックします。
⑤検索条件設定画面が表示されます。[Soliton Smart Security Agent バージョン]に「1.2.4」、包含条件に「以
下」を指定し、<追加(A)>ボタンをクリックします。
- 32 -
4
制約事項および注意事項
⑥DB 検索ステップ 2/3 画面に、指定した条件が表示されます。<次へ(N)>ボタンをクリックします。
⑦DB 検索ステップ 2/3 画面が表示されます。終了時の動作および実行日時を指定し、<完了>ボタンをク
リックします。
⑧Manager ジョブ一覧に、作成した DB 検索ジョブが表示されます。
DB 検索ジョブと連鎖する Agent アップデートジョブを作成します。
⑨作成した DB 検索ジョブを選択し、右クリックのメニューから[新規作成(N)]-[Agent アップデート(A)]
をクリックします。
⑩Agent アップデートステップ 1/4 画面が表示されます。ジョブ名を指定し、[指定ジョブの実行 Agent
を対象とする(Q)]を選択して、<次へ(N)>ボタンをクリックします。
⑪Agent アップデートステップ 2/4 画面が表示されます。アップデートで使用するディスク情報を選択し、
<次へ(N)>ボタンをクリックします。
⑫Agent アップデートステップ 3/4 画面が表示されます。アンインストールパスワード(任意)および再
起動必要時の動作を指定し、<次へ(N)>ボタンをクリックします。
⑬Agent アップデートステップ 4/4 画面が表示されます。[自動で実行する(D)]、[指定ジョブ終了後実行]
を選択し、作成した DB 検索ジョブにチェックします。終了時の動作、Agent 起動待機を指定し、
<完了>ボタンをクリックします。
⑭Manager ジョブ一覧に、作成した Agent アップデートジョブが表示されます。
Manager ジョブ一覧をツリー表示にすると、指定ジョブ終了後実行するジョブの確認ができます。メニ
ューの[表示(V)]-[表示切替(S)]-[ツリー表示(G)]をクリックしてください。
※「ジョブ終了後実行」の詳細については、「e-Care V5.2 ユーザーズガイド」(「6.5.1.2 Manager ジョブ
を作成する」「[指定ジョブの実行 Agent を対象とする(Q)]を選択した場合」)を参照してください。
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e-Care V5.2.1 リリースノート
付録
付録A
旧Agentの機能制限
e-Care V5.2.x 環境での旧 Agent(V4.4.x、V5.0.x)の機能制限は、以下のとおりです。
○:操作可能、×:操作不可、-:機能なし
項目
Manager / Console
Agent リモートアップデート
Agent リモートアンインストール
Agent 自動登録
Agent 検出
インベントリ情報更新
トラップ受信
・サーバー監視のトラップ
・InfoTrace からのトラップ
Agent 情報の引き継ぎ
・インベントリ情報
・問合せメモ
・資産情報
・監視設定
・ファイル転送
トラップ受信時の動作設定
メッセージ通信
問い合わせメモ
再起動
シャットダウン
ファイル転送
資産情報未入力項目催促
監視設定
リモートモニタ
パフォーマンスグラフ
資産情報入力
Agent
資産情報の変更
問合せメモの回答
メッセージ通信
申請
不正端末検出
インベントリ情報送信
Agent バージョン
V4.4.x
V5.0.x
○
×
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
備考
V4.4.x の Agent では、メニューが無効になります。
旧 UNIX Agent は自動登録されません。
旧 UNIX Agent は検出できません。
V5.0.x の Agent では、問合せメモ・監視設定の情報は
ありません。
○
○
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
○
○
-
-
-
○
○
-
-
-
△
○
×
○
×
-
×
○
×
-
×
○
×
○
V4.4.x の Agent では、一覧に表示されません。
V4.4.x の Agent では、メニューが無効になります。
メニューが無効になります。
メニューが無効になります。
メニューが無効になります。
V4.4.x の Agent では、メニューが無効になります。
V4.4.x の Agent では、メニューが無効になります。
メニューが無効になります。
メニューが無効になります。
メニューが無効になります。
Console からの入力は可能ですが、
V4.4.x の Agent では、Agent 側に反映されません。
V4.4.x の Agent では、Agent 側で通信エラーとなります。
V4.4.x の Agent では、Agent 側で通信エラーとなります。
V5.0.x の Agent では、問合せメモの機能はありません。
V4.4.x の Agent では、Agent 側で通信エラーとなります。
V4.4.x の Agent では、Agent 側で通信エラーとなります。
V5.0.x の Agent では、申請の機能はありません。
V4.4.x の Agent からの検出結果を、Manager は受信しま
せん。
V4.4.x の Agent では、Agent 側でエラーとなります。
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