平成28年度　高校生を対象とした「出張オープンキャンパス」の講座理工学域　機械工学類 ※各学類毎に，希望するテーマを第３希望まで選んでください。ただし，ご希望の講座で実施できない場合があります。また，２か月前までにお申し込みくださいますようよろしくお願いいたします。 No. 学類・コース講座名称講座の概要エネルギー・環境と機械工学地球環境の保全，エネルギー消費量の削減，経済成長の維持というトリレンマの克服のため，今後，普及が期待される創・省エネルギー技術，環境保全技術，CO2回収・利用技術など最新の研究内容を交えてエネルギー・環境と機械工学の結びつきについて説明します。材料開発と機械工学地球温暖化が叫ばれ二酸化炭素（CO2）排出量の削減が必要とされています．さらに，原子力発電所の事故をきっかけに注目されているエネルギー問題の解決も急務です。また，国内で製造される高性能機器には，レアアース金属や貴金属など，高価で希少な元素が使われているため，使用量の削減，代替材料の開発が不可欠です。これらの諸問題に，材料開発や機械工学がどのように貢献しているか説明します。 3 機械工学類機械とものづくり自動車や家電など私達が普段目にする製品は，多くの部品を組み合わせてそれぞれの機能を持たせた機械です。工作機械，ロボット，食品，医療，スポーツなど殆ど全ての分野で扱っている機械について，「ものづくり」という観点からわかりやすく説明します。 4 機械工学類機械工学を支える基礎科学数学と物理学は，機械工学だけでなく工学の基礎を支えています。本講義では，数学や物理学が工学の中でどのような役割を果たしているかを，身近な具体例を使い，高校レベルの知識のみを仮定して解説します。機械と制御機械は，基本的には物理学や幾何学に則って動きますが，実際にはそれらでは扱いきれない「運動のずれ（誤差）」があります。ずれがあっても，それをセンサで測りモータ等の駆動を補正することで，できるだけ理想的に動かそうという実用的な考え方が制御工学です。 6 機械工学類機械と不思議本テーマでは，機械や構造物とその周辺に見られるさまざまな物理現象のうち，主に熱/流れ/材料/構造に関わる不思議な現象を取り上げ，機械の高性能化/安全性向上に役立ち，応用される面白い現象などを幅広く紹介します。 7 機械工学類ヒトのための機械工学現在，機械は人間生活に密接に結びついています。例えば，現代の医療は工学の支えなくしてはあり得ません。本講義では，医療の分野で工学がどのように役立っているかなど，ヒトのための機械工学について分かり易く説明します。 1 機械工学類 2 機械工学類 5 機械工学類担当部署　学生部入試課学生募集係　076-264-5189 http://www.kanazawa-u.ac.jp/enter/kengaku/syuchokougi.html