アプリケーション・パフォーマンス・ブリーフ: Microsoft E メール・アプリケーション パフォーマンス・サマリ > 支店/拠点での総合的なユーザー体 験と生産性を向上 > Eメールを34倍の速さで送信するた め、従来は数分かかっていた送信も 数秒で送信を完了 > Blue Coat MACH5テクノロジーに よる、スムーズなEメール・オペレー ションを行うためのMAPI 2003プロ トコル最適化を提供 Blue Coat アプライアンスによる Microsoft E メール・ア プリケーションの加速化と最適化 企業向け E メール・アプリケーションは、コミュニケーション、コラボレーション、スケジューリング の各種機能を通じてユーザー同士をつなげ、その生産性を高めることから、業務を支える基幹的な役割を 担っています。そのため、多くの IT 組織は、遅延が発生するネットワークや狭い帯域幅のネットワーク であっても、E メール・オペレーションをスムーズに行えるように、多大な労力を注いでいます。Microsoft Exchange 2003 および Outlook 2003 などの E メール・システムやアプリケーションでは、現在の分散型 組織のニーズを受けて、エンド・ユーザー体験を向上させながら帯域幅要件を緩和するために、同期機能 や最適化機能が強化されています。 これらの新しい機能は、遅延や狭い帯域幅に起因する問題の対応策となることもありますが、支店/拠点 のユーザーは、十分なパフォーマンスを得られていないのが現状です。ブルーコートは、パフォーマンス やレスポンス・タイムの向上、帯域幅使用率の削減と優先順位の割り当て、さらには、E メール処理にか かる時間の大幅な削減を実現できる、MACH5 テクノロジーをベースとしたエンド・ツー・エンドのソ リューションを提供します。 WAN 上での Microsoft E メール・アプリケーションの使 用 Microsoft の E メール・アプリケーションは、ミッション・クリティカルかつビジネス・クリティカルなも のです。これらのアプリケーションは、メッセージングやスケジューリング、さらに多くの場合、ファイル 転送やコラボレーションを行うために使用されます。支店/拠点のユーザーは、同じ支店/拠点内のユーザー テスト・シナリオ これらのテストは、Windows XP SP2にOutlook2003をインストール したワークステーションと、 Windows 2003 SP2にExchange 2003をインストールしたサーバー を使用して実施されました。テスト は、遅延が100msの1.544Mbpsの (T1) WANリンクをシミュレートし て行われました。 > 支店ユーザーを想定したテストで は、同一支店内の1人のユーザーから 別のユーザーにEメールを送信して います。 > ブロードキャストを想定したテスト では、ある支店から、本社の複数の ユーザーにEメールを送信していま す。 > コールド・テストは、トラフィック がまったくBlue Coatアプライアン スを通過していない状態で開始して います。 > ウォーム・テストは、同一または類 似したトラフィックがすでにBlue Coatアプライアンスを通過してい る状態で開始しています。 に向けた E メールであっても、WAN 経由で送信されていることを把握していないため、組織内ユーザー宛 のメールにサイズの大きいファイルを添付することも珍しくありません。このような E メールは、送信に時 間がかかるだけでなく、WAN 回線の輻輳を招き、他のアプリケーションのパフォーマンス低下につながり ます。 Outlook 2003 および Exchange 2003 の最適化機能と MAPI 2003 のプロトコル改善機能を併用するだけ では、支店/拠点でのスムーズかつ問題のないユーザー体験を得るには十分ではありません。Exchange キャッシュ・モードを使用すれば、リモート・ユーザーがオフラインで作業することで生産性を維持する ことはできますが、メールの送受信パフォーマンスを低下させる WAN の遅延や狭い帯域幅に起因する根 本的な問題を解決するものではありません。 パフォーマンス・テストの結果 Outlook 2003 および Exchange 2003 を使用したテストにおいて、Blue Coat SG アプライアンスは、処理 完了時間を 24 分の 1 以下に短縮することができました。これらのテストでは、 遅延が 100ms の 1.544Mbps (T1) WAN リンクで、5MB のファイルを添付した E メールを、支店から本社にいる複数のユーザーに送 信しました。 Blue Coat アプライアンスによる Microsoft E メール・ア プリケーションの加速化と最適化の実現方法 ブルーコートの MACH5 による TCP 最適化および MAPI 2003 プロトコル機能拡張は、WAN を介した Microsoft E メール・アプリケーションのパフォーマンスを向上させ、加速化させます。バイト・キャッ シングおよび圧縮テクノロジーによって冗長なデータや添付ファイルを減らしながら、一括処理および事 前キャッシュによって、E メールのダウンロード時に LAN 環境に近いパフォーマンスを得ることができ ます。さらに、ブルーコートのソリューションは、帯域幅管理/QoS 機能も適用できることから、あらゆ るクラスのトラフィックに優先順位を割り当てて、信頼性の高い E メール・サービスを提供できるよう になります。 アプリケーション・パフォーマンス・ブリーフ: Microsoft E メール・アプリケーション Blue Coat アプライアンスの利点 E メール送信時間の短縮 バイト・キャッシングおよび圧縮テクノロ ジーによって、特に冗長な添付ファイルが あるケースなど、Eメールの送信時間が大 幅に短縮できます。 帯域幅使用率の削減 Eメールの添付ファイルの圧縮およびバイ ト・キャッシングにより、WANを介して送 信されるデータ量を削減できます。 QoS および帯域幅管理 Blue Coatアプライアンスを導入すること で、Eメール・トラフィックに的確な優先 順位を割り当て、使用帯域幅を管理できる ようになるため、信頼性の高いEメール送 受信を実現します。 Blue Coat MACH5 加速化テクノロジーについて Blue Coat MACH5 テクノロジーは、5 つの異なるアプリケーション管理テクノロジーや調整テク ノロジーを組み合わせて、アプリケーションのパフォーマンスと帯域幅使用率を大幅に向上させる ことを目的とした、特許出願中の技術です。ネットワークのエッジであっても中心であっても、 MACH5 テクノロジーを導入すれば、アプリケーション配信におけるあらゆる課題に対処できる強 力なツールキットとなります。以下のような機能が提供されます。 帯域幅管理 ポートやデバイスだけでなく、ユーザー、アプリケーション、およびコンテンツに基づいて優先順 位とネットワーク・リソースを割り当て、企業ポリシーをより正確にネットワークに反映します。 単体で機能させても、インフラストラクチャ QoS と統合しても、パケット交換ネットワークにア プリケーション・インテリジェンスをもたらします。 プロトコル最適化 WAN 上の非効率なプロトコルのパフォーマンスを固有の機能強化によって改善し、WAN で一般 的に発生する、より大きな遅延に耐えられるようにします。ブルーコートは 10 年以上にわたり、 ネットワーク・プロトコルを最適化する製品や、TCP、CIFS、HTTP、HTTPS、MAPI をはじめと するほぼすべてのストリーミング・ビデオや IM のプロトコルに対するさまざまな改善策を提供し 続けています。 バイト・キャッシング バイト・ストリームで検出された反復トラフィックをキャッシュして、ローカルで処理し、実際に WAN を経由するトラフィックの量を削減します。ネットワーク・トラフィックに対してカスタマ イズされた圧縮アルゴリズムのように機能して、帯域幅を大幅に節約します。 オブジェクト・キャッシング ファイル、ビデオ、および Web コンテンツをローカルに格納し、従来の広域ファイル・サービス のオーバーヘッドやリスクなしに、LAN 環境に近いパフォーマンスを WAN ユーザーに提供します。 コンテンツ配信については、回線の遅延と帯域幅を減らしてエンド・ユーザー体験を向上させるテ クノロジーとしては、これを上回るものはありません。 圧縮 インライン圧縮では、初めてのアクセス先であっても、予測可能なパターンによってデータを縮小 できます。これは、バイト・キャッシング・テクノロジーを補完する理想的な機能です。 Blue Coat ProxyClient について ブルーコートのセキュア Web ゲートウェイと加速化テクノロジーを備えた ProxyClient は、アプ リケーション配信をデスクトップにまで拡張します。ProxyClient は、キャッシング、圧縮、プロ トコル最適化を含む MACH5 テクノロジーを使用することで、ローミング・ユーザーや小規模の支 店での Web アプリケーションおよびオフィス・アプリケーションを加速化します。ProxyClient は、インストール、設定、導入、および継続的な管理のための作業が単純かつ容易であり、ユーザー に LAN 環境に近い操作性とブルーコートの Web フィルタリングを提供します。 Copyright ©2009 Blue Coat Systems, Inc. All rights reserved worldwide. 本ドキュメントのいかなる部分も、Blue Coat Systems, Inc.の書面による許可なく、いかなる手段でも複製または電子媒体に変換することを禁 じます。仕様は予告なく変更される可能性があります。本ドキュメントに記載されている情報は正確で信頼できる内容ですが、Blue Coat Systems, Inc.はそれを使用することに対して一切の責任を負わないものとしま す。ブルーコート、ProxySG、PacketShaper、および IntelligenceCenter は Blue Coat Systems, Inc.の米国および世界各国での登録商標です。本ドキュメントで使用されているその他のすべての商標は、それぞれの所 有者の所有物です。 v.DS-AB-MSEMAILv2-1-0208
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