学校だより 赤 豊かな感性 心(せきしん) 確かな知性 №5 あふれる意欲 2016.6.23 ぜひ、クラスや学年で「いじめ」について考える機会を ~全校集会から~ 6月に行われた全校集会で、学校長より、次のような内容の話がありました。 u ◆ ◆ 昨年度の2月26日(金)に キャリア教育講演でサンデンの 吉田様にご講演をしていただき ました。2、3年生は、そのと きの話を覚えていますか。その 日の帰りに皆さんは講演会の感 想を書きました。後日、その感 想を吉田さんにお渡ししましたが、そのお礼の手紙が届きましたので、はじめに、その手紙を紹 介します。 赤堀中学校2,3年生の皆さんへ お元気ですか? 先日講演したサンデンの吉田です。進級、おめでとうございます。講演の感想を校長先生よ り送っていただきました。とても嬉しかったので、そのお礼をさせてください。 皆さんの感想を読ませていただき、私の伝えたいことが伝わっていたみたいで安心しました。 これも、お話しした「多面的にみる」の考えで一つの例として皆さんが参考にしていただけた ら嬉しいです。 実は、いま私自身も「本当にこれでいいのか?」 「このままで目標や夢が達成できるのか?」 と考えている最中です。特に皆さんの感想を読ませてもらって、更にその思いが強くなってき ました。そう思わせてくれるような感想をありがとうございました。 私たち大人でも常にこのように悩みながら進んでいるのだから、皆さんはその何倍も悩んで 進んでいくことでしょう。「悩んだ分だけ成長できる」「悩んだ分だけ夢や目標を見つけた時 の喜びが倍増する」と、プラスの力に変えられるよう道を切り開いていってください。また、 一人で悩まずいろいろな人の意見を聞くことを忘れずに。 すばらしい未来に皆さんがたどりつけることを期待します。 サンデンHD 製造本部 吉田修一 ぜひ、皆さんも自分の目標に向けて、しっかりと頑張っていってほしいと思います。 ※裏面へ 皆さんの目標を実現するにあたり、もう一つ話があります。 玄関の掲示板に貼ってあるものを思い出してみてください。何が貼ってあるか、わかりますか。 そこには、赤堀地区の小中学校が集まって毎年話し合いを行っている、いじめ防止子ども会議 で決めたことが、掲示されています。 一昨年の「赤堀地区いじめ防止子ども会議宣言2014」どのようなものであったか、確認してみ ましょう。 「赤堀地区いじめ防止子ども会議宣言2014」 ① 私は、自ら挨拶をしたり、いじめ防止のポスターを掲示したりして、いじめ防止に努めます。 ② 私はいじめを見かけた時、一人で言えない時は、友達と協力して、いじめをやめさせるよう に行動します。 ③ 私たちは、いじめをしないことを盛り込んだ学級目標や約束を作ります。 さらに、昨年の赤堀地区いじめ防止子ども会議では、2014年の宣言から実践目標に変わりました。 「赤堀地区いじめ防止子ども会議実践目標2015」 ① 私たちは、いじめに対する自分の考え(意思)をきちんと持ち、日々の学校生活を過ごします。 ② 私は、友達や保護者と協力して、いじめがあった時に相談しやすい環境作りに努めます。 ③ 私たちは、いじめをなくすために、お互いで注意しあい、良い人間関係を築いていきます。 この6つのことを、よく考えてください。 「自分をよくしていこう。」まず、このことをやってみてください。それが自分で立てた目標 の実現につながっていきます。 そして、周りの人に関心を持ってください。 「○○君は、がんばっているな。○○なところを自分もまねしてみよう。」 このような見方で友達を見て、自分なりに行動をしてみてください。 “かがやけ、赤中生”です。 もう一度、みんなで考え、行動していってほしいと思います。 ※“かがやけ、赤中生”とは、 今年度、生徒会が掲げた赤堀中の学校生活目標です。 「か=活気 u が=ガッツ や=躍動 け=けして諦めない」の頭文字をとったものです。 ◆ ◆ 今週末の期末テストが終われば、今学期も残り1ヶ月弱となります。 ぜひ、もう一度、自分なりの目標を確認してもらいたいと思います。 また、クラスや部活などの仲間を大切に、有意義に生活してもらいたいと思います。 今年度、赤堀中では、生徒の自己肯定感(自分に自信を持つ気持ち)や自己有用感(人の役に 立つと感じる気持ち)の育成を目標にしています。 この集会での学校長の話は、自他の日頃の姿をもう一度思い返し、それぞれの目標実現のため に自分ができることを明確にするとともに、他から学ぶ姿勢も大切にしていこうというものです。 生徒が、学級や部活動において充実感や自己肯定感、自己有用感が得られるよう、一人一人の 希望や能力に応じた役割を持たせる環境づくりと感動ある教育活動の展開に努めてまいります。
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