友よ築かん№18 - 中野市立中野平中学校

中野市立中野平中学校研究通信
No18
2012 年 11 月 12 日(月)
研究部
1学年 授業公開記録
社会科
小澤祐介
1 日
時:平成24年
11 月 7 日(水) 第5校時
2 授業学級:1年4組 男子 16 名
女子 14 名
計 30 名
3 授業単元:『古代までの日本』
教科書P30∼31「弥生文化と邪馬台国」
4 ジャンプ課題:「稲作が広まってどのように社会が変化したのか、戦争・小さな国・王の語句を使って説明
しよう。」
5 授業者反省
前時、「縄文時代の村の様子」を生徒たちとともに確認した。「川や海のそばで生活をしている」
「たて穴
住居で暮らしている」
「木の実を採っている」など、1 枚の絵から多くの発見をしていた。今回の授業では、
縄文時代と弥生時代の村の様子を比較しながら、人々の生活の違いについて発見しながら、弥生時代の社会
を理解していくことを主眼とした。
弥生時代という言葉や、この時代に稲作が広まってということは、小学校の知識として持っているため、
「何故」変化が起きているのか、その変化が人々の生活に与えた「影響」は何かなど、考えを知識から思考
へ持って行けるよう、生徒の発見 1 つ 1 つを丁寧に取り上げることを意識した。結果、生徒の発見、反応が
大変よく、授業自体が多いに盛り上がった反面、最終的に時間が足りなくなってしまい、両足を曲げた状態
のままジャンプすることが出来ずに終わってしまった。
生徒の意見の集約とまとめ方を工夫するという課題が残る授業となった
6 学年会授業研究より
・雰囲気がよく授業が進んでいた。
・4月からの4人グループでの学習の成果が出ている。
・男女関係なく関わりを持てている。
・発言する仲間、先生の方をよく見て話しを聞こうとしている。静と動の使い分けが出来ている。
・授業のテンポが良く、生徒が楽しんでいた。
・授業に関係のないことをしている生徒が一人もいない。
等、良い意見を頂いた一方、
・(授業者個人的な意見として)板書計画の甘さ、説明している時間が長かった。など反省もある。
また、生徒に出してもらいたい、考えてもらいたいことがらを上手く引き出すことが出来なく、次回へ内
容を持ち越してしまうなど見通しの甘い部分が浮き彫りになった。
7 最後に
お忙しい時間の中、授業を参観していただき、多くの貴重な意見を頂いた先生方にありがとうございました。
今後の授業作りに大変参考となりました。
弥生時代
1年
組
番
氏名
〔課題〕稲作が始まったことで、縄文時代からどんな変化があったのだろうか?(教 P30)
○ 弥生文化の成立
BC4
朝鮮半島から日本へ・・・<渡来人>←来た人たち
<
>
<
>(九州北部)
<
特色
<青銅器>
<鉄器>
<竪穴住居><
>(保存)
土器>
縄 文 土器 に
比 べ 薄手 で
赤褐色
この時代を
と呼ぶ!!
AC1
<
>の<
>の王が漢に使いを送り<
いくつかある
当時、
「日本」と
そこには
国の内の1つ
は言わずにこう
>を授かる
呼んでいた。
と刻まれている!
AC3
<中国>・・・三国時代(
魏志倭人伝
・
・
)
中国周辺の国々は、皇帝に貢ぎ物をおくり、代
邪馬台国には元々男の王がいたが、中略
∼直径が 100 歩余りもある大きな墓を作
わりに国王の地位を認めてもらう関係を持とう
とした。この関係を<
>という。
った。
<日本>・・・<
女王<
>
>・・・中国の皇帝から<親魏倭王>の称号
〔課題〕稲作が広まってどのように社会が変化したのか、戦争・小さな国・王の語句を使って説明