第6回定例理事会概要

第6回定例理事会概要
日時: 2014年
2014年7月18日(
18日(金
日(金) 12時
12時~
場所:
場所: ジェトロ会議室
出席者:
出席者: 古賀総領事、
古賀総領事、中山書記官
中山書記官
湊会頭 市川、
市川、高木、山中
高木、山中副会頭
山中副会頭、温井事務局長
副会頭、温井事務局長
安住、遠藤、
安住、遠藤、藤本、
遠藤、藤本、平山、
藤本、平山、今時、
平山、今時、明嵐、
今時、明嵐、両角
明嵐、両角、西村、菅
両角、西村、菅各理事
、西村、菅各理事
(abc 順、敬称略)
順、敬称略)
議事概要
1.大使館からの連絡
(配布資料参照)
《再生可能エネルギー固定価格買い取り制度について》
・再生可能エネルギーのなかの太陽エネルギーに絞った処置についてである。再生可能エネルギーの固
定価格買い取り制度は、事業所が発電した電力量を決められた価格で電力会社が買い取ることを義務
定価格買い取り制度は、事業所が発電した電力量を決められた価格で電力会社が買い取ることを義務
付ける制度である。欧州では、自然エネルギーの拡大ということで、再生可能エネルギーに力を入れてい
るが、コストが高い為、事業所の負担を削減して導入の拡大を図る目的で導入された制度であり、2011
るが、コストが高い為、事業所の負担を削減して導入の拡大を図る目的で導入された制度であり、2011
年以降日本も導入している。
・イタリアも原子力を止め、再生可能エネルギー導入を進めてきた。原因のすべてを再生可能エネルギー
に帰す訳ではないが、電力料金が非常に高くなっている。産業向けには国際的に一番高く、家庭向けも
おそらくドイツを上回るか同等の水準。他方、経済状態は悪化している。
おそらくドイツを上回るか同等の水準。他方、経済状態は悪化している。
・レンツィ首相は、公約として家庭向け、中小企業向けの電気料金を平均で10%安くし、それを経済回復
の一助とすることをコミットメントしていた。
・6 月 25 日、固定価格で買い取っていた電気料金の買い取り価格を新規のみならず、既存の導入済事業
所も例外なく、割り引くことを 2015 年 1 月から導入することで閣議決定された。現状は、20
月から導入することで閣議決定された。現状は、20 年間固定価格
で買い取ることになっていたが、2015
で買い取ることになっていたが、2015 年 1 月からは、導入した設備の残存期間により割り引いた価格にな
る。60
る。60 日間の立法期間があり、国会で審議成立すれば発効され
日間の立法期間があり、国会で審議成立すれば発効され 2015 年 1 月から適用される。議論はさ
れていたようであるが、オープンな形で議論された形跡もなく、産業界へ公の形で意見を求めた形もなく、
突然決定された印象が否めない。事業者にとっては、これにより事業の経済性は悪化し、場合によって
は、金融機関も巻き込まれるといったインパクトのある話。
・レンツィ首相は海外からの投資を呼び込むことを推進しているにも拘らず、このことにより、あらゆる分野
での投資が躊躇されることになるのではと憂慮している。閣議決定される前にレンツィ首相に大使名でレ
ターを出しているが、決定されてしまった。問題意識のある他国公館とも連携して対処していきたい。なお、
ターを出しているが、決定されてしまった。問題意識のある他国公館とも連携して対処していきたい。なお、
再生可能エネルギーの導入については、気候変動対策とも密接に関係するが、気候変動の国際交渉に
おいては、EU
おいては、EU は、2020
は、2020 年までに再生可能エネルギーによる発電割合を 20%以上とする野心的な目標を
20%以上とする野心的な目標を
掲げている。スペインも数年前、同様の措置を講じ、再生可能エネルギー市場関係者を驚かせたが、そ
れにイタリアが続く形となった。こうなると事業者や投資家は欧州全体の再生可能エネルギー市場に疑い
の目を持ち出すだろうし、そうなれば、EU
の目を持ち出すだろうし、そうなれば、EU の意欲的な再生可能エネルギー導入目標も難しくなるのではと
の意欲的な再生可能エネルギー導入目標も難しくなるのではと
個人的にではあるが、憂慮している。今後の動きは随時報告したい。
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・スペインでも同様なことが起こっている。インセンティブタリフで民間資金を呼び込んだファイナンスが出来
なくなる。また過去に制定された法律を遡って覆すような処置をされると国に対する信頼が失われること
になり、忌々しき問題である。イタリアに対する国際社会の評価が変わってくる。強い働きかけをして欲し
い。
・欧州の再生可能エネルギー市場全体で見ても、ビジネスが縮小してしまう結果になるのではと憂慮して
・欧州の再生可能エネルギー市場全体で見ても、ビジネスが縮小してしまう結果になるのではと憂慮して
いる。個人的見解ながら、世界的な気候変動対策にも影響があるのではないかと思う。
・大きな問題であると認識している。大使館からの働き掛けをお願いしたい。
・一昨年スペインでの同様な措置により、日系企業を含めスペインに投資した会社が損害を受けた。財政
難を受けての措置で、当時から次はイタリアではないかと疑われていた。EU
難を受けての措置で、当時から次はイタリアではないかと疑われていた。EU 経済危機の際は、ギリシャ
のディフォールにより、次はどこの国かと疑われたが、最終的には悪い連鎖は食い止められた。今回イタ
リアが同様の措置を取れば、イタリアの信用の毀損に繋がるし、投資意欲が失われることは間違いない。
リアが同様の措置を取れば、イタリアの信用の毀損に繋がるし、投資意欲が失われることは間違いない。
影響は大きいと思う。
・ここ三年間のイタリアにおける政治不信、政治不安定の中、我々は本邦側に対してイタリアは大丈夫だ、
信用して欲しいと常に発信してきたにもかかわらず、このような事態になった事には心から残念である。
・皆さんの要望があれば、商工会議所から伊政府宛に要望書を出しても構わない。
・イタリア市場に対する信頼を損ね、ビジネスの展開を損ね、イタリアの為にならない。大使館として商工会
・イタリア市場に対する信頼を損ね、ビジネスの展開を損ね、イタリアの為にならない。大使館として商工会
議所からのレターについては、東京と相談し動きを見ながら相談したいと思う。
2・総領事館からのお知らせ
(配布資料参照)
《領事関係》
・昨年1月のアルジェリアにおけるテロ事件を教訓に、7月1日より、外務省海外旅行登録システム「たびレ
ジ」を開始した。
・「たびレジ」は、「在留届」を提出する義務のない滞在3ヶ月未満の短期渡航者、具体的には、海外旅行や
海外出張される方が、旅行日程・滞在先・連絡先等をオンラインで登録すると、滞在国の在外公館の連
絡先や旅行先国の渡航情報が見られる、緊急時の情報提供や緊急時の連絡を在外公館から受けられ
絡先や旅行先国の渡航情報が見られる、緊急時の情報提供や緊急時の連絡を在外公館から受けられ
るといったシステムとなっている。詳細については、当館HPを参照いただきたい。
《一般治安・テロ情勢等》
・配布資料の「当館に届出のあった邦人の被害発生状況」については、当館ホームページ「北イタリア治安
情勢通報」に掲載している。
・この中の「2013
・この中の「2013 年と 2014 年の被害件数の比較(1月~6月)」は、北イタリアで生活される方、また,親戚
や知人訪問、仕事等の目的で来られる短期滞在の方にも参考になるように、上半期分を取りまとめたも
ので、ご覧頂きたい。また、本件取りまとめに際し防犯対策も作成したので、合わせてご覧頂きたい。
ので、ご覧頂きたい。また、本件取りまとめに際し防犯対策も作成したので、合わせてご覧頂きたい。
・まだ届けが出されていない被害が多いと思われるので、是非とも「総領事館からのお願い」をご覧いただ
き総領事館へご連絡いただくようお願いする。
・届出ベースでは、ミラノは若干被害件数が減少し、ヴェネツィア、トリノはほぼ倍増している。被害区分は、
スリ、置き引き、車上狙いがほとんどで、加えて在留邦人の空き巣被害が発生している。出張者で多額の
現金を持ってきて盗難被害に遭う人が多い。くれぐれも注意して頂きたい。在留形態は、傾向として変化
現金を持ってきて盗難被害に遭う人が多い。くれぐれも注意して頂きたい。在留形態は、傾向として変化
はなく観光、出張がほとんどである。年齢性別では、20、30代の若者の被害が前年と同様に多く、本年
は50代の男性の被害が増加している。届出ベースであるので、実態はどうかわからない。場所は、列
車、駅構内、 最近では、ヴェネツィアの水上バスにおけるスリ、置き引きが多く発生している。
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・手口は、以下のとおり。
① 身体を押しつけてくる。:スリ
② 複数の女性又は男性に囲まれる。:スリ(集団)
③ 女性又は男性から話し掛けられる。:スリ(声かけ)、置き引き
④ 切符を買うとき。:スリ、置き引き
⑤ ホテルでチェックインやチェックアウトをしているとき。:置き引き
ホテルでチェックインやチェックアウトをしているとき。:置き引き
⑥ 車両の座席、網棚に物を置いているとき。:置き引き
⑦ レストランの椅子に物を置いているとき。:置き引き
⑧ 自身の足元や側に物を置いているとき。:置き引き
⑨ 車内に物を置いているとき。:車上狙い
⑩ 警官風の男性が突然現れ、薬物や偽札の捜査等と称して所持品検査を行う。:詐欺(偽警察官)
⑪ 路上で歩行中、背後からオートバイで接近する(2人組が多い)。:ひったくり
《その他》
・情報提供として、この
情報提供として、この 1 か月、周辺で 2 件スリの未遂
スリの未遂があった
未遂があったので報告する。
があったので報告する。ミラノ中央駅の
ので報告する。ミラノ中央駅のエスカレータ
ミラノ中央駅のエスカレータ
で発生した。このエスカレータ
で発生した。このエスカレータは、長くゆっくり動き、大きな荷物を持っていると止まっている状態で、スリ
エスカレータは、長くゆっくり動き、大きな荷物を持っていると止まっている状態で、スリ
をしやすい場所になる。後ろまたは前について、カバンにカーディガン等を掛け、外から見えないように中
身を取る手口である
身を取る手口である。
である。
3.部会報告
①対外活動部会
プント・ディ・インコントロ
・6月26日、本年度第
26日、本年度第1
日、本年度第1回目のプント・ディ・インコントロ(各地産業見学・交流)としてブレーシャ商工会議
所、フランチャコルタ協会の協力を得て、ブレ-シャ地区を視察。 古賀総領事、及びローマの大使館
から伊藤書記官にもご参加頂き、湊会頭を筆頭とする総勢27
から伊藤書記官にもご参加頂き、湊会頭を筆頭とする総勢27名の代表団となり盛況であった。
27名の代表団となり盛況であった。
・当日はまず、ブレーシャ市内のブレーシャ商工会議所を訪問。先方のBettoni
・当日はまず、ブレーシャ市内のブレーシャ商工会議所を訪問。先方のBettoni会頭、
Bettoni会頭、Salvini
会頭、Salviniフランチャコ
Salviniフランチャコ
ルタ協会社長からの歓迎スピーチに続き、同商工会議所より同地区の経済概況、観光資源などに関
して説明を受けた。それに続けて、先方がアレンジしたガイド付きで市内中心部の歴史地区を視察。
・次に、企業視察として、トラック・バスなど大型車のサスペンションやエンジンコンポーネント製造販売し
ているLa
ているLa Streparava 社を見学。 同社は輸出も盛んで大型車メーカー大手からも高く評価され国際
的競争力をも持つとの話であった。
・それに続き、フランチャコルタのワイナリー Contadi Castaldi を訪問。 上述Bettoni
上述Bettoni会頭、
Bettoni会頭、Salvini
会頭、Salvini社長
Salvini社長
に加え、フランチャコルタ要人も参加し、数種類のフランチャコルタを比較し味わいながらの懇親昼食
会。加えて、ワイナリー内部を見学して、フランチャコルタが出来上がるまでの過程に関して丁寧に説
明を受けた。帰途、もう一軒のワイナリーBersi
明を受けた。帰途、もう一軒のワイナリーBersi Serliniを
Serliniを視察をして、ミラノに戻った。
・種々アレンジ戴いたこと深謝する。第2
・種々アレンジ戴いたこと深謝する。第2回は、いつ頃になるのか。
・例年通り、10
・例年通り、10月末から
10月末から11
月末から11月に掛けての計画となる。
11月に掛けての計画となる。
②対内活動部会
開催セミナー
-7 月 9 日 (水)16
(水)16:
16:00~
00~17:
17:30
於 ジェトロ会議室
講師:三菱東京 UFJ 銀行 シニアエコノミスト
シニアエコノミスト 亀井純野
亀井純野氏
純野氏
テーマ:
テーマ:「ユーロ、並びに主要通貨の為替相場見通し」
ユーロ、並びに主要通貨の為替相場見通し」
日本語による為替セミナー。参加約
日本語による為替セミナー。参加約 20 名
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・9 月-12
月-12 月の下期以降の予定は、
月の下期以降の予定は、7
下期以降の予定は、7 つ候補があり、
候補があり、2
り、2 つ候補は決まったが残り 1 つもしくは 2 つ、部会
つ、部会
内で意見を聞きながら決定する
内で意見を聞きながら決定する。
意見を聞きながら決定する。
③広報活動部会
(配布資料参照)
後援基準について
・広報部会の活動に関して運用基準があるが、担当理事と検討した結果、今回見直すことで理事会に
諮りたい。
・災害及びイベント等に対する協力基準について、寄付を行う場合、①営利を目的としないもの、②日本
文化の紹介にインパクトのあると思われるものが主な対象であった。昨年度までは、寄付を行ってい
た為、これに基づき実施していた。しかし、本年度からは寄付は行わず、
た為、これに基づき実施していた。しかし、本年度からは寄付は行わず、商工会議所名称、ロゴ使用
度からは寄付は行わず、商工会議所名称、ロゴ使用
による後援のみを行うことになり、その協力基準を見直したい。①会員のニーズ・利益に合致
による後援のみを行うことになり、その協力基準を見直したい。①会員のニーズ・利益に合致すること。
行うことになり、その協力基準を見直したい。①会員のニーズ・利益に合致すること。
日本文化の紹介に限らず、会員全体の利益となるかを考慮、②支援団体は、営利・非営利を問わな
日本文化の紹介に限らず、会員全体の利益となるかを考慮、②支援団体は、営利・非営利を問わな
いが、公共性のある団体であること。一般の一企業に対しては行わない、③上記基準に基づき広報部
会の「対外広報・寄付」担当理事が協議の上決定するということを考えている。
・ボッコーニ大学傘下の SDA Bocconi School of Management よりセミナー開催にあたり、商工会議所会
員への費用割引を条件として商工会議所のロゴ使用、
員への費用割引を条件として商工会議所のロゴ使用、WEB
件として商工会議所のロゴ使用、WEB サイト掲載申請があった。セミナー実施は
11月26-28日の3日間で費用は2,900ユーロ+
11月26-28日の3日間で費用は2,900ユーロ+IVA、割引は15%で、同一会社から3人以上の参
加があれば20%の割引をするというもの。
・今までの寄付後援基準によると断るケースだが、会員のニーズ・利益を考慮するとこのようなケ-スも
後援しても良いのではないかという担当理事の意見であるが、皆様の意見を伺いたい。
・「会員のニーズ・利益に合致」といった場合、その基準を整理して置く必要があるものと思われる。例え
ば、商品やサービスの売買などに絡むものも対象とするのか否かなど。
・活動が公共性のあるものを対象とする。例えば、プント・ディ・インコントロで訪問したフランチャコルタ
協会に対しては、公共性はあり、コラボレーションの後援申請があれば対象となるが、同協会に属す
る各企業に関しては検討する必要がある。
・以前理事会でも報告しているが、直行便プロモ-ションの関連で、アリタリア航空社との提携も考えて
いる。同社は一企業であるが公共性はあると思われるがどうか。
・担当理事で判断が難しい場合は、理事会にて決定する方向で考えている。
・名称・ロゴ使用許可と WEB サイト掲載許可を分ければ良いと思う。例えば、北伊日本人会は会員に対
して特典を与える企業を会報に掲載している。会員のメリットともなるが、企業の宣伝にもなる。商工
会議所の会員への特典付与に対しては、基本的に名称・ロゴ使用許可でなく、WEB
会議所の会員への特典付与に対しては、基本的に名称・ロゴ使用許可でなく、WEB サイトに掲載にす
るといったようにしてはどうか。
・後援した会社が詐欺を起こしたなどの場合は、商工会の責任が問われるケースも考えられる。
・後援した会社が詐欺を起こしたなどの場合は、商工会の責任が問われるケースも考えられる。
・過去にトラベルエージェンシーより日本向けのツアーへの寄付後援申請があったが断った例もあるが、
この基準をベースに担当理事が協議の上決定し、担当理事で判断が難しい場合は、理事会にて決定
する。
・セミナーのテーマは何か。
セミナーのテーマは何か。
・テーマは「FINANCE
・テーマは「FINANCE FOR EXECUTIVES」、海外からの進出企業に対し、ファイナンスについてのセミナ
EXECUTIVES」、海外からの進出企業に対し、ファイナンスについてのセミナ
ーである。
・当商工会議所への後援依頼だが、日本文化を紹介、日本の企業経営やビジネスとは特に関係ないと
・当商工会議所への後援依頼だが、日本文化を紹介、日本の企業経営やビジネスとは特に関係ないと
いうことか。
・今回のテーマは日本に関係ない。以前寄付については、主に日本文化の紹介について後援していた
が、名称・ロゴ使用のみによる後援については今回のようなボッコ-ニ大学傘下による開催セミナー
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では後援をすることにより会員への特典があればメリットがあると思われるので協力したい。
・会員企業である法人がメリットを受けられ、セミナーの内容が、会員企業のためになるものであれば営
利・非営利を問わず支援しても良いと思う。
利・非営利を問わず支援しても良いと思う。
・全体的として違和感はなく、方向性は良いと思う。
=承認=
WEB 運用基準について
・WEB 更新のやり残しについては細かな技術的面の作業に時間が掛かっているがデザイナーと詰めて
いるところである。
・以前に作成された WEB サイト運用基準について、見直しを行った。運営に当たっての細目について
「希望社には実費負担のバナーを作成」を追加した。WEB
「希望社には実費負担のバナーを作成」を追加した。WEB サイト改訂についてビジョン委員会にて当
初、特に賛助会員の企業紹介等を掲載しリンクを貼る等会員へアピールする場を設けることで会員に
初、特に賛助会員の企業紹介等を掲載しリンクを貼る等会員へアピールする場を設けることで会員に
なったメリットを受けられることを検討していたもので、付け加えることを考えている。やり残し作業を完
成後に付加する予定であり、直ぐに開始するものではない。異存がなければ会員企業による実費負
担でバナー作成を進めていきたい。そうすることにより、会員になったメリットを感じやすくなると思う。
・掲示板・自動配信サービスについて、旧サイトではあまり活用されていなかったが、設けていた。今回
のサイトには審査なしで自由に書き込まれると問題があるという意見があったため設けていないが、
会員同士の情報交換を推進する意味で設置を考えている。但し、発信者を明確にし、事務局にて掲載
会員同士の情報交換を推進する意味で設置を考えている。但し、発信者を明確にし、事務局にて掲載
前に内容を確認し、掲載するということで検討している。
・新規アップロードがあった場合、会員企業のメ-ルアドレスへの自動配信を技獣的な問題を確認しつ
つ実施する方向で検討している。
・会員の皆様により WEB サイトを活用して頂ければと考えている。
・バナー実費負担、削除する際の費用、掲載期間、掲載位置、最大
バナー実費負担、削除する際の費用、掲載期間、掲載位置、最大掲載
最大掲載企業数
掲載企業数についてはどのように
企業数についてはどのように
なっているのか基準を決める必要がある。
・細かい基準については、これから決めていく。現時点では、希望会員企業の
・細かい基準については、これから決めていく。現時点では、希望会員企業の WEB・
WEB・SNS 等へのリンク
は貼ってあるが、よりアピールしたいという要望があれば、バナーを設けることは会員にとってメリット
になると考えている。
・費用は幾ら位になるのか。当会議所の性格上、広告料だと問題があると思われるが、実費のみのリー
ズブルな費用と言えるのか。
・商工会議所は非営利団体である為、広告料とはしない。実際に係った作成費用と手続きに係る費用
のみである。
・商工会議所、または日系企業の活動に関して誤解を招くものでないものという項目があってもいいか
・商工会議所、または日系企業の活動に関して誤解を招くものでないものという項目があってもいいか
もしれない。日本の経済産業省の後援名義の付与に関する基準にもこのような項目を入れたと聞い
ている。
・この基準については、対外的に示す必要はなく、最終的判断は商工会議所側で行うことになるので、
広報部会の中で総合的に判断して決定すれば良い。一方、判断基準項目として入れても良いと思う。
広報部会の中で総合的に判断して決定すれば良い。一方、判断基準項目として入れても良いと思う。
・WEB サイト掲載申請書も作成した。後援申請よりも幅広い基準にて担当理事で確認のうえ掲載する方
向で考えている。
・細かい点を詰めていく必要はあるが、大枠としては良いと思う。案を纏めて戴いたこと深謝する。
=承認=
④北イタリア日本人会
・補習校会計監査について、当初の予定より若干遅れているが、会計事務所への支払いの妥当性につ
き監査役に確認中、間もなく結果の予定。費用の詳細については、監査役より出来れば夏休み前に
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一度ヒヤリングを開始する旨報告を受けており、次回定例会での具体的報告を善処する。
・開催イベント
-7 月 5 日(土)
ヴェローナ野外オペラ「トゥヴェローナ野外オペラ「トゥ-ランドット」鑑賞ツアー
参加者定員 20 名で無事終了。
・テニス会が新規加入する。2013
・テニス会が新規加入する。2013 年に一度退会したが、2014
年に一度退会したが、2014 年に新たに相談を受け、会の規約を作成
してもらった。北伊日本人会会員に限り、位置づけとしては、当会傘下ということで 7 月開催の運営員
会にて加入受入れを承認したことを報告する。
・7 月 11 日現在、会員世帯数が500に達した。引き続き数世帯の入会申請があり、500
日現在、会員世帯数が500に達した。引き続き数世帯の入会申請があり、500 世帯を超える。
当初の目標である会員 500 世帯を達成出来喜ばしいことである。今後も会員獲得に努めていきたい。
⑤ビジョン委員会
特になし。
4.入会・退会申込
(1)入会
(1)入会:
入会: 1 社
賛助会員
賛助会員
1 社:Sales
社:Sales Strategies S.r.L.
=承認=
承認=
普通会員 135 社
賛助会員 42 社
合計 177 社 (2014 年 7 月 18 日現在)
日現在)
5.その他
《伊日財団主催セミナー参加》 (配付資料参照)
・7 月 1 日、伊日財団主催の日・
日、伊日財団主催の日・EU 間 EPA セミナー「日 EU・必要な歩み寄り・自由貿易交渉」がロ-マ下
EU・必要な歩み寄り・自由貿易交渉」がロ-マ下
院のレジーナであり、同財団の要請により出席、講演した。今年 5 月にレンツィ首相に日・EU
月にレンツィ首相に日・EU 間 EPA の
早期締結要望書を送ったが、話した内容は概ね同様。河野大使、石黒経済産業審議官も出席し、挨拶、
講演された。
・セミナーでは、日本と EU 間の交渉状況の個別紹介もされ、参考になった。伊側の講演者も EPA 締結を
後押しする発言が多かったものの、一部から自動車部品、医薬品等々での日本の検査基準、安全基準
等が特殊かつ手続きが煩雑でオープンでないことを理由に、交渉は進めても、簡単には妥結せず時間
等が特殊かつ手続きが煩雑でオープンでないことを理由に、交渉は進めても、簡単には妥結せず時間
をかけるべきとの保守的な意見も結構出ていた。
・当方からは、先ず、イタリアと日本とのビジネスは潜在力抜群であるのに、日本からイタリアへの投資は
他国に比べるとまだまだ少ないことを説明し、伊国側での煩雑な許認可手続き、不透明な税制、硬直的
な労働法等などが投資の大きな障害になっていること指摘した。従い、伊政府の進める Destinazione
Italia やレンツィ首相の改革には大賛成であり、また EPA 早期締結は両国の成長と雇用の促進に貢献
することは間違い筈と述べ、万一締結されない場合のデメリットも甚大として締めくくった。伊側の保守
することは間違い筈と述べ、万一締結されない場合のデメリットも甚大として締めくくった。伊側の保守
的な意見にある程度は抗弁出来たと思う。
・日・EU
・日・EU 間 EPA は現段階では前向きに進められている。7
は現段階では前向きに進められている。7 月 1 日はイタリアが EU の議長国になった初日
にて、レンツィ首相も日 EU 間 EPA 締結への積極的支持を表明している。
・日伊社会保障協定については、河野大使も早期批准の要請をして戴いており、私も同様のことを述べ
た。
・石黒経済産業審議官からは、アベノミックスの進捗状況。日・EU/EPA
・石黒経済産業審議官からは、アベノミックスの進捗状況。日・EU/EPA について説明した。
6/8
・次回、東京で開かれた日 EU/EPA
EU/EPA 会合と 7 月 20 日からシドニーで開催される G20 貿易大臣会合につ
いて報告する。この会合にはイタリアから経済振興大臣、日本から茂木経済産業省大臣が参加予定。
・今回のローマ出張経費は、別件もあったので弊社負担で処理した。8
・今回のローマ出張経費は、別件もあったので弊社負担で処理した。8 月には、フィレンツェにて日本の議
員の方々との懇親会が開催され、大使館より依頼もあり参加する予定であるが、こちらは場合によって
は商工会議所の経費で処理頂くことを了承願う。=承認=
・本年は国会議員団のイタリアへの訪問が多く、個別に、あるいは大使館を通じて、皆様との意見公館や
・本年は国会議員団のイタリアへの訪問が多く、個別に、あるいは大使館を通じて、皆様との意見公館や
事業所の視察など、本来お休みの期間にもかかわらず多大なご協力を頂いており、この場をお借りして
大使館として厚く御礼申し上げたい。
《会計報告》
(配付資料参照)
支出の部
・機械金属分科会の補助金、プント
機械金属分科会の補助金、プント・
、プント・ディ・
ディ・インコントロお土産代、備品・機器メンテナンス・その他からの
支出があった。
支出があった。
収入の部
・会費納入状況について
会費納入状況については、
については、先月から残っている
は、先月から残っている 4 社(普通会員
社(普通会員 3 社、賛助会員 1 社)に、
社)に、6
に、6 月初めに督
促したが、納入は未だ
促したが、納入は未だである
未だである。
である。
《事務局夏休み》
・8 月 4 日-18
日-18 日まで
《9 月理事会》
・9 月 25 日(木)を予定。
《EXPO2015 について》
について》
・竹中工務店が日本館の施工業者として決定し、
竹中工務店が日本館の施工業者として決定し、工事が始まった状況。日本館建設に使われる木材は、
日本からジェノヴァに
日本からジェノヴァに積み上げされ、竹中工務店下請け業者の倉庫に搬入され加工中である。パビリオ
積み上げされ、竹中工務店下請け業者の倉庫に搬入され加工中である。パビリオ
ン建設地の基礎工事はほぼ完成している。全体として数か月の遅れと聞いている
ン建設地の基礎工事はほぼ完成している。全体として数か月の遅れと聞いている。
と聞いている。
・日本館の基礎工事は、起工式時点でほぼ終了していると承知している。
・日本館の基礎工事は、起工式時点でほぼ終了していると承知している。
・日本館レストランについて
日本館レストランについて、
について、一般社団法人日本フードサービス協会(JF
一般社団法人日本フードサービス協会(JF)のコンソーシアム
JF)のコンソーシアムに委託決定。
)のコンソーシアムに委託決定。
数社が参加して結成されている
数社が参加して結成されている。
結成されている。本格的日本食レストランとフードコートと両方とも委託。本日、現場視
本格的日本食レストランとフードコートと両方とも委託。本日、現場視
察の為、ミラノ入りしている。ミラノの現地日本食レストランは
察の為、ミラノ入りしている。ミラノの現地日本食レストランはこれには加入していない
ミラノの現地日本食レストランはこれには加入していない。
これには加入していない。
・JF のコンソーシアムに決定される前に日本で入札が行われている。この入札に現地日本食レストラン
が参加しなかったのではないか。
・3 グル-プが入札に参加したが、
グル-プが入札に参加したが、JF
加したが、JF 以外のグループに現地日本食レストランが参加していたと聞いた。
日本からすべてを手配すると聞いているが、現地事情にあまり詳しくないようである。
・今年の初め、日本外食産業協会の会長以下 2 名が現地事情を調査されていた。総領事館にも来館され
たので、当方からは、全て日本から食材を手配し、日本企業のみで進めていくことは、余り現実的では
ないと説明した。
・民間としてスペ-スを借り、レストランの出展を希望していた
民間としてスペ-スを借り、レストランの出展を希望していた堺井屋太一氏
を希望していた堺井屋太一氏について、
堺井屋太一氏について、6
について、6 月 17 日に来伊し、
来伊し、
ミラノ万博事務局へ訪問した。
ラノ万博事務局へ訪問した。会場内にあるミラノ万博事務局の 6、7箇所のお土産用に設けてあるスペ
、7箇所のお土産用に設けてあるスペ
ース(300
ス(300~
300~400m2)に応募するよう万博事務局側から話があった。万博事務局にとって魅力のある内容
400m2)に応募するよう万博事務局側から話があった。万博事務局にとって魅力のある内容
を優先するということである。日本食は、魅力があると思われる。
を優先するということである。日本食は、魅力があると思われる。
・日本館会場運営業務に関する
日本館会場運営業務に関する委託は、株式会社アサツ-デ・ケイに決定。
会場運営業務に関する委託は、株式会社アサツ-デ・ケイに決定。7
委託は、株式会社アサツ-デ・ケイに決定。7 月 7 日にアテンダント募集
アテンダント募集
を掛けているが、北イタリア日本人会の会報等掲載
を掛けているが、北イタリア日本人会の会報等掲載も
が、北イタリア日本人会の会報等掲載も希望している。来週月曜日、打ち合わせ、
希望している。来週月曜日、打ち合わせ、現場視
打ち合わせ、現場視
察に来る。
・イベント会場内の展示設営はどこが担当するのか。
・イベント会場内の展示設営はどこが担当するのか。
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・総合プロデューサーは、電通が担当。
総合プロデューサーは、電通が担当。内装、デザインから全て担当。
電通が担当。内装、デザインから全て担当。
・来年万博会期中に会場外イベントをミラノ市内で開催することを電通が計画中。
来年万博会期中に会場外イベントをミラノ市内で開催することを電通が計画中。
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