三雲小学校 4 年生 国語「世界一美しいぼくの村」ブックトーク 今日は「世界一うつくしいぼくの村」のブックトークをしに来ました。 「世界一うつくしいぼくの村」は、アフガニスタンにあった、パグマンという村のお話で すよね。 ちょっと悲しい終わり方です。なにも悪いことをしていないのに、住んでいた村を離れな ければならないんですから。 さて、最初に紹介するのは「ナム・フォンの風」です。 この本の主人公、ナム・フォンは、ベトナム人の女の子です。今は、オーストラリアでお ばさんと暮らして、学校に行っています。 でもおばさんは、ほんとうのおばさんではありません。父さんと母さんが見つかるまで、 一緒にくらしているだけです。 少し読みます。→読む 12 頁「放課後、またメアリーからさそわれた」~「それがいえたら・・・。 」 ナム・フォンも、戦争のために自分の暮らしていた村を離れた一人なんです。 なにもしゃべらないし、笑わないナム・フォンは、このままなのかな・・・気になった人 は、読んでみてください。 それと、この「世界の子供たち」という本には、いろんな地域の子供が写っています。ベ トナムの女の子のページもありました。→見せる 66 頁 もしかしたらナム・フォンもこんなふうに暮らしていたのかもしれませんね。 ところで、転校したことのある人はいますか?→よびかけ ありがとう。 (いた場合 ↓もつづけて読む) そういう人なら、むかし暮らしていた場所を懐かしく思い出すことがあるんじゃないでし ょうか。 (いなかった場合) 転校したことがなくても、自分が小さいときのことを懐かしいなあと思うことって、ない ですか? この「エマおばあちゃん」に出てくるおばあちゃんも、自分のふるさとの村のことが、心 の中に残っていたんです。 少し読みますね。 →読む 「エマおばあちゃんの 72 さいのたんじょうび、」~「ほんとだ このえはどうしたの?」 おばあちゃんはどう答えるんでしょうね? もう1冊、むかしのことを思い出して書かれた本を紹介します。 「大きな森の小さな家」。 この本の作者は60歳を過ぎてから、自分が子供だったときのことを書いたんです。 小さいローラの家は、大きな森の中の丸太で作った家です。周りには一軒も家がなくて、 ずうっと森が続いているようなところです。 この時代はまだ電灯も発明されたばかりで、電化製品もありません。食料も、たとえばバ ターだって、自分たちで手づくりするんです。すごく大変そうに聞こえるけど、ローラた ちは楽しそうに暮らしていますよ。 興味のある人は読んでみてください。 次に紹介するのは「ぼくの大好きなケニアの村」 。 ケニアでは、よその家に入るときに「ホジ?」と聞くんですって。そうしたら中の人は「カ リブ!」と答えるそうです。ホジ?は「だれかいる?」カリブ!は「どうぞ!」という意 味だそうです。 →読む 「ぼくが ねぼけた牛をつれ、 」~「あいさつするんだ」 この本には「ホジ?」「カリブ!」というやりとりが何回も出てきます。だれに会ってるの かな? それに、他の人に会っている間、牛のことはほったらかしになっちゃうけど、いいのかな? 気になりますね。 最後に紹介するのは「せかいいちうつくしい村へかえる」です。 ところで「せかいいちうつくしいぼくの村」に出てくる男の子、名前は何でしたっけ? →問いかけ そう、ヤモでしたね。 この本の主人公は、ヤモの友達のミラドーです。ミラドーもパグマンの村にいたんだけど、 笛を吹くのがとてもうまいので、村にきたサーカスの人たちと一緒に世界中を旅して回る ことにしたんです。そのあとに戦争が起きたんですね。 →読む 「アフガニスタンの小さな村をでてから」~「ニュースがながれていました。」 ミラドーは、パグマンの村へ帰ることにします。 では、最後の方を読みますね。 →読む 「村はなにもかもこわされて」~最後まで。 この村は、これからどうなっていくんでしょうね?人が少しずつ戻ってきそうな気がしま すね。 ミラドーがサーカスと一緒に村を出ていくときのことは、「ぼくの村にサーカスがきた」に 描かれています。もちろんヤモも出てきますから、これも読んでみてください。 では、ブックトークを終わります。 今日紹介した本は、図書室に置いておきます。全部のクラスのブックトークが終わるまで は貸出できないけど、その場で読むのは大丈夫です。 では、ブックトークを終わります。 ★ 参考図書★ 「ナム・フォンの風」 ダイアナ・キッド あかね書房 93 キ 「世界の子どもたち」 版 バーバナス・キンダスリー アナベル・キンダスリー 36 キ 「エマおばあちゃん」 ウェンディ・ケッセルマン 徳間書店 E 「大きな森の小さな家」 ローラ・インガルス・ワイルダー そうえん社 93 ワ 「ぼくのだいすきなケニアの村」 ケリー・クネイン BL出版 E 「せかいいち うつくしい村へかえる」 小林豊 ポプラ社 E 「ぼくの村に サーカスがきた」 小林豊 ポプラ社 E ほるぷ出
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