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Ⅰ 啓発プログラム
以下に紹介する啓発プログラムは、パネルなどを使って地球温暖化の影響や対策について解りや
すく説明するもので、概ね小学校3年生以上を対象としていますが、大人に対しても使うことができ
ます。
原則として、当センターから講師を派遣しますが、事前にご相談いただければ、使い方を講習いた
します。
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3 プログラム名 : 「かくかくしかじかおんだんか」
<プログラムのねらい>
地球温暖化が起こる仕組みを理解し、その主な原因である「大気中の二酸化炭素の増加」が私た
ちの生活と深く関わっていることに気づかせる。
<概 要>
地球の気温を適度に保つのに必要な二酸化炭素。しかし、先進国を中心とした工業化社会の発展に
伴って、大気中の二酸化炭素濃度は上がってきてしまっている。
人間の活動によって多くの二酸化炭素が出され、地球のバランスを崩していることを再確認し、そ
の対策を考えていくきっかけをつくる。
<対象層>
小学 3 年生以上
<展開状況> 約20分
①
地球、太陽、大気・・・地球パネルに描かれているものについて、確認する。
②
マグネット式の単語カード(太陽、太陽エネルギー、地球、大気、熱、CO2 )を用いて、それぞれの関
係について、参加者の声を拾いながら、カードを動かして話を進めていく。
③
二酸化炭素の性質がわかったところで、もう一歩掘り下げて考えてみる。
例) 「では、大気の中に二酸化炭素が全くなかったら、地球はどうなってしまうでしょうか…?」
④
大気の中の「CO2」を増やして説明する。逃げていく「熱」が減り、多くの「熱」がCO2 に吸収されて、
地球の周りの「熱」が増える
⑤
急激に増えた二酸化炭素はどこからやってきたのかを考える。
⑥
重なっている地球パネルをめくり、地面の中のイラストを見せる。
例) 「そのあるものとは、実は、深い地面の中にあったもので、人間が人工的に掘り出して、どん
どん燃やして使っているのですが…何だかわかりますか?」
「石油?」「石炭!」などの声を引き出しながら、該当するパネルを使って「化石燃料」につ
いて言及する。
⑦
地球温暖化の起こる仕組みをふりかえり
どうすれば二酸化炭素の排出を減らすことができるか、考えていくよう参加者に投げかける。
<実施の様子>
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