がん医療に携わる医療従事者のためのスキルアップセミナー Part 1 がん

平成 22 年度がん診療連携拠点病院機能強化事業 がん医療従事者研修
地域がん診療連携拠点病院における薬剤部の取り組み
2010 年 09 月 04 日
アンケート結果
本研修参加者 73 名に会場にてアンケート調査を実施。その場で回収し、55 名から回答を得た(回収率 75.3%)。
1. 属性
1-1 参加者所属機関名 (表1)
。
表1
所属機関名
所属機関名
人数(人)
筑波大学附属病院
24
水戸赤十字病院
4
北茨城市立総合病院
3
白十字総合病院
2
平間病院
2
その他
12
無回答
8
計
1-2 職種
55
55 名中、薬剤師が 47 名(85%)を占めた(図 1)
。
2
6
0%
47
10%
20%
30%
40%
50%
医師
70%
看護師
図1
1-3 年齢と性別
60%
80%
90%
100%
薬剤師
職種
55 名中男性は 20 名(36.4%)
、女性は 35 名(63.6%)。20 代、30 代の参加が目立った(表 2)。
表 2 年齢と性別
年齢
性別
20 代
30 代
40 代
50 代
男性
8
6
3
3
女性
14
7
5
7
計
22 (40.0%)
13 (23.6%)
8 (14.5%)
10 (18.2%)
60 代
無回答
計
20 (36.4%)
1
1 (1.8%)
1
1 (1.8%)
35 (63.6%)
64 (100.0%)
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地域がん診療連携拠点病院における薬剤部の取り組み
1-4 参加の回数
2010 年 09 月 04 日
総合がん診療センター主催の研修会に参加したことがあるかの問いに、
“ない”は 28 名(51%)、
“ある”は 27 名(49%)であった(図 2)
。
28
0%
10%
20%
ない
11
30%
40%
1回
50%
2回
8
60%
3回
70%
4回
80%
5回
5
90%
111
100%
6回
図 2 参加回数
2. 情報収集手段
「送付した案内」が 40 名(73%)であった(図 3)
。
くちコ
ミ, 5%
大学HP,
22%
送付した
案内,
73%
図 3 情報収集手段
3. 研修について
3-1 参加理由 今回の研修に参加した理由として、
「興味があった」の回答が 33 名(60%)であった(図 4)。
同僚に誘
われた,
4%
上司のす その他,
すめ, 7% 2%
自己研
鑚, 25%
無回答,
2%
興味が
あった,
60%
図 4 参加理由
3-2 期待度
研修に対する期待に対して、肯定的な回答が 9 割以上を占めた(図 5)
。
どちらと
も言えな
い, 9%
非常に
あった,
やや 38%
あった,
53%
図 5 研修への期待度
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地域がん診療連携拠点病院における薬剤部の取り組み
3-3 満足度
2010 年 09 月 04 日
研修の満足度は、「非常に満足」
「やや満足」の回答で 9 割以上を占めた(図 6)
。
どちらと
も言えな
い, 4%
非常に満
足した,
33%
やや満
足, 64%
図 6 研修の満足度
3-4 役立ち度
研修が役立つものであったかの質問に対して、
「非常に役立つ」
「やや役立つ」の回答で 9 割を
占めた(図 7)
。
どちらと
も言えな
い, 9%
非常に役
立つ,
35%
やや役立
つ, 56%
図 7 役立ち度
3-5 今後の参加
今後またこのような研修に参加したいかの質問に対して、
「非常に思う」
「やや思う」の回答
で 9 割以上を占めた(図 8)
。
どちらと
も言えな
い, 2%
やや思
う, 45%
非常に思
う, 53%
図 8 今後の参加
3-6 研修時間
研修時間の妥当性の質問に対して、
「ちょうどよかった」が 46 名(84%)であった(図 9)。
長かっ
た, 13%
無回答,
4%
ちょうど
よかっ
た, 84%
図 9 研修時間
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3-7 研修方法
2010 年 09 月 04 日
研修方法に対する質問に対して、
「妥当であった」が 35 名(64%)であった(図 10)
。
無回答,
16%
ふつう,
20%
妥当で
あった,
64%
図 10 研修方法
4.感想・意見・自由記述
■今回の研修に関する意見・感想
項
内
構
目
意見・感想
第 1 部では、臨床研究による詳細な研究結果が示されており、大変興味深かった。
特に、制吐薬の使い分けについては大変勉強になった。
化学療法に関わる情報を知ることができて、とても勉強になった。
「オキシコドンについて」「インドメタシンスプレーについては医師薬剤師むけ
だったように思う。
真剣に作業環境のことを考えましょう!に深く考えさせられた。自分自身の身体
のことを充分考えて勉強になった。
実際に現場で行われている例を聞けたので、とても分かりやすく参考になった。
当院での曝露対策を見直すよいきっかけになった。
現場で実際に業務に従事している先生のお話しを聞けることはとても良いと思
う。
新しい知識を教えていただき、知らない事の多さを実感した。とくに制吐薬のお
話しは、今後の病棟活動に非常に役立てることができると思う。ありがとうござ
います。
容
抗癌剤の調整を薬剤師によることを予定しているので、その準備として、有益で
あった。
緩和医療、抗癌剤ミキシングについて有益な情報を得ることができ、日頃の業務
を見直すきっかけとなった。
一部、二部ともに実践に役立つ内容だった。
大変参考になった。ありがとうございました。
日常の業務に生かせる内容で、とても勉強になった。わかっているつもりで、実
は深く理解できていなかった事がわかった。
制吐薬、オキシコドンの副作用については日常業務にとても参考になった。イン
ドメタシンスプレーにおいては市販されることを希望します。抗がん薬の調整の
危険性を改めて感じた。安全キャビネットで作業していても充分でない場合があ
ることを認識させられた。
大変ためになった。
薬剤部の人の話しで実際の職場で活用できると思う。
細かい発表のデータはできれば印刷物がほしい。
成 第 1 部のスライドのハンドアウトがあればよかったと思う。データを送って頂く
ことは可能ですか?(スクリーンが小さいので小さな字が読み取りにくかった)
職
種
年 代
薬剤師
20 代女性
薬剤師
20 代女性
看護師
30 代女性
看護師
50 代女性
薬剤師
薬剤師
20 代女性
30 代女性
薬剤師
20 代男性
薬剤師
40 代女性
薬剤師
40 代女性
薬剤師
20 代女性
看護師
薬剤師
20 代女性
40 代女性
薬剤師
30 代男性
薬剤師
40 代男性
医師
薬剤師
薬剤師
40 代男性
30 代男性
50 代女性
医師
40 代男性
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地域がん診療連携拠点病院における薬剤部の取り組み
2010 年 09 月 04 日
■今後の講演に関する要望
▶ 今後講演をして欲しい人はいるかの問いに、1 名の回答があった(表 3)
。
表 3 講演を要望する人
名 前
鈴木 清明 (北茨城市立総合病院)
項
目
その他
要
望
職
種
年代
薬剤師職以外の職種の方々のお話。
(医師・看護師等)
薬剤師
20 代男性
化学療法という業務の中で、密接に関わる事についてこれからも研修していきた
い。口腔内結膜炎の対症療法についていろいろな院内製剤があるが症状にあった
選択などの情報があれば。
薬剤師
40 代男性
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