演習問題 (第 2 回) リボザイム 、 DNAリガーゼ 合成酵素(リガ 活性中心

2年前期
生命活動を担うタンパク質(第 12 回)
070702
(第 2 回)
演習問題
7. 酵素が効率よく反応できるのは、酵素と基質が複合体を形成し、その反応
の
出席
氏
番号
名
問1
次のアミノ酸の構造式を書きなさい。(復習です。)
活性化エネルギー
を低下させるためである。
8. 酵素反応がもっとも効率よく行われる温度を、
L-セリン
最(至)適温度 とよぶ。
9. ミカエリス定数(Km)に比べ基質濃度が十分に低いときは、酵素の反応速
L-アルギニン
度は
基質濃度 と比例する。(単に「濃度」では不可)
10. ミカエリス定数(Km)は、その酵素の
の値が得られる
最大反応速度(Vmax)の 1/2
基質濃度 に相当する。
11. ミカエリス定数(Km)は、酵素と基質の親和性を表わしており、この値が
大きいほど親和性は
12. 競合阻害剤は、
小さい 。
基質結合部位 に結合して、酵素反応を阻害する。
13. 非競合阻害剤存在下では、見かけのKm値は
は
問 2 空欄に適当な語を記入しなさい。
1.
ある種の酵素では、ポリペプチド部分に加え
補酵素 と呼ばれる反応に
必須の低分子物質を必要とする酵素もある。
2.
酵素活性を有するRNA分子を
3. 酵素の
ある。
リボザイム
とよぶ。
基質特異性 とは、酵素が特定の物質にのみ反応性を持つことで
(反応特異性は不可)
4. 酵素は 6 種類に分類されるが、 DNAリガーゼ
低下 する。
14. ラインウィーバー・バーク・プロットの、y切片(縦軸とグラフの交点)
の逆数は
Vmax
を表わしている。
15. 基質以外の物質が酵素タンパク質に結合して、その酵素の活性が調節され
るような酵素を
アロステリック 酵素と呼ぶ。
16. 酵素の活性は、 リン酸
化などのタンパク質の化学修飾によって大きく
調節されるものが有る。
(ADP-リボシル、メチル、アデニルも可)
は合成酵素の例である。
(他にグルタチオンシンテターゼなど)
5. アセチルCoAシンテターゼは、酵素の6分類によると
17. ある代謝経路の最終産物が、その経路の上流にある特定の酵素を阻害する
ことを(負の)フィードバック
合成酵素(リガ
ーゼ) に分類される。
6. 酵素が基質分子と結合し反応を行う部分を活性中心(基質結合部位)
とよぶ。
変わらず、見かけのVmax
(活性部位、結合部位では正解とは言えない)
阻害と呼ぶ。
18. トリプシンなど、不活性型として合成された酵素タンパク質が、部分的な
ペプチドの切除を受けて活性型に変換するものを
(限定分解は部分的なペプチドの切除そのもの)
チモーゲン と呼ぶ。