UAE主要内外政動向 (除、ドバイ・北部首長国) (2011年3月25日~3

UAE主要内外政動向
UAE主要内外政動向
(除、ドバイ
ドバイ・
北部首長国)
・北部首長国
)
(2011
25日
31日分
日分当地
当地報道取
報道取り
2011年
11年3月25
日~3月31
日分
当地
報道取
り纏め)
平成23年3月31日正午現在
在アラブ首長国連邦日本国大使館
1.要人往来
要人往来
(1)当国要人の外国訪問
23日
アブダッラー外相(故ザーイド大統領18男)が,トルコを訪問し,エルドア
ン首相やダーヴトオール外相と会談。リビアやバーレーンなどの地域情勢につ
いて協議。
29日
アブダッラー外相が,ロンドンで開かれたリビア情勢に関する国際会議にUA
E代表として出席。
30日
UAE外務省のムッリー経済担当外相補佐官が,パリで開催されたG20専門
家高級会合に出席し,水に関する問題の重要性を強調。
(2)外国要人の当国訪問
24日
ルメイシーUAE連邦軍参謀総長が,当地を訪問した中国の陳求発・国防科学
技術工業局長と会談し,両国間の協力について協議。
28日
ジャマル・スウェイディー・エミレーツ戦略研究所(ECSSR)事務局長が,
当地でフランスの国防研究機関の代表団と会談し,戦略研究などの分野での協
力について協議。
30日
カッターミー教育相が,ドバイを訪問したユネスコの代表団と会談し,シャル
ジャ首長国に拠点を置く国際教育計画研究所(IIEP)の活動などについて
協議。
30日
サイフ副首相兼内相(故ザーイド大統領9男)が,当地を訪問したグランディ
UNRWA事務局長と会談し,サイフ副首相によるガザでの戦闘の被害者への
リハビリ支援に対する感謝状を贈呈される。
2.アブダビ王
アブダビ王族の動向(
動向(除、要人往来
要人往来、
往来、外政)
外政)
24日
ハムダーン西部州知事(故ザーイド大統領4男)が,西部州の街を訪問し,市
民の生活状況などを視察。
24日
ナヒヤーン高等教育・科学研究相が,当地で第3回アブダビ・ヨット・ショー
を開催。
26日
スルターン大統領代表(故ザーイド大統領次男)が,オマーンのカブース国王
の従兄弟の逝去に際し,弔電を発出。
1
26日
ムハンマド・アブダビ皇太子(故ザーイド大統領3男)が,自身が会長を務め
るアルアイン・スポーツ文化クラブの理事会メンバーを改選。
27日
ハリーファ大統領(故ザーイド大統領長男)が,レバノンのスレイマン大統領
と電話会談し,地域情勢や二国間関係について協議。
28日
ナヒヤーン高等教育・科学研究相が,経済の多様化と学術・職業高等教育に関
する英オックスフォード大学の講義に出席。
28日
ハーミド皇太子府長官(故ザーイド大統領15男)が,海賊問題や港湾拡張な
どについて扱う世界港湾貿易サミットの開会式に出席(~30日)。
29日
サイフ副首相兼内相が,2011年から13年までの内務省の戦略計画を発
表。
29日
ハリーファ大統領が,シリアのバッシャール大統領と電話会談し,シリアの最
新情勢について聴取するとともに,シリアの繁栄と安定を願う旨伝える。
29日
ナヒヤーン高等教育・科学研究相が,ドバイで開かれた「国境なき教育201
1」会議の開会式に出席(~30日)。
30日
ハーミド皇太子府長官が,「若者の目を通したアブダビ2010」と題する賞
の受賞者10名を表彰するセレモニーに出席。
3.外政(
外政(除、要人往来)
要人往来)
25日
アブダッラー外相が,UAEは,安保理決議1973に基づきリビアでの人道
支援活動に完全に従事してきたが,今後その活動の延長として,リビア上空に
設定されている飛行禁止空域のパトロールに参加するため,近くF16戦闘機
6機及びミラージュ戦闘機6機を派遣するとした声明を発表。
26日
UAEが,アフリカ連合(AU)に湾岸諸国としては初めてオブザーバー資格
で加盟。
28日
ハイダーン政務担当外相補佐官が,当地仏大使と会談し,二国間関係や共通の
関心事項について協議。また,サイフ副首相兼内相は,当地アゼルバイジャン
大使と会談。
29日
シェヒーUAE外務省欧州局長が,当地の仏大使及びウクライナ大使とそれぞ
れ個別に会談。また,ダーヒリー領事局長は,当地アルバニア大使と会談。
30日
ハイダーン政務担当外相補佐官が,当地ハンガリー大使よりEUのアシュトン
外務・安全保障政策上級代表発アブダッラー外相宛の中東情勢に関する書簡を
受け取る。
4.政令・
政令・人事・
人事・機構改編
特になし
5.連邦国民評議会(
連邦国民評議会(FNC)
FNC)の動向
2
特になし
6.その他国内政府機関等
その他国内政府機関等の
他国内政府機関等の動き
24日
環境・水資源省が,賞味期限が2週間以内の日本からの生鮮食品の輸入を禁止
し,生鮮食品を除く賞味期限が2週間以上の食品も日本当局による放射線検査
済みの証明があるものの輸入は認めるとの決定を発表。
27日
連邦民間航空庁が,先月アルアイン空港で小型機が離陸直後に墜落し,米国人
4名が死亡した事故に関し,右小型機はブラック・ボックスなどのフライト・
レコダーを登載しておらず,事故原因が判明するまで時間を要する旨の初期段
階の報告書を発表。
27日
UAE中央銀行は,先月の資金供給量を1月に比べ増加させたと発表。
27日
ムハンマド副大統領兼首相が,当地で閣議を主宰し,国家事業に貢献した市民
を表彰する賞の設立を承認。この他,ロシアとの外交旅券保持者の査証の相互
免除やモーリタニア,ポルトガル及びウクライナとの航空協定などを承認。
28日
連邦原子力規制庁が,原子力安全に関する用語解説集を発表。
28日
経済省が,UAEのビジネス界を狙ったソフトウェアの海賊版対策キャンペー
ンを開始。
28日
アブダビ市政庁が,地震のリスク管理に関する3日間に亘るワークショップを
開催。
30日
アブダビ文化遺産庁が,アルアインで2日間に亘りUAE考古学会議を開催。
30日
ボワルディー・アブダビ執行評議会事務局長が,アブダビ執行委員会を主宰し,
民間部門の優先事項や課題に関する提案されたプロジェクトなどについて協
議。
31日
連邦緊急医療対応プログラムが,当地で初めての緊急医療対応に関するトレー
ニング・プログラムを実施。
7.国内外における
国内外における国内人道支援機関
における国内人道支援機関の
国内人道支援機関の活動
24日
ハリーファ人道支援基金の代表団が,リビア・チュニジア国境に設置されたU
AEの支援キャンプの近くにある病院を訪問し,病院のニーズを評価。
24日~
ハムダーン西部州知事兼UAE赤新月社会長が,当地で開かれた第7回MEN
26日
A地域赤十字・赤新月社会議で,中東・北アフリカ(MENA)での急激な情
勢変化と厳しい人道状況を踏まえ,人道支援のパートナーシップと協調を見直
すよう呼びかける。また,右会議で,リビアでの人道支援などについて協議。
29日
UAE国際人道アピール(HAI)は,パレスチナの孤児に総額300万ディ
ルハム(約6,900万円)以上の支援を提供。
29日
ハマド・フジャイラ首長が,ヌワイス・ハリーファ企業支援基金代表と会談し,
同首長国での起業支援などについて協議。
3
8.労働政策
28日
26日から27日にかけて,労働者236名が,アブダビ西部州の労働者キャ
ンプで相次いで食中毒の症状を訴え,病院で治療を受けたと,当地英字紙ハリ
ージュ・タイムズなどが報道。
28日
アブダビ食品管理庁は,西部州の労働者キャンプでの食中毒に関し,4時間以
上に亘り安全ではない状態で放置されたいたご飯675キロを廃棄処分にす
るとともに,労働者に無許可で食事を提供していたとして同キャンプのケータ
リング部門を閉鎖処分。
9.治安情勢
24日
ドバイ警察が,トルコからエジプトの港を経由してドバイに入り,イエメンに
送られようとしていた拳銃約1万6千丁などの不法な武器貨物を押収したと
発表。
10.
10.その他
その他
27日
世界経済フォーラムの報告書によると,UAEが,政府支出の効率性の観点で
世界139ヶ国中7位にランクイン。
(了)
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