平成24年第1回定例会会議録(PDF:1302KB)

平 成 24 年 第 1 回 定 例 会
市 議 会 会 議 録
平 成 24 年 2 月 23 日 ( 開 会 )
平 成 24 年 3 月 16 日 ( 閉 会 )
垂 水 市 議 会
平 成 二 十 四 年 第 一 回 定 例 会 会 議 録
(平成二十四年三月)
垂
水
市
議
会
第 1 回 定 例 会 会 議 録 目 次
第1 号(2 月23 日 )( 木 曜 日 )
・
・
・
・
・
・
・
・
・ 4
1.開 会・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
1.開 議・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・ 4
1.会 議 録 署 名 議 員 の 指 名・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・ 4
1.会 期 の 決 定・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・ 4
1.諸 般 の 報 告・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・ 4
1.報 告 第1 号 上 程・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・ 7
報告
1.議 案 第1 号 ~ 議 案 第8 号 一 括 上 程・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・ 8
説明、質疑
議 案 第1号 ~ 議 案 第8 号 各 常 任 委 員 会 付 託
1.議 案 第9 号 ・ 議 案 第10 号 一 括 上 程・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
16
説 明 、 休 憩 、 全 協 、 質 疑 、 表 決( 適 任 )
1.議 案 第11号 上 程・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
17
説明、質疑
議案第 11 号 各常任委員会付託
1.議 案 第12 号 ~ 議 案 第17 号 一 括 上 程・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
21
説明、質疑
議 案 第 1 1 号 ~ 議 案 第17 号 各 常 任 委 員 会 付 託
1.議 案 第18号 ~ 議 案 第28 号 一 括 上 程・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
26
説明
1.陳 情 第7 号 上 程・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・ 39
産業厚生委員会付託
1.日 程 報 告・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
39
1.散 会・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
39
第2 号(3 月 6日 )( 火 曜 日 )
1.開 議・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・42
1.議 案 第29 号 上 程・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・42
説明、質疑
議 案 第29 号 産 業 厚 生 委 員 会 付 託
1.議 案 第1 号 、 議 案 第 1 1 号 ~ 議 案 第17 号 一 括 上 程・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・45
委 員 長 報 告 、 質 疑 、 討 論 、 表 決( 原 案 可 決 )
1.平 成24 年 度 各 会 計 予 算 案 に 対 す る 質 疑 ・ 一 般 質 問・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・ 46
堀 内 貴 志 議 員・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・ 46
― 1 ―
熱分解装置による廃棄物の燃料化プラントの建設について
(1)ゴ ミ 処 理 に 掛 か る 費 用 に つ い て
(2)道 の 駅 た る み ず の 温 泉 維 持 に 掛 か る 費 用 に つ い て
(3)ビ ニ ー ル ハ ウ ス 農 家 の 温 度 管 理 に 掛 か る 費 用 に つ い て
(4)熱 分 解 装 置 に 廃 棄 物 の 燃 料 化 プ ラ ン ト の 建 設 に つ い て
近代造船・日の丸発祥地又はゆかりの地として垂水市から情報発信することについて
(1)近 代 造 船 ・ 日 の 丸 発 祥 地 の 歴 史 に つ い て
(2)垂 水 市 の 新 た な 観 光 資 源 と し て 活 用 で き な い か
堀 添 國 尚 議 員・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・ 55
防災対策について
(1)牛 根 地 区 の 防 火 水 槽 の 充 足 率 は
浮津港の管理について
(1)港 内 に 数 本 の 小 河 川 が あ る 。浚 渫 に 係 る 経 費 を 考 え る 場 合 、 港 外 に 導 く よ う に
改善できないか 。
交通安全対策として
(1)國 師 境 線 及 び 中 浜 樹 園 地 農 道 と 国 道220 号 と 県 道
(2)交 わ る 所 に カ ー ブ ミ ラ ー の 設 置 が 必 要 と 思 う が
集落道の整備について
(1)牛 根 辺 田 地 区( 舗 装 の 陳 情 が で て い る 。)、 牛 根 麓 市 道 川 内 線 の 整 備 、 垂 水 給 食
センター北側の今後の整備計画は
庁舎内バリアフリーの一つとして
(1)庁 舎 内 、 中 ド ア の 自 動 化 と 議 会 傍 聴 が で き る よ う に で き な い か
市立中央中学校の整備計画について
(1)プ ー ル 建 設 の 今 後 の 計 画 に つ い て
牛根麓と海潟を結ぶ林道について
(1)目 的 は
(2)雨 水 の 放 流 で 山 崩 れ が 予 想 さ れ る が 、 そ の 対 策 は し て あ る の か
(3)道 路 面 積 部 分 森 の ダ ム が 消 失 す る が 、 失 わ れ た 面 積 の 再 生 は ど の よ う に 考 え て
いるか
平 成24 年 度 施 政 方 針 及 び 予 算 説 明 に つ い て
(1)垂 水 市 民 の 生 命 ・ 財 産 を 自 然 災 害 か ら 守 る こ と は あ る が 、 原 発 の こ と は 触 れ て
い な い 。市 長 の 考 え は
(2)国 道220 号 の 整 備 で 、 牛 根 麓 か ら 牛 根 境 間 の 整 備 の 文 言 で 「 牛 根 麓 か ら 」 の 認
識について
田 平 輝 也 議 員・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・ 64
雇用対策について
(1)本 市 に お け る 雇 用 促 進 、 今 後 の 雇 用 対 策 は
― 2 ―
高齢化社会に向けて本市の現状は
(1)介 護 施 設 な ど へ の 入 所 、 待 機 者 の 現 状 は
(2)自 宅 で の 老 老 介 護 者 数 は
(3)一 人 暮 ら し( 独 居 老 人 )の 現 状 は
振興会について
(1)振 興 会 会 長 手 当 な ど の 改 正 に つ い て
感 王 寺 耕 造 議 員・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・ 71
メガソーラーについて
(1)本 年2 月20日 の マ ス コ ミ 発 表 に よ り 、 既 成 事 実 を 作 り 、 議 会 軽 視 も 甚 だ し い
が、市長の見解、真意は
(2)平 成23 年9 月8 日 以 降 の フ ァ ン ド 運 用 会 社 ザ イ ス ジ ャ パ ン ( 株 ) と の そ の 後
の協議内容は
(3)本 市 の 再 生 エ ネ ル ギ ー の 展 望 で の 位 置 づ け は
平 成24 年 度 新 年 度 予 算 に つ い て( 農 作 業 受 委 託 組 織 の 育 成 に つ い て )
(1)新 規 事 業 に つ い て( 垂 水 市 農 業 用 水 源 確 保 対 策 事 業 ほ か )
(2)農 作 業 受 委 託 組 織 へ の 市 単 独 補 助 の 考 え は
垂 水 ・ 牛 根 両 漁 協 に 対 す る2 億 円 の 貸 付 金 に つ い て
(1)両 漁 協 の 経 営 状 況 に つ い て
(2)各 水 産 業 者 の 経 営 状 況 を 把 握 し て い る の か
(3)貸 付 金 の 回 収 不 能 の 恐 れ は な い の か 。ま た 、 貸 付 金 の 回 収 の 保 全 対 策 は 取 ら れ
ているのか
垂水高校振興対策について
(1)検 定 試 験 補 助 の 中 身 に つ い て
(2)今 後 、 予 算 を 伴 う 取 組 の 考 え は
(3)直 近3 年 間 の 本 市 中 学 生 の 卒 業 総 数 と 垂 水 高 校 進 学 者 数 及 び 今 後9 年 間 の 中 学
校卒業生の動向について
(4)直 近3 年 間 の 就 職 、 進 学 率 と そ の 中 身 は
各小中学校の危険箇所の対策について
(1)新 年 度 予 算 、 小 中 学 校 施 設 整 備 費4,993 千 円 の 内 訳 は
特定健康診査、特定保健指導について
(1)受 診 率 の 現 状 は
(2)受 診 率 向 上 の 取 組 は
(3)受 診 率 65 % 未 満 の 場 合 、 後 期 高 齢 者 支 援 金 の ペ ナ ル テ ィ が 発 生 す る が 、 そ の
場合の試算額は
川 畑 三 郎 議 員・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・ 84
危機管理体制について
(1)安 心 ・ 安 全 な ま ち づ く り の た め の 危 機 管 理 体 制 の 整 備 は
― 3 ―
桜島降灰対策事業について
(1)平 成23 年 の 爆 発 回 数 は 、996回 と 最 多 と な っ た 。ど れ だ け の 被 害 が あ っ た
の か 。対 策 は ど う 取 っ た の か 。新 年 度 の 桜 島 降 灰 対 策 事 業 は
農林行政について
(1)新 規 事 業 の 内 容 は
(2)防 災 営 農 対 策 事 業 は
平 成23 年 度 実 施 事 業 と 新 年 度 の 事 業 予 定 は
水産行政について
(1)新 年 度 の 予 定 事 業 は
新庁舎建設検討について
市道の整備について
(1)新 年 度 の 事 業 予 定 は
大 薗 藤 幸 議 員・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・ 96
中央中学校の武道館の予定は
生活環境課の事務所移転の目的を問う
錦江湾横断道路特別委員会の活動費を問う
両漁協への資金貸付を問う
1.日 程 報 告・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
103
1.散 会・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
103
第3 号(3 月7 日 )( 水 曜 日 )
1.開 議・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
106
1.平 成24 年 度 各 会 計 予 算 案 に 対 す る 質 疑 ・ 一 般 質 問・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・ 106
川  達 志 議 員・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
106
危機管理について
(1)防 災 訓 練 等 に つ い て
防災訓練を実施して分かった問題点、改善点
メガソーラーについて
(1)こ れ ま で の 経 過 に つ い て
国旗国歌について
(1)法 的 な 根 拠 は 、 ど う な っ て い る の か
北 方 貞 明 議 員・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
115
施政方針及び予算について
(1)行 財 政 改 革 に つ い て 、 施 政 方 針 で 一 言 も 触 れ ら れ て い な い が 、 な ぜ か
(2)安 心 ・ 安 全 な ま ち づ く り
危機管理体制の整備、強化とは
(3)第 一 次 産 業 の 六 次 産 業 化 と 観 光 振 興 、 漁 業 体 験 型 教 育 旅 行 の 推 進
― 4 ―
(4)人 口 減 対 策
市 長 公 約 の 人 口3 万 人 に 対 し て 、 今 ま で の 取 組 と 今 後 の 取 組 は
集落水道について
(1)安 全 な 飲 用 水 が 、 確 保 さ れ て い る の か 。
池 山 節 夫 議 員・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
125
施政方針と予算案について
(1)水 産 物 の 販 路 拡 大 や 消 費 拡 大 に つ い て
ア 、 ブ リ 、 カ ン パ チ の PR 活 動 に つ い て
イ、トップセールスについて
(2)商 工 業 、 産 業 振 興 に つ い て
ア、食材「 垂水ブランド 」について
イ、フェイスブックについて
ウ、千本イチョウについて
(3)垂 水 高 校 振 興 策 に つ い て
ア、イメージアップへの支援について
イ、教育環境充実に向けての支援について
ウ 、「 小 規 模 校 」 だ か ら こ そ の 学 校 運 営 へ の 支 援 に つ い て
(4)学 校 給 食 の 食 物 ア レ ル ギ ー 事 業 に つ い て
(5)ゴ ミ 処 理 に つ い て
ア、ゴミの減量化について
森 正 勝 議 員・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
133
自殺対策と孤独死について
(1)新 年 度 予 算 で 、 地 域 で の 自 殺 対 策 事 業 と し て 、48 万6千 円 計 上 さ れ て お り ま す
が 、 ど の よ う な 事 業 な の か 説 明 を お 願 い し ま す 。ま た 、 平 成22 年 度 の 本 市 の 自
殺者数と孤独死者数は、何名か
県道垂水大崎線について
(1)現 在 の 整 備 状 況 と 今 後 の 課 題 に つ い て
道の駅について
(1)新 し い 指 定 管 理 者 に 代 わ ら れ て5 カ 月 が 過 ぎ ま し た が 、 お 取 引 先 優 待 券 カ ー ド
と社員優待券カードが発行されているようであるが、御存知でしょうか
持 留 良 一 議 員・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
140
施政方針についてと一般会計予算案について
基本的な考え方について
(1)「 住 ん で よ か っ た と 思 え る 街 づ く り 」 と は
(2)「 税 と 社 会 保 障 の 一 体 改 革 」 で 全 世 代 に 連 続 負 担 増
市民のいのちとくらしを守るための責任と対策は
重 点 政 策 に つ い て( 予 算 と の 関 係 も 含 む )
― 5 ―
(1)医 療 ・ 介 護 ・ 福 祉 の 包 括 的 取 組( 在 宅 医 療 推 進 )課 題 と 対 策 に つ い て
ア、マンパワー対策や各施設・病院等との連携
イ、医療・介護報酬の改定に伴う影響と対策は
ウ 、 行 政 の 果 た す べ き 役 割 と 責 任( 支 援 事 業 等 )は
(2)第 一 次 産 業 の 振 興 と 6次 産 業 化
ア 、6次 産 業 化 の 課 題 に つ い て の 認 識 は
イ 、 新 規 就 農 総 合 支 援 事 業( 青 年 後 継 者 確 保 対 策 )
( ア) 事 業 化 の 位 置 づ け と 今 後 に つ い て は
ウ、戸別所得補償経営安定推進事業
( ア) 多 数 の 農 家 を 生 産 か ら 締 め 出 す 危 険 な も の に な ら な い か
一般質問について
「 道 の 駅 」 の 問 題
(1)現 状 と 課 題 の 認 識 に つ い て
ア、適正かつ円滑に運営されているのか
イ、指定後の留意事項と実施状況は
ウ、管理運営協議会の設置は
エ 、「 問 題 」 へ の 対 応 と 流 れ は
教育問題
(1)中 学 校 の 武 道 必 修 化 と 事 故 防 止 対 策
ア 、 事 故 の 実 態 に つ い て( 県 内 、 全 国 )
イ、文科省の体育活動中の事故防止対策について
ウ、安全確保などの事故防止対策は
(2)文 化( 郷 土 芸 能 )の 伝 承 へ の 取 組
ア 、 伊 佐 市 「 総 合 的 な 学 習 」 に 位 置 付 け(「 必 須 科 目 」)
イ 、 支 援 と 推 進 に つ い て( 本 市 で も 新 城 小 、 協 和 小 )
浄化槽の水質検査について
(1)二 種 類 の 検 査 の 必 要 性 は
(2)「 負 担 が 重 た い 」 と の 声 に 対 し て
ア、助成している自治体は、その理由は
イ、本市としての考えは
1.日 程 報 告・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
154
1.散 会・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
154
第4 号(3 月16日 )( 金 曜 日 )
1.開 議・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
156
1.議 案 第2 号 ~ 議 案 第8 号 、 議 案 第18 号 ~ 議 案 第29 号 、 陳 情 第7 号 一 括 上 程・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・ 156
委員長報告、質疑、討論、表決
― 6 ―
議 案 第2 号 ~ 議 案 第8 号( 原 案 可 決 )
議 案 第18 号 ~ 議 案 第29 号( 原 案 可 決 )
陳 情 第7 号( 採 択 )
1.議 案 第30号 ~ 議 案 第32 号 一 括 上 程・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
160
説明、休憩、全協、質疑、討論、表決
議 案 第30 号 ~ 議 案 第32 号( 原 案 可 決 )
1.意 見 書 案 第7 号 上 程・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・ 163
質疑、表決
意 見 書 案 第7 号( 原 案 可 決 )
1.閉 会・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
164
― 7 ―
平 成 24 年 第 1 回 垂 水 市 議 会 定 例 会
1.会 期 日 程
月
日
曜
種
2 ・ 23
木
本会議
2 ・ 24
金
休 会
2 ・ 25
土
〃
2 ・ 26
日
〃
2 ・ 27
月
〃
2 ・ 28
火
〃
2 ・ 29
水
〃
3 ・ 1
木
〃
3 ・ 2
金
〃
3 ・ 3
土
〃
3 ・ 4
日
〃
3 ・ 5
月
〃
別
内 容
会 期 の 決定 、議案 等 上 程 、説 明 、質 疑 、討 論 、一部 表 決 、
一 部 委 員会 付 託
( 質 問通 告 期 限: 正 午 )
委員会
産 業 厚 生委 員 会(23年 度 補正 予 算審 査 )
委員会
総 務 文 教委 員 会(23年 度 補正 予 算審 査 )
議案上程、説明、質疑、委員会付託、委員長報告、質疑、討論、
3 ・ 6
火
本会議
表決、平成24年度施政方針並びに各会計予算案に対する総括質
疑 ・ 一 般質 問
3 ・ 7
水
本会議
3 ・ 8
木
休 会
3 ・ 9
金
〃
3 ・ 10
土
〃
3 ・ 11
日
〃
3 ・ 12
月
〃
3 ・ 13
火
〃
3 ・ 14
水
〃
3 ・ 15
木
〃
3 ・ 16
金
本会議
平成24年度施政方針並びに各会計予算案に対する総括質疑・一
般質問
委員会
産 業 厚 生委 員 会(24年 度 予算 ・ 条例 等 審 査 )
委員会
総 務 文 教委 員 会(24年 度 予算 ・ 条例 等 審 査 )
議 会 運 営委 員 会
委 員 長 報告 、質疑 、討 論 、表 決 、議 案 等上 程 、説明 、質 疑 、
討 論 、一部 表 決 、一 部 委員 会 付 託
― 1 ―
2.付 議 事 件
件 名
報告第 1号 損害賠償の額を定め和解することについての専決処分の報告について
議案第 1号 垂水市市有施設整備基金の設置、管理及び処分に関する条例 案
議案第 2号 垂水市職員旅費支給条例の一部を改正する条例 案
議案第 3号 垂水市教育委員会教育長の給与に関する条例等の一部を改正する条例 案
議案第 4号 垂水市税条例の一部を改正する条例 案
議案第 5号 垂水市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 案
議 案 第 6号 垂 水 市 介 護 従 事 者 処 遇 改 善 臨 時 特 例 基 金 条 例 を 廃 止 す る 条 例 案
議案第 7号 垂水市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例 案
議案第 8号 垂水市営住宅条例の一部を改正する条例 案
議案第 9号 人権擁護委員候補者推薦につき意見を求めることについて
議 案 第10 号 人 権 擁 護 委 員 候 補 者 推 薦 に つ き 意 見 を 求 め る こ と に つ い て
議 案 第11 号 平 成23 年 度 垂 水 市 一 般 会 計 補 正 予 算( 第9 号 )案
議 案 第12 号 平 成23 年 度 垂 水 市 国 民 健 康 保 険 特 別 会 計 補 正 予 算( 第3 号 )案
議 案 第13 号 平 成23 年 度 垂 水 市 後 期 高 齢 者 医 療 特 別 会 計 補 正 予 算( 第1 号 )案
議 案 第14 号 平 成23 年 度 垂 水 市 介 護 保 険 特 別 会 計 補 正 予 算( 第3 号 )案
議 案 第15 号 平 成23 年 度 垂 水 市 老 人 保 健 施 設 特 別 会 計 補 正 予 算( 第1 号 )案
議 案 第16号 平 成23 年 度 垂 水 市 病 院 事 業 会 計 補 正 予 算( 第2 号 )案
議 案 第17 号 平 成23 年 度 垂 水 市 簡 易 水 道 事 業 特 別 会 計 補 正 予 算( 第2 号 )案
議 案 第18 号 平 成24年 度 垂 水 市 一 般 会 計 予 算 案
議 案 第19 号 平 成24年 度 垂 水 市 国 民 健 康 保 険 特 別 会 計 予 算 案
議 案 第20 号 平 成24年 度 垂 水 市 後 期 高 齢 者 医 療 特 別 会 計 予 算 案
議 案 第21 号 平 成24年 度 垂 水 市 交 通 災 害 共 済 特 別 会 計 予 算 案
議 案 第22 号 平 成24年 度 垂 水 市 介 護 保 険 特 別 会 計 予 算 案
議 案 第23 号 平 成24年 度 垂 水 市 老 人 保 健 施 設 特 別 会 計 予 算 案
議 案 第24 号 平 成24年 度 垂 水 市 病 院 事 業 会 計 予 算 案
議 案 第25 号 平 成24年 度 垂 水 市 漁 業 集 落 排 水 処 理 施 設 特 別 会 計 予 算 案
議 案 第26号 平 成24年 度 垂 水 市 地 方 卸 売 市 場 特 別 会 計 予 算 案
議 案 第27 号 平 成24年 度 垂 水 市 簡 易 水 道 事 業 特 別 会 計 予 算 案
議 案 第28 号 平 成24年 度 垂 水 市 水 道 事 業 会 計 予 算 案
議 案 第29 号 平 成24年 度 垂 水 市 介 護 保 険 条 例 の 一 部 を 改 正 す る 条 例 案
議 案 第30 号 垂 水 市 職 員 の 給 与 に 関 す る 条 例 等 の 一 部 を 改 正 す る 条 例 案
議 案 第31 号 平 成23 年 度 垂 水 市 一 般 会 計 補 正 予 算( 第10号 )案
議 案 第32 号 垂 水 市 議 会 議 員 の 議 員 報 酬 及 び 費 用 弁 償 等 に 関 す る 条 例 の 一 部 を 改 正 す る 条 例 案
意 見 書 案 第7 号 「 協 同 労 働 の 協 同 組 合 法( 仮 称 )」 の 速 や か な 制 定 を 求 め る 意 見 書 案
陳 情
陳 情 第7 号 「 協 同 労 働 の 協 同 組 合 法( 仮 称 )」 の 速 や か な 制 定 を 求 め る 意 見 書 に 関 す る 陳 情
― 2 ―
平 成 24 年 第 1 回 定 例 会
会 議 録
第 1 日 平 成 24 年 2 月 23 日
本 会 議 第 1 号( 2 月 23 日 )
(木曜)
出 席 議 員 16名
1番 川 越 信 男
9番 北 方 貞 明
2番 堀 内 貴 志
10番 池 山 節 夫 3番 大 薗 藤 幸
11番 森 正 勝
4番 感 王 寺 耕 造
12番 川  達 志
5番 池 之 上 誠
13番 宮 迫 泰 倫
6番 堀 添 國 尚
14番 徳 留 邦 治
7番 田 平 輝 也
15番 篠 原  則
8番 持 留 良 一
16番 川 畑 三 郎
欠 席 議 員 0名
地 方 自 治 法 第121条 に よ る 出 席 者
市
長 尾 脇 雅 弥
水 産 課 長 岩 元 悦 郎
長 寺 地 浩 一
商工観光課長 塚 田 光 春
総 務 課 長 山 口 親 志
土 木 課 長 深 港 渉
企 画 課 長 倉 岡 孝 昌
会 計 課 長 脇 孝 久
財 政 課 長 北 迫 睦 男
水 道 課 長 川井田 志 郎
税 務 課 長 葛 迫 隆 博
監査事務局長 礒 脇 正 道
市 民 課 長 白 木 修 文
消
防
長 宮 迫 義 秀
サービス課長 前木場 強 也
教
育
長 肥 後 昌 幸
保健福祉課長 城ノ下 剛 教育総務課長 今 井 文 弘
生活環境課長 感王寺 八 郎
学校教育課長 有 馬 勝 広
農 林 課 長 森 下 利 行
社会教育課長 瀬 角 龍 平
副
市
市 民 相 談
議会事務局出席者
事 務 局 長 松 浦 俊 秀
書
記 篠 原 輝 義
書
記 有 馬 英 朗
― 3 ―
平 成 24年 2 月 23日 午 前 10時 開 会
以上で、議長報告を終わります。
[市長尾脇雅弥登壇]
〇 市 長 ( 尾 脇 雅弥 ) 皆 さ ん 、 お は よ う ご ざ い
△開 会
ます。
〇議長(宮迫泰倫)定刻、定足数に達してお
12月 定 例 議 会 後 の 議 会 に 報 告 す べ き 主 な 事 項
り ま す の で 、 た だ い ま か ら 、 平 成 24年 第 1 回 垂
について、御報告を申し上げます。
水市議会定例会を開会します。
平 成 21年 よ り 噴 火 活 動 が 活 発 化 し た 桜 島 の 降
△開 議
灰により、市民生活はもとより基幹産業であり
〇議長(宮迫泰倫)これより、本日の会議を
ます農林水産業に多大な被害が発生しておりま
開きます。
す。
本日の議事日程は、お手元に配付いたしたと
昨年1 年間の 爆発回数996回と 観測史上最多を
おりであります。
更新し 、本年1月に は月間最多を 更新す る172回
△会議録署名議員の指名
の爆発を観測するなど、年々活発化する状況の
〇議長(宮迫泰倫) 日程第1、会議録署名議員
中 、 1 月 12日 に は 爆 発 に よ る 災 害 を 想 定 し て の
の指名を行います。
防災訓練を、今回は協和地区を中心に陸・海自
会 議 録 署 名 議 員 は 、 会 議 規 則 第 80条 の 規 定 に
衛隊を初め関係機関の協力のもと実施したとこ
より、議長において森正勝議員、堀添國尚議員
ろでございます。
を指名します。
ま た 、 5 月 25日 と 26日 の 2 日 間 、 鹿 児 島 県 総
△会期の決定
合防災訓練が垂水市において開催されますこと
〇議長(宮迫泰倫)日程第2、会期の決定を
から、これを機会に関係機関との連携・協力を
議題とします。
さらに図りますとともに、桜島火山活動対策協
去 る 17日 議 会 運 営 委 員 会 が 開 催 さ れ 、 協 議 が
議会、錦江湾奥会議などの構成市町とも緊密な
なされた結果、本定例会の会期をお手元の会期
連携を図り、災害発生時の最優先事項でありま
日 程 表 の と お り 、 本 日 か ら 3 月 16日 ま で の 23日
す住民避難について、相互の連携や連絡網の確
間とすることに意見の一致を見ております。
立などの早期実現に努めてまいります。
これに御異議ありませんか。
1 月 21日 に は 平 野 防 災 担 当 大 臣 、 2 月 19日 に
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
は中川防災担当大臣が相次いで桜島・新燃岳の
〇議長(宮迫泰倫)異議なしと認めます。
降灰被害の状況について視察に訪れられ、伊藤
よ っ て 、 会 期 は 、 本 日 か ら 3 月 16日 ま で の 23
知事を初め関係首長を交えての意見交換会が開
日間と決定しました。
催されたところでございます。
△諸般の報告
その席におきまして、現行の補助事業におけ
〇議長(宮迫泰倫)日程第3、諸般の報告を
る地域の実情に応じた補助率のかさ上げや、高
行います。
齢化が進み自宅の降灰除去に困難を要する高齢
この際、議長の報告を行います。
者の方々への補助を降灰除去事業にて行えない
監 査 委 員 か ら 、 平 成 23年 度 定 期 監 査 結 果 の 報
か 、 御 支 援 を お 願 い し た と こ ろ で ご ざ い ま す。
告 及 び 平 成 23年 10月 分 、 11月 分 及 び 12月 分 の 出
今後、具体的な対策について関係各課と協議
納検査結果報告がありましたので、写しをお手
し、関係市町とも連携・協力し、積極的な取り
元 に 配 付 し て お き ま し た か ら 御 了 承 願 い ま す。
組 み を 、 国 へ 要 望 し て ま い り た い と 考え て お り
― 4 ―
ます。
11月 の 平 均 の 倍 以 上 の 御 乗 車 が あ り 、 12月 だ け
次に、本市におけます昨年1年間の交通事故
で 517人 の 方 に 御 利 用 い た だ き 、 う ち 116人 の 方
の発生状況について、御報告させていただきま
が本市に御宿泊くださいました。
す。
次に、市の組織機構について、現在本庁舎隣
交通事故発生件数は 117件、 死亡者数6 名、 負
別館2階にございます生活環境課を、行政改革
傷者数153名となっております 。前年と比較いた
推進並びに業務効率の向上と、より効果的な市
しますと、発生件数及び負傷者数では減ってい
有 施 設 の 運 営 を 図 る た め に 、 本 年 4 月 1 日 よ り、
るものの、死亡された方がふえる結果となりま
環境センター管理棟の1階に移転する予定でご
した。
ざいます。
ことしになって交通死亡事故は発生しており
詳細につきましては、この後の全員協議会に
ませんが、引き続き、交通事故の減少を図るた
て御報告いたしますが、移転に伴います市民の
めに、鹿屋警察署並びに垂水地区交通安全協会
皆様への周知と市民サービスの低下が発生しな
や振興会、関係団体と協力して、広報活動や交
いような対策を徹底してまいります。
通安全運動などの周知徹底、さらに高齢者や子
次 に 、 12 月 議 会 後 の 火 災 発 生 状 況 に つ い て、
供たちへの交通安全教育を充実していきたいと
御報告いたします。
考えており、今後とも御支援・御協力をよろし
建物火災1件、その他火災1件の火災が発生
くお願いいたします。
しております。
次に、観光推進の取り組み状況について、御
建物火災につきましては、1月5日に高城に
報告いたします。
おいて、住宅1棟部分焼失の火災が発生してお
昨年3月鹿児島県の景観大賞を受賞され、垂
ります。
水市の新たな観光名所となりました「たるみず
そ の 他 火 災 は 、 12月 31日 市 木 に お い て 、 ゴ ミ
千本イチョウ」におきましては、11月19日のオー
ステーションのコンテナ等を焼失した火災が発
プ ン よ り 12月 18日 ま で の 約 1 カ 月 間 に 、 県 内 外
生しております。
か ら約4万2,000人の来園者が あり、 12月4 日の
次に、主な出張用務について御報告申し上げ
「 大野原いき いき 祭り 」当日は 約5,000名の 来園
ます。
者が訪れるなど大盛況で、市内のすべての飲食
1 月 31日 は 、 県 市 長 会 定 例 会 及 び 知 事 と 市 長
店にも多くの来客があるなど、多大の経済効果
との意見交換会に出席いたしました。
をもたらしました。
県 市 長 会 定 例 会 で は 、 平 成 24年 度 事 業 計 画 ほ
た だ 、 12月 4 日 は 、 県 道 垂 水 南 之 郷 線 に お い
か3件の議案が全会一致で承認されました。
て4キロメートル以上の渋滞が発生し、来園者
また、知事と市長との意見交換会では、「震
を初め、大野原住民の方々や通行中の方々に多
災後のエネルギー政策及び家庭用太陽光発電設
大な御迷惑をおかけするなどの課題も残しまし
置について」を含む3件の各自治体で抱える問
た こ と か ら 、 そ の 対 応 策 と し ま し て 、 平 成 24年
題について、貴重な意見交換を行ってまいりま
度はシャトルバスの運行等を行うなど、渋滞の
した。
緩 和 に つ な げ て ま い り た い と 考 え て お り ま す。
2月3日から4日にかけましては、特別交付
ま た 、 10月 1 日 か ら 運 行 し て お り ま す 無 料 観
税に関する要望活動のため、財政課課長補佐を
光 バ ス の 状 況 で ご ざ い ま す が 、 千本 イ チ ョ ウ が
伴い上京いたしました。
ピークを迎えた12月は、1日の平均乗車数も10・
特別交付税の所要額確保のため、総務省の事
― 5 ―
務次官を初め関係部署などを訪問いたしました
川畑三郎議員。
が、東北・北陸地方の豪雪被害が例年にないひ
[議会運営委員長川畑三郎議員登壇]
どい状況であり、要望どおりの配分が難しい現
〇議会運営委員長(川畑三郎) 私ど も 議会運
状 な ど の 説 明が あ り ま し た が 、 こ ち ら と し ま し
営 委 員 会 の 5 名 及 び 随 行 1 名 は 、 去 る 1 月 11日
ても年々ひどくなる桜島の降灰による農水産物
か ら 13日 ま で 、 奈 良 県 生 駒 市 及 び 京 都 府 綾 部 市
被 害 や 市 民 生 活 の 現 状 等 も 説 明 さ せ て い た だ き、
において所管事項調査を実施したので、報告を
特段の御配慮をお願いしてまいりました。
いたします。
その後、鹿児島県選出の国会議員の皆様を訪
最 初 に 、 生 駒 市 は 、 人 口 約 12万 人 で 、 奈 良 県
問し、今回の要望に対する御支援と御尽力をあ
の北西部に位置し、大阪市、奈良市のベッドタ
わせてお願いをいたしました。
ウンとして有名であります。ここでは、議会改
2月7日には、鹿児島市にて開催されました
革や議会運営について、5項目にわたり研修を
錦江湾奥4市で構成された錦江湾奥会議に関係
受けました。
課長を伴い出席いたしました。
まず、議員研修会の開催については、政策立
掲 げ ら れ た 7 つ の テ ー マ よ り 、 今 回は 2 つ の
案や審議及び監視機能を強化するため、年1回
テーマについて協議と意見交換を行い、「国立
をめどに、議員共済会主催の研修会や議員提案
公園の再編への対応」というテーマでは、各自
による勉強会を開催しております。
治体でのイベント開催や桜島フェリーの湾奥ク
次 に 、 自 由 討 論 に つ い て は 、 平 成 22年 8 月 に、
ル ー ジ ン グ な ど 、 観 光 面 で の 連 携 が 話 し 合 わ れ、
委員会における自由討議に関する運用指針が議
「桜島大噴火の際の降灰、土石流、津波、地震
会運営委員会で議員間の申し合わせ事項として
等への防災対策及び災害時相互協力体制の確立」
決定され、議員相互の自由討議や、委員外議員
というテーマでは、津波対策として各自治体で
の 発 言も で き る こ と な ど が 定 め ら れ て お り ま す。
取り組む標高表示について、海抜による色分け
予算特別委員会については、これまでの予算
を統一して危険度を視覚的にわかりやすくでき
審査は所管の常任委員会に分割付託していまし
ないか、提案をしてまいりました。
た が 、 平 成 23年 度 よ り 議 長 を 除 く 議 員 全 員 で 構
次回は、8月に本市で開催する予定でござい
成する予算審査特別委員会を設置し、審査を行
ます。
っ て お り ま す 。 審 査 は 、 ま ず 4 日間 に わ た り 4
2 月 13日 に は 鹿 屋 市 に お き ま し て 、 大 隅 地 域
つの常任委員会ごとの分科会で行い、次に総括
選出の県議会議員で組織されます大隅振興議連
を1日とする計5日間行うもので、審査を補完
と管内4市5町の首長との意見交換会が開催さ
する場としても効果的な役割を果たすのではな
れ ま し て 、 こ れ か ら の 自 治 体 の 取り 組 み に つ い
いかと思いました。
て、県の取り組みや、また観光や産業への支援
次に、議会改革特別委員会については、平成
策などについて、幅広く意見交換がなされ、相
23年 に 議 員 の 新 た な 任 期 を 迎 え 、 地 域 主 権 時 代
互の協力関係の強化が話し合われたところでご
にふさわしい市議会の実現に向けて、6月に特
ざいます。
別委員会を設置し、現在の議会活動の改善点を
以上で、諸般の報告を終わります。
明らかにし、集中的に調査・検討を行っていく
〇議長(宮迫泰倫) 次に、議会運営委員会委員
としております。
長から所管事項調査の報告の申し出があります
委員会では、議会基本条例の制定に向け、本
ので、これを許可します。
年1月と2月に各小学校区ごとに議会報告会を
― 6 ―
行 う な ど 、 ま ず は で き る も の か ら 実 施し 、 そ れ
たき台をつくり、各条項ごとに議論し、検討し
から条例化に向けて取り組んでいくとのことで
たとのことであります。
あります。
そ の 後 、 平 成 22 年 6 月 定 例 会 に お い て 上 程、
最 後 に 、 議 会 中 継 に つ い て は 、 平 成 19年 6 月
可 決 さ れ 、 昨 年 は 、 基 本 条 例 を 踏 ま え 、 市 内 12
定例会からインターネットにおける本会議の生
カ所で当初予算や総合計画の概要について議会
中継と、会議後の録画配信を実施しており、平
報告会を開催しております。
成 24年 度 か ら は 委 員 会 中 継 も 実 施 し て い く 予 定
この報告会を行うことで、議員の個々の資質
であり、課題として、編集費用や操作の煩雑さ
が高まるとともに、市民の議会に対する見方や
があるとのことでありました。本議会でも、議
ニ ー ズ が 変 化し て き た の が 感 じ ら れ た と の こ と
会中継は今後の取り組み課題であります。
であります。
ま た 、 そ の ほ か 、 議 会 開 会 中 の 10日 前 の 議 案
最後に、議会の議決権の拡大については、地
説明会の実施や、一般質問の通告内容について
方自治法の改正に伴い、総合計画基本構想の市
議会運営委員会で内容審査を行うなど、質問の
政に係る基本的な計画の策定等を議会の議決事
重複を避けるための取り組み等も行われていま
項として定め、条例化を図っていました。
した。
以上のように、両市議会とも熱心に議会改革
次に、 綾部市は 、人口約3 万5,000人で 、京都
に取り組まれており、地方分権が進む中、議会
府の北西に位置し、合気道やグンゼの発祥の地
の果たす役割と責任の重大さを再認識するもの
と し て 知 ら れ 、 ま た 京 セ ラ の 工 場 も あ り ま す。
でありました。
ここでは、議会基本条例や議決権、その他議
本市議会においても、これらの取り組み事項
会改革について研修を受けました。
を参考にしながら、さらなる議会改革や議会運
これまで、議員定数の削減や日額費用弁償の
営に生かしていきたいと考えます。
廃止、議員報酬の削減と、行政経費の見直しと
以 上 で 、 所 管 事 項 調 査 の 報 告 を 終 わ り ま す。
して常任委員会及び議会運営委員会の行政視察
〇議長(宮迫泰倫)以上で、諸般の報告を終
を2年に1回実施するなど、改革を行ってきて
わります。
おります。
△報告第1号上程
また、特色ある改革として、委員の複数所属
〇議長(宮迫泰倫)日程第4、報告第1号を
を 認 め る 地 方 自 治 法 の 改 正 に よ り 、 平 成 20年 9
議題とします。
月から予算決算委員会を常任委員会化して設置
件名の朗読を省略いたします。
したことや、日曜議会の開催を年1回行ってお
ります。その他、定例会招集告示日における全
報告第1号 損害賠償の額を定め和解すること
議 員 へ の 議 案 説 明 の 実 施 や 、 政 務 調 査 費 の 増 額、
についての専決処分の報告について
議会のIT化の促進等、取り組みも行っており
ます。
〇議長(宮迫泰倫)報告を求めます。
次 に 、 議 会 基 本 条 例 に つ い て は 、 平 成 21年 に
〇 財政課長( 北迫睦男) お は よ う ご ざ い ま す。
議会運営委員会のワーキンググループで検討を
地方自治法第180条第1 項の 規定、 及び 市長専
進め、市民アンケートや中学校単位による地域
決処分事項の指定によりまして、損害賠償の額
懇談会を実施し、これらを踏まえ、制定へのス
を定め和解することについて専決処分いたしま
ケジュールの検討と、若手の委員で条例案のた
したので、同条第2項の規定により報告いたし
― 7 ―
ます。
る条例 案
専 決 処 分 の 内 容 で ご ざ い ま す が 、 平 成 23年 10
月 14日 に 鹿 屋 市 の 国 道 で 発 生 い た し ま し た 、 土
〇議長(宮迫泰倫)説明を求めます。
木課職員によります公用車運転中の接触事故で
〇 財政課 長( 北迫 睦男) 議 案 第 1 号 垂 水 市 市
ございます。
有施設整備基金の設置、管理及び処分に関する
市 は 、 相 手 方 に 責 任 割 合 10% の 負 担 を 相 殺 し、
条例案について、御説明申し上げます。
相手方へ 損害賠償額6,285円を 支払う こ と で 和解
この条例案は、各課所管の施設が経年により
いたしました。
修繕料や設備の更新料が大変かさんできており
なお、幸い車両損傷だけで、双方に身体のけ
まして、今後、なお一層その経費の高騰が考え
がはありませんでした。
られますことから、各施設の建てかえや修繕な
また、損害賠償額は全額、加入しております
ど 、 設 備 の 更 新 等 を 行 う 際 、 予 算 編 成 に お い て、
全 国 市 有 物 件 災 害 共 済 会 の 保 険 料 で 賄 わ れ ま す。
単年度の高額負担の回避や年度間の平準化を図
当事者には車の運転に慎重を期すよう指示を
ることとあわせて、安心・安全な垂水まちづく
いたしました。
りの観点から、耐震基準を満たしていない市庁
以上で、報告を終わります。
舎や各地区公民館など、防災拠点の耐震化事業
〇議長(宮迫泰倫)以上で、報告第1号の報
等の財源に充てるために、条例の制定をしよう
告を終わります。
とするものでございます。
△議案第1号~議案第8号一括上程
それでは、内容について、順を追って説明申
〇議長(宮迫泰倫)日程第5、議案第1号か
し上げます。
ら 日 程 第 12、 議 案 第 8 号 ま で の 議 案 8 件 を 一 括
まず、第1条に、設置目的に関することにつ
議題とします。
いて規定いたしました。
件名の朗読を省略します。
第 2 条 に 、 積 み 立 て に 関 す る こ と に つ い て、
第3条には、基金に属する現金の管理に関する
議 案 第 1 号 垂 水 市 市 有 施 設 整 備 基 金 の 設 置、
ことについて規定いたしました。
管理及び処分に関する条例 案
第4条に、運用益金の処理に関することにつ
議案第2号 垂水市職員旅費支給条例の一部を
いて、第5条に、繰りかえ運用に関することに
改正する条例 案
ついて規定いたしました。
議案第3号 垂水市教育委員会教育長の給与に
第6条第1項に、基金の本来の処分に関する
関する条例等の一部を改正する条例 案
こと、第2項に、金融機関におけるペイオフの
議案第4号 垂水市税条例の一部を改正する条
際の処分に関することについて規定いたしまし
例 案
た。
議案第5号 垂水市国民健康保険税条例の一部
第7条に、委任に関することとして、基金の
を改正する条例 案
管理に関し必要な事項は、市長が別に定めるこ
議案第6号 垂水市介護従事者処遇改善臨時特
とを規定しております。
例基金条例を廃止する条例 案
なお、附則といたしまして、この条例は公布
議案第7号 垂水市道路占用料徴収条例の一部
の日から施行することとしております。
を改正する条例 案
以上で説明を終わりますが、御審議のほどよ
議案第8号 垂水市営住宅条例の一部を改正す
ろしくお願いいたします。
― 8 ―
〇 総務課長( 山口親志) お は よ う ご ざ い ま す。
ございます。
議案第2号垂水市職員旅費支給条例の一部を
添付してあります新旧対照表で御説明申し上
改 正 す る 条 例 案 に つ い て 、 御 説 明 申 し 上 げ ま す。
げます。
行財政改革の取り組みとして、職員の県内出
まず、改正案の第1条、垂水市教育委員会教
張における日帰り日当500円を 廃止することにつ
育長の給与に関する条例の一部改正でございま
いて、職員組合と合意いたしましたので、これ
す が 、 附 則 第 27項 に お き ま し て 、 平 成 24年 4 月
に基づき、垂水市旅費支給条例の一部を改正し
1 日 か ら 平 成 25年 3 月 31日 ま で の 間 の 教 育 長 の
ようとするものでございます。
給料月額を 、 本則に 規定す る額に 100分の 95を乗
また、この改正に伴いまして、非常勤特別職
じ 得 た 額 と し 、 附 則 第 28項 に お き ま し て 、 こ の
の費用弁償等を規定しております垂水市報酬及
減額は期末手当及び退職手当の算定の基礎とな
び費用弁償条例の一部も、附則第2項において
る給料月額には適用しない旨を規定するもので
同様に改正しようとするものでございます。
ございます。
添付してあります新旧対照表で御説明申し上
次に、改正案の第2条、垂水市長等の給与に
げます。
関する条例の一部改正につきまして、御説明申
まず、垂水市職員旅費支給条例の一部改正で
し上げます。
ございますが、附則第8項におきまして、現在
附 則 第 29項 に お き ま し て 、 平 成 24年 4 月 1 日
500円でありました県内のほか の市町村への日帰
か ら 平 成 25年 3 月 31日 ま で の 間 の 市 長 及 び 副 市
り出張に係る日当につきまして、支給しない旨
長の給料月額は、本則に規定する額に、市長に
を規定するものでございます。
あっては100分の75を乗じ 得た額、副市長にあっ
この改定に伴いまして、市長、副市長及び教
ては100分の 95を乗じ得た額と し、附則第30項に
育長の県内日帰り出張に係る日当につきまして
おきまして、この減額は期末手当の算定の基礎
も、支給しないことになります。
となる給料額に適用しない旨を規定するもので
次に、垂水市報酬及び費用弁償条例の一部改
ございます。
正でございますが、第8条におきまして、日額
次に、改正案第3条、垂水市長等の退職手当
の 500円を廃止して 実費弁償の みの支給とし 、附
に関する条例の一部改正につきまして、御説明
則第10項におきまして、現在500円でありました
申し上げます。
費用弁償を支給しない旨を規定するものでござ
附則第2項におきましては、市長、副市長の
います。
給料減額は退職手当の算定の基礎となる給料月
な お 、 こ の 条 例 は 、 平 成 24年 4 月 1 日 か ら 施
額 に 適 用 し な い 旨 を 規 定 す る も の で ご ざ い ま す。
行しようとするものでございます。
な お 、 こ の 条 例 は 、 平 成 24年 4 月 1 日 か ら 施
以上で御説明を終わりますが、御審議のほど
行しようとするものでございます。
よろしくお願いいたします。
以上で御説明を終わりますが、御審議のほど
続きまして、議案第3号垂水市教育委員会教
よろしくお願いいたします。
育長の給与に関する条例等の一部を改正する条
〇 税務課 長( 葛迫 隆博) 議 案 第 4 号 垂 水 市 税
例案について、御説明申し上げます。
条例の一部を改正する条例案について、説明申
市長、副市長及び教育長の給料月額を、昨年
し上げます。
に引き続き、減額しようとするもので、関係の
地方税ほか各法律の改正等により、一部改正
ある3条例を一括して改正しようとするもので
を行うものでありますが、関連資料として配付
― 9 ―
いたしておりますので参照を願います。
改正 す る 箇 所 を ア ン ダ ー ラ イ ン で 示し て お り
地方税法施行規則の一部改正、経済社会の構
ます。
造の変化に対応した税制の構築を図るための地
第 54条 第 7 項 で は 、 家 屋 の 附 帯 設 備 に 関 す る
方税法及び地方法人特別税等に関する暫定措置
規定でありますが、地方税法施行規則の一部改
法の一部を改正する法律、そして、東日本大震
正に伴う条文整備でございます。
災からの復興に関し地方公共団体が実施する防
第95条の たばこ税の税率で すが、1,000本当た
災のための施策に必要な財源の確保に係る地方
り 4,618円 を 5,262円 に 改 め る も の で す 。
税 の 臨 時 特 例 に 関 す る 法 律 が 、 平 成 23年 12月 2
次に、附則ですが、附則第9条の市民税の分
日に公布され、同日に施行されたところでござ
離課税に係る所得割の額の特例等の条文を削除
います。
し 、 附 則 第 16条 の 2 第 1 項 で 規 定 し て い る 紙 巻
また、その後、地方税法の一部を改正する法
きたばこ第3級の品目と同一であるたばこ税の
律 が 平 成 23年 12月 14日 に 公 布 さ れ 、 同 日 に 施 行
税率を 、1,000本あた り 2,190円か ら2,495円に改
されたところでございます。
めるものです。
主な内容を申しますと、地方税法施行規則の
附 則 第 22条 に つ き ま し て は 、 東 日 本 大 震 災 に
一部改正では、固定資産税に関して、家屋の附
係る雑損控除額等の特例を改めるものでござい
帯設備に関する規定の一部改正が行われており
ます。
ます。
ま た 、 附 則 第 25条 と し て 、 個 人 の 市 民 税 の 税
次に、経済社会の構造の変化に関連する法律
率の特例等を加えるものですが、先ほど申しま
の 一 部 改 正 で す が 、 平 成 25年 1 月 1 日 以 降 に 支
し た よ う に 、 東 日 本 大 震 災 関 連 と し て 、 平 成 26
払 わ れ る べ き 退 職 手 当 に 係 る 個 人 住 民 税 の 10%
年 度 か ら 35年 度 ま で の 10年 間 、 各 年 度 の 市 民 税
税 額 控 除 の 廃 止 、 納 税 者 の 更 正 請 求 期 間 の 延 長、
の 均 等 割 に 500円 加 算 す る も の で あ り ま す 。
そ し て 、 平 成 25年 4 月 1 日 以 降 に 売 り 渡 し さ れ
続きまして、改正附則ですが、議案書の附則
るたばこ税の改正がなされております。
をごらんください。
次に、新たに制定された東日本大震災関連の
第1条に、施行期日を規定しております。改
法律ですが、緊急に地方公共団体が実施する防
正後の垂水市税条例は公布の日から施行するこ
災のための施策に要する費用の財源を確保する
と と し て お り ま す が 、 附 則 第 9 条 の 改 正 規 定、
ため、臨時の措置として地方税法の特例を定め
及 び 次 条 の 規 定 の 施 行 日 を 平 成 25年 1 月 1 日 と
るもので、個人住民税の均等割の標準税率の引
するものでございます。
き 上 げ を 平 成 26年 度 か ら 平 成 35年 度 ま で 行 う と
次 に 、 第 95条 の 改 正 規 定 、 附 則 第 16条 の 2 第
いうものであります。
1項の改正規定、及び第3条の規定の施行日を
最 後 に 、 平 成 23年 第 2 回 定 例 会 に お い て 、 東
平 成 25年 4 月 1 日 と す る も の で ご ざ い ま す 。
日本大震災の被災者等の負担軽減の規定を市税
第 2 条 に は 、 平 成 25年 1 月 1 日 以 降 の 退 職 手
条例に加えたところでありますが、今回の地方
当 等 に 係 る 個 人 住 民 税 の 10% 税 額 控 除 を 廃 止 す
税法の一部を改正する法律で、雑損控除額等の
ることに伴い、市民税に関する経過措置として
特例に関して改正がなされております。
規定しております。
以上申しましたことにより、垂水市税条例の
第 3 条 に は 、 平 成 25年 4 月 1 日 以 降 の 市 た ば
一部を改正するものでございますが、お手元の
こ税の改正に伴い、たばこ税に関する経過措置
新旧対照表にて説明いたします。
として規定しております。
― 10 ―
以上で、議案第4号垂水市税条例の一部を改
料の急激な上昇を抑制する目的で、国の交付金
正する条例案の説明を終わりますが、審議のほ
を国の指針に基づき、基金として積み立てたも
どよろしくお願い申し上げます。
のでございます。
〇 市民課 長( 白木 修文) 議 案 第 5 号 垂 水 市 国
本 市 に 交 付 さ れ た 額 は 、 平 成 21年 の 受 け 入 れ
民健康保険税条例の一部を改正する条例案につ
当 初 で 1,114万 4,764円 で 、 第 4 期 介 護 保 険 事 業
いて、御説明申し上げます。
計 画 の 実 施 期 間 で あ り ま す 平 成 21年 度 か ら 平 成
平 成 23年 3 月 31日 の 専 決 処 分 に お い て 、 国 保
23年 度 ま で の 間 、 こ の 基 金 を 処 分 で き る も の と
税の納期を各月の末日に統一したいとのことで
されております。
改正を行い、5月の第1回臨時議会において御
基金の処分事由といたしまして、介護報酬の
承認いただきました。
改定に伴う増加分を軽減するための財源に充て
し か し 、 改 正 後 の 事 務 処 理 を 行 っ た 結 果 、 12
る場合と、介護保険料の軽減にかかわる広報啓
月のみ市民の方々の入金が煩雑になること、保
発、電算システムの整備に要する費用等に充て
険税の納税証明書が従来と異なってしまうこと
る場合に限定されており、本市においては、今
等、住民に対し、混乱を来すことが判明しまし
年度末まで に 介護保険料の 上昇の ため に 約990万
た。また、金融機関に対しても、納期日の異な
円 、 広 報 啓 発 に 約 40万 円 を 充 て る こ と と し て お
った口座振替を約1週間で処理をお願いしなけ
ります。
ればならず、金融機関の事務処理が煩雑になる
今 回 、 こ の 基 金 条 例 の 廃 止 に つ き ま し て は、
ことも判明しました。
国が定めた第4期介護保険事業計画における基
そこで、住民の混乱の解消と各機関の事務処
金の活用期間が終了することに伴い、本条例を
理を円滑に遂行できるようにするために、今回
整理するものでございます。
の改正を行うことといたしました。
以上で説明を終わりますが、御審議のほどよ
それでは、新旧対照表により御説明いたしま
ろしくお願いいたします。
す。
〇 土木課長( 深港 渉) 土 木 課 所 管 事 項 と い
条文中改正した箇所をアンダーラインで示し
たしまして、7号及び8号議案につきまして説
ております。
明させていただきます。
第 12条 第 1 項 中 の 第 6 期 の 納 期 に つ い て 、 12
まず、議案第7号垂水市道路占用料徴収条例
月 1 日 か ら 同 月 末 日 ま で を 、 12月 1 日 か ら 同 月
の一部を改正する条例案について、御説明いた
25日 ま で に 改 正 す る も の で ご ざ い ま す 。
します。
附則としまして、この条例は公布の日から施
今回の改正の理由でございますが、全国的な
行するものでございます。
地価水準の下落に伴い、鹿児島県道路占用料徴
以上で説明を終わりますが、御審議のほどよ
収条例の改正に準じ、本市道路占用料徴収条例
ろしくお願い申し上げます。
を改正しようとするものでございます。
〇保健福祉課長(城ノ下 剛) 議案第6 号垂
そもそも道路占用料は、一般的には固定資産
水市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例を廃
税評価額による地価水準やその地価に対する賃
止 す る 条 例 案 に つ い て 、 御 説 明 申 し 上 げ ま す。
料等を基礎として算定を行っており、道路法第
本条例は、第4期介護保険事業計画期間中の
39条 の 占 用 料 の 徴 収 の 規 定 に よ り 、 運 用 し て い
介護報酬が3%増額改定されたことに伴い、第
るところでございます。国が平成8年に占用料
1号被保険者の保険料の増額が見込まれ、保険
改正を行い、全国の地方自治体もそれに準じて
― 11 ―
現在まで運用しており、本市も同様でございま
今回の改正の理由でございますけれども、平
す。
成 23年 5 月 に 、 地 域 の 自 主 性 及 び 自 立 性 を 高 め
この間、全国の地価が下がり続け、国は平成
るための改革の推進を図るための関係法律の整
18年 度 に 、 学 識 経 験 者 に よ る 道 路 占 用 料 制 度 の
備に関する法律、いわゆる地方分権一括法が制
見直しに関する調査検討委員会を設立し、この
定されまして、その一環として公営住宅法も改
委員会の報告を受け、現状の地価に適合した新
正 さ れ 、 平 成 24年 4 月 1 日 か ら 施 行 さ れ る こ と
た な 占 用 料 と す る た め 、 平 成 20年 4 月 1 日 か ら
になりました。これに伴い、市営住宅条例につ
道 路 法 施 行 令 の 一 部 を 改 正 し 、 最 新 で は 平 成 23
い て も 改 正 を 行 お う と す る も の で ご ざ い ま す。
年4月1日から改正運用しているところでござ
改正の要点でございますけれども、公営住宅
います。
法におきましては、入居者資格のうち同居親族
こ れ を 受 け 、 鹿 児 島 県 も 平 成 23年 4 月 1 日 か
の要件が廃止されますものの、地方分権一括法
ら改正を行っており、これにならい、県内他市
では、その要件の廃止及び維持についても各運
町 の ほ と ん ど が 平 成 24年 度 か ら の 改 正 に つ い て、
営 自 治 体 の 裁 量 で 判 断 で き る も の と な っ て お り、
議決済み、あるいはまたは予定をしている状況
本市におきましては、単身入居者等の偏りを減
でございます。
らし、現に住宅困窮である方への配分を進める
主な改正事項につきましては、新旧対照表の
ために、鹿児島県住宅条例改正案に準じ、現行
ほうで御説明いたします。
ど お り 、 同 居 親 族 要 件 を 維 持 し て い く こ と と し、
まず、本則の見出しについて、第1条を趣旨
その他は法に照らし合わせて改正しようとする
に、第7条を委任に改めるとともに、第1条及
も の で ご ざ い ま す 。 し た が い ま し て 、 基 本 的に
び第3条、第4条については、本文文言の整理
は、現行条例と同等要件を維持するものとなっ
を行おうとするものでございます。
てございます。
次に、今回改正案の主体であります別表の個々
主な改正事項については、新旧対照表のほう
の 占 用 物 件 の 占 用 料 に つ い て 、 他 市 町 に な ら い、
で御説明いたします。
鹿児島県道路占用料徴収条例に準じて、すべて
ま ず 、 第 6 条 入 居 者 資 格 等 に つ き ま し て は、
改正しようとするものでございます。
第 1 項 中 の 、 い わ ゆ る 老 人 等 の 規 定 を 削 除 し、
料金改正の差違につきましては、対照表を御
第1号の要件を第1項のただし書きに加え、こ
参照いただきたいと思います。
れに伴い、それぞれの各号を1号ずつ繰り上げ
ま た 、 別 表 備 考 に つ い て も 、 1 の 段 落 構 成、
るものでございます。
5及び6は鹿児島県条例にならい詳細な規定へ
同条第2項中の政令に規定する者、すなわち
改めるとともに、それぞれ文言の整理を行おう
老人等の規定を削り、その者以外に同居する者
とするものでございます。
がない者、つまり単身者に改めるものでござい
な お 、 こ の 改 正 の 附則 と い た し ま し て 、 1 で、
ます。
施 行 期 日 を 平 成 24 年 4 月 1 日 か ら と し 、 2 で、
次 に 、 第 7 条 、 入 居 者 資 格 の 特 例 の 第 1 項 中、
施行日までの経過措置について規定しようとす
前条第1項各号を、前条第1項第1号から第3
るものでございます。
号までに改め、第2項におきましては、各号の
続きまして、議案第8号垂水市営住宅条例の
整理に従い、老人等を削除するものでございま
一部を改正する条例案について、御説明をいた
す。
します。
第 18条 第 2 項 の 12月 分 の 家 賃 に つ い て の 納 付
― 12 ―
期限を、先ほどの国民健康保険条例改正案と同
総合計画等の中で実施計画を定めまして、計画
様 の 事 由 に よ り 、 翌 年 の 1 月 4 日 か ら 12月 25日
していくと。
に 改 め 、 第 29条 に つ き ま し て は 、 第 6 条 の 各 号
それから、先ほど耐震化のことも申し上げま
の 整 理 に 従 い 、 改 め る も の と し 、 第 49条 に つ き
し た が 、 耐 震 改 修 計 画 を 平 成 27年 度 ま で に 90%
ましては、要件を加えるものでございます。
とすることとしておりますので、それらのこと
以上が主な改正理由でございますが、この改
も 含め て 整 備 を し て い く と い っ た 計 画で お り ま
正の附則といたしまして、公営住宅法の施行日
す。
に 合 わ せ 、 1 で 、 施 行 期 日 を 平 成 24年 4 月 1 日
あと、この一番の目的は、災害対策本部とな
からとし、2で、施行日までの経過措置につい
ります市庁舎の問題、それから避難所となりま
て規定し、3で、一括法制定以前の適用要件具
す各地区公民館の耐震化のための資金確保も図
備等を整理しようとするものでございます。
っ て い き た い と い う こ と が 大 き な 目 的で ご ざ い
以上で説明を終わりますが、御審議のほどよ
ます。
ろしくお願い申し上げます。
〇持留良一議員 ちょっと今聞いた中身による
〇 議 長 ( 宮 迫 泰 倫 ) こ れ か ら 質 疑 を 行 い ま す。
と非常に、方針そのものというか、実態との関
質疑はありませんか。
係でもちょっとかけ離れているような危惧を抱
〇持留良一議員 1点だけ、委員会でも数字的
か ざ る を 得な い ん で す け れ ど も 、 い わ ゆ る 私た
なのはただしていきたいと思うんですが、議案
ちはこの間の議論、議会の議論の中でも耐震化
第1号の市有施設整備基金の設置及び処分に関
の問題とか、また再整備をきちっと図っていか
するというところの関係で、当然、私たちは前
ないと、施設そのものの運用の問題、耐用年数
提として、施設整備に関してのいわゆる基本的
の 問題 等 々 あ る ん だ と い う こ と も 含 め て お 聞 き
な方針、計画というのがあって、これが出てき
も し て き ま し た し 、 ま た 今 、 今 度 の 予 算 で も、
た と い う ふ う に 思い ま す 。 そ う し な い と 、 こ の
住宅の長寿命化計画、当面資金的な問題もあっ
条例の組み立てそのものも運用できないという
て な か な か と い う こ と で 、 寿 命を 延 ば し て い く
ふうに思うんですが、例えば5条なんかの繰り
よ う な 対 策を と っ て い こ う と い う こ と で 、 そ う
かえ運用というのも本当にどうなのかなと若干
いう計画も国の補助のもとにされているという
危 惧し た り す る ん で す け れ ど も 、 そ の あ た り で
こ と に な る と 思 い ま す 。 だ か ら 、 趣 旨的 に は 今
は、基本的なそういう整備計画、各施設の整備
言 わ れ た よ う な 中 身 だ ろ う と 思 う ん で す よ ね。
計画というのはもう十分練ってあって、そのも
そ う し た と き 、 や っ ぱ り 、 私た ち は そ う い う
とにこの基金を必要とすると、そういう形で財
のがきちっとあって、だから基金も当然必要に
政的な、効率的な標準化を図りながら、年次的
な っ て く る と 。 そ う で な け れ ば 、 お 金と 計 画と
に 対 応 し て い く と い う こ と が 理解 で き る ん で す
がアンバランスになったら非常に問題であろう
が、そのあたりの計画というのは、各施設にお
と思いますし、当面のための対策としてその基
いて調査もされ、そういう整備計画の方針も持
金を つ く っ て い く ん だ と い う よ う な こ と に な る
っ て い る ん だ と い う こ と で 理 解し て よ ろ し い の
と 、 や っ ぱ り 私 た ち も も う 少 し 合点 が い か な い
か、この点について。
点が あ る と 思う ん で す よ ね 。 や っ ぱ り ど ん な ふ
〇 財政課長( 北迫睦男) 今 お っ し ゃ い ま し た、
うに計画していくのか、そのために基金をきち
施設の整備計画という名のもとの計画はござい
っ と 積み 立て て い く と 。 そ う な っ て き た と き に、
ま せ ん 。 た だ 、 い ろ ん な 施 設 に つ き ま し て は、
例えば5条の繰りかえ運用などというのも、じ
― 13 ―
ゃ そ う い う の が な け れ ば 、 あ る 意 味で は 、 も う
議 論を し て 、 計 画 を き ち ん と 立 て て い く と い う
ここに基金だけ積んじゃうと、それを財政的な
のは並行してやっていきます。
補てんとして使う意味合いも非常に強くなって
その上で、現時点におきましても耐震化が必
し ま う ん じ ゃ な い か な と い う ふ う に 危 惧を し て
要と か い う の は あ り ま す の で 、 ま ず 、 お 金 の 部
しまうんです。
分 に つ い て は 基 金 で も っ て き ち ん と 準備 を し て
だ か ら 、 そ う い う 意味 で は 、 き ち っ と そ う い
い こ う と 、 ま た 、 計 画に つ い て は 内 部 で き ち ん
う 方針 の も と に な け れ ば な ら な い と い う ふ う に
と協議をしながら、年次的な計画を立てながら
思 う ん で す が 、 今 の 答 弁 だ と 、 何か そ の あ た り
やっていこうと。その中では当然、使う場合に
が 不 十 分 だ っ た よ う な ふ う に 聞い た ん で す け れ
ついては予算措置が必要ですので、それはまた
ど も 、 そ う い う こ と も 含め て 、 や っ ぱ り そ の あ
きちんと議会にもお示しをしながら、御理解を
た り が 必 要 な ん じ ゃ な い か と い う ふ う に 思う ん
い た だ い て や っ て い く と い う 二本 立 て で や っ て
ですが、いかがなんでしょうか。
いこうということでございますので、全くノー
〇 財政課長( 北迫睦男) 今 お っ し ゃ い ま し た
プ ラ ン で や る と い う こ と で は ご ざ い ま せ ん で、
第 5 条 の 繰 り か え 運 用 の こ と に つ き ま し て は、
きちんと計画は議会とも相談をしながらやって
少し誤解があるような気がいたします。
い っ て 、 整 備を 進 め て い く と い う こ と で ご ざ い
繰りかえ運用のほうは、大きな支払いが生じ
ますので、よろしくお願いいたします。
まして歳計金が不足するような場合に、民間資
〇持留良一議員 私たちは基本的に見るときは、
金より一時借り入れをしますと利子が発生いた
総合計画とか実施計画等を見ていくわけで、そ
しますので、民間資金を借りるよりかは、基金
ことの整合性はどうなんだと、今回出てきたこ
から一時的に借りて支払いをするという方法で
う い う 事 件に つ い て は ど う な ん だ と い う こ と を
ご ざ い ま す の で 、 ち ょ っ と 趣 旨が 違 う よ う な 気
見て い く わ け で す ね 。 や っ ぱ り そ こ と の 整合 性
がいたします。
が な い と 、 や っ ぱ り 出て き た と き に 、 じ ゃ そ の
それから、今おっしゃいました橋梁の長寿命
問 題と い う の は ど こ で 私 た ち は き ち っ と 対 応 す
化、それから住宅の長寿命化、それから港湾・
る 判 断 を 持っ て い く の か と い う の が 出 て く る と
漁 港 、 そ う い っ た も の は こ れ か ら メ ジ ロ 押し に
思うんです。やっぱりそれは確かに並行的な議
長寿命化の対策費というものが出てまいります
論というのは当然、今の現状ではあるかもしれ
の で 、 そ ち ら の こ と も 考 え て の 基金 整 備 で ご ざ
ませんけど、そこのところはやっぱりそういう
います。
ことで僕らは見ていきますので、やっぱり根拠
〇副市長(寺地浩一)若干補足して御説明申
が あ っ て 初 め て そ の も の の 整 合 性 も 出て く る と
し 上 げ ま す け れ ど も 、 確 か に 議員 が お っ し ゃ る
思い ま す の で 、 ぜ ひ そ う い う こ と も 含め て 、 今
よ う に 、 整備 計 画 と い う の が あ っ て し か る べ き
後は 提 案 も し て い た だ け れ ば な と い う ふ う に 思
というのは、当然我々も十分認識しておりまし
います。最後は要望ですけど。
て、今般、庁内の関係課によります検討委員会
〇議長(宮迫泰倫)ほかに質疑は。
と い う の を ま ず 立ち 上げ を し て お り ま す 。 そ の
〇川達志議員 2号、垂水市職員旅費支給条
中 で 、 市 の 庁 舎 で あ り ま す と か 公 民 館 の 耐 震 化、
例 の 一 部 を 改 正 す る 条 例 案 で す け れ ど も 、 今、
建 て か え 、 そ れ か ら あ と 、 さ ま ざ ま な 施 設で す
国が消費税を上げようとかいろいろやっている
ね、先ほど御指摘のありましたさまざまな改修
わけですけれども、ただ、身を切ることをされ
等を必要とする施設について、庁内できちんと
ていないのでなかなか前に進まないんだろうと
― 14 ―
思います。そういった中、こういう条例を率先
らは前向きに取り組みをしていただきたいと思
し て 出 さ れ た と い う こ と は 歓 迎を し た い と 思 い
います。
ます。
以上です。
そこで、今まで1年間でこの旅費は幾らぐら
〇 議 長 ( 宮 迫泰 倫 ) ほ か に 質 疑 は あ り ま せ ん
い か か っ て い た の か 、 ま ず そ こ い ら を 教え て い
か。
た だ き た い 。 わ か ら な い 。 1 年間 で 。 1 年間 で
〇池之上 誠議員 今、川議員が間違えられ
どのくらい使っていたのかという話です。
ま し た け れ ど も 、 こ の 議 案 第 3 号 に つ い て 一 言、
〇 総務課長( 山口親志) 2 号 議 案 の 今 ま で 支
市 長 の お 気 持 ち を 伺 い た い と 思 っ て お り ま す。
払われておりました日当の年間の実績を申し上
継 続 を 言 わ れ て 、 給 与 報 酬 を 25% カ ッ ト を 続
げますと、費用弁償等日帰りの日当で238万6,000
け て お ら れ る わ け で す が 、 厳 し い 財 政 状 況 の 中、
円になります。これが各課の予算の積み上げを
大変な決断をされたと思っております。この件
し て お り ま す の で 、 23年 度 の 実 績 は ま だ 、 若 干
に つ い て 、 市長 、 ど う い う ふ う な 感 じ で や ら れ
3 月 ま で の 予 定 が あ り ま す の で 変動 は あ る か と
た の か 、 そ の 1 点 だ け お 聞き し た い と 思 い ま す。
は 思 い ま す が 、 予 算 上 の 金 額 は 238万 6,000円 で
〇市長(尾脇雅弥)池之上議員の質問にお答
す。
えをいたします。
〇川達志議員 本市の財政を見たときには238
24年 の 施 政 方 針 の 中 で も 、 継 続 と 挑 戦 と い う
万 、 か な り 大 き い 数 字 だ ろ う と 思い ま す 。 た だ、
中で、行財政改革の断行の継続ということは申
ま だ ま だ ほ か に も あ る と い う ふ う に 思い ま す の
し 上げ て お り ま す 。 そ の 中 身 と い う の は 、 市 長
で 、 こ れ か ら も こ う い っ た 改 革に は 拍 車 を か け
の給与を一部カットしますということで数字ま
ていただきたい。
で は 示 し て は い な い わ け で す け れ ど も 、 23年 度、
で き れ ば 、 こ れ に つ い て 他 市の 状 況 は ど う な
さ ま ざ ま な 状 況 を 考 慮 し て 、 25% カ ッ ト と い う
のか。わかっていれば教えていただきたい。
ことを皆さんに御許可いただきました。
〇 総務課長( 山口親志) 後 ほ ど 全 協 で 説 明 も
1年間通して、市長の職責の重さであります
しようと思っておりましたが、肝属地区の2市
と か 、 そ う い っ た も ろ も ろ を 考え ま す と 、 そ れ
4町で日当の廃止をしているところが、肝付町
がかなり厳しい状況ではあるなというのは感じ
以 外 に 日 当 の 廃 止 を し て お り ま す 。 そ れ か ら 19
て は お り ま す け れ ど も 、 い ろ ん な 意 味で 行 財 政
市 の 状 況 は 、 19市 の 中 で 6 市 、 日 当 の 廃 止 を し
改 革 を 進 め る 上 で 、 範 を 示 す と い う 意 味 で は、
ております。
今 年 度 、 24年 度 に 関 し て は ま た 引 き 続 き 25% カ
以上です。
ットということでやらせていただきたいという
〇川達志議員 ぜひほかの市町村に先駆けて
ふうに思って、この議案を上程させていただき
やる、このことをしっかりとやっていただきた
ました。
い。というのは、せっかくしても、ほかがして
以上でございます。
いればそんな評価は高くないんです。せっかく
〇 議 長 ( 宮 迫泰 倫 ) ほ か に 質 疑 は あ り ま せ ん
す る の で あ れ ば 、 ま ず 先に 改 革を し て い た だ き
か。
た い 。 私 ど も も 、 前 回 申 し 上 げ ま し た け れ ど も、
[「なし」と呼ぶ者あり]
改革の特別委員会を立ち上げております。しっ
〇議長(宮迫泰倫)質疑なしと認めます。
か り と 我 々 も 協 議 を し て い く つ も り で す の で、
これで質疑を終わります。
皆 さ ん 方 だ け に は 言い ま せ ん の で 、 ぜ ひ そ こ い
お諮りします。
― 15 ―
議案第1号から議案第8号までの議案8件に
をもって任期満了となりますが、同氏について
ついては、いずれも所管の各常任委員会にそれ
も、人権擁護委員として適任であると考えられ
ぞれ付託の上、審査したいと思います。
ますことから、引き続き同氏を推薦するに当た
これに御異議ありませんか。
り、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づ
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
き、議会の意見を求めるものでございます。
〇議長(宮迫泰倫)異議なしと認めます。
推薦しようとする黒石田時江氏の住所は、垂
よって、議案第1号から議案第8号までの議
水市新城829番地2 、 生年月日は 昭和18年6 月1
案8件については、いずれも所管の各常任委員
日でございます。
会にそれぞれ付託することに決定しました。
なお、人権擁護委員の任期は3年でございま
△ 議 案 第 9 号 ・ 議 案 第 10号 一 括 上 程
す。
〇議長(宮迫泰倫) 日程第13、議案第9号及び
以上で両議案の説明を終わりますが、よろし
日 程 第 14、 議 案 第 10号 の 議 案 2 件 を 一 括 議 題 と
く 御 審 議 く だ さ い ま す よ う お 願 い 申 し 上 げ ま す。
します。
〇 議 長 ( 宮 迫 泰 倫 ) こ こ で 、 暫 時 休 憩 し ま す。
件名の朗読を省略いたします。
休憩時間中、全員協議会室におきまして全員
協議会を開きますので、ただいまの議案を持っ
議案第9号 人権擁護委員候補者推薦につき意
て御参集願います。
見を求めることについて
午 前 11時 2 分 休 憩
議 案 第 10号 人 権 擁 護 委 員 候 補 者 推 薦 に つ き 意
見を求めることについて
午 前 11時 20分 開 議
〇議長(宮迫泰倫)休憩前に引き続き会議を
〇議長(宮迫泰倫)説明を求めます。
開きます。
〇市長(尾脇雅弥)それでは次に、議案第9
先ほど議題としました議案に対し、これから
号 及 び 議 案 第 10号 に つ い て 、 一 括 し て 御 説 明 を
質疑を行います。
申し上げます。
質疑はありませんか。
両 議 案 と も 人 権 擁 護 委 員 候 補 者 の 推 薦 に つ き、
[「なし」と呼ぶ者あり]
議会の意見を求めるものでございます。
〇議長(宮迫泰倫)質疑なしと認めます。
まず、議案第9号は、現在、人権擁護委員で
これで質疑を終わります。
あ り ま す 川 畑 弘 子 氏 が 平 成 24年 6 月 30日 を も っ
まず、議案第9号について、適任とすること
て任期満了となりますが、同氏は、人権擁護委
に御異議ありませんか。
員 と し て 適 任 で あ る と 考 え ら れ ま す こ と か ら、
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
引き続き同氏を推薦するに当たり、人権擁護委
〇議長(宮迫泰倫)異議なしと認めます。
員法第6条第3項の規定に基づき、議会の意見
よって、議案第9号については、適任とする
を求めるものでございます。
ことに決定しました。
推薦しようとする川畑弘子氏の住所は、垂水
次 に 、 議 案 第 10号 に つ い て 、 適 任 と す る こ と
市 本 町 8 番 地 、 生 年 月 日 は 昭 和 15年 4 月 3 日 で
に御異議ありませんか。
ございます。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
次 に 、 議 案 第 10号 で す が 、 現 在 、 人 権 擁 護 委
〇議長(宮迫泰倫)異議なしと認めます。
員 で あ り ま す 黒 石 田 時 江 氏 が 平 成 24年 6 月 30日
よ っ て 、 議 案 第 10号 に つ い て は 、 適 任 と す る
― 16 ―
ことに決定しました。
ざいますが、退職勧奨に伴う早期退職者に係る
△ 議 案 第 11号 上 程
ものでございます。
〇議長(宮迫泰倫) 日程第15、議案第11号平成
同 じ ペ ー ジ の 8 目 財 産 管 理 費 の 積 立 金 の う ち、
23年 度 垂 水 市 一 般 会 計 補 正 予 算 ( 第 9 号 ) 案 を
財政調整基金積立金は、地方財政法第7条の規
議題とします。
定に基づき、前年度決算剰余金の2分の1を積
説明を求めます。
み立てるものでございます。
〇 財政 課長 ( 北迫 睦男 ) 議 案 第 11号 平 成 23年
同じ節の市有施設整備基金は、今議会に議案
度垂水市一般会計補正予算(第9号)案を御説
第1号として提案しておりますが、垂水市市有
明申し上げます。
施設整備基金の設置、管理及び処分に関する条
補正の内容を記載しました参考資料を議案と
例案に基づくもので、今後の市有施設整備の財
一緒にお配りしておりますので、あわせてごら
源に充てるための積み立てを行うものでござい
んいただきたいと思います。
ます。
今回の補正の主な理由でございますが、職員
23ペ ー ジ の 10目 企 画 費 の 負 担 金 、 補 助 及 び 交
の早期退職に伴う退職手当の増額、地方財政法
付金の廃止路線代替バス運行費は、負担金の確
の規定に基づく前年度繰越金の財政調整基金へ
定に伴うものでございます。
の 積 み 立 て 、 市 有 施 設 整 備 基 金 へ の 積 み 立 て、
27ペ ー ジ お 開 き く だ さ い 。
また、地方交付税の確定に基づく病院事業交付
12目 介 護 保 険 事 業 費 の 繰 出 金 は 、 一 般 会 計 か
金の増額補正などのほか、執行残や事業費の確
ら の 繰 出 金 で ご ざ い ま す が 、 平 成 23年 度 介 護 保
定に伴う予算整理、並びに地方債の補正が必要
険特別会計の実績見込みによる減額でございま
になったものでございます。
す。
今回、 歳入歳出とも 1 億4 万3,000円を 追加し
次 に 、 29ペ ー ジ を お 開 き く だ さ い 。
ま す の で 、 こ れ に よ る 補 正 後 の 金 額 は 、 98億 5,
2目児童措置費の扶助費の減額は、子ども手
487万 1,000円 に な り ま す 。
当の法改正によるものでございます。
補正の款項の区分及び区分ごとの金額並びに
次 に 、 31 ペ ー ジ の 1 目 清 掃 総 務 費 の 負 担 金、
補正後の歳入歳出予算の金額は、2ページから
補助及び交付金は、合併浄化槽設置基数の減少
6ページに掲げてあるとおりでございます。
による補助金の減額でございます。
地方債の補正がありましたので、7ページの
あ け て い た だ き ま し て 、 32ペ ー ジ の 1 目病 院
第2表地方債の補正にお示ししております。
費 の 負 担 金 、 補 助 及 び 交 付 金 で ご ざ い ま す が、
それぞれの起債事業費の確定や変更によるも
地方交付税措置額の確定に伴う増額でございま
のでございますが、右の欄の補正後に示す限度
す。当初予算が骨格予算であったことから、地
額に 変更し 、 本年度の 借入総額を 11億3,982万円
方交付税措置の確定後に補正を予定していたも
にしようとするものでございます。
のでございます。
次に、歳入歳出補正予算事項別明細のうち主
次 に 、 33ペ ー ジ を お 開 き く だ さ い 。
な も の を 御 説 明 申 し 上 げ ま す が 、 歳 出 の う ち、
7 目 の 防 災 営 農 対 策 事 業 費 で ご ざ い ま す が、
事務事業の確定に伴う予算整理に係るものは省
施設園芸ハウスの入札残でございます。
略させていただきます。
36ペ ー ジ を お 開 き く だ さ い 。
ま ず 、 22ペ ー ジ を お 開 き く だ さ い 。
4目観光施設整備費の委託料の減額は、宮脇
1目一般管理費の退職手当等の退職手当でご
公園整備事業で、旧垂水中跡地に計画されてお
― 17 ―
りました物産館建設等の設計委託料でございま
分の 1 使 わ れ て い な い と い う こ と で す よ ね 。 そ
したが、特別養護老人ホーム等の建設計画が浮
うしたときに、まず最初の、当初組むときに見
上したために、設計委託は発注しなかったもの
込み 違い が あ っ た の か と い う 気が せ ん で も あ り
でございます。
ま せ ん 。 た だ 、 使 わ れ て い な い こ と は 事 実 で す。
次 に 、 38ペ ー ジ を お 願 い い た し ま す 。
そこで、課長、何件ぐらい見込みで、何件ぐ
2目道路新設改良費の公有財産購入費と、補
らいなかったの。差をちょっと教えて。
償、補てん及び賠償金でございますが、市道内
〇生活環境課長(感王寺八郎) 合併浄化槽に
ノ野線の改良工事で追神橋の工法が当初計画よ
つきましては生活環境課が所管しておりますの
り変更になったことにより、用地費と移転補償
で、お答えいたしたいと思います。
費が減額になったものでございます。
当初計画では110基を予定しておりまして、予
40ペ ー ジ を お 開 き く だ さ い 。
算で言いますと3,842万円を計上いたしましたが、
2目の住居移転促進費は、がけ下移転の該当
実績としまして74基ということで、2,555万2,000
事 業 が な か っ た こ と に よ る 減 額 で ご ざ い ま す。
円ということで差額を減額ということでござい
次 に 、 43ペ ー ジ か ら 44ペ ー ジ の 3 目 小 学 校 施
ます。
設 整 備 費 は 、 空 調 設 備 設 置 事 業 の 設 計 委 託 料 と、
以上でございます。
工事費の実績に基づく減額でございます。
〇川達志議員 ありがとうございます。
次 の 45ペ ー ジ の 3 目 中 学 校 施 設 整 備 費 の 工 事
そこで、市長、このお金はやはり水道関係と
請負費は、第8号補正で計上いたしました中央
いうんですか、そういった業者の皆さん方の大
中学校大規模改造事業費の体育館部分の工事費
きな事業でもあると。ここを、やはり海を守る
でございますが、体育館につきましては、緊急
という観点からも、大きな政策として補助率を
防災・減災事業に該当しないことが後にわかり
上げて執行していくという考えも、当然考えな
ま し た の で 、 減 額 し 、 平 成 24年 度 当 初 予 算 へ 計
き ゃ い け な い と 思う 。 余 っ た か ら と い う こ と で
上したものでございます。
はなく。来年度に向けて、補助率を上げて仕事
以上が歳出の主なものでございますが、これ
を ふ や し て い く 、 そ し て ま た 海を 守っ て い く と
らに対する歳入は、前に戻りますが、8ページ
いうことに、どう考えられますか。
の 事 項 別 明 細 書 の 総 括 表 、 及 び 10ペ ー ジ か ら の
〇市長(尾脇雅弥)今、川議員のほうから
歳 入 明 細 に あ り ま す よ う に 、 使 用 料 及 び 手 数 料、
御指摘がありました。確かに業者の皆様方にと
国庫支出金、県支出金、市債などの特定財源を
ってはそれを見込んで仕事もされるということ
充て、不足分については、地方交付税、繰越金
で ご ざ い ま し て 、 か な り 3 分の 2 と い う こ と で
等の一般財源を充てて収支の均衡を図っており
で す ね 、 3 分の 1 が 仕 事 が な か っ た と い う よ う
ます。
な 言い 方 も 言 え る ん だ ろ う と 思 い ま す の で 、 今、
以上で説明を終わりますが、御審議のほどよ
時代の中で、環境的な問題もひっくるめて、こ
ろしくお願い申し上げます。
の合併浄化槽、そういったものの設置促進とい
〇 議 長 ( 宮 迫 泰 倫 ) た だ い ま の 説 明 に 対 し、
うのは非常に重要なこととなっていると思いま
これから質疑を行います。
すので、今、御指摘いただいたことを勘案しな
質疑はありませんか。
が ら 、 今 後、 対 応 さ せ て い た だ き た い と い う ふ
〇川達志議員 31ページ、清掃費のところで
うに思っております。それでいいですか。(「は
すけれども、浄化槽の設置整備事業補助金が3
い」と呼ぶ者あり)
― 18 ―
そ れ と 、 新 規 事 業 の 中 に も 、 24年 度 の 中 に も
どのように考えていらっしゃるのかというのが
盛り込んでおりますので、そのことも御理解を
1点と。
いただきたいというふうに思っております。
も う 1 つ 、 こ の 要綱 で し た か 、 何 か で し た か
〇川達志議員 この時期、毎年思うんですが、
ね、保育料も天引きできるような中身に変わっ
や は り 、 残 す の は き っ ち り こ う や っ て 残し て い
てきたということで、非常に私たちも相談があ
いと思う。その上で、来年度どうやって使って
っ た り し た ん で す け れ ど も 、 や は り 保護 者 に と
い く の か 。 な か っ た か ら 削 る と い う 発想 で は な
っ て は 大 変な 問 題 に も な っ て き て い る と 。 そ う
く、いかに効率よく、市民に喜んでいただける
い う こ と か ら 含 め て 、 非 常 に こ の 改 正に よ っ て、
のか、こういう発想で取り組みをしていただき
市 民へ の 影 響 と い う の は い っ ぱ い 出 て き た の か
た い 。 要 す る に 、 こ と し の 反 省 点 を 踏 ま え て、
な と い う ふ う に 思っ て い る ん で す が 、 そ の あ た
来年度どうやって生かしていくかということに
り に つ い て ど の よ う に 考え て い ら っ し ゃ る の か
な る ん だ ろ う と 思い ま す 。 余 っ た か ら と い う こ
ということです。
と じ ゃ な く 、 来 年 ど う や っ て 使っ て い く ん だ と
も う 1 つ は 、 プ レ ミ ア ム 商 品 券 、 2 月 17日 で
いうことを、もう1回皆さん方が初心に返って
締 め 切 り が さ れ た と い う ふ う に 思 う ん で す が、
い た だ く こ と が 市 民の た め に も な る し 、 そ う 思
当然さまざま効果はあったと思うんです。今回
い ま す の で 、 ぜ ひ 検討 い た だ き た い と 思 い ま す。
は一般のスーパー等も入ったりということもあ
以上です。
って、非常に地元の経済的な効果との関係で実
〇議長(宮迫泰倫)ほかに。
際ど う だ っ た の か と い う の は 、 改 め て や っ ぱ り
〇持留良一議員 2点なんですが、支出の関係
検証 す る と き だ と 思う ん で す が 、 そ の あ た り に
では児童措置費、子ども手当の問題で、これは
つ い て は 今 、 ど の よ う に 結 果 を 見て い ら っ し ゃ
法の改正等によって、民主党が当初の公約を守
る の か 、 実態が ど う だ っ た の か と い う こ と を ち
ら ず に こ ん な ふ う に な っ て き た ん で す け れ ど も、
ょっとお聞かせいただきたいと思います。
本 来 、 今 の 子 供 た ち の 実 態 、 状 況 か ら 見 て も、
〇保健福祉課長(城ノ下 剛) 今、 御質問の
貧困化率というのは非常に高く日本はなってき
件でございますが、私ども現場の立場としまし
ているということからも本当に、考えても必要
ては、恐らく、議員言われたように、大変な経
な支援策だったんだということを今も思ってい
済 的な 負 担 が ふ え て い る と い う ふ う に 思 い ま す。
るんですが、そういう意味でも、削減すべきも
ただ、国の法律等がどんどん変わっております
の で は な か っ た と い う ふ う に 思う ん で す が 、 こ
ので、その対応の中で今回これだけの減額を生
のことによって実際上、市民への影響、いわゆ
じたということでございます。
るそういう保護者の方々への影響をどのように
保育園のその引き落とし分についても、これ
考えられているのかということと、それにかわ
も 制 度の 中 で そ れ は で き る と い う よ う な こ と を
って、内容自体も非常に適用するのには厳格化
明記 し て ご ざ い ま す の で 、 対 応 と し て は そ う い
さ れ て 、 い わ ゆ る 国 内に 居 住 し な き ゃ だ め だ と
う 扱い を し て い る と い う こ と で ご ざ い ま す 。 1
か い う の も あ り ま す し 、 ま た 、 自治 体 が 子 育 て
万3,000円が1万円になったということで、大変
支援に使える交付金の新設等もその法案の中に
な経済的な負担も強いられているというふうに
は 入っ て い た か と い う ふ う に 思い ま す が 、 そ う
は思っております。
いうことも含めて、この法の改正に伴って、市
〇商工観光課長( 塚田光春) プ レ ミ ア ム 商品
と し て の 対応 だ と か 、 影 響 だ と か と い う こ と を
券 の 検 証 な ん で す け れ ど も 、 2 月 17日 で 販 売 が
― 19 ―
終了しますことから、今現在、まだ検証はされ
とで補助金を新設いたしますと書いてございま
て お り ま せ ん で 、 こ れ か ら 商 工 会と 連 携 し な が
す ね 。 そ し て 、 参 考 資 料 の 中 で は 、 65基 分 、 1
ら、小売店とかそういったのにどのような効果
基 当た り 9 万 円 と い う の が 出 さ れ て い る わ け で
が あ っ た か 、 そ こ ら 辺を 含め て 、 ア ン ケ ー ト を
す け れ ど も 、 こ れ 先 ほ ど の 答 弁 と 若 干ニ ュ ア ン
通じてまた検証していきたいというふうに思い
ス が 違 う ん で す が 、 過 去 に は 1 基 10万 円 と い う
ます。
補助金が垂水市の持ち出しで、一般財源からあ
〇持留良一議員 先ほど言われた子ども手当の
っ た わ け で す け れ ど も 、 一時 取り や め に な っ て
問題ですけれども、そんな形でやっぱり地元の
お っ た わ け で す け れ ど も 、 24年 度 の 今 、 審 議 で
経済にも大きな影響が当然生まれてくると。当
は ご ざ い ま せ ん け れ ど も 、 24年 度 は こ の 9 万 円、
然、育てる保護者の方々にとっても、今までの
65基 分 と い う の を 予 算 措 置 を さ れ て い る と 資 料
経済的な土台がある意味、ある程度崩れてくる
の 中 で は 確 認で き る わ け で す け れ ど も 、 そ う な
という状況など非常に、子育て支援というのが
んでしょうかね。
非常に厳しい環境の中にもあったというふうに
〇生活環境課長(感王寺八郎) 24年度の 予算
思います。
につきましては、単独浄化槽の上乗せというこ
こ れ ま で の い ろ ん な ア ン ケ ー ト 調査 で も 、 そ
と で 、 新 規 事 業 で 24年 度 か ら 実 施 を す る 。 大 薗
ういうところに、子育て支援に結構多くがこの
議 員 が お っ し ゃ っ た と お り 65 基 と い う こ と で、
制度、手当を活用して使われていたと思います
内訳につきましては、国・県・市の3万円とい
の で 、 で き た ら 今 後 、 課 長 が 言 わ れ た と お り、
うことで撤去費用を補助をするということで考
そのあたりのフォローする対策、支援する対策
えております。
というのをぜひ検討もしていただきたいと。我々
な お 、 そ う す る こ と に よ り ま し て 、 単 独 槽の
の予算等でもいろいろと検討もされている中身
機 能低 下 か ら 、 あ る い は 切 り か え と い う こ と で
も あ る か と 思 い ま す け れ ど も 、 今後 の 課 題 に な
推進 が な さ れ る ん じ ゃ な い か と い う こ と で 考え
っ て い く か と い う ふ う に 思い ま す の で 、 ぜ ひ こ
ているところでございます。
れは要望ということで、そういう対策をぜひ検
以上でございます。
討 を し て い た だ き た い と い う ふ う に 思 い ま す。
〇大薗藤幸議員 今、説明をいただいてよくわ
以上です。
かりましたけれども、単独槽と合併槽の違いと
〇議長(宮迫泰倫)ほかに質疑はありません
い う の は 、 単独 槽 と い う の は 、 ト イ レ だ け の 汚
か。
水を、汚物を浄化すると。で、逆に、単独槽の
〇大薗藤幸議員 今、23年度の補正の審議なん
場合は、河川、湖沼、海に流れ込んでくる放流
で す け れ ど も 、 先 ほ ど 川  先 輩 の 質 問 の 中 で、
水が、汲み取りのほうが単独の浄化槽を設置す
浄化槽の設置基数の見込みが大幅に違うんじゃ
る よ り も 、 今は で き な い わ け で す け れ ど も 、 単
な い か と い う よ う な こ と で 、 補正 に な っ て い る
独は、設置するよりもBODの排出量が少なく
わ け で す け れ ど も 、 今 、 市 長 の 答 弁 さ れ た 中 で、
て済むんです。ですから、汲み取りから合併浄
新 年 度 も 、 24年 度 も 浄 化 槽 の 補 助 金 に 関 し て は
化槽に切りかえる、設置をするそのことは、生
以前と同じような補助金のあり方でいきたいと
活 の 改 善 に も な り ま す け れ ど も 、 単 独の ほ う を
い う よ う な ふ う に と ら え た ん で す が 、 施 政方 針
優先して合併浄化槽に入れかえる方針を、ぜひ
を い た だ い て い る わ け で す が 、 施政 方 針 の 中 で
力を 入れ て 進め て い た だ き た い と 、 そ の よ う に
は、単独浄化槽の合併浄化槽への促進というこ
思い ま す の で 、 ぜ ひ よ ろ し く お 願 い い た し ま す。
― 20 ―
〇議長(宮迫泰倫)答えがありますか。
第 13号 に つ き ま し て は 市 民 課 所 管 で す の で 、 一
〇市長(尾脇雅弥)今、担当課長が御説明し
括して御提案いたします。
た と お り 、 先ほ ど 答弁 し た と お り で ご ざ い ま す
ま ず 、 議 案 第 12号 平 成 23年 度 垂 水 市 国 民 健 康
ので、御理解いただきたいと思います。
保 険 特 別 会 計 補 正 予 算 ( 第 3 号 ) 案 に つ い て、
〇議長(宮迫泰倫)ほかに質疑はございませ
御説明申し上げます。
んか。
補正 の 主 な 理 由 で ご ざ い ま す が 、 こ れ ま で の
[「なし」と呼ぶ者あり]
実績と今後の動向を勘案し、各費目において所
〇議長(宮迫泰倫)質疑なしと認めます。
要額を補正するものでございます。
これで質疑を終わります。
1ページをお願いします。
お諮りします。
今 回 の 補 正 は 、 歳 入 歳 出 と も 1,211万 9,000円
本議案は、各所管常任委員会に付託の上、審
減額し、歳入歳出予算の総額を27億8,459万4,000
査したいと思います。
円とするものでございます。
これに御異議ありませんか。
それでは、歳出から、歳入歳出補正予算事項
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
別明細書により御説明いたします。
〇議長(宮迫泰倫)異議なしと認めます。
12ペ ー ジ を お 願 い し ま す 。
よ っ て 、 議 案 第 11号 は 、 各 所 管 常 任 委 員 会 に
1款1項1目一般管理費は、東日本大震災等
付託することに決定しました。
の影響により、国保総合システムの稼働時期が
△ 議 案 第 12号 ~ 議 案 第 17号 一 括 上 程
平 成 23年 5 月 か ら 8 月 に 変 更 さ れ た こ と に 伴 い、
〇議長(宮迫泰倫) 日程第16、議案第12号から
経費が発生し、国保連合会から各市町村へ分担
日 程 第 21、 議 案 第 17号 ま で の 議 案 6 件 を 一 括 議
金として請求されたことによる補正等でござい
題とします。
ます。
件名の朗読を省略いたします。
2 項 運 営 協 議 会 費 は 、 今 後 の 所 要 額 を 勘 案 し、
減額補正するものでございます。
議 案 第 12号 平 成 23年 度 垂 水 市 国 民 健 康 保 険 特
次のページの3項保険税収納率向上特別対策
別会計補正予算(第3号)案
事業費は、臨時職員1人分の今後の所要額を勘
議 案 第 13号 平 成 23年 度 垂 水 市 後 期 高 齢 者 医 療
案し、減額補正するものでございます。
特別会計補正予算(第1号)案
5項医療費適正化特別対策事業費は、年度途
議 案 第 14号 平 成 23年 度 垂 水 市 介 護 保 険 特 別 会
中で1人のレセプト点検員が自己都合により退
計補正予算(第3号)案
職したことによる減額補正でございます。
議 案 第 15号 平 成 23年 度 垂 水 市 老 人 保 健 施 設 特
次 の 14ペ ー ジ を お 願 い し ま す 。
別会計補正予算(第1号)案
2款1項療養諸費は、療養給付費等負担金の
議 案 第 16号 平 成 23年 度 垂 水 市 病 院 事 業 会 計 補
増額に伴う財源更正の補正でございます。
正予算(第2号)案
次 の 15ペ ー ジ を お 願 い し ま す 。
議 案 第 17号 平 成 23年 度 垂 水 市 簡 易 水 道 事 業 特
2 項 高 額 療 養 費 は 、 平 成 23年 3 月 か ら 11月 ま
別会計補正予算(第2号)案
での診療分の実績により、今後の医療費の所要
額を勘案し、補正いたしました。
〇議長(宮迫泰倫)説明を求めます。
4 項 出 産 育 児 諸 費 は 、 今 後 の 所 要 額 を 勘 案 し、
〇 市民課 長( 白木 修文) 議 案 第 12号 及 び 議 案
増額補正いたしました。
― 21 ―
次 の 16ペ ー ジ を お 願 い し ま す 。
児 諸 費 を 増 額 し た こ と に よ る 補 正 で ご ざ い ま す。
3款1項後期高齢者支援金等は、社会保険診
次の9ページをお願いします。
療報酬支払基金からの通知に基づく補正でござ
7款県支出金、2項県補助金、1目国民健康
います。
保険調整交付金は、県から年間概算交付額通知
次 の 17ペ ー ジ を お 願 い し ま す 。
に基づく補正でございます。
6款介護納付金も、社会保険診療報酬支払基
9款共同事業交付金は、国保連合会からの通
金からの通知に基づく補正でございます。
知に基づく増額補正でございます。
7款1項共同事業拠出金、1目高額医療費拠
次 の 10ペ ー ジ を お 願 い し ま す 。
出金は、国及び県からの通知に基づく補正でご
11款 繰 入 金 、 2 項 1 目 一 般 会 計 繰 入 金 及 び 3
ざいます。
目出産育児一時金等繰入金は、保険基盤安定繰
3目保険財政共同安定化事業拠出金は、国保
入金等の確定に伴い、一般会計からの繰入金の
連 合 会 か ら の 通 知 に 基 づ く 補 正 で ご ざ い ま す。
補正でございます。
次 の 18ペ ー ジ を お 願 い し ま す 。
13 款 諸 収 入 、 1 項 延 滞 金 、 加 算 金 及 び 過 料、
8款1項保健事業費は、今後の所要額を勘案
及び次のページの3項雑入ともに、今後の見込
し、減額補正いたしました。
み額による補正でございます。
2項特定健康診査等事業費は、これまでの健
14款 市 債 は 、 今 後 の 収 支 を 勘 案 し 、 借 り 入 れ
診実績に基づき、今後の所要額を勘案し、減額
を行わないことと判断し、減額補正いたしまし
補正いたしました。
た。
次 の 19ペ ー ジ を お 願 い し ま す 。
続 き ま し て 、 議 案 第 13号 平 成 23年 度 垂 水 市 後
11款 諸 支 出 金 、 1 項 償 還 金 及 び 還 付 加 算 金 と、
期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)案に
次 の 20ペ ー ジ 、 3 項 指 定 公 費 負 担 医 療 分 に つ い
ついて、御説明申し上げます。
ても、今後の所要額を勘案し、減額補正いたし
補正の理由は、実績に伴う鹿児島県後期高齢
ました。
者医療広域連合納付金、及び後期高齢者保険料
こ れ に 対 す る 歳 入で あ り ま す が 、 7 ペ ー ジ を
の補正でございます。
お願いします。
1ページをお願いします。
1款1項国民健康保険税、1目一般被保険者
今 回 の 補 正 は 、 歳 入 歳 出 そ れ ぞ れ 194万 9,000
国民健康保険税及び2目退職被保険者等国民健
円 を 減 額 し 、 歳 入 歳 出 予 算 の 総 額 を 2 億 419万 5
康 保 険 税 の 補 正 は 、 年 度 末 の 予 算 整 理 に 伴 い、
,000円 と す る も の で ご ざ い ま す 。
こ れ ま で の 徴 収 率 及 び 昨 年 度 の 徴 収 率 を 勘 案 し、
それでは、歳出から、歳入歳出補正予算事項
補正するものでございます。
別明細書により御説明いたします。
次の8ページをお願いします。
6ページをお願いします。
4款国庫支出金、1項国庫負担金、1目療養
2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金
給付費等負担金は、変更申請に伴う補正でござ
は 、 平 成 23年 度 の 保 険 料 収 納 の 実 績 に 伴 う 被 保
います。
険者保険料の減額補正、及び低所得者等の保険
2項国庫補助金、1目普通調整交付金及び2
料軽減分を公費で負担する保険基盤安定負担金
目特別調整交付金は、国からの交付通知に基づ
の確定通知による減額補正でございます。
く補正でございます。
3款諸支出金、2項1目繰出金は、一般会計
8目出産育児一時金補助金は、歳出の出産育
へ 繰 り 出 す 督 促 手 数 料 の 増 額 補 正 で ご ざ い ま す。
― 22 ―
次に、歳入の説明でございますが、4ページ
画、介護保険事業計画にかかわるもので、介護
をお願いします。
報酬改定に伴うシステム改修に要する費用でご
1款1項後期高齢者医療保険料、1目特別徴
ざいます。
収保険料は、年金から天引きされる保険料の実
25積 立 金 は 、 給 付 費 の 見 込 み 減 額 に よ り 、 介
績見込みによる減額補正、2目普通徴収保険料
護給付費準備基金への基金積み立てを行うもの
は、納付書払い等による保険料の実績見込みに
でございます。
よる増額補正でございます。
次に、2款保険給付費、1項サービス等諸費
3款繰入金、1項一般会計繰入金、2目保険
か ら 、 ち ょ っ と 飛 び ま す が 、 13ペ ー ジ の 6 項 高
基盤安定繰入金は、歳出の保険基盤安定分担金
額 医 療 合 算 介 護 サ ー ビ ス 等 費 に つ き ま し て は、
の減に伴う一般会計からの繰入金の減額補正で
12月 分 ま で の 支 払 い 実 績 を も と に 、 今 後 の 介 護
ございます。
給付費を推計し、不用額の減額を行うものでご
次の5ページをお願いします。
ざいます。
4款1項1目繰越金は、全事業実績の確定見
次に、5款地域支援事業費、1項介護予防事
込みによる補正でございます。
業費、2目一次予防事業費は、旅費支出に不足
以 上 、 議 案 第 12号 及 び 議 案 第 13号 の 説 明 を 終
を生じるため、報償費からの節間流用を行うも
わりますが、御審議のほどよろしくお願い申し
のでございます。
上げます。
あけていただきまして、6款諸支出金、1項
〇保健福祉課長(城ノ下 剛) 議案14号、 15
償還金及び還付加算金、1目第1号被保険者保
号 、 16号 に つ き ま し て は 保 健 福 祉 課 所 管 分 で ご
険料還付金でございますが、過誤納還付金の減
ざいますので、一括して御説明いたします。
額を行うものでございます。
最 初 に 、 議 案 第 14号 平 成 23年 度 垂 水 市 介 護 保
次に、歳入について御説明いたします。
険特別会計補正予算(第3号)案について、御
4ページをお開きください。
説明申し上げます。
事項別明細書で御説明いたします。
1ページをお開きください。
1款保険料、2款使用料を増額し、3款国庫
今回の補正でございますが、介護保険、介護
支出金、4款支払基金交付金、5款県支出金及
給 付 費 支 払 い 額 の 減 額 が 主 な も の で ご ざ い ま す。
び7款繰入金を減額いたしまして、収支の均衡
補正の額は 、歳入歳出にそれ ぞれ1 億3,483万
を図っております。
3,000円を 減額し 、 補正後の 予算総額を 歳入歳出
以上で説明を終わりますが、御審議のほどよ
そ れ ぞ れ 18億 3,886万 3,000円 と す る も の で ご ざ
ろしくお願い申し上げます。
います。
次 に 、 議 案 第 15号 平 成 23年 度 垂 水 市 老 人 保 健
最初に、事項別明細書の歳出について御説明
施 設 特 別 会 計 補 正 予 算 ( 第 1 号 ) 案 に つ い て、
いたします。
御説明申し上げます。
9ページをお開きください。
1ページをお開きください。
1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理
今回の補正の理由でございますが、収益の確
費の旅費でございますが、実績見込みに伴う増
定見込みに伴い、追加補正をしようとするもの
額補正でございます。
でございます。
委託料の行政事務委託でございますが、平成
補正の額は、歳入歳出にそれぞれ1,582万8,000
24年 4 月 か ら 実 施 す る 第 5 期 高 齢 者 保 健 福 祉 計
円を追加し、補正後の予算総額は、歳入歳出そ
― 23 ―
れ ぞ れ 5 億 6,618万 4,000円 と す る も の で ご ざ い
あけていただきまして、第5条企業債の補正
ます。
で ご ざ い ま す が 、 お 示 し し て お り ま す と お り、
歳出について御説明いたします。
起 債 の 限 度 額 を 1 億 2,530万 円 か ら 5,740万 円 に
6ページをお開きください。
減額しております。
1款事業費、1項老人保健施設事業費、1目
以上で説明を終わりますが、御審議のほどよ
老人保健施設事業費でございますが、収益の確
ろしくお願い申し上げます。
定に伴い、指定管理料交付金の補正を行うもの
〇 水道課長( 川井田志郎) 議案第 17号平 成23
でございます。
年度垂水市簡易水道事業特別会計補正予算(第
次に、歳入について、3ページの事項別明細
2号)案について、御説明申し上げます。
書で御説明いたします。
今回の補正は、年度末決算見込みに伴います
1款療養費収入、3款財産収入、4款繰越金
所要額の補正を行い、予算の整理を行おうとす
を減額し、5款諸収入、6款繰入金を増額いた
るものでございます。
しまして、収支の均衡を図っております。
既定の歳入歳出予算総額から歳入歳出それぞ
以上で説明を終わりますが、御審議のほどよ
れ 12万 3,000円 を 減 額 し 、 予 算 総 額 を そ れ ぞ れ 3
ろしくお願い申し上げます。
,569万 5,000円 と す る も の で ご ざ い ま す 。
次 に 、 議 案 第 16号 平 成 23年 度 垂 水 市 病 院 事 業
まず、歳出から御説明申し上げます。
会計補正予算(第2号)案について、御説明申
5ページをお開きください。
し上げます。
1 款 総 務 費 、 1 項 一 般 管 理 費 で ご ざ い ま す が、
1ページをお開きください。
2節給料、3節職員手当等につきましては、職
今回の補正の理由でございますが、病院事業
員給の減額及び子ども手当等の減額に伴う補正
収益及び病院事業費用の増額補正と、医療機器
でございます。
の入札結果に係る企業債及び建設改良費の減額
4節共済費につきましては、共済負担金の確
補正をしようとするものでございます。
定に伴う補正でございます。
第2条の業務の予定量でございますが、入院
8節報償費は、検針員研修会謝金執行残の減
患 者 を 1,739人 減 員 、 外 来 患 者 数 を 889人 増 員 し、
額補正でございます。
総 計 を 10万 6,390人 と す る も の で ご ざ い ま す 。
11節 需 用 費 の 消 耗 品 費 及 び 印 刷 製 本 費 は 、 不
次に、第3条収益的収入及び支出の補正でご
用額の減額補正を行ったものでございます。
ざ い ま す が 、 収 入 の 1 款 病 院 事 業 収 益 を 1 億 2,
13節 委 託 料 、 行 政 事 務 委 託 は 、 検 針 委 託 料 の
064万 6,000円 増 額 し 、 総 額 で 23億 5,600万 3,000
執行残を減額補正するものでございます。
円と し 、 支出の 1 款病院事業費用を1 億1,376万
次 に 、 歳入 で ご ざ い ま す が 、 前の 4 ペ ー ジ を
円増額し、総額を22億9,846万円とす るもの でご
ごらんください。
ざいます。
1款使用料及び手数料でございますが、平成
次に、第4条資本的収入及び支出でございま
23年 度 簡 易 水 道 使 用 料 が 当 初 見 込 み 額 よ り 使 用
すが、収入は中央病院医療機器購入の入札に伴
料の増加に伴う補正、及び簡易水道手数料の増
う 減 額 補 正 で 、 1 項 企 業 債 を 6,790万 円 減 額 し、
額に伴う補正でございます。これに伴い、2款
総額を 5,740万円とし 、 支出の1 款資本的支出を
繰入金でございますが、一般会計からの繰入金
5,672万3,000円減額し、総額を2億1,771万5,000
を減額補正することによりまして、収支の均衡
円とするものでございます。
を図っております。
― 24 ―
以上で説明を終わりますが、御審議をよろし
画だと減っていないから、予定だと、実態とは
くお願いします。
違ってくる。そうしたときに、基金残高の適正
続き まして 、地方税法第243条3に よる執行状
をするためにはそこいらが、基礎数字が間違っ
況の報告といたしまして、水道課関連の事項に
ていると全然違ってくる。基金をたくさん積ま
つきまして御報告を申し上げます。
な き ゃ い け な い 。 こ こ ら 辺に つ い て の 考 え 方を
垂水市水道事業会計では、国による公的資金
お尋ねします。
補 償 金 免 除 繰 上 償 還 の 措 置 が 、 平 成 22年 度 か ら
〇保健福祉課長(城ノ下 剛) 介護保険特別
平 成 24年 度 ま で 3 カ 年 に わ た り 承 認 さ れ た こ と
会計での基金の積み立てについては、特段明記
に よ る 償 還 に つ き ま し て 、 平 成 22年 度 分 償 還 金
はしてございませんが、ただ、介護保険料の中
額 6,516万 5,904円 を 平 成 23年 3 月 に 繰 り 上 げ 償
から今まで執行残として積み立てているもので
還いたしましたことを御報告申し上げます。
ご ざ い ま す 。 第 4 期が 終 わ る こ と し を も ち ま し
ま た 、 こ の 繰 り 上 げ 償 還 に つ き ま し て 、 今 後、
て 、 第 5 期 介 護 保 険 事 業 計 画 が 24年 、 25年 、 26
市のホームページや市報たるみず4月号におき
年に始まるわけですが、その分の保険料の軽減
まして公表することといたしております。
と い う こ と で 使 わ さ せ て い た だ く と い う 基本 的
以上でございます。
な 考え を 持 っ て お り ま す 。 人 口 等 に つ き ま し て
〇 議 長 ( 宮 迫 泰 倫 ) た だ い ま の 説 明 に 対 し、
は、老齢人口の推移につきましては、計画の中
これから質疑を行います。
で 把 握 し て お り ま す の で ( 発 言 す る 者 あ り )、
質疑はありませんか。
介護保険事業計画につきましては、独自でして
〇川達志議員 間違わないように、垂水市介
いる数字と、総合計画との整合性を持ちながら
護保険特別会計補正予算の中で一般管理費、9
策定 を し て お り ま す 。 ( 「 と い う こ と は 、 調 整
ペ ー ジ 、 基金 の 積 み 立て が あ る わ け で す け れ ど
を し て い る と い う こ と 」 と 呼 ぶ 者 あ り ) は い。
も 、 こ と し に な っ て も う 70 人 を 超 す お 年 寄 り、
〇川達志議員 それじゃ、詳しく詰めてもし
死 亡 者 が 出て お る よ う で あ り ま す 。 そ う し た と
ょうがないんだろうけれども、ぜひそこいらの
きに、死ぬまでに我々は介護保険の厄介になら
数字を出していただきたいと、具体的に。調整
なきゃいけない。特に、本市については大変な
した数字を、今おっしゃったから。
高齢化率であります。基金を積まれることは当
そ れ と 、 最高 で ど の く ら い 積ま な き ゃ い け な
然のことだと思いますが、まず、基金残高はど
いのか、基金を。どのくらい積めば何とか垂水
れだけあるのか、お聞きします。
市の高齢者が安心して介護保険の利用ができる
〇保健福祉課長(城ノ下 剛) ま だ 確定で は
のかという目途があるはずです。余り積み過ぎ
ございませんが、約1億4,000万円程度というふ
て も い け な い だ ろ う し 、 少な け れ ば 破綻 を す る。
うに思っております。
ここいらはどのくらい見ていらっしゃるか。
〇川達志議員 その中で、基金積み立てを行
〇保健福祉課長(城ノ下 剛) 介護保険、 保
うに当たり、やはり基礎的な数字というのがあ
険料の積み立て分につきましては、私ども、地
ると思うんですよ。高齢化率、年代別のあれが
域包括支援センター、それと介護予防係を持っ
出ていると思うんですが、そこで問題になるの
ております。そこにおける予防効果が出て、1
が、総合計画で人口の予想数、ほとんど減って
億4,000万円積めた分というふうに思っておりま
いない、あれは。その基準になる数字はどこに
す。介護保険料の設定につきましては、3年間
なるのか、将来の人口想定をする上で。総合計
の実施期間がございます。その間にすべての介
― 25 ―
護保険事業所、サービス等をマックスで計算し
いと思います。
て出した保険料でございますので、それ等につ
以上です。
きましては先ほど言いましたように、予防効果
〇 議 長 ( 宮 迫泰 倫 ) ほ か に 質 疑 は あ り ま せ ん
とか、いろんな私どもの施策が功を奏して1億
か。
4,000万円ほど積めた分だというふうにも理解し
[「なし」と呼ぶ者あり]
ております。
〇議長(宮迫泰倫)質疑なしと認めます。
〇議長(宮迫泰倫)ほかに質疑は。
これで質疑を終わります。
〇大薗藤幸議員 ちょっと昼が過ぎましたけれ
お諮りします。
ども、1点だけ。
議 案 第 12号 か ら 議 案 第 17号 ま で の 議 案 6 件 に
病 院 の 補 正 予 算 で す ね 、 医 療 機 器 の 整 備 事 業、
ついては、いずれも所管の各常任委員会にそれ
起 債 が 1 億 2,530万 円 、 マ イ ナ ス の 補 正 で す ね、
ぞれ付託の上、審査したいと思います。
6,790万 円 、 実 際 の 起 債 は 5,740万 円 。 こ れ 1 億
これに御異議ありませんか。
2,530万円というもともとの起債されたときの根
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
拠、多分、医療機器でしょうから、相当な、何
〇議長(宮迫泰倫)異議なしと認めます。
といいますか、幅があるという表現が正しいの
よ っ て 、 議 案 第 12号 か ら 議 案 第 17号 ま で の 議
かどうかわかりませんが、建設事業では物価本
案6件については、いずれも所管の各常任委員
等 を 利 用 さ れ て 予 算 を 組 ま れ る わ け で す よ ね、
会にそれぞれ付託することに決定しました。
設計をされていく。だから、どうも幅が大き過
ここで、暫時休憩いたします。
ぎ て 、 50% 以 下 と 。 ど の よ う に 考 え 、 ど う い う
次 は 、 1 時 20分 か ら 再 開 い た し ま す 。
状 況で こ う い う こ と に な っ て し ま う の か 。 そ し
午後0時9分休憩
て また、1 億2,530万円なりの 予算を組む 必要が
あるのか、もともとですね。そこをちょっとお
午 後 1 時 20分 開 議
尋ねしてみたいと思います。
〇議長(宮迫泰倫)休憩前に引き続き会議を
〇保健福祉課長(城ノ下 剛) 病院の 医療機
開きます。
器につきましては、新規が5件、老朽化に伴う
△ 議 案 第 18号 ~ 議 案 第 28号 一 括 上 程
更 新 分 が 5 件 ご ざ い ま し た 。 そ の 中 で 、 C T、
〇議長(宮迫泰倫) 日程第22、議案第18号から
全身用X線、CT診断装置、これの定価につき
日 程 第 32、 議 案 第 28号 ま で の 議 案 11件 を 一 括 議
ましてはかなり高額な予想をされておったとい
題とします。
うことでございます。病院の器械選定につきま
件名の朗読を省略いたします。
してはすべて病院のドクターの判断でございま
すので、言い方をかえれば、病院から来た数字
議 案 第 18号 平 成 24年 度 垂 水 市 一 般 会 計 予 算 を そ の ま ま 使 っ て い る と い う 分 で ご ざ い ま す。
案
こ の 差 額 に つ き ま し て は 、 執 行 残と い う こ と で、
議 案 第 19号 平 成 24年 度 垂 水 市 国 民 健 康 保 険 特
入札による執行残ということでございますので
別会計予算 案
御理解いただきたいと思います。
議 案 第 20号 平 成 24年 度 垂 水 市 後 期 高 齢 者 医 療
〇大薗藤幸議員 執行残という意味はよくわか
特別会計予算 案
ります。今後、委員会で議論があるかもしれま
議 案 第 21号 平 成 24年 度 垂 水 市 交 通 災 害 共 済 特
せんけど、またそのときに詳しくお聞きをした
別会計予算 案
― 26 ―
議 案 第 22号 平 成 24年 度 垂 水 市 介 護 保 険 特 別 会
っ て 「 元 気な 垂 水 づ く り 」 に チ ャ レ ン ジ す る と
計予算 案
いう意味でございます。
議 案 第 23号 平 成 24年 度 垂 水 市 老 人 保 健 施 設 特
平 成 24年 度 は 、 以 上 の 考 え 方 を 基 本 と し な が
別会計予算 案
ら、将来の垂水が少しでも活力に満ちたまちづ
議 案 第 24号 平 成 24年 度 垂 水 市 病 院 事 業 会 計 予
くりの方向に進むように、「挑戦」へ重きを置
算 案
いた、「継続」から「挑戦」という、積極的で
議 案 第 25号 平 成 24年 度 垂 水 市 漁 業 集 落 排 水 処
前 向 き な 取 り 組 み を 進 め た い と 考 え て お り ま す。
理施設特別会計予算 案
そのために、これ迄以上に様々な現場へ足を
議 案 第 26号 平 成 24年 度 垂 水 市 地 方 卸 売 市 場 特
運び 、 「 こ う だ か ら 出 来 な い 」 で は な く 、 「 ど
別会計予算 案
うすれば出来るか」の視点で職員・市民一体と
議 案 第 27号 平 成 24年 度 垂 水 市 簡 易 水 道 事 業 特
なって頑張ってまいる所存でございます。
別会計予算 案
3つの重点政策。
議 案 第 28号 平 成 24年 度 垂 水 市 水 道 事 業 会 計 予
垂水市が取り組むべき課題は大小様々ありま
算 案
すが、今日の厳しい財政状況の中では、優先す
べき政策を見極めて取り組んでいく必要がある
〇議長(宮迫泰倫)説明を求めます。
と考えております。
[市長尾脇雅弥登壇]
そ こ で 、 平 成 24年 度 は 「 安 心 ・ 安 全 な 垂 水 の
〇 市 長 ( 尾 脇 雅 弥 ) そ れ で は 、 平 成 24年 度 施
まちづくり」「第1次産業の6次産業化と観光
政方針及び予算説明をさせていただきます。
振興」「医療・介護・福祉の包括的取組」の3
本 日 こ こ に 、 平 成 24年 第 1 回 市 議 会 定 例 会 を
つの柱を中心に市政を運営していくこととしま
招集し、関係諸議案の御審議をお願いするに当
した。
たり、私の市政に対する所信の一端と主な施策
(1)安心・安全な垂水のまちづくり。
の概要を申し上げ、議員各位及び市民の皆様の
昨年3月、 1,000年に 1度と 言われ る未曾有の
御理解と御協力を賜りたいと思います。
東日本大震災の発生により、多くの国民の生命・
市政運営の基本的考え方。
財産が一瞬にして奪われ、また、福島第一原発
昨 年 1 月 27日 に 就 任 し て 以 来 、 私 に と り ま し
事故の影響もあり復旧・復興は遅れ、今なお厳
ては2度目の施政方針となります。
し い 状 況 が 続 い て お り ま す 。 専 門 家 に よ る と、
前回は、第1回市議会定例会に提案した一般
同等クラスの西日本大震災の発生も近い将来に
会 計 当 初 予 算 が 骨 格 予 算 で ご ざ い ま し た の で、
あり得ると危惧されております。
第2回定例会で市政に対する所信を述べさせて
一 方 、 私 た ち に と っ て 同 様 に 危 惧 さ れ る の が、
いただきました。内容は、「継続」と「挑戦」
桜島の状況です。
をスローガンに5つの公約について、実現に向
平 成 23年 1 年 間 の 桜 島 の 爆 発 回 数 は 996回 と、
けての方針を申し上げ、2年目以降の種まきを
鹿 児 島 地 方 気 象 台 が 観 測 を 開 始 し た 1955年 以 降
中心に行政運営を行ってまいってきたところで
最多となり、降灰量も増加傾向にあるなど、今
ございます。
後も活発な活動がしばらく続くと予測されてお
「継続」とは、前市長からの「住んで良かっ
ります。また、台風・大雨等の自然災害の発生
たと思えるまちづくり」の志を継続するという
も予断を許しません。大規模災害を防ぐことは
意味であり、「挑戦」とは、新しい時代に向か
難しいと考えなければいけません。情報を共有
― 27 ―
して備えることが重要です。加えて、新型イン
潟地区の早崎改良、牛根麓から牛根境間の歩道
フルエンザ等の感染症や口蹄疫・高病原性鳥イ
整備につきまして、早期の完成を図っていただ
ンフルエンザ等の家畜伝染病への備えも必要で
くよう引き続き要望してまいります。
す。
県道整備におきましても、継続事業である垂
このような危機的状況に対し、垂水市民の生
水 南 之 郷 線 及 び 垂 水 大 崎 線 の 改 良 整 備 に つ い て、
命・財産を守り、犠牲者ゼロを目指すことが行
積極的な推進を図っていただくよう要望してま
政の最優先課題です。
いります。
まず、ソフト面の対策として、情報の収集及
また、市道整備については、内ノ野線本城地
び発信、災害発生時の的確な対応を行うために
区改良の継続と、元垂水原田線の元垂水地区の
危機管理体制の整備・強化を図ります。
国道交差点部から市木地区への整備などを図っ
併せて、「自助・共助・公助」の視点で、自
てまいります。
主防災組織の整備・充実・連携を推進してまい
災害・緊急時対応としても有効な「錦江湾横
ります。
断道路」の実現については、国土交通省の民間
5 月 25・ 26日 は 「 鹿 児 島 県 総 合 防 災 訓 練 」 が
連携事業の普及促進を目的とした研究事例の一
垂水市で実施されることになっており、この訓
つに「錦江湾横断道路」が選ばれるなど、必要
練を機に各組織との更なる連携強化を図ってま
性の理解が進んでまいったように感じておりま
いります。
す。また、県においては、錦江湾横断交通ネッ
平 成 23年 度 作 成 す る 防 災 マ ッ プ の 活 用 や 、 電
トワーク可能性調査に引き続き、錦江湾横断交
柱を活用した土地の標高の表示についても取り
通ネ ッ ト ワ ー ク フ ァ イ ナ ン シ ャ ル プ ラ ン 作成 事
組んでまいります。
業 を 予 定 さ れ て お り ま す 。 こ の よ う な 状 況 下、
消防力につきましては、今年度も、消防職員・
本市においても情報収集や本市への影響に関す
団員の資質の向上を図るため、救急救命士の養
る研究などに取り組める庁内組織づくりを検討
成・病院研修及び県消防学校における教養・訓
してまいります。
練を実施します。また、市民への普通救命講習
市庁舎は災害対策本部が設置されるなど安心・
や 小 学 校 高 学 年 以 上 の 救 命 入 門 コ ー ス を 実 施 し、
安全の拠点となる施設ですが、現庁舎は老朽化
救命率向上と市民の防災意識の高揚に努めてま
が著しいことから、当面耐震補強を行うととも
いります。
に今後、市有施設整備基金の積立により財源確
次に、ハード面での対策は、桜島降灰対策と
保に努めながら、新庁舎建設の検討も進めてま
して、路面清掃車を新たに1台購入し生活環境
いります。
整備を図るとともに、宅地内降灰除去における
また、市民の避難所となる各地区公民館につ
高齢者の負担軽減策の創設についても国に要望
いても、耐震化など防災拠点としての整備を図
するなどの取り組みを進めてまいります。
ってまいります。
土砂災害対策として、県と連携しながら引き
( 2 ) 第 1 次 産 業 の 6 次 産 業 化 と 観 光 振 興。
続き治山・砂防事業などの推進を図ってまいり
次に、「第1次産業の6次産業化と観光振興」
ます。
でございます。まず、第1次産業の振興につい
道路整備は災害対策においても重要な役割を
てであります。
果たすこと から、基幹道路であ る国道220号の整
農業を取り巻く環境は、政府においてTPP
備では、推進中であります柊原地区の拡幅、海
(環 太 平 洋 パ ー ト ナ ー シ ッ プ )交 渉 参 加 に 向 け た
― 28 ―
方針が表明され、また、国内・外の産地間競争
また、海外向けブリ加工品企業の工場増設計
の 激 化 に よ り 依 然 と し て 厳 し い 状 況 に あ り ま す。
画の話も伺っており、その将来性に期待感を持
こ の よ う な 状 況 の 中 、 本 市 農 業 振 興 の た め、
つ と と も に 、 こ の よ う な 企 業 へ の 支 援に も 取 り
効 率 的 か つ 安 定 的 な 農 業 経 営 体 を 育 成 ・ 確 保 し、
組んでまいります。
併 せ て 畑 か ん 施 設 な ど の 農 業 生 産 基 盤 の 整 備、
以上申し上げましたとおり、本市の第1次産
経営規模の拡大など農業生産力の向上を図って
業は垂水を代表する産業であります。農・水産
まいります。
物の物づくりに関しては高い技術と専門性を有
また、国の施策である食と農林業再生のため
していることから、これからの課題は農林漁業
の基本方針に基づき新規就農者の増大・担い手
生産と加工・販売の一体化や、地域資源を活用
農家等への農地集積の推進や農業の高付加価値
した新たな産業の創出を促進するなどの6次産
化に向けた6次産業化の促進を図ってまいりま
業化の実現であると考えます。
す。
商工業、産業振興の視点で見てみますと、垂
更に、防災営農対策事業などにより高品質な
水には、おいしい食材でありながら、知名度の
農産物の安定生産を図りながら銘柄確立に努め
低いものや加工・販売ルートが弱く宣伝効果の
るとともに、地産地消の推進や販売促進にも努
低いもの等が多くあると思います。こうした食
めてまいります。
材を「垂水ブランド」と位置付けして、PRを
畜産振興対策としましては、地域環境に配慮
強 化 し 、 販 路 拡 大 を 図 っ て い く 必 要 が あ り ま す。
した生産基盤の整備や経営支援対策を推進しな
その新たな販売促進の試みとして、全国にそし
がら、畜産農家の経営安定を図るとともに口蹄
て世界へ向けて情報発信し、新しい顧客の取り
疫や高病原性鳥インフルエンザ等の家畜伝染病
込みを図るために、利用者が全世界で約8億人
侵入防止のため、引き続き徹底した防疫対策に
のインターネット交流サイト最大手・フェイス
努めてまいります。
ブックによる販売に関しての調査研究を行いた
次に、水産業の振興につきましては、長期に
いと考えております。
わたるブリ、カンパチの魚価低迷、餌の高騰や
次に、観光振興につきましては、教育旅行を
長引く不況の影響による消費の落ち込み等もあ
中心としたツーリズムの推進、「猿ヶ城渓谷森
り 、 こ こ 数 年 で や む な く 倒 産 ・ 廃 業 が 相 次 ぐ 等、
の 駅た る み ず 」 や 「 道 の 駅 た る み ず 」 で の 集 客
依 然 と し て 厳 し い 経 営 環 境 が 続 い て お り ま す。
を行いながら、交流人口の拡大を図り、観光に
よ っ て 、 両 漁 協 に 対 す る 資 金 貸 付 は 、 平 成 24年
おける大隅の玄関口としての役割を果たせるよ
度も継続したいと考えております。
う取り組んでまいります。
漁業生産の基盤となる漁港整備につきまして
豊 か な 自 然 環 境 を 生 か し て 平 成 21年 度 よ り 取
は、海潟漁港と牛根麓漁港の2漁港について重
り組んでいるツーリズムの体験型教育旅行の受
点的に整備促進を図っていただくよう県に要望
け 入 れ は 、 漁 協 や 市 民 の 皆 様 の 御 協 力 に よ り、
してまいります。
平 成 23年 度 は 関 西 ・ 中 国 方 面 よ り 中 ・ 高 11校 が
水産物の販路拡大や消費拡大を図るため、引
来 垂 し 、 延 べ 民 泊 数 が 約 1,600泊 に な り ま し た。
き続き両漁協等と連携し、各種イベント等で機
経済効果は約2,000万円程度に なる もの と思われ、
会あるごとに地元ブランド魚であるブリ・カン
地域にも元気を与えています。
パチやその加工食品のPR活動に努めたいと考
ま た 、 平 成 25年 度 か ら 新 幹 線 の 団 体 集 約 列 車
えております。
が運行されると聞いておりますので、関西・中
― 29 ―
国地方の学校や旅行会社へのセールスの強化や
続けたい」と希望する方が全体の9割と多いこ
受入家庭の拡大、核となるツーリズム推進協議
とや、通院が困難な方など、住み慣れた地域で
会の組織強化にも力を入れていきたいと考えて
安心して暮らせるためには、医療行為等が十分
おります。
提 供 さ れ る こ と も 大 き な 課 題 と 考 え て お り ま す。
更 に 、 漁 業 体 験 型 教 育 旅 行 を 推 進 す る た め、
多くの市民が在宅での生活を望んでおられる
新たに遊漁船登録を行う方に対する法定備品購
中、在宅医療の推進に向けた基盤整備事業とし
入の補助を新設するとともにリーフレットを作
て 、 平 成 23 年 度 は 垂 水 中 央 病 院 の 協 力 を 得 て、
成し漁協と連携して修学旅行生の誘致活動に努
地域支え合い体制事業ハード・ソフト事業を県
めてまいります。加えて、水産物のPRや魚食
内 で は 初 め て 導 入 、 更 に 、 平 成 24年 度 か ら は 垂
普及にもつなげてまいります。
水中央病院内に在宅診療部の開設を予定してお
次に、猿ヶ城渓谷森の駅たるみずは、県下で
ります。在宅医療の推進は、医師の確保等多く
も珍しい渓流と登山を中心とした体験型観光の
の問題を抱えておりますが、本市において画期
宿泊施設でありますので、キャニオニング等の
的な施策となると考え、関係機関連携の上、積
利用者増進を図るための用具の整備をしてまい
極 的に 進 め て い き た い と 考 え て お り ま す 。 「 住
り ま す 。 ま た 、 冬 場 の 利 用 増 進 を 図 る た め に、
ん で 良か っ た と 思 え る ま ち づ く り 」 の 一 つ と し
渓流沿いの散策、高隈登山等を快適に堪能出来
て、環境づくりを行ってまいります。
るように、温泉浴施設の実施設計と多目的広場
2点目が子育て支援対策であります。
や遊歩道等の整備を行う予定であります。
子育てに関して「子どもを産み、育てにくい
一方、スポーツ合宿による交流人口の増加を
社 会に な っ た 」 と 言 わ れ て 久 し い 訳 で す が 、 こ
図るため、昨年同様、大学の準硬式野球部合宿
れは地域の繋がりが希薄になってきたことも原
の誘致を行うほか、新たな試みとして高校サッ
因の一つに挙げられています。そこで地域の繋
カーの合宿の誘致にも努めてまいります。その
がりを維持し、社会基盤の再構築と併せて地域
為にも、老朽化している施設の改修等について
社会における「子育て機能の再生」を目指して
検討を進めてまいります。
子 育 て サ ポ ー タ ー 養 成 の た め の 予 算 を 確 保 し、
(3)医療・介護・福祉の包括的取組。
子育て中の世帯が気軽に支援を受けられるよう
続きまして、少子・高齢化に伴う「医療・介
なまちづくりに社会福祉協議会とも協力しなが
護 ・ 福 祉 の 包 括 的 取 組 」 に つ い て で ご ざ い ま す。
ら努めてまいります。少子化は地方、都市部に
1点目が高齢者対策であります。
関わらず、全国的な問題であり様々な面でその
高齢者福祉につきましては、「市民一人ひと
深刻さを増しています。このために、新年度も
りが生きがいや夢を持ち、住み慣れた地域で安
引き続き当市独自の取り組みを加え、少子化対
心して暮らせるまち垂水」を基本目標とし、市
策を実行してまいります。
民・行政・関係機関等がその理念を共有しなが
ま た 、 本 市 で は 平 成 21年 度 か ら 、 第 4 次 垂 水
ら、現在策定中の第5期高齢者保健福祉計画・
市総合計画に基づく地域振興計画づくりに取り
介 護 保 険 事 業 計 画 ( 平 成 24年 度 ~ 平 成 26年 度 )
組んでおり、これまでに「大野づくり計画」と
に基づき、介護予防や地域包括支援センターの
「三和づくり計画」についてそれぞれの地域で
充実を推進してまいります。
進めてきていただいております。この地域振興
昨年行いました高齢者実態調査では「たとえ
計画においても高齢者や子育て対策に関するこ
介護が必要となっても住み慣れた地域で暮らし
と も 計 画 に 掲 げ ら れ て お り 、 平 成 24年 度 に お い
― 30 ―
ては新たな2地区での実施を予定し、取り組み
具体策として、魅力ある垂水高校づくりに向
を進めてまいります。
けて「垂水高校振興支援計画書」を策定してお
大隅半島唯一の大学である「鹿屋体育大学」
り ま す 。 こ の 計 画 書 は 、 学 校 の イ メ ー ジ ア ッ プ、
の知的財産を活用し、スポーツ振興、市民の健
進学・就職の充実、未来を担う人材づくり、垂
康づくり、地域振興を図り「元気な垂水づくり」
水市の地域振興、垂水高校と関係団体との連携
のために、鹿屋体育大学との包括連携について
と い っ た 5 つ の 柱 で 合 わ せ て 46の 振 興 支 援 策 か
研究してまいります。
らなっております。具体的な取り組みを実現し
これ等の施策を進めていくことが、市民のニー
ていくためには、行政・関係団体・市民、垂水
ズをとらえ、満足度を高め、本市の課題である
市全体での振興・支援を行っていく必要があり
人口減対策にも繋がっていくものと考えており
ますので、今後、市内の各種団体の長がメンバー
ます。
となっている「垂水高校振興対策協議会」を中
人口減対策はこれまでも継続して取り組まれ
心に実行してまいります。
て き た と こ ろ で は あ り ま す が 、 平 成 24年 度 は 第
平成24年度においては、1番目に学校のイメー
4次垂水市総合計画の中間見直しの時期でもあ
ジアップへの支援、2番目に垂水高校生の教育
りますことから、総合計画に掲げた施策の検証
環境充実に向けての支援、3番目に「小規模校」
と今後の具体的な取り組みについて検討し、市
だからこその学校運営への支援をしてまいりま
民満足度を高めてまいります。
す。
以 上 、 3 つ の 柱 を 中 心 に 頑 張 っ て ま い り ま す。
ま た 、 平 成 24年 度 に 開 校 3 年 目 を 迎 え る 垂 水
併せまして、就任以来取り組んでおります「垂
中央中学校を核として、8つの小学校及び垂水
水高校振興支援対策」にも、引き続き取り組ん
高校との連携を更に深化し、継続的な取り組み
でまいります。
を進めます。具体的には、相互の授業参観及び
県においては、大隅地域における公立高校の
学力向上や生徒指導に関する研究協議、文化祭
今 後 の 在 り 方 を 検 討 す る た め 、 平 成 23年 度 に 検
や体育大会等の学校行事における生徒や教職員・
討委員会を設置され、この3月に取りまとめが
保護者の交流、垂水中央中学校生徒や保護者に
行われようとしております。
対する垂水高校の学校説明会の拡充、本市を含
本市はこの検討委員会において、『垂水高校
む鹿児島市や鹿屋市などの保護者への周知活動
は、小規模校の良さを生かし、キメ細やかな指
等を徹底し、垂水高校への入学志願者及び入学
導により生徒の可能性を広げながら、現状の「普
者の増加を図り、垂水高校の振興に結び付けて
通科及び生活デザイン科2学科」による運営を
まいりたいと考えます。
当面続け「地域に貢献し、地域に支えられる学
市民の皆様には、なお一層の御理解と御協力
校 」 を 目 指 す べ き で あ る 』 と 提 言し て お り ま す。
をお願いしたいと思っております。
垂水高校振興支援対策については、危機感を
以 上 、 平 成 24年 度 の 3 つ の 重 点 政 策 を 中 心 に
持った対応が必要でありますことから、今後に
市政に対する所信と施策の概要につきまして申
おいては、垂水高校自身での更なる魅力の向上
し 上 げ ま し た が 、 「 住ん で 良 か っ た と 思 え る ま
に 努 め て い た だ く こ と は も と よ り 、 平 成 23年 度
ち づ く り 」 「 元 気 な 垂 水 づ く り 」 を 進め る た め、
の市民による取り組みを更に拡げ「地域と一体
議員各位及び市民の皆様の御理解と御協力を賜
となった振興・支援」体制づくりに努めてまい
りますようお願いを申し上げます。
ります。
平 成 24年 度 一 般 会 計 及 び 特 別 会 計 予 算 の 提 案
― 31 ―
に当たりまして、予算の編成とその概要につい
3.1% 減 の 13億 500万 円 を 見 込 み 、 歳 入 の 柱 で あ
て、御説明を申し上げます。
る 地方交付税は 6.5% 増の 41億2,339万6,000円を
平 成 24年 度 の 国 の 予 算 は 、 東 日 本 大 震 災 か ら
計上しております。また、借金である市債につ
の復興、経済分野のフロンティアの開拓など5
い て は 、 学 校 施 設 整 備 事 業 費 を 平 成 23年 度 の 第
つの重点分野を中心に、日本再生に全力で取り
7号、第8号補正予算に前倒し予算化したこと
組 む と と も に 、 欧 州 財 政 危 機 の 状 況 も 踏 ま え、
か ら 、 10.9% 減 の 7億 370万 円 を 計 上 し て お り ま
我 が 国 財 政 の 市 場 の 信 認 を 確 保 し て い く た め に、
す。
「 財 政 運 営 戦 略 」 ( 平 成 22年 6 月 閣 議 決 定 ) 及
な お 、 平 成 24年 度 は 市 税 の 減 や 文 化 会 館 等 の
び 「 中 期 財 政 フ レ ー ム 」 ( 平 成 23年 8 月 閣 議 決
市有施設の大規模修繕、職員退職手当の増など
定)に基づき、既存予算の不断の見直しを進め
により一般財源に不足を生じたことから、平成
る と の 基 本 的 考 え 方 に よ り 編 成 さ れ て お り ま す。
20年 度 以 来 4 年 ぶ り に 財 政 調 整 基 金 か ら の 繰 入
そ の 結 果 、 国 の 一 般 会 計 予 算 の 規 模 は 、 90兆
金 を 1億 円 計 上 し て お り ま す 。
3,339億 円 ( 前 年 度 比 2兆 777億 円 、 2.2% の 減 )
歳出におきましては、財政改革プログラムに
となっています。
基づき、一層の節減合理化を推進することであ
平 成 24年 度 の 地 方 財 政 へ の 対 応 に 当 た っ て は、
らゆる経費の見直しを行っておりますが、特に
通常収支分と東日本大震災分を区分して整理す
人件費や内部事務経費の削減は引き続き積極的
ることとしており、通常収支分については中期
に図ってまいります。
財政フレームに基づき、地方の安定的な財政運
一方、市民生活に直結する部分では、在宅医
営 に 必 要 と な る 地 方 の 一 般 財 源 総 額 を 、 平 成 23
療の推進や健康増進関連事業など市民の健康を
年度地方財政計画と実質的に同水準となるよう
守 る 事 業 に 重 点 的 に 予 算 を 配 分 す る と と も に、
確 保 す る こ と を 基 本 に 、 所 要 の 対 応 を 行 う と し、
子育てサポート事業など子育て支援関連事業の
地方交付税の 総額は 17兆4,545億円( 対前年度比
充実を図ります。また、市民生活に甚大な影響
811億 円 、 0.5% 増 ) が 確 保 さ れ て お り ま す 。
を与えている桜島の降灰対策にも対処いたしま
このような国の予算の状況を踏まえた、本市
す。
の 平 成 24年 度 予 算 は 、 第 2 次 財 政 改 革 プ ロ グ ラ
投資的な事業としては、垂水中央中学校の大
ムを基本に、歳入・歳出両面から徹底した見直
規 模 改 造 事 業 な ど に 引 き 続 き 取 り 組 む と と も に、
しを進めました。また、一般財源の予算枠をあ
市道内ノ野線などの市道改良事業も継続して実
らかじめ各課に配分する「枠配分方式」と、新
施します。
規事業などを対象とした「政策調整枠」を導入
予算の状況を性質別に見てみますと、人件費
し 、 市 民 福 祉 の 向 上 の た め に 、 こ れ ま で 以 上 に、
は 平 成 24年 度 の 定 年 退 職 予 定 者 が 前 年 度 よ り 多
限られた財源の有効活用が図れるよう工夫した
い こ と か ら 前 年 度 比 5,643万 1,000円 ( +2.7% )
予算編成を行ったところであります。
の増、扶助費は障害者福祉費の増などにより前
そ れ で は 、 一 般 会 計 か ら 御 説 明 申 し 上 げ ま す。
年 度 比 2,559万 6,000円 ( +1.7% ) の 増 と な っ て
平 成 24年 度 の 一 般 会 計 当 初 予 算 の 歳 入 歳 出 予
お り ま す 。 普 通 建 設 事 業 費 は 、 平 成 24年 度 計 画
算の 総額は 86億300万円で 、 骨格予算で あ った 前
の 学 校 施 設 整 備 事 業 を 平 成 23年 度 の 補 正 予 算 で
年 度 よ り 1.8% の 増 と な っ て お り ま す 。
前倒し予算化したことから、前年度比では1億
歳入におきましては、市税は固定資産評価替
6,439万 4,000円 ( △ 19.5% ) の 減 で ご ざ い ま す
えに伴う固定資産税の減などで、前年度に比べ
が 、 前 倒 し 補 正 分 を 加 え ま す と 前 年 度 比 約 1億 9
― 32 ―
,400万 円 ( 23.1% ) の 増 と な っ て お り ま す 。
計画)に基づいて各種施策を実施し、子育てし
また、今回の予算編成で枠配分とともに初め
やすい環境づくりに社会福祉協議会とも協力し
て導入した政策調整枠「新しい垂水づくり事業」
ながら努めてまいります。
は、市長プレゼンテーションの結果、垂水千本
主 な 事 業 と し て 、 乳 幼 児 医 療 費 助 成 事 業 や、
イチョウ観光推進事業、農業用水源確保対策事
子育て相談支援センター事業、子育てサポート
業 な ど 18の 事 業 を 実 施 す る こ と と な り 、 当 初 予
事業などを実施いたします。
算 で は 総 額 8,041万 5,000円 の 事 業 費 を 計 上 し て
次に、衛生費について申し上げます。
おります。
医療費の急激な伸びで、垂水市国民健康保険
以下、主な事業につきまして、御説明を申し
事 業 が 危 機 的 な 状 況 に 陥 っ て い る 状 況 も 踏 ま え、
上げます。
市民一人ひとりが自分の健康は自分で守るとい
まず、総務費について申し上げます。
う健康意識の高いまちづくりを目指してまいり
策定から5年目を迎える第4次垂水市総合計
ます。
画については、社会情勢や市民ニーズの変化へ
主な事業として、各種がん検診の受診率向上
の対応や、私の市政運営の基本的な考え方との
や生活習慣病予防、母子保健活動の充実、感染
調 整 を 図 る た め に 中 間 見 直 し 事 業 を 実 施 し ま す。
症予防など、関係機関と連携して健康増進事業
ま た 、 「 地 域 振 興 計 画 」 は 、 平 成 24年 度 は 新
の充実強化に努めます。また、地域子育て創生
た に 2 地 区 で 策 定 作 業 が 始 ま る 予 定 で す の で、
事業などの子育て支援や、地域自殺対策緊急強
まちづくり交付金事業等により地域の自立に向
化事業も引き続き実施いたします。
けた計画づくりを支援してまいります。
地域医療の充実につきましては、その中核と
その他の主な事業として、消費者保護を目的
なります垂水中央病院や肝属郡医師会垂水班と
とした消費者行政活性化事業や、広報事業の強
の連携により更なる医療体制の充実に努めるた
化を図るためにコミュニティFM放送広告事業
め に 、 引 き 続 き 必 要 な 予 算 を 計 上 し て お り ま す。
などを、引き続き実施いたします。
また、新たに垂水中央病院内に開設される在宅
次に、民生費について申し上げます。
診療部の運営支援として在宅医療推進事業費を
高齢者福祉につきましては、第5期高齢者保
計上しております。
健 福 祉 計 画 ・ 介 護 保 険 事 業 計 画 ( 平 成 24年 度 ~
救急医療体制につきましては、一次救急の在
平 成 26年 度 ) に 基 づ き 、 介 護 予 防 事 業 な ど を 充
宅 当 番 医 制 と 二 次 救 急 の 病 院 群 輪 番 制 に 加 え、
実してまいります。主な事業として、道の駅温
昨年から大隅広域夜間急病センターが開設する
泉助成事業や、各種在宅介護支援事業、地域包
など、一層の充実が図られておりますので、引
括支援センター事業などを引き続き実施いたし
き続き大隅広域夜間急病センター負担金などの
ます。
予算を計上しております。
障害者福祉につきましては、国において「障
次に、生活環境分野でございますが、ごみ処
害者自立支援法」の見直しが検討されておりま
理につきましては、市民・事業者・行政がそれ
す が 、 平 成 24年 度 は 現 行 法 の 枠 組 み に よ り 、 障
ぞれの役割分担のもと、資源の節約、廃棄物の
害者の自立に向けた「地域生活支援事業」など
減量化、再資源化を推進し、循環型社会の構築
を実施してまいります。
を 目 指 し て ま い り ま す が 、 平 成 24年 度 も 引 き 続
子育て支援体制の充実につきましては、引き
き、収集・分別にかかる経費や大隅肝属広域事
続き垂水市次世代育成支援対策行動計画(後期
務組合負担金などを計上しております。
― 33 ―
また、生活雑排水対策といたしましては、川
平 成 21年 度 か ら 、 垂 水 市 漁 協 が 中 心 と な っ て
や海の水質保全を図るため、合併浄化槽の普及
取り組んでいる漁業体験型教育旅行を更に推進
促 進 に 努 め て お り ま す が 、 平 成 24年 度 は 、 新 た
するため、新規事業として、漁業体験時に使用
に単独浄化槽からの切り替え撤去費用の一部を
する遊漁船登録に必要な法定備品の購入補助を
補助対象とし、更に推進を図ります。
実施いたします。
次 に 、 農 林 水 産 業 費 に つ い て 申 し 上 げ ま す。
次に、商工費について申し上げます。
本 市 の 地 域 特 性 を 最 大 に 活 か し た 農 業 の 展 開、
本市の商工業の経営環境は、依然として厳し
発展を図っていくため、安定的な農業経営体の
い 状 況 が 続 い て お り 、 平 成 24年 度 も 引 き 続 き 運
育成・確保を図るとともに、防災営農対策事業
転資金や設備投資などの借入に関する商工振興
などによる施設園芸の推進、畜産農家の経営安
資金利子補給や、商工会運営に対する商工会運
定と悪性家畜伝染病侵入防止にも努めてまいり
営費補助などの支援を行ってまいります。
ます。主な事業として、中山間地域等直接支払
雇用対策としては、景気の低迷で雇用の改善
推進事業、各種畜産業振興対策事業などを継続
が 進 ま な い 現 状 に あ り ま す の で 、 平 成 24年 度 も
して実施するとともに、新規事業では、新規就
緊急雇用創出事業(重点分野)による雇用の創
農総合支援事業、戸別所得補償経営安定推進事
出に取り組んでまいります。
業 を 予 算 計 上 し 、 ま た 、 以 前 か ら 要 望 の あ っ た、
魅力ある観光の振興につきましては、体験型
小規模な灌漑施設を対象とする農業用水源確保
教育旅行の受入れ推進として、民泊推進事業補
対策事業も市単独事業で実施いたします。
助や教育旅行誘致支援補助を引き続き実施いた
耕 地 関 係 で は 、 平 成 23年 度 か ら 県 営 事 業 と し
します。
て実施しております災害発生を未然に防止する
猿ヶ城渓谷森の駅たるみず総合整備事業とし
農村災害対策事業負担金や、新規事業として同
ては、冬場の利用増進を図るための温泉浴施設
じく県営事業である中山間地域総合整備事業負
の設計委託料や、キャニオニングの利用者増進
担金などを計上しております。
を 図 る た め の 用 具 購 入 費 を 計 上 し て お り ま す。
林 務 関 係 で は 、 豊 か な 森 と 海 づ く り に 向 け て、
また、県下でも有数な観光地となった垂水千本
森 林 の 有 す る 地 球 温 暖 化 の 防 止 、 国 土 の 保 全、
イチョウの交通アクセス対策として、旧垂水港
水源涵養など多面的な機能の役割を十分発揮で
からのシャトルバス運行費などの予算も計上し
きるよう、間伐実施事業や森林整備地域活動支
ております。
援事業などにより適切な森林整備を推進してま
次に、土木費について申し上げます。
いります。
産業及び市民生活を支える社会基盤となる道
次に、水産業の振興につきましては、依然と
路につきましては、引き続き元垂水原田線、内
して厳しい経営環境が続いているため、養殖漁
ノ野線改良事業を進めるとともに、その他の市
業の振興策として両漁協への短期貸付を継続実
道や集落道におきましても、各振興会からの要
施いたします。
望や危険性などを踏まえ、緊急度の高いものか
また、海潟漁港と牛根麓漁港の2漁港につい
ら整備を推進してまいります。
ては、県営事業において重点的に整備促進を図
関 連 し ま す 市 道 橋 梁 に つ き ま し て は 、 平 成 24
るとともに、漁場環境の保全事業として、引き
年度に全橋梁の長寿命化整備計画を策定し、整
続き漁場環境保全事業や環境・生態系保全活動
備着手への明確な工程計画を立案してまいりま
支援事業なども実施してまいります。
す。
― 34 ―
そ の ほ か 、 土 砂 災 害 防 止 対 策 と し ま し て は、
化 、 産 業 な ど を 生 か し た 体 験 的 な 活 動 を 通 し て、
引き続き県営事業の急傾斜地崩壊対策事業負担
「 生 き る 力 」 を 備 え た 「 ふ る さ と 垂 水 を 愛 し、
金を計上しております。また、市営住宅、定住
誇りにする子ども」の育成を図ります。主な事
促進住宅の管理につきましては、居住者の安全
業として、理科大好きな子ども育成の事業、和
や住環境の整備に努めるとともに、公営住宅長
田英作ジュニア絵画展、ふるさと俳句コンクー
寿命化計画策定のための予算を計上し、市営住
ルなどを実施いたします。また、学校給食につ
宅 等 の 今 後 の 整 備 計 画 を 検 討 し て ま い り ま す。
い て は 、 安 心で 栄 養 バ ラ ン ス の と れ た お い し い
次に、消防費について申し上げます。
学 校 給 食 の 実 施 に 努 め て ま い り ま す が 、 平 成 24
消防力につきましては、市民の生命、身体及
年度は食物アレルギーを持つ児童・生徒に対処
び財産をあらゆる災害から守るために、その整
する事業も実施いたします。
備 を 図 る 必 要 が あ り ま す の で 、 平 成 24年 度 は 老
次に、社会教育につきましては、「学びの成
朽化している消防団のポンプ自動車2台の更新
果を暮らしに生かし、地域活力に満ち溢れたま
を行います。
ちづくり」のために、各地区公民館を核に市民
また、救急救命士の養成・病院研修などを実
の誰もが主体的に学ぶことができる環境の充実
施するとともに、消防本部の訓練設備を充実さ
を図るとともに、昨年の垂水島津家林之城築城
せる予算も計上し、消防職員等の資質向上を図
400年記念事業を 機に 更な る 歴史・文化行政の 推
ってまいります。
進や、大野自然学校を核とした自然・文化体験
次に、防災対策でございますが、昨年発生し
活動などに取り組んでまいります。
ま し た 東 日 本 大 震 災 と 同 等 ク ラ ス の 大 地 震 や、
主な事業として、お長屋の瓦葺替工事や、老
桜島の大爆発、台風・大雨等の自然災害の発生
朽化している文化会館の設備関係の大規模な更
を 想 定 し た 、 安 心 ・ 安 全 な 垂 水 づ く り の た め、
新事業、錦江湾シーカヤック大会補助などを実
更なる防災体制の整備・強化を図ってまいりま
施してまいります。
す。主な事業として、潮彩町防災行政無線子局
次に、災害復旧費について申し上げます。
設置、鹿児島県総合防災訓練などを実施いたし
災害復旧事業につきましては、予測困難なゲ
ます。
リラ豪雨に伴う土砂災害や、台風の強大化によ
次に、教育費について申し上げます。
る風水害等の発生に備え、所要の予算を計上し
市内4中学校が統合した垂水中央中学校の施
ております。また、活動が活発化している桜島
設 整 備 に つ き ま し て は 、 平 成 24年 度 が 大 規 模 改
降灰 対 策 に つ き ま し て は 、 ロ ー ド ス イ ― パ ー の
造事業の最終年度となりますので、引き続き整
購入費を計上しておりますので、引き続き路面
備の推進に努めるとともに、中央中学校特別教
清掃や宅地内の降灰除去事業に取り組んでまい
室実験台の購入や、老朽化が進んでいる各小学
ります。
校の危険個所等の対策を講じるなど、学校施設
このほか、予算を伴わない事業として、錦江
の環境整備を図ってまいります。
湾横断道路の実現に関する調査研究、災害時に
ま た 、 垂 水 高 校 振 興 支 援 対 策 に つ き ま し て は、
対策本部や避難所が設置される市庁舎及び各地
「垂水高校振興支援計画書」に基づき検定試験
区 公 民 館 等 の 改 修 又 は 新 築 に 関 す る 調 査 研 究、
等補助、垂水高校活動支援補助金などを予算化
地域ぐるみで学校運営を支援する「たるみず学
し、魅力ある高校づくりを支援いたします。
校応援団」の設置促進事業などを実施してまい
学校教育では、垂水の豊かな自然や歴史、文
ります。
― 35 ―
また、市民満足度の向上と持続可能な財政運
健康保険事業の運営を持続的かつ安定的に進め
営を図るために、引き続き「第5次行政改革大
ていくために、医療給付費の適正化対策や保険
綱」及び「第2次財政改革プログラム」の推進
税の収納率向上対策などの経営努力に努めてま
についても努力してまいります。
いります。
次に、特別会計につきまして、御説明いたし
歳 入 歳 出 予 算 の 総 額 は 、 27億 1,076万 2,000円
ます。
を計上しております。
まず、国民健康保険特別会計について御説明
次に、後期高齢者医療特別会計について申し
申し上げます。
上げます。
国民健康保険制度は、農林水産業及び自営業
後期高齢者医療制度は、高齢化に伴う医療費
者を中心とする制度として創設されてから、わ
の増大が見込まれる中で、高齢者の医療費を安
が国の国民皆保険制度の中核として、地域医療
定的に支えることや高齢者と現役世代の負担の
の確保と地域住民の健康保持増進に、また福祉
明 確 化 を 図 る こ と 等 を 目 的 に 平 成 20年 度 に 導 入
の向上に大きな役割を果たしております。
され、5年目を迎えております。
しかしながら、国民健康保険を取り巻く環境
この後期高齢者医療制度は、導入当初から様々
は 、 ま す ま す 厳 し い 状況 が 続 い て お り 、 こ れ ま
な問題が生じており、新たな高齢者医療制度の
で の 各 種 制 度 改 革 や 内 部 努 力 に も か か わ ら ず、
あり方について検討が進められ、その動向はい
国民健康保険制度が抱える脆弱な財政基盤の構
まだ不透明なままであります。今回の改革にお
造 的 問 題 は 、 一 層 深 刻 さ を 増 し て き て お り ま す。
きましては、社会保障制度の安定性と持続可能
このような中で、政府・与党においては、「社
性を目指すことはもとより、世代間の納得が得
会保障・ 税一体改革素案」 が 、 本年1月6 日に 決
られ、国民的な合意のもとでの改革実現を願っ
定され、市町村国保の財政運営の都道府県単位
ております。
化・財政基盤の強化、高額療養費の見直しによ
現在では、鹿児島県後期高齢者医療広域連合
る負担軽減などが挙げられております。社会保
が、保険者として医療費の支払いと保険料の設
障制度や国保を取り巻く情勢が大幅に変わる可
定 を 行 い 、 市 が 保 険 料 の 徴 収 を 行 っ て お り ま す。
能性があることから、今後も改革の動向を注視
この保険料を広域連合へ納付するために特別
する必要があります。
会計が設置され、予算の構成としましては、歳
また、生活習慣病の早期発見・早期治療を目
入は被保険者から徴収する保険料と保険料軽減
指 し て 始 ま っ た 特 定 健 康 診 査 ・ 特 定 保 健 指 導 は、
のための繰入金としており、歳出は後期高齢者
平 成 24年 度 で 最 終 評 価 年 を 迎 え ま す 。 国 が 定 め
医療広域連合への納付金が主なものとなってお
ま し た 健 診 の 受 診 率 65% 等 の 条 件 を 平 成 24年 度
ります。
に達成しないと、その後の後期高齢者支援金に
歳入歳出予算の 総額は 、 2億1,012万7,000円を
ペ ナ ル テ ィ が 課 せ ら れ る こ と か ら 、 引 き 続き 未
計上しております。
受診者対策を含め、特定健康診査等の受診率の
次に、交通災害共済特別会計について申し上
向上に取り組んでまいります。
げます。
このように、国民健康保険制度を取り巻く環
交通事故で被災された市民の相互扶助を目的
境は近年極めて流動的であり、また、その財政
に 昭 和 45年 に 設 置 さ れ た こ の 共 済 事 業 は 、 市 民
運営については、加速する高齢化、医療費の増
各位の御理解と御協力によりまして順調に運営
大等、大変厳しいのが現状ですが、今後も国民
されてきております。今後とも、関係機関や各
― 36 ―
種団体の協力を得て、市民の交通安全に対する
す。
意識の高揚を図り、事業の健全運営と合わせて
介 護 保 険 制 度 は 、 平 成 12年 度 に 施 行 さ れ 、 今
加入促進に努めてまいります。
では市民生活に定着してきていますが、一方で
歳入歳出予算の 総額は 、717万円を計上して お
急速な高齢化が進み、介護保険を取り巻く環境
ります。
が大きく変わってきています。
次に、地方卸売市場特別会計について申し上
そ の 変 化 に 対 応 す べ く 、 平 成 24年 度 か ら 平 成
げます。
26年 度 ま で の 3 年 間 の 本 市 介 護 行 政 の 指 針 と な
市民に新鮮な野菜等を豊富に、かつ、安定的
る第5期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計
に流通させる拠点として設置された公設地方卸
画を策定しているところでございます。
売 市 場 も 、 開 設 以 来 32年 が 経 過 し 、 近 年 は 、 流
計画では、基本目標を「市民一人ひとりが生
通構造の多様化や情報化の進展、食の安全への
きがいや夢をもち、住み慣れた地域で安心して
関心の高まりなど、生鮮食料品を取り巻く情勢
暮らせるまち垂水」とし、施設整備の方向性や
は大きく変化している中、市民の食生活の安全
介護サービスの充実を重要課題として、策定に
と農業振興に大きく寄与しているところであり
取り組んでおります。
ます。
特に、市民生活に直結する介護保険料につい
今日、農業、流通業等については、TPPへ
ては、住民ニーズを踏まえた介護サービスとの
の参加などの問題が山積しておりますが、今後
整合性を図り、できるだけ増額を抑えるよう検
も、社会・経済情勢の変化に対応し、利用者や
討しているところです。
消費者のニーズに応じてその機能の充実を図る
予算の概要でございますが、現在策定中の第
など、垂水の特徴を活かした健全な市場運営に
5期介護保険事業計画に基づき歳入歳出予算の
努めてまいります。
総 額 は 19億 9,084万 2,000円 を 計 上 し て お り ま す。
歳 入 歳 出 予 算 の 総 額 は 、 463万 8,000円 を 計 上
次に、病院事業について申し上げます。
しております。
垂 水 中 央 病 院 は 、 昭 和 62年 度 の 開 設 以 来 25年
次に、老人保健施設特別会計について申し上
目となりますが、診療の質、経営の質を高め地
げます。
域の中核医療機関として、役割を十分果たして
「 垂 水 市 介 護 老 人 保 健 施 設 コ ス モ ス 苑 」 は、
おります。
要 介 護 状 態 と な っ た 方 々 の 心 身 の 自 立 を 支 援 し、
他の自治体病院と同様、医師不足の状況にあ
家庭生活への復帰を目指す施設として、平成9
りますが、経営努力もあり、現状においては黒
年 の 開 苑 以 来 15年 目 の 年 を 迎 え ま し た 。
字 を 維 持 し て い る 状 況 で ご ざ い ま す 。 こ の た め、
施設運営につきましては、利用者の尊厳を守
平 成 24年 度 も 、 開 放 型 病 院 と し て の 機 能 充 実 を
り、安全に配慮しながら、その有する能力に応
図るため、市内開業医との協力のもと、地域医
じた自立への支援という介護保険法の理念に則
療連携を重点に更なる医療サービス提供に引き
り 、 利 用 者 の 側 に た っ た サ ー ビ ス 向 上 に 努 め、
続き努めてまいります。
より健全な施設運営が行えるよう引き続き努力
また、市民が住み慣れた地域で安心して暮ら
してまいります。
せるまちづくりを目指すため医療体制の充実が
歳入歳出予算の 総額は 、 5億5,852万4,000円を
あ り ま す 。 一 つ の 施 策 と し て 垂 水 中 央 病 院 で は、
計上しております。
平 成 23年 度 か ら 地 域 支 え 合 い 事 業 を 導 入 し 、 I
次に、介護保険特別会計について申し上げま
CTシステムを利用した在宅モデル事業を実施
― 37 ―
しており、更に、この4月から、在宅での生活
おります。
を希望されている多くの住民のため、新たに在
収 益 的 収 支 に つ き ま し て は 、 収 益 総 額 2 億 8,
宅診療部を開設するなど、地域医療の充実に取
034万 3,000円 で 、 そ の 主 な 財 源 は 水 道 料 金 と な
り組んでいるところでございます。
っております。事業費用につきましては、総額
平 成 24年 度 の 予 算 は 、 業 務 予 定 量 の 年 間 患 者
2億6,737万9,000円で、対前年度比1,060万7,000
数を 、 入院4万880人、 外来5万5,670人の 、 計9万
円の減となっております。
6,550人 と 、 設 定 い た し ま し た 。
次に、資本的収支につきましては、収入総額
まず、収益的収支につきましては、収入の総
950万円、 支出総額2 億4,498万6,000円で 、 支出
額が 22億6,093万4,000円、支出の 総額が 22億600
総 額 は 対 前 年 比 7,710万 8,000円 の 増 と な っ て お
万 1,000円 で あ り ま す 。
ります。なお、資本的収入が資本的支出に対し
次に、資本的収支につきましては、収入の総
不足する額は、内部留保資金を充当してまいり
額が 5 億3,130万円、 支出が 6 億8,656万8,000円
ます。
を計上しております。
次に、簡易水道事業特別会計について申し上
事業運営につきましては、今後とも独立採算
げます。
を維持しながら、経営の安定・信頼性・安全性
上水道と同様に、ライフラインとしての機能
の向上を目指し、医師会と協力してまいりたい
の確保・水道水質等の情報提供など、万全な体
と存じます。
制の維持管理に努めますとともに、コストの縮
次に、漁業集落排水処理施設特別会計につい
減等事務事業の効率性の向上に努め、地域住民
て申し上げます。
への「安全で安心な水の安定供給」に努めてま
今後も、牛根境地区の生活環境の改善と川や
いります。
海の水質保全の向上を図るために、引き続き加
歳入歳出予算の 総額は 、3,429万円を 計上し て
入促進を推進し、円滑な施設の運営管理に努め
おります。
てまいります。
以上をもちまして、予算案の説明を終わりま
歳 入 歳 出 予 算 の 総 額 は 、 2,921万 2,000円 を 計
すが、詳細につきましては、審議の過程におき
上しております。
まして、私ほか、それぞれの担当課長から御説
次 に 、 水 道 事 業 会 計 に つ い て 申 し 上 げ ま す。
明申し上げますので、よろしく御審議賜わりま
本年度も国道整備に伴う配水管布設を行うと
すようお願い申し上げます。
と も に 、 ラ イ フ ラ イ ン と し て の 機能 の 確 保 及 び
〇 議 長 ( 宮 迫 泰 倫 ) た だ い ま 平 成 24年 度 の 施
信頼性と安全性の向上及び施設の効率的運転を
政方針並びに各会計予算案について説明があり
図るため、施設が老朽化している井川配水池の
ましたが、これに対する総括質疑及び一般質問
改修工事に取り組んでまいります。
のための本会議を3月6日及び7日の午前9時
給水件数につきましては、減少傾向にありま
30分 か ら 開 き ま す 。
す が 、 平 成 24年 度 も な お 一 層 の 行 政 改 革 に 取 り
質疑及び質問は通告制といたしますので、質
組むなど、企業経営努力をし、事業の安定的供
疑 者 及 び 質 問 者 は 、 会 議 規 則 第 51条 第 1 項 の 規
給に努めてまいります。
定 に よ り 、 2 月 27日 の 正 午 ま で に 質 疑 及 び 質 問
予算の概要につきましては、業務予定量とし
事項を具体的に文書で議会事務局へ提出願いま
ま し て 、 給 水 戸 数 7,000戸 、 年 間 給 水 量 183万 立
す。
方メートルとして、所要の経費を計上いたして
なお、当日の質疑及び質問時間は、答弁時間
― 38 ―
を含めて1時間以内とします。また、質問回数
については4回までとしますが、一問一答方式
を選択した場合は、1回目は一括で行い、2回
目 の 質 問 か ら 1 項 目 に つ き 3 回 ま で と し ま す。
ま た 、 い ず れ も 初 回 の 発 言 時 間 を 20分 以 内 に 制
限しますので、御協力をお願いいたします。
△陳情第7号上程
〇議長(宮迫泰倫) 日程第33、陳情第7号「協
同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな制定
を 求 め る 意 見 書 に 関 す る 陳 情 を 議 題 と し ま す。
お諮りします。
ただいまの陳情については、産業厚生委員会
に付託の上、審査したいと思います。
これに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(宮迫泰倫)異議なしと認めます。
よって、陳情第7号については、産業厚生委
員会に付託することに決定しました。
本日の日程は、以上で全部終了しました。
△日程報告
〇 議 長 ( 宮 迫 泰 倫 ) 明 24日 か ら 3 月 5 日 ま で
は、議事の都合により休会といたします。
次 の 本 会 議 は 、 3 月 6 日 及 び 7 日 に 開 き ま す。
△散 会
〇議長(宮迫泰倫)本日は、これをもちまし
て散会します。
午 後 2 時 26分 散 会
― 39 ―
平 成 24 年 第 1 回 定 例 会
会 議 録
第 2 日 平 成 24 年 3 月 6 日
本 会 議 第 2 号( 3 月 6 日 )
( 火曜 )
出 席 議 員 16名
1番 川 越 信 男
9番 北 方 貞 明
2番 堀 内 貴 志
10番 池 山 節 夫 3番 大 薗 藤 幸
11番 森 正 勝
4番 感 王 寺 耕 造
12番 川  達 志
5番 池 之 上 誠
13番 宮 迫 泰 倫
6番 堀 添 國 尚
14番 徳 留 邦 治
7番 田 平 輝 也
15番 篠 原  則
8番 持 留 良 一
16番 川 畑 三 郎
欠 席 議 員 0名
地 方 自 治 法 第121条 に よ る 出 席 者
市
長 尾 脇 雅 弥
水 産 課 長 岩 元 悦 郎
長 寺 地 浩 一
商工観光課長 塚 田 光 春
総 務 課 長 山 口 親 志
土 木 課 長 深 港 渉
企 画 課 長 倉 岡 孝 昌
会 計 課 長 脇 孝 久
財 政 課 長 北 迫 睦 男
水 道 課 長 川井田 志 郎
税 務 課 長 葛 迫 隆 博
監査事務局長 礒 脇 正 道
市 民 課 長 白 木 修 文
消
防
長 宮 迫 義 秀
サービス課長 前木場 強 也
教
育
長 肥 後 昌 幸
保健福祉課長 城ノ下 剛 教育総務課長 今 井 文 弘
生活環境課長 感王寺 八 郎
学校教育課長 有 馬 勝 広
農 林 課 長 森 下 利 行
社会教育課長 瀬 角 龍 平
副
市
市 民 相 談
議会事務局出席者
事 務 局 長 松 浦 俊 秀
書
記 篠 原 輝 義
書
記 有 馬 英 朗
― 41 ―
平 成 24年 3 月 6 日 午 前 9 時 30分 開 議
います。
改正の内容について、新旧対照表で御説明い
たします。
△開 議
第2条中、保険料率の対象年度を、現在の平
〇議長(宮迫泰倫)定刻、定足数に達してお
成 21年 度 か ら 23年 度 ま で を 、 平 成 24年 度 か ら 平
りますので、ただいまから休会明けの本日の会
成 26年 度 ま で に 改 め る も の で ご ざ い ま す 。 ま た、
議を開きます。
保険料額に つきまして は、基準月額を現行4,020
本日の議事日程は、お手元に配付いたしたと
円 か ら 4,180円 、 160円 の 増 で ご ざ い ま す が 、 改
おりであります。
め、この基準月額をもとに、各所得段階ごとの
△ 議 案 第 29号 上 程
年額を算定しているところでございます。
〇議長(宮迫泰倫) 日程第1、議案第29号垂水
同条第1号でございますが、所得段階で言い
市介護保険条例の一部を改正する条例案を議題
ますと、第1段階となり、住民税非課税世帯の
とします。
老齢福祉年金受給者と生活保護受給者の場合で
説明を求めます。
ございます。基準月額の半分となり、年額は2
〇保健福祉課長(城ノ下 剛) お はよ うご ざ
万 4,120円 か ら 2 万 5,080円 と な り ま す 。
います。
次の第2号につきましては、住民税非課税世
そ れ で は 、 議 案 第 29号 垂 水 市 介 護 保 険 条 例 の
帯で、課税年金収入額と合計所得金額の総計が
一部を改正する条例案について、御説明申し上
80万 円 以 下 の 場 合 で 、 第 1 段 階 と 同 様 に 基 準 月
げます。
額 の 半 分 と な り 、 年 額 が 2 万 4,120円 か ら 2 万 5
本来ならば、本議会初日に提案すべきでござ
,080円 と な り ま す 。
いますが、介護報酬の改定や鹿児島県の財政安
次 の 3 号 に つ き ま し て は 、 第 3 段 階 と な り、
定 化 基 金 の 交 付 額 が 1 月 末 に 示 さ れ た こ と か ら、
本人を含む世帯全員が住民税非課税で、課税年
その後、早急に保険料を試算し、第5期高齢者
金 収 入 額 と 合 計 所 得 金 額 の 合 計 が 80万 円 を 超 え
保健福祉計画、介護保険事業計画の策定検討委
る 場 合 、 基 準 月 額 の 75% と な り 、 年 額 が 3 万 6,
員会での審議を経て、本日に至ったところでご
180円 か ら 3 万 7,620円 と な り ま す 。
ざいます。
次 の 第 4 号 に つ き ま し て は 、 第 4 段 階 と な り、
この第5期高齢者保健福祉計画及び介護保険
本人が住民税非課税で、同じ世帯に住民税を納
事業計画につきましては、地域福祉計画とあわ
め て い る 人 が い る 場 合で ご ざ い ま す が 、 こ の 段
せ、議会の最終日に御説明いたす予定でおりま
階が基準月額を適用し ており、年額が4万8,240
す の で 、 御了 承 い た だ き た い と い う ふ う に 思 い
円 か ら 5 万 160円 と な り ま す 。
ます。
次 の 第 5 号 に つ き ま し て は 、 第 5 段 階 と な り、
それでは、説明いたします。
本人が住民税課税で 、 そ の 合計所得が 190万円以
今回の改正理由でございますが、法律で3年
下 の 場 合 で 、 基 準 月 額 の 25% 増 と な り 、 年 額 6
ごとに高齢者保健福祉計画、介護保険事業計画
万 300円 か ら 6 万 2,700円 と な り ま す 。
を定めることとしており、その計画の中に介護
次 の 6 号 に つ き ま し て は 、 第 6 段 階 と な り、
保 険 料 が 示 さ れ て お り ま す 。 平 成 24年 度 か ら 平
本人が 住民税課税で 、 そ の合計所得が190万円を
成 26 年 度 の 介 護 保 険 料 を 設 定 し た こ と に 伴 い、
超 え る 場 合 で 、 基 準 月 額 の 50% 増 と な り 、 年 額
当該条例の一部を改正しようとするものでござ
が 7 万 2,360円 か ら 7 万 5,240円 と な り ま す 。
― 42 ―
次に、附則について御説明いたします。
を中心にしながら取り組みもされてきて、介護
附則第1項でございますが、条例の施行日を
の予防を含めて、適正化の問題を含めて、いろ
平 成 24年 4 月 1 日 か ら と す る も の で ご ざ い ま す。
い ろ 取り 組 み も さ れ て き た か と い う ふ う に 思い
附 則 第 2 項 は 、 こ の 改 正 す る 条 例 の 規 定 は、
ますけれども、結果として値上げだったという
施行日以後の介護保険料に対して適用しようと
ことは、この第4期の計画のそういう取り組み
するものでございます。
はどうだったのかということをきちっとやっぱ
以上、御説明いたしました介護保険料の改定
り 総 括も さ れ て い る か と 思う ん で す が 、 そ の こ
額でございますが、第4期計画より基準月額で
と に つ い て 、 1 点 お 聞 き し た い と い う こ と と。
160円増額に なってい ますが、 他市や肝属・大隅
あと、実際上どれだけ不足したのかというこ
管内の 他自治体の 平均基準月額は 5,000円弱に な
と で す ね 、 い わ ゆ る 次 期 の 計 画 を 得 た と き に、
ると思われ、比較しますと、本市の介護保険料
こ れ だ け の 設定 に な っ て 、 こ れ だ け や っ ぱ り 引
4,180円につきましては、低い金額に設定できた
き 上げ な き ゃ な ら な い と い う ふ う に な っ た 。 そ
というふうに考えております。
こには、例えば先ほど言われました県の基金の
以上で説明を終わりますが、御審議のほどよ
問題、それから本市の給付基金の問題等々、い
ろしくお願いいたします。
ろ ん な 形 で 努 力 を さ れ て 、 12月 議 会 で も そ の こ
〇 議 長 ( 宮 迫 泰 倫 ) た だ い ま の 説 明 に 対 し、
と を 強く 要 請も し た ん で す け れ ど も 、 な る べ く
これから質疑を行います。
値上げ幅を抑えてほしいということを含めて要
質疑はありませんか。
望も し た ん で す け ど 、 そ ん な 形で つ く ら れ た と
〇持留良一議員 それでは、この介護保険料の
い う ふ う に 思う ん で す が 、 そ う い う 形 で さ れ た
一部改正条例案について質疑を数点させていた
経過ですね、値上げが幾らしなければ足りない
だきたいんですが、確かに最後、課長が締めく
と 、 そ の た め に は こ れ だ け の 値 上 げ を す る と、
くられたとおり、大変努力もされた結果もあろ
そのために、高齢者の方に負担をさせないため
う か と い う ふ う に 思い ま す 。 し か し 、 結 果と し
にも、基金とか給付準備基金なんかを活用して
ては、160円であったとしても、値上げというこ
と い う こ と だ っ た と 思う ん で す が 、 そ の あ た り
とにはこれはもう客観的に見ても変わりないと
はどんなふうにされたのか、そのことについて
いうことです。
お聞きをしたいと思います。
先般、後期高齢者の保険料の問題でもありま
〇保健福祉課長(城ノ下 剛) 結果として160
した。全国的に見ても、下げたところ、据え置
円の 値上 げ と い う こ と に な り ま し た 。 こ れ に つ
いたところ、圧倒的には値上げという傾向があ
きましては、大半の理由でございますが、療養
っ た か と い う ふ う に 思 い ま す け れ ど も 、 結果 と
型 病 床 再 編 で 、 老 健 施 設 の 89床 、 そ れ と グ ル ー
して、高齢者の方々への新たな負担がこれでつ
プ ホ ー ム の 3 ユ ニ ッ ト 27床 分 の 増 加 、 そ れ に 小
く ら れ て し ま う と い う こ と が あ る と 思う ん で す
規 模 多 機 能 24名 の 増 加 と い う こ と で ご ざ い ま す。
が、1点お聞きしたいのは、この第4期の計画
通常、その幅からいたしますと、相当費用的に
の 中 で 、 い ろ い ろ 努力 も さ れ て き た と い う ふ う
は 加 算 さ れ る と い う ふ う に 考 え て お り ま し た。
に 思 い ま す が 、 こ れ だ け や っ ぱ り 値 上げ を し な
基金につき ましても 1億1,000万円等の 投与をし
け れ ば な ら な か っ た こ と の 理 由で す ね 、 い わ ゆ
ます。それと、県の安定化基金から一千数百万
る報酬の改定等に伴って本市も見直しがされた
円い た だ い て お り ま す の で 、 こ こ ら 辺 を 調整 し
と思いますけれども、いろんな包括支援センター
まして、上げ幅については極力抑えたというこ
― 43 ―
とで考えております。
いう考えで、こういうことをしております。
先 ほ ど 言 わ れ ま し た 、 そ の 不 足の 分 と い う そ
〇持留良一議員 ちょっと十分納得できない点
の考え方についてでございますが、私ども、第
があるんですけれども、要するに、やっぱりそ
4期の介護保険事業計画におきましては、最終
ういう基金というのは高齢者の皆さんが負担さ
的に基金が1 億4,000万円積め たこと 等を含めま
れたお金であるので、きちっと還元していくと
して、介護予防、健康増進を含めまして、介護
い う こ と と 、 や っ ぱ り そ の 中 で ど う 解決 し た か
予 防 の 対 応が し っ か り で き た も の だ と い う ふ う
と い う ふ う に 、 例え ば 5 期で そ う い う い ろ い ろ
に考えております。その結果で、そういう基金
問 題が 出 て き た と き に は 、 や っ ぱ り こ の 給 付 に
が積めたというふうに思っております。
関する問題というのは、やっぱり県とか国とか
〇持留良一議員 結果として、やはり介護保険
含 め て や っ ぱ り 対 応 し て い く 問 題 も あ ろ う か と。
のそういう施設の拡充がされると、結果として
それはもうそれとして、そうしたときに、改
ま た 保 険 料が 上 が る と い う ジ レ ン マ と い う ん で
めて今度の4期の結果を受けて、この保険料が
すかね。そうしますと、やっぱりそこあたりど
値上 が り を す る と い う ふ う に な っ た と き に 、 課
う対応していくかというのが、ある意味ではや
題、 じ ゃ ど う し て い く の か と い う 問 題 点 が あ ろ
っ ぱ り 問わ れ て い て 、 そ の 2 つ あ る と 思う ん で
う か と 思 い ま す 。 基 本は や っ ぱ り な る べ く 皆 さ
す け ど ね 、 さ っ き 言わ れ た み た い に 、 や っ ぱ り
ん、高齢者の皆さんが元気で過ごしていただけ
包括支援センターを中心とした体制をしっかり
れば、それだけ介護等の関係でもそんないかな
整えて、予防活動に取り組んでいくということ
い と 思う ん で す け ど 、 と こ ろ が 、 第 5 期 と い う
と、私、基金の問題があるかと思うんですけれ
のは、いろんな介護給付の抑制政策がとられる
ども、この基金自体の性格というのは、やっぱ
中で 、 サ ー ビ ス も な か な か 難 し い 点 も 出 て く る
り給付準備基金も含めて、高齢者の方々が負担
か と い う ふ う に 思 い ま す 。 そ う い う 形で こ の 間、
さ れ た お 金 な ん で す よ ね 。 そ う い う 意 味 で は、
国の ほ う も 抑制 策 を と っ て き た ん で す が 、 そ う
き ち っ と も う す べ て 、 本来 で あ れ ば 1 つ の 4 期
いう中を受けて、第5期の取り組む課題という
が 終わ っ た わ け で す か ら 、 返 し て い く と 、 そ の
のは、この保険料との関係から見てどんなふう
こ と で 全 体と し て 、 な る べ く 負担 を ゼ ロ と い う
に と ら え て い ら っ し ゃ る の か 、 最後 の 質 問で す。
形 で 抑 え て い く と い う の が 基 本 だ と 思 う ん で す。
〇保健福祉課長(城ノ下 剛) や は り 予防が
後期高齢者の場合は、3%だけ残してという
一 番 大 事 だ ろ う と い う ふ う に 思 っ て お り ま す。
ことになったんですけれども、それはちょっと
介 護 予 防 係 、 例 え ば 包 括 も 含 め ま し て 、 24年 度
根 拠 が 私 自 身 も あ い ま い だ な と 思 っ た ん で す が、
から始まります在宅も含めまして、徹底してい
本市の場合というのは、給付準備基金も含めて
きたいというふうに考えております。
ゼロにした場合に、その160円という負担という
〇 議 長 ( 宮 迫泰 倫 ) ほ か に 質 疑 は あ り ま せ ん
のは解消できなかったのか、またそういう努力
か。
と い う の は 考え ら れ な か っ た の か 、 こ の 点 に つ
[「なし」と呼ぶ者あり]
いてお聞かせください。
〇議長(宮迫泰倫)質疑なしと認めます。
〇 保 健 福 祉 課 長 ( 城 ノ 下 剛 ) 基 金 1,000万
これで質疑を終わります。
円 に つ き ま し て 、 約 50円 程 度 減 額 に な る と 思 わ
お諮りします。
れ ま す 。 こ れ か ら 高 齢者 が ふ え る こ と を 含め ま
本案は、産業厚生委員会に付託の上、審査し
し て 、 や は り 少 々 の 基金 は 備 え て お く べ き だ と
たいと思います。
― 44 ―
これに御異議はありませんか。
果を報告いたします。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
最 初 に 、 議 案 第 11号 平 成 23年 度 垂 水 市 一 般 会
〇議長(宮迫泰倫)異議なしと認めます。
計補正予算(第9号)案中の所管費目について
よ っ て 、 議 案 第 29号 は 、 産 業 厚 生 委 員 会 に 付
は、原案のとおり可決されました。
託することに決定しました。
次 に 、 議 案 14号 平 成 23年 度 垂 水 市 介 護 保 険 特
△ 議 案 第 1 号 、 議 案 第 11号 ~ 議 案 第 17号
別 会 計 補 正 予 算 ( 第 3 号 ) 案 、 議 案 第 15号 平 成
一括上程
23年度垂水市老人保健施設特別会計補正予算(第
〇議長(宮迫泰倫)日程第2、議案第1号及
1 号 ) 案 、 議 案 第 16号 平 成 23年 度 垂 水 市 病 院 事
び 日 程 第 3 、 議 案 第 11号 か ら 日 程 第 9 、 議 案 第
業 会 計 補 正 予 算 ( 第 2 号 ) 案 、 及 び 議 案 第 17号
17号 ま で の 議 案 8 件 を 一 括 議 題 と し ま す 。
平 成 23年 度 垂 水 市 簡 易 水 道 事 業 特 別 会 計 補 正 予
件名の朗読を省略します。
算(第2号)案については、いずれも原案のと
おり可決されました。
議 案 第 1 号 垂 水 市 市 有 施 設 整 備 基 金 の 設 置、
以上で、報告を終わります。
管理及び処分に関する条例 案
〇議長(宮迫泰倫) 次に、総務文教委員長北方
議 案 第 11号 平 成 23年 度 垂 水 市 一 般 会 計 補 正 予
貞明議員。
算(第9号)案
[総務文教委員長北方貞明議員登壇]
議 案 第 12号 平 成 23年 度 垂 水 市 国 民 健 康 保 険 特
〇総務文教委員長(北方貞明) 皆さ ん 、 お は
別会計補正予算(第3号)案
ようございます。
議 案 第 13号 平 成 23年 度 垂 水 市 後 期 高 齢 者 医 療
それでは報告いたします。
特別会計補正予算(第1号)案
去 る 2 月 23日 の 本 会 議 に お い て 総 務 文 教 委 員
議 案 第 14号 平 成 23年 度 垂 水 市 介 護 保 険 特 別 会
会付託となりました各案件について、3月1日
計補正予算(第3号)案
委員会を開き、付託案件の審査をいたしました
議 案 第 15号 平 成 23年 度 垂 水 市 老 人 保 健 施 設 特
ので、その結果を報告いたします。
別会計補正予算(第1号)案
最初に、議案第1号垂水市市有施設整備基金
議 案 第 16号 平 成 23年 度 垂 水 市 病 院 事 業 会 計 補
の設置、管理及び処分に関する条例案について
正予算(第2号)案
は、原案のとおり可決されました。
議 案 第 17号 平 成 23年 度 垂 水 市 簡 易 水 道 事 業 特
次 に 、 議 案 第 11号 平 成 23年 度 垂 水 市 一 般 会 計
別会計補正予算(第2号)案
補正予算(第9号)案中の所管費目及び歳入全
款 に つ い て は 、 原 案 の と お り 可 決 さ れ ま し た。
〇議長(宮迫泰倫)ここで、各委員長の審査
次 に 、 議 案 第 12号 平 成 23年 度 垂 水 市 国 民 健 康
報告を求めます。
保 険 特 別 会 計 補 正 予 算 ( 第 3 号 ) 案 に つ い て は、
最初に、産業厚生委員長大薗藤幸議員。
原案のとおり可決されました。
[産業厚生委員長大薗藤幸議員登壇]
次 に 、 議 案 第 13号 平 成 23年 度 垂 水 市 後 期 高 齢
〇産業厚生委員長(大薗藤幸) 皆さ ん 、 お は
者医療特別会計補正予算(第1号)案について
ようございます。
は、原案どおり可決いたしました。
去 る 2 月 23日 の 本 会 議 に お い て 産 業 厚 生 委 員
以上で、報告を終わります。
会 付 託 と な り ま し た 各 案 件 に つ い て 、 2 月 28日
〇 議 長 ( 宮 迫 泰 倫 ) こ れ か ら 質 疑 を 行 い ま す。
委員会を開き、審査いたしましたので、その結
質疑はありませんか。
― 45 ―
[「なし」と呼ぶ者あり]
〇堀内貴志議員 おはようございます。
〇議長(宮迫泰倫)質疑なしと認めます。
聞き飽きたと思いますが、「たるみずの新し
これで質疑を終わります。
い風、堀内貴志」でございます。
これから討論を行います。
平 成 24年 第 1 回 定 例 会 一 般 質 問 の ト ッ プ バ ッ
討論はありませんか。
ターとして登壇の機会を与えていただいたこと
[「なし」と呼ぶ者あり]
に対して、大変感謝いたしております。
〇議長(宮迫泰倫)討論なしと認めます。
さ て 、 昨 年 3 月 12日 九 州 新 幹 線 が 全 線 開 業 し、
これで討論を終わります。
1年が経過します。新幹線全線開通と同じ時期
お諮りします。
を境に、鹿児島県に宿泊する観光客の数の推移
議 案 第 1 号 及 び 議 案 第 11号 か ら 議 案 第 17号 ま
が マ イ ナ ス か ら プ ラ ス に 転換 し 、 そ の 後 も ず っ
での議案8件を、委員長の報告のとおり決する
とプラスで推移しているそうです。先日、新幹
ことに御異議ありませんか。
線効果についての研究会があり、その中でも話
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
がありましたが、鹿児島県の中でも新幹線効果
〇議長(宮迫泰倫)異議なしと認めます。
を得ている地域は、地区別に言うと、鹿児島地
よ っ て 、 議 案 第 1 号 及 び 議 案 第 11号 か ら 議 案
区、指宿地区、霧島地区に限られているそうで
第 17号 ま で の 議 案 8 件 に つ い て は 、 各 委 員 長 の
す。逆に、垂水市を含む大隅地区は、この新幹
報告のとおり決定しました。
線効果を全く得られていないというのが実情で
△平成24年度各会計予算案に対する質疑・
す 。 な ぜ か と い う と 、 効 果 の 出 て い る 地 域 は、
新幹線が開通する以前から新幹線効果をねらっ
一般質問
〇 議 長 ( 宮 迫 泰 倫 ) 日 程 第 10、 た だ い ま か ら、
て地道に活動してきたことがこの効果につなが
平 成 24年 度 各 会 計 予 算 案 に 対 す る 質 疑 及 び 一 般
っ た と 言 わ れ て い ま す 。 私 は 、 こ の 失敗 を 繰 り
質問を行います。
返してはいけないと思っています。
第1回の質疑及び質問は登壇して行い、再質
2 月 23日 の 新 聞 で 伊 藤 知 事 は 、 薩 摩 ・ 大 隅 両
疑及び再質問は質問席からお願いします。
半 島 を 結 ぶ 錦 江 湾 横 断 ネ ッ ト ワ ー ク に つ い て、
なお、本日の質疑及び質問時間は、答弁時間
県民の総意としてプロジェクトをどう持ち上げ
を含めて1時間以内とします。
るか、最終的な判断にかかってくる。そして財
ま た 、 質 問 回 数 に つ い て は 4 回ま で と し ま す
源的には成立するなどと、実現に向けて意欲を
が、一問一答方式を選択した場合は、1回目は
示 さ れ て い ま す 。 私 は 、 こ の 知 事 の 言 葉 か ら、
一括で行い、2回目の質問から1項目につき3
近い将来に鹿児島と桜島をつなぐ横断道路は必
回までとします。
ず 完 成 す る と 思 っ て い ま す 。 そ う す る な ら ば、
ま た 、 い ず れ も 初 回 の 発 言 時 間 を 20分 以 内 に
横断道路が完成するまでの間に、垂水市がどう
制限しますので、御協力をお願いします。
い う ふ う に 魅力 あ る ま ち づ く り を す る か が 大き
それでは、通告に従って、順次質疑及び質問
な課題になると思っています。この横断道路が
を許可します。
垂水市の人口減を促進する道路になるか、人口
最初に、2番堀内貴志議員の質疑及び質問を
増に転換する道路になるかは、市長のこの任期
許可します。
の、この期間のすべての事業の内容にかかって
[堀内貴志議員登壇]
くると思っています。
そこで、市長は着任以来、「継続と挑戦」と
― 46 ―
いう言葉を掲げられ、日々のあいさつの中でも
そ れ で は 、 通 告 に 従い ま し て 、 大 き く 2 つ の
幾度となく発言をされてこられました。本議会
項目について質問をいたします。
の 初 日 の 市 長 の 平 成 24年 度 施 政 方 針 及 び 予 算 説
1つ目は、熱分解装置による廃棄物の燃料化
明の中でも、冒頭で「継続と挑戦」という言葉
プラントの建設について、質問いたします。
を使われ、継続とは、前市長からの「住んでよ
12月 議 会 に お い て 、 自 然 エ ネ ル ギ ー に つ い て
か っ た と 思え る ま ち づ く り 」 の 志 を 継 続 す る と
質問が相次ぎました。田平議員は太陽光発電の
いう意味であり、挑戦とは、新しい時代に向か
設置について、持留議員は再生可能エネルギー
って元気な垂水づくりにチャレンジするという
の本格的な普及へ向けた取り組みについて、池
意味と言われました。そして、将来の垂水市が
山議員は太陽光・風力発電の設置の検討につい
少しでも活力に満ちたまちづくりの方向に進む
て、それぞれ質問されましたが、市当局の考え
ように、挑戦へ重きを置いた、継続から挑戦へ
方 は 、 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー が 今 後 本 格 化 す る、
と、積極的で前向きな取り組みを進めてまいり
そして自治体で取り組むことに関してはイメー
たいと話されております。
ジ ア ッ プ に つ な が る か ら 前向 き に 考 え る な ど と
し か し な が ら 、 平 成 24年 度 予 算 案 を 見 る 中 で
答弁しながら、一方では、事業の将来性やリス
は、厳しい言い方をするならば、挑戦するため
クを見通せなく、検討していないとはっきり答
の予算化がされていないような感じがいたしま
弁されました。まるで他人事です。自分のまち
す。安心・安全なまちづくり、垂水市のまちづ
でやってみようという意気込みが全く感じられ
く り を つ く る 上 で 、 防 災 に 重 き を 置 い た 予 算 化、
なかったのが率直な意見です。
市民の重大な悩みの1つ、降灰対策のためロー
再生可能エネルギーといいますと、自然界に
ドスイーパーの購入費の計上等については、特
存在するエネルギーであり、一度利用してもな
に市長の公約でもありましたので大変評価でき
く な ら な い 性 質 の も の を 指 し ま す 。 再生 エ ネ ル
る予算措置だと思います。また、千本イチョウ
ギーを利用した発電、具体的には、風力・太陽
園の推進事業や大隅半島キャニオニングの予算
光・地熱・バイオマス、そして小型水力発電が
化についても、交流人口のさらなる増加を見込
ありますが、原発が大きな社会問題になってい
んで、いい事業だと思っていますが、この事業
る中で、私は、将来の垂水市は、地元の資源や
は 、 平 成 23年 度 予 算 の 中 で 既 に つ い て い な け れ
自然を生かした自然エネルギーのまち垂水市が
ばならない事業だと思っています。
理想だと思っています。
何が言いたいかといいますと、対応が遅過ぎ
その考えの中で、本日は、熱分解装置による
るということです。民間が立ち上げ、効果や評
廃棄物の燃料化プラントの建設について、提案
価があってから行政が入るのではなく、もっと
を含めて質問させていただきます。
行政が積極的に行動して、逆に市民をリードし
この熱分解装置による廃棄物の燃料化プラン
て方向性を示す姿勢が、垂水市の活性化に大き
トは、なぜ垂水市にとっていい事業なのか、簡
くつながるものだと思います。市長には、もっ
単に説明いたします。この装置は、プラスチッ
と前向きに、元気な垂水づくりのために積極的
ク や プ ラ ス チ ッ ク 類 の ま ざ っ た 廃棄 物 に つ い て、
な事業を展開することを期待しております。い
燃や す の で も な く 、 溶か す の で も な く 、 分解 し
わゆる活力ある垂水市をつくるために挑戦をし
て A 重 油 相 当 の 油 を 取 り 出 す 装 置 の こ と で す。
て い た だ き た い と い う こ と を 冒頭 で 話し ま し て、
分 解す る 過 程 に お い て 、 大 き く 3 つ の メ リ ッ ト
質問に入らせていただきます。
が発生します。1つ目は、A重油相当の油の捻
― 47 ―
出です。2つ目は熱源の活用です。3つ目はC
理にかかる費用について、道の駅たるみずの温
O2 削 減 で す 。
泉にかかる燃料の経費について、ビニールハウ
1つ目のA重油相当の油の捻出は、分解する
ス農家の維持経費について、それぞれ担当課長
ことによって軽質油、いわゆるA重油相当の油
に回答を求めます。
を 捻出 す る こ と が で き る と い う こ と で す 。 も ち
2つ目は、垂水市から、国旗である日の丸の
ろんこのA重油は漁船の燃料やビニールハウス
発祥地について情報発信することについて、お
の燃料に使用できますし、販売することも可能
聞きいたします。
です。
民間で組織した団体が歴史について調査した
2つ目の熱源の活用については、分解する上
上で、近代造船発祥の地、及び日本国旗日の丸
において大量の熱が発生するということで、こ
の ふ る さ と と い う こ と で 、 垂 水 市 の 財産 と し て
の熱は使わなければただ大気中に放出するだけ
後世に伝えたいという願いとともに、垂水市の
です。しかし、活用の仕方によっては、さまざ
発展、まちおこしに使おうと活動を始めていま
ま な 事 業 に 活 用 で き ま す 。 温 泉 熱 の 維 持 管 理、
す。私は、この活動は、まちおこしという観点
ビニールハウスの温度管理、温泉プールの温度
からは実に意味のある大きな活動だと思ってお
管理などに活用することによって、経費の削減
ります。
につながるということです。
そこで、まず、歴史に詳しい社会教育課長に
3つ目のC O2 削減につい ては、京都議定書の
対して、近代造船発祥の地及び日本国旗日の丸
第 17条 に 基 づ い て 、 国 が 温 室 効 果 ガ ス の 削 減 を
の歴史的な見解についてお尋ねします。
定めていますので、排出権という形で取引が可
ま た 、 こ の 団 体 は 、 こ と し の 12月 12日 に 目 標
能ということです。いわゆる経済的な効果があ
を設定して、近代造船発祥の地、日本国旗日の
るということです。
丸の ふ る さ と と い う こ と で 、 モ ニ ュ メ ン ト や 石
もう1つメリットを言うならば、分解した後
碑を建てようと募金活動を始めようとしていま
に残る灰はセラミック灰と言われて、ほこりを
す 。 も し モ ニ ュ メ ン ト や 石 碑 が 建立 さ れ た な ら
出 さ な い 無 害 で 安 全 な 灰 に な る と い う こ と で す。
ば、それを目当てに多くの観光客が垂水市を訪
使い方によっては、暖炉で活用しているところ
れ る だ ろ う と い う 期 待が あ り ま す が 、 も し も こ
もあります。
れが実現するならば、垂水市の新たな観光場所
私は、この熱分解装置による廃棄物の燃料化
と し て 活 用で き な い も の か 、 ま た 、 実 現 し た と
プラントの建設こそが、今の垂水市にとって最
きの交流人口の予想数や経済効果についても知
も活用できる事業だと思っています。なぜかと
りたいところです。
い う と 、 抽 出 し た 油 は 燃 料 と し て 販 売 で き る、
もし算出が不可能であれば、参考として、昨
熱源は道の駅の温泉の温度管理や、これからつ
年の秋に大ブレークしました、たるみず千本イ
くり上げたいと思っています森の駅の温泉事業
チョウの実績について、垂水市に与えた効果・
にも活用できますし、市民からは温水プールの
交流人口・経済的効果を、わかる範囲で結構で
建設要望も出ていますので、その辺のところで
すから、教えていただきたいと思います。
も活用できると思います。また、CO2 削減の排
これで、1回目の質問を終わります。
出権も大きなメリットだと思います。
〇生活環境課長(感王寺八郎) お は よ う ご ざ
そこで、まず1回目の質問で、垂水市に対す
います。
る効果を検証する上で、通告のとおり、ごみ処
ごみ処理にかかる費用について、お答えいた
― 48 ―
します。
出させていただきました。その結果、垂水市に
平成22年度ごみ排出量は5,558トン で、う ち可
おけ る年間使用量は全体で 約46万8,000リッ ター
燃 ご み 2,433ト ン 、 資 源 ご み 2,904ト ン と な っ て
で 、 年 間 の 使 用 額 は 約 3,346万 2,000円 と な っ て
おります。
おります。
ごみの処理経費でございますが、ごみ処理清
以上でございます。
掃 に か か る す べ て の 経 費 で 1 億 7,813万 9,000円
〇 社会教育課長( 瀬角龍平) 堀内議員の 近代
で、うち肝属清掃センターに搬入しているごみ
造船、日の丸発祥地またはゆかりの地の歴史に
に か か る 経 費 に つ き ま し て は 、 基 本 割 10% 、 人
ついての御質問にお答えいたします。
口 割 40% 、 ご み 量 割 50% で 負 担 し て お り ま す が、
私ども社会教育課が調べることのできる範囲
そ の 負 担 金 と し て 8,500万 3,000円 、 収 集 運 搬 等
内でお答えをいたします。
経 費 4,488万 4,000円 、 分 別 等 人 件 費 で 3,384万 1
日本人の日の丸とのかかわりから御説明する
,000円 、 古 着 等 中 間 処 理 経 費 514万 9,000円 。 平
のが一番わかりやすいと思いますので、歴史を
成 22年 度 は 水 道 施 設 の 改 修 工 事 、 ご み 選 別 建 屋
追って、御説明いたします。
の 新 設 工 事 等 も あ り 、 そ の 経 費 が 926万 2,000円
まず、推古15年と申しま すから607年、中国へ
となっております。
遣隋使が国書を持って派遣をされ、「日出ると
以上でございます。
こ ろ の 天 子 、 書 を 日 没 す る と こ ろ の 天 子 に 致 す、
〇 商工観光課長( 塚田光春) 堀内議員の 道の
つつがなきや」云々という文言が中国の歴史書
駅 た る み ず の 温 泉 維 持 に か か る 費 用 に つ い て、
「隋書」に記載をされております。また、約100
お答えをいたします。
年後の 702年、中国の「 唐暦」 という 書物に、遣
道 の 駅 た る み ず の 源 泉 温 度 は 約 48 ℃ の た め、
唐使が来て、日本国から来たと言ったと記載を
レ ジ オ ネ ラ の 関 係 で 温 泉 を 60℃ ま で 上 げ る 必 要
さ れ て い る そ う で す 。 こ の こ と か ら 、 古 来日 本
が あ る こ と か ら 、 灯 油ボ イ ラ ー を 使 用 し て お り
人 は 、 太 陽 信 仰 と 相 ま っ て 「 日 出 る 国 」 と 言 い、
ま す 。 そ こ で 、 平 成 22年 度 1 年 間 の 灯 油 使 用 量
日本 つ ま り 「 ひ の も と 」 と い っ た の は 、 自分 た
と 灯 油 代 に つ き ま し て は 、 灯 油 使 用 量 は 14万 1,
ちの国と太陽とを結びつけた考え方が根強くあ
200リ ッ タ ー 、 料 金 は 1,059万 円 に な っ て お り ま
ったという説もございます。
す 。 平 成 22年 度 の 灯 油 単 価 は 1 リ ッ ト ル 当 た り
そ し て 、 日の 丸 の 意匠 、 つ ま り こ の デ ザ イ ン
約 75円 で ご ざ い ま す が 、 平 成 23年 度 の 灯 油 単 価
が い つ ご ろ か ら 見ら れ る か 調 べ て み ま す と 、 ま
は 若 干 上 が り ま し て 、 86円 で 購 入 し て い る と こ
ず 、 平 家 物 語 は 1309年 ご ろ 成 立 し た と さ れ て お
ろでございます。
り ま す け れ ど も 、 第 11段 に 、 那 須 与 一 が 、 平 家
以上でございます。
の軍船に立てられた「日いだしたる扇のかなめ」
〇 農林課長( 森下利行) お は よ う ご ざ い ま す。
を 射 落 と し た と あ り ま す 。 時 代 は 下 り ま す が、
ビニールハウス農家の温度管理にかかる費用
鎌倉初期には、日月(じつげつ)を描いた小旗
についての御質問にお答えいたします。
が武蔵の国葛飾の牛御前神社にある。また、大
本市のビニールハウス等の被覆施設の加温機
和の国吉野の堀家には、後醍醐天皇からいただ
で使用されます重油の量は、その年の気温によ
いた「地平絹の日の丸朱」の御旗があると言わ
って異なり、実態を把握することは困難であり
れております。そして、戦国時代には、武田氏
ますことから、今回は、県が定めた作物ごとの
や伊達氏などの武将たちが使用しているのを「甲
栽培指針に示されました平均使用量を参考に算
陽 軍 鑑 」 な ど の 歴 史 書 に 見 る こ と が で き ま す。
― 49 ―
さ ら に 、 日 の 丸 は 、 徳 川 の 世 に な り ま す と、
水に残る文化財や郷土の歴史を活用していく上
将軍家の御用船「安宅丸」の古い図面に残って
でも、また垂水市を盛り上げていく上でも、大
いたり、幕府御用の御城米廻船につけて航行す
変大切なことと考えております。
ることが「牧民金鑑」という本に載っているよ
以上でございます。
うです。
〇 商工観光課長( 塚田光春) 垂水市の 新た な
このように、日の丸または朱の丸は、古くか
観光資源として活用できないかという質問にお
ら使用されてきたことがわかります。
答えをいたします。
さ て 、 長 い 鎖 国 の 時 代 を 過 ぎ て 、 18世 紀 末 こ
現在、牛根地区に関しましては、鹿児島県の
ろからロシアやイギリスの艦船が日本近海に出
魅力ある観光地づくり事業を活用しまして、観
没するようになり、日本はいやが応にも世界史
光地の整備を行っております。今年度は、牛根
の一員として組み込まれていきます。
麓の埋没鳥居を中心に、駐車場を含めた公園整
「薩藩海軍史」という書物によりますと、嘉
備 を 行 っ て お り 、 平 成 24 年 度 に つ き ま し て も、
永6年、いち早く薩摩藩、当時藩主は島津斉彬
垂水しおかぜ街道構想の中で、牛根ルートとし
で す が 、 1853年 5 月 、 桜 島 の 瀬 戸 村 及 び 牛 根 に
て引き続き整備を行っていただくように要望し
ひそかに造船所を新設し、瀬戸村で「昇平丸」
ているところでございます。
と い う 軍 艦 建 造 に 着 手 を し て お り ま す 。 そ し て、
今回、議員御提案のモニュメントにつきまし
その年の6月にはアメリカのペリー艦隊が日本
て は 、 幕 末 に 当 地 先 で 近 代 的 な 造 船 が つ く ら れ、
に開国を要求するのであります。
ほかの地域にはない先進地であったことを知ら
こ の 「 薩 藩 海 軍 史 」 に よ れ ば 、 同 じ 年 の 12月
し め る 上 か ら も 、 重 要で あ る と 考え て お り ま す。
に は 、 島 津 斉 彬 は 、 軍 艦 15隻 建 造 を 幕 府 に 申 請
ま た 、 国 旗日 の 丸 の ふ る さ と で あ っ た こ と も、
するとともに、船舶徽章に日の丸を用いるよう
新たな観光資源として活用しまして、観光客の
に提議をいたします。そして、御三家の水戸家
入り込み客がふえる努力をしてまいりたいとい
の徳川斉昭の意見もあり、翌年の安政元年(1854
うふうに思っております。
年)、時の老中安部正弘が「大船製造の議につ
次に 、 国 旗 日 の 丸 の ふ る さ と モ ニ ュ メ ン ト で
き て は 、 異 国 船 に 紛 れ ざ る よ う 、 日 本 総 船 印 は、
どれだけの観光集客が図れるかという質問でご
白地日の丸のぼり、相用い候よう、仰せいたさ
ざ い ま す け れ ど も 、 こ れ に つ き ま し て は 予 想が
れ候」との達しを出します。
つきませんで、先ほど御提案のあったたるみず
このようにして、日本が外国列強との関係を
千本イチョウの観光の影響に基づいて、お答え
無視できない状況が生まれる中で、日の丸が対
したいというふうに思います。
外的に国を代表する旗として採用されたものと
た る み ず 千本 イ チ ョ ウ に お き ま し て は 、 11月
理解をしております。
19日 の オ ー プ ン か ら 12月 18日 ま で の 約 1 カ 月 間
そして、ある歴史学の先生は、「かつて大隅
に、県内外から4万1,500名の 来園者が ございま
半島と桜島の間の海峡があったこの地は、日本
し た 。 そ の 中 で 、 12月 4 日 の 大 野 い き い き 祭 り
における近代造船発祥の地であり、国旗日の丸
当日は約5,000名の 来園者に よ り 、県道南之郷線
の ふ る さ と な の で す 」 と 言わ れ て お り ま す け れ
に お い て 約 4 キ ロ メ ー ト ル の 渋 滞 が 発生 す る な
ども、教育委員会はこの考え方に沿って、堀内
ど 、 大変 な に ぎ わ い を 見 せ た と こ ろ で ご ざ い ま
議員がおっしゃいましたとおり、垂水の歴史を
す。1日平均の人数に換算しますと、1日に約
住民の皆さんや市外に発信していくことは、垂
1,400人 の 方 が 来 ら れ た こ と に な り ま す 。
― 50 ―
そこで、来園された方々は、昼前後に来られ
量は2,433トンです 。これの負担金、基本料、人
るお客さんが多いことから、昼食を垂水市内で
口 割 あ り ま す が 、 平 成 22年 度 実 績 で い き ま す と
食 事 さ れ る 方 が 大 半 で 、 北 の 牛 根 境 の 食 堂 か ら、
8,500万 3,000円 。 さ ら に 、 23年 度 は ま だ 出 て お
南 の ま さ か り の ラ ー メ ン 屋 さ ん ま で 、 通 常の 2
り ま せ ん け れ ど も 、 24年 度 、 来 年 度 の 予 算 で は、
倍から3倍のお客様が見えて、ある中央地区の
基本料と人口割で負担するという話を聞いてお
お そ ば 屋さ ん で は 夜 の め ん が な く な っ た と い う
り ま す け れ ど も 、 1 億 1,870万 6,000円 計 上 さ れ
こ と を お 聞き し て お り ま す 。 ま た 、 コ ン ビ ニ や
ております。これは莫大な予算数値だと私は思
道の駅等での買い物客も通常の倍程度はあった
っ て お り ま す 。 ち な み に 、 22年 度 実 績を も と に
と 聞 い て お り ま す の で 、 そ の 経 済効 果 は は か り
肝 属 地 区 清 掃 セ ン タ ー に 持 ち 込 む 量 を 20% 削 減
知 れ な い も の が あ る と い う ふ う に 思っ て お り ま
したとします。すると、年間で約450万円削減で
す 。 そ の よ う な こ と か ら 、 来 年 度は も っ と 本 市
き る と い う 計算 が 出 て お り ま す 。 20% の ご み を
で食品等を買ったり食べたりしてもらうような
清掃センターに運ばずに、私が提案する熱分解
仕掛けづくりをしてまいりたいというふうに思
装置で処理することによって、そこで450万円の
います。
経 費 が 節 約 で き る と い う こ と に な る わ け で す。
以上でございます。
こ の 量 を ふ や せ ば 、 も っ と も っ と 節 約が 可 能 と
〇堀内貴志議員 ありがとうございました。
いうことになります。
これからは、一問一答方式でお願いいたしま
生活環境課では、現在、汚れたプラスチック
す。
は洗って乾かしてリサイクルして出してくださ
ま ず 、 ご み の 関 係 に つ い て で ご ざ い ま す が、
い と 、 市 民 に 指 導 し て い ま す 。 し か し な が ら、
家庭ごみについては、大きく分けると、資源ご
洗う面倒、汚れたままで出してもいいというこ
み ・ 燃や せ な い ご み ・ 燃や せ る ご み ・ 生 ご み に
とです。汚れたプラスチック類は、例えば紙の
分 別 さ れ ま す 。 先 ほ ど 課 長 の ほ う か ら も 22年 度
つ い て い る プ ラ ス チ ッ ク 類、 さ ら に は 土 や 水の
実績で言いますと、5,558トンですか、大量のご
ついているプラスチックなども熱分解装置で処
みが発生しているということです。
理できます。さらに、企業が処分に困っている
私がここで注目したいのは、燃やせないごみ
プ ラ ス チ ッ ク 類 、 例 え ば 医 療 廃 棄 物 の 中 で は、
についてであります。この燃やせないごみにつ
注射器もしくは薬品の入っているプラスチック
いては、現在、肝属地区清掃センターに運ばれ
類、農業関係では、畑や自宅倉庫に山積みにさ
ております。運ばれたごみは、このセンターで
れている使用済みのビニールハウス、漁業関係
負担金を出して処理してもらっているというこ
で は 、 網 、 ス チ ロ ー ル も し く は プ ラ ス チ ッ ク 舟、
とです。負担金の計算方法も、基本料と人口割
これなどもこの熱分解装置によるプラントで処
で、2市9町で割合を定めて分担し、残りの約
分で き る と い う こ と で す か ら 、 か な り の 分 野に
50% が ご み の 量 割 と い う こ と で 、 運 び 込 む 量 に
私は 応 用 で き る の で は な い か な と 思 っ て お り ま
よって負担金が毎月変わるシステムになってい
す。
るようです。いわゆる基本料と人口割の負担金
そ し て 、 2 つ 目 、 熱の 活 用 に つ い て で あ り ま
を 除 い て 、 ご み の 量 が 少 な く な れ ば な る ほ ど、
す。
ごみ処理にかかる負担金が少なくなるというシ
商工観光課長のほうから、道の駅たるみずの
ステムです。
温泉維持にか かる 経費につ いて 年間1,059万円と
ち な み に 、 22年 度 に 垂 水 市 か ら 運 ん だ ご み の
いう数値が挙げられました。この維持費も大変
― 51 ―
な費用だと思っております。そして、私が念願
た 場 合 に さ ら に 70% の 補 助 が あ り 、 す べ て の 助
と思っております森の駅の温泉施設、森の駅に
成を受けられ た場合、市の負担とし て6,000万円
温泉施設を設置することについても、この熱源
となります。年間の運転等経費として、過疎債
を活用することによって維持管理費が抑えられ
の 償 還 が 600万 円 、 運 転 管 理 費 ・ 人 件 費 1,500万
るというふうに私は考えております。
円 、 光 熱 水 費 900万 円 の 年 間 3,000万 円 で 、 収 入
そして、農林課長のほうからは、ビニールハ
は 、 一 般 廃 棄 物 の 平 成 17年 度 プ ラ ス チ ッ ク ご み
ウスの農家の温度管理にかかる費用についても
約 250ト ン で す が 、 そ の 他 化 石 燃 料 系 廃 棄 物 500
お 話 が あ り ま し た 。 垂水 市 の デ ー タ で す け れ ど
トンとした場合に、約331キロリットル相当の抽
も、3,346万円、農家が負担しているということ
出油が 期待で き、 A 重油換算で 2,320万円と の試
で す ね 。 こ れ に つ い て も 私 は 経 費削 減 に つ な が
算と な っ て お り ま す 。 し た が い ま し て 、 現 在の
るものと思っております、このプラントを建設
中 で の 判 断 は 非 常 に 困 難 な 状 況 で ご ざ い ま す。
す る こ と に よ っ て で す ね 。 さ ら に 、 農 家に お い
今 後 の 展 開 と し て 、 廃 棄 物 処 理 政 策 に お い て、
て は 、 こ の ビ ニ ー ル ハ ウ ス の 不用 に な っ た も の、
現状の処理形態を維持していく場合と、熱分解
こ れ に つ い て は 現 在 、 廃 プ ラ 回 収と い う こ と で、
炉システムを導入した場合とで、どのようなメ
年 3 回 、 キ ロ グ ラ ム 15円 で 有 料 で 回 収 し て い る
リ ッ ト 、 デ メ リ ッ ト が 生 じ る の か 、 そ の 解決 方
ということです。これについても、農家を援助
法等も含めて調査研究し、最終的には清掃セン
することによって、農家の負担軽減にもつなが
ターの施設解体と合わせて、リサイクル施設の
る も の で は な い か な と い う ふ う に 私は 考え て お
内容検討を行う上で、リサイクル施設の1つと
ります。
して検討してまいりたいと考えております。
そ こ で 、 今、 話 し た よ う に 、 私 は こ の プ ラ ン
以上でございます。
トを建設することによって、垂水市には大きな
〇堀内貴志議員 ありがとうございました。
メリットがあると思うんです。この熱分解装置
今、算出で不可能だとおっしゃいました。そ
による廃棄物の燃料化プラントの建設について
の こ と に つ い て 私 は ち ょ っ と 腑 に 落 ち ま せ ん。
検討するお考えはあるか、その点について、お
算出された額については、500トンの規模で算出
聞きいたします。
さ れ た と 思 い ま す 。 こ れ に つ い て は 、 垂 水市 で
〇 生活環境課長( 感王寺八郎) 堀内議員の 説
は500トンしか集まらないかもしれません。しか
明のありました熱分解装置による廃棄物の燃料
し な が ら 、 こ の プ ラ ン ト の こ れ に つ い て は 、 12
化 プ ラ ン ト の 建 設 に つ い て 、 ど の よ う に 考え る
時間稼働で1,800トン、先ほど課長がおっしゃら
かとのことですが、垂水市出身の方で、垂水市
れたと思います。1,800トン可能なんです。いい
を ど う に か し た い と の 思い か ら 、 熱 い 思 い か ら、
で す か 。 500ト ン で 先 ほ ど 2,320万 円 の A 重 油 相
当 事 業 の 提 案 を い た だ い た と こ ろ で ご ざ い ま す。
当が抽出できるとおっしゃいました。500トンで
同 施 設 に つ い て は 、 三 重 県 で 平 成 22年 に 設 置 さ
すよ。垂水市では500トンしかできません。しか
れ、オフセット・クレジット・プロジェクト計
しながら、大隅全域で考えると、もっと量は集
画 を 作 成 し 、 平 成 23年 7 月 、 登 録 さ れ て い る よ
まるはずです。1日12時間稼働して1,800トンと
うでございます。
い う こ と は 、 少な く と も 500ト ン の 3 倍 、 2,300
提案のあっ た事業の参考資料では 、年間1,800
万円の3倍、年間7,500万円ぐ らい浮く んですよ。
トン処理可能施設で、建設費が約4億円で、補
年間維持費が3,000万円と おっしゃいましたけれ
助 事 業 と し て 50% 、 過 疎 起 債 が 可 能 で あ る と し
ど も 、 そ の 差し 引い て み て く だ さ い 。 プ ラ ス に
― 52 ―
転じると思います。そのことをちょっとお話し
めには、1つの課では到底いい知恵は浮かばな
しておきます。
い と 思 い ま す の で 、 ま ず は 各 課 か ら 招集 し た プ
そしてこの事業はですね、もう既に一部上場
ロジェクトチームが必要になると思います。そ
企 業 は や っ て お り ま す 。 私 が 知っ て い る と こ ろ
のプロジェクトで情報を収集し、実査し、そし
では、先ほど課長からもお話がありましたけれ
て検討し、場合によってはコンサルとの契約も
ども、その1社と、あと東証一部上場のロート
必要 に な る と 思 い ま す 。 そ う い っ た プ ロ ジ ェ ク
製 薬 が 既 に 事 業 を 、 平 成 22年 5 月 の 取 締 役 会 議
トの結成やコンサル委託料などの予算化は、失
において、熱分解炉システムの開発、販売及び
敗しないがための私は予算だと思いますし、ま
精製物の販売ということで事業を展開して、今
さしく市長がおっしゃる挑戦への予算化だと思
年 度 24年 度 に 50億 円 の 売 り 上 げ を 目 指 し て お り
い ま す 。 市 長が リ ー ダ ー シ ッ プ を と れ ば 、 市 長
ます。もう一部企業が既に走り出しているわけ
が つ く る と い う 結論 を つ け れ ば 、 つ く る た め の
で す か ら 、 私 は こ れ は 確 か な 事 業だ と 思 い ま す。
組 織 改 正 は 私 は で き る も の だ と 思 っ て お り ま す。
ぜひとも、見ない・しない・やらないではな
そ こ で 、 ま ず 、 こ の プ ラ ン ト 事 業 に 関 し て、
くて、環境課長がお話しされたように、メリッ
プロジェクトチームを新設する、もしくは最低
ト 、 デ メ リ ッ ト が あ る と 思い ま す 。 ま ず は し っ
でも専属の担当者を選任するというお考えがな
かりと調査し、場合によっては関連企業まで赴
いか、お聞きします。
いてしっかりと情報を収集し、さらに、垂水市
さらに加えて、市長は、選挙公約の中で、錦
に 建 設 す る こ と に よ る 効 果 を よ く 吟 味 し た 上 で、
江湾横断ネットワークを前提として、垂水市の
前向きに検討していただければと思っておりま
人口3万人を目指すと話されております。冒頭
す。
でも話しましたが、この錦江湾横断道路、知事
そ し て 、 こ の 件は 、 や る の か 、 や ら な い の か。
のお話の中でも、鹿児島と桜島をつなぐこの道
や ら な い の で あ れ ば 、 何が 根 拠で や ら な い の か。
路は現実味を帯びてきているんです。私は、こ
今後とも、継続して引き続き追及していきたい
の人口3万人を目指すためにも、垂水市のため
と い う 考え で お り ま す の で 、 よ ろ し く お 願 い い
効果の上がる事業は積極的に取り組まなければ
たします。
な ら な い と 思っ て お り ま す 。 特に 、 こ の プ ラ ン
それでは、3回目、市長に対して質問をいた
ト事業は、高知県檮原町が実施した風力発電と
します。
同様に、地域に利益を生む事業だと私は思って
薩摩川内市では新エネルギー対策課を新設し
います。そのことを踏まえて、市長には御回答
て、あらゆる新エネルギーについて模索検討中
お願いしたいと思います。
です。昨年、議会の視察研修で高知県檮原町に
〇 市 長 ( 尾 脇 雅弥 ) 皆 さ ん 、 お は よ う ご ざ い
い き ま し た 。 檮 原 町 で は 、 平 成 11年 度 、 標 高 1,
ます。
300メートルの四国カルストにデンマーク製の風
それでは、堀内議員の3回目の御質問に対し
車2基を建設し、電力を得ることで、毎年平均
て、お答えをいたします。
約3,500万円の利益を得ております。そして、そ
まず、新エネルギーへの取り組みということ
のことが町を豊かにしております。
に関して、基本的な考え方は、私も前向きに取
私は、今話している熱分解装置による廃棄物
り 組 ん で い き た い と い う ふ う に は 考え て お り ま
の燃料化プラント事業は大変いい事業だと思っ
す。ただ、本システムについては、プロジェク
て お り ま す 。 こ う し た 新 し い 事 業を 取 り 組 む た
トチーム等の設置の検討につきましては、議員
― 53 ―
の趣旨は十分理解をいたします。しかし、現状
た。予算が、環境省の廃棄物処理に係る温暖化
では、先ほど課長からも答弁がありましたとお
対策事業と、これに該当するわけですよ。そう
り、現在示されている検討資料の中では、数億
すると、最高でも2分の1、補助金が可能なん
円の建設費、あるいは収益性等の課題があるこ
です。さらに、ほかの外郭団体がやっている事
と、そのほか、詳細なデータがなく、有効性や
業に も 当 て は ま る と 思い ま す 。 そ れ を 持 っ て く
効率性の検討や、また市の直営でいくのか、民
る。さらには、先ほど課長も話を、繰り返すよ
営でいくのか、市が設置し、民間に委託する指
うですけれども、過疎起債、これを使えば当初
定管理でするのかなど、施設のあり方、維持管
の負担額も少なくて済むというような私は気が
理方針を含め、まずは情報収集をすることが必
します。で、利益も上がるわけですよ。収益性
要であると考えております。情報収集について
が あ る わ け で す 。 そ の こ と を 考え て 、 前 向 き に。
は、廃棄物の観点から生活環境課に指示してお
財 政が 厳 し い 状 況 も わ か っ て お り ま す 。 だ け ど、
り ま す 。 プ ロ ジ ェ ク ト チ ー ム 等の 設 置に つ い て
収益性がある事業なんです。上物だけで終わる
は、これらの情報収集等を行い、ある程度収集
事業 じ ゃ あ り ま せ ん 。 つ く っ て 、 そ れ か ら 収 益
ができた段階での設置の検討になると考えてお
が 出 る わ け で す 。 そ の こ と を 考え て い た だ い て、
ります。
積 極的 に こ れ か ら 検 討 し て い た だ き た い こ と を
以上でございます。
最後に要望しておきます。
〇堀内貴志議員 ありがとうございます。
続きまして、2つ目の近代造船及び国旗日の
市 長 、 収 益 性 の 問 題 が 今 出 ま し た け れ ど も、
丸発祥地を垂水市から情報発信することについ
収益性については、課長の話されたことについ
て、2回目から質問させていただきます。
ては私が先ほど話しました。500トンという排出
今、社会教育課長のほうから、日の丸国旗に
量で計算した計算です。これ、いいですか、も
つ い て 詳 し い 説 明 が あ り ま し た 。 日 の 丸 国 旗 は、
う 1 回 、 確 認 の た め に 言 っ て お き ま す 。 12時 間
歴史は深いです。私がその中で注目したいのは
稼働でこのプラントは1,800トンの量ができるわ
明 治 維 新 、 日 本 国 旗 と し て 認 め ら れ た 発 祥 の 地、
けですよ。500トンということは、3倍以上はで
こ れ に つ い て 私 は 注 目し て お り ま す 。 私 、 こ れ
きるわけです。先ほど課長は、500トンで算出し
を調べるために、先日、県の図書館にも行って
て 2,300万 円と お っ し ゃ ら れ た は ず で す 。 2,300
まいりました。先ほど課長が話された「薩藩海
万円の3倍ですよ。(発言する者あり)そのと
軍 史」 、 こ れ で す 。 こ の 資 料 の 中 に し っ か り と
おり、処理能力3倍あるんですよ、課長の算出
載っております。そして、垂水市教育委員会が
よ り も 。 そ の こ と を 考え た だ け で も 、 物す ご い
発行する垂水資料集「牛根編」にも間違いなく
収益性はあると思うんです。そういったことを
記載されております。
前向きに検討していただいて、この結論を出し
社会教育課長の答弁を繰り返すようですけれ
て い た だ き た い 。 で 、 早 期に プ ロ ジ ェ ク ト チ ー
ど も 、 こ の 事 実 は 、 大 正 3 年 ( 1914年 ) 桜 島 大
ムもしくは担当者を決めていただきたい。課長
噴火による大隅半島と桜島が溶岩で陸続きにな
の消極的な、私は答弁では、前に進まないと思
る 以 前 、 1850年 代 に 28代 当 主 島 津 斉 彬 公 は 大 隅
い ま す 。 そ こ の と こ ろ を し っ か り と 課長 も 考 え
半島と桜島の間の海峡付近一帯で近代造船所を
て い た だ い て 、 検 討し て い た だ き た い と 思い ま
新 設 し た と 。 嘉 永 6 年 ( 1853年 ) 5 月 、 桜 島 の
す。
瀬 戸 村 と 牛 根 で 造 船 所 を 新 設 し 、 牛 根 で す よ、
そしてこの事業、課長からもお話がありまし
牛根で造船所を新設し、瀬戸村で「昇平丸」の
― 54 ―
大 型 船 に 着 手 、 安 政 元 年 ( 1854年 ) 12月 に 「 昇
〇市長(尾脇雅弥)堀内議員のただいまの件
平丸」は竣工した。同じ年の安政元年(1854年)
について、お答えをいたします。
7月、牛根で「鳳瑞丸」、それとさらに「万年
今、御説明いただいた趣旨に関しては賛同し
丸」を起工した。そして、この年、この大隅半
ておりますし、交流人口がふえて垂水市が活性
島 と 桜 島 の 間 の 海 峡 で つ く ら れ た 「 昇 平 丸 」 に、
化をしていくということを、民間の方々が主体
日本の船印となる国旗日の丸が掲げられ、それ
と な っ て 活 動し て い た だ く こ と は 大 変 あ り が た
が後の日本国旗日の丸になったということ。そ
い こ と だ と 考え て お り ま す 。 後 援等 に つ き ま し
うすると、牛根の造船所を含めて、大隅半島と
ては、さまざまな見方、立場によって見解が違
桜島の間の海峡のあったこの地域、まさに日本
う と こ ろ も ご ざ い ま す の で 、 誤 解の な い 表現 で
における近代造船の発祥の地であり、国旗日の
進 め て い き た い と い う ふ う に 考 え て お り ま す。
丸 の ふ る さ と と い う と ら え 方 は 間違 い の な い 事
〇堀内貴志議員 はい、ありがとうございまし
実なんです。
た。
こうした歴史、文化を後世に残すことは大切
きょうは少し取り乱しましたけれども、最後
なことだと私は思います。そして、観光誘致の
に こ の 事 業 の 内 容 に 関 し て 、 行 政 に 対 し て も、
手段として活用して、その結果、町の交流人口
ぜひとも、まずは市報、市民の中でもこの情報
が ふ え て 、 垂 水 市 に と っ て 大 き な 成 果 と な れ ば、
を 知 ら な い 方が た く さ ん お 見 え に な り ま す 。 ま
こんないいことはないと思うんです。
ずは市報で特集として取り上げていただきたい
現実に、先ほど観光課長のほうから、たるみ
と い う こ と 、 さ ら に は 、 あ ら ゆ る 機 会 の 場を 通
ず千本イチョウ関係で訪れた客、シーズンで4
じて、垂水市からこのことを情報発信していた
万1,500名ですよ。観光場所をつくることによっ
だきたいということを要望しまして、本日、私
て 、 こ れ だ け の 人が や っ て く る わ け で す よ 。 間
の 質 問 を 終わ り た い と 思 い ま す 。 あ り が と う ご
違いなく、昨年千本イチョウに来られた人、垂
ざいました。
水に興味を持っております。そんな中で、第2
〇 議 長 ( 宮 迫 泰 倫 ) こ こ で 、 暫 時 休 憩 し ま す。
弾として、近代造船発祥の地、国旗日の丸のふ
次 は 、 10時 50分 か ら 再 開 い た し ま す 。
る さ と と し て 垂 水 か ら ア ピ ー ル す れ ば 、 必ず 効
午 前 10時 40分 休 憩
果が私は期待できると思います。
私は、この団体がまちおこしとしてやろうと
午 前 10時 50分 開 議
しているこの事業、大変すばらしい実のある事
〇議長(宮迫泰倫)休憩前に引き続き会議を
業だと思っています。むしろ、この歴史は、き
開きます。
の う き ょ う に 始 ま っ た 歴史 じ ゃ な い ん で す 。 そ
6番堀添國尚議員の質疑及び質問を許可しま
れをなぜ、行政がこれまでにこの事実をとらえ
す。
て、この情報をまちの活性化に生かさなかった
[堀添國尚議員登壇]
のかが不思議でなりません。
〇堀添國尚議員 議長の許可をいただきました
最後に、市長に対して質問します。市長は民
の で 、 早 速で す が 、 さ き に 通 告 し て お り ま し た
間が垂水市を活気づかせようとして一生懸命取
案件について、質問いたします。できる限り具
り組んでいるこの事業、この事業に対してどう
体的に通告してありますので、答弁は簡潔にお
思われるか、その見解をお聞きしたいと思いま
願いします。ただし、原発に関する質問につい
す。
ては、答弁が長くなっても構いません。
― 55 ―
そ れ で は 、 第 1 点 、 防 火 水 槽 の 件 に つ い て。
す が 、 現 在 、 防 火 水 槽 37基 設 置 し て お り ま す が、
第7分団から、上ノ村に1基防火水槽を設置し
水 利 基 準 に 適 合 し て お り ま す 40ト ン 用 の 防 火 水
てほしい旨の要望があるところを見ると、牛根
槽 は 17基 で あ り 、 充 足 率 は 44% で あ り ま す 。
地区の防火水槽の充足率は100%ではない のでは
2点目の第7分団からの上ノ村地区防火水槽
と推測します。第7分団の要望も含めて、今後
の要望も含めた今後の対処でありますが、牛根
どのように対処されるのか。
地 区 に つ き ま し て は 、 平 成 24年 度 か ら の 中 山 間
2点目、牛根の浮津港について。港内に川が
地域総合整備事業で、上ノ村地区を含めた5地
あ り ま す 。 当 初 の 段 階 で 設 計 ミ ス で は な い か。
区 に 40ト ン 以 上 の 防 火 水 槽 を 5 基 計 画 し て い る
今 後 、 し ゅ ん せ つ に か か る 費 用 を 考 え る と き、
ところであります。
川を港の外に導くように改善はできないか。
以上でございます。
3点目、交通安全対策として、県道國師境線
〇 土木課長( 深港 渉) 次 に 、 浮 津 港 の 関 連
及び 中浜樹園地農道と 国道220号と 交わ る とこ ろ
について、お答えいたします。
にカーブミラーの設置が必要と思うが。
御指摘のとおり、山間部からの雨水や出水を
4点目、牛根辺田地区の舗装及び牛根麓の市
海岸部まで導水するため、集落内を縦断し、浮
道川内線、垂水給食センター北側の集落道の整
津港の港内を流末とした比較的大規模な水路が
備について、どのように対処されるのか。
4本、存在しております。この水路は、平成7
5 点 目 、 庁 内 の バ リ ア フ リ ー 化の 1 つ と し て、
年に完成しました浮津港改修以前より存在して
庁舎内中ドアの自動化及び議会傍聴など、施設
おり、改修計画の中でも、集落内の線形の変更
の改善は考えられないか。
においては用地費を伴う莫大な事業費が入用な
6点目、市立中央中のプール建設の今後の計
こと、港外への導流についても、直角的な屈曲
画について、お示しください。
部が必要となり、かつ延長も長く、しかも縦断
7点目、牛根麓と海潟を結ぶ林道が現在工事
勾 配が な い こ と な ど に よ り 、 か え っ て 以 後 の 維
中であるが、目的。雨水の放流で山崩れが予想
持管理に苦慮するなどのことから、現状の構造
さ れ る が 、 そ の 対 策 。 ま た 、 道 路 の 面 積 部 分、
としているようでございます。
森のダムが消失するが、森のダムとして失われ
ま た 、 今回の し ゅ ん せ つ に つ い て で ご ざ い ま
た面積の再生はどのように考えているか。
すが、港内全域にかかるしゅんせつは、改修工
8 点 目 、 平 成 24年 度 施 政 方 針 及 び 予 算 説 明 の
事の完了年度であります平成7年から初めてで
中で 、 国道220号の整備で 牛根麓か ら 牛根境間の
ございまして、毎年実施する事業ではございま
整 備 の 文 言 で 、 「 牛 根 麓 か ら 」 と し て あ る が、
せ ん 。 そ れ か ら 、 今 回の し ゅ ん せ つ に つ き ま し
どこを指しているのか。また、市民の生命、財
て は 、 24年 度 に 本 港 の 長 寿 命 化 計 画 、 こ の 策 定
産を自然災害から守ることはあるが、原発のこ
のための調査を計画しておりまして、現況が判
と に は 触 れ ら れ て い な い 。 市 長の 考 え に つ い て、
断しやすいように実施する目的もあわせており
お聞かせください。
ます。また、通常的な港内の水路放流部の維持
これで、1回目を終わります。
管理につきましては、堆積土砂を陸地から除去
〇 消 防 長 ( 宮 迫 義 秀 ) お は よ う ご ざ い ま す。
す る こ と と し て お り 、 重 機 借上 料 と し ま し て 30
堀添議員の防火水槽の御質問にお答えいたし
万 円 か ら 50万 円 を 執 行 し て お り 、 経 済 的 だ と 考
ます。
えておるところでございます。
1点目の牛根地区防火水槽の充足率でありま
また、今まではこの作業のみの対応で、港湾
― 56 ―
仕様、特に、深さ等についての不備は指摘され
の稲荷神社への遊歩道が整備されまして、そこ
ていないところでございます。
への主要な連絡路といえます。交互交通に支障
引き続きまして、交通安全対策としてのカー
の あ る 幅 員 で あ り 、 以 前 よ り 御 提 案 の あ り ま す、
ブ ミ ラ ー の 設 置 に つ い て 、 お 答 え い た し ま す。
道路沿いの水路への蓋版設置によります幅員確
まず、県道國師境線の境漁港上の国道交差点
保は有効な対策とはいえます。
への設置についてでございますが、管理所管で
しかしながら、この水路は、幅及び深さがそ
あります大隅地域振興局道路維持係に設置要望
れ ぞ れ 60セ ン チ メ ー ト ル と 断 面 が 大 き い こ と や、
を含めて問い合わせをしましたところ、現場を
もとより蓋版設置を想定しない現場打ちの構造
精査し、必要であると判断されれば、交通安全
でありますことから、強度不足の観点などもあ
対策事業として検討してまいりたいということ
りまして、現実的には厳しい対策といえるとこ
の見解を得ているところでございます。
ろでございます。
また、中浜樹園地農道の辺田上ノ村地区の国
また、この水路の上流には砂防堰堤も構築さ
道交差点につきましては、以前より議員からの
れまして、土砂類の流入は減っているとはいえ
御指摘もありまして、国道の占用許可等の事務
ますけれども、水量の問題もありますので、雨
協議も完了しましたので、本市の交通安全施設
季の水量を調査し、車両加重に耐え、施工時の
整 備 事 業 23年 度 分 と し て 現 在 発 注 中 で あ り ま し
民地への影響の少ない小断面の二次製品への水
て 、 こ の 3 月 中 に は 設置 す る こ と と し て お り ま
路、この変更ということも検討したいと考えて
す。
いるところでございます。
次に、集落道などの整備計画について、お答
なお、その方向性が決定されないまでも、埋
えいたします。
没 鳥 居 へ の 往 来 に よ る 交 通 量 を 把 握 し ま し て、
1点目の牛根辺田地区の上ノ村、旧国道の市
交通安全対策としての転落防止さくの設置の方
道でございますけれども、平之線の舗装につい
向 性 も 検 討 し て ま い り た い と 考 え て お り ま す。
てでございますけれども、以前より要望も賜っ
3点目の市給食センター北側の道路でござい
ております。今般、この市道に接する現国道の
ますが、これは市道錦町海岸線として管理して
歩 道 整 備 が 完 了 し ま し て 、 御 指 摘 の 道 路 環 境、
おります。そもそも御指摘のような現状の道路
特に舗装について差違が拡大している状況と言
構造になった経緯でございますが、現在の市給
えます。
食 セ ン タ ー 建 設 時 、 こ れ は 平 成 15年 に 竣 工 し て
本道路につきましては、降灰の多い地区であ
おりますけれども、この際に、建築基準法でい
りながら未舗装で、清掃効率が悪いといえまし
い ま す 、 そ の 当 時 の 道 路 幅 員 に よ り ま す 後 退 線、
て、また排水の問題も提起されていますことか
これに従いまして擁壁を構築したことから、結
ら、側溝整備をあわせて整備をしなければなら
果的に給食センターの敷地部分のみが広がって
な い 路 線 と 認 識 し て お り ま す 。 し か し な が ら、
いるということになってございます。
そのための海岸部までの排水について、民有地
こ の こ と か ら 、 本 道 路 の 国 道 か ら 約 60メ ー ト
に か か る 断 面 不 足 の 箇 所 も あ り ま す こ と か ら、
ルにつきましては、旧態幅員の約3メートルの
まずはその調整を図ってまいりたいと考えてお
ままと狭く、また本道路には民家もあることか
ります。
ら、給食センターへの車両出入りについては南
2点目の市道川内線につきましてでございま
側 の 道 路 を 利 用 し て い る と こ ろ で ご ざ い ま す。
すが、今般、観光拠点の1つとして、埋没鳥居
この狭い部分の拡幅につきましては、防災的
― 57 ―
見地からも以前より指摘されているところでご
がございますので、新庁舎建設を視野に入れて
ざいますが、拡幅すべき垂水市の市有地、これ
検討してまいりますので、御理解をお願いいた
には道路に近接しまして埋蔵文化財を保管して
します。
いる倉庫もあります。この支障となる倉庫につ
〇教育総務課長(今井文弘) お は よ う ご ざ い
き ま し て 、 取 り 壊 し 可 否 、 こ れ も 含 め ま し て、
ます。
将来の利活用など庁内協議を進め、拡幅計画を
市立中央中のプール建設の今後の計画につい
明確に推進できるよう検討してまいりたいと考
ての御質問にお答えいたします。
えております。
垂 水 中 央 中 学 校 の プ ー ル 整 備 に つ き ま し て は、
以上でございます。
現在、多額の予算を必要として実施をしており
〇財政課長(北迫睦男) 庁舎内のバリアフリー
ま す 大 規 模 改 造 工 事 終 了 後 の 平 成 25年 度 以 降 に、
化の御質問にお答えします。
建設に向けて検討することになると考えており
まず、庁舎内東側中ドアの自動ドア化の御質
ます。
問でございますが、このことは総務文教委員会
以上でございます。
で議員から御提案があり、委員会終了後に庁舎
〇 農林課長( 森下利 行) 堀 添 議 員 の 御 質 問 に
管理の主管課であります財政課にも報告、相談
お答えいたします。
がございました。
牛根麓と海潟を結ぶ林道につきましては、海
市民課では、身体の不自由な方や車いすでの
潟 牛 根 麓 線 と し て 2006年 度 か ら 開 設 工 事 が 行 わ
来庁者等には、常駐している窓口職員での素早
れているところであります。当該地域は、豊富
い 対 応を 心 が け て い る と の こ と で ご ざ い ま し た
な森林資源を有しながら、基盤となる林道網の
ので、今後もそのようなお客様に不便を来すこ
整備が不十分であることから、合理的、集約的
と が な い よ う に お 願 い し た と こ ろ で 、 現 段階 で
な施業により、地域林業の活性化を図るととも
は自動ドアの設置は考えておりません。
に、災害時の迂回路、国道バイパスとしての役
次に、議会傍聴の件でございますが、このこ
割を果たすことを目的としております。
とは、開かれた議会や情報公開の観点から、こ
次に、道路の整備に伴い、雨水の放流で山崩
れまでも懸案事項でございました。バリアフリー
れが予想されるが、その対策はしてあるのかと
化の観点から申し上げますと、庁舎の改造によ
いうことでありますが、雨水の排水対策につき
るエレベーターの設置を行い、直接議場で傍聴
ましては、現場の地形状況等を考慮し、雨水が
し て い た だ く こ と が 一番 よ い 方法 か も し れ ま せ
1 カ 所 に 集 中 す る こ と が な く 、 分 散 す る よ う に、
ん が 、 老 朽 化 し た 現 庁 舎 で の 設 置 は 難 し い た め、
小 ま め に 横 断 溝 等 を 設 置 し て お り ま す 。 ま た、
新庁舎建設時に検討する必要があると考えてお
横断溝の流末に布団かご工などを設置し、周囲
ります。
に飛散させ、水の集中による表土の洗掘を防ぐ
他市では、テレビ中継やインターネット中継
対策を行っているところでございます。
に よ り 、 テ レ ビ や パ ソ コ ン を 見て い た だ く 方 法
続きまして、道路面積部分の森のダムが消失
な ど が 実 施さ れ て い る よ う で ご ざ い ま す 。 本 市
するが、失われた面積の再生はどのように考え
も 議 会 事 務 局 で 導 入 を 検 討 し て お り ま す の で、
て い る の か と い う こ と で あ り ま す が 、 本 地 域の
費用対効果など、ベストの方法を検討していた
森林整備の基盤となる本路線が整備されること
だ く よ う に お 願 い し て い る と こ ろ で ご ざ い ま す。
により、本路線を活用し、植林や放置されてい
また、その他の弱者への配慮も十分する必要
た人工林の間伐等の手入れなどの森林整備が進
― 58 ―
み、木材の搬出等が行われることが期待されて
なお、今回、県の暫定計画に基づき、薩摩川
い ま す 。 こ の よ う な 森 林 整 備 を 行う こ と に よ り、
内市から、原子力災害発生時の避難地域として
本地域の森林の再生につながると思われますの
垂水市にも依頼がございました。
で、今後も関係機関と連携し、森林整備の推進
この件に関しては、以上でございます。
を 図っ て ま い り た い と 考 え て い る と こ ろ で あ り
次に、牛根地区の国道整備について、お答え
ます。
をいたします。
以上でございます。
御承知のとおり、現在、牛根地区の国道にお
〇市長(尾脇雅弥)堀添議員の質問にお答え
きましては、継続的に歩道整備を推進いただい
いたします。
ているところでございます。この事業は、大義
原子力発電所における原子力災害の発生及び
で言う牛根地区内でも、牛根麓、二川、牛根境
拡大防止、その後の復旧を図るために、災害対
の3つの区域に分かれており、毎年実施されて
策基本法及び原子力災害対策特別措置法に基づ
いる国道整備要望において、3つの区域を総称
き、また、原子力安全委員会の原子力施設等の
的に牛根麓から牛根境間としており、施政方針
災害対策についてを十分に尊重し、鹿児島県地
においても同様の定義語としてお示ししている
域防災計画原子力災害対策編を定めて、必要な
ものでございます。
対策を講じていただいております。
このうち、御指摘の牛根麓の定義でございま
今回、福島第1原子力発電所で発生した原子
すが、施工区間は地元で平易的に言うところの
力 災 害 は 、 計 画 の 対 策 範 囲 を 超 え た も の で あ り、
辺田地区でございますが、大字あるいは地番的
県でも、国の防災指針の改定等による県原子力
に牛根麓であることから、国交省事業において
防災計画の見直しまでの間、川内原子力発電所
も牛根麓とされており、要望書や施政方針等に
で同様の原子力災害が発生した場合に備え、緊
お い て も 同 様に 活 用 し て い る も の で ご ざ い ま す。
急性、公益性の観点から、住民の安全確保を優
一 方 、 平 成 21年 に 地 元 よ り 要 望 書 が 提 出 さ れ
先とした鹿児島県原子力災害対策暫定計画を平
ました 牛根麓、宮崎小路地区の 約130メー トルの
成 23 年 12 月 に 策 定 い た し ま し た 。 こ の 計 画 で、
国道歩道整備につきましては、整備未了区間と
防 災 対 策 を 重 点 的 に 充 実 す べ き 地 域 の 範 囲 等 で、
して認識されており、現地調査測量などが実施
暫 定 的 に 半 径 20キ ロ に 広 げ た 経 緯 が ご ざ い ま す。
され、明確な施工年度は公表されていないもの
垂水市は、川内原子力発電所からおおよその距
の、整備すべき方向性は示されているところで
離 は 半 径 60キ ロ ぐ ら い に 位 置 し て お り ま す 。
ございます。
原子力発電の有無については、国等でのエネ
し か し な が ら 、 こ の 区 間 の 整 備 に つ い て は、
ルギー対策が議論されると思いますが、原子力
前述の辺田地区を言う牛根麓の同事業には繰り
防 災 対 策 に つ い て は 、 県 内 市 町 村 独 自 で 対 策、
入れることはできず、実施の際は全く別工区と
検討はできませんので、県と連携した対策を講
し て 推進 さ れ る と 伺っ て お り ま す 。 し た が い ま
じ て い か な け れ ば な ら な い と 思っ て お り ま す こ
して、この区間は、現在施工中の区間における
とから、今回の施政方針に独自に示しておりま
牛根麓の定義とは異なることとなります。
せ ん 。 し か し な が ら 、 安 心 ・ 安全 な ま ち づ く り
以上でございます。
の観点からは、重要な事項、市民の関心事項で
〇堀添國尚議員 ありがとうございました。
あ り ま す の で 、 県 と 連 携 を し 、 住民 に は し っ か
1点目の防火水槽の件ですけど、牛根地区の
りと周知してまいりたいと思っております。
充 足 率 が 44% 、 驚 き ま し た 。 で 、 総 体 と し て は
― 59 ―
前 向 き に 検 討 す る と い う こ と だ っ た で す の で、
それと、中浜樹園地から来る辺田の上ノ村で
できるだけ充足率が100%になるように努力をし
すが、あそこと交わるところは、前、土木課の
ていただきたいと思います。
ほ う で は 、 お と と し で し た 、 要 望し た 折 に 、 前
2点目の浮津港のことですが、これは、牛根
が国道だから許可は下りないと、再三そう言わ
会の一本釣りの総会に出席した折に、会員の皆
れ ま し た の で 、 そ れ な ら 僕 が 国 道 に 相談 し て い
さ ん か ら 、 港に 川 が 流 れ て き て お っ て 、 そ の し
い か と 言っ た ら 、 い い と い う こ と だ っ た で す の
ゅ ん せ つ に は 莫 大 な 費用 が か か る は ず だ と い う
で 、 維 持 出 張 所 の 後 藤 さ ん と 現 場 確 認 を し て、
ようなことで、牛根会の一本釣り会から陳情を
結果的に言えば、市道に立てる方法もあるんだ
出すと、この改善についてですね。そういうこ
けど、市道に立てた場合、ずっと停止位置を引
と で 、 私 も 出席 し て お り ま し た の で 、 と り あ え
っ 込 め な い と い け な い 。 そ う す る と 、 前 に 出て
ず 議 会 で 取り 上 げ て く れ な い か と い う よ う な こ
きたときは、もうあそこはスピードがどんどん
とがありまして申し上げたわけです。
出ているから、事故も何回も起こっております
課長の説明を聞いていると、総体的に言えば
よね。危ないということで、結局は国道の歩道
工 事 が 難 し い と 、 後 の 管 理 も 難 し い 。 だ か ら、
に立てたほうがいいということで、維持出張所
こ の し ゅ ん せ つ 費 用 に か か る 30万 円 か ら 50万 円
のほうはそういう判断されたわけですね。
で す か 、 当 面は こ れ で い く ん だ と 、 こ う い う 考
それで、歩道が広いから、情報ボックスが入
え方ですね。ちょっと不満足ですが、土木課の
っ て い る か も し れ な い か ら 、 入っ て お れ ば や は
ほうが専門家ですので、工事が難しいのであれ
り県の管轄になる、擁壁のところに立てないと
ば、(発言する者あり)今、同僚議員から応援
い け な い で し ょ う ね と い う こ と で 、 帰っ て か ら
のあれがありますけど、それはそれでいいんじ
調 べ て み ま す と い う こ と で 、 結 果 的 に 言 え ば、
ゃないかと、私は思っています。だけど、しゅ
情報 ボ ッ ク ス は 入 っ て い な い と い う こ と で 、 土
ん せ つ に つ い て は 、 や っ ぱ り 漁業 の こ と も あ り
木課のほうへその旨通知があったはずです。
ま す の で 、 的確 に や っ ぱ り や っ て い た だ き た い。
で 、 そ れ か ら 、 い つ す る の か 、 前の 係の と き
以上です。
はしますということで、振興会長さんにその旨
3点目の交通安全対策として、県道國師線と
伝 え て お っ た 。 そ し て 、 新 し い 係 に な っ た ら、
中浜樹園地農道と220号と交わ るところな んです
何か福岡まで行くんだそうですね、その申請書
が、境の松尾のほうから下ってくれば、この国
が 。 だ か ら 、 ち ん な ん た ん な ん 出 す の が 面 倒く
道と交わるわけですけど、斜めに交わるわけで
さ い ん で し ょ う 。 僕も そ う い う 事 務 は と っ た こ
すね。直角に交われば左右がよく見えるんだけ
とがあるから、それはわかるから、それならい
ど、斜めに交わっているもんだから、特に車を
つすっとかと聞いたら、来年の9月ごろまでに
ちょっと前に出して、右、国分方向からの交通
は 必ず し ま す と 、 こ う い う こ と だ っ た わ け で す
に 気を つ け な い と い け な い わ け で す け ど 、 や り
よね。それなら、その旨、振興会長さんにはも
ま す と い う よ う な 明 確な あ れ は な か っ た 、 前 向
う で き る と 言う て お っ た か ら 、 そ の 旨 断 り を 言
き に 検 討 す る と い う よ う な 答 弁で し た の で 、 や
って、そう言いますよということで、そのとき
はり市長のほうでも、市民の生命、財産を守る
はそれで済んだんです。
と い う よ う な 表 現を さ れ る わ け で す け ど 、 こ う
そ う し た ら 、 去 年 の 9 月 で す よ 、 も う 明け て
いうことからもやっぱりそれにつながることで
3 月 で す よ ね 。 そ う い う こ と で 、 検 討す る み た
すから、積極的に対策を講じてほしい。
いなことをおっしゃいましたけど、その前の段
― 60 ―
階 が あ っ て 、 ま あ 言え ば 私 に う そ を つ い た ん で
5 点 目 の 庁 内 の バ リ ア フ リ ー 化 の こ と で す が、
す。
職員 が 対 応し て す る と い う こ と で す け ど 、 そ れ
だから、そういうことについての市長の職員
は 親切 で 大 変 い い こ と だ と 思 う ん で す け ど 、 た
の 指 導 、 こ う い う こ と に も 波 及し て い く わ け で
だし、職員はやっぱり自分の職務に専念する義
す け ど 、 本会 議 で こ う い う こ と を 言 う の は ど う
務が あ る わ け で す か ら 、 あ そ こ の ド ア マ ン じ ゃ
か な と は 思い ま す け ど 、 そ う い う 腹 立 た し い 面
な い わ け で す か ら 、 ち ょ っ と 手 前の ほ う に 移 動
も あ り ま し た 。 で す か ら 、 約 束さ れ た ら 約束 さ
し た ら 、 左 の ほ う に ス ペ ー ス は あ り ま す よ ね、
れ た と お り 守っ て ほ し い 。 で す か ら 、 こ の カ ー
ど う か し た 場合 に 。 そ れ が 難 し か っ た ら 、 も う
ブ ミ ラ ー に つ い て も 、 今、 課 長が お っ し ゃ っ た
あのドアはとっぱらえばいい。僕はそれは、鹿
ように、前向きに取り組んでいただきたい。
屋も国分の市役所も見に行きました。中ドアな
この点については以上です。
ん て 何 も な い 。 そ こ ら あ た り を 課 長 、 も う 一 遍、
牛根辺田地区の舗装、これは今、国道がもう
方向性を示してください。
歩道は整備されておりますので、課長も認識を
6 点 目 の 市 立 中 央 中 の プ ー ル の 計 画 で す が、
していらっしゃるようです。ぜひよろしくお願
非常に簡単でいい答弁をいただきました。あり
いします。
がとうございます。ですけど、先ほど堀内議員
そして、市道川内線のこの要望はもうずっと
のほうも交流人口のこと等があったりして、思
前 か ら 出て お っ た わ け で す ね 。 そ れ こ そ も う 10
う ん で す け ど 、 こ れ は 100万 円 や 200万 円 で で き
年以上前からだと思います。そのときの説明に
る 品 物 で は な い と 思 う ん で す ね 。 そ う す る と、
よると、上に砂防ができていないから、あそこ
私 た ち が 視 察 に 行 っ た 檮 原 町 と い う と こ ろ は、
の土砂が流れ込んだときに、ふたを持ち上げた
北海道と所沢市と私たちの垂水市が3市で合同
り し て 整 備に 問 題 が あ る か ら と い う こ と で 、 ず
研修を受けたんです。それぐらい視察者が絶え
っ と 断ら れ て い た わ け で す よ ね 、 改 善す る こ と
な い と い う こ と で す ね 。 ち ょ っ と 、 研修 を 受け
を。そうしたら、今度はもう上に砂防もぴしゃ
るときに、今、議長の宮迫さんが、おたくの町
っ と で き て 、 そ う い う 土砂 は 流れ て こ な い の に、
長は た だ 者じ ゃ な い で す ね と い う こ と を お っ し
次 は ど う い う ふ う に し て 断 る ん だ ろ う と 思っ て
ゃ い ま し た が 、 ま さ に そ の と お り だ と 私も 思い
おったら、やらない方向での何か。
ました。非常に勇気のある、そういう施策をな
だ か ら 、 あ そ こ は 上に 県 の 、 今 さ っ き も 話 が
されておりました。ですから、プールをつくる
出たんですけど、埋没鳥居の、県がもう3月で
折に 、 よ そ か ら も モ デ ル と し て 見 に 来る よ う な、
工 事 が 終 わ り ま す よ ね 。 そ う い う こ と と 考え た
そ う い う 施 設 を ぜ ひ 勉 強 を し て い た だ き た い。
場合に、できることなら、私どもはこういうこ
それについての予算化は、財政課長も市長もこ
と を こ こ で 言わ な く て も 、 や は り あ そ こ を 推 進
の こ と を 聞 い て お ら れ ま す の で 、 十 分な 予 算 の
した観光課か企画課か知らないけど、周囲の状
配慮をお願いをしておきます。
況 の 横 の 連 携 と い う も の が な ぜ と れ な い の か、
7点目、牛根麓と海潟を結ぶ、これは林道の
それに疑問を持った次第です。ですから、今で
件で す が 、 目的 は わ か り ま し た 。 森 の ダ ム と し
もお客さんは来られます。ですから、そういう
ての機能が、道路の面積の部分、失われるわけ
こ と に つ い て は で き る だ け 、 垂 水 市 で す か ら、
ですよね。これが牛根の字、今、桜平というと
市ですよ、整備をきちんと進めてほしい。市長
ころを工事中らしいです、海潟のほうからはで
もこのことは積極的に対策をお願いします。
すね。で、そこが約、牛根麓の新しく工事を始
― 61 ―
めるところからすると、3.5キロぐらいの延長線
て み ま し た 。 そ う し た ら 、 ま た も う 1 つ 看 板が
があるらしいです。それを垂水のこの平均雨量
立っておって、すごく土砂を侵食したところが
を 掛け た 場合、雨水が 4万7,250ト ン、 結局雨水
あ っ て 、 放 流 水 を 流 す と こ ろ の 工 事 が 3 月 26日
と し て 流 れ る わ け で す ね 。 こ れ は 下 場の ほ う の
ま で や っ た か な 、 そ う い う 看 板が 立 っ て お り ま
川の流量とも、渇水期のころになると影響がし
した。そして、牛根麓に帰ってきて、私の近く
て く る と 思 う ん で す 。 で す か ら 、 こ の 失わ れ た
にその工事を請け負った会社の事務所があるん
部分の森のダムとしての再生を図っていただき
で す が 、 そ こ に 1 メ ー タ ー ぐ ら い の 黒い ビ ニ ー
たいという内容の質問だったわけですね。
ル の ヒ ュ ー ム 管 が 何 本も 持 っ て き て あ っ た か ら、
で、それは、今、課長は、関係機関やいろい
ああ、多分あそこを工事するんだなと思ったわ
ろ 連携 し な が ら し て い く と い う こ と で し た の で、
け で す ね 。 だ か ら 、 そ う い う 大が か り な 工 事を
近くに市有林もありますよね。だから、民間に
するときに地権者には説明はなされているのか
お願いする前に、市有林のそういう整備も迅速
どうか。設計の段階で市には細かな説明があっ
に で き る わ け で す ね 、 ほ か の 人に 断ら ん で い い
たかどうかはわかりませんけど、そこらあたり
わけですから。
も工事の進捗状況によっては配慮をお願いしま
それが、私、2~3日前に山に上がって、き
す。
れ い な 杉 林が あ り ま す 、 よ く 整備 さ れ た と こ ろ
8 点目で す ね、 国道220号の 牛根麓、通称牛根
が 。 そ こ に 13ミ リ の 塩ビ の パ イ プ を 突 っ 込ん で
で も 、 牛 根 麓 と い え ば 、 中 浜 ま で が 大 字 で す。
み た ん で す 。 そ う し た ら 40セ ン チ 潜り ま す 。 い
牛根麓といえば、一番入り口のあの道の駅のと
わば、それが森のダムですよね。そして、今度
ころに川がある、あれから手前を通称牛根麓と
は同じ杉林でも、光がある程度差して木が生え
いう。今、工事をしているのは、牛根辺田から
て い る よ う な と こ ろ 、 こ こ は さ ら に 45セ ン チ 潜
境なんですね。この残された部分が130メートル
り ま す 。 暗 い 杉 林 は 、 も う 地 肌 で す 。 で す か ら、
でしたっけ、大体150メートルぐらいあるわけで
そういうふうにするように、今後、森林組合と
す ね 。 な ぜ あ れ を 残 し た の か 、 僕は 意 味 が わ か
か地権者とかの指導とか、それをお願いしてお
らないんだけど、何も地域住民が反対したよう
きます。
な記憶もないし、なのに、そういう未整備区間
ということは、私たちの牛根麓に全部流れて
を飛び越えて、多くの予算をもって辺田地区か
くるんです、宮崎小路川と仏石川に。そうする
ら 改 造 し て い く 、 修 繕し て い く と い う こ と に つ
と、先ほど堀内議員の自然エネルギーのことな
い て 、 非 常 に 疑 問 を 持 っ た わ け で す ね 。 そ れ は、
ど も あ っ た わ け で す け ど 、 僕 た ち は 、 そ の 川で
高 山に も 行 っ て 話 を し ま し た 。 た だ 、 あ の 人 た
発 電 が で き な い か と い う こ と を 勉強 中 で す 。 そ
ち も や っ ぱ り 公 務 員 で す か ら 、 こ こ ま で 出か か
う す る と 、 川 の 水 量 と 関 係 し て く る ん で す ね。
っても言えないことがあったんだろうと思いま
そ う い う 意 味 で 、 森 の ダ ム が 必 要で あ る と 、 そ
す。ですから、皆さんで前向きに取り組むとい
う い う 認 識 に 立 っ て の 質 問 で し た 。 で す か ら、
うふうにおっしゃっておりました。
ぜひ、個人の所有についてはなかなか進まない
近くには身体障害者や年寄りが多いです。非
かもしれないけど、まず、あそこに広大な市有
常 に 危 な い で す 。 で す か ら 、 事 故 が 起 こ れ ば、
林があるわけですから、そこらあたりから整備
事故 と い う の は ど う い う 形 で 起 こ る か は わ か ら
をしていただきたい。
な い か ら 、 そ の 責 任 は だ れ が と る の か 、 本人 だ
それと、雨水を流すわけですけど、それも見
けの問題なのか。ですから、その未整備区間に
― 62 ―
ついても、私どもも地域としてはやっぱり努力
私たちみたいな年寄りはもういいですよ。妊婦
を し ま す け ど 、 執 行 部の ほ う で も 、 そ う い う 事
さんとか子供とかいうのは非常に影響を受ける
情を踏まえて交渉をしていただきたい。
わけですから、それこそ今、少子化対策を騒動
それと、最後の質問ですが、原発のことです
を 言っ て い ま す け ど 、 そ う い う こ と に つ い て も
けど、市長は、県の方針などを考えながらやる
市長は率先して、やっぱりそういう考え方で市
という旨だったと思います。ですが、私は、基
民の 皆 さ ん を 安 心 さ せ て 、 や っ ぱ り リ ー ド し て
本的には、これはもう人類に対する挑戦だと思
いただきたい。
っ て い ま す か ら 、 こ の 原 発 と い う の は 。 人間 が
私 は 昭 和 17年 生 ま れ で す け ど 、 牛 根 中 の と き
手を染めるといけない代物。だって、今の東北
に 大 体 55人 体 制 で 4 ク ラ ス あ り ま し た 。 そ の 中
が 物 語 っ て い る じ ゃ な い で す か 。 そ れ を 今度 は
に 非 常 に 優 秀 な 友 達 が お り ま し て 、 30代 後 半 で
ま た 、 何 か テ レ ビ ニ ュ ー ス で は 、 タ イ に 原発 の
交通 事 故 で 亡く な っ た ん で す け ど 、 そ の 人 が 25
あ れ を 輸 出 す る ん だ と い う よ う な こ と も 国の ほ
の こ ろ 、 私 と よ く 遊ん だ り し ゃ べ っ た り す る 仲
うではやっているようですけど。
間で し た の で 、 原 発 の こ と に つ い て ど う 思う か
あ の 当 時 、 ア メ リ カ 軍 は 80キ ロ を 移 動 さ せ た
と い う こ と を 、 何の こ と か ら そ の 話に な っ た の
んですね、米国人を。今、市長がおっしゃった
か わ か り ま せ ん け ど 、 そ の 人 が こ ん な 言い ま し
よ う に 、 こ こ は 60キ ロ で す よ ね 、 大 体。 そ れ は、
た。人間の遺伝子を傷つけるものまで人間が手
季節にもよって、風の方向と関係してくると思
を 染め る べ き で な い 、 あ の 25歳 の 若 さ で 。 彼 が
うんですけど。ですから、市長は垂水市で起こ
元気でいたら、今、市長のそこに座っているか
った、市民の生命、財産というのは、守るとい
も し れ な い 。 私も そ の つ も り で し た 。 で す か ら、
う の は 当然 な こ と だ し 、 だ け ど 、 こ れ も や っ ぱ
今、通り一遍の大体の表面的なことをおっしゃ
り相当な覚悟が要るんですよね。口では言いや
い ま し た 。 再度 、 こ の こ と に つ い て 市 長 は ど う
すい、言葉は美しいです。だけど、実際やると
い う 覚 悟 で 臨 ま れ る の か 、 そ こ を お 願 い し ま す。
なるとこれは命がけです。
これで、2回目の質問を終わります。
きょうの南日本新聞を見てみると、大体、震
〇市長(尾脇雅弥)今、再度原発についての
災 関 係 、 原 発 関 係 が 15カ 所 ぐ ら い 掲 載 さ れ て い
御質問がございました。
ます。それほど国民、県民の情報が欲しい、こ
先ほど答弁を申し上げたことが基本となりま
ういうことだろうと思います。ですから、きょ
す け れ ど も 、 早 い も の で 、 3 月 11日 で す ね 、 昨
う は 報 道 の 方 も 来 て い ら っ し ゃ る よ う で す け ど、
年の 1 年 が た と う と し て お り ま す の で 、 こ の 結
ぜひ今後も直線的・平面的・立体的な報道をぜ
果を踏まえて、今の現状を見ますと、なかなか
ひよろしくお願いいたします、我々はその情報
単にエネルギーだけの拡充という意味で原子力
し か 得ら れ な い わ け で す か ら 。 そ れ に よ っ て い
政策 と い う の は 進 め て は な ら な い こ と だ っ た の
ろ い ろ 判 断す る わ け で す ね 。 き ょ う は ヨ ウ 素 剤
かなというふうにも思っております。
のことも記事に出ていました。
先ほ ど か ら い ろ い ろ 自 然 エ ネ ル ギ ー の 話 も 出
だから、川内原発は必ず事故が起こると、そ
て お り ま す の で 、 垂 水 の 持 っ て い る 自然 エ ネ ル
れ は 確 率 の 問 題 で あ っ て 100年 後 だ か 200年 後 だ
ギーのポテンシャルも生かしながら、前向きに
か わ か ら ん け ど 、 で き た ん だ か ら 、 確 率と し て
取り 組ん で い か な け れ ば い け な い と 思い ま す し、
は必ず事故は起こると、こういう考えのもとで
市民の生命、財産を守ることを最大限努力して
対 応 を 考 え て い か な い と い け な い ん じ ゃ な い か。
いくというのが私に課せられた一番大きな責務
― 63 ―
で は あ る と 思 い ま す 。 議 会 の 皆 様と も さ ま ざ ま
議 会 の 傍 聴 は 、 今 い ろ ん な 機 器 が あ り ま す か ら、
協 議 を し な が ら 、 ま ず こ れ を 一 義的 に し な が ら、
待 合室 の ほ う で 何 か の テ レ ビ を 見 ら れ る よ う な
前向きにいろんなことを話し合って進めていき
方法 も 考 え ら れ る と 思う ん で す よ ね 。 こ こ ま で
たいというふうに考えております。
1 階か ら 階 段 が 46段 あ る ん で す よ 。 だ か ら 、 こ
〇 財政課長( 北迫睦男) 中 ド ア の 御 質 問 で ご
れを急にエレベーターをつけよとか、エスカレー
ざいますが、御提案の位置をずらすということ
タ ー を せ え と い う こ と は ち ょ っ と 、 一を 得 て 百
に つ き ま し て は 、 東側 へ の こ と だ と 思う ん で す
を 捨 て る と い う こ と に な り ま す か ら 、 そ れ は 今、
が、その位置には防火シャッターの作動位置が
課長がおっしゃったように、次の段階で考えて
ございまして、ちょっと位置的に無理ではない
い た だ い た ら い い と 思う ん で す け ど 、 中ド ア に
かというふうに思います。
つ い て は 、 お 言 葉 を 返す よ う で す け ど 、 ぜ ひ 検
それと、撤去のことも言われましたが、撤去
討してみてください。
につきましては、空調や降灰のことを考えます
原発のことは、今からも勉強をして、学校給
と 好ま し く な い の で は な い か と い う ふ う に 思い
食の こ と と か そ う い う こ と に も 触 れ て い き た い
ます。入り口とロビーを遮断するものがなくな
と 思い ま す 。 市 長 の ほ う で も い ろ い ろ 情 報 を し
りますので、冷暖房には非常に非効率的でござ
て、研究していただきたい。
い ま す し 、 ま た 、 現 在 の 降 灰 状 況 を 考 え ま す と、
以上です。ありがとうございました。
入り口の開閉時に直接灰が入り込んでくること
〇議長(宮迫泰倫)次に、7番田平輝也議員
も考えられますので、今のところ、現状維持で
の質疑及び質問を許可します。
いきたいなというふうに考えております。
[田平輝也議員登壇]
〇堀添國尚議員 ありがとうございます。
〇田平輝也議員 昼も間近になってまいりまし
今の中ドアの件ですけど、降灰のことも、垂
たので、簡単に質問いたします。
水は特殊な地域だから、それはわかります。だ
皆さん、お疲れさまでございます。ことしは
けど、冷暖房の温度というのはどこの市町村も
日本全国で例年にない寒い日が続いて、いろい
同じような形で、今のCO2 の関係もあったりし
ろと被害が発生しております。農家にとりまし
て、大体は分室されていると思うんですよ。そ
ては春の収穫時期となってきました。本市にお
ういう中で、ここは古いからなかなか改善も難
きましても、桜島の降灰や気象条件などで農水
し い か も し れ な い け ど 、 私は あ の ド ア は と っ ぱ
産 物 な ど に 被 害 が 出 て い る よ う で ご ざ い ま す。
らっても何も問題はないと思っています。灰が
今 後 、 被 害 が 発 生 し な い こ と を 願 っ て お り ま す。
来 た と き は マ ス ク を す れ ば い い じ ゃ な い で す か。
それでは、議長のお許しをいただきましたの
要はやるかやらんかの問題ですよ。来庁者とい
で、さきの通告に従い、一般質問させていただ
っても、お隣の市みたいに人間もごんごんは来
きます。
な い で し ょ う 。 ぱ ら ん ぱ ら ん 来る ん じ ゃ な い で
まず、雇用対策についてですが、今、全国的
すか。だから、職員を守るのか、お客さんにサー
に経済状況が悪くなり、不景気が続いて、高校
ビ ス を す る の か 、 そ こ ら あ た り だ と 思 い ま す。
や大学などを卒業しても仕事がなかなか見つか
こ こ で は 結論 は 出 な い と 思 い ま す 。 だ か ら 、 こ
ら な い と 聞 い て お り ま す 。 若 い 人 た ち も で す が、
の こ と は 、 市 長 の ほ う で も 市 民サ ー ビ ス と い う
中年層の方々も仕事がないという方々を周りで
ことでぜひ考えてみてください。
も多く見受けます。以前、親と2人暮らしの方
そ れ と 、 こ の バ リ ア フ リ ー 化 の 1 つ と し て、
が、職業安定所、ハローワークに何回も相談に
― 64 ―
行くが仕事がないため、親の国民年金だけで生
さら、合併しておいて、合併助成金のことを言
活 し て い る と 話 を さ れ て お ら れ ま し た 。 雇用 の
うのは本当に恥ずかしいことですが、振興会会
促進など、市としては大変重要なことと思いま
員 か ら 言 う べ き と 言 わ れ ま し て 、 質 問し て お り
すが、これまでの雇用に対する取り組みをお聞
ます。ここ数年前に合併した振興会は3年だけ
かせください。
の助成なのか、現行の3年をあと2年間延長で
次に、介護施設、単身高齢者などの現状につ
きないのか、伺います。
いて伺います。
以上で、1回目の質問を終わります。
全 国 的 に 少 子 高 齢 化 が 言 わ れ て お り ま す が、
〇商工観光課長( 塚田光春) 雇用に 対す る こ
本 市 も 、 県 内 18市 の 中 で も 2 番 目 の 高 齢 化 率 35
れ ま で の 取 り 組 み に つ い て 、 御 説 明 い た し ま す。
%で、急速に高齢化が進展しております。施政
少子化や人口の減少等を考慮しますと、市民
方針の中で、少子高齢化に伴う医療・介護・福
が働く環境づくりや雇用する企業立地等は、本
祉の包括的取り組み、そして、在宅医療、在宅
市にとりまして重要な課題であることは十分に
介護の推進などを言われております。また、2
認識しております。これまで、商工観光課の雇
月 17日 に は 池 田 忠 先 生 の 講 演 を お 聞 き し ま し た。
用対策としての取り組みでございますが、市で
すばらしいことだと思っております。
は 、 失 業 者 の 雇 用 対 策 に と り ま し て 、 平 成 21年
毎年、ひとり暮らしの高齢者の方も多くなっ
度より 23年度まで の3年間、国の100%の 補助事
てきました。そして、県内でも孤独死の方が574
業を活用しまして、地域の雇用創出に努めてま
名と報道されておりました。介護施設の入所状
い り ま し た 。 そ こ で 、 平 成 23年 度 の 雇 用 創 出 の
況などについて、以前の質問、回答で、待機者
た め の 事 業 は 、 地 域 雇 用 創 造 推 進 事 業 で 36 名、
が年々ふえて、183名、ひとり暮らしの高齢者が
緊 急 雇 用 創 出 事 業 で 20名 、 緊 急 雇 用 創 出 事 業 の
1,781世帯とのことでございました。現在の入所
重 点 分 野 で 19名 、 ふ る さ と 雇 用 再 生 特 別 基 金 事
状況、待機者、自宅での老老介護者数、そして
業 で 8 名 、 合 計 で 延 べ 人 数 に な り ま す が 、 83名
単身高齢者の現状はどうなのか、伺います。
の新規再雇用による雇用の創出を図ってきてお
次に、振興会についてですが、市内の各振興
ります。また、地域雇用創造推進事業を利用し
会も高齢化が進行して、年々限界集落が多くな
ま し て 、 市 民 が 就 労 す る た め の 能 力 の ア ッ プ や、
り、振興会の活動もできない集落など、心配さ
起業を促すために商品開発・販路拡大・ネット
れております。そして、今回、振興会会長委託
ビジネス等の講演会を開催しまして、人材育成
料についての見直しの説明が全員協議会であり
に努めているところでございます。
ました。今回の改正で、今後合併したところは
以上でございます。
5 年 間 合 併 助 成 金 を 出 す と の こ と で ご ざ い ま す。
〇保健福祉課長(城ノ下 剛) 田平議員の 御
私どもの振興会は、振興会の総会で、高齢化
質問にお答えいたします。
が進む中、振興会会長などの役員の人材不足へ
高齢者社会に向けての本市の現状でございま
の対応、そして市の行財政改革などの説明をし
すが、まず最初に、介護施設等への入所、待機
まして、3集落が合併いたしました。本来、振
者の現状について、お答えいたします。
興会会長に市から支給される委託料は、振興会
第5期高齢者保健福祉計画、介護保険事業計
長の配慮で、振興会の会計を通して、合併した
画 策 定 に 伴 い 、 平 成 23年 11月 調 査 い た し ま し た
振 興 会 の 現 班 長 に も 支 給 を し て い ま す 。 ま た、
分について御説明いたします。
牛根麓振興会も同じとのことでございます。今
待機者の数でございますが、介護老人福祉施
― 65 ―
設103名、 介護老人保健施設、コ ス モス 苑で ござ
〇市民相談サービス課長(前木場強也) 田平
いますが、6名、特定施設入居者介護、華厳園
議員の振興会についての御質問にお答えいたし
で ご ざ い ま す が 、 52名 、 認 知 症 対 応 型 共 同 生 活
ます。
介 護 、 4 施 設 、 31名 、 小 規 模 対 機 能 型 居 宅 介 護、
数年前に合併した振興会は3年間だけの助成
4 施 設 、 6 名 で 、 計 193人 で ご ざ い ま す 。 今 回、
な の か 、 あ と 2 年 延長 で き な い か と い う こ と で
名 簿 等 を い た だ き ま し て 調 査 を し ま し た 結 果、
ございますが、事前に合併した振興会は、年額
こ の 中 に 34名 、 重 複 申 し 込 み 者 も 含 ん で お る よ
12万 円 の 3 年 間 で 覚 え 書 き を 交 わ し て お り ま す。
うでございます。
今回、合併特例措置といたしまして、合併奨励
次に、自宅での老老介護者数についてでござ
金 を 年 額 10万 円 の 5 年 間 助 成 す る こ と に な り ま
いますが、高齢者実態調査で在宅要介護者につ
すが、この新制度と比較した場合、金額的に不
い て 調査 し て お り ま す の で 、 お 答 え い た し ま す。
公 平が 生 じ る こ と は 認 識 し て お り ま す 。 そ の た
介護者と本人の関係につきましては、子供が
め 、 市 長 並 び に 財 政 課 と 協 議 い た し ま し た 結 果、
約 38% と 最 も 多 く 、 次 に 配 偶 者 が 27% 、 そ の 他
差額分を助成することにいたしました。
親 族 が 7 % 、 介 護 者 が い な い 、 18% と な っ て お
なお、交付方法につきましては、来年度交付
り、介護者がいると答えた介護者の性別で言い
できるように、合併奨励金の要綱の整備とあわ
ま す と 、 男 性 が 35% 、 女 性 が 64% と 、 女 性 が 中
せ ま し て 検 討 さ せ て い た だ き た い と 思 い ま す。
心であるようでございます。
また、牛根麓振興会につきましても同様の考え
次 に 、 介 護 者 の 年 齢 に つ い て で ご ざ い ま す が、
方でございます。
65歳 未 満 が 57.4% 、 65歳 以 上 が 39% 、 65歳 未 満
以上です。
の 介 護 者 の 内 訳 と し ま し て 、 60歳 か ら 64歳 が 31
〇田平輝也議員 それでは、一問一答でお願い
% 、 55歳 か ら 59歳 が 30.5% 、 50歳 か ら 54歳 が 21
します。
% と 、 年 齢 層 は 高 い よ う で ご ざ い ま す 。 ま た、
先 ほ ど 、 雇 用 の 関 係 で 83名 で す か 、 大 変 す ば
65歳 以 上 の 介 護 者 に つ き ま し て は 、 65歳 か ら 69
ら し い と 思 っ て い ま す 。 雇 用 対 策 と し て そ の 後、
歳 が 26、 70歳 か ら 74歳 が 23、 80歳 か ら 84歳 が 23、
南中学校跡地に何か企業の誘致などの話はない
75歳 か ら 79歳 が 21と な っ て お る よ う で ご ざ い ま
のか、伺います。
す。
そして、これまで市民より要望の多かった農
次 に 、 ひ と り 暮 ら し の 現 状 に つ い て 、 平 成 23
水産物などの販売をする物産館などの建設計画
年5月調査しました結果でございますが、御報
は 、 今 後 ど の よ う に 考え て お ら れ る の か 、 伺 い
告いたします。5期計画で設定しています日常
ます。
生活圏域ごとに御説明いたします。
また、以前、ある市においては、雇用の改善
新城と 柊原圏域で 366、垂水・ 水之上・ 大野圏
を目指しまして、市の中に雇用促進・企業誘致
域 で 873、 協 和 圏 域 で 231、 牛 根 圏 域 で 310の 計 1
課などがあり、雇用対策に非常に取り組んでお
,780世 帯 で ご ざ い ま す 。 ま た 、 本 市 の 高 齢 者 の
られました。雇用促進を図るため企業誘致支援
い る世帯でございますが、総体に対し4,343世帯、
として、進出する企業の立地をサポートするた
そ のうち高齢者のみ の世帯数は 2,839世帯、うち
め、各種優遇策を年々拡大いたしまして企業誘
高齢者のひと り暮ら しの 世帯数は1,780世帯でご
致や雇用支援をされておられました。
ざいます。
そこで、本市の企業など、立地の支援策につ
以上でございます。
いてお聞きしますが、これまでの支援策と今後
― 66 ―
どのような支援策を考えておられるのか、お伺
は 、 平 成 23年 度 当 初 予 算 で 中 学 校 の 校 舎 を 利 用
いいたします。
し た と こ ろ の 物 産 館 、 レ ス ト ラ ン の 整備 の た め
〇 企画課長( 倉岡孝昌) 雇 用 対 策 に つ い て の
の実施設計を計上しておりました。しかしなが
2回目の御質問にお答えいたします。
ら、民間の病院経営者により、中学校跡地を利
最近における垂水南中学校跡地の企業誘致に
用し、特別養護老人ホームを建設したいとの要
関 し て の 提案 な ど に つ い て で ご ざ い ま す が 、 事
望があり、しかも、その整備の中で物産館やレ
業提案を受け、情報交換をしている案件が1件
ス ト ラ ン も 整備 し て い た だ く と い う 願っ て も な
ございます。具体的な事業計画案など示されて
い整備計画があったため、市での整備はやむな
おりませんので、情報も十分でなく、御説明で
く断念し、民間側に託したところ、土地の価格
きる段階にございませんが、今後に計画案の提
交渉等が思うようにいかず、契約までこぎつけ
示など、進展が見られましたら、内容を検討の
なかったところでございます。
上、関係先との調整など進めてまいりたいと考
そこで、垂水南中学校跡地を利用した物産館
えております。
等の整備は、国や県へ補助金要望の中で整備の
次に、これまでの企業立地に対する支援策に
約 束 も し て お り 、 し か も 、 平 成 22 年 度 に 柊 原、
つ い て 、 引 き 続 い て お 答え さ せ て い た だ き ま す。
新城地区を対象に実施しましたマーケティング
垂水市企業等立地促進条例による雇用及び事
によるアンケート調査の中でも、物販施設がで
業所設置に対する補助金交付、垂水市産業開発
き た 場 合 の 利 用 に つ い て 、 60% か ら 80% の 住 民
促進条例による固定資産税の課税免除、もしく
が利用したいとの意向もあることから、前向き
は奨励金の交付を行うなどの優遇制度を設けて
に検討したいと思っています。
おり、企業立地による雇用促進を図っておりま
ただ、中学校跡地は面積が広いため、物産館
す 。 ま た 、 さ き の 12月 議 会 で 可 決 い た だ き ま し
だけでなく、ほかの施設と複合的に整備するこ
た 垂 水 市 企 業 等 立 地 促 進 条 例 の 一 部 改 正 に よ り、
と が 最 善 の 方 法 で あ る と 思 い ま す の で 、 現 在、
垂水市内の事業所増設による経営規模拡大をよ
中学校跡地に進出したいという企業の話もある
り 一 層 支 援で き る よ う に な っ た と こ ろ で ご ざ い
ことから、それらの動向を見ながら、中学校跡
ます。
地に計画するのか、あるいは中学校跡地付近に
今後の支援策について、直接的な支援策とい
計画 す る の か 、 あ わ せ て 検 討 し て ま い り た い と
う こ と で は ご ざ い ま せ ん が 、 平 成24年 度 に お き
いうふうに思います。
ましても、県主催で東京都にて開催予定の企業
以上でございます。
立地懇話会でのPR活動を予定するなど、情報
〇田平輝也議員 3回目に入ります。
の 収 集 に 努 め ま す ほ か 、 県 と も 連 携 し な が ら、
就労のことは、もう安定所に行けと、相談に
既存の立地企業のフォローにも努めてまいりま
行けと言えば一口なんですけれども、せめて市
す。
民の方が気軽に相談ができる体制づくりができ
以上でございます。
れ ば と 、 非 常 に 考 え て お り ま す 。 本 市 の 場 合、
〇 商工観光課長(塚田光春) 私の ほ う か ら は、
私も で す け ど 、 ど こ の 課 が そ れ な ど 担 当 さ れ て
垂水南中学校跡地を利用した物産館等の建設は
おられるのか、また、市民の方々から就労相談
今後考えられないかという質問にお答えいたし
などないのか、伺います。
ます。
また、新年度に実施される雇用対策事業の内
垂水南中学校跡地を利用した物産館等の建設
容について、非常に期待しておりますので、で
― 67 ―
きればお聞かせください。
業の1事業で、合計6つの事業を実施しており
3回目を終わります。
ます。
〇 商工観光課長( 塚田光春) 田平議員の 3 回
な お 、 こ れ ら の 事 業 に よ り 、 15名 の 失 業 者 を
目の質問にお答えいたします。
雇用するようにしております。
雇用促進や企業誘致について、どこの課が担
以上でございます。
当しているかという質問でございますが、雇用
〇田平輝也議員 それでは、要望をして終わり
促進につきましては商工観光課の商工係が担当
たいと思います。
しまして、企業誘致につきましては企画課の地
最後に、施政方針の中でも、3つの施策の柱
域振興係が担当しております。
の中で、第一次産業の六次産業化と観光振興を
た だ 、 雇用 の あ っ せ ん に つ き ま し て は 、 法 的
掲げられ、そして今、県も非常に大隅半島の観
に 市で は で き な い よ う に な っ て い ま す の で 、 職
光の振興を掲げられております。南中学校跡地
業安定所いわゆるハローワークなんですけれど
を利用した物産館などを建設することは、農家
も 、 の ほ う で 雇 用 の あ っ せ ん 等は お 願 い し て い
や漁業者の方々が農水産物の加工品の出荷の場
るところでございます。
所提供を初め、物産館などで働く雇用の場の提
また、市民からの就労の相談はないのかとい
供にもなるかと思っております。また、物産館
う質問でございますが、市民の方が当課を就労
などができますと、観光客などが集まり、交流
の た め に 相談 に 来 ら れ る こ と は 、 こ れ ま で 1 人
人 口 が ふ え て 地 域 の 活 性 化 に も な り ま す の で、
もございません。
物産館などの建設の検討、そしていろいろさっ
次 に 、 平 成 24年 度 に 実 施 し ま す 地 域 雇 用 創 造
き も 35名 、 15名 と か 、 雇 用 の 話 が あ り ま し た が、
推進事業と重点分野雇用創出事業の内容と雇用
できるだけ多くの雇用が発生する企業誘致を要
見込み数について、お答えいたします。
望いたしまして、雇用対策についての質問を終
これらの事業は、国の雇用対策の一環で実施
わりたいと思います。
しているもので、いずれも国の100%の補助事業
次に、介護関係でございますけれども、先ほ
で実施しているものでございます。
ど、今回待機者が193名でしたかね、そのうち重
まず、地域雇用創造推進事業は、商工観光課
複 し て い る 人 が 34名 、 差 し 引 い て も ま だ 待 機 者
内に1名事務員を置きまして、垂水市にある企
が 約 160名 ぐ ら い で す か 、 と の こ と で す 。 以 前、
業への求人のあっせんのためのパンフレットを
ある私の知り合いの年寄りの方が、今、2カ所
作成し、関西・関東垂水会等を通じてのPR活
申し 込み を し て い る ん だ と 言 わ れ て お り ま し た。
動の実施をしたり、就労のために役立つ講演会
これまでいろいろ私どもも報告を受けたりして
や ツ ー リ ズ ム 推 進 の た め の 講 演 会 を 実 施 し 、 35
おりますけれども、ただ、施設からの報告を集
名の雇用創出を見込んでおります。
計し て 報 告さ れ て い た の か な と 思っ て お り ま す。
次 に 、 重 点 分 野 雇 用 創 出 事 業 に つ き ま し て は、
今後も重複者の十分なチェックをして、その報
商工観光課所管が特産品PR事業と高峠公園再
告をお願いしたいと思います。
生事業の2事業で、次に、市民課所管が特定健
また、先ほど、自宅での老老介護者数の質問
康診査未受診者対策事業の1事業、土木課所管
で 、 年 齢 別 の 割 合 の 回 答 は お 聞 き し ま し た が、
が集落道環境保全事業の1事業、水産課所管が
それらの老老介護を受けられている人は市内全
水産物販売促進支援対策事業の1事業、企画課
体で何名ぐらいなのか、お知らせください。
所管が地域住民の声を生かした振興計画策定事
それから、国も医療・介護費の高騰を抑制す
― 68 ―
るために、在宅医療、在宅介護なども進めてお
施 設 89床 を 平 成 24年 4 月 1 日 か ら 開 設 さ れ る 予
られます。自宅で親の介護をするため、仕事を
定となっております。また、ほかに介護療養病
やめて帰ってこられている方も多く見られ、そ
床18床からの転換事業としまして、グループホー
して介護の苦労も大変だとよく聞きます。その
ム を 2 施 設 、 同 じ く 24年 4 月 1 日 か ら 開 設 予 定
ような在宅介護をされている方々に対して、介
となっているようでございます。
護手当などはどうなのか、介護手当の支給対象
待 機 者 の 解 消 に つ い て で ご ざ い ま す が 、 現 在、
者への支給条件、ここ数年間で支給額の増減額
介護老人保健施設の待機者6名、グループホー
などがあるのか、それらの内容と、市内、本市
ム の 待 機 者 が 31名 と な っ て お り ま す 。 当 然 、 こ
全体の対象者数、総額などをお聞きします。
の 方た ち の 入 所 に つ い て は 改 善 さ れ る と い う ふ
また、本市にある、ある病院が今、介護関係
う に 考 え て お り ま す 。 そ の ほ か 、 実 際、 施 設 に
施 設 に 改 造 、 増 築 さ れ て い る よ う で す が 、 今 後、
申し込みをしていても入所するのに時間がかか
それらのことで入所の待機者がどれぐらい改善
ることから、申し込みをされていない方も相当
されるのか、お聞きいたします。
数い ら っ し ゃ る と い う ふ う に 思わ れ ま す 。 そ う
〇保健福祉課長(城ノ下 剛) 先ほ ど の 質問
いった表面に出てこない施設入所希望者の改善
で パ ー セ ン テ ー ジ だ け お 示し し て お り ま し た の
に も つ な が る も の と 考え て い る と こ ろ で ご ざ い
で、高齢者調査の中で数字を当て込みましたの
ます。
で、お知らせしたいと思います。
以上でございます。
自 宅 で の 老 老 介 護 者 に つ い て で ご ざ い ま す が、
〇田平輝也議員 3回目に入ります。
65歳以上が総体で 216名。介護の 内訳と しま して、
現在策定中の第5期高齢者福祉計画、介護保
65歳 か ら 69歳 が 55名 、 70歳 か ら 74歳 が 50名 、 80
険事業では、地域の課題や高齢者のニーズにど
歳 か ら 84歳 が 49名 、 75歳 か ら 79歳 が 45名 と な っ
う 反映 さ せ て い く か が 大 事 な こ と で す が 、 第 4
ておるようでございます。
期計画と比べてどうなのか、人口の年齢別推移
次に、介護手当についてでございますが、支
の実態などをお聞きいたします。
給条件等をお答えをしたいと思います。
先ほ ど も 言 い ま し た け れ ど も 、 親 の 介 護 を す
寝たきりの高齢者や重度認知高齢者、及びそ
る た め に 遠 く か ら 帰 っ て い る 方 々 も 数名 お ら れ
の 者 を 介 護 す る 介 護 者 が 、 毎 年 10月 1 日 を 基 準
ます。介護をする家族の経済的な負担を軽減す
日 と し て 、 以 前 1 年 間 以 上 本 市 に 住 所 を 有 し、
るために、介護手当を少しでも増額できないの
かつ基準日以前9カ月間中6カ月以上を介護し
か 、 見 直 し は で き な い の か 。 そ の こ と が 逆に 介
ている者としております。
護医療費の抑制にもなると考えております。こ
こ こ 数 年 間 の 支 給 額 で ご ざ い ま す が 、 平 成 20
れらの手当は県内のほかの市に比べてどうなの
年 度 は 118名 、 683万 円 、 21年 度 が 104人 、 579万
か、それらの財源、また国などからの補助など
円、 22年度が 113人、 688万円、 平成23年度、 119
はどうなのか、伺います。
名 で 695万 円 支 出 し て お り ま す 。
以前 、 ち ょ っ と 話 は 余 談 に な り ま す け ど 、 ひ
次に、垂水温泉病院の療養型病床の再編につ
とり暮らしの独居老人の方が、子供が近くにい
い て の こ と だ と 思い ま す の で 、 お 答え い た し ま
ないために、体の調子が悪くても我慢されてい
す。
たようです。たまたま子供が帰ってきて病院に
垂 水 温 泉 病 院 は 、 医 療 療 養 病 床 74床 及 び 介 護
連れていかれましたが、残念なことに、数日し
療 養 病 床 15床 か ら の 転 換 と し ま し て 、 老 人 保 健
てお亡くなりになられました。近所の方々も早
― 69 ―
く 気 づ い て お れ ば と 残 念 が っ て お ら れ ま し た。
で ご ざ い ま す が 、 他 市と の 比 較 に お き ま し て も、
今後、ひとり暮らしの高齢者は年々ふえてい
低い 設 定 で は な い と い う ふ う に 考え て お り ま す。
くようですが、高齢者福祉対策の充実を言われ
次に、簡単な緊急通報サービスの設置等につ
る中、このような単身高齢者などに対して、で
い て で ご ざ い ま す が 、 現 在 、 保 健 福 祉 課 で は、
きれば、周辺の方々に通報がすぐできる簡単な
地域支援事業の中で、突発的な心疾患等がある
緊急通報サービス器具などの設置に対して、補
ひとり暮らしの虚弱高齢者に対し、緊急通報装
助 や 器 具 の 貸 し 付 け な ど は 考 え ら れ な い の か、
置を貸し出し、急病や災害等の緊急時に迅速か
お伺いいたします。
つ適切に対応するため、センター方式による緊
〇保健福祉課長(城ノ下 剛) そ れで は、 3
急通報体制整備事業を実施しております。現在
回目の御質問にお答えいたします。
で は 、 市 内 で 7 名 の 方 が 利 用 さ れ て お り ま す。
第4期高齢者保健福祉計画、介護保険事業計
う ち 1 名 で ご ざ い ま す が 、 こ の 条 件 対 象 外 で、
画 で ご ざ い ま す が 、 こ れ は 平 成 21年 か ら 23年 度
補助対象外として1名の方が利用されておりま
までの計画でございます。人口の推移でござい
す。
ますが、できるだけ実態に沿った形で推計する
緊 急 通 報 シ ス テ ム 導 入 に つ き ま し て は 、 現 在、
必要があるため、住民基本台帳から推計を行っ
鹿児島県内ではセンター方式・協力員方式・消
ております。
防方式など、県下各自治体さまざまな方法を導
また、基本的に高齢者に対しての計画になる
入 し て お り 、 費 用 の 面 の 問 題 等 も 含 め ま し て、
ことから、計画に基づき、総人口と老年人口の
今後さらに拡充を図るため、研究していきたい
推計につきまして、御説明いたします。
というふうに考えております。
第4期計画の最終年度で、総人口の計画値が
以上でございます。
1 万 7,227名 に 対 し ま し て 、 実 績 で は 1 万 7,352
〇田平輝也議員 先ほど、お聞きしました。い
人 、 計 画 値 と 125人 ち ょ っ と 差 が ご ざ い ま し た。
ろいろ民生委員の方とか介護関係の方とか、月
老齢人口に つきまし ては、6,034人に対し 、実績
に 何回 か 回 り ま す け れ ど も 、 な か な か 毎 日 と い
値は6,019人と、ほぼ見込みどおり推移している
う、それはもう大変なことでございます。高齢
状況でございます。
者、特にひとり暮らしの方はいつ緊急事態が発
現在策定している第5期計画期間中の総人口
生す る か わ か り ま せ ん 。 あ る 方が 、 こ う い う 手
は 、 こ れ ま で ど お り 減少 し て い き ま す が 、 高 齢
軽な、何ですか、安否確認の器具、そういうの
者 の 人 口 に つ き ま し て は 、 団 塊 の 世 代 が 65歳 以
を 持っ て こ ら れ ま し て 、 ぜ ひ こ う い う の が で き
上になることから、若干増加するものと推計し
ればなというふうな相談が来ました。緊急器具
ているところでございます。
などの設置など、もう既に対応している行政も
次に、介護手当の見直しについてでございま
ありますが、日常生活上の支援を要する高齢者
すが、支給額につきましては、7万円を最高と
のために、安心・安全のまちを目指して、独居
し、4万円、2万円、1万円の4段階で、本市
老人対策にさらに努力をしていただきたいと思
独自の判定様式により計算し、支給することと
います。
し て お り ま す 。 財 源 に つ き ま し て は 、 総 体の 7
以前、たまたまテレビで独居老人の対策とい
割 以 上 を 占 め る 、 支 給 額 7 万 円 で ご ざ い ま す が、
う こ と で 放 映さ れ て お り ま し た 。 ひ と り 暮 ら し
介護特会の地域支援事業費で対応し、残りは一
の孤独死対策などのことでございました。県内
般会計より負担しております。支給額について
でも、ひとり暮らしの方がだれにもみとられず
― 70 ―
に 、過去最高の574名の方が亡くなったと 報道さ
額分を何とか助成していただくとの回答でござ
れておりました。本市の孤独死などの現状、対
い ま す 。 前 向き に 検 討し て い た だ き ま し て 、 あ
策、そして警察との連携などはどうなのか、伺
りがとうございます。
います。
ただ、 先般の説明では、現在143ある 振興会の
〇保健福祉課長(城ノ下 剛) 4 回目の 質問
中 で 、 既 に も う 27振 興 会 が 、 今 言 わ れ て お り ま
にお答えいたしたいと思います。
す限界集落、 あと 10年内に は110の 振興会が 限界
孤独死の件数につきましては、自宅等で亡く
集落や、中には消滅集落もあるとのことでござ
な ら れ 、 年齢 な ど 、 い ろ ん な ケ ー ス が 想 定さ れ
います。今後、確実に限界集落がふえると予想
ま す 。 ま た 、 孤 独 死 に つ い て の 定義 が は っ き り
さ れ る 中 、 振 興 会 の 充 実 、 活 動 が で き る よ う に、
示 さ れ て い な い よ う で ご ざ い ま す が 、 今 回、 警
そして垂水市のためにもいろいろの対策を講じ
察の照会によりますと、だれにもみとられず亡
ていただきたいと要望いたしまして、振興会に
く な り 、 死 後 2 日 以 上 た っ て 発 見 さ れ た 65歳 以
ついての質問を終わります。
上 の 独 居 高 齢 者 と し て 、 平 成 22年 度 中 4 名 の 方
以上で私の質問を終わります。ありがとうご
があったようでございます。
ざいました。
孤独死亡死のための取り組みについてでござ
〇 議 長 ( 宮 迫 泰 倫 ) こ こ で 、 暫 時 休 憩 し ま す。
いますが、単身高齢者や高齢者のみの世帯が増
次 は 、 1 時 30分 か ら 再 開 い た し ま す 。
加している中、地域から孤立した状態で死亡す
午 後 0 時 22分 休 憩
ることが社会問題となっておるのが現状でござ
います。日常的に家族や近隣との関係がある場
午 後 1 時 30分 開 議
合は、孤独死に陥る可能性が低いため、家族や
〇議長(宮迫泰倫)休憩前に引き続き会議を
地域コミュニティが弱まる中、何らかの形で見
開きます。
守りネットワークを機能させ、高齢者との接点
4番感王寺耕造議員の質疑及び質問を許可し
を つ く る こ と が 必 要で あ る と 考え て お る と こ ろ
ます。
でございます。
[感王寺耕造議員登壇]
そのためには、行政はもとより、社協・民生
〇 感 王 寺 耕 造 議 員 皆 さ ん 、 お 疲 れ さ ま で す。
委員・振興会・地区公民館・ボランティア団体
議長の許可をいただきましたので、早速質問
の協力者、また、電気・ガス・水道の事業者等
に入らせていただきます。
に広範囲に協力を求めながら、地域の実情に合
今 回 は 、 施 政 方 針 演 説 、 24年 度 予 算 を 中 心 と
わせた支え合い体制づくりが必要と考えている
して質してまいります。
と こ ろ で ご ざ い ま す 。 こ れ か ら 、 関 係 機 関と の
まず、メガソーラーについて伺います。
連携を深めながら進めていきたいというふうに
1 点 目 、 本 年 2 月 20日 、 新 年 度 予 算 の マ ス コ
考えております。
ミ会見でメガソーラーの実施を発表され、その
以上でございます。
模様がテレビで放送されました。議員には、平
〇田平輝也議員 最後に、振興会についてです。
成 23年 9 月 8 日 の 全 員 協 議 会 で 概 略 に つ い て の
先 ほ ど の あ れ は 要 望 と し て お 願い し た い と 思
説 明が あ っ た だ け で す 。 マ ス コ ミ 発 表に よ り 既
います。緊急安否の器具ですね。そういうのを
成事実をつくり、議会軽視も甚だしいと考えま
検討していただきたいと思います。
すが、市長の見解、真意を問います。
振興会につきましては、先ほどの回答で、差
2点目、昨年9月8日の全員協議会後の株式
― 71 ―
会社ファンド運用会社ザイスジャパンとのその
るのか。
後の協議内容について。
3点目、直近3年間の本市中学生の垂高進学
3点目、この事業が本市の再生エネルギーの
者数と、今後9年間の中学校卒業生数の動向に
展望でどのような位置づけを持つのか、以上3
ついて。
点、市長に伺います。
4点目、直近3年間の垂高の就職、進学率の
次 に 、 平 成 24年 度 農 業 予 算 に つ い て 、 農 作 業
中身について。
受委託組織の育成について伺います。
2点目は市長に、あと3点は教育委員会総務
1点目、市長の政策調整枠で予算計上されて
課長にお願いいたします。
おります新規の市単独事業、農業用水源確保対
次に、各小・中学校の危険箇所の対策につい
策事業の事業内容・運用・要綱について、詳し
て伺います。
くお示しください。農林課長にお願いいたしま
本年度予算、小・中学校施設整備費499万3,000
す。
円の内訳について、教育委員会総務課長に伺い
2点目、農作業受委託組織の育成について伺
ます。
います。
次 に 、 特 定 健 康 診 査 、 特 定 保 健 指 導 に つ い て、
認 定 農 業 者 、 担 い 手 農 家 が 少 な い 現 状 で は、
市民課長に伺います。
若い人たちだけで本市の農地を保全していけま
1点目、受診率の現状は。
せん。また、企業参入についても、耕地の単位
2点目、受診率向上の取り組みは。
面積の小さい本市では難しいと思われます。現
3 点 目 、 平 成 27年 度 に は 、 平 成 20年 度 と 比 較
在でも、耕作放棄地は125ヘクタールにも上って
し て 糖 尿 病 等 の 生 活 習 慣 病 有 病 者 予 備 軍 を 25%
おり、就農者の高齢化によって、ますます耕作
減少させることが政策目標として掲げられてお
放 棄 地 が ふ え る こ と が 懸 念 さ れ ま す 。 高 齢 農 家、
り ま す 。 そ れ と と も に 、 平 成 25年 度 よ り 、 医 療
兼業農家が営農を継続できるように受委託組織
保険者ごとの達成状況に応じた後期高齢者支援
の 設 立 が 必 要 と 考 え ま す が 、 そ の 対 策 に つ い て、
金の加算、減算が行われます。本市の受診率の
市長に伺います。
現 状を 踏 ま え 、 ど の よ う な 影 響 が あ る の か 、 ア
次に、垂水、牛根両漁協への2億円の資金貸
バウトな数字で結構ですので、試算をお示しく
し付けについて、伺います。
ださい。
1点目、両漁協の経営状況について、具体的
以上で、1回目の質問を終わります。
な数字をお示しください。
〇 市 長 ( 尾 脇 雅弥 ) そ れ で は 、 メ ガ ソ ー ラ ー
2点目、市は各水産業者の経営状況を把握し
についての御質問にお答えをいたします。
ているのか。
メガソーラーの事業提案を受けておりますこ
3 点 目 、 貸 付 金 回 収 不 能 の お そ れ は な い の か。
と に つ い て 、 平 成 23年 9 月 議 会 に お い て 全 員 協
また、貸付金の回収保全の対策はとられている
議会を開催していただき、事業概要等の説明を
のか、以上3点、水産課長に伺います。
さ せ て い た だ き ま し た 。 ま た 、 同 じ く 12月 議 会
次 に 、 垂 水 高 校 振 興 対 策 に つ い て 、 伺 い ま す。
の池之上議員の一般質問において、進捗状況や
1点目、新規事業、垂水高等学校振興対策事
市民へのメリット、ファンド撤退後の計画など
業 164万 3,000円 、 検 定 試 験 補 助 等 の 中 身 に つ い
に つ い て 御 質 問 が あ り 、 9 月 議 会 以 降 の 経 過 で、
て、具体的にお示しください。
関 係 企 業 に よ る 現 地 再 調 査 が あ り ま し た こ と や、
2点目、今後予算を伴う取り組みの考えがあ
ジ ャ パ ン フ ァ ー ム さ ん と の 調 整を 進 め て い る こ
― 72 ―
と、大野地区で住民に経過説明会を開催したこ
して、近日中に現状について議員の皆様方に報
と、売電価格等の決定や関係するそれぞれの調
告させていただく予定でおります。報道各社の
整が調った時点で、事業採算性が精査された上
皆様も、それぞれの報道の視点があり、報道の
で、本市への立地の可否が決まること、その上
自由を規制することはできません。
で各種作業が進められていることをお答えして
東日本大震災が発生し、福島原発事故が暗い
おります。また、一般質問の翌日には「垂水に
影を落とす中で、太陽光発電を中心とした新エ
メガソーラー計画」という見出しで地元の南日
ネルギー政策の拡充は、これからの必然の流れ
本新聞に大きく事業概要の報道があり、周りの
だと考えます。そのことも報道された理由では
方々の知るところとなっております。
な い か と 考 え ま す 。 こ れ ま で 御 説明 し て お り ま
今 回 の テ レ ビ 報 道 は 、 2 月 23日 開 会 い た し ま
すとおり、売電価格の決定やジャパンファーム
した3月議会の前に、恒例となりました施政方
さんとの協議調整を行うことが事業決定の判断
針発表後に関連しての報道であったようでござ
になりますこと、また、計画段階の展開であり
い ま す 。 当 日 2 月 20日 は 、 テ レ ビ 、 新 聞 記 者 な
ま す こ と は お 答 え し た と お り で あ り 、 御 質問 の
ど 、 約 10名 ほ ど の 方 々 が 取 材 に 来 て い た だ き ま
ような意図はないことを御理解いただきたいと
し た 。 私 の ほ う か ら は 、 そ の 中 で 、 平 成 24年 度
思います。
の施政方針、3つの柱を中心に概要説明をいた
〇 企画課長( 倉岡孝昌) メ ガ ソ ー ラ ー に つ い
し ま し た 。 メ ガ ソ ー ラ ー 事 業 に つ き ま し て は、
ての2点目の御質問を、私のほうからお答えさ
記者に対しての施政方針の概要説明書にも明記
せていただきます。
されておりませんし、まだ準備、調整の段階で
こ の こ と に 関 し ま し て は 、 さ き の 12月 議 会 に
あり、継続的に取り組みを進めることとしてお
お け る 御 質 問 に 対 し ま し て 、 11月 に 入 り ま し て、
りましたので、こちらのほうからこのことに触
関係企業の再度の立地調査が行われ、地形や周
れ て P R し た よ う な こ と は あ り ま せ ん 。 た だ し、
辺環境、送電設備等の関係など調査され、立地
関連する質問ということで、私の施政方針の説
に 適 し て い る と の 判 断 が あ っ た こ と 、 同 時 に、
明終了後、以前新聞で報道されましたメガソー
降灰に関する再度の検討も行われ、お送りした
ラ ー の 現 状 に つ い て 御 質 問 が あ り ま し た の で、
関係資料を検討の上、対処できるとの見方を示
お答えしたところでございます。
されたとお答えいたしております。
質 問 の 内 容 は 、 そ の 後 の 進 捗 状 況 や 施 設 規 模、
その後も、送電設備に関する資料の送付や関
企業名などについてでありました。回答は、基
係する法規制について、情報交換を行ってきた
本的にこれまでの繰り返しになりましたが、進
ところでございます。
捗状況としては、それぞれの事項に調整が進ん
事業者側にありましては、実際に発電事業を
で き て い る と 答 え て お り ま す 。 ま た 企 業 名に つ
行うに当たっては、別に事業会社を新たに興す
き ま し て は 、 経 過 に 変 化 が ご ざ い ま し た の で、
と 話 さ れ て お り ま し た が 、 12月 か ら 以 降 は 、 新
企業名のみ答えております。
会社設立の準備と、パネル製造に関する企業や
いずれにしましても、このプロジェクトの最
パネルの設置等に携わる企業、金融機関などと
も 基 本 と な る 売 電 価 格 も 決 定 し て お り ま せ ん し、
の協議、また他自治体でも同様な取り組みを計
このような状況下で、感王寺議員が言われる既
画さ れ て い る と の こ と で 、 そ ち ら と の 調 整 な ど
成事実をつくろうなどという意図は全くござい
に時間を使ってこられたと聞いております。
ません。議会に対しても、関係者と日程調整を
そのようなことで、逐次連絡をとり合ってお
― 73 ―
り ま し た が 、 2 月 13日 に 時 間 が よ う や く と れ た
ネ ル ギ ー ビ ジ ョ ン に お い て 、 新エ ネ ル ギ ー の 賦
とのことで来庁されまして、買い取り価格の問
存量をエネルギー別に見てみますと、太陽光発
題などあって最終的な合意形成ができないもど
電 が 最 も 賦 存 量 が 多 い と 推 計 さ れ て お り ま す。
かしさはあるが、関連企業との調整が進んでい
この時点では住宅等の屋根における太陽光発電
ること、また、今後の発電事業を行っていくた
を主に想定しており、まだ大規模な太陽光発電
めに、リニューアブルジャパン株式会社という
という施設の認知度は低かったようですが、メ
名称の会社を新しく設立したとの報告があった
ガ ソ ー ラ ー を 集 光 面 積 比 率 で 単 純 計 算 す る と、
ところでございます。
同ビジョンで推計する太陽光発電の1割強の数
また、先ほどの市長の回答にもありましたけ
値になるようであります。
れども、議会への事業者を含めました事業内容
今後、国や県の動向を参考にしながら、メガ
の説明の機会を設けたいと以前より考えており
ソーラーによる新たな太陽光エネルギー資源を
ましたので、今議会中における機会の設定を協
加えて、本市のエネルギービジョンの改定を検
議 し 、 そ の 調整 も い た し て い る と こ ろ で ご ざ い
討する必要があると考えております。
ます。
〇 農林課長( 森下利行) 感 王 寺 議 員 の 平 成 24
以上でございます。
年度新年度予算の新規事業についての御質問に
〇市長(尾脇雅弥)次に、3点目の本市の再
お答えいたします。
生エネルギーの展望での位置づけについて、お
垂 水 市 農 業 用 水 源 確 保 対 策 事 業 で あ り ま す が、
答えをいたします。
本市の農業は、近年、気象状況の不安定による
さ き の 12月 議 会 で 、 再 生 エ ネ ル ギ ー の 導 入 に
渇水と、桜島降灰等による農作物等の品質低下
取り組むことは本市の政策上も非常に重要なこ
及び生育不良などの被害が発生し、農業経営に
とで、福島原発の大事故の教訓を受けて、再生
多 大 な 被 害 を 及 ぼ し て い る と こ ろ で あ り ま す。
エネルギーへ段階的に取り組む時代に来ている
このような状況に対処するため、水源施設の
と、私の思いをお答えしております。
整備により、農作物等の品質の確保と生産の安
平 成 20年 に 策 定 い た し ま し た 本 市 の 第 4 次 垂
定、桜島降灰等の被害の防止を図るために、国・
水市総合計画においては、環境、経済政策の面
県畑かん整備事業の採択要件をクリアできない
から、基本計画の循環型社会の構築という政策
地 域 を 対 象 に 、 市 単 独 事 業 と し ま し て 、 平 成 24
目標における新エネルギーの活用、及び働く環
年 度 か ら 平 成 26年 度 ま で の 3 カ 年 間 を 事 業 期 間
境の充実の政策目標における企業誘致の両面か
としまして、実施するものであります。
らの政策に位置づけされることになります。
事業の内容につきましては、削井、揚水機な
今 後 の エ ネ ル ギ ー 政 策 が 大 き な 話 題 に な る 中、
どの水源施設や配水施設、電気施設の事業費に
太陽光発電事業が本市に導入されることは、化
加え、電気探索の調査費の助成であります。た
石燃料消費削減や CO2 削減に 取り 組める こと に
だし、圃場内における水源施設から被覆施設等
なり、エコクリーンエネルギー政策として、本
までの配管等につきましては、対象外とさせて
市にとって大きな宣伝効果を期待できます。企
いただいております。
業誘致の面からは、雇用の確保や地元企業によ
事業実施主体につきましては、農業者の組織
る工事の受注、新たな税収の確保などにつなが
する団体で、代表者の定めのあること、それか
ります。
ら、組織及び運営に関する規約を定めているこ
ま た 、 平 成 15年 に 策 定 さ れ た 垂 水 市 地 域 新 エ
とのほか、農家3戸以上の農業者で組織する団
― 74 ―
体で、うち認定農業者が1名以上含まれている
で ご ざ い ま す が 、 こ れ ま で の 長期 に わ た る ブ リ、
こと。また、市内の農業者で組織された農業者
カンパチの魚価低迷、えさの高騰や長引く不況
団体で、受益面積が0.3ヘクタ ール以上であるこ
の影響による消費の落ち込み等もあり、ここ数
となどの採択要件を付しております。
年 で や む な く 倒 産 、 廃 業 が 相 次 ぐ な ど 、 ま た、
補助額につきましては、垂水市農林課の所管
昨 年 11月 に は 大 手 業 者 に よ る ブ リ 、 カ ン パ チ 等
に係る補助金交付規則に基づき実施し、事業に
の大量出荷もあり、魚が売れないなどの状況も
要する 経費の 2分の 1以内とし 、限度額を 100万
あり、厳しい経営環境が続いておると認識して
円以内としております。ただし、水源位置が標
おります。よって、両漁協に対する資金貸し付
高50メー ト ル以上の場合は、 限度額を 200万円以
け を 24年 度 も 継 続 し た い と 考 え て お り ま す 。
内としております。なお、水源を確保できなか
2番目の各水産業者の経営状況を把握してい
っ た 場 合 と 農 業 用 水 機 能 を 有 し て い な い 場 合 は、
る か と の こ と で す が 、 各 水 産 業 者 の 経 営 状 況 は、
対象外としております。
個人情報の関係で、資料として手元にはござい
続きまして、農作業受委託組織の育成につい
ません。しかしながら、漁協で開催されます養
ての御質問につきましても、私のほうからお答
殖業者経営管理協議会及び漁協経営改善検討委
えさせていただきます。
員会において説明がございますので、個人の経
本市の農業は、農業従事者の高齢化や後継者
営 状 況 も 把 握 し て お り ま す 。 え さ や 燃 料 の 高 騰、
不足に加え、小規模農家や兼業農家などが多い
魚価の低迷による経営が厳しい養殖業者もいる
こ と か ら 、 10 年 後 の 本 市 の 農 業 を 考 え ま す と、
こ と は 事 実 で ご ざ い ま す 。 漁 協 で は 、 昨 年 か ら、
その維持・発展が困難になってくるのではない
国 産 の え さ か ら 中 国 産 の え さ に 切 り か え る な ど、
かと懸念しているところでございます。
コストのかからない安心・安全な養殖業に取り
このような状況を踏まえまして、本市の農業
組んでいるところでございます。
を維持・発展させていくためには、認定農家等
3 番 目 の 貸 付 金 回 収 不 能 の お そ れ は な い の か、
の担い手の育成はもちろんのこと、高齢農家や
貸付金回収保全の対策はとられているのかとの
小規模農家の方々に少しでも長く就農していた
こ と で す が 、 水 産 振 興 資 金 貸 付 契 約 書 第 9 条 に、
だくことが大切であり、そのためには、各地域
借受人は償還期限までに返済できない事態とな
に農作業受委託組織を設立していただき、労働
っ た 場 合 、 直 ち に 貸 付 人 に 報 告 す る も の と す る、
力の提供や農業機械購入などの経費削減などに
不 測 の 事 態 に よ り 債 務 を 履 行 で き な い 場 合 は、
努めることが必要であると考えているところで
借 受 人 の 財 産 及 び 連 帯 保 証 人 の 財 産 を 処 分 し、
あります。
借受人の弁済に見立てるものとすると規定して
現在、垂水市におきましては、新城、水之上
おります。
地区に農作業受委託組織が設立されており、市
両 漁 協 と も 、 単 年 度 収 支 22年 度 決 算 で は 、 垂
としましては、この2つの組織の取り組みを足
水 市 漁 協 で 1 億 9,500万 円 、 牛 根 漁 協 で 3,500万
がかりに、他の地域への普及・啓発を行ってま
円 の 事 業 利 益 を 上 げ て お り ま す 。 23年 度 も 同 様
いりたいと考えているところでございます。
の決算見込みであると聞いております。両漁協
以上でございます。
が垂水市との信頼関係を損なうようなことはな
〇 水産課長( 岩元悦郎 ) 感 王 寺 議 員 の 質 問 に
いと信じております。
ついて、お答えいたします。
以上でございます。
まず、両漁協の経営状況についてということ
〇 教育総務課長( 今井文弘) 感王寺議員の 垂
― 75 ―
水高校振興対策についての御質問にお答えいた
21年 4 月 で 39人 、 平 成 22年 4 月 で 34人 、 平 成 23
します。
年 4 月 で 36人 と な っ て お り ま す 。
1 番 目 の 検 定 試 験 補 助 164万 3,000円 の 中 身 に
また、今後9年間の中学校卒業生の動向であ
ついてということでございますので、お答えい
り ま す が 、 今 年 度 が 143人 で 、 平 成 24年 度 で 120
たします。
人 、 25年 度 で 126人 、 26年 度 で 126人 、 27年 度 で
平 成 24年 度 は 、 検 定 試 験 の 受 験 料 の 全 額 補 助
120人 、 28年 度 で 108人 、 29年 度 で 96人 、 30年 度
82万3,000円と 、そ のほ かに 活動支援補助金とし
で 110人 、 31年 度 で 105人 と な る 見 込 み で ご ざ い
て 垂 高 だ よ り の 作 成 ・ 配 布 等 へ の 補 助 金 20万 円
ます。
と 、 部 活 動 等 へ の 支 援 補 助 金 と し て 60万 円 、 合
そ の よ う な こ と か ら し ま す と 、 平 成23年 度 の
わ せ て 164万 3,000円 の 補 助 を 行 う こ と と し て い
卒業生と9年後を比較してみますと、9年後は
るところでございます。
38人 減る と い う よ う な こ と に な る よ う で ご ざ い
なお、補助をいたします検定試験の種類でご
ます。
ざいますが、それには実用英語・数学・日本漢
以上でございます。
字・珠算・電卓・簿記実務・情報処理・家庭科
次に、4番目の直近3年間の就職、進学率と
の食物調理技術・被服製作技術、それと秘書技
その中身について、お答えいたします。
術 検 定 の 10種 類 が ご ざ い ま す 。
直 近 3 年 間 の 就 職 、 進 学 率 で ご ざ い ま す が、
以上でございます。
調 査 を い た し ま し た 結 果 、 平 成 20年 度 か ら 平 成
〇市長(尾脇雅弥) 感王寺議員の今後の予算を
22年 度 ま で 、 就 職 、 進 学 、 そ れ ぞ れ 希 望 し た 生
伴う取り組みの考え方について、お答えをいた
徒全員が就職、進学が決まっております。とい
します。
うことで、就職率、進学率とも100%となってお
現時点では、先ほど教育総務課長が申し上げ
ります。
ましたとおり、検定試験などの補助と部活動な
そ れ で は 、 就 職 の 方 の 中 身 で ご ざ い ま す が、
どや学校のPR活動に対する支援補助に取り組
平 成 20年 度 は 就 職 者 総 数 30人 中 、 県 内 19人 、 県
む こ と と し て お り ま す が 、 今 後に つ き ま し て は、
外 11人 と な っ て お り 、 県 内 就 職 者 の う ち 地 元 垂
これから垂水高校振興支援計画書に基づいた取
水市への就職者が7人となっております。平成
り組みを進めていく中で、新たに予算を必要と
21年 度 は 就 職 者 総 数 21人 中 、 県 内 15人 、 県 外 6
する取り組みが出てくれば、その際は、補正予
人となっており、県内就職者のうち地元垂水市
算等で議会へのお願いをすることはあると思い
内への就職者数は7人となっております。平成
ます。
22年 度 は 就 職 者 総 数 27人 中 、 県 内 18人 、 県 外 9
以上でございます。
人となっており、県内就職者のうち地元垂水市
〇 教育総務課長( 今井文弘) 3 点目の 直近3
内 へ の 就 職 者 数 は 10人 と な っ て お り ま す 。
年間の本市中学生の卒業総数と垂水高校進学者
このようなことから、地元垂水市内への多く
数及び今後9年間の中学校卒業生の動向につい
の生徒が就職しているということも言えると思
て、お答えいたします。
います。
直近3年間の本市の中学生の卒業総数を申し
次に、進学のほうの中身でございますが、平
上げ ます と 、平成20年度が160人、 平成21年度が
成 20年 度 は 全 体 の 50.7% と な る 35人 が 進 学 し て
139人 、 平 成 22年 度 が 141人 で あ り ま す 。
お り 、 進 学 者 の う ち 大 学 、 短 大 へ の 進 学 は 20人
次に、垂水高校進学者数でありますが、平成
で、うち国公立への進学者数は3人で、専門学
― 76 ―
校 へ の 進 学 は 15人 と な っ て お り ま す 。 ま た 、 平
の 県 内 市 町 村 国 保 の 平 均 は 32.7% 、 全 国 平 均 は
成 21年 度 は 全 体 の 50% と な る 25人 が 進 学 し て お
32% と な っ て お り ま す 。 平 成 22年 度 で 見 ま す と、
り 、 進 学 者 の う ち 大 学 、 短 大 へ の 進 学 は 7 人、
本 市 は 40.4% で し た の で 、 県 内 で も か な り よ い
うち国公立への進学者数は1人で、また専門学
結果となっております。
校 へ の 進 学 は 18人 と な っ て お り ま す 。 平 成 22年
御質問の2番目の受診率向上の取り組みにつ
度 は 全 体 の 57.5 % と な る 38 人 が 進 学 し て お り、
いてですが、この健診を実施するに当たり、高
進 学 者 の う ち 、 大 学 、 短 大 へ の 進 学 は 17人 、 う
齢者の医療の確保に関する法律の規定に基づい
ち国公立への進学者数は3人で、また専門学校
て 、 5 年 間 の 特 定 健 診 等 の 実 施 計 画 を 策 定 し、
へ の 進 学 は 21人 と な っ て お り ま す 。
毎年計画目標値を達成するために努力しており
次に、5番目の各小・中学校の危険箇所の対
ます。
策についての御質問にお答えいたします。
受診率向上のために取り組んでいるものとし
新年度予算、小・中学校施設整備費499万3,000
て、市内の全医療機関で自分の都合のよい時間
円の内訳はということでございますが、小学校
に予約して健診を受けていただいたり、平日に
施 設 整 備 費 の 中 の 修 繕 料 199万 3,000円 と 、 工 事
受診できない方のために垂水中央病院で日曜健
請負費290万円、 そ れ と 、中学校施設整備費の 中
診 を 4 回 実 施 し て お り ま す 。 ま た 、 平 成 22年 度
の 修 繕 料 10万 円 を 合 わ せ た も の で ご ざ い ま す。
からは、未受診者対策として、未受診者にアン
小 学 校 施 設 整 備 費 の 修 繕 料 は 199万 3,000円 で
ケ ー ト 調 査 と 脱 漏 者 健 診 を 実 施 し て お り ま す。
あ り ま す が 、 垂 水 小 渡 り 廊 下 、 手 洗 い 場 撤 去、
さ ら に 、 平 成 24 年 度 の 取 り 組 み と し ま し て は、
境小屋上電気ケーブル修繕、牛根小渡り廊下屋
健診の必要性の周知のために、機会あるごとに
根 取 り か え で 、 そ れ と 工 事 請 負 費 の 290万 円 は、
出前講座であるとか、各地区の各種の集会等を
垂水小教室補修、柊原小職員室床張りかえ、協
回っての説明会を実施し、積極的に市民の方々
和小特別教室床補修でございます。中学校施設
に受診勧奨を呼びかけていく予定です。
整 備 費 の 中 の 修 繕 料 10万 円 に つ き ま し て は 、 漏
御 質 問 の 3 番 目 の 受 診 率 65% 未 満 の 場 合 、 後
水等突発的な修繕を見込んでの予算でございま
期 高 齢 者 支 援 金 の ペ ナ ル テ ィ ー が 発 生 す る が、
す。
その場合の試算額についてですが、国は、平成
以上でございます。
20年 度 か ら の こ の 特 定 健 診 を 実 施 す る に 当 た り、
〇 市民課 長( 白木 修文) 感 王 寺 議 員 の 御 質 問
各医療保険者に、受診率等に目標値を定め、5
にお答えします。
年 後 の 平 成 24年 度 の そ の 達 成 率 に 応 じ て 、 後 期
この特定健康診査、特定保健指導は、内臓脂
高 齢 者 支 援 金 を プ ラ ス マ イ ナ ス 10% 加 算 、 減 算
肪型の肥満に着目した生活習慣病の予防のため
するという仕組みにしました。全国の市町村国
に 、 保 健 指 導 を 必 要 と す る 者 を 抽 出 す る 健 診 で、
保 に 課 せ ら れ た 目 標 値 は 、 特 定 健 診 の 実 施 率 65
平 成 20年 度 か ら 各 医 療 保 険 者 に 義 務 づ け ら れ た
% 、 特 定 保 健 指 導 の 実 施 率 45% 、 メ タ ボ リ ッ ク
ものでございます。
シ ン ド ロ ー ム の 該 当 者 予 備 軍 の 減 少 率 10% と い
まず、御質問の1番目のこの健診の受診率に
うものです。
つ い て で す が 、 平 成 20年 度 は 36.6% 、 平 成 21年
仮 に 、 本 市 の 結 果 が 悪 く 10% の 加 算 を 受 け た
度 は 39.3% 、 平 成 22年 度 は 40.4% で 、 平 成 23年
場 合 、 平 成 23年 度 の 後 期 高 齢 者 支 援 金 の 数 値 で
度は、最終結果はまだですが、ほぼ昨年と同程
いき ま すと 、 約2,300万円、 後期高齢者支援金が
度 の 40% ぐ ら い で す 。 こ の 受 診 率 の 平 成 22年 度
増 額さ れ る こ と に な り ま す 。 し か し 、 本 市 の 状
― 77 ―
況からいきますと、これまでの受診率は県内で
う部分で、私はもうちょっと慎重にマスコミ対
も か な り よ い 結果 を 達 成し て お り ま す の で 、 10
応を し て い た だ き た か っ た と い う 部 分 で は 思 っ
%の加算を受けることはないと思われます。
ております。
ま た 、 2 月 24日 に 行 わ れ ま し た 県 の 国 保 主 管
2回目の質問ですけれども、まず、先ほども
課長会で、国の加算、減算の方法はまだ決まっ
ちょっと申しましたけれども、最終処分場の問
て い な い が 、 平 成 22年 度 の 全 国 平 均 が 32% な の
題ですね、県との協議、まだ廃止届、この部分
で 、 平 成 24年 度 は 各 市 町 村 、 40% 達 成 を 目 指 し
に つ い て は 県に 出 し て お り ま せ ん 。 県へ こ こ の
て く だ さ い と の 県 の 助言 も あ り ま し た の で 、 本
部 分を 、 ど の よ う な 形 で 協 議 さ れ た の か 、 し た
市も現在ぎりぎり達成はしていますが、さらな
の か 、 こ の 部分 。 も う 1 点が 、 ジ ャ パ ン フ ァ ー
る受診率向上を目指して取り組んでいきたいと
ム と の 協 議 で す ね 、 こ の 部 分 を な さ れ た の か。
思います。
また、その内容について、お示しください。
〇感王寺耕造議員 それでは、2回目を一問一
また、売電価格ですね、送電線分離、この部
答方式で進めさせていただきます。
分が 徹 底 し な い と ザ イ ス ジ ャ パ ン さ ん も 動け な
ま ず 、 メ ガ ソ ー ラ ー で す け れ ど も 、 冒 頭、 市
い と 、 そ れ は 私 も 重 々 承 知 い た し て お り ま す。
長に厳しいことを言いましたけれども、市長答
また、この売電価格ですね、特に、これはいつ
弁 に ご ざ い ま し た と お り 、 東 北 震災 、 ま た そ れ
ご ろ 決定 す る の か 、 こ れ に つ い て も お 示 し く だ
に伴う原発の問題から、この問題という部分が
さい。
非常に脚光を浴びていると、再生エネルギーに
また、全協の席で、この計画について、高峠
ついてですね。また、京都議定書の部分もござ
で 10ヘ ク タ ー ル の 土地 に 5 か ら 6 メ ガ ワ ッ ト の
い ま す し 、 そ の 達成 も ご ざ い ま す 。 そ う い う こ
施設 を つ く る と い う こ と で ご ざ い ま し た 。 こ れ
とで、マスコミさんが走り過ぎたのかなという
に よ っ て 、 2,500か ら 3,000世 帯 に 給 電 す る ん だ
部分で了解いたしております。
と い う こ と で す ね 。 本 市 の メ リ ッ ト と し て は、
た だ 、 市 長 、 昨 年 の 全 協 で も 出 ま し た と お り、
土地の 使用料が100万円、雇用が1 ~ 2名を 見込
この問題については議員からいろいろな指摘が
めると、また、建設業の方々ですか、この部分
ございました、全協の席でですね。まず、財源
にも仕事を優先的に回していただくような施策
はどうするのか、一般財源からの持ち出しはな
を す る と い う こ と で あ っ た わ け で す け れ ど も、
いのか、また、降灰の影響はないのか、最終処
ただ、1点だけ確認したい部分が、この事業は
分 場 の 問 題で す ね 、 そ れ か ら ジ ャ パ ン フ ァ ー ム
あくまでも営利事業、この会社の営利事業であ
さんの問題、また、耐用年数についてはどうな
るのか、事業者が資金を出して、本市は情報の
のか、耐用年数を過ぎた後の撤去費用について
提供と土地の貸し出しに徹するのか、その部分
はどこが持つのかですね、こういう分でいろい
をまず確認したいと思います。
ろ問題が指摘された部分もございます。
そして、調査報告の部分もあったんですけれ
また、以前水迫市長の部分でございましたバ
ども、もし、最終処分場にも、つくるのであれ
イオマス実験事業ですね、これについても議員
ば 、 ガ ス 発 生の 問 題 が あ り ま す し 、 そ う す る と、
から、一応商工観光課長が、当時の、総括をし
調査費用、もろもろの部分がございます。この
た 、 き ち っ と 結 果が あ っ た と い う こ と は お っ し
部 分 が 営 利 事 業 だ と 私 は と ら え て お り ま す の で、
ゃ っ た ん で す け れ ど も 、 こ の 撤退 の と き の 議 員
そうしますと、この調査費用とか、ガスの調査
か ら 強 い 指摘 が あ っ た と 思 う ん で す ね 。 そ う い
費用 と か 、 こ う い う も ろ も ろ の 分に つ い て は 当
― 78 ―
然ザイスジャパンさんのほうで持つべきものだ
て い る よ う で ご ざ い ま し て 、 こ の こ と も 事 業者
と私は考えて、現時点では認識しているんです
のほうには伝えてございます。
け れ ど も 、 本 市 の 役 割は ど こ か ら ど こ ま で で あ
次に 、 ジ ャ パ ン フ ァ ー ム さ ん と の こ と で ご ざ
るのか、この部分について確認いたしたいと思
いますが、ジャパンファームさんとはこれまで
います。市長でも商工観光課長でも結構ですの
7回ほど協議を行っており、これは簡単な打ち
で、手短にお願いいたします。
合わせから、各部門の代表者を含めた説明会ま
〇市長(尾脇雅弥)まず、詳細の御質問に関
で の 協議 で ご ざ い ま す け れ ど も 、 そ の う ち の 1
しては担当のほうからお答えさせていただきま
回は、市長とジャパンファームの社長と会って
すけれども、経緯について少しだけお話をさせ
いただいて、事業概要の説明をいたしたところ
ていただきます。
でございます。
今 、 感 王 寺 議 員 が 御 指 摘 い た だ い た と お り、
ジ ャ パ ン フ ァ ー ム さ ん と の 協 議 に つ い て は、
前 回 の 全 協 の 中 で お 話 を さ せ て い た だ き ま し た。
細かいことはありますが、大きく2点、協議事
そ の 中 で 、 皆 様 か ら そ れ ぞ れ 懸 念さ れ る こ と に
項がございます。1点目は井戸の水の関係でご
対して御質問があったことは十分承知しており
ざ い ま す 。 井戸 の 水は 、 ジ ャ パ ン フ ァ ー ム さ ん
ますし、答弁として、丁寧、慎重に対応させて
が 鶏 を 生 産 さ れ る と き に 使 わ れ る そ の 水 の 量 に、
い た だ き ま す と い う こ と で お 答え し た よ う に 記
メガソーラーで使う部分が支障にならないかと
憶をしております。基本はその姿勢で全く変わ
いう点でございまして、このことにつきまして
っ て お り ま せ ん で 、 幾 つ か 出 ま し た 懸 案 事 項 を、
は、調査いたしまして、一定量の水を確保でき
まだ売電価格は決まっておりませんので、それ
る と い う こ と を 確 認 い た し ま し た の で 、 報告 い
の以前のできることとして、いろんな課題を解
た し て お り ま す 。 で 、 も う 1 点は 、 こ れ が 一番
消 し て い く と い う 動き を し て お り ま し て 、 近 々
大事な点でございますけれども、防疫体制のこ
皆さんに発表させていただきたいという段取り
とでございます。このことにつきましては、ま
でおります。
だ 実 際 の 協 議 に 入 っ て お り ま せ ん け れ ど も 、 市、
〇 企画課長( 倉岡孝昌) そ れ で は 、 幾 つ か 御
また事業者を入れて、三者で協議をしていくと
質 問 い た だ き ま し た の で 、 お 答え い た し た い と
いうことで話をさせていただいているところで
思います。
ございます。
まず、最終処分場のことでございますが、最
それと、売電価格でございますが、売電価格
終処分場は、面積が7.6ヘクタールほどございま
につきましては、つい最近の報道で、第三者委
す 。 事 業 者か ら は 、 第2 ス テ ッ プ と し て こ れ を
員会の委員が決定したという新聞報道がござい
活用したいので、このことも含めた高峠の全体
ました。その中で、第1回目が近々行われると
的な事業計画でとらえたいというふうに聞いて
い う こ と で ご ざ い ま す が 、 そ の 中 で 、 こ の 価格
おりまして、実際、ここを使うような手だては
決定をするまでには2カ月ほどの議論が必要だ
まだ講じておりません。
と い う ふ う な こ と を 言わ れ て お る よ う で ご ざ い
また、最終処分場を利用いたしますには、最
ま す の で 、 そ の く ら い の 期間 を 要 す る の で は な
終処分場を閉鎖する必要がございますので、そ
いかというふうに考えております。
のためのガスの発生状況や水質の追跡調査、モ
それと、本市の事業の役割でございますけれ
ニ タ リ ン グ 調 査 な ど を す る 必 要 が ご ざ い ま す。
ども、本市は、この事業に当たりまして、土地
その期間は2年以上を要するということになっ
の提供と情報の提供をするということを役割と
― 79 ―
いたしておりまして、事業自体の実施は、実施
ります。
企業のほうでやるということの事業役割になっ
ただ、市長、私思う部分が1点、予算計上し
ております。
ていただいたんですけれども、やはり土地の部
以上でございます。
分ですね、連担的な条件下で効率的な生産がで
〇感王寺耕造議員 3回目に入らせていただき
きるように土地をまとめる必要があると思うん
ます。
で す ね 。 そ う し ま す と 、 こ の 施策 、 ど こ が ど の
御丁寧な答弁をいただきました。また、本市
よ う な 形 で 行っ て い る か と い い ま す と 、 現在 で
の役割について、土地の提供と情報の提供のみ
は 農 林 課 の 農 政 係 の 部 分 も や っ て お り ま す し、
と 、 あ と は す べ て ザ イ ス ジ ャ パ ン さ ん の 子会 社
農業委員会の部分でも取り扱っている部署でご
ですか、この分でやっていくということで、そ
ざいます。
の部分については安心いたしました。
ただし、例えば、営農形態による農地のすみ
ただし、土地使用料の部分ですね、全員協議
分けですね、この地帯は園芸地帯だと、この部
会の部分で、池山議員ですかね、聞かれたとこ
分は露地野菜、この部分は牧草地帯だと、そう
ろ、100万円ほどという部分も聞きましたですね。
い う よ う な す み 分け が で き て な い と 、 ま た 、 農
そ う し ま す と 、 こ れ は 6 ヘ ク タ ー ル を 想定 し た
地 の 交 換 分 合 に よ る 集 積 、 こ の 部 分 が な い と、
価 格 な の か 、 10ヘ ク タ ー ル を 想 定 し た 土 地 使 用
市 長 が せ っ か く い い 事 業 を 導 入 さ れ た と し て も、
料ですね、賃借料なのか、ちょっとわかりませ
な か な か 進ま な い ん じ ゃ な い か と 思っ て お り ま
ん け れ ど も 、 ち ょ っ と 余り に も 安 過 ぎ る ん じ ゃ
す 。 ま た 、 国 の 事 業 を も と に し ま し た 、 今 期、
ないかという部分も考えておりますし、本市の
また本市におきましても国の事業をもとにしま
メ リ ッ ト を 大 き く 確 保す る た め に も 、 ま ず 、 土
した新規就農総合支援事業、また戸別所得補償
地の使用料の適正価格いっぱいをとっていただ
経営安定推進事業ですね、こういう部分が農地
きたいと、そう思います。また、固定資産税に
集積 と か い ろ い ろ ご ざ い ま す し 、 こ の よ う な や
つ い て ど の よ う に す る の か 、 撤去 費 用 に つ い て
っぱりシステムをきちっとつくっていかなきゃ
も 、 先ほ ど の 答 弁 で あ れ ば 、 ザ イ ス ジ ャ パ ン さ
いけない、農地を集める、集積する部分が大事
ん の ほ う が と る と い う こ と で し ょ う け れ ど も、
だと思うんですね。
本市の一般財源について影響がないように、き
時 間 が な い の で 1 点だ け お 伺 い し ま す け れ ど
ち っ と ネ ゴ シ エ ー ト し て い た だ き ま し て 、 大事
も、農業委員会は御承知のとおり、市長部局で
な部分でございますので、尾脇市長、私も応援
はございません。独立した農地行政機関でござ
を し て お り ま す の で 、 頑 張っ て い た だ き た い と
いますけれども、農林課農政係と農業委員会と
思います。
重 な っ て い る 仕 事 が あ る わ け で す ね 。 だ か ら、
続きまして、農業予算について、入らせてい
この部分をやっぱり1つにしまして、より農地
ただきます。
を集積して、今度の新規事業も、こういった国
市 長 枠 で 農 業 用 水 源 確 保 対 策 事 業 、 こ の 部 分、
の事業に基づいた部分もやることが必要だと思
予算計上していただきました。この部分につい
うんですけれども、農業委員会の了承も必要な
て は 、 私 も 2 ~ 3 回 取り 上 げ さ せ て い た だ き ま
ん で す け れ ど も 、 そ の 組 織 再 編 と い い ま す か、
し た し 、 篠原 議 員 か ら も 、 す っ と か せ ん と か と、
その考えはないのか、農地を集積する連担化の
厳しい部分が出たことを覚えております。こう
部分の対策をどう考えておられるのか、市長に
いう形で出していただいて大変感謝いたしてお
お願いいたします。
― 80 ―
〇市長(尾脇雅弥) 感王寺議員の組織再編につ
性化推進施設等整備事業という部分がございま
いての御質問にお答えをいたします。
す 。 こ の 部 分 が 3 分 の 1 の 補 助 と い う こ と で、
農林課と農業委員会事務局との統合につきま
3分の2の補助残があるわけですね。
しては、庶務の一元化、事務の一体的推進に加
そうしますと、例えば水田、水稲を考えてみ
え、水産課や商工観光課との同一フロアの見直
ま す と 、 46型 の コ ン バ イ ン で 700万 円 か ら 800万
しなどについて、以前、行政事務改善委員会で
円ぐ ら い し ま す 。 そ う す る と 、 乾燥 機 も や っ ぱ
検討がなされましたが、法改正により、農業委
り3台ぐらいそろえなきゃいけないと、それで
員会の事務量がふえたことなどにより、農林課
400万 円 、 こ れ で も う 1,200万 円 で す ね 。 そ う す
との事務兼任については、今後改めて担当課の
ると、倉庫も土地も確保しなきゃいけないとい
意見を聞きながら検討していくという結論に至
いますと、3,000万円以上のやっぱりお金がかか
っております。
るわけですよね。国の事業もない、県単事業も
今後の組織再編につきましては、現在、行政
1つしかないという段階で、もし、新城、水之
改革に伴う人員削減や県からの権限移譲等によ
上がこの部分の地域の話し合いがうまくいきま
り仕事量が増加してきている状況を踏まえ、統
して、受委託組織を地域でつくるよといった場
合した場合のメリット、デメリットをしっかり
合、さっき申しました県単事業の部分に上乗せ
見定めて、農林課と農業委員会事務局との統合
しまして、市が単独事業を組んで上乗せすると
のみでなく、全体を通じて検討してまいりたい
か 、 そ う い う 考 え が な い の か 、 市長 に 1 点だ け
と考えております。
お伺いいたします。
以上でございます。
〇市長(尾脇雅弥)今の御質問にお答えいた
〇感王寺耕造議員 農業委員会ともうまく協議
します。
していただきまして、とにかく農地を1カ所に
農作業受委託組織への市単独補助の考えはな
集積することが、やはりこれが経営の効率化に
い か と い う こ と に つ い て の 御 質問 で す け れ ど も、
つ な が り ま す か ら 、 ま た 市 長 が せ っ か く 立ち 上
組織活動に関するソフト面の補助につきまして
げていただいた事業ですから、この部分をしっ
は、現在、本市におきましては、各種生産組織
か り と と ら ま え て い た だ い て 、 協 議し て い た だ
の 活 動 に 対 す る 補 助 は 行 っ て い な い こ と か ら、
きたいと思います。
農作業受委託組織への市単独補助事業について
済 み ま せ ん 、 1 点 だ け 忘 れ て い た ん で す が、
は考えておりません。組織活動などのソフト面
受委託組織ですね、今、新城、水之上で進んで
の補助につきましては、国、県の補助事業があ
おります。県のソフト事業を使って、話し合い
り ま し た ら 、 活 用 し て ま い り た い と 考え て お り
の部分が進められておりまして、実際、新城に
ます。また、機械などの購入などハード面につ
おいては田植え部会ということで、これは県単
きましては、多額な経費を要するため、できる
の む ら づ く り 事 業 の 時 代 か ら 続 い て お り ま す。
だけ県の補助事業を活用していただき、市とし
こ れ を や っ ぱ り 拡 充 し て い く 必 要が あ る と 思 う
ましても、上乗せ助成につきまして検討させて
わけですけれども、ただ、県のほうもソフト事
いただきたいと思います。
業はあるわけですけれども、なかなかハード事
以上でございます。
業がないということで、国はほとんどない状態
〇感王寺耕造議員 ひとつよろしく検討してい
だと、私は認識しております。ただ、県単事業
た だ き ま し て 、 前 向き に 進め て い た だ け れ ば と
で1点だけ、ハード事業として、県農業農村活
思っております。
― 81 ―
時間がございませんので、3番目の垂水、牛
問さ せ て い た だ い て い る わ け で す け れ ど も 、 法
根両漁協に対する2億円の貸付金について、2
的に、私の知っている範囲では、租税公課の部
回目の質問に入らせていただきます。
分に つ い て は 、 こ れ に つ い て は 優先 的 に 、 も し
当然、私も、養殖業という部分につきまして
倒産された場合、回収できるという部分は私は
は本市の基幹産業であり、支援は必要だと考え
わ か っ て お り ま す け れ ど も 、 こ の 貸 付金 が そ の
ております。また、水迫市長時代、グローバル・
部分の公課に当たるのか、この部分を総務課長
オ ー シ ャ ン ・ ワ ー ク ス 等誘 致 し て い た だ き ま し
でも結構ですので、水産課長でも結構です。ま
て 、 尾 脇 市 長 も ブ ル ー ・ ツ ー リ ズ ム を 進 め て、
たちょっと教えてください。
平 成 24年 度 予 算 で も 、 遊 漁 船 登 録 時 の 法 定 備 品
また、水産振興資金貸付契約書9条でという
購入の補助とか、そういう部分で一生懸命やっ
こ と の 話 が あ っ た わ け で す ね 、 水 産 課長 か ら で
ておられますし、また、施政方針でも魚食の普
す ね 。 こ の 部分 で 担 保し て い る と い う こ と な ん
及、六次産業化、また、フェイスブックを活用
で す け れ ど も 、 ま た 一方 、 こ の も と と な っ て お
した有利販売等、取り組んでいくと申されてお
ります垂水市水産振興資金貸付規則の部分です
ります。これを私、評価するとともに、施政方
ね、この部分の7条の部分で、市長は漁協が次
針にもありましたとおり、こうだからできない
の号のいずれかに該当するときは、契約を解除
ではなく、どうすればできるのか、まさしく実
し、既に貸し付けた資金の一部または全部の返
践 さ れ て い る と い う こ と で 、 頑張 っ て い た だ き
還を 命 ず る こ と が で き る と い う 部分 で う た っ て
たいと思います。
あるわけです。その中身につきまして言います
し か し な が ら 、 養 殖 業 を 見 て み ま す と 、 私、
と、規則及び契約に違反したとき、資金を長期
畜産業と似ているなと思う部分があるんですけ
間使用しないとき、その他不当な行為と認めた
れ ど も 、 稚 魚 を 導 入 し て 18カ 月 か ら 20カ 月 で お
と き と い う 部分 し か う た っ て い な い わ け で す ね。
金になると。長期の部分でやはりランニングコ
そ う し ま す と 、 類 似の 部 分 で 、 J A こ う や ま
ス ト 、 運 営 費が か か る わ け で す ね 。 そ う し ま す
農協、この部分が破綻したとき、JA鹿児島き
と 、 18カ 月か ら 20カ 月か か る わ け で す け れ ど も、
もつきが引き受けた、包括継承したわけですけ
導入したと、また、そうしますと、出荷時の魚
れ ど も 、 そ の と き は 、 経 済 連 な い し 全農 、 こ の
価の低迷、またえさの高騰ですね、また赤潮と
部分が一応の資金を出してという部分で救済し
か台風とか自然災害ありますから、計画外の事
た 経 緯 が ご ざ い ま す 。 そ う な っ た 場 合 、 ま ず、
情で一挙に魚価、漁協の経営が逼迫する危険性
一般債権者に、もし漁協が倒産した場合、一般
も私はあると考えております。
債権者に先んじた貸付金の回収、保全の対策が
水産課長は、両漁協の部分も経営状態はいい
私は必要だと思っているわけですね。また、県
から、問題はないと信じておりますということ
漁連ですね、また全漁連の与信ですね、債務保
ですけれども、不慮の事態という部分は、いつ
証 も 私 は 必 要 だ と 思 っ て お る ん で す け れ ど も、
何 ど き 起 こ る か わ か ら ん わ け で す よ 。 水 産 課 長、
この点について、市長ちょっと、水産課長でも
水産課長の仕事は、漁業振興とともに貸付金の
結 構 で す の で 、 一 言 い た だ き た い と 思 い ま す。
回収、この部分も私は大事な部分と思うんです
〇 水産課長( 岩元悦 郎) 感 王 寺 議 員 の 質 問 に
よ 。 2 億 円 で す ね 。 当 初 予 算 が 90億 円 も 満 た な
お答えいたします。
い本市で2億円、これが欠損になったら大変な
まず、不測の事態の担保はあるか、焦げつき
こ と だ と 私は 思 っ て い る か ら 、 こ う い う 形で 質
のおそれはないか、公金である、上部団体との
― 82 ―
協議は、県漁連、県信連、いろいろありました
だから、法的な部分の認識も含めて、万が一
けれども、振興資金の第7条でもうたってあり
ですよ、そういうことがあっちゃいけないんで
ますように、契約に違反したとき、資金を長期
すけれども、いけないんですけれども、もし漁
間使用しないとき、その他不当な行為を認めた
協が倒れた場合、どうやってこの貸付金を回収
と き と あ り ま す け れ ど も 、 今 の と こ ろ 、 規則 に
していくのかという私は問題を指摘しているわ
違 反 す る よ う な 資 金 の 使 い 方 は し て お り ま せ ん。
けですよ。法的な根拠の分も含めて、租税公課
垂水市漁協でいえば、1億円の借り入れ資金と
の公課に当たるのか、一般債権者より先に回収
いったら、3月から6月にかけましてカンパチ
で き る の か と い う 問 題で す ね 。 こ の 部 分 に つ い
の稚魚購入資金に、大体1匹……(「その問題
て は 、 ま た 後日 ち ょ っ と 教え て い た だ き た い と
じゃないですよ。資金回収とその問題を私は聞
思い ま す の で 、 大 き な 額 で ご ざ い ま す の で 、 水
いている」と呼ぶ者あり)
産業は大事だと思いますけど、この分だけはお
もし返済できない場合は、理事9人による連
願いいたしておきたいと思います。
帯保証人の財産を処分し、返済に見立てるとま
続 き ま し て 、 時 間が あ り ま せ ん け れ ど も 、 も
で は な っ て お り ま す け れ ど も 、 そ れ か ら は 文書
う 駆け 足 で 答 弁 は 求 め ず に や っ て ま い り た い と
化 し て い な い の が 事実 で ご ざ い ま す 。 し か し な
思います。
がら、JF鹿児島・漁協・組合長・筆頭理事・
ごめんなさい、1点だけ、垂水高校振興対策
筆頭職員ですか、それと上部団体の県漁連・県
について伺います。
信連・垂水市・農林中央金庫鹿児島がメンバー
現在のところ、検定試験の部分でお金を出さ
となり、養殖業者経営管理委員会及び漁協経営
れ て い る と い う こ と で 、 高校 生の モ チ ベ ー シ ョ
改 善 検 討 委 員 会 を 年 3 回 開 催 し て お り ま し て、
ンを上げる上では、私、結構なことだと思うん
経営状況を監視しております。また、それとは
で す け れ ど も 、 た だ 、 や っ ぱ り 学区 外 か ら 来 ら
別に、両漁協には年間資金繰り計画、月別資金
れ て い る 方も い ら っ し ゃ る わ け で す ね 。 こ の 部
繰りの実績を求めており、組合の経営状況の把
分にも出すということで、同じ生活レベルの方々
握に努めるとともに、危険性を事前に察知でき
でも、やはりよその鹿屋とか鹿児島とか、また
るようにしております。
私 立の 部 分 で や っ て い ら っ し ゃ る 方 も い る ん で
以上でございます。
すね。そうしますと、検定料、垂水市外の方に
〇市長(尾脇雅弥)今、担当課長が答えたよ
も 垂 高 に い れ ば 払 っ て 、 こ の 分 補 助 し て 、 あ と、
うな状況でございますので、それを答弁とさせ
垂水市民であるのに垂高に行かない人は払わな
ていただきたいと思います。
いとなれば、今度は公平性の問題も出てくると
〇感王寺耕造議員 ちょっとお答えを全然いた
思う ん で す が 、 そ の 点 に つ い て だ け 、 1 点 だ け
だ い て い な い ん で す け れ ど も 、 次 の 問題 も あ り
お願いいたしたいと思います。
ますから、1点だけ、実際、一部上場の会社で
〇 教育総務課長( 今井文弘) 感王寺議員の 御
も ど ん ど ん ど ん ど ん 倒 れ て い る の が 現状 な ん で
質問にお答えいたします。
すよ。また、類似団体でも、JA鹿児島きもつ
検定試験の補助とか、先ほど申し上げました
き ( こ う や ま ) だ け で な く て 、 私 の 記 憶 で は、
が 、 補助 を し て い く こ と と し て お り ま す け れ ど
15年 前 か 、 そ の ぐ ら い で す か ね 、 鹿 児 島 の 農 協
も、その点につきまして、市外からの入学者も
も 倒 れ て し ま い ま し た 。 そ う い う 部 分が あ る わ
い る ん じ ゃ な い か と い う と こ ろ で 、 公平 性 と か
けですね。
いう面で御質問がございましたが、確かに言わ
― 83 ―
れ る の は 私も 理 解 を い た し ま す が 、 た だ 、 今 は
終わ ら せ て い た だ き ま す 。 あ り が と う ご ざ い ま
垂水高校をどうして存続させていくかというこ
した。
とが大事でございますので、ここは不公平感と
〇議長(宮迫泰倫)ここで、暫時休憩いたし
いうのもございますけれども、ここはやはり皆
ます。
さ ん に こ こ の 垂 水 高 校を い か に し て P R し て い
次 は 、 2 時 40分 か ら 再 開 い た し ま す 。
く か 、 ま た 、 こ こ が 魅力 あ る 学校 に な る た め の
午 後 2 時 30分 休 憩
行政側の支援として少しでも手助けをしていか
な き ゃ な ら な い ん じ ゃ な い か と い う の が 、 一番
午 後 2 時 40分 開 議
重 要 じ ゃ な い か と い う ふ う に 考 え て お り ま す。
〇議長(宮迫泰倫)休憩前に引き続き会議を
〇感王寺耕造議員 垂高についてはもっと具体
開きます。
的 に お 聞き し た か っ た と こ ろ で あ っ た わ け で す
16番 川 畑 三 郎 議 員 の 質 疑 及 び 質 問 を 許 可 し ま
け れ ど も 、 ま た 次 回 に お 願 い し た い と 思 い ま す。
す。
特定健康診査ですね、特定保健指導というこ
[川畑三郎議員登壇]
とで、今、市民課長のほうから答弁をいただき
〇川畑三郎議員 昨年の桜島の爆発回数は観測
ました。
史上最多の996回と なり 、多く の灰が 冬場には北
全国平均、県平均よりもはるかにいい部分で
西の風に乗り、垂水に降ってきます。今年も噴
頑張っておられるわけですけれども、全国、県
火活動は活発に続いていて、1月は月間最多を
と比べていいわけですけれども、見直しも国の
更新す る172回が 観測さ れ、 54日間連続の 爆発も
ほ う も あ る よ う な 話 も ち ょ っ と お 聞き し て お り
記録されております。噴煙の約7割は、南東に
ます
位置する垂水方面に流れて灰を降らせていると
ただ、やっぱり加算の部分を勝ち取っていく
いう新聞報道であり、垂水市の農作物の被害は
た め に は 、 や っ ぱ り 確実 な も の に し な き ゃ い け
甚大なものがあります。今後も活発な活動がし
ないという部分もございますし、市長、この部
ばらくは続くと予想されております。
分は、市民課の皆様には頑張っていただいてい
千年に一度と言われる東日本大震災発生から
るんですけれども、より以上に受診率が多くな
1 年 に な ろ う と い た し て お り ま す 。 一瞬 に し て
りますように、また、それに伴って確実に加算
多くの生命、財産が奪われました。また、福島
の部分を獲得していくという意味でも、市民課
原発事故の影響もあり、復旧・復興はおくれて
だけに任せるんじゃなくて、全職員に号令をか
いて、いまだに生まれた土地に帰れない人たち
けて、親戚の人・友人・知人、またそういう形
が多くいらっしゃいます。市長は施政方針の中
で 輪 を 広 げ て い た だ い て と 思 っ て お り ま す の で、
で、危機管理体制の整備・強化を図りたいとさ
よろしく指示のほどお願いいたします。
れております。安心・安全なまちづくりのため
平 成 24年 度 も 垂 水 市 が 平 穏 で ご ざ い ま す よ う
の危機管理体制の確立は社会的にも大きく求め
に、また、尾脇市長2期目の大事な挑戦の年で
ら れ て お り ま す 。 具 体 的 な 内 容 と 状 況 に つ い て、
もございます。いろんな事業を出していただい
お知らせください。
て、私たちも協力できる部分は協力してまいり
桜島降灰対策事業と低温被害について。依然
た い と 思 い ま す の で 、 頑張 っ て い た だ き た い と
と し て 活 発 な 活 動 を 続 け て い る 桜 島 で あ り ま す。
思います。
市民生活にも大きな被害を与えており、特に垂
時間がございませんので、これで私の質問を
水 の 農 作 物 へ の 被 害 は 大 き な も の が あ り ま す。
― 84 ―
これまで、降灰対策事業としていろんな面で対
め、その他の市道や集落道においても、要望や
策 を と っ て こ ら れ ま し た 。 こ こ 近年 に な い 爆 発
危険性などを踏まえ、緊急性の高いものから整
回 数 で あ り 、 ど う い っ た 面 で の 被害 が あ っ た の
備を推進するということであります。今年度の
か 、 ま た 、 そ の 対 策は ど う だ っ た の か 、 お 知 ら
事業予定箇所をお知らせください。
せください。
これで、1回目の質問を終わります。
今年度の降灰対策事業についてもお知らせく
〇 総務課長( 山口親志) 川 畑 議 員 の 質 問 に お
ださい。
答えいたします。
また、2月3日、今期一番の寒気と放射冷却
危機管理体制の確立については、東日本大震
の た め 、 鹿 児 島 県 本 土 は 全 18観 測 点 で 氷 点 下 を
災による大きな災害を受け、日本国内の重要な
記録し、垂水市も特産のビワ、キヌサヤ等に大
課題であり、当然ながら、垂水市でも早急な対
きな被害がありました。被害の状況をお知らせ
策を と ら な け れ ば な ら な い と 思っ て お り ま す が、
ください。
現 状で は 、 ハ ー ド 、 ソ フ ト 面 の 整 備 に お い て は、
農林行政について。防災営農対策を初め、多
国、県の力をかりなければ十分な対策をとるこ
くの事業が予算化されております。新規事業も
と が で き な い し 、 ま た 、 自 然 が 相手 で あ り ま す
4事業が予算計上されているようです。その内
こ と か ら 、 対策 も 厳し い も の が あ り ま す 。 し か
容をお知らせください。
しながら、本市の当面の市民の安心・安全のた
防災営農対策も 4,394万円計上さ れて おり ます。
め の 対策 と し ま し て 考 え て お り ま す の が 、 や は
23年度(後刻、91ページの発言により訂正済み)
り 大 雨 、 台 風 等 の 対 策 で あ る と 思 っ て お り ま す。
実 績 と 今 年 度 の 事 業 内 容 も お 知 ら せ く だ さ い。
平 成 19年 度 か ら 危 機 管 理 監 を 設 置 し 、 情 報 収 集
水産行政について。長期にわたるブリ、カン
に努め、その情報において早目の避難等の対策
パチの魚価低迷、えさの高騰や長引く不況の影
を行い、犠牲者ゼロを目指し、各災害対策部の
響により、消費の落ち込み等もあり、依然とし
充 実 を 図 り 、 体 制 の 整 備 を 行 っ て ま い り ま す。
て厳しい経営環境が続いております。一次産業
具体的な内容としましては、やはり避難所に
の柱であります水産業振興が大事であることは
おいて、まず、自主・勧告・指示に基づき、避
言うまでもありません。今年度、どういった水
難の 態勢 を と っ て い き 、 あ わ せ ま し て 、 ま だ ま
産行政を予定されているのか、お知らせくださ
だ満足する施設ではありませんが、職員を配置
い。
し、引き続き体制を整えていきます。
新庁舎建設検討について。私が議員となって
それ以外に、東日本大震災で起きました重要
初めて、新庁舎建設について、公文で触れられ
な災害がありますが、国、県の防災計画等の情
ました。新庁舎は、桜島災害対策本部が設置さ
報、見解等の整理を行い、住民に確かな情報を
れ る な ど 安 心 ・ 安 全 の 拠 点 と な る 施 設 で あ り、
発 信 し て い き た い と 思 っ て お り ま す 。 平 成 23年
老朽化が著しいことから、当面、耐震補強を行
度の予算で作成しております本城川、桜島、標
うとともに、今後、市有施設設置準備基金の積
高のマップについては3月中に策定し、4月に
み立てにより財源確保に努めながら、新庁舎建
関係のある世帯に配布し、各自が置かれている
設も進めていくということが施政方針で示され
状況の確認をしていただき、防災の意識を持っ
ました。その検討内容等をお示しください。
て い た だ き た い と 思 っ て お り ま す 。 配 布 後 は、
市道の整備について。産業及び市民生活を支
住 民 か ら の 問 い 合 わ せ が 相 当 あ る と 思 い ま す が、
える社会基盤となる道路は、引き続き事業を進
自助・共助・公助の説明をし、また、あわせま
― 85 ―
して、住民の方々から情報もいただきたいと思
ン車ベースの車両を1台購入することとしてお
っ て お り ま す 。 防 災 マ ッ プ 作 成が ス タ ー ト だ と
ります。
思っております。
また、桜島降灰防除地域として指定を受けて
5 月 25日 、 26日 は 鹿 児 島 県 総 合 防 災 訓 練 を 垂
おります4市による桜島火山活動対策協議会に
水 市 で 、 昭 和 63年 に 実 施 し て 以 来 、 今 回 、 垂 水
おきましては、毎年国等へ要望活動を行ってお
中央運動公園をメインに実施していただきます
る と こ ろ で ご ざ い ま す け れ ど も 、 24 年 度 に は、
が 、 津 波 ・ 桜 島 爆 発 ・ 地 震 ・ 大 雨 等 を 想 定 し、
新規の要望事項としまして、宅地内降灰除去に
関 係 機 関 ・ 地 元 消 防 団 ・ 住 民 の 協 力 を い た だ き、
おける高齢者や身障者など、弱者負担軽減対策
防 災 意 識 の 高 い こ の 時 期 に 開 催 い た し ま す が、
に係る事項を付記していただくよう、現在、事
訓練内容については現在各機関と調整中であり
務調整中でございます。そのほか、直営により
まして、決定をまだ見ておりません。地元住民
ます公共的施設でありますとか、集落道におけ
の参加を呼びかけて、充実した訓練にしたいと
る降灰除去の継続や、降灰状況や地域ごとの実
思っております。
情に即した、よりきめ細かな作業を推進してい
以上であります。
こうと考えておるところでございます。
〇 土木課長( 深港 渉 ) 桜 島 降 灰 対 策 に 御 質
以上です。
問に、まず、土木課所管についてお答えいたし
〇 農林課 長( 森下 利行) 農 業 関 係 の 降 灰 対 策
ます。
についての御質問にお答えいたします。
被害につきましては、補助事業として行って
桜 島 降 灰 に よ る 平 成 23年 の 農 作 物 の 被 害 額 で
おります降灰の路面清掃及び宅地内の除去事業
あ り ま す が 、 県 へ 報 告 し ま し た 被 害 額 は 7 億 2,
に お け る 23年 中 の 事 業 費 と い う こ と で お 答 え を
250万 円 で 、 前 年 度 比 8.5% の 減 少 に な っ て お り
いたします。
ま す 。 こ れ の 要 因 と し ま し て は 、 平 成 23年 の 爆
国土交通省水管理・国土保全局所管の道路及
発回数は996回で、 確かに過去最多であ りました
び 歩 道 清 掃 事 業 費 が 1,648万 4,000円 で 対 前 年 比
が、降灰量につきましては、前年度と比較して
854万 2,000円 の 増 、 そ れ か ら 都 市 局 所 管 の 宅 地
12.6% の 減少 し た こ と に あ り ま す 。 し か し な が
内 降 灰 除 去 事 業 費 が 2,264万 7,000円 で 対 前 年 比
ら、被害額が前年度より減少したとはいえ、本
284万 6,000円 の 増 と 、 爆 発 回 数 に 比 例 し た よ う
市の重点作物であるサヤインゲン、キヌサヤエ
に 、 い ず れ も 事 業 量が ふ え て い る と こ ろ で ご ざ
ンドウ等の農作物に対する被害は甚大であるこ
います。
とに変わりはないところであります。
対策としましては、先ほどの事業費増に見ら
次 に 、 農 業 面 に お け る 降 灰 対 策 と し ま し て は、
れますとおり、路面につきましては、請負業者
防 災 営 農 対 策 事 業 に よ る 土 壌 等 矯 正 事 業 の ほ か、
への作業指示回数頻度の増、宅地につきまして
ビ ニ ー ル ハ ウ ス や ト ン ネ ル ハ ウ ス な ど の 被 覆施
は、要望による集積場所の増を図っているとと
設等の導入の推進を図っているところでありま
もに、危険防止の観点などから、収集指定日以
す。
外の緊急的収集の指示を行ったりしているとこ
ま た 、 桜 島 の 火 山 活 動 は 依 然 と し て 活 発 で、
ろでございます。
今後も続くことが予想されることから、激甚地
次 に 、 24 年 度 に お け る 降 灰 対 策 と し ま し て、
域であります鹿児島市・霧島市・鹿屋市・垂水
市長公約でもあります路面清掃車の増強という
市の4市で構成しております桜島火山対策協議
ことで、本市の道路事情に最も即している4ト
会を通じまして、防災営農対策事業が円滑に実
― 86 ―
施できるよう、予算枠の確保や年齢制限などの
けて実施しているところでございます。
事業採択要件の緩和等について、国及び県へ要
ま た 、 今 後 の 対 策 に つ い て で ご ざ い ま す が、
望しているところであります。
漁港内の降灰除去は補助制度がないため、財源
続 き ま し て 、 平 成 24年 2 月 3 日 の 寒 害 と 霜 害
確保という観点から、4市で構成する桜島火山
に つ い て で あ り ま す が 、 2 月 2 日夜 半 か ら 3 日
活動対策協議会へ、補助制度の構築をしていた
の明け方まで、気温が氷点下を下回った状態が
だけるよう垂水市として要望をしているところ
続き、また風がなかったことから、低温と霜に
でございます。
お け る 被害 が キ ヌ サ ヤ エ ン ド ウ や ミ エ ン ド ウ ・
なお、その他桜島関連として、軽石除去事業
ソラマメ・ビワ等に発生しております。被害の
を毎年両漁協へ委託し、実施しており、その効
様 相に つ き ま し て は 、 キ ヌ サ ヤ エ ン ド ウ ・ ミ エ
果もあるため、今後の事業の継続及び必要な予
ン ド ウ ・ ソ ラ マ メ に つ き ま し て は 、 低温 と 霜 に
算額の確保と、海上における漂流軽石の効果的
よ っ て 葉 や さ や 等 が 焼 け た 状 態 に な っ て お り、
な回収対策の検討を要望しているところでござ
また、露地ビワにつきましては、現段階ではは
います。
っきりわかりませんが、栽培面積の半分以上が
以上でございます。
低温により種子が黒ずんでいると予想され、実
〇教育総務課長( 今井文弘) そ れ で は 、 学校
が大きくなっても奇形等で商品価値がないと思
関係の降灰対策事業について、お答えいたしま
われます。
す。
このような状況を踏まえ、市・県・農協等と
平 成 23年 度 に つ き ま し て は 、 御 存 じ の と お り
協 議 し た 結 果 、 被 害 額 と し ま し て は 全 体 で 約 5,
に、学校関係は空調設備の設置の工事関係を進
730万 円 と 推 計 し て お り ま す 。
め て ま い り ま し た 。 こ の 事 業 に つ き ま し て は、
以上でございます。
22年 度 か ら 24年 度 実 施 と い う こ と で ご ざ い ま す。
〇 水産課 長( 岩元 悦郎) 水 産 関 係 の 降 灰 対 策
御 存 じ の と お り 、 24年 度 分 を 23年 度 に 前 倒 し で
について、お答えいたします。
実施 す る と い う こ と で 進 め て き て い る と こ ろ で
水産関係におきましても、昨年からことしに
ございます。
かけて、桜島の降灰については心を悩ませてい
それと、これまでは校庭に降り積もった降灰
るところでございます。特に、両漁協では漁協
に つ い て の 、 こ れ が 吹き 上 が ら な い 、 巻 き 上 が
施設用地も広いことから、灰が降ったり、場内
ら な い よ う に と い う こ と で の 防塵 剤 、 そ う い う
にたまった灰が風で舞い上がり、漁港内はもち
ものの購入をして各学校へ配布してきていたと
ろんのこと、漁港に隣接した住家へも影響を及
い う 対策 は 講じ て き て い る と こ ろ で ご ざ い ま す。
ぼしております。
そ れ か ら 、 新 年 度 の 対 策 事 業 で ご ざ い ま す が、
ど う い っ た 対 策 を し て き た か と い う 質 問で ご
これまで、職員やPTA等の奉仕作業でしてき
ざ い ま す が 、 ブ リ 、 カ ン パ チ の 水 揚 げ 漁 港で あ
ておりましたが、松ヶ崎小、協和小、桜島の降
ります県管理の海潟漁協と牛根麓漁協は、出荷
灰の堆積量の非常に多いこの2つの学校につき
時 に 降 灰 に 対 す る 影 響 を 一 番 受 け て い ま す の で、
まして、人力では非常に困難だというふうな状
市 土 木 課 の 環 境 整 備 班 に も お 願 い し 、 去 年 12月
況 で ご ざ い ま し て 、 平 成 24年 度 は 機 械 に よ り 事
に漁協職員も一緒に降灰除去を実施したところ
業 実施 を す る と い う こ と で 予 定 を し て い る と こ
で ご ざ い ま す 。 ま た 、 県 の ほ う へ も お 願 い し、
ろでございます。
路面や側溝清掃をお願いし、1月から2月にか
以上です。
― 87 ―
〇 農林課長( 森下利行) 農 林 課 所 管 に か か わ
が、この事業の内容につきましては、先ほどの
ります新規事業の内容についての御質問にお答
感王寺議員の質問で答弁させていただきました
えいたします。
ので、割愛させていただきます。
新規就農総合支援事業と戸別所得補償経営安
最後に、中山間地域総合整備事業でございま
定推進事業は、国が示した、我が国の食と農林
すが、農業生産基盤の整備や生活環境基盤を県
漁業の再生のための基本方針、行動計画に基づ
営 事 業 と し て 平 成 24年 度 か ら 平 成 28年 度 の 5 カ
く新規事業であります。
年間で実施するものであります。
まず、新規就農総合支援事業の内容でありま
事 業 の 主 な も の は 、 農 業 生 産 基 盤 整 備 と し て、
すが、青年の就農意欲の喚起と就農後の定着を
農業用用排水施設整備が5路線、パイプライン
図るため、就農前の研修時間の準備型と、経営
が約3,600メー トル 、 取水堰が 17カ 所、 農道整備
が不安定な就農直後の所得を確保するための経
が 14路 線 、 圃 場 整 備 が 1 団 地 と な っ て お り ま す。
営開始型の2つに分かれて給付金が支給される
また、農業生活環境基盤整備としましては、集
ものであります。準備型につきましては、県立
落道整備が9路線、集落排水施設整備が3路線
農業大学校等の農業経営者育成教育機関・先進
で、集落防災安全施設整備として、防火水槽が
農家・先進農業法人で研修を受けた場合で、原
8基とな っておりま す。総事業費は10億3,900万
則 と し て 45歳 未 満 で 就 農 す る 者 に 対 し 、 最 長 2
円 で 、 補 助 率 は 国 が 55% 、 県 が 30% で 、 市 の 負
年間、研修期間中につ い て、 年間150万円が県か
担 率 は 15% と な っ て お り ま す 。
ら 支 給 さ れ ま す 。 経 営 開 始 型 に つ き ま し て は、
続きまして、防災営農対策事業についての御
市が作成します地域農業マスタープランに位置
質問にお答えいたします。
づ け ら れ て い る も の で 、 原 則 45歳 未 満 の 独 立 自
平 成 23年 度 の 実 施 事 業 で ご ざ い ま す が 、 降 灰
営就農者につ いて、最長5年間、市から年間150
による農地の酸性化や土壌の団粒化を軽減する
万 円 を 支 給 す る も の で あ り 、 対 象 者 は 平 成 20年
ための土壌等矯正事業につきましては、受益戸
度以降就農された方々となっております。ただ
数 が 78戸 、 受 益 面 積 が 約 45ヘ ク タ ー ル で 、 事 業
し、市等が適切な就農をしていないと判断した
量 と し ま し て は 、 苦 土 石 灰 が 約 16.6ト ン 、 バ ー
場合は支給を打ち切り、また、前年度の所得が
ク 堆 肥 が 約 68ト ン で 、 事 業 費 は 206万 2,000円 と
250万円以上ある場合は支給し ないこととなって
なっております。
おります。
ビニールハウス等の野菜被覆施設につきまし
続きまして、戸別所得補償経営安定推進事業
て は 、 従 来 の 大 型 ビ ニ ー ル ハ ウ ス が 3 組 合 で、
の内容でありますが、農業の競争力、体力強化
受益戸数が 13戸、 受益面積が 9,932平米で 、 事業
を図るため、意欲ある関係者を含め、集落ある
費 が 1 億 502万 1,000円 と な っ て お り ま す 。
いは地域ごとの話し合いの中で、今後の地域の
ま た 、 平 成 22年 度 よ り 任 意 組 合 で の 導 入 が 可
中心となる経営体への農地集積や分散した農地
能と な り ま し た ト ン ネ ル ハ ウ ス が 2 組 合 で 、 受
の連担化が円滑に進むよう、これに協力する者
益戸数が 6 戸、 受益面積が 5,108平米で 、 事業費
に対し、農地集積協力金として支援が行われま
は 690万 9,000円 で 、 野 菜 被 覆 施 設 の 総 事 業 と し
す。この事業の実施に当たりましては、市にお
ま し て は 、 1 億 1,193万 円 と な っ て お り ま す 。
いて、地域ごとの地域農業マスタープランの作
果樹につきましては、「不知火」などの被覆
成が必要であります。
施設が1組合で、受益戸数が3戸、受益面積が
次に、農業用水源確保対策事業でございます
4,261平米で 、 事業費は 3,985万8,000円と なっ て
― 88 ―
おります。
パチ、ブリなどの販売促進の支援をしてまいり
続 き ま し て 、 平 成 24年 度 の 事 業 予 定 で ご ざ い
ます。
ますが、土壌等矯正事業につきましては、受益
次に、体験型教育旅行を推進するため、新た
戸数が 100戸、 受益面積が50ヘク タ ール 、事業費
に遊漁船登録を行う方に対する法定備品購入の
が 342万 5,000円 、 野 菜 被 覆 施 設 に つ き ま し て は、
補助を新設するとともに、リーフレットを作成
ト ン ネ ル ハ ウ ス が 6 組 合 の 受 益 戸 数 が 31戸 、 受
し、漁協と連携して、修学旅行生の誘致活動に
益 面 積 が 約 2.4ヘ ク タ ー ル 、 事 業 費 が 2,531万 7,
努めてまいります。加えて、水産物のPRや魚
000円 を 見 込 ん で お り ま す 。
食普及にもつなげてまいります。
また、飼料作物確保事業として、トラクター
次 に 、 つ く り 育 て る 漁 業 の 一 環 と し て 、 23年
やカッティングロールベーラーやラッピングマ
度に引き続き、藻場礁の設置に努め、豊かな海
シンなどの収穫調整機械の導入が1組合で、受
づくりパイロット事業により、ヒラメ・マダイ・
益 戸 数 が 4 戸 、 受 益 面 積 が 12.7 ヘ ク タ ー ル で、
カサゴを牛根及び垂水市漁協管内にそれぞれ放
事 業 費 と し ま し て は 、 1,479万 6,000円 を 見 込 ん
流しまして、漁船漁業の振興も図ってまいりま
でおります。
す。
平 成 24 年 度 は 、 た だ い ま 申 し ま し た と お り、
次に、養殖漁業を取り巻く環境は依然として
土壌等矯正事業、野菜安定対策事業、飼料作物
厳しいことから、両漁協とも資金繰りに苦慮し
確保対策事業の導入を計画し、防災営農対策事
ており、漁協経営の安定と養殖漁業振興策のた
業 の 全 体 の 予 算 と し ま し て 、 4,353万 8,000円 を
めに、資金貸し付けも継続したいと考えており
予算計上させていただいております。
ます。
以上でございます。
次に、中小漁業者が漁業経営に必要な資金を
〇 水産課長( 岩元悦郎) 川 畑 議 員 の 質 問 に お
金融機関から融資を受けやすくするために、昨
答えいたします。
年 度 に 引 き 続 き 、 24年 度 も 鹿 児 島 県 漁 業 信 用 基
水産業は、農業と並びます垂水市の基幹産業
金協会への出資を行います。
で ご ざ い ま す 。 長期 に わ た る ブ リ 、 カ ン パ チ の
次に、漁港建設費でございますが、県管理漁
魚価低迷、えさの高騰、長引く不況による消費
港 の 海 潟 漁 港 に つ き ま し て は 、 23年 度 に 引 き 続
の落ち込みにより、両漁協とも依然として厳し
き、道路や防波堤の整備を実施し、牛根麓漁協
い状況になっております。そのような中で、人
におきましては、いよいよ浮き防波堤の工事に
件費の抑制はもとより、中国産冷凍餌料を仕入
着手いたします。
れたり、生産原価の削減等により、漁業経営安
次 に 、 漁 場 の 環 境 を よ く す る た め に 、 23年 度
定化のためコスト削減に鋭意努力しているとこ
に引き続き、桜島から流れ出す軽石等の除去作
ろでございます。
業を実施し、また、垂水市沿岸に存する藻場及
そ こ で 、 平 成 24年 度 の 水 産 業 関 係 の 主 な 取 り
び干潟の維持回復に努めてまいります。
組みについて、お知らせいたします。
以上で、水産関係の主な事業についての説明
まず、水産振興関係では、水産物の販路拡大
を終わります。
や消費拡大を図るために、関西等で開催される
〇 財政課長( 北迫睦 男) 新 庁 舎 建 設 検 討 に つ
水産物商談会でのPR・販売活動や、イオン九
いての御質問にお答えします。
州福岡店で開催される鹿児島うまいものフェア
実は、2月1日付で庁舎建設等庁内検討委員
物産展での販売促進活動を行い、両漁協のカン
会設置要綱を手交し、先般、第1回の会議を行
― 89 ―
ったところでございます。
なお、両路線とも、基本的構造は年次的な施
検討委員会の設置目的は、庁舎等の老朽化に
工延長を延ばし、早期の完成を図る目的や、通
対応した施設の改修、増改築または新庁舎の建
行量等を 考慮し、 1.5車線的で 歩道なし とし 、総
設に関し、必要な事項を調査及び検討するため
体的には地域の振興会長でありますとか、建設
設置したものでございます。所掌事項といたし
推進委員会等の承諾をいただいているところで
まして、庁舎建設等により、市民サービス機能
ございます。
の充実及び事務効率の向上を図るため、庁舎建
維持工事的事業につきましては、年次的に継
設等の基本構想策定に関すること、庁舎建設等
続して実施しております大野地区の田地明垂桜
の事業化の立案に関すること、庁舎等の有効活
線及び牛根地区の高野2号線、岳野4号線の舗
用及び市民の利便性の確保・向上、その他庁舎
装工の主体工事、海潟地区の小浜大浜線の側溝
建設等に関することとしております。
改修、新城地区横間田平線の舗装工、新規事業
第1回の会議におきましては、庁内検討委員
としましては、政策調整枠として市長プレゼン
会設置要綱と市有施設整備基金の条例案につい
へ 計 上 し ま し た 新 し い 垂 水 づ く り 事 業 の 中 で、
ての報告と、その他、今後検討の必要となって
協和小学校周辺の和田飛岡線改修、中央地区敷
くる参考資料等について説明を行い、情報共有
根町の小川菓子店から南へ入る敷根町中洲線の
と共通認識を図ったところでございます。
側溝改修、中市木集落道の舗装工、瀬戸山線の
今後は、この検討委員会を中心に協議してま
トンネルから馬込地区への急勾配区間におけま
いりますので、役割が非常に重要になってくる
すスピード抑制のための路面標示等を計画して
と思っております。
おります。
これまで、本市の財政状況等からなかなか踏
その他、ポイント的な整備としましては、振
み出せなかった新庁舎建設計画への糸口と考え
興会要望等に係る危険度の高い箇所の整備を図
ておりますので、議会の皆様の御理解、御協力
ってまいります。
を賜りたいと考えております。
以上でございます。
〇 土木課長( 深港 渉) 最 後 6 点 目 の 24年 度
〇川畑三郎議員 それでは、一括方式でお願い
におけます市道等の整備計画について、お答え
いたします。
いたします。
順 を 追 っ て 、 2 回 目 に 入 り た い と 思 い ま す。
予算的に改良事業と維持的事業に分け、計上
まず、危機管理体制についてであります。
しておりますので、事業項目ごとにお答えいた
今、総務課長のほうから丁寧に説明がござい
します。
ま し た け れ ど も 、 こ の 件 に つ い て は 、 先 日の 総
まず、改良事業としましては、継続的に推進
務文教委員会でも一部議論をされたような気が
しております内ノ野線と元垂水原田線の2路線
いたします。
を施行することとしております。内ノ野線につ
この危機管理体制の分ですけれども、昨年の
きましては、追神川にかかる第2追神橋下部工
東日本の大震災から大いに注目される、私は体
の施工、元垂水原田線につきましては、今年度
制の整備が必要ではないかと思っているところ
末までで県道から野久妻地区までが完了します
です。今、説明がありましたように、垂水の場
ことから、新たに2期地区としまして、元垂水
合は、大雨、台風の対策が今のところは主であ
国道交差点から 市木方面へ約400メ ート ル の施工
り ま す け れ ど も 、 想 定外 の こ と が 起 こ る と い う
を計画しております。
ようなことで、津波対策も大事ではないかとい
― 90 ―
うふうに思っているところです。
き た い と 思う ん で す が 、 そ の 辺は い か が で し ょ
管理監も今度、かわられました。前の管理監
うか。
がやめられる前に、標高板の設置とか、標高の
それと、水路内の降灰の除去ですね。それと
表示についていろいろ言われまして、私が最後
護岸の除去とか、国道の側溝の砂の、灰の除去
の お 土 産と し て こ れ を ど う に か い た し ま す と い
と か 、 そ う い っ た 面の 対 策は ど う さ れ て い く の
う よ う な お 話を 聞 い た わ け で す け れ ど も 、 先 ほ
か 、 そ こ ら 辺を ち ょ っ と お 知 ら せ い た だ き た い
どの総務委員会でもこれは説明は受けたわけで
と思います。
すけれども、この標高板の設置や電柱等の標高
農林については、一応説明をお受けいたしま
表示について、再度御説明をお願いいたしたい
した。これは、降灰対策については、この後の
と思います。
防災営農対策について、また質問していきたい
次に、桜島降灰対策事業であります。降灰は
と思います。
割と少なかったというような、全体的に情報で
水産のほうの被害ですけれども、特に降灰の
ありましたけれども、爆発回数は相当なものだ
多い海潟漁協の周辺は、広場が大変広いもんで
っ た と い う こ と で す 。 こ の 降 灰に お き ま し て も、
す か ら 、 北 の 風 が 吹 け ば も う 灰 が 舞 い 上 が っ て、
地域によって大分違うと思います。先ほどの土
もう本当に付近の住民に大きな被害を与えてい
木課長の説明の中で、昨年よりも降灰の、宅地
る状況です。里道とか道路よりも、漁協の近く
内とかそういった面の降灰の量は相当多くなっ
の広場が物すごい被害を受けているわけでござ
て い る と い う お 話を し ま し た 。 そ う い っ た 中で、
います。こういった面も、今後、独自の事業で
地 域 に よ っ て は 水 路 内 に ま た 灰 が 集 中 し た り、
も資金を出していただいて、早目にこういう面
ま た こ れ か ら そ う い っ た 面 も 大事 に 砂 を と っ て
も 対 応し て 、 私 は 、 い か な け れ ば な ら な い の か
い か な け れ ば 、 私は な ら な い か と 思っ て い る と
なと思うんですけれども、今後、県の降灰事業
ころです。
の 対策 事 業 で お 願 い は し て い く と い う こ と で す
ロ ー ド ス イ ー パ ー が い ろ ん な 、 こ と し は 何回
けれども、ぜひこれも早目に市単独でもこうい
も出動していただきまして、私は海潟地区なん
う 事業 を 私 は 取 り 入 れ て い っ て も ら い た い な と
ですけれども、集落道や歩道とか、いろんな面
思いますので、今後、これについては要望して
で 活 躍 し て も ら っ た わ け で す け れ ど も 、 た だ、
いきたいと思います。
集 落 道 で も 、 ま だ ロ ー ド ス イ ー パ ー が 入 る 中 で、
降灰対策については、いろいろな事業を各課
事業の関係で灰をとっていないと、ロードスイー
で も さ れ て い る と 思 い ま す 。 教 育 委 員 会 も 今、
パ ー が 中に 入っ て と っ て い な い と い う と こ ろ が
説明があったとおり、今年度は松ヶ崎小と協和
多数、私はあったんじゃないかと思います。そ
小にまた独自の降灰の除去をするということで
う い っ た 関 係 の 集 落 か ら も 、 そ う い っ た 面 も、
すので、子供に支障がないように、ひとつ教育
なぜとってくれないのかなというお話を聞いた
委 員会 な ど で も 取 り 組 ん で い た だ き た い と い う
りいたしました。
ことをお願いしていきたいと思います。
今後、今からはちょっと降灰量も少なくなる
次に、農林行政にいきたいと思います。
わ け で す け れ ど も 、 今後 の 対 策と い た し ま し て、
先 ほ ど の 私 の 質 問 の 中 で 、 私 が 22年 度 と 言 っ
そういった面の集落道でとれなかった分の状況
たような気がいたしますね。防災営農対策事業
を、今後、全体的に見直して、降灰の多い地域
の 中 で 、 22年 度 の 実 績 と 言 っ た よ う な 気 が し ま
にはそういうロードスイーパーを入れていただ
す け ど 、 こ れ は 23年 度 実 績 と 思 い ま す の で 、 変
― 91 ―
更 を お 願 い い た し た い と 思 い ま す 。 ( 85ペ ー ジ
桜島の灰もですけれども、低温の被害もことし
で訂正済み)
はありまして、大きな被害を私はこうむったと
新 規 事 業 で 上 げ て い っ た わ け で す け れ ど も、
思います。その中で、去年、おととしから取り
大変いい事業が国のほうで持っていただきまし
組ん で い る ト ン ネ ル ハ ウ ス の キ ヌ サ ヤ の 分 で す
て、農業をする人たちにはありがたいなとは思
ね、ことしはその分が場所によっては大変被害
っております。民主党になってから大変お金回
を 受 け な か っ た と い う 状 況も あ る よ う で す 。 で
り が よ く て 、 本 当に よ く ば ら ま い て く れ る な と
きたら、やっぱりこういう面も積極的に取り入
い う こ と で 、 感 心 し た り し て い る と こ ろ で す。
れていってもらうように、補助事業率も高いわ
特に、この垂水市などは一次産業の盛んなとこ
けですから、こういう面も積極的に農林行政に
ろで、農業に対しては大変ありがたいと思って
生か し て い た だ き た い な と 思 い ま す の で 、 引き
おります。
続き、防災営農対策事業については頑張ってい
今、農林課長から説明がございました新規就
ただきたいと要望していきたいと思います。
農総合支援事業、これも準備型と経営開始型と
水産行政についてです。
い う こ と が あ り ま し て 、 そ れ に よ れ ば 、 1 年に
これも農林と一緒に大きな、垂水市の一次産
150万円の補助がもらえるということで、これは
業の柱でもあります。水産課長が説明する中で
本当に農家にとっては大変ありがたいことだな
いつも、長期にわたるブリ、カンパチの魚価低
と私は思っております。今度の予算で、この事
迷、えさの高騰やということが出てきます。私
業で予算が組んでありますけれども、何人かは
もこの言葉を使うわけですけれども、なかなか
予定されていると私は思います。この事業の今
こ れ か ら 逃 れ る こ と が な い 言 葉 で あ り ま し て、
年度の見込みをひとつお知らせいただきたいと
で き れ ば 、 ブ リ 、 カ ン パ チ の 魚価 が 上が っ て と
思います。
い う よ う な 、 こ う い う 文 句が 出て く れ ば あ り が
それと、先ほど感王寺議員が質問いたしまし
た い が な と 思 う わ け で す け れ ど も 、 今、 両 漁 協
た農業用水源確保対策事業、これは市の単独だ
も大変魚価が低迷して、大変苦しい状況である
ということで、大変いい事業ではないかと私は
ということは、市長もですし、水産課長もよく
思 っ て お り ま す の で 、 こ れ も 幅 広く 、 い い 結 果
知っていらっしゃると。さっきの感王寺議員の
が で き る よ う に 、 こ の 事業 を 進め て い っ て も ら
質問 の 中 で も そ う い う こ と が あ り ま し た 。 こ れ
いたいと思います。
は本当に心配しての感王寺議員の、私は質問事
中山間地域総合整備事業、これが今後の、私
項であって、本当に何が起こるかわからないわ
は、垂水市の農業のために大変ありがたい事業
けですから、そういった面ではしっかりとした
だ と 思 い ま す 。 総 額 で 平 成 24年 か ら 28年 の 5 カ
対応 を し て い か な け れ ば な ら な い と 思っ て お り
年で10億3,900万円と いうよう な事業費に なるわ
ます。
け で あ り ま し て 、 こ の 事 業 が 実 施 さ れ ま す と、
そういった中で、先日も垂水市漁協のほうで
各地区は大変ありがたいなと思います。パイプ
市長 の ほ う に い ろ ん な 面 で お 願 い が あ っ た と い
ラインとか道路の整備とか圃場整備とかありま
う こ と も 、 私も そ れ は 後 で 聞 い た わ け で す け れ
すけれども、この事業の内訳について、もう少
ど も 、 昨 年 も 11月 で す か 、 い ろ ん な 面 で 私 も 一
しちょっと説明をいただきたいと思います。
緒に市長にもお願いに行ったりして、損失補償
次に、防災営農対策事業については、説明が
も お 願い も 行き ま し た け れ ど も 、 な か な か 難し
今年度の事業もありました。1つ、異常気象で
い と い う よ う な 状 況だ っ た と 思っ て お り ま す け
― 92 ―
れども、また再度、今度お願いに来られたとい
は終わりたいと思います。
うことを聞きました。その内容ですかね、内容
以上で、2回目を終わります。
と市としての対応はどうであったのか、そこら
〇 総務課長( 山口親志) 川 畑 議 員 の 2 回 目 の
辺を1つ、御説明を課長のほうにお願いいたし
質問にお答えいたします。
たいと思います。
危 機 管 理 体 制 の 中 で 、 平 成 24年 度 に 計 画 し て
次 に 、 新 庁 舎 建 設 検 討 に つ い て で あ り ま す。
おります電柱等への標高表示についてでありま
大 変 、 今 度 の 施 政 方 針 を 見 て 、 私 は 、 あ あ、
すが、国道沿い及び県道、市道沿いの電柱に5・
こ う い う こ と も 本 当に 考え な け れ ば い け な い な
10・ 15メ ー ト ル の 高 さ を 目 印 に な る 形 で 色 を つ
と、私は考えました。長いこの庁舎で本当に私
けて設置していきたいと計画しており、国土交
も、古い庁舎で、今後どっかでかこの対応もし
通省、九電等とも協議をしていきたいと思って
て い か な け れ ば な ら な い と い う こ と も 考え て お
おります。このことも先ほどから申し上げてお
りましたけれども、今回、施政方針でそういう
りますいろんな災害を想定しての市民への啓発
方向で一応市長のほうで触れられたということ
と考えております。
は、大変私はいいことだと思っております。
安心・安全については、 100%の対応で十分で
先日の総務委員会でも、それに関する市有施
あ る と い う こ と は 決し て あ り ま せ ん が 、 行 政を
設整備基金の設置、管理及び処分に関する条例
行う中での最重要課題であることは認識をして
案も提案されまして、皆さんの賛同をいただい
おります。このような事業も含めまして、情報
たわけですけれども、ここではいろんな面で事
収 集 ・ 情 報 発 信 ・ 避 難 等 を 含 め た 早 急 な 体 制、
業を、基金をためてやっていくということです
要援護者・高齢者対策、防災に対する意識づけ
けれども、最終的にはこの基金が新庁舎建設に
等、課題は相当ありますが、先ほども申し上げ
結びついていくというようなお話でもありまし
ましたとおり、犠牲者ゼロを目指し、取り組ん
た。今後、積み立てをたくさんして、いつかは
でいかなければならないと思っております。
この新庁舎も移転するか、ここに建てかえるか
以上であります。
という議論になってこなければならないかと思
〇 土木課長( 深港 渉) 集 落 道 な ど の 降 灰 除
います。ですから、この条例案も委員会でも説
去対策について、お答えいたします。
明 を 受 け た わ け で す け れ ど も 、 こ の 基 金 設 置、
本市におけます降灰除去事業は、基本的に国
管理及び処分に関する条例案について、その位
庫補助事業として推進していますことは、御案
置づけ、今後の状況というのを1つ、説明をし
内の と お り で ご ざ い ま す 。 し た が い ま し て 、 道
ていただければと思います。
路降灰除去事業の対象となるのは、道路法でい
市道の整備については、土木課長から丁寧に
う市道のみであり、現状におきましては、御指
説明していただきまして、振興会長さんからも
摘 の 集 落 道 な ど は 請 負 に よ る 業 者 発 注 で は な く、
お願いのある道路とか、いろんなやる場所もあ
主体的に直営の環境整備班で対応しているとこ
る で し ょ う け れ ど も 、 23年 度 内で や る と お っ し
ろでございます。
ゃ っ た 部 分 も 、 今 の 説 明 を 聞 き ま す と 、 24年 度
し か し な が ら 、 御 指 摘 の と お り 、 小ま め な 対
にやるというようなお話でありましたので、地
応とは言いがたいところではございます。
域 の 方々 は 待っ て い ら っ し ゃ い ま す の で 、 な る
ま た 、 降 灰 量 が ふ え て い る 現 状 も あ り ま し て、
べく住民に目の行き届いた事業をしていただく
市民生活の安定という観点からは、市道に限ら
ように土木課長にお願いして、この点について
ず、集落道等も同様に行う必要がありますこと
― 93 ―
か ら 、 24年 度 予 算 に は 、 補 助 対 象 以 外 の 路 線 へ
歩行困難も現に発生していますことから、現在
の対応ということで、緊急的な業者への発注を
施工中の特に排水の悪い、しかも降灰のたまり
考慮しまして、重機借上料を新規に計上してい
やすい、江洋館の下の護岸でございますけれど
るところでございます。
も、その対策を要望、協議しましたところ、改
そ れ か ら 、 側 溝 清 掃に つ い て で ご ざ い ま す け
善 の 方 策 を 検 討 し て い た だ く こ と に な り ま し た。
れども、この側溝清掃につきましては、補助事
今後も、この県事業におきましては排水対策
業での採択基準が、側溝断面高さの3分の1以
についても十分考慮していただくよう、引き続
上 の 部 分 の み が そ の 対 象 と な る と い う こ と で、
き 要 望 し て ま い る と と も に 、 市 と し ま し て も、
非常に厳しく、降灰量が多いとはいえ、ほとん
排水のための穴あけでありますとか、軽度な対
ど が そ の 基準 に 該 当 し て お り ま せ ん 。 し た が い
策への早急な対応、あるいは小まめな降灰除去
まして、単独事業として取り組んでまいること
に努めてまいりたいと考えております。
としております。
〇 農林課長( 森下利行) 川 畑 議 員 の 2 回 目 の
しかしながら、その作業は人力に係る部分が
質問にお答えします。
多く、事業単価が高うございますので、降灰量
新規就農総合支援事業をどのように見込んで
の 多 い 地 区 の 中 で 、 そ の 量 等 を 把 握 し ま し て、
い る か と い う こ と で あ り ま す が 、 先 ほ ど も 説明
部分的にでも実施してまいります。
申 し 上 げ ま し た と お り 、 新 規 就 農 者 は 、 平 成 20
次に、護岸道路の対策について、お答えいた
年 度 以 降 就 農 さ れ た 方 も 対 象 に な る こ と か ら、
します。
現 在 、 市 が 把 握 し て い る の は 6 人 で あ り ま す が、
提起されております護岸道路は、本来、海岸
今後実施します地元説明会等で地域の方々に対
護岸施設の一部とされ、一般的に言う道路では
象 者が い な い か 聞 く な ど し て 、 漏 れ た 人 が な い
な い も の の 、 市 民に お か れ ま し て は 、 か ね て よ
よう努めてまいりたいと思います。
り生活道路として利活用されている現状と言え
次 に 、 平 成 24年 度 の 中 山 間 地 域 総 合 整 備 事 業
ます。特に、降灰量の多い海潟地区におきまし
の事業内訳につきましては、実施設計に伴う委
ては、排水の悪い箇所の降灰堆積がかさみ、ま
託料の負担金でございます。また、この事業の
すます排水が悪くなるなど、悪循環と言える状
県等の事業採択につきましては、地権者の同意
況にあり、特に雨天時の歩行に支障を来してい
が 必要 と な っ て く る わ け で あ り ま す が 、 土 地 改
るようでございます。
良法に基づく地権者の同意は3分の2以上とな
現在、海潟地区におきましても、市構想のし
っておりますが、垂水市におきましては、土地
おかぜ街道として、県の魅力ある観光地づくり
改良区の役員の方々の協力により、農業用用排
事業でこの護岸道路の整備を行っていただいて
水 施 設 整 備 が 94.4% 、 農 道 整 備 が 93.9% 、 区 画
おりますところでございますが、整備済みの地
整 備 に お き ま し て は 98.6% の 同 意 を 得 る こ と が
区におきましても、排水についての改善が見ら
できました。土地改良区の役員の方々には本当
れないとの指摘を受けており、施工主体の県も
に感謝しているところでございます。
認識されているところではございます。
以上でございます。
本来この事業では、遊歩道的な舗装面の改善
〇 水産課長( 岩元悦郎) 川 畑 議 員 の 質 問 に お
を主目的としており、抜本的な排水対策は行え
答えいたします。
ないものとなっております。しかしながら、遊
垂水市漁協との協議内容とのことですが、ま
歩道的整備とされていながら、たまり水による
ず は 23年 11月 21日 、 組 合 長 ほ か 理 事 2 名 と 職 員
― 94 ―
2名、計5名、市長室を訪問されました。その
特に、耐震性に乏しく、急がなければならな
とき、水産課長と財政課長も同席し、組合長か
い新庁舎の建設や、公民館等の耐震化事業の財
ら魚が全く売れない、近年になく経営が苦しい
源としての活用も大きな問題として考えている
とのことで、運転資金として5億円必要、それ
ところでございます。
には市に損失補償をお願いしたいとのことでし
ま た 、 今 後 の 状 況 で ご ざ い ま す が 、 平 成 21年
た。ただ、そのときは口頭のみで、文書での説
度から橋梁の長寿命化のための調査を実施して
明資料もなく、市長のほうから、もう一度経営
おります。来年度は、市営住宅等の長寿命化の
見直しなど資料を作成し、後日水産課と協議し
た め の 調 査を 予 定 し て い る と こ ろ で あ り ま し て、
てくださいとのことでした。
さらに今後は、港湾・漁港・道路などインフラ
そ の 後 、 事 務 的 な 協 議 を 2 回 ほ ど し た 後 、 24
の長寿命化のための調査も実施し、しっかりと
年 2 月 13 日 、 組 合 長 ほ か 理 事 2 名 と 職 員 3 名、
した年次計画を立てて、早目早目の対応を図っ
計6名が市長室を再度訪問され、そのときも水
ていかなければならないと考えております。
産課長、財政課長も同席し、漁協の経営状況説
先ほど申し上げました現庁舎や公民館等の耐
明の後、組合長から改めて、中国産冷凍餌料等
震補強、また学校施設の長寿命化対策、膨大な
仕入れのため5億円、買い入れのための損失補
費用を必要とする消防救急無線、防災無線のデ
償のお願いをされました。
ジ タ ル 化 対 策 な ど 、 今 後 直 面 し て く る 状 況 は、
結果として、市長の思い、考えは、組合も昨
予算的にも非常に厳しいものがございます。
年の8月から新体制となり、これまでの負債が
このような状況では、この市有施設整備基金
のしかかり、いろいろ苦労を抱えられ、大変だ
の 有 効 活 用 を 図 っ て い く こ と で 、 予 算 編 成 上、
と思うが、今の段階で損失補償ができるとは言
単年度での高額負担の回避や年度予算上の平準
え な い 。 今 後 さ ら に 漁 協 の 経 営 状 況 を 見 な が ら、
化を図ることができますし、さらに、年次計画
何 か い い 知 恵 は な い か 検 討 し て い き た い 。 ブ リ、
の も と 、 し っ か り と し た 事 業 実 施が で き る も の
カンパチは本市の一次産業で、何とかしたいと
と考えているところでございます。
い う 気 持 ち は あ る 。 今後 も ブ ル ー ・ ツ ー リ ズ ム
〇川畑三郎議員 いろいろ大変いい答弁をいた
や販路拡大に努力していきたいと伝えたところ
だきまして、ありがとうございます。
です。
水 産 行 政 に つ い て で す け れ ど も 、 い ろ い ろ、
以上でございます。
今苦しい状況ですけれども、一番思うのが、漁
〇 財政課 長( 北迫 睦男) 市 有 施 設 整 備 基 金 の
協のやっぱり執行部ですね、参事さんとか、そ
御 質 問 で ご ざ い ま す が 、 議 案 に つ き ま し て は、
ういうのにも入って、やっぱり水産課も一緒に
午前中に可決していただきまして、ありがとう
な っ て い ろ い ろ 詰め を し て 、 か ね て か ら や っ ぱ
ございました。
り交流していかないと、状況を把握できない面
設置目的等につきましては、議案の提案説明
も あ る と 思 い ま す の で 、 こ の 部 分 に つ い て は、
時に申し上げたとおりでございますが、各施設
しっかりと水産課長が柱になって連携をとって
の建てかえ等も含め、施設の修繕や設備の更新
や っ て い っ て い た だ き た い と 思い ま す 。 あ と 1
等を実施する上で、予算編成上、単年度での高
~2分あるのけ。もう終わり。
額負担の回避や、年度間の平準化を図ることを
こ こ で 、 こ の 水 産 行 政 と 新 庁 舎 検 討 に つ い て、
目的として基金を設置し、予算の許す範囲内で
市長 に 伺 い た か っ た わ け で す け れ ど も 、 も う な
積み立てていくものでございます。
いですね。
― 95 ―
それなら、これで終わります。
と い う お 答 え を い た だ い て お り ま す が 、 当 面、
〇 議 長 ( 宮 迫 泰 倫 ) こ こ で 、 暫 時 休 憩 し ま す。
体育館に畳を敷いて授業を受けるということに
次 は 、 3 時 50分 か ら 再 開 し ま す 。
なりますと、体育館も午後には部活動等で使用
午 後 3 時 40分 休 憩
さ れ る わ け で ご ざ い ま す 。 畳 の 片 づ け る 時 間、
片づける場所等に現場サイドでは苦労なされる
午 後 3 時 50分 開 議
の で は な か ろ う か と い う ふ う に お 聞き し て お り
〇議長(宮迫泰倫)休憩前に引き続き会議を
ます。
開きます。
ここに、中央中学校のPTA会長も在籍して
3番大薗藤幸議員の質疑及び質問を許可しま
ご ざ い ま す が 、 P T A 会 長 の 先 を と っ て 話を す
す。
る よ う な こ と に な ろ う か と 思い ま す が 、 そ こ は
[大薗藤幸議員登壇]
お許しをいただきたい。将来の武道館建設に関
〇大薗藤幸議員 皆さん、大変お疲れさまでご
してのお考えをお聞きいたします。
ざいます。最近、長雨が続いております。先人
2番目に、生活環境課の事務室移転の目的を
のお言葉をおかりしますと、木の芽流しと、草
問うというテーマでございますが、生活環境課
木も元気盛んに伸びてくる時期だと、一雨一雨
が所管している作業量の何%を環境センターの
暖 か く な る と い う よ う な ふ う に 聞 い て お り ま す。
仕事としてとらえておいでなのか。最近の全協
議 会 も 1 回 1 回 の 議 論 で 一 歩 ず つ 前 進 を し て、
で の 説 明 の 中 で 、 今 後 、 直 営 で や っ て い く の か、
垂水市の活性化のために頑張っていければと思
民間活用による委託にするのか、早急に検討す
っております。
る 必要 が あ る と 、 こ の よ う な こ と が 活字 で 示 さ
議長の許可をいただいておりますので、早速
れ て お り ま す 。 何 を 意 味 す る の で し ょ う 。 将 来、
質問に入らせていただきます。
現業職員も公社職員も、現業職員では採用を予
1番目に、垂水中央中学校の武道館建設の予
定はないと、そのよううな理由から、一部民間
定 は と い う こ と で ご ざ い ま す が 、 こ れ は 文科 省
委 託と い う こ と を 活 字 で 示 さ れ て お い で で す が、
の 指 示 で 、 24年 度 か ら 柔 道 ・ 剣 道 ・ 相 撲 の 中 か
そ の よ う な 将 来 的 な 見 通 し を お 聞 き い た し ま す。
ら選択して必修科目にしなさいということでご
3番目に、錦江湾横断道路特別委員会への活
ざいますが、今、垂水中央中学校には武道館が
動 費を 問 う と い う テ ー マ で 質 問 を さ せ て い た だ
ございません。現時点で中学校を訪れてみます
きますが、一昨年でしたかね、議会全体で特別
と 、 市 の 武 道 館 を 利 用 さ れ て 、 今 年 度 か ら 23年
委員会を立ち上げるべき、そして、全員の賛同
度中にも武道の前倒しをして授業をなさってい
を得て、特別委員会が立ち上げられました。そ
るようでございます。
の後、委員長を初め、副委員長を初め、県レベ
市の武道館といいますと、陸上競技場、そし
ルでの協議会等に参加をされ、その都度、結果
て キ ラ ラ ド ー ム の 一 画に あ る わ け で す け れ ど も、
を文書でいただいております。当然目を通して
授業時間帯の関係もございまして移動に大変手
おります。最近、伊藤知事も、建設は可能であ
間取っていると、それが現状でございます。過
る と い う こ と を マ ス コ ミ 等に 報道 を さ れ て お い
去 の 教 育 委 員 会 の 説 明 の 中 で は 、 24年 度 か ら い
ででございます。
かがなさるのかという質問に対して、体育館に
この横断道路が実現するならば、垂水市はい
畳を敷いて、当面しのいでいきたい。将来的に
ち早く恩恵を受けるはずでございます。100%の
武 道 館 等 の 建 設 も 25年 度 以 降 に 考 え て い き た い
人がそう思っているとは限りませんが、大多数
― 96 ―
が、一部反対意見もございますが、大多数が垂
度ま で 1 億円、 順次、 25年度が 9,000万円、26年
水市の活性化になる。今ここで特別委員会への
度 7,000万 円 、 27年 度 5,000万 円 、 28年 度 以 降 は
活動費を問うということは、議会事務局側から
貸し付けなしという覚書が入っております。確
そのような予算要求がなかったという答弁をい
かに、漁協といえども、市民の、県民の、国民
た だ く か も わ か り ま せ ん が 、 そ れ は あ え て 存じ
の税金に頼ることなく、自助努力で経営改善を
上げて質問を差し上げております。
すべき、そういう観点から見ますと、経営改善
なぜならば、尾脇市長は公約の中に、錦江湾
をなされるがゆえに、将来的には借りる必要も
横断道路の実現に力を尽くします、最終的にこ
ない、貸す必要もない、不足は生じないという
の沈みかけている、人口減で悩んでいる垂水市
考え方を持って、事業計画が立てられていると
を、人口3万人を目標に頑張ってまいりますと
思います。
いうことを表明されている。ならば、議会側か
しかしながら、先ほどの川畑先輩の質問の答
らの要請がなくても、市長みずからの活動費で
弁 の 中 で も 、 昨 年 の 11月 に カ ン パ チ 等 の 値 段 が
も 構 わ な い 、 30万 円 で も 50万 円 で も 予 算 づ け が
急 落 し 、 え さ の 購 入 資 金 が 足 り な い 、 あ え て、
欲しかった。必要に応じて補正でふやせる、補
昨 年 損 失 補 償 を 断 ら れ て い る に も か か わ ら ず、
正 予 算 等 で ふ や せ る 条 件 は 整 っ て い る は ず で す。
再 度 お 願 い に 来 ら れ た 。 こ の 損 失 補 償 に 対 し て、
議員全体で異論が出てくるはずがない。そのよ
市民が同意をするのか否かは別として、稚魚の
う な こ と を 踏ま え て 質 問し て い る わ け で ご ざ い
購入資金として充てていらっしゃる毎年1億円
ますので、御見解をお伺いいたします。
の資金は、今は組合になくてはならない振興資
次に、両漁協への水産振興貸付金を問う。先
金であると認識をしております。組合側もそう
ほども川畑先輩から、その前も感王寺議員から
い う よ う な 認 識 を 示 さ れ て お り ま す 。 よ っ て、
この件に関して質問がございましたが、少し角
この振興資金の今後のあり方を問うものでござ
度を変えて、切り込み角度を変えて質問をして
います。
みたいと思います。
これで、1回目の質問を終わります。
昨 年 、 漁 協 の 総 会 に も お 呼 び い た だ き ま し て、
〇 教育総務課長( 今井文弘) 大薗議員の 御質
今の垂水市の就労人口の中で、若い層がいるの
問にお答えいたします。
は本当に漁業だけです。だけという表現は正し
中央中学校の武道館の予定についてというこ
く な い か も わ か り ま せ ん が 、 非常 に 若 い 人た ち
とでございますが、今、御質問の中でいろいろ
が多い。この漁協の、先ほど川畑先輩が触れら
述べられた中で、私が今、答えようとするのが
れましたが、2月の第2週ですか、損失補償の
ちょっと重なる分もございますが、そこはお許
お願いに組合長初め、理事、職員の方がおいで
しいただきたいと思います。
だ っ た と い う こ と で ご ざ い ま す が 、 こ の 議 論は
まず、現在、中学校の保健体育科での武道の
昨年度から行っております。法的にこの損失補
実 施 状 況 で ご ざ い ま す が 、 平 成 24年 度 か ら 新 し
償が無理ならば、尾脇市長は、市長選挙の段階
い学習指導要領によりまして、武道が必修化さ
でも、漁業の振興に力を尽くします、こういう
れます。本年度までは、武道とダンスから選択
表明をされております。
することとなっており、垂水中央中学校では武
今、振興資金を両漁協へ各1億円ずつ貸し付
道を選択し、柔道の授業を市武道館において実
けをされ、稚魚の購入資金に充てているわけで
施をしております。
すけれども、昨年の漁協との覚書の中で、来年
武道 は 、 議 員 も お っ し ゃ い ま し た と お り 、 柔
― 97 ―
道・剣道・相撲の中から1つを選択することに
法 投 棄 の 関 係 、 野 焼 き の 関 係 、 犬 ・ 猫 の 保 護、
なりますが、垂水中央中学校では柔道を選択し
へい死動物の処理、公害環境汚染に関する事項
て お り ま す 。 1 年 間 の 授 業 時 間 は 、 1 年 生 が 12
など、現場における迅速な対応による市民サー
時 間 、 2 ・ 3 年 生 が 14時 間 と な っ て い ま す 。 実
ビスの向上、環境衛生施設の運営・管理の検討
施 の 時 期 は 、 10月 中 旬 か ら 11月 末 ま で と 、 1 月
に よ る 安 定 的 、 効 率 的 な 運 営 の 実 施 、 あ わ せ て、
中旬から3月までの2つの時期に、市武道館を
管理棟の有効利用を目的に実施するものでござ
使いまして実施する計画であります。
います。
柔 道 の 授 業 に つ き ま し て は 、 平 成 23年 第 2 回
生活環境課の事務の中で、ほとんどが電話連
定例会におきまして議員の質問にもお答えして
絡 に よ る 通 報 が 主 で あ り 、 資 材 等 に お い て も、
お り ま す と お り 、 市 武 道 館 を 使 っ て い ま す と、
管理棟、倉庫を利用して保管しているため、現
や は り そ の 移 動 に 時 間 を 要 す る と い う こ と で、
場への対応が早くできる、あるいは火葬場の使
代替案として、体育館での畳を敷いた形での答
用に関する事項につきましては、既に窓口の一
弁 を さ せ て い た だ い た と 思っ て お り ま す 。 し か
括申請により市民課で実施しておりますが、改
しながら、そうすることによっても、やはりさ
葬等による火葬場の使用については、火葬場に
っ き も 言 わ れ ま し た と お り に 、 畳の 準 備 、 片 づ
近くなるということから、火葬場利用前の申請
け 、 あ る い は 他 の 部 活 動 と の 関 係 も ご ざ い ま す。
も で き る と い う こ と で ご ざ い ま す 。 ま た 、 浄化
そ う い う こ と で 、 そ う い う 問 題点 が あ る と い う
槽についても、浄化槽設置補助金等は、浄化槽
こ と も わ か り ま し た 。 そ う い う こ と で 、 当 分の
業 者 、 施 工 業 者 等 の 申 請 が 主 で あ る こ と か ら、
間は市の武道館を使用していくとしております
特に問題はないということでございます。
が、学校側の強い要望もありまして、将来的に
このようなことから、今以上の利便性をもっ
は学校敷地内に建設していかなければならない
て 移 転が で き る と い う こ と で 考え て い る と こ ろ
というふうに考えております。
でございます。
武道館建設につきましては、現在実施をして
ま た 、 環 境 セ ン タ ー の 今 後 の あ り 方で す け れ
お り ま す 大 規 模 改 造 工 事 終 了 後 の 平 成 25年 度 以
ども、現業職員が2名で今、運転・管理を行っ
降の建設に向けて、本市の過疎地域自立促進計
ております。環境センターにつきましては、休
画の見直しや、他の学校施設の整備についても
む こ と な く 運転 ・ 管 理を し な け れ ば な ら な い と
考 慮 し な が ら 、 よ り 有 利 な 補 助 事 業 等 を 調 査、
いう点がございますし、また、将来的な中を考
検討しながら進めてまいりたいというふうに考
え た 場 合 に 、 今 後 の 現 業 職 員 の 採 用 と い う の も、
えております。
非常に人件費の高騰という中では厳しい問題が
以上でございます。
あるんではなかろうかなというふうに考えてお
〇生活環境課長(感王寺八郎) そ れ で は 、 生
ります。そのような中で、施設管理公社職員を
活環境課の移転に伴います質問にお答えしたい
含めた中での民間委託という形での位置づけも
と思います。
検討 し て い か な け れ ば な ら な い と い う ふ う に 考
生活環境課は、次世代へ良好な環境を引き継
えているところでございます。
ぐため、地球規模の環境問題から、市民の日常
以上でございます。
生活の中で身近な生活環境衛生に関することが
〇市長(尾脇雅弥) 錦江湾横断道路調査特別委
業務でございます。
員会の活動費についての御質問にお答えをいた
今回計画いたしております事務所移転は、不
します。
― 98 ―
まずは、御発言の機会をいただきましてあり
ございます。
がとうございます。昨年、施政方針においては
知事の可能性調査の判断時期と本市の予算編
桜島道路としておりましたけれども、同様趣旨
成 時期 と が 重 な っ た こ と な ど に よ り ま し て 、 現
の事業でございますから、統一して錦江湾横断
時点 で は 項目 の み で ご ざ い ま す け れ ど も 、 そ う
道 路 と い う こ と で 呼ば せ て い た だ き ま す こ と を
いう意味において、先ほど大薗議員の発言と同
御了解いただきたいと思います。
感でありますので、今後、特別委員会、県議・
県の錦江湾横断交通ネットワークの可能性調
国会議員の皆様方とも連携をしながら、県が大
査と経済調査のまとめは、錦江湾を横断する交
き く 前向 き に か じ を 切 っ て い た だ い た こ の プ ロ
通ネットワークとして、鹿児島から桜島間が一
ジェクトを一日も早く実現へ向けて後押しをし
定の将来交通量や経済波及効果が見込まれ、施
たいと考えているところでございます。
工 も 技 術 的 に も 可 能 と 考 え ら れ 、 費 用 対 便 益 比、
〇 水産課長( 岩元悦郎) 大 薗 議 員 の 質 問 に つ
B/Cも1.0を超えていることから、最も効率的
いて、お答えいたします。
なルートと考えられると、同様の表現で締めく
両漁協とも、長期にわたるブリ、カンパチ等
くってあります。
の魚価低迷、えさの高騰や長引く不況の影響に
県の試算では、海底トンネルの勾配を5%に
よる消費の落ち込み等もあり、ここ数年でやむ
することで、工事費が300億円縮減されるという
なく倒産、廃業が相次ぐなど、依然として厳し
発表もありました。また、県においては、平成
い 経 営 環 境 が 続 い て お り ま す 。 よ っ て 、 24年 度
24年 度 に 新 規 事 業 と し て P P P 、 P F I 等 を 活
も水産振興資金貸し付けは継続でお願いしてい
用する場合の事業スキームや効果、課題などの
るところでございます。
整理とともに、ファイナンシャルプランの作成
覚 書 に つ き ま し て も 、 23年 4 月 15日 、 垂 水 市
等 を 行 わ れ る 予 定 で あ る こ と を 示さ れ て お り ま
漁協の経営状況を図るためにも、今後も続いて
す。
い く も の で は あ り ま せ ん よ と い う こ と で 御 理解
このようなことで、錦江湾横断道路実現への
い た だ き 、 23年 度 1 億 円 、 24年 度 1 億 円 、 25年
道 が 開き つ つ あ る と 感 じ て い る と こ ろ で あ り ま
度9,000万円、 26年度7,000万円、 27年度5,000万
す。
円 、 28年 度 は ゼ ロ 円 と い う こ と で 覚 書 を 交 わ し
御 質 問 の こ と に つ き ま し て は 、 さ き の 12月 議
ております。牛根漁協も同様でございます。
会において同様の趣旨の御質問があり、連携し
な お 、 昨 年 11月 、 垂 水 市 漁 協 か ら 損 失 補 償 に
て活動していくことは非常に大事であるとお答
ついての市長協議に来られた際、水産振興資金
え を い た し て お り ま す 。 た だ 、 ま ず 議 会に お い
増 額 の 方 向 で ど う か と の 協 議 も い た し ま し た が、
て、各種要望活動など御議論いただき、予算要
漁協としましては、5億円の損失補償をしてほ
求 を し て い た だ く こ と が 大 切 に な る と お 答え を
しいとのことでした。
したところであります。
今後、市としましても、漁協の経営改善に向
この課題は、鹿児島県はもちろん、国や当事
け、お互いに協議しながら、よい知恵を出し合
者である鹿児島市の判断が大きく左右するプロ
い、安心・安全な魚の販路拡大のため、あらゆ
ジェクトでもあります。私も、議員時代に経済
る イ ベ ン ト 等を 活 用し 、 ブ リ 、 カ ン パ チ や そ の
同友クラブの一員として、また桜島架橋推進協
加工品のPR活動に努め、また、教育旅行の受
議会の役員として、福岡や東京へ陳情活動も行
け入れにも力を注ぎ、組合への収益につながる
っ て ま い り ま し た の で 、 変 わ ら な い 強い 思い が
よう努力していきたいと思っております。
― 99 ―
以上でございます。
そ の こ と と 、 現 在 の 23年 度 は 前 倒 し で 柔 道 を
〇大薗藤幸議員 一問一答方式でお願いいたし
中央中学校はされておりますが、時間的に、1
ます。
年 生 が 12時 間 、 2 ・ 3 年 生 が 14時 間 と い う こ と
武道館の件でございますが、きょうもプール
で ご ざ い ま す の で 、 給 食 時 間 等 の 休 憩 を 含 み、
等の建設等の質問もございましたが、過去には
午後からの授業等との間の規制は、教育委員会
プールと武道館を立体的に建設する可能性もあ
の 中 で あ る の か も わ か り ま せ ん が 、 そ こ ら 辺は
る と い う 説 明 を 受 け て お り ま す 。 そ の 時 点 で、
私は存じ上げておりません。給食前の時間帯に
武道館が1階、プールが2階という説明でござ
武道館等へ移動をして、この授業を受けるよう
いましたけれども、その時点で、私は逆にプー
な 方 法 を 現 場 サ イ ド と 協 議 を し て い た だ き た い。
ルを1階、武道館を2階というほうがいいので
そうすることによって、教職員にも児童生徒に
はないかと御提案申し上げました。
も 無 理が か か ら な い 。 こ の よ う な ふ う に 思 っ て
なぜならば、プール、武道館の建設に当たっ
お り ま す の で 、 ぜ ひ 協議 を し て い た だ き た い と
て教育予算を使うわけですから、一般に開放は
思 い ま す 。 教 育 委 員 会 へ の 答 弁 は 求 め ま せ ん。
難しいのかもわからない。しかしながら、昨今
この問題はこれで終わります。
の医療費の高騰等も考えますと、いろんなエネ
次に、生活環境課、事務所移転の件、現業職
ルギー、もしくは温水等を利用して温水プール
員 が 現 在 48歳 と 55歳 の 2 名 が 環 境 セ ン タ ー で 作
に整備をし、授業以外の時間帯は市民に有料で
業をされていると、管理をされていると。将来
開放していただく方法も、計画をされる段階で
的にこの公社職員もしくは臨時職員等に管理等
必ず耳の片隅にとめておいていただきたいと教
を、機械等のメンテナンスを指導され、現業職
育長にお願いをした経緯がございます。
員 が 欠 員 に な り 、 も し く は 休 ま れ た と き 等 に、
将 来 的 に 、 今 度 の 大 規 模 改 造 が 終 わ り ま す と、
この公社職員、現業職員等で賄っていかれるお
東側にグラウンドの校庭への拡張も予定をされ
つもりなら、公社職員、現業職員の採用は必要
ているはずでございます。そうしますと、プー
に 応じ て 随 時 さ れ て い く の か と い う 問題 と 、 こ
ルの位置等も、現状の位置では問題があるのか
の現業職員の一般職員への職種変更、これは現
もわからない。合理的に整備を進める上で、配
業 と い う の は 現 業 で 採 用 さ れ て い る ら し く て、
置がえをしなければならない。現在のプールの
本人の同意なく一般職への強制的もしくは半強
位置では活用方法に問題があるかもわかりませ
制的 な 配 置が え は で き な い と い う こ と に な っ て
ん。
いるようでございます。このようなことがない
そういう意味で、プール等の改修を含め、武
のかを、再度お尋ねを申し上げます。
道 館 の 建 設 を 計 画 さ れ る 段 階 で は 、 25年 度 以 降
〇生活環境課長(感王寺八郎) そ れ で は 、 生
に一歩ずつ踏み出していくというお答えでござ
活環境課の衛生処理施設は、環境センター、清
い ま す が 、 必ず そ の こ と も 書 き と め て い た だ い
掃センター、それから火葬場ということで、現
て、そのときに現教育総務課長がおいででいら
業職員3名と施設管理公社職員、臨時職員によ
っ し ゃ い ま し た ら な お よ し 、 教育 長 が い ら っ し
っ て 運 営 を 行 っ て お り ま す 。 特 に 、 先ほ ど あ り
ゃ っ た ら な お よ し で ご ざ い ま す が 、 私も 同様 で
ましたとおり、環境センター、それから火葬場
ご ざ い ま す 。 と い う こ と で 、 必ず そ の よ う な つ
の 両施 設 に つ き ま し て は 、 運 転 を と め る こ と な
もりで引き継ぎ等にも支障がないようにお願い
く 管 理し て い か な け れ ば い け な い と い う こ と で、
をしていきたい。
両施設とも施設の管理・運転につきましては経
― 100 ―
験が必要であり、単なる異動による管理運営は
そのような職員には、配置がえには本当に十分
で き な い と い う こ と で 思 っ て お り ま す 。 ま た、
な配慮が必要でありますし、現業で採用されて
職員も高齢化する中で、近い将来を考えて、管
い る わ け で す か ら 、 そ れ な り の 十分 な 気 配り も
理運営を構築していかなければならないという
必要な気がいたします。
ふうに考えております。
最後に、事務室の移転で将来的な改革の一歩
特 に 、 採 用 に つ き ま し て は 随 時さ れ る の か と
が進むのかもわかりませんが、一部、民間委託
い う こ と で ご ざ い ま す け れ ど も 、 や は り 1 施設
の 可能 性 を 示 唆 さ れ て お い で で ご ざ い ま す 。 こ
での採用となりますと、どうしても人件費の高
れは、果たして、民間委託をするとどれだけの
騰 と い う の が 今 後 出 て く る か と 思い ま す 。 そ う
財政 改 革 に な る の か 、 そ の よ う な こ と も し っ か
いう中では、施設管理公社職員等にやはりその
りと調査をされて、検討をされて表現もすべき
技 術 を 継 承 し て い く 中 で 管 理 運 営 し て い く と、
こ と で あ ろ う し 、 職 員 に も 動 揺 が 起 こ り ま す。
適正な管理運営をするということが非常に重要
し っ か り と 活字 で 示さ れ て い ら っ し ゃ る わ け で
じゃなかろうかなというふうに、担当課の課長
す ね 。 や っ ぱ り そ こ ら 辺 は 、 議 員 に 対し て の 説
としては思っているところでございます。
明の中で必要だったのかもわかりませんが、過
また、現職員につきましては、現業職で採用
去には旧環境センター跡地は生活環境課の行政
さ れ て お り ま し て 、 朝 夕 、 施 設 管 理 に 没 頭 さ れ、
財 産 で あ っ て 、 普 通 財 産 で は ま だ な い 。 し か し、
頑張っていただいております。今後は、後継者
そう遠くない将来にはそれなりの方向性がある
育成に力を入れていただきたいと考えておりま
程度、お互いに、執行部も議会も、ある程度の
して、また、ただいま質問のありました職種変
方 向 性 が 見 え て い る こ と は 認 識 し て お り ま す。
更につきましては、本人の意思確認が必要であ
旧環境センターの跡地は、新しい環境センター
り、またさらには労働組合との労使間協議も必
が 12年 前 で き た と き に は 、 建 て か え 用 の 土 地 と
要となってきております。そういうことで、一
して活用方法を考えられていたはずでございま
方的な職種変更ということはございません。
す。将来的に跡地をどのようにされるかは、今
以上でございます。
後 協 議 を 進 め な き ゃ な ら ん わ け で す け れ ど も、
〇大薗藤幸議員 過去に、これ一般職の方でし
環境センターを建てかえる、施設をつくり直す
ょうか、垂水市役所でも人が嫌がる配置という
と い う こ と は 考え ら れ な く な っ て く る わ け で す。
の が ご ざ い ま す ね 。 い い 表現 で は な い か も わ か
そのような理由から、将来的には民間の委託も
り ま せ ん が 、 嫌 が る よ う な 配 置 が え を さ れ た、
考えなければならないという説明なら納得をい
聞いた話ですから、当然、私が目にしているわ
たします。
けではございません。そのようなことがないよ
ということで、この事務室の移転が将来的に
うにお願いをしたいと。
財政改革の一歩になればと期待をして、この質
そ れ と 、 こ の 環 境セ ン タ ー が 新 し く な り ま し
問は終わります。
て か ら 12年 で す か ね 。 あ そ こ の 職 員 は 本 当 に 仕
最後に、錦江湾横断道路、この表現をさせて
事に誇りを持って、日曜も夜も朝早くも行って
いただきますが、知事もさきの報道では、民意
い る ら し い で す 。 機 械 の メ ン テ 等に 非 常 に シ ビ
の盛り上がりがなければ無理なんだと、実際に
ア に 反 応し な け れ ば な ら ん と い う こ と で 。 ま あ
これは大隅の経済界を中心に始まったこの運動
そのような頑張っている現業職員は自分の仕事
な ん で す ね 。 民 意 の 盛 り 上 が り と い い ま す と、
に 誇 り を 持 っ て い る と 、 私 は 感 じ て お り ま す。
大隅半島と薩摩半島を比べてみますと、どうし
― 101 ―
ても大隅半島に恩恵があるわけでございますの
す け れ ど も 、 90億 円 程 度 の 総 売 り 上 げ が 漁 協 に
で、大隅半島の民意が盛り上がらなければなら
ございますね。毎年2億円ぐらいの黒字が出て
ない、このようなふうに考えております。
お り ま す 。 し か し な が ら 、 そ の 2 億 円 の 中 で、
そこで、再度市長にお願いを、お聞きいたし
そ の 使 い 道と し て は 、 過 去 に こ う む っ た で あ ろ
ますけれども、今後、新年度の予算等は示され
う 不良債権の 返済に 1 億5,000万円程度返済を さ
ておりますが、6月なり9月なりに、事務局の
れ て い る よ う で ご ざ い ま す 。 当 然、 概 算 で ご ざ
ほうで特別委員会への活動費の予算請求があり
い ま す が 、 現 在 の 漁 協 の 債 務 は 20億 円 程 度 、 毎
ましたら、市長の考え方と特別委員会の考え方
年1億5,000万円か ら2億円の 返済であ りますと、
は同一でございます。同一であるはずでござい
10 年 程 度 で 完 済 い た し ま す 。 現 状 の 売 り 上 げ、
ま す の で 、 予 算 請 求 を 認 め て い た だ け る の か。
も し く は 事 業 の 場 合 で す ね 。 や は り 、 24 、 25、
でなければ、委員長も副委員長も活動に、非常
26、27、4 年間で、 4年目は 5,000万円というこ
に活動に支障を来す。そして、できるなら、特
とで納得をしていただいた裏には、返済が進ん
別委員会を差しおいてではございませんが、議
で い く と 金 利 負 担 分 も 少 な く な る で あ ろ う か ら、
会全体として動くことも民意の盛り上がりにな
何とかなるであろうという考え方で事業計画を
る の で は な い か 。 こ の よ う な ふ う に 思い ま す が、
漁協のほうは組まれていると思います。
いかがでございますか。
しかしながら、先ほど川畑先輩の話でも、長
〇市長(尾脇雅弥)先ほども答弁しましたよ
年の景気の低迷、魚価の問題とか、いろんな表
うに、ちょうど予算編成の時期と知事の3年間
現を さ れ て い ま す 。 そ の 表現 が な く な れ ば い い
の可能性調査の、ある程度、一定の結果という
ん で し ょ う け れ ど も 、 や は り 25年 度 、 来 年 度 か
の が 少 し 重 な っ た と い う こ と も ご ざ い ま し て、
らは1,000万円減っていきますね。ことし2月に
項目だけのということが現状でございます。
損 失 補 償 を 、 昨 年 断 ら れ て い る に も か か わ ら ず、
た だ 、 先 ほ ど 、 今 お 話 が あ り ま し た よ う に、
再度お願いに来られたということは、事業計画
かなりここまで前向きに大きくかじを切ってい
ど お り に 事 が 進 ん で い な い 、 昨 年 の 11月 か ら 急
ただいておりますし、一番恐らく恩恵を受ける
激な魚価の低迷があったということにほかなら
であろう場所は垂水なのではないかなと思って
ないと思います。
お り ま す の で 、 先 ほ ど 答弁 を い た し ま し た よ う
そ れ と 、 今 、 両 漁 協 に 1 億 円 ず つ 貸 し 付 け を、
な 形 で 、 各 い ろ ん な 方 々 と も 連 携 を し な が ら、
1年単位で短期貸し付けでございますが、財政
必要があればまた財政とも相談をして、状況に
課 で は 基 金 が 10億 円 あ る と 、 し か し 、 過 去 の 垂
合った形で予算措置をしていきたいというふう
水の風水害のときに7億円程度あった基金が底
に思っております。
を つ く 状 態に な っ た と 、 今 後 も そ う い う こ と も
〇大薗藤幸議員 では、最後の質問に入ります。
想 定 さ れ ま す 。 10億 円 の 基 金 が 枯 渇 す る 可 能 性
こ れ は 、 先 ほ ど 年 度 ご と に 28年 度 以 降 は 貸 付
もある。そのときに、これは漁協との覚書の話
金 の 予 定 は な い と 、 お 互 い に 承 諾 と い い ま す か、
を し て い る ん で す ね 。 貸 し 付 け の 覚 書 で す ね、
理解をして、貸付金の文言が示されているわけ
契約書ですね。これ、緊急に垂水市が基金等を
でございますが、あくまでも漁協の自助努力で
取り崩しても難しいと、大きな風水害に見舞わ
それなりの改善が見られた場合というふうに私
れたというような場合に、この契約書に、返済
は認識をしております。
をしていただくという文言を私はつけ加えるべ
こ れ も あ く ま で も ア バ ウ ト な 数 字で ご ざ い ま
きなような気がしているんです。
― 102 ―
これは保全の意味で言っているのではござい
いというような趣旨の事業計画でございますの
ま せ ん 。 い つ 何 ど き 、 ど ん な 災害 が あ る か わ か
で、今後、稚魚の購入資金に不足を来すときに
ら な い ん で す よ 。 そ の た め に も 財政 課 で も 将 来
は、再度協議に応じる考えがございますか、お
的に一定規模の、一定規模というのはそういう
答えを願いたいと思います。
意味ですから、基金が必要なんだという考えを
〇 市 長 ( 尾 脇雅 弥 ) 覚 書 に つ い て で す け れ ど
持 っ て い ら っ し ゃ る と 思 い ま す 。 こ の 2 億円 が
も、覚書は、両者理解のもとに取り交わしたも
あれば緊急時の災害を乗り切れるようなときに
の で ご ざ い ま す 。 で す の で 、 先 ほ ど 水産 課 長 も
は、返済をお願いできるような、契約期間中で
お 答え し た と お り 、 覚 書 と い う の を 基本 と い た
あ っ て も で す よ 、 お 願い を で き る よ う な 契約 書
し ま す 。 し か し な が ら 、 い ろ ん な 自 然 災 害あ る
に す べ き な よ う な 気 が い た し ま す が 、 水 産 課 長、
いは不測の事態、これが発生した場合、あらゆ
どうお考えですか。
るケースが考えられますので、先ほど川畑議員
〇 水産課長( 岩元悦郎) 確か に そ う い う 事 態
の質問もありましたとおり、今後、議会の理解
は あ り 得 る か も し れ ま せ ん の で 、 ま た 、 24年 度
も い た だ き な が ら 、 そ の と き の 状況 等 も 見な が
の契約を交わすとき、また漁協と調整してみた
ら 判断 し て い く こ と も 必 要 だ と 考 え て お り ま す
いと思います。
の で 、 そ の よ う に 御 理解 い た だ き た い と 思い ま
〇大薗藤幸議員 それはぜひ、言い方は悪いで
す。
すけれども、垂水市が、市民が漁協に対して貸
〇大薗藤幸議員 以上で、私の質問を終わりま
し 付 け を す る わ け で す か ら 、 組合 の ほ う に も そ
す。ありがとうございました。
れ な り の 理解 を い た だ い て 、 そ れ な り の 覚書 に
〇議長(宮迫泰倫)本日は、以上で終了しま
していただきたいと思います。
す。
最 後 に 、 尾 脇 市 長 に 再 度 お 願 い い た し ま す が、
△日程報告
先 ほ ど 申 し 上 げ ま し た 23、 24年 度 1 億 円 、 25年
〇 議 長 ( 宮 迫 泰 倫 ) 次 は 、 明 日 午 前 9 時 30分
度9,000万円、 26年度7,000万円、 27年度5,000万
から本会議を開き、質疑及び一般質問を続行し
円 、 28年 度 以 降 は 貸 し 付 け を し な い と い う 契 約
ます。
で ご ざ い ま す け れ ど も 、 覚 書 で ご ざ い ま す が、
△散 会
今後、この漁協に、漁業者の若い層の、手放さ
〇 議 長 ( 宮 迫泰 倫 ) 本 日 は 、 こ れ を も ち ま し
ないためにも、垂水市からですね、必要に応じ
て散会します。
て臨機応変に、今年度は1億円かもしれないけ
午 後 4 時 41分 散 会
れども、来年本当に稚魚の購入に困っているな
らば、購入資金に困っているならば、1億5,000
万円の貸し付けも可能であるというようなお考
えをお聞きしたいんですが、この資金計画の中
で、これは稚魚の購入資金に充てるというふう
の契約でございますね。で、この資金計画によ
り ますと、 稚魚の購入費が5億3,600万円と、あ
と組合による近代化資金等による調達及び自己
資 金 で 約 4 億 3,000~ 4,000万 円 と 、 1 億 円 が 不
足 を し て い る の で 、 こ の 1 億 円を 貸 し て く だ さ
― 103 ―
平 成 24 年 第 1 回 定 例 会
会 議 録
第 3 日 平 成 24 年 3 月 7 日
本 会 議 第 3 号( 3 月 7 日 )
( 水曜 )
出 席 議 員 15名
1番 川 越 信 男
10番 池 山 節 夫
2番 堀 内 貴 志
11番 森 正 勝
3番 大 薗 藤 幸
12番 川  達 志
4番 感 王 寺 耕 造
13番 宮 迫 泰 倫
5番 池 之 上 誠
14番 徳 留 邦 治
7番 田 平 輝 也
15番 篠 原  則
8番 持 留 良 一
16番 川 畑 三 郎
9番 北 方 貞 明
欠 席 議 員 1名
6番 堀 添 國 尚
地 方 自 治 法 第121条 に よ る 出 席 者
市
長 尾 脇 雅 弥
水 産 課 長 岩 元 悦 郎
長 寺 地 浩 一
商工観光課長 塚 田 光 春
総 務 課 長 山 口 親 志
土 木 課 長 深 港 渉
企 画 課 長 倉 岡 孝 昌
会 計 課 長 脇 孝 久
財 政 課 長 北 迫 睦 男
水 道 課 長 川井田 志 郎
税 務 課 長 葛 迫 隆 博
監査事務局長 礒 脇 正 道
市 民 課 長 白 木 修 文
消
防
長 宮 迫 義 秀
サービス課長 前木場 強 也
教
育
長 肥 後 昌 幸
保健福祉課長 城ノ下 剛 教育総務課長 今 井 文 弘
生活環境課長 感王寺 八 郎
学校教育課長 有 馬 勝 広
農 林 課 長 森 下 利 行
社会教育課長 瀬 角 龍 平
副
市
市 民 相 談
議会事務局出席者
事 務 局 長 松 浦 俊 秀
書
記 篠 原 輝 義
書
記 有 馬 英 朗
― 105 ―
平 成 24年 3 月 7 日 午 前 9 時 30分 開 議
支持率が回復しない。困難な時代には必ず英雄
が 待 望 視 さ れ ま す 。 古 来 か ら そ う で あ り ま す。
戦国時代の信長から家康へ、明治維新のときも
△開 議
そうであります。今、大阪の橋下市長がそうい
〇議長(宮迫泰倫)おはようございます。
う 存在 に あ ら れ る ん だ ろ う と 思 い ま す 。 結 果 は
定刻、定足数に達しておりますので、ただい
どうあれ、やはり新しい芽が動くときには必ず
まから本日の会議を開きます。
何か あ る ん だ 、 そ う い う 思い を ひ し ひ し と 感じ
これより、議事に入ります。
て お り ま す 。 若 く な い と 変え ら れ な い ん だ ろ う
本日の議事日程は、お手元に配付いたしたと
と思います。
おりであります。
我が垂水でも、尾脇市長が誕生して1年を経
△平成24年度各会計予算案に対する質疑・
過 し て 、 ど う 変 わ っ て い く の か 。 12月 議 会 で 垂
水の弱点はどこかと問うたときに、人口減少で
一般質問
〇議長(宮迫泰倫)日程第1、昨日に引き続
あ る と お っ し ゃ い ま し た 。 私 も 同 感 で あ り ま す。
き 、 平 成 24年 度 各 会 計 予 算 案 に 対 す る 質 疑 及 び
このことを今議会の予算の中で政策としてどの
一般質問を続行します。
よ う に 生か さ れ て い く の か 、 こ の こ と に つ い て
それでは、通告に従って、順次質疑及び質問
は今回は質問をいたしません。これからの議会
を許可します。
で質問して、ただしていきたいと思います。
最 初 に 、 12番 川  達 志 議 員 の 質 疑 及 び 質 問 を
それでは、質問をします。
許可します。
ま ず 、 危 機管 理 に つ い て で あ り ま す け れ ど も、
[川達志議員登壇]
東 日本 の 震 災 が あ っ て か ら そ れ ぞ れ い ろ ん な こ
〇川達志議員 おはようございます。
とが起きていますけど、一番大事なことは、命
春3月弥生、木々の芽も膨らみ、私のうちの
を 損 な わ な い こ と な ん だ ろ う と 思い ま す 。 災 害
サ ク ラ ン ボ も 新 芽 を 吹 き 出 し ま し た 。 1 年 前、
は、垂水はほとんど、ここ4~5年台風も来て
この季節に東日本の大震災がありました。原発
いないし、ありませんけれども、ないときには
がありました。世界史の中でも多分記録される
必ず次はあるんだ、桜島もそうです、必ず災害
よ う な 1 年で あ り ま し た 。 月 日の た つ の は 早 い
は繰り返すんです。ないときにしっかりと対応
も の で 、 ま た 同 じ 季節 が め ぐ っ て き ま し た 。 こ
をしていかなきゃならない。そういう意味で質
の 間、 私た ち は 、 が れ き で あ る と か 、 き ず な で
問をさせていただきます。
あるとか、セシウムとか、それこそ使い慣れて
まず、防災訓練でありますが、防災訓練とは
いない言葉が、今当たり前の言葉になっており
何を目的にするのか。私の思い違いでなければ
ます。
いいんですが、防災訓練を計画どおりに終わっ
1年たって、復興は全然進まない。本当に政
て、うまくいったということじゃ、よもやある
治 は 何 を し て い る ん だ ろ う か と 思い ま す 。 民 主
ま い 。 防 災 訓 練 を し て 何 か ふ ぐ あ い が あ っ た、
党は、マニフェストは総崩れ、鳩山政権では普
不 都合 が あ っ た 。 こ の こ と に 対 応 し て い く の が
天間で沖縄はぐちゃぐちゃ、菅政権では、御承
本来の防災訓練であろうと思います。過去の防
知のとおり、原発の後始末、議事録もつくって
災訓練でそういった問題点があって、どのよう
いない。やはり政治の果たすべき役割が失われ
な 問題 点 が あ っ て 、 ど の よ う に 解 決 を し て い く
て い る 。 受 け 皿 に な る べ き 自 民 党も 、 な か な か
のか、そういうシステムがあったのかどうかを
― 106 ―
お 伺 い を し ま す 。 も し あ っ た と す れ ば 御 報告 を
い う こ と だ っ た の か な と 思い ま す が 、 私 が 申し
いただきたいと思います。
上げておるのは、9月議会でも申し上げました
そ れ か ら 、 2 番目 の メ ガ ソ ー ラ ー で あ り ま す
け れ ど も 、 あ え て 答弁 は 求め な か っ た け れ ど も、
けれども、基本的には私もこのメガソーラーに
社会教育課長、学校教育課長にもお願いをした
は反対はしない。歴史の、時代の流れでありま
はずであります、啓蒙・啓発をしてくれと。
す。ただ、市民なり私どもの疑問に対してしっ
何 で か と い う と 、 私が 言 っ て い る こ と は 、 垂
か り と 答 え た か が 問 題 な ん だ ろ う と 思 い ま す。
水 市民 な り 、 そ れ か ら 子 供 た ち に も や っ ぱ り そ
なぜならば、垂水市には、繰り返し申し上げま
う い う こ と を 教 え な き ゃ い け な い よ と 、 基本 的
す け れ ど も 、 新 港 が あ り ま す 。 南漁 港 が あ り ま
な こ と だ と 思 う 。 学 校 の 先 生 た ち だ け じ ゃ な い。
す。それから道の駅のウォークボードもありま
こ の こ と が 行わ れ て い な い 。 や は り こ れ か ら 私
す 。 そ れ か ら バ イ オ ガ ス も や り ま し た 。 今 回も
たちが厳しい時代を子供たちに託すわけですの
森の駅に橋をかけると言いますけれども、森の
で 、 日 本 国 家 と い う こ と を 忘 れ ち ゃ い け な い。
駅もつい先般完成したばかりであります。とい
そ う い っ た 意 味 で 質 問 し ま す け れ ど も 、 国 旗、
うことは、いずれの事業も最初でしっかり検証
国歌について、法的な根拠はどうなっているの
が で き て な い と 思 う 。 こ れ は 我々 議 会 サ イ ド に
か、まずお伺いをします。
も問題があるんでしょうけれども、1つの事業
以上で、1回目を終わります。
が効果がないということが全然議論をされない
〇 総務課長( 山口親志) お は よ う ご ざ い ま す。
まま進んできたのかな、そのことが大きな市民
川議員の御質問にお答えいたします。
の 負 担に も な っ て い る ん だ ろ う と 思 い ま す 。 そ
ま ず 、 防 災 訓 練 実 施 で 学 ん だ こ と 、 問 題 点、
う い っ た 観 点か ら 、 メ ガ ソ ー ラ ー に つ い て 、 ま
改 善 点 に つ い て で あ り ま す が 、 平 成 17年 度 ま で
ず こ れ ま で の 経 過 に つ い て お 示し を い た だ き た
は消防本部によります垂水市水防訓練が主に実
いと思います。
施 し て き て お り ま し た が 、 平 成 18年 の 台 風 災 害
それから、国旗、国歌ですけれども、私は9
での死者、死亡者発生を受けまして、垂水市土
月議会でこの質問をしているんですが、実はこ
砂 災 害 防 止 等 総 合 訓 練 を 実 施 し 、 平 成 20年 度 よ
と し 、 正 月 に 福 山 を 通 り ま し た 。 旧 福 山 町 で す。
り中央地区、牛根・二川地区、新城地区で垂水
今の霧島市。ほとんどの家庭に日の丸が出てい
市 総 合 防 災 訓 練 を 実 施 し て ま い っ て お り ま す。
る 。 あ れ を 見た と き に 愕然 と し ま し た 。 あ れ だ
総合防災訓練においては、陸自・海自・警察・
け言ったのに、垂水は変わらないなと。笛吹け
県防災ヘリ等の各組織との連携を重視したさま
ど 踊 ら ず と は こ の こ と で す 。 た だ 、 教 育 長に お
ざまな訓練を実施してきており、安心・安全の
か れ て は 、 市 報 で し っ か り と 取り 上 げ て い た だ
確保からは非常に重要でありますが、住民を巻
いたことについては個人的に感謝を申し上げま
き 込ん だ 訓 練 が 少 な い の で は な い か と 思 っ て お
す。
ります。
や は り 何 と 申 し 上げ て も 、 こ こ い ら が な い と、
そのような中、危機管理監の助言によりまし
本当にこの国はどうなっていくのか。東京都の
て、規模的には小さいんですが、県の防災訓練
石原知事、前の大阪の橋下知事も言及されてお
に劣らないような住民参加の訓練を実施し、炊
り ま す け れ ど も 、 た だ 、 こ の お 二 方に つ い て は、
き出し訓練・避難所開設訓練・地域住民による
教職員組合だったんだろうと思います、そうい
図上訓練・夜間避難所生活体験訓練と、場所を
う場で立たないとか、起立をしないとか、そう
かえながら実施してまいりました。
― 107 ―
こ の あ た り で や は り 、 今 、 議 員が 質 問 で も あ
で、高峠の地形でありますとか、周辺環境、送
りましたとおり、防災訓練の充実ということで
電設備などについての再度の調査が行われ、立
年々年々、危機管理監のお力をいただきながら
地に 適 し て い る と い う よ う な 判 断が な さ れ た と
レ ベ ル ア ッ プ を 図 っ て い る と こ ろ で あ り ま す。
ころでございます。
ただ、先ほども申し上げましたとおり、住民参
それと同時に、垂水市には降灰の問題がござ
加 を も う ち ょ っ と 考え て い き た い と 思っ て お り
いますので、降灰の問題についての検討もなさ
ます。
れ、資料等をお送りし、そのことについても対
そのような中で、新城地区の訓練では、地区
処で き る と い う よ う な 見 込 み も 示さ れ た と こ ろ
の自主防災組織の協力をいただきまして避難訓
でございます。
練を実施しております。
そ れ 以 降 、 送 電 線 に 関 す る 資 料 の 送 付 と か、
防災訓練で学んだ今後の課題といたしまして
関係しますことの法規制などについての情報交
は、自主防災組織、住民が訓練参加できる体制
換を 行 っ て い る と こ ろ で ご ざ い ま し て 、 最近 に
の 確 立 を 図ら な け れ ば な ら な い と 思 っ て お り ま
おきましては、メガソーラーの事業を起こすた
して、防災意識の高揚が必要であると思ってお
め の 事 業 会社 と し て 、 リ ニ ュ ー ア ブ ル ジ ャ パ ン
り ま す 。 あ わ せ ま し て 、 防 災 訓 練 実 施 に 伴 う、
という会社が設立されたというところも御説明
想定できる災害を精査し、訓練に取り入れ、安
したところでございます。
心・安全のための訓練をしてまいりたいと思い
このメガソーラー事業の立地に当たりまして
ます。
は 、 大き く 4 つ の ポ イ ン ト が あ る と 考 え て お り
毎年毎年開催しております総合防災訓練につ
ます。
いても、やはり指摘のとおり、1つ1つを精査
1つ目は、基本となります、発電した電気の
しながら、時期に合った、今、時代に合った訓
買い取り価格と期間がどのように決まるかでご
練を実施していくということは、今のこの意識
ざいます。このことにつきましては、昨日の感
の中では重要であるという認識は十分しており
王寺議員の御質問にお答えしておりますが、け
な が ら 、 対 応し て ま い っ て い る と こ ろ で あ り ま
さの新聞報道によりますと、昨日、第1回目の
す。
調達価格等算定委員会が開催され、4月までに
以上であります。
集中審議をし、5月ごろには買い取り価格が示
〇 企画課長( 倉岡孝昌) お は よ う ご ざ い ま す。
さ れ る の で は な い か と い う よ う な 報道 が あ っ た
川 議 員 の 2 点 目 の メ ガ ソ ー ラ ー に つ い て の
ところでございます。
御質問にお答えいたします。
2つ目に、九州電力さんとの売電が調うこと
5月下旬にメガソーラー立地に関する最初の
で ご ざ い ま す 。 こ の こ と に つ き ま し て は 、 現在
話 が ご ざ い ま し て か ら 、 9 カ 月 余り が 経 過 し た
計画されている範囲内であれば、容量的には現
こ と に な り ま す 。 経 過に つ き ま し て は 、 昨日 の
施設でも受け入れ可能という事前協議まででき
感王寺議員の御質問と重なる部分もありますけ
ていることであり、今後、本協議に向けて準備
れども、簡単にお答えしたいと思います。
を し て お ら れ る と い う こ と の よ う で ご ざ い ま す。
9月までのことにつきましては全員協議会の
3つ目は、安定した事業計画が立てられるか
席 で お 話 し い た し て お り ま す の で 、 そ れ 以降 の
ということでございます。今回の事業は、専門
こ と と い た し ま し て 、 11月 に 入 り ま し て 、 関 係
分野の企業体との連携による事業計画を基本に
企業の再度の立地調査が行われました。この中
考えておられまして、買い取り価格が決まらな
― 108 ―
い中ではございますが、事業連携の調整が進ん
は今後、ジャパンファームさんと市と事業者と
でいるという報告を先日お受けしているところ
の3者による協議の場を設けて、課題解決に向
でございます。
けて取り組んでまいる所存でございます。
このようなことで、今回のメガソーラー事業
〇 総務課長( 山口親志) 国 旗 、 国 歌 に つ い て、
の 現 状 は 、 諸 条 件 が 整 う こ と を 前 提 に し た 準 備、
法的根拠を私のほうから申し上げさせていただ
調整の段階ということになります。
きます。
また4つ目に、これも大事な点でございます
国旗、国歌についての法的根拠ですが、国旗
が 、 隣 接 す る ジ ャ パ ン フ ァ ー ム さ ん と の 調整 の
は 、 国 旗 及 び 国 歌 に 関 す る 法 律 に よ り ま す と、
問 題 で ご ざ い ま す 。 こ の こ と に つ き ま し て は、
国旗は日章旗とする、また、国歌は君が代とす
これまで市が事業主体となって調整を進めてま
る と い う ふ う に 法律 で な っ て い る よ う で あ り ま
いっております。これまでに各分野の責任者を
す。
交えた事業概要の説明会や課題の抽出を行って
〇 学校教育課長( 有馬勝広) で は 、 川議員
もらっており、それぞれの課題解決に向けた検
の国旗、国歌につきましての御質問にお答えい
討が進められております。
たします。
技術的な対処を必要とすることもございます
法的な根拠につきましては、ただいま総務課
が、課題は大きく分けて、井戸水の問題と防疫
長か ら ご ざ い ま し た と お り の 法律 に よ り ま し て、
対策の問題になります。
学 校 教 育 で も 指 導 し て い る と こ ろ で ご ざ い ま す。
井戸水につきましては、メガソーラーの降灰
学校教育につきましては、まず、小・中学校
除去作業のために公園内の既存の井戸からくみ
で は 、 平 成 20年 3 月 に 告 示 さ れ ま し た 学 習 指 導
上 げ る 取 水量 に よ っ て 、 ジ ャ パ ン フ ァ ー ム さ ん
要領に、小・中学校の社会科で、我が国の国旗
の井戸水の取水に影響を与えることがないかと
と国歌の意義を理解させ、これを尊重する態度
いう問題でございまして、計画的な生産をされ
を育てるとともに、諸外国の国旗と国歌も同様
る上で水不足が生じないか心配されておりまし
に尊重する態度を育てるよう配慮することとあ
て、この点につきましては、もともと共通理解
ります。小学校の音楽科では、国歌君が代はい
し て お く 必 要が ご ざ い ま し た の で 、 ジ ャ パ ン フ
ず れ の 学 年 に お い て も 歌 え る よ う に 指導 す る こ
ァームさんとの協力を得まして、井戸調査を行
と、また、小・中学校の特別活動では、入学式
い、事業に必要と思われる一定量の水は確保で
や 卒 業 式 な ど に お い て は 、 そ の 意 義 を 踏 ま え、
きているとの調査結果を受けているところでご
国旗を掲揚するとともに国歌を斉唱するよう指
ざいます。
導するものとすると明記されております。
防疫対策については、このことが一番心配さ
垂水市内の小・中学校におきましては、これ
れ て い る 点 で ご ざ い ま す が 、 内容 に つ き ま し て
ら の こ と を 踏 ま え ま し て 、 国 旗 、 国 歌に つ い て
は十二分に事業会社のほうにも伝えてあり、メ
の指導が行われるとともに、入学式や卒業式で
ガソーラー事業の各作業時及び事業完了後の管
はすべての学校において、国旗を掲揚し、国歌
理体制や見学者対応など、工程ごとの防疫対策
を斉唱しております。
な ど 、 慎 重に 検 討 し て も ら う こ と と し て お り ま
このように各学校では、児童生徒が学校・社
す。
会・国家など、集団への所属感を深め、国旗及
なお、防疫対策についての具体的な協議には
び国家の意義を理解するように指導してきてお
ま だ 入れ な い と こ ろ で ご ざ い ま す が 、 こ の こ と
ります。このことを通しまして、児童生徒が将
― 109 ―
来 、 国 旗 及 び 国 家 に 対 す る 正 し い 認 識 を 持 ち、
今後とも社会教育課は、機会をとらえて国旗
国際社会で尊敬され、信頼される日本人として
掲揚の啓発に努めてまいりたいと存じます。
成長するものと考えております。
以上でございます。
そのためには、議員が御質問の中で申された
〇 川  達 志 議 員 一 問 一 答 で お 願 い を し ま す。
とおり、家庭や地域に対する啓発も大変重要で
まず、防災訓練でありますが、結果として反
ございます。学校は、家庭においても祝祭日に
省会 は し な か っ た と い う こ と で よ ろ し い ん で す
国旗を掲げることについて積極的に啓発するな
ね。防災訓練をして、無事に終わったというこ
どして、自発的な掲揚につながるような環境を
と で 終わ っ て い る 、 今ま で は 。 ま ず 、 こ の こ と
整えることが何よりも重要であると考えており
をもう1回お聞きをします。
ます。
何で と 申 し 上 げ ま す と 、 先 ほ ど も 言っ た ん で
以上でございます。
すが、やはり何かしたときに、計画どおりいっ
〇 社会教育課長( 瀬角龍平) 川議員の 御質
た じ ゃ だ め な ん で す 、 災 害と い う の は 。 い つ ど
問、国旗日の丸ですね、特に社会教育課の現状
こで、何どき起こるかわからない。そのために
と取り組みについて、お答えをいたします。
備えてやるわけですので、100%うまくいっても、
各地区公民館における国旗日の丸の掲揚状況
いざというときに役に立たないんだと。そのと
等については、9地区公民館のうち、大野・松
き に 不 都 合 が あ っ た こ と を し っ か り 検証 し て い
ヶ崎・垂水地区公民館を除いて、6館が掲揚ポー
くことが大事だろうと。
ルがございますが、掲揚しているのは柊原地区
私 は 、 こ の 質 問 は そ う い う 意 味 で し た の で、
公民館が1館、ほかの館は今後も掲揚するよう
重ね て こ れ 、 し て い た の か 、 し て い な か っ た か
にお願いをしております。
と い う こ と 御 回 答 を い た だ き た い と 思 い ま す。
公民館は地区の、地域の市民が集う場、そし
そ れ と 、 要す る に 、 今 回で も そ う だ っ た ん で
てまたさまざまな社会教育活動のセンターとし
すが、食料、最低限2~3日しのげるだけの水
ての役割を持っております。そのために、地区
とか食料の備蓄は、本市では用意がしてあるの
公民館連絡協議会の場でも各館長、主事さん方
かということであります。きのうですか、テレ
へ、特に祝祭日などにつきましては国旗の掲揚
ビ で も や っ て い ま し た け れ ど も 、 顔が 洗え な い、
に 努め て い た だ く よ う お 願い を し て い る と こ ろ
水がない、一番役に立ったのはウエットテッシ
でございます。
ュ だ っ た 。 や は り そ う い っ た こ と を 想 定を し な
そ し て 、 市 民 館 は 掲 揚 を 行 っ て お り ま す が、
がらやっていくべきだと思います。そこいらの
図書館はポールがございません。文化会館はポー
備蓄についてもどうか、お伺いをします。
ルが駐輪場にありますので、掲揚を行っていき
〇 総務課長( 山口親志) ま ず 、 最 初 の 防 災 訓
たいと思います。市の体育館は現在掲揚をして
練 の 検 証 で あ り ま す が 、 当 然 検 証 を し ま し て、
おりますが、野球場や市営グラウンド等は体育
先 ほ ど も 申 し 上 げ ま し た と お り 、 平 成 20年 度 か
行事の際に掲揚をしております。
ら 21年 度 、 22年 度 、 23年 度 と 、 22年 度 は 中 止 に
ま た 、 議員 お っ し ゃ い ま し た け れ ど も 、 広 報
なりましたが、その中に訓練種目、訓練項目も
たるみずで教育長のコラムを毎月連載しており
追 加 を し ま し て 、 充 実 を さ せ て お り ま す の で、
ま す け れ ど も 、 昨 年 の 10月 号 で は 、 祝 祭 日 に は
当然ながら検証をした上で訓練の内容も充実を
国旗を掲げようと題して、市民に国旗の掲揚の
さ せ て お り ま す の で 、 例 え ば 1 つ 1 つ の 避難 訓
意 識 の 醸 成 に 努 め て お る と こ ろ で ご ざ い ま す。
練 と か 、 そ う い っ た 訓 練 で い ろ ん な 部分 は こ う
― 110 ―
い う と こ ろ が こ う こ う だ っ た と い う 検 証は し て
今 、 総 務 課 長 の ほ う か ら あ り ま し た け れ ど も、
おりますが、検証に基づきまして防災訓練の充
自 主 防 災 組 織 の 話 が 出 ま し た 、 炊 き 出 し の 話 が。
実を図っておりますので、検証の上で防災訓練
多分組織率についてはかなり向上はしていると
の充実を図っておりますので、御報告をさせて
思 う ん で す が 、 そ の 実 態 は ど う な の か 。 た だ、
いただきます。
つくっただけで本当に機能しているのか、ここ
それから、避難に備えた備蓄についてであり
が大事なところだろうと思います。
ますが、食料品等については垂水市商工会等と
県から言われて、国から言われて、垂水市は
救助物資の協定を結んでおりますので、それで
これだけ組織率が上がりましたという報告だけ
対応していきたいと思っております。水の備蓄
で 終わ っ て い る ん じ ゃ な い の か 。 本 当の 意 味 で
に つ い て は 平 成 24年 度 で 予 算 を お 願 い し て お り
自 主 防 災 組 織 が 機 能 し て い な い と す る な ら ば、
ますので、備蓄の水の対応はできるかと思って
そういう体制づくりもしっかりと予算措置をし
おります。
て や っ て い く べ き じ ゃ な い の か と 思 い ま す が、
あわせまして、自主防災組織によります炊き
このことについてお伺いをします。
出 し 訓 練 等 も 防 災 訓 練 で 実 施 し て お り ま す の で、
〇 総務課長( 山口親志) ま ず 、 議 事 録 に つ い
食料等のその炊き出しに関しても、商工会の物
てでありますが、防災訓練の終了後の会議とい
資 を 結ん で お り ま す そ れ と あ わ せ ま し て 、 炊 き
う の は 状 況状 況 で し て お り ま し て 、 あ わ せ ま し
出し訓練でしております。そのあたりを活用し
て、今回、防災訓練をした後の議事録という形
て考えております。
ではとっておりません。ただ、防災訓練を実施
備 蓄 に つ い て は 、 水 だ け の 備 蓄 を 24年 度 は 計
する前に、関係機関といろんな調整をしながら
画 を し て 、 予 算 を お 願い し て い る と こ ろ で あ り
防災訓練を実施しますので、実施をする段階で
ます。
の 協 議と い う の は し て お り ま す の で 、 そ の あ た
以上であります。
り を 踏 ま え ま し て 、 先ほ ど も 申 し 上 げ ま し た と
〇川達志議員 ちゃんと検証をされていらっ
おり、年々充実をしておりますので、終了後の
しゃるということで安心をしました。
議事録についてはとっておりません。
念には念を入れて、議事録はとってあります
それから、弱者対策と自主防災組織の関係で
か。
あ り ま す が 、 ま ず 、 弱者 対 策 の ほ う か ら で あ り
それと、学校教育課長、子供たちもするはず
ます。御指摘のとおり、一番災害が起きたとき
ですよ。学校のほうではやっぱりその反省会等
に対応しなければいけないのが弱者対策であり
しっかりしておりますか、そのことをお聞きを
ま す の で 、 そ の あ た り を 少し 答弁 さ せ て い た だ
します。
きたいと思いますが、考え方を。弱者対策の中
そ れ と 、 1 年 前 か ら 私 は 申 し 上げ て い る ん で
で、まず要援護者の方は事前に災害時の要援護
すが、災害の来る前にやはり避難が大事だと思
者の登録をしていただきまして、対策本部等設
う ん で す 。 そ の と き に 我々 は 何と か 行け る ん だ
置時に一番に保健福祉対策部で対応していただ
け れ ど も 、 社 会 的 弱 者 と 言 わ れ て い る 人 た ち、
きまして、福祉施設等への避難の対応及び連絡
障害者であり、お年寄りであり、ここいらの避
を と っ て も ら っ て お り ま す 。 ま た 、 財政 出 納 対
難体制の充実について私は1年前から危機管理
策 部 で は 避 難 者 の 輸 送 も 整 え て お り ま す の で、
監 を 通し て 話を し て い る ん で す が 、 こ こ い ら に
要請 が あ り ま し た ら す ぐ 対 応 を し て も ら っ て お
つ い て の 対 応は ど う な っ て い る か と い う こ と と、
ります。
― 111 ―
しかしながら、要援護者以外に、地域の高齢
た避難訓練を実施いたしました。その際はいろ
者対策については、自助・共助・公助の観点か
ん な 取材 も あ っ た わ け で ご ざ い ま す が 、 そ の と
ら、先ほども申し上げました自主防災組織の活
きには警察そして消防署の皆様も多数御出席い
動としまして、また地域のつながりとして対策
ただきましたので、その中で具体的な御指導も
をとっていただく方向が一番身近でありますこ
い た だ い た わ け で ご ざ い ま す 。 そ し て 、 避 難の
とから、自主防災組織を中心に振興会等へもお
あり方はどうだったのかということを協和小学
願いをしているところであります。
校でも反省をして、それを記録にとっておりま
そ こ で 、 自 主 防 災 組 織 の 状 況 で あ り ま す が、
す。
平 成 17年 度 に は 10.3% し か あ り ま せ ん で し た が、
あ と 、 そ れ 以 外 の 学校 に つ き ま し て も 、 こ れ
死者発生等の災害を受けまして、またあわせま
は鹿児島県教育委員会からの通知もございまし
して県下の状況を踏まえまして、組織率向上に
た け れ ど も 、 各 小 ・ 中 学 校 す べ て の 学 校 で 地 震、
努 め て ま い り ま し た 。 平 成 19年 に は 67.3% 、 平
そして津波までを想定した避難訓練をもう実施
成 20年 度 か ら は 危 機 管 理 監 の 指 示 及 び 取 り 組 み
しております。そして、その報告も、今、教育
に よ り ま し て 、 平 成 23年 度 11月 現 在 で は 86.8%
委 員会 に も 提 出 し て も ら っ て い ま す が 、 そ の と
まで組織率が向上してまいりました。あわせま
きに、今までは地震とか台風、風水害、そうい
し て 、 平 成 22年 度 に は 垂 水 市 自 主 防 災 組 織 連 合
う の を や っ て お り ま し た が 、 今 回、 津 波 と い う
会も設立しております。
こ と も 想 定し て や っ て お り ま す 。 そ こ で 、 ど こ
その中で、議員指摘のとおり、自主防災組織
が避難すべきなのか、そして児童の誘導のあり
の 内 容 で あ り ま す が 、 自 主 防 災 組 織 の 充 実 が、
方、初期対応の教師の役割のあり方とか、そう
先ほども申し上げましたとおり、公助だけでは
いうことも実施計画をつくりまして、実際にや
十分な対策はとれませんので、共助の役割とし
った後、また反省をしているわけで、あと避難
て非常に重要であり、地域の高齢者等の早期対
の あ り 方 と か 、 そ う い う こ と に つ い て の 改 善す
策につながっていくと思っております。
べきところは改善しております。
まだまだ自主防災組織においては、活動、訓
また、各小・中学校実施するに当たりまして
練等で組織の中の差は相当ありますが、充実を
は、消防署とか警察署の方に来ていただきまし
図 ら な け れ ば な ら な い と 思 っ て お り ま す の で、
て 実際 に 御 指 導 い た だ い て い ま す の で 、 そ こ で
自主防災組織のリーダー育成とともに、地域と
実際に本当に子供たちの動き方、教師の指示の
連携をとっていただき、この防災意識の高い時
あり方、そういうことも課題を指摘していただ
期に再度、自主防災組織の充実を図っていきた
いておりますので、そこをまた生かしていると
いと思っております。
ころでございます。
以上であります。
以上でございます。
〇 学校教育課長( 有馬勝広) そ れ で は 、 御質
〇川達志議員 まだ聞きたいことがあるんで
問にお答えいたします。
すけれども、時間の都合もあります。ぜひ議事
学 校 で の 防 災 訓 練 と し て の 反 省 と い い ま す か、
録 を 作 成 し て 、 そ れ を 公 開 を し て い た だ き た い。
そ う い う こ と で ご ざ い ま す が 、 本 年 度に な り ま
そうしないと、往々にして、計画どおり訓練が
して協和地区で防災訓練が実施されました。こ
終わりました、万歳万歳ということになりがち
れ は 垂 水 市を 挙 げ て の こ と で し た が 、 そ の と き
で あ り ま す 。 そ こ い ら が 一 番 大 事な と こ ろ だ ろ
に、協和小学校のほうでも地震、津波を想定し
うと思いますので、議事録をつくって、議会に
― 112 ―
で も 、 市 報で も よ ろ し い 、 報 告を す る こ と を し
これについて文句を言わなかったんだから。た
ていただきたい。
だ 、 そ こ で 働く 人 た ち の こ と を も う 1 回 考え て
それと、弱者対策のところで保健福祉課とい
い た だ き た い 。 要す る に 、 ジ ャ パ ン フ ァ ー ム も
う こ と も 出 ま し た け れ ど も 、 あ え て 質問 を し ま
垂 水 市 が 誘 致 し た 企 業 な ん で す 。 こ の 雇 用 の 話、
せ ん け れ ど も 、 そ こ い ら の 人 数の 把 握 と か 、 そ
それからいろんな固定資産税の話とかいうこと
こら辺について、避難経路までしっかりと対策
を考えたときに、どうなのかという疑問が今で
を と っ て い た だ く こ と を お 願 い を し て お き ま す。
もあります。
次 に 、 メ ガ ソ ー ラ ー で す け れ ど も 、 反 対で は
そ れ と 、 や は り 売 電 価 格 も 決 ま っ て い な い。
ないと申し上げております。ただ、先ほども申
それから撤去費用についても、どこが撤去をす
し 上げ た ん だ け れ ど も 、 マ ス コ ミ に 出 た と い う
る の か 。 仮 に 垂 水 市 が 10年 か 15年 後 い た だ く と
こ と で 非 常 に 私 は 気 分 を 害 し ま し た 。 我 々 は、
する。その間の市が売った売電価格が撤去費用
ジャパンファームのことでも私は非常に心配だ
と ペ イ す る の か 、 最 低で も 。 や は り そ こ ま で し
と、それから池之上議員は撤去費用はどうなる
っ か り と 報 告 を し て い た だ き た い と 思 い ま す。
のかと。肝心のところが全然出ないままマスコ
それから、ここにもあるんです。きのうの読
ミに出るということは、これは執行部の脇の甘
売で す 。 ど ん ど ん ど ん ど ん 進 ん で い る ん だ け れ
さ を は っ き り と 指摘 を し て お き ま す 。 こ の こ と
ど も 、 や は り 、 ほ か が 進む の は ど う で も い い ん
は、やはり議会と執行部の信頼関係にもとる問
ですよ。垂水市にとって本当にメリットがある
題 だ ろ う と 思 う 。 あ え て 警 鐘 を 鳴ら し て お き ま
の か 、 こ の こ と を も う 1 回、 マ ス コ ミ に 出 る こ
す。
と自体が、推進ありきでいっているはずなんで
そ こ で 、 私は ジ ャ パ ン フ ァ ー ム の 出身 で は あ
す 。 こ の こ と を も う 1 回 言っ て お き た い と 思い
り ま す け れ ど も 、 現在 ジ ャ パ ン フ ァ ー ム と は 何
ます。反対じゃないんだよと、丁寧に丁寧に説
の関係もありません。日常のつき合いも全然あ
明をして、理解を求めていくことが大事だろう
り ま せ ん 。 も う は っ き り 申し 上げ ま す け れ ど も、
と思います。あえて今回の議会で私もそういう
ジ ャ パ ン フ ァ ー ム も 、 い い で す よ と 言っ て 、 つ
丁寧さを求めたいと思います。
ぶ れ て も し ょ う が な い 。 私 の 関知 す る と こ ろ で
〇企画課長(倉岡孝昌) まず、ジャパンファー
は な い 。 た だ 、 あ そ こ で 働い て い る 人 た ち で す
ム さ ん と の 対応 の こ と に つ い て 、 お 答え さ せ て
よ、このことを私は心配する。もし市長が、私
いただきたいと思います。
の 記 憶違 い か も わ か り ま せ ん け れ ど も 、 K T S
ジャパンファームさんとはいろいろ協議を行
の中で、森の駅、千本イチョウ、それからメガ
っているわけでございますが、その中で私ども
ソ ー ラ ー 、 観光 と い う ふ う に 私は と り ま し た け
は 共 存 共 栄 と い う 言 葉 を 使 わ せ て い た だ い て、
れ ど も 、 も し そ う い う こ と で あ る と す る な ら ば、
と も に 、 垂 水に は 高 峠が ご ざ い ま す し 、 ジ ャ パ
これを受けたジャパンファームの脇の甘さだろ
ン フ ァ ー ム は ジ ャ パ ン フ ァ ー ム と い う 企業 が ご
うと思います。
ざ い ま す 。 と も に 成 立 す る よ う な 条 件の 中 で と
私が心配をするのは、重ねて申し上げるけれ
いうような話をさせていただいているところで
ど も 、 ジ ャ パ ン フ ァ ー ム が 、 も し 出 水、 こ の 前
ございます。
の口蹄疫とか鳥インフルの話なんですよ。あれ
御指摘のように、ジャパンファームの垂水工
だけばたばたして、もしということがあったと
場 は 、 昭 和 54年 に 垂 水 に 進 出 し た 企 業 で ご ざ い
き に 、 ジ ャ パ ン フ ァ ー ム は つ ぶ れ て 当 然で す よ、
まして 、チキ ンの 生産処理数は 現在2,750万羽と
― 113 ―
いう大きな生産施設でございまして、従業員数
〇市長(尾脇雅弥)マスコミ報道関係に関し
も250名ほどいらっしゃいます。そのような規模
ては、きのう感王寺議員のときにお答えはした
で あ り ま す こ と か ら 、 こ れ が 垂水 市 に と り ま し
ん で す け れ ど も 、 そ れ ぞ れ の 報 道の 視 点 が あ り
ても大事な企業であるということは十分に認識
ま し て 、 自 由を 規 制 す る と い う こ と は で き な い
い た し て お り ま す し 、 ま た 、 市 長 か ら も 慎 重、
と い う こ と で 、 き の う は 申し 上げ ま し た 。 た だ、
丁寧に対処するようにということを指示を受け
今、御指摘がありました、結果として、議会に
て お り ま す の で 、 そ の よ う な つ も り で 現 在も 対
対して懇切丁寧に説明をしていくという基本的
応 い た し て お り ま す し 、 今 後 も 対応 い た し て い
な考え方は変わっておりませんので、それに反
くつもりでございます。
す る よ う な 形で 流れ て し ま っ た と い う こ と で あ
そ れ と 、 撤 去 費 用 に つ い て で ご ざ い ま す が、
れ ば 、 お わ び は 申 し 上 げ た い と い う ふ う に 思っ
撤去費用については、前回の、さきの議会の御
ております。
質問に、3つの方法があるということをお答え
それから、垂水のメガソーラーの状況という
したと思います。その中で今、協議を進めてお
こ と な ん で す け れ ど も 、 恐 ら く ほ か の 市 町村 の
り ま す の は 、 売 電 価 格 が 、 10年 に な る の か 15年
状況よりはいい形で、我々の条件というのは進
になるのかわかりませんけれども、その後につ
ん で い る ん だ ろ う と 思い ま す の で 、 詳 細 に 関 し
き ま し て も 事 業 者 の ほ う で 引 き 続い て や る ん だ
ては、また今度、業者さんが来られて説明をさ
っ た ら や っ て い た だ く と 。 た だ し 、 そ の か わ り、
せていただくということでございますので、そ
撤去については事業者側で撤去していただくと
の中で御質問等いただければというふうに考え
いうような方向で、今後調整を進める予定でお
ております。(「抗議をされたのか、KTSに」
ります。
と呼ぶ者あり)
以上でございます。
抗議はしておりません。
〇川達志議員 まず、KTSが流したという
〇川達志議員 終わりますけれども、この件
ことで、市長、文書でKTSに抗議をされまし
については。ただしっかりと、こういうことに
たか、私の本意じゃなかったと。ここが一番大
つ い て は 抗 議を し て い く こ と が 大事 な こ と だ ろ
事なところであると。口でおっしゃっても、や
う と 思 い ま す 、 あ な た の 意 思 に 反す る と す る な
はりそういった具体的な行動を示さないと、な
ら ば 。 そ う し な い と 、 な か な か 我 々 も 受 け 入れ
か な か 理 解 は 得 ら れ な い ん だ ろ う と 思 い ま す。
ら れ な い よ う な 気が し ま す 。 ぜ ひ 、 あ な た が そ
そ れ か ら 、 メ ガ ソ ー ラ ー が こ の ま ま 進ん で い
うおっしゃるんだったら、そういうこともして
くとして、いろんなところでこうやってメガソー
いただきたい。あえて答弁は求めません。
ラ ー を や っ て い る ん で す よ 。 設 置の 条 件 は 必 ず、
それから、国旗、国歌の件ですけれども、今
最低でもこういうところと同じようになるよう
度、 オ リ ン ピ ッ ク が ロ ン ド ン で あ り ま す 。 そ の
に、まずそれが最低条件だろうと思います。垂
と き に 、 金メ ダ ル を と っ て 、 に こ に こ し て い る
水 だ け そ う い っ た 導 入を し て 、 ふ ぐ あ い が 、 例
シ ー ン を た く さ ん 見 ら れ た ら い い な と 思い ま す。
え ば 撤 去 費 用 で も そ う 。 ど う な っ て い る の か。
た だ 、 そ の と き に 、 国歌 を 口 パ ク じ ゃ な く 歌 う
最 低 で も 、 ほ か の と こ ろ を し っ か り 調べ て い た
人 が い る か な と 思 う と 、 若 干 の 不 安 が あ り ま す。
だ い て 、 こ う い う 条 件な ら い い で す よ と い う ぐ
や は り 本 当に こ う い っ た と こ ろ か ら 国 は 緩ん で
ら い の 強 い 気 持 ち で 進ん で い た だ け る か ど う か、
い く ん だ ろ う と 。 外 国と い ろ い ろ も め て お り ま
お伺いをします。
すけれども、やはり国歌という意識を失った国
― 114 ―
は絶対滅んでいくんだろうと思います。
の質疑及び質問を許可します。
そういった意味で、私が9月にこういう話を
[北方貞明議員登壇]
して、皆さん方で正月に国旗を掲揚された方は
〇北方貞明議員 皆さん、おはようございます。
い ら っ し ゃ い ま す か 。 さ れ な か っ た 方は 。 い や、
そ れ で は 、 早 速 質 問 に 入 ら せ て い た だ き ま す。
された方でいいな。国旗を掲揚された方、いら
施 政 方 針 と 予 算 に つ い て 、 質 問 い た し ま す。
っ し ゃ い ま す か 。 ( 「 挙げ ん や 、 み ん な 。 う そ
行財政改革について。
で ん 挙 げ ん や 」 と 呼 ぶ 者 あ り ) 正直 で い い ん で
24年 度 市 政 運 営 に つ い て は 、 施 政 方 針 で 3 つ
すよ。了解をしました。多分この程度の実力だ
の重点項目を掲げられておられます。まず1番
ろ う と 思 い ま す 、 市 民 も ひ っ く る め て 。 ぜ ひ、
目に安心・安全な垂水のまちづくり、2番目に
祝祭日とは言いません、少なくとも正月には国
第一次産業の六次化と観光振興、3番目に医療・
旗を掲げていただきたい、皆さん方が率先垂範
介護・福祉の包括的な取り組みと、この3つの
して。
政策を掲げられています。その中で、市長の5
それと、なじむかなじまないかわからないん
つの公約の中で、行財政改革の継続だけが何も
だ け れ ど も 、 昔 は 竹ざ お に く く り つ け て 出し て
触 れ ら れ て い ま せ ん 。 確 か に 予 算 説 明 の 中 で、
いたはずなんです。今、なかなかそういうこと
継続可能な財政運営のために取り組むというこ
ができる環境じゃない。国旗を掲げる器具があ
とで財政改革の説明はなされておりますが、予
る と 思 う 。 あ れ は 助 成と か そ う い う こ と は 考 え
算編成に限っての行政改革ということか。鹿児
ていかれないのか。そういうことをすることに
島県知事や他の市町村長も行財政改革の必要性
よ っ て 、 み ん な の 意識 も 上 が っ て く る ん だ ろ う
と推進を施政方針に掲げておられます。市長は
と 思 い ま す 。 ぜ ひ そ こ ら に つ い て も 検討 を い た
24年 度 の 施 政 方 針 に 行 財 政 改 革 を 掲 げ な か っ た
だ け れ ば あ り が た い 。 こ れ は 啓蒙 す る と 、 啓 発
わけをお聞かせください。
をしていくという予算の使い方でそんなに問題
安心・安全なまちづくりで、危機管理体制の
はなかろうと思います。
整備と強化を質問する予定でありましたけれど
それと、ちょっと話は飛びますけれども、総
も、昨日、川畑議員、また先ほどの川議員に
務 課 長 、 こ の 前 、 天 皇 陛 下 が 手 術 を さ れ ま し た。
対しての答弁で大体理解いたしましたので、私
宮 内 庁 か れ こ れ で 記 帳 に 訪 れ た 人 が 10万 人 ぐ ら
は 今 回 、 危 機 管 理 監 に つ い て 質 問 い た し ま す。
いいらっしゃると。この記帳についてやはり我々
危機管理監設置要綱に、設置第1条に、市民
も、天皇は国家元首であらせられます。ありま
の生命、財産に被害を及ぼす、あるいは及ぼす
すとは申し上げません。この記帳について宮内
おそれのある危機発生時に、迅速かつ的確な対
庁 あ た り に 問い 合 わ せ を し て い た だ い て 、 も し
応を図るために危機管理監を置くとなっていま
問題がないとするならば、垂水市は率先垂範し
す。現在、危機管理監は鹿児島からの通勤と聞
て記帳所を設けるべきじゃないかと、そのよう
いていますが、設置第1条の条件に適合してい
にも思います。ぜひ部内で検討をされて、でき
ると思われますか。この件は市長にお伺いいた
ればそういう方向で進んでいただければ、また
します。
市民の感情も違ってくるのかなというふうにも
次に、観光振興の漁業体験型教育旅行推進に
思います。あえて答弁は求めません。
ついて、質問いたします。
こ れ で 終わ り ま す 。 あ り が と う ご ざ い ま し た。
本 年 度 は 、 5 月 17日 、 奈 良 県 生 駒 市 の 大 瀬 中
〇議長(宮迫泰倫)次に、9番北方貞明議員
学 校 を 皮 切 り に 6 校 の 民 泊 が 予 定 さ れ て い ま す。
― 115 ―
年々盛んになり、垂水では、漁協を中心にえさ
た3つの重点施策の推進の基盤となるものであ
や り 体 験 や 遊 漁 船 で の 船 釣 り が 人 気 が あ り ま す。
りますことから、今後も継続して真摯に取り組
今 回 、 遊 漁 船 法 定 整 備 購 入 補 助 金 と し て 60万 円
んでまいります。
が計上されています。その内容をお聞かせくだ
現 在 、 平 成 22年 度 か ら 平 成 24年 度 ま で の 3 カ
さい。
年を計画期間とする第5次行政改革大綱におい
人口減対策について。
て は 、 大 綱 に 記 載 さ れ た 推 進 の 方 法 に 基 づ き、
市長の公約の3万人のまちづくりに対しまし
期間中の成果を確認するため、年次ごとに総合
て、私は、基本的には公約は市長の任期中の4
計画と連動した推進計画を策定して、数値目標
年間と思っておりますが、この4年間では到底
を 設 定 し 、 計 画 的 に 推 進 し て お り ま す 。 ま た、
3 万 人 は 達 成 す る こ と は な い と 思っ て お り ま す。
平 成 22年 度 か ら 平 成 26年 度 ま で 5 年 間 を 計 画 期
これまでの取り組みと今後の取り組みをお聞か
間 と す る 第 2 次 財 政 改 革 プ ロ グ ラ ム に お い て は、
せください。
本市の重要課題に適切に対応できる弾力的で足
次に、集落水道について。
腰の強い健全な財政構造を構築し、将来にわた
安心・安全なまちづくりは、市民の生命、財
っ て 持 続 可 能 な 財 政 基 盤 の 確 立 を 図 る た め に、
産を守ることが基本と考えておりますが、人が
財政改革プログラムの目標達成への取り組みに
生活していく以上、水は飲料水として、食事や
おいて、記載された各事業の推進を図っており
飲 み 水 と し て 大 切 な も の で あ り ま す 。 こ れ ま で、
ます。
集 落 水 道 に 対 し て 何 人 か の 同 僚 議 員 が 質 問 さ れ、
平 成 23年 度 に お い て は 、 こ の 行 財 政 改 革 の 推
改善され、地域の方々に喜ばれているところも
進 母 体 と な る 行 政 改 革 会 議 を 4 回 開 催 し 、 ま た、
あると承知しています。一部のところで飲用水
行政改革会議の下部機関としての5つの部会に
と し て 不 適切 な と こ ろ が あ る と 聞 い て お り ま す
お い て は 10回 開 催 し て お り ま す 。
が 、 ど の よ う な 対 応を し て き た か 、 お 聞 か せ く
な お 、 平 成 24年 度 に お い て は 、 引 き 続 き 、 平
ださい。
成 23年 度 の 実 績 や 効 果 の 確 認 と 、 行 政 改 革 大 綱
これで質問を1回目、終わります。
に お け る 42の 推 進 計 画 及 び 財 政 改 革 プ ロ グ ラ ム
〇市長(尾脇雅弥) 北方議員の施政方針及び予
に お け る 43の 推 進 計 画 に お け る 平 成 24年 度 の 取
算 説 明 に つ い て の 1 点 目 の 行 財 政 改 革 に つ い て、
り組み計画の実施を行いますが、本年度は第4
お答えをいたします。
次垂水市総合計画の中間見直しの作業を行いま
ま ず 御 理 解を い た だ き た い の は 、 こ の た び の
すことから、市民満足度調査や優先順位の検証
施政方針において、挑戦の視点へ重きを置きま
結果等を踏まえて、行財政の効果的かつ合理的
したことから、私の5つの公約の中の3つの重
運 営 や 市 民 サ ー ビ ス の 向 上 を 図 っ て ま い り ま す。
点政策を柱に据えさせていただきました。私に
また、経営会議においても、随時、行政改革
とりましても、行財政改革の必要性は十分認識
会議からの報告を検証しておりますし、各課に
しており、身を切る姿勢を示すことで御理解い
出向いて行った各課経営方針ヒアリングの場に
ただきたいと思っております。行財政改革の推
おいても、行財政改革の重要性について意識づ
進に決して終わりはなく、引き続き進化してい
けを行っております。
かなければならない重要な課題であると考えて
このように、計画に示された目標等を達成す
おります。また、行財政改革の断行の継続は私
ることはもとより、庁内全体においても職員の
の5つの公約にも入っており、冒頭に掲げまし
意識改革を図りながら、本市行政改革の基本方
― 116 ―
針である市民との協働による行政、市民の目線
今後、漁業体験型教育旅行をさらに推進する
に立った質の高いサービスを提供する行政、コ
ため、垂水市漁協に所属している漁船で新たに
スト意識を持ち、経営感覚に立脚した行政の各
遊 漁 船 登 録 を 行 う 方 に 対 し て 、 法 定 備 品 購 入、
項目の推進に今後とも継続して取り組んでまい
救命胴衣・信号紅炎・救命浮環などの補助を新
ります。
設 す る こ と で 、 現 在 、 13隻 を 23隻 に も っ て い き
それでは、危機管理監について、お答えをい
た い と 思っ て お る と こ ろ で す 。 そ う す る こ と に
たします。
より、えさやり体験、漁場見学時の遊漁船の安
危機管理監の居住についてですね。
定的確保を図ろうとするものでございます。
危機管理監の居住につきましては、鹿児島市
ただ、お客様、乗客からお金をいただかなけ
の居住であり、通勤可能な範囲でありますこと
れば遊漁船登録だけで済みますが、料金をいた
から、居住を条件に雇用はしておりません。ま
だくとなると、遊漁船業の登録が必要となって
た、危機管理監は非常勤特別職として雇用して
ま い り ま す 。 今 回 の 予 算 措 置 と し て 、 10隻 分 60
おり、非常勤特別職に住居手当、通勤手当の支
万円をお願いしているところでございます。
給は今までしておりません。
以上でございます。
危機管理監の業務としましては、国民保護計
〇市長(尾脇雅弥)次に、人口減対策につい
画・垂水市地域防災計画及び修正、県防災計画
てでございますが、私は、公約の中で5番目の
と の 調 整 、 各 機 関 と の 連 絡 調 整 等 の 内 部 勤 務 と、
柱として、桜島道路実現への挑戦をうたってお
想定できる災害等の情報収集及び情報の提供の
り ま す 。 そ の 中 で 、 鹿 児 島 市 ま で 30分 の 道 路 実
業務を行っており、その情報等に基づきまして
現は、垂水の未来をさらに明るくします。鹿児
対策本部を設置し、垂水市の責務において、市
島市などのベッドタウンとして人口3万人のま
長をトップに対策を実施しております。
ち づ く り を 目指 し ま す と 補 足 し て お り ま す 。 つ
想定できる災害等の発生及び発生のおそれが
ま り 、 こ の 人 口 3 万 人 づ く り に つ き ま し て は、
ある状況においては、当然庁舎に寝泊まりして
中・長期的プロジェクトとしての錦江湾横断道
いただき、また、自宅でも常に情報収集もして
路の実現が前提となっております。そのことの
いただいております。緊急時には連絡体制もと
取り組みへ挑戦していくことが垂水市の発展に
っ て お り ま す の で 、 災 害 に 関 し て は 24時 間 体 制
つながると考えております。
を確立しており、対応できるものと考えており
こ の よ う に 、 3 万 人の ま ち づ く り は 、 さ ま ざ
ます。
まな環境が整備された後に近づいていくもので
住居手当を予算化するより、現状の待遇で安
あると考えており、最近の国や県の動向を踏ま
心・安全なまちづくりのための体制整備におい
えた場合に、実現への道が開きつつあると感じ
て は 支 障 は な い と い う ふ う に 思 っ て お り ま す。
ており、昨日の大薗議員の御質問にお答えしま
〇 水産課長( 岩元悦郎) 北 方 議 員 の 質 問 に つ
したように、今後、垂水市においても実現に向
いて、お答えいたします。
け た 取り 組 み の サ ポ ー ト を 行 お う と し て お り ま
21年 度 か ら 取 り 組 ん で お り ま す ブ ル ー ・ ツ ー
す。
リズム、漁業体験型教育旅行、漁家民泊受け入
垂水市における人口減少への対策は、少子高
れにより、都市との交流人口を図り、水産業と
齢化の時代を迎えて、市民の社会的生活や行政
観光業を結びつけることにより、本市の活性化
運営に少なからず影響を及ぼしており、現状を
に大変寄与しております。
少し ず つ で も 改 善 し て い く こ と が 望 ま れ て お り
― 117 ―
ます。
る 説 明 会 を 開 催 い た し た と こ ろ で ご ざ い ま す。
この改善のため、今までに、定住促進住宅事
ま た 、 原 水 38項 目 、 浄 水 50項 目 を 実 施 す る こ と
業や空き家バンク制度、水之上定住促進住宅の
により、砒素、マンガン等が検出されたところ
入居条件の緩和、子育て対策などの、住んでよ
ですが、結果につきましては集落水道代表者に
かったと思えるまちづくりにおける各事業を取
通知し、対応を検討しております。
り組んでまいりました。
砒 素 の 除 去 施 設 等 に つ い て 、 八 代 市 を 研 修 し、
さらに取り組みを進めていくために、先般開
各家庭で水道に設置するカートリッジ式の浄水
催された経営会議において、庁内に今後、人口
装置、2リットルのポット式の浄水器、全体を
減少対策プロジェクトチームを、仮称でありま
処理する浄水設備等を研修し、集落の方々に説
す け れ ど も 、 設 置 す る こ と が 確認 さ れ て お り ま
明をいたしましたが、家庭内設置型はカートリ
すので、今後はこの会議を中心として、さらに
ッジの交換が1年2万円程度は必要となり、除
人口減少への対策を図ってまいりたいと考えて
去施設を設置した場合は維持管理費が高くつく
おります。議員各位の御協力をいただければあ
ことから、設置に至っておりません。
りがたいと思っております。
平 成 22年 度 は 、 滅 菌 装 置 の 設 置 を 1 カ 所 、 マ
以上でございます。
ンガン除去装置の設置を1カ所、集落水道施設
〇 生活環境課長( 感王寺八郎) 集落水道に つ
改 良 事 業 補 助 金 に よ り 実 施 い た し て お り ま す。
いて、お答えいたします。
以上でございます。
集落水道施設の飲料水の適正な管理を行うた
〇北方貞明議員 それでは、2回目の質問に入
め 、 平 成 20年 6 月 議 会 で 川  達 志 議 員 、 同 12月、
ら せ て い た だ き ま す 。 一 問 一 答 で お 願い し ま す。
森正勝議員から質問があり、行政の積極的関与
行 財 政 の こ と で す け ど 、 再 度 質 問 い た し ま す。
を 推 進 す る た め 、 平 成 21年 度 よ り 地 域 管 工 事 組
市長の公約は1期4年、市の運営に対して市
合に集落水道の管理委託と、安心・安全な飲料
民と約束をされるわけです。そしてそれを実現
水の供給のため年4回の水質検査を実施してき
に 向け て 取 り 組 ま れ る と 、 私 は 思 っ て お り ま す。
ております。
5つの公約で、今回、行財政改革の継続が掲げ
集落水道の維持管理につきましては、1カ月
ておりません。それで先ほど答弁の中で、年次
置きに施設周辺の清掃等を実施しており、高齢
ご と に 計 画 さ れ て い る と い う こ と を 伺い ま し た。
化する中、管理が困難な地域にとっては非常に
そこで、市長にお伺いいたしますが、現在の
喜 ば れ て お り ま す 。 ま た 、 水 質 検査 に つ き ま し
行 政 改 革 、 財 政 改 革 、 こ れ 24年 度 の 取 り 組 み 内
て は 、 原 水 38項 目 1 回 と 、 浄 水 50項 目 と 、 10項
容は、もう1度お聞かせください。
目2回の、年4回を実施いたしております。
〇 市 長 ( 尾 脇雅 弥 ) 繰 り 返 し に な り ま す け れ
御 質 問 の あ り ま し た 不 適 の と こ ろ が あ る か、
ど も 、 平 成 24 年 度 に 関 し ま し て は 、 引 き 続 き、
ど の よ う に 対応し て き た か と の こ と で す が 、 22
平 成 23年 度 の 実 績 や 効 果 の 確 認 と 、 行 財 政 改 革
カ所のうち、水道法に基づく大腸菌の検出が見
大 綱 に お け る 42の 推 進 計 画 及 び 財 政 改 革 プ ロ グ
ら れ た と こ ろ が 12カ 所、 マ ン ガ ン が 1 カ 所、 砒
ラ ム に お け る 43の 推 進 計 画 に お け る 平 成 24年 度
素が2カ所が検出されたところです。
の取り組み計画の実施を行いながら、本年度は
対応につきましては、滅菌消毒設備のない施
第4次垂水市総合計画の中間見直しの作業を行
設からはたまに大腸菌が検出されることがある
いますことから、市民満足度調査や優先順位の
こ と か ら 、 平 成 22年 10月 に 滅 菌 器 メ ー カ ー に よ
検証結果を踏まえて、行財政の効果的かつ合理
― 118 ―
的運営や市民サービスの向上を図ってまいりま
しょうか。この第1条に対して整合性はないと
す。
私は思っております。
また、経営会議においても、随時、行政改革
市長は、平成5年でしたかね、台風のあった
会議からの報告を検証しておりますし、各課に
年、平成5年は垂水におられましたかな。平成
出向いた各課ヒアリングの場においても、行財
5 年 の 台 風 13号 の と き は 鹿 児 島 か ら 通 勤 で き な
政改革の重要性について位置づけを行っており
かったはずです。垂水港は流木で満杯になって
ますので、そのような活動を中心に実施をして
フ ェ リ ー の 出 入 り は で き ま せ ん で し た 、 数 日 間。
いきたいというふうに思っております。
そ う い う と き が あ る ん で す 、 危 機発 生 の と き は。
〇北方貞明議員 内容が、私の頭が悪いんでし
そ し て 、 8 ・ 6 水 害の あ っ た と き も 同じ で し た
ょうか、全然わかりませんでした。数字の四十
かね、県道は。あのときも早崎からは来られま
幾ら幾らと言われても、何をされるのかさっぱ
せんでした。
り わ か ら な い ん で す け ど 、 そ う い う ふ う な 答弁
市長 が 言 う に は 、 そ う い う の は 予 測が で き る
になっておったんでしたら、もうそれでいいで
か ら 寝泊 ま り を さ れ る と 言わ れ る か も し れ ま せ
しょう、わかりませんけれども。
ん 、 答え は 先ほ ど の と お り で し た か ら 。 し か し、
第 5 次 行 政 改 革 は 今 年 度 、 24年 ま で 、 そ れ で、
今いかなるときに危機が発生するかわかりませ
第 2 次 財 政 改 革 は 中 間 で 今 は あ り ま す 、 26年 ま
ん 。 だ か ら 、 と て も じ ゃ な い け れ ど も 、 鹿 児島
でであると思っております。第6次行政改革は
からはそういうときは来られないと思うんです
来 年 度か ら ス タ ー ト す る わ け で す け れ ど も 、 や
よね。危機発生したときは、最初の3分間、あ
は り 24年 度 中 、 今 年 度 中 に 策 定 し な く ち ゃ い け
るいは3時間が最も大事だと思います。それで
な い と 私 は 思っ て い る ん で す け れ ど も 、 ま た 財
い か に 行 動を す る か 、 い か に 対 応す る か に な っ
政改革は中間の見直しということで、この辺も
て お る と 思 う ん で す よ ね 。 そ こ の 認 識が ち ょ っ
ひとつもう一遍お聞かせください。
と足らないんじゃないかと思うんですよ。
だから、この行政、財政改革が施政方針に一
私 は こ こ に 、 過 去 に 、 20年 の 3 月 27日 の 竜 巻
言も触れていないことは、行財政改革に対する
のときに、事故発生から解散までの消防の方か
認識、そして市長がやろうと思う気構えがない
らデータをいただいたんですけれども、このと
と思われても仕方がないんじゃないかと私は思
き で す ね 、 7 時 前 で し ょ う か ね 、 多 分 、 19時 だ
っておるんですけれども。だから、この考え方
から、7時前に、恐らく前後に竜巻が発生した
が 、 市 長 は 認 識 が 軽 い と 私 は 思 っ て お り ま す。
はずです。それで、私の友人が鹿屋から帰りに
そういうことで苦言を言うて、もうこの質問
それに遭遇したんですよ。そして私のところに
は終わります。
7 時ご ろ に 電 話 が 来 た ん で す 。 そ れ で 僕 は 、 こ
次に、危機管理監のことですけれども、先ほ
こ に 19時 07分 と こ こ に 書 い て あ り ま す 。 一 般 市
ど答えでは、設置のところで、私は、危機発生
民からの連絡、これは多分僕だと思うんですよ
時に迅速かつ的確な対応を図るために危機管理
ね。錦江町付近で竜巻が発生したというふうに
監を置くと、これは第1条に載っておるわけで
僕は通知しておるんですよ。それから3分後に
す。ところが、市長は、通勤可能な範囲である
は、既にここの本部が損害保険号という車で浜
と い う ふ う に 言 わ れ ま し た 。 平 常時 だ っ た ら 私
平へ 2 人 が も う 出 向 い て お り ま す 。 そ し て 、 そ
は い い と 思 う ん で す よ ね 、 何 も な い ん で す か ら。
の発生現場の母屋には6分後には消防車が着い
危機発生時、垂水市にいなくても大丈夫なんで
て い ま す 。 そ う い う 迅速 な 行 動 を し て お る ん で
― 119 ―
す よ ね 。 そ う い う こ と で 、 こ れ を ち ょ っ と 読み
言わ れ ま し た で す が 、 や は り 自 然と の 闘 い と い
上 げ ま す け ど 、 8 時 に 、 40分 後 に は も う 現 地 に
う の は 非 常に 厳 し い も の が あ り ま し て 、 こ の 中
本部を置いています、本部を。そして、発生か
で竜巻に関しては、やはりどの危機管理監であ
ら2時間半で、その間いろいろな調査をしてい
っても、竜巻に関しては情報収集というのは非
ま す け れ ど も 、 本 部 を 解 散 し て い ま す 。 そ れ で、
常に 厳 し い も の が あ る と 思 い ま す 。 す べ て の 災
車 庫 に 帰 っ て き た の が 9 時 32分 と 書 い て あ り ま
害を 情 報 を と る と い う こ と は 厳 し い も の が あ り
す。
ま す 。 私 も ち ょ う ど こ の と き に は 農 林課 長 で し
そのように、最初の行動が物すごく大事と思
たので、熊本に出張をしておりまして、帰って
うんですよね。そして、鹿児島からこの発生時
き て 我 が 家で ゆ っ く り し ま し た ら 、 竜 巻 と い う
の 、 一 番 行 動 、 指 示 し な き ゃ い け な い 時 間 帯 に、
こ と で 、 そ れ か ら 上野 に 上が り ま し て 、 そ の と
来れますか、連絡がとれますか。このときはま
きに農業関係は私のほうで対策をとったつもり
たちょっとケースは違いますけれども、このと
でおります。
きの管理監とは翌日まで連絡はとれなかったと
ですから、危機管理監の仕事をきちっと分担
聞いていますよ。(「そらいかん」と呼ぶ者あ
しまして、情報収集やらそういった情報をとっ
り ) そ う い う こ と な ん で す よ 。 だ か ら 、 垂 水に
て い た だ い た 後 に 、 対 策 は 先 ほ ど も 言い ま し た
住居を構えて、危機管理監はいるべきです。
とおり、各対策部、市長をトップにした対策を
志 布 志 市 が 危 機 管 理 監 を 採 用 し て い ま す よ ね。
練る と い う ふ う に 思 っ て お り ま す の で 、 そ の あ
志布志市は、採用時に、市内に住居を構えるこ
たりの情報収集にやはりたけております危機管
とが条件で採用しています。市長がなぜこのと
理監の役割というのは、垂水市にとって、安心・
き、採用のときに言われなかったのか。市長が
安全のためにもやはり重要な位置だと思ってお
一番目標に最初に掲げておられます、垂水の安
ります。
心 ・ 安 全 ま ち づ く り 、 こ れ を 言わ れ る ん で し た
ですから、災害に関しての、災害のすべての
ら 、 一 番 先 に こ れ を や る べ き と 思 う ん で す が、
ことに関して危機管理監が対応できるかという
その辺の見解をお聞かせください。
ことに関しては、やはり発生の、竜巻等に関し
〇 総務課長( 山口親志) 申 し わ け あ り ま せ ん、
ても、多分にどこの危機管理監でも、どこの情
市 長 に で し た が 、 私 の ほ う で 答え さ せ て い た だ
報収集でも、的確にピンポイントで情報収集す
きます。
るということは厳しいと思います。
先ほども申しておりますとおり、危機管理監
あ わ せ ま し て 、 対 策 と い う の は 垂 水市 が と る
の業務としましては、災害時の情報収集とそれ
ものでありまして、危機管理監の助言はいただ
から情報提供でありまして、災害発生時には垂
きますが、危機管理監があくまでも対策を練る
水 市 に 寝 泊 ま り も し て い た だ い て お り ま す し、
のではなくて、垂水市が練るというふうに意識
そういった災害の発生及び発生のおそれがある
を し て お り ま す の で 、 そ れ と あ わ せ ま し て 、 24
場 合 は 当 然 寝 泊 ま り も し て い た だ く し 、 ま た、
時間体制もきちっととれるように今、体制をと
情報収集等でそういった危険な情報等、危ない
っておりますので、鹿児島から通勤されること
情報等がありましたら、常に連絡をとっており
に 関し て は 十 分 じ ゃ な い か と い う ふ う に 認 識 を
ま す し 、 垂 水 に 居 住 じ ゃ な く て も 24時 間 体 制 は
しております。
とれるというふうに自信を持っております。
以上です。
それから、先ほど竜巻の発生のことを議員が
〇市長(尾脇雅弥)今、質問がありましたけ
― 120 ―
れ ど も 、 こ れ ま で の 台風 と か そ う い っ た も の に
な事項は市長が決めると、ここにもちゃんと書
関しては、1週間ほど前からデータ収集をして
いてあります。必要じゃないでしょうか。
お り ま す の で 、 そ の 規模 と か そ う い っ た も の を
〇 市 長 ( 尾 脇 雅弥 ) 住 ん で い た だ け れ ば そ れ
考えながら、十分対応はできるんだろうという
にこしたことはないとは思いますけれども、そ
ふうに考えております。
れだけで判断をして危機管理監を決めるわけで
今 あ り ま し た 竜 巻 等 の 突 発 的 な も の で す ね。
はありませんので、前も申し上げました、専門
これは、例えば私も含めてですけれども、垂水
性 で あ り ま す と か い ろ い ろ な と こ ろ を 考 え て、
市に常に居住していても、いろいろ出張でいな
垂水市民の安心・安全を守るために人材として
い と か で す ね 、 い ろ ん な ケ ー ス が あ り ま す の で、
必要 だ と い う こ と が 大事 だ と い う こ と で ご ざ い
結果的に対応できないケースもあろうかと思い
ま す の で 、 そ の よ う に 御 理解 を し て い た だ き た
ま す け れ ど も 、 そ う い っ た 場 合は 電 話 で や り と
いというふうに思っております。
り を し た り 、 い ろ ん な 形 で 対 応せ ざ る を 得な い
〇北方貞明議員 それじゃ、次に入りますけど、
という部分がありますので、その辺のこともひ
先ほ ど 言 っ た よ う に 、 私 の 思 い と ち ょ っ と か み
っ く る め て 、 よ り い ろ ん な ケ ー ス を 想 定 し て、
合 い ま せ ん で し た け れ ど も 、 次 、 遊 漁船 に つ い
今後、慎重な、丁寧な対応を考えていかなけれ
て質問いたします。
ばいけないというふうには考えております。
これは先ほども、遊漁船ではなくして遊漁船
〇北方貞明議員 課長のお答えで、確かに竜巻
業に対しての補助と私は思っています。そうで
と か そ う い う の は ピ ン ポ イ ン ト で 予測 は で き な
すよね、遊漁船業に対する。遊漁船と遊漁船業
いと、私も十分理解しております。だけど、災
の違いというのは、遊漁船業は商いをするとい
害 と い う の は い つ ど こ で 発 生 す る か わ か ら な い。
うことですね。
そのために危機管理監ということを置かれてお
今回、私たちは現在、民泊を受け入れておる
る と 思っ て お り ま す 。 そ し て 、 助 言 を い た だ き
わ け な ん で す け れ ど も 、 私の と こ ろ で 生 徒 さ ん
な が ら 、 そ れ で 市 長 が 答 え て い た だ き ま し た、
を受け入れて、船で魚釣りに連れていく。これ
台風などでは1週間前から予測できる。ここに
は 既に 法 に 触 れ て お る わ け で す 。 こ れ は 御 存 じ
お ら れ る 方 は 1 週 間 前 か ら み ん な 知 っ て い ま す。
で し ょ う か 。 と い う こ と は 、 民 泊を し た 時点 で
テ レ ビ 報 道 で す べ て わ か り ま す 、 進 路 方 向 も。
も う お 金を い た だ く と い う こ と に な っ て い る か
そういうのはだれでもわかるわけです。
ら、船に乗せて魚釣りに連れてはいけないんで
だ か ら 、 先ほ ど 言 い ま し た よ う に 、 そ う い う
す 。 海 に 行 っ て 魚 を 釣 り 上 げ る と い う こ と は、
突発的な事故が起きたとき助言をいただきなが
も う 商い を し た と い う ふ う に し て 、 仕事 を し た
らということも聞きましたから、今。やはり地
ということに認められて、だから、私たちはこ
元におって、迅速に行動、指揮、指揮は最終的
れから、今までのやり方では生徒さんを魚釣り
に は 市 長で す け れ ど も 、 ア ド バ イ ス を い た だ け
に連れていくことはできません。それはもう法
る 位 置に お っ た ほ う が い い ん じ ゃ な い か と 私 は
律で 決ま っ て い る か ら 、 そ れ は い け な い わ け で
思っております。(「そのとおりやっど、いい
す け ど 、 今 回 60万 円 の 補 助 が 出 ま す 。 こ れ は 恐
ほうにもとってやらないかんど」と呼ぶ者あり)
ら く 、 60万 円 垂 水 市 か ら 出 た よ う な 答 弁 で す け
あ り が と う ご ざ い ま す 。 だ か ら 、 こ の 要綱 の 1
れども、県、垂水市と合わせて2分の1じゃな
条を加えて、垂水に居住する者とか、やはりこ
いんでしょうかね、それで個人負担がその半分
の 1 条 を 加え る べ き じ ゃ な い で し ょ う か 。 必 要
で す よ ね 、 と い う ふ う に 私は 思っ て お る ん で す
― 121 ―
が、この設備のほうは。
遊漁船法定備品の一部助成は認めていただいた
そ れ で 、 な ぜ 私た ち が で き な い か と い い ま す
という経緯があります。
と 、遊漁船法がありまして、 1人当たり3,000万
議員がおっしゃいましたように、遊漁船業登
円以上の賠償保険を掛けて、そして法整備をし
録料、損害保険料に対して、市の何らかないの
て、やっと遊漁船業というのをいただいて、生
か と い う こ と で し た け れ ど も 、 先 ほ ど 述べ ま し
徒さんを乗せることができるんですよね。それ
たように個人財産という観点から補助金は難し
で 、遊漁船業をとる には、5年間で2万3,000円
いと考えており、御理解願いたいと考えており
の遊漁船業登録、そして先ほど言いましたよう
ます。
に、3,000万円の保険を掛けるには、たしか1人
以上でございます。
3,200円でしたかね、掛ける定員数、これはその
〇北方貞明議員 個人財産ということで御理解
船を持っている方が個人で掛けなくちゃならな
いただきたいということですけれども、それで
い こ と は 当然 な ん で す け れ ど も 、 そ れ で 、 民 泊
は で す ね 、 せ っ か く 今ま で 、 こ こ ま で 順 調に 民
をするためにこの保険をとって、賠償金を掛け
泊が伸びてきたのに対して、僕の場合は、先ほ
てですね、果たして、受け入れ側の家庭が満足
ど も 言い ま し た よ う に 、 連れ て い っ た け ど 、 今
いくような、収入と言ったらおかしいんですけ
後、 こ の 保険 を 掛 け て ま で は と て も で は な い で
ど、5,000円でやっていけるのかと。これ保険は
すけど、ちょっとできないですわ。
毎年掛けていくわけですからね。この辺の保険
そ れ で で す よ 、 仮 に 、 仮の こ と は ち ょ っ と い
のことに対して執行部はどのように考えている
け ま せ ん か も し れ ん け ど 、 10名 乗れ る 船 に 、 10
の か 、 補 助 と か そ う い う 手 当 は で き な い の か、
名分の法的な救命道具とかそういうのは設備は
それをちょっとお聞かせください。
い た し ま す よ ね 、 2 分 の 1 で 。 そ れ で 、 保 険は
〇 水産課長( 岩元悦郎) 北 方 議 員 の 質 問 に つ
掛 け る 。 そ し て 、 そ の 10名 乗 れ る 人 が 生 徒 さ ん
いて、お答えいたします。
を 受 け た と し て も 、 10人 は 家 庭 で は 恐 ら く 受 け
漁獲行為を伴わない行為、えさやり体験、漁
き ら ん と 思 う ん で す よ ね 、 そ の 船 主 さ ん が 10名
場見学、イルカウオッチングですか、も海上運
登録しても。そうしたら、大抵4名しか泊めら
送法に より届け出が 必要となり 、1人3,000万円
れることはできないと思うんですよ、私の場合
以上、定員分のついた保険契約が必要となりま
は 3 名 し か 泊め て い ま せ ん け れ ど も 。 4 名泊 め
す 。 そ し て 、 漁 獲 行 為 を 伴 い 、 業 を な す 行 為、
たとき、その4名分はその船主さん、船長さん
例えば民泊での船釣り、定置漁業の体験も、遊
は お 金 は も ら え な い ん で す よ ね 、 自 分 が 泊め て
漁船業の適正化に関する法律により、遊漁船業
お る か ら 。 そ れ で 、 10名 あ る か ら 、 あ と 6 人を
の 届け 出が必要と なり 、保険料等2 万3,000円と、
ど こ か の 家 庭の 人 た ち か ら 乗 せ ら れ る 。 そ う し
1 人3,000万円以上、 定員分の契約が つ いた 保険
たとき、この6名分のお金はだれが払うのかと
契約が必要となります。
い う こ と で す よ ね 。 生 徒 さ ん た ち は 全然 払 い ま
この補助金を新設する段階で、鹿児島県から
せ ん 。 そ う な れ ば 、 そ の 船長 さ ん が も う サ ー ビ
も 30万 円 い た だ い て お り ま す の で 、 鹿 児 島 県 と
ス で 乗 せ る か 。 あ る い は 、 ほ か の 民 泊を 受 け 入
も や り と り を し た ん で す け れ ど も 、 船の 持ち 主
れている家庭の方が何がしのお金を出すかとい
が漁場体験以外にも個人的にも商業目的で運用
う こ と に な る と 思う ん で す け れ ど も 、 そ の 辺も、
できるということで、登録料、保険契約の費用
や は り こ れ だ け 民 泊 を 進 め て い く ん で し た ら、
は 個 人 財 産 で あ る の で 認 め ら れ な い と 、 た だ し、
行政のほうで、そういうのが発生したら1人幾
― 122 ―
ら と か 、 や っ ぱ り そ う い う 方 向性 を 示 し て も ら
県と交渉していただいて、できるだけ個人負担
えんな、恐らくこの遊漁船業登録はなかなか難
がないように努力してください。
しいんじゃないかと思うんですよね。そういう
1つだけ、私がこの間、県のほうに行って調
金額の設定、あるいは何人か乗せて幾らと、そ
べてきたら、現在、遊漁船業登録をされている
う い う よ う な の を ち ょ っ と 考 え て お ら れ る か、
方もおられます。いいですか。垂水漁協区管内
ちょっとお聞かせください。
で 4 名 の 方 が 登 録 さ れ て 、 定 員 数 は 37 名 で す。
〇 商工観光課長( 塚田光春) 今、 垂水市の 教
そ れ で 、 牛 根 地 区 で 9 名 の 方 が 登 録 さ れ て い て、
育旅行、体験型ですね、これは本当に議員がお
乗れる 定員数が67名。計104名の方が 乗れ るよう
っしゃるとおり、漁業体験型教育旅行というこ
な 遊漁 船 業 を と っ て お ら れ る 方 も お ら れ ま す の
とで垂水市は本当に脚光を浴びているところで
で 、 こ う い う 人 た ち と も 連携 を と っ て や れ ば ま
ございます。
た、もうこの人たちは既に法定のあれも入って
今回のこの制度はあくまでも、体験も漁業体
お ら れ る わ け で す か ら 、 遊 漁 船 業を と っ て お ら
験、また農業体験とあるんですけれども、その
れるわけですから、垂水の民泊を推進していく
体験料じゃございませんで、今現在垂水市漁協
に は 、 こ の 人た ち の お 手 伝い を も ら っ た ほ う が
が行っているえさやり体験ですね、日帰りのえ
い い ん じ ゃ な い か な と 思 っ て い ま す 。 先ほ ど も
さ や り 体 験 、 そ れ に 対 し て の 助 成で ご ざ い ま す
言 い ま し た よ う に 、 私 も 一 緒 だ っ た ん だ け ど、
の で 、 例 え ば 今 、 垂 水 市 漁 協 が 13隻 だ っ た で す
私自身はもうこの保険に入っていないものです
か ね 、 13隻 持 っ て お り ま す 。 そ れ で そ の 中 で、
か ら 、 も う 今回 か ら は 連 れ て い け な い わ け な ん
13隻 じ ゃ 、 と て も が 修 学 旅 行 生 が た く さ ん 来 た
で す け ど 、 こ う い う 方 々 に も 協議 さ れ た ほ う が
場 合 、 対 応 で き な い と い う こ と で 、 さ ら に 10隻
いいんじゃないかと思っております。
ふやして、その法定備品を購入しようというも
そうしたら、次に入らせていただきます。
のでございます。
それじゃ、水のほうを伺います。
ただ、今、議員がおっしゃるとおり、遊漁船
集 落 水 道 に 関 し て は 、 安 全 な 水 の 提 供 と し て、
業の登録料も発生します。それは5年間有効で
水質検査やら管理に努力されていることは理解
すけれどもね。それと、あと3,000万円保険、こ
いたしました。
れ も 発 生 す る と い う こ と が 昨 年 我々 も わ か り ま
今、砒素が出たということで、2カ所の集落
した。で、これを、今後、垂水市が売っていく
から出たということは、水道法に掲げられた数
にはやはり必要な経費だろうというふうに思い
値を 、 0.01、 リ ッ ト ル で す か ね 、 そ れ の 2 倍 か
ます。
ら 5 倍 の 数値 が 出 て お る わ け で す よ ね 。 だ か ら、
しかし、今の現段階では、この登録料、そし
集落の方々はわかってから、水を買って、温泉
てまた保険料を公費で払うというのが、まだ制
水を 買 っ た り 、 い ろ い ろ 水 を 買 っ て お ら れ ま す。
度 化 さ れ て お り ま せ ん の で 、 こ れ は 引 き 続 き、
だから、一日も早くこれは安全な水を提供、皆
垂水市は漁業体験で打って出らんといかんもん
さ ん 方は 飲 み た い と 思 っ て お る ん で す け れ ど も。
ですから、県と市と、県のほうへ引き続き根気
そ う い う こ と で 、 私は 、 な ぜ そ れ が 出た か と
強く、この助成はできないものか相談していき
いうことを集落の方に聞いたらですね、昔、宝
たいというふうに思います。
が出たんだと、こういうような表現をされたん
以上でございます。
ですけれども、実は藩政時代に、島津斉彬の命
〇 北 方 貞 明 議 員 わ か り ま し た 。 そ う し た ら、
によって鉱山開発がなされてですね、その辺が
― 123 ―
銅、鉄の採取されておったというのが文献にも
は な い か と い う こ と で 調 査 を い た し ま し た 結 果、
載っているわけなんですけれども、ここに「偽
異常がないということで、先日、集落関係者に
金づくりと明治維新」という本の中に、斉彬の
協議をいたしまして、整備計画等の検討を協議
政策が載っているわけですけれども、安政元年
を今現在行っているところでございます。
に大隅国垂水の山中で金鉱及び石英を得たりと
以上でございます。
書いてあるんです。そして、かって垂水で得た
〇北方貞明議員 そうしたら、既に集落の方々
鉱石は、オランダ人が調査をした結果、プラチ
とは協議中ということでよろしいですね。
ナ が 入 っ て い た と い う よ う な 文 献 も あ り ま す。
一日も早く安全な水を飲めるように、これも
そ う い う こ と で で す ね 、 先ほ ど 言 い ま し た よ う
一種の危機管理だと思います。市長のほうから
に 、 こ こ で 銅や ら 、 そ う い う の を 採 取さ れ て お
も、これを皆さんが安心できる水を一日も早く
った。その横に現在、今、水源があるというこ
提供 で き る よ う に 対 策を と っ て い た だ け れ ば と
とですので。だから、鉱山からはこういう物質
思っております。
が 出 る と い う こ と は 、 そ の 文 献に も 、 ま た い ろ
だから、私の友人なんかはお孫さんが来ても
んなのでも載っております。
自分のところの水は飲まさないと、市販の水を
そういうことで、今、生活環境でも一生懸命
買っ て 飲 ま す 。 特 に 赤ち ゃ ん で あ れ ば 、 も う と
さ れ て お る と い う の も 私も 知 っ て お り ま す 。 先
てもじゃないけど飲まされないと。だから、そ
ほど課長が言われた、除去のこういうデータも
う い う こ と で 、 今 、 御 飯 を 炊 く に も 水 を 買 っ て、
私もいただいております。経費が何百万もかか
要は家庭で使うのはふろと洗濯だけだというふ
ると、家庭用のでも何十万かかかるということ
う に 言 っ て お ら れ ま す 。 ま た 、 あ る 御 婦 人 は、
で 、 い ま だ か っ て 皆さ ん は そ れ を さ れ て い な い
自分の息子にここに家をつくってあげようと思
わけなんですけれども、今後、これに対してど
っ て お っ た け れ ど も 、 こ う い う の が 発 生し た か
の よ う な 手 だ て を さ れ る の か 、 ち ょ っ と お 聞か
ら、おまえたちはもうこっちにおらんでいいか
せください。
ら 垂 水 の 中 央 に 家 を 建 て ろ と 、 そ う 言 う た と、
〇 生活環境課長( 感王寺八郎) 砒素が 検出さ
そういうようなことも聞いております。
れたところの水源確保の関係ですけれども、議
そ う な れ ば で す よ 、 ま す ま す 過 疎 化 が 進 み、
員 か ら も あ り ま し た と お り 、 施 設の 設 置 に つ き
限界 集 落 に な っ て い き ま す か ら 、 や っ ぱ り そ の
ましては非常に高額になるということで、比較
辺のところも十分気をつけて、心を配っていた
的近い南側の河川の水質調査を実施しておりま
だいて、一日も早く解決していただきたいと思
す 。 結 果 と し て 、 検 出さ れ な か っ た と い う こ と
っております。
で ご ざ い ま す け れ ど も 、 利 用 可能 で は あ り ま し
これで、水のところは終わります。
たけれども、取水箇所や管理の問題、過去災害
そして人口の問題、これはもういいです。
等で幾度となく被害を受けているというような
これで、質問を終わります。
ことから、その河川からの取水については、非
〇 議 長 ( 宮 迫 泰 倫 ) こ こ で 、 暫 時 休 憩 し ま す。
常に集落にとりましては消極的なところがござ
次 は 、 11時 25分 か ら 再 開 い た し ま す 。
います。
午 前 11時 12分 休 憩
また、ことしの2月に入りまして、北側の河
川が、現在取水しております山腹の湧水からと
午 前 11時 25分 開 議
っ て い る わ け で す け れ ど も 、 そ れ と 異な る の で
〇議長(宮迫泰倫)休憩前に引き続き会議を
― 124 ―
開きます。
ん。頑張ってまいりましょう。
10番 池 山 節 夫 議 員 の 質 疑 及 び 質 問 を 許 可 し ま
ということで、それでは、議長に発言の許可
す。
を い た だ き ま し た の で 、 さ き に 通 告し て お き ま
[池山節夫議員登壇]
し た 順 に 従い ま し て 質問 を し て ま い り ま す の で、
〇池山節夫議員 お疲れさまです。
市長並びに関係課長の御答弁をよろしくお願い
先月、日銀は、下落傾向が続く消費者物価に
いたします。
ついて、1%の上昇率を目指すことを決めまし
施政方針と予算案について。
た。緩やかなインフレ目標を初めて導入したこ
水産物の販路拡大や消費拡大について。
と に な り ま す 。 10年 以 上 続 く デ フ レ か ら 脱 却 で
ブリ、カンパチのPR活動について、具体的
きないでいることから、消費者物価の緩やかな
に教えてください。
上昇が見通せるまで、実質的なゼロ金利政策と
また、施政方針から市長のトップセールスと
金融資産の買い入れなどによる強力な金融緩和
いう言葉が消えたことについて、理由をお聞か
策を継続するという日銀の意思表明ですが、裏
せください。
を 返 せ ば 、 10年 前 に 1 % か ら 2 % の イ ン フ レ 目
商工業、産業振興について。
標 を 掲 げ て 金 融 緩 和 と 財 政 出 動 を し て い れ ば、
食材の「垂水ブランド」については、フェイ
日本経済は既にデフレを脱却し、2から3%の
スブックとの関連で考えて、これまでの垂水ブ
経済成長を実現できるようになっていたのでは
ラ ン ド と は 取り 組 み が 違 う の か と も 思 い ま す が、
ないかと考えます。
フェイスブックについてどのようにかかわって
今、民主党の野田政権は、消費税を8%にす
いくのかとあわせて伺います。
るという増税案に執念とも思えるような意欲を
千 本イ チ ョ ウ に つ い て は 、 シ ャ ト ル バ ス の 予
燃やしておりますが、今、この時期での消費税
算が組まれておりますが、内容について教えて
増税は、必ず経済活動を鈍らせ、税収全体もか
ください。
えって減収になると予想されます。間違った経
垂水高校振興策について。
済 政 策 を と ら れ る と 、 こ の 先 ま た 10年 、 日 本 は
イメージアップへの支援について、教育環境
ど う な る の か と 暗 た ん た る 思 い が い た し ま す。
充実に向けての支援について、小規模校だから
今、経済浮揚を最重点政策とすべきでありま
こその学校運営への支援について、具体的にお
す。日銀と政府は2%のインフレターゲットを
聞かせください。
設 定 し 、 日 経 平 均 株 価 を 小 泉 政 権 時 代 の 1 万 3,
学校給食の食物アレルギー事業について、予
000円、対米ドル為替レートが 85円台になるまで
算がついた事業の内容について、伺います。
財 政 出 動 を す る こ と が 、 企 業 の 投 資 意 欲 を 高 め、
ごみ処理について。
雇 用 の 増 大 に つ な が り 、 国 内 需 要 を 呼 び 起 こ し、
大隅広域事務組合でもごみの減量化について
消費税やその他の税収の増加につながるという
議論がありましたが、垂水市内でのごみの減量
スパイラルが生まれます。
化について伺います。
消費税増税の前に解散総選挙をして、国民に
以上で、1回目の質問を終わります。
信を問うていただきたいと切に願うものであり
〇市長(尾脇雅弥)池山議員の御質問にお答
ますが、この困難な時代に我々地方は、市長を
えをいたします。
先頭に、行政と議会が切磋琢磨しながら、持続
施政方針からトップセールスという言葉が消
可能な垂水をつくる努力をしなければなりませ
えたということですけれども、今までどおり進
― 125 ―
め て い く 決意 で ご ざ い ま す 。 本市 に は 、 か ご し
も 、 輸 出 が 続 い て お り ま す 。 昨 年 11月 に は 、 福
まのさかなとしてブランド認定された垂水市漁
岡市で開催されました九州インバウンド・ビジ
協のカンパチ「海の桜勘」と牛根漁協の「ぶり
ネ ス ・ フ ォ ー ラ ム 、 中 国 各 地 の 旅 行 業 者 45社 が
大将」と、2つのブランド認定を受けた魚がご
参加した商談会にも中馬組合長とも参加し、垂
ざいます。これを、国内はもとより国外への販
水 の 魅 力 、 養 殖 カ ン パ チ の 魅 力 を ア ピ ー ル し、
路開拓をしていく必要があろうかと思っており
南日本新聞にも掲載をされました。
ます。
カンパチに関しましては、今後も、経済発展
まず、国内の販売では、各種イベントや量販
の 著し い 中 国 を 初 め と す る ア ジ ア を 主な タ ー ゲ
店などへのブリ、カンパチ、その他加工品のP
ットとして、海外輸出の商談会が国内でもあり
R販売等を積極的に推進してまいります。私自
ますので、今後も地元のブランド魚であるカン
身も昨年6月に開催されました関西鹿児島ファ
パ チ の P R に も 努め た い と 考 え て い る と こ ろ で
ン デ ー 、 あ る い は 2 月 16日 に は 自 治 会 館 の ふ る
ございます。
さと市場に参加し、NHKでもテレビ放送され
以上でございます。
た と こ ろ で ご ざ い ま し て 、 今 後も 地 元 の ブ ラ ン
〇 商工観光課長( 塚田光春) 池山議員か ら 3
ド魚のPRに努めてまいります。
点、商工業と産業振興についての質問が出てお
海外へ向けましては、牛根漁協隣接地にあり
りますので、お答えいたします。
ま す グ ロ ー バ ル ・ オ ー シ ャ ン ・ ワ ー ク ス を 拠点
まず、フェイスブックに係る食材の垂水ブラ
とし、特にアメリカ向けのブリの輸出に力を入
ンドについて、お答えをいたします。
れていきたいと考えております。
本 市 特 産 品 等 の 新 た な 販 売 促 進 の 試 み と し て、
財 務 省 貿 易 統 計 に よ り ま す と 、 2011年 ア メ リ
全国に広く消費喚起を促すために、フェイスブ
カ 向け冷凍ブリフィレは3,658トンで、対前年比
ッ ク に よ る 販 売 に 関 し て の 調 査 ・ 研 究 を 行 い、
38%の増であります。そのうち約3,000トン、お
販売 の シ ス テ ム づ く り を 行 い た い と 考 え て お り
よそ8割は牛根漁協管内のブリであります。ま
ます。まず、ツールとしてのフェイスブックの
た、そのうち1,400トンは垂水の民間企業グロー
状況、可能性についての調査を行います。これ
バ ル ・ オ ー シ ャ ン ・ ワ ー ク ス か ら 福 岡 を 経由 し
は、各自治体でも現在行っているホームページ
て 、 ア メ リ カ に 輸出 さ れ て お り ま す 。 グ ロ ー バ
上のショッピング等の比較検討も含みます。
ル・オーシャン・ワークスには工場増設の計画
それでは、御質問の食材「垂水ブランド」と
も あ り 、 そ の 将 来 性 に 期 待 感 を 持 つ と と も に、
していくための商品の選択の仕方について、述
いろんな形で支援したいと考えております。
べたいと思います。
米国の消費者はどういうものを好むのか、ニー
まず、特産品としてある本市の商品について
ズはどうなのかなど、牛根漁協の生産者ととも
フ ェ イ ス ブ ッ ク 化 し た 場 合 、 売 れ る か ど う か、
に 、 メ イ ド ・ イ ン ・ 垂 水 あ る い は 牛 根 と し て、
商品として消費者のニーズに合致しているか等
ブランド確立のために時期を調整してアメリカ
について調査・研究を行います。現在存在する
を 訪 問し 、 ト ッ プ セ ー ル ス マ ン と し て P R 、 販
商品もですが、新商品の開発も生産者へお願い
路拡大のために努めてまいりたいと考えており
する必要があろうと思います。
ます。
な お 、 こ れ に 関 し ま し て は 、 垂水 市 の イ メ ー
垂水市漁協のカンパチにおいても、現在も香
ジ 戦略 と も な り ま す の で 、 で き れ ば 、 生 産 者 の
港 や シ ン ガ ポ ー ル へ 、 微少 で は あ り ま す け れ ど
皆様の協力を得る形で、現在既に販売実績があ
― 126 ―
り、知名度の高い焼酎や温泉水、ブリ、カンパ
目に小規模校だからこその学校運営への支援に
チ、美湯豚などを中心としたものを候補に挙げ
取り組んでまいります。
たいと考えております。
1番目の学校のイメージアップへの支援であ
そこで、商品を売り出すための商品基準や販
りますが、市広報紙に毎月特集コーナーを掲載
売基準を定める必要がありますので、商品とし
し、また広報紙は中央中学校にも配布をし、さ
て売れる商品なのか見きわめ、それを決定する
ら に は 市 外 に も 広 報 し て い き た い と 考え て お り
ための選定委員会組織をつくり、選定委員会を
ます。また、学校紹介ビデオやパンフ作成への
開催し、販売商品として選定されたものをフェ
支援も考えております。それと、垂水高校生が
イ ス ブ ッ ク へ 掲 載 し 、 販 売 す る こ と に な り ま す。
ボ ラ ン テ ィ ア や イ ベ ン ト 等 へ の 参加 が で き る 場
そ し て 、 消費 者 の ニ ー ズ を し っ か り と ら え 、 販
の提供をし、市民等から高評価が得られるよう
売数の確立ができた場合は垂水ブランドになる
な支援をしていくものでございます。
わけですが、全国に垂水ブランドとして消費者
2番目の垂水高校生の教育環境充実に向けて
の人気をつかむまでには月日を要するものと思
の 支 援 に つ い て は 、 ま ず 、 経 済 的 支 援 策 と し て、
われます。
生徒が資格取得をする際の受験料について全額
次に、千本イチョウの駐車対策について、お
助 成を し て い き た い と 思 い ま す 。 そ れ と 、 自 己
答えいたします。
の職業観づくりや地元企業への就職促進という
まず、臨時駐車場の整備でございますが、平
ことで、就職率アップのための地元企業との交
成 23年 度 も 臨 時 駐 車 場 と し て 使 用 し ま し た 旧 県
流の機会をふやしていきます。さらには、垂水
道廃道敷も県のほうで整備できないか、要望し
高校振興対策協議会、それと同窓会、PTAと
て お り ま す が 、 ま だ ま だ 不 足 す る た め 、 近く の
いった支援団体との連携が図れるように取り組
土地を一時借地しまして、重機借り上げにより
んでいくものでございます。
整地を し まし て、 臨時駐車場と して 約160台分確
3番目の小規模校だからこその学校運営の支
保できるように整備する予定でございます。
援でありますが、小規模校のデメリットを補完
ま た 、 シ ャ ト ル バ ス に つ き ま し て は 、 垂 水フ
する施策も必要ということで、大隅地区内での
ェリー・桜島・鹿屋方面からの車は旧垂水フェ
高 校 ネ ッ ト ワ ー ク の 構 築 、 高 校 ・ 大 学 の 連 携 や、
リー跡地を拠点に、輝北町方面からの車は高峠
中学・高校への支援、また部活動等への支援補
公園の駐車場を拠点にして、イチョウの見ごろ
助金の交付をし、生徒が活躍し、輝ける場づく
のピーク時の土曜日・日曜日に限り、シャトル
り と な る た め の 支 援を 行 っ て い く も の で あ り ま
バ ス の 運 行 を 計 画 し て ま い り た い と 思 い ま す。
す。
以上でございます。
以 上 、 支 援 内 容 に つ い て 申 し 上 げ ま し た が、
〇 教育総務課長( 今井文弘) 垂水高校振興対
こ の 中 に は 、 す ぐ に 実施 で き る 分、 こ れ か ら も
策についての御質問にお答えいたします。
う 少 し 検 討し な け れ ば な ら な い 分も ご ざ い ま す。
垂水高校振興対策につきましては、基本的に
こ れ か ら 検 討し な け れ ば な ら な い 分 に つ き ま し
は 垂 水 高 校 振 興 支 援 計 画 書 に 基 づ く 46の 支 援 策
ては、今後、垂水高校振興対策協議会での御意
を、垂水高校振興対策協議会を中心に実行して
見等 を い た だ き な が ら 取 り 組 ん で ま い り た い と
ま い り ま す が 、 平 成 24年 度 に お い て は 、 1 番 目
いうふうに考えております。
に学校のイメージアップへの支援、2番目に垂
以上でございます。
水高校生の教育環境充実に向けての支援、3番
〇 学校教育課長( 有馬勝広) で は 、 池山議員
― 127 ―
の学校給食の食物アレルギー事業についての御
特 に 、 ご み の 減 量 化は 、 リ デ ュ ー ス 、 リ ユ ー
質問にお答えします。
ス が 最も 重 要で あ り ま す が 、 ど う し て も ご み は
学校給食は、必要な栄養をとる手段であるば
排出 さ れ ま す 。 そ の よ う な 中 で リ サ イ ク ル 、 ご
かりでなく、児童生徒が食の大切さや食事の楽
み減量化を図るために、市民の皆さんにお願い
しさを理解するための教材としての役割も担っ
し、分別収集を行っております。今後につきま
て お り ま す 。 本 市 に お き ま し て は 、 平 成 24年 度
しても、ごみ減量化を推進していくことが必要
より実施を計画しております学校給食アレルギー
であり、分別のお願いを推進してまいりたいと
対策事業は、食物アレルギーを持つ児童生徒に
考えております。
とっても、他の児童生徒と同じように給食を楽
以上でございます。
しめることを目指して実施しようとするもので
〇池山節夫議員 よくわかりましたと言ってし
ございます。
ま え ば 終わ る ん で す が 、 そ れ で は あ ん ま り で す
本市のこれまでの学校給食における食物アレ
からね。
ルギーへの対応の現状は、原因となる食物の除
きのうから大薗議員、川畑先輩、魚価の低迷
去、例えば牛乳の提供中止、パン・デザートの
で漁協のほうから損失補償の話が出たりしたの
代 替 食 の 提 供 の み の 対 応 を 行 っ て お り ま し た。
は 、 や っ ぱ り い ま 1 つ 魚 の 価 格 が 低 迷し て い る
本事業では、学校給食が原因となりますアレル
と 、 そ う い う こ と が 原因 で そ う い う こ と に な る
ギ ー 症 状 を 発 症 さ せ な い こ と を 前 提 と し ま し て、
んだろうと思いますので、やはりトップセール
垂水市立学校給食センターの機能や環境に応じ
ス と い う 言 葉、 入 っ て い な か っ た か ら 聞 い た ん
て、食物アレルギーを持つ児童生徒の視点に立
ですけどね、やっぱりこれからはアメリカ、中
ち、アレルギーの原因食物を除去したアレルギー
国、 も う そ っ ち の ほ う へ 消 費 を 向け て い か な い
対応給食を提供することを目的とした事業でご
と 、 魚 の 価格 が 上 が っ て い く と い う の は ち ょ っ
ざいます。
と 無 理 な ん だ ろ う と 私も 思 い ま す 。 で き る だ け
以上でございます。
そういう方向へ、市長みずからも先頭に立って
〇生活環境課長(感王寺八郎) 質問の あ り ま
販 路を 拡 大 し て い た だ い て 、 そ れ で 少し で も ブ
したごみ減量化については、本市にとっても重
リ、カンパチの値段が上がって、それで両漁協
要 な こ と で あ る と 考え て お り ま す 。 ご み は 、 地
が 立 ち 直 っ て い た だ く よ う に 、 そ の 点に つ い て
球の限りある資源から成っております。その限
はお願いをしておきます。
りある資源を守るために、まず1番目に、ごみ
あ と 、 商 工 業 、 産 業 振 興 の こ の 部 分 で す け ど、
をできるだけ出さない、買い物には買い物袋を
先月かな、薩摩川内市がフェイスブックに、武
持参し、レジ袋をもらわない、使い捨て商品を
雄市だったか、武雄市が開設しているフェイス
選ばない、生ごみは堆肥化するなどの減量を図
ブックのホームページというのかな、それには
る、リデュース。2番目に、何度も繰り返し使
月に200万かな、相当閲覧があるんですよね。だ
うマイはしやマイボトルの持参、家具や家電製
から、薩摩川内市はそれにリンクさせたという
品は長く使う、詰めかえ商品や繰り返し使える
こ と で フ ェ イ ス ブ ッ ク を 開設 す る と 。 そ の 点に
商 品 を 利 用 す る 、 リ ユ ー ス 。 そ し て 3 番 目 に、
ついて触れていなかったんだけど、答弁は。
ごみ分別をきちんとし、資源として再生するリ
武雄市長は200自治体の 参加を目指す と 、自分
サイクルの、ごみを減らす3ポイントの3Rを
のところのフェイスブックのそれに全国から200
市民の皆さんにお願いをいたしております。
ぐらいの自治体の参加を目標にして、規模の大
― 128 ―
き な も の に し て 、 そ れ で 販 売 を 目 指 し て い く と、
垂水高校の進学率とか、中学校から垂水高校に
そ う い う こ と を 目 標 に 新 聞 で も 語ら れ て い る ん
何名進学があるのか、きのう感王寺議員のほう
で す け ど 、 そ の 辺に つ い て 、 さ っ き 、 フ ェ イ ス
か ら 質 問 が あ っ て 、 そ の 答 弁 が 、 平 成 21年 に 垂
ブックを活用して売れるようになるには月日を
中 か ら 39人 で す か ね 、 そ れ で 22年 が 34人 、 23年
要 す る と い う よ う な 答弁 だ っ た ん で す け ど 、 私
が 36人 と 、 垂 中 か ら の 進 学 。 今 度 は 、 垂 校 か ら
は、武雄のそれにリンクさせたら意外と早いん
進 学 率 を 問 わ れ て い る ん で す け ど 、 平 成 20年 が
じゃないかと思うんですよ。ですから、その辺
50.7% で 、 35人 が 進 学 し て い て 、 大 学 ・ 短 大 が
のことを、薩摩川内市が開設して、ホームペー
20人 、 こ の う ち 国 公 立 へ 3 人 と 、 専 門 学 校 が 15
ジ の 開 設 費 が 200万 円 で 年 間 の 運 営 費 が 150万 円、
人 。 平 成 21 年 が 大 学 へ の 進 学 率 が 50 % で 25 人、
で 、 垂 水 市が そ の 同 じ よ う な こ と を や っ た と き
大学・短大が7人で国公立が1人と、専門学校
に ど ん な 費 用 に な る か わ か ら な い ん で す け ど、
18人 。 22年 が 57.5% 進 学 で 38人 、 大 学 ・ 短 大 17
そ の 辺に つ い て ど う 思 っ て い ら れ る の か 、 後 で
人で国公立が3人と。
伺いますね、一括でいきますから。
国公 立 に や っ ぱ り 進 学 し て い て 、 い い わ け で
それと、千本イチョウは臨時駐車場が160台と
す よ ね 。 そ れ で も な か な か 生 徒が 集 ま ら な い と。
い う こ と で 今 言 わ れ た ん で す け ど 、 さ き の 12月
こ の 辺は 、 子供 が い な い と い う の も あ る し 、 い
議会で川議員がちょっと質問をされて、渋滞
ろ ん な 問 題が あ る ん で し ょ う け ど 、 こ れ だ け の
したと。堀内議員の質問でしたかね、千本イチ
こ と を や っ て 、 今 ま で も 努力 し て き て い る ん で
ョ ウに 11月19日か ら12月18日ま でに 4万1,500名、
す よ ね 。 努 力さ れ て き て い て 、 そ れ で も こ の 状
堀内議員の質問に答弁があるんですけど、それ
態と い う の は 、 教 育 長、 ど う し ま す か 、 こ れ か
で、12月4日のいきいき祭りに5,000名と、この
ら。その辺のことを、教育行政のトップですか
12月 4 日 に 4 キ ロ の 渋 滞 が 発 生 し て い る と い う
ら ね 、 ど う さ れ ま す か 。 そ れ を 伺 い た い と 思い
こ と で 、 12月 議 会 の 川  議 員 の 質 問 は 、 そ の 渋
ます。
滞して救急車が通れなくなったらどうするんだ
学校給食の食物アレルギーなんですけど、今
というような質問だったんですよね。これは当
度初めて事業ということで予算化がされたから
然起こり得ることで、来年も、これから先も起
質 問し た ん で す よ 。 今 ま で は 事 業 と い う こ と で
こり得る話なんですよね。
は な く て ア レ ル ギ ー に は 対応 さ れ て い た わ け で、
それで、臨時駐車場160台でも足りないでしょ
それを予算がついて、アレルギーの対応の事業
う 、 恐ら く 。 そ れ で 、 シ ャ ト ル バ ス を 運 行し て、
という名目で予算がついたということで質問し
そ れ で も ど う か と 思 う わ け で す よ ね 。 そ の 辺に
て い る ん で す け ど 、 こ の 辺 の 、 さ っ き あ っ た、
つ い て 、 や は り 救 急車 が ど う の こ う の と い う の
今ま で は ア レ ル ギ ー の あ る 子 に は そ の も の を 除
が一番大変なところで、その辺について、どち
去し て い た と 、 そ れ を も う 食 べ さ せ な か っ た と。
ら で も い い で す 、 市 長で も 、 課長 で も 、 ど ん な
今度 は そ れ に か わ る も の を 、 3 品あ っ て 1 品 に
ふうに対応していこうと考えられるのか、その
対し て ア レ ル ギ ー だ っ た ら 、 ア レ ル ギ ー の あ る
点について少し伺います。
子は 2 品 に な っ た と 。 こ れ か ら は 、 3 品 あ っ て、
あ と 、 高 校 の 振 興 策 に つ い て は 一 生 懸 命 と、
アレルギーがある子にも3品あるようにすると
こんなもんでしょう。これだけやって、精いっ
いう意味だと思うんですけど、その辺をもう1
ぱ い や っ て も ら っ て 、 感 王 寺 議 員 の 質 問 で す ね、
回。
き の う の 。 感 王 寺 議 員 が い ろ い ろ 質 問 を さ れ て、
例えば、私がこの質問をしたのは、今問題に
― 129 ―
な っ て い る 茶の し ず く 、 あ れ で 、 茶の し ず く の
大概の紙は。それで、うちの集落あたりで見て
石けんを使ったら、皮膚から吸収したので小麦
も、紙は大体燃えるごみに入っている率のほう
ア レ ル ギ ー に な っ て い る ん で す よ ね 、 女 性の 方
が 多 い ん で す よ 。 そ れ で 、 熊 本 に 行 っ た と き に、
が 。 そ れ が も う 相 当 数 い る ん で す よ 。 そ れ で、
大隅事務組合の有動さんという事務局長に、こ
小麦アレルギーというのは結構あるのかなと思
れですよ、紙をリサイクルにみんながきちっと
っ て 、 そ ん な こ と で 小麦 ア レ ル ギ ー に な っ た ら、
回したら相当減りますよねと言ったら、それは
う ど ん も 食 え な い 、 ギ ョ ー ザ 食え な い 、 も う 食
も う す ご い 減 り ま す よ と い う 話 な ん で す よ ね。
べ ら れ る も の 、 ピ ザ も 食え な い 、 何 も 食 え な い
だから、この点について課長に伺うんですけ
ん で す よ ね 。 石 け ん で 小麦 ア レ ル ギ ー に な る ぐ
ど 、 ど の ぐ ら い 徹 底 さ れ て い る も ん だ ろ う か。
らいなら、子供の中に小麦アレルギー、相当い
私は だ か ら こ の 質 問 を す る と 決 め て か ら 、 う ち
る の か な と 思 っ て 、 こ れ を 質 問 事 項 に 入 れ た ら、
でもリサイクルに紙は入れているんですよ。そ
この前ちょっと打ち合わせのとき、子供には余
う し た ら 、 う ち の が 、 お 父さ ん 、 面 倒く さ い ね
りいないみたいなんですけど。
と 言 う か ら 、 ば か や ろ う と い う 話 な ん で す け ど。
ア レ ル ギ ー と い う の は 、 食 物ア レ ル ギ ー 、 以
でも、これが垂水市全体で名刺以上の紙を全部
前私、質問をしたときに二十何種類あったんで
リサイクルにしたら、相当可燃性の、燃えるご
す け ど ね 、 た し か 。 小麦 ア レ ル ギ ー は な い と し
み は 減る と 思う ん で す よ 。 そ し て 、 燃え る ご み
て も 、 い ろ ん な ア レ ル ギ ー に 対し て 、 事 業と し
が 減る と い う こ と は 、 燃 え る ご み で 出す 分 が 減
て 、 こ の ア レ ル ギ ー に は こ う い う も の を 代 用し
りますからね、当然経費は減ると。その辺のこ
て、同じような3種類なら3種類の給食メニュー
とについて、わかる範囲でいいです。これを実
としますというのをわかる範囲で、具体的にわ
行し た ら 、 推計 ち ょ っ と ど の ぐ ら い 減 る ん じ ゃ
かったら教えてください。
な い か な と か 、 ど ん な も の か 、 そ の 辺に つ い て
それから、ごみなんですけど、堀内議員の質
教えてください。
問 で 、 可 燃 性 ご み が 2,433ト ン 、 そ れ で 8,500万
これで、2回目を終わります。
円でしたかね、これ費用が。この前、大隅広域
〇商工観光課長( 塚田光春) 武雄市と の フ ェ
の事務組合の議員の研修で熊本に行ったんです
イスブックのかかわりと、フェイスブックの運
よ。そうしたら、熊本市のほうで、垂水市の分
用についてお答えいたします。
別にも書いてあるらしいんですけど、名刺以上
本 市 の 特 産 品 の 販 売 商 品 が 決 ま り ま し た ら、
の 紙 は す べ て リ サ イ ク ル 。 私 、 熊本 で そ れ を 聞
い よ い よ フ ェ イ ス ブ ッ ク の シ ス テ ム 構築 を 行い
い て 、 え え 、 す ご い な と 思っ た ん だ け ど 、 帰っ
まして、その後、販売商品を掲載し、通信販売
てきて聞いてみたら、垂水市も名刺以上の紙に
をすることになりますが、佐賀県の武雄市は閲
関してはすべてリサイクルになっているらしい
覧件数が月に 今、 300万件を超える通販ペ ージを
ん で す よ ね 。 こ れ は 私 の 不 明 の い た す と こ ろ で。
持 っ て お り ま す 。 そ こ で 、 薩 摩 川 内 市 と 同 様 に、
た だ 、 市役 所 で そ こ に 出 る と き に は 、 こ う い
武雄市の通販ページに垂水市のページをリンク
う切った紙、あれも全部リサイクルに入ってる
させまして、本市の特産品などを販売していき
んですよ。それで、私は以前、荒崎に見に行っ
たいというふうに考えております。
た と き も 、 紙の リ サ イ ク ル 、 結構 あ っ た ん で す
それからフェイスブックの、先ほど、立ち上
け ど ね 、 こ れ が 私 も 余り 徹 底 し て い な い し 、 う
げ 費 用 200万 円 と か 運 営 費 150万 円 で す ね 、 こ れ
ち で 、 大 体燃 え る ご み に 入 れ て い る ん で す よ ね、
に つ い て お 答え し ま す け れ ど も 、 シ ス テ ム の 構
― 130 ―
築費用が今の ところ 200万円、 それと 年間の 運営
10年 か わ か り ま せ ん け れ ど も 、 垂 水 高 校 が 廃 止
費が150万円かかるというふうにお聞きしており
になるということは、一応その危機は避けられ
ま す 。 た だ し 、 出 店 料 な ど の 負 担は ご ざ い ま せ
たのかというふうに思います。
んで、地元の零細企業などでも、商品さえしっ
そ こ で 、 私 と し ま し て は 、 垂 水 高 校と そ れ か
か り し て お れ ば だ れ で も 商 品 登録 で き る と い う
ら中央中学校の交流をこれまで以上に図ってい
ふうになっております。
くと。今、中学校のほうも高校のほうも非常に
先ほどの、全国に垂水ブランドとして消費者
そ の 気に な っ て お り ま す 。 で す か ら 、 1 学 期か
の人気をつかむまでには月日がかかるんじゃな
ら垂水高校の先生方が中学校のほうに行ってい
か ろ う か 、 い や 、 私 は そ う は 思わ な い と い う こ
ろいろ説明をする、あるいは中学校の生徒が垂
と な ん で す け れ ど も 、 私が 申 し 上 げ ま し た の は、
水高校に行くと、そういう交流をこれはもう確
消費者が好んで垂水の商品をどんどん買ってく
実に去年以上に進めていけるだろうというふう
れ る 、 い わ ゆ る こ の 段 階 が 私 は 垂水 ブ ラ ン ド と
に 思 い ま す 。 そ う す る こ と に よ っ て 、 特 効薬 と
思 う ん で す ね 。 だ か ら 、 フ ェ イ ス ブ ッ ク に 載せ
い う の は な い わ け で す か ら 、 今ま で 努力 し て き
た段階で、ぼちぼちは売れると思います。しっ
た こ と を 確 実に ま た し て 、 進 め て ま い り た い と
か り と 売 れ る ま で 、 そ れ が 垂 水ブ ラ ン ド と 思 っ
いうふうに思って、何しろ県立高校でございま
て お り ま し て 、 そ れ に は ち ょ っ と 月 日を 要す る
す の で 、 何を し な さ い 、 こ う し な さ い と い う こ
のかなというふうに感じております。
と は 言え な い わ け で す け れ ど も 、 や は り 市 と し
以上でございます。
て も い ろ い ろ 支 援 を 今や っ て お り ま す 。 何よ り
〇 教育長( 肥後昌幸) ど う す る の か と 、 こ う
も大事なのは、やはり垂水高校自体のいわゆる
言 わ れ ま し て も 、 こ れ ま で の 努力 を 続 け て い き
自助努力というのが一番大事になっていくだろ
ま す と 言 う し か で き な い わ け で す が 、 先 ほ ど、
うというふうに思います。一緒になって頑張っ
垂水高校の支援として教育総務課長のほうで答
ていきたいと思います。
弁 を い た し ま し た 。 何よ り も 大事 な の は 、 や っ
〇商工観光課長( 塚田光春) 済み ま せ ん 、 千
ぱり垂水高校のイメージアップだろうと思うん
本イチョウの臨時駐車場の件で答弁漏れがあり
ですね。垂水高校に行けばこうだよということ
ましたので、再度お答えいたします。
が 広ま っ て い け ば 、 ま た だ ん だ ん も っ て い く ん
千本イチョウの臨時駐車場の整備とシャトル
だろうと思いますけどね、それがまた一朝一夕
バスの運行だけで渋滞緩和ができるのかという
にできることでもないだろうと。
質問 な ん で す け れ ど も 、 シ ャ ト ル バ ス は 、 先ほ
垂水高校の支援につきましては、御承知のと
ど申し上げましたように、旧垂水フェリー跡地
おり、県立高校の廃止基準というのが一応なく
を 拠 点 に シ ャ ト ル バ ス を 運 行 さ せ る こ と か ら、
なりました。そして、昨年から大隅地域の公立
国道に旧垂水フェリー跡地へ案内する誘導員を
高校の在り方検討委員会、これが今、開かれて
配置しまして、すべての車が垂水フェリー跡地
お り ま し て 、 今 月 の 19日 に 最 後 の 検 討 委 員 会 が
へ行ってくれるように誘導員を配置し、万全の
ご ざ い ま す 。 そ こ を 受け て 、 委員 会 の ほ う で は
体制をとって誘導に努め、渋滞緩和に努めてい
県教委のほうに何か答申を出すんだろうと思い
きたいというふうに思います。
ますけれども、まだ全くわかりませんけど、は
以上でございます。
っ き り と ど う な る か で す ね 、 た だ 、 廃 止 基準 が
〇 学校教育課長( 有馬勝広) で は 、 池山議員
な く な っ た わ け で す か ら 、 当 面、 こ れ が 5 年 か
の2回目の御質問にお答えいたします。
― 131 ―
まず、学校給食アレルギー対策事業を実施す
そばを、うどんを提供するとか、鶏の肉の照り
るに当たりまして、まず大切なことは、食物ア
焼きの場合には魚の照り焼きとか、そのような
レルギー対応の給食の実施基準を作成して、事
ことも鹿児島県の指針では例が示されておりま
業を推進していくことが大切でございます。
す。子供さんのやはり原因食品というのをしっ
その中で、実施基準としまして、まず医師の
か り 確か め て 、 そ し て 、 ど の よ う な も の が 対応
診 断 と 食 事 療 法 の 指 示 書 が あ る と い う こ と と、
可能 な の か と い う こ と で 対 応 し て ま い り た い と
家 庭 で も 食 事 の 療 法 を 行 っ て い る と い う こ と、
考えております。
あと、多くの食品にアレルギーを持っている児
先ほど御質問の小麦アレルギーの子供さんも
童生徒や、アナフィラキシーの強い症状を発症
いるかもしれないんですが、今、特に幅広く把
す る と い っ た 、 そ の よ う な 重 症者 で な い と い う
握をしないといけませんので、原因の中に小麦
ことなどの実施基準を設けて、対象者を、学校
のアレルギーを持つ子供さんもいらっしゃるか
とも協議して、保護者の要望等もお聞きしなが
も し れ ま せ ん 。 そ の と き に は ま た 対 応を 考 え て
ら、決定していくことになります。
いきたいと思っております。
御質問の、どのような内容なのかということ
以上でございます。
でございますが、まずは使用頻度の高い卵、こ
〇生活環境課長(感王寺八郎) 先ほ ど あ り ま
れは鶏卵・ウズラの卵、あと牛乳などの乳及び
したとおり、本市におきましても、名刺はもと
乳製品を基本といたしますけれども、卵や乳製
よ り 、 シ ュ レ ッ ダ ー く ず ま で 資源 ご み と し て 説
品以外の原因食品につきましても、でき得る範
明し て 集 め て お り ま す 。 し か し な が ら 、 紙類 に
囲で対応しまして、給食センターでの基本給食
つきましては、個人情報の関係で、燃やすごみ
の献立をもとに、原因食品を除去した対応食の
と し て 排 出 さ れ る も の が か な り あ る よ う に 思っ
調理を行ってまいりたいと考えております。そ
て お り ま す 。 特 に 、 燃や せ る ご み に つ き ま し て
のような内容でございます。
は、資源にならないもの、衛生的に処理しなけ
調理に際しましては、専任の調理技師を当て
ればならないものということで定めております
まして、調理室の一画をアレルギー食コーナー
け れ ど も 、 か な り 紙 類に つ き ま し て は 、 や は り
と し て 、 そ こ で 調理 す る と い う こ と で ご ざ い ま
入っ て き て い る と い う よ う な 状況 じ ゃ な い の か
す。
なというふうに考えております。
具体的に、今、給食センターでも研修をした
また、割合的にどの程度減るのかということ
りとか、研究している内容をちょっと御紹介い
で ご ざ い ま す け れ ど も 、 数 字 的 な も の は 持っ て
た し ま す け れ ど も 、 例え ば 卵 の ア レ ル ギ ー で あ
お り ま せ ん け れ ど も 、 か な り 紙類 と 、 そ れ か ら
れば、卵なしの衣で揚げ物をつくったり、卵抜
プ ラ ス チ ッ ク 類 が 多い と い う ふ う に 感じ て お り
き の 肉 団 子や つ く ね を つ く っ た り 、 あ と 、 手 づ
ます。そうしますと、紙類を原料化するという
くりのナンというパンみたいなのがありますけ
ことで資源ごみに出すとなった場合につきまし
ど 、 あ れ も 手づ く り で つ く る 場合 が ご ざ い ま す
て は 、 や は り 30な い し 50% 程 度 の 減 量 化 を 図 れ
が 、 そ の と き に は 卵 を 抜 い て 牛 乳を 入 れ て つ く
て い く ん じ ゃ な い か な と い う ふ う に 思っ て お り
るとか、そのような対応食でございます。
ます。
あと、鹿児島県内でもいろいろ行われている
以上でございます。
例 と し ま し て は 、 例 え ば 除 去 食 と し ま し て は、
〇池山節夫議員 わかりました。
卵 ス ー プ を 野菜 ス ー プ に か え る と か 、 あ る い は
最後のごみだけですね、個人情報の点がある
― 132 ―
と い う こ と で す け ど 、 そ の 辺 を ク リ ア 、 何と 言
気 象 庁 は 、 地 震 発 生 後 3 分 後 に 、 14時 49分 に
え ば い い ん で す か ね 、 で き る だ け 紙 を 資 源に リ
津波警報第1報、岩手・福島3メートル、宮城
サイクルに回すと、相当経費は浮くとは思うん
県 6 メ ー ト ル を 出 し 、 15時 14分 に 第 2 報 を 発 表
で す よ 。 そ の 辺 の こ と に つ い て は 努 力を し て い
し 、 宮 城 県 10メ ー タ ー 、 岩 手 県 ・ 福 島 県 6 メ ー
た だ き た い と い う こ と で 要 望 を し て お き ま す。
ターに引き上げました。今回の地震による死者・
そ れ と で す ね 、 ご み の こ と に つ い て 、 堀内 議
不 明 者 約 2 万 人 と い う 甚 大 な 人 的 被 害 が 発 生 し、
員が冒頭で質問をきのうされたんですけど、熱
そのほとんどは津波による犠牲者であったわけ
分解装置ですか、それの質問についていろいろ
でございますけれども、気象庁が発表した第1
答弁があったんですけど、ここに施政方針の中
報は、実際の地震の規模や津波の高さを大きく
に、市長、何だっけ、この1ページ目に、これ
下回るものでありました。その後、気象庁は津
まで以上にさまざまな現場へ足を運び、括弧が
波警報改善を発表しました。GPS波浪計のデー
してあって、こうだからできないではなく、ど
タを取り込んでいれば、人的被害も大分違って
うすればできるかの視点で頑張ってまいる所存
いたのではないかと小野寺氏は話しておられま
でございますとあるんですよ。ですから、どう
した。確かにそのとおりではないのかと思いま
すればできるかという視点で熱分解装置も、新
す。
人議員が一生懸命頑張って提案したあれですか
原発事故に対処するいろいろな会議の議事録
ら、頑張って検討してみてください。
が 残 さ れ て い な か っ た り 、 S P E E D I の 存在
私の質問を終わります。
さえ知らなかったり、航空機によるモニタリン
〇 議 長 ( 宮 迫 泰 倫 ) こ こ で 、 暫 時 休 憩 し ま す。
グ も 米 軍 は 3 月 16、 17日 に 行 っ た わ け で ご ざ い
次 は 、 1 時 15分 か ら 再 開 い た し ま す 。
ま す け れ ど も 、 政 府 は 12日 に 航 空 機 を 飛 ば し な
午後0時7分休憩
がら、六ヶ所村に担当の係官が到着していなく
て、結局その飛行機はモニタリングを行わずに
午 後 1 時 15分 開 議
人命救助に引き返したそうです。政府の危機管
〇議長(宮迫泰倫)休憩前に引き続き会議を
理に苦言を呈して、質問に入ります。
開きます。
まず、自殺対策と孤独死についてでございま
11番 森 正 勝 議 員 の 質 疑 及 び 質 問 を 許 可 し ま す。
すけれども、今年度予算で地域での自殺対策事
[森 正勝議員登壇]
業 と し て 48万 6,000円 が 計 上 さ れ て お り ま す が、
〇森 正勝議員 皆さん、お疲れさまです。
どのような事業なのか、説明をお願いいたしま
先 日 、 B S の 11チ ャ ン ネ ル を 見 て お り ま し た
す。
ら、「再考」という番組に宮城県出身の衆議院
平 成 22年 度 の 垂 水 市 の 自 殺 者 数 と 孤 独 死 者 数
議員の小野寺五典氏が出ておられまして、興味
と独居老人の世帯数はどのぐらいか、教えてい
深 い 話 を さ れ て お り ま し た 。 3 月 11日 の 大 地 震
ただきたいと思います。
による大津波で、太平洋上にあったGPS波浪
次 に 、 県 道 垂 水 大 崎 線 で ご ざ い ま す け れ ど も、
計で計測された津波を解析して気仙沼市の津波
現在の整備状況と課題について、お答えをお願
到達域をあらわした地図と、実際の津波が到達
いいたします。
し た 地 域 を あ ら わ し た 地 図 と を 比べ て み ま す と、
3つ目は、道の駅についてでございます。
ぴたり一致したそうです。GPS波浪計による
新しい指定管理者にかわられてから5カ月が
津 波 の 最 大 は 21メ ー ト ル と 予 想 さ れ て い ま し た。
過ぎました。お取引先優待券カードと社員優待
― 133 ―
券 カ ー ド が 発 行 さ れ て い る よ う で あ り ま す が、
で 平 成 23年 、 現 在 で ご ざ い ま す が 、 7 名 の 方 が
これを御存じだったのかどうか、教えていただ
報 告を さ れ て お り ま す 。 特 徴 と し ま し て は 、 男
きたいと思います。
性の占める割合が9割を占めている状況でござ
終わります。
います。
〇保健福祉課長(城ノ下 剛) 森議員の 御質
孤独死の件数につきましては、昨日の田平議
問にお答えいたします。
員 へ の 説 明 の 中 で 言 い ま し た よ う に 、 22年 中 は
新年度予算で、地域での自殺対策事業として
4名の方があったようでございます。
48万6,000円計上されておりま す。内容につきま
そ れ と 、 独 居 老 人 の 現 状 に つ い て 、 平 成 23年
して御説明いたします。
5月調査いたしました結果を、第5期計画で設
全 国 で は 、 平 成 10年 か ら 14年 間 連 続 で 、 年 間
定しています日常圏域ごとに御説明をいたした
の自殺者数が3万人を超え、鹿児島県におきま
いと思います。
し ても、毎年400名以上の方が みずから命を絶っ
新城・ 柊原圏域は 366、 垂水・ 水之上・ 大野圏
ているという深刻な状況が続いております。本
域 で 873、 協 和 圏 域 で 231、 牛 根 圏 域 で 310の 計 1
市 に お き ま し て も 、 平 成 22年 中 は 、 自 殺 に よ り
,780世 帯 で ご ざ い ま す 。
亡 く な っ た 方 の 数 で ご ざ い ま す が 、 11名 と 、 人
65歳 以 上 の 夫 婦 の み の 世 帯 数 で ご ざ い ま す が、
口比から考えると高い自殺死亡率と言えるよう
新城・ 柊原圏域で 219、 垂水・ 水之上・ 大野圏域
でございます。
で569、協和圏域で127、牛根圏域で144の計1,059
そこで今年度から、県の補助事業である鹿児
世帯であるようでございます。
島県地域自殺対策緊急強化事業、全額県の補助
高齢者のいる世帯としまして、高齢者のみの
でございますが、この事業を行っており、平成
世帯数が2,839世帯で、 うち高齢者の ひと り暮ら
24年 度 も 引 き 続 き こ の 補 助 事 業 を 活 用 し て い き
し、先ほど申しましたように1,780世帯であるよ
たいと考えております。
うでございます。
事業内容といたしましては、人材養成のため
以上でございます。
の事業が主なもので、日ごろ気分の落ち込んだ
〇 土木課長( 深港 渉) 次 に 、 県 道 垂 水 大 崎
方と接する機会の多い医療機関・介護事業所・
線について、現在の整備状況等を所管の大隅地
各 学 校 ・ 市 職 員 ・ 民 生 委 員 の 方 々 な ど を 対 象 に、
域振興局建設部道路建設係へ確認しましたこと
専門家を招き、自殺のサインへの気づき、声か
をお答えいたします。
け、関係機関へのつなぎ方や、心の悩みを抱え
まず、整備状況でございますが、整備状況と
る 方 を ど う 見 守 っ て い く か と い う 内 容 の 講 座 を、
いうことで整備率でございますけれども、本路
24年 中 は 3 回 か ら 4 回 ほ ど 実 施 す る よ う 計 画 し
線は 、 垂水市二川の 国道220号を基点と し 、鹿屋
ております。
市輝北町を 経由し 、 大崎町野方の 国道269号を 終
また、悩みの内容ごとに整理した相談機関一
点 と す る 総 延 長 約 32.6キ ロ メ ー ト ル で ご ざ い ま
覧表や、自殺防止のためのパンフレットなど作
す。このうち垂水市域の延長が8キロメートル
成し、各種講演会や健康づくり教室の場などで
で、整備率34.5%として約2.8キロメートルが整
配布していく予定でございます。
備済みの状況でございます。また、鹿屋市域の
本市の自殺者の数でございますが、過去5年
整 備 率 は 45.1% の 状 況 で ご ざ い ま し て 、 垂 水 市
間 で 言 い ま す と 、 平 成 19年 が 3 名 、 平 成 20年 が
域の進捗率は低い状況であると言えます。
5 名 、 平 成 21年 が 5 名 、 平 成 22年 は 11名 、 そ れ
この事由の1つとして、ほか地区に比べて急
― 134 ―
峻で急カーブも多く、その改良においては、必
たします。
然的に橋梁や大規模なのり面対策などにより工
御指摘のあったお取引様優待券、それから社
事単価が高くなり、結果的に単年度ごとの整備
員優待券の発行に関しましては、報告を受けて
延 長 が 進 ま な い 状 況 に あ る と さ れ て お り ま す。
おります。そこで、発行日等の詳細を確認しま
また、現在推進中の施工箇所は、基点の二川
したところ、社員優待券につきましては、1月
国 道 か ら お よ そ 5.5キ ロ メ ー ト ル の 位 置 に あ り、
16日 に 、 社 員 1 人 に 10枚 、 480人 分 の 4,800枚 を
工 事 名 称 は 牛 根 3 工 区 と し て お り 、 24年 度 の 施
配布し、お取引様優待券に関しましては、2月
工予定は、橋梁上部工が1基、これ延長が41メー
1日か ら現在まで 、 お取引様各家、2,000枚配布
トルでございます。それと舗装工で延長250メー
したと報告を受けております。
トルとされております。
以上でございます。
23年度(137ページの発言に より訂正済み)ま
〇森 正勝議員 再質問をいたします。
での本道路改良につきましては、市の負担金を
一問一答方式で質問したいと思います。
伴わない社会資本整備総合交付金事業で推進さ
まず、自殺対策と孤独死についてでございま
れているところではございますけれども、せん
すけれども、本市は、人口比からすると、自殺
だ っ て 、 24年 度 か ら は 、 市 負 担 金 5 % を 要 す 地
死亡率が孤独死に比べると高いということのよ
方特定道路整備事業への転換があり得ることも
う で ご ざ い ま す 。 そ れ に 比 べ ま す と 、 孤 独死 は
提起され、その際の負担金支出が可能かの打診
4名ということで、高齢者の方は比較的元気な
をされております。
方が 多 い と い う こ と に な ろ う か と 思 い ま す 。 地
この事業転換につきましては、垂水南之郷線
域自殺対策緊急事業については、年3~4回講
も同様に推移していきますので、このことは今
座を実施するということで、心の悩みを抱える
後の課題とも言えます。と申しますのも、負担
方を 見守 る と い う こ と で ご ざ い ま す 。 こ れ に つ
金支出として新たな市の財源の確保であります
いては答えは要りません。
と か 、 今 ま で は 負 担 金 な し の 県 営 事 業 と し て、
孤独 死 に つ い て で ご ざ い ま す け れ ど も 、 孤 独
一方的と言えますさらなる整備率推進や早期の
死が県内で574件、 それ から垂水市で も22年度で
完成を図っていただく要望をしておりましたけ
4 件 あ っ た と い う こ と で ご ざ い ま す が 、 孤独 死
れども、必然的にそうなりますと、市の負担金
防止について、現在、垂水市はどのように取り
支出可能額によりましてその事業量などが決定
組ん で お ら れ る の か 、 説 明 を お 願い い た し ま す。
されるものとなり、要望内容もその根源である
〇保健福祉課長(城ノ下 剛) そ れ で は、 孤
財政状況をかんがみて行うことにならざるを得
独死防止のための取り組みについて、お答えい
ないからでございます。
たします。
しかしながら、本路線は桜島大爆発時の避難
単身高齢者や高齢者のみの世帯が増加してい
道路としても位置づけていますので、できる限
る中、地域から孤立した状態で死亡することが
りの整備率向上を目指して、特に、庁内での負
社 会問 題 と な っ て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 日
担金に係る事務調整等を慎重に図ってまいりた
常的に家族や近隣との関係がある場合は孤独死
いと考えております。
に至る可能性は相当低いと考えられるため、家
以上です。
族や地域コミュニティが弱まる中、何らかの形
〇 商工観光課長( 塚田光春) 森議員の 道の 駅
で見守りネットワークを機能させ、高齢者との
の温泉券無料優待券の発行について、お答えい
接 点を つ く る こ と が 必 要 で あ る と 考 え て い る と
― 135 ―
ころでございます。
ございまして、この緊急通報システムを導入し
本市の取り組みといたしましては、緊急通報
ているのは7名の方だけだということでござい
システムの設置、訪問給食時の確認、安心ノー
ま す 。 な ぜ こ の シ ス テ ム が 普 及し て い な い か と
トの作成、元気会・サロンなどで周知、傾聴ボ
い う ふ う に 考 え て み ま し た ら 、 心 疾 患を 有 し て、
ランティアの育成や、高齢者らへの声かけや相
かつ住民税非課税だというここに縛りがありま
談 相 手 と な る 地 域 ボ ラ ン テ ィ ア の 養 成 を 行 い、
して、この縛りによって、わずか1,780世帯の7
対応している状況でございます。
名だ け し か こ の 装 置を つ け て い な い と い う こ と
こ れ ら の 方 法 で ご ざ い ま す が 、 や は り 行政 は
でございます。
もとより社協・民生委員・振興会・地区公民館
例 え ば 霧 島 市 あ た り は 、 実 施 要 綱 を 見 ま す と、
等、関係機関との連携を深めながら、さらに進
65歳 以 上 の ひ と り 暮 ら し で 高 齢 者 の 世 帯 、 そ れ
めていきたいというふうに考えているところで
か ら 65 歳 以 上 の 高 齢 者 の み で 構 成 す る 世 帯 で、
ございます。
緊 急 時 に 適 切 な 対 応 が 困 難 と 認 め ら れ る 世 帯、
以上でございます。
それから身体障害者・知的障害者・精神障害者
〇森 正勝議員 孤独死については見守りシス
の み の 世 帯、 そ れ か ら 、 こ れ ら に 掲 げ る 者の ほ
テ ム を 、 見 守り の ネ ッ ト ワ ー ク を つ く る と い う
か、市長の特に必要と認める世帯にこれを認め
こ と で ご ざ い ま す け れ ど も 、 今申 さ れ ま し た 垂
ているわけでございます。
水市の緊急通報システムについて、内容と現況
やはり市長、市長はいつも安心・安全なまち
について説明をお願いいたします。
づ く り と い う こ と を 言わ れ ま す け れ ど も 、 私は
〇保健福祉課長(城ノ下 剛) 垂水市が 実際
や っ ぱ り こ こ を 見 直 し を し て 、 霧 島 市み た い な
行っております緊急通報システムの内容と現状
こういう実施要綱にちょっと変える必要がある
について、お答えいたします。
の で は な い か と い う ふ う に 思っ て お る ん で す が、
本市における緊急通報システムは、呼び方が
市長のお考えをお願いいたします。
緊急通報装置ということで今、実施しておりま
〇市長(尾脇雅弥)ただいまの森議員の質問
すので、その概略をお知らせいたします。
に対して、お答えをいたします。
この事業でございますが、緊急通報装置を貸
緊急通報システムの導入に対しましては、セ
し出し、急病や災害等の緊急時に迅速にかつ適
ンター方式・協力員方式・消防方式など、県下
切に対応するため、対象者を、市内に居住する
各 自 治 体 さ ま ざ ま な 方 式 を 導 入 し て お り ま し て、
65 歳 以 上 の ひ と り 暮 ら し で 、 心 疾 患 等 を 有 し、
費用の問題等も含めまして、どのような対応が
かつ住民税非課税者としております。補助に該
できるか、森議員の今の御意見も参考にしなが
当 す る 場 合 で ご ざ い ま す が 、 月 額 使 用 料 300円、
ら、今後、研究をしていきたいというふうに考
設置工事費を無料とし、補助に該当しない場合
えております。
には、月額使用料4,252円、設置工事費1万6,590
以上です。
円としております。現在で市内7名の方が利用
〇森 正勝議員 ぜひ対象の範囲を広げていた
さ れ 、 う ち 1 名 が 補 助 対 象 外 の 方 で ご ざ い ま す。
だきたいというふうに思います。
以上でございます。
次に、県道垂水大崎線についてでございます
〇森 正勝議員 最後の質問は、お答えは市長
けれども、垂水市が未整備の部分が5.2キロある
にお願いしたいんですが、今、緊急通報システ
わ け で ご ざ い ま す け れ ど も 、 今 現在 行 わ れ て い
ム を紹介さ れたんで すが、独居老人が1,780世帯
る箇所から220号との接点までの間にあと2~3
― 136 ―
カ所整備すると、大型車やトレーラーが通れる
で あ る こ と か ら 、 現 状 に お い て は 、 そ の 計 画、
と い う よ う な こ と を 聞い て お り ま す 。 そ こ の 場
1つの区間の整備完了の明確な年次がお示しし
所を優先的に整備したら、やはり避難とか救助
がたいとされておるところでございます。
と か い ろ ん な も の に 利用 で き る ん じ ゃ な い か と
なお、整備箇所の要望等については、当然受
思うんですが、そういった箇所を優先的に整備
け 付 け は し な け れ ば な り ま せ ん け れ ど も 、 先ほ
で き る よ う に は で き な い の か 、 お 答え を お 願い
どの事由などにより、計画変更には数年を要す
いたします。
ことから、要望箇所への確実な着手年次等はす
〇 土木課長( 深港 渉) 2 回 目 の 御 質 問 に お
ぐ に は お 答 え で き な い と お 聞 き し て お り ま す。
答えする前に、先ほど1回目の答弁の中で間違
それと、垂水市域の厳しい地形などの現況か
いがございましたので、訂正をお願いいたしま
ら 、 一 定 区 間 の 線 形 計 画 等 が 必 至 で あ る と い え、
す。
ポイント的な改良整備については困難であると
後段で説明しました事業名の年度のことでご
言われております。
ざ い ま す け れ ど も 、 25年 度 ま で 市 負 担 金 を 伴 わ
以上でございます。
ない社会資本整備交付金事業ということで推進
〇森 正勝議員 ポイント的な改良整備はでき
さ れ て い る と 説 明し て お り ま す け れ ど も 、 こ れ
ないということでございますけれども、やはり
は 23年 度 、 つ ま り 今 年 度 ま で が こ の 事 業 で あ る
これを計画的に進めるためには、できるだけ早
と い う こ と で ご ざ い ま す の で 、 訂 正 を お 願い い
く終わらせるためにも、やっぱり年次ごとの計
たします。重ねて、おわび申し上げます。(135
画が必要だと思うんですが、年次ごとの計画は
ページで訂正済み)
立てられないのか、お聞きいたします。
それから、2回目の御質問でございますけれ
〇 土木課長( 深港 渉) 整 備 の 年 次 計 画 の 立
ども、この整備箇所の要望について、お答えを
案ということでお答えいたします。
いたします。
先ほどの答弁と重複いたしますけれども、明
1回目にお答えしましたとおり、現在施工中
確な年次計画立案となりますと、まず1点目に
の牛根3工区は二川から5.5キロメートルであり、
予算確立という観点が重要な課題となってまい
二川集落上の整備済みと現在の牛根3工区との
ります。
間の未整備区間が約3キロメートル残っており
年々県におきましても、財政改革として公共
ます。現時点の計画では、施工中の牛根3工区
事業予算も緊縮化しており、それぞれの振興局
が来年度で完了予定であり、次の整備区間とし
所管においても多くの整備路線を抱えているこ
て 、3 工区に 連接し て、 二川基点側へ 約1.5キロ
とから、1路線への偏った予算配分は望めない
メートルの整備を計画を承認いただいていると
状況であることは必至でございます。現状にお
いうことでございました。
ける予算配分での進捗状況は、1つの工区ごと
議員の言われる区間がこの1.5キロメートル内
の明確な完了年次も立てられないところである
に あ る か は 判別 で き な い と こ ろ で は ご ざ い ま す
といえ、未整備区間における年次計画そのもの
けれども、通常、現地踏査や基本設計、実施設
も 明確 に は 立 案 し が た い と お 聞 き し て お り ま す。
計などの観点から、着手予定年次の3年前には
以上でございます。
次の整備区間の計画を提示しなければならない
〇森 正勝議員 垂水大崎線についての最後の
と さ れ て お る そ う で ご ざ い ま す 。 ま た 、 年 次ご
質問をいたします。
との整備推進向上ためには予算配当が最も重要
今、年次ごとの計画は立てにくいということ
― 137 ―
で ご ざ い ま し た け れ ど も 、 市 長に お 伺い い た し
につきましても、早期の全線改良が推進される
ます。
ようにできる限りの配慮を検討してまいりたい
23年 度 ま で 負 担 金 は 要 ら な い と い う こ と で ご
と考えております。
ざ い ま し た 。 今 後 、 24年 度 の 予 定 は 立 て て あ る
以上でございます。
ようでございますけれども、今後、地方特定道
〇森 正勝議員 よろしくお願いをいたします。
路整備事業ということで、負担金5%負担すれ
次に、道の駅についてでございます。
ば 整 備 が 進 む と い う こ と で ご ざ い ま す 。 私 は、
今、ここにお取引先様優待券カードというの
5 % と い う の は そ ん な に 高 い 負担 金 じ ゃ な い の
が ご ざ い ま す 。 私は も ら っ た わ け で は ご ざ い ま
ではないかと思いますし、この路線はやはり非
せ ん 。 借 り て き ま し た 。 ま さ か 職員 の 方 で も ら
常 に 、 爆 発 の と き の 避 難 道 路 に も な り ま す し、
っていらっしゃる方はいないと思いますけれど
またいろんな意味で必要な路線ではないかとい
も、これは入浴券無料なんですよね。で、レス
う ふ う に 思 っ て お り ま す 。 ぜ ひ 、 5 % 負 担と い
ト ラ ン 20% オ フ 、 こ れ を 持っ て い け ば 、 連 れ て
う こ と で ご ざ い ま す の で 、 ち ょ っ と 本腰 を 入 れ
い っ た 人 も 無料 だ と い う よ う な こ と ら し い ん で
て整備していただきたいんですが、市長のお考
す よ 。 私 も ま だ 行っ て い ま せ ん け れ ど も 、 そ う
えをお願いいたします。
いうことでございます。
〇市長(尾脇雅弥) 県道垂水大崎線の整備推進
今、課長が言われました社員が480名、それか
に係る市負担金への対応について、お答えをい
ら取引先も入れて6,800枚が配られているという
たします。
こ と に な り ま す 。 と し た ら 、 こ れ が 道の 駅 の 入
本 路 線 に つ き ま し て は 、 ま ず 1 点 目 と し て、
浴の、温泉の売り上げにどう影響して、また経
桜島大爆発時における重要な避難路であります
営 的に 圧 迫 し な い の か 、 そ の 辺 の こ と に つ い て
ことから、現に桜島火山活動対策協議会におき
お答えをお願いいたします。
ましても、特に牛根地区住民の重要な避難路と
〇 商工観光課長( 塚田光春) 森議員の 2 回目
して、その整備促進につきまして毎年要望して
の質問について、お答えをいたします。
いるところでございます。
今回、無料温泉券などの券を発行した理由と
また、先般の東日本大震災以降、津波対策も
しましては、芙蓉商事の社員を初め、これまで
重要視されており、その際の主要な対策となる
道の駅を利用したことがない人たちを、これか
直近の高台へ避難する主要な道路としても位置
ら集客を高める目的であったというふうにお聞
づけられますとともに、本路線の鹿屋市との行
きしております。
政界の付近には岳野地区もあり、火災や救急業
利用状況につきましては、道の駅に確認しま
務などの防災的見地からも重要な幹線でござい
したとこ ろ、2月末時点での 利用者数は 364人で
ます。
あります。その内訳は、温泉が162名、レストラ
以上のようなことから、本市における災害時
ンが160名、ソフトクリームが42名となっており
の 幹線路としましては、市内全域を貫く国道220
ます。このときの売り上げは、温泉は無料です
号を軸として、それに連接する垂水大崎線を含
が、食事等の売り上げは22万5,220円で 、トータ
む各県道が重要な路線でありますことから、そ
ル の 利 益 は 3,718円 と 黒 字 に な っ て お り ま す 。
の整備推進は核となる施策と言えます。
なお 、利用され た方々 が物販で平均400円程度
これらの重要性から、安心・安全な垂水づく
のものを買われたと仮定しますと、約14万5,000
りのため、負担金事業となった場合の予算計上
円程度の売り上げと なり、そ の場合の利益は2万
― 138 ―
1,000円 程 度 に な る も の と 思 わ れ ま す 。
るわけでございます。
このように、今回の無料温泉券の発行は、トー
私は最初、垂水市と指定管理者の締結をされ
タ ル で は わ ず か な 利 益で は ご ざ い ま す が 、 今 後
たときに私も立ち会いましたけれども、社長も
の 集 客 効 果 に 期 待 し て い る と こ ろ で ご ざ い ま す。
非常に柔軟でございましたし、道の駅の駅長の
以上でございます。
方も、この人なら安心して任せられるんじゃな
〇森 正勝議員 集客効果にはなると思うんで
いかという気がしておりました。ところがです
す け れ ど も 、 売 り 上 げ に つ き ま し て は 、 無料 で
ね 、 最 近 の い ろ ん な 方 の 話 を 聞 い て み ま す と、
す か ら 、 相当 や は り 影響 し て く る ん じ ゃ な い か
ちょっと協定したときの状況とは違っているよ
というふうに思います。
う で ご ざ い ま す 。 私は 今 こ こ で 何 ら か の メ ス を
芙 蓉 商 事 と の 協 定 書 の 22条 で ご ざ い ま す け れ
入 れ る 必 要 が あ る ん じ ゃ な い か と い う ふ う に、
ど も 、 今 回 の こ の 優 待 券 の 発 行 と い う も の は、
私は感じております。課長の答弁の後に、市長
こ の 22条 の 規 定 に 抵 触 し な い の か ど う か 、 お 聞
は 現 在 の 状況 を ど の よ う に と ら え ら れ て い ら っ
きいたします。
し ゃ る の か 、 市 長 の お 答 え も お 願い い た し ま す。
〇 商工観光課長( 塚田光春) た だ い ま の 無料
〇商工観光課長( 塚田光春) た だ い ま の 森議
温 泉 券 の 発 行 が 協 定 書 の 22条 に 抵 触 し な い の か
員の4回目の質問にお答えいたします。
という質問でございますけれども、指定管理者
昨 年 の 10月 1 日 よ り 、 現 在 の 芙 蓉 商 事 ・ 薩 摩
は 年 度 終 了 後 60日 以 内 に 事 業 報 告 書 を 提 出 す る
おごじょ企画グループが指定管理として道の駅
ようになっておりまして、市は、その事業報告
た る み ず の 管 理 運 営 を 行 っ て き て お り ま す が、
書に基づき、グループが行う業務の実施状況及
地元との協議に関しましては、中心となる出荷
び施設の管理状況等の確認を行うようになって
者協議会との協議を、これまで部会も含めます
おります。
と8回行ってきております。また、出荷者協議
そ こ で 、 22条 の 規 定 は 、 グ ル ー プ に よ る 業 務
会の忘年会や新年会へも市及び当グループも参
実施は、仕様書等垂水市が示した条件を満たし
加をさせていただいており、意思疎通は図られ
てない場合は、垂水市はグループに対して業務
ているものと感じております。
の 改 善 を 勧告 す る も の と す る と な っ て お り ま す。
従業員に関しましては、毎週月曜日に朝礼を
つきましては、今回の件は勧告に該当するよう
行い、その週の確認や先週の反省を行い、毎週
な 内 容 で は な い と い う ふ う に 認識 し て お り ま す。
水曜日に主な職員による経営向上会議を開催し
なお、当該年度末に提出された事業報告書に
て、意見を出し合うと聞いております。
基づき、改善点等があれば、この中で対処して
また、当グループは、地元商工会や観光協会
まいりたいというふうに思います。
へも加入していることから、これらの組織に関
以上でございます。
す る 連 絡 事 項 も 把 握 し て い る と 思 っ て お り ま す。
〇森 正勝議員 今回の件は22条には抵触しな
ま た 、 市 と グ ル ー プ と は 12月 に 管 理 運 営 協 議
いということでございました。
会を開催し、意見を交わしておりまして、次回
非常に私のほうに聞こえてくる不協和音がご
は3月末に行う予定でございます。
ざ い ま し て 、 薩 摩お ご じ ょ さ ん で す か 、 そ れ と
しかしながら、一部の出荷者から苦情も聞い
の関係、それから出荷者組合との関係、いろい
ており、これに関しましては随時連絡をとり合
ろ な 不 協 和 音 が 聞 こ え て ま い り ま す 。 し か も、
い、対処しておりますが、経営という面もある
その不協和音が非常に高いトーンで聞こえてく
ことから、全員が納得できる経営手法は困難で
― 139 ―
はないかというふうにも感じております。
以上でございます。(森正勝議員「終わりま
次 に 、 経 営 状 況 で あ り ま す が 、 10月 か ら 1 月
す」と呼ぶ)
ま で の 4 カ 月 間 の 売 り 上 げ は 1 億 4,189万 5,000
〇 議 長 ( 宮 迫 泰 倫 ) こ こ で 、 暫 時 休 憩 し ま す。
円で、 そ れに 係る 原価及び 費用が1 億4,459万円
次は、2時5分から再開します。
と な っ て お り 、 収 支 は 269万 5,000円 の 赤 字 に な
午 後 1 時 57分 休 憩
っ て い ま す 。 原 因 と し て は 、 新規 オ ー プ ン し た
10月 期 に お け る 初 期 投 資 的 な 経 費 の 発 生 が あ っ
午 後 2 時 05分 開 議
た こ と と 、 新 体 制 の 不 安 定 な 経 営 な ど か ら 、 10
〇議長(宮迫泰倫)休憩前に引き続き会議を
月、 11月の 販売額が800万円程度落ち込ん でい る
開きます。
こと、レストランの原価率の改善が思うように
8番持留良一議員の質疑及び質問を許可しま
いかなかったこと、御存じのとおり、非常に寒
す。
い日が続き、灯油代等がかさんだことなどが主
[持留良一議員登壇]
要な原因であると考えております。
〇持留良一議員 それでは、施政方針並びに予
しかしな がら、昨年の同期の 赤字が340万円程
算について、総括質疑及び一般質問を行ってい
度であることを考慮すれば、比較的順調に経営
きたいと思います。
が 行 わ れ て い る と 推測 さ れ る と こ ろ で ご ざ い ま
そ の 前 に 、 11日 、 1 年 が め ぐ っ て ま い り ま す。
す。
改めて、亡くなられた方々に心から哀悼の意を
先ほどの優待券の発行に関しましても、こう
あ ら わ し た い と 思 い ま す 。 そ し て ま た 今 議会 は、
した状況を打開したいという思いと、原価率に
震災後、そして統一地方選挙後、最初の予算で
関しましても、地元のものを積極的に利用しよ
もあります。私たちは東日本の大震災からの教
う と し た 結 果 と も 聞 い て お り 、 今後 に つ き ま し
訓を踏まえて、新しい政治を目指す立場で議会
ては、それらも含めて経営改善が図られるよう
も 行政 も 頑 張 っ て い き た い と い う ふ う に 思 い ま
指 導 し て い き た い と い う ふ う に 考 え て お り ま す。
す 。 そ の こ と を ま ず 皆さ ん と 確 認を し た い と 思
以上でございます。
います。(「同感だ」と呼ぶ者あり)
〇市長(尾脇雅弥)道の駅の業務に関しまし
さて、予算は直接住民の生活を左右し、その
ては、今回新たに民間のグループへ指定管理し
福祉 い か ん を 決 す る も の で あ り ま す 。 私 は そ う
た こ と で 、 私 も 気 に か け て い ま す の で 、 常 時、
いう意味では、今回、予算の視点として、1つ
道の駅の運営状況やグループの状況などを随時
は、住民の生命と暮らしを守るという自治体の
担当課長から報告を受けておりますので、承知
役 割 と 公 共 性 が 発 揮 さ れ て い る か 、 2 点 目 は、
はしております。
地域内経済循環の活性化、地域内再投資力のア
出荷者協議会との関係、館長の問題などさま
ップによる住民の生活力の強化と福祉の向上を
ざまな話も聞いておりますが、主に対人関係や
目指す経済政策になっているか、このことを中
統制に問題があったと聞いています。
心としながら質問し、今後また委員会でも議論
そこで、2月末で館長も本社から課長が見え
をしていきたいというふうに思います。
られたと聞いておりますので、新館長が統括し
ま ず 最 初 に 、 平 成 24年 度 施 政 方 針 並 び に 予 算
て く れ る も の と 期 待 し つ つ 、 担 当課 の ほ う で も
に つ い て 、 総括 質 疑 を い た し ま す 。 は し ょ り ま
随時状況を把握して、問題があれば指導するよ
すけれども、その点は御了承ください。
うに指示してまいりたいと思っております。
最初は、施政方針の基本的な考え方で、「住
― 140 ―
ん で よ か っ た と 思 え る ま ち づ く り 」 の 問 題で す。
されることが大前提だと考えます。
政府の社会保障の一体改革案には、年金の段階
そこで、以下の課題と対策について、伺いま
的削減や医療費の窓口負担をふやすなど、社会
す。
保障のあらゆる分野で高齢者も現役世代にも負
1つはマンパワー対策や各施設・病院等の連
担増と給付削減という連続改悪を進める計画に
携、2は、医療・介護報酬の改定に伴う影響と
なっています。また、素案には消費税増税計画
対策、3点目は行政の役割と責任が重要になり
もあり、消費税の増税は、市民の暮らしや中小
ますが、見解を伺います。
企業者の営業を壊すことにもなります。このよ
2番目として、第一次産業振興と六次産業化
うな方向の中で、自治体はどうあるべきなので
の問題について、ただします。
し ょ う か 。 住ん で い て よ か っ た と 思え る ま ち づ
今回取り上げる農業問題は、基本的視点とし
く り の た め に は 、 こ の よ う な 政策 に 対 し て 、 市
て、TPP参加の国内条件づくりの事業の1つ
民の生活を守る立場から、国への提言と、困難
と見られています。
を抱える市民の命と暮らしを守る施策を充実さ
1つは、まず、六次産業化の問題をどのよう
せることが必要と考えますが、責任と対策につ
にとらえているのか伺います。
いて、伺います。
生産者の自主的努力に光を当て、生かすこと
次に、重点政策について伺います。
が大切ですが、既に加工食品や外食の割合は高
最初は、医療・介護・福祉の包括的取り組み
くなっており、六次産業化にすべての担い手が
です。
参加でき、競争力強化の切り札になる条件はな
地域包括ケアは、介護を中心に医療や多様な
いと考えますが、見解を伺います。
生 活 支 援 を 含 む 包 括 的 な 高 齢 者 ケ ア と し て 2025
2点目は、新規就農総合支援事業の位置づけ
年に向けて政府も取り組んでいて、本市でも来
と今後について伺います。
年 度 か ら 本 格 化 し て い く 事 業 で す 。 こ の 事 業 は、
担い手の確保・育成は、地域農業や農村の維
24時間、 365日必要な 介護や 医療、 生活支援を 受
持に必要不可欠なことは明白であり、これまで
けながら、住み慣れた地域で生活継続が可能に
も 独 自 の 制 度 を 求 め て き ま し た 。 本 来 で あ れ ば、
なるという構想で、高齢者の、国民の要求を反
国が上げて担い手の確保・定着に長期的位置づ
映したものになっています。
けで取り組む政策ですが、位置づけと今後の方
一 方 で は 、 問 題 点 と し て 、 深 刻 な 現 状 の 問 題、
針について、見解を伺います。
保険あって介護なし、厳しい労働条件、人手不
3番目は、戸別所得補償経営安定推進事業の
足、経営難には言及はしていません。問題をは
問題です。
らんだ地域包括ケアは、医療難民や介護難民が
目 的 は 、 平 地 で 20か ら 30ヘ ク タ ー ル 、 中 山 間
減るどころか、新たな困難層が拡大することが
地 域 で 10か ら 20ヘ ク タ ー ル の 規 模 の 形 態 が 大 宗
懸念をされています。
を占める構造を目指す、遊休地等の集積は取り
真の地域包括ケア実現のためには、地域で安
組む課題ではありますが、目指す形態が大宗を
心して暮らし続けるためには、いつでも入居で
占めるには、現に生産を担っている農家を切り
きる施設があること、公的責任で介護サービス
捨てなければ実現できません。農家を生産から
が切れ目なく保障され、生活維持にも必要なサー
締め出す危険なものにならないのか、見解を伺
ビスが十分に提供され、経済的負担に左右され
います。
ず利用できる仕組みなど、公的介護保障が確立
3番目は、垂水高校振興策について、質疑い
― 141 ―
たします。
ます。
今、さまざまな取り組みが支援策として、市
予 算 案 の 説 明 で も 、 平 成 24年 度 も 緊 急 雇 用 創
民の応援も受けて取り組まれています。問題の
出事業による雇用の創出に取り組むと、そのよ
解決は簡単にいくとは思いませんが、今改めて
う な 形 で 方針 が 書 か れ て い ま す 。 し か し 、 こ の
根本的な問題に対しての取り組みも必要と考え
中身は、ある意味では他力依存型になっている
ます。県の方針として、4月以降、再編も視野
と 考 え ま す 。 平 成 19年 に は 地 域 雇 用 促 進 計 画 が
に入れた各校のあり方を検討に入れると新聞で
つ く ら れ 、 平 成 22年 3 月 ま で 取 り 組 ま れ ま し た。
は報じられていました。2年前、地方高校切り
総合計画や実施計画との若干の矛盾はありまし
捨て反対県民集会が開催され、基準の見直しを
たが、雇用創出という時代の要請や、時代とし
求 め る 決 議 も さ れ 、 生 徒 数 だ け で 判 断 し な い で、
ての役割が発揮できたと思っています。
学校の存在価値があるという趣旨が確認された
そこで、地域雇用創造計画の総括はどうだっ
と認識をしています。未来を担う子供たちの教
たのか。
育を歳出減らしの手段にするような取り組みは
2番目は、私は今こそ新たな雇用を創出して
許せません。
いく計画が必要と考えますが、見解をお聞かせ
そこで、地域振興と人材育成という県の高校
ください。
教育の責任や、教育を受ける権利、教育の機会
一般会計で最後の質疑として、森の駅事業で
均等等の保障などを踏まえ、小規模校の経営の
温泉の実施設計予算について伺います。
支援策、学校・学級規模の見直しを改めて求め
冷泉の引き込みをするための設計であり、施
ていく必要があると考えますが、見解を伺いま
設 の 活 性 化 対 策 と し て 位 置 づ け ら れ て い ま す。
す。
私が懸念するのは、当初も指摘してまいりまし
次 に 、 一 般 会 計 に 関 し て 、 質 疑 に 移 り ま す。
たが、施設の性格が違うのを運営していくとい
最初は、子育て支援の効果と子育て支援のあ
う 課題 が あ り ま し た 。 こ の 回 答 は い ま だ に 示 さ
り方について、質疑をいたします。
れていません。そんな中、活性化対策として温
今回の予算案でも子育て支援事業の予算が計
泉 問 題 が 取 り 組 ま れ る こ と に な り ま し た 。 私 は、
上されています。その事業の効果と課題はない
改めて当初の問題の解決と、今後の事業として
か、伺います
はしっかりとした準備、調査がこの施設の運営
また、市長が議員時代に最も力を入れた取り
のかぎを担うと考えます。
組みの1つが子育て関係だったと認識をしてい
そこで、以下の点について、質疑をいたしま
ます。特に、他市町村との格差を問題にし、改
す。
善 を 関 係 者 と と も に 取 り 組 ん で こ ら れ ま し た。
他自治体と類似する政策との比較検討はどう
だからこそ、この問題での市長の姿勢が改めて
なのか。当初の計画との整合性は。将来にわた
問われるし、関係者の期待も大きいものがある
るコスト、経営、維持管理、運営。それから指
と考えます。
定管理問題の方針はどうなっていくのか、伺い
そこで、格差解決への取り組み、安心して産
ます。
み育らてる政策づくりへの方針と、今後の工程
次に、道の駅の問題をただします。
に つ い て ど の よ う な 考え な の か 、 見 解 を 伺い ま
新しい会社になって5カ月が経過いたしまし
す。
た。議会も承認した以上、責任もあり、どのよ
次に、雇用対策への取り組みについて、伺い
うな状況なのか気になるところであります。2009
― 142 ―
年 総 務 省 が 発 表 し た 導 入 状 況 調 査 結 果 で は 、 06
や運営等で困難を抱え、継承が大きな問題にな
年から3年間の間に、指定取り消し・業務停止・
っています。本市でも、新城小などでもその取
満了・取りやめが2,100件と激増し、そのうちの
り組みが行われていますが、総合的な学習への
半数近くが休止・廃止・民間譲渡に追いやられ
位 置づ け な ど 取 り 組 め な い か 、 そ の た め の 市 の
ています。一義的には事業者の資質や経営能力
支援や推進で保存や継承の問題に対応できない
が問われますが、自治体の責任も大きく、公の
か、伺います。
施設をどう考え、どんな検討をしたのか、根本
最後の質問は、浄化槽水質検査に対する質問
が 問 わ れ る 問 題 で も あ り ま す 。 私 も 、 議 会 も、
であります。
経営の立て直しとさらなる観光施設としての発
市民の方から、同じような検査はおかしいの
展を心から願っているものであります。
ではないか、また、検査や保守点検の費用の負
そこで、現状と課題について、協定書や指定
担 が 本 当 に 大 変 だ と い う 声 が 寄 せ ら れ て い ま す。
管理者に関する運用方針に照らし合わせて、以
浄化槽の維持管理には2種類の水質検査が法的
下 の 質 問 か ら 、 確 認 と 対 策 に つ い て 伺 い ま す。
に義務づけられています。
1 つ は 、 適 正 か つ 円 滑 に 運 営 さ れ て い る の か。
そこで、2種類の検査の必要性について。
2点目は、指定後の留意事項と実施状況はど
2点目は、水質検査の手数料の負担が重たい
うなっているのか。
というこの声に対して、助成している自治体の
3点目に、管理運営協議会の設置はどうなっ
理 由 と 本 市 の 考 え に つ い て 、 お 聞 か せ く だ さ い。
ているのか。
以 上 で 、 1 回 目 の 質 問 を 終 わ り ま す け れ ど も、
4番目は、問題への対応と流れはどうなって
簡潔で明確な回答をお願いし、再質問がないよ
いくのか、伺います。
うにお願いをしたいと思います。
教育問題、最初の質問は、中学校、この4月
〇市長(尾脇雅弥)持留議員にお答えいたし
から始まる武道必修化に関係して伺います。
ます。
この間、新聞の読者欄に、柔道での事故が心
住 ん で よ か っ た と 思え る ま ち づ く り に 関連 し
配だという声が多数見受けられるようになりま
て 、 税 と 社 会 保 障 の 一 体 改 革 で ご ざ い ま す が、
した。また、柔道事故被害者の会や学校現場や
私は、国・地方を通じた安定的な社会保障財源
親たちからも、安全を危惧する声が上がってい
が確保でき、かつ社会保障の機能強化につなが
ます。学校等では事故防止対策や指導者の研修
る改革であるべきと考えております。議員御指
は取り組んでおられると思いますが、確認の意
摘の市民の負担がふえるということは、さまざ
味も含めて、以下の点について伺います。
まな問題や課題等があることは十分認識しては
こ こ 数 年 間 の 事 故 の 実 態 に つ い て 伺 い ま す。
おりますが、ゆりかごから墓場までという言葉
2点目は、事故防止対策についての取り組み
に象徴されますように、社会保障と税の一体改
について、伺います。
革が、子育て支援・医療・介護・年金といった
教育問題での2番目は、伝統芸能など文化の
安心を裏づける社会保障制度となることを期待
継承と支援について、及び推進について伺いま
しております。
す。
少 子 高 齢 化 と い っ た 人 口 構 造 の 大 き な 変 化、
先般の生涯教育の集いで、中俣下川踊りでの
雇用基盤の変化、家庭形態や地域基盤の変化な
住民の方々と小学生との踊りには大変感銘を受
ど、社会保障制度を支える社会経済情勢の大き
けました。今日、全国でも、県内でも、後継者
な変化に伴う課題への対策としての一体改革で
― 143 ―
ありますので、現在の社会保障を守り、さらに
顔の見える関係づくりができつつあると考えて
充実し、みんなで支え合う仕組みづくりの構築
お り ま す 。 こ の こ と が 、 新 年 度 か ら 進め ま す 在
が重要であると考えております。
宅 医 療 推 進 へ の 一 歩 に も つ な が る と 考 え て お り、
地 方 自 治 体 の 首 長 と し て 、 今 後 に お い て も、
今後も支援していきたいと考えております。
地方単独事業に関して必要な安定財源を確保す
次に、医療・介護報酬の改定に伴う影響と対
るとともに、保育士・保健師・児童福祉司の方々
策についてでございますが、最初に、診療報酬
に よ る マ ン パ ワ ー に 基 づ く 社 会 保障 サ ー ビ ス へ
の改定による影響について、御説明申し上げま
の 税 収 配 分 等 に 関 す る 懸 案 事 項 な ど に 関 し て も、
す。
全国市長会、そして地方六団体を通じて、国に
病院での試算によりますと、勤務医の負担軽
対 し 強 く 働 き か け て い く こ と が 私 の 役 割 で あ り、
減のため、看護補助者や夜勤者の手厚い配置等
責務であると自覚しております。
に報酬加算が あり 、全体で は0.004%の 増額改定
それから、対策に関しての御質問ですが、す
に な る よ う で ご ざ い ま す が 、 薬 価改 定 に つ き ま
べての制度設計が明らかになっていない中でご
しては減額され、総体で若干増収になるようで
ざいますが、社会保障の切り捨てになるような
ございます。新年度実施予定の在宅医療につい
こ と は な い と 思 っ て お り ま す し 、 ま た 、 税制 に
て は ど れ く ら い の 影響 が あ る か 、 今 の と こ ろ わ
おいても、低所得者への優遇控除等も盛り込ま
からない状況でございます。
れるものと思っております。
次に、介護報酬の改定についてでございます
しかしながら、本市における人口動態や経済
が、介護職員等の処遇改善を目的に原則として
状況等に対する現状と将来への課題などを整理
3 年ご と に 見 直 さ れ る も の で ご ざ い ま す 。 今 回
しながら、必要に応じ、本市の少子高齢化の進
の改定率は、 全国平均で1.2% の増額改定と なっ
展に即した医療・福祉の施策の充実を図るため
ており、本市の介護保険料への影響額でござい
の単独事業の導入も検討してまいりたいと考え
ま す が 、 32円増 額 と な る よ う で ご ざ い ま す 。 ま
ております。
た、介護事業所等への報酬改定に伴う影響等に
以上でございます。
つきましては、事業所にも詳細な事項は示され
〇保健福祉課長(城ノ下 剛) 持留議員の 御
ていないところであり、現在のところ、具体的
質問にお答えいたします。
な情報はないところでございます。
最初に、マンパワー対策や各施設・病院等の
今回の報酬改定に伴う事業所を対象とした説
連携についてでございますが、医療・福祉・介
明会が、今月県のほうで開催されますので、そ
護など、現場職員が疲弊することなく働き続け
の中で改正の内容が明らかになり、影響等も見
ることも、医療・介護の基盤整備から見ると最
えてくるものと思われます。
も 重要 な も の と な り ま す 。 し か し 、 マ ン パ ワ ー
次に、行政の果たすべき役割と責任、地域支
の少ない本市の場合、少ない人材で質の高いサー
援事業等についてでございますが、介護保険法
ビスを提供することが市内事業所の職員には課
に基づく地域支援事業は、被保険者が要介護状
せられてきております。
態または要支援状態となることを予防するとと
そ こ で 、 本 市 で は 、 23 年 度 に 実 施 し ま し た、
もに、要介護状態となった場合においても、可
支え合う地域のきずなプロジェクト事業の実施
能な限り地域において自立した日常生活を営む
により、地域の医療機関・歯科医院・薬局・介
こ と が で き る よ う 支 援す る こ と を 目 的 と し て お
護 事 業 所 等 、 利 用 者 を 支 え る 側 の 連 携 を 強 化 し、
り、現在、高齢者のニーズや生活実態に基づい
― 144 ―
て、継続的かつ総合的なサービスが提供されて
の償還金の一部について助成を行っているとこ
いると考えております。今後はさらに、行政の
ろでありますが、今回の新規事業におきまして
体制整備を図りながら、在宅医療の充実ととも
も、青年就農給付金の準備型と経営開始型とし
に、事業の趣旨に沿った内容で推進するよう検
て 助 成 を 受 け ら れ る よ う に な っ て お り ま す が、
討 し て ま い り た い と 考え て お る と こ ろ で ご ざ い
市における支援につきましてもこのまま継続さ
ます。
せていただく意向であります。
以上でございます。
また、事業終了後の対策につきましては、こ
〇 農林課 長( 森下 利行) 持 留 議 員 の 第 一 次 産
の事業は新規就農者にとって、初期段階におけ
業の振興と六次産業化についての御質問にお答
る経営の安定を図るためにもとてもいい事業で
えいたします。
ありますことから、県等を通じまして継続の要
六 次 産 業 化 に 向 け て の 課 題 に つ き ま し て は、
望等を行ってまいりたいと思っております。
第一次産業の生産技術以外に、六次化のかぎを
続きまして、戸別所得補償経営安定推進事業
握 る 農 産 物 加 工 に 関 す る ノ ウ ハ ウ が な い こ と や、
によります農地集積等の推進により、多数の農
必要な人材の確保や円滑な資金調達、マーケテ
家を生産から締め出す危険なものにならないか
ィングに基づく商品開発に加え、販路拡大に向
との質問でありますが、この事業は、農業の競
けた営業などが考えられます。
争力、体力強化を図るため、意欲ある関係者を
この六次産業化の推進につきましては、国の
含め、地域ごとの話し合いの中で、今後の地域
重 要 施 策 の 1 つ と し て 掲 げ ら れ て お り 、 平 成 23
の中心となる経営体への農地集積や分散した農
年3月には六次産業化法が施行され、同法に基
地の連担化が円滑に進むよう、地域ごとに地域
づく総合化事業計画や研究開発、成果利用事業
マ ス タ ー プ ラ ン を 市が 作 成す る こ と に な っ て お
計画の順次認定が始まっており、これらの認定
り ま す が 、 作成 に 当た り ま し て は 、 あ く ま で も
に よ り 、 農 業 改 良 資 金 等 の 無 利 子 の 特 定 適 用 や、
地域の方々の意見を取り入れてまいりたいと考
新商品の開発、販売拡大の取り組みに対しての
え て い る と こ ろ で あ り ま す の で 、 多 数 の 農家 を
補助や、六次産業化プランナーによるフォロー
締め 出す よ う な こ と に は な ら な い と 思わ れ ま す。
アップ等の支援が得られるようになるなど、さ
ま た 、 市 と し ま し て も 、 こ れ か ら の 垂 水市 の
まざまな支援策が講じられております。
農業を考えたときには、農業従事者の高齢化に
今後、本市における六次産業化の推進に当た
伴い耕作放棄地の増加が懸念されるところであ
りましては、農家や企業等からの相談を受けた
りますが、その解消を図るためには地域の中心
初期段階から、九州農政局鹿屋地域センター内
となる経営体への農地集積等の必要性を感じて
に設置してあります六次産業化総合窓口の職員
い る と こ ろ で あ り ま す が 、 し か し な が ら 、 本市
や、六次産業化についてのノウハウを持ち合わ
の農業は比較的小規模で収益を得られる集約的
せているプランナー等の協力を得ながら、六次
農業が盛んであることから、地域の中心となる
産業化に向けての課題に取り組んでまいりたい
経営体が耕作できる面積も限られてくることか
と考えております。
ら、高齢農家や小規模農家の方々が少しでも長
続きまして、新規就農総合支援事業の事業化
く 就農 で き る よ う な 施 策 も 講 じ て ま い り た い と
の位置づけと今後についてでございますが、現
考えているところでございます。
在、本市における新規就農者への支援につきま
以上でございます。
しては、青年等の就農促進のための資金貸付金
〇 教育総務課長( 今井文弘) 垂水高校振興支
― 145 ―
援対策の御質問にお答えいたします。
的機能の喪失、保護者・生徒の負担増、まちの
平 成 22年 10月 に 、 小 規 模 校 の 廃 止 基 準 を 拡 大
元気・きずなの喪失など、大きな影響が考えら
するという公立高校の振興方針骨子案の提示に
れますので、垂水市としては、振興支援策を実
対して、市長を会長とします垂水高校振興対策
施しながら、県教委に対しまして今後とも存続
協 議 会 で は 、 平 成 22年 12月 に 県 教 委 へ 要 請 文 を
に 向 け て お 願い を し て ま い り た い と 考え て お り
提出し、垂水高校の存続への配慮を強く要請し
ます。
てきたところであります。
以上です。
その後、県教委は、今後は骨子案の廃止基準
〇保健福祉課長(城ノ下 剛) 子育て 支援の
にこだわらず学校単位で検討したいということ
効果と子育て支援のあり方についての御質問に
で、地域の実情や歴史的な背景を考慮し、個別
お答えいたします。
に対応していく方針に変わったことで、大隅地
ま ず 、 効 果 と 問 題 点 に つ い て で ご ざ い ま す が、
域については、地元関係者や学識経験者らによ
期 待 さ れ る 効 果 に つ き ま し て は 、 平 成 23年 度 か
る公立高校の充実・振興策を検討する大隅地域
ら垂水市社協が、県社協の補助事業であります
の 公 立 高 校 の 在 り 方 検 討 委 員 会 が 立 ち 上 げ ら れ、
子 育 て サ ポ ー タ ー 養 成 講 座 を 開 設 い た し ま し て、
地域振興の視点も加えて、これまで1年かけて
子育てに関心をお持ちの方々に受講していただ
各校の存廃や振興の具体策について検討されて
き、子育てサポーターの育成に取り組んでいる
きたところでございます。
ところですが、これは、身近に子育て支援がで
垂水市としましては、これまでに危機感を持
きる知識と意欲を持ったサポーターがおり、そ
っ て 、 現 状 打 開 と 早 急 な 準 備 ・ 活 動 の た め に、
れらの方々が地域で積極的に子育て中の家庭と
振興支援に向けた体制づくりと、魅力ある垂水
かかわりを持つことで、子育てへの不安感、孤
高校づくりに向けた振興支援計画書を作成して
独感を解消し、安心して子供を産み育てる環境
きました。さらには、垂水地区検討会も設置し
をつくるという目的で実施しております。
まして、垂水高校の在り方案の取りまとめを行
今後も多くの方に参加していただくことによ
ってきたところであります。
りまして、子育て支援はもとより、地域のセー
垂水地区検討会の最終案としましては、小規
フ テ ィ ー ネ ッ ト の 役 割 を 担 う こ と も 期待 で き る
模 校 の よ さ を 生 か し 、 き め 細 か な 指 導 に よ り、
ものと考えます。
生徒の可能性を広げながら、現状の普通科及び
地域 の き ず な が 強 ま れ ば 、 失 わ れ つ つ あ る 地
生 活 デ ザ イ ン 科 、 2 学 科 に よ る 運 営 を 当 面 続 け、
域社会での子育て支援機能の再構築にもつなが
地域に貢献し、地域に支えられる学校を目指す
る も の と 考 え 、 平 成 24年 度 も 積 極 的 に 同 サ ポ ー
と、大隅地域の公立高校の在り方検討委員会へ
タ ー 養 成 を 図 っ て ま い り た い と 考え て お り ま す。
提言をしているところでございます。
一方、問題点として考えられますのが、せっ
県教委は、この大隅地域の公立高校の在り方
か く サ ポ ー タ ー と し て 養 成 し て も 、 支援 者 と し
検 討 委 員 会 か ら の 意 見 を 重 く 受 け と め 、 来 年 度、
て定着するかが懸念されております。これらに
各校の具体的な活性化策を作成することになっ
つきましても、引き続き各種フォロー事業を実
ております。地域振興及び人材育成の観点から
施 い た し ま し て 、 定 着 を 図 り た い と 考え て お る
も、しっかりと責任を持った結論を出してほし
ところでございます。
いと思っております。
次に、他自治体との格差解消対策と、安心し
また、垂水高校が廃止となった場合は、教育
て産み育てられる政策づくりへの取り組みにつ
― 146 ―
いてでございますが、他自治体との格差につき
実 現 事 業 に 関 し ま し て は 、 平 成 20年 度 か ら 3
ましては、施設面、制度面でのものがあると思
年 間 実 施 し 、 平 成 23年 3 月 に は 終 了 し て お り ま
いますが、施設面でいいますと、子育て支援セ
す。この事業により実施した旅行商品開発につ
ン タ ー の 利 用 時 間 の 延 長 等 が あ る か と 思 い ま す。
いては、本市の持つ自然資源が観光に資するか
利用者からの要望もございますので、利用しや
ということを中心に開発を進め、猿ヶ城渓谷で
すい箇所への移転等含め、要望にこたえてまい
の キ ャ ニ オ ニ ン グ 体験 や ツ バ キ を 使 っ た ア ロ マ
りたいと考えております。
体験など、多くの体験メニューがつくられ、新
また、制度面でございますが、本会議でも何
聞や雑誌、テレビ等のメディアで取り上げられ
回か質問を受けております乳幼児等医療費の無
てまいりました。
料化もその1つかと思います。制度の拡大とな
なお、計画し、実施された体験メニューにつ
りますと医療費の増大につながりますので、実
いては、現在進められている教育旅行受け入れ
施 が 可 能 で あ る か 否 か を 24年 度 中 に 試 算 い た し
時の体験メニューとしても活用されており、今
ま し て 、 判 断し た い と い う ふ う に 考 え て い る と
後のツーリズムに関しての事業展開に期待が持
ころでございます。
たれるところでございます。
以上でございます。
一方、新商品開発については、基幹産業であ
〇 商工観光課長( 塚田光春) 商工観光課所管
る農水産物の規格外商品を加工商品化し、イン
に大きな項目で3点の質問がありますので、順
ゲンのスープやビワゼリー、カンパチのチャン
を追ってお答えいたします。
ジャ等の開発を行いました。また、事業期間中
まず、地域雇用創造計画の総括と効果につい
にビワを使用した枇仁豆腐が県の加工品コンクー
てでございますが、地域雇用創造計画につきま
ルで優秀賞を受賞、インゲンのスープも奨励賞
し て は 、 平 成 19年 度 に 地 域 雇 用 創 造 推 進 事 業 を
を受賞するなど、賞品価値が出てきており、現
申請する際に作成したものであります。計画書
在、道の駅たるみずや森の駅たるみずで販売さ
は、雇用創造推進事業の実施による雇用の改善
れており、今後はこうした賞品も含めて販路の
を数値化して目標とし、事業が終了しました平
拡大に努めていきたいと考えております。
成 22年 3 月 に は 目 標 数 値 を 達 成 し て お り ま す。
現在行っております雇用創造推進事業につき
御質問のあった事業効果につきましては、講
ま し て は 、 平 成 22年 か ら 3 年 間 行 う も の で 、 平
演会やセミナー等の講師による事業により、起
成 24年 度 に は 終 了 す る 予 定 で ご ざ い ま す 。
業化の機運が盛り上がり、これらがその後の産
そのような中で、雇用創造制度がなくなった
学界の育成やヒット商品となったキャニオニン
場合、今後、新たな雇用対策はあるのかとの質
グ 体 験 等 の 事 業 に 結 び つ い た と 考 え て お り ま す。
問 で ご ざ い ま す が 、 就 業 状 況 に つ き ま し て は、
水産業では、この事業により採用された新規
東北大震災や世界的な不況の影響により、依然
採用者の発案により、新たな加工品開発が始ま
と し て 厳 し い 状 況 が 続 く も の と 思 わ れ ま す の で、
るなど、地元のニーズに合った雇用の確保も図
今後につきましては、市単独予算での対応は厳
られております。
しいことから、新たな雇用対策事業はないか検
また、パッケージ事業での受講者の機運の高
討 し て い き た い と い う ふ う に 考 え て お り ま す。
まりは、その後の農業等への異業種参入を生み
次に、森の駅の問題の4点について、お答え
出す力となるとともに、その後実施した実現事
いたします。
業にもつながったと考えております。
森の駅は、高隈山系を通って流れる本城川が
― 147 ―
つくり出した県下有数の渓谷で、豊潤な自然休
の 検 討 を す る よ う に し て お り ま す の で 、 第1 段
養 林 を 残 す 高 隈 山 系 の 登 山 口 と し て 人 気 が あ り、
階ではコテージへの温泉を引き込む工事をしま
本市観光の中心的な場所になっております。そ
すので、今までと光熱水費は変わらないことか
の よ う な こ と か ら 、 夏は キ ャ ン プ 場や キ ャ ニ オ
ら、コストは変わらないと考えます。
ニングの場として活用し、それ以外は渓流沿い
次に、森の駅を整備して1年後は指定管理を
の散策や高隈山系の登山者の基地として計画さ
す る と 言 っ て い た が 、 今 後ど う す る の か と い う
れた施設でございます。
質問にお答えいたします。
し か し な が ら 、 1 年 間 の 稼 働 率 は 28% 程 度 と
森の駅の指定管理をすることについては、確
低く、これは夏場の7月、8月は満室となりま
かに引き継ぎを受けてはおりますが、現段階で
す が 、 10月 か ら 3 月 ま で の 期 間 、 特 に 11月 か ら
は、収入の面、体制面で確立されていないさま
2月までの冬季はコテージの利用率が極端に下
ざまな問題点がございます。そこで、今後、森
がる傾向にあります。
の駅の指定管理の内容は、森の駅の運営管理と
そこで、当市の計画と整合性はという質問で
体験型観光等の運営管理の2つをお願いしてい
ございますが、当初基本構想の中では一戸建て
こうというふうに考えておりますので、この1
温 泉 計 画 が あ り ま し た が 、 実 施 計 画 の 段 階 で、
年 間 で 指 定 管 理 に 向 け た 準 備 を 行 い 、 平 成 25年
スペース等の問題等もあり、なくなった経緯が
度の指定管理に向けて努力してまいりたいとい
あ り ま す 。 し か し な が ら 、 予 約さ れ る お 客様 か
うふうに思います。
ら 、 温 泉 が あ り ま す か と い う 問 い 合 わ せ が 多 く、
次に、道の駅の問題点について4点ほどござ
お客様のニーズが高いことから、本年度、温泉
いますので、お答えいたします。
の実施設計を行うものでございます。
まず、適正かつ円滑に運営されているか、問
また、他自治体に類似する温泉施設との比較
題 点 は な い の か と の 質 問 に お 答 え い た し ま す。
検 討 は さ れ て い る か と い う 質 問で ご ざ い ま す が、
従業員の体制につきましては、全体の従業員
大隅広域公園のコテージと北薩広域公園のコテー
数は変わっておりませんが、事務所・厨房・レ
ジを比較した場合、同等のコテージを持ちなが
ストラン・物販・温泉のそれぞれの分野でお互
ら、冬場の利用は、温泉を持っている北薩広域
い に 少し ず つ 見 直 し を し て い る よ う で ご ざ い ま
公 園 が 圧 倒 的 に 多 い 状 況 に あ り ま す 。 た だ し、
す。
この公園のコテージは温泉であることから、本
なお、社員につきましては、前、指定管理者
市の冷泉とは違うため、今後、冷泉を温泉にし
で は 4 人 し か い ま せ ん で し た が 、 現 在で は 12人
ているような施設を探して、昇温方式をどのよ
に な っ て お り ま す 。 た だ 、 10月 に 就 任 し た 館 長
うな方法をとっているのか、調査・研修をして
が病気になり、その後、副館長が、2名が代行
まいりたいというふうに思います。
で 運営 し て き た た め 、 統 制 が と れ な く な り 、 一
次に、温泉を整備することで将来にわたるコ
部の出荷者から苦情が寄せられたのも事実でご
ストと経営は考えているのかとの質問でござい
ざ い ま す 。 し か し な が ら 、 2 月 27日 付 で 新 館 長
ま す が 、 今 回 、 温 泉 施 設 の 実 施 設 計 の 内 容 は、
が芙蓉商事の本社から来られ、就任されたこと
冷泉の取り入れからコテージへ引き込むための
から、今後の運営に期待を寄せているところで
取水口・配管・貯水タンクの検討と、貯水タン
ございます。
クについては、独立した温泉建屋をつくった場
運営面での収支につきましては、先ほど森議
合の湯量の検討、冷泉を暖めるための昇温方式
員の質問でお答えしたとおりでございます。
― 148 ―
次に、指定管理制度の運用指針によると業務
〇 学校教育課長( 有馬勝広) 持留議員の 教育
の実施状況を報告するようになっているが、報
問題の御質問のまず1点目、中学校の武道必修
告 さ れ て い る か と い う 質問 で ご ざ い ま す が 、 こ
化に係る御質問にお答えいたします。
の運用指針をもとにして協定書を作成し、締結
まず、学校管理下における柔道の活動中の事
しておりますが、その協定書の中で運用してお
故の実態につきましては、日本スポーツ振興セ
ります。
ンターが発行しております「学校の管理下の死
そこで、協定書をもとに、まずは業務計画書
亡・障害事故事例と事故防止の留意点」により
を提出してもらい、そのチェックを行い、毎日
ま す と 、 平 成 20年 か ら 平 成 22年 の 過 去 3 年 間 に
の売り上げの日報を1週間に1回提出し、各月
数件の死亡事故が報告されております。その主
の収支を記載した月報を毎月提出していただい
な原因は、投げ技等による頭部外傷により、脳
ております。また、運営上の問題点や自主事業
挫 傷 や 急 性 硬 膜 下 血 腫 に よ り 死 亡 し た も の で す。
の実施等についてはその都度報告を受けていま
障害事故につきましては、頭部外傷による精神・
す。
神経障害や、上肢損傷による上肢切断及び機能
次に、管理運営協議会の設置はしているのか
障害などがございます。鹿児島県内では、過去
と い う 質 問 で ご ざ い ま す が 、 構 成 メ ン バ ー は、
3年間、死亡事故及び重傷事故は発生しており
以前のように出荷者や商工会関係者等は入れず
ません。
に、市長・副市長・財政課長・商工観光課長な
文部科学省によります体育活動中の事故防止
どで構成し、経営的な面のチェック体制をこの
策は こ れ ま で も 行 わ れ て ま い り ま し た が 、 現 在、
協議会では行っております。また、出荷者協議
新たに、体育活動中の事故防止に関する調査研
会につきましては、役員会と農産部会、水産部
究協力者会議が発足し、これまでの事故につい
会など6部会、全体総会をそれぞれ開催し、指
て分析することによりまして、体育の授業や運
定管理者もこの会の中に入って議論を重ねてお
動部活動中に発生する事故の防止を図る取り組
ります。また、商工会にも道の駅として加入し
みを進めております。近くその対策案が取りま
て も ら っ て お り ま す の で 、 商 工会 と の コ ミ ュ ニ
とめられるとのことでございます。
ケ ー シ ョ ン も 図 ら れ て い る も の と 考え て お り ま
安全確保などの柔道事故防止対策につきまし
す。
ては、文部科学省が武道の必修化に当たり作成
次に、問題への対応は今後どのように対策を
しました柔道指導の手引や、財団法人全日本柔
す る の か と い う 質 問で ご ざ い ま す が 、 先 ほ ど も
道連盟が改定しました「事故をこうして防ごう・
申しましたように、新館長が芙蓉商事の本社か
柔道の安全指導」を中学校で活用して、指導を
ら来られ、就任されたことから、今後は新館長
行っております。
のもとで統率を図っていただき、管理運営協議
柔道の指導については、生徒の健康状態を把
会 の 中 で 経 営 面 の チ ェ ッ ク 体 制 を 行 い 、 農 産、
握するとともに、学習段階や個人差を踏まえた
水産等の出荷者における問題点は出荷者協議会
段階的な指導を行うこと、特に初心者には受け
の中で協議し、商工会関係につきましては商工
身を安全にできるように指導を十分に行うとと
会の中で協議をしていただき、経営改善が図ら
もに、その動作に注意を払うなど十分な配慮を
れ る よ う 指 導し て ま い り た い と い う ふ う に 思 い
行うこと、施設や用具等の安全点検を行うなど
ます。
練習環境に配慮すること、事故が発生した場合
以上でございます。
の応急処置や緊急連絡体制などの対処方法の確
― 149 ―
認と関係者の周知を徹底することなどです。
べました無形民俗文化財市指定化による文化財
鹿児島県教育委員会では、安全な武道授業の
保護条例の適用や育成補助金の交付、郷土芸能
チェックリストを教師用、生徒用の2種類作成
団体と小学校・中学校、大野地区では大野棒踊
しており、垂水中央中学校でも十分に活用する
りの場合、大学生に指導をしておりますけれど
よ う に 指 導 し て ま い り た い と 考 え て お り ま す。
も、大学との連携、また、所属する振興会のみ
保健体育科の研修につきましては、鹿児島県
ならず、近隣の振興会と一緒になって継承する
教育委員会は毎年武道指導者研修会を開催して
と い っ た 対 策な ど を 講 ず る と と も に 、 ど う し て
おり、本市の保健体育科の教員も受講しており
も存続が困難な場合はフィルム等の映像で記録
ます。また、本年度は新たに、柔道を取り扱う
しておいて、条件が整えば復活・再開ができる
学校を対象に、中学校柔道授業の安全に関する
体制 も 整 え て お き た い と 考 え て い る と こ ろ で す。
指導者の研修会が開催され、垂水中央中学校か
そしてまた、地区公民館におきましても、柊
らも参加しております。
原地区の「大津絵節」、そして協和地区の「川
教育委員会としましては、以上のことを踏ま
踊り」の郷土芸能を公民館講座の1つとして活
えまして、武道必修化に向け、今後も指導者の
動を支援してまいっております。
指導力向上を図るとともに、安全指導につきま
先日の生涯学習の集いで、協和小学校の5年
しても指導を徹底してまいりたいと考えており
生が、川踊り保存会の皆さんとその成果を発表
ます。
していただいたのは記憶に新しいところでござ
以上でございます。
い ま す 。 そ し て ま た 、 郷 土 芸 能 団 体 に 対 し て は、
〇 社会教育課長( 瀬角龍平) 持留議員の 御質
年次的に4団体ずつ補助金支援を行っておりま
問にお答えいたします。
す。
垂 水 市 内 に は 、 各 地 に 古 く か ら 伝 わ る 14の 郷
郷土芸能は、子供たちの情操教育やふるさと
土 芸 能 、 つ ま り 伝 統 芸 能 が ご ざ い ま す け れ ど も、
を 愛 す る 心を は ぐ く ん で い く も の と 確 信 を し て
多くの団体で担い手の方々の高齢化や伝えるべ
おります。しかし、既に消滅をしたり、休止状
き後継者が少なくなっておりますことから、存
態の団体もございますけれども、私ども社会教
続を含めて、後世に伝えていくことが年々難し
育課は垂水市民の文化遺産とも言うべき郷土芸
くなっているのが現状でございます。
能を絶やすことがないよう、一生懸命取り組ん
社会教育課では、2月9日の定例教育委員会
でまいりたいと存じます。
において、藩政時代から柊原地区に伝わる伝統
以上です。
行 事「 お ろ ご め 」 と 「 か べ う っ く じ い 」 、 こ れ
〇生活環境課長(感王寺八郎) 浄化槽の 2 種
を垂水市指定無形民俗文化財に登録をしたとこ
類の水質検査の必要性について、お答えいたし
ろ で ご ざ い ま す 。 そ し て 、 平 成 24 年 度 か ら は、
ます。
歴 史 的 価 値 づ け が で き た も の か ら 随 時 指 定 を し、
まず、2種類の水質検査についてでございま
その保存・育成に努めたいと考えておるところ
す が 、 浄 化 槽 の 検 査 は 、 浄 化 槽 法 第 10条 で 、 浄
です。
化槽の保守点検を浄化槽管理市に、または浄化
そ し て ま た 、 平 成 24年 11月 ご ろ に 、 市 民 郷 土
槽の清掃を浄化槽清掃業者に委託することがで
芸 能 団 体 、 文 化 団 体 等 の 協 力 を い た だ き な が ら、
き る と 定 め ら れ て お り 、 こ れ が 市 内 業者 に よ る
これはまだ仮称ですけれども、垂水市郷土芸能
月々の点検及び年1回の清掃になります。点検
大会を開催する予定にしております。さきに述
回数につきましては、鹿児島県浄化槽事務取扱
― 150 ―
要 領 に よ り 、 お お む ね 年 12回 程 度 と 定 め て あ り
ます。
ます。
本 市 と し て の 考 え 方は ど う か と い う こ と で ご
次に、浄化槽法第7条で定めているのが、使
ざいますが、本市は、平成5年より小型合併処
用期間後3カ月から8カ月以内に実施する使用
理浄化槽設置整備事業として設置に対する助成
開始検査で、正常に機能しているか確認するた
を 行 っ て お り ま す 。 浄 化 槽 は 、 平 成 12年 浄 化 槽
めの検査を県が指定する機関で実施しておりま
法の改正で、雑排水まで処理する合併浄化槽が
す。その後、県が指定する機関が実施する浄化
浄化槽と定められており、設置される浄化槽は
槽 法 第 11条 で 定 め ら れ て い る 定 期 検 査 で 、 初 期
すべて合併浄化槽でございます。本市の浄化槽
の処理機能を確保しているか、適正な保守点検
の設置基数は 、平成22年度で約4,500基で 、 うち
及び清掃がなされているかを受検することが義
合 併 処 理 浄 化 槽 が 2,468基 で ご ざ い ま す 。
務づけられております。
ほとんどの排水が鹿児島湾に流入するという
水 質 検 査 の 必 要 性 に つ い て で ご ざ い ま す が、
ことから、浄化槽の適正な維持管理が必要であ
保守点検につきましては、一般家庭は浄化槽の
る と 考 え て お り ま す が 、 し か し な が ら 、 補助 事
状況、ブロアポンプ設備作動状況と消毒薬の点
業につきましては、設置補助金開始当時と異な
検補給、水質状況では、ペーハー・+透視度・
り、浄化槽はすべて合併浄化槽となったことも
残留塩素等の点検を行っており、法で行ってい
あり、浄化槽設置補助金を打ち切っているとこ
る 定 期 検 査 は 、 浄 化 槽 の 放 流 水 の 技 術 上 の 基 準、
ろもあるようでございます。
BOD20ppm以下と定めてありますが、この処理
今後、浄化槽設備設置補助金を継続していく
機能を確保しているか、水質を悪化させるよう
のか、あるいは設置補助金を検査手数料の助成
なふぐあいはないのか、放流水のBOD検査と
に か え て い く の か 、 今後 検 討 し て ま い り た い と
ともに保守点検及び清掃状況について定期検査
考えております。
を実施するもので、保守点検と定期検査とはそ
以上でございます。
れぞれ別の検査であることから、必要でござい
〇持留良一議員 一問一答でお願いしたいんで
ます。
す け れ ど も 、 所 管 の と こ ろ は 所 管の と こ ろ で ま
次に、助成している団体、その理由はという
た 細か く 、 こ の 問 題 点 に つ い て 、 き ょ う 出 さ れ
ことでございますが、助成している自治体数に
た と こ ろ も 含め て 議論 も さ せ て い た だ き た い と
つ き ま し て は 、 平 成 22年 12月 末 現 在 で 36都 道 府
思 い ま す 。 そ の 他 の と こ ろ を 中 心 と し な が ら、
県 が 、 保 守 点 検 で 118市 町 村 と 法 定 検 査 107市 町
若干再質問するところは質問をしていきたいと
村で助成措置をいたしております。しかしなが
思います。
ら 、 鹿 児 島 県 で は 今 の と こ ろ さ れ て お り ま せ ん。
最初の住んでよかったという関係と、税と一
助成の理由の目的として、公共用水の水質汚
体との改革の中で、市長も現状の認識について
濁を防止し、生活環境及び自然環境の保全を図
はいろいろ話されたんですが、今後、単独事業
るために浄化槽が設置され、日々の維持管理を
の 検 討も し て い く こ と も や ぶ さ か で は な い と い
行わなければ性能が十分発揮されないという考
うような回答だったと思うんですが、当然、今
え方から、適正な維持管理を推進するために助
の高齢者の実態、そしてまた働く若い人たちの
成 施 策 を 行 っ て い る よ う で ご ざ い ま す 。 ま た、
実態から見ても、ますます厳しい状況になって
下水道整備地域以外の浄化槽設置に対する助成
いくというふうに思うんです。例えば松江市で
を 行っ て い る と い う と こ ろ が 多い よ う で ご ざ い
は、多子世帯に対して、可処分所得が減ったと
― 151 ―
い う こ と で 保 育 料 の 軽 減 な ん か も や っ て い ま す。
は も う 減 っ て い く だ ろ う と 、 淘汰 さ れ て い く だ
また、自治体によっては、国保税だとかそうい
ろ う と 。 そ う す る と 、 ま す ま す 介 護 基盤 が 弱 っ
うところも含めた、いわゆる減免制度の見直し
て い く ん で す 。 そ う な っ た と き に は 、 実際 こ う
をやっていっているようです。
いう医療・介護包括ケアをやったとしても、実
やっぱり実態との関係も含めて、そういうと
際それに対応する体制は整えられないというこ
ころの見直しをぜひ今後、引き続き取り組んで
とがもう明らかになってきているんです。
いただきたいと、そういうところが単独の事業
そ う い う 意 味 で 、 先 ほ ど 言 い ま し た と お り、
と し て 取り 組ん で い た だ き た い な と い う ふ う に
公的支援をどうしていくのか。ここが最大だと
思います。そういう意味で、きっちりと今の生
思 う ん で す よ 。 な ぜ か と い う と 、 低 所得 者 や そ
活の実態に反映した対策を、ぜひ今後、単独の
れ に 厳し い 人た ち は 、 サ ー ビ ス さ え 受け ら れ な
事業の中で取り組んでいただきますよう、これ
く な っ て く る わ け で す よ 。 施 設が な い 、 ま し て
は も う 要 望 を し て お き た い と い う ふ う に 思い ま
や 介護 保 険 外 の サ ー ビ ス が ふ え る と な っ て く る
す。
と 、 ま す ま す 受け ら れ な い と 。 そ う な っ て き た
次に、医療・介護・福祉の問題に移りたいと
ときに何が必要かといったら、公的な支援がど
いうふうに思います。
う し て も 必 要に な っ て く る と い う こ と は 明 ら か
先ほどるる回答をされましたけれども、問題
と思いますが、市長にちょっとお聞きしたいん
は、いわゆる人員確保の問題、市の先ほどの回
で す け れ ど も 、 こ の 1 点 だ け 、 公 的 支援 に つ い
答としては、質の高いということを言われまし
て 、 や る 考 え は あ る か ど う な の か 、 今の 現 状 踏
た け れ ど も 、 や は り 人 手が な い と や は り 大き な
まえて、イエスかノーかでお答えください。
問題になるということが、今度の介護報酬や診
〇 市 長 ( 尾 脇 雅 弥 ) 少 子 高 齢 化 が 進 む 中 で、
療報酬の改定でも明らかだと思うんですね。例
先ほど、小規模多機能とかそういったものが減
え ば 、 介 護 報 酬 の 改 定 で は 入 所 者 の 早 期 退 所、
っ て い く と い う 現 状 で は ご ざ い ま す け れ ど も、
それから診療報酬の改定では長期入院のますま
垂水市に関しましては、ほかの市町村に比べて
す追い出しの強化、そうすると介護難民、医療
比較的、先進的に懸命に取り組んでいただいて
難 民 が ふ え て く る 、 そ れ を 支 え る 体 制 が 弱 い と。
いる成果があろうかと思います。ただ、今、御
そういう形でこういう医療・介護・福祉、包
指摘のことについては大事な問題だと思います
括的な取り組みによって、そういう人たちを支
ので、今後検討してまいりたいと考えておりま
え て い こ う と い う 中身 だ っ た と い う ふ う に 思 い
す。
ますが、実際上、先ほど言われたような、そう
〇持留良一議員 ぜひこのあたりは互いに政策
い う た だ 単に 質 だ け の 問 題 で は な く て 、 や っ ぱ
提案をしながら切磋琢磨して、問題点の解決に
り体制的なマンパワー対策、制度の充実をやっ
私たち議会も当たっていきたいと思います。
て い か な い と 、 こ の 中身 に は こ た え て い け な い。
次は、第一次産業、六次産業の問題について
逆に、包括的難民を、ケア難民を生み出してし
お伺いしたいんですけれども、非常に積極的な
まうというふうに思います。
提案が出たんですけれども、六次産業について
そういう点では、改めて、先ほどまだ十分実
も戸別補償経営安定推進事業についても、やっ
態 が わ か っ て い な い と い う こ と で し た け れ ど も、
ぱり問題点がありますよね、課題点が。例えば
い ろ ん な と こ ろ で は も う こ の 実態 を つ か ん で い
認定農業者に限定するとか、いろんな新聞でも
らっしゃいます。ある施設では、今後、小規模
出されたと思うんですが、この農業委員会の新
― 152 ―
聞でも「進むか、担い手の農地集積、要件に戸
今後就農できないとか、そういう部分の方につ
惑いの声も」ということがあるんですよね。先
き ま し て は 、 そ う い っ た 地 域 ご と の 話 し 合い の
ほど、きのうの議論からも、農地の集積化を図
中で、そういった認定農業者の方々のほうに集
ら な き ゃ な ら な い と 、 し か し 、 垂 水 は 実 態は そ
積し て い く と い っ た よ う な 考 え 方を 持 っ て お り
うでもない問題もあると。しかし、やはり集積
ます。
を図っていく上では、いろんな問題点を克服し
以上でございます。
ていかなきゃならないと。そうなってきたとき
〇持留良一議員 今回、支援対策もとられてい
に、1つの政策として今度のこの事業があるか
ます。本来やっぱり国がこれを継続していくよ
と 思 う ん で す が 、 し か し 、 実 際 上、 い ろ い ろ 限
な と い う こ と で 、 先 ほ ど 課 長 は 言わ れ た と お り、
定 が あ る と い う の が 新聞 で も 出さ れ て い る ん で
ぜ 、 こ の こ と も 取り 組ん で い た だ き た い し 、 そ
すよね。
の こ と で は や っ ぱ り そ の 農 地 の 問題 と い う の は
そ う な っ て き た と き に 、 先 ほ ど 課 長が い ろ ん
大事だし、また、小規模農家を育成していくと
な こ と を 言 わ れ て 、 こ の 問 題 を 克服 し て い か な
いう観点からも、ぜひその方針で頑張っていた
きゃならないということだったですが、きのう
だきたいと思います。
からの議論も含めて、この農地集積については
あと、高校だとか、いろいろ教育問題は改め
やはり基本的には積極的に取り組んでいくとい
て ま た 委 員会 で や っ て い き た い と い う ふ う に 思
う 立 場 な の か 、 そ の 点 を 確 認 し た い と 思 い ま す。
います。
〇 農林課長( 森下利行) 農 地 集 積 に つ き ま し
あと、残す点で、道の駅の問題についてちょ
ては、その条件に応じまして違うと思うんです
っとただしたいというふうに思います。
け れ ど も 、 事 業 の 導 入と か そ こ あ た り に つ き ま
先ほど、導入状況に関する調査結果を報告い
し て は 、 ど う し て も 集 積を し て い か な け れ ば 補
たしましたけれども、この国の通達、いわゆる
助の対象にならないとか、そういう部分がある
総務省の通達の中で、施設のあり方について検
と思います。そういう部分については、土地の
証及び見直しを行い、より効果的・効率的運営
交換分合とかそういう形での集積、そういった
に 努め る と 、 こ の よ う や り な さ い と 。 い わ ゆ る
部分も図っていかなければならないという部分
そういう2,100件もの結果が生まれたと、大変な
が1点でございます。
実態 が 生 ま れ て し ま っ た と 、 こ れ で は 何 の た め
そ れ と も う 1 点 は 、 先ほ ど も 申 し ま し た と お
にやったかということも問われている。そのこ
り、垂水市におきましては、どうしても今、農
と は 、 や は り そ う い う 立 場 に 立 っ て 検証 を や っ
業従事者の高齢化が進んできているという状況
て い く 、 そ し て ま た 見 直 し を 求め て い く 、 そ の
の中では、今後、きのうの感王寺議員の質問の
ためにはやっぱり内部的な牽制をしっかりやっ
中でもお答えしたところなんですけれども、や
ていきなさいということだと思うんですよ。
っぱりそういった部分で、少しでも高齢化とか
だから、本市の運用方針にも、先ほどその運
小 規 模 の 農 家 の 方 々 に 、 就 農 し て い く た め に は、
用方針をして協定書をつくられたと言いますけ
そういった受委託のそういった組織の育成とか
れども、しかし、運用方針の中には、きちっと
設立を図っていきながら、少しでも長い就農を
そのことを求める条項も中身も書いてあるんで
していただきたいと思っているところでござい
す よ ね 。 だ か ら 、 そ の こ と が 本当 に 守ら れ て い
ます。
か な い と 、 や は り こ う い う も の が 客 観的 に 問 題
た だ 、 そ う い っ た 高齢 化 の 中で 、 ど う し て も
と し て 出て く る と 。 こ れ を や っ て は い け な い と
― 153 ―
思うんですよ。
会とします。
やはり我々が施設を経営していく上では、決
次 の 本 会 議 は 、 3 月 16日 午 前 10時 か ら 開 き ま
めたことをきちっとやっていく。そして、その
す。
も と と い う の は ち ゃ ん と こ の 中に 書い て あ る わ
△散 会
け で す か ら 、 こ の こ と を 重視 さ せ て い く 。 そ の
〇 議 長 ( 宮 迫泰 倫 ) 本 日 は 、 こ れ を も ち ま し
こ と で 相 手 に も そ の こ と を ち ゃ ん と 守る よ う に
て散会します。
し て あ る わ け で す か ら 。 そ う す る と 、 今言 わ れ
午後3時8分散会
た国の2,100件もの事態は生まれなかったと思う
ん で す よ 。 何 の た め に 、 公 の 施 設を そ ん な 形 に
や っ た の か と い う こ と が あ る と 思い ま す 。 こ れ
はもう指摘だけしておきたいというふうに思い
ます。
今回、福祉の問題から産業、雇用の問題まで
含 め て や っ て き ま し た け れ ど も 、 や は り 私は 今
回言ったとおり、自治体の役割は、公共性を発
揮されているのか、そしてまた住民の生活力の
強化、福祉の向上を目指す経済政策になってい
るのか、改めてこの観点で委員会でも議員の皆
さ ん と 含 め て 、 議 論も し て い き た い と い う ふ う
に思います。
私自身はやはり問題があるなということを指
摘 を し て 、 私 の 総 括 質 疑 、 質 問 を 終 わ り ま す。
〇議長(宮迫泰倫) 以上で、平成24年度各会計
予 算 案 に 対 す る 質 疑 及 び 一 般 質 問 を 終 わ り ま す。
△委員会付託
〇議長(宮迫泰倫)お諮りします。
平 成 24年 度 各 会 計 予 算 案 を 各 所 管 常 任 委 員 会
に そ れ ぞ れ 付 託 の 上 、 審 査 し た い と 思 い ま す。
これに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(宮迫泰倫)異議なしと認めます。
よ っ て 、 平 成 24年 度 各 会 計 予 算 案 は 、 各 所 管
常任委員会にそれぞれ付託することに決定しま
した。
△日程報告
〇議長(宮迫泰倫)本日の日程は、以上で全
部終了しました。
明 8 日 か ら 15日 ま で は 、 議 事 の 都 合 に よ り 休
― 154 ―
平 成 24 年 第 1 回 定 例 会
会 議 録
第 4 日 平 成 24 年 3 月 16 日
本 会 議 第 4 号( 3 月 16 日 )
(金曜)
出 席 議 員 15名
1番 川 越 信 男
2番 堀 内 貴 志
10番 池 山 節 夫
3番 大 薗 藤 幸
11番 森 正 勝
4番 感 王 寺 耕 造
12番 川  達 志
5番 池 之 上 誠
13番 宮 迫 泰 倫
7番 田 平 輝 也
14番 徳 留 邦 治
8番 持 留 良 一
15番 篠 原  則
9番 北 方 貞 明
16番 川 畑 三 郎
欠 席 議 員 1名
6番 堀 添 國 尚
地 方 自 治 法 第121条 に よ る 出 席 者
市
長 尾 脇 雅 弥
水 産 課 長 岩 元 悦 郎
長 寺 地 浩 一
商工観光課長 塚 田 光 春
総 務 課 長 山 口 親 志
土 木 課 長 深 港 渉
企 画 課 長 倉 岡 孝 昌
会 計 課 長 脇 孝 久
財 政 課 長 北 迫 睦 男
水 道 課 長 川井田 志 郎
税 務 課 長 葛 迫 隆 博
監査事務局長 礒 脇 正 道
市 民 課 長 白 木 修 文
消
防
長 宮 迫 義 秀
サービス課長 前木場 強 也
教
育
長 肥 後 昌 幸
保健福祉課長 城ノ下 剛 教育総務課長 今 井 文 弘
生活環境課長 感王寺 八 郎
学校教育課長 有 馬 勝 広
農 林 課 長 森 下 利 行
社会教育課長 瀬 角 龍 平
副
市
市 民 相 談
議会事務局出席者
事 務 局 長 松 浦 俊 秀
書
記 篠 原 輝 義
書
記 有 馬 英 朗
― 155 ―
平 成 24年 3 月 16日 午 前 10時 開 議
議 案 第 21号 平 成 24年 度 垂 水 市 交 通 災 害 共 済 特
別会計予算 案
議 案 第 22号 平 成 24年 度 垂 水 市 介 護 保 険 特 別 会
△開 議
計予算 案
〇議長(宮迫泰倫)定刻、定足数に達してお
議 案 第 23号 平 成 24年 度 垂 水 市 老 人 保 健 施 設 特
りますので、ただいまから休会明けの本日の会
別会計予算 案
議を開きます。
議 案 第 24号 平 成 24年 度 垂 水 市 病 院 事 業 会 計 予
本日の議事日程は、お手元に配付いたしたと
算 案
おりであります。
議 案 第 25号 平 成 24年 度 垂 水 市 漁 業 集 落 排 水 処
△ 議 案 第 2 号 ~ 議 案 第 8 号 、 議 案 第 18号
理施設特別会計予算 案
~ 議 案 第 29号 、 陳 情 第 7 号 一 括 上 程
議 案 第 26号 平 成 24年 度 垂 水 市 地 方 卸 売 市 場 特
〇議長(宮迫泰倫)日程第1、議案第2号か
別会計予算 案
ら日程第7、議案第8号まで及び日程第8、議
議 案 第 27号 平 成 24年 度 垂 水 市 簡 易 水 道 事 業 特
案 第 18号 か ら 日 程 第 19、 議 案 第 29号 ま で の 議 案
別会計予算 案
19件 並 び に 日 程 第 20、 陳 情 第 7 号 の 陳 情 1 件 を
議 案 第 28号 平 成 24年 度 垂 水 市 水 道 事 業 会 計 予
一括議題とします。
算 案
件名の朗読を省略いたします。
議 案 第 29号 垂 水 市 介 護 保 険 条 例 の 一 部 を 改 正
する条例 案
議案第2号 垂水市職員旅費支給条例の一部を
陳情第7号 「協同労働の協同組合法(仮称)」
一部を改正する条例 案
の速やかな制定を求める意見書に関する
議案第3号 垂水市教育委員会教育長の給与に
陳情
関する条例等の一部を改正する条例 案
議案第4号 垂水市税条例の一部を改正する条
〇議長(宮迫泰倫)ここで、各委員長の審査
例 案
報告を求めます。
議案第5号 垂水市国民健康保険税条例の一部
最初に、産業厚生委員長大薗藤幸議員。
を改正する条例 案
[産業厚生委員長大薗藤幸議員登壇]
議案第6号 垂水市介護従事者処遇改善臨時特
〇産業厚生委員長(大薗藤幸) 去る 2 月23日、
例基金条例を廃止する条例 案
3月6日、7日の本会議において産業厚生委員
議案第7号 垂水市道路占用料徴収条例の一部
会付託となりました各案件について、3月8日
を改正する条例 案
に委員会を開き、審査いたしましたので、その
議案第8号 垂水市営住宅条例の一部を改正す
結果を報告します。
る条例 案
最初に、議案第6号垂水市介護従事者処遇改
議 案 第 18号 平 成 24年 度 垂 水 市 一 般 会 計 予 算 善臨時特例基金条例を廃止する条例案、議案第
案
7号垂水市道路占用料徴収条例の一部を改正す
議 案 第 19号 平 成 24年 度 垂 水 市 国 民 健 康 保 険 特
る条例案及び議案第8号垂水市営住宅条例の一
別会計予算 案
部を改正する条例案については、いずれも原案
議 案 第 20号 平 成 24年 度 垂 水 市 後 期 高 齢 者 医 療
のとおり可決されました。
特別会計予算 案
次 に 、 議 案 第 18号 平 成 24年 度 垂 水 市 一 般 会 計
― 156 ―
予算案中の所管費目については、原案のとおり
原案のとおり可決されました。
可決されました。
次 に 、 議 案 第 19号 平 成 24年 度 垂 水 市 国 民 健 康
次 に 、 議 案 第 22号 平 成 24年 度 垂 水 市 介 護 保 険
保 険 特 別 会 計 予 算 案 、 議 案 第 20号 平 成 24年 度 垂
特 別 会 計 予 算 案 、 議 案 第 23号 平 成 24年 度 垂 水 市
水市後期高齢者医療特別会計予算案及び議案第
老 人 保 健 施 設 特 別 会 計 予 算 案 、 議 案 第 24号 平 成
21号 平 成 24年 度 垂 水 市 交 通 災 害 共 済 特 別 会 計 予
24年 度 垂 水 市 病 院 事 業 会 計 予 算 案 、 議 案 第 25号
算案については、いずれも原案のとおり可決さ
平 成 24年 度 垂 水 市 漁 業 集 落 排 水 処 理 施 設 特 別 会
れました。
計 予 算 案 、 議 案 第 26号 平 成 24年 度 垂 水 市 地 方 卸
以上で報告を終わります。
売 市 場 特 別 会 計 予 算 案 、 議 案 第 27号 平 成 24年 度
〇 議 長 ( 宮 迫 泰 倫 ) こ れ か ら 質 疑 を 行 い ま す。
垂水市簡易水道事業特別会計予算案及び議案第
質疑はありませんか。
28号 平 成 24年 度 垂 水 市 水 道 事 業 会 計 予 算 案 に つ
[「なし」と呼ぶ者あり]
い て は 、 い ず れ も 原 案の と お り 可 決 さ れ ま し た。
〇議長(宮迫泰倫)質疑なしと認めます。
次 に 、 議 案 第 29号 垂 水 市 介 護 保 険 条 例 の 一 部
これで質疑を終わります。
を改正する条例案については、原案のとおり可
これから討論を行います。
決されました。
[持留良一議員登壇]
次に、陳情第7号「協同労働の協同組合法(仮
〇持留良一議員 おはようございます。
称)」の速やかな制定を求める意見書に関する
そ れ で は 、 議 案 4 号 、 そ れ か ら 議 案 第 18 号、
陳情については、採択とし、意見書案を提出す
そ れ に 関 係 す る 予 算 案 と し て 第 20号 、 第 22号 及
ることに意見の一致を見ました。
び 議 案 第 29号 に つ い て 、 反 対 の 立 場 で 討 論 を さ
以上で報告を終わります。
せていただきたいと思います。
〇議長(宮迫泰倫) 次に、総務文教委員長北方
最初に、議案第4号市税条例の一部を改正す
貞明議員。
る条例案について討論をいたします。
[総務文教委員長北方貞明議員登壇]
提案の要旨は、東日本大震災財源を目的とし
〇総務文教委員長(北方貞明) お は よ う ご ざ
たものでありますが、復興財源を名目に国民へ
います。
の 負担 を 押 し つ け る も の と 言 わ ざ る を 得 ま せ ん。
去 る 2 月 23日 及 び 3 月 7 日 の 本 会 議 に お い て
法人税実効税率は5%引き下げ、国民には緊急
総務文教委員会付託となりました各案件につい
防災・減債事業の地方分担等の費用を賄う増税
て 、 3 月 12日 委 員 会 を 開 き 、 付 託 案 件 の 審 査 を
策として、個人住民税の均等割が引き上げられ
い た し ま し た の で 、 そ の 結 果 を 報 告 い た し ま す。
る内容であり、被災者支援の改正案などであり
最初に、議案第2号垂水市職員旅費支給条例
ま す が 、 低 所 得 者 や 被 災 者 も 含 む も の で あ り、
の一部を改正する条例案、議案第3号垂水市教
生活に大きな影響を与えるものです。
育委員会教育長の給与に関する条例等の一部を
復 興 財 源 は 、 財 政 対 策 は 無 駄 遣 い へ の メ ス、
改正する条例案、議案第4号垂水市税条例の一
政党助成金の廃止、富裕層・大企業優遇税制等
部を改正する条例案及び議案第5号垂水市国民
の見直しや応分の負担で確保すべきだと考えま
健康保険税条例の一部を改正する条例案につい
す。
て は 、 い ず れ も 原 案 の と お り 可 決 さ れ ま し た。
以上の理由で反対をいたします。
次 に 、 議 案 第 18号 平 成 24年 度 垂 水 市 一 般 会 計
次 に 、 議 案 第 18号 平 成 24年 度 一 般 会 計 補 正 予
予 算 案 中 の 所 管 費 目 及 び 歳 入 全 款 に つ い て は、
算 及 び 関 連 予 算 案 、 議 案 第 20号 後 期 高 齢 者 医 療
― 157 ―
特 別 会 計 予 算 案 と 議 案 第 22号 介 護 保 険 特 別 会 計
予算は直接住民の生活を左右し、その福祉いか
予算について討論をいたします。
ん を 決 す る も の で す 。 だ か ら こ そ 、 私は 総 括 質
野田内閣は、社会保障・税一体改革と称して
疑のときの冒頭に、住民の暮らしを守るという
し て 消 費 税 増 税 10% へ の 大 増 税 を 進 め よ う と し
本来の役割と公共性を発揮していくことが責務
ています。これらは国民生活に深刻な打撃を与
で あ り 、 果 た さ れ て い る の か 。 サ ー ビ ス と 財政
え、経済も財政も破綻させるものと言わざるを
の両立が必要であり、中・長期的に見た内発的
得ません。
地域振興策によるサービスと財政の両立を見出
さらに、消費税増税は社会保障のためといい
す 努力 が 予 算 に あ る の か と 求 め ま し た 。 そ し て
ますが、一体改革は、年金支給額の過去の最高
何よりも、経費の削減や住民負担の政策ではな
の 削 減 を 初 め 、 4 月 か ら 後 期 高 齢 者 医 療 制 度、
く、元気の出る予算でなければならないと考え
介護保険制度の保険料の値上げもされます。子
ます。
育て世代では、子ども手当の大幅削減、一方で
以上が 予算編成上の 基本的な問題点で し たが、
年少扶養控除廃止による住民税の増税が実施さ
以下、歳出等を通じて問題点を指摘したいと思
れ、児童扶養手当も削減されるなど、子育て世
います。
代には厳しい環境になっていきます。
最初は歳入の確保の点ですが、課税客体の把
今後さ らに 来年か らは、 所得税の増税計画など
握など、体制不足による税の確保が行き届いて
負担が連続して押し寄せてきます。また、景気
いない課題が引き続きありました。これらを問
低迷が 続く 中、 市税を 見て も 対前年度約1,400万
題点として指摘をしておきたいと思います。
円ほどの減収が予想されます。こうした点から
次に、歳出では、子供の医療費や学童保育所
見ても、市民の暮らしが大変な状況にあること
の施設改善など子育て支援策が、また保険料等
は わ か り ま す 。 だ か ら こ そ 、 地 方自 治 体 と し て
の値上げの市独自の緩和策など、子育て世代や
の市民の暮らしを守ることを最重点として予算
高齢者が求める支援策が十分取り入れられてい
編成をする必要がありました。
ないという問題点であります。雇用対策におい
施政方針では、3つの重点政策が掲げられて
てもこれからの検討課題になっています。先ほ
います。このことが市民の立場に立った方針だ
ど述べましたように、子育て支援や雇用の創出
っ た の で し ょ う か 。 平 成 23年 度 市 民 満 足 度 調 査
や仕事おこしなど、働く環境の充実を市民は政
か ら 、 優 先 し 、 重 点 化 し て 取 り 組 む 施 策 と し て、
策と し て 切望 し て い ま す 。 こ れ ら に こ た え た 予
子育て支援体制の充実、地域防災の推進、働く
算にはなっていないと考えます。
環境の充実、市民の期待にこたえる職員の育成
次に、農業問題です。
と な っ て い ま す 。 こ れ ら は 予 算 等に 反 映 し て い
新規の施策として、新規就農総合支援事業と
るのでしょうか。多くは検討課題であり、質疑
所得別補償経営安定推進事業が提案をされまし
を通じても十分でなかったと考えます。
た。
また、来年度予算編成は枠配分方式が取り入
新規就農総合支援事業は、新たな担い手の確
れ ら れ ま し た 。 こ の 手法 は 、 か つ て の シ ー リ ン
保・ 定 着 に つ な が っ て い く も の と 考 え ま す 。 こ
グ方式などと同じ考え方だと思いますが、私は
の事業は、国が責任を持って継続し、法制化す
今回のような施政方針であるのであれば、事業
るよう求めるものです。
の優先順位をつけて、めり張りのある予算編成
問 題 は 、 所 得 別 補 償 経 営 安 定 推 進 事 業 で す。
すべきだったと考えます。
これは、TPP前提の国の予算案だという点で
― 158 ―
あ り ま す 。 平 地 で 20か ら 30ヘ ク タ ー ル 、 中 山 間
保険特別会計予算については、引き続き生活支
地 域 で 10か ら 20ヘ ク タ ー ル 規 模 の 経 営 体 が 大 宗
援のための市独自の上乗せや、保険料や利用料
を占める構造を目指す事業となっています。質
の市独自の軽減策が今回もなく、必要な介護が
疑では、本市では小規模農業が取り組んでいけ
安 心 し て 受 け ら れ な い 点 を 指 摘 し 、 反 対 し ま す。
るような農政を進めていく旨の回答がありまし
以 上 の 点 を 挙 げ て 、 議 案 第 18号 平 成 24年 度 一
た。担い手確保の名のもとに多数の農家を生産
般 会 計 予 算 案 及 び 関 連 予 算 案 、 議 案 第 20号 後 期
か ら 締 め 出す こ と は な い と い う 保 証 は あ り ま せ
高 齢 者 医 療 特 別 会 計 予 算 案 と 議 案 第 22号 介 護 保
ん。だからこそ慎重な対応が求められていると
険特別会計予算案について反対いたします。
考えます。
次 に 、 議 案 第 29号 介 護 保 険 条 例 の 一 部 を 改 正
それは、TPP参加という政府の方針は、今
する条例案について討論いたします。
日も揺らいでいないからです。地域農業の持続
この間の議会での質問でも、保険料の抑制に
発展を図るには、これに対抗し、小規模農家も
努力することを表明されていたし、その取り組
含め、多様な担い手が活躍できる条件をつくる
み は 大 い に 評価 で き る も の だ と い う ふ う に 思 い
ことが必要だと考えます。自治体は、施策の主
ます。
体 と し て 自 立 し た 農 業 政 策 を 展 開 す る こ と が 今、
しかし、残念ながら、結果として保険料は値
実際に可能です。農地の集約化は、このような
上げ案が提案されました。来年度から高齢者被
立場に立って推進していくことが大切ではない
保 険 者 世 代 で は 連 続 負 担 増 に な ろ う と す る 中 で、
でしょうか。
今日でも苦しい生活の中にあるのに、値上げは
次に、森の駅事業の温泉実施設計についてで
生活への大きな影響を与えるものです。だから
す。
こそ、高齢者の生活と健康を守る立場から、以
この施設の持つ特徴は、施設ミッションの目
下の点での保険料抑制対策としての努力が行政
的がそれぞれで違うということでした。この問
の役割と責任を持って取り組まれるべきであっ
題点をどのように解決していくのか求めてきま
たと考えます。
した。しかし、いまだに示されていません。
1つは財政安定化基金の適切な規模の確保や
また、今回の取り組みは、今後の活性化事業
2点目として介護給付準備金の活用と一般会計
対 策 と し て 温 泉 の 活 用 の 方 向 を 探 る 計 画 で す。
からの繰り入れ対策です。特に基金等は、高齢
現状となっては、打開策を検討していくのは当
者の保険料であるからであります。
然 で す が 、 経 費 を か け て や る 以 上、 し っ か り と
以 上 の 点 を 指 摘 し て 、 議 案 第 29号 介 護 保 険 条
した方針でなければなりません。しかし、質疑
例の一部を改正する条例案については反対いた
では、他自治体の類似する施策との比較検討や
します。
当初の計画との整合性など十分な方向は示され
以上で、私の反対討論を終わります。
ませんでした。
〇 議 長 ( 宮 迫泰 倫 ) ほ か に 討 論 は あ り ま せ ん
このような点を明確にし、取り組むことが展
か。
望 を 切り 開 く も の に な っ て い く も の に な っ て い
[「なし」と呼ぶ者あり]
くと考えます。
〇議長(宮迫泰倫)討論なしと認めます。
最 後 に 、 関 連 予 算 に な る 議 案 第 20号 後 期 高 齢
これで討論を終わります。
者医療特別会計予算では、保険料の値上げや安
最初に、議案からお諮りします。
心 し て 医 療 を 受 け ら れ な い 点 、 議 案 第 22号 介 護
各議案を各委員長の報告のとおり決すること
― 159 ―
に御異議ありませんか。
決定しました。
[「異議なし」「異議あり」等呼ぶ者あ
次 に 、 議 案 第 22号 は 、 起 立 に よ り 採 決 い た し
り]
ます。
〇 議 長 ( 宮 迫 泰 倫 ) 御 異 議 が あ り ま す の で、
委員長の報告は、可決であります。
議 案 第 4 号 、 議 案 第 18号 、 議 案 第 20号 、 議 案 第
委員長の報告のとおり決することに賛成の方
22号 及 び 議 案 第 29号 を 除 き 、 各 議 案 を 各 委 員 長
は、起立願います。
の報告のとおり決することに御異議ありません
[賛成者起立]
か。
〇議長(宮迫泰倫)起立多数です。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
よ っ て 、 議 案 第 22号 は 委 員 長 の 報 告 の と お り
〇議長(宮迫泰倫)異議なしと認めます。
決定しました。
よ っ て 、 議 案 第 4 号 、 議 案 第 18号 、 議 案 第 20
次 に 、 議 案 第 29号 は 、 起 立 に よ り 採 決 い た し
号 、 議 案 第 22号 及 び 議 案 第 29号 を 除 き 、 各 議 案
ます。
は、各委員長の報告のとおり決定しました。
委員長の報告は、可決であります。
次に、議案第4号は、起立により採決いたし
委員長の報告のとおり決することに賛成の方
ます。
は、起立願います。
委員長の報告は、可決であります。
[賛成者起立]
委員長の報告のとおり決することに賛成の方
〇議長(宮迫泰倫)起立多数です。
は、起立願います。
よ っ て 、 議 案 第 29号 は 委 員 長 の 報 告 の と お り
[賛成者起立]
決定しました。
〇議長(宮迫泰倫)起立多数です。
次に、陳情第7号を委員長の報告のとおり決
よって、議案第4号は委員長の報告のとおり
することに御異議ありませんか。
決定しました。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
次 に 、 議 案 第 18号 は 、 起 立 に よ り 採 決 し ま す。
〇議長(宮迫泰倫)異議なしと認めます。
委員長の報告は、可決であります。
よって、陳情第7号は採択とすることに決定
委員長の報告のとおり決することに賛成の方
しました。
は、起立願います。
△ 議 案 第 30号 ~ 議 案 第 32号 一 括 上 程
[賛成者起立]
〇議長(宮迫泰倫) 日程第21、議案第30号から
〇議長(宮迫泰倫)起立多数です。
日 程 第 23、 議 案 第 32号 ま で の 議 案 3 件 を 一 括 議
よ っ て 、 議 案 第 18号 は 委 員 長 の 報 告 の と お り
題とします。
決定しました。
件名の朗読を省略いたします。
次 に 、 議 案 第 20号 は 、 起 立 に よ り 採 決 い た し
ます。
議 案 第 30号 垂 水 市 職 員 の 給 与 に 関 す る 条 例 等
委員長の報告は、可決であります。
の一部を改正する条例 案
委員長の報告のとおり決することに賛成の方
議 案 第 31号 平 成 23年 度 垂 水 市 一 般 会 計 補 正 予
は、起立願います。
算 ( 第 10号 ) 案
[賛成者起立]
議 案 第 32号 垂 水 市 議 会 議 員 の 議 員 報 酬 及 び 費
〇議長(宮迫泰倫)起立多数です。
用弁償等に関する条例の一部を改正する
よ っ て 、 議 案 第 20号 は 委 員 長 の 報 告 の と お り
条例 案
― 160 ―
き ま し て は 、 平 成 26年 4 月 1 日 以 降 は 支 給 し な
〇議長(宮迫泰倫)説明を求めます。
い旨を規定するものでございます。
〇 総務課長( 山口親志) お は よ う ご ざ い ま す。
な お 、 こ の 条 例 は 、 平 成 24年 4 月 1 日 か ら 施
議 案 第 30号 垂 水 市 職 員 の 給 与 に 関 す る 条 例 等
行しようとするものでございます。
の一部を改正する条例案につきまして、御説明
以上で御説明を終わりますが、御審議のほど
申し上げます。
よろしくお願いいたします。
本議案は、管理職手当及び職員の給料の取り
〇 財政課長( 北迫睦男) お は よ う ご ざ い ま す。
扱いについて一部改正しようとするものでござ
議 案 第 31号 平 成 23年 度 垂 水 市 一 般 会 計 補 正 予
います。
算 ( 第 10号 ) 案 を 御 説 明 申 し 上 げ ま す 。
それでは、添付しております新旧対照表で御
今回の補正の理由でございますが、翌年度へ
説明いたします。
繰り越す事業の繰越明許費の設定をするもので
まず、改正案の第1条垂水市職員の給与に関
ございます。
する条例の一部改正でございますが、管理職手
地方自治法第213条第1 項の 規定に よ り 翌年度
当の減額に関するものでございます。
へ繰り越して使用することができる経費は、2
歳 出 削 減 の 一 環 と し て 、 附 則 第 32号 に お き ま
ページの「第1表繰越明許費」にお示ししてお
し て 、 平 成 24年 4 月 1 日 か ら 平 成 25年 3 月 31日
ります。
ま での 1 年間、管理職手当の額に100分の70を乗
繰り越し事業の内容でございますが、国の3
じ た 額 、 つ ま り 30% を 昨 年 度 同 様 カ ッ ト し よ う
次補正により、緊急防災・減債事業として補正
とするものでございます。
第7号、8号で予算措置しました小・中学校施
次に、改正案の第2条垂水市職員の給与に関
設 整 備 費 の 前 倒 し 事 業 分 の 一 部 で 、 新 城 小 学 校、
する条例の一部を改正する条例の一部改正につ
柊原小学校、垂水中央中学校の空調設備設置事
いて改正でございますが、人事院勧告に伴う経
業と垂水中央中学校の大規模改造事業でござい
過措置いわゆる現給保障の廃止を受け、本市に
ます。
おいても、国や他市の動向を参考として、給与
繰 り 越 し に 要 す る 経 費 は 、 財 源 は 国 庫 補 助 金、
構 造 改 革 に お け る 経 過 措 置 を 段 階 的 に 減 額 し、
地方債、一般財源でございます。
平 成 26年 3 月 末 で 廃 止 し よ う と す る も の で ご ざ
なお、繰越計算書につきましては、地方自治
います。
法施行令第146条第2項の 規定によ り 、 次の会議
附 則 第 12項 各 号 に お き ま し て 、 給 料 の 切 り 替
において報告いたします。
えに伴う経過措置を規定している附則第7項の
以上でございます。
給料の額を段階的に減額しようとするものでご
[川畑三郎議員登壇]
ざいます。
〇川畑三郎議員 議案第32号垂水市議会議員の
第 1 号 に お き ま し て は 、 平 成 24年 4 月 1 日 か
議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を
ら 平 成 25年 3 月 31日 ま で は 、 経 過 措 置 か ら そ の
改正する条例案の提案理由を御説明申し上げま
半 額 を 減 額 し 、 つ ま り 最 大 5,000円 を 減 額 と し、
す。
第 2 項 に お き ま し て は 、 平 成 25年 4 月 1 日 か ら
本市は、厳しい財政状況の中で、引き続き行
平 成 26年 3 月 31日 ま で は 、 経 過 措 置 額 か ら そ の
財政改革に取り組んでいるところですが、本市
半 額 を 減 じ た 額 か ら 当 該 額 の 半 額 を 減 じ た 額、
議会としても、これらを踏まえ、全員協議会で
つまり最大1万円を減じた額とし、第3号にお
協議がなされた結果、議員の市内の費用弁償の
― 161 ―
日当及び執行部と同様に離島を除く県内日帰り
大変重要な点だというふうに思います。そうい
出張の日当500円をことしの4 月から廃止するこ
う意味では、内需拡大が叫ばれる中、連続的な
とが全会一致で決定されましたので、ここに議
カットは、地域経済への影響や、また職員の生
案を提出するものです。
活設計にも少なからず影響を与えるものだと私
以上で説明を終わりますが、御賛同賜ります
は考えます。
ようよろしくお願い申し上げます。
そういう立場から、今回、このような理由を
〇 議 長 ( 宮 迫 泰 倫 ) こ こ で 、 暫 時 休 憩 し ま す。
挙 げ て 、 議 案 第 30号 職 員 の 給 与 に 関 す る 条 例 等
休憩時間中、全員協議会室におきまして全員
の 一 部 を 改 正 す る 条 例 案 に は 反 対 を い た し ま す。
協議会を開きますので、ただいまの議案を持っ
以上です。
て御参集願います。
〇 議 長 ( 宮 迫泰 倫 ) ほ か に 討 論 は あ り ま せ ん
午 前 10時 29分 休 憩
か。
[川達志議員登壇]
午 前 10時 45分 開 議
〇川達志議員 私は賛成の立場で討論したい
〇議長(宮迫泰倫)休憩前に引き続き会議を
と思います。
開きます。
な ぜ こ う い う こ と に な っ た の か 。 垂 水 市の 民
先ほど議題としました議案に対し、これから
間と比較をしていただきたい。民間の年間収入
質疑を行います。
と役所の皆さん方の年間報酬を比較したときに
質疑はありませんか。
どうなるか。そういった意味で私は非常に立派
[「なし」と呼ぶ者あり]
な提案だというふうに賛成討論します。
〇議長(宮迫泰倫)質疑なしと認めます。
終わります。
これで質疑を終わります。
〇 議 長 ( 宮 迫泰 倫 ) ほ か に 討 論 は あ り ま せ ん
これから討論を行います。
か。
[持留良一議員登壇]
[「なし」と呼ぶ者あり]
〇持留良一議員 皆様方には大変恐縮いたしま
〇議長(宮迫泰倫)討論なしと認めます。
す け れ ど も 、 反 対 討 論 を さ せ て い た だ き ま す。
お諮りします。
今 回 の 議 案 第 30号 職 員 の 給 与 に 関 す る 条 例 等
ま ず 、 議 案 第 30号 に つ い て 、 原 案 の と お り 決
の 一 部 を 改 正 す る 条 例 案 に つ い て は 、 1 点 目、
することに御異議ありませんか。
第1条が基本的には私は反対の立場なんですけ
[「異議なし」「異議あり」等呼ぶ者あ
れ ど も 、 2 つ の 提案 が さ れ て い る と い う こ と も
り]
ありまして、一緒になっている関係から、反対
〇 議 長 ( 宮 迫 泰 倫 ) 御 異 議 が あ り ま す の で、
の点を指摘をして、討論をしたいというふうに
議 案 第 30号 は 、 起 立 に よ り 行 い ま す 。
思います。
議 案 第 30号 を 原 案 の と お り 決 す る こ と に 賛 成
日 本 の 景 気 の 悪 化 の 大 き な 要 因 は 、 1990年 以
の方は起立願います。
降、賃金が下がり続けたことにあります。購買
[賛成者起立]
力が落ちて消費が伸びず、国内需要は停滞する
〇議長(宮迫泰倫)起立多数です。
状 況 が ず っ と 続 い て い る と い う ふ う に 思 い ま す。
よ っ て 、 議 案 第 30号 は 原 案 の と お り 可 決 さ れ
そういう中、内需拡大は、ある意味では今の
ました。
私たちの景気回復、地域経済の振興策にとって
次 に 、 議 案 第 31号 に つ い て 、 原 案 の と お り 決
― 162 ―
することに御異議ありませんか。
体が、住みやすい地域社会の実現を目指し活動
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
し て い ま す 。 こ れ ら の ひ と つ で あ る 「 協 同労 働
〇議長(宮迫泰倫)異議なしと認めます。
の協同組合」は、「働くこと」を通じて、「人
よ っ て 、 議 案 第 31号 は 原 案 の と お り 可 決 さ れ
と人のつながりを取り戻し、コミュニティの再
ました。
生を目指す」活動を続けています。この「協同
次 に 、 議 案 第 32号 に つ い て 、 原 案 の と お り 決
労 働 の 協 同 組 合 」 は 、 働 く も の が 出 資 し あ い、
することに御異議ありませんか。
全員参加の経営で、仕事を行う組織であります
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
が 、 国内 で は ワ ー カ ー ズ コ ー プ 、 ワ ー カ ー ズ コ
〇議長(宮迫泰倫)異議なしと認めます。
レクティブ、農村女性ワーカーズ、障害者団体
よ っ て 、 議 案 第 32号 は 原 案 の と お り 可 決 さ れ
な ど 10万 人 以 上 が 、 こ の 「 協 同 労 働 」 と い う 働
ました。
き 方 で 20年 、 30年 と い う 長 い 歴 史 の 中 で 働 い て
△意見書案第7号上程
きました。その中で「自分たちの働き方に見合
〇議長(宮迫泰倫) 日程第24、意見書案第7号
った<法人格>がほしい」、「<労働者>とし
を議題とします。
て法的保護を受けられるような社会的認知をし
てほしい」と法律の整備を求めてきました。
意見書案第7号 「協同労働の協同組合法(仮
世 界 の 主 要 国 で は 、 働 く 仲 間 同 士 が 協 同 し、
称)」の速やかな制定を求める意見書 主体性を高め合い、力を発揮し合う新しい働き
案
方=労働者協同組合(ワーカーズコープ、ワー
カ ー ズ コ レ ク テ ィ ブ ) に つ い て の 法 制度 が 整 備
〇議長(宮迫泰倫)案文は配付いたしたとお
されています。
りでありますので、朗読を省略いたします。
日本でも「協同労働の協同組合」の法制度を
求 め る 取 り 組 み が 広 が り 、 10,000を 超 え る 団 体
「協同労働の協同組合法(仮称)」の速や
がこの法制度化に賛同しています。また、国会
かな制定を求める意見書(案)
では 220名を超える 超党派の議員連盟が 立ち 上が
るなど法制度の検討が始まりました。だれもが
現在の日本社会は、年金・医療・福祉などの
「希望と誇りを持って働く」、仕事を通じて「安
基本的な社会制度は疲弊し、グローバル化によ
心と豊かさを実現できるコミュニティをつくる」、
る国際競争などで、労働環境にも大きな変化の
「人とのつながりや社会とのつながりを感じる」、
波 が 押し 寄 せ 、 「 ワ ー キ ン プ ア 」 「 ネ ッ ト カ フ
こうした働き方と、これに基づく協同労働の協
ェ難民」「偽装請負(派遣)」などに象徴され
同組合は、市民事業による市民主体のまちづく
るような、「働いても充分な生活が維持できな
りを創造するものであり、働くこと・生きるこ
い」、「働きたくても働く場所がない」など困
とに困難を抱える人々自身が、社会連帯の中で
難を抱える人々が増大するなど、新たな貧困と
仕事をおこし、社会に参加する道を開くもので
労働の商品化が広がり、社会不安が深刻さを増
す。
しています。
上記理由により、国においても、社会の実情
このような中、「地域の問題からは、みずか
を踏まえ、就労の創出、地域の再生、少子・高
ら 地 域 で 解決 し よ う 」 と N P O や 、 ボ ラ ン テ ィ
齢社会に対応する有力な制度として、「協同労
ア団体、協同組合、自治会など様々な非営利団
働の協同組合法」の速やかな制定を求めるもの
― 163 ―
です。
以 上 、 地 方 地 自 法 第 99条 の 規 程 に よ り 、 意 見
書を提出いたします。
平 成 24年 3 月 16日
鹿児島県垂水市議会 議長 宮迫 泰倫
衆 議院議長
横路 孝弘 殿
参 議 院 議 長 平田 健二 殿
内閣総理大臣 野田 佳彦 殿
厚生労働大臣 小宮山洋子 殿
総 務 大 臣 川端 達夫 殿
経済産業大臣 枝野 幸男 殿
〇議長(宮迫泰倫)お諮りします。
ただいまの意見書案については、提出者の説
明及び委員会付託を省略いたしたいと思います
が、これに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(宮迫泰倫)異議なしと認めます。
よ っ て 、 い ず れ も そ の よ う に 決 定 し ま し た。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(宮迫泰倫)質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
お諮りします。
意見書案第7号を原案のとおり決することに
御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(宮迫泰倫)異議なしと認めます。
よって、意見書案第7号は原案のとおり可決
されました。
以上で、日程は全部終了しました。
△閉 会
〇議長(宮迫泰倫)これをもちまして、平成
24年 第 1 回 垂 水 市 議 会 定 例 会 を 閉 会 い た し ま す。
午 前 10時 51分 閉 会
― 164 ―
地 方 自 治 法 第 123 条 第 2 項 の 規 定 に よ っ て 、 こ こ に 署 名 す る 。
垂 水 市 議 会 議 長 垂 水 市 議 会 議 員 垂 水 市 議 会 議 員