研究室一年の歩み

 8.研究室一年のあゆみ
1.循環器研究室
心 臓 超 音 波 グ ル ー プ
竹内 正明・芳谷 英俊・福田 祥大・大谷 恭子・林 篤志
岩瀧 麻衣・永田 泰史・福山 梓子・上間 貴子・角裕一郎
心臓超音波グループの一年間の近況報告
平成 25 年度の心エコーグループは、メンバーが大きく変わり、芳谷先生、竹内先生が新たに加わっ
たメンバー達への指導に苦労された 1 年でした。これまで長い間心エコーグループに貢献してきた春木
先生が 6 月よりカナダのトロント大学へ留学し、心エコー室、病棟を支えてきた桑木先生が 7 月より地
元大阪へ戻り、岩瀧先生は 4 月より産業医(社会人大学院)として、NTT へ出向しました。しかし、
去る者いれば来る者ありということで、5 月より洛和会音羽病院から林先生が、8 月より大阪掖済会病
院から福田先生が、4 月から大学院生として永田が加わりました。経験ある先生が去り、産医大心エ
コー室のクオリティーや特殊エコーの件数を維持するため、竹内先生をはじめ芳谷先生、大谷先生が新
たなメンバーに熱心に指導を行って下さいました。その結果、ルーチン心エコーは 7,176 件、負荷心エ
コーは 101 件、経食道心エコーは 252 件と例年と同等かそれ以上に多く行うことができました。
学術面では東京で行われた日本循環器学会に 10 演題を発表することができ、その他日本心エコー図
学会などの主要国内学会での発表も 20 題近く行うことができました。日本超音波医学会九州地方会で
は、芳谷先生の指導のもと専修医の上野先生が新人賞を受賞しました。また、国際学会は合計 7 題が採
択され、それ以外にも竹内先生、尾辻教授がアメリカ心エコー図学会や AHA、EuroEcho Imaging な
ど海外学会でも招待講演をされるなど昨年同様、国内に留まらない活動を行ってこられました。それ以
外の大きなイベントとしては、11 月 23 日、24 日の 2 日間にわたって、5th Annual Meeting of Seoul-
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Kitakyushu Joint Echo Conference が若松区の旧古河工業若松ビルで開催されました。Asan Medical
Center(AMC)から 4 名の先生が来られ、日本、韓国からそれぞれ 4 題ずつの演題を発表しましたが、
AMC の先生方のプレゼンテーションのレベルの高さを実感し、身が引き締まる思いでした。毎年恒例
のレセプションでは、大相撲九州場所を観戦し、勝てば横綱白鳳が優勝という取り組みで大関稀勢の里
が大方の予想を覆し金星をあげるという波乱があり、AMC の先生共々大変盛り上がりました。本年度
は韓国で開催される予定であり、楽しみであるとともに AMC の先生達に負けない発表をしたいと気を
引き締めております。
経験ある先生が去り、診療面、研究面での戦力低下は否めず、しばらくは竹内先生、尾辻教授の苦労
も増えていくことと思いますが、お二人の活躍により、産業医科大学心エコーグループの名はますます
全国へ広がり、第 2 内科へ勉強しに来ることを希望される先生が増えております。平成 25 年度は仙台
厚生病院から桜井先生が心エコーを 3 カ月間学びに来られ、また、平成 26 年 4 月からは、学内外含め
新たに 3 名の先生が勉強に来られ、夏以降も 2 名の先生が国内留学に来られる予定です。若い先生たち
が加わり、足りない経験と能力は若さと気合いと団結力で乗り越え、やがては先輩先生方に負けない診
療、研究を行っていく所存であります。
さて、平成 27 年度の話になりますが、平成 27 年 3 月に、第 26 回心エコー図学会総会が尾辻教授を
大会長として、北九州市の国際会議場で開催される予定です。日本の心エコーの学会では最大のイベン
トであり、医局員の皆様にもご協力を頂くこともあるかもしれません。その際には何卒よろしくお願い
致します。また、この学会では学術的な講演だけでなく、日常臨床に即した講義やハンズオンなどを計
画しております。若い先生から経験ある先生まで積極的なご参加をお待ちしております。最後になりま
すが、心エコーグループのみならず第 2 内科のさらなる発展のため、同門の先生方には今後ともご指導・
ご協力の程よろしくお願い致します。
永田泰史(文責:竹内正明)
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不 整 脈 グ ル ー プ
高橋 正雄・林 克英・渡部 太一・大江 学治
河野 律子・荻ノ沢泰司・安部 治彦
不整脈グループの活動報告
不整脈グループは現在、安部治彦教授(不整脈先端治療学講座)を中心に、荻ノ沢泰司(第 2 内科学
学内講師)・河野律子(不整脈先端治療学講座学内講師)・大江学治(循環器内科、腎臓内科助教)の 4
名のスタッフメンバーと、渡部太一(大学院 4 年)
・林克英(大学院 3 年)
・高橋正雄(大学院 1 年)の
計 7 名です。当院は以前より日本不整脈学会の不整脈研修施設認定を受けておりましたが、一昨年より
運用が開始された不整脈専門医認定制度の認定専門医も本年度より 3 名(安部・荻ノ沢・河野)に増え、
不整脈実地診療ならびに臨床研究に日々研鑽を積むとともに、大学院生のみならず専修医に対して、
日々進歩を遂げる薬物および非薬物治療に関する最先端の専門的知識と技術の教育・指導を行っており
ます。
平成 25 年の診療実績は、デバイス植込み治療が 143 名(ペースメーカ 99 名、ICD 26 名、CRT-D 2 名、
植込み型ループレコーダー 16 名)でした。CRT の症例数は一時期の植込み数と比較して減少しており
ますが、これは最新のエビデンスを踏まえて、より厳密に CRT の適応を判断している事によるもので
す。結果として、過去 3 年の CRT-D 植込み症例では、それ以前と比較して治療の奏功率が大幅に向上
しています。また、当院でデバイスを植え込んだ患者フォローアップ症例数も増え続ける一方ですが、
従来より行っている(月・木・金)のデバイス専門外来のみならず、自宅での無線自動チェック機器を
用いた遠隔モニタリングシステムも積極的に併用し、よりきめ細やかで、質の高いデバイス管理を心掛
けております。また、もう一つの非薬物不整脈治療の柱であるカテーテルアブレーションおよび電気生
理学的検査は年間 68 名(AVNRT 16 名、AVRT 11 名、心房頻拍 6 名、心房粗動 14 名、心房細動 12 名、
心室頻拍・心室期外収縮 5 名、EPS 4 名 ) でした。現在は、詳細な電位の検討に加えて、最新の心腔内
エコーおよび三次元マッピングシステムを駆使すると共に、
並存疾患を有する患者においては、
心エコー
グループや心カテグループと連携して安全かつ精密な手術を施行し、いずれの頻拍性不整脈疾患におい
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ていずれも国内水準以上の良好な成績を上げております。
研究面では、現在、DEFENCE study(ICD)
・SPRETERY study(失神)
・PREDICT-CRT study(CRT)
などの本邦のみならず、国際的な多施設共同研究に参加しており、不整脈臨床におけるレベルの高いエ
ビデンスの構築に貢献しています。さらに、独自の研究として、ペースメーカ・CRT-D・カテーテル
アブレーション・心臓突然死および失神に関して多くの臨床研究を行っております。特に、大学院生が
行う研究については、臨床から感じた疑問から、各々が仮説を導き、研究デザインを考え、分析を進め
ていくと共に、グループでディスカッションを重ねて最終的に学術的アウトプットとなるよう指導して
います。自律性が求められ大変な面もありますが、最終的には、独力で学術論文を書く力を身に付ける
事を目標としています。平成 25 年度は著書 4 報、英語論文 12 報、和文論文 16 報、国内学会発表 18 件、
国際学会発表 12 件でした。
学会活動におきましても、日本循環器学会では、産業医学とも関連の深い「ペースメーカ、ICD、
CRT を受けた患者の社会復帰・就学・就労に対するガイドライン」の 2013 年度改訂版の上梓に班員及
び協力員として貢献致しました。また、日本不整脈学会では、植込み型デバイス関連社会問題対策委員
会では、安部治彦委員長を中心に、申告義務違反時の罰則強化や新たな通報制度など、法改正により大
きなトピックとなっているデバイス植込み患者および再発性失神患者の自動車運転問題、2014 年 4 月
より運用基準が大幅に見直されたデバイス植込み患者の身体障害者等級認定問題、デバイス植込み患者
の火葬の関する地域格差の問題など、様々な不整脈患者の社会的問題において国内で中心的な役割を果
たしております。
現在の不整脈診療は、①デバイス・カテーテルアブレーション・薬物治療を、リスクベネフィットバ
ランスを考えて最適な組み合わせで治療を進めること、②基礎心疾患としての虚血・心不全・弁膜症・
高血圧・生活習慣などの背景因子のコントロールも行うこと、③医学的問題のみならず患者の社会的問
題も含めて考えること、というトータルマネージメントが極めて重要となっています。不整脈診療にお
いて国内に名だたる多くの施設をみても、一つの治療において突出した有名施設は数あれど、これらの
全てのマネージメントがトップレベルで習得可能である施設は他に類を見ないと考えています。不整脈
に興味があり、将来一緒に勉強したいという専修医の先生方には、学内外を問わず是非、門を叩いてみ
て下さい。
(文責:荻ノ沢泰司)
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心血管インターベンショングループ
園田 信成・荒木 優・村岡 秀崇・佐貫 仁宣・樫山 国宣・高見 浩仁
北川めぐみ・柳沼 和恵・後藤 大輔(岡﨑 昌博)
2013 年度の活動報告を致します。昨年度は何と言っても、“ 心臓カテーテル検査 1 万例達成 ” でしょ
うか。当院開院後昭和 55 年 4 月 24 日の黒岩先生の時代に第一例目を施行し、約 33 年の歳月を費やし
て達成し得た記念すべき事だと思います。これだけの症例数を積み重ねてこられたのも、これまで関
わって来られた沢山の先生方やスタッフの皆様の御陰であり、心より感謝を申し上げたいと思います。
昨年度の報告ですが、2013 年 1 月から 12 月までの心臓カテーテル検査総件数は 723 件、経皮的冠動
脈形成術は 205 件、末梢血管治療が 41 例で、治療総数は 246 例となり、検査・治療件数とも順調に伸
びています。治療成績も良好で、慢性完全閉塞や分岐部病変、左冠動脈主幹部病変を含むハイリスク病
変に対する治療件数が増加しているにも関わらず、標的病変再治療率は 11.9%と良好でした。特に治療
に関しては、プレッシャーワイヤーを用いた生理学的評価や血管内超音波検査(IVUS)・光干渉断層法
(OCT)をガイドとした精密かつ安全な治療に力を入れており、他施設からの見学や教育も受け入れ、
積極的に活動しています。今後、日本心血管インターベンション治療研修施設として若手の認定医・専
門医取得にも力を入れていきます。
本邦での大規模無作為比較試験にも引き続き積極的に参加しており、薬剤溶出性ステントの比較試験
である RESET 試験の 3 年追跡結果は Circulation(Cardiovascular Intervention)誌に掲載され、生体
吸収性ポリマーを用いた薬剤溶出性ステントの NEXT 試験の結果は JAMA 誌に掲載されました。国際
学会や国内学会でも多くの発表を行っています。日本循環器学会では当グループから 7 題発表致しまし
た。第 114 回日本循環器学会九州地方会では大学院生の樫山先生が YIA 賞を受賞しています。今後論
文としてキチンと Publish して参りたいと思います。
心血管カテーテルインターベンションチームの更なる発展に向けて、新たな気持ちで 1 年間頑張って
参りたいと思います。今後とも引き続きご指導の程よろしくお願い申し上げます。
(文責:園田信成)
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2.腎 臓 研 究 室
腎 臓 グ ル ー プ
田村 雅仁・芹野 良太・鐘江 香・柴田 達哉 宮本 哲・古野 由美・宮﨑三枝子・石松 菜那 中俣 潤一・坂東健一郎・藤本 陽子・久間 昭寛
穴井 美希・長谷川恵美・上野 啓通・古野郁太郎
(研究)
2013 年の学会発表は、主な国内学会が日本腎臓学会総会 3 題、日本透析医学会総会 15 題、日本腹膜
透析医学会総会 1 題、日本腎臓学会西部学術大会 1 題、九州人工透析研究会 4 題、日本医工学治療学会
学術大会 1 題、国際学会がアメリカ腎臓学会(Atlanta)4 題など、合計 59 題の発表を行ないました。
論文は論文 15 編(うち英文 9 編)が出版となりました。久間先生が腎臓専門医を、坂東先生が内科認
定医を取得されました。
(臨床)
腎グループでは①慢性腎臓病(CKD)の診断・治療:腎生検(免疫染色、電子顕微鏡)、IgA 腎症へ
のステロイド+扁摘療法、②血液透析:新規透析導入、重症合併症患者の透析、透析患者の周術期管
理、バスキュラーアクセス手術、シャント PTA、免疫吸着法(SLE、重症筋無力症、尋常性乾癬)
、白
血球除去療法(RA、潰瘍性大腸炎)、血漿交換療法、③腹膜透析:テンコフカテーテル挿入手術、新し
い導入法(SMAP 法、SPIED 法)、新しい腹膜透析カテーテルの開発応用、高齢者の在宅療法としての
腹膜透析、などを積極的に行なっています。「心腎連関」といわれているように心疾患と腎疾患とは密
接な相関関係があり、循環器グループと協力し診療を行なっています。
大学病院での腎臓内科および腎センターの診療実績を下記にお示しします。新規透析導入数は当院で
初めて 2 年連続 80 例を超え、81 例ありました。腎生検は 104 件となり、2011 年に開学以来初めて年間
100 件を超えましたが、3 年連続して過去最高の状態が続いています。透析導入時の内シャント作成術
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やテンコフカテーテル挿入術に加え、シャント再建術、グラフト、PTA なども多数行なっています。
バスキュラーアクセス手術数も 2 年連続 100 件を超え、121 件ありました。シャント造影検査とシャン
ト PTA は、138 件ありました。腹膜透析の病診連携を、大学病院と医生ヶ丘クリニック、鞍手町立病
院、はまゆう会王子病院、新中間病院、行橋クリニック、中間市立病院、岡垣記念病院、北九州総合病
院などとの間で行なっています。
北九州医師会、北九州市保健福祉局と協力し、慢性腎臓病(CKD)の診療連携システムを北九州市
で構築し、特定健診を利用したかかりつけ医と腎臓専門医との診療連携システムを平成 23 年 4 月から
北九州市でスタートさせ、順調に紹介数が増加しています。平成 26 年度からは CKD 連携システムに
糖尿病も組み込み、新しいシステムが稼働する予定です。北九州市や行橋市、水巻町などの生活習慣病
予防事業の一環として、市民対象の講演会も行っています。また、産業医科大学病院において平成 24
年度から腎臓病教室を始めました。毎回多数の患者様に御参加頂き、好評を得ています。産業医科大学
若松病院では腎臓病教育入院を行っていますので、対象の患者様がいらっしゃいましたら是非御紹介下
さいますようお願い申し上げます。
診療実績
平成21年
平成22年
平成23年
平成24年
平成25年
84
96
107
110
104
血液浄化療法回数
3246
3386
2667
3258
3408
透析導入数(うち PD)
32(7)
60(8)
51(9)
83(13)
81(8)
51
94(15)
97(28)
143(39)
121(17)
腎生検数
手術数(うち PD)
シャント造影、PTA
138
(人事)
2013 年度の大学勤務は、腎センター:田村雅仁、椛島成利(7 月で退職)、坂東健一郎、第 2 内科:
芹野良太(8 月から腎センターへ移動)、宮本哲、藤本陽子、産業医科大学若松病院:古野由美、大学
院:石松菜那、久間昭寛、専門修練医:長谷川恵美の合計 10 名でした。人事異動は 2013 年 4 月に鐘江
香が腎センター助教から門司メディカルセンターへ、坂東健一郎が第 2 内科修練指導医から腎センター
助教へ、藤本陽子が福岡労働衛生研究所から第 2 内科修練指導医へ、柴田達哉が NTT 西日本九州健康
管理センターからくらて病院へ、中俣潤一が第 2 内科大学院から九州健康総合管理センターへ、7 月に
藤本陽子が第 2 内科修練指導医から第 2 内科助教へ、椛島成利が退職(11 月ひびきクリニック開業)
、
8 月に芹野良太が第 2 内科講師から腎センター講師へ移動、10 月に芹野良太が腎センター副部長就任と
なりました。(敬称略)
(文責:田村雅仁)
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3.リサーチカンファレンス
尾 辻 豊
月曜日の夕方からの医局会に引き続きリサーチカンファレンスを行っています。研究プロトコールを
練ったり発表や記載の仕方を工夫したりする場になればと思っています。私自身研修医の頃に医局の 6
年先輩の研究を見る機会がありました。動物実験で心筋の活動電位を見る(パッチクランプの登場する
直前)ものでした。正常酸素の灌流液を流して、その後に低酸素の液体で灌流し、さらに正常酸素の灌
流液を流してこれらの活動電位を見るというもので、再灌流モデルであるという説明を受けて、「これ
が研究というものか!面白そうだ!」と思いました。その後いろいろな研究を見る機会があり、特に留
学中にボブと研究の話をしたりして新しい発想に触れると、新しい物語を夢中で読むような気持ちにな
り研究がドンドン好きになって行きました。私が若い医局員に新しい発想や発表・記載の工夫を示せて
いるか?疑問が残りますが、その場で思いついたことを一生懸命話しています。やはり老化のためと思
います、専門分野以外ではアイデアが出ませんが、専門的なこと(心エコーや左室・僧帽弁連関等)に
関してはアイデアが今でも時々出ていると思います。何とか若手医教員を魅了するアイデアを出して皆
が研究を志向してくれるよう頑張りたいと思います。最近のアイデアで気に入っているのは「心筋梗塞
で左回旋枝の左房枝閉塞がある人は左房梗塞を起こしている可能性があり、左心耳の限局性壁運動低下
があり、洞調律であっても左心耳血栓が出現する」というものです。このような症例が短期間に 2 例あ
りました。今後は prospective にこのような症例の左心耳収縮を経食道エコーで見て行こうと思ってい
ます。また、医局員に「①第 2 内科学のように小さな科(Mayo Clinic の 1/20 程度でしょうか?)で
は境界領域(例えば不整脈疾患の心エコー所見について研究する等)が大きなチャンスである。②
Mayo Clinic 等がやっていない独自の研究でなければ評価は低い。」、この 2 点を強調しています。いつ
か世界に評価される研究が第 2 内科から出るよう願うのみです。良いアイデアがありましたらご教示お
願いいたします。
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