季 刊 ジ ラ フ |numéro 04 | 新 聞 ・ 春 号 le 13 avril, 2009 みなさん、こんにちは!私たちは獨協大学唯一のフランス語サークル、 ラ ジ ラ フ La Girafeです。この特集では、ジラフについて紹介しています。 フランスに興味がある人、一緒にジラフしませんか? ジラフの歴史 主要メンバー紹介 La Girafe は、2007 年の春にできた ばかりのサークルです。フランスが 好きな人、興味がある人が集まって 活動しています。これまで、昼休み に勉強会を行ったり、大学祭でフラ ンス料理のガレットを販売したり、 学外のフランス人とフレンチを食べ に行ったりと、フランス語力向上と フランス文化の発信を目的として 日々活動に励んできました。 部長*武井 彩子 仕事のできる秘書のような部長です。 ジラフの要です。 ジラフメンバー・成貴くん日記 副部長・会計*本藤 さやか 麦わら帽と虫取り網が似合いそうな 人です。虫嫌いですが・・。 副部長*福田 友哉 齢20にしてサークルの父親的存在で す。きっといいパパになるでしょう。 ○月×日 フランス文化に親しもうということで、春休みに神楽坂にフレンチを食 べに行きました(上写真)。皆でテーブルを囲みゆっくりと料理が出てくる のを待って話をしながら食べていたら2時間もたっていました。皆さんも 行ってみると「もうこんな時間なの!?」という感覚になると思います。 また今回のフレンチに、日本でフランス語講師として働いていらっしゃ るフランス人の方も来てくれました。フランスと違って日本はやたら自販 機が多くて電気代がかかるのではないかと言った日本とフランスの細かい 違いや、フランスで日本語の勉強のために日本のドラマをたくさん見たこ と、フランスは日本の次にアニメを見ている国だという話などいろいろな 話をしてもらいとても有意義な時間を過ごしました。 春休みの終盤にも、ペタンクというフランスの遊びをするときにも来て 下さり、若い人から始めるといった詳しいルールや、お酒を飲みながらや ったりすることが多いことなどを教えてもらいつつ、ペタンクを楽しみま した。少し身近にフランスを感じた春休みでした。 今年の活動予定 基本的に昼休みは語彙会や部会、放課後はペタ ンクなどで楽しく活動しようと思います。行事 としては 6 月に料理会、9 月に合宿、11 月に大 学祭とジラフ祭を予定しています。また、天野 記念館 3F の ICZ で行われているフランス語チ ャットルームにも今年から参加しようと思って います。 ジラフのマスコット キャラクターです。 名前募集中!! 今年は月・火・金の昼休みと、 水・金の放課後、場所は ICZ4F の Room1 で活動しています。 いつでも遊びに来てください! (Naruki et Ayako) ジラフ HP* http://www2.dokkyo.ac.jp/~club0102/ 今回は、フランスの政治や情勢に詳しい廣田愛理先生を紹 介します!インタビューでは、趣味やフランス語の勉強法な どについて聞いてきました☆ Q.漫画の他に趣味や好きなものはなんですか? A.多趣味なんだよね。完全にインドア派で、手を動かすことが 好きなので手芸とか。留学中にフランス刺繍をやっていたこと もあった。最近は日曜大工。ペンキ塗ったり。 Q.最後に、フランス語を学んでいる人達にアドバイスをお願い します! A.あせらずに自分なりの勉強方法を見つけてください。つまず いてもそこで嫌いにならず、人それぞれ学ぶスタイルって違う から、それを見つけることかな。もしつまずいたらフランス語 の漫画とか歌とか関心のあることからまた始めればいいと思い ます。 Q.まず、フランス語を始めたきっかけはなんですか? A.子供の頃にフランスに住んでいて、自然とフランス語を覚 えたからかな。 Q.先生は昨年の夏、ブルゴーニュ語学研修の引率をされてい ました。引率してみてどうでしたか? A.私、獨協大学に来た 1 年目で引率になって、実は寮生活も 初めてで、みなさんと同じで。でも楽しかった。大学の学食 に連れて行ってもらったり、夕飯ご馳走になったり…みんな 優しかった(笑)。 Q.さて先生は、漫画がお好きだと伺ったのですが、オススメ の漫画はありますか? A.やっぱり『ヴェルサイユの薔薇』かな。これでフランス にはまったので。NANA も読んでるよ。 廣田先生ありがとうございました!授業では見られない廣田 先生の一面を見ることができて、とても楽しいインタビューで した。先生、これからもよろしくお願いします!! (Asuka, Yumi et Rie) 1/2 Bonjour tout le monde! 皆さんこんにちは!今回もルー語 français のコーナーがやってきました。ルー語 français と は、ルー大柴さんが英語でやっているように、日本語の中 にフランス語の単語をさりげなく取り入れて、楽しく単語 を覚えようというコーナーです。さて、今回のルー語 français は名言集です。 ○『我輩の辞書にアンポッシブル(impossible)という文字 はない』(ナポレオン) ●『ジャン(gens)のジャンによるジャンのための政治』 (アブラハムリンカーン) ○『テール(terre)は青かった』(ユーリガガーリン) ●『我パンセ(penser)、故に我あり』(ルネ・デカルト) ○『生きるべきか、死ぬべきか、それがプロブレム (problème)だ』(シェイクピア) どれも有名な言葉なので、フランス語の意味は簡単にわ かると思います。 それでは今回はこの辺で。Salut! またね。 (Yûya) こんにちは。今回新たにできた文学コーナーでは、私た ちが読んだフランスに関する本を紹介していきます。 1 冊目は « petites histories de l’histoire de France » というフ ランスの歴史が簡単なフランス語で書かれている薄い本で す。飯田橋駅から歩いてすぐのフランス語書籍専門店・欧 明社で購入できます。 皆さんはギロチン(Guillotine)を知っていますよね? フランス革命以降、死刑になった人を処刑するのに使われ た道具のことです。このギロチンは誰が発明したのか解り ますか?と聞かれたら、だいたいの人はギロチンさんが発 明したと答えるはずです。しかしこのギロチンさんは本当 はギロチンなんか発明していないのですね。 本当にギロチンを発明したのは誰なのか?それは外科医 であったアントワーヌ・ルイさんとされています。これは 知らなかった・・誰だよこの人!と思った人は1つトリビ アが増えましたね。友達や恋人と話していて、話すネタが なくなりシーンとした時にこのトリビアを使ってみてはい かが? 2 冊目は« L'Homme qui plantait des arbres »です。フラン ス人作家 Jean Giono が 60 年ほど前に執筆した作品で、荒 れ果てた土地をたった一人で緑豊かな森に変えたある男の 物語です。この話の舞台はジオノが生涯住み続けたオー ト・プロバンス地方の田舎町です。60 年も前に樹木の大切 さを説いているジオノに感心すると同時に、木を植え続け た男の精神には驚嘆しました。 読んだ後にとても心が潤 う作品です。 この作品は 4 人ぐらいの異なった訳者がそれぞれ日本語 に翻訳しています。ですから『木を植えた人』という題で 出版されている本を読んだ人も多いと思います。とても短 い話ですし、それぞれの本と原作本を照らし合わせて訳し 方の違いを見てみても面白いかもしれません。 (Sayaka et Kenichi) |編集後記| みなさん、こんにちは!新学期が始まり、キャンパスの桜も満開になり ました。ジラフの新聞も発行 4 回目を数え、ますますパワーアップしてい ます。文学コーナーを新たに加え、フランス映画や留学生の生の声など 役に立つ情報が満載です。ジラフ自体も設立から 3 年目を迎えました。 今年度は、これまでの活動を土台として、さらに活動内容を充実させて いきます。ホームページもリニューアルしましたので、そちらも是非ご覧く ださい。ではまた 6 月発行の夏号をお楽しみに!! Bonjour, tout le monde! 秋・冬号を読んだ方も読んでない方 も、元気ですか。9月中旬からフランスに1年間留学最中の kaho です。フランス語学科の先生が主催している、日仏文化 交流留学でなのですが、知っていますか?主に行う事は、学 校のクラブで日本文化や日本語を教える事で、滞在形式はホ ームステイです。 3 月 28 日は学校で文化祭がありました。日本の文化祭と はちょっと違い、フランスではそれぞれの先生が担当してい るクラスで生徒が行ってきた事を発表、展示します。(例え ば、英語の授業でイギリスの観光名所を取り上げた場合、生 徒がそれについて調べ模造紙に紹介文や写真を載せます。そ れを教室で展示するというものです。)この日、学校は開放 され、両親や地域の人々が続々と訪問しにきます。そこで、 私は日本人アシスタントとしてこの日は柔道着を着て挑みま した。展示では 1 月から 12 月各月を折り紙で表現したも の、漫画のフランス語バージョンとオリジナルバージョンを 置き、日本文化体験版としては、書道、けん玉、折り紙がで きるよう準備しておきました。当日、色々な方がじっくりと 展示を見、興味深げに日本文化に触れて帰って行きました。 とりわけ書道は子供たちに人気で、自分の名前を日本語でど うやって書くのか尋ねては、おそるおそる筆をもって書き、 とても珍しがっていました。こうして、少しでも多くの人に 日本文化を知ってもらうことができて満足です。 ところで、3 月 29 日何の日か知っていますか??ヒント は今年はこの日ってことかな?!ヒントになりましたかね (笑)例年 3 月の最終日曜日にあることが始まるのですが… わかってきました~?!そう!サマータイムの開始日です。 午前 2 時が一瞬にして午前 3 時に。普段朝 8 時に起床すると しましょう。この日にはもう 9 時になってるってことです よ。なんか損した気分になるのは私だけですかね?!そし て、次の日はまだサマータイムに体が慣れておらず、学校遅 刻しそうになりました…。みなさんも、こちらで生活するよ うになったら気を付けてくださいね(^^)v では、また Au revoir! (Kaho) 「L'Annulaire 薬指の標本」 芥川賞作家である小川洋子さんの同名小説が 2004 年にフ ランスで映画化された作品です。事故で薬指を失った女 性が、標本室で共に働く標本技術士から靴を贈られその 靴が足に馴染むにつれ技術士に夢中になっていく姿を描 いています。日本の小説の映画化はとても珍しいことで す。この原作である小説はもともと無国籍で中間的な世 界を描いているので海外での映画化でも違和感なく自然 にフィットしています。 なんといっても映像がとても素晴らしいです。少女の衣 装とそこに独特な音楽が加わり、映像から伝わる文学感 などは素晴らしく映画のリズムにすっぽりとハマってし まいます。まるで一遍の小説を読んだような気分になり ます。 (Sayaka) |REDACTION| 発行人:Ayako TAKEI|編集長:Tomoko KOMURO, Ayako TAKEI 編集者: Naruki MARUYAMA, Yûya FUKUDA, Sayaka HONDO, Ayako TAKEI, Yumi KOREKAWA, Rie KURIHARA, Asuka HONDA, Kenichi MATSUMOTO, Kaho MIYAZAKI. Merci à M. TANAKA, Mlle MIYAZAKI et フランス語学科共同研究室 無断利用・配布はご遠慮ください。 ©2008 UNIVERSITE DOKKYO LA GIRAFE 2/2 獨協大学フランス語愛好会 ラ・ジラフ
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