環境活動レポート - エコアクション21

環境活動レポート
発行 平成 28年 5 月 31日
株式会社 滝沢総合保険事務所
活動期間
平成 27 年 1 月 1 日~平成 27 年 12 月 31 日
1
目次
表紙
目次
1.組織の概要
2.対象範囲(認証・登録範囲)、レポートの対象期間及び発効日
3.環境方針
4.環境組織体制
5.環境目標
6.環境活動計画
7.環境目標の実績
8.環境目標の取組結果とその評価、次年度の取組内容
9.環境関連法規等の遵守状況の確認及び評価の結果、並びに違反、訴訟等
の有無
10.代表者による全体評価と見直しの結果
2
1. 組織の概要
(1)名称及び代表者
(株)滝沢総合保険事務所
代表取締役 松崎 隆
(2)所在地
香川県丸亀市土居町2丁目2-28
(3)環境管理責任者氏名及び担当者連絡先
宮地 徹平
0877-25-0300
(4)事業内容
損害保険、生命保険の販売及び事務手続き
労務コンサルタント
(5)事業の規模
売上高(2015年度)
従業員
延べ面積
(6)事業年度
4700万円
7名
169.2㎡
1月から12月
2. 認証・登録の対象範囲
対象範囲
本社
(1)レポートの対象期間 平成27年1月1日~ 平成27年12月31日
(2)レポート発効日 平成28年 5月31日
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3. 株式会社 滝沢総合保険事務所
環境方針
基本理念
丸亀市ではエコオフィスを推奨しております。ここ丸亀では江戸時代からの天守閣が現存し、城
壁の石垣が日本一の高さと美しさとも言われ、この「お城」を市のシンボルとして後世に誇れるま
ち造りをしています。この市のまちづくりでは、もちろんインフラ整備も伴っております。その基
本的な考え方は景観と環境に優しいエコです。
以前はお堀の水質も悪く、市内の溝も時には悪臭を発する場所もありましたが、近年のこの市の
方針で市役所とお城の周辺の環境は素晴らしく改善されました。
お城の近くに位置する当社は、本業である保険を通じて地球温暖化問題への取り組みや地域の環
境活動に自主的、積極的に取り組みます。
方針
1. 温暖化防止のため、二酸化炭素排出量の削減を推進します。
2. 廃棄物の削減及び資源の再生利用をします。
3. 排水量と水使用量を削減します。
4. グリーン購入、グリーン調達に努めます。
5. 見積もり、契約の提案時にペーパーレス化を進めます。
6. 環境関連法規制や当社が約束したことを遵守します。
この方針を全従業員に周知し、社外にも公開します。
制定日 2012 年 11 月 1 日
株式会社 滝沢総合保険事務所
代表取締役 松崎 隆
4
4.株式会社 滝沢総合保険事務所 実施体制図
代表取締役
松崎 隆
環境管理責任者
宮地 徹平
全従業員
代表取締役
環境管理責任者
全従業員
役割・責任・権限
・環境経営に関する統括責任
・環境経営システムの実地に必要な、人、設備、費用、時間を準備
・環境管理責任者を任命
・環境方針の策定、見直し及び全従業員への周知
・全従業員に対する教育・訓練の実地
・環境目標、環境活動計画書を承認
・代表者による全体の評価と見直しを実施
・環境活動レポートを確認し、承認
・環境関連法規等取りまとめ表の承認
・緊急事態への対応マニュアルを確認し、承認
・環境経営システムの構築、実地、管理
・環境関連法規等取りまとめ表の作成
・環境目標、環境活動計画書を作成(確認)
・環境活動の取り組み結果を代表者に報告
・環境活動レポートの作成
・環境関連の外部コミュニケーションの窓口
・環境負荷の自己チェック及び、環境への取り組みの自己チェックの実施
・特定された緊急事態への対応マニュアル作成
・問題点の発見、是正、予防処置の実地
・環境方針の理解と環境への取り組みの重要性を自覚
・決められたことを守り、自主的、積極的に環境活動へ参加
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5.環境目標
【中・長期目的・目標】
目的
作成日:2014年12月10日
単位
目 標
基準年(2014年)
2015年
2016年
2017年
二酸化炭素の削減 *1
kg
26209
25423
24660
23920
廃棄物排出量の削減
kg
597
580
563
546
水総使用量の削減
㎥
94
91
88
85
品目
4
5
6
6
グリーン購買の推進 組織本来の取組 *2
WEB約款
94%(11521223)
95%(1425/1500)
96%(1440/1500)
97%(1455/1500)
*1.電力のCO2 発生量については、
四国電力の実排出係数0.552(kg-CO 2 /kWh)を使用した。
(四国電力発表平成23年度実績に基づく)
*2.組織本来の取組としてウェブ約款の推進に取組ます。
【単年度目的・目標】
作成日:2014年12月10日
○取組期間 2 0 1 5 年 1 月 ~ 2 0 1 5 年 1 2 月
目的
単位
基準年(2014年)
目標
二酸化炭素の削減
kg
26209
25423
廃棄物排出量の削減
kg
597
580
水総使用量の削減
㎥
94
91
グリーン購買の推進
品目
4
5
組織本来の取組
WEB約款
94%(1152/1223)
95%(1425/1500)
*1.電力のCO2 発生量については、
四国電力の実排出係数0.552(kg-CO 2 /kWh)を使用した。
(四国電力発表平成23年度実績に基づく)
*2.組織本来の取り組み
web約款の推進を目標設定。
6
6.環境活動計画
作成日:2014年12月31日
○取組期間 2 0 1 5 年 1 月 ~ 2 0 1 5 年 1 2 月
具体的実施項目
電気使用量の削減
二酸化炭素
ガソリン使用量の削減
一般廃棄物の削減
廃棄物
節水
水使用量
①不要な照明を消す
②適正温度の維持
③適正温度の明示
①アイドリングストップの徹底
②エコドライブの励行
③運転日報の実施
①コピー用紙の使用量削減
②コピー用紙の裏紙使用
③分別の徹底
①節水シールの貼付とポスター掲
示
②便器にペットボトル挿入
グリーン購入
①グリーン製品の優先購入
ペーパーレス化の推進
①WEB約款の推進
実施責任者
宮地 徹平
宮地 徹平
宮地 徹平
白川 貴之
白川 貴之
白川 貴之
白川 貴之
白川 貴之
白川 貴之
宮地 徹平
宮地 徹平
白川 貴之
グリーン購入
組織本来の取組
②メールを利用し、紙の利用を減らす
③iPadの利用
宮地 徹平
宮地 徹平
中野 敬二
7
7.環境目標の実績
作成日:2016年4月1日
○取組期間 2 0 1 5 年1 月 ~ 2 0 1 5 年1 2 月
目的
単位
基準年(2014年)
目標
実績
評価
二酸化炭素の削減 *1
kg
26209
25423
26471
×
廃棄物排出量の削減
kg
597
580
608
×
水総使用量の削減
㎥
94
91
94
×
品目
4
5
6
○
94%(1152/1223)
95%(1425/1500)
94%(1370/1457)
×
グリーン購買の推進 組織本来の取組 *2
web約款
*1.電力のCO2 発生量については、
四国電力の実排出係数0.552(kg-CO 2 /kWh)を使用した。
(四国電力発表平成23年度実績に基づく)
*2.組織本来の取組としてウェブ約款の推進に取り組みます。
○コメント
二酸化炭素の削減
廃棄物排出量の削減
電気の使用量は抑制されている。目標が未達になったのは遠方の顧客ができた
のと、業務上対応のため、走らざるを得ないからである。今年は社用車の燃費を考
え、ハイブリッド車に1台買い替えた。しかし、本来の業務を考えると、目標の見直
しが必要である。
ゴミの分別やコピー用紙の両面使用、裏紙のメモ用紙の活用などはできていると
評価できる。タブレット端末の活用は40%近くなり、取り組みは進んできいる。しか
し、不要になったパンフレット、申込書等の整理のため、目標値を超えてしまった。
水総使用量の削減
便器の貯水タンクにペットボトルを入れたりして、節水に気を付けている。目標は
未達だが、基準年は超えていないので、活動自体は評価できる。
グリーン購買の推進
グリーン製品はコピー用紙、プリンタのトナーを使用している。今後も代替品があれ
ば購入していきたい
組織本来の取組
web約款は目標の達成まで後少しである。引き続き推進していきたい。iPadを利用
し、募集活動は40%近くなり、浸透してきたのではないかと考える。
8
8.環境活動計画の取組とその評価、次年度の取組内容
環境活動計画の取組とその評価結果、次年度の取組内容
○取組期間 2 0 1 5 年 1 月 ~ 2 0 1 5 年 1 2 月
具体的実施項目
実施責任者
宮地 徹平
電気使用量の削減 ②適正温度の維持
宮地 徹平
③適正温度の明示
宮地 徹平
①アイドリングストップの徹底
白川 貴之
ガソリン使用量の削減 ②エコドライブの励行
白川 貴之
③車内温度の適正化
白川 貴之
①コピー用紙の使用量削減
白川 貴之
一般廃棄物の削減 ②コピー用紙の裏紙使用
白川 貴之
③分別の徹底
白川 貴之
①節水シール貼付とポスター掲示 宮地 徹平
節水
宮地 徹平
②便器にペットボトル挿入
①不要な照明を消す
二酸化炭素
廃棄物
水使用量
グリーン購入
組織本来の取組
①グリーン製品の優先購入
白川 貴之
①WEB約款の推進
宮地 徹平
宮地 徹平
中野 敬二
グリーン購入
ペーパーレス化の推進 ②メールを利用、紙の削減
③iPadの利用
1~4月 5~8月 9~12月
○
○
○
○
△
△
○
○
○
○
△
○
○
○
○
△
△
△
○
○
△
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
△
△
△
○
○
評価
○
△
○
○
△
△
△
○
○
○
○
○
○
△
○
○出来ていた
△一部できていなかった
×できていなかった
○評価に対するコメントと次年度の取組内容
目的
二酸化炭素
評価に対するコメント
次年度の取組
電気の使用に関しては、こまめな消灯、エアコン設定 車内の冷暖房の適正化などを推進し、ガソリンの使用量
温度の明示など活動は根付いている。ガソリンの使用 の削減を図っていきたい。ガラスの遮光材を貼るなど室内
に関しても、アイドリングストップ、エコドライブなど活動 温度の上昇を抑え、電気使用量を抑えたい。
は進んでいる
廃棄物
裏紙利用など、地道に活動できている。ゴミの分別 さらにiPadを利用した募集活動を続け、申込用紙を削減し
も徹底できているが、コピー用紙の使用量に関して ていきたい。さらに、保険証券もeco保険証券を勧める活
は、改善の余地があると考える。
動に取り組みたい。
水使用量
水道蛇口に節水シールを貼り、従業員に節水を呼
び掛けている。便器の貯水タンクの中にペットボト
ルを入れて、使用量の削減している。
グリーン購入
コピー用紙はグリーン製品を使用している。次年度 現在使用している事務用品、日用品にグリーン製品の代
はグリーン製品をさらに増やしたい。
替品がある場合は優先的に購入を検討していきたい。
組織本来の取組
引き続き、従業員に節水を呼びかけ、水使用量の削減に
努めたい。タンク、ポンプなどを効率の良いものに取り換え
ることも検討する。
WEB約款はよく推進されていた。iPadを利用した契 iPadをさらにお客様への提案活動に積極的に活用した
約も進んできている。
い。Eco保険証券も始まったので、取組を開始し、紙の証
券を削減していきたい。
9
9.環境関連法規等の遵守状況の確認及び評価の結果、並びに違反、訴訟等の有無
環境関連法規等のチェックリスト(法令)
法令等の名称
基
本
・
一
般
適用される施
設・項目
法規制等取りまとめ表記載
該当する条項
適用される要求事項
環境基本法
第8条
事業者の責務(ばい煙、汚水、廃棄物等の処理そ
の他の公害防止、自然環境の保全に必要な処置
を講じる。製品の使用、廃棄による環境への負荷
の低減に努める)
○
地球温暖化対策の
推進に関する法律
第5条
事業者の責務(温室効果ガス排出の抑制に努め
る)
○
事業者の責務
○
環境の保全のため
の意欲の増進及び
環境教育の推進に
関する法律
循環型社会形成促進基本法
第11条
事業者の責務
廃棄物置き場
一般廃棄物処理業者は市町村長の許可が必要
紙くず、木くず
産業廃棄物処理業者は市町村長の許可が必要
段ボール
義務
責務
記載(○)
保管基準の遵守(表示、衛生管理等)
廃棄物の処理及び 第7条 第 許可業者に委託(一廃は許可証の確認)
清掃に関する法律 12条 第14 許可業者に委託(産廃は契約)
(廃棄物処理法)
条 第15条 多量排出事業者の削減計画提出・報告
廃棄物・リサイクル
○
○
マニュフェスト発行・返送遅延時の届出
マニュフェスト交付状況の報告
専ら再生利用を目的の収集、運搬業者に委託
環境の保全
公害対策
資源の有効な利用
の促進に関する法 第4条
律(リサイクル法)
特定家庭用機器再
商品化法(家電リサ 第6条
イクル法)
丸亀市環境基本条例第5条
香川県環境基本条例第5条
香川県生活環境の
保全等に関する条 第101条
例
パソコンのリサイクル化
パソコン
○
○
テレビ、洗濯機、冷蔵庫、エアコンの破棄
テレビ、洗濯機、
冷蔵庫、エアコ
ン
○
○
事業者の責務
○
事業者の責務
○
自動車等の使用の抑制等
○
過去3年間の環境法規制等の逸脱はありませんでした。また、地域住民、行政機関からの違反、訴訟もありませんでした。
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10.エコアクション 21
代表者による全体評価と今後の対策
今年度のエコアクションの取組は、活動が社員にも広まってきたと考える。二酸化炭素の排出量は、前年よ
り増加し、目標値の達成には届かなかったが、燃費の良いエコカーへの買替を 1 台行った。来期に向け、更
なるエコドライブの徹底と効率的な営業活動を心がけ、目標を達成したい。
廃棄物については、月単位でみると目標値を下回っている月が多かったが、在庫品の整理を行ったので目標
値を超えてしまった。来期の目標達成に向けて、できることから地道に取り組んでいきたい。
iPad を利用した募集活動もかなり進んできており、申込書、見積書などの紙の使用量は減少してきている。
Web 約款推進の取組は、94%とかなり進んだ。保険証券も eco 保険証券が始まったので、お客様に提案し、
紙の保険証券の発行も削減していきたい。
今年から2014年を基準年として活動を開始した。より実現可能な目標設定になっているので、来期は目
標達成できるように当社の現状の課題を明確にし、目標達成に向けて努力していきたい。
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