2015ダイワボウレーヨン株式会社 環境報告書

CSR(社会的責任)
| ダイワボウホールディングス株式会社
長い社歴を有するダイワボウはこれまで激しい経済環境の変化に対して、たゆまぬ変革を繰り返
してまいりました。そのため当社は、社会や環境と調和した企業活動を行うことが、極めて重要で
あると認識し、CSRを事業活動の重要テーマと位置づけて取り組んでおります。
環境経営を目指して
当社にとって環境活動は、最終的には事業活動の強化につながるも
のであると考えており、温暖化ガス排出量の削減、資源の有効活用、
環境配慮商品の開発、化学物質の安全な管理など環境負荷低減活
動に取り組んでいます。
また、お客様の環境活動をサポートするグリーンITによって環境経営
をさらに深化させ、地球環境の保全に努めるとともに成長し続ける企
業を目指します。
社会に対して責任をもつ
当社は、従来から社会的責任を経営の重要なテーマと捉え、グルー
プをあげて取り組んでまいりました。
そして、その事業活動をとおして社会から多くのことを学びました。こ
れからもより広く社会と関わり、社会との共存を重視し、よき企業市民
として、高い倫理観をもって健全な経営を行います。
たしかなものをまごころこめて
当社は、従来からお客様の立場にたった物づくりやサービスの提供
に努めています。
そのために、お客様の期待に応えていけるように「ものづくり力」の確
立を図り、商品・サービスの特性を考慮しながら、すべての工程で品
質の向上や安全の確保への取り組みを強化し、加えてスピードとコス
トを含めた総合力を向上させる経営を行います。
CSR | ダイワボウレーヨン株式会社
CONTENTS
1
3
ごあいさつ
社会とのかかわり
2
環境とのかかわり
4
その他のかかわり
ダイワボウレーヨンの概要
代表者
設立
取締役社長 福嶋 一成
1988年2月22日
資本金
12億円
決算月
3月
従業員数
164名(2016年4月現在)
主要事業
1.
レーヨン綿およびレーヨントウの製造、加工および販売
2.
スフ糸、合繊糸および各種混紡糸の製造および販売
3.
スフ布および不織布の製造および販売
4.
天然沸石による吸着剤、イオン交換剤の加工および販売
5.
生化学品および食品の製造、加工および販売
6.
活性炭、木炭等の機能材料およびそれらを含む製品の製造および販売
7.
前各号に付帯または関連する事業
事業所
外部認証
本社(大阪)、益田工場
益田工場ISO9001 1998年2月取得
ISO14001 2005年6月取得
1
CSR | ダイワボウレーヨン株式会社
工場所在地
ダイワボウレーヨン株式会社 益田工場は、島根県益田市にあります。
JR益田
2
CSR | ダイワボウレーヨン株式会社
ごあいさつ
弊社は昭和9年に開設以降、レーヨンステープル生産会社として活動をしています。
現在は、ダイワボウホールディングス株式会社繊維部門の事業会社であります。
本社は大阪府大阪市、工場は島根県益田市にあります。
環境方針として
我々は、「人にやさしく、地球にやさしい」企業活動により、健康で文化的な
生活に不可欠な、地球環境の保全に努めます。
を掲げ、お客様から信頼される製品の提供を目指しております。
本年度より関係各位の皆様に弊社の環境に対する取組みについて、新たに
「2015年度の環境活動の取組み状況」を作成して、ご報告させて頂くことにいたしました。
改めて、弊社の環境活動に対してご理解を頂き、ご指導・ご鞭撻を賜れば幸いです。
平成28年6月28日
ダイワボウレーヨン株式会社
取締役社長
福嶋 一成
レーヨンの特長を活かした環境にやさしい機能製品を提供しています。
光触媒レーヨン
高強力&ソフトレーヨン
セラミック系防炎レーヨン
難燃レーヨンDFG
クールビズ対応レーヨン
ウォームビズ対応レーヨン
消臭レーヨン
弊社機能性レーヨンのカタログ(一部)
塩素フリーレーヨン
(一部)
3
CSR | ダイワボウレーヨン株式会社
レーヨンの環境サイクル
⑥
環境とのかかわり
①
②
木材チップ
溶解パルプ
③
⑤
製品
④
レーヨン繊維
ビスコース
環境サイクル詳細
① ② 原料は木材中のセルロースの純度を高めた溶解パルプです。
③
溶解パルプを化学反応によりビスコースと言われる水あめ状の液にします。
④
ビスコースをさらに化学反応によりセルロースに再生後、レーヨン繊維にします。
⑤
当社レーヨン繊維を使用して、様々な製品が作られます。
⑥
レーヨン繊維は、土中に埋めても、生分解性を有することから、土(自然)に還ります。
4
CSR | ダイワボウレーヨン株式会社
環境方針
環境とのかかわり
我々は、「人にやさしく、地球にやさしい」企業活動により、
健康で文化的な生活に不可欠な、地球環境の保全に努めます。
1. 当工場の生産活動から廃棄物処理に至るまで、各領域での健全な環境を維持向
上させ、地域環境のさらなる向上を目指します。
特に、次の項目の改善を推進します。
①省エネ・省資源を推進します。
②廃棄物の排出量を削減し、リサイクルを推進します。
③排水水質の安定向上に努めます。
④ばい煙及び大気排出ガスの削減に努めます。
2. 環境への負荷を低減する技術の向上に努め、継続的な環境改善と汚染の予防を
図ります。
3. 環境に関連する法規制、公的機関や地域との協定を順守します。
4. 効果的な環境管理活動の推進に向けて、環境目的及び目標を定め、その実現を
図ります。また、環境管理活動のチェックを行い、目的及び目標の定期的な見直し
を行います。
本環境方針を実行、維持するために、全従業員及び関係する関連事業所で働くす
べての人に対して周知を図り、その達成に努めます。
5
CSR | ダイワボウレーヨン株式会社
1. 事業活動における環境負荷(益田工場)
環境とのかかわり
燃料
電力(発電、買電)
用水
冷凍
レーヨン繊維
芒硝
水硫化ソーダ
パルプ
苛性ソーダ
二硫化炭素
硫酸
硫酸亜鉛
漂白剤
油剤
その他薬品
燃焼ガス
排水
硫化水素
廃棄物(スラッジ他)
2. 環境への取り組み
1
環境とのかかわり
省エネ活動の推進
800
期毎に目標を決め、全社を挙げて省エ
750
ネ活動を推進しています。
これは、省エネ活動の積み重ねによる
省電力量(kwh/h)
700
効果で、2005年対比1.8倍の省エネ(省電
650
力)改善になりました。
600
550
500
450
400
2005
2011
2012
2013
2014
2015
6
CSR | ダイワボウレーヨン株式会社
2
CO2排出量の削減
4.0
工場で使用しているエネルギーを、
3.8
温暖化ガス(CO2ガス)換算したものです。
排出原単位(tCO2/t)
3.6
省エネ活動や生産効率向上などを通し、
3.4
排出量の削減に努め、地球にやさしい
3.2
生産活動に努めています。
3.0
2.8
2.6
2.4
2.0
2005
2011
2012
2013
2014
2015
3 産業廃棄物のリサイクル
排水スラッジ
100
全量リサイクルを環境目標として取組み
を進めており、2015年ではリサイクル率
リサイクル率(%)
80
100%を達成しています。
60
スラッジはコンクリートの混和材などにリ
サイクルされます。
40
20
0
2005
2011
2012
2013
2014
2015
繊維屑
100
生産過程において発生する繊維屑の低
減に取組むとともに、繊維屑のリサイク
80
リサイクル率(%)
ルにも取組み、リサイクル率は74%に達
60
しています。
40
20
0%
0
2005
2011
2012
2013
2014
2015
7
CSR | ダイワボウレーヨン株式会社
資材包装(紙)
書類等の電子化・ペーパーレス化によ
100
る紙屑の低減に取組むとともに、資材
リサイクル率(%)
80
包装(紙)のリサイクル率も約60%を継
続しています。
60
資材包装(紙)は再生紙などにリサイク
ルされます。
40
20
0%
0
2005
2011
2012
2013
2014
2015
資材包装(プラスチック類)
100
包装材料などの再資源化を進めてい
ます。
リサイクル率(%)
80
60
40
20
0%
0
2005
2011
2012
2013
2014
2015
3. 緊急事態への対応
環境とのかかわり
消防隊訓練
消火器・消火栓の点検
救急法講習会
各種緊急事態への対応訓練を実施
消防隊訓練実施中
8
CSR | ダイワボウレーヨン株式会社
4.工場周辺硫化水素測定結果
環境とのかかわり
2014.4.1 ~ 2015.3.31
悪臭防止法に基づく
硫化水素の規制基準
0.05ppm以下
☑
☑
5. 特定事業所排水検査結果
項
排水場所
目
単位
pH
2015.4.1 ~ 2016.3.31
環境とのかかわり
公共用水域排出口
排出基準
☑
海域以外5.8~8.6
BOD
mg/L
☑
160(日間平均120)
SS
mg/L
☑
200(日間平均150)
ノルマルヘキサン
抽出物質含有量
mg/L
☑
5(鉱物含有量)
30(動植物含有量)
Zn(亜鉛含有量)
mg/L
☑
2.0
個/cm3
☑
日間平均3,000
大腸菌群数
6. 工場排水フロー
環境とのかかわり
pHの値を調整します
不純物を固形化させる剤を投入します
[沈殿槽]
排水をゆっくり流し混じって
いる浮遊物を沈殿させます
排水は全て処理され、
放流されます
※乾燥汚泥はセメント原料などにリサイクル使用されます
沈殿物は遠心分離機に送られます
リサイクル率:100%
乾燥汚泥
場外排出
乾燥ハウス
汚泥乾燥機
遠心分離機
汚泥を乾燥させます
汚泥の水分を減少
させます
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7. 品質改善活動
社会とのかかわり
ISO9001に基づいた品質方針を定め、活動しています。
品質方針
「お客様に満足され、信頼される製品を提供する」ため、
1. 顧客の要求を理解し、満足され、信頼される製品を生産する。
2. 品質マネジメントシステムを構築・実行し、さらに見直す。
3. 全員参加で実行する。
品質改善を含めた小集団活動を積極的に進めて
います。活動結果は定期的に発表大会を開催し、
成果を確認しています。
8. 地域貢献活動
社会とのかかわり
当社は、地域貢献などさまざまな活動を通じ、地域に信頼される企業を目指しています。
2015
4月
春の全国交通安全週間キャンペーン参加
地域まつりへの参加
市交通安全対策協議会
5月
地域ものづくりイベントへの参加
6月
市環境衛生推進協議会への参加
市内の企業紹介イベントに出展
7月
市内高校工場見学
高津川 いかだ流し大会
10
CSR | ダイワボウレーヨン株式会社
8月
9月
地域交流会
市交通安全対策協議会
市内中学/高校インターンシップ受け入れ
救急法講習会、秋の全国交通安全週間PR
高津川一斉清掃
10月
自衛消防隊訓練
萩・石見空港マラソン大会への参加
11月
市内高校インターンシップ受け入れ
交通安全県民会合
益田川一斉清掃
12月
日本赤十字社血液センター献血
益田川下流域環境再生会議への参加
養護児童施設訪問(クリスマス)
光のファンタジー(正門前のイルミネーション)
2016
1月
合同企業説明会
2月
市 地球温暖化対策協議会 環境講演会への参加
3月
ISO14001更新
益田養護学校工場見学
今後も地域住民の皆様と共に様々な活動に取り組んでいきます。
11
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9. 安全活動への取組み
その他のかかわり
全員参加型の安全活動を基本に、ヒヤリハット・リスクアセスメント提出件数の月間目標を定め、安全意識
の高揚を目指して活動しています。
また、各種講習会、トレーナー養成講座、外部講師による安全講習会の開催等を積極的に行っています。
チェーンブロック保守点検講習会
(外部講師による講習)
4RKYT(危険予知トレーニング)
4RKYTトレーナー養成講習会
(外部講師による講習)
益田広域消防による救急法講習会
益田警察署による交通安全講話
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10. 従業員への教育
その他のかかわり
外部講習会の受講、OJT実施、通信教育受講、公的資格取得を推進し、従業員一人ひとりがステップアップを
図ることのできる職場環境を提供しています。
社員教育一覧(一部)
中堅社員リーダー研修会
外部講習会
ANNA塾(不織布協会)
不織布講座(不織布協会)
安全法定教育
(雇入れ、職長、特別教育)
各種社内教育
新入社員教育
安全・衛生週間他の講話
救急法・安全体験訓練等
KYT・リスクアセスメント実技講習
安全管理に関する講習
改善活動に関する講習
安全管理者(推進者)研修
KYTトレーナー養成講習
リスクアセスメント講習
推奨公的資格一覧(一部)
公害防止管理者(水質・大気・ダイオキシン)
酸素欠乏危険作業主任者
危険物取り扱い作業主任者(2・4・6類)
乾燥機設備作業主任者
エネルギー管理士
計量士
電気主任技術者(2・3種)
衛生管理者(1種)
有機溶剤作業主任者
冷凍保安責任者
特定化学物質等作業主任者
ボイラー整備士
電気工事士(1・2種)
ボイラータービン主任技術者(2種)
ボイラー取り扱い作業主任者(1・2級)
特別管理産業廃棄物管理責任者
防火管理者
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