関西フランス語研究会発表リスト 2004 年 4 月より、平塚徹(京都産業大学)が大久保朝憲さん(関西大学)と世話役を務め ています。 以下は、日本フランス語学会のニューズレターの記事から遡れる過去の発表から最近の発 表までをリストにしたものです。 1996 年 (平成 8 年) 4 月 27 日 谷口千賀子 「façon と manière について」 6 月 23 日 後藤寛 「ジェスチャーと発話の焦点構造の関連性について」 7 月 15 日 久後貴行 「Ramus と Port-Royal の動詞論について」 9 月 21 日 武本雅嗣 「二次的叙述について」 10 月 19 日 岩田早苗 「フランス語の"Quand+imparfait"をめぐって」 12 月 1 日 上田誠人 「前置詞 pour の解釈と不定法表現」 12 月 26 日 藤田康子 「Il y a と avoir」 1997 年 (平成 9 年) 1 月 25 日 野崎直人 「副詞 pourtant の歴史的分析」 3 月 29 日 谷井安代 「英語とフランス語の付加形容詞の機能と位置」 4 月 19 日 伊藤了子 「vraiment について」 5 月 24 日 武本雅嗣 「所有者昇格の対格表現と与格表現」 6 月 21 日 成田美千子 「現代フランス語の否定文における ne の消失につい て」 7 月 19 日 近藤由佳 「 quand même と même si 」 9 月 20 日 上田誠人 「前置詞 pour の継起・結果用法について」 10 月 25 日 延原恵美 「文学の中に見る半過去」 12 月 27 日 藤巻香代 「 il n'est pas probable que P について 」 1998 年 (平成 10 年) 1 月 31 日 谷口千賀子 「d'une manière + adjectif と -ment の副詞について」 2 月 21 日 藤田康子 「 X avoir Y の意味構造」 3 月 28 日 新比惠智子 「sembler と paraître の意味的差異について」 4 月 18 日 Frédérique Lab 「Deux applications de la théorie des opérations énonciative」 5 月 23 日 小田涼 「フランス語のコピュラ文について ― 属詞位置の 代名詞・固有名詞の機能をめぐって ―」 7 月 25 林博司 「二次叙述と拡大与格」 11 月 14 内田充美 「因果事態連鎖と分離現在分詞構文」 12 月 26 武本雅嗣 「概念化と構文拡張 ― 中心的与格構文から辺的与 格構文へ ― 」 1999 年 (平成 11 年) 1 月 23 日 Jean-Luc Azra 「Difficultés posées par l'utilisation du "jugement de grammaticalité"」 2 月 20 日 春木仁孝 「再帰用法から再帰構文を考える」 3 月 27 日 山田秀隆 「代名動詞の中立的用法について」 4 月 14 日 曽我祐典 「douter と se+douter」 2000 年 (平成 12 年) 2 月 19 日 藤田康子 「コピュラ文の意味構造」 3 月 25 日 藤浪円 「フランス人学生の依頼表現」 4 月 15 日 森香奈絵 「 フランス語の否定文中に現れる de について」 6 月 17 日 田中善英 「定名詞句の無標性 - 定冠詞に指示機能はあるの か」 9 月 30 日 安西記世子 「認識・感情を表す動詞の複合過去形に関する考察」 11 月 11 日 上田誠人 「オクシモロンと隠喩の相関」 2001 年 (平成 13 年) 1 月 13 日 平塚徹 「疑問詞疑問文における倒置について」 2 月 17 日 東郷雄二 「定名詞句の『外部指示用法』は存在するか? Attention à la voiture ! の意味論」 3 月 24 日 福島祥行 「指示の生成過程考察へ向けて」 4 月 21 日 南秀聡 「代名動詞の受動用法と中立用法」 5 月 26 日 金子真 「『出来事読み』代名詞について : stage を表す定名詞 句として」 6 月 30 日 武本雅嗣 「フランス語の à + NP およびその代名詞形と日本 語のニ格について- 非対格構文の日仏対照研究」 7 月 14 日 松山紀子 「フランス語・日本語の断りの発話行為について」 9 月 29 日 安達博明 Etude comparative des verbes achever, finir et terminer 10 月 20 日 安西記世子 「oublier の複合過去」 12 月 22 日 大久保朝憲 「緩叙法的否定と誇張法的否定」 2002 年 (平成 14 年) 1 月 26 日 金子真 「疑似関係節について」 2 月 23 日 春木仁孝 「フランス語の複合過去について」 3 月 23 日 山川清太郎 「Victor HUGO の語彙について-Lamartine の「瞑想詩 集」と Victor HUGO の「静観詩集」との語彙比較を 通して- 4 月 27 日 森香奈絵 「フランス語の不定名詞句と否定」 11 月 清水光晴 「フランス語の<rester+過去分詞>について」 12 月 安達博明 「<cela faire P que Q>について」 2003 年 (平成 15 年) 1月 曽我祐典 「認知動詞・伝達動詞をめぐるいくつかの問題」 2月 松原万容 「se faire / se laisser+INF 構文について」 3月 出口優木 「Sloppy identity (不完全同一性) について」 4月 高橋克欣 「フランス語の未来時制に従属する半過去 — アス ペクト・視点・叙実性 —」 5月 東郷雄二 「Des touristes, il y en a plein à Kyoto. — 不定名詞句は ほんとうに主題化できないのか」 7月 安達博明 「finir と「終える」 」 9月 林博司 「日本語の呼びかけ詞「あんた」とフランス語の心的 与格」 12 月 黒谷茂宏 「受難・運命・因果:se faire + inf.構文の意味論と文 法化」 2004 年 (平成 16 年) 1月 水野晶子・ 「身体部位名詞を伴う再帰構文における格の問題̶ロ 藤村逸子 シア語とフランス語の比較」 2 月 28 日 山本大地 「フランス語における感嘆文について」 4 月 17 日 岸彩子 「Infinitif de narration の擬似現場への密着性」 5 月 22 日 川勝恵理 「二次述語文としてのフランス語描写構文」 6 月 26 日 森香奈絵 「不定名詞句の意味についての一考察 −主語位置で の分布制約から−」 7 月 17 日 山本香理 「直接目的補語を表示しないこと−動詞 aimer の意味 分析から−」 11 月 20 日 春木仁孝 「単純過去と複合過去̶ある小説の分析から」 12 月 25 日 武本雅嗣 「動詞 donner の多義性について」 2005 年 (平成 17 年) 1 月 29 日 出口優木 「連想照応−部分・全体関係から−」 4月2日 清水光晴 「日本語の時間の意味を表す『なる』と対応するフラ ンス語表現」 4 月 16 日 中南和香 「depuis の働き 6 月 18 日 金田純平 「題目の日仏対照 目して̶」 ̶『から』との対照̶」 ̶特に左方転移と無助詞題目に注 9 月 24 日 大久保朝憲 「述語否定による緩叙法的発話について」 12 月 24 日 川勝恵理 「自動詞描写構文の文末形容詞̶形容詞のアスペク ト・二次述語性̶」 安西記世子 2006 年 (平成 18 年) 5 月 13 日 東郷雄二 「複合過去の『事態確認』機能に関する一考察」 「フランス語時制体系における半過去の位置づけ — Je t’attendais. 型半過去再考」 6 月 24 日 松原万容 「se-moyen の意味論 − 中間構文と習慣的受身文 −」 7 月 22 日 藤村逸子 「複数不定冠詞 des は形容詞の前でなぜ de に変わる のか:コーパスからの推論」 9 月 30 日 安達博明 「commencer に関する一考察」 高橋克欣 「現代フランス語における補文節時制:メンタル・ス ペース理論による説明の試み」 12 月 23 日 山本香理 「節を受ける le, ça, Ø − dire, penser, savoir の場合−」 山本大地 「Quel ... !型感嘆文に関する考察—Que ... ! (Ce que ... !,Qu’est-ce que ... !)との違いから—」 2007 年 (平成 19 年) 1 月 27 日 春木仁孝 「Ce fut ma première rencontre avec le passé simple.−ス キャニング操作と単純過去−」 2 月 24 日 森香奈絵 「関係形容詞を伴う不定名詞句の特殊性−主語位置で の振舞い−」 3 月 24 日 中川奈津子 「Reference and Metaphor in Copular Sentences: An Attempt to Describe Metaphor in Terms of Extended Mental Space Theory」 4 月 28 日 安西記世子 「複合過去の機能に関する一考察」 5 月 26 日 東郷雄二 「状況モデルによる半過去分析の試み」 6 月 16 日 井元秀剛 「日本語とフランス語における時制選択のずれにつ いて — メンタルスペース理論の観点から」 7 月 21 日 西井研二 「フランス語における結果の副詞」 12 月 22 日 安西記世子 「出来事の推移にかかわる複合過去の価値」 2008 年 (平成 20 年) 2 月 23 日 春木仁孝 「核施設は無能力化できるか — 再帰構文受動用法 とモダリティー —」 5 月 10 日 藤田康子 「Qui est luthiste?型コピュラ文と存在前提」 6 月 14 日 濱上桂菜 「話し手の心的な視点の移動からの半過去理解再考 —愛称語の半過去・市場の半過去・遊戯の半過去・間 一髪の半過去について—」 7 月 26 日 山本香理 2009 年 (平成 21 年) 3 月 28 日 濱上桂菜 「認知対象を表わす不定詞表現と節表現」 「現代フランス語における動詞起源の名詞について− 動詞の構文とメトニミーの関係から−」 6 月 13 日 曽我祐典 「知覚動詞 entendre のふたつの構文」 7 月 15 日 東郷雄二 「談話的観点から見るフランス語時制−単純過去と半 過去をめぐって」
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