<参考資料> 高性能多核種除去設備の進捗状況について 1.既設多核種除去設備からの変更点 【既設多核種除去設備概要】 吸着材3 吸着材6 吸着材5 吸着材7 鉄共沈 汚染水 (RO濃縮塩水) 処理設備 炭酸塩 沈殿 処理設備 前処理設備 吸着材8 吸着材1 吸着材4 吸着材2 吸着材4 吸着材3 吸着塔(14塔) スラリー 前処理設備の 大幅な簡素化 スラリー 使用済吸着材 処理 カラム(2塔) 高性能 吸着材採用 使用済吸着塔 一時保管施設へ 輸送し貯蔵 高性能容器(HIC) ①凝集沈殿と同等の核種除去能力を有す ② 高性能吸着材を用いることで 廃棄物発生量を削減 るコロイド除去フィルタ等を採用することで 【高性能多核種除去設備概要】 廃棄物発生量を削減 処理水移送 RO 濃縮塩水 前処理装置 昇圧 ポンプ 核種吸着装置 ⇒ 処理水 ⇒ ⇒ 移送 ポンプ 供給 ポンプ フィルタ・吸着塔類 吸着塔類 2.高性能多核種除去設備の概要 ■ 高性能多核種除去設備は、前処理設備と多核種除去装置から構成※ ①前処理設備 :フィルタ処理による浮遊物質の除去およびセシウム、ストロンチウム の粗取り ②多核種除去装置:吸着材による核種の除去 ①前処理設備 ②多核種除去装置 前処理フィルタ 供給タンクA 昇圧ポンプ1A 供給ポンプA P 1A 2A 3A 吸着塔 P 4A 1A P 1B 2B 供給ポンプB SSフィルタ 供給タンクB 昇圧ポンプ2A 昇圧ポンプ1B 1E Cs/Sr同時吸着塔 P 2A 2B 2C 2D 2E P 3A 3B 3C 3D 3E P 重金属吸着塔 昇圧ポンプ3B Sb吸着塔 処理水タンクA 吸着塔 昇圧ポンプ4A P Ru吸着塔 処理水移送ポンプA P 4A 4B 4C 4D 4E P 昇圧ポンプ4B 1D 吸着塔 昇圧ポンプ3A 吸着塔 1C P 4B コロイドフィルタ (Cs/Sr) P 昇圧ポンプ2B 3B 1B P Ru吸着塔 処理水タンクB 処理水移送ポンプB サンプルタンク ※塔構成、通水の順序はラボ 試験や検証試験の結果等に よって変更となる可能性あり 3.高性能多核種除去設備の全体配置 モバイル式処理装置(車載) 造粒固化体貯槽(D) (地下) 油分分離装置(4F) セシウム吸着装置(1F) 除染装置(1F) 廃スラッジ 一時保管施設 高濃度滞留水受タンク 中低濃度タンク 第二セシウム吸着装置 高性能多核種除去設備 使用済セシウム吸着塔 仮保管施設 使用済セシウム吸着塔 一時保管施設 シールド中央制御室 (シールド中操) 使用済セシウム吸着塔 一時保管施設 中低濃度タンク 増設多核種除去設備 中低濃度タンク 及び 地下貯水槽 中低濃度タンク 淡水化装置 ろ過水タンク 既設多核種除去設備 中低濃度タンク 4.高性能多核種除去設備の進捗状況 全景(外観) (H26.10.15撮影) 高性能多核種 除去設備建屋 全景(建屋内) 前処理フィルタ 吸着塔 高性能多核種除去設備用 サンプルタンク ホット試験実施中 5.今後のスケジュール 高性能多核種除去設備 実施計画認可 : H26.9.29 : H26.10.8 ~ 16 使用前検査受検 ホット試験開始 : H26.10.18 新しい処理方式を採用していること、検証試験による評価が継続中であることから、ホッ ト試験初期では間欠運転等で慎重に汚染水処理を実施。処理量は徐々に上げて性能を確認 していく。なお、検証試験は継続実施し,より良い成果を高性能多核種除去設備に反映し ていく。 本格運転はホット試験における除去性能確認やサンプルタンク3基目の設置完了をもって 移行(12月頃を予定) 9月 実施計画認可 9/29 高性能多核種除去設備 10月 11月~ 現地据付工事 コールド試験/使用前検査 ホット試験 間欠運転 検証試験装置 検証試験結果を適宜高性能多核種除去設備に反映 連続運転 本格運転
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