新クリーンセンターのフロー(PDF:365.5KB)

新クリーンセンターのフローを紹介します。
432t/日(144t/24h×3炉)+30t/日(溶融炉)
※1
電力
可燃ごみ
蒸気タービン・発電機
白煙防止用送風機
●場内利用
(系統連系)
空気予熱器
ごみクレーン
再利用水
投入ホッパ
エ
コ
ノ
マ
イ
ザ
押込送風機
ボイラ
排ガス
再加熱器
混合器
薬剤
循環ファン
バグフィルタ
ごみ計量機
二次送風機
ごみ投入扉
エアー
カーテン
白煙防止用
空気加熱器
煙
突
アンモニア
自動扉
給じん
機
ごみピット
触媒反応塔
減温塔
焼却炉
プラットホーム
誘引通風機
一般持ち込み
ごみ
可燃性
粗大ごみ
排ガス洗浄
処理装置
消石灰
活性炭
砂
循
環
コ
ン
ベ
ヤ
砂
貯留槽
砂分級装置
ダスト搬送コンベヤ
不燃物排出装置
ごみピットへ
ダンピングボックス
溶融減温塔
溶融排ガス
洗浄処理装置
溶融
バグフィルタ
薬 剤
洗煙排水等
電力
溶融排ガス
再加熱器
記号
内 容
ごみの流れ
※1
磁選機
前処理設備
ごみピットへ
不燃物搬送コンベヤ
飛灰
溶融炉
鉄分バンカ
不燃物バンカ
砂の流れ
スラグホッパ
不燃物・鉄分の流れ
洗煙用沈澱槽
中和槽
溶融誘引
通風機
ガスの流れ
空気の流れ
洗煙排水
原水槽
溶融飛灰
固化装置
洗煙用活性炭 キレート
樹脂
吸着塔
吸着塔
固化物
バンカ
洗煙用
ろ過装置
洗煙用ろ過原水槽
下水道
放流
飛灰の流れ
スラグの流れ
再中和槽
蒸気の流れ
水・汚水の流れ
ごみの流れ 可燃ごみはプラットホームからごみピットへ投入します。
ごみピットのごみは、ごみクレーンで給じん機へ供給し、粗
破砕した後、流動床式焼却炉へ送ります。
焼却炉では、高温の砂が沸騰するように流動しており、
この中でごみを効率よく焼却します。
ごみの中の鉄や不燃物は、炉内で高温処理され、衛生的
な状態で取り出されます。
▲鉄
▲ 不燃物
空気の流れ ごみピットの有臭空気は、押込送風機で吸引し、焼却炉
の下部から砂層部に吹き込み、砂を流動させるとともに、
ごみの燃焼用空気として使用します。
さらに、二次送風機で吸引したごみピットの空気は、焼
却炉上部に燃焼空気として十分に供給し、炉で発生したガ
スの完全燃焼をはかっています。炉出口では、850℃以
上の高温排ガスとなります。
▲ 固化物
排ガスの流れ 焼却炉から出た高温の排ガスは、ボイラで熱を回収した
後、減温塔で約170℃に冷却し、バグフィルタでばいじん
と塩化水素や硫黄酸化物とダイオキシン類などを除去し
ます。さらに、排ガス洗浄処理装置で塩化水素と硫黄酸化
物を、触媒反応塔で窒素酸化物とダイオキシン類を取り除
いた後、排ガスは煙突より大気中へ排出します。
排ガスから回収した飛灰は、プラズマ式の飛灰溶融炉に
より、約1,300℃の高温で溶融し、スラグ化します。
放流水槽
排水の流れ ごみピットの汚水は、焼却炉内に噴霧し、酸化蒸発処理
します。
排ガス洗浄処理装置の排水など工程にともなう排水は、
排水処理装置に集めて、十分な処理を行います。
処理後の処理水の一部は、焼却炉や減温塔用の冷却水
として、高温ガス中に噴霧して蒸発処理します。残りの処
理排水は、下水道へ放流します。