歌曲研究1・2(フランス歌曲) 担当教員 土屋 雅子 授業形態 配当年次 期 間 対象コース 科目分類 単 位 科目コード 演 習 1・2 通 年 VO 専門選択 各2 2757/2758 Ⅰ シ ラ バ ス 1 主題・到達目標 授業計画 フランス歌曲の歌唱法の研究。フランス語の発 [前期] 音の規則を学習し、正しい発音で、それぞれの作 品の持つ音楽的なスタイルや歌唱法を身につける。 また、その作品の作られた時代背景、作曲家、詩 1 専 門 科 目 人を研究し、更にはフランスの文化・芸術への関 心を深める事により、各自のレパートリーとして 演奏表現出来る事を目指す。 2 授業概要 1 発音の規則の説明及び演習。フランス歌曲の成 り立ちについて概説 2 ユゴーの詩による歌曲 グノー、フォーレ 3 ユゴーの詩による歌曲 アーン、ビゼー、フランク 4 ゴーチエの詩による歌曲 ベルリオーズ、グノー 5 ゴーチエの詩による歌曲 フォーレ 6 ボードレールの詩による歌曲 デュパルク、フォー レ、ドビュッシー フランス語の響き、リズム、音色といった言葉 2 7 ルコント・ド・リールの詩による歌曲 フォーレ の持つ音楽性と音楽がどう結びついているのか、 8 選 択 科 目 バンヴィルの詩による歌曲 ドビュッシー 前期では詩人ごとに代表的な作品を取り上げ、そ 9 シュリ・プリュドムの詩による歌曲 デュパルク、 フォーレ 同一のテーマで作曲家によってどのように作風が 10 シルヴェストルの詩による歌曲 フォーレ 異なっているかを研究し、様々な角度からフラン 11 シルヴェストルの詩による歌曲 マスネ、ショーソン ス歌曲の魅力を探り、理解を深め、歌唱法を実践 12 ヴェルレーヌの詩による歌曲 フォーレ 13 ヴェルレーヌの詩による歌曲 ドビュッシー 14 ヴェルレーヌの詩による歌曲 アーン 15 前期の総括 の特徴を研究する。後期では各回テーマを定め、 的に探求していきたい。 3 授業計画 右表参照 [後期] 4 授業時間外の学習(予習・復習について) 1 古い時代の詩による歌曲 アーン、ラヴェル 授業で取り上げる作品の譜読み、歌詞の単語の 2 古い時代の詩による歌曲 ドビュッシー 発音と意味、詩人、作曲家について調べておくこ 3 異国趣味の歌曲 ビゼー、ラヴェル と。 4 異国趣味の歌曲 ルーセル、ドラージュ 5 動物にちなんだ歌曲 シャブリエ、プーランク 6 動物にちなんだ歌曲 ラヴェル 7 クリスマスにちなんだ歌曲 セヴラック フォーレ 8 クリスマスにちなんだ歌曲 ドビュッシー ラヴェル 9 子供を題材にした歌曲 プーランク 10 子供を題材にした歌曲 ローゼンタル 5 成績評価の方法及び基準 授業への参加姿勢、最終日の研究発表会への出 演で評価する。 6 授業で使用するテキスト・参考文献 テキスト:取り上げる作品の楽譜。詳細は授業内 で指示する。 参考文献:ピエール・ベルナック著「フランス歌 曲の演奏と解釈」音楽之友社 7 11 カフェ・コンセールのための歌曲 サティ、プーランク 12 研究発表に向けて各自選択した作品を実践的に演習 13 研究発表に向けて各自選択した作品を実践的に演習 14 研究発表に向けて各自選択した作品を実践的に演習 15 研究発表会 前提科目 8 特になし 履修の条件・クラス分けの方法(履修者への要望等) 特になし 58
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