平成28年2・3月号掲載 学校だより 小野市立大部小学校 学校評価にご協力いただき ありがとうございました 大部小学校長 嘉嶋 信哉 【 学校改善に生かせるご意見 】より 今回一番多くいただいたご意見は「学校トイレの改善」についてでした。 (6件) 一例【・トイレを改装してもらえたら、子供達もトイレに行きやすいと思いま す。・トイレの臭いが廊下まで臭うのが衛生上良くない。・学校のトイレが洋式に なるといいなと思います。】 子供達が学校でもトイレを快適に使えるように、正しいトイレの使い方(使用 後に水を流さなかったり、汚してもそのままにしておいたりすることがよくあり ます)について、保健委員会から呼びかけたり、各学級で担任から指導したりし ています。また、衛生的なトイレを維持するために、美化委員会が中心となって、 トイレ掃除の用具を整えたり、掃除の仕方を全校生にお知らせしたりしています。 清掃時間には、掃除の手順を一つ一つ確認しながら、子供と教師が一緒に掃除を して、きれいなトイレになるように努めています。トイレの臭いを軽減するため に、日中はトイレの窓を開けて風を通すとともに、大型消臭剤も設置しています。 全トイレの洋式化等、学校トイレの改修について、昨年11月にありました、 小野市役所や小野市教育委員会との話し合いの中で、学校から要望しました。必 要に応じて一部のトイレの洋式化は可能ですが、全体の改修となると多額の費用 がかかるために、現時点では難しいとのことです。小野市内の学校は計画的に建 て替えや全面改修が行われており、その際にトイレも全面的に改修するとのこと です。今後は、現状の設備の中で、維持管理を工夫することで、子供達が安心し て使える学校トイレになるようにしていきたいと考えています。ご家庭でも、共 同で使う施設の利用の仕方について、お話していただけたらありがたいです。 これ以外にも、学習や授業・児童の生活・登下校・給食・学校行事・施設等に ついて、たくさんのご意見をいただきました。それらをもとに、更に学校改善を 進めていきますので、今後ともご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。 【 お子さんの成長を願って、ご家庭で取り組んでおられること 】を紹介します。 ・家族皆で読書する時間をとっています。本の感想も伝え合います。(1年) ・できるだけ自分でできることは親が手伝わず、見守るようにしています。 (2年) ・家族内で「いいところ見つけ」をして、お互いに発表し合っています。(3年) ・体調管理が一番なので、食生活や寝る時間に気をつけて、なるべく家族がけん かしないように頑張っています。(4年) ・何かを自分から進んでしてくれた時に、これ以上ないくらい褒めます。(5年) ・自分の思いをしっかり話せるように、自分の行動に責任が持てるように、アド バイスができるように、親の考えを押し付けないようにしています。(6年) 【 学校評価のまとめについて( 裏面をご覧ください ) 】 ◇児童・保護者・教職員 各15項目について ABCD の4段階で評価しました。 1 肯定的評価(A または B と回答)が9割以上の評価項目について ◇45項目中39項目が肯定的評価9割以上でした。 ○児童の評価が高いのは・・・ ③先生方は、まちがったことをしたらきちんと注意してくれる。(98.8%) ○保護者の評価が高いのは・・・ ⑩学校は、朝の「いきいきタイム」「パチパチタイム」や昼の「きらりタイム」 を設定し、児童の学習への姿勢や集中力を育てている。 (98.8%) ①学校は、児童が充実した学校生活が過ごせるようにしている。 (98.0%) ◇いずれも、今後も大切にしたい項目です。 2 肯定的評価が8割台の項目について ○児童 ⑥わたしが困った時やどうしてよいかわからない時は、家の人や友達、先生に 相談している。 (88.4%)◇この項目について尋ねたところ「自分で解決した。」 と答えた児童もいました。回答からさらに実態をつかむことが大切です。 ○保護者 ⑬児童は、 人に優しい言葉や相手を思いやる言葉づかいができている。 (82.8%) ⑫児童は、 相手の気持ちや立場を考えて行動している。 (86.8%) ⑭児童は、交通ルールを守って安全に登下校したり、危険な目に合わないよう に気をつけたりしている。 (88.0%) ◇昨年度も同じ項目が挙がっていました。児童・保護者・教職員が「相手や自分 の命を大切にする教育」を一緒に考える必要があります。 【 保護者アンケートにおける「子どもの様子」について 】 肯定的評価(A または B と回答)が他と比べて低かった評価項目について ⑩子どもが進んで読書をする環境をととのえている。 (56.8%) ⑨学年に応じた家庭学習(20分×学年)をしている。 (78.0%) ◇読書については、読書週間に行った親子読書の取組もあり昨年度よりもポイ ントは上がっています。引き続き読書の時間を大切にしてほしいと思います。 家庭学習については、旭丘中学校区の小中一貫教育推進会議でも話題にあが っています。来年度に向け、検討事項として話し合っていきます。 学校関係者評価(学校評議員様よりのご意見) <授業参観をしていただいて> ・学校全体が静かで、どの学級も落ち着いて学習ができている。 ・先生をまっすぐ見て手もしっかり挙げられており、集中して学習ができている。 ・食物アレルギーの授業など、内容によって外部の講師に来てもらっているのがよい。 <学校評価結果をご覧いただいて> ・学校のトイレは、学校施設の中でも最も重要な環境の一つなので、少しでも改 善されるように働きかけてほしい。 ・ 「学校の役割」 「家庭の役割」がそれぞれあるので、互いによく連携するととも に、「子供のしつけ」は家庭でしっかりしてほしい。 ・「あいさつ」については、学校での指導や児童会の取組とともに、保護者や地 域の人達が、子供の手本となるようなあいさつをしていくことも必要では。 ・学校評価の良さを地域住民として嬉しく思う。参観をいつも楽しみに来ている。
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