販売用資料 コラム Vol.7 2014年6月 インデックスについて (国内株式編) 第7回のコラムから、SMT インデックスシリーズの各ファンドが採用しているベンチマークを中心に、投資対象資 産ごとにインデックスの特徴をご紹介します。今回は国内株式のインデックスについてです。 投資対象 国内株式 ファンド名 ベンチマーク SMT 日経225インデックス・オープン 日経平均株価(日経225) SMT TOPIXインデックス・オープン 東証株価指数(TOPIX※ ) SMT JPX日経インデックス400・オープン JPX日経インデックス400(配当込み) ※Tokyo Stock Price Indexの略称 1. 日経平均株価(日経225)とは 日経平均株価とは、東京証券取引所市場第一部に上場されている銘柄のうち、代表的な225銘柄の株価を平 均した株価指数で、「日経225」とも呼ばれます。日本経済新聞社が指数の算出や対象銘柄の選定を行っており、 わが国の代表的なインデックスの一つです。 【日経平均株価(日経225)の算出方法 】 日経225は、NYダウと同じ「株価平均型」と呼ばれる方法により算出されており、225の銘柄の平均株価を算出し ています。平均株価といっても単純に株価を平均したものではなく、旧額面制度を継承した「みなし額面」 で換算 した構成銘柄株価の合計金額を、「除数」で割って算出します。 日経平均株価(日経225)(円)= 225銘柄の指数採用株価合計 除数 指数採用株価= 株価 × 50 みなし額面 ※除数は、当初は銘柄数と同じでしたが、その後は分割・併合や銘柄入替などで修正されています。 2. 東証株価指数(TOPIX)とは 東証株価指数(TOPIX)は、1969年7月1日から東京証券取引所(以下、東証)が東証一部に上場している全銘 柄を対象に日々算出・発表している株価指数です。また、TOPIXは時価総額で日本の上場企業の90%以上を占 めており、日本の株式市場全体の動向を表す「ものさし」として利用されている国内株式の代表的なベンチマーク です。年金運用や投資信託等の資産運用において、国内株式を投資対象とする際の運用目標や運用評価の基 準としても広く利用されています。 【 東証株価指数(TOPIX)の算出方法 】 東証株価指数(TOPIX)は、「時価総額加重型」と呼ばれる方法により算出されています。時価総額加重型とは、 基準日の時価総額と比較して、算出時点の時価総額がどの程度増えたか減ったかを表します。具体的には1968 年1月4日を基準日とし、基準日の時価総額を100ポイントとし、現在の時価総額がどの程度かを表しています。 算出時点の構成銘柄の時価総額 東証株価指数(TOPIX)の指数値(ポイント)= × 100 基準日の時価総額 当資料は三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。 当資料のお取扱いについては最終ページをご覧ください。 1/3 販売用資料 コラム Vol.7 3. JPX日経インデックス400とは JPX日経インデックス400とは、日本取引所グループおよび東京証券取引所並びに日本経済新聞社によって共 同開発された株価指数で、2014年1月6日から公表されています。東証一部、同二部、マザーズ、JASDAQ上場銘 柄から原則400銘柄を選定し、算出されますが、採用される400銘柄は、企業の健全性や流動性の観点から1,000 銘柄に絞り込まれた上で、ROE(自己資本利益率)、営業利益、時価総額の定量評価に定性評価を加味し、選定 されます。 【JPX日経インデックス400の算出方法 】 JPX日経インデックス400は、東証株価指数(TOPIX)と同じ「時価総額加重型」により算出されています。2013年 8月30日を基準日とし、基準日の時価総額を10,000ポイントとし、現在の時価総額がどの程度かを表しています。 算出時点の採用400銘柄の時価総額 JPX日経インデックス400の指数値(ポイント)= × 10,000 基準日の時価総額 4. 日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)、JPX日経インデックス400の比較 (2014年3月末現在) 日経平均株価(日経225) 東証株価指数(TOPIX) JPX日経インデックス400 日本経済新聞社 日本経済新聞デジタルメディア 東京証券取引所 日本取引所グループ 日本経済新聞社 東証一部上場銘柄から選定され た225銘柄 東証一部に上場する内国普通株 式全銘柄(新規上場まもない銘 柄や、整理ポスト割当銘柄は算 出対象から除外) 東証上場銘柄(市場一部、市場 二部、マザーズ、JASDAQ)から 選定された400銘柄 225銘柄 1,795銘柄 400銘柄 時 価 総 額 約278兆円 約275兆円 ※浮動株ベース 約193兆円 ※浮動株ベース 銘 柄 入 替 原則として年1回 (10月の第1営業日) 定期的な入替はなし 原則として年1回 (8月の最終営業日) タ 株価平均型 時価総額加重型 時価総額加重型 非採用 採用あり 採用あり 円 ポイント ポイント 株価の高い銘柄(値がさ株)の構 成ウェイトが大きくなるため、時 価総額に関係なく、株価の高い 銘柄の株価変動が指数に与える 影響が大きくなる。 時価総額の大きい銘柄の構成ウ ェイトが大きくなるため、時価総 額の大きい銘柄の株価変動が指 数に与える影響が大きくなる。 ROE・営業利益等、収益面に着 目した銘柄選定。時価総額の大 きい銘柄の構成ウェイトを「キャッ プ調整比率」で調整。 算 出 元 算 出 対 象 銘 柄 イ 数 プ 浮動株価指数※ 表 示 指数変動の 特 徴 ※ 浮動株価指数とは、例えば親会社が保有している株式や、金融機関との持ち合い株式など実質的に売買できない株式 (固定株)を除き、市場に流通している株式(浮動株)だけを対象として算出する指数です。 (出所)東京証券取引所、日本経済新聞社およびBloombergのデータを基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成 次回は、外国株式のインデックスについてご紹介します。 以上 当資料は三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。 当資料のお取扱いについては最終ページをご覧ください。 2/3 販売用資料 コラム Vol.7 【ご留意事項】 ●当資料は三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。 ●ご購入のお申込みの際は最新の投資信託説明書(交付目論見書)の内容を必ずご確認のうえ、ご自身でご判断ください。 ●投資信託は値動きのある有価証券等(外貨建資産には為替変動リスクを伴います。)に投資しますので基準価額は変動 します。したがって、投資元本や利回りが保証されるものではありません。ファンドの運用による損益は全て投資者の皆様に 帰属します。 ●投資信託は預貯金や保険契約とは異なり預金保険機構および保険契約者保護機構等の保護の対象ではありません。また、 証券会社以外でご購入いただいた場合は、投資者保護基金の保護の対象ではありません。 ●当資料は信頼できると判断した各種情報等に基づき作成していますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。 また、今後予告なく変更される場合があります。 ●当資料中の図表、数値、その他データについては、過去のデータに基づき作成したものであり、将来の成果を示唆あるいは 保証するものではありません。また、将来の市場環境の変動等により運用方針等が変更される場合があります。 ●当資料で使用している各指数に関する著作権等の知的財産権、その他の一切の権利はそれぞれの指数の開発元もしくは 公表元に帰属します。 【投資に関しての留意事項】 ●投資信託に係るリスクについて 投資信託は、主に国内外の株式や公社債など値動きのある有価証券等を投資対象とし投資元本が保証されていないため、当 該資産の市場における取引価格の変動や為替の変動等により投資一単位当たりの価値が変動します。したがってお客様のご 投資された金額を下回ることもあります。 また、投資信託は、個別の投資信託毎に投資対象資産の種類や投資制限、取引市場、投資対象国等が異なることから、リスク の内容や性質が異なりますので、ご投資に当たっては投資信託説明書(交付目論見書)や契約締結前交付書面をよくご覧くだ さい。 ●投資信託に係る費用について ご投資いただくお客様には以下の費用をご負担いただきます。 ・購入時に直接ご負担いただく費用 …… 購入時手数料 上限3.78%(税込)、信託財産留保額 上限0.1% ・換金時に直接ご負担いただく費用 …… 信託財産留保額 上限0.5% ・保有期間中に間接的にご負担いただく費用 …… 信託報酬 上限年率2.052%(税込、概算) ・その他費用 …… 上記以外に保有期間等に応じてご負担いただく費用があります。ただし、運用状況等により変動するため、 事前に料率、上限額等を示すことができません。 上記の費用の合計額については、投資家の皆様がファンドを保有される期間等に応じて異なりますので、上限額等を事前に表 示することができません。 詳細は投資信託説明書(交付目論見書)、契約締結前交付書面等でご確認ください。 ●ご注意 上記に記載しているリスクや費用項目につきましては、一般的な投資信託を想定しております。費用の料率につきましては、三 井住友トラスト・アセットマネジメントが運用するすべての公募投資信託のうち、徴収する夫々の費用における最高の料率(作成 日現在)を記載しております。投資信託に係るリスクや費用は、夫々の投資信託により異なりますので、ご投資をされる際には、 事前によく投資信託説明書(交付目論見書)や契約締結前交付書面をご覧ください。 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第347号 加入協会: 一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会 当資料は三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。 3/3
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