人間社会学科・現代社会学科専門科目 - 実践女子大学/実践女子大学

人間社会学総論
竹内 美香・広井 多鶴子・山根
1年 前期 2単位
心理学概説
純佳
美香
前期
2単位
【授業のテーマ・目標】
心理学Psycho・logyは、目には見えない「精神Psyche」を「論理
的にlogos」探索することを目指している。
この科目では、「心理学」の基本的な理論を紹介する。この科目を
学ぶ目的は、客観的には捉えにくい「心」という対象を心理学がど
のようなアプローチによって扱ってきたのか知ることで、変動し続
ける人と社会の課題に、学生自身が主体的に向き合うマインドと基
本的知識を獲得することである。
【授業の内容】
第1週 現代科学と心理学
第2週 感覚の機能
第3週 知覚の心理学
第4週 行動の分類 生得性
第5週 オペラント型の学習と行動
第6週 レスポンデント型の学習と行動
第7週 人の記憶機能
第8週 認知心理学
第9週 動機づけと情動
第10週 対人社会心理学1 追従する心
第11週 対人社会心理学2 服従する心
第12週 対人社会心理学3 説得と好意
第13週 臨床発達心理学1 コミュニケーション
第14週 臨床発達心理学2 レジリエンスと健康
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
【事前学修】毎回の授業時に「ここまでの1週間にTV、新聞などで
見聞した人間行動に関わるニュースや特集記事」について記述する
ことを求めるので、メディア情報に目を通しておく。
【事後学修】大きな単元の終わりにまとめのワークシートを課す。
期日までに書いて提出する形式とする。
【テキスト・教材】
鈴木晶夫、竹内美香 共著『心理学入門・快体心書 ~身体と心
の基礎と臨床~』川島書店、2,200円
【成績評価の方法・基準】
最終の記述式試験60%、平常点(提出物と授業ワークシート他でみ
る取り組み)40%
【参考書】
伊東暁子、竹内美香、鈴木晶夫 著
『食べる・育てる心理学 食育の基礎と臨床』川島書店
― 157 ―
-1-
人 間 社 会
現 代 社 会
【授業のテーマ・目標】
人間社会学総論は、心理学・教育学・社会学を専門とする教員に
よるオムニバス形式で講義を進める。
この授業の第1の目的は、1年生のみなさんが、人間社会学部で
学ぶ学問の全体像を大まかに把握し、大学での学びとはどのような
ものかを理解することである。
第2の目標は、現代社会におけるさまざまな問題・課題を総合的
・学際的・多角的に捉え、現代社会と現代社会に生きる人間に対し
て、自分なりの問題関心を持つことである。
【授業の内容】
第1回 オリエンテーション:人間社会学部での学び(広井)
第2回 学校はいつできたか:義務教育制度の成立(広井)
第3回 中等教育と高等教育の普及(広井)
第4回 女子教育と実践女子学園の歴史(広井)
第5回 学校教育と社会階層・ジェンダー(広井)
第6回 青年期の就業と自我同一性形成(竹内)
第7回 現代の青年:危機と課題(竹内)
第8回 子どもの世界:認知・社会的発達、その概要(竹内)
第9回 「育つ・育てる」心理学:幼少期の被養育経験と心身の
健康(竹内)
第10回 「女性が働くってどんなこと」ジェンダーと自己実現
(竹内)
第11回 近代社会と公私の分離(山根)
第12回 市民社会とボランティア(山根)
第13回 人づきあい(ソーシャル・キャピタル)と幸福(山根)
第14回 社会変動のなかの若者(山根)
第15回 ジェンダーと社会の再生産・変動(山根)
【事前・事後学修】
授業のポイントをまとめておく。
授業中に提示された宿題を提出する。
【テキスト・教材】
レジメ・資料を配布する。ビデオも使用する。
【成績評価の方法・基準】
3人の教員がそれぞれレポートまたは試験および平常点(宿題や感
想文など)によって評価する。評価の基準は、担当教員によって異
なるが、おおむね平常点30%、試験またはレポート70%。
【参考書】
授業で適宜紹介する。
【注意事項】
必ずノートをとること。私語は禁止。
さまざまな社会問題を扱うので、新聞をよく読んで、社会の動き
を把握しておくこと。
竹内
1年
人
間
社
会
・
現
代
社
会
人
間
社
会
・
現
代
社
会
心理学概説
社会学概論
松浦
1年
明戸
1年
常夫
後期 2単位
【授業のテーマ・目標】
心理学は人間の心や行動を科学的に解き明かそうとしてきました
が、未だにその全貌は明らかになっていません。
この科目では、心理学の基本的な内容について初歩から学び、人
間の心の深さ、あいまいさ、複雑さを理解します。また人間の行動
を心理学的に見る目を養い、その背景にある自分自身や他者の心理
を少しでも理解できるようになることを目標とします。
【授業の内容】
第 1週 心理学の分野と考え方―心理学とはどのような学問か。
第 2週 自己と他者―私たちは自分をどう認知しているでしょう
か。また他者とどういう関係にあるのでしょうか。
第 3週 対人行動―私たちは他者に出会うと、どういった心の働き
から他者に対してどういった行動をとるでしょうか。
第 4週 性格(パーソナリティ)―私たちは自分や友人の性格を知
りたがります。心理検査はその手段の1つです。
第 5週 ストレスと適応―私たちにストレスはどんな影響を与え、
それにどう私たちは適応していくのか。
第 6週 正常と異常―私たちは社会に適応して生活していますが、
不適応になったり、精神障害を発症することもあります。
第 7週 発達と成長―私たちは一生涯にわたって変化し続けます。
その各段階に共通する特徴について学びます。
第 8週 遺伝と環境―私たちは遺伝と環境の両方の影響を受けてい
ます。この2つの力が発達にどう影響するのでしょうか。
第 9週 刺激と感覚・知覚―私たちは外の世界からの刺激を受け、
それを感じることによって様々な情報を得ています。
第10週 意識と注意―意識的に注意を払うことによって環境から
を得ることの意味とメカニズムについて考えます。
第11週 記憶と忘却―私たちは学習したことを覚えている一方で、
忘れることも多いのです。
第12週 知能と能力―知能検査を通じて知能の捉え方、考え方を学
びます。
第13週 言語と思考―ある課題に出会うと、経験や知識に照らして
みたり、見方を変えたりして、解決を試みまが、これには
言語が大きく関わっています。
第14週 学習―私たちが色々なことを理解したり、行動したりでき
るのは、多くの経験を重ねてきたからです。
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
事前学修 シラバスを見て予習する(学修時間 週2時間)
事後学修 配布されたプリントを復習する(学修時間 週2時間)
【テキスト・教材】
適宜、プリントを配布します。
【成績評価の方法・基準】
試験60%、平常点(感想文、授業態度)40%
【参考書】
できれば心理学の入門書や概論書を1冊買ってください。何でも結
構です。例えば、金城辰夫監修 藤岡・山上共編『図説 現代心理
学入門 三訂版』(培風館 2006年)2,000円などがあります。
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-2-
隆浩
前期・後期
2単位
【授業のテーマ・目標】
社会学は、ある社会現象を他の社会現象との関連でとらえ、それ
を人々の「意識」や「行動」という観点から分析する学問です。社
会学では現代社会のさまざまな問題を扱うことができますが、この
講義ではとくに「教育」「労働」「ジェンダー」「家族」「階層」
「社会保障」「地域」「エスニシティ」といったテーマを中心に検
討していきます。
おもな学習目標は、以下の3つです。(1)現代社会に見られる
さまざまな問題についての知識を習得し、それに対する社会学的な
見方を学ぶ。(2)(1)で得た知識や見方を活用し、自分自身の
考えをレポートにまとめたり、人前で発表したりする力を養う。(
3)(1)(2)を通して、日常生活や将来の仕事で何か問題が生
じたり、政策に対する判断が必要になった際に、的確に考えられる
力を身につける。
なお毎回の授業は、基本的に次のような要素から構成されます。
(1)関連する資料を読んだり、映像を見たりする。(2)背景と
なる基礎的な知識や社会学的な見方についての講義を聴く。(3)
みなさん自身が考えたことをリアクションペーパーに書く。
【授業の内容】
各回の授業内容は、以下のとおりです。
1.イントロダクション
2.「教育の社会学(キーワード:メリトクラシー、コミュニケー
ション能力、ゆとり教育)
3.労働の社会学(新卒採用、非正規労働、ブラック企業)
4.ジェンダーの社会学(セックスとジェンダー、性別役割分業、
ポジティブアクション)
5.家族の社会学(少子化、子育て支援、ワークライフバランス)
6.階層の社会学(階級と階層、格差と貧困、生活保護)
7.社会保障の社会学(福祉国家、公的扶助と社会保険、年金改革
8.地域の社会学(郊外化、団地、シャッター商店街)
9.エスニシティの社会学(ネーションとエスニシティ、外国人、
在日コリアン)
10.社会学の方法(1)(コント、マルクス、デュルケム)
11.社会学の方法(2)(ウェーバー、マートン、ゴフマン)
12.最終レポート&プレゼンテーションに向けて
13.グループディスカッション(1)
14.グループディスカッション(2)
15.最終レポート&プレゼンテーション
※キーワードは、授業を進める中で変更する可能性もあります
※なお最終回には、レポートの提出と併せてレポート内容の簡単な
発表(5人程度のグループに分かれて5分程度発表)を行います
【事前・事後学修】
【事前学修】第2~11回は、各回のキーワードに関連する記事や本
を調べておく。第1回はシラバスの熟読、第12回はそれまでの授業
レジュメの復習、第13~15回は最終レポートの準備をそれぞれ行う
(各2時間)
【事後学修】第1~11回および13・14回は、授業を通して自分が関
心をもったテーマについて関連する記事や本を調べる。第12回は最
終レポートの準備、第15回は自分のレポート・プレゼンテーション
について自己評価をそれぞれ行う(各2時間)
【テキスト・教材】
毎回資料を配布します。
【成績評価の方法・基準】
授業内レポート(リアクションペーパー) 30%
最終レポート 50%
最終プレゼンテーション 20%
【参考書】
長谷川公一ほか『社会学』(有斐閣 2007年)3675円
アンソニー・ギデンズ『社会学』5版(而立書房 2009年)3780円
経済学概論
経済学概論
高橋 意智郎
1年 前期 2単位
角本
1年
【事前・事後学修】
事前学修:配布された資料・プリントを次回の授業までに読んでお
くこと。
事後学修:授業中にとったノート、授業で使った資料・プリントを
参考にして授業内容を理解しているか確認すること。
【テキスト・教材】
テキスト・教材は指定しない。授業時に資料・プリントを配布する
。
【成績評価の方法・基準】
成績は、期末試験(70%)、課題(15%)、平常点(授業への積
極的参加)(15%)を総合して決定する。
【参考書】
毎回の講義のときに資料・プリントを配布するが、以下の文献を参
考書として指定する。
江良亮・森脇祥太編著『きっちり学ぶ経済学入門』(日本評論
社)。
2単位
【授業のテーマ・目標】
日本を初めとして今日ほとんどの国は、市場経済を採用している
。この市場を通じてわれわれ一人一人は、消費者として企業や政府
、さらに外国と結びついており、相互に経済的に影響を及ぼし合っ
ている。本講義では経済学の基礎を学ぶことによって、現代社会に
おける経済問題を論理的に理解できることを目的とする。そのため
に、一国全体の経済的なメカニズム(マクロ経済学)の基礎を学び
、次いで個々の消費者や企業の行動メカニズム(ミクロ経済学)の
基礎を学び、最後に世界経済との結びつきについて学ぶ。講義に際
しては、具体的な事例を用いてみなさんの理解の助けとなるよう配
慮する。また、理解を深めてもらうためのプリント課題を2回ほど
提出してもらう。
【授業の内容】
1.経済学とはどのような学問か
2.国民経済計算(新SNA)の仕方
3.三面等価の原則
4.均衡国民所得の決定
5.利子率と投資の決定
6.貨幣市場と利子率
7.これまでの復習(理解度テスト)
8.消費者行動の理論
9.需要曲線
10.企業行動の理論
11.供給曲線
12.市場均衡と効率性
13.不完全競争市場
14.国際経済
15.まとめ
【事前・事後学修】
【事前学修】授業時に次回の内容のプリントを配布するので、それ
を読んで事前学修の項目も考えておくこと。(学修時間 週2時間
)
【事後学修】授業で板書されたグラフをもう一度自分でノートに書
き、数値例も自力で解いて復習すること。(学修時間 週2時間)
【テキスト・教材】
テキストは指定せず、プリントを用いる。下記の参考書は授業の理
解を深めるために利用してほしい。
【成績評価の方法・基準】
成績は、理解度テスト(30%)、期末試験(50%)、プリント課題
(20%)によって総合的に評価する。
【参考書】
吉田良生/角本伸晃・他『ミクロ経済学入門[新版]』(成文堂 1
,836円)
中谷巌『入門マクロ経済学(第5版)』(日本評論社 2007年)3,
024円
【注意事項】
グラフを自分で書くことで経済学の理解はかなり進むので、板書し
たグラフは大きくノートに書き写してほしい。
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-3-
人 間 社 会
現 代 社 会
【授業のテーマ・目標】
今日、我々の経済社会は、1国の企業、政府、家計(あるいは個
人)が相互に経済的に関係し合うのみならず、国と国どうしも経済
的に関係し合うことで形成されている。本講義では経済学の基礎に
ついて学び、日本及び世界経済、企業行動及び消費者行動、さらに
は個人の日常生活の問題に至るまで経済学の理論や考え方を用いて
理解できることを目的とする。豊富な事例を盛り込んで、受講した
皆さんの興味を引く講義にしたいと考える。
【授業の内容】
1.経済学とはどのような学問か
2.経済学の基本概念
3.経済システム
4.高校数学の復習:指数を伴う関数
5.高校数学の復習:微分
6.消費者の行動と需要
7.需要曲線とその変化
8.生産者の行動と供給
9.価格決定のメカニズム
10.これまでの復習
11.不完全競争市場
12.日本経済と経済指標
13.国際経済と国際企業
14.経済トピック
15.総括
伸晃
後期
人
間
社
会
・
現
代
社
会
人
間
社
会
・
現
代
社
会
経営学概論
篠﨑
1年
香織
前期・後期
法律学
金津
1年
2単位
【授業のテーマ・目標】
経営学の対象である企業について、その仕組みと活動について理
解することを通して経営学の基礎を学習していきます。
授業の到達目標 経営学の基礎概念の習得を通して履修者に企業
および経営についての関心を高めてもらうことを目標とします。
【授業の内容】
第1週 ガイダンス
第2週 経営学とは?(企業・会社の概念、企業を取り巻く環境)
第3週 企業の諸形態①(経済形態を中心に)
第4週 企業の諸形態②(法律形態を中心に)
第5週 企業の諸形態③(株式会社について)
第6週 コーポレートガバナンス①(概念と発展プロセスについ
て)
第7週 コーポレートガバナンス②(仕組みについて)
第8週 老舗企業の観察・分析
第9週 老舗企業に関する分析結果(ディスカッション)
第10週 日本型企業システム①(これまでの日本的雇用慣行)
第11週 日本型企業システム②(近年の日本企業の取り組み)
第12週 経営理論①(テイラーの科学的管理法を中心に)
第13週 経営理論②(フォードの大量生産を中心に)
第14週 経営理論③(メイヨーのホーソン実験を中心に)
第15週 総括
【事前・事後学修】
【事前学修】各回のキーワードを事前に提示するので、調べてくき
てください。また事前に配布する資料に目を通し、内容について予
め調べておいてください(学修時間はおよそ1時間程度)。
【事後学修】授業の振り返りを行い、理解の深ぼりをおこなうとと
もに、理解の浅い部分については各自で調べておいてください。そ
れでもわからない場合は、次回の授業で質問できるように準備して
おいてください(学修時間はおよそ1時間程度)。
【テキスト・教材】
特にありません。
【成績評価の方法・基準】
成績は、講義中に実施する課題(20%)、期末試験(60%)、平
常点(授業への積極的参加など、20%)を総合して決定します。
【参考書】
井原久光『テキスト経営学 第3版』(ミネルヴァ書房、2010年)
経営学検定試験協議会監修、経営能力開発センター編『経営学検定
試験公式テキスト1』(中央経済社、2013年)
― 160 ―
-4-
謙
前期
2単位
【授業のテーマ・目標】
法律は、堅苦しい、冷たい、そして縁遠いなどと思われ、また自
由を奪うものと非難されることもある。しかし、社会生活の秩序を
維持するためには必須のものであり、身近に存在しているのであ
る。「社会あるところ法あり」という言葉で表現される法律につい
て、理解を深める。
【授業の内容】
社会問題および裁判例等を通し法的なものの考え方について具体
的に概説する。
第1回:法は身近な存在
第2回:法とは何か① ―六法の使用方法―
第3回:法とは何か② ―法と他の社会規範―
第4回:国家と法
第5回:家族と法① ―親族法―
第6回:家族と法② ―相続法―
第7回:財産と法① ―物権法―
第8回:財産と法② ―債権法―
第9回:契約と法① ―売買契約―
第10回:契約と法② ―賃貸借契約―
第11回:企業と法
第12回:犯罪と法
第13回:裁判と法
第14回:国際社会と法
第15回:総括
定期試験
【事前・事後学修】
【事前学修】法律学として初めて法を学ぶので、各回の授業内容を
参考書の該当箇所で予習しておくこと。(学修時間 週2時間)
【事後学修】発表・小テスト等を復習すること。次回の授業範囲を
予習し、専門用語等を理解しておくこと。(学修時間 週2時間)
【テキスト・教材】
テキストは特に指定せず、適宜プリントを配布する。教材として
六法を必ず持参すること。
石川明・池田真朗・宮島司・三上威彦・大森正仁・三木浩一・小
山剛 編『標準六法2014』(信山社出版)1,480円
【成績評価の方法・基準】
試験80点、小テスト10点、平常点(授業に関する質問等授業態度
)10点とする。
【参考書】
河原格編著『法学への一歩(第3版)』八千代出版、2,300円
法律学
金津 謙
1年 後期
コミュニケーション概論
2単位
裕子
前期・後期
2単位
【授業のテーマ・目標】
他者とのコミュニケーションは、人間の営みには欠かせないもので
す。加速化する情報社会とグローバル化にあって、コミュニケーシ
ョンの必要性が問われるのは、今に始まったことではありません。
では、どうして今、このコミュニケーションの必要性が叫ばれるの
でしょうか。また、人間がコミュニケーションをするとは、どうい
うことなのでしょうか。その意味は一体何なのでしょうか。
人間が人間に備わった諸器官と機能を、最大限に使って発信・受信
し、人間同士がやり取りする。近年、そこに多様な道具や情報機器
が介在するようになって、コミュンケーション状況は益々複雑化し
てきています。人はこれら手段や技能を使っても、「何かをする」
ために、コミュニケーションしようとします。人が無意識下で、伝
えようとしているものは何か、人が言語化した「言葉」に含める思
いとは何か、日常的過ぎてよくわかないコミュニケーションを、本
授業では、易しく紐解きながら、人が求める円滑かつ効果的なコミ
ュニケーションを、体系的かつ理論的に学んでいきます。併せて、
そこで起こる現象や課題にも目を向け、学問的に探ってみます。日
常で気軽に使える効果的なコミュニケーション術も、実践的にやっ
てみたいと思います。
【授業の内容】
第1週 ガイダンス
あなたのコミュニケーション力は?
第2週 コミュニケーションとは何か?
第3週 コミュニケーションでは何が問題になるのか、何が関係す
るのか
第4週 人間のコミュニケーションと人間間のコミュニケーション
第5週 人間関係とコミュニケーション
第6週 まとめクイズと「やってみましょう!」&フィードバック
第7週 人間の諸器官と機能、そして、コミュニケーション
第8週 非言語コミュニケーション
第9週 脳と発達、そして、言語コミュニケーション
第10週 言語化の意味と能力
第11週 伝達と表象
第12週 機器の介在と言語化伝達の難しさ
第13週 脳内コミュニケーション
第14週 テスト
第15週 総括
【事前・事後学修】
【事前学修】日常生活の中にあるコミュニケーション現象や問題・
課題にについて、なぜそのようになるのかを、意識的に考えること
。授業で出てきた事柄や専門的なことは、実際の場面にあてはめた
り、置き換えたりして考え、何が起こるのか、何がそこにはあるの
かを分析的に考えること。授業で出てきた内容や紹介された本など
は、前週までに必ず理解してくること。
【事後学修】授業内容を受けて、小課題(小テスト)として、毎週
まとめること。次週にはその提出を求めます。
【テキスト・教材】
必要なテキスト2種類はこちらで準備します。
紹介・指定された本は必ず手元におくようにしてください。必要な
ハンドアウトはこちらで準備します。
【成績評価の方法・基準】
小課題・小テスト(まとめクイズ)20%、「やってみよう!」10%、
中間レポート30%、期末レポート40%
【参考書】
授業中に紹介します。
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-5-
人 間 社 会
現 代 社 会
【授業のテーマ・目標】
法律は、堅苦しい、冷たい、そして縁遠いなどと思われ、また自
由を奪うものと非難されることもある。しかし、社会生活の秩序を
維持するためには必須のものであり、身近に存在しているのであ
る。「社会あるところ法あり」という言葉で表現される法律につい
て、理解を深める。
【授業の内容】
社会問題および裁判例等を通し法的なものの考え方について具体
的に概説する。
第1回:法は身近な存在
第2回:法とは何か① ―六法の使用方法―
第3回:法とは何か② ―法と他の社会規範―
第4回:国家と法
第5回:家族と法① ―親族法―
第6回:家族と法② ―相続法―
第7回:財産と法① ―物権法―
第8回:財産と法② ―債権法―
第9回:契約と法① ―売買契約―
第10回:契約と法② ―賃貸借契約―
第11回:企業と法
第12回:犯罪と法
第13回:裁判と法
第14回:国際社会と法
第15回:総括
定期試験
【事前・事後学修】
【事前学修】法律学として初めて法を学ぶので、各回の授業内容を
参考書の該当箇所で予習しておくこと。小テスト・レポート・発表
等の課題に取り組むこと。(学修時間 週2時間)
【事後学修】発表・小テスト等を復習すること。次回の授業範囲を
予習し、専門用語等を理解しておくこと。(学修時間 週2時間)
【テキスト・教材】
テキストは特に指定せず、適宜プリントを配布する。教材として
六法を必ず持参すること。
石川明・池田真朗・宮島司・三上威彦・大森正仁・三木浩一・小
山剛 編『標準六法2014』(信山社出版)1,480円
【成績評価の方法・基準】
試験80点、小テスト10点、平常点(授業に関する質問等授業態度
)10点とする。
【参考書】
河原格編著『法学への一歩(第3版)』八千代出版、2,300円
高木
1年
人
間
社
会
・
現
代
社
会
人
間
社
会
・
現
代
社
会
社会と統計
フューチャー・スキル実践
竹内
1年
松下
1年
光悦
後期 2単位
【授業のテーマ・目標】
社会において現状を測る、知る、行動するためには、様々なデー
タに基づく意思決定が求められる。大学教育においても調査データ
や実験データなどの取得から分析、報告など多くの科目において、
これらの素養は必須である。実社会においてもこれらのデータを適
切に処理する、分析する、表現するスキルは重要視され、ほとんど
の部署で、その基礎的な知識を必要とされており、それらの習得は
自分を助ける道具といえる。高度情報化社会において、これらのス
キルや知識は必須の内容といえよう。
本講義では、企業、団体活動はもちろんのこと、大学4年間にお
ける調査・実験系の講義・演習や卒業研究に必要なデータ処理、分
析に必要な基礎的なデータ分析を紹介する。特に実社会における実
データを活用し、そのデータの適切な処理、分析、表現方法を学ぶ
。
【授業の内容】
具体的には以下の内容を予定している
1.講義ガイダンスと統計科学の導入
2.社会科学データ(調査データや実験データなど)の利用
法と測定尺度
3.統計グラフを用いたデータ表現
4.表を用いたデータの整理1(度数分布表)
5.表を用いたデータの整理2(クロス集計)
6.代表値を使ったデータ比較
7.散布度を使ったデータ比較
8.順位に基づく指標を用いたデータ表現
9.代表値と散布度を用いたデータ表現
10.2変量データのグラフ表現、変量間の関係(相関と因果)
を探る
11.量的・質的データのまとめ方
12.統計的推定、統計的仮説検定の紹介及び利用
13.多変量解析の紹介及び利用
14.統計解析ソフトウェアの紹介
15.データ分析の実践―社会におけるデータの活用―
【事前・事後学修】
毎回の授業前に、テキストで該当箇所を予習、授業終了後はスラ
イド動画を公開するため、視聴して復習をしておくこと。
【テキスト・教材】
講義内で適宜紹介。
【成績評価の方法・基準】
講義内課題(演習・中間テスト・小レポートなど、50%)および
学期末レポート試験(50%)で評価。
【参考書】
竹内光悦・元治恵子・山口和範『アンケート調査とデータ解析の
仕組みがよ~くわかる本【第2版】』(秀和システム 2012年)、
山口和範『よくわかる統計解析の基本と仕組み、改訂版』(秀和シ
ステム 2004年)、ダレルハフ(訳:高木秀玄)『統計でウソをつ
く法―数式を使わない統計学入門』(講談社 1968年)、山本義郎
『レポート・プレゼンに強くなるグラフの表現術』(講談社
2005年)、牧野武文『グラフはこう読む!悪魔の技法』(三修社
2005年)、G.W. ボーンシュテット・D. ノーキ(監訳:海野道郎
・中村隆)『社会統計学―社会調査のためのデータ分析入門』(ハ
ーベスト社 1992年)
【注意事項】
本講義ではスマートフォン、タブレット端末または電卓などを端
末を毎回持ってくること。
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-6-
慶太
前期
2単位
【授業のテーマ・目標】
企業からの課題に対し、学生がグループワークを重ね、アイデアを
プレゼンテーションし、それを企業が評価するというPBL(Project
Based Learning)形式の演習を通して、「指示されれば動く」だ
けではなく、ビジネス・社会でも重視されている「自分から動く自
律的・主体的な力」を養うことが目的になります。
【授業の内容】
第1週 チームビルディング
第2週 企業Aからの課題出し
第3週 グループ活動(情報収集)
第4週 中間発表
第5週 グループ活動(議論)
第6週 グループ活動(準備)
第7週 プレゼンテーションと講評(企業A)
第8週 前半の振り返り
第9週 企業Bからの課題出し
第10週 グループ活動(情報収集)
第11週 中間発表
第12週 グループ活動(議論)
第13週 グループ活動(制作)
第14週 プレゼンテーションと講評(企業B)
第15週 全体の振り返り
【事前・事後学修】
各授業回にグループで設定した進捗に関する具体的な課題について
、次回授業会までに作業・報告の準備をすること。
【テキスト・教材】
特になし
【成績評価の方法・基準】
・グループ活動への参加度(50%)
・プレゼンテーション(50%)
【参考書】
特になし
【注意事項】
授業の進行のため、定員30名とし、エントリーシートと面談による
選抜を行う。履修希望者は、4月1日(金)から教務課窓口で配布さ
れるエントリーシートにあらかじめ記入し、面談日に持参すること
。
面談日は、4/6(水)13:00-18:00
および 4/7(木)13:00-18:00
(場所:渋谷キャンパス 1106松下研究室)
選考結果は、掲示・Web履修で発表する。
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― 163 ―
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人
間
社
会
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現
代
社
会
簿記論Ⅰ
簿記論Ⅰ
仕訳の基礎力を身に付ける。
石井 宏宗
1年 前期 2単位
小澤
1年
【授業のテーマ・目標】
本授業は,全経簿記2級もしくは日商簿記3級合格レベルの基礎力
習得を目標としている。
【授業の内容】
第1週
簿記の勉強方法
第2週
簿記の基礎
第3週
日常の手続きⅠ・・・勘定・仕訳
第4週
日常の手続きⅡ・・・転記・残高
第5週
商品売買Ⅰ・・・三分法・掛取引
第6週
商品売買Ⅱ・・・返品・値引き・諸掛り
第7週
現金
第8週
当座預金
第9週
小口現金
第10週 手形Ⅰ・・・約束手形・為替手形
第11週 手形Ⅱ・・・裏書・割引
第12週 その他の期中取引Ⅰ・・・貸付金・借入金
第13週 その他の期中取引Ⅱ・・・固定資産・有価証券
第14週 その他の期中取引Ⅲ・・・租税公課・資本金
第15週 前期定期試験対策
【事前・事後学修】
事前:次回講義の「小テスト」範囲を予習してくること.
事後:講義内でおこなった「小テスト」の復習をすること.
【テキスト・教材】
『2級商業簿記』公益社団法人全国経理教育協会.
【成績評価の方法・基準】
平常点(授業への取り組み姿勢)30点・定期試験70点
【参考書】
『全経簿記公式2級テキスト 第二版』ネットスクール.
― 164 ―
-8-
康裕
前期
2単位
【授業のテーマ・目標】
簿記は、家計や企業の活動を「お金」の流れという側面からとら
えるための技術です。家計の簿記が「家計簿」で、企業の簿記が本
講義で学ぶ「複式簿記」です。「家計簿」は、家のお金を管理(や
りくり)するため、一方、本講義で学ぶ複式簿記は、企業のお金を
管理(やりくり)し、企業の活動を「お金」という測定単位を使っ
て(一般に決算書と呼ばれるもので)表現するための技術です。
本講義では、複式簿記の基本的なルール、つまり、将棋で言えば
コマの動かし方を覚えていくレベルを扱います。また、一応の目安
として、日商簿記検定3級レベルの実力を身につけることを目標と
します。
【授業の内容】
第1週 簿記とは(なぜ簿記が必要か)
第2週 取引と仕訳
第3週 取引の分類と仕訳帳
第4週 決算全体の流れ
第5週 決算と簿記一巡の手続
第6週 精算表
第7週 勘定の締切
第8週 現金・預金
第9週 商品・売掛金・買掛金
第10週 手形
第11週 未収金・未払金・前払金・前受金
第12週 立替金・預り金など
第13週 手形の取り立て・不渡
第14週 手形の裏書譲渡等
第15週 振り返り
【事前・事後学修】
本講義では、毎回、はじめの15分ほどでQuiz(小テスト)を実施
します。内容は前回の確認です。したがって、事後学修として、講
義当日に講義内容の演習問題を復習してください。事前学修として
、Quizの準備をしてください。
【テキスト・教材】
教材(パワーポイント資料)は毎回配布しますが、予習や復習のた
めに『検定簿記講義/3級商簿記』(中央経済社)の最新版をおす
すめします。
【成績評価の方法・基準】
Quiz(小テスト)40%,試験50%,授業への取り組み(授業中の発言
・積極的な参加)10%で評価する。
【参考書】
苦手意識がある人は、ネットスクール出版の「すいすいシリーズ」
などを参考にしてください。
簿記論Ⅰ
簿記論Ⅱ
蒋 飛鴻
1年 前期
全経簿記検定2級合格を目指す。
石井 宏宗
1年 後期 2単位
2単位
【授業のテーマ・目標】
本授業は,全経簿記2級もしくは日商簿記3級合格レベルの基礎力
習得を目標としている。
【授業の内容】
第1週
簿記論Ⅰの復習テスト
第2週
試算表の作成Ⅰ・・・合計残高試算表
第3週
試算表の作成Ⅱ・・・重複取引
第4週
決算の手続きⅠ・・・決算整理・簿記一巡
第5週
決算の手続きⅡ・・・売上原価
第6週
決算の手続きⅢ・・・減価償却
第7週
決算の手続きⅣ・・・貸倒損失
第8週
決算の手続きⅤ・・・繰延・見越
第9週
決算の手続きⅥ・・・帳簿締切・財務諸表作成
第10週 伝票式会計
第11週 検定試験対策Ⅰ・・・問題答練
第12週 検定試験対策Ⅱ・・・問題答練
第13週 検定試験対策Ⅲ・・・問題答練
第14週 検定試験対策Ⅳ・・・問題答練
第15週 検定試験対策Ⅴ・・・問題答練
【事前・事後学修】
事前:次回講義の「小テスト」範囲を,予習してくること.
事後:講義で解いた「小テスト」を,必ず復習すること。
【テキスト・教材】
『2級商業簿記』公益社団法人全国経理教育協会.
【成績評価の方法・基準】
平常点(講義への取り組み姿勢)30点・定期試験70点
【参考書】
『全経簿記公式2級テキスト 第二版』ネットスクール.
【注意事項】
簿記論Ⅱは,簿記論Ⅰを受けた学生以外,受講不可。
― 165 ―
-9-
人 間 社 会
現 代 社 会
【授業のテーマ・目標】
簿記は企業の経済活動を貨幣数値によって組織的に記録,計算,
報告する技術を用いることにより,企業の状況を日常的に把握でき
るばかりでなく,損益計算書や貸借対照表などの財務諸表により,
企業の経営成績や財務状況を明らかにすることができる。したがっ
て,簿記に関する知識は,組織の管理や活動に関心をもつ者にとっ
て不可欠のものである。この授業は簿記上の処理について,日商簿
記検定3級レベルの実力を身につけることを目指す。
【授業の内容】
第1週 ガイダンス
第2週 簿記の目的と種類
第3週 簿記の基礎概念
第4週 取引,仕訳と転記
第5週 決算と6桁精算表
第6週 損益計算書と貸借対照表
第7週 現金,預金
第8週 現金過不足,小口現金
第9週 商品の売買
第10週 商品の払出単価
第11週 商品の棚卸と評価
第12週 仕入帳と売上帳
第13週 売掛金
第14週 買掛金
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
事前学修:小テスト・レポート・発表等の課題に取り組むこと
(学修時間週2時間)
事後学修:発表・小テスト等を復習すること。次回の授業範囲を学
習し,専門用語等を理解しておくこと。
(学修時間週2時間)
【テキスト・教材】
授業の1回目に指定する。
【成績評価の方法・基準】
小テスト30%,定期試験40%,授業への取り組み(授業中の発言・
積極的な参加)30%で評価する。
【参考書】
参考書や問題集については適時紹介する。
【注意事項】
簿記は学習の積み重ねが必要な科目であるため,授業には毎回出
席すること。出席できない場合は,次回の講義までに,前回の内容
を学習しておくこと。会計学の分野に関心を抱いた学生,3年次の
演習で「会計学(蒋ゼミ)」を選択予定の学生は,2年次に開講さ
れている「会計学総論」,「原価計算論」の受講を勧める。
人
間
社
会
・
現
代
社
会
人
間
社
会
・
現
代
社
会
簿記論Ⅱ
簿記論Ⅱ
小澤
1年
蒋 飛鴻
1年 後期
康裕
後期 2単位
【授業のテーマ・目標】
本講義では、簿記論Ⅰにひきつづいて、複式簿記の基本的なルー
ルを学習していきます。簿記論Ⅰと本講義を合わせて、日商簿記検
定3級に合格するレベルの実力を身につけることを目標とします。
【授業の内容】
第1週 簿記論Ⅰの復習と手形の割引
第2週 手形貸付金と有価証券
第3週 有形固定資産の取得
第4週 有形固定資産の売却
第5週 減価償却
第6週 資本金と引出金
第7週 収益と費用の見越し・繰延べ
第8週 消耗品・税金
第9週 3伝票制
第10週 現金出納帳・小口現金出納帳
第11週 仕入帳・受取手形記入帳など
第12週 売掛金元帳・商品有高帳など
第13週 貸倒引当金
第14週 練習問題
第15週 振り返り
【事前・事後学修】
本講義では、毎回、はじめの15分ほどでQuiz(小テスト)を実施
します。内容は前回の確認です。したがって、事後学修として、講
義当日に講義内容の演習問題を復習してください。事前学修として
、Quizの準備をしてください。
【テキスト・教材】
教材(パワーポイント資料)は毎回配布しますが、予習や復習の
ために『検定簿記講義/3級商簿記』(中央経済社)の最新版をお
すすめします。
【成績評価の方法・基準】
Quiz(小テスト)40%,試験50%,授業への取り組み(授業中の発
言・積極的な参加)10%で評価する。
― 166 ―
-10-
2単位
【授業のテーマ・目標】
会計諸科目では,簿記という技術を前提として論じる。また,組
織の管理や活動を担うものにとって,簿記・会計に関する知識や理
解は不可欠のものであり,それらは将来必ず必要とされる。そこで
簿記論Ⅱでは,簿記論Ⅰを踏まえてより複雑な取引を取り上げ,そ
の簿記上の処理について学習するとともに,財務諸表の概要につい
ても学ぶことにする。この授業は簿記論Ⅰと併せて学習することに
よって,日商簿記検定試験3級レベルの実力を身につけることを目
指す。
【授業の内容】
第1週 手形の振出,受入,引受
第2週 手形の取立と支払
第3週 手形の裏書譲渡と割引
第4週 有形固定資産の取得と売却
第5週 有形固定資産の減価償却
第6週 有価証券
第7週 その他の債権,債務
第8週 資本金と引出金
第9週 貸倒れと貸倒引当金
第10週 決算の手続きⅠ 消耗品,税金
第11週 決算の手続きⅡ 収益と費用の見越と繰延
第12週 決算の手続きⅢ 現金過不足,売上原価
第13週 決算の手続きⅣ 8桁精算表
第14週 伝票式会計
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
事前学修:小テスト・レポート・発表等の課題に取り組むこと。
(学修時間週2時間)
事後学修:発表・小テスト等を復習すること。次回の授業範囲を予
習し,専門用語等を理解しておくこと。
(学修時間週2時間)
【テキスト・教材】
授業の1回目に指定する。
【成績評価の方法・基準】
小テスト30%,定期試験40%,授業への取り組み(授業中の発言
・積極的な参加)30%で評価する。
【参考書】
参考書や問題集については適時紹介する。
【注意事項】
簿記は学習の積み重ねが必要な科目であるため,授業には毎回出
席すること。出席できない場合は,次回の講義までに,前回の内容
を学習しておくこと。会計学の分野に関心を抱いた学生,3年次の
演習で「会計学(蒋ゼミ)」を選択予定の学生は,2年次に開講さ
れている「会計学総論」,「原価計算論」の受講を勧める。
中国語コミュニケーションⅠA
中国語コミュニケーションⅠB
中嶋 諒・董 燕
1年 前期 2単位
中嶋
1年
【授業のテーマ・目標】
「中国語コミュニケーションⅠA」などで半年間中国語を学んだ
学生を対象とする、中国語入門の授業です。前期で習得した内容を
もとに、「聞く」力と「話す」力をさらに向上させて、中国語を媒
介とした異文化理解を目指します。
具体的には、常用会話文(50句程度)をマスターすると同時に、
やや複雑な表現を学んでいきます。また発音の確認、矯正も随時行
っていきますので、前期の学習に不安の残る学生の履修も歓迎しま
す。
【授業の内容】
週に2回の授業を行い、それぞれ日本人教員とネイティブスピー
カーがペアで担当します。教科書のほか、独自の教材(音声教材や
視覚教材など)を使って、「聞く」ことと「話す」ことに重点を置
いた授業を行っていきます。
さらに中国語の独得な表現・構造の学習を通じて、日中両国の文
化や習慣の違いにも目を向けていきたいと考えています。
第1週 はじめに・年齢の言い方
第2週 助動詞“会”と“能”
第3週 助動詞“想”・数詞述語文
第4週 曜日と時刻の言い方・時間詞
第5週 助動詞“要”と“不用”
第6週 禁止を表わす“不要”と“別”
第7週 比較の言い方・“一点儿”と“有点儿”
第8週 年月日の言い方・お金の言い方
第9週 時点と時間量・動量詞
第10週 連動文・進行を表わす“在”
第11週 完了の“了”と変化の“了”
第12週 未来を表わす“要”や“快要~了”
第13週 “更”と“最”・“可能”
第14週 仮定・「~するはず」を表わす“会”
第15週 総合復習・まとめ
【事前・事後学修】
毎回 次回の授業の内容を予告しますので、テキストの該当箇所
に目を通してきてください。また宿題を出した場合には、必ずやっ
てくるようにして下さい。
【テキスト・教材】
薫燕 遠藤光暁著『理香と王麗 話す中国語1』(朝日出版社)
*その他適宜プリント配布します。
【成績評価の方法・基準】
授業への参加度と学期末テストにより総合的に評価します。
授業への参加度 50%
1)小テスト 30%
2)発表
20%
学期末試験
50%
【注意事項】
前期の「中国語コミュニケーションⅠA」とセットで履修すると
、より理解が深まります。
― 167 ―
-11-
人 間 社 会
現 代 社 会
【授業のテーマ・目標】
これまで中国語を学んだことのない学生を対象とする、中国語入
門の授業です。この授業では、まずは中国語の発音の基礎となるピ
ンインを習得し、その上で簡単な日常会話(50句程度)をマスター
することを目標とします。
履修者はみな中国語の初心者ばかりですから、授業はゆっくり丁
寧に進めていきます。中国語や中国文化に少しでも興味があれば、
ぜひ思い切って受講してみてください。
【授業の内容】
週に2回の授業を行い、それぞれ日本人教員とネイティブスピー
カーがペアで担当します。教科書のほか、独自の教材(音声教材や
視覚教材など)を使って、「聞く」ことと「話す」ことに重点を置
いた授業を行っていきます。
文法事項の確認や教科書本文の講読のみならず、基本文型の暗唱
や会話文の実演などを繰り返し、学習内容を身体で覚えていくこと
を目指します。
第1週 はじめに・中国語と中国事情
第2週 ピンインの読み方(声調・母音)
第3週 ピンインの読み方(-nと-ng)
第4週 ピンインの読み方(子音)
第5週 ピンインの読み方(舌面音とそり舌音)
第6週 基本語順・人称代詞
第7週 否定文と疑問文
第8週 形容詞述語文・主述述語文
第9週 名前の聞き方・答え方
第10週 二重目的語・選択疑問文
第11週 “多少”と“几”・指示代詞
第12週 所有・存在を表わす“有”
第13週 助動詞“可以”・量詞
第14週 動詞の重ね型・動詞と前置詞の“在”
第15週 総合復習・まとめ
【事前・事後学修】
毎回 次回の授業の内容を予告しますので、テキストの該当箇所
に目を通してきてください。また宿題を出した場合には、必ずやっ
てくるようにして下さい。
【テキスト・教材】
薫燕・遠藤光暁著『理香と王麗 話す中国語1』(朝日出版社)
【成績評価の方法・基準】
授業への参加度と学期末テストにより総合的に評価します。
授業への参加度 50%
1)小テスト 30%
2)発表
20%
学期末試験
50%
【注意事項】
後期の「中国語コミュニケーションⅠB」とセットで履修すると
、より理解が深まります。
諒・董 燕
後期 2単位
人
間
社
会
・
現
代
社
会
人
間
社
会
・
現
代
社
会
社会の基礎数学
人間教育学概論
社会における情報システムの理解
中山 厚穂
1年 前期 2単位
子どもの養育をめぐる家庭と社会
広井 多鶴子
1年 後期 2単位
【授業のテーマ・目標】
現代社会は,多くの情報があふれ,多くの情報の中から必要なデー
タを選択して自ら判断するという機会が増えています.日常生活か
ら企業活動においていたるところで,客観的なデータにもとづいた
分析を実行できる能力が重要となっています.そのためには社会に
おける情報システムを理解することが重要になります.そこで,本
講義では,組織体(または社会,個人)の活動に必要な情報の収集
,蓄積,処理,伝達・利用にかかわる仕組みである情報システムに
ついて解説し,その仕組みについての理解を目標とします.
【授業の内容】
第01週 ガイダンス,社会情報のシステム化による問題解決
第02週 社会情報の数値化―経済指標の導入
第03週 社会事象を確率的に検証
第04週 文字を使った社会情報の表現
第05週 社会情報の数式化とその視覚化
第06週 線形計画法の導入
第07週 数値の規則性の表現―数列の考え方
第08週 数値の規則性の表現―いろいろな数列
第09週 数学記号の利用したモデル表現-指数-
第10週 数学記号の利用したモデル表現-対数-
第11週 数学記号の利用したモデル表現-シグマ記号やベクトル表
現-
第12週 データ構造の数式化―行列を用いたデータ表現
第13週 問題の見える化と仮説構築
第14週 社会の問題を論理的に検証
第15週 社会における情報システムの展開
【事前・事後学修】
事前に配布する資料・プリントなどを次回授業までに目を通してお
くこと.また,フィールドバックシートを配布するので,その日の
授業の課題やまとめ,意見などを書いて提出してもらう予定です.
【テキスト・教材】
テキストは特に指定しません.適宜,プリント等を配布します.
【成績評価の方法・基準】
授業内に行う演習(40%)及び学期末試験(60%)で評価します.
【参考書】
河添健著「数理と社会 増補版:身近な数学でリフレッシュ」(数
学書房)1995 円.
森雅夫・松井知己著「オペレーションズ・リサーチ(経営システム
工学ライブラリー)」(朝倉書店)4410 円.
【注意事項】
高校時に数学 I しか履修していない人でも履修することは可能で
す.
― 168 ―
-12-
【授業のテーマ・目標】
この講義では、ニート、少年非行、不登校、学歴社会といった今
日の若者や教育をめぐる問題を取り上げ、様々なデータを用いて、
これらの問題に関する言説や現状および原因を分析します。それに
よって、今日の教育問題を捉える視点と方法を身につけます。
【授業の内容】
第1週 オリエンテーション
第2週 フリーターの登場
第3週 フリーター増加の要因
第4週 「ニート」はどのように捉えられているか
第5週 「ニート」は増えているか
第6週 誰が「ニート」になるのか
第7週 少年犯罪は増えているか
第8週 少年犯罪は凶悪化・低年齢化しているか
第9週 少年犯座は「一般化」したか:原因論
第10週 1950年代の長期欠席問題
第11週 登校拒否問題の登場
第12週 登校拒否から不登校へ
第13週 不登校は心の問題か
第14週 学歴社会は崩壊したか
第15週 学歴と社会格差
【事前・事後学修】
授業のポイントをまとめる。
授業で紹介した文章を読む。
宿題を期限内に提出する。
【テキスト・教材】
授業でプリントを配布
【成績評価の方法・基準】
試験70% 課題提出(宿題)・授業態度など30%
【参考書】
本田由紀他『「ニート」って言うな!』(光文社新書、2006年)84
0円
広井多鶴子・小玉亮子『現代の親子問題』(日本図書センター、20
10年)2800円
ジェンダー論
日本語コミュニケーション基礎
山根 純佳
1年 前期
有賀
1年
2単位
【授業のテーマ・目標】
日本を生活の場とする我々は、普段日本語を使ってコミュニケー
ションをしていますが、多くの場合、自分がコミュニケーションの
場をどう認識し、どうふるまっているかを意識的に考えることはあ
りません。
この授業では、普段の自分の言語行動、および、自文化を形成し
ているものを意識化し、同時に、自分と異なるコミュニケーション
パターンを持つ人を理解し、さまざまな場面にうまく対処できるよ
うな「頭作り」をします。
【授業の内容】
第1週 ガイダンス 受講者アンケート 自己紹介
第2週 自分の言語生活を振り返る
第3週 自分の日本語力を意識してみる。
第4週 なぜ伝わるのか/伝わらないのか 1
短くても伝わるもの/ジョーク
第5週 なぜ伝わるのか/伝わらないのか 2 誤解、二義文
第6週 なぜ伝わるのか/伝わらないのか 3
規範とずれ 言語知識と背景知識
第7週 日本語/日本語使用者のバリエーション 1
―どのようなバリエーションがあるのか―
第8週 日本語/日本語使用者のバリエーション 2
―どのようなコミュニケーションが求められるのか―
第9週 日本語/日本語使用者のバリエーション 3
―どのように行動すればよいのか―
第10週 ここまでのふりかえり
第11週 待遇表現(敬語)の基礎知識
第12週 「感じのよい/感じの悪い」コミュニケーションとは
―話しことば―
第13週 「感じのよい/感じの悪い」コミュニケーションとは
―書きことば―
第14週 コミュニケーションを「成功」させるために何を考える
べきか
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
授業で扱った内容はしっかり理解して、次回の授業に臨むようにし
てください。また、常に身の回りの日本語を観察して気になる日本
語をピックアップし、自分なりの分析をまとめます。不定期に、授
業開始時に小テスト/小発表を行います。
(事前・事後学修合わせて週2時間)
【テキスト・教材】
テキストは指定しません。授業中に資料を配布します。
【成績評価の方法・基準】
出席日程基準を満たした学生について、以下の基準で評価を行いま
す。小テスト40%、平常点(授業への参加度、授業時提出物)40%
、分析ノート20%
【参考書】
大島弥生他『ピアで学ぶ大学生・留学生の日本語コミュニケーショ
ン』2012(ひつじ書房)
定延利之編著『私たちの日本語』2012(朝倉書店)
野田・森口『日本語を話すトレーニング』2004(ひつじ書房)
原沢伊都夫『異文化理解入門』2013(研究社)
【注意事項】
授業中は、さまざまなコミュニケーションサンプルを観察し、分析
してもらいます。
また、講義だけでなく、ペアワークやグループワークを行い、お互
いのコミュニケーションの中で、自らの言語行動を意識化していき
ますので、積極的な参加を希望します。
初回の人数によっては履修者の数を制限する可能性もあります。
― 169 ―
-13-
人 間 社 会
現 代 社 会
【授業のテーマ・目標】
「ジェンダー」は社会的文化的につくられた「女らしさ」「男らし
さ」を示す概念として普及しています。しかしジェンダーは、単に
男女間の「違い」を意味するだけではありません。ジェンダーは、
「男性=普遍/女性=特殊」「男性=支配/女性=被支配」という
男女間の関係を説明する概念として発展してきました。「ジェンダ
ー」という視点をもつことによって、こうした男女間の関係をつく
りだしている社会のしくみを解明し、解決することが求められてき
たのです。
本授業では、なぜ「ジェンダー」という概念が重要であるのか、
女性解放を求めるフェミニズム運動の視点を踏まえながら考えます
。家族,教育,身体、セクシュアリティをめぐる従来の社会や社会
科学の「知」に対し、ジェンダー論はどのような異議を申し立てて
きたのか、その結果これらの「知」がどのように変容してきたのか
を理解することを目標とします。
【授業の内容】
第1週 ジェンダーとは何か
第2週 人権とジェンダー
第3週 近代家族と家父長制
第4週 労働とジェンダー
第5週 教育とジェンダー
第6週 生殖、中絶とジェンダー
第7週 生殖技術と女性の身体
第8週 男性学の視点
第9週 同性愛の運動
第10週 LGBTの運動と社会変化
第11週 家族の多様化
第12週 ポストコロニアリズム
第13週 第三世界フェミニズム
第14週 ケアと女性の労働
第15週 総括
【事前・事後学修】
事前学修:授業で紹介する参考文献を読み,レポート作成に備える
こと.
テーマにかかわる新聞記事やメディアの情報を収集し,自分の意見
をまとめておくこと.
事後学修:授業後に不定期に小レポートを課すので、授業内容を踏
まえ執筆する
【テキスト・教材】
レジュメと資料を毎回配布する.
【成績評価の方法・基準】
授業後に課す小レポート40%,期末テスト60%
【参考書】
木村涼子・伊田久美子・熊安貴美江編著『よくわかるジェンダー・
スタディーズ』(ミネルヴァ書房、2013年)2808円
千田有紀・中西祐子・青山薫『ジェンダー論をつかむ』(有斐閣、
2013年)2052円
千佳子
前期 2単位
人
間
社
会
・
現
代
社
会
人
間
社
会
・
現
代
社
会
日本語コミュニケーション実践
地理学概論
有賀
1年
地域のとらえ方
竹林 和彦
1年 後期 2単位
千佳子
後期 2単位
【授業のテーマ・目標】
さまざまなコミュニケーションの場を想定し、それぞれの場面でど
のようにふるまうのが望ましいのかを考えます。さまざまな場面で
の困難点・問題点を意識しつつ、よりよい方法を実践と観察を通し
て考えていきます。
【授業の内容】
第1週 ガイダンス 受講者アンケート 「他己」紹介
第2週 コミュニケーション上の困難点を意識化する
第3週 自分自身の挨拶行動を観察する
第4週 日常会話における自分の話し方/聞き方を意識してみる
1
第5週 日常会話における自分の話し方/聞き方を意識してみる
2
第6週 「相手の面子にかかわる」否定的な言語行動をしなければ
ならないとき
第7週 わかりやすい/わかりにくい伝え方とは
第8週 発表練習 1 話しことば
第9週 発表練習 2 書きことば
第10週 グループワークでのふるまい方
第11週 SNS/メールのコミュニケーション
第12週 日本語学習者が接する日本語
第13週 「やさしい日本語」について
第14週 敬語やマナーのマニュアル本を評価する
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
【事前学修】講師が提示したテーマに沿って、各自下調べをしてく
る。(学修時間2時間)
【事後学修】授業で扱った内容はしっかり理解して次回の授業に臨
むこと。(学修時間1時間)
【テキスト・教材】
テキストは指定しません。授業中に資料を配布します。
【成績評価の方法・基準】
出席日程基準を満たした学生について、以下の基準で評価を行いま
す。
平常点(授業への参加度、授業時提出物)60%、下調べノート40%
【参考書】
大島弥生他『ピアで学ぶ大学生・留学生の日本語コミュニケーショ
ン』2012(ひつじ書房)
定延利之編著『私たちの日本語』2012(朝倉書店)
野田尚史・森口稔『日本語を話すトレーニング』2004(ひつじ書房
)
原沢伊都夫『異文化理解入門』2013(研究社)
【注意事項】
授業中は、発表や、ペアワーク・グループワークを行い、お互いの
コミュニケーションの中で、自分の言語行動を意識化し、スキルア
ップを目指します。積極的な参加を希望します。
初回の人数によっては履修者の数を制限する可能性もあります。
― 170 ―
-14-
【授業のテーマ・目標】
本授業のテーマは「現代社会の地理的な考察と理解」である。
グローバル化が進む現代社会において、多様な人間社会は互いに影
響を与えあい、地域は多様に変容している。地理学において、その
地域をどうとらえるかは重要な課題である。
そこで、授業ではまず、地理学の分析のためには地図や地形図の有
効性が高いことを確認し、日本を事例にいくつかの主題図の作成を
行う。次に「地域」「環境」「景観」をキーワードに地理学の分析
に必要な基礎的な地理学の視点・考え方を説明する。さらにそれら
技能をもとに、主題図や統計資料を用いて、現代社会の地理的事象
を多角的・多面的に考察していくことを行う。
また、目標は、現代社会のさまざまな地理的事象に注目し、①それ
らの地理的な分布や規則性を考察することができること、②それら
をまとまりがある地域としてとらえようとする地理的な見方や考え
方を理解すること、③諸事象を人文地理学的に考察する意義や有効
性を理解することである。
最終的には、ある地域を選択し、景観(景観写真)を読み取り、さ
まざまな資料をもとに地表面にあらわれた諸事象を地図化して考察
し、その地域社会を分析する技能を身につけることを目標とする。
【授業の内容】
第1週 オリエンテーション(本講義の目的と概要)
第2週 地理学と地図(地図の利用と有効性)
第3週 身近な地域と地図(メンタルマップ)
第4週 地理学における「地域」1(地域とは)
第5週 地理学における「地域」2(分析方法)
第6週 地理学における「地域」3(分析の発表)
第7週 地理学における「環境」1(環境とは)
第8週 地理学における「環境」2(分析方法)
第9週 地理学における「環境」3(分析の発表)
第10週 地理学における「景観」1(景観とは)
第11週 地理学における「景観」2(分析方法)
第12週 地理学における「景観」3(分析の発表1)
第13週 地理学における「景観」4(分析の発表2)
第14週 点(position)と面(site)から地域の特徴をとらえる
第15週 地域をとらえるということ
【事前・事後学修】
【事前学修】各自作成したレポートに基づいた発表があるので、必
ず指示された課題はこなして授業に参加すること。 (学修時間
週2時間)
【事後学修】授業で扱った内容、および他の学生が発表した内容を
まとめ内容の理解に努めること。(学修時間 週2時間)
【テキスト・教材】
地図帳(高等学校用のものが使いやすい。中学のものでも可)
テキストは特に指定はしないが、必要に応じプリント等を配布す
る。
【成績評価の方法・基準】
レポート(80%)は半期に3~4回程度課す。
それぞれのレポートごとに、①地理的な技法が習得できているか、
②内容(の理解度)、③体裁などで評価する。
授業中に行った議論をもとに、小レポートまたは感想など(20%)
を課し、内容の理解度で評価する。
【参考書】
講義内で適宜指示する。
【注意事項】
希望者がいればフィールドワークを行っている。「地域の環境と地
場産業」をテーマに実施する予定である。
全学の地理学と重複する内容が多いので、両方を履修する学生は注
意すること。
演習ⅡA
演習ⅡB
粟津 俊二・竹内 美香・山根 純佳・松浦 常夫・飯田 良明
・角本 伸晃・谷内 篤博・篠崎 香織・数野 昌三・斎藤 明
2年 前期 2単位
粟津 俊二・竹内 美香・山根 純佳・松浦 常夫・広井 多鶴子・
角本 伸晃・谷内 篤博・篠﨑 香織・数野 昌三・斎藤 明
2年 後期 2単位
【授業のテーマ・目標】
演習ⅡAに続いて、3年生からの専門的な学習とその後の社会生
活で必要となる学びのスキルを身につけることを目的とします。ク
ラスのメンバーと担当教員は代わりますが、教員やクラスの学生と
コミュニケーションを取って、学びのスキルを身につけ、それを将
来に生かしていきましょう。
【授業の内容】
第1週 ガイダンス
第2週から第14週までは、原則的に学生の発表、質疑応答、討論
という形で、学生が主体となって授業が進みますが、その間に以下
のような内容の授業を実施します。
2 テーマの選定
3 文献資料の種類
4 文献資料の収集
5 文献資料の要約とまとめ
6 データの収集と分析
7 図表の読み方と作成
8 レポートの作成
9 発表用ハンドアウト資料の作成
10 プレゼンテーションの方法
11 発表の利き方と質疑応答の方法
12 ディスカッションとディベート
13 教養科目と専門科目
14 レポートと専門的論文
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
事前学修:レポート、発表、議論等の準備や、指示された課題に取
り組むこと。学修時間 週2時間程度。
事後学修:専門用語の確認や、授業で扱った内容の見直しなどの復
習をすること。 学修時間 週2時間程度。
【テキスト・教材】
・各担当教員の専門分野に近い内容を、教材、題材として扱います
。具体的には、必要に応じ担当教員が指示します。
【成績評価の方法・基準】
平常点(演習中の発言・積極的な参加)50%、発表やレポート50
%
【注意事項】
・大学・学部・学科からの連絡事項を授業内でお知らせします。欠
席する場合は担当教員に事前にメール等で知らせてください。
・人間社会学科は、学科選択時の希望調査に従ってクラス編成を行
います。現代社会学科は、1年次と同様に自動的にクラス編成を行
います
― 171 ―
-15-
人 間 社 会
現 代 社 会
【授業のテーマ・目標】
大学生活とその後の社会生活で必要となる学びのスキルを身につ
けることを目的とします。1年生の演習で学んだ「読み、書き、話
す」の基礎的な能力をさらに伸ばし、3年生からの専門的な学習に
円滑に移行できるようにトレーニングします。
【授業の内容】
第1週 ガイダンス
第2週から第14週までは、原則的に学生の発表、質疑応答、討論
という形で、学生が主体となって授業が進みますが、その間に以下
のような内容の授業を実施します。
2 テーマの選定
3 文献資料の種類
4 文献資料の収集
5 文献資料の要約とまとめ
6 データの収集と分析
7 図表の読み方と作成
8 レポートの作成
9 発表用ハンドアウト資料の作成
10 プレゼンテーションの方法
11 発表の利き方と質疑応答の方法
12 ディスカッションとディベート
13 教養科目と専門科目
14 レポートと専門的論文
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
事前学修:レポート、発表、議論等の準備や、指示された課題に取
り組むこと。学修時間 週2時間程度。
事後学修:専門用語の確認や、授業で扱った内容の見直しなどの復
習をすること。 学修時間 週2時間程度。
【テキスト・教材】
・各担当教員の専門分野に近い内容を、教材、題材として扱います
。具体的には、必要に応じ担当教員が指示します。
【成績評価の方法・基準】
・平常点(演習中の発言・積極的な参加)50%、発表やレポート50
%
【注意事項】
・大学・学部・学科からの連絡事項を授業内でお知らせします。欠
席する場合は担当教員に事前にメール等で知らせてください。
・人間社会学科は、学科選択時の希望調査に従ってクラス編成を行
います。現代社会学科は、1年次と同様に自動的にクラス編成を行
います
人
間
社
会
・
現
代
社
会
人
間
社
会
・
現
代
社
会
英語コミュニケーションⅡA
阿佐美 敦子・小林 裕子・藤原 正道・柳瀬 実佳・山下
代子・ディオリオ・マルチェフ・ライト・ラルー
2年 前期 2単位
早
【授業のテーマ・目標】
1.社会で起こっている様々な情報を英語で理解し、それについて
自分の意見を英語で述べたり議論したりできるようになる。
2.英語を通して異文化を理解し、国際人となるべき基礎力をつけ
、自ら英語でコミュニケーションできるようになる。
3.TOEICテストで高得点を目指し、自分の英語力を示すことがで
きるようになる。
【授業の内容】
英語運用能力を養うための、リスニング・スピーキング、リーディ
ング・ライティングの総合的学習をする。
Vocabulary-単語力を伸ばし、適切に使えるようにする。
Grammar-文法知識を整理し、正確に使えるようにする。
Reading-社会で起こっている様々な話題について英語で多角的に
読み、考えることができるような力をつける。
Writing-英語で書く基本を学び、テーマに関して様々なスタイル
で文章が書ける力をつける。
Listening and Speaking-二つのテキストの共通テーマについて、
聞き、話すことができるようになる。
Critical thinking-上の様々な活動を通してそれぞれのテーマに
ついて英語で批判的意見を述べることができるようにする。
第1週 ガイダンス
第2週 Unit 1-1 How to make a strong first impression
第3週 Unit 1-2
第4週 Unit 2-1 Knowing your tasters
第5週 Unit 2-2
第6週 Unit 3-1 Practice makes ...pain?
第7週 Unit 3-2
第8週 Review 1
第9週 Unit 4-1 Living outside the box
第10週 Unit 4-2
第11週 Unit 5-1 The biology of altruism
第12週 Unit 5-2
第13週 Review 2
第14週 Inclass examination
第15週 TOEIC受験
【事前・事後学修】
事前:準備学習が必須。英語のみで書かれたテキストを使用するの
で、リスニング、リーディング両クラスのテキストとも必ず学習す
るUnitの予習をし、わからない単語は調べてくること
事後:復習の宿題は必ず提出のこと。manabaにも学習に関するヒン
トが提示されることがあるので、チェックすること。
【テキスト・教材】
Gramer and Ward「Q. Skills for Success 3 READING AND WRITING
」Oxford University Press
Crave and Sherman「Q. Skills for Success 2 LISTENING AND SP
EAKING」Oxford University Press
Trew「TACTICS FOR TOEIC Listening and Reading Test」Oxford U
niversity Press
【成績評価の方法・基準】
期末テスト(40%)、毎回の小テスト(20%)、発表(30%)、課
題提出(10%)
注意)いずれか一方のクラスの欠席が1/3を超えると単位が出ない
。
【参考書】
クラスで紹介する。
【注意事項】
1.週2回の授業を2名の教員が担当する。
― 172 ―
-16-
2.評価は二つのクラス別々に行なわれるが、評価は総合点となる
。
3.3冊すべての教科書を前期・後期で使用する。
4.毎回のクラスでTOEICの受験対策も行う。
5.TOEICテストは学期末試験と同じ扱いになり、受験しないと単
位がでない。
英語コミュニケーションⅡB
阿佐美 敦子・小林 裕子・藤原 正道・柳瀬 実佳・山下
代子・ディオリオ・プラザ・マルチェフ・ライト・ラルー
2年 後期 2単位
早
2.評価は二つのクラス別々に行なわれる。
3.3冊すべての教科書は前期からの継続となる。
4.毎回のクラスでTOEICの受験対策も行う。
5.TOEIC受験は学期末試験と同じ扱いになる。
人 間 社 会
現 代 社 会
【授業のテーマ・目標】
1.社会で起こっている様々な情報を英語で理解し、それについて
自分の意見を英語で述べたり議論したりできるようになる。
2.英語を通して異文化を理解し、国際人となるべき基礎力をつけ
、自ら英語でコミュニケーションできるようになる。
3.TOEICテストで高得点を目指し、自分の英語力を示すことがで
きるようになる。
【授業の内容】
英語運用能力を養うための、リスニング・スピーキング、リーディ
ング・ライティングの学習をします。
以下に詳細を示します。
Vocabulary-単語力を伸ばし、適切に使えるようにする。
Grammar-文法知識を整理し、正確に使えるようにする。
Reading-社会で起こっている様々な話題について英語で多角的に
考えることができるような力をつける。
Writing-英語で書くルールや基本を学び、テーマに関して様々な
スタイルで文章が書ける力をつける。
Listening and Speaking-二つのテキストの共通テーマについて、
聞く力をつけ、効果的に英語で話せるようになる。
Critical thinking-上の様々な活動を通して、各Unit のテーマに
ついて批判的な目、批評力を身につけ、自分の意見を英語で述べる
ことができるようにする。
人
間
社
会
・
現
代
社
会
第1週 ガイダンス
第2週 Unit 6-1 Happiness is in the shoes you wear
第3週 Unit 6-2
第4週 Unit 7-1 The climb of my life
第5週 Unit 7-2
第6週 Unit 8-1 New zero -carbon city to be built
第7週 Unit 8-2
第8週 Review 1
第9週 Unit 9-1 How a Ugandan girl got an education
第10週 Unit 9-2
第11週 Unit 10-1 2b or not 2b?
第12週 Unit 10-2
第13週 Review 2
第14週 Inclass examination
第15週 TOEIC受験
【事前・事後学修】
事前:英語のみで書かれたテキストを使用するので、両クラスとも
必ず学習するUnitの予習をし、わからない単語は調べてくること。
事後:復習の宿題は必ず提出のこと。manabaにヒントが出ることが
あるので、チェックする。
【テキスト・教材】
Gramer and Ward「Q. Skills for Success 3 READING AND WRITING
」Oxford University Press
Crave and Sherman「Q. Skills for Success 2 LISTENING AND SP
EAKING」Oxford University Press
Trew「TACTICS FOR TOEIC Listening and Reading Test」Oxford U
niversity Press
【成績評価の方法・基準】
期末テスト(40%)、毎回の小テスト(20%)、発表(30%)、課
題提出(10%)
注意.いずれか一方のクラの欠席が1/3を超えると単位が出ない。
【参考書】
クラスで紹介する。
【注意事項】
1.週2回の授業を2名の教員が担当する。
― 173 ―
-17-
人
間
社
会
・
現
代
社
会
中国語コミュニケーションⅡA
中国語コミュニケーションⅡB
中嶋
2年
中嶋
2年
諒・董 燕
前期 2単位
【授業のテーマ・目標】
「中国語コミュニケーションⅠA・ⅠB」などで一年間中国語を
学んだ学生を対象とする、中国語の授業です。これまでに学習して
きた初級文法の再確認をしながら、発音とリスニングの強化を行い
、さらにこまやかな中国語力を身につけることを目標とします。
具体的には、新たな会話表現(50句程度)をマスターすると同時
に、論理的、抽象的な語彙を増やし、より複雑な表現ができるよう
にしていきます。
【授業の内容】
「中国語コミュニケーションⅠA・ⅠB」と同様に、週に2回の
授業を行い、それぞれ日本人教員とネイティブスピーカーがペアで
担当します。教科書のほか、独自の教材(音声教材や視覚教材など
)を使って、「聞く」ことと「話す」ことに重点を置いた授業を行
っていきます。
さらに中国語の独得な表現・構造の学習を通じて、日中両国の文
化や習慣の違いにも目を向けていきたいと考えています。
第1週 はじめに・存現文
第2週 同一・類似を表わす表現
第3週 強調を表わす“是”・逆接の文
第4週 “着”の用法・“在+動詞”との違い
第5週 結果補語・“再”の用法
第6週 数量補語・程度補語
第7週 方向補語・“別~了”の文
第8週 “把”を使った文・“是~的”の文
第9週 可能補語・可能を表わす助動詞との違い
第10週 使役・“祝~”の文
第11週 受身・後置修飾語
第12週 疑問詞+“都”・同一の疑問詞の呼応
第13週 様態補語・“~多了”の文
第14週 さまざまな表現
第15週 総合復習・まとめ
【事前・事後学修】
毎回 次回の授業の内容を予告しますので、テキストの該当箇所
に目を通してきてください。また宿題を出した場合には、必ずやっ
てくるようにして下さい。
【テキスト・教材】
薫燕・遠藤光暁著『理香と王麗 話す中国語2』(朝日出版社)
*その他 適宜プリントを配布します。
【成績評価の方法・基準】
授業への参加度と学期末テストにより総合的に評価します。
授業への参加度 50%
1)小テスト 30%
2)発表
20%
学期末試験
50%
【注意事項】
後期の「中国語コミュニケーションⅡB」とセットで履修すると
、より理解が深まります。
― 174 ―
-18-
諒・董 燕
後期 2単位
【授業のテーマ・目標】
「中国語コミュニケーションⅡA」などで、基礎を習得した学生
を対象とする中国語の授業です。これまでに学んできた知識を整理
した上で、中国語検定試験を視野に入れて、リスニングと文法事項
の確認を中心に授業を進めます。
ややハードな内容となりますが、無理なく着実に中国語能力が身
につくよう、メリハリのある授業を行っていきます。また受講者の
要望に応じて、中国語検定の対策も実施する予定です。
【授業の内容】
週に2回の授業を行い、それぞれ日本人教員とネイティブスピー
カーがペアで担当します。教科書のほか、独自の教材(音声教材や
視覚教材など)を使って、「聞く」ことと「話す」ことに重点を置
いた授業を行っていきます。
さらに中国語の独得な表現・構造の学習を通じて、日中両国の文
化や習慣の違いにも目を向けていきたいと考えています。
第1週 はじめに・基礎文法の整理
第2週 長文(中国の文化について)の精読
第3週 長文(中国の文化について)のまとめと問題演習
第4週 長文(中国の社会について)の精読
第5週 長文(中国の社会について)のまとめと問題演習
第6週 中国語検定試験の対策(中検)
第7週 長文(中国の歴史について)の精読
第8週 長文(中国の歴史について)のまとめと問題演習
第9週 長文(中国の政治について)の精読
第10週 長文(中国の政治について)のまとめと問題演習
第11週 中国語検定試験の対策(HSK)
第12週 長文(中国の時事について)の精読
第13週 長文(中国の時事について)のまとめと問題演習
第14週 リスニングの対策と問題演習
第15週 総合復習・全体のまとめ
【事前・事後学修】
毎回 次回の授業の内容を予告しますので、プリントの該当箇所
に目を通してきてください。また宿題を出した場合には、必ずやっ
てくるようにして下さい。
【テキスト・教材】
適宜プリントを配布します。
【成績評価の方法・基準】
授業への参加度と学期末テストにより総合的に評価します。
授業への参加度 50%
1)小テスト 30%
2)発表
20%
学期末試験
50%
【注意事項】
前期の「中国語コミュニケーションⅡA」とセットで履修すると
、より理解が深まります。
行動科学
松浦 常夫
2年 前期
カウンセリング基礎
2単位
育代
後期
2単位
【授業のテーマ・目標】
カウンセリングの主要な理論や技法、および、心理査定の方法論を
概説し、人の心を理解し援助するアプローチとはどのようなものか
について学びます。また、日常的に経験するストレスについての理
論や対処の考え方も紹介します。その中で、カウンセリングの基礎
知識を日常に活かし、自己および他者理解につながる視点をもてる
ようになることを目指します。
【授業の内容】
第1週 カウンセリングとは
第2週 カウンセリングのプロセス
第3週 クライエント中心療法
第4週 傾聴技法
第5週 構成的グループ・エンカウンター
第6週 精神分析
第7週 交流分析
第8週 行動療法
第9週 認知行動療法
第10週 心理アセスメントの方法
第11週 心理アセスメントの体験
第12週 ストレスとは何か
第13週 ストレス対処の考え方
第14週 リラクセーション法
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
【事前学修】次回の授業で扱うテーマについて、関連書籍などにあ
たり、問題意識をもって授業に臨めるようにしておいてください。
【事後学修】授業内容および小テストについて復習し、自分の言葉
で説明できるように理解を深めておいてください。
【テキスト・教材】
テキストの指定はありません。必要な資料については授業中にプリ
ントを配布します。
【成績評価の方法・基準】
・授業への取り組み状況(小レポートなど)40%
・期末レポート 60%
を総合して評価します。
【参考書】
・平木典子(著)(1997)カウンセリングとは何か 朝日選書586
朝日新聞出版
・諸富祥彦(編)(2011)人生にいかすカウンセリング ―自分を
見つめる 人とつながる― 有斐閣アルマ
・杉浦京子(2002)臨床心理学講義―実習を通して学ぶ― 朱鷺書
房
【注意事項】
この授業では、講義形式だけではなく、適宜グループでの話し合い
やグループワークも取り入れながら、学習を進めていきます。
積極的に授業に参加する態度が望まれます。
― 175 ―
-19-
人 間 社 会
現 代 社 会
【授業のテーマ・目標】
行動科学は心理学、社会学、文化人類学等の社会科学と生物科学
と統計学を基礎として、人間の行動を理解する学問です。ここでは
主として心理学の観点から人間の行動の原因と仕組みについて考え
ていきます。
【授業の内容】
1 行動科学と心理学
2 動機づけの欲求論的アプローチ
3 内発的動機づけ
4 動機づけの認知論的アプローチ(目標)
5 動機づけの認知論的アプローチ(期待)
6 動機づけの情動論的アプローチ(感情)
7 感情の行動への影響
8 行動の決定因としての性格
9 行動の決定因としての態度
10 学習心理学(環境と行動)
11 学習による行動の習得と維持(条件づけ)
12 社会的学習(観察学習と模倣学習)
13 ルール志向行動
14 望ましくない行動を減らすための方法
15 まとめ
【事前・事後学修】
事前学修 シラバスを見て予習する。(学修時間 週2時間)
事後学修 配布されたプリントを復習する。(学修時間 週2時間
)
【テキスト・教材】
毎回プリントを配布します。
【成績評価の方法・基準】
試験60%、感想文・授業態度40%で評価します。
【参考書】
奈須正裕 『やる気はどこから来るのか』(北大路書房 2002年)
1,260円
【注意事項】
授業開始後10分以降に入室したり、授業に私語をしたりした場合
は、原則的に欠席扱いとします。
近藤
2年
人
間
社
会
・
現
代
社
会
人
間
社
会
・
現
代
社
会
社会心理学
メディア社会論
飯田
2年
飯田
2年
良明
前期 2単位
【授業のテーマ・目標】
具体的な社会的文脈における人間の意識・態度・行動の理解が社
会心理学の大きな目的です。社会的存在である人間が「社会」を形
成し、同時に「社会」が人間に影響を与えます。その相互影響過程
に潜んでいる法則性を学んで社会への適応力を身につけることが目
標になります。
複雑な社会現象・社会問題の社会心理学的解明と理解力を向上に
よって21世紀の新時代を切り拓く視座の確立を目指します。常識と
は微妙に異なる社会心理学の専門用語を解読してゆきます。
【授業の内容】
1 社会心理学とは何か・社会心理学の歴史
2 自己とは・アイデンティティ
3 社会的認知・偏見・ステレオタイプ
4 役割行動・役割葛藤・役割距離化
5 欲求・欲求不満・自己実現
6 態度・態度変容・動機付け
7 消費行動・記号消費
8 個人の意思決定と集団の意思決定
9 準拠集団の機能
10 官僚制組織の生理と病理
11 リーダーシップとフォロアーシップ
12 暴動とパニック
13 援助行動のジレンマ
14 攻撃行動のジレンマ
15 政治行動のジレンマ
【事前・事後学修】
受講前に必ず次回テーマのテキストを熟読し、キーワードを整理し
た上で受講のこと。
受講後は指示されたキーワードを200字程度に纏めておくこと。
【テキスト・教材】
林茂樹・飯田良明編著『新版 社会心理学』(中大生協出版局、201
3年、2100円)
【成績評価の方法・基準】
定期試験(80%)、レポート(20%)
【参考書】
テキストに表示されていますが、授業でも指示します。
【注意事項】
授業の素材はできるかぎり現実の問題を扱いますので「新聞を読
む習慣」のある学生の受講を望みます。なお、後期開講の「メディ
ア心理学」は昨年度の「応用社会心理学」に代わる科目です。応用
社会心理学で扱ったメディアに関するテーマを中心に社会心理学的
視点で取り上げますので継続受講を勧めます。大学生としての基本
的知識・理論を身につけたい学生の受講を望みます。
― 176 ―
-20-
良明
後期
2単位
【授業のテーマ・目標】
モバイルメディア、ソーシャルメディアが普及した現代社会におい
て家族、教育、仕事、文化など社会におけるさまざまな領域が変容
している。本講義ではメディアに関する理論・枠組みを用いつつ、
各領域の変容と課題、可能性について考察することでメディア社会
の輪郭を理解することを目標とする。
【授業の内容】
1. ガイダンス
2. メディアと技術決定論:マクルーハン
3. 声の文化・文字の文化:オング
4. 想像の共同体:アンダーソン
5. 複製技術としてのメディア:ベンヤミン
6. 場所感と電子メディア:メイロヴィッツ
7. セカンドオフライン
8. ゲスト講演1:ソーシャルメディアの社会への影響について
9. 社会運動とソーシャルメディア
10. エンターテイメントとソーシャルメディア
11. 教育・学習とソーシャルメディア
12. ワークプレイス・ワークスタイルとソーシャルメディア
13. ゲスト講演2:メディア社会における技術のあり方について
14. メディア社会の展望
15. まとめ
【事前・事後学修】
教科書の該当箇所を読み理解しておくこと。また理論と実際の出来
事・ニュースとを結びつけて論じることができるように、ニュース
・出来事を収集しておくこと。
【テキスト・教材】
富田英典編(2016)『ポスト・モバイル社会』世界思想社
【成績評価の方法・基準】
参加状況・リアクションペーパーの提出:40%
試験:60%
社会言語学
応用経済学
高木 裕子
2年 前期
経済理論の基礎と応用
江良 亮
2年 後期 2単位
2単位
【授業のテーマ・目標】
経済理論の基礎とその応用について学びます。メディア報道やアル
バイト経験などから、皆さんも、景気の動向が自分の日常生活と密
接に繋が っていることを実感していると思います。そのような生
活実感の背景にある経済理論を学ぶことにより、今後の日本経済や
世界経済についての理解が深まるはずです。しかし、経済学の基礎
理論は、学習の初歩が最もわかりにくいのが特徴です。とはいえ、
最初の基本を乗り越えれば、その後は非常に明快に応用的な分析も
理解できるようになります。そして、経済学が試験科目となってい
るような公務員試験(地上・国2等)や各種資格試験(中小企業診
断士や不動産鑑定士等)対策にもなります。
【授業の内容】
第1週 マクロ経済の基礎用語
第2週 財市場の均衡条件
第3週 乗数効果
第4週 貨幣供給
第5週 貨幣需要
第6週 IS-LM分析①-定義と導出
第7週 IS-LM分析②-財政金融政策の効果
第8週 経済成長理論
第9週 家計の行動①-限界効用と予算制約
第10週 家計の行動②-効用最大化条件と与件の変化
第11週 企業行動①-限界費用と平均費用
第12週 企業行動②-利潤最大化条件と損益分岐点
第13週 不完全競争市場
第14週 市場の効率性
第15週 総括
【事前・事後学修】
講義内容のパワーポイント資料を事前にmanaba courseにUPします
ので必ず確認してください。予習として資料をきちんと読み、理解
できなかった点についてをまとめ、授業にのぞんでください。(週
2時間)
そして、講義資料の復習ポイントを必ず確認し(週2時間)、基本
用語を覚え、主要論点について論述回答ができるようにしてくださ
い。
【テキスト・教材】
江良亮・森脇祥太編『きっちり学ぶ経済学入門』日本評論社
江良亮・森脇祥太著『からだで覚える経済学』日本評論社
【成績評価の方法・基準】
期末試験を行います。加えて、授業中での積極的な参画(口頭での
質問への回答、質疑応答への対応等)を考慮します。
【参考書】
授業に関連する日本経済新聞の記事等を配布します。
【注意事項】
講義回数の制約もあり、公務員試験や資格試験の出題範囲を演習問
題含め、完全にすべて網羅するには、時間的に足りないかもしれま
せん。よって、上記試験受験希望者は個別にも対応します。気軽に
質問してください。講義終了後や電子メール等といった形式で相談
に応じます。
― 177 ―
-21-
人 間 社 会
現 代 社 会
【授業のテーマ・目標】
言語が実際の使用場面でどのように使われ、またそれは人の言語生
活や行為・行動、考え方とどう係わっているのか、さらには様々な
社会問題や言語現象とどう関連しているのかを、広く「社会」との
結びつきから、またその視点から読み解いていこうとするのがこの
分野です。授業では、「言語とは何か」という基本概念から、人間
のコミュニケーションの実態やその背景にある諸理論、言語が地域
や社会状況によって、どのように変化しているのか、また、いつ、
どこで、誰と、どのように話すかで、言語運用は変わること、さら
には、聞き手の態度によっても変わってしまうこと等、人が言語を
使う時に係わる様々な問題や側面を、単なる文法解釈以上の、でも
ニュアンスでけではない、場や人間関係といった、社会・心理的要
因から明らかにしていきます。授業では、講義だけでなく、これら
人の言語に係わる諸問題や現象について調べたり、インタビューを
通じた質的調査をしたりして、実際に理解していきます。そこで必
要になる言語をクリティカルに解み解くことで、実際に言語調査が
できるようにまでします。
【授業の内容】
1.社会言語学とは何か
2.社会言語学(的)能力とコミュニケーション能力、そして、
伝達能力
3.言語学の世界と言葉を見る目
4.クリティカル言語認識
5.ポリティカリー・コレクトと調査倫理
6.言語調査と調査方法、そして、言語資料収集と言語記録保
存
7.言葉のマクロ的研究(1) 言語問題と言語政策
8.言葉のマクロ的研究(2) 国家と言語計画
9.言葉のマクロ的研究(3) 言葉とパワー
10.言葉のマクロ的研究(4) 言語行動と社会的メッセージ
11.言葉のミクロ的研究(1) 人と言葉
12.言葉のミクロ的研究(2) 言葉の使い分けと言語意識
13.言葉のミクロ的研究(3) 言語接触・言語変化
14.言葉のミクロ的研究(4) 言語現象と言語習得
15.言葉のミクロ的研究(5) 総括と言語の未来
【事前・事後学修】
テキストは指定されていますので、
【事前学修】各週で掲げられたテーマ該当部分や指定の各章は、必
ず読み、それに関連した課題は調べ、所定の期限までに必ず提出す
ること。
【事後学修】
授業内容を踏まえたレポートはじめ、質的調査に係わる調査結果は
、最終レポートと共に、所定の期限までに必ず提出すること。
【テキスト・教材】
飯野金一他『新世代の言語学』(くろしお出版 2006年)1,800円
【成績評価の方法・基準】
期末レポート30%、調査の実施と結果の提出60%、課題10%
【参考書】
授業中に適宜紹介します。
【注意事項】
質的調査や質的研究法、言語調査や言語を通じた調査法を、広く身
に付けていくだけでなく、言語を通じた世界認識や現象学・認識論
についても学びます。「目からうろこ」、言語研究とはこんなもの
だったのかと認識を新たにするはずです。言語なくして、どんな調
査も研究もできずです。しっかり学んでください。将来、きっと役
に立つはずです。
人
間
社
会
・
現
代
社
会
人
間
社
会
・
現
代
社
会
キャリア・デザイン論
言語コミュニケーション教育論
高橋
2年
高木
2年
意智郎
前期 2単位
【授業のテーマ・目標】
この授業では「キャリアデザイン」について、理論と実践の両面
から学んでいきます。さらには演習形式(参加型の授業方式)を採
用しながら受講生自身のキャリアデザインを描いていきます。より
具体的には「キャリアデザイン」、「就活計画」、「挑戦すべき資
格」、「専門ゼミの選択」、「専門科目の選択」などについて受講
生が自立的に意思決定出来るように支援していきたいと思っていま
す。人社の学生のためのオリジナル講座です。
【授業の内容】
授業の内容は以下のとおりです。
(1)オリエンテーション
(2)キャリアデザインの体験的事例紹介
(3)「大学生のための総合的キャリアデザインモデル」の提
示
(4)「環境条件」についての考え方と対応の仕方
(5)「運」についての考え方と対応の仕方
(6)自己分析―1(ライフデザイン:自分の生き方について)
(7)自己分析―2(ライフデザイン:働くことをどうとらえ
るか)
※グループ研究(働くことの意義:ラベル集約法)
(8)自己分析―2(ライフデザイン:働くことをどうとらえ
るか)
※グループ研究(働くことの意義:報告会)
(9)自己分析―3(関心事項について)
(10)自己分析―4(能力・性格・適性について)
(11)業界・企業・業種の研究
(12)マッチング
(13)就活の体験事例紹介
(14)目標遂行計画の作成
(15)まとめ
なお、理論についてはHansen,L.S.,Super,D.E., Schein,E.H
.,Holland,J.L.,Krumboltz,J.D.,Schlossberg,N.K.,Rogers
,C.R.,Ellis,A.等の研究を取りあげ、関連の深い授業テーマの
ところで紹介していきます。
講義、個人研究、グループ研究、映像学習、体験事例紹介など、
様々な手法を用いて進めていきます。講義を聴いているだけでの授
業ではなく、演習形式(参加型の授業方式)になりますのであらか
じめ承知おき下さい。
【事前・事後学修】
事前学修:配布された資料・プリントを次回の授業までに読んで
おくこと。
事後学修:授業中にとったノート、授業で使った資料・プリント
を参考にして授業内容を理解しているか確認すること。
【テキスト・教材】
釼地邦秀著、『大学1・2年から始めるキャリアデザイン』(日
本経済新聞出版社 2010年)1,260円
【成績評価の方法・基準】
授業貢献度(90%)、期末レポート(10%)で評価します。
【参考書】
授業の中で、必要なときに必要な文献を紹介します。
【注意事項】
・2年生限定の講座です。1・3・4年生は履修できません。
・この講座は演習形式(参加型の授業方式)を採用しますので1ク
ラス30名を上限とします。30名を超える場合は抽選とさせて頂き
ます。
― 178 ―
-22-
裕子
後期
2単位
【授業のテーマ・目標】
言語コミュニケーション教育論では、人間の心や社会の仕組みにも
注目しながら、言語を通じたコミュニケーションのあり方につい
て考えるだけでなく、言語教育に係わる諸理論や言語教育支援のあ
り方について学んでいきます。また、今日ある言語に係わる「職業
」や言語を通じた「仕事」について、実際に考えていくために、ど
のような視点や能力が必要なのかを、言語と教育の関係について考
える「教育言語学」や言語と社会の係わりを考える「社会言語学」
から検討していきます。その上で、実際に言語教育支援ができるよ
うになるための実際論としてのスキルと実践能力を付けていきます
。この授業から、新たな仕事や活動の分野を見出してください。
【授業の内容】
1.人間の心と社会の仕組みからみる言葉とは何か
2.人間関係とコミュニケーション
3.今、なぜ言語教育支援が必要なのか
4.言語教育とは一体何だったのか、言語教育支援とは何か
5.言語教育の現場と実際
6.言語教育支援の現場と実際
7.職業として教えるということ、人を支援するということ
8.社会貢献と社会支援、そして、ソーシャルワーク
9.社会的活動と動機づけ理論
10.社会や社会問題・社会現象を、どう認識するのか
(現象学・解釈学の必要性)
11.何について、教えるのか、何を支援するのか
12.何を、どう教えるのか
(言語教育法・言語指導法・アプローチ)
13.実践と実際(言語を教える、言語でつながるなど)
14.実践と実際(青年海外協力隊やソーシャルワークなど)
15.さあ、教えてみよう!
【事前・事後学修】
【事前学修】「言語教育とは何か」等について事前にまとめてくる
、また、授業では発表したり、ディスカッションしたりするので、
学習内容を深めてくること。また、この分野で活躍・実践されてい
る方を招いた場合は、その分野・領域について、質問できるにする
こと。
【事後学修】新しい分野だけに、ここで何ができるのかを考えるこ
とが重要なため、その都度、確認のための小レポートを課します。
【テキスト・教材】
ハインドアウトはじめ、関係資料や教材はこちらで準備します。
【成績評価の方法・基準】
複数課題レポート50%、期末試験30%、模擬実践20%
【参考書】
授業中に適宜紹介します。
【注意事項】
新しい分野だけに、授業で得たことを、ご自身で再構成、まとめ
ることが必要です。また、目を海外の教育現場やフィールドに向け
、将来、この分野で何ができるか、ここで学んだことをどう活かせ
るのかといった見地から考えておくことは重要です。
民法概論
数野 昌三
2年 前期
社会調査概論
2単位
光悦
前期
2単位
【授業のテーマ・目標】
社会調査はあらゆる社会現象の解明に利用され、公開されている
公的統計、調査票を利用した調査票調査から、インターネットを利
用したWeb調査等、調査法の形態も様々である。これらはそれぞれ
利点と欠点があり、これらを把握しながら目的に合わせ利用するこ
とが重要である。
社会問題をテーマに、社会情報を集めるプロセス「調べる」「分
析する」「まとめる」を体系的に学ぶことが大切である。
本講義では、社会調査を行なう際に実際に展開することになる一
連の体系(調査の企画・設計、標本設計、調査票作成、調査実施、
データ作成、集計・分析、調査結果の検討・報告書作成等)を踏ま
え、社会調査全般の概念の習得を目指す。
【授業の内容】
具体的には以下の内容を予定している
1.授業ガイダンスと社会調査の概要、社会情報の活用
2.社会調査の意義と目的
3.社会調査の歴史と現在、統計的調査と事例研究の方法
4.社会調査のいろいろな方法―量的調査と質的調査
5.調査対象抽出の考え方
6.調査倫理と社会調査を実施する際の注意点
7.国勢調査と官庁統計及び公開データの活用
8.学術調査の目的と実際
9.世論調査の目的と実際
10.マーケティング・リサーチの目的と実際
11.フィールドワークとインタビュー調査
12.調査票調査の目的と実際
13.社会調査での統計的分析法
14.PCを用いた資料の整理と報告
15.社会調査のまとめ
【事前・事後学修】
毎回の授業前に、テキストで該当箇所を予習、授業終了後はスラ
イド動画を公開するため、視聴して復習をしておくこと。
【テキスト・教材】
講義内で適宜紹介。
【成績評価の方法・基準】
講義内課題(演習・中間テスト・小レポートなど、50%)および
学期末レポート試験(50%)で評価。
【参考書】
竹内光悦・元治恵子・山口和範『アンケート調査とデータ解析の
仕組みがよ~くわかる本【第2版】』(秀和システム 2012年)、
谷岡一郎『「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめ』
(文藝春秋 2000年)、内田治・醍醐朝美『実践 アンケート調査
入門』(日本経済新聞社 2001年)、盛山和夫『社会調査法入門』
(有斐閣 2004年)、大谷信介他『社会調査へのアプローチ』(ミ
ネルヴァ書房 1999年)
【注意事項】
本講義では社会調査系の講義の基礎になるため、卒論等で調査を
行う人は十分な習得を目指して欲しい。また社会情報を取り扱うた
め、社会情報系に興味がある人の履修を期待したい。
― 179 ―
-23-
人 間 社 会
現 代 社 会
【授業のテーマ・目標】
民法は、われわれ市民の日常生活における紛争が訴訟になった
場合、その解決の判断基準を示す基本となる法律である。本法は、
取引の中心となる権利主体や、どのような取引においても問題とさ
れる規定などからなる民法総則、人の財産の支配および取引に関す
る財産法および家族関係に関する家族法から構成されている。この
民法に関して、現代的な諸問題を視野に入れ、関連する裁判例をも
踏まえ具体的に概説する。
【授業の内容】
第1週 民法とはどのような法律か
第2週 民法の指導原理
第3週 契約の成立・効力
第4週 売買契約
第5週 賃貸借契約
第6週 金銭消費貸借契約
第7週 物的担保
第8週 人的担保
第9週 不法行為責任
第10週 消費者取引
第11週 消費者信用
第12週 製造物責任
第13週 親族法
第14週 相続法
第15週 総括
【事前・事後学修】
【事前学修】各週の授業内容を参考書の該当部分で予習し、それに
加え、小テストに備え準備学修しておくこと(学修時間 週2時
間)。
【事後学修】各週の授業内容を参考書の該当部分で復習し、それに
加え、返却された小テストに関して復習しておくこと(学修時
間 週2時間)。
【テキスト・教材】
・ テキストは特に指定せず、適宜プリントを配布する。
・ 教材として六法を必ず持参のこと。
【成績評価の方法・基準】
期末試験80%、小テスト10%、平常点(授業に関する質問等授業態
度)10%とする。
【参考書】
・ 幾代通=遠藤浩 編・奥田昌道補訂『民法入門』【第6版】
(有斐閣 2012年)
・ 近江幸治『民法講義0-ゼロからの民法入門-』(成文堂
2012年)
竹内
2年
人
間
社
会
・
現
代
社
会
人
間
社
会
・
現
代
社
会
調査・実験データ処理法
教育心理学
竹内
2年
織田
2年
光悦
後期 2単位
【授業のテーマ・目標】
知識基盤社会といわれる現在、様々なタイプや大きさのデータを
適切に扱える能力は重要である。特に、問題解決を行う際には、調
査や実験によるデータの取得、またそのデータの処理・分析は社会
人として基礎的であり、必須の知識やスキルといえる。
本講義では表計算ソフト(Microsoft Excel など)を用いて、社
会調査や心理実験、社会情報などで得られるデータを処理、分析す
る知識やスキルの習得を踏まえ、多様な現場での即戦力育成を目指
す。
【授業の内容】
具体的には以下の内容を予定している
1.ガイダンス、データ分析の導入、社会情報の活用
2.表計算ソフトの導入:数値の入力、表の作成、関数の利用
3.確率論・標本抽出の理論の基礎
4.データ処理基礎:データ入力・変換・並べ替え・抽出、
統計グラフ、簡易データベース
5.データの集計応用:ピボットテーブル、クロス集計、
属性相関係数
6.データの要約化:基本統計量(代表値、散布度)、
分析ツールの活用
7.データの関係把握:相関関係、相関係数、偏相関係数
8.データの傾向把握:回帰分析の基礎、変数のコントロール
9.統計的推定と統計的仮説検定の理論の導入
10.統計的仮説検定 I:平均や比率の差の検定
11.統計的仮説検定 II:独立性の検定
12.時系列分析入門:時系列分析、変動分解
13.調査・実習データを用いた報告書作成と社会における
表計算ソフトの活用
14.調査・実習データ処理実習
15.調査・実習データ処理のまとめ
【事前・事後学修】
毎回の授業前に、テキストで該当箇所を予習、授業終了後はスラ
イド動画を公開するため、視聴して復習をしておくこと。
【テキスト・教材】
教科書は適宜授業内で紹介。
【成績評価の方法・基準】
講義内課題(演習・中間テスト・小レポートなど、50%)および
学期末レポート試験(50%)で評価。
【参考書】
竹内光悦・酒折文武・宿久洋『実践ワークショップExcel徹底活
用統計データ分析基礎編』(秀和システム 2008年)、渡辺美智子
・神田智弘『実践ワークショップ Excel 徹底活用 統計データ分析
―基本統計量の活用方法から時系列分析・多変量解析の実践まで,
(秀和システム 2008 年)、竹内光悦・元治恵子・山口和範『ア
ンケート調査とデータ解析の仕組みがよ~くわかる本【第2版】』
(秀和システム 2012年)、内田治『すぐわかるSPSSによるアンケ
ートの調査・集計・解析 第3版』(東京図書 2007年)、青木繁伸
『Rによる統計解析』(オーム社 2009年)
【注意事項】
本講義では実践的にデータ分析の演習を行うため、PC教室で行い
ます。教室の都合のため、上限があります。上限を希望者が超した
場合には掲示しますので注意して下さい。なお、基礎から応用へ段
階的に紹介するため、遅刻、欠席は注意すること。なお情報の基礎
的な導入に関してはリテラシーの授業を参考にされたい。
― 180 ―
-24-
弥生
後期
2単位
【授業のテーマ・目標】
教育心理学には,心理学で明らかになった知見を教育現象に応用す
るという側面と,教育現場において要請される課題を独自の方法で
解決しようとする側面があります。本授業では,心理学の知見から
教育心理学を考え,「発達」「教授・学習」「人格・社会・適応」
「評価・測定」等の観点から,総合的に教育心理学を学びます。将
来教職に就く可能性のある人には,教育の前提となる必須の基礎知
識として身につけてもらいたいと思います。教職に就かない人にも
,自分が受けてきた教育,将来子供に受けさせる教育の基礎となる
知見について,知識を深めていただきたいと思います。
【授業の内容】
第1回 ガイダンス・歴史
第2回 発達①幼児期
第3回 発達②老年期まで
第4回 学習①学習の基礎
第5回 学習②記憶
第6回 学習指導
第7回 集団
第8回 教育評価
第9回 知能
第10回 適応
第11回 性格①性格検査
第12回 性格②性格の理論,性格の形成
第13回 障害
第14回 映像資料の紹介
第15回 まとめ
【事前・事後学修】
各回のテーマについて,【参考書】の欄に挙げた書籍などを参考に
予習をしておいてください。また授業後には必ず資料を読み返し,
わからない部分を確認しておいてください。毎回の配布資料の最後
にある参考文献を読むのも勉強になります。
【テキスト・教材】
授業中に資料を配布します。
【成績評価の方法・基準】
期末試験(70%),平常点(授業への積極的参加)(30%)を総合
して評価します。
【参考書】
●教育心理学関係
米澤・足立・倉盛 編著 1998 教育心理学 北大路書房
多鹿 著 2001 教育心理学 「生きる力」を身につけるために
サイエンス社
山崎 編著 2004 教育心理学ルックアラウンド ブレーン出版
●一般心理学関係
北尾・中島・井上・石王 共著 1998 グラフィック心理学 サイ
エンス社
中島・繁桝・箱田編 2005 新・心理学の基礎知識 有斐閣ブック
ス
【注意事項】
心理学系の授業を受講するのがはじめての人でも分かるように授業
をおこなうつもりです。そのため,他の心理学系の授業を履修した
ことのある人は内容が一部重なる可能性があります。授業の進行に
より,内容が前後したり変更になる可能性があります。
企業戦略論
キャリア・マネジメント論
高橋 意智郎
2年 前期 2単位
自分のキャリアデザインのヒントを探る
谷内 篤博
2年 後期 2単位
【授業のテーマ・目標】
世の中には社会的ニーズによってさまざまな職業や仕事が作り出
され、それらを通して人びとは多様な生き方や働き方をしています
。こうした多様な職業や仕事は、社会的ニーズと個人の必要性、つ
まり個人の働き方がマッチングして生まれます。
本講義では、まずこうした職業の意義やその要素、職業観の変化
を明らかにすることから始め、次に主に若年層と女性に焦点をあて
て、生き方と職業の関係を解説し、最後に働く人にとって望ましい
キャリア形成のあり方を解説する。講義のなかでは、最新のキャリ
ア論の紹介やニート、フリーター問題などの若年層をめぐるトピッ
クスなども取り上げ、解説をしていきます。
また、自己の職業適性やキャリア志向の診断なども講義のなかに
入れていきたいと考えています。
この講義を通して、学生の皆さんは自分にとって働く意味とは何
かを理解するとともに、望ましいキャリア形成やキャリアマネジメ
ントのあり方を学ぶことができます。
【授業の内容】
第1週 働く目的とは何か
第2週 職業の意義とその要素
第3週 職業観の変化(若年層と中高年層との比較)
第4週 良い仕事の条件
第5週 企業意識と職業意識
第6週 仕事と家事、ボランティアとの違い
第7週 若年層における仕事志向の高まり
第8週 プロフェッショナル志向の高まりとキャリア形成
第9週 多様な雇用形態と働き方
第10週 フリーターという働き方の光と影
第11週 コース別雇用管理の功罪(一般職、総合職の危うさ)
第12週 職業アイデンティティとキャリアアンカー
第13週 企業内におけるキャリア形成とCDP
第14週 ワークキャリアとライフキャリアの統合
第15週 自分にとって働く意味とは、望ましいキャリア形成とは
【事前・事後学修】
事前学修:レポート課題に取り組むこと(学修時間 隔週2時間)
事後学修:レポートの振り返り(隔週1時間)と次回の授業範囲の
予習(週2時間)
【テキスト・教材】
谷内篤博『大学生の職業意識とキャリア教育』(勁草書房,2005年
)2,200円
谷内篤博『働く意味とキャリア形成』(勁草書房,2007年)2,200円
【成績評価の方法・基準】
成績評価は、定期試験の得点(70%)、レポートの出来映え(20%
)、平常点(リアクションペーパー、10%)で評価する。
なお、授業中の積極的な発言は加点評価の対象とします。
【参考書】
金井壽宏『働くひとのためのキャリア・デザイン』PHP研究所
玄田有史『仕事のなかの曖昧な不安』中央公論新社
永野仁編『大学生の就職と採用』中央経済社
【注意事項】
本講義は極めて連続性が強いため、休まずに出席することを強く望
みます。
なお、本講義は自分の将来に不安を抱いていたり、将来のキャリ
ア形成に不安を抱いている学生には、有益な授業となります。
― 181 ―
-25-
人 間 社 会
現 代 社 会
【授業のテーマ・目標】
今日、各業界において企業は激しい競争を繰り広げている。企業
戦略論は、自社が顧客やライバル企業と向き合うなかでどのように
して自社の利益や企業価値を向上させていくかについての論理を考
える学問である。本講義では、企業戦略論の視点から様々な業界に
おける日本企業や外国企業の企業行動を理解できることを目的とす
る。豊富な事例を盛り込んで、受講した皆さんの興味を引く講義に
したいと考える。
【授業の内容】
1. ガイダンス:企業戦略論について
2. 全社戦略のフレームワーク
3. プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント
4. ポジショニング・アプローチ
5. 戦略グループと移動障壁
6. 資源アプローチ
7. 事業の多角化
8. VRIOフレームワーク
9.ゲーム理論のアプローチ
10.企業の国際化
11.コーペティション
12.ブルーオーシャン戦略
13.国際戦略のフレームワーク
14.企業戦略のトピック
15.総括
【事前・事後学修】
事前学修:配布された資料・プリントを次回の授業までに読んで
おくこと。
事後学修:授業中にとったノート、授業で使った資料・プリント
を参考にして授業内容を理解しているか確認すること。
【テキスト・教材】
テキスト・教材は指定しない。毎回の講義のときに資料を配布す
る。
【成績評価の方法・基準】
本講義では、講義中に何回か課題を行う。成績は、期末試験
(50%)、講義中に行う課題(30%)、平常点(授業への積極的参
加)(20%)を総合して決定する。
【参考書】
青島矢一・加藤俊彦『競争戦略論』(東洋経済新報社 2003年)
谷口和弘著『戦略の実学』(NTT出版 2006年)
人
間
社
会
・
現
代
社
会
人
間
社
会
・
現
代
社
会
ワーク・ライフ・バランス論
商法概論
女性の生涯のキャリアデザイン
山根 純佳
2年 前期 2単位
齋藤
2年
【授業のテーマ・目標】
女性が働きつづけるために必要な実践的,理論的知識を身につける
ことを目的とします.企業における女性の位置,結婚・離婚の実態
,育児休業制度や短時間勤務制度などの状況,両立のための社会的
支援(保育サービスや介護サービス),社会保障制度(年金)など
をとおして,生涯にわたる女性のキャリア・プランについて考察し
ます.
授業の後半(第9週から14週)では,東京都生活文化局作成の
「大学生に向けたキャリアコンテンツ」を利用して,グループワー
クやディスカッションをとおして女性の生涯のキャリアについて考
えます.
【授業の内容】
第1週 ガイダンス
第2週 結婚をめぐる社会変化 未婚化と離婚
第3週 出産と女性のキャリア
第4週 育児と女性のキャリア
第5週 両立支援の企業の制度
第6週 両立のための社会サービス
第7週 育児と介護のダブルケア
第8週 シングルで生きる
第9週 ワーク・ライフ・バランスについて学ぼう
第10週 ライフキャリアを考えてみよう
第11週 キャリアの多様性を知ろう
第12週 キャリアの多様性を知ろう 社会人へのインタビュー
第13週 女性のキャリアケースから学ぼう
第14週 働きはじめてからのトラブルに備えて
第15週 総括
【事前・事後学修】
事前学修:新聞等のメディア情報をとおして,女性が働くことの課
題について情報を収集しておくこと.
事後学修:合計8回の小レポートや課題を出しますので,締め切り
までに必ず提出すること.締め切り後の提出は減点します.
【テキスト・教材】
東京都生活文化局WEBサイト「TOKYOワーク・ライフ・バラ
ンス」を参照のこと
【成績評価の方法・基準】
ディスカッションやグループワークへの貢献度10%,授業期間内
の小レポート40%,期末レポート50%
【注意事項】
女性労働をめぐるより専門的な問題については,後期「女性と労働
」,雇用労働の課題については,後期「ダイバーシティ論」を受講
のこと
― 182 ―
-26-
雅代
前期
2単位
【授業のテーマ・目標】
現代の社会において大きな役割を果たしている企業について、企
業を取り巻く法である商法の基礎的な知識を身につけるとともに、
企業とのかかわりで起こるさまざまな法的問題や法的紛争を解決す
る力を身につけることを目標とする。
【授業の内容】
第1週 企業と法
第2週 企業とは何か
第3週 企業の商号
第4週 企業の営業
第5週 企業の営業の補助者
第6週 企業の破たん
第7週 企業の再編
第8週 企業と取引
第9週 企業取引のルール
第10週 消費者取引
第11週 会社とは何か
第12週 株式会社の特徴
第13週 株式会社のしくみ(1)株主総会
第14週 株式会社のしくみ(2)取締役会・代表取締役
第15週 総括
【事前・事後学修】
【事前学修】次回の授業範囲を予習し、専門用語等を調べておくよ
うにしてください。(学修時間2時間)
【事後学修】授業時に配布する確認問題に取り組み復習してくださ
い。(学修時間2時間)
【テキスト・教材】
テキストは指定せず、授業時にレジュメを配布します。
六法(判例の有無・出版社等は問わない)を必ず持参してください
。
【成績評価の方法・基準】
定期試験80%、小テスト・課題の提出20%とします。
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現
代
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応用心理学
生涯心理学
安全の心理学
松浦 常夫
2年 後期 2単位
竹内
2年
【授業のテーマ・目標】
交通安全での考え方をベースに、労働安全、製品安全、食品安全
など日常生活の中で生じる安全の心理学について学びます。安全は
人間の欲求の中でも飲食と睡眠に次ぐ基本的なものですが、危険な
目に合って初めてその大切さに気づきがちです。この授業から現代
社会を生き抜くための実践的な知識を身につけましょう。
【授業の内容】
1 安全と安心
2 リスクとその社会的受容
3 リスクの認知
4 危険の発見(ハザード知覚)
5 危険の見積もりと対処(リスク知覚とリスクテイキング)
6 リスクアセスメント
7 労働安全:働く人の安全
8 労働衛生:働く人の健康
9 食品安全
10 製品安全
11 事故原因としてのヒューマンエラー
12 事故原因としての違反
13 エラーや事故の要因としての技能と体調
14 事故時のコミュニケーションエラー
15 まとめ
【事前・事後学修】
事前学修 シラバスを見て予習する。(学修時間 週2時間)
事後学修 毎回のテーマは必ずしも連続したものではありませんが
、前回までのプリントを復習して授業にのぞんで下さい。(学修時
間 週2時間)
【テキスト・教材】
毎回プリントを配布します。
【成績評価の方法・基準】
試験60%、感想文・授業態度40%で評価します。
【注意事項】
授業開始後10分以降に入室したり、授業に私語をしたりした場合
は、原則的に欠席扱いとします。
― 184 ―
-28-
美香
前期
2単位
【授業のテーマ・目標】
本科目では、人を「生涯にわたり発達し、変化し続ける存在」とし
てとらえ、それぞれの年齢・時期に出遭う課題を心身の特性や健康
、社会文化的役割の視点で学ぶ。
私たちは人の生涯を発達段
階や年齢で分類して扱おうとするが、現実には人の生涯は連続して
いる。しかも心理社会的な課題はどのような時期にもあり、人はい
つも不安である。特に「少子高齢社会」となった我が国では、定年
後の長い余命の時間を自立して自己責任で生きることが求められる
ようになっている。私たちは「余命」をただ生きるだけでなく可能
な限り「健康余命」としておきたいのであり、「余暇」や「シニア
・ライフ」も悠々自適な生活や幸福への単純な憧れ以上に切迫した
課題である。このような背景を踏まえ、本科目は「人の生涯にわた
る発達と変化」に興味と希望を持ち、主体的に自身の人生を考える
態度を養うことを目標とする。
【授業の内容】
第1週 科目の目標と生涯発達の概要
第2週 発生 「胚」から誕生 親子の出会い
第3週 幼児期の特性と能力
第4週 児童期の発達課題
第5週 思春期の特性と仲間
第6週 思春期の発達像に見る現代社会
第7週 青年期の発達課題
第8週 青年期の危機
第9週 青年期の出会い
第10週 成人期1 自立への移行
第11週 成人期2 仕事とキャリア
第12週 成人期3 新しい家庭をつくる
第13週 老年期の特性と危機
第14週 老年期と「人生の集大成」
第15週 まとめ わたしの「生涯発達」
【事前・事後学修】
【事前学修】過去1週間の「こども・青年・成人と仕事・高齢者に
関するマスコミ報道を含めた出来事もしくは自身の経験的事実」に
ついて、よくチェックし理解してくる。毎回のワークシートに記述
することを求めるので、書けるようにしておく。
【事後学修】単元の節目に小レポート課題を課す。最終レポート課
題と併せて、提出することを求める。
【テキスト・教材】
適宜、資料やワークシートを準備して配布する。映像資料も用意す
る。
【成績評価の方法・基準】
最終レポート70%、平常点すなわち提出物と授業内のワークシー
ト等でみる取り組み 30%
【参考書】
伊東・竹内・鈴木 編著「食べる・育てる心理学」川島書店
心理学実験実習Ⅰ
心理学実験実習Ⅱ
粟津 俊二・村田 藍子
2年 前期 2単位
粟津
2年
【授業のテーマ・目標】
心理学では、調査や実験、観察など様々な方法によってデータを
集め、実証的に思考を進める。この授業では、心理学実験実習Ⅰで
学習した内容にもとづいて、自ら実験・調査をデザインし、文献を
調べ、結果を分析し、心的事象について考える能力を養うことを目
的とする。
【授業の内容】
1.ガイダンス
2. コミュニケーション1(デモ実験)
3.コミュニケーション2(実験準備)
4.コミュニケーション3(実験実施)
5.コミュニケーション4(発表)
6.イメージの記憶1(デモ実験)
7.イメージの記憶2(実験準備)
8.イメージの記憶3(実験実施)
9.イメージの記憶4(発表)
10.自由課題1(テーマ決定)
11.自由課題2(実験時準備)
12.自由課題3(実験実施)
13.自由課題4(発表)
14.レポートのフィードバック
15.総括
【事前・事後学修】
実験の計画、準備、実施、データ分析、発表準備、レポート執筆を
行って下さい。平均して4週間に1回の発表及びレポート提出を求
めます。また、基準に満たないレポートは再提出が必要です。学習
時間 週4時間程度
【テキスト・教材】
指定しない
【成績評価の方法・基準】
授業中の発表内容(10%)、レポートの内容(90%)をもとに評
価する。
【参考書】
・B.フィンドレイ「心理学実験 研究レポートの書き方」北大路書
房
・木下是雄「理科系の作文技術」中公新書
・心理学実験指導研究会「実験とテスト 心理学 基礎編」「解説編
」培風館
・無藤隆、森俊昭、遠藤由美、玉瀬耕治「心理学」有斐閣
【注意事項】
内容的に、心理学実験実習Ⅰを履修済みであることが求められる
。1クラス30名を上限として、これを超える場合は抽選を行う。
― 185 ―
-29-
人 間 社 会
現 代 社 会
【授業のテーマ・目標】
心理学では、調査や実験、観察など様々な方法によってデータを
集め、実証的に思考を進める。この授業では、心理的な事象を扱う
ための考え方と、心理学が開発してきた実験調査方法とについて、
実際に体験して理解することを目的とする。また、心理学の基礎的
知識と、実証研究におけるレポートの書き方を身に付けることも重
視する。
【授業の内容】
1.ガイダンス
2.レポートの書き方
3.記憶1 短期記憶容量
4.記憶2 系列位置効果
5.性格
6.判断
7.精神物理学
8.錯視
9.言語の影響
10.知覚運動学習1 ベースライン測定
11.知覚運動学習2 学習効果
12. 社会的行動1 協力
13.社会的行動2 ジレンマ
14.心理学論文の書き方
15.総括
【事前・事後学修】
2週間に1回、半期5本のレポートの提出を求めます。「レポート
の書き方」の回をよく見直し、専門用語等も調べて書いて下さい。
なお、基準に満たないレポートは再提出が必要です。
(学修時間 週4時間程度)
【テキスト・教材】
指定しない。
【成績評価の方法・基準】
実習への参加態度(10%)、レポートの内容(90%)をもとに評
価する。
【参考書】
・B.フィンドレイ「心理学実験 研究レポートの書き方」北大路書
房
・木下是雄「理科系の作文技術」中公新書
・心理学実験指導研究会「実験とテスト 心理学 基礎編」「解説編
」培風館
・無藤隆、森俊昭、遠藤由美、玉瀬耕治「心理学」有斐閣
【注意事項】
1クラス上限30名とし、これを超えた場合は抽選を行う。実習で
あるため、講義科目に比べるとかなりハードであるが、終了時には
多くのことが身に付いている。
俊二・村田 藍子
後期 2単位
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会計学総論
蒋 飛鴻
2年 前期
原価計算論
2単位
2単位
【授業のテーマ・目標】
原価計算は,「企業の生産活動において利用・消費された経済価
値を費目別,機能別,場所別,製品別等に分類し,測定し,伝達す
る原価情報システムである」と定義されている。本授業では,その
理解を目的とする。理解度を確かめるための計算演習を行う。各回
の授業はおおむね①論点の解説→②例題解説→③問題演習という順
序で進む予定である。
製造業における製品原価等の計算方法ならびに記帳体系について
学習する。本授業では,計算技術の習得だけではなく,その根底に
ある考え方を理解し,学問としての原価計算を学ぶことを目的とす
る。日商簿記検定試験2級の工業簿記にも対応できる内容となる。
【授業の内容】
第1回 ガイダンス
第2回 原価概念とその分類
第3回 材料費
第4回 労務費と経費
第5回 製造間接費
第6回 部門別計算
第7回 個別原価計算
第8回 中間試験
第9回 単純総合原価計算
第10回 等級別総合原価計算
第11回 組別総合原価計算
第12回 工程別総合原価計算
第13回 標準原価計算
第14回 直接原価計算
第15回 まとめ
【事前・事後学修】
事前学修:小テストに取り組むこと。(学修時間週2時間)
事後学修:小テスト等の復習すること。次回の授業範囲を予習し,
専門用語等を理解しておくこと。(学修時間週2時間)
【テキスト・教材】
授業の1回目で指定する。
【成績評価の方法・基準】
中間試験30%,定期試験40%,授業への取り組み(授業中の発言
・積極的な参加)30%で評価する。
【参考書】
必要に応じて資料を配布する。
【注意事項】
簿記の基礎知識を習得していることが望ましい。
― 187 ―
-31-
人 間 社 会
現 代 社 会
【授業のテーマ・目標】
企業は自らの経済活動を簿記によって記録し,その結果を財務諸
表(貸借対照表,損益計算書など)にまとめて企業外部の利害関係
者に報告する。今日の会計は,法的規制を受けながら,社会的制度
として実務化されている。また,企業のグローバルな展開に対応し
て,国際会計基準も整備されてきた。この授業では,簿記からはじ
まり,財務会計,原価計算,管理会計,経営分析,会計監査,そし
て税務会計までの入門知識について学んでいく。
この授業を通して,会計学の基礎知識を,理論を含めて修得する
ことを目的とする。
【授業の内容】
第1週 ガイダンス
第2週 決算書からみえる世界
第3週 会計と決算
第4週 決算書のルール
第5週 原価計算の基礎
第6週 製造会社の決算書
第7週 監査の役割と監査の進め方
第8週 監査報告書の読み方
第9週 利益計画と決算書
第10週 意志決定,業績評価と決算書
第11週 財務諸表と利害関係者
第12週 財務諸表の読み方
第13週 決算書と税金
第14週 質疑
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
事前学修:小テスト・レポート等の課題に取り組むこと。(学修時
間週2時間)
事後学修:小テスト等を復習すること。次回の授業範囲を予習し,
専門用語等を理解しておくこと。(学修時間週2時間)
【テキスト・教材】
山浦久司ほか編著『企業会計入門 第4版』白桃書房,2013年。
【成績評価の方法・基準】
定期試験70%,授業への取り組み(授業中の発言・積極的な参
加)30%で評価する。
【参考書】
伊藤邦雄『新・現代会計入門』日本経済新聞出版社,2014年。
【注意事項】
簿記の基礎知識を習得していることが望ましい。簿記の知識のな
い者は,同時並行で簿記を学習することを勧める。会計学の分野に
関心を抱いた学生,3年次の演習で「会計学(蒋ゼミ)」を選択予
定の学生は,本講義の受講を勧める。
蒋 飛鴻
2年 後期
人
間
社
会
・
現
代
社
会
人
間
社
会
・
現
代
社
会
異文化理解
阿佐美 敦子・山下
2年 後期 2単位
メディア文化論
番組制作過程研究~テレビは面白い~
松井 英光
2年 前期 2単位
早代子
【授業のテーマ・目標】
グローバリゼーションが加速的に進行する中、自・他の文化を理
解することは必須のことです。自文化の中での自己のアイデンティ
ティーの確立また身近な存在としての在日外国人の理解、いかにし
て共存・共栄を目指す国際社会への貢献を行うかなどの議論が必要
とされています。
これらの課題はこれからも社会を発展させていく核となり得るも
ので、異文化理解に必要なアプローチや考え、自・他の文化理解、
文化摩擦などを実体験を通じながら議論します。
尚、授業は2名の教員のコラボレーションにより行われます。前
半は異文化コミュニケーションとは何かを、コミュニケーションの
基本概念を学びながら考えていきます。後半は異文化理解・国際理
解を深めるために避けては通れない人権、環境、教育、言語などに
ついて、事例をもとに考えていきます。
【授業の内容】
第1週 異文化コミュニケーションとは何だろう
第2週 コミュニケーション・スタイルの違い
第3週 言語コミュニケーション
第4週 非言語コミュニケーション
第5週 相手と自分の価値観を知ろう
第6週 世界の人々は何を信仰しているのか
第7週 ゲストスピーカーによる特別講演
第8週 世界の言語~ワールド・イングリッシズ World Englishes
第9週 日本の少数民族―アイヌ
第10週 人権―米国公民権法案成立までの道のり
第11週 環境と異文化理解
第12週 教育―ユネスコ・学習権
第13週 世界の女性たちは今
第14週 ゲストスピーカーによる特別講演
第15週 総括
【事前・事後学修】
事前学修として、担当教員より示された翌週の授業内容について
文献等を調べ、あらかじめ基礎的な背景となる事象を知った上で授
業に臨むように努めてください。
事後学修として、授業内容をより深く理解し、また周辺の知識を
得ることができるよう、関連する情報等を集めて理解する努力をし
てください。
【テキスト・教材】
授業で必要なテキストは授業時に指示します。適宜、ハンドアウ
ト等を配布します。
【成績評価の方法・基準】
期末試験 50%、課題 30%、授業への積極的参加度 20% を総
合的に評価します。
【参考書】
適宜、授業内で紹介します。
【注意事項】
各週の授業内容は、よりスムーズな進行のため、変更および振り替
えになることがあります。
― 188 ―
-32-
【授業のテーマ・目標】
インターネットの普及など、メディアや娯楽媒体の多様化の影響
もあり、いわゆる「テレビ離れ」の現象が拡大しています。特に若
年層を中心に「見るものがない」といった、テレビ番組に対する不
満足度も上昇しており、実際に視聴率も低下傾向にあります。
現状においてテレビは、社会的影響力や営業的数値を考慮します
と、まだメディアの中心に位置していると推察されますが、この状
況が10年、20年先にどうなっているかについては不透明です。昨今
は番組の画一化も見られ、「放送文化の多様性」を遵守した創造性
豊かな番組群の放送ができなくなれば、近い将来にテレビは「多様
なメディアの選択肢の一つ」に脱落する可能性もあるでしょう。
この授業では、まず、テレビメディアの草創期からの歴史を検証
し、さらに、現状のドラマ・バラエティー・報道などの各番組ジャ
ンルにおける番組制作過程を、VTRを交えて現場目線から考察し
ていきます。そして、実際に「テレビは面白い」ことを実感し、メ
ディアとしての現状を理解した上で、今後のテレビを担う若い目線
から、最終的には具体的な「番組企画書」として未来像を提示して
頂くことを目標としております。
【授業の内容】
1、ガイダンス
2、テレビの「送り手」と「作り手」の分離、
「プロデューサー」と「ディレクター」の違い
3、テレビの歴史①「制作独立型モデル」(1953~1981)
4、テレビの歴史②「初期編成主導型モデル」(1982~1993)
5、テレビの歴史③「編成主導型モデル」(1994~現在)
6、バラエティー番組の番組制作過程研究
7、歌番組の番組制作過程研究
8、ドラマの番組制作過程研究
9、スポーツ番組の番組制作過程研究
10、報道・ニュースの番組制作過程研究
11、アニメの番組制作過程研究
12、BSの番組制作過程研究
13、CS・ネット配信の番組制作過程研究
14、番組制作過程におけるテレビの技術・美術
15、まとめ、番組企画書の書き方
毎回、番組のVTRを観て質疑応答もしていきます。
6~14は、制作現場で働く現役のテレビ番組ディレクターやプロ
デューサーなどを、ゲスト講師に招くこともあり、状況に応じて順
番が入れ替わります。
【事前・事後学修】
次回の授業範囲となる部分のテキストを予習し、DVDを見るなど
事前準備をして、事後は自分なりの「テレビ番組論」が発表できる
レベルに復習しておいてください。(学修時間 週2時間程度)
【テキスト・教材】
・授業開始時に指示します。
【成績評価の方法・基準】
・番組企画書またはレポート(70%)
・平常点(授業への積極参加・30%)
【参考書】
・岸田功『テレビ放送人』(東洋経済新報社、1986)
・ビデオリサーチ編『視聴率50の物語』(小学館、2013)他
【注意事項】
私自身も、以前はテレビ番組のプロデューサーやディレクターを
担当しておりましたが、現在はテレビ研究者としても、テレビの未
来像を、やや不安に思っております。ただ、「まだまだテレビは面
白い」のも事実であり、現役の「作り手」たちも交えて、若い皆さ
んと今後のテレビメディアについて一緒に考えていけたらと思って
おりますので、積極的なご参加をお待ちしております。
現代教育論
女性と労働
現代学校教育の「舞台裏」を考える
村上 純一
2年 前期 2単位
山根
2年
2単位
【授業のテーマ・目標】
労働市場と家庭における女性の労働の社会的位置づけと課題を,
歴史的過程を踏まえながら説明します.
男性を家庭の中心的な稼ぎ手とみなす男性稼ぎ手構造が形成され
た歴史的背景、また男性稼ぎ手を前提にした雇用関係や社会保障制
度が、家庭と労働市場において女性の脆弱な地位をつくりだしてい
るのか等、資料や統計データをもとに考えます。
現在の労働市場における女性の状況や,両立支援策,女性活用施
策の意義や課題について理解すると同時に,自らのキャリアプラン
についての具体像をもつことを目標とします.
【授業の内容】
【第Ⅰ部 労働市場における女性】
第1週 近代社会における公私の分離 自立と依存
第2週 家族賃金の成立過程
第3週 男性稼ぎ手構造と日本型福祉
第4週 DVD「女たちは平等をめざす」鑑賞
第5週 男女雇用機会均等法~男女共同参画社会基本法
【第Ⅱ部 家事労働・ケア労働論】
第6週 福祉国家論
第7週 福祉国家とジェンダー
第8週 福祉国家とケア① 育児の社会化
第9週 福祉国家とケア② 介護の社会化
第10週 グローバリゼーションとケア労働者の国際移動
【第Ⅲ部 女性雇用の課題】
第11週 両立の困難 マミー・トラックと介護離職
第12週 女性管理職比率と賃金格差
第13週 非正規雇用と女性の貧困
第14週 同一価値労働・同一賃金
第15週 総括
【事前・事後学修】
事前学修:テーマにかかわる新聞記事やメディアの情報を収集し,
自分の意見をまとめておくこと.
事後学修:授業で配布する参考文献リストをもとに、関連する文献
の読書をすすめること。不定期に課す課題(8回)を締め切りまで
に提出すること.締め切り後の提出は減点とする.
【テキスト・教材】
レジュメと資料を毎回配布する.
【成績評価の方法・基準】
授業期間内の課題の内容40%、期末レポート60%。
レポートを執筆する際には、授業のなかで提示する参考文献リスト
のなかから3冊を選び、読んだうえでレポートの内容に用いること
。
【参考書】
萩原久美子『迷走する両立支援――いま、こどもをもって働くとい
うこと』(太郎次郎社エディタス、2006年)3024円
春日キスヨ『変わる家族と介護』(講談社現代新書、2010年)778
円
上野千鶴子『女たちのサバイバル作戦』(文藝春秋、2013年)864
円
― 189 ―
-33-
人 間 社 会
現 代 社 会
【授業のテーマ・目標】
今日、日本に暮らす若者にとって、「学校に通う」ということ、
「学校教育を受ける」ということは、誰もが当たり前に経験するこ
とであるといえます。学校が馴染みのある場所であるということも
、多くの人に当てはまることでしょう。
しかし、誰もが経験するものであるがゆえに、人は学校教育を、
そして教育という営みそのものを語る際、「自らの経験のみに即し
た語り」をしてしまいがちなものです。一方、学校が日常の中に当
たり前のように存在していた(いる)がゆえに、その中にある特別
な経験に気付きにくいのもまた事実です。この授業ではとりわけ「
学校教育の舞台裏」に焦点を当てて、受講生お一人お一人がご自身
の学校教育の中で経験してきたことを相対化して捉えられるように
なることを目標とします。端的に言えば、「私が受けてきた教育は
…」ということと「教育というものは…」ということとの区別がで
きるようになること、それがこの授業のテーマです。そして、教育
という営みをみることを通じて、現代社会そのものに対する多角的
な視点を養うことを目指します。
【授業の内容】
第1回 授業のオリエンテーション
第2回 教育課程と今日のカリキュラム改革
第3回 シティズンシップ教育と18歳選挙権
第4回 キャリア教育・「学校と社会との接続」
第5回 地域とともにある学校づくり
第6回 教員の養成・研修と教員評価
第7回 スクールリーダーシップ論
第8回 教育行政のしくみ
第9回 自治体教育行政と教育委員会制度改革
第10回 子どもの貧困と学校の病理
第11回 特別支援教育
第12回 震災復興と学校教育
第13回 小規模校と学校統廃合
第14回 学校教育の「裏方」
第15回 授業のまとめ
【事前・事後学修】
<事前学修>毎回、時事的な話題を扱いますが、授業の中で時事問
題に充てられる時間には限りがあります。毎日、新聞やニュース等
を通じて、教育に関する時事的な話題の収集に努めるようにしてく
ださい。
<事後学修>下記にあるとおり、各回の配布プリントにその回の内
容に即した参考文献リストを添付します。その中から毎回1冊以上
は必ず授業後に講読するようにしてください。
【テキスト・教材】
特定のテキストは用いません。各回、プリントを配布します。
【成績評価の方法・基準】
毎回、授業の最後にコメントシートの記入をお願いします。成績
評価は各回のコメントシート50%、学期末試験50%で行います。
【参考書】
各回の配布プリントに、その回の内容に即した参考文献リストを
添付します。
【注意事項】
この授業では、安易な「唯一の正解」は求めません。思考や価値
観の多様性を尊重し、他者の考えにも真摯に耳を傾けた上で、自分
なりの「正解」を磨き上げていくという姿勢で授業に臨んでいただ
きたいと思います。
純佳
後期
人
間
社
会
・
現
代
社
会
人
間
社
会
・
現
代
社
会
ダイバーシティ論
消費者保護論
山根
2年
金津
2年
純佳
後期 2単位
【授業のテーマ・目標】
ダイバーシティ(多様性)とは、性別、年齢、人種、国籍の差異
にかかわらず、労働者の能力を最大限発揮するためのマネジメント
として、企業経営の注目を集めています。本授業ではダイバーシテ
ィのなかでも、ジェンダー・ダイバーシティを主軸にダイバーシテ
ィマネジメントの現状と課題について学びます。
授業の前半では、ダイバーシティが求められる背景として、今日
の女性の雇用環境をめぐる課題についてとりあげ、後半ではダイバ
ーシティマネジメントの具体的内容と課題について考えます。3回
ほど、企業の実務家やシンクタンクの研究者など外部講師による授
業をおこない、ダイバーシティをめぐる現状の最先端を学びます。
【授業の内容】
第1週 ダイバーシティとは
第2週 男女雇用機会均等法以後の雇用
第3週 育休世代の課題
第4週 増えない女性管理職
第5週 ポジティブ・アクションとクオータ制
第6週 公正な評価① 男女賃金格差裁判から考える
第7週 公正な評価② 統計的差別 性別職務分離
第8週 長時間労働と生産性
第9週 男性のWLB イクメンの課題
第10週 EUの労働政策とフレキシブル・ワーク
第11週 北欧・オランダにみるジェンダー平等
第12週 障害者雇用とLGBTの就労
第13週 職場のメンタル・ヘルスケア
第14週 介護離職と介護者支援
第15週 総括
【事前・事後学修】
事前学修:テーマに関する新聞記事や資料に目をとおし、情報を得
ておくこと。配布した資料や参考文献リストをもとに復習をしっか
りおこなう。
事後学修:不定期に課題(8回)を課すので,授業内容を踏まえ締
め切りまでに提出すること。締め切り後の提出は減点とする.
【テキスト・教材】
レジュメと資料を毎回配布する。
【成績評価の方法・基準】
授業後提出の課題の内容40%、期末レポート60%
【参考書】
佐藤博樹・武石恵美子『職場のワーク・ライフ・バランス』(日経
文庫、2010年)929円
山口一夫 樋口美雄『論争 日本のワーク・ライフ・バランス』
(日本経済新聞出版社、2008年)2592円
杉浦浩美『働く女性とマタニティ・ハラスメント「労働する身体」
と「産む身体を生きる」』(大月書店、2009年)2808円
【注意事項】
女性の労働に関する理解を深めるため「女性と労働」の授業も受け
ることが望ましい。
― 190 ―
-34-
謙
前期・後期
2単位
【授業のテーマ・目標】
日々繰り返している買い物に、「契約」の成立を意識することは
少ないが、消費者に莫大な不利益を生じさせるような契約を「そそ
のかす」業者も多く存在している。「しまった!」と気づいて初め
て契約の危険性を思い知るのでは遅いのである。
近年、社会経験の乏しい学生をターゲットとした、マルチ商法、
ネズミ講、アルバイト商法など、また、判断能力の低下した高齢者
を対象とした利殖商法、悪質リフォームなどが社会問題化している
のは周知の通りである。受講者が将来、消費者被害に遭わないよう
にすることは無論のこと、問題が発生した場合の解決方法、家族、
友人などが被害者とならないよう、アドバイスが出来る程度の知識
修得を目的とする
なお、本講においては消費者被害を社会問題ととらえ、厳格な法
令解釈は行わない。また、必要な条文については適宜プリントを配
布するため指示するとき以外は六法の持参は不要である。
【授業の内容】
1.消費者保護論とはなにか
2.消費者教育の重要性
3.クーリングオフ制度/特定商取引法①
4.訪問販売、キャッチセールス/特定商取引法②
5.マルチ商法/特定商取引法③
6.英会話教室・エステの中途解約/特定商取引法④
7.アルバイト商法/特定商取引法⑤
8.消費者契約法
9.牛肉・衣類などの二重価格、原産地の不当表示/景表法等
10.製造物(商品)による消費者被害/製造物責任法
11.製造物(食品)による消費者被害/製造物責任法
12.消費者金融の問題点/利息制限法等
13.債務整理の方法/破産法等
14.金融商品の販売と消費者被害/金融商品販売法等
15.まとめ
【事前・事後学修】
【事前学修】小テスト・レポート・発表等の課題に取り組むこと。
(学修時間 週2時間)
【事後学修】発表・小テスト等を復習すること。次回の授業範囲を
予習し、専門用語等を理解しておくこと。(学修時間 週2時間)
【テキスト・教材】
長尾治助編著『レクチャー消費者法〔第5版〕』(法律文化社 2
011年)2,700円
【成績評価の方法・基準】
授業中の小テスト(30点)、中間テスト(30点)、期末テスト
(40点)による総合評価。
【参考書】
授業内において適宜指示する。
現代日本経済論
産業経済論
角本 伸晃
2年 後期
角本
2年
2単位
2単位
【授業のテーマ・目標】
近年、日本経済の低迷と人口減少に伴う諸問題を解決する方策の1
つとして、観光振興が注目されている。特に、観光立国推進基本法
の制定(2007年施行)以後、訪日外国人観光客の誘致に国を挙げて
取り組まれている。2020年の東京オリンピック開催を控え、観光は
経済成長の牽引役を担うことを期待されている。この講義では、前
半では観光の主要産業(交通、宿泊、飲食、物販、娯楽・レジャー
)に焦点を当てて各産業の構造について理解し、後半では観光の経
済効果と地域活性化について理解することを目的とする。また、レ
ポート課題を出すので、それを数人のグループごとにパワーポイン
トで作成し、授業の最終回でグループごとに発表してらう。
【授業の内容】
1.ガイダンス(講義の概要と進め方)
2.観光経済学の基礎概念
3.日本の観光の現状
4.観光産業の概要
5.交通産業(鉄道、航空)
6.宿泊産業(ホテル、旅館)
7.観光施設(テーマパーク)
8.これまでの復習(理解度テスト)
9.B級ご当地グルメ
10.観光土産と価格戦略
11.観光開発と投資
12.観光所得と乗数効果
13.観光まちづくりと観光資源の保護
14.世界遺産登録と観光需要
15.レポート課題の発表会
【事前・事後学修】
【事前学修】授業時に次回の内容のプリントを配布するので、それ
を読んで事前学修の項目を考えておくこと。(学修時間 週2時間
)
【事後学修】授業で板書されたグラフをもう一度自分でノートに書
き、数値例も自力で解いて復習すること。(学修時間 週2時間)
【テキスト・教材】
テキストは指定せず、プリントを用いる。
【成績評価の方法・基準】
成績は、理解度テスト(30%)、期末試験(50%)、レポート課題
(20%)によって総合的に評価する。
【参考書】
ジェームズ・マック著(瀧口治・藤井大司郎監訳)『観光経済学入
門』(日本評論社 2005年)2,592円
【注意事項】
グラフを自分で書くことで産業経済論の理解はかなり進むので、板
書したグラフは大きくノートに書き写してほしい。
― 191 ―
-35-
人 間 社 会
現 代 社 会
【授業のテーマ・目標】
現代日本経済について、国・地方政府の仕組み、住宅や地価の現状
、GDPの大きさと景気変動、日本銀行と金融制度、日本人口の過去
から将来、などの題材を通して理解する。最新データを用いて解説
するが、その所在も提示する。どこにどのようなデータが存在する
かを知っておくことは情報社会において社会人になってから強いス
キルとなるだろう。また、Excelによるデータをグラフなどに加工
する方法も講義の中で説明する。いくつかのデータについては各自
で事前に調べておいてもらい、授業中にグループに分かれて討論し
てもらう。
【授業の内容】
1.ガイダンス(講義の概要と進め方)
2.中央政府の組織とその役割
3.地方の行政と財政
4.地方公共団体と平成の大合併
5.就業構造の変化
6.日本の住宅問題
7.日本の地価動向
8.これまでの復習(理解度テスト)
9.国民所得の諸概念
10.経済成長と景気変動
11.通貨需要とマネーサプライ
12.日本銀行と銀行制度
13.日本人口のこれまでの推移
14.日本の将来人口と少子高齢社会
15.まとめ
【事前・事後学修】
【事前学修】授業時に次回の内容のプリントを配布するので、それ
を読んで事前学修の項目を考えておくこと。(学修時間 週2時間
)
【事後学修】授業で紹介されたwebサイトを自分で閲覧して経済デ
ータや各種情報の理解を深めること。(学修時間 週2時間)
【テキスト・教材】
テキストは指定せず、プリントを用いる。下記の参考書は経済デー
タ処理の方法が解説されているので、自習用に活用してほしい。
【成績評価の方法・基準】
成績は、理解度テスト(30%)、期末試験(50%)、討論シート(
20%)によって総合的に評価する。
【参考書】
菊地進他『経済系のための情報活用1
Office2013』(実教出版
2013年)1,728円
【注意事項】
経済データは数字がたくさん並んでいるので、難しい印象を持つか
もしれないが、わかりやすいグラフに加工したもので日本経済の状
況を理解することがこの授業の目的である。数学の授業ではないの
で、安心してほしい。
伸晃
前期
人
間
社
会
・
現
代
社
会
人
間
社
会
・
現
代
社
会
現代企業論
広告・PR論
高橋
2年
文献精読による理論研究
斎藤 明
2年 後期 2単位
意智郎
後期 2単位
【授業のテーマ・目標】
今日、国際化した日本企業は、国内市場だけでなく海外市場の様
々な課題にも直面している。現代企業論では、将来、実業界で仕事
をする皆さんが理解していた方が望ましいビジネスの基礎知識を学
習する。トピックとしては、日本の国際企業の貢献、企業の戦略、
株式会社の仕組みを扱う。3年生以上のビジネス系科目を学習する
ための基礎力を養いたい。
【授業の内容】
1. ガイダンス
2. マーケティング・ミックス
3. ターゲット市場の選定
4. 市場地位別の戦略
5. グローバリゼーションと日本企業
6. 日本企業と新興国市場
7. 英語で経営する時代
8. 日本企業の投資受入国への貢献
9. 株式会社の仕組み
10. 会社設立:講義
11. 会社設立:グループワーク:作業
12. 会社設立:グループワーク:発表
13. ビジネスゲーム
14. 現代企業のトピック
15. 総括
【事前・事後学修】
事前学修:配布された資料・プリントを次回の授業までに読んで
おくこと。
事後学修:授業中にとったノート、授業で使った資料・プリント
を参考にして授業内容を理解しているか確認すること。
【テキスト・教材】
テキスト・教材は指定しない。毎回の講義のときに資料を配布す
る。
【成績評価の方法・基準】
この講義では、個人(または少人数のグループ)で特定の課題に
対して報告してもらう。成績は、期末試験(50%)、課題
(30%)、平常点(授業への積極的参加)(20%)を総合して決定
する。
【参考書】
沼上幹著『わかりやすいマーケティング戦略』(有斐閣アルマ)
吉原英樹・岡部曜子・澤木聖子著『英語で経営する時代』(有斐
閣選書)
― 192 ―
-36-
【授業のテーマ・目標】
■テーマ・内容■
(1)広告研究・広報研究に関する基礎理論の理解する。
(2)広告および広報に関する専門論文や学術書籍を輪読すること
を通じて、理論研究を実施する。
■目標■
広告・広報研究分野または隣接分野であるマーケティング論研究・
ブランド論研究分野において、将来、大学院への進学もしくは、専
門的職業人を目指す学生が基礎理論を文献検討を通じて、学習する
場としたいと考える。
■注意事項■
本講義は演習形式(文献事前精読を前提とした受講生相互の議論形
式のため、10名)において、精読・輪読を行うため、履修者数に上
限を設ける。
※尚、本講座は、広告制作の実習とは異なる。その点、履修者は注
意すること。
【授業の内容】
第1週 オリエンテーション
第2週 基礎理論輪読(広告・広報基礎概念)
第3週 基礎理論輪読(広告基本課題)
第4週 基礎理論輪読(広告管理)
第5週 基礎理論輪読(購買意思決定過程)
第6週 基礎理論輪読(広告計画策定)
第5週 基礎理論輪読(広告効果)
第6週 基礎理論輪読(広告計画実行管理)
第7週 基礎理論輪読(広報基本課題)
第8週 基礎理論輪読(広報管理)
第9週 基礎理論輪読(利害関係者管理)
第10週 基礎理論輪読(広報計画作成)
第11週 基礎理論輪読(広報効果)
第12週 基礎理論輪読(広報計画実行管理)
第13週 個別理論輪読(ブランドとコミュニケーション)
第14週 個別理論輪読(非営利組織とコミュニケーション)
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
事前学修:対象文献資料を精読し、各自毎回レジメを作成し、授業
の臨むこと。
事後学修:授業内での履修者相互での議論をもとに作成したノート
を振り返り、次回対象文献資料を精読し、レジメ作成を行うこと。
以上のプロセスを繰り返し実施すること
【テキスト・教材】
対象となる学術論文、専門書を適宜指定。
詳細は授業開始後、指示します。
【成績評価の方法・基準】
学習活動(文献探究および議論)評価:100%
【参考書】
清水公一『広告の理論と戦略 第18版 』創成社 2014年
カトリップ他・日本広報協会監修『体系 パブリック・リレーショ
ンズ 』ピアソンエデュケーション 2008年
日本マーケティング協会編『マーケティングジャーナル』各号
日経広告研究所編『日経広告研究所報』各号
【注意事項】
(1)履修者には、毎回、相当量の事前での学習(専門文献の精読
およびレジメ作成)が要求される。
(2)演習形式(参加型授業)で、専門文献を精読および輪読を行
うため、履修者数に上限(10名)を設ける。尚、履修者が上限を超
えた場合、これまでの成績(GPA)等により受講者を決定する。
人的資源管理
データベース基礎
新しい人材マネジメントのあり方を学ぶ
谷内 篤博
2年 前期 2単位
ビックデータ時代におけるビジネスデータ処理法の入門
竹内 光悦
2年 前期 2単位
【授業のテーマ・目標】
コンビニレジのデータや twitter のデータ、スポーツデータや人
の行動データなど、様々な分野でデータの規模や形式が変わってき
ている。このような高度情報化が進む情報化社会では、これらの大
規模なデータを適切に処理するスキルが必要とされており、今後さ
らにこれらを扱える人材が期待されている。そこで本講義ではこれ
らのビックデータを扱える人材育成を視野に、入門から基礎的なレ
ベルまでを段階的に紹介し、社会に出た際に強みになるべく、基礎
的なデータベースおよびプログラムスキルの取得を目指す。また講
義全体として Microsoft Access や Excel の VBA を用いて行うこ
とで、MOS 等のこれらの情報系の資格取得支援も考慮した授業展開
を行う。
【授業の内容】
具体的には以下の内容を予定している
1. 高度情報社会に求められるデータサイエンススキル
2. Excel と Access でのデータベースやプログラム
3. データベースの作成と管理
4. データベースのテーブルの作成
5. データベースのフィールドとレコード
6. データのリレーションシップとキーの管理
7. クエリの用いたデータ処理
8. クエリの集計フィールドやグループ化の活用
9. フォームによるデータ処理
10. レポートを作成し結果の文書化
11. Excel VBA を用いたプログラム入門
12. Excel VBA を用いた基礎的なプログラム開発
13. Excel VBA を用いたプログラム開発演習
14. データベースとプログラムを用いた総合演習
15. データベースのまとめ
【事前・事後学修】
授業前に manaba で公開する資料で予習。授業後はスライド動画を
公開するため、視聴して復習をしておくこと。
【テキスト・教材】
教科書は適宜授業内で紹介。
【成績評価の方法・基準】
講義内課題(演習・中間テスト・小レポートなど、50%)および学
期末レポート試験(50%)で評価。また外部資格取得者に対しては
、加点を考慮する。
【参考書】
立山秀利『Access のデータベースのツボとコツがゼッタイにわか
る本-最初からそう教えてくれればいいのに! Access 2007/2003
対応』(秀和システム、2008 年)、FOM 出版『Microsoft Office
Specialist Access 2013 対策テキスト&問題集 改訂版(よくわか
るマスター)』(富士通エフ・オー・エム株式会社、2015)。
【注意事項】
本講義では実践的にデータベースの演習を行うため、PC 教室で行
います。教室の都合のため、上限があります。上限を希望者が超し
た場合には掲示しますので注意して下さい。なお、基礎から応用へ
段階的に紹介するため、遅刻、欠席は注意すること。なお情報の基
礎的な導入に関してはリテラシーの授業を参考にされたい。
【注意事項】
本講義は極めて連続性が強い授業となっておりますので、休まず
出席することを強く望みます。
なお、本講義は就職活動を控えた学生がエントリーしている会社
がよい会社であるかどうかを見極めるのに有益な授業であることを
付言しておきます。
― 193 ―
-37-
人 間 社 会
現 代 社 会
【授業のテーマ・目標】
高度情報化が進んだ現代社会において、「ヒト」が生み出す知(
knowledge)が競争優位の源泉となりつつあります。こうした知を
生みだす「ヒト」のマネジメントのあり方が、企業経営の成否を左
右するといっても決して過言ではありません。このような人材マネ
ジメントの理論的基盤となっているのが人事管理論で、最近では人
的資源管理(Human Resource Management:略称HRM)と呼ばれてい
ます。
講義の前半では、人的資源管理の基本的フレーム、労働者に対す
る人間観の変遷、ベース理論などについて解説をし、後半部分では
人材の採用、人材の評価、人材の育成、人事システムと給与システ
ムなどについて最新の事例とトピックスを交えながら詳しく解説を
していきたいと考えています。また、最終の講義では、日本的雇用
システムの特質を欧米との比較を通して明らかにするとともに、今
後の展望についても解説をしていきます。
この講義を通じて学生の皆さんは、「企業における望ましい人材
マネジメントのあり方」を学ぶことができます。
【授業の内容】
第1週 オリエンテーション(人的資源管理の学問的位置づけ)
第2週 人的資源管理の概要(定義/目的と体系/ベース理論)
第3週 経営戦略と人的資源管理
第4週 雇用管理(採用/配置・異動/昇格・昇進/退職)
第5週 日本の人事制度の特徴(職能資格制度の効用と限界)
第6週 複線型人事制度と専門職制度
第7週 人事評価と目標管理制度(MBO)
第8週 人材育成の体系と具体的方法
第9週 企業内教育の特徴と今後の方向性
第10週 賃金の性格と体系
第11週 基本給/賞与/退職金の設計と運用
第12週 モチベーション管理
第13週 労働の人間化(QWL)とワークシステム
第14週 企業のストレスマネジメントの実際
第15週 日本的雇用システムの特質と今後の展望
【事前・事後学修】
事前学修:レポート課題に取り組むこと(隔週2時間)
事後学修:レポートの振り返り(隔週1時間)と次回の授業範囲の
予習(週2時間)
【テキスト・教材】
谷内篤博著 『日本的雇用システムの特質と変容』(泉文堂 20
08年)3,000円
服部治・谷内篤博編『人的資源管理要論』(晃洋書房 2013年)
3,000円
【成績評価の方法・基準】
成績評価は、試験80%、レポート20%のウエイトで判定します。
なお、授業中の積極的な発言は加点評価の対象とします。
【参考書】
上林憲雄・厨子直之・森田雅也著『経験から学ぶ人的資源管理』
(有斐閣ブックス 2010年)
谷内篤博『働く意味とキャリア形成』(勁草書房 2008年)
人
間
社
会
・
現
代
社
会
人
間
社
会
・
現
代
社
会
経営組織論
会社法
篠﨑
2年
齋藤
2年
香織
前期 2単位
【授業のテーマ・目標】
自らが所属する組織や身の回りの組織について、その仕組みや原
理を考え把握するとともに、組織論における基本的な理論を学ぶこ
とを通して組織をみる(分析する)眼を養います。
様々な人が集まって構成される組織が機能し、維持されるための
要件を理解することを目標とします。
【授業の内容】
第1回 ガイダンス
第2回 身の回りの組織
第3回 組織のちから
第4回 組織の目的、参加者の満足
第5回 組織の共通点
第6回 組織の中のコミュニケーション
第7回 組織が大きくなるとき
第8回 公式組織がうまれるとき
第9回 企業のケース:新製品は階層を超えたコミュニケーショ
ンから生まれる!
第10回 分業と専門化
第11回 人はなぜ働くのか?
第12回 人はなぜ命令に従うのか?
第13回 組織における意思決定
第14回 いい仕事をするために
第15回 総括
【事前・事後学修】
【事前学修】各回のキーワードを事前に提示するので、調べてくき
てください。また事前に配布する資料に目を通し、内容について予
め調べておいてください(学修時間はおよそ1時間程度)。
【事後学修】授業の振り返りを行い、理解の深ぼりをおこなうとと
もに、理解の浅い部分については各自で調べておいてください。そ
れでもわからない場合は、次回の授業で質問できるように準備して
おいてください(学修時間はおよそ1時間程度)。
【テキスト・教材】
特にありません。
【成績評価の方法・基準】
基本は試験100%(発言、課題への取り組みなど積極的な授業参加
はプラスに評価していきます)
【参考書】
高橋伸夫(2007)『コア・テキスト経営学入門』新世社
稲葉祐之・井上達彦・鈴木竜太・山下勝(2010)『キャリアで語る
経営組織』有斐閣アルマ
高橋伸夫(2010)『組織力』ちくま新書
ジェームズ・G・マーチとハーバート・A・サイモンの著作第2版の
翻訳書(高橋伸夫訳『オーガニゼーションズ』ダイヤモンド社、20
14)
【注意事項】
「経営管理論」や「企業戦略論」など経営系の科目を系統的に履
修する意思のある者の履修が望ましいです。
― 194 ―
-38-
雅代
後期
2単位
【授業のテーマ・目標】
企業社会において中心的な役割を果たす株式会社に関する法制度
を中心に、企業とは何か、企業はどのようなルールの下に活動して
いるのかということを学ぶことにより、企業社会で必要とされる知
識と能力を身につけることを目標とする。
【授業の内容】
第1週 企業法とは
第2週 会社法総論
第3週 株式会社(1)株式会社の特徴
第4週 株式会社(2)設立
第5週 株式会社(3)株式
第6週 株式会社(4)会社の機関①総説
第7週 株式会社(5)会社の機関②株主総会
第8週 株式会社(6)会社の機関③取締役
第9週 株式会社(7)会社の機関④取締役会
第10週 株式会社(8)会社の機関⑤代表取締役
第11週 株式会社(9)会社の機関⑥監査機関・その他の機関
第12週 株式会社(10)会社の機関⑦役員の責任
第13週 株式会社(11)資金調達
第14週 株式会社(12)企業結合
第15週 総括
【事前・事後学修】
【事前】次回の授業範囲を予習し、専門用語を調べておいてくださ
い。(学修時間2時間)
【事後】授業時に配布する確認問題に取り組み復習してください。
(学修時間2時間)
【テキスト・教材】
テキストは指定せず、授業時にレジュメを配布します。
六法(判例の有無・出版社等は問わない)は必ず持参してください
。
※参考図書は初回の授業で指示します。
【成績評価の方法・基準】
定期試験80%、小テスト・課題の提出20%で評価します。
【参考書】
六法を必ず持参してください。
メディア・ワークショップ
メディア・コミュニケーション論
松下 慶太
2年 後期
松下
2年
2単位
2単位
【授業のテーマ・目標】
モバイルメディア、ソーシャルメディアの発展は私たちのコミュニ
ケーションのあり方が変容している。本講義ではメディア・コミュ
ニケーションに関わる理論・枠組みから具体的なトピックまでを扱
いつつ、メディア・コミュニケーションがどのように社会から捉え
られているのか、また研究する上でどのように捉えることが可能な
のかを理解することを目標とする。
【授業の内容】
1. ガイダンス
2. メディア理論
3. マスコミュニケーションとパーソナルコミュニケーション
4. モバイルメディアの発展・普及
5. ソーシャルメディアの発展・普及
6. デジタルネイティブ
7. ソーシャルメディアとコミュニケーション
8. リアルな動きにつながるメディアコミュニケーション
9. ソーシャル・キャピタルとネットワーク理論
10. つながりとコミュニティ
11. トピック1:広告とコミュニケーション
12. トピック2:就職活動とコミュニケーション能力
13. トピック3:写真とソーシャルメディア
14. メディア・コミュニケーションの展望
15. 最終まとめ
【事前・事後学修】
教科書の対応する章を読んでおくこと。また新聞、テレビ、ネット
などでニュースや出来事をチェックし、理論や枠組みと往復しなが
ら考察すること。
【テキスト・教材】
松下慶太(2012)『デジタルネイティブとソーシャルメディア』教
育評論社
【成績評価の方法・基準】
参加状況:40%
試験:60%
― 195 ―
-39-
人 間 社 会
現 代 社 会
【授業のテーマ・目標】
本授業では主にメディア・都市・若者をテーマとし、コラボレーシ
ョンによるアイデア創出ワークショップで行う。ワークショップと
は「創ることで学ぶ」手法である。都市「渋谷」をフィールドワー
クした結果をもとに、デザイン思考の一連の流れを実践しつつ、経
験する・理解する・創ることをひとつの学びとして再構成すること
が目標となる。
【授業の内容】
1. ガイダンス
2. デザイン思考について
3. 都市・若者についての発散ブレインストーミング
4. 若者についてのソーシャルメディア・フィールドワーク
5. 都市・若者についてのフィールドワーク
6. フィールドワークの報告
7. 都市・若者についての収束ブレインストーミング
8. グループでの報告準備
9. 中間報告
10. 追加調査
11. アイデアの洗練
12. アイデアの具体化
13. 最終報告の準備
14. 最終報告
15. リフレクション
【事前・事後学修】
授業外での準備・作業を想定している。発表に向けておのおののグ
ループで進捗を定め、フィールドワークやグループ作業などを進め
ておくこと。何をどこまで、いつまで進めるかを設定することもグ
ループでのマネジメント課題とする。
【テキスト・教材】
適宜、指示する。
【成績評価の方法・基準】
参加状況:20%
貢献度自己評価:20%
貢献度他人評価:30%
報告のクオリティ:30%
【注意事項】
ワークショップ形式で行うため履修希望者が30名を超過した場合は
初回に抽選を行い、履修許可者を決定する。
慶太
前期
人
間
社
会
・
現
代
社
会
人
間
社
会
・
現
代
社
会
メディア心理学
家族社会学
飯田
2年
広井
2年
良明
後期 2単位
【授業のテーマ・目標】
人間にとってコミュニケーションの基本は言葉による対面コミュ
ニケーションです。しかし、「文字」の発明によって手紙、本、新
聞などのメディアを介したコミュニケーションも可能になりました
。さらに今日では、電話、ラジオ、テレビ、インターネットといっ
た多様なメディアが定着しています。
そうしたメディアを介したコミュニケーション様式の変容が人間
にどのような影響を与えているかを解明し、メディア特性を理解し
た上でのメディア活用が授業の目標です。
【授業の内容】
1 人間生活におけるコミュニケーションの役割
2 対人人関係とコミュニケーション、ダブルバインド
3 メディアの発達とパーソナルコミュニケーション
4 印刷技術の発明と新聞
5 放送の誕生:ラジオとテレビ
6 ジャーナリズムの成立
7 マス・コミュニケーションの時代
8 マス・メディアと人間生活
9 世論とマスコミ
10 マス・コミュニケーションの影響・効果
11 メディアと宣伝
12 流行と広告
13 テレビと政治
14 ネット社会における人間
15 ネットコミュニケーションの諸問題
【事前・事後学修】
受講前に次回テーマのテキスト・配布資料を熟読し、キーワードを
整理した上で受講のこと。
受講後は指示されたキーワードを200時程度に纏めておくこと。
【テキスト・教材】
林茂樹・飯田良明編著『新版 社会心理学』(中大生協出版局、201
3年、2100円)
「配布資料」
【成績評価の方法・基準】
定期試験(80%)、レポート(20%)
【参考書】
テキストに表示してありますが、同時に授業でも指示します。
【注意事項】
授業の素材は現実の問題を扱いますので「新聞を読む習慣」を身
につけた学生の受講を望みます。なお、「メディア心理学」は昨年
度の「応用社会心理学」に代わる科目ですので前期・後期連続して
受講し、大学生としての基本的知識・理論を身につけたい学生の受
講を望みます。
― 196 ―
-40-
多鶴子
前期 2単位
【授業のテーマ・目標】
家族はいつの時代もどんな社会にも存在する「社会の基礎単位」
として考えられてきましたが、この授業では、そのような家族観が
いつどのように成立したのかについて考えます。
また、家族の歴史や変化について見ていく中で、今日の家族の抱
えるさまざまな課題や問題について考察します。
【授業の内容】
第1週 オリエンテーション
第2週 家族を読み解くために
第3週 近代家族の成立①
第4週 近代家族の成立②
第5週 家族・貧困・福祉①
第6週 家族・貧困・福祉②
第7週 結婚①
第8週 結婚②
第9週 就業と家族①
第10週 就業と家族②
第11週 妊娠・出産・子育て①
第12週 妊娠・出産・子育て②
第13週 親と成人子関係のゆくえ①
第14週 親と成人子関係の行方②
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
①授業を通して分かったことと、②それに関して自分で考えたこと
をレポートにまとめる。期限内にmanabaに提出すること。
【テキスト・教材】
岩間 暁子、大和 礼子、田間 泰子『問いからはじめる家族社会学
- 多様化する家族の包摂に向けて』有斐閣、2015年
【成績評価の方法・基準】
試験70%、平常点(宿題の提出など)30点
【参考書】
広井多鶴子,小玉亮子『現代の親子問題―なぜ親と子が「問題」な
のか日本図書センター、2010年
【注意事項】
事前事後学習(宿題)を3分の2以上提出しない場合は、成績評価
の対象にならない(失格)。
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経済法
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2年
謙
前期
情報ネットワーク
松下
3年
2単位
【授業のテーマ・目標】
経済法とは本来、国家が国民の活動を直接コントロールする法律
群(法分野)を総称したものである。
しかし、今日一般に「経済法」というと、我が国の経済活動の基
本的指針となる「経済憲法」として重要な役割が期待されている「
独占禁止法」を示すため、本講においても独占禁止法を扱う。
独占禁止法は、企業が市場の独占を企てたり、企業間で相談して
商品の価格をつり上げる(カルテル)行為を禁止することにより、
公正な企業間競争の機会を確保し、究極的には消費者(国民)の利
益を守ることを目的とした法律である。
近年、企業における「コンプライアンス」意識の高まりから重要
視されている法分野であり、関連する様々な事件が報道されている
。受講者の理解を深めるため適宜資料を配付し、新聞・テレビ等で
報道される身近な事例も授業に取り入れる予定である。
【授業の内容】
1.独占禁止法の消費者保護機能
2.独占禁止法の制定背景
3.市場独占の弊害/私的独占①
4.市場独占の実例/私的独占②
5.合併規制の意義/私的独占③
6.カルテル・談合の弊害/不当な取引制限①
7.カルテルの種類/不当な取引制限②
8.カルテルに対する法的対処/不当な取引制限③
9.入札談合・官製談合の問題点/不当な取引制限④
10.談合に対する法的対処/不当な取引制限⑤
11.抱き合わせ販売・紛らわしい広告/不公正な取引方法①
12.地域差別対価/不公正な取引方法②
13.書籍・新聞・CDの定価販売/不公正な取引方法③
14.規制緩和と独占禁止法
15.まとめ
【事前・事後学修】
【事前学修】小テスト・レポート・発表等の課題に取り組むこと。
(学修時間 週2時間)
【事後学修】発表・小テスト等を復習すること。次回の授業範囲を
予習し、専門用語等を理解しておくこと。(学修時間 週2時間)
【テキスト・教材】
厚谷襄児著『独占禁止法入門〈第7版〉』日経文庫、1,050円
【成績評価の方法・基準】
授業中の小テスト(30点)、中間テスト(30点)、期末テスト
(40点)による総合評価。
― 198 ―
-42-
慶太
後期
2単位
【授業のテーマ・目標】
近年のコンピュータは単体ではなく、複数台、またさまざまな機器
を通信により接続したネットワークとして活用されることが多い。
さらにインターネットの発展・普及によってより大規模に、高度
に活用されるようになった。OSI参照モデル、TCP/IP、PKIやRSAと
いった暗号化技術などこうした情報ネットワークを支えるコンピュ
ータ・ネットワーク技術についての理解と技術を修得する。また知
識だけではなく、ネットワーク構造の実際について、演習を通じて
理解することを目指す。
【授業の内容】
第1週 ガイダンス
第2週 インターネット社会の進展とネットワーク技術
第3週 コンピュータ・ネットワークの構造、情報理論
第4週 LAN/WAN
第5週 データ通信と制御の基本(OSI基本参照モデルなど)
第6週 データ通信と制御の実際
第7週 通信プロトコルの基本(TCP/IPの基礎知識など)
第8週 通信プロトコルの実際
第9週 中間まとめ
第10週 ネットワーク管理
第11週 ネットワーク応用(SMTP、POP3など)
第12週 情報セキュリティの基本
第13週 暗号化技術(PKI、RSAなどの理論)
第14週 情報セキュリティの実際
第15週 総括
【事前・事後学修】
各授業回で取り扱う知識・項目について指定の資料に基づき理解、
あるいは不明点を授業で質問できる準備をしておくこと。
【テキスト・教材】
適宜、紹介する。
【成績評価の方法・基準】
・中間試験(50%)
・最終試験(50%)
【参考書】
適宜、紹介する。
【注意事項】
・単位修得に関してはMOSをはじめITパスポート・基本情報技術者
試験など情報系の各種試験合格に充分なレベルが求められる。
・授業時間以外に相応の学習を行い、上記情報系の各種試験を受験
することが望ましい。
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社会調査実習Ⅰ
社会調査実習Ⅱ
竹内 光悦
3年 前期
竹内
3年
2単位
2単位
【授業のテーマ・目標】
情報化社会においては、自ら問題を見つけ、情報を集め、情報を
分析し、まとめる力が必要である。この講義では、前期に続き、フ
ィールドワークで収集したデータの加工・処理から実際の報告書作
成までの過程を主体的に行えるような能力を身に付けることをめざ
す。定量的・定性的なデータそれぞれの処理について、グループワ
ークを通してデータを加工・分析していくプロセスを体験する。ク
ロス集計・独立性の検定のほか、クラスター分析、因子分析など基
礎的な多変量解析までを行う。また最終的なアウトプット(報告会
での発表資料、報告書執筆)の仕方の指導も行う。
【授業の内容】
全体のスケジュールは以下の通り。
1.量的データの加工:調査票の保管方法やデータの入力、
データの前処理等の確認
2.量的データの加工:データのクリーニング、エディティ
ング、コーディング、欠損値処理
3.量的なデータの集計と知見の取り出し方
4.クロス集計による全体傾向の把握
5.仮説の検定、多変量解析
6.知見のまとめ方とプレゼンテーションの仕方
7.質的データの整理の仕方
8.質的データの知見の導き出し方
9.定量、定性データの知見の検討
10.プレゼンテーション資料作り
11.グループごとのプレゼンテーション
12.報告書の作成オリエンテーションと全体構成の検討
13.フィールド調査全体での知見の確認
14.報告書における章ごとの知見の確認
15.報告書全体内容のディスカッション
社会調査実習Ⅰに引き続き、1回の構成は、前半で基本的な知識
を教員側がレクチャーし、後半ではグループ単位で課題をこなして
いく中で実践的なトレーニングを積む。
【事前・事後学修】
毎回の授業前に、テキストで該当箇所を予習、授業終了後はスラ
イド動画を公開するため、視聴して復習をしておくこと。
【テキスト・教材】
教科書は特に指定しない
【成績評価の方法・基準】
個人評価(演習・小レポート・授業中の加点、など60%)および
グループ評価(調査結果発表・調査報告書、など40%)で評価。
【参考書】
竹内光悦・元治恵子・山口和範『アンケート調査とデータ解析の
仕組みがよ~くわかる本【第2版】』(秀和システム 2012年)、
内田治『すぐわかるSPSSによるアンケートの調査・集計・解析 第3
版』(東京図書 2007年)、青木繁伸『Rによる統計解析』(オー
ム社 2009年)
【注意事項】
本講義では実習を行うため、遅刻、欠席は注意すること。
特にグループワークで調査を行うため、グループ内でのコミュニ
ケーション、協調性を重視する。演習の内容のため、社会調査実習
Ⅰを同年に受講していることを前提とする。プレゼンテーションも
行うため、分析系、情報系、のリテラシーは履修済みであることが
望ましい。SPSS などの統計ソフトの利用法も紹介。
― 201 ―
-45-
人 間 社 会
現 代 社 会
【授業のテーマ・目標】
情報化社会においては、自ら問題を見つけ、情報を集め、情報を
分析し、まとめる力が必要である。そのため本講義では、フィール
ドワークを行うことで調査設計からデータ収集までを体系的に体験
・理解してもらう。グループ単位の演習が基本となる。それぞれが
問題意識を立ち上げ、仮説や調査課題を作り、それを解明するに適
切な調査手法・調査対象を選定し、実査の方法・心構えなど、一連
の検証プロセスをいかに展開していくのかを指導する。調査地点の
実態把握やどのような切り口やテーマを持って調査を行うのかとい
った予備情報の収集・読み込み過程を前半に手厚く配置し、それぞ
れの問題設定に応じて定量的、定性的調査いずれも体験できるよう
に配慮する形で進行する
【授業の内容】
全体の進行スケジュールは以下の通り。
1.オリエンテーション、フィールドワークの仕方、段階ご
との作業内容や進め方
2.当該フィールドに関する既存データの収集
3.当該フィールドに関する既存データの分析
4.当該フィールドに関する一次データの収集法
5.当該フィールドに関するデータから得られる知見の整理
6.解明すべき問題の整理
7.仮説あるいは調査課題作り
8.調査手法や対象者選定などの調査設計
9.質問項目の作成
10.質問項目の作成とディスカッション
11.質問項目の再検討
12.調査票・インタビューフローの作成
13.調査票・インタビューフローの検討・修正
14.対象者の選び方の検討、サンプリング方法
15.実査の進め方、心構え、対象者とのラポール形成の重要
性、調査計画の発表
1回の構成は、前半で基本的な知識を教員側がレクチャーし、後
半ではグループ単位で課題をこなしていく中で実践的なトレーニン
グを積む。
【事前・事後学修】
毎回の授業前に、テキストで該当箇所を予習、授業終了後はスラ
イド動画を公開するため、視聴して復習をしておくこと。
【テキスト・教材】
教科書は特に指定しない
【成績評価の方法・基準】
個人評価(演習・小レポート・授業中の加点、など60%)および
グループ評価(調査結果発表・調査報告書、など40%)で評価。
【参考書】
竹内光悦・元治恵子・山口和範『アンケート調査とデータ解析の
仕組みがよ~くわかる本【第2版】』(秀和システム 2012年)
【注意事項】
本講義では実習を行うため、遅刻、欠席は注意すること。
特にグループワークで調査を行うため、グループ内でのコミュニ
ケーション、協調性を重視する。社会調査実習Ⅱでも同じグループ
で演習を行うため、原則、続けて社会調査実習Ⅱを受講することを
前提とする。また総合的な能力育成を目指すため、同時期に受講で
も構わないが、他の調査系、分析系、情報系の科目を受講(予定を
含む)しておくことが望ましい。SPSS などの統計ソフトの利用法
の紹介も行う。
光悦
後期
人
間
社
会
・
現
代
社
会
人
間
社
会
・
現
代
社
会
心理学研究法
学習心理学
松浦
3年
粟津
3年
常夫
前期 2単位
【授業のテーマ・目標】
心理学は社会科学の1つとして分類されていますが、他の社会科
学の分野の学問とは、様々な点で異なっています。研究対象が人の
心と行動である点のほかに、研究の方法の違いがあります。この講
義では具体的な研究事例を用いながら、あるいは簡単な課題を研究
法を用いて解きながら心理学で用いられる研究方法について概説し
ます。
いくつかの基礎的な心理学の授業を受けた人が、心理学というの
はそういった学問であったのかという点を再確認できるような授業
を目指します。
【授業の内容】
1 心理学と他の学問分野
2 心理学研究の流れと分野
3 観察法(実習)
4 観察法2(解説)
5 質問紙法(実習)
6 質問紙法2(解説)
7 テスト法(実習)
8 テスト法2(解説)
9 実験法(実習)
10 実験法2(解説)
11 面接法
12 論文の構成(問題、目的、仮説、方法)
13 研究法や論文の目的からみた各種論文の構成・スタイル
14 卒業論文
15 まとめ
【事前・事後学修】
事前学修 シラバスを見て予習する。(学修時間 週2時間)
事後学修 配布されたプリントを復習する。(学修時間 週2時間
)
【テキスト・教材】
毎回プリントを配布します。
【成績評価の方法・基準】
試験50%、小課題20%、感想文・授業態度30%で評価します。
【注意事項】
授業開始後10分以降に入室したり、授業に私語をしたりした場合
は、原則的に欠席扱いとします。
― 202 ―
-46-
俊二
前期
2単位
【授業のテーマ・目標】
人は様々な物事を学んで成長する。我々ができること、知ってい
ることの多くは学習を通して身に付けたものである。
この授業では、「行動が変わる」「上手くできるようになる」と
いう行動の学習を中心に、なぜ、どのように行動が変わっていくの
か、どうすれば学びやすいかという問題を扱う。「何かを身につけ
るときには、どうすればよいか」について、自分なりの考えを持っ
てもらうことが目的である。
【授業の内容】
1.ガイダンス
2.学習心理学の位置づけ
3.動機づけの種類
4.内発的動機づけの諸問題
5.レスポンデント学習の仕組み
6.レスポンデント学習の諸問題
7.オペラント学習の仕組み
8.オペラント学習の諸問題
9.オペラント学習の応用
10.技能の分類
11.運動技能の練習
12.運動技能学習の仕組み
13.社会的学習の分類
14 社会的学習の仕組み
15.まとめ
【事前・事後学修】
【事前学修】次回の授業範囲についてテキストを予習し、専門用語
を知っておくこと。(学修時間 週2時間)
【事後学修】授業内容についてテキストを見直したり、わからなか
った専門用語等を調べて理解しておくこと。 (学修時間 週2時
間程度。)
【テキスト・教材】
無藤隆・森敏昭・遠藤由美・玉瀬耕治.2004.『心理学』.有斐閣.
【成績評価の方法・基準】
試験(100%)
【参考書】
・山内光哉・春木豊(編著)『グラフィック学習心理学:行動と認
知』 (サイエンス社)
・J.E.メイザー(著)磯博行・坂上貴之・河井伸幸(訳)『メ
イザーの学習と行動』(二瓶社)
・今井むつみ・野島久雄『人が学ぶということ:認知学習論からの
視点』(北樹出版)
・波多野誼余夫・大浦容子・大島純『学習科学』(放送大学教育振
興会)
女性心理学
竹内 美香
3年 後期
人格心理学
竹内
3年
2単位
伊東暁子、竹内美香、鈴木晶夫
育の基礎と臨床』川島書店
著『食べる・育てる心理学
食
この本は、大学図書館に収蔵されているようです。
2単位
【授業のテーマ・目標】
人格、つまりパーソナリティとは「人間のあらゆる生活過程の中
に生じて来る、あらゆる情動的・意志的反応可能性の総体」であり
、「個人的概念というよりは社会心理学的概念」である。
アイゼンクは人格を「遺伝と環境により決定される実際の行動パ
ターンや、潜在的行動パターンの総体である」と定義した。人格に
関わる諸研究には共通して「情動」「反応」「社会」「経験」「発
達」などの言葉が含まれている。 本科目では、基本的理論と今日
的な研究アプローチを紹介しながら、できるだけ受講者自身が自分
の「パーソナリティ」を知る機会も設けたいと考えている。「私・
自己はどこから来たのか」「健康の生成」について考察する作業は
、青年期には大きな価値をもつ。
【授業の内容】
第1週 科目の目標と人格心理学の概要
定義、構成要素
第2週 パーソナリティ研究と理論1
類型論と特性論、ビッ
グファイブ・モデル
第3週 パーソナリティ研究と理論2
認知、感情情動、動機
づけの個人差
第4週 パーソナリティ研究と理論3 対人関係上の問題と記
述、「精神科診断と統計マニュアル5版」の紹介
第5週 パーソナリティ研究と理論4
遺伝と環境、「しつけ
」
と文化、生物学的研究
第6週 パーソナリティの測定と評価1
質問紙法検査の信頼
性
と妥当性
第7週 パーソナリティの測定と評価2 投影法検査例の紹介
第8週 パーソナリティの測定と評価3
作業法検査例の紹介
第9週 パーソナリティの発達1 乳幼児期の反応性と持続性、
養育経験と愛着
第10週 パーソナリティの発達2 思春期の経験と学習、自己意
識、仲間や社会との関係
第11週 パーソナリティの発達3 思春期の心身の健康、社会的
環境における安心と安全
第12週 パーソナリティの発達4 青年期の危機、理想自己対現
実自己、職業的同一性
第13週 パーソナリティの発達5 成人期以降の自己実現、他者
との関係性
第14週 パーソナリティと健康
ストレスに対する耐性、レジ
リエンス、心身の健康
第15週 まとめ
わたしの「人格心理学」
【事前・事後学修】
【事前学修】毎回の授業までにマスメディア報道や自身の身辺で起
こる出来事に目を向け、「人の社会的行動」や臨床心理学的なトピ
ックスを考え、理解してくる。毎回、記述を求める。
【事後学修】各単元のまとめとしての小レポート課題を課す。最終
レポートと並ぶ事後学修課題とする。
【テキスト・教材】
鈴木晶夫、竹内美香 共著 「心理学入門・快体心書~身体と心
の基礎と臨床」川島書店 2,200円
【成績評価の方法・基準】
最終レポート 60%、平常点すなわち授業内ワークシートと課題
等の取り組み評価 40%
【参考書】
日本パーソナリティ心理学会 「パーソナリティ研究」に掲載の学
術論文など
― 203 ―
-47-
人 間 社 会
現 代 社 会
【授業のテーマ・目標】
この科目では、女性の生涯について心理学的視点から講義する。
現代の女性、特に雇用機会均等法施行以降の女性には公的私的シ
ーンで自由で多様な生き方や能力発揮の機会が与えられているよう
に思われる。「誰でも望んで努力をすれば、性別を超えた成果を上
げることもできる我が国は、世界の中でも稀な可能性に満ちた社会
環境を誇っている」と、対外的には信じられている我が国である。
しかし、実情は単純ではない。
本科目では、「生涯にわたり発達し、変化し続ける女性」の自己
実現について、つまり生きること、愛すること、働くことについて
それぞれの年齢・時期の心身の特性や健康、社会文化的役割の視
点で学ぶ。女性の現状と課題を知ることで、受講生自身が女性とし
ての自身のライフプランを具体的に充分に考察し、主体的に現実に
対応する態度を養うことが、この科目の目標である。
【授業の内容】
第1週 科目の目標の説明 女性の生涯発達における課題
第2週 わたしの中のジェンダー 『ジェンダー』とは何か
第3週 幼児期の性役割意識、性同一性の形成とその背景
第4週 学校教育の中での女子と男子
第5週 青年期の就業、職場の「ジェンダー」
第6週 青年期・成人期の出会いとパートナーシップ
第7週 結婚と家族の形成の意味
第8週 生むこと、育てること、育つこと1 現代の結婚
第9週 生むこと、育てること、育つこと2 産後危機
第10週 女性のキャリアパスと自我同一性
第11週 家族の発達的移行1 子どもの「巣立ち」とその後
第12週 家族の発達的移行2 老親の介護と家族の役割
第13週 家族の発達的移行3 自らの老いと出会う
第14週 女性の心と身体の健康
第15週 まとめ 女性の生涯発達の心理学
【事前・事後学修】
【事前学修】次の回の授業までの1週間、マスメディア情報や自身
の身辺をよく観察し、「女性のキャリア」「家族」に関わる記事や
経験的事実を自分の言葉で説明できるようにしておく。毎回のワー
クシートに記述することを求める。
【事後学修】各単元の最後にまとめの小レポート課題を課す。最終
レポートと同様に提出を求める。
【テキスト・教材】
適宜、資料やワークシートを準備して配布する。その他、映像資
料を用意する。
【成績評価の方法・基準】
最終レポート60%、授業ワークシートの記述も含めて平常の課題
への取り組み評価40%
【参考書】
千田有紀・中西祐子・青山薫 著 『ジェンダー論をつかむ』有斐
閣 1900円+税
美香
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― 204 ―
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発達臨床心理学Ⅰ
発達臨床心理学Ⅱ
佐藤 恵美
3年 前期
佐藤
3年
2単位
2単位
【授業のテーマ・目標】
人間の発達は,誕生から死に至る過程において生じる一連の出来事
である。発達過程では、人間が発達していく上でのさまざまな問題
や障害があります。人がより良く生きていくために,発達上生じる
臨床的問題について基礎的知識を身につけ,対処していくことが大
切です。この授業では,青年期から高齢期までの発達の基礎的知識
を学び,発達上の臨床的問題や環境への適応についての知識と支援
の方法について学ぶことを目的とします。
【授業の内容】
第1週 ガイダンス: ケアを必要とする人と問題行動の捉え方
第2週 児童期・青年期の心理臨床
第3週 学校生活の適応と不適応(不登校といじめ)
第4週 行為障害
第5週 統合失調症
第6週 気分障害
第7週 パーソナリティ障害
第8週 神経症と心身症概念
第9週 欲求と適応:葛藤、フラストレーションとストレス・コーピ
ング
第10週 摂食障害
第11週 精神分析、認知行動療法など支援と治療法
第12週 成人・中高年期の心理臨床
第13週 対象喪失と臨死
第14週 高齢期の精神障害と認知症
第15週 総括および達成度の確認
【事前・事後学修】
授業ごとに指定する章を毎回、熟読してくること。
授業後は配付資料の用語・略語、その日の授業の理論を理解してお
くこと。
【テキスト・教材】
教科書 『発達臨床心理学ハンドブック』 大石史博・西川隆蔵・
中村義行 編 (ナカニシヤ出版2008年)
適宜プリント配布
【成績評価の方法・基準】
授業レポート,期末テスト
― 205 ―
-49-
人 間 社 会
現 代 社 会
【授業のテーマ・目標】
人間の発達は,誕生から死に至る過程において生じる一連の出来事
である。発達過程では、人間が発達していく上でのさまざまな問題
や障害があります。人がより良く生きていくために,発達上生じる
臨床的問題について基礎的知識を身につけ,対処していくことが大
切です。この授業では,乳幼児期から児童期までの発達の基礎的知
識と臨床的問題を学び,さまざまな問題や発達障害についての知識
と支援の方法について学ぶことを目的とします。
【授業の内容】
第1週 ガイダンス:心理学,発達心理学、発達臨床心理学の関連性
第2週 身体的発達と精神的発達(発達課題と発達段階)
第3週 発達心理学における臨床的視点について
第4週 心の捉え方:正常と異常の考え方,正規分布について
第5週 発達の要因:遺伝要因と環境要因
第6週 胎児期(染色体異常と胎内環境)
第7週 周産期から新生児にかけての発達臨床
第8週 乳児期の環境への適応と親子関係の成立
第9週 乳幼児期に観察される発達の遅れとアセスメント
第10週 知能の考え方と知的障害
第11週 自閉症、サバン症候群
第12週 発達障害(注意欠陥/多動性障害、学習障害など)
第13週 愛着障害(アタッチメントとマザリング)
第14週 情緒障害と小児心身症
第15週 総括および達成度の確認
【事前・事後学修】
授業ごとに指定する章を毎回、熟読してくること。
授業後は配付資料の用語・略語、その日の授業の理論の意味を理解
すること。
【テキスト・教材】
教科書 発達臨床心理学ハンドブック 2008 大石史博・西川隆蔵
・中村義行 編 ナカニシヤ出版
適宜プリント配布
【成績評価の方法・基準】
授業レポート,期末テスト
恵美
後期
人
間
社
会
・
現
代
社
会
人
間
社
会
・
現
代
社
会
共生支援論
社会文化事業論
高木
3年
高木
3年
裕子
後期 2単位
【授業のテーマ・目標】
ボランタリズムの心性を持ちながらも、ダイナミックに活動していくためには
「公共性」とは何かを理解し、目標を持って取り組んでいくことが
重要である。また。社会人や一市民として、地域社会に貢献し、社
会問題の解決に資するためには、善意ある個人の働きを超え、それ
を終結、組織の力として強めいていくことも重要である。近年、ボ
ランタリーな意思を持って、当初出発した組織でも、成熟したり、大規
模化したりした結果、ボランタリーな心性失われ、組織維持が難しくな
っているところもある。従来、そのような組織は、行政である「公
」や企業である「私」ではない役割や立場で、事業や活動を展開し
てきたが、今日、そうではない、新たなあり方が求められるように
なってきている。その一つが多元的社会の実在を認識し、共生(社
会)の実現や生態学からみた共生支援と呼ばれるものである。授業
では、今日、地域社会や世界規模での共生(社会)の実現を目指し
た、「共」としての諸理論や実際、共生支援としてのプロセス・コンサルテ
ーション、実際論としてのソーシャルワークなどについて考えていく。要するに
、どうすればより良く生きられるのかを、個人とそれに係わる個と
しての自分、そして、集団や組織面から考えます。
【授業の内容】
第1週 国家の論理、企業の論理1(国家)
第2週 国家の論理、企業の論理2(企業)
第3週 多元的社会への認識と「公」と「私」
第4週 公共性と多様な中間集団としてのNPO、NGOの誕生
第5週 生態学とQOL(クオリティーオブライフ)
第6週 多文化・多言語社会と価値観、行動様式
第7週 異文化コミュニケーション
第8週 市民型の成熟した状況とは何か
第9週 「共」領域の充実と「もう一つの社会」の誕生
第10週 国際化とグローバリゼーション
第11週 「共」に資する人材1(事業型)
第12週 「共」に資する人材2(助成型)
第13週 公益事業と社会企業家
第14週 社会問題や社会課題を解決するNPOと何か
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
【事前学修】「国家の論理、企業の論理」では指定された新書や配
布の新聞記事を読み、内容理解をするだけでなく、授業前半に出て
くる「公」と「私」という概念、「公共性」や公益という用語の意
味・概念内容は確認・理解しておくこと。【事後学修】授業では、
ある課題や問題点について、ディスカッションをしたり、意見を求めたり
します。また、実際に調査をしたり、NPO組織への聞き取りを行っ
たりします。よって、そのレポートを提出させます。
【テキスト・教材】
今年度はテキストを指定せず、事前課題の新書は授業中に数冊掲げ
ます。新聞記事他については、こちらで準備します。
【成績評価の方法・基準】
ディスカッション他10%、調査発表20%、ソーシャルワーク・フィールドなどで聞き取り
調査30%、期末課題40%
【参考書】
手島実郎『国家の論理と企業の論理 時代認識と未来構想を求めて
』(中公新書 1998)/エドガー・H・シャイン、金井嘉宏・金井真
弓訳『人を助けるとはどういうことか 本当の「協力関係」をつく
る7つの原則』(英治出版 2009)
【注意事項】
ボランティア活動と寄付や慈善活動はどこが違うのでしょうか。皆さん
がしている諸活動はどう社会に貢献できるのでしょうか。これらの
点を国家や企業という面からも考えていきます。大学時代の集大成
として、これから市民として社会に出る前に身に付けておいてほし
いものです。
― 206 ―
-50-
裕子
前期
2単位
【授業のテーマ・目標】
近年、企業は社会的貢献または社会的責任という用語で、環境問題
をはじめ世界的な課題まで、グローバルな発想と概念の下、営利目
的を超えた次元で貢献しようとしている。また、敢えて利害関係の
ない立場で、世界の経済格差にも、グローバル・コーポレーテブ・
シチズンシップという考えで、その役割を果たそうとしている。企
業にあった教育法人や文化事業財団等も、今日、一定の組織や機関
を設け、社会貢献や文化保護・保存に努める一方、未来に向けた企
業の姿や役割を一気に加速化させ、その方向性や基準に向かわせよ
うとする。
授業では、改めてグローバルな社会的課題や営利目的にある企業に
対峙する「文化事業」のあり方をはじめ、各種文化活動や政策、ま
た、そこでの解決法を目指した社会貢献のあり方、そのための人材
育成法等について考える。加えて、今年度は、その方向性と展望に
立ち、日本の国家成長戦略下、どのような文化政策や計画が立てら
れるのかを実際に考える中で、これからの社会文化事業の意義と(
社会)文化戦略について考察する。また、それに寄与、係わること
ができるような能力、考え方ができるようにする。
【授業の内容】
第1週 なぜ社会的貢献が必要なのか。社会的責任とは何か。
第2週 なぜ今、「文化」なのか。
第3週 「文化」とは何か。「文化政策」とは何か。
第4週 企業の社会的貢献と社会的責、そして「文化」。
第5週 企業の地域(社会)貢献と個人の社会的責任に「文化」を
どう役立てるのか?
第6週 文化とコンテンツ、コンテキスト
第7週 グローバル下社会での問題と課題に取り組む企業や民間団
体、そして、個人
第8週 アジアの文化政策と世界戦略
第9週 文化広報と文化戦略
第10週 日本(国内問題)と海外(世界問題)、
ローカル・グローバル、リージョン、そして、グローカル
第11週 グローバルスタンダードとアメリカ標準
第12週 日本の文化戦略と世界の文化戦略
「文化」コンテンツで、世界的にビジネスするとは?
第13週 今、どのような人材が求められているのか
第14週 世界貢献と●●問題、解決課題
第15週 総括
【事前・事後学修】
【事前学修】授業の前週には必ず課題が課されます。その課題につ
いて必ず調べてくること。また、それを受け、授業中に発表、ディ
スカッションをしたり、質疑応答したりするため、課題内容につい
ては広く理解し、返答ができるようにしておくこと。授業ではその
内容を深めることをします。
【事後学修】実際にフィールドへ出向いたり、活動等に参加したり
しますので、その度、調べた結果や事後レポートは課します。作成
したものは、期日までに必ず提出すること。
【テキスト・教材】
今年度は資料、プリント他、こちらで準備します。
【成績評価の方法・基準】
【事前学修】における課題20%、発表とディカッション10%、活動
・参加レポート10%、事後レポート20%、期末レポート40%
【参考書】
授業の中で適宜、指定します。
【注意事項】
できるだけ身近な話題やわかりやすい事例をもって、講義は進めて
いきますが、指定された本や関係する内容については、自ら広く、
また深くも調べ、内容把握や理解に努めてください。
産業心理学
松浦 常夫
3年 前期
消費者心理学
2単位
明
後期
2単位
【授業のテーマ・目標】
私たちは、日々消費という行動を繰り返しています。しかしなが
ら、こうした毎日繰り返されている消費行動のプロセスは非常に複
雑です。
本講義では心理学の視点から、私たちの消費行動について基本的
な考え方や理論について学習し、理解することを目的とします。
また消費者の消費行動への理解は、企業や組織等におけるマーケ
ティング活動を計画・実行していく際にも、非常に重要です。
そのため、消費者心理に関する基本的な考え方や理論を理解した
上で、マーケティングに関連したテーマとの関連においても学習し
、消費者が何を感じ、考え、モノやサービスを選ぶのか、といった
消費者行動プロセスについて、皆さん自身の買い物行動を見つめ直
しながら、考えていきます。
【授業の内容】
第1週 オリエンテーション:消費者心理学とは
第2週 消費者心理とマーケティング
第3週 心理学の視点からみた消費者行動
第4週 消費者の知覚
第5週 消費者の認知
第6週 消費者の記憶
第7週 消費者の態度形成
第8週 消費者の意思決定プロセス(1):意思決定プロセス概要
第9週 消費者の意思決定プロセス(2):情報処理プロセス
第10週 消費者の関与
第11週 消費者行動と個人特性
第12週 消費者行動と他者や集団の影響
第13週 消費者行動と企業のコミュニケーション活動
第14週 自分の買い物行動を消費者心理学のフレームワークで振り
返る
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
事前学修:前回までの復習を実施し、授業に参加すること。
事後学修:授業内で詳細された概念等に関して整理し、ノートを作
成し、理解を促進する。
上記プロセスを繰り返すことで、授業内容の理解を獲得し、自律的
学習を促進する。
【テキスト・教材】
授業の際にプリントや資料を配布します。
【成績評価の方法・基準】
試験100%
【参考書】
青木幸弘『消費者行動の知識 (日経文庫)』日本経済新聞出版社2
010年
杉本徹雄編『新・消費者理解のための心理学』福村出版2012年
【注意事項】
事前学習および事後学習において、各自ノートを作成することを徹
底すること。
― 207 ―
-51-
人 間 社 会
現 代 社 会
【授業のテーマ・目標】
卒業して会社等にはいると、様々な新しい出来事を職業人として
皆さんは体験します。また、仕事を離れると皆さんは消費者として
他の人々が生産した商品やサービスを享受する立場となります。こ
の講義では働く者としての個人の行動を中心に、消費者としての行
動も交えて、心理学的な観点から産業社会での行動を考えていきま
す。
【授業の内容】
第1回 就職と採用1 キャリアデザインと職業選択
第2回 就職と採用2 能力・パーソナリティと職業:職業適性
第3回 就職と採用3 企業の採用戦略
第4回 働く人の心と行動1 働く意欲
第5回 働く人の心と行動2 職務満足
第6回 働く人の心と行動3 キャリア発達と組織コミットメン
ト
第7回 働く人の心と行動4 職場の人間関係:対人関係の社会
心理学
第8回 働く人の心と行動5 職場のストレスと対処
第9回 働く人の心と行動6 職場の環境とプライバシー
第10回 企業と消費者1 広告戦略
第11回 企業と消費者2 広告表示
第12回 企業と消費者3 商品イメージ(ブランド)
第13回 企業と消費者4 消費者心理学(消費行動における心理
過程)
第14回 企業と消費者5 消費者心理学2(商品・サービスの購
入行動)
第15回 まとめ
【事前・事後学修】
事前学修 シラバスを見て予習する。(学修時間 週2時間)
事後学修 毎回のテーマは必ずしも連続したものではありませんが
、前回までのプリントを復習して授業にのぞんで下さい。(学修時
間 週2時間)
【テキスト・教材】
毎回プリントを配布します。
【成績評価の方法・基準】
試験60%、感想文・授業態度40%で評価します。
【注意事項】
授業開始後10分以降に入室したり、授業に私語をしたりした場合
には、欠席扱いとすることがあります。
斎藤
3年
人
間
社
会
・
現
代
社
会
人
間
社
会
・
現
代
社
会
心理学統計法
教育社会学
粟津
3年
丹治
3年
俊二
後期 2単位
【授業のテーマ・目標】
心理学は人間の行動や思考、人格などを理解しようとする。しか
し、心理学を学んでいなくとも、私達は日頃から「この人はこうい
う性格だろう」「こういうことをしたり、判断したりするのは、こ
れが原因だろう」と、他者の人柄や行動を判断している。もし、こ
のような日常的な人間判断が正しくければ、学問としての心理学は
不要である。
学問としての心理学と日常的な人間判断との違いは、客観的なデ
ータに基づき、知識があれば誰もが納得できるプロセスで、判断す
るかどうかにある。このための思考方法の一つが、統計学であり、
心理学でも統計学的思考を多用する。
この授業では、主に数値として得られたデータを解釈する手法、
特に、限られた人数からわかったことをそれ以外の人にも拡大して
よいかどうか判断する手法(統計的検定)を習得することを目的と
する。
【授業の内容】
1.ガイダンス
2.母集団と標本
3.正規分布と標準化
4.推定
5.統計的仮説検定の原理
6.検定の種類
7.Z検定
8.適合度の検定と独立性の検定
9.相関係数の検定
10.t検定
11.分散分析の原理
12.一要因の分散分析
13.多重比較
14.二要因の分散分析
15.総括
【事前・事後学修】
・平均、分散、標準偏差について、復習しておくこと。
・次回の授業までに、テキストの該当範囲を一読しておくこと。
・新しい内容を、以前の授業内容に積み上げて進む。授業時間中に
理解するか、次回授業までに復習して理解すること。
・復習用にmanaba上に課題を出す。期限までに行うこと。
(学修時間 週4時間程度)
【テキスト・教材】
山田剛史・村井潤一郎『よくわかる心理統計』(ミネルヴァ書房
)
【成績評価の方法・基準】
試験(90%)、提出物(10%)
【参考書】
授業中に適時紹介する。
【注意事項】
心理学的な卒業論文を予定している学生は、履修することを勧め
る。
― 208 ―
-52-
恭子
後期
2単位
【授業のテーマ・目標】
教育社会学は、「教育」を社会現象として捉え、教育現象と社会
構造との結びつきを解明する学問である。本講義では、教育社会学
の基礎的な概念や、研究対象・手法を学ぶことを通じて、教育を社
会現象としてみる見方や方法を身につけることを目的とする。加え
て、教育現象を社会学的に分析した結果に触れることによって、教
育をめぐる今日的な状況を的確に把握する手がかりを得ることも目
的の1つとする。講義では、全体を大きく3部に分け、教育社会学の
基礎的概念を踏まえた後に、「学校」の社会的機能を概説し、最後
に、現代社会において「教育問題」とされる事象を取り上げ、社会
学的な視点から考察を加える。
本講義を通じて、教育現象とそれが生じた社会背景を理解し、「
教育問題」に関する自分なりの考察を加えられるようになることを
目標とする。
【授業の内容】
第1週 イントロダクション――社会の中の教育
Ⅰ.教育社会学の視座と方法
第2週 教育社会学の見方――教育学と社会学
第3週 教育社会学の対象と方法
Ⅱ.学校の社会的機能
第4週 社会化
第5週 かくれたカリキュラム
第6週 選抜・配分
第7週 学歴と社会階層
第8週 正当化
Ⅲ.「教育問題」への社会学的取り組み
第9週 学校に行かない子ども
第10週 いじめ
第11週 ディスアビリティと教育
第12週 エスニシティと教育
第13週 教育におけるジェンダー
第14週 幼児教育とケア
第15週 授業のまとめ
【事前・事後学修】
【事前学修】各回の講義内容に応じた論考を配布する。受講生は事
前に目を通しておくこと(学修時間週1時間)。
【事後学修】授業内容を復習しておくこと(学修時間週1時間)。
【テキスト・教材】
プリント(レジュメや授業内容に応じた資料)を配布する。
【成績評価の方法・基準】
試験70%、平常点(授業への積極参加・提出課題)30%。
【参考書】
授業の進行にしたがってレジュメ内で紹介する。
【注意事項】
基本的には講義形式で展開するが、授業内容に応じ、少人数での
グループ討論を数回予定している。自らの視点・考え方を確認する
機会として、積極的な参加を期待する。
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― 209 ―
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人
間
社
会
・
現
代
社
会
都市社会論
社会科学データ分析
竹林
3年
竹内
3年
和彦
後期 2単位
【授業のテーマ・目標】
国連の統計によれば、現在、世界の人口の半数以上が都市に居住し
ている。その生活場所である都市を描き出そうとするさまざまな分
野のアプローチを紹介しながら、都市とはどのような場所であるか
を検討していく。
授業ではまず自分たち大学生が都市東京をどうとらえているかを調
べイメージを把握する。次に、世界にはどのような都市があるかを
紹介し、その後、日本の都市について歴史的な成立過程をふまえて
概観する。その後、東京を対象として都市をさまざまな角度から見
ていく。
具体的な事例地域として、渋谷を取り上げたあと、フィールドワー
クを行い、都市空間の見識を深める。さらに、持続可能な生活空間
としての都市づくりを考えていく。
本授業の目的は①都市の変遷を歴史に沿って把握することができる
、②都市東京の理解を深める、③都市に関する重要な考え方やキー
ワードを知ることができる、④持続可能な生活空間の創造を議論で
きるの4つをあげる。
【授業の内容】
第1週 ガイダンス(授業の進め方、評価の方法)
第2週 都市とは何か、都市を扱う科学とは
第3週 東京を実践女子大学の学生はどうとらえているか?
第4週 都市のイメージマップ1
第5週 都市のイメージマップ2
第6週 世界の都市人口
第7週 世界の都市1~近代以前起源の都市~
第8週 世界の都市2~近代以降起源の都市~
第9週 東京の発達と渋谷という街
第10週 東京(渋谷)の防犯防災(フィールドワーク)発表1
第11週 東京(渋谷)の防犯防災(フィールドワーク)発表2
第12週 東京(渋谷)の防犯防災(フィールドワーク)まとめ
第13週 東京(渋谷)の都市での工夫(フィールドワーク)発表1
第14週 東京(渋谷)の都市での工夫(フィールドワーク)発表2
第15週 東京(渋谷)の都市での工夫(フィールドワーク)まとめ
【事前・事後学修】
次週扱う内容に関して指示する課題に取り組み、授業内で議論でき
るようにしておくこと。
【テキスト・教材】
【事前学修】各自作成したレポートに基づいた発表があるので、必
ず指示された課題はこなして授業に参加すること。 (学修時間
週2時間)
【事後学修】授業で扱った内容、および他の学生が発表した内容を
まとめ内容の理解に努めること。(学修時間 週2時間)
【成績評価の方法・基準】
レポート80%(半期に4回程度課す予定)
授業内での課題等20%
それぞれ、理解度・取り組み度などから総合的に評価する。
【参考書】
授業内で必要に応じて紹介していく。
【注意事項】
11月下旬または12月上旬に渋谷周辺でフールドワークを土曜か
日曜に実施する。ただし、受講者数によってはフィールドワークが
実施できないので、フィールドワークにかわる課題を示す。
― 210 ―
-54-
光悦
前期
2単位
【授業のテーマ・目標】
人は何に基づいて行動しているか?身近な人は何を考えているの
か?など行動の原因と結果の因果関係の解明、社会集団における行
動傾向の把握などが社会科学の諸分野においては解明すべきテーマ
にあげられる。社会においてもマーケティングなど計量的に意思決
定が必要とされる場合、これらの分析方法は活用されている。それ
らのテーマ研究においては、調査や実験により得られたデータを用
いた分析、検証が重要視される。特にこれらは実社会や学術研究な
ど、より高度な分析を必要とする際には、多変量データなどのより
情報をもつデータの分析が必要とされる。またビックデータ時代、
データの大小に限らず、だれもが基本的な情報分析能力を持ってお
くことが望ましい。
本講義では、これらの社会科学データを用いた分析を基礎から応
用までの一連の体系を紹介する。なお、卒業研究を踏まえて、デー
タの基礎処理から高度な処理(多変量解析)等まで、実際に
PC(Excel や SPSS、R など)を利用した実践的なスキルの習得を
目指す。
【授業の内容】
具体的には以下の内容を予定している
1.ガイダンス、社会科学データの紹介
2.多変量データの測定、多変量データの入力・処理の基本
3.多変量データの集計処理とデータベースの利用
4.計量的多変量データ分析の基礎
5.統計グラフを用いた多変量データの図示化
6.統計ソフト利活用、計量的多変量データ分析のテーマ検討
7.未来を予測―重回帰分析―
8.対象の分類―クラスター分析―
9.潜在的な要因を探す―因子分析―
10.カテゴリカルデータの分析―数量化理論―
11.様々な多変量解析法
12.PCを利用した多変量解析の紹介と演習A
13.実社会における多変量解析の実例と演習B
14.分析結果の文書化と発表
15.社会科学データ分析のまとめ
【事前・事後学修】
毎回の授業前に、テキストで該当箇所を予習、授業終了後はスラ
イド動画を公開するため、視聴して復習をしておくこと。
【テキスト・教材】
教科書は適宜授業内で紹介。
【成績評価の方法・基準】
講義内課題(演習・中間テスト・小レポートなど、50%)および
学期末レポート試験(50%)で評価。
【参考書】
竹内光悦・酒折文武・宿久洋『実践ワークショップExcel徹底活
用統計データ分析基礎編』(秀和システム 2008年)、竹内光悦・
元治恵子・山口和範『アンケート調査とデータ解析の仕組みがよ~
くわかる本【第2版】』(秀和システム 2012年)竹内光悦・酒折
文武『Excelで学ぶ理論と技術多変量解析入門』(ソフトバンクク
リエイティブ 2006年)、足立浩平『多変量データ解析法―心理・
教育・社会系のための入門』(ナカニシヤ出版 2006年)、内田治
『すぐわかるSPSSによるアンケートの調査・集計・解析 第3版』(
東京図書 2007年)、青木繁伸『Rによる統計解析』(オーム社 2
009年)
【注意事項】
本講義では実践的にデータ分析の演習を行うため、PC教室で行い
ます。教室の都合のため、上限があります。上限を希望者が超した
場合には掲示しますので注意して下さい。なお、基礎から応用へ段
階的に紹介するため、遅刻、欠席は注意すること。なお情報の基礎
的な導入に関してはリテラシーの授業を参考にされたい。
現代ジャーナリスト論
情報社会論
メディア劇変下のジャーナリズムのあり方
浅岡 隆裕
3年 前期 2単位
情報社会の成立ちと構造
浅岡 隆裕
3年 後期 2単位
【授業のテーマ・目標】
今私たちが生きている時代はまさに「情報社会」です。本講義では
社会学およびメディア学の諸理論をベースに,情報社会,情報化に
関する諸学説を紹介します。さらに情報社会の動態を分析するのに
有効と思われる概念装置を提示・吟味していきます。
情報化とは,コンピューターや電気通信技術が社会的に導入され,
産業や企業部門から個人生活へとその影響力が拡大していくプロセ
スを指します。20世紀は,まさにこの情報化が進んだ情報革命の時
代でありました。それを順に振り返ってみることで,メディアの発
達と社会・文化との関わりをみていきます。
学説紹介ののちに,情報社会に生起するアクチュアルな問題群を取
り上げながら,情報社会を生きていく私たちに求められること,考
えなくてはならない課題についても言及していきます。今まさに起
こっている情報現象自体がテキストであり,時事的な出来事そのも
のも講義では積極的に取り上げいきたいと思います。
【授業の内容】
第1週 科目オリエンテーション なぜ,どのように学ぶのか
第2週 情報社会の誕生と成長
第3週 ネット社会からソーシャル・メディア時代へ
第4週 情報社会の社会理論
第5週 家族関係の情報化
第6週 教育・学習の情報化
第7週 職場・組織の情報化
第8週 出来事がニュースになるまで
第9週 地域社会の情報化
第10週 ネット・コミュニティの社会理論
第11週 政治の情報化
第12週 ネット社会における人間像
第13週 情報社会の諸問題-監視社会論
第14週 情報社会のゆくえ
第15週 全体のまとめと補足
【事前・事後学修】
授業で見聞きした概念,事例について,レジュメや配布物,板書ノ
ートなどを参考にしつつ復習してください。他の社会事象について
当てはまる事例がないかなどを考えてみるとよいでしよう。授業内
で関連する参考書を紹介するので,そちらも講義内容の理解を深め
るという点で推奨します。
授業外に45時間以上の学修を行ってください。
【テキスト・教材】
飯田良明・松下慶太編著『ネット社会の諸相』(学文社 2015年)
2,100円+税
【成績評価の方法・基準】
複数回の小レポート20%,期末筆記試験60%,平常点(授業での積
極参加・提出課題)20%として評価します。
【参考書】
総務省『情報通信白書』(ぎょうせい 2015年)
田畑暁生『情報社会論の展開 』(北樹出版 2004年)
林茂樹・浅岡隆裕編著『ネットワーク化・地域情報化とローカルメ
ディア 』(ハーベスト社 2009年)
前納弘武・岩佐淳一・内田康人編著『変わりゆくコミュニケーショ
ン 薄れゆくコミュニティ』(ミネルヴァ書房 2012年)
岡田朋之・松田美佐編著『ケータイ社会論 』(有斐閣 2012年)
【注意事項】
私語は他の受講者に迷惑になるのでしないでください。
― 211 ―
-55-
人 間 社 会
現 代 社 会
【授業のテーマ・目標】
「ジャーナリスト」とは一体どのような人たちなのか。またこうし
た職業人が携わる「ジャーナリズム」という営みはそもそも何のた
めに行われるか。ジャーナリズムの具体的な成果としてのニュース
や報道,ノンフィクション作品はどのような過程で制作されていく
のか。伝えられるメディアの種類によって,ジャーナリズムの質も
大きく異なると想像されるが,実際は?インターネット時代にあっ
て,従来型のジャーナリズム・ジャーナリストに何か変化があるの
か。これらの問いかけに答えるように,ジャーナリスト,ジャーナ
リズムについての特質,そしてそれらが依拠する社会・経済状況,
情報通信技術,法・規範といった観点から,考えていきます。
【授業の内容】
第1週 科目オリエンテーション なぜ,どのように学ぶのか
第2週 ジャーナリズム・ジャーナリストとは何か
第3週 ジャーナリズムの歩み
第4週 マスコミとネットコミュニケーションの理論
第5週 職業としてのジャーナリスト
第6週 どのように実践されるのか
第7週 ジャーナリズムの規範と倫理
第8週 出来事がニュースになるまで
第9週 新聞のジャーナリズム
第10週 放送のジャーナリズム
第11週 雑誌のジャーナリズム
第12週 地域のジャーナリズム
第13週 ネット・ジャーナリズム
第14週 海外事例との比較
第15週 メディア環境の変化とジャーナリズム
【事前・事後学修】
授業で見聞きした概念,事例について,レジュメや配布物,板書ノ
ートなどを参考にしつつ復習してください。他の社会事象について
当てはまる事例がないかなどを考えてみるとよいでしよう。授業内
で関連する参考書を紹介するので,そちらも講義内容の理解を深め
るという点で推奨します。
授業外に45時間以上の学修を行ってください。
【テキスト・教材】
特に使用しません。
【成績評価の方法・基準】
複数回の小レポート20%,期末筆記試験60%,平常点(授業での積
極参加・提出課題)20%として評価します。
【参考書】
早稲田大学ジャーナリズム教育研究所 編(2013) 『エンサイクロ
ペディア 現代ジャーナリズム』早稲田大学出版部
早川善治郎 編著(2010)『新版 概説マス・コミュニケーション論
』学文社
【注意事項】
私語は他の受講者に迷惑になるのでしないでください。
人
間
社
会
・
現
代
社
会
人
間
社
会
・
現
代
社
会
国際経済論
会計監査論
高橋
3年
蒋 飛鴻
3年 前期
意智郎
後期 2単位
【授業のテーマ・目標】
ヒト、モノ、カネ、サービスの国際移動が活発な今日、日本経
済を始め各国経済は、ますます相互に依存し合っている。国際経
済論は、各国経済が相互に依存し合うことに伴う様々な問題を分
析して、適切な政策を提言していく学問である。本講義では、国
際経済に関する、いくつかのテーマについて基本的な内容を理解
し、現実を見るための視野を形成することを目的とする。豊富な
事例を盛り込んで、受講した皆さんの興味を引く講義にしたいと
考えている。
【授業の内容】
1.ガイダンス:国際経済論について
2.経済のグローバル化と日本―国境を超えるヒト・モノ・カ
ネ・企業―
3.外国為替取引と為替レート―為替レートの決定要因と為替
レート変動の影響―
4.外国為替取引と為替レート―変動為替レートと固定為替レー
ト、ドル本位制、ユーロの導入―
5.経済のグローバル化と財政政策
6.経済のグローバル化と金融政策
7.経常収支と国際貿易
8.国際貿易と海外直接投資の理論
9.国際貿易と貿易政策―国際貿易の恩恵、国際貿易の影響―
10.国際貿易と貿易政策―保護貿易の不利益、補助金による産
業保護―
11.海外直接投資と企業のグローバル化―海外直接投資の方法、
海外子会社の種類―
12.海外直接投資と企業のグローバル化―多国籍企業の事業活
動、移転価格―
13.経済的地域連携と多国籍企業
14.国際経済のトピック
15.総括
【事前・事後学修】
事前学修:配布された資料・プリントを次回の授業までに読んで
おくこと。
事後学修:授業中にとったノート、授業で使った資料・プリント
を参考にして授業内容を理解しているか確認すること。
【テキスト・教材】
テキスト・教材は指定しない。毎回の講義のときに資料を配布す
る。
【成績評価の方法・基準】
本講義では、講義中に何回か課題を行う。成績は、期末試験
(50%)、講義中に行う課題(30%)、平常点(授業への積極的参
加)(20%)を総合して決定する。
― 212 ―
-56-
2単位
【授業のテーマ・目標】
近年,企業の会計や監査に関する事件が続出し,会計監査への関
心が高まっている。この授業では,会計監査(財務諸表監査)の役
割,仕組み,方法,さらに日本の監査制度について学ぶ。 授業で
は,会計監査(財務諸表監査)の全体像をしっかりとおさえ,その
後,監査の生成,日本の制度,監査の方法,監査の広がり等につい
て詳細に学び,検討していく。
この授業を通して,会計監査とは何かを正確に理解するとともに
,現在,会計監査がかかえる問題を明らかにすることを目指す。
【授業の内容】
第1週 ガイダンス
第2週 会計監査とその基本的役割
第3週 会計監査の現代的役割
第4週 金融商品取引法に基づく会計監査制度
第5週 会社法に基づく会計監査制度
第6週 職業監査と監査基準ならびに職業倫理
第7週 会計監査の進め方(1)リスク・アプローチ
第8週 会計監査の進め方(2)監査計画
第9週 会計監査の進め方(3)リスク評価と監査手続
第10週 会計監査の進め方(4)監査の完了まで
第11週 監査意見と監査報告書
第12週 監査意見の種類と諸問題
第13週 公監査
第14週 事例紹介―粉飾決算
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
事前学修:小テスト・レポート等の課題に取り組むこと。(学修時
間週2時間)
事後学修:小テストを復習すること。次回の授業範囲を予習し,専
門用語等を理解しておくこと。(学修時間週2時間)
【テキスト・教材】
授業の第1回目で指示する。
【成績評価の方法・基準】
定期試験70%,授業への取り組み(授業中の発言・積極的な参加
等)30%で評価する。
【参考書】
● 山浦久司著『会計監査論《第5 版》』中央経済社,2008 年。
● 参考文献は内容に応じて随時紹介するが,監査に関する最新の
動向については,最新版の『企業監査六法』や『監査実務指針
ハンドブック』,また日本公認会計士協会や金融庁のホームペ
ージを参照すること。
【注意事項】
簿記論と会計学総論に関する基礎的知識は修得していることを前
提に行う。また授業は,企業の現実の会計実務を扱うため,日頃か
ら新聞・雑誌等を通じて会計に関心を持ち続けることが必要である
。
財政論
八木原 大
3年 後期
保険論
2単位
芳紀
前期
2単位
【授業のテーマ・目標】
私達は人生で様々なリスクに遭遇します。リスクに備える経済的
処理手段として保険が誕生し、現在広く普及しています。しかし、
目に見えない商品という性格から「内容が分かりにくい」と、以前
から指摘されてきました。
この講義では、保険の歴史・原理論から、主要保険の概要までを
学び、今後の家庭生活で保険を活用するための、基礎的知識の習得
を目指します。また、現職の損害保険会社女性社員を授業に招き、
女性社員の日々の仕事について話してもらう機会を設けたいと思い
ます。
【授業の内容】
第1週 ガイダンス~人生のリスクとリスク対策
第2週 リスクへの社会的備え~社会保障
第3週 高齢社会と年金・健康保険制度
第4週 保険の原理と保険の歴史
第5週 保険の仕組みと保険料
第6週 生命保険の仕組み
第7週 ライフプランと各種生命保険
第8週 ケーススタディ~ライフプランと必要保障額
第9週 保険約款とアンダーライティング
第10週 保険会社経営・資産運用・保険流通
第11週 損害保険(1)火災保険と地震保険
第12週 損害保険(2)自動車保険
第13週 損害保険(3)その他各種保険
第14週 保険業界の課題と展望
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
【事前学修】難しい専門用語が授業に出てきます。下記参考書で事
前に目を通しておくと理解が容易です。(学修時間、週1時間)
【事後学修】配布プリント・ノートをもとに復習してください。各
家庭の保険証券を、授業で学んだ視点でチェックすると一層理解が
深まります。(学修時間、週1.5時間)
【テキスト・教材】
教科書は使いません。各回の授業でプリントを配布します。
【成績評価の方法・基準】
平常点(ミニレポート、ミニテストなど)40%、定期試験60%で評
価します。
【参考書】
・家森信義(編著)『はじめて学ぶ保険のしくみ〈第2版〉』
中央経済社、2015年
・近見正彦、堀田一吉、江澤雅彦『保険学』有斐閣、2011年
ほか、適宜講義の中で紹介します。
【注意事項】
教科書を使用しないため、試験は、講義で話した内容・板書・配布
プリント等から出題します。配布プリントは要点をまとめたもので
すから、授業の際は、ノートをとり整理・補充してください。
― 213 ―
-57-
人 間 社 会
現 代 社 会
【授業のテーマ・目標】
財政とは政府の経済活動のことであり、政府が経済活動を営むに
あたっては個人や企業から必要な資源を調達する必要がある。政府
による財源調達方法は租税をはじめ、公債、手数料、公共料金など
があるが、最も重要な政府収入は租税である。
私たちは身近に政府が存在していることを確認することができる
であろう。警察が治安を守る街に住み、街灯に照らされた道路を利
用できるのも政府が存在するからであり、政府はそれらの公共サー
ビスを提供するために租税を徴収するのである。
そこで問題となるのが政府による公共サービスの性質に見合った
租税の公平な負担のあり方である。この講義ではまず財政理論を理
解し、その上で所得・消費・資産の三つの課税ベースについて現実
の制度を考察する。ついで、現在日本で財政にかかわる問題として
少子化時代の税制改革の潮流、環境問題について触れ、今後望まし
い租税体系のあり方について追及していく。
【授業の内容】
第1回 ガイダンス、予算の仕組み
第2回 租税の一般理論
第3回 所得課税(所得税)
第4回 所得課税(法人税)
第5回 消費課税
第6回 資産課税
第7回 公共財の理論(1)―公共財の基本的性質―
第8回 公共財の理論(2)―公共財の供給と資源配分―
第9回 地方財政(1)―地方財政の理論―
第10回 地方財政(2)―地方財政改革の方向性―
第11回 所得再分配政策
第12回 財政政策の効果
第13回 少子化時代の財政
第14回 地球環境時代の財政戦略
第15回 まとめ
【事前・事後学修】
事前学修:次回のテーマに関連する新聞記事などを読んでおく。
事後学修:毎回配布する資料を次回授業までに復習。
【テキスト・教材】
八巻節夫編著『改訂新財政学』(文眞堂 2011年) 2800円+税
【成績評価の方法・基準】
定期試験:90%、平常点(授業への取り組み):10%。
【注意事項】
講義内容は状況に応じて変更することもありえる。
中居
3年
人
間
社
会
・
現
代
社
会
人
間
社
会
・
現
代
社
会
社会ネットワーク論
国際企業論
干川
3年
高橋
3年
剛史
後期 2単位
【授業のテーマ・目標】
この授業では、まず、社会集団や社会組織と対比させながら、「
社会ネットワークとは何か」を明らかにする。
次に、都市化や情報化等の社会変容によって人々を取り巻く社会
ネットワークが変化することを通じて、いかに家族や地域、学校や
職場が変容し、社会の構造転換が生じるのかについて考察する。
さらに、人々が、様々な人々と関わり問題関心を共有しながら、
「ソーシャル・キャピタル」(社会関係資本)を活用し、新たに社
会ネットワークを作り上げていく「ネットワーキング」によって社
会が変わる可能性と課題について学習する。
以上の授業内容を学習することによって、「社会ネットワーク」
の概念について、社会学の観点から、具体的な事例に結びつけて理
解できるようになる。また、社会ネットワークの概念を用いて、都
市化や情報化から生じる諸社会現象を論理的かつ具体的に説明でき
るようになる。
【授業の内容】
第1週 授業概要と授業予定の説明
第2週 社会集団と社会組織
第3週 社会組織としての社会ネットワーク
第4週 都市化による社会ネットワークと地域社会の変容
第5週 都市型社会と社会ネットワークの問題
第6週 都市型社会の課題解決へ向けて
第7週 情報化による社会ネットワークと社会生活の変容
第8週 情報社会と社会ネットワークの問題
第9週 情報社会の問題解決に向けて
第10週 ソーシャル・キャピタルとは何か
第11週 ソーシャル・キャピタルとネットワーキング
第12週 デジタルメディアを活用したネットワーキング
第13週 デジタル・ネットワーキングの展開
第14週 デジタル・ネットワーキングによる社会改革の可能性
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
【事前学修】小テストの課題に取り組むこと。(学修時間 週2時
間)
【事後学修】小テストの内容を復習すること。次回の授業範囲を予
習し、専門用語や概念を理解しておくこと。(学修時間 週2時間
)
【テキスト・教材】
干川剛史著『デジタル・ネットワーキングの展開』(晃洋書房 20
14年)2,700円
【成績評価の方法・基準】
(1)成績の評価は、学期末に課するレポートによって行う。
(2)毎回、授業内容に関する小テストを課す。それをもって、出
欠の確認および授業の理解度を評価する。
なお、成績評価に対するレポート得点と授業の理解度の比率は、
7:3である。
【参考書】
干川剛史著『公共圏の社会学』(法律文化社 2001年)2,500円
干川剛史著『公共圏とデジタル・ネットワーキング』(法律文化社
2003年)2,700円
干川剛史著『デジタル・ネットワーキングの社会学』(晃洋書房
2006年)2,400円
干川剛史著『現代社会と社会学』(同友館 2008年)2.500円
干川剛史著『情報化とデジタル・ネットワーキングの展開』(晃洋
書房 2009年)2.400円
【注意事項】
教科書を中心に授業を行う。また、必要に応じて、プリント・資
料の配布や参考文献の指示をする。
― 214 ―
-58-
意智郎
後期 2単位
【授業のテーマ・目標】
今日、多くの企業が国境を越えて複数の国で事業活動を展開して
いる。これら国際企業は様々なビジネスの中心で活躍し、進出先の
国の経済・政治・社会に大きな影響を及ぼしている。本講義は、こ
のような国際企業の戦略、組織、機能(生産・研究開発・人事)に
ついて理解を深めることを目的とする。実際に活躍している国際企
業の事例を盛り込んで、受講した皆さんの興味を引く講義にしたい
と考えている。
【授業の内容】
1.ガイダンス:国際企業論について
2.国際企業のデータ分析
3.海外参入形態
4.海外投資の意思決定プロセス
5.グローバル戦略
6.マルチナショナル戦略
7.トランスナショナル戦略
8.国際戦略提携
9.国際経営組織
10.海外子会社のマネジメント
11.BOPビジネス
12.異文化マネジメント:講義
13.異文化マネジメント:グループワーク
14.国際企業のトピック
15.総括
【事前・事後学修】
事前学修:配布された資料・プリントを次回の授業までに読んで
おくこと。
事後学修:授業中にとったノート、授業で使った資料・プリント
を参考にして授業内容を理解しているか確認すること。
【テキスト・教材】
テキスト・教材は指定しない。毎回の講義のときに資料を配布す
る。
【成績評価の方法・基準】
この講義では、講義中に何回か課題を行う。成績は、期末試験(
50%)、講義中に行う課題(30%)、平常点(授業への積極的参
加)(20%)を総合して決定する。
産業組織論
マーケティング論
産業構造を学び、企業社会への理解を深める
江良 亮
3年 後期 2単位
斎藤
3年
そして、講義資料の復習ポイントを必ず確認し(週2時間)、基本
用語を覚え、主要論点について論述回答ができるようにしてくださ
い。
【テキスト・教材】
市販のものは、特に指定しません。オリジナル教材を使用します。
【成績評価の方法・基準】
期末試験(70%)に加え、レポート(30%)を課します。
【参考書】
泉田成美・柳川隆『プラクティカル産業組織論』有斐閣アルマ
伊藤元重『ビジネスエコノミックス』日本評論社
江良亮・森脇祥太『きっちり学ぶ経済学入門』日本評論社
江良亮・森脇祥太『からだで覚える経済学』日本評論社
2単位
【授業のテーマ・目標】
マーケティングは20世紀初めに市場創造の理念や方法として開発
され、以来ビジネスにおいて重要な役割を果して続けています。
今日、マーケティングは、ビジネス(製造業、流通業、サービス業
等)だけでなく、行政機関や地域、非営利組織へと活用領域を広げ
ています。
本講義では、マーケティングの基本的な考え方と活動を中心に学
習し、それらをマーケティング活動にまつわる事例を通して、体系
的にマーケティングを理解することを目標とします。
【授業の内容】
第1週 オリエンテーション:マーケティングとは
第2週 マーケティングの基本的な考え方
第3週 標的市場の設定
第4週 マーケティング・ミックス
第5週 プロダクト:製品
第6週 プライス:価格
第7週 プロモーション(1):広告
第8週 プロモーション(2):販売促進・PR・人的販売
第9週 プレイス:流通チャネル
第10週 ブランド(1):ブランド構築
第11週 ブランド(2):ブランド組織
第12週 マーケティング・リサーチ
第13週 サービス・マーケティング
第14週 ソーシャル・マーケティング
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
事前学修:前回までの復習を実施し、授業に参加すること。
事後学修:授業内で詳細された概念等に関して整理し、ノートを作
成し、理解を促進する。
上記プロセスを繰り返すことで、授業内容の理解を獲得し、自律的
学習を促進する。
【テキスト・教材】
有馬・岡本・斎藤・長崎・宮下著『マーケティング オン ビジネ
ス』(2015)新世社
加えて、授業の際に必要に応じてプリントを配布する。
【成績評価の方法・基準】
試験100%
【参考書】
石井淳蔵『マーケティングを学ぶ(ちくま新書)』筑摩書房2010年
フィリップコトラー他『マーケティング原理-基礎理論から実践戦
略まで(第9版)』ダイヤモンド社2003年
その他、参考文献については適宜紹介します
【注意事項】
事前学修および事後学修において、各自ノートを作成することを徹
底すること。
― 215 ―
-59-
人 間 社 会
現 代 社 会
【授業のテーマ・目標】
食料品や衣類等については、沢山のメーカーが作った製品を日頃か
ら目にすると思います。その反面、日本では携帯電話はわずか3社
ですし、電力は地域独占でたった1社です。つまり、産業によって
企業の数も、市場シェアも異なり、産業ごとに様々な特徴を持つの
です。どうしてそのような特徴が形成されるのでしょうか?また、
「規制緩和」という言葉もメディア等にてよく耳にすると思います
が、どうして様々な規制が存在するのでしょうか?エネルギー産業
や医療関係の産業だけではなく、金融やIT関係でもさまざまな規制
が関係しています。それを理解するのための1つのツールが産業組
織論なのです。就職活動に向けての業界研究にも役立つと思います
ので、興味がある方は是非とも学んでみてください。
【授業の内容】
第1週 イントロダクション
第2週 市場構造
第3週 集中度、参入障壁
第4週 ミクロ経済学の復習
第5週 独占市場の特質
第6週 寡占市場の特質
第7週 カルテル
第8週 規模の経済性
第9週 範囲の経済性
第10週 ネットワークの経済性
第11週 参入退出と生産性・経済成長
第12週 産業連関分析:投入係数と逆行列係数
第13週 産業連関分析:影響力係数と感応度係数
第14週 産業連関分析:生産誘発効果の測定
第15週 総括
【事前・事後学修】
講義内容のパワーポイント資料を事前にmanaba courseにUPします
ので必ず確認してください。予習として資料をきちんと読み、理解
できなかった点についてをまとめ、授業にのぞんでください。(週
2時間)
明
前期
人
間
社
会
・
現
代
社
会
人
間
社
会
・
現
代
社
会
行政法
金津
3年
謙
後期
社会会計論
蒋 飛鴻
3年 前期
2単位
【授業のテーマ・目標】
国や地方公共団体のおこなう行政行為は、ゴミの問題や年金問題
など私たちの日常生活に関するものはもちろん、原発の設置や再稼
働、防衛や外交問題など国家全体の利益に関するものまで様々な問
題に及んでいる。これら行政活動を行う法的根拠をまとめた法律が
行政法である。
企業に勤務すると、頻繁に行政サイドと折衝を行う機会があるこ
とと思う。そのような場合、行政のルールを熟知していことが様々
な交渉を円滑に進める前提となるのである。
行政法は行政に関わる法律を総称したものであり、「わかりにく
い」分野と敬遠されがちであるが、極力具体的事例を用いて基本的
概念や制度を解説し、最終的には公務員試験への一助となることを
目的とする。
【授業の内容】
1.行政法とは何か
2.行政主体とは
3.行政機関とは
4.法律による行政のコントロール
5.手続きによる行政のコントロール
6.行政処分
7.行政指導
8.強制制度
9.行政不服申立 ①不服申立とは
10.行政不服申立 ②裁定・決定
11.行政事件訴訟 ①意義・沿革・訴訟類型
12.行政事件訴訟 ②提起・審理過程・判決
13.国家賠償法1条
14.国家賠償法2条
15.まとめ
【事前・事後学修】
【事前学修】小テスト・レポート・発表等の課題に取り組むこと。
(学修時間 週2時間)
【事後学修】発表・小テスト等を復習すること。次回の授業範囲を
予習し、専門用語等を理解しておくこと。(学修時間 週2時間)
【テキスト・教材】
石川敏行他著『はじめての行政法 第3版』(有斐閣アルマ 201
3年)1,800円
【成績評価の方法・基準】
授業中の小テスト(30%)、中間テスト(30%)、期末テスト(
40%)による総合評価。
これらの合計点を100点満点とし、60点以上を合格とする。
― 216 ―
-60-
2単位
【授業のテーマ・目標】
社会会計とはマクロ経済指標の中心である GDP(国内総生産)な
ど国民経済計算体系を扱う学問である。この授業では,社会会計の
概要を紹介したうえ,政府活動や NPO 活動の経済評価に関わる計
算指標を取り上げる。また,財務書類を用いた財務分析も行う。
この授業を通して,受講生に公会計の必要性について理解しても
らい,財務諸表を用いる分析能力を養う。
【授業の内容】
第1週 ガイダンス
第2週 公会計制度の概要とその意義・効果
第3週 財務書類の理解① 貸借対照表
第4週 財務書類の理解② 行政コスト計算書
第5週 財務書類の理解③ 純資産変動計算書
第6週 財務書類の理解④ 資金収支計算書
第7週 決算統計による財務分析
第8週 財政健全化法の健全化判断比率による財務分析
第9週 財務書類4表を用いた財務分析
第10週 その他の財務分析手法
第11週 国際公会計基準
第12週 地方公会計改革事例① アメリカとイギリス
第13週 地方公会計改革事例② フランスとドイツ
第14週 質疑
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
事前学修:小テスト・レポート等の課題に取り組むこと。(学修時
間週2時間)
事後学修:小テストを復習すること。次回の授業範囲を予習し,専
門用語等を理解しておくこと。(学修時間週2時間)
【テキスト・教材】
授業の第1回目で指示する。
【成績評価の方法・基準】
期末レポート70%,授業への取り組み(授業中の発言・積極的な
参加)30%で評価する。
【参考書】
参考書や問題集については適時紹介する。
【注意事項】
会計学の基礎知識を習得していることが望ましい。
地域経済と社会
経済発展と社会
角本 伸晃
3年 後期
角本
3年
2単位
2単位
【授業のテーマ・目標】
開発途上国の経済発展問題とその対策について学ぶ。今日、開発途
上国から著しい経済発展を遂げている国が多数出現しているが、そ
の背後にはなおも貧困、不平等、都市と農村の地域格差、教育格差
などの問題が存在する。また、経済発展できないままの国も多く存
在する。本講義では、それらの問題について最新のデータを用いて
実態を把握し、それらの問題が存続する要因は何か、逆に阻害要因
を乗り越えて開発途上国が経済発展するメカニズムは何かを理解す
る。また、いくつかのテーマについては各自で事前に調べておいて
もらい、授業中にグループに分かれて討論してもらう。
【授業の内容】
1.ガイダンス(講義の概要と進め方)
2.開発途上国の貧困問題
3.開発途上国の不平等問題
4.不平等の計測(ジニ係数等)→数値例で計算させる
5.開発途上国の産業構造問題(二重構造問題)
6.開発途上国の国内労働移動(都市への流入問題)
7.開発途上国の国際労働移動(外国人労働者問題)
8.これまでの復習(理解度テスト)
9.国の経済成長の歴史
10.国の経済成長のメカニズム
11.人的資本(教育格差問題)
12.国際貿易
13.海外直接投資
14.政府開発援助
15.まとめ
【事前・事後学修】
【事前学修】授業時に次回の内容のプリントを配布するので、それ
を読んで事前学修の項目を考えておくこと。(学修時間 週2時間
)
【事後学修】授業で板書されたグラフをもう一度自分でノートに書
き、数値例も自力で解いて復習すること。(学修時間 週2時間)
【テキスト・教材】
テキストは指定せず、プリントを用いる。下記の参考書はプリント
の理解を深めるために利用してほしい。
【成績評価の方法・基準】
成績は、理解度テスト(30%)、期末試験(50%)、討論シート(
20%)によって総合的に評価する。
【参考書】
戸堂康之『開発経済学入門』(新世社 2015年)2,916円
ジェトロ・アジア経済研究所他編『テキストブック開発経済学 第3
版』(有斐閣 2015年)2、484円
【注意事項】
グラフを自分で書くことで経済発展の理解はかなり進むので、板書
したグラフは大きくノートに書き写してほしい。
― 217 ―
-61-
人 間 社 会
現 代 社 会
【授業のテーマ・目標】
グローバル化の一方で、日本国内の地域の状況はさまざまに異なり
、過疎・過密、産業構造の違い、工場の海外移転、地域格差の拡大
などそれに対応した問題を抱えている。本講義では、そのような状
況がなぜ発生するのか、そのような問題を解決するためにはどのよ
うな政策が考えられるか、の視点に立って、地域経済学の基本メニ
ューを学ぶ。地域経済学の理論的なメカニズムや具体的事例を理解
することはもちろんであるが、必要に応じて最新のデータを配布し
、データの読み取り方や加工の仕方も学ぶことを目的とする。また
、レポート課題を出すので、それを数人のグループでパワーポイン
トに作成し、最終回の授業でグループごとに発表してらう。
【授業の内容】
1.地域経済学とは何か
2.地域経済学の基本概念
3.産業構造の変化
4.地域の産業構造
5.地域経済の計測の仕方
6.地域所得の決定
7.地域の経済成長(需要主導)
8.地域の経済成長(供給主導)
9.これまでの復習(理解度テスト)
10.地域間交易と経済厚生
11.地域間格差の発生原因
12.地域間格差による人口移動
13.産業立地(工業立地)
14.産業立地(集積の経済)
15.レポート課題の発表会
【事前・事後学修】
【事前学修】授業時に次回の内容のプリントを配布するので、それ
を読んで事前学修の項目を考えておくこと。(学修時間 週2時間
)
【事後学修】授業で板書されたグラフをもう一度自分でノートに書
き、数値例も自力で解いて復習すること。(学修時間 週2時間)
【テキスト・教材】
テキストは指定せず、プリントを用いる。下記の参考書は授業の理
解を深めるために利用してほしい。
【成績評価の方法・基準】
成績は、理解度テスト(30%)、期末試験(50%)、レポート課題
(20%)によって総合的に評価する。
【参考書】
山田浩之・徳岡一幸編著『地域経済学入門』(有斐閣 2007年)2,
484円
黒田達朗・中村良平・田渕隆俊『都市と地域の経済学 新版』(有斐
閣 2008年)2,700円
【注意事項】
グラフを自分で書くことで地域経済の理解はかなり進むので、板書
したグラフは大きくノートに書き写してほしい。
伸晃
前期
人
間
社
会
・
現
代
社
会
人
間
社
会
・
現
代
社
会
家族法
ホスピタリティ論
数野
3年
児玉
3年
昌三
後期 2単位
【授業のテーマ・目標】
日常生活上、最も身近に存在する法に家族法があり、民法上規定
されている。この家族法は、親族法および相続法に大別することが
でき、これらにつき、近年における最高裁判所等による裁判例を踏
まえ検討する。
【授業の内容】
第1週 ガイダンス-家族法とはどのような法律か-
第2週 旧家族法と現行家族法との特徴の差異
第3週 婚姻①-内縁・婚約-
第4週 婚姻②-成立・効果-
第5週 離婚
第6週 実子
第7週 養子
第8週 扶養
第9週 法定相続①-相続制度の趣旨・法定相続の形態-
第10週 法定相続②-法定相続人と廃除・相続欠格-
第11週 法定相続③-法定相続分-
第12週 遺言
第13週 遺贈
第14週 遺留分
第15週 総括
【事前・事後学修】
【事前学修】各週の授業内容を参考書の該当部分で予習し、それに
加え、小テストに備え準備学修しておくことておくこと(学修時
間 週2時間)。
【事後学修】各週の授業内容を参考書の該当部分で復習し、それに
加え、返却された小テストに関して復習しておくこと(学修時
間 週2時間)。
【テキスト・教材】
・ テキストは特に指定せず、適宜プリントを配布する。
・ 教材として、必ず六法を持参すること。
【成績評価の方法・基準】
期末試験80%、小テスト10%、平常点(授業に関する質問等授業態
度)10%とする。
【参考書】
・ 内田貴『民法Ⅳ親族・相続』【補訂版】(東京大学出版会、
2004年)
・ 幾代通・遠藤浩編・奥田昌道補訂『民法入門』【第6版】(有
斐閣 2012年)
― 218 ―
-62-
桜代里
前期 2単位
【授業のテーマ・目標】
近年、さまざまな企業において「ホスピタリティ」という語が数
多く使われている。ホスピタリティはサービスよりも新しい概念で
ある。しかし、ホスピタリティとは何かと問われたら答えに窮する
のではないだろうか。
本科目では、この問いを明らかにすることがテーマである。ホス
ピタリティの起源、文化、理論を考察し、サービス概念との違いを
語源や価値、構成される要素などから比較を行う。さらに、経営的
視点、社会倫理的視点からアプローチし、ホスピタリティの理解お
よび体現化に向けて各種の方法論や実効性のある具体的な検証を行
う。これらの学習を通してホスピタリティの社会的実践の可能性を
探求することを目標とする。
【授業の内容】
第1週:オリエンテーション ~今、なぜホスピタリティなのか~
第2週:ホスピタリティの起源と文化
第3週:「ホスピタリティ」と「サービス」の概念比較
第4週:さまざまなホスピタリティの定義
第5週:ホスピタリティが活用できる産業1(直接的関連産業)
各社の事例:リッツカールトン大阪、加賀屋、日本航空
第6週:ホスピタリティが活用できる産業2(間接的関連産業)
各社の事例:亀田メディカルクリニック
第7週:氾濫する言葉「サービス」の異なる用法
第8週:CS(顧客満足)とES(従業員満足)の関係~SPC概念~
第9週:企業におけるクレームの現状
第10週:ホスピタリティ表現法1
(ヴァーバル・コミュニケーション)
第11週:ホスピタリティ表現法2
(ノンヴァーバル・コミュニケーション)
第12週:ホスピタリティ・ケーススタディ
第13週:ホスピタリティ産業従事者のキャリアパス
第14週:ホスピタリティを基盤としたウェルビーイング
第15週:全体のまとめ
【事前・事後学修】
事前学修:レポート、発表の課題に取り組むこと(週2時間)
事後学修:小テスト、ワークシートを復習すること(週2時間)
【テキスト・教材】
教材はパワーポイントを使用し、資料やワークシートを適宜配布す
る。
【成績評価の方法・基準】
提出課題および授業態度(50%)、期末レポート(50%)
【参考書】
課題図書
1.服部勝人(2008)「ホスピタリティ・マネジメント」丸善
2.古閑博美(2003)「ホスピタリティ概論」学文社
3.吉原敬典(2005)「ホスピタリティ・リーダーシップ」白桃書
房
4.山本哲士(2008)「ホスピタリティ原論 哲学と経済の新設計
」文化科学高等研究院出版局
【注意事項】
本科目は、履修者数を最大50名までとする。
第1回オリエンテーション時に、課題図書に関するレポートにて選
抜を行う。参考書の欄に記している課題図書を1冊読んでおくこと
。
産業カウンセリング
コーチング論
メンタルヘルスと心理的ケア
伊波 和恵
3年 後期 2単位
谷内
3年
2単位
【授業のテーマ・目標】
環境が激変する現代社会においては、自ら主体的に考え行動でき
る自立型の人材が求められています。こうした自立型人材は、従来
の画一的な人材育成やマネジメントシステムでは育成することが困
難です。最近では、自立型人材の育成に向けた教育メソッドとして
コーチングが脚光を浴びつつあります。コーチングは、企業やマネ
ジメントの世界だけでなく、スポーツの世界でも話題になっていま
す。
本講義では、まずこれまでのわが国の人材育成のあり方を振り返
ることからスタートし、次にコーチングの概念、OJTやメンタリ
ングとコーチングの違いなどを概説し、具体的なコーチング・スキ
ルについて詳しく解説をします。
授業のなかでは、学生の皆さんにコーチング・スキルを習得して
もらう観点から、具体的事例に基づくロールプレイングやケース・
スタディなども体験学習として盛り込む予定です。
この講義の受講を通じて、学生の皆さんは、コーチングの理論ば
かりでなく、ケース・スタディや体験学習により基礎的なコーチン
グ・スキルを身につけることが可能となります。
【授業の内容】
第1週 わが国の人材育成の体系と方法
第2週 OJTの効用と限界
第3週 OJTとコーチングの違い
第4週 コーチングの定義、目的、対象領域
第5週 コーチングの機能と位置づけ
第6週 コーチングのスキル・三原則・マインド
第7週 コーチングのステップ
第8週 コーチングの基本スキル(5つのコアスキル)
第9週 コーチングの基本スキルのケース・スタディ①(質問・傾
聴スキルの事例)
第10週 コーチングの基本スキルのケース・スタディ②(直感・セ
ルフコントロールスキルの事例)
第11週 コーチングの基本スキルのケース・スタディ③(確認スキ
ルの事例)
第12週 コーチのコア・コンピタンシー
第13週 メンタリングとコーチング
第14週 エグゼクティブ・コーチングとセルフ・コーチング
第15週 チームコーチング
【事前・事後学修】
事前学修:レポート課題に取り組むこと(学修時間 週2時間)
事後学修:レポートの振り返り(週1時間)と次回の授業範囲の予
習(学修時間 週2時間)
【テキスト・教材】
テキストは使用しません。毎回、レジュメを配布します。
【成績評価の方法・基準】
成績評価は、定期試験80%、リアクション・ペーパー・レポート
提出20%で実施します。なお、授業のなかでの積極的な発言等につ
いては加点評価とします。
【参考書】
ジョセフ・オコナー/アンドレア・ラゲス著(杉井要一郎訳)『コ
ーチングのすべて』(英治出版 2012年)
伊藤守著『コーチングマネジメント』(ディスヴァー 2009年)
【注意事項】
本講義と「リーダーシップ論」を合わせて受講すると、その教育
効果は高まります。
― 219 ―
-63-
人 間 社 会
現 代 社 会
【授業のテーマ・目標】
長い人生の中で、公私にわたってつねに心のバランスを保ち、状
況に適応し続けることは、誰にとっても難しい課題です。時として
心理的なサポートを必要とする病理的な出来事もしばしば起こるも
のです。
この講義では、前半で、こころの健康(メンタルヘルス)に関す
る心理学の理論と実践について学習します。私たちの日常生活にお
ける心理的ストレス、適応に関する基礎知識を習得します。
後半では、メンタルヘルスの知識を踏まえて、ビジネスパーソン
の心理的ケア、能力(キャリア)開発に関する心理カウンセリング
の基礎的知識と方法論について学びます。オフィスで行われている
産業カウンセリングの基本的な手法と代表的理論ならびに考え方の
習得を目標としています。
【授業の内容】
第1週 メンタルヘルスと産業カウンセリング
第2週 ストレスの基礎理論 心身相関論と心身症
第3週 ストレスと性格(防衛機制・コーピング)
第4週 メンタルヘルス不全
第5週 職場環境における対人関係
第6週 ストレスマネジメント
第7週 産業カウンセリングの枠組み
第8週 カウンセリングの理論1 精神分析理論・コンプレックス論
第9週 カウンセリングの理論2 来談者中心療法、等
第10週 カウンセリングの理論3 論理療法・行動療法、等
第11週 カウンセリングの理論4 認知行動療法・システム論的ア
プローチ等
第12週 カウンセリングの技法1 基本技法(傾聴・繰り返し・要約
・質問、等)
第13週 カウンセリングの技法2 アサーション・コーチング
第14週 キャリア開発とキャリア発達
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
・メンタルヘルスに関するニュース記事を日頃からチェックしてお
くこと。
・“傾聴”などのカウンセリング技法については、知識にとどめず
日常生活の実践を心がけること。
・講義で接したキーワード等について、自ら調べること。
【テキスト・教材】
とくに指定しない
【成績評価の方法・基準】
平常点(ミニレポート・発言)20%
試験(資料等、持込一切不可)60%
レポート(中間評価課題1回) 20%
【参考書】
伊波和恵・竹内倫和・高石光一 編著
マネジメントの心理学-産業・組織心理学を働く人の視点で学ぶ-
2014,ミネルヴァ書房
その他、講義中に紹介
【注意事項】
・課題は期日どおりに提出すること。
・授業の中で個人またはグループワーク課題を行うことがある。遅
刻をしないこと。
・民間資格である「メンタルヘルスマネジメント検定III種(セル
フケア)(大阪商工会議所)」の取得を念頭に置いて学習を進める
とよい。
篤博
後期
人
間
社
会
・
現
代
社
会
人
間
社
会
・
現
代
社
会
リーダーシップ論
人間関係論
最新のリーダーシップ論に触れる
谷内 篤博
3年 前期 2単位
広井 多鶴子
3年〜
3年 前期
前期2単位
2単位
【授業のテーマ・目標】
組織の生産性とモラールを高めていくためには、リーダーシップ
が必要不可欠となります。こうしたリーダーシップは、利益を追求
する会社や企業だけに求められるものでなく、組織メンバーの動機
づけを促し、目標達成に向け集団の凝集性を高めるためには、非営
利組織(NPO)にも必要となります。そうした意味において、リー
ダーシップは組織のメンバーであるならば、誰でもが身につけてお
くべきスキルです。
本講義では、こうしたリーダーシップ論の理論的変遷をたどりな
がら、最新の理論に触れるとともに、リーダーシップとパワーの関
係、リーダーシップとマネジメントの違いについても解説をしたい
と考えています。また、講義のなかでは、学生の皆さんのリーダー
シップ・スタイルやパワーの診断を行うとともに、リーダーシップ
に関するケース・スタディも実施したいと思っています。
この講義を通して、学生の皆さんは最新のリーダーシップ論に触
れるとともに、リーダーシップ・スタイルの診断を通じて、自己の
リーダーシップ・スタイルが分かるようになります。
【授業の内容】
第1週 リーダーシップの概念と定義
第2週 リーダシップの倫理性とフォロアーの能動性
第3週 リーダーシップの諸理論①(特性理論と行動理論)
第4週 リーダーシップの諸理論②(状況適合理論)
第5週 SL理論を用いたケース・スタディ
第6週 リーダーシップ理論の新潮流①(変革型リーダーシップ、
カリスマ型リーダーシップ)
第7週 リーダーシップ理論の新潮流②(管理者行動論、E型リー
ダーシップ)
第8週 リーダーシップとパワー(自己診断を含む)
第9週 リーダーシップとマネジメントの関係性
第10週 組織開発とリーダーシップ
第11週 組織文化とリーダーシップ
第12週 リーダーシップ代替物アプローチ
第13週 リーダーシップとコミュニケーション
第14週 サーバント・リーダーシップとフォロアーリーダーシップ
第15週 リーダーシップに関する今日的課題
【事前・事後学修】
事前学修:レポート課題に取り組むこと(学修時間 隔週2時間)
事後学修:レポートの振り返り(隔週1時間)と次回の授業範囲の
予習(学修時間 週2時間)
【テキスト・教材】
テキストは使用しません。毎回、レジュメを配布します。
【成績評価の方法・基準】
成績評価は、定期試験80%、リアクション・ペーパー・課題レポ
ート20%で実施します。なお、授業における積極的な発言等につい
ては加点評価をします。
【参考書】
金井壽宏『リーダーシップ入門』日経文庫,2005年
【注意事項】
本授業と関連性が深い「コーチング」、「人事管理論」をあわせ
て受講するとその学習効果が高まると思います。
― 220 ―
-64-
【授業のテーマ・目標】
この授業は、家族関係が主なテーマです。私たちが今当たり前だ
と考えている家族関係や親子関係は、いつどのように成立し、どの
ように変化してきたのか。また、今日、家族関係をめぐってどのよ
うなことが問題にされているのか。様々な統計やデータをもとに考
えていきます。それによって、今日の家族関係について理解し、分
析する方法を身につけます。
【授業の内容】
第1週 オリエンテーション
第2週 「白雪姫」はどう変化してきたか
第3週 親子関係の歴史
第4週 祖父母と孫
第5週 母親が育児に専念するようになったのはいつか
第6週 親子関係は希薄化しているか―コミュニケーション
第7週 児童虐待と育児不安
第8週 児童虐待は「増加」「深刻化」しているか
第9週 虐待の原因は何か
第10週 核家族化はどう捉えられてきたか
第11週 「核家族化」は進展したか
第12週 少子化ときょうだい数
第13週 少子化の原因は何か
第14週 同性婚について考える
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
①授業を通して分かったことと、②それに関して自分で考えたこと
をレポートにまとめる。期限内にmanabaに提出すること。
【テキスト・教材】
プリントを配布
【成績評価の方法・基準】
試験70% 課題提出・授業態度など30%
【参考書】
広井多鶴子・小玉亮子『現代の親子問題』(日本図書センター2010
年)2,800円
落合恵美子著『21世紀家族へ』(ゆうひかく選書 2004年)1,700
円
広田照幸『日本人のしつけは衰退したか』(講談社現代新書 1999
年)640円
【注意事項】
宿題を3分の2以上提出していない場合は、成績評価の対象になら
ない(失格)。
経営管理論
篠﨑 香織
3年~ 後期
健康心理学
2単位
2単位
【授業のテーマ・目標】
健康の維持・増進に関する理論とテクニックについて学習し,体験
を通して理解を深める。
【授業の内容】
第1週
イントロダクション/健康・健康心理学とは
第2週
健康問題のアセスメント
第3週
理論Ⅰ(生物学と健康)
第4週
理論Ⅱ(ストレス理論と健康)
第5週
理論Ⅲ(パーソナリティ理論と健康)
第6週
理論Ⅳ(学習理論と健康)
第7週
理論Ⅵ(生活習慣と健康)
第8週
理論Ⅶ(ソーシャル理論と健康)
第9週
テスト
第10週 健康心理カウンセリングⅠ(カウンセリングの基礎)
第11週 健康心理カウンセリングⅡ(アセスメントの基礎)
第12週 健康心理カウンセリングⅢ(学習理論とカウンセリング)
第13週 健康心理カウンセリングⅣ(生活習慣とカウンセリング)
第14週 健康心理カウンセリングⅤ(まとめ)
第15週 グループ発表
【事前・事後学修】
講義中に健康行動に関するアンケートやワークシートを配布し、事
前学修として、自身の生活習慣に関する振り返りを行ってもらう。
講義では、ワークシートをもとにグループで話し合いを行い、さら
に話し合いをもとに生活習慣に関する目標を立て、事後学修として
、目標について授業外の時間に実践・記録を行ってもらう。これら
の事前事後学修をもとに総合ディスカッションを重ね、最終的には
発表してもらうことで、授業外の活動についても理解度および参加
態度を評価する。
【テキスト・教材】
■適宜,必要な資料を配布します
■参考図書は,授業開始時に紹介します
【成績評価の方法・基準】
テスト40%,グループ発表30%,平常点(授業への積極参加・提出
課題)30%
― 221 ―
-65-
人 間 社 会
現 代 社 会
【授業のテーマ・目標】
経営管理の行われる場と対象は組織そのものであり、経営管理の
理論と実践には組織論の知識が不可欠となります。そこで、本講義
では、経営管理を組織論との関連から捉え学習することを通して、
「組織の有している資源を状況のニーズに適応させながら、いかに
して組織の目標を達成するか」について考えていきます。
様々な理論を習得することを通して、経営管理の現象を理論的に
考える力を養うことを目標とします。
【授業の内容】
第1週 ガイダンス
第2週 経営管理について
第3週 大規模組織のマネジメント
第4週 官僚制組織とその弊害
第5週 企業のケース:大企業病を打ち破れ!
第6週 職能別組織と事業部制組織
第7週 身近な組織の分析
第8週 その他の様々な組織
第9週 ホーソン実験
第10週 欲求階層説
第11週 X理論・Y理論
第12週 戦略について
第13週 企業のケース:使役、目標、戦略の関係を理解しよう!
第14週 SWOT分析
第15週 総括
【事前・事後学修】
【事前学修】各回のキーワードを事前に提示するので、調べてくき
てください。また事前に配布する資料に目を通し、内容について予
め調べておいてください(学修時間はおよそ1時間程度)。
【事後学修】授業の振り返りを行い、理解の深ぼりをおこなうとと
もに、理解の浅い部分については各自で調べておいてください。そ
れでもわからない場合は、次回の授業で質問できるように準備して
おいてください(学修時間はおよそ1時間程度)。
【テキスト・教材】
特に指定はありません。
【成績評価の方法・基準】
基本は試験100%(発言、課題への取り組みなど積極的な授業参加は
プラスに評価していきます)
【参考書】
野中郁次郎(1980)『経営管理』日本経済新聞社
網倉久永・新宅純二郎(2011)『経営戦略入門』日本経済新聞出版
社
稲葉祐之・井上達彦・鈴木竜太・山下勝(2010)『キャリアで語る
経営組織』有斐閣アルマ
【注意事項】
「経営組織論」、「企業戦略論」など経営系統の科目を履修してい
ることが望ましいです。
市倉 加奈子
3年~ 前期
人
間
社
会
・
現
代
社
会
人
間
社
会
・
現
代
社
会
金融論
鈴木 深
3年~ 前期
流通サービス論
斎藤 明
3年~ 前期
2単位
【授業のテーマ・目標】
我々の生活において重要な役割を担っている金融について、主に銀
行や証券会社などが社会においてどのような働きをしているのか確
認することにより、金融の仕組みを理解していくとともに、金融に
関わる基礎的な用語を身につけることを目標としています。
【授業の内容】
第1週 金融とは
第2週 金融業務
第3週 金融機関①(銀行)
第4週 金融機関②(証券)
第5週 金融市場と金利①(短期金融市場)
第6週 金融市場と金利②(証券市場)
第7週 デリバティブと証券化
第8週 企業金融と消費者金融
第9週 資金循環・決済システム
第10週 金融政策
第11週 プルーデンス政策
第12週 金融制度の改革
第13週 外国為替
第14週 国際金融
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
事前学修として、テキストの該当箇所を講義前に通読し、疑問点あ
るいは理解が難しい点などを確認してください。
事後学修として、受講後に当初の疑問点あるいは理解が難しい点な
どが解消されたかを確認しながら、再度テキストの該当箇所を通読
して理解を深めてください。
また、毎回講義中に小テストを行います。正解できない場合は、出
題内容が理解できるまで、テキストを復習してください。
【テキスト・教材】
島村髙嘉/中島真志著 『金融読本(第29版)』(東洋経済新報社
2014年) 2,300円
【成績評価の方法・基準】
定期試験(70%)、提出課題(30%)に基づいて評価します。
【参考書】
講義中に適宜紹介します。
― 222 ―
-66-
2単位
【授業のテーマ・目標】
流通サービスは、生産と消費を結びつけ、私たちの豊かで質の高
い消費生活を支える役割を果たしています。
私たちは、一日としてかかわることなく生活できないほど、様々
な形態の流通サービスとかかわっています。
本講義では、特に私たちに身近な小売業における様々な業態を事
例に、流通サービスの基本的な考え方と役割を中心に学習します。
身近な流通サービスの事例を通じて、体系的に流通サービスの役割
と仕組みを理解することを目標とします。
【授業の内容】
第1週 オリエンテーション:流通とは
第2週 流通サービス業の発展と役割
第3週 百貨店
第4週 総合スーパー・食品スーパー
第5週 コンビニエンスストア
第6週 ディスカウントストア
第7週 ショッピングセンター
第8週 SPA
第9週 インターネットを介した流通サービス
第10週 流通サービス業のグローバル化
第11週 流通サービス業のマーケティング
第12週 流通サービス業と商品開発:プライベートブランド商品
第13週 流通サービス業と顧客情報
第14週 流通サービス業と立地
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
事前学修:前回までの復習を実施し、授業に参加すること。
事後学修:授業内で詳細された概念等に関して整理し、ノートを作
成し、理解を促進する。
上記プロセスを繰り返すことで、授業内容の理解を獲得し、自律的
学習を促進する。
【テキスト・教材】
授業の際にプリントや資料を配布します。
【成績評価の方法・基準】
試験100%
【参考書】
田村正紀『流通原理』千倉書房2001年
青木均・石川和男『新流通論(改訂版)』創成社2014年
その他適宜、周知する。
【注意事項】
事前学習および事後学習において、各自ノートを作成することを徹
底すること。
社会倫理
演習ⅢA・ⅢB
笹本 雄司郎
3年~ 後期 2単位
阿佐美 敦子
3年 前期・後期
【授業のテーマ・目標】
異文化との接触が避けられない今日、価値観を異にする人々の思
想・行動を理解しようと努める態度が求められています。貴女とい
う人間の土台である自文化を知り、他文化を知り、想像力を存分に
働かせ、他者の心情に共感できる柔軟性をはぐくみます。国際交流
が今にも増して盛んになることが必須の将来、多文化社会にあって
円滑なコミュニケーションをはかれる人材の育成を目指します。
【授業の内容】
演習は「各自が主役の国際交流」です。ゼミ生全員が未来の「民
間大使」を目指すのですから、貴女のアンテナを世界中に張り巡ら
せ、他者理解と自己表現の訓練を重ねます。
ⅢA・Bを通して、以下のように演習を進めます。
①自文化の理解
普段、当たり前に接している日本という国に属する事象につ
いて、他者に説明するに足る知識と能力を養う。
②多文化の理解
「一年で世界一周」を目標に、世界の国々をそれぞれの文化
的特徴からグループ分けし、世界各地に暮らす人々について
多面的な知識を得る。各回の担当者は十分な準備の上で当該
国・地域に関する発表を行うとともに、発表後の討議におい
ても司会進行としてふさわしい役を務めることとする。
③異文化交流体験
複数の文化圏から来日された方々との、膝を交えての文化紹
介・意見交換の場を体験する他、海外の大学との現地交流に
よって、異文化接触の経験を積むと同時に自己表現力を養う。
また日本文化紹介に際し、各ゼミ生の特技を活かして茶道、
華道、書道、舞踊の伝統文化や現代文化の披露等をおこなう。
第1週 ガイダンス
第2週 フィールドワーク
第3週 フィールドワーク
第4週 ゲスト交流
第5週 グループ・プレゼンテーション 第6週 グループ・プレゼンテーション
第7週 グループ・プレゼンテーション 第8週 ゲスト交流
第9週 ゲスト交流
第10週 グループ・プレゼンテーション
第11週 グループ・プレゼンテーション 第12週 グループ・プレゼンテーション
第13週 ゲスト交流
第14週 対外プレゼン準備
第15週 対外プレゼン準備
【事前・事後学修】
事前学修として、担当教員から示された翌週の授業内容について
、自ら関連する文献等を調べ、受講に際して必要となる基礎的、背
景的事象の知識を得ておくように努めてください。
事後学修として、授業内容に関する理解を深めるため、自身で周
辺の情報を集め、新たな角度から日本を含む世界各地の文化を知る
努力、体験する努力をしてください。
【テキスト・教材】
適宜、プリント等を配布します。
【成績評価の方法・基準】
受講態度(40%)、口頭発表(40%)、レポート(20%)の総合
評価とします。
【参考書】
適宜、紹介します。
【注意事項】
受講生の講読・発表・討議が演習の要ですので、担当者にあたる
場合はもちろんのこと、討議に参加できるよう常に問題意識をもっ
て世界と日本を見つめる努力をしてください。演習ⅢA・Bを通じて
自身の卒論のテーマを模索し、下準備を完全にして4年生に進みま
しょう。
また、複数の校外実習が実施されることも予め、承知しておいて
ください。
さらに、コミュニケーション・ツールとして必須の英語力向上に
も努力をお願いします。
― 223 ―
-67-
人 間 社 会
現 代 社 会
【授業のテーマ・目標】
・倫理学は、自分と社会の両面にわたり、多様な価値観を踏まえて
「善く生きる」ことを考える学問です。
・これから社会人となる皆さんは、社会の出来事や他人の意見を理
解するたうえでベースとなる教養を備え、物事を深く考え、自分の
意見を表現する力が求められます。
・この授業では、社会で起きている出来事に対する様々な意見やル
ール・制度をとりあげて、考え方の本質に迫ります。
・特に、皆さんの進路や生活に深くかかわる「企業」について、良
い企業とは何か、責任ある経営とは何かなど、最新の事例を交えな
がら学習します。
・映像教材などを活用して、社会経験の少ない皆さんにもわかりや
すく説明します。
【授業の内容】
第1週 倫理とはなにか
第2週 自由な競争と社会正義
第3週 内部者告発の倫理的考察(映像教材)
第4週 妊娠中絶の倫理的考察
第5週 生殖補助臓器移植の倫理的考察
第6週 事業活動とコンプライアンス - 製品事故等(映像教材)
第7週 事業活動とコンプライアンス - 人権労働等(映像教材)
第8週 事業活動とコンプライアンス - 情報管理等(映像教材)
第9週 労働条件・職場環境の考察
第10週 働き方・雇用形態の考察
第11週 企業の社会的責任(CSR)
第12週 環境倫理の基礎
第13週 就職と職業倫理
第14週 時事問題の倫理的考察
第15週 全体のまとめ
【事前・事後学修】
この授業では、問題意識をもって考えることを大切にします。
事前学修は、予告した授業テーマについて、書籍・Web等で自分な
りに調査し、授業で確認したいポイントを明確にしてください。授
業の開始時に発言を求めます。
事後学修は、授業で指示された調査事項について、その意味を倫理
学的に考え、記録に残してください。提出を求める場合もあります
。
【テキスト・教材】
授業の都度レジュメや関連資料を配布します。
【成績評価の方法・基準】
試験結果で100%評価します。授業への参加意欲を示し、自分から問
題意識をもつ学生は加点評価します。
【参考書】
推薦する参考書は次の通りです。
笹本雄司郎著『こんぷら社長が語る これならわかる!コンプライ
アンス』(第一法規)★
笹本雄司郎著『CSRの心』(第一法規)★
笹本雄司郎著『不祥事に巻き込まれない技術』(第一法規)
★は図書館に所蔵されています。
【注意事項】
みなさんが社会に出ると、「絶対的に正しいことはない」と気づく
ことでしょう。表は裏を伴い、効能には副作用がつきものです。い
ろいろな見方を理解できること、その中から最善の選択ができるこ
とが大切です。この授業では、そうした「大人の考え方」を説明し
ます。将来の進路や就職先の選択にも役立ちます。
各2単位
人
間
社
会
・
現
代
社
会
人
間
社
会
・
現
代
社
会
演習ⅢA・ⅢB
演習ⅢA・ⅢB
粟津
3年
現代社会演習
飯田 良明
3年 前期・後期
俊二
前期・後期
各2単位
【授業のテーマ・目標】
4年次の卒業論文作成の準備として、各自の興味にそった心理学
的問題の発見、心理学的知識の習得、科学的(データ重視)な思考
の訓練を行う。
【授業の内容】
ⅢA
今後の議論の土台となるゼミ生共通の知識を作ることを目的とする
。各学生の興味と相談してテーマを決めるが、およその授業内容は
以下の通りである。
1.学術情報の探し方
2.学術情報の読み取り
3.学術情報の整理
4.発表と質疑の方法
5.大量の学術情報の体系化、構造化
ⅢB
各自の興味を深め、卒業論文のテーマを固めてゆくと同時に、心理
学的知識の拡充を目的とする。各自の興味にそって、各自最低2回
の発表を行って貰い、その内容についての発表、議論を行う。各自
のテーマによって内容は異なるが、およその授業内容は以下の通り
である。
1.問題の設定
2.先行研究調査
3.予備実験、予備調査
4.仮説の生成
5.実験、調査方法の考案
6.心的モデル、要因の考案
【事前・事後学修】
事前学修:指定した文献の読解や、発表の準備等をして下さい(学
習時間 2時間程度)。
事後学修:授業内で話した内容、聞いた内容をノートにまとめ、ネ
ット上のグループウエアに上げて下さい。また、授業中に出た専門
用語等を調べ、よく確認して下さい(学習時間 2時間程度)。
【テキスト・教材】
指定しない。
【成績評価の方法・基準】
ゼミでの発表(70%)、参加態度・他の学生への貢献度(30%)
を評価します。
なお、発表あるいは質問・コメントをもって、出席とします。
【参考書】
適時、紹介します。
― 224 ―
-68-
各2単位
【授業のテーマ・目標】
現代社会に生起する様々な問題・社会現象を社会学・社会心理学の
手法を使って分析・解読する力を向上させることが目標です。具体
的にはここのゼミ生の問題意識を・関心に沿ったテーマを設定し、
文献で理論を学ぶだけにとどまらず、調査データを分析し、筋道の
通ったレポートを書ける力を習得する。
大学生に求められる論理的文章の作成能力の向上が最大のテーマ
。
【授業の内容】
前期
1 ゼミの進め方・ガイダンス、第2週からは論文の輪読と討論
2 「オンラインコミュニケーションとアイデンティティの変容」
3 第2週の継続
4 論文「インターネットにおける『創造』の可能性」
5 第3週の継続
6 論文「短時間労働の国」
7 論文「短時間労働の企業」
8 論文「グローバル企業の社会的責任」
9 論文「グローバル企業と社会政策」
10 ゼミ生の問題関心による発表と討論(1)
11 ゼミ生の問題関心による発表と討論(2)
12 ゼミ生の問題関心による発表と討論(3)
13 ゼミ生の問題関心による発表と討論(4)
14 レポート作成指導(1)
15 レポート作成指導(2)
後期
1 前期発表後の研究成果発表と討論(1)
2 前期発表後の研究成果発表と討論(2)
3 前期発表後の研究成果発表と討論(3)
4 前期発表後の研究成果発表と討論(4)
5 前期発表後の研究成果発表と討論(5)
6 卒業論文テーマの選び方(1)
7 卒業論文テーマの選び方(2)
8 卒業論文テーマと研究計画の発表(1)
9 卒業論文テーマと研究計画の発表(2)
10 卒業論文テーマと研究計画の発表(3)
11 卒業論文テーマと研究計画の発表(4)
12 卒業論文の書き方指導(1)
13 卒業論文の書き方指導(2)
14 卒業論文の書き方指導(3)
15 まとめ
【事前・事後学修】
授業前に指定された論文を熟読し、キーワード・問題点を整理して
おくこと。
授業後は指示されたテーマを300字程度に纏めておくこと。
【テキスト・教材】
配布資料
【成績評価の方法・基準】
ゼミ発表(15%)、ゼミ参与度(15%)、ゼミレポート(70%)の
総合評価
【参考書】
授業内で指示する。
演習ⅢA・ⅢB
演習ⅢA・ⅢB
数野 昌三
3年 前期・後期
地域活性化の経済分析
角本 伸晃
3年 前期・後期 各2単位
各2単位
*
夏期休暇期間中、2泊3日の合宿および裁判傍聴・最高裁判所
見学、10月には法の日(法務省主催)の催しに参加する。
【事前・事後学修】
【事前学修】各週におけるテキストの該当部分を熟読し、専門用語
を調べてくること(学修時間 週2時間)。
【事後学修】各週におけるテキストの該当部分を的確に理解するこ
と(学修時間 週2時間)。
【テキスト・教材】
東京商工会議所編『ビジネス実務法務検定試験』(中央経済社
2016年)
【成績評価の方法・基準】
演習ⅢA・演習ⅢB
レポート50%、平常点50%(討議への参加度・ゼミへの貢献度)
【注意事項】
積極的学び、意欲的にコミュニケーションを図りたい学生が望ま
しい。そして、勉学は当然のこととして、その他の活動においても
協力しあい、人生におけるより佳き人間関係をつくるよう心がける
こと。
【授業のテーマ・目標】
演習ⅢA
前半では、地域経済を理解するために、地域経済分野のテキスト
を輪読する。後半では、それを基にいくつかのグループに分かれて
具体的な地域を選定し、観光まちづくりなどの地域活性化の事例を
グループ毎にまとめてパワーポイントで発表する。
演習ⅢB
前半ではExcelを用いて経済論文を作成するために必要な経済情
報処理能力の修得を目標とする。並行して、夏合宿を行った地域で
の活性化やまちづくりに関する論文(数ページ)を作成する。この
ゼミ論の作成でレポートと論文とは全く異なることを体験し、卒業
論文へのリハーサルとする。
【授業の内容】
演習ⅢA
1.イントロダクション
2.~8.テキストの輪読(第1章~第7章)
9.~12.テキストの輪読(第8章~11章)・地域活性化事例発表(
チームA~チームD)
13.テキストの輪読(第12章)・合宿・地域調査先の選定
14.テキストの輪読(第13章)・合宿・地域調査先の予備知識報告
15.合宿・地域調査の打ち合わせ
演習ⅢB
1.地域調査先の報告(全チーム)
2.~5.OFFICEの基礎
6.~9.経済情報処理(基礎1~4)・ゼミ論の準備
10.~14.経済情報処理(基礎5~13)・ゼミ論文の作成
15.ゼミ論文の発表会
【事前・事後学修】
【事前学修】演習ⅢA・B:テキスト・紹介された参考文献を事前
に読んでおくこと。(学修時間 週2時間)
【事後学修】
演習ⅢA:授業中の内容や自分の意見をコメントシートにまとめ
て次回の授業で提出すること(学修時間 週2時間)
演習ⅢB:ゼミ論の準備・作成を各人で早めに進めること。(学
修時間 週2時間)
【テキスト・教材】
演習ⅢA:山田浩之・徳岡一幸編著『地域経済学入門』(有斐閣
2007年)2,484円 *「地域経済と社会」の参考書と同じです。
演習ⅢB:菊地進他『経済系のための情報活用1 Office2013』(
実教出版 2013年)1,728円 *「現代日本経済論」の参考書と同
じです。
【成績評価の方法・基準】
ゼミへの取組70%(文献検索、課題発表、質疑応答)及びゼミ論(
30%)によって、総合的に評価する。
【参考書】
適宜紹介する。
【注意事項】
授業以外に東京の歴史・文化の理解を深めるために、都内の資料館
・博物館などへ見学に行くことも予定している。他方、実際の地方
経済の実情を知ってもらうために、夏合宿・現地調査を行う予定で
ある(場所はゼミ生と相談して決める)。
― 225 ―
-69-
人 間 社 会
現 代 社 会
【授業のテーマ・目標】
社会環境の変化に伴い、法律の多くが改正され、コンプライアン
スの面からも法律知識が求められている。そのため、本演習では、
第1に、ビジネスにおける基本的な法律知識を習得することを目的
とする。そして、この知識をもとに法的問題点を発見し、当該問題
解決への方向を探ることができるようにすることを目標とする。第
2に、卒業論文の具体的なテーマおよびその問題点を抽出し、判例
・学説を概観する。
【授業の内容】
演習ⅢA(前期)
演習ⅢB(後期)
第1週 ガイダンス
第1週 ガイダンス
第2週 ビジネスと法律との関係 第2週 債権管理・時効制度
第3週 取引主体①-自然人-
第3週 担保制度一般
第4週 取引主体②-法 人-
第4週 法定担保物権
第5週 契約一般
第5週 約定担保物権
第6週 売買契約の成立
第6週 非典型担保
第7週 売買契約の成立後
第7週 企業活動における
第8週 消費貸借契約
法規制
第9週 賃貸借契約
第8週 雇用(労働契約)
第10週 クレジットカード契約
第9週 家族法
第11週 決済手段①-手形-
第10週 卒論に関する
第12週 決済制度②-小切手-
問題点の抽出
第13週 契約関係以外の債権発生 第11週 卒論に関する
①-不法行為-
判例の検討
第14週 契約関係以外の債権発生 第12週 卒論に関する
②-事務管理・不当利得-
学説の検討
第15週 総括
第13週 卒論に関する
質疑応答
第14週 卒業論文研究計画書
の作成
第15週 総括
人
間
社
会
・
現
代
社
会
人
間
社
会
・
現
代
社
会
演習ⅢA・ⅢB
演習ⅢA・ⅢB
柑本
3年
現代マーケティング演習
斎藤 明
3年 前期・後期 各2単位
英雄
前期・後期
各2単位
【授業のテーマ・目標】
国際関係論の理論を学び、国際社会の「現実」「事実」を「理解
的な立場(一般化)」から分析する力を養うことを目標とします。
【授業の内容】
毎回、担当者にパワーポイントでテキストの理解について報告を
してもらい、それをもとに全員で議論します。
第1週 イントロダクション:なぜ国際関係理論が重要なのか
第2週 国際関係理論とは何か・国際関係理論の歴史
第3週 国際関係理論のアプローチ①:世界システム
第4週 国際関係理論のアプローチ②:ウェストファリアシステム
第5週 国際関係理論のアプローチ③:民主主義
第6週 社会科学の方法論①:定性的研究
第7週 社会科学の方法論②:分析レベルと分析アプローチ
第8週 リアリズム
第9週 リベラリズム
第10週 国際政治と理論
第11週 従属論と世界システム論
第12週 コンストラクティヴィズム
第13週 規範理論
第14週 批判的国際理論
第15週 まとめ:講義から得られた知見と講評
後期(ⅢB)は、それぞれの興味に基づいて報告をしてもらい、
全体で議論をしていきます。
第1週 論文手本と仮説立証
第2週 スケルトンの説明
第3週 個人報告:資料収集
第4週 個人報告:スケルトン1
第5週 個人報告:スケルトン2
第6週 個人報告:論文手本分析1
第7週 個人報告:論文手本分析2
第8週 序の作り方
第9週 個人報告:序および第1章1
第10週 個人報告:序および第1章2
第11週 事例の扱い
第12週 個人報告:事例1
第13週 個人報告:事例2
第14週 個人報告:事例3
第15週 まとめ:講義から得られた知見と講評
【事前・事後学修】
事前に提示した課題のほか、その週の世界の主要な国際政治・経
済の出来事を講義前にフォローするようにしてください。講義の中
でも議論します。終了後には、関連する文献、資料を読み込むよう
にしてください。日常的に国際政治・国際関係論に関する最新の情
報に触れることを求めます。
【テキスト・教材】
吉川直人・野口和彦著『国際関係理論』(勁草書房、2015年)。
【成績評価の方法・基準】
平常点(受講態度)10%、平常点(フィールドワークノート)10%、
平常点(課題提出)10%、期末テスト70%
【参考書】
ジョセフ・ナイ『国際紛争 原書第9版 理論と歴史』(有斐閣、2
013年)。
原彬久編『国際関係学 講義(第4版)』(有斐閣、2011年)。
スティーブン・ヴァン・エヴェラ、野口和彦・渡辺紫乃訳『政治学のリサーチ
・メソッド』(勁草書房、2009年)。
猪口孝他編『国際政治事典』(弘文堂、2005年)。
【注意事項】
ゼミナールは持ち寄りのパーティであると考えます。何か必ず90分のうち
で一度以上、貢献してください。
― 226 ―
-70-
【授業のテーマ・目標】
■目標■
マーケティング論に関する理論の学習し、社会におけるマーケティ
ング諸活動の事実を理解し、分析、一般化する力の獲得
【授業の内容】
演習ⅢA
各自の事前準備に基づいて、文献を輪読し、全体で議論します。
第1週 オリエンテーション
第2週 基礎理論輪読(基礎概念)
第3週 基礎理論輪読(基本課題)
第4週 基礎理論輪読(STP概念)
第5週 基礎理論輪読(計画策定)
第6週 基礎理論輪読(計画実行管理)
第7週 基礎理論輪読(製品政策)
第8週 基礎理論輪読(価格政策)
第9週 基礎理論輪読(流通政策)
第10週 基礎理論輪読(コミュニケーション政策)
第11週 基礎理論輪読(ブランド概念)
第12週 基礎理論輪読(ブランド戦略)
第13週 基礎理論輪読(ソーシャルマーケティング)
第14週 基礎理論輪読(サービスマーケティング)
第15週 まとめ
演習ⅢB
各自の関心に基づいて報告を実施後、全体で議論します。
第1週 論文手本と仮説立証
第2週 スケルトンの説明
第3週 個人報告:資料収集
第4週 個人報告:スケルトン1
第5週 個人報告:スケルトン2
第6週 個人報告:論文手本分析1
第7週 個人報告:論文手本分析2
第8週 序の作り方
第9週 個人報告:序および第1章1
第10週 個人報告:序および第1章2
第11週 事例の扱い
第12週 個人報告:事例1
第13週 個人報告:事例2
第14週 個人報告:事例3
第15週 まとめ:講義から得られた知見
【事前・事後学修】
事前学修:対象文献資料を精読し、各自毎回レジメを作成し、授業
の臨むこと。
事後学修:授業内での履修者相互での議論をもとに作成したノート
を振り返り、次回対象文献資料を精読し、レジメ作成を行うこと。
以上のプロセスを繰り返し実施すること。
【テキスト・教材】
参加者の関心テーマと相談の上、演習時間に適宜紹介します。
【成績評価の方法・基準】
学習活動(文献探究・事例整理・発表資料作成・発表)評価:50%
貢献活動(グループでの協働活動):50%
【参考書】
日本マーケティング協会編『マーケティングジャーナル』各号
日経広告研究所編『日経広告研究所報』各号
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― 227 ―
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演習ⅢA・ⅢB
高木
3年
裕子
前期・後期
演習ⅢA・ⅢB
高橋
3年
各2単位
【授業のテーマ・目標】
授業は2つのテーマから進めます。①言語を中心に、それに係わる
事象について考えます。最先端の言語理論を踏まえながら、そこで
起きている事象の背景にあるものを探ります。②言語を多方面から
見ることで、人間の心や社会のあり方、価値観や文化の違いといっ
たものに考えを向けていきます。言語を通じた人間のコミュニケー
ションのあり方を心理作用や社会現象と絡めながら考えます。前期
ⅢAでは、上記を踏まえ、研究論文テーマを絞り、将来に向け
た自身の方向性も考えます。研究論文テーマの探し方だけでなく、
論文の書き方も学びます。また、ディスカッションや発表(自分の
意見を述べる)という力を養いながら、その学びを通して、研究の
の広がりや深みを目指します。後期ⅢBでは、いざ突進です。各自
の論文テーマに沿って、論文を書き始めてください。
【授業の内容】
前期ⅢA 頭の中を整理してみよう
1.頭の中を整理してみよう(研究論文テーマのレジュメ作成)
2.興味や関心のあることを発表してみよう(質疑応答)
3.なぜそれに興味や関心があるのか述べてみよう(意見交換)
4.その背景にあるものを文献で調べてみよう言語と言語に
係わる事象について考えよう
5と6.理論研究と調査①②
7と8.理論研究と(実験を含む)調査 言語と人間社会の中で
のコミュニケーションのあり方について考えてみよう
9~11.言語現象と理論研究
12.社会現象と理論研究 頭の中をまとめてみよう
13.研究テーマ探し
14.自分探し
15.後期に向けた方向性の見定め
前期ⅢB 考えたこと、やったことを述べてみよう
1~4.個々の研究テーマと学問体系の中での各種理論や考え方
との関係性を考えてみよう
5と6.学問と個々の研究テーマとの整合性
7.事実の検証方法① 8.事実の検証方法②
9.仮説と検証①
10.仮説と検証② さあ、書いてみよう
11.論文の書き方
12.論文のまとめ方行動キャリアプラン
13.女性として生きること
14.女性として考えること
15.時間と空間の使い方
【事前・事後学修】
【事前学修】課題図書や指定論文は必ず読み、内容をよく理解して
ておくこと。その上で各回ごとに、担当、または、発表用レジュメ
を作成し、ディスカッションができるように、質問等の準備してお
くこと。【事後学修】所定の回の最後には、必ずそのまとめとして
、レポートを提出すること。または、書き換えが必要な場合は、修
正、書き換えを行い、次回までに提出できるようにしておくこと。
【テキスト・教材】
適宜必要な場合に、テキスト等は紹介するが、基本的には上記【事
前・事後学修】に係わるもの以外はこちらで準備する。それらは必
要なデータ資料や参考文献等である。
【成績評価の方法・基準】
発表やディスカッション20%、調査を含む各種活動報告10%、各回
の課題レポート30%、最終レポート40%
【参考書】
適宜授業の中で紹介します。
【注意事項】
授業内で伝えられるものには限りがあります。ですから、授業内外
の資源をフルに使い、また、学外の人たちとも助け合いながら行っ
てください。授業と大学内外のヒトやモノを有機的に結び、使い、
学ぶが基本です。深く考え、行動力が付くのがゼミです。調査研究
や実習、実践は多くします。頭はしっかり、フットワークは軽く、
精神面ではゆったりとです。
― 228 ―
-72-
意智郎
前期・後期
各2単位
【授業のテーマ・目標】
本演習では、国際企業の戦略について理論と現象の両側面から議
論していく。演習の参加者は、主にミクロ経済学の知見を応用した
企業戦略の理論を学習すると同時に、現実にライバル企業と競争す
る国際企業のケースを検討する。さらに、いくつかのワーキング・
グループを作り、ワーキング・グループごとに関心のある業界と企
業を分析する。演習の参加者には、自分の頭を使ってギリギリまで
考え抜く姿勢を身につけてもらいたい。
【授業の内容】
演習ⅢA
1.ガイダンス:演習ⅢAについて
2~5. 理論研究とディスカッション
※第2~5回は、個人ごとに課題を報告しディスカッションをす
る。
6~8.企業研究とディスカッション
※第6~8回は、個人ごとに課題を報告しディスカッションをす
る。
9. 企業との提携によるアクティブラーニング(予定)
10~11.卒業論文指導とディスカッション
※第10~11回は、卒業論文の方法論のレクチャーを行い個別
に指導する。
12~13.他大学との合同ゼミの準備
※第12~13回は、グループごとに課題を報告しグループごと
に指導します。
14.他大学との合同ゼミ
15.総括
演習ⅢB
1.ガイダンス:演習ⅢBについて
2~5.企業研究とディスカッション
※第2~5回は、個人ごとに課題を報告しディスカッションをす
る。
6.企業との提携によるアクティブラーニング(予定)
7~11.卒業論文指導とディスカッション
※第7~11回は、個人ごとに卒業論文を報告し個別に指導す
る。
12~13.他大学との合同ゼミの準備
※第12~13回は、グループごとに課題を報告しグループごと
に指導します。
14.他大学との合同ゼミ
15.総括
【事前・事後学修】
事前学修:次回の演習に関連する課題を出すので事前に作成して
おくこと。
事後学修:演習内容を振り返ること
【テキスト・教材】
青島矢一、加藤俊彦著『競争戦略論』(東洋経済新報社・予定)
中川功一、林正、多田和美、大木清弘著 『はじめての国際経営
』 (有斐閣・予定)
【成績評価の方法・基準】
成績は、ゼミへの取り組み100%(発表やディスカッションの内
容、ゼミの運営、授業への積極的参加)で決定する。
演習ⅢA・ⅢB
演習ⅢA・ⅢB
行動計量学ゼミ
竹内 光悦
3年 前期・後期
発達と健康の心理学
竹内 美香
3年 前期・後期 各2単位
各2単位
【授業のテーマ・目標】
4年次の卒業論文作成の準備として、各学生の興味にそった心理学
的問題の発見と知識習得を目指す。特に科学論文として統計処理と
数値の見方をも含む心理学関連文献の読み方とまとめ方を含め、心
理学研究の訓練を開始する。
【授業の内容】
演習ⅢA
第1週 ガイダンスとアイスブレーク
第2週 学術論文の読解について説明
第3週 グループづくり
第4週 文献の探索
第5週 作業の進め方相談
第6週 論文選びと読解
第7週 レジュメ作成開始
第8週 レジュメ校正
第9週 発表リハーサル
第10週 研究論文読解の成果報告開始
第11週 成果報告と振り返り
第12週 次の計画立案
第13週 夏季課題の計画
第14週 後期の研究計画
第15週 まとめ と 後期の課題の確認
演習ⅢB
第1週 後期ガイダンス
第2週 PCでデータ分析 説明
第3週 PCでデータ分析 演習
第4週 後期の研究計画「私が調べたいこと」とは
第5週 卒業研究の準備作業 開始
第6週 研究テーマを考える 先行論文を探索する
第7週 先行論文の収集とデータ採集の具体的方法を考える
第8週 既存の心理検査・尺度項目と関連情報を収集する
第9週 自分のテーマに添う独自の質問項目の「柱」を考える
第10週 質問項目の「柱」から、下位項目を考える
第11週 調査票を編集してみる
第12週 仮説を考える
第13週 「序論」を書いてみる
第14週 データ入力シートを構成し、解析をイメージしてみる
第15週 まとめ と 「卒業論文計画書」を書いてみる
【事前・事後学修】
【事前学修】ゼミ内発表準備の取り組みに時間をかける。レジュメ
等の電子・紙媒体提出物をエビデンスとする。教員と密に相談する
。
【事後学修】事前学修で準備したレポートやレジュメの修正版を作
成し、教員、ゼミメンバーが共有できるように整える。電子・紙媒
体での提出を課す。確実・十分に取り組まなければならない。
【テキスト・教材】
既存の学術論文をテキストとして活用する。PCの活用を前提として
いる。
【成績評価の方法・基準】
平常点、つまり演習の過程での取り組み 50%、各節で提出するべ
き成果物 50%
【参考書】
J-Stageで検索、ダウンロードすることができるすべての学術論文
【注意事項】
迅速な連絡・返答と仲間に対する思いやりの心を心掛けて欲しい。
― 229 ―
-73-
人 間 社 会
現 代 社 会
【授業のテーマ・目標】
人間社会において人々の意識や行動を検証し、その規則性や傾向
性を把握することは、マーケティングにおける販売や営業、広告、
商品開発など様々な部署で重要視される。これらの検証においては
経験による主観的な判断も不可欠であるが、多くは調査や実験、観
察によって得られる様々なタイプのデータに基づく客観的な判断が
必要とされる。また情報化社会の現在において、日々大きくなるデ
ータを適切に処理・分析・表現しそれらの結果から意思決定を行う
ことはどの分野においても重要視されるスキルである。
本演習では、いくつかのテーマを考え、小規模な調査等を複数回
行い、それらの調査データ処理や分析、発表、報告書作成と一連の
分析過程を体系的に体験し、人々の行動意識の把握やデータに基づ
く意識決定のスキル向上を目指す。
【授業の内容】
前期ゼミ 01 授業ガイダンスと今期計画
ゼミ 02 第一企画の企画会議と計画
ゼミ 03 第一企画の情報収集と基礎分析
ゼミ 04 第一企画の計量的分析
ゼミ 05 第一企画の考察と最終調整
ゼミ 06 第一企画の発表会
ゼミ 07 行動計量学の学び方と研究の仕方
ゼミ 08 第二企画の企画会議と計画
ゼミ 09 第二企画の情報収集と基礎分析
ゼミ 10 第二企画の計量的分析
ゼミ 11 第二企画の考察と最終調整
ゼミ 12 第二企画の発表会
ゼミ 13 行動計量学研究テーマの発表
ゼミ 14 行動計量学における研究(基礎)
ゼミ 15 行動計量学における研究(応用)
後期ゼミ 01 今期の計画と第三企画の紹介
ゼミ 02 第三企画の企画会議と計画
ゼミ 03 第三企画の情報収集・文献検索
ゼミ 04 第三企画の基礎分析
ゼミ 05 第三企画の計量的分析の検討
ゼミ 06 第三企画の中間報告
ゼミ 07 第三企画の再検証
ゼミ 08 第三企画の計量的分析の展開
ゼミ 09 第三企画の考察と最終調整
ゼミ 10 第三企画の発表会
ゼミ 11 卒業研究の進め方
ゼミ 12 卒業研究計画の検討
ゼミ 13 卒業研究構想発表、今期のまとめ
ゼミ 14 卒業研究計画書の再検討
ゼミ 15 卒論発表会
【事前・事後学修】
毎回、次回の授業に関する課題を指示するので、事前に作成する
こと。また終了後もグループワークでの課題に取り組むこと。
【テキスト・教材】
テキスト等については適宜紹介し、特に指定はしない。
【成績評価の方法・基準】
演習時間内の標準点(30%)、演習時間外の課題(30%)、演習
最終課題(40%)で評価。
【参考書】
竹内光悦・元治恵子・山口和範『アンケート調査とデータ解析の
仕組みがよ~くわかる本【第2版】』(秀和システム 2012年)
【注意事項】
学生主体の演習であるため、欠席や遅刻に関しては事前に連絡を
入れること。学外のコンテスト、データコンペティション等に参加
することがあり。
人
間
社
会
・
現
代
社
会
人
間
社
会
・
現
代
社
会
演習ⅢA・ⅢB
演習ⅢA・ⅢB
子どもと家族の社会学Ⅰ
広井 多鶴子
3年 前期・後期 各2単位
松浦
3年
【授業のテーマ・目標】
この演習テーマは「子どもと家族の社会学」です。子ども・若者
・家族・子育て・学校・教育を主な対象・テーマとしています。
演習ⅢAの目標は、卒業論文を作成するための方法を習得するこ
とです。具体的には、テーマの見つけ方、先行研究と資料収集の方
法、論文の構成、文章の書き方、プレゼンテーションの方法などを
学びます。演習ⅢBでは、卒業論文の作成に向けて、各自準備を進
めます。それぞれがテーマを選び、そのテーマに関する先行研究を
読み、資料を収集、分析し、その成果をまとめて発表します。
【授業の内容】
演習ⅢA
第1週 オリエンテーション
第2週 テーマを考える
第3週 先行研究の収集方法
第4週 先行研究を読む
第5週 資料の収集方法
第6週 資料を収集する
第7週 資料を分析する
第8週 文章表現を学ぶ
第9週 構成の案を作る
第10週 構成をまとめる
第11週 プレゼンテーション①
第12週 プレゼンテーション②
第13週 プレゼンテーション③
第14週 プレゼンテーション④
第15週 レポート提出
*プレゼンテーション①~④は各担当者がそれぞれ発表
演習ⅢB
第1週 研究の目的
第2週 研究のテーマ
第3週 先行研究を収集する
第4週 先行研究を読む
第5週 研究方法を学ぶ:調査研究
第6週 研究方法を学ぶ:文献研究
第7週 データを収集する
第8週 データを収集する
第9週 構成案を作る
第10週 構成をまとめる
第11週 卒論の構想①
第12週 卒論の構想②
第13週 卒論の構想③
第14週 卒論の構想④
第15週 卒論の構想⑤
*卒論の構想①~⑤は、各担当者がそれぞれ自分の構想を発表
【事前・事後学修】
授業で指定のする文献や資料を読んでおくこと。自分の関心のある
テーマについて、先行研究や資料を収集し、読んでおくこと。
【テキスト・教材】
小笠原喜康著『大学生のためのレポート・論文術』(講談社現代新
書 2003年)714円
【成績評価の方法・基準】
レポート50%、発表、課題提出など、授業への取り組み50%
【参考書】
苅谷剛彦著『知的複眼的思考法』(講談社α文庫 2002年)924円
【注意事項】
*8月末に3年ゼミで合宿をします。また、9月半ばに3年,4年合同
で卒論中間発表会を行います。
*「人間教育学概論」「家族社会学」のどちらかあるいは両方の授
業を受講してください。
― 230 ―
-74-
常夫
前期・後期
各2単位
【授業のテーマ・目標】
4年次の卒論の準備として、演習ⅢAでは衣食住、買物、旅行、
レジャー、交友、コミュニケーション、習慣など日常生活に関わり
のあるテーマを各自が選び、先行研究の成果をまとめます。演習Ⅲ
Bでは、テーマを決め、心理学や行動科学の方法論を用いて、ミニ
卒論を作成します。 この演習を通じて、人・出来事に対する心理
学的な見方や考え方、心理学の研究方法、論文の構成や書き方、図
表の読み方や書き方、統計的なデータ処理、プレゼンスキルを身に
つけます。
【授業の内容】
演習ⅢA
各自が興味を持った解説本や論文を読んで、それを要約して発
表します。他のゼミ生はそれに対して質問や意見を出します。教員
はゼミ生の発表についてコメントし、発表者と他のゼミ生に質問し
ます。1回に3~4名が発表します。
ゼミ生は、以上の活動を通して、論文要約の方法、研究の方法
、図表の読み方、研究結果のまとめ方、について学習します。また
、各自で観察研究をおこない、そのまとめを夏休みの宿題とします
。具体的には、次のとおりです。
①導入、②文献紹介、③テーマ選択、④発表準備、⑤発表の聞き方
⑥質問の仕方、⑦ディスカション方法、⑧~⑫学生発表(各回3、
4人)、⑬夏休みの課題説明、⑭夏休みの課題テーマ発表、⑮まと
め
演習ⅢB
夏休み明けには観察研究の発表を行います。それ以後の進行は
前期と同様に学生の発表です。また、夏休み明けまでにミニ卒論
のテーマを決め、演習ⅢBではミニ卒論の作成に取り組みます。そ
のため発表は卒論のテーマに関連したものとなります。
年末からは就職に向けたSPI等の指導、キャリアセンター職
員による就職講話も開きます。
具体的には、次のとおりです。
①夏休みの課題発表1、②夏休みの課題発表2、③夏休みの課題発
表3、④課題発表の講評、⑤~⑫学生発表(各回3、4人)、⑬ミ
ニ卒論作成説明、⑭課題テーマ発表、⑮まとめ
【事前・事後学修】
事前学修 発表者は前日までにレジュメやレポートを作成し、教員
までメールで提出してください。(学修時間 週2時間)
その他、心理学的な見方や考え方をきたえるために、自分や他人の
行動を観察しその原因を考えたり、様々なジャンルの読書をしたり
、映画やテレビや各種芝居を見ることを勧めます。総計学の勉強は
論文を読みこなすのに必要です。
事後学修 授業の復習をする。(学修時間 週2時間)
【テキスト・教材】
適宜プリントを配布しますが、基本的には学生の発表資料がテキ
ストとなります。前日までに先生までメール等で送付してください
。
【成績評価の方法・基準】
ゼミでの参加態度を60%、レポートやミニ卒論を40%で評価しま
す。
【注意事項】
ゼミでの発表や卒論完成のためには特に2年前期の「行動科学」、
「心理学実験実習1」、2年後期の「安全心理学」、「調査・実験
データ処理法」、3年前期の「心理学研究法」、3年後期の「心理
学統計法」などの履修が役にたちます。
演習ⅢA・ⅢB
演習ⅢA・ⅢB
コミュニケーション・デザイン
松下 慶太
3年 前期・後期 各2単位
青山・原宿エリアの調査研究
三田 知実
3年 前期・後期 各2単位
演習ⅢB
1. ガイダンス
2. 進捗報告(チームA)
3. 進捗報告(チームB)
4. 進捗報告(チームC)
5. 学外協力者Aとのディスカッション
6. 学外協力者Bとのディスカッション
7. 中間報告(チームA)
8. 中間報告(チームB)
9. 中間報告(チームC)
10. 研究報告(チームA)
11. 研究報告(チームB)
12. 研究報告(チームC)
13. 最終報告(チームA)
14. 最終報告(チームB)
15. 最終報告(チームC)
【事前・事後学修】
各授業回においてグループで設定した進捗に関する具体的な作業に
対して、次回授業までに作業・報告準備を行うこと。
【テキスト・教材】
取り上げるテーマによって適宜紹介する。
【成績評価の方法・基準】
・リサーチ・プレゼンテーション・ディスカッションへの参加(50
%)
・プロジェクト企画・制作への貢献(50%)
【授業のテーマ・目標】
本科目の目的は、4年次の卒業論文執筆に必要な調査を行うとと
もに、ゼミでの報告をもとに考察を深めてゆくことである。
特に本科目では、渋谷区神宮前および港区青山・北青山・南青山
に立地する、衣料デザイン事務所、高級ブランド路面店や、セレク
トショップの店員など、ファッション産業で活躍するひとびとへの
聞き取りや参与観察を通じた研究を行う。それにより、卒業論文完
成に向けた最新のデータを蓄積できるであろう。
【授業の内容】
【前期】
第1回 本科目の趣旨と方針・自己紹介
第2回 研究の問いに基づくグループ分けを行う/個別研究準備を
おこなう
第3回 問いと仮説を生み出す
第4回 調査方法と調査対象者を選定する
第5回 調査対象者への調査内容の説明準備をおこなう
第6回 具体的な質問項目を考える
第7回 調査依頼書を作成・送付する
第8回 アポイントメントをとる
第9回 聞き取り調査
第10回~第12回 調査結果の整理とエッセンスを見出す
第13回・第14回 履修者によるオリジナル報告
第15回 夏休みの調査研究スケジュール調整
【夏休み】適宜研究関心に基づき、調査。
【後期】
第16回~第17回 調査対象と関連のある文献レビュー
第18回・第19回 社会学文献レビュー
第20回~第25回 各自オリジナル報告
第26回・第27回 報告会用プレゼン資料の作成
第28回 3年次ゼミ最終研究報告会
第29回・第30回 論文加筆修正・校正・研究成果の完成
【事前・事後学修】
■事前学修として、以下の2点をお願いいたします。
(1)神宮前・青山(表参道)の空間デザインがどのように施され
ているかという問いを、歩きながら明らかにしてください。
(2)第1回に配布する文献リストに記載されている文献を、継続的
にレビューしてください。
■事後学修については、下記1点をお願いたします。
(1)現地調査や文献調査の結果をデータ(質量問わず)として残
して下さい。
【テキスト・教材】
松本康編, 2014, 『都市社会学入門』有斐閣アルマ. 2,160円
ISBN13
978-4641220157
井口典夫, 2011, 『青山文化研究―その歴史とクリエイティブな魅
力 (青山学院大学総合研究所叢書)』
ISBN13
978-4883352487
【成績評価の方法・基準】
■成績評価の方法は、以下4点の組み合わせにより行う。
(1)問い・仮説・調査が適切に行われているか・・・30%
(2)ゼミに積極的な参加がなされているか・・・30%
(3)文献レビューが適切に行われているか・・・10%
(4)研究報告書論文のクオリティ・・・30%
【参考書】
増淵敏之, 2012,『路地裏が文化を生む!―細街路とその界隈の変
容 (青弓社ライブラリー)』青弓社.
ISBN-13
978-4787233462
【注意事項】
■研究テーマを問わず、4年次の卒業論文作成に利用できる調査研
究を常に心がけてください。
― 231 ―
-75-
人 間 社 会
現 代 社 会
【授業のテーマ・目標】
ソーシャルメディアの登場によるコミュニケーション、社会の変容
について研究する。同時に地域や企業と連携し、その可能性を探る
プロジェクトやワークショップを企画・実施する。
【授業の内容】
演習ⅢA(前期)
1. ガイダンス
2. リサーチの手法について
3. 社会との連携プロジェクトの重要性
4. 連携プロジェクト・企画の説明
5. 連携プロジェクト・企画案の作成
6. 連携プロジェクトの実践
7. プロジェクト企画報告(チームA)
8. プロジェクト企画報告(チームB)
9. プロジェクト企画報告(チームC)
10. 研究報告(チームA)
11. 研究報告(チームB)
12. 研究報告(チームC)
13. 最終報告(チームA)
14. 最終報告(チームB)
15. 最終報告(チームC)
人
間
社
会
・
現
代
社
会
人
間
社
会
・
現
代
社
会
演習ⅢA・ⅢB
演習ⅢA・ⅢB
論理的思考力とディベート力を高める
谷内 篤博
3年 前期・後期 各2単位
ことばを語用論的に考えるⅠ
山下 早代子
3年 前期・後期 各2単位
【授業のテーマ・目標】
本演習では、人的資源管理の理論をベースに、企業における望ま
しい人材マネジメントのあり方を行動科学や経済学、経営学などの
学際的な見地から探究することを主な目的としています。
単なる理論研究のみに終始することなく、事例研究やケース研究
、ヒアリング調査など、実証研究の要素も盛り込みたいと考えてい
ます。
演習の成果は、他大学との定期的討論大会で発表し、ディベート
することで、理解度の深化をはかっていきます。
【授業の内容】
第1週 オリエンテーション(概要説明と分担決め)
第2週 人的資源管理の概念と理論的背景の発表と議論
第3週 経営戦略と人的資源管理の発表と議論
第4週 雇用形態の多様化と人事制度の発表と議論
第5週 雇用管理の発表と議論
第6週 人事評価と昇進・昇格の発表と議論
第7週 報酬制度と福利厚生の発表と議論
第8週 能力開発と組織開発の発表と議論
第9週 労働時間管理の発表と議論と議論
第10週 労使関係と労働組合の発表と議論
第11週 リーダーシップとモチベーションの発表と議論
第12週 職場のストレスとメンタルヘルスの発表と議論
第13週 グローバル経営について解説
第14週 タレントマネジメント、エンゲージメントの解説
第15週 まとめ・前期総括
第16週 大学討論会の進め方のオリエンテーション
第17週 先行研究のサーベイと報告(1)
第18週 先行研究のサーベイと報告(2)
第19週 先行研究のサーベイと報告(3)
第20週 先行研究のサーベイと報告(4)
第21週 大学討論会に向けての中間報告
第22週 ゼミ論文の作成指導(1)
第23週 ゼミ論文の作成指導(2)
第24週 ゼミ論文の作成指導(3)
第25週 ゼミ論文の作成指導(4)
第26週 ゼミ論文の中間報告
第27週 ゼミ論文の修正指導
第28週 大学討論会に向けてのパワーポイントの作成(1)
第29週 大学討論会に向けてのパワーポイントの作成(2)
第30週 ゼミ論文のパワーポイントによる発表
【事前・事後学修】
事前学修:ゼミで議論する部分を事前に精読すること(週2時間)
事後学修:ゼミで議論した内容の復習とポイントの整理(週2時間
)
【テキスト・教材】
谷内篤博『日本的雇用システムの特質と変容』(泉文堂,2008年)3
000円
経営能力開発センター編『人的資源管理』(中央経済社,2010年)2
400円
谷内篤博『働く意味とキャリア形成』(勁草書房,2007年)2200円
【成績評価の方法・基準】
成績評価は、ゼミの取組姿勢・発言内容60%とレポート・レジュメ
の出来映え40%で評価を実施します。
【参考書】
ゼミがスタートしたときに、具体的に指示します。
【注意事項】
学習意欲と学問に対する飽くなき探求心が強く求められます。
― 232 ―
-76-
【授業のテーマ・目標】
話し手が様々な状況でどのようにことばを使い、また聞き手がそ
れをどう理解するか、さらに両者がどのように相互に交渉しあって
意味を生み出していくかを追求する学問領域が「語用論」である。
本ゼミでは「語用論」の中の発話行為やポライトネス理論を中心に
、特に文化間の違いに着目する異文化間比較語用論や、学習者の使
用する中間言語語用論などに焦点をあて、関連の基礎的理論とリサ
ーチの方法を学ぶ。ゼミ生は4年次の卒論執筆に向けた基礎学習を
行う。語用論に関心を持つ学生、また語用論、社会言語学関連のテ
ーマでリサーチ研究を行なってみたい学生を対象にする。
【授業の内容】
第1週 ガイダンス
第2週 会話とは
第3週 言語と非言語
第4週 会話の成立
第5週 推意
第6週 丁寧さとは
第7週 ポライトネス理論
第8週 発話行為
第9週 間接発話行為
第10週 対人関係とことば
第11週 皮肉
第12週 誤解(ミスコミュニケーション)
第13週 バックチャンネル
第14週 Review
第15週 試験
第16週 ⅢB ガイダンス
第17週 調査研究方法基礎概論
第18週 先行研究
第19週 研究目標・研究課題
第20週 研究方法・データ収集方法
第21週 結果の集計方法
第22週 考察・分析
第23週 まとめの部分の執筆
第24週 予備研究執筆
第25週 予備研究執筆完成
第26週 プレゼンテーションの仕方
第27週 パワーポイントの効果的な利用
第28週 パワーポイントによるプレゼン準備
第29週 予備研究発表準備
第30週 予備研究発表
【事前・事後学修】
事前学修:ⅢAでは毎回の授業の予定項目をしっかり予習してくる
こと。ⅢBでは予備研究を基礎的なステップを踏みながら進め、最
終的に小論文にまとめ、発表するので、そのための一つ一つの課題
をきちんとこなすこと。事後学修:授業の内容に添った課題がでる
ので、課題は必ず期日までに提出すること。
【テキスト・教材】
岡本真一郎『言語の社会心理学-伝えたいことは伝わるのか』中公
新書2202
【成績評価の方法・基準】
ⅢA 課題20%、試験40%、レポート20%、発表20%
ⅢB 課題レポート20%、予備調査研究20%、小論文40%、発表20%
【参考書】
適宜指示する。
【注意事項】
授業には主体的に、積極的に係ること。クラス内ではグループ討論
やペアワークを通して積極的に他の学生と交わり、意見交換を行
い、課題に対して学生としての責任を持って本分を果たすこと。
演習ⅢA・ⅢB
演習ⅣA・ⅣB
ジェンダーの社会学
山根 純佳
3年 前期・後期 各2単位
阿佐美 敦子
4年 前期・後期
後期
第1週 ガイダンスと今期の計画
第2週~第3週 研究内容の要約の検討
第4週~第12週 個別研究テーマの報告
第13週~第14週 研究内容の要約と目次の検討
第15週 総括
【事前・事後学修】
事前学修:報告者はA42枚にまとめたレジュメを作成し、演習の前
日に提出すること。文献は発表者以外も読んでくることを原則とす
る。順番で司会も担当する。報告者、司会者以外も必ず議論に参加
すること。
事後学修: 前期はゼミレポート、後期は研究報告レポートの提出
に向け執筆を進める
【テキスト・教材】
文献Ⅰ:大沢真知子(2015)『女性はなぜ活躍できないのか』東洋
経済新報社
【成績評価の方法・基準】
報告の内容、討論への貢献50% レポートの内容50%
【参考書】
丸山里美『女性ホームレスとして生きる-貧困と排除の社会学』(
世界思想社、2013年)3024円
【授業のテーマ・目標】
各自が卒業論文を作成することを目標とし、前期では各自の研究
計画に基づき、先行研究をまとめて卒業論文の前半の作成し、個別
指導をベースに報告・発表・情報交換を、後期では自身が計画した
調査方法に基づいて、データ収集および分析をおこなって論文を完
成させます。
【授業の内容】
演習ⅣA
第1週 ガイダンス
第2週 卒論計画書の作成
第3週 卒論計画書報告会
第4週 個人報告および討議①
第5週 個人報告および討議②
第6週 個人報告および討議③
第7週 個人報告および討議④
第8週 個人報告および討議⑤
第9週 個人報告および討議⑥
第10週 個人報告および討議⑦
第11週 個人報告および討議⑧
第12週 個人報告および討議⑨
第13週 個人報告および討議⑩
第14週 卒論中間発表会
第15週 まとめ
演習ⅣB
第1週 ガイダンス
第2週 卒論途中経過報告①
第3週 卒論途中経過報告②
第4週 卒論途中経過報告③
第5週 卒論途中経過報告④
第6週 卒論途中経過報告⑤
第7週 卒論途中経過報告⑥
第8週 卒論途中経過報告⑦
第9週 卒論途中経過報告⑧
第10週 卒論途中経過報告⑨
第11週 卒論途中経過報告⑩
第12週 卒論途中経過報告⑪
第13週 卒論提出
第14週 卒論発表会の準備
第15週 卒論発表会の準備
【事前・事後学修】
事前学修として、隔週の報告がより明確なものにできるよう、理
論をサポートする先行研究、調査結果・分析を十分におこなってく
ださい。
事後学修として、ゼミ学生から受けた質問、提案、意見について
検討し、より充実した研究とできるよう、さらに補強材料を模索し
てください。
【テキスト・教材】
個別に示します。
【成績評価の方法・基準】
演習内での活動状況(30%)、卒業論文の完成度および発表の成
績(70%)を評価します。
【参考書】
研究テーマに沿って個別にで示しますが、春休み中には先行研究
に多く触れ、各自の研究テーマの理論的根拠について明確にしてお
きましょう。
【注意事項】
校外実習を実施する場合もあります。また、コミュニケーション
・ツールとして必須の英語力向上の努力をお願いします。
― 233 ―
-77-
人 間 社 会
現 代 社 会
【授業のテーマ・目標】
文献講読と研究報告の二本立てですすめていきます。ジェンダー
に関する近年の研究の動向や社会の流れを把握したうえで、自らの
研究課題を見つけること、卒業論文完成に向けた論文執筆技術の獲
得を目標とします。
前期は、ジェンダーや労働をテーマにした専門書の2冊の読解を
とおして、仮説の提示の仕方、データの扱い方、先行研究に対する
批判的検討、持論の展開の仕方など論文の形式を学びます。文献Ⅱ
については、参加者の関心に合わせて決定します。
後期は、各自の関心にしたがった文献の検討と自らの研究課題を
まとめた研究テーマ報告をおこないます。並行して自らの研究内容
の要約を1600字程度でまとめ報告、検討し、卒業論文の土台づくり
を進めます。
【授業の内容】
前期
第1週 ガイダンスと今期の計画
第2週 論文の書き方
第3週 先行研究の扱い
第4週 文献Ⅰの講読①序章
第5週 文献Ⅰの講読②分析
第6週 文献Ⅰの講読③分析
第7週 文献Ⅰの講読④結論
第8週 中間検討:質的データの扱い方
第9週 文献Ⅱの講読①理論的位置づけ
第10週 文献Ⅱの講読②先行研究
第11週 文献Ⅱの講読③事例分析
第12週 文献Ⅱの講読④事例分析
第13週 文献Ⅱの講読⑤結論
第14週 研究内容の要約の検討①
第15週 研究内容の要約の検討②
各4単位
人
間
社
会
・
現
代
社
会
人
間
社
会
・
現
代
社
会
演習ⅣA・ⅣB
粟津
4年
俊二
前期・後期
演習ⅣA・ⅣB
飯田
4年
各4単位
【授業のテーマ・目標】
心理学的な卒業論文の制作に向けて、各自が先行研究の調査、予
備実験・調査、本実験・調査、データ処理、考察を行う。
【授業の内容】
学生の発表、質疑応答、討論など学生主体の演習を展開します。各
自の研究テーマや前年度までの進み具合により異なりますが、論文
完成までの授業内容は、およそ下記の通りです。
ⅣA
各自が卒業論文で扱う問題および仮説の確定と、実験・調査の準備
を目的とします。各自少なくとも2回の発表を行う中で、およそ以
下のような内容を扱います。
1.先行研究の体系化
2.心理学史的意義、社会的意義、個人的意義の検討
3.仮説と実験・調査方法の確定
4.実験刺激、調査紙などの作成
5.予備調査、予備実験
6.予備的分析と方法の修正
ⅣB
本実験・調査の実施、データ整理、考察を中心とし、各自がこれま
でに調べた成果を1本の論文に仕上げることを目的とします。各自
少なくとも2回の発表を行う中で、以下のように授業を進行します
。1.本調査、本実験の準備
2.実験、調査の実施
3.データの統計解析
4.図表、グラフ等のプレゼンテーション
5.結果の考察、立論
6.先行研究との比較、位置づけ
7.論文の作成
【事前・事後学修】
事前学修:指定した文献の読解や、発表の準備等をして下さい(学
習時間 2時間程度)。
事後学修:授業中に出た専門用語等を調べ、よく確認して下さい。
また、授業内で話した内容、聞いた内容をまとめ、文章にして下さ
い。(学習時間 2時間程度)。
【テキスト・教材】
指定しない。
【成績評価の方法・基準】
ゼミでの発表(70%)、参加態度・他の学生への貢献度(30%)
を評価する。
なお、発表、質問あるいはコメントをもって、出席と見なす。
【参考書】
授業内で適時紹介する。
【注意事項】
卒論のテーマ、方法、調査・実験の計画、データの分析方法、考察
の内容、文章やグラフの表現など、考えるべきこと、決めるべきこ
とが山のようにあります。授業時間中ではとても足りませんので、
「考えてからゼミに来る」ようにして下さい。
― 234 ―
-78-
良明
前期・後期
各4単位
【授業のテーマ・目標】
年間の学習成果を「卒郷論文」に集大成することが最大の目標に
なります。前期ⅣAでは卒業論文の最終テーマを確定し、テーマに
沿った文献読破・資料収集分析、調査分析を終えることが目標とな
ります。
後期ⅣBの目標は、前期の学習成果を土台に論文を纏め、指定さ
れた提出日までに完成させることです。
【授業の内容】
前期
1 卒論のテーマ設定と研究計画について指導
2 卒論の章別構成の仕方にについて指導
3 卒論テーマと研究計画の発表(1)
4 卒論テーマと研究計画の発表(2)
5 先行研究の探索法指導
6 調査データの分析と活用法の指導
7 図表の書き方と分析法の指導
8 文献資料の精読・解読(1)
9 文献資料の精読・解読(2)
10 先行研究の精読と問題発見(1)
11 先行研究の精読と問題発見(2)
12 卒論の中間発表と講評会(1)
13 卒論の中間発表と講評会(2)
14 卒論の中間発表と講評会(3)
15 まとめ
後期
1 夏季休暇中の成果発表と講評会(1)
2 夏季休暇中の成果発表と講評会(2)
3 夏季休暇中の成果発表と講評会(3)
4 夏季休暇中の成果発表と講評会(4)
5 卒論の章別構成の調整指導
6 引用文献・参考文献の取り扱い指導
7 卒論制作の個別指導(1)
8 卒論制作の個別指導(2)
9 卒論制作の個別指導(3)
10 卒論発表と講評会(1)
12 卒論発表と講評会(2)
13 卒論発表と講評会(3)
14 パワーポイント制作(1)
15 パワーポイント制作(2)
【事前・事後学修】
授業前に指示された事項について調べ、纏めた上で受講すること。
授業後は指示に従って纏めなおすこと。
【テキスト・教材】
各ゼミ生に文献・資料等を個別に指示します。
【成績評価の方法・基準】
演習ⅣAは、ゼミ発表と発表後論文の水準による評価(100%)
演習ⅣBは、卒業論文完成度の水準による評価(100%)
【参考書】
個別に指示します。
【注意事項】
アルバイト・就職活動とのバランスをとることが大切。特にアルバ
イトに傾注しすぎないこと。
演習ⅣA・ⅣB
演習ⅣA・ⅣB
数野 昌三
4年 前期・後期
卒業研究の準備と作成
角本 伸晃
4年 前期・後期 各4単位
各4単位
【授業のテーマ・目標】
演習ⅣAでは、広くは経済分野の中から疑問に思ったことや解明し
たいことなど研究テーマを学生自身に自由に設定してもらう。その
テーマに沿って、すでに卒業論文研究計画書が完成している場合に
はそれに従って(あるいは新たに配付するアウトラインシートを用
いてもかまわない)、卒業論文の基本的構成、参考資料や文献、統
計データ(アンケート調査含)の収集・加工方法などについて、指
導する。
演習ⅣBでは、Aに引き続き卒業論文の完成に向けて指導する。指導
内容は学生の進捗状況に合わせて、参考文献やデータの検索・収集
、データの加工方法、必要な経済理論まで、幅広く行う。
【授業の内容】
演習ⅣA
1.イントロダクション
2.参考文献の検索・入手先の指導
3.~7.卒業論文のテーマ・構成・内容に関する指導(1~7)
8.卒業論文の概要の発表会
9.~14.データ加工・内容の指導(1~6)
15.卒業論文の中間発表会
演習ⅣB
1.夏期休暇中の進捗状況の報告
2.~7.卒業論文の作成指導(1~6)
8.~9.卒業論文の経過報告会(口頭1~2)
10.~13.卒業論文の作成指導(7~10)
14.~15.卒業論文の発表会(パワーポイント1~2)
【事前・事後学修】
【事前学修】毎回、少しずつでも必ず卒業論文を前に書き進めてい
くこと。(学修時間 週2時間)
【事後学修】授業中に指導されたことを卒業論文に反映させること
。(学修時間 週2時間)
【テキスト・教材】
特になし。
【成績評価の方法・基準】
卒業論文計画書またはアウトラインシートに基づく中間発表会での
発表(30%)、卒業論文の内容(50%)、卒業論文の発表会(20%
)によって総合的に評価する。
【参考書】
履修者の卒業論文のテーマに合わせて適宜、参考文献を紹介する。
【注意事項】
演習ⅣAの修了段階で卒業論文の構想全体の50%以上を完成させて
いることが望ましい。
― 235 ―
-79-
人 間 社 会
現 代 社 会
【授業のテーマ・目標】
卒業論文の作成を指導する。卒業論文を作成するということは、
単に自分で考えたことを記述する作文とは異なり、担当教員の協力
を得ながら、自らテーマを設定し、資料を収集・熟読・論文構成・
記述という段階をたどり、物事に対する客観的な見方を培うという
ことに意義があり、4年間の集大成である。
【授業の内容】
演習ⅣA(前期)
演習ⅣB(後期)
第1週 ガイダンス
第1週 ガイダンス
第2週 卒論計画書の作成
第2週 テーマに関する
第3週 卒論計画書の報告会
複数問題点の抽出
第4週 基本書による
第3週 テーマに関する
複数テーマの設定
問題点の絞り込み
第5週 基本書による
第4週 論文構成の必要性
テーマの絞り込み
第5週 論文構成(目次の作成)
第6週 卒論に関する
第6週 問題点に関する諸判例の
文献の必要性
検討(事実関係)
第7週 卒論に関する
第7週 問題点に関する諸判例の
文献の取り扱い方
検討(判旨)
第8週 卒論に関する
第8週 問題点に関する諸学説の
文献収集
検討(主張・根拠)
第9週 判例の確認
第9週 問題点に関する諸学説
第10週 学説の確認
への批判
第11週 テーマに関する
第10週 問題点に関する諸学説
視点の設定
への批判に対する対応
第12週 卒論中間発表会用
第11週 問題点に関する判例
レジュメの作成方法
および学説のまとめ
第13週 卒論中間発表会用
第12週 問題点に関する
レジュメの作成
私権の発表
第14週 卒論中間発表会
第13週 卒論発表会に向けて
第15週 総括
第14週 卒論発表会
第15週 総括
*夏期休暇期間中、合宿を実施する。
【事前・事後学修】
【事前学修】各自が設定したテーマに関して検索・収集した資料を
熟読し、まとめてくること。
【事後学修】各自がまとめた内容につき添削がなされるので、その
添削に基づき補正し、次回へと継続させていくこと。
【テキスト・教材】
個別に指導する。
【成績評価の方法・基準】
・演習ⅣAに関して
卒業論文作成への取り組み50%、平常点(討議への参加度・ゼ
ミへの貢献度)50%
・演習ⅣBに関して
卒業論文完成度60%、平常点30%、ゼミへの貢献度等10%
人
間
社
会
・
現
代
社
会
人
間
社
会
・
現
代
社
会
演習ⅣA・ⅣB
演習ⅣA・ⅣB
柑本
4年
現代マーケティング演習
斎藤 明
4年 前期・後期 各4単位
英雄
前期・後期
各4単位
【授業のテーマ・目標】
本演習では、3年次の演習ⅢA・Bにおいて学んだことの集大成で
ある卒業論文を完成させるために必要な指導を行います。自ら問題
意識をもって選んだテーマに基づき、討議することを通して、より
深い見識を得ること、社会で必要とされる論理的思考を高めること
を目標とします。
【授業の内容】
【前期】
第1回 ガイダンス 卒業論文の完成までのスケジュールの確認
など
第2回 卒業論文案の発表①
第3回 卒業論文案の発表②
第4回 卒業論文案の発表③
第5回 スケルトンの完成
第6回 スケルトン報告①
第7回 スケルトン報告②
第8回 卒業論文執筆状況について報告①
第9回 卒業論文執筆状況について報告②
第10回 卒業論文執筆状況について報告③
第11回 卒業論文の中間発表①
第12回 卒業論文の中間発表②
第13回 卒業論文の中間発表③
第14回 卒業論文の中間発表④
第15回 前期の総括
【後期】
第1回 今後のスケジュールの確認
第2回 論文形式の確認
第3回 論文執筆およびディスカッション①
第4回 論文執筆およびディスカッション②
第5回 論文執筆およびディスカッション③
第6回 卒業論文進捗報告①
第7回 卒業論文進捗報告②
第8回 卒業論文進捗報告③
第9回 卒業論文仕上げに向けての指導
第10回 卒業論文発表①
第11回 卒業論文発表②
第12回 卒業論文発表③
第13回 卒業論文発表会の準備
第14回 卒業論文発表会
第15回 総括
【事前・事後学修】
事前に提示した課題のほか、ニュースフィード系のウェブサイト
を利用して、その週の世界の主要な国際政治・経済の出来事を講義
前にフォローするようにしてください。講義の中でも議論します。
終了後には、関連する文献、資料を読み込むようにしてください。
日常的に国際政治・国際関係論に関する最新の情報に触れることを
求めます。
【テキスト・教材】
必要に応じて適宜提示します。
【成績評価の方法・基準】
平常点(受講態度)10%、平常点(フィールドワークノート)10%、
平常点(課題提出)10%、期末テスト70%
【参考書】
必要に応じて適宜紹介します。
【注意事項】
ゼミナールは持ち寄りのパーティであると考えます。何か必ず90分のう
ちで一度以上、貢献してください。
― 236 ―
-80-
【授業のテーマ・目標】
■目標■
(1)研究概要(研究計画)書の作成
(2)卒業論文の作成
【授業の内容】
演習ⅣA
第1週 オリエンテーション:卒業論文完成までの日程確認
第2週 卒業論文案の発表①
第3週 卒業論文案の発表②
第4週 卒業論文案の発表③
第5週 スケルトンの完成
第6週 スケルトン報告①
第7週 スケルトン報告②
第8週 卒業論文執筆状況について報告①
第9週 卒業論文執筆状況について報告②
第10週 卒業論文執筆状況について報告③
第11週 卒業論文の中間発表①
第12週 卒業論文の中間発表②
第13週 卒業論文の中間発表③
第14週 卒業論文の中間発表④
第15週 前期の総括
演習ⅣB
第1週 今後のスケジュールの確認
第2週 論文形式の確認
第3週 論文執筆およびディスカッション①
第4週 論文執筆およびディスカッション②
第5週 論文執筆およびディスカッション③
第6週 卒業論文進捗報告①
第7週 卒業論文進捗報告②
第8週 卒業論文進捗報告③
第9週 卒業論文仕上げに向けての指導
第10週 卒業論文発表①
第11週 卒業論文発表②
第12週 卒業論文発表③
第13週 卒業論文発表会の準備
第14週 卒業論文発表会
第15週 総括
【事前・事後学修】
事前・事後を通じて、各自の研究領域に関する先行研究の渉猟、精
査および研究方法の学習等、卒業論文作成に向けて、自律的学習に
も相当な深堀を遂行すること。
事前学修:対象文献資料を精読し、各自毎回レジメを作成し、授業
の臨むこと。
事後学修:授業内での履修者相互での議論をもとに作成したノート
を振り返り、次回対象文献資料を精読し、レジメ作成を行うこと。
以上のプロセスを繰り返し実施すること。
【テキスト・教材】
各自の研究領域に関する先行研究を自らリストアップし、自身での
研究スケジュールにあわせて、精読することが求められます。
【成績評価の方法・基準】
演習における研究報告(先行研究渉猟および精査の程度、検証仮説
の設定、報告内容および報告資料作成を含め)の内容:100%
【参考書】
各自の研究領域に関する先行研究渉猟状況、精査状況に応じて、演
習指導時に紹介します。
【注意事項】
報告担当者の欠席は、合理的理由がない場合、これを認めない。
卒業論文完成へのスケジュールを確認し、厳しく自己管理しながら
取り組むことが強く求められます。
演習ⅣA・ⅣB
篠﨑 香織
4年 前期・後期
演習ⅣA・ⅣB
各4単位
各4単位
【授業のテーマ・目標】
本演習では,会計学の基本知識を勉強したうえ,企業,社会で行
われている経営活動にかかわる諸問題について研究し,調査し,考
えて,解決してみることをねらいとする。そのため,演習Ⅲに引き
続き,会計学に関連するトピックス(新聞記事・雑誌・書籍等)を
紹介し,解説する。さらに,管理会計について勉強していく。授業
では,管理会計の概念や仕組みなどについて説明し,どのように管
理会計技法が用いられているのかを理解するとともに,なぜそれが
使われているのかを明らかにしていく。管理会計についての入門的
解説をしたうえで,最新の理論動向と手法を,豊富な事例を織り込
んで解説する。管理会計技法は企業で実践されるものである。これ
までに蓄積されてきた実態調査を重視し,理論を踏まえたうえで,
実際に生じている諸問題を解決していく。
演習Ⅲに引き続き,卒業論文を完成してもらうことにする。
【授業の内容】
第1週 管理会計論概説
第2週 伝統的原価計算
第3週 標準原価計算
第4週 損益分岐点分析
第5週 ABCとABM
第6週 原価企画
第7週 分権化組織の管理会計
第8週 予算管理
第9週 中期経営計画と戦略策定
第10週 バランス・スコアカード
第11週 研究開発費の管理
第12週 収益の管理
第13週 企業価値経営
第14週 業績評価マネジメント
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
事前学修:レポート・発表等の課題に取り組むこと。(学修時間週
2時間)
事後学修:発表等を予習すること。次回の授業範囲を予習し,専門
用語等を理解しておくこと。(学修時間週2時間)
【テキスト・教材】
授業の第1回目で指示する。
【成績評価の方法・基準】
レポート(40%),口頭発表(40%),ゼミ運営(20%)
【参考書】
参考書や問題集については適時紹介する。
【注意事項】
●履修者の意欲的な姿勢を期待している。なお,オフィス・アワー
を設けるので,授業内容も含めて気軽に相談にきてほしい。
●ゼミ合宿を予定している。
― 237 ―
-81-
人 間 社 会
現 代 社 会
【授業のテーマ・目標】
本演習は、3年次の演習ⅢA・B(経営管理研究)を受けて、「卒
業論文」を提出することによって完結します。3年次の演習ⅢA・B
と同様、経営管理の観点から理論と実践を学習することを通して、
自らのめりこめるテーマを設定し、仮説の設定、検証のプロセスを
経て問題解決の糸口を見出すことを目指します。最後に口頭発表を
行い、自らが取り組んだテーマについて他者に伝えるというプレゼ
ンテーションのスキルの養成にも取り組みます。
【授業の内容】
【前期】
第1週 ガイダンス
第2週~第3週 卒業論文素案の発表(グループ1,2)
第4週 卒業論文素案の完成
第5週 先行研究探し
第6週 先行研究レビュー
第7週 先行研究のまとめ
第8週 仮説の提示
第9週 仮説に基づく調査方法の検討
第10週 調査方法の検討
第11週 調査計画の素案作成
第12週 調査計画の完成
第13週 卒業論文現状報告(第一グループ7人)
第14週 卒業論文現状報告(第二グループ7人)
第15週 総括
【後期】
第1週 ガイダンス
第2週~第3週 卒業論文進捗報告(グループ1,2)
第4週 課題の検討とディスカッション
第5週 卒業論文指導(全体の構成の確認)
第6週 卒業論文指導(データの使い方)
第7週 卒業論文指導(考察の書き方)
第8週 卒業論文指導(参考文献の書き方)
第9週 卒業論文指導(論文の最終確認)
第10週 卒業論文指導(プレゼンテーション準備)
第11週 卒業論文指導(プレゼンテーションの流れの確認)
第12週 卒業論文指導(プレゼンテーション完成)
第13週 卒業論文発表会(第一グループ7人)
第14週 卒業論文発表会(第二グループ7人)
第15週 総括
【事前・事後学修】
【事前学修】自分の研究テーマに合わせて、論文を読む、仮説を立
てる、方法を検討する等、進めてきてください。演習内ではその確
認を行い次の演習までに先に進めるように自分で計画的に動きまし
ょう。
【事後学修】演習時に確認したことをもとに、次の演習までに何を
すべきかを自ら設定し、準備しましょう。
【テキスト・教材】
必要に応じて適宜指示します。
【成績評価の方法・基準】
成績は、口頭発表(20%)、卒業論文(60%)、ゼミ運営(20%
)で決定します。
【注意事項】
無断の遅刻および欠席は認めません。
蒋 飛鴻
4年 前期・後期
人
間
社
会
・
現
代
社
会
人
間
社
会
・
現
代
社
会
演習ⅣA・ⅣB
高木
4年
裕子
前期・後期
演習ⅣA・ⅣB
高橋
4年
各4単位
【授業のテーマ・目標】
近年、状況論的認知研究が盛んになり、「心」の社会文化的な
メカニズムへの関心と解明が進みつつあります。「心」の比較文
化的な関心は、文化人類学的な手法をもってなされることもあり
ますが、社会学的な手法でのアプローチや考察も必要です。この
「心」の研究は、言語においてだけでなく、言語に絡む「心」の
メカニズム解明においても重要で、今日、教育界だけでなく、世
の中の関心事でもあります。
演習では、「演習Ⅲ」A・Bで学んだことを基礎に、引き続き言
語を巡っての現象や諸問題を心理面や社会面から考えていきます。
また、言語処理のメカニズムから、言語心理学や脳科学にも注目
しながら、それらとの関連性から考えていきます。
【授業の内容】
前期ⅣA
言語や言語心理学、社会心理学の専門書、学術論文を読んでみよ
う
1と2.専門書、学術論文を読んでみる―問題点や課題の発見―
3~5.専門書、学術論文を読み込む―ディスカッション―
皆で、各自の論文研究テーマについて考えてみよう
6~12.各自の論文研究テーマについての検討
7.試しに卒業論文を書いてみよう
13と14.卒業論文を書く
15.卒業論文を書くことと後期に向けた方向性の見定め
後期ⅣB
卒業論文と心理
1~3.文章を書くことと心理
卒業論文と文章処理メカニズム
4と5.卒業論文と文章処理メカニズム
卒業論文を完成する
6と7.卒業論文を完成する―全体性―
8~14.卒業論文を完成する―完成度―
15.演習全体の振り返りと総括
【事前・事後学修】
【事前学修】卒業研究に関連した先行研究や必要な資料は、各自で
探し、事前に熟読し、要約を作成の上、配布できるように準備する
こと。授業でのディスカッションに耐えられるよう、内容把握と理
解に努めること。以上、「課題レポート」。
【事後学修】終了後、質問はじめ、コメントやフィードバックの意
味等をよく理解し、修正や書き直しを行った上、研究内容として、
レポートで提出のこと。以上、「課題レポート」
【テキスト・教材】
各自の卒業研究の内容は異なるため、適宜授業で紹介すが、必要な
資料や最新の論文は、こちらで準備する。
【成績評価の方法・基準】
発表とディスカッション20%、課題レポート20%、卒業論文60%
【参考書】
授業の中で適宜紹介。
【注意事項】
教師が教室で指導できる範囲や時間には限界があります。レベルや
目的が異なる場合には、個別対応や個別指導も行いますが、皆さん
の自律的かつ主体的な学習が基本です。また、「協調(的)学習」
や「協働(型)学習」も促進するつもりです。皆さんの潜在能力を
いかに引き出せるか、どこまで伸ばせるのかが勝負だと思っていま
す。しっかり振り落とされないように付いてきてください。
― 238 ―
-82-
意智郎
前期・後期
各4単位
【授業のテーマ・目標】
演習ⅢABでは、実際に企業が繰り広げる競争を理論的に見ると
いうトレーニングを積んできた。本演習では、演習ⅢABで培った
知識とノウハウに基づいて、卒業論文を作成する作業に取りかか
る。演習の参加者にとって、数ヶ月にわたる長い時間をかけて1つ
の作品を書くのは初めての経験だろう。卒業論文の作成は、非常に
厳しく辛い経験になると思うが、それを糧として社会へ旅立っても
らいたい。
【授業の内容】
演習ⅣA
1.ガイダンス:演習ⅣAについて
2~12.卒業論文指導とディスカッション
※第2~12回は、個人ごとに卒業論文を報告し個別に指導す
る。
13~14.ビジネス・ゲーム
※第13~14回は、ビジネスゲームのレクチャーをしグループ
でビジネスゲームを行う。
15.総括
演習ⅣB
1.ガイダンス:演習ⅣBについて
2~11.卒業論文指導とディスカッション
※第2~11回は、個人ごとに卒業論文を報告し個別に指導す
る。
12~13.他大学との合同ゼミの準備
※第12~13回は、グループごとに課題を報告しグループごと
に指導する。
14.他大学との合同ゼミ
15.総括
【事前・事後学修】
事前学修:次回の演習に関連する課題を出すので事前に作成してお
くこと。
事後学修:演習内容を振り返ること
【テキスト・教材】
特になし
【成績評価の方法・基準】
成績は、前期:論文作成への取り組み(100%)、後期:卒業論
文(100%)で決定する。
演習ⅣA・ⅣB
行動計量学ゼミ
竹内 光悦
4年 前期・後期
演習ⅣA・ⅣB
各4単位
美香
前期・後期
各4単位
【授業のテーマ・目標】
卒業論文のために各自の問題意識を掘り下げ、課題に取り組む。
設定したテーマに沿った仮説から、調査研究を行う。リサーチ・リ
テラシーがひと通りができる水準の達成。
【授業の内容】
演習ⅣA
第1週 卒業論文完成までのスケジュールを確認し計画を立案する
第2週 テーマを決定する
第3週「卒業研究計画書を確定する
第4週 質問項目を収集する
第5週 独自項目を抽出し構成する
第6週 変数間の関連を考えて仮説を立てる
第7週 先行研究論文を読み込み、「序論」を書き始める
第8週 調査準備を行う。 印刷と以降の行動計画を立てる
第9週 調査を実施する。同時に、データ入力シートを作成する
第10週 収集帳票を整理する
第11週 データ入力作業を進める
第12週 解析計画を立てて、解析方法を確認・学習する
第13週 中間作業報告会を行う
第14週 後期に向けて、学生相互に情報交換とアドバイスを行う
第15週 データ解析計画と相談、具体的な行動計画を考える
演習ⅣB
第1週 後期ガイダンス― 今後の作業計画の確認、
第2週 以下、随時データ解析の内容を記載しておく
第3週 回答率分布を調べる
第4週 基本統計量を算出する
第5週 条件文の書き方を考えて回答者を分類する
第6週 群間の比較を試す
第7週 変数間の関連を調べる
第8週 変数の構造を調べ、イメージを考察する
第9週 さらに合成変数をつくる
第10週 重回帰分析を試して因果関係を考えてみる
第11週 表とグラフの書き方を工夫する
第12週 結果を文章化し、考察を掘り下げる
第13週 論文として総合的にまとめる
第14週 他の人にわかりやすく説明するための準備をする
第15週 卒業論文発表会の予行演習を行う
【事前・事後学修】
【事前学修】PC技術に習熟する。既存の学術論文を収集しレジュメ
を作成する。
【事後学修】常にすべての取り組みを卒業論文の執筆につなぐ。最
終的に論文の完成と発表プレゼンテーションの作成につなげる。
【テキスト・教材】
多種の学会誌から、適切な先行研究論文を探し、「お手本」として
活用する。
【成績評価の方法・基準】
ⅣA 調査作業の主体的取り組み評価60点、先行研究の学習成果報
告を40点の配点で評価する。
ⅣB
卒業論文 70%、卒業論文発表 30%
【参考書】
すべての既存、学術論文を活用。
【注意事項】
主体的な取り組みを期待する。教員と学生間の迅速で密な連絡と通
信、ゼミメンバー間の思いやり行動を重視する。
― 239 ―
-83-
人 間 社 会
現 代 社 会
【授業のテーマ・目標】
本演習では、3年の行動計量学ゼミ(演習ⅢAB)で学んだ内容
を踏まえて、より掘り下げたレベルで各学生独自のテーマによる卒
論研究を進める。なお本ゼミにおける対象のテーマは、広義での人
の行動・意識を計量的に分析するテーマであれば特に限定しない。
たとえば、ウェブサイト閲覧者の選好度の要因分析や女子大という
特色ある大学での意識調査など、またこれらのテーマにおける測定
法や解析手法の研究開発でもよい。
【授業の内容】
前期ゼミ 01 授業ガイダンスと現状報告および今期計画
ゼミ 02 卒研計画の立案
ゼミ 03 卒研計画の仕上げ
ゼミ 04 卒研の企画検討
ゼミ 05 卒研の先行研究:情報収集
ゼミ 06 卒研の先行研究:文献検索
ゼミ 07 卒研の先行研究:研究結果のまとめ
ゼミ 08 卒研のデータ収集:調査計画の検討
ゼミ 09 卒研のデータ収集:調査実査方法
ゼミ 10 卒研のデータ収集:データの処理
ゼミ 11 卒研のデータ収集:データの分析
ゼミ 12 卒研の中間発表に向けて
ゼミ 13 卒研中間発表,今期のまとめ
ゼミ 14 卒研再検討
ゼミ 15 卒研構想発表会
後期ゼミ 01 現状確認と卒研の最終検討
ゼミ 02 卒研の分析・考察―分析計画、基礎分析の確認
ゼミ 03 卒研の分析・考察―計量的分析の検討
ゼミ 04 卒研の分析・考察―分析結果の考察の検討
ゼミ 05 卒論草稿の仕上げ
ゼミ 06 卒論仕上げ―卒論の校正作業
ゼミ 07 卒論仕上げ―卒研の追加調査の調整
ゼミ 08 卒論仕上げ―卒研の追加分析の調整
ゼミ 09 卒論仕上げ―概要書の作成
ゼミ 10 卒論仕上げ―全体の最終調整
ゼミ 11 卒論の最終仕上げ、提出準備
ゼミ 12 卒研の振り返り、次回への提言
ゼミ 13 卒論発表会の全体練習
ゼミ 14 卒論発表会の個人練習
ゼミ 15 卒論発表会
【事前・事後学修】
毎回、次回の授業に関する課題を指示するので、事前に作成する
こと。終了後も計画に従い、次回までの課題を進めておくこと。
【テキスト・教材】
テキスト等については適宜紹介し、特に指定はしない。
【成績評価の方法・基準】
演習内での活動状況(20%)および卒業研究(40%)、卒業論文
(30%)、卒業発表(10%)で評価。
【参考書】
竹内光悦・元治恵子・山口和範『アンケート調査とデータ解析の
仕組みがよ~くわかる本【第2版】』(秀和システム 2012年)
【注意事項】
学生主体の演習であるため、欠席や遅刻に関しては事前に連絡を
入れること。SPSS や R などの統計ソフトの紹介も行う。
竹内
4年
人
間
社
会
・
現
代
社
会
人
間
社
会
・
現
代
社
会
演習ⅣA・ⅣB
演習ⅣA・ⅣB
子どもと家族の社会学Ⅱ
広井 多鶴子
4年 前期・後期 各4単位
松浦
4年
【授業のテーマ・目標】
各自、自分の研究テーマに関する資料収集と分析を行い、卒業論
文を執筆する。
【授業の内容】
演習ⅣA
第1週 研究計画の作成
第2週 研究計画の提出
第3週 卒論の進行状況の発表
第4週 序章の書き方
第5週 論文の構成を学ぶ
第6週 論文の構成を考える
第7週 論証の仕方
第8週 論理の展開
第9週 資料の分析
第11週 結論の書き方
第12週 中間発表①
第13週 中間発表②
第14週 中間発表③
第15週 中間発表④
*中間発表①~④は、担当者(2~3人)が自分の進捗状況を発表し
、それについて参加者全員でディスカッションする。
*9月中旬に3年生と合同で卒論中間発表会を行う。
演習ⅣB
第1週 進行状況の発表
第2週 序章を書く:研究課題と目的
第3週 資料を分析する
第4週 論理展開の方法
第5週 結論を書く
第6週 パワポの作成
第7週 パワポによる中間発表
第8週 個別指導①
第9週 個別指導②
第11週 個別指導③
第12週 個別指導④
第13週 個別指導⑤
第14週 卒論発表会のリハーサル①パワポの作成
第15週 卒論発表会のリハーサル②発表
*個別指導①~⑤はそれぞれの進行状況に即して個別に指導する。
【事前・事後学修】
各自、卒論に関する文献や資料を収集・分析し、論文を執筆する。
【テキスト・教材】
各自のレポートについては、発表予定の前日までにメールでゼミ生
に送信。ゼミ生はそれを読み、プリントアウトして持参すること。
【成績評価の方法・基準】
演習ⅣAについては、レポート50%、課題の提出など授業への取り
組み50%。演習ⅣBについては、卒業論文の完成度と発表で評価す
る。
― 240 ―
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常夫
前期・後期
各4単位
【授業のテーマ・目標】
卒論の作成が目標です。それに向けて文献を調べ、実験・観察・
質問紙・面接等の方法で調査や研究を行い、結果をまとめます。
演習ⅣAではミニ卒論をもとに、夏休みまでには本実験や本観察
の計画をたてたり、質問紙を作成したりします。演習ⅣBでは、遅
くとも10月には調査・実験を終え、11月には卒論の作成に本格
的に取りかかり、卒論を完成させます。
【授業の内容】
演習ⅣA
第1週
ガイダンス、
第2週
ミニ卒論発表1(3人、論文の書き方)
第3週
ミニ卒論発表2(3人、論文の構成)
第4週
ミニ卒論発表3(3人、問題と先行研究)
第5週
ミニ卒論発表4(3人、目的と仮説)
第6週
結果のまとめ方、 第7週 図表の読み方、
第8週
単純集計、第9週 クロス集計、第10週 検定理論
、
第11週 学生発表1(3人、図表の書き方)
第12週 学生発表2(3人、検定の種類)
第13週 学生発表3(3人、先行研究のまとめ方)
第14週 学生発表4(3人、文献の書き方)、第15週 まと
め
演習ⅣB
第1週
学生発表1(進捗状況)
第2週
学生発表2(卒論作成までの道のり説明)
第3週
学生発表3(発表内容のチェック)
第4週
学生発表4(予備調査・実験)
第5週
本調査・実験
第6週
データ解析1(エクセルでの統計使用方法)
第7週
データ解析2(平均値の差の検定)
第8週
データ解析3(カイ二乗検定)
第9週
論文作成指導1(問題、目的、仮説)
第10週 論文作成指導2(結果、考察、文献)
第11週 論文作成指導3(図表)
第12週 論文作成指導4(統計分析)
第13週 論文作成指導5(概要書作成)
第14週 発表指導、 第15週 まとめ
【事前・事後学修】
事前学修 発表者は前日までにレジュメやレポートを作成し、教員
まで提出してください。その他の人はシラバスを見て予習する。(
学修時間 週2時間)
事後学修 授業の復習をする。(学修時間 週2時間)
【テキスト・教材】
適宜プリントを配布しますが、基本的には学生の発表資料がテキ
ストとなります。
【成績評価の方法・基準】
ゼミでの参加態度を50%、発表や卒論の内容を50%で評価します
。
【注意事項】
演習ⅣAの期間中は就職活動と重なりますが、ゼミの日にはゼミ
出席を最優先してください。
演習ⅣBの11月から卒論提出までは基本的にアルバイトをしな
いでください。
演習ⅣA・ⅣB
演習ⅣA・ⅣB
コミュニケーション・デザイン
松下 慶太
4年 前期・後期 各4単位
渋谷区神宮前・港区青山エリアの都市社会学―卒論ゼミ
三田 知実
4年 前期・後期 各4単位
演習ⅣB(後期)
1. ガイダンス
2. 調査した事例のデータ整理
3. 調査した事例の報告
4. 調査した事例の検討
5. 調査した事例と理論との整合性検討
6. 論文のオリジナリティの検討
7. 執筆にあたっての注意1(日本語表現)
8. 執筆にあたっての注意2(論理構造)
9. 執筆にあたっての注意3(引用)
10. 執筆にあたっての注意4(先行研究のまとめ)
11. 執筆にあたっての注意5(調査方法の書き方)
12. 執筆にあたっての注意6(事前のデータ表現)
13. 執筆にあたっての注意7(用語についての検討)
14. プレゼンテーションの準備
15. 最終報告
【事前・事後学修】
各授業回において各個人と教員との協議のもと設定した進捗に関す
る具体的な作業に対して、次回授業までに作業・報告準備を行うこ
と。
【テキスト・教材】
各自のテーマに応じて適宜、紹介する。
【成績評価の方法・基準】
・ディスカッションへの参加(20%)
・報告(80%)
【授業のテーマ・目標】
本科目の目的は、学部学生としての集大成である卒業論文を執筆
するための調査研究を行うゼミである。特に都市とファッション文
化に学術的関心のある履修者のニーズに応えるための卒業論文指導
演習として捉えられる。
【授業の内容】
【前期】
第1回 自己紹介――研究関心を明確化する
第2回 調査対象地に関する学習と調査対象の選定
第3回 研究計画書の作成と計画書に基づいた報告
第4回 卒論の構成案を報告
第5回 レビューする先行研究に関する報告
第6回~第11回 週末調査に基づくオリジナル報告
第11回~第13回 論文の構成案を報告(1)・・・構造の確認
第14回・第15回 論文の構成案を報告(2)・・・構造の強化
【夏休み】
集中ゼミを行い、卒業論文の執筆を開始・進行。
継続調査を通じて、卒論ドラフトの加筆修正を進める。
【後期】
第16回~第19回 オリジナル論文報告と論文指導+活発な質疑応答
第20回~第23回 論文指導の強化と加筆修正
第24回~第27回 論文指導の強化と加筆修正
第28回・第29回 論文の完成に向けた最終調整
第30回 卒業論文最終チェック・提出に向けた準備
【事前・事後学修】
■事前学修
次の領域の文献レビュー。
・都市社会学・文化生産・消費文化。
・アートと地域/クリエイティブ・シティ
・グローバリゼーション
■事後学修(研究の継続)
・調査結果と指導内容をもとに研究を進めてゆく。
【テキスト・教材】
井口典夫, 2011, 『青山文化研究―その歴史とクリエイティブな魅
力』宣伝会議.ISBN 13 978-4883352487
松本康編, 2014, 『都市社会学入門』有斐閣アルマ. 2,160円
ISBN 13
978-4641220157
リチャード・フロリダ著・井口典夫訳 2014,『新クリエイティブ資
本論』ダイヤモンド社. ISBN 13 978-4478024805
【成績評価の方法・基準】
成績評価は以下の組み合わせにより行います。
■卒業論文の質に関わる成績評価・・・60%
■演習への積極的参加・・・40%
【参考書】
松本康編, 2014, 『都市社会学入門』有斐閣アルマ. 2,160円
ISBN 13
978-4641220157
矢部謙太郎, 2009, 『消費社会と現代人の生活―分析ツールとして
のボードリヤール』学文社.
ISBN 13
978-4762018176
その他、レビューする文献が多数あるため、ゼミ内で適宜アドバイ
スを行います。
【注意事項】
■調査と文献研究の調和を心がけてください。
■早めに調査を開始し、効率的でなおかつ質の高い論文執筆を心が
けてください。
■履修にあたって、「テキスト・教材」を用いた予習を行ってくだ
さい。
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人 間 社 会
現 代 社 会
【授業のテーマ・目標】
演習Ⅲを踏まえて、コミュニケーション・デザインの発想に基づい
た研究を進め論文を完成させる。
【授業の内容】
演習ⅣA(前期)
1. ガイダンス
2. 研究テーマのアイデア出し
3. 研究テーマの推敲
4. 研究テーマの決定
5. 使用する理論のアイデア出し
6. 使用する理論の推敲
7. 使用する理論の先行研究リストアップ
8. 使用する理論の先行研究の整理
9. 使用する理論の課題・問題点
10. 使用する理論の現代的意義の検討
11. 調査する事例のアイデア出し
12. 調査する事例の整理
13. 調査する事例の方法検討
14. 調査する事例の事前調査の準備
15.調査する事例の事前調査
人
間
社
会
・
現
代
社
会
人
間
社
会
・
現
代
社
会
演習ⅣA・ⅣB
演習ⅣA・ⅣB
谷内
4年
ことばを語用論的に考えるⅡ
山下 早代子
4年 前期・後期 各4単位
篤博
前期・後期
各4単位
【授業のテーマ・目標】
本演習は、3年次における演習ⅢA・ⅢBを通じて学んできた
人的資源管理(HRM)の基礎的・専門的知識を駆使して、卒業論
文の制作・完成を目指しています。
学生一人ひとりの興味あることをテーマに設定し、丹念な先行
研究の精査、専門書、論文の読破を通じて、論文の完成を目指し
ます。いわば、大学4年間の集大成ともいうべきものがこの演習
です。
【授業の内容】
第1週 卒論のテーマの確認(1)
第2週 卒論のテーマの確認(2)
第3週 卒論のテーマの確認(3)
第4週 卒論のテーマの確認(4)
第5週 テーマに対する評価とフィードバック(1)
第6週 テーマに対する評価とフィードバック(2)
第7週 卒論のスケルトン作成に対するアドバイス(1)
第8週 卒論のスケルトン作成に対するアドバイス(2)
第9週 卒論のスケルトン作成に対するアドバイス(3)
第10週 卒論のスケルトン作成に対するアドバイス(4)
第11週 卒論の中間発表(1)
第12週 卒論の中間発表(2)
第13週 卒論の中間発表(3)
第14週 卒論の中間発表(4)
第15週 卒論中間発表に対する評価とフィードバック
第16週 卒論作成の個別指導(1)
第17週 卒論作成の個別指導(2)
第18週 卒論作成の個別指導(3)
第19週 卒論作成の個別指導(4)
第20週 卒論作成の個別指導(5)
第21週 卒論作成の個別指導(6)
第22週 卒論作成の個別指導(7)
第23週 卒論の発表(1)
第24週 卒論の発表(2)
第25週 卒論の発表(3)
【事前・事後学修】
事前学修:先行研究・文献のサーベイとその要約(学修時間 週2
時間)
事後学修:フィードバックを受けたことに対する振り返りと次回の
報告に向けた準備(学修時間 週2時間)
【テキスト・教材】
教材は使用しません。
【成績評価の方法・基準】
成績評価は、卒論の出来栄え80%と卒論制作過程における先行研究
等のレビュー報告20%で実施します。
【参考書】
特に、必要はありません。
【注意事項】
丹念な先行研究・論文等の精査が求められます。
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【授業のテーマ・目標】
授業のテーマ・目標
本演習では4年間の集大成として自分が関心を持つ語用論に関す
るテーマについて卒業論文を作成する。卒業論文は、データをベー
スにしたものとし、資料を収集し先行研究を行い、リサーチ・クエ
スチョン(研究課題)を立てる。データはその課題の答えを出すた
めに収集し、集計、検証する。結果を分析し、卒業論文にまとめる
。また、論文執筆と同時進行で、自分の卒業論文をパワーポイント
を使いプレゼンテーションができるようにする。
【授業の内容】
第1週 ⅣA ガイダンス
第2週 卒論執筆に向けての心構え
第3週 卒論テーマについて計画を述べる
第4週 お互いの卒論テーマについての質疑
第5週 発表者による応答
第6週 卒論テーマと研究デザインについての指導
第7週 研究の目的についての確認
第8週 先行研究資料収集開始
第9週 先行研究の要旨を書く
第10週 先行研究の問題点を指摘する
第11週 研究課題を策定する
第12週 お互いの研究課題について質疑
第13週 データ収集のデザインを考える
第14週 予備調査の実施
第15週 卒論全体構想の発表
第16週 ⅢB 調査研究方法概論
第17週 予備調査結果の分析・検討
第18週 本調査データ収集方法の策定
第19週 本調査実施
第20週 本調査データ収集
第21週 結果の集計
第22週 考察・分析
第23週 まとめ部の執筆
第24週 要旨・概要の執筆
第25週 卒論完成にむけての全体の検討
第26週 卒論完成・提出
第27週 パワーポイントによるプレゼン準備
第28週 パワーポイントによる発表完成
第29週 卒論発表リハーサルコメント
第30週 卒論発表
【事前・事後学修】
事前学修:各自、自分のテーマに沿って自分の予定表にしたがい、
作業を進める。
事後学修:課題は期日までに提出する。
【テキスト・教材】
授業時に指示する
【成績評価の方法・基準】
先行研究20%、発表40%、卒業論文40%
【参考書】
適宜指示する。
【注意事項】
スケジュールに沿って課題を一つ一つ達成し、期日までに卒論を仕
上げる。
人
間
社
会
・
現
代
社
会
演習ⅣA・ⅣB
山根 純佳
4年 前期・後期
各4単位
人 間 社 会
現 代 社 会
【授業のテーマ・目標】
卒業論文完成に向けて、データの収集分析、文献資料の収集、論
文の構成などを指導します。演習ⅣAでは、各テーマごとに全員が
発表し、それぞれの論点と進捗状況を確認していきます。
演習ⅣBでは、個別の研究報告とディスカッションを中心におこ
ないます。報告とディスカッションをとおして、プレゼンテーショ
ンの技能と自らの考えを他者に伝える技能の習得も目指します。
【授業の内容】
前期
第1週 ガイダンス
第2週 論文の構成、資料、データの扱い方
第3週 卒業論文構成とスケジュールの報告グループ①
第4週 卒業論文構成とスケジュールの報告グループ②
第5週 卒業論文構成とスケジュールの報告グループ③
第6週 先行研究分析 グループ①
第7週 先行研究分析 グループ②
第8週 先行研究分析 グループ③
第9週 データ、資料の収集と分析 グループ①
第10週 データ、資料の収集と分析 グループ②
第11週 データ、資料の収集と分析 グループ③
第12週 論文構成の検討 グループ①
第13週 論文構成の検討 グループ②
第14週 論文構成の検討 グループ③
第15週 中間報告会
後期
第1週 ガイダンス スケジュールと論文形式の確認
第2週~第14週 個別報告とディスカッション
第15週 卒業論文報告会
【事前・事後学修】
事前学修:各報告の前に個別指導にくること。発表者は、前日まで
にレジュメを提出する。
事後学修:各テーマ報告が卒業論文の1章分になるイメージで、執
筆をすすめること。常に目次と要約を改訂し、論文の構成を完成さ
せる。
【テキスト・教材】
各自のテーマに合わせて紹介する。
【成績評価の方法・基準】
報告の内容(60%)とディスカッションへの貢献度(40%)
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