エドモントン滞在記(2)

エドモントン滞在記(2)
世界史分野 3 年:大澤亮太
研究テーマのキーワード:「イングランド史、王政、中世」
~旅行面~
夏休みの期間中にかねてから行きたかったモントリオールという街を訪れました。モントリオールは
私が住んでいるエドモントンとは全く異なっており、カナダという国の新しい側面を感じることができ
ました。モントリオールとはどのような街であるのか、私が訪れた観光地を中心に紹介したいと思いま
す。
【モントリオール】
モントリオールは、カナダのケベック州最
大の都市であり、エドモントンから飛行機で
約4時間離れた所にあります。歴史的背景か
ら、住民の大半がフランス系カナダ人を中心
とするヨーロッパ人である一方、アジアから
の移民もおり、多民族都市を形成していま
す。モントリオールでは、フランス語が第一
言語として使用されており、フランス語圏の
都市としてはパリに次ぐ規模を有していま
エドモントンとモントリオール
す。
・モントリオール旧市街
フランス文化の影響を大きく受けた旧市
街は、ヨーロッパ調の石畳が敷き詰められ
ていて、異国情緒漂わせる洗練された街並
みとなっています。また、街中には数多く
の教会があり、まさしく「北米のパリ」と
いう名にふさわしい街となっています。以
前パリを旅行として訪れたことがあるので
すが、そのときの旅行を思い出させる程そ
っくりでした。案内板や地下鉄のアナウン
ス、行きかう人たちの会話も全て英語では
なくフランス語が使用されており、カナダ
という国から別の国に来てしまったのでは
ないか、と錯覚してしまう程、全てが私の知
っているカナダと異なっていました。
モントリオール旧市街の街並み
・ノートルダム大聖堂
ノートルダム大聖堂と言えば、パリのそれが真っ先に思い浮かぶかもしれませんが、モントリオール
にもあります。私も、モントリオールに行こうと決めるまで存在を知りませんでした。外見はパリのノ
ートルダム大聖堂とそっくりですが、建物の中は
少し異なっています。中に入って、まず目に飛び
込んでくるのは祭壇です。青色のライトが祭壇を
照らし、精巧な彫刻が黄金色に輝き、見事な色の
コントラストを作り上げています。また、ゴシッ
ク様式の特徴の一つであるステンドグラスから
は、色鮮やかな光が優しく注ぎ込み幻想的な空間
となっています。私は朝早くにこのノートルダム
大聖堂に来たので、他の観光客もほぼおらず、神
ノートルダム大聖堂の祭壇の様子
聖な教会の雰囲気を味わうことができました。
・モントリオール美術館
モントリオール美術館は、カナダで最も古い
美術館として知られています。また建物はカナ
ダ国定史跡にもなっています。数多くの美術品
を展示しており、
「芸術の国フランス」の影響
を感じることができます。私が行ったときはち
ょうど特別展示としてロダン展が行われてお
り、有名な「考える人」の彫刻を直接見ること
ができました。静岡県立美術館は常設展示とし
てロダンの作品を見ることができるのですが、
美術館の外観と特別展示ロダン展の広告
実はまだ訪れたことがないので、留学が終わったらぜひ行きたいと考えています。
・スモークミート
スモークミートとは、東ヨーロッパ移民が始めた Schwartz’s というサンドイッチ店のメニューの一
つで、カナダ産の牛肉をスパイスとともに燻製させ、サンドイッチという食べやすい形にしたもので
す。今では 80 年以上続くモントリオールの名
物になっています。ダウンタウンから少し離れ
た所にあるにも関わらず、長蛇の列ができるほ
ど人気があります。私が行ったときも、30 分
程並んでようやく店内に入ることができまし
た。値段は 10 ドル程度でやや高めですが、サ
ンドイッチはとてもボリュームがあり、一つだ
けでも満足することができます。モントリオー
ルを訪れる機会があれば、ぜひ食べてみてほ
スモークミートとカナダドライ
しいと思います。