東京湾奥調査 江戸川放水路河口域干潟のアサリ・ホンビノス貝へ

4月に入ってから春の大潮の時期、潮干狩りのシーズンが始まります。
私達 R.I.La が昨年から予備調査を行っている江戸川放水路から三番瀬にかけてもあさりやホンビ
ノス貝が取れるシーズンとなります。
場所は江戸川放水路の河口、といっても放水路自体が本来海なので、河口とはなんか変な感じ
なのですが、地図上では一番東京湾に近いあたりです。
https://www.google.co.jp/maps/ms?msa=0&msid=211540360947002445227.0004dfe0f7fa3a25e87
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前回はぜの調査をした場所と比較してください。
このあたりは大潮の干潮時だけ現れる干潟です。
当然歩いてはいけません。
はぜボートをレンタルしている船宿さんで渡船を出してくれています。
今回渡船を利用させていただいた船宿さんです。
大潮の干潮時にその時間にあわせて渡船を出しています。
船宿さんでも渡船の船長さんがとってきた貝を売っています。
咋シーズンからとても気になっていました。
ここで取れるアサリやホンビノス貝は天然ものです。
木更津あたりの潮干狩り場のように漁協さんが事前に撒いたものではありません。
でもすごく取れるんです。
お話には聞いていましたが、まさしく「ザクザク」状態。
当日はすごい雨になってしまって、
カメラで写真を取れる状況ではありませんでした。
でも3時間弱の採取時間で、採取した量は一人当たり有に 5kg は超えていました。
これでも小さいものは全てはじいて大きいものだけ選んだ状況です。
干潟自体が砂交じりの牡蠣殻で構成されており、
足元を掘ると大量のあさりとホンビノスが出てきてくる状況でした。
あまりの量にちょっとびっくり。
ホンビノスにいたっては、干潟の表面にコロコロと転がっている状況で、
まさしく取れ放題。
その気になれば一人で何 10kg も取れるのでしょうが、
そこはとりすぎず、後の方達の分も十分残せる様に。
とりすぎてもとても食べきれるものではありませんから。
帰ってから殻ごと電子レンジにかけて中身を取り出し、
今回は東京都日の出町のちくりん舎さんに測定を御願いしました。
幸いゲルマがあいていて、セシウム合算で 5Bq/kg 以下の下限値での測定を御願いしました。
測定結果です。
Cs134 が検出限界値 1.6Bq/kg、Cs137 が 2.7Bq/kg で、ともに不検出でした。
測定グラフと検出核種です。
検出されたのは、K40 だけでした。
この江戸川放水路は、ハゼの調査の時にも書きましたが、
上流の行徳橋の堰で江戸川と隔離されており、3.11 以来一度も堰が開かれることはなかったた
め、
江戸川からの汚染水が流入されることもなく、河口には広大な三番瀬があるので、東京湾自体か
ら汚染土壌が上げ潮に乗って入ってくることを防いでくれているようです。
一昨年、昨年とハゼの放射線調査でも不検出でしたし、
今回大変気になっていた河口干潟のあさりが不検出であったことで、本当に一安心です。
全部の干潟の調査ができているわけではありませんが、
まず代表的な干潟のあさりが大丈夫だったので、
ある程度安心して潮干狩りができるのではないでしょうか。
また、船宿さんでも自慢されていましたが、
ここの貝は身がパンパンに入っていて、とても味が濃くておいしいです。
春のひと時、潮干狩りで家族全員楽しめます。
渡船にはトイレもついているので、女性や子供でも安心です。
R.I.La では、今年もこのエリアの調査を継続して行う予定でおります。