京都文教大学心理臨床センター/東洋的身体技法研究会とワンステップダンスビヨンド共催 学内外問わず関心のある方をこのセミナーに招待します >ダンスとフェルデンクライスの動きを経験する 心のエネルギープロセスの中で< テーマ:フェニックス#2/鳳凰#2/火の鳥#2 につながり私達の個人的な神話を(再)探究する re-encountering Individual Myths by re-lating to ‘Phoenix’ (Byodoin)/‘Bird of Fire’ 講師 カールハインツ・ロッシュ/ 通訳付 ロッシュ氏のユニークなエネルギーに満ちた、 「ライフ・アート・プロセス」はどなたでも参加でき、 自発的・創造的なグループの中、自分自身を体験することができます。自らの身体を「観て、聴く」 「観て、聴くことを通して感じる」 「観て、聴くことを通して繋がる」という視点から、参加者と共 に、探索し、発展していきたいと考えています。自分自身の身体、心、たましいとの繋がりを回復 し、人生の「一つ一つのステップ」と共に<One step/ dance beyond>することで、自らの心に耳 を傾け、内省することを願います。今回は、時空を超えて、異なった文化コンテクストにおける異 なった異文化や歴史理解に広がって鳳凰/フェニックス/火の鳥 などを探ることもしていきます。 例年、京都文教大学でロッシュ氏は「ダンスとフェルデンクライスの動きを経験する心のエネルギ ープロセスの中で」を行っています。このワークではダンスへとつながるモーシェ・フェルデンク ライスの「メソッド」 :ソマティック(*)な経験としての「動きを通した気づき」 「機能的統合」とサ イコ・エナジェティク・プロセスを皆さんと経験していきます。(*)ソマティックとは身体と心と魂と 精神を一つとみること・例えば「からだを大切に」とは身体だけでなくそれらすべてを大切にするということ ユング派「サイコ・エナジェティック」で知られるシェレンバウム,P.にもロッシュ氏は学びアート やセラピーを超えた「ダンスアートプロセス」を展開。パフォーミングアーティストとして活躍す る一方、映画製作を行うなど多方面で活躍。フェルデンクライス・プロセスの専門家でもあります。 日時/ワークショップ 2015年 12月 5日(土)12:00 ~ 15:00 (12:00 平等院入口に集合) 日時/セミナー/ KBU 2015年 12月 6日(日)10:00 ~ 16:30 (9:00 開場、遅くとも 9:30 までには到着し場所に慣れてください) 場所 場所 (土) 平等院/ 京阪電鉄宇治線で「京阪宇治駅」下車、徒歩 10 分。 (日) 京都文教大学 洗心亭・樹心亭(日本家屋のお茶室・大学食堂の裏手) 近鉄「向島駅」下車タクシー5 分 9:15 向島駅集合タクシー同乗しましょう 参加費 (土) 京都文教大学学生 無料/ 平等院入場料 600 円 一般 1400 円/ + 600 円 参加費 (日) 京都文教大学学生 無料 一般 7000 円 (定員15名まで) 両日参加の方は、土曜日の参加費が無料 申し込み方法 ワン ステップ/ダンス ビヨンドまでメールでお申し込み下さい。京都文教大学の 学生さん卒業生は、心理臨床センターへ FAX (0774-25-2844) で、お申し込み下さい。 持ち物 動きやすい服装。お弁当、飲み物。~ 上記テーマに関連し、尚且つ「個人的な問い」に関連する詩 参考:ドキュメンタリー映画「ニッポンの嘘 ~ 報道写真家 福島菊次郎 90 歳 ~」(2012) 書籍/ 福島菊次郎「映らなかった戦後 ヒロシマの嘘」現代人文社 (2003) http://bitters.co.jp/nipponnouso 写真集/畠山直哉「気仙川」河出書房新社 http://www.youtube.com/watch?v=a2TQ_2D-7wA テーマである「フェニックス/鳳凰・火の鳥」に関連して、是非以下を参照下さい。京都国際現代芸 術祭 2015 www.parasophia.jp/archives/ 第5回福岡アジア美術トリエンナーレ「未来世界のパノ ラ マ : ほ こ ろ ぶ 時 代 の な か へ 」 fukuokatriennale.ajibi.jp/ ヨ コ ハ マ ・ ト リ エ ン ナ ー レ 2014 www.yokohamatriennale.jp/2014/ 札幌国際芸術祭 www.sapporo-internationalartfestival.jp/2014/ お問い合わせ >One step/ dance beyond~ / わんステップ/ダンスびよんど E-mail: <[email protected]> ~ Tel: 090-9103-9949 (多田) ロッシュ氏は、モーシェ・フェルデンクライスのとなりで、彼の映像を撮った後、フェルデンクラ イスの創造的学びのプロセスを学び、実践し、ロッシュ氏自身の個性を生かしたやり方で、それを 伝えていくことを決めました。 (モーシェ・フェルデンクライスは、ただ単純に同じ身体の動きを2 回と繰り返すことを決してしませんでした。フェルデンクライスの実践者は、創造的に、それぞれ 個人の個性を生かし、また禅のようにいつでも「初心のこころ」でいることを大切にします。 ) 参考図書:フェルデンクライス 「心をひらく体のレッスン」 新潮社 シェレンバウム 「愛する人にノーをいう」 「愛されない者の傷」 あむすく 濱野清志 「覚醒する心体:こころの自然・からだの自然」 新曜社 (*1) 手塚治虫 「火の鳥」 (漫画) 文庫本など多数 講談社 火の鳥:人智を超えた存在である超生命体。炎をまとった鳥の姿をしている。100 年に一度自らを火で焼 いて再生(幼くなる)する事で永遠に生き続ける。人語を解し、未来を見通す。火の鳥の血を飲めば永 遠の命を得る事ができるため、多くの人間がその生き血を求める。呼称は鳳凰・火焔鳥・フェニックス・ 不死鳥などとも呼ばれる。時空を超えて羽ばたく超生命体として描かれる。その身体は宇宙生命(コス モゾーン)で形成されており、関わった人々の魂をも吸収して体内で同化し生かし続ける事も可能。話 によっては人間との間に子供をもうけていたりもする。 『エジプト編』の設定では元々は天上界にいたが 人間界に降りたことになっている。火の鳥は一羽だけではなく、 『ギリシャ編』ではチロルと呼ばれる火 の鳥の娘が登場する。 (ウキペディア:火の鳥 手塚治虫漫画より) <他者>の言葉に真に耳を傾けるためには、私たちは「自分にとっての真実」をしっかりと語る ことができなくてはならない。<私>にとっての真実を語ること。そうすることではじめて、<他 者>の語る「その人にとっての真実」を認めることができる。人は皆それぞれ、 “生きた環境”のな かでの主である。そして、けっして他者の主になることはない。・・・そして、主どうしが語り合う ことができるとき、たがいの“生きた環境”の創造に参与しつつ、それぞれの“生きた環境”の違 いを尊重することができるようになる。 (*1) 参照:濱野清志「覚醒する心体」p14, p191 現代の社会は、この世界の ‘多様性 ’ を日常のメディアを通じて目の当たりにしつつ、そこで不必 要に他者に共感するより、たがいがあまり干渉しないことを通じて、それぞれ小さな世界で充足す るようにしている社会である。そのような状況のなか、この社会で真に求められるのは、理解しが たい遠い<他者>にも耳を傾け、違いに目をそらすことなくしっかりとそれを見据えつつ、その< 他者>の生きかたを尊重することである。 (*1) 参照:濱野清志「覚醒する心体」p0
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