授業コード:1276802 授業科目 英語通訳演習Ⅱ 履 選択 関連資格 開講年次 3・4 年 開講時期 担当教員 ノリス 志津代 修 単位 2 ナンバリング 後期 該当DP EN31325J DP1-1 DP1-2 DP2-1 DP3-1 DP4-3 DP5-1 ●英語逐次通訳(和訳)に必要な基礎力強化: ミクロ処理:英語の音声的特徴と構文上の特徴を学び、口頭練習を徹底します。聴解力基礎訓練としてシャドーイング、 リプロダクション、ディクテーションは毎週の課題として継続的に行います。 授業概要 ●情報処理の理解力強化: マクロ処理:話のロジックの流れを押さえるために、同一語・同義語を洗い出し、図式化し、自分の知識と照らし合わせ、 話の内容を深く理解する練習を行います。そのために、自分の言葉で言い換えるパラフレージング練習を徹底します。 ●英日訳出練習: 学生が達成すべき 行動目標 (1) 前出し速訳:英文を前から順次「エーウー」などの不要語を言わず、言い直しをせずにテンポよく訳し、完 成段階では毎分 80~90 語台(学期初)、90~140 語台(学期末)の訳出ができる。 (2) ディクテーション力:自分の間違い箇所を自分で見つけ、文脈上正しく修正できるために、絶えず自動詞・ 他動詞の違いを意識し、SVO スロット上に正しく品詞修正できる。 ●「実践で使える英語」ための基礎練習: (授業は主に英語で行います) (1) 英語要約:パラグラフ単位で英語で要約ができる。 (2)リズム:「かたまりで聞こえない部分」=「リエゾン部分」=「機能語部分」をシャドーイング練習し、英語の 「音の崩れ」に慣れる。そのためにシャドーイングのミスはゼロを目指し、教材を暗唱。 ☆課題の多いクラスです。授業内容は以下のように計画していますが、授業の進捗状況により適宜調整しま す。 達成度評価 評価と評価割合/ 評価方法 試験 小テスト レポート 発表(口 頭、プレ ゼンテ ーショ ン) 総合評価割合 60 知識・理解 (DP1-1) 10 10 10 レポート 外の提 その他 備考 出物 10 0 10 知識・理解 (DP1-2) 合計 100 試験は 主に口 頭発表 10 30 30 知識・理解 (DP1-3) 思考・判断 (DP2-1) 10 10 20 思考・判断 (DP2-2) 関心・意欲 (DP3-1) 10 10 関心・意欲 (DP3-2) 態度 (DP4-1) 態度 (DP4-2) 態度 (DP4-3) 10 技能・表現 (DP5-1) 10 10 10 技能・表現 (DP5-2) 技能・表現 (DP5-3) 具体的な達成の目安 理想的レベル 20 標準的なレベル データ 資料 提 出必須 授業コード:1276802 (1)前出し訳速度:120 語以上 (不要語/言い直しなし) (1)前出し訳速度:100 語以上 (不要語/言い直しなし) (2)英文暗唱速度:160 語以上(機能語のリエゾンを習得) (3)シャドーイングミス:ゼロ (4)5分英作:90 語以上 (2)英文暗唱速度:150 語以上 (機能語のリエゾンを習得) (3)シャドーイングミス:2~3 カ所 (4)5分英作:80 語以上 授業計画 授業の運営方法 学習課題(予習・復習) 予習・復 習時間 (分) 進行 テーマ・講義内容 演習 該当箇所の復習と予習 60-120 1 コース説明。 受講生間のペア逐次通訳。5分英作。 復習教材:シャドーイング、リズム練習。映像処理。 書取。 演習 該当箇所の復習と予習 60-120 2 映像処理、予測、要約。書取間違い修正。リズム練 習。『通訳ノート」。 演習 該当箇所の復習と予習 60-120 3 演習 該当箇所の復習と予習 60-120 4 英語のリズム・ビート方法紹介。英語戻し。書取:名 詞処理。 自動詞と他動詞の理解を深める。構文リプロ。シャド ーイング。 演習 該当箇所の復習と予習 60-120 5 演習 該当箇所の復習と予習 60-120 6 リズム・ビートでシャドー練習。英文を自・他動詞及 びシンタクスの観点から点検。 リズム・ビート→暗唱練習。速度チェック。英語戻し。 演習 該当箇所の復習と予習 60-120 演習 該当箇所の復習と予習 60-120 8 シャドーイング:録音提出。自分の言葉化練習。オー バーラッピング訳。 マクロ処理練習:起承転結予測。エディターの視点 で展開を読む。キーワード探し。 演習 該当箇所の復習と予習 60-120 9 演習 該当箇所の復習と予習 60-120 10 マクロ処理練習:同一語・同義語の線結び。ロジック 展開読み練習。 演習 該当箇所の復習と予習 60-120 11 学期末総括準備。書取:スロット処理で自力修正。 暗唱速度点検。 演習 該当箇所の復習と予習 60-120 演習 該当箇所の復習と予習 60-120 演習 該当箇所の復習と予習 60-120 演習 該当箇所の復習 60-120 7 ディクテーション:実力試し。総括提出。 12 13 「データ表」提出。「通訳ノート」提出。 シャドーイング、暗唱完成品。 ペア通訳練習。オーバーラッピング訳。 14 リハーサル。 総復習。 15 16 17 18 19 20 授業コード:1276802 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 英検2級以上、TOEIC550 点以上。 理解に必要な予備 知識や技能 なし。必要に応じて資料を配布します。 テキスト (1) 英和辞書で適切な訳語が見つからないときは、むしろ Oxford や Longman などの英英辞書を活用しまし 参 考 図 書 ・ 教 材 / ょう。単語の本義が見えやすくなります。 データベース・雑誌 (2) NHK の語学講座:「実践ビジネス英語」{https://cgi2.nhk.or.jp/gogaku/english/business2/} イディオムも含めテーマ毎に語彙力が鍛えられます。講師も聴いているお勧めの番組です。 等の紹介 定員は 20 名です。 「話せる英語が少ない」のに「聴き取れる英語が多い」ということは、残念ながらあり得ません。まずは、自分 についてしっかり英語で語れるように練習を重ねましょう。そのために、シャドーイングや暗唱練習を習慣づ 授業以外の学習 け、毎日のように英語を口に出す。それを土台に今度は自分の言葉で言い換えてみる。最初はうまくいきませ 方法・受講生への ん。しかし、練習を繰り返すごとに楽になり、次第に楽しくなってきます。しっかり口頭練習を行いましょう。 メッセージ 学期を通し、シャドーイングや英語戻し、暗唱等の口頭練習を繰り返し行います。その積み重ねが期末試験 達成度評価に関す に直結します。教材毎の具体的な達成語数や訳出精度、速度は授業中に伝えます。 るコメント
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