二輪販売、3年ぶり増加

主要通貨インタバンク気配 22日 17:00JST
1米ドル=21785.
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(ベトナム株価指数)22日 ( 前営業日比 )
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25 May 2015 JIJI News Bulletin
【ベトナム見聞録】第56回
ジェチェイン少数民族(その2)
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(株)アジア投資センター 日高敏夫
【アジア進出インタビュー】第110回〔ベトナム〕
10
「高齢化進む東アジア市場に魅力」
プラッツ 社長 福山明利さん
ヤマダ、46店整理・閉鎖
郊外型中心に5月末
消えた1万円
4
東京
18
マーケット情報
クロスレート
20
アジア通貨レート
インドネシア・アチェ州の一時保護施設に滞在する
ロヒンギャ族難民=23日(EPA=時事)
ベトナムトップニュース 3
二輪販売、3年ぶり増加
四輪生産継続は
四輪生産継続は「政策次第」−ホンダ・ベトナム ...................3
ハノイで日系12社と学生が交流=ジョブフェアで優秀な人材確保狙う ........................ 3
外国投資庁、ハノイで「ジャパンデスク・ワークショップ」=日系企業の支援体制を紹介 ....................... 4
5月のCPI、前月比0.
16%上昇=ガソリン値上げで3カ月連続プラス ...................... 5
ハイフォン市の地場製靴工場で600人がスト=生産割り当て増に抗議 ...................... 5
ベトナム経済・産業
7
サムスン、タイのテレビ生産休止=ベトナムに集約か.................................................................................................................. 7
仏PSAと東風、ベトナム工場新設へ=マレーシアでは既に生産開始−新華社 ........................................................... 7
航空市場の拡大方針、運輸省が承認=20年めどASEAN5位に .................................................................................... 8
国有企業の管理職、給与上限を月1億ドンに=労働省が規定案 .......................................................................................... 8
中古タイヤの輸入・再輸出で対応協議=ベトナム財務省と商工省など関係当局 ............................................................ 8
求人広告では給与水準を明確に=雇用に関する会議で指摘 ................................................................................................... 9
86%が過去1年間に家計支出減らす=高い貯蓄意識 ............................................................................................................... 9
1∼4月の輸出、米国向けが99億ドルで最大 ............................................................................................................................... 9
5月のCPI、ハノイは0.
12%、ホーチミンは0.3%上昇 .................................................................................................... 9
大手商銀がQ1に利益の半分を引当金に充当=中銀通達に沿った措置 ......................................................................... 11
サコムバンク、税引き後利益6370億ドン=不良債権率は1.
19%に縮小 ............................................................... 11
海外旅行会社、約400社が経営許可取り消しの危機 ........................................................................................................... 11
ドンナイ第2水力発電所、完成=総出力70メガワット .......................................................................................................... 12
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ベトナム一般
VIETNAM
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12
南シナ海規範、早期策定を=ベトナム主席と会談−国連総長 ........................................................................................... 12
ロヒンギャ族、まず助けて=国連総長演説 ................................................................................................................................... 12
大メコン圏各国、違法薬物対策で協力強化 ................................................................................................................................ 12
偽コメのうわさ流布で国民に平静呼び掛け=食糧協会........................................................................................................... 13
違法薬物取引と闘うと宣言=麻薬撲滅協力閣僚会議でズン首相 ...................................................................................... 13
各地のベトナム関連ニュース 13
ペトロナス、15年第1四半期は減収減益=黒字回復も原油安響く ................................................................................ 13
大筋合意へ高いハードル=「再交渉」を各国警戒−TPP.................................................................................................... 14
ベトナム経済資料
14
ベトナムのドン・金相場(5月21日∼5月22日)........................................................................................................................ 14
ベトナム主要紙から 14
ベトナム主要紙から(5月22日)......................................................................................................................................................... 14
ミャンマー・カンボジア・ラオス
15
ミャンマー海軍、難民を初救助=米高官「ロヒンギャに市民権を」.................................................................................. 15
国際社会の非難に反論=ロヒンギャ問題でミャンマー高官................................................................................................... 15
人口抑制法が成立=「少数派抑圧に利用」の懸念−ミャンマー ........................................................................................ 15
救助の難民、バングラに送還へ=ロヒンギャ族ではない−ミャンマー ............................................................................ 16
カンボジア行き越境のトラックやバス、500台に引き上げへ=タイ運輸省 ................................................................ 16
今年の販売は12%増の見通し=インド系タタ・スチール・タイ ........................................................................................ 16
タイ 16
中国・香港・台湾
17
シンガポール 17
18
その他アジア 18
マレーシア
Japan/WorldToday 18
人事・訃報
予定
19
21
新聞各紙から 22
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VIETNAM
ベトナムトップニュース
二輪販売、3年ぶり増加
四輪生産継続は「政策次第」−ホンダ・ベトナム
【ハノイ時事】ホンダ・ベトナムは22日、2015年度(14年4
月∼15年3月)の業績と16年度の計画に関する記者会見をハノ
イで開いた。加藤稔社長は、二輪販売が3年ぶりに増加したと発
表するとともに、東南アジア諸国連合(ASEAN)の域内関税が
撤廃される18年以降に国内の四輪生産を継続するかどうかは「ベ
トナムの政策次第」と述べた。
◇二輪販売は3%増の190万台
15年度の二輪販売台数は前年度比3%増の190万台で、3年
ぶりに増加に転じた。市場シェアは2%拡大して70%を確保した。
16年度の販売目標台数は200万台としている。輸出は179%も急増して9万1000台(2億4500万ド
ル)に達した。ホンダはベトナムをアジアの輸出センターの一つに位置付けており、16年度の輸出目標額を
3億4500万ドルに設定した。
加藤社長は「二輪販売は増加に転じたものの、市場は成熟に向かいつつあり、再拡大していくことは簡単で
はない。ただ、カブからスクーターへの乗り換えなども進んでおり、まだポテンシャルはある」との見方を示した。
◇四輪販売は過去最高の6610台
四輪販売台数は12.4%増の6610台と過去最高を記録した。生産ラインは「CR−V」
「シビック」
「シ
ティー」の3車種で、アコードも輸入販売している。16年度はディーラー網の拡充を図り、10%の販売増
を目指す。
加藤社長はASEAN域内関税が撤廃される「18年問題」について、
「今のままでは最悪のシナリオとして、
輸入車に切り替えざるを得ない。しかし、ここで生産を続け、自動車産業の発展に貢献するために、政府に
関税や特別消費税の計算方法などについての優遇策をお願いしている最中だ」と説明した。
◇納税問題は「交渉中」
ホンダと財務省は、優遇税制の適用期間について協議を続けている。ホンダは最初に二輪車を販売した
1998年から2013年まで適用されると主張しているのに対し、財務省はホンダが最初に組み立て用の部
品を輸入した1997年から2012年までと反論、13年分の税金支払いを求めている。
トイチェ紙は財務省の納税請求額を1820億ドン(約848万ドル)と報じているが、ホー・マイン・トゥ
アン副社長は「協議中であり、金額はお答えできない」と述べた。
ハノイで日系12社と学生が交流=ジョブフェアで優秀な人材確保狙う
【ハノイ時事】ベトナム・日本人材交流センター(VJCC)は23
日、ハノイ貿易大学内の同センターで、日系進出企業12社と学生
の交流会(ジョブフェア)を開催した。日系企業への就職を希望す
る学生と、優秀な人材確保を狙う企業の顔合わせを行うイベントで
2009年から毎年行われており、約450人が参加した。
VJCCは、日本の政府開発援助(ODA)などで設立した人材
育成機関。ジョブフェアではパナソニック・ベトナムの高柳光宏・
人材総務部担当ディレクターが「これだけは知っておきたい 日本
企業が求める人材とは」と題して講演。
「時間を守る」
「明るく元気に」
「質問には簡潔に答える」などとアドバイスした。
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各社は自社の特徴や魅力をアピールし、個別ブースで学生らの質問に答えていた。ジョブフェアに参加し
た企業は以下の通り。パナソニック▽リコー・イメージング・プロダクツ▽三谷産業▽デンソー・マニュファク
チャリング▽HAL▽瓜生・糸賀アドバイザリーサービス▽スミベトナム・ワイヤリング・システムズ▽ホテルニ
ッコー▽キョウエイ・スチール▽トヨタ自動車▽B&カンパニー▽MSIGインシュランス
外国投資庁、ハノイで「ジャパンデスク・ワークショップ」=日系企業の支援体制を紹介
ベトナム計画投資省の外国投資庁(FIA)は22日、ハノイで、
ベトナム投資の支援窓口であるジャパンデスクや、情報提供のウェ
ブサイトなどを紹介する
「ジャパンデスク・ワークショップ」を開催し、
日系企業関係者ら約100人が参加した。
FIAのドー・ニャット・ホアン長官が議長と講演者として参加。
バリアブンタウ省とバクザン省のジャパンデスクが活動を紹介する
プレゼンテーションを行い、FIAの日本語サイトも解説した。後
半では、商工省多角的貿易政策局のレ・チウ・ズン副局長が、東
南アジア諸国連合(ASEAN)経済共同体(AEC)が形成される
中でのベトナムの機会と課題について説明した。
ホアンFIA長官は、日系企業の貢献を高く評価した上で、最近
投資が伸び悩んでいることについて、中小企業からの期待が大き
いが、支援が十分でないと分析。ジャパンデスクのような情報提供・支援活動がますます重要になっている
との認識を示した。ベトナムの裾野産業が遅れていることも依然として大きな課題だとし、最近日本からの
投資が増えている農業分野での支援を強調した。また日系企業による労働者育成努力を評価し、工業団地
近くに職業訓練校をつくる必要性など、今後の展開可能性を示唆した。
FIAは、国際協力機構(JICA)の協力も得ながら、今後もジャパンデスクの支援活動を強め、セミナ
ーも今回を初回として継続していきたいとしている。
(ハノイ時事)
【東京だより】消えた1万円
◆数年前、東南アジアのある国を訪れたときのこと。その日の視察日程を
終えて貸し切りバスでホテルに向かう途中、突然、田舎道の路肩にバスが止
まった。
「ホテルまでガソリンがもたないかもしれない」と現地人ドライバー。
少し離れた所にスタンドがあるというので、全員でいったん降り、バスが給
油して戻ってくるのを待った。
◆そのあいだ、一行はちょっと離れた国境沿いの川まで散歩したり、鉄道の線路上を歩い
たりと、思い思いに過ごした。忙しい視察を終えた後の、のんびりとした、意外に楽しい一
時だった。やがてバスが戻ってきて再び乗車、無事ホテルに到着した。
◆ところがその後、財布の中の一万円札がないことに気付いた。買い物をした際に落とした
のか? いや、そんなはずはない。給油の際にバッグを座席に置いたまま降りたので、ひょっ
とするとその時に・・・。何の根拠もないが、そんな疑念も頭をよぎった。
◆「貴重品は常に身につけておくこと」。旅行ガイド本には必ずそう書いてある。しかし海外
旅行に慣れるにつれ、警戒感は薄れてくる。あのときも、何の用心もせずに手ぶらでバスを
離れてしまった。1万円が消えた理由はもちろん分からない。だが、
もしガイド本の指示に従っ
ていれば、ドライバーに対する変な勘ぐりなどせずに済んだはずだ。1万円を失ったことは
痛いが、慣れを戒め、初心に帰らせてくれたあの出来事に、今は少し感謝している。
(堤)
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5月のCPI、前月比0.16%上昇=ガソリン値上げで3カ月連続プラス
【ハノイ時事】ベトナム統計総局は24日、5月の消費者物価指数(CPI)が前月比0.16%上昇したと
発表した。ガソリン値上げなどが理由とみられ、3カ月連続でプラスを記録した。前年同月比では0.95%
上昇と、インフレは依然落ち着いている。
ベトナム当局は、ガソリン価格を5月5日に1リットル当たり1950ドン値上げした。統計総局は毎月15日
までの物価を基にCPIを発表しており、ガソリンは20日にも値上げされたため、今後もCPIの上昇傾向は
続くとみられる。ただ、CPIは年率では上昇率目標の5%を大きく下回っており、景気の腰の弱さも指摘さ
れている。
5月の物価を商品別に見ると、CPI構成品目の4割を占める「食品・食品サービス」が前月比0.
42%低
下した。電気料金が含まれる「住宅・建設資材」は1.27%、ガソリンが含まれる「運輸」は1.02%それ
ぞれ上昇した。
◇ベトナムの月別物価上昇率
15 年 5 月
4月
3月
2月
1月
14 年 12 月
11 月
10 月
9月
8月
7月
6月
前年同月比 前月比
0.95
0.16
0.99
0.14
0.93
0.15
0.34
-0.25
0.94
-0.20
1.84
-0.24
2.60
-0.27
3.23
0.11
3.62
0.40
4.31
0.22
4.94
0.23
4.98
0.30
◇5月のベトナム品目別物価上昇率
食品・食品サービス
( 食品 )
( 食材 )
( 外食 )
飲料・たばこ
衣類・帽子・靴
住宅・建設資材
家庭関連
医薬品・ヘルスケア
運輸
郵便・通信
教育
文化・スポーツ・娯楽
その他製品・サービス
前年同月比
1.85
-0.65
2.49
2.19
2.10
3.35
-0.61
2.08
2.45
-12.77
0.41
8.26
1.73
3.13
前月比
-0.22
-0.46
-0.29
0.23
0.20
0.14
1.27
0.13
0.03
1.02
0.01
0.00
0.39
0.17
(ベトナム統計総局)
ハイフォン市の地場製靴工場で600人がスト=生産割り当て増に抗議
21日のトイチェ(電子版)によると、ベトナム北部ハイフォン市ビンバオ県の地場企業ディンバン社タム
クオン製靴工場(従業員数約3000人)で、600人超の労働者が労働強化に抗議し18日からストライキ
を続けている。
スト労働者によると、最近設立された生産管理部門が、生産割り当てを1人1時間25∼30足から45∼
50足に引き上げた。多くが残業せざるを得なくなり、しかも残業の際、電気が消されてしまうという。
チャン・チョン・フン工場長は21日の取材に対し、3日間のストライキの後、200人が仕事に復帰したと
指摘。残業の際、電気を消したことは認めたが、他部門の労働者の邪魔にならないためだったと説明した。
ディンバン社労働組合のブイ・ティ・ホップ委員長は、スト前に何も不満を聞いておらず、当初、要求が分
からなかったと指摘。スト後、急きょ労働者と会い、要求を会社側に伝えた。
ビンバオ県労働連合のチャン・チ・グエット委員長によると、県労もスト開始後に労働者に接触。生産割
り当て増だけでなく、生産管理部門の廃止要求、社会保険、年功賃金、食事、マネジャーの暴言など多様
な問題が指摘されたという。
「会社側は一定の譲歩もしているが、割り当て作業量については変更せず、スト
が続いている」と述べた。
(時事)
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第56回
ジェチェイン少数民族(その2)
薪は高価な嫁入り道具∼ジェチェイン民族の伝説と風習
薪は高価な嫁入り道具∼ジェチェイン民族の伝説と風習
(株)アジア投資センター 日高敏夫
ベトナムのジェチェイン族は、中部高原の大抵の少数民族がそうである様にもともと母系社会で
あったが、現在では徐々に父系社会に変わりつつある。しかし今でも、結婚後は最初に女性の家に
住む風習など母系制の名残は随所に見られる。
前回述べた伝説 母と子の物語 もそうであり、ジェチェイン族の心を一つにするには女性の力が
必要だということを語っているのである。次に紹介する風習もまた、婚姻という人生の最重要事が女
性リードのもとで行われるという母系制社会の物語である。
◇薪に籠められた娘心
「薪(まき)はお代のうち」と言うが、ジェチェイン族の娘
にとって薪は高価な思春期の形見である。薪と言ってもそれ
は山に柴刈りに行ってとってくる小枝の類とはわけが違う。
薪をつくるには大きな木が必要になるし、ましてやそれを山
から切り出し、保存用に切りそろえるには相当の時間と労力
がいるから半端な仕事ではない。
ダックグレイ区ダックニョン(Dak Nhoong)村は
国境沿いで大きな山が多いせいか、写真で見るような立派
な薪を家の前に積み上げた家を随所に見かける。
ア・トゥイ(A Tui)さんは70歳の男性。6人の子持ちで、それぞれが独立して家族数が増え、
今は親戚も含めて420人いる大家族のトップにいるが、
自分の娘や孫たちの薪の物語を話してくれた。
ジェチェイン族の娘は10歳になると両親から教えられ、薪を作り始める。ひとりで森の中から木
を切ってきてそれを割り、両端の木目の年輪にそって美しく出るように大きな薪をつくり、ひとつひと
つ丁寧に家の周囲に積み上げていく。そして娘が14、5歳頃になり、婚期を迎えるころには、薪が
美しくうず高く積み上げられている。
この薪にはその娘の思春期から嫁ぐまでの思い出が詰まっており、また結婚した相手の家族が寒
い冬でも暖かく過ごせるようにという希望も込められている。そしてこれだけの大事業を成し遂げた
娘は健康であり、忍耐強く、一生懸命働き、真面目に人生を考えていることを証明し、母系社会に
おいてその中心になり得る充分な資格を持つと認められる。
この薪は最大の嫁入り道具(hoi mon)になる。これは結婚する時、男側の家族にプレゼン
トされるが、50束から150束と相当な量である。
◇意中の男を拉致
やがて、娘に意中の男ができると彼女は村人の中から腕利きの仲人役を選ぶ。そしてもし男が結婚
を承知しない場合、友達に頼み力ずくででもその男を拉致してもらう。これは村ではめずらしいこと
ではない。これこそ母系制度の名残であり、結婚を決める主導権は女性が持っている。
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話がまとまると2人は初めてのデートのため、5日間ニャ
ロンで過ごし、お互いに心情を吐露することになる。この
期間もし男が良い夢を見たらそれは神の思し召しであり、彼
らは結婚を祝福されているのである。ジェチェイン族の結
婚観は堅実であり、離婚は殆ど見かけないそうだ。
そして晴れて嫁を迎えることになった男は、自分で狩った
100羽の鳥、乾燥した鼠や小動物(蛇やとかげなど−いず
れも貴重な食品である)を薪のお返しに娘側に贈ることが
慣わしである。
ただし男が同意しても万一家族が結婚に同意しないならば、娘側の家族はペナルティーとして一匹
の豚と酒樽を要求出来る。娘が思春期を賭けて蓄積した薪に比べれば、結婚という人生の最重要事
のペナルティーとしては、日本人の感覚では軽微に映るかもしれない。しかしジェチェイン族にとって
はやはり過大な出費であると思える。
◇桐箪笥
ジェチェイン族の娘の薪ほどではないが、かつて日本にも似たような風習があった。もしも女の子
が生まれたら桐の木を植えるというものである。将来娘が嫁ぐとき、娘とともに大きく育った桐の木
で嫁入り道具の箪笥(たんす)を作り、娘に持たせてやるという親心からである。
桐は10年から15年で大きくなり成長が比較的早いため、娘の成長と桐の生育のサイクルを睨んで
考え出された美しい習慣であった。
ベトナム経済・産業
サムスン、タイのテレビ生産休止=ベトナムに集約か
【バンコク時事】韓国のサムスン電子は21日、タイ工場でのテレビ生産を今年3月末で休止したと発表し
た。東南アジアではベトナムに大規模な家電工場を建設中で、労賃が安い同国にテレビ生産を集約すると
みられている。同日付ロイター通信が報じた。
韓国勢ではLG電子が今年3月末にテレビ生産をタイからベトナムに移管すると発表済み。テレビ生産で世
界1位、2位の韓国2社がそろってタイから生産移管することになる。
タイのテレビ市場は年間230万∼250万台。タイでは昨年4月から地上波テレビ放送が始まっており、テレ
ビ市場の拡大が期待されている。タイのテレビ販売ではサムスンが市場シェアでトップ、LGが2位となっている。
仏PSAと東風、ベトナム工場新設へ=マレーシアでは既に生産開始−新華社
【北京・ロイターES=時事】国営新華社通信が21日までに伝えたところによると、仏自動車大手プジョー・
シトロエン・グループ(PSA)と中国・東風汽車集団の合弁会社、神龍汽車有限公司(湖北省武漢市)は、
ベトナムに組立工場を新設する。またマレーシアでは既に生産を始めているという。
神龍汽車は、マレーシアでシトロエン車の輸入・販売など手掛けるナザ・グループと協力しコンパクトカーの生産を開始
している。年内には、ベトナムで現地自動車大手のチュオンハイ・グループと共同で組立工場の操業を始める計画だという。
プジョーと東風汽車はロイターの取材に対し、今のところコメントに応じていない。
両社は昨年、33億4000万ドルの資本提携で合意。プジョーは投資を展開する。両社は神龍汽車が、
2020年初めには年間150万台の販売を目指す。アジア太平洋地域で特に東南アジアでの新会社設立を
考えていくという。
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航空市場の拡大方針、運輸省が承認=20年めどASEAN5位に
21日のベトナム・ニュース(VNS)によると、運輸省は2020年をめどとした航空輸送市場の再編プロ
ジェクトを承認した。主要経済区や遠隔地を中心に航空輸送の役割を拡大し、20年時点で貨物量全体の
0.04%、旅客数全体の3.23%を取り扱うことを目標に掲げる。東南アジア諸国連合(ASEAN)では、
域内5位の市場規模を目指す。
国際空港には全て国際線を就航させる一方、国内便の運航は毎週最低7便とし、空港整備地全てをカバ
ーする。ベトナムが保有する航空機はこの時点で190∼210機となる見込み。ベトナム航空はサービスを
改善して4∼五つ星の獲得を目指し、格安航空会社もサービス品質を域内各社と同水準とする。フライト遅
延や欠航は毎年削減する。
プロジェクトはこうした目標の達成を使命として、関係機関や政策の刷新、行政面の改革加速、航空輸送
の効率向上、既存インフラの活用、管理効率や公共投資の改善、民間投資の促進や誘致などの具体的な
解決策を視野に入れる。また、株式化や航空輸送会社の再編を先端技術の導入と併せて加速し、国際協力
や人材開発も重要課題とする。
このほか、安全で速く利便性の高い輸送手段として、航空輸送市場の拡大を図る。国内市場と国際・域
内市場の連携強化、格安航空の市場シェア重視、経費削減および効率向上を重視する方針。
(時事)
国有企業の管理職、給与上限を月1億ドンに=労働省が規定案
VNエクスプレス電子版などが22日までに伝えたところによると、労働・傷病軍人・社会事業省は国有企
業の管理職の給与を最高で月額1億ドンとする規定案を検討している。
同案は、対象者を「国が資本金の50%以上を保有している株式会社」
「国の出資率が資本金の50%以
上を占めている有限会社」の管理職(取締役会メンバー、最高経営責任者、社長、副社長、主任会計士)
と定め、利益の規模によって管理職の平均給与を労働者の平均の給与の5∼9倍に抑えるとともに上限額
を超えてはならないと規定している。
具体的には、
(1)利益が5000億ドン未満の企業の場合、管理職の給与は月額4000万∼8000万ドン
(2)
利益が5000億∼1兆ドン未満の企業の場合、4500万∼8500万ドン(3)利益が1兆∼2兆ドン未満の企
業の場合、5500万∼9500万ドン(4)利益が2兆以上の企業の場合、6000万∼1億ドン−としている。
労働・傷病軍人・社会事業によれば、管理職の給与は現在、月4500万∼7000万ドンが一般的で、利
益の高い大企業では7000万∼1億2000万ドンに達しているケースもある。そのため、同省では管理職
の給与が労働者に比べ高すぎる格差が生じないよう検討していると説明する。
統計によれば、国有の中小企業(株式会社)345社の労働者の平均給与は月1000万ドンで、管理
職は2500万ドンだが、利益の多い大企業だと管理職の給与は平均で月7000万∼9000万ドンで、
1億5500万ドンのケースもある。利益が少ない、あるいは赤字でも管理職が労働者の14倍の月4500万
ドンを得ている企業も多い。
(時事)
中古タイヤの輸入・再輸出で対応協議=ベトナム財務省と商工省など関係当局
ベトナム財務省は商工省に対し、中古タイヤを一時輸入・再輸出品目の許可リストから外すことを検討する
よう提案した。22日付のベトナムネットが報じた。
提案の狙いは、ベトナムの港湾に積み上げられた中古タイヤのストックを制限するとともに、ベトナムに運
び込まれる廃棄物の検査を行うことだ。関税総局によると、中古タイヤを積んだコンテナが、ハイフォン港
に約2440基、カイラン港に34基、ホーチミン港に28基あるという。
善意の所有者は、輸入した中古タイヤを第三国、特に中国向けに再輸出する。しかし、中国側が国境近
辺の港湾で再輸出品を強く制限した場合、再輸出できないケースがある。その場合、無期限に中古タイヤ
が港湾に放置されることがある。
商工省アナリストによると、中古タイヤは有害廃棄物の国境を越える移動を規制したバーゼル条約関連ルール
で廃棄物とはみなされないが、ベトナム向けの輸入で義務づけられている基準を満たさないケースが依然ある。
在庫管理の困難さは別にしても、国中の港湾で引き取り手のない中古タイヤが放置される恐れがある。ま
た適切な関係機関がこれらのタイヤを調査するには時間がかかる。加えて、中古タイヤを解体することは環
境や健康に深刻な影響を及ぼすリスクがあるとみられる。
(時事)
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求人広告では給与水準を明確に=雇用に関する会議で指摘
人材採用に関する会議が20日ハノイで開かれ、専門家らは職種別の給与水準を明確に規定するなど、広
告内容の透明性を確保することが国際化するビジネス環境でベトナムの競争力強化につながると提言した。
22日付のベトナム・ニュースが伝えている。
人材ポータル・サイト、
「ジョブストリート・コム」が今月初め、ベトナム人勤労者2000人を対象に行っ
た調査によると、80%は現在の給与に満足しておらず、53%は自分の給与が平均より低いと感じていると
いう。
同社幹部のアンジー・SW・ファン氏は、勤労者は就職活動時に業界の給与水準をよく把握しておらず、
求人広告が明確に示していれば応募する際により良い決断ができると指摘。そうした広告の透明性が、ベト
ナム労働市場を向上させるとした。
(時事)
86%が過去1年間に家計支出減らす=高い貯蓄意識
タインニエン(電子版)が21日、大手調査会社ニールセンの最新調査結果として伝えたところによると、
ベトナムで消費者信頼感指数が大幅に改善する中でも、消費者の最大86%は過去1年の間にお金の使い方
を改め家計支出を減らしている。消費者の過半は、現在ベトナムはリセッション(景気後退)にあると感じ
ているという。
調査対象の消費者が節約する具体的な項目では、62%が新しい服、57%は家庭の娯楽と回答した。
ニールセンによると、東南アジア諸国連合(ASEAN)の消費者は61%が手持ちの現金を蓄えに回して
おり、世界平均の48%と比べて貯蓄に熱心。中でもベトナムではこの比率は78%と、インドネシア(74%)
、
シンガポール(66%)など他のASEAN諸国と比べ高い。
(時事)
1∼4月の輸出、米国向けが99億ドルで最大
21日付のサイゴン・ザイフォン(電子版)が伝えた税関総局の今年1∼4月の貿易統計によると、国・地
域別輸出先で最大は米国の99億3000万ドルで、前年同期比15.7%増だった。輸入相手では中国が
153億ドルで最大。
期中の貿易総額は1015億ドル、11.6%増。アジア諸国との貿易が11.3%増の676億ドルとなり、
全体の66.6%を占めた。貿易総額のうち輸出は6.9増の497億ドルだったのに対し、輸入は518億ドル
と、16.6%の大幅増だった。
米国以下の輸出先では、欧州連合が93億2000万ドルで約9%増、東南アジア諸国連合(ASEAN)
が60億2000万ドルで0.
5%減、中国が48億2000万ドルで3.6%減と続いた。
(時事)
5月のCPI、ハノイは0.
12%、ホーチミンは0.3%上昇
22日のベトナム・ニュース(電子版)は、ハノイ市とホーチミン市の5月の消費者物価指数(CPI)がと
もに上昇基調を継続していることを報じた。
ハノイ市統計局は21日、5月の同市CPIが前月比0.
12%、前年同期比では0.93%の上昇だったと発
表。主に5月5日以降のガソリン価格値上がりによるもので、これにより交通費が前月比1.06%上昇するな
ど多分野で価格への影響があった。
「住宅・電気・水道・燃料・建築資材」は前月比1.44%上昇。夏季の訪れにより電気・水道の需要・価
格が上昇したため。他では、
「飲料・たばこ」が0.
47%、
「衣類・帽子・靴」が0.3%、
「文化・娯楽・観光」
が0.28%の上昇を示した。下がったのは「レストラン・食品サービス」のみで0.
43%低下。
ホーチミン市統計局によると、同市の5月のCPIは、前月比で0.3%上昇した。
「衣類・帽子・靴」が0.
1%、
「家庭関連」が0.02%、
「交通費」が1.05%、
「文化・娯楽・観光」が0.07%それぞれ上昇した。
「住宅・電気・水道・燃料」は、電気料金値上げと夏の需要増で2.
18%の上昇。
ハノイ同様、
「レストラン・食品サービス」が下落して0.
06%の低下。
「郵便・通信」が0.
02%、
「その他製品・
サービス」が0.
06%低下した。特筆されるのは米価が引き続き下落していることで、
今月は0.
13%の低下。
一般食品も0.
13%下落した。
(時事)
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第110回〔ベトナム〕
「高齢化進む東アジア市場に魅力」
プラッツ 社長 福山明利さん
介護用ベッド製造販売のプラッツ(福岡県大野城
市)は3月、東証マザーズと福証Qボードに上場した。
製品の部品はベトナムの協力委託先工場から仕入れ、
現地連結子会社で組み立て・検査している。福山明
利社長=写真=にベトナム進出の経緯や課題、東ア
ジアへの販路拡大について聞いた。
−ベトナムに生産拠点を置いた経緯は。
当初のメーン(の製造拠点)は中国で、カントリーリスクや供給リスクのヘッジもあって、機種ごと
にいろんな国に生産拠点を分けた。コストダウンと品質向上を目的としてベトナムに一元化したのが約
6年前。製造委託先との信頼関係を構築できていたので、思い切って集約化した。さらに品質強化
と製造キャパシティー確保を目的として約3年前に製品を造る子会社のプラッツベトナムを設立した。
ベトナムに集約した理由は、有力な業務提携先があったことと、中国で長年やっているとリスクが
かなり高いことがある。中国の従業員の方の定着率が低く、なかなか品質が安定しない。ベトナムの
国民性は、非常に親日で定着率もいいし勤勉で、メリットはすごくあった。レーバーコストも中国の
半分ぐらいでローコストで生産できる。子会社を造って生産体制を強化した約3年前は、1ドル=80
円ぐらいだったが、非常にいい時にまとまった資金を投資できた。
−現地子会社と委託先からの仕入れの状況は。
部品の製造工程は協力工場、現地法人は組み立てと品質検査の工程、商品のストック、日本向け
の輸出をそれぞれ担当している。順調に生産できているし、特に大きな問題もない。月産で40フィー
トコンテナで80コンテナぐらいを日本に出荷し、台数ベースで3700∼3800台のベッドを毎月製
造している。
現地法人と同じ敷地内の建屋で当社製品専属の台湾系企業が部品の製造工程を担当し、そこで
製造したものを仕入れて現地法人で組み立て、検査をする。例えばベッドで一番大きな部品のモーター
はデンマークから調達するなど、
ベトナムで手に入らない主要な部品はわれわれが調達・支給している。
今のところ離職者も多くないし、少しずつ効率化もしてきて非常に順調に推移している。従業員数
はプラッツベトナムが約160人。協力工場の台湾系企業が270∼280人で計500人弱で生産して
いる。協力工場では主にスチール部分、金属部分を作る。ベッドの木製部、ヘッドボードなどは別の
ベトナム企業に生産してもらっている。
−現地で工夫している点や課題は。
一番大事なことは、日系企業なので当社と同じようなポリシーを持って社員教育を積極的にやって
いることだ。経営幹部になってほしい現地従業員を2、3人ずつ1、2年間日本に呼んで、日本式の
仕事、勉強をさせて送り返す研修を地道にやっている。現地の経営幹部はある程度日本語で指示で
きるような態勢にもっていくことが目標で、プラッツの文化を伝えてもらう。彼らも日本で働くことで日
本レベルの給料がもらえるのでモチベーションを上げるなどのメリットがある。例えば5S(整理、整
頓など)活動も日本式でやっているが、競わせて各地域で優秀な所を表彰したり、仕事のやり方の改
善提案をしてもらったり、いいものがあれば表彰したりして、社員のやる気やモチベーションを上げる
よう工夫している。
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ベトナムは毎年最低賃金が15%から20%ぐらい上がっている。まだ中国の半分ぐらいだが、今後
はレーバーコストが上がってくることは間違いないので大きな課題の一つだ。あとは社員教育を徹底
させて、より効率的な生産体制を構築していくことが課題になる。ベトナムで調達できる部品や材料
が限られている。ベトナム国内の内製率がまだ低いのも課題だ。
−中国など東アジアでの販売計画は。
今後は一番力を入れていきたいところだ。今期(2015年6月期)売り上げ見通しが約50億円で、
このうち海外売上高が約1億円。今後、中国を中心に高齢化が急速に進んでくるので、かなり魅力
的な市場になる。ベッドのサイズなどのスペックも同じアジア人でサイズ変更もいらない。日本製の安
全・安心な製品の需要はあり、かなり大きな期待をしている。販売実績があるのは中国、韓国、香
港、インドネシア、ベトナムで、私どものベッドが主に向こうの高齢者施設や病院などに納入されてい
る。その7割ぐらいが中国だ。販売方法は各国、各地域に代理店を作って販売している。中国も5、
6件代理店がある。できるだけ近いうちに、何とか10%ぐらいの売り上げ構成比を海外で占めるぐら
いの伸びは期待している。
(聞き手=福岡支社・尾花淳一)
大手商銀がQ1に利益の半分を引当金に充当=中銀通達に沿った措置
22日のベトナム・ニュースによると、ベトナムの大手商業銀行は今年第1四半期に利益のほぼ半分を、リ
スク引当金に充当した。
ベトナム国家銀行(中央銀行)が2009年に公布した債権分類の厳格化通達が今年3月20日から施行さ
れたが、商銀の動きはこれに沿ったもの。
各商業銀行のデータによると、そのうち10行が7兆6000億ドン(3億5023万ドル)を引き当てたが、
これは全体の利益の46%に相当する。昨年同期の約35%より大きいが、昨年第4四半期の56%よりは低
い水準だ。
具体的には、ベトナム技術商業銀 行(テクコムバンク)は第1四半 期に利益の約77%に相当する
1兆3870億ドンを引き当てた。ベトナム外商銀行(ベトコムバンク)は51%相当の1兆5000億ドン、ベ
トナム投資開発銀行
(BIDV)
は30%相当の3兆2510億ドンをそれぞれ引き当てた。
サイゴンハノイ銀行
(S
HB)も3兆9700億ドンを充当した。
(時事)
サコムバンク、税引き後利益6370億ドン=不良債権率は1.
19%に縮小
グイドンハイン電子版などが22日までに伝えたところによると、サイゴン商信銀行(サコムバンク)はこ
のほど、2015年第1四半期(1∼3月)の売上高が前年同期比24%増の1兆9400億ドン、税引き後利
益が同3%増の6370億ドンに達したと発表した。不良債権率は1.
46%から1.
19%に縮小した。
また、3月31日時点の総資産額は年初に比べ5%増加して198兆7420億ドン、預金調達額も同5%増
の171兆1000億ドンに達した。貸出残高は年初に比べて4.
7%増加し133兆9870億ドンとなった。
(時
事)
海外旅行会社、約400社が経営許可取り消しの危機
キンテーサイゴン電子版などが22日までに伝えたところによると、ベトナム全土で約400社の海外旅行
取扱会社が経営許可を取り消される可能性がある。
ベトナム政府は2013年11月14日付で第180号政府議定を公布し、海外旅行取扱各社に対し、同政
府議定の施行日から12カ月以内(つまり2015年1月1日まで)に事業の再登録を指示した。しかし、これ
を実行しない企業が多かったことから、観光総局が手続き期間を15年2月10日まで延長した。それでも、
全1500社超のうち依然として約400社が手続きを行っていない。つまり、400社は「無許可営業」を数
カ月間続けていることになる。その多くはホーチミンとハノイに拠点を置く企業という。
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再登録手続きをちゅうちょさせている理由は、新規定により海外ツアーを取り扱う企業に対する預託金が
2倍に引き上げられたことだ。旧規定では2億5000万ドンだったが、新規定では5億ドンが義務付けられ、
海外旅行取り扱い事業を継続したい場合は2億5000万ドンを追加預託しなければならなくなったことのよ
うだ。
(時事)
ドンナイ第2水力発電所、完成=総出力70メガワット
トイチェ電子版などが22日までに伝えたところによると、ドンナイ第2水力発電所が8年間の工期を終え
て16日に完成した。ラムドン省のジリン県とラムハー県を流れるドンナイ川上流に建設され、出力は発電機
2基により計70メガワット。年間発電量は2億6380万キロワット時を予定している。
ベトナム最大規模の民間投資による水力発電所の一つで、チュンナム水力発電株式会社が3兆5000億
ドン超を投じて建設した。
(時事)
ベトナム一般
南シナ海規範、早期策定を=ベトナム主席と会談−国連総長
【ハノイ時事】国連の潘基文事務総長は22日、ベトナムのハノイ
でチュオン・タン・サン国家主席と会談後に共同記者会見し、各国
が島々の領有権を争う南シナ海問題について、紛争防止に向けた行
動規範の早期策定を呼び掛けた。
事務総長は「東南アジア諸国連合(ASEAN)や中国が進めてい
る行動規範の対話が、一層の相互理解に達することを望む」と述べ
た。また、
「緊張を高める行動を避けることが重要だ」と指摘し、中
国などの岩礁埋め立て作業を暗に批判した。
サン主席は「事務総長に南シナ海の現状を説明し、国際法に基づ
く対話による解決へ向け、国連が積極的に貢献するよう要請した」
と語った。
ロヒンギャ族、まず助けて=国連総長演説
【ハノイ時事】ベトナム訪問中の国連の潘基文事務総長は23日、
ミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャ族をはじめ難民問題につ
いて「(海上で漂流している)ボートピープルは、まず救助しなければ
ならない。それが国際法の基本的な義務だ」と強調した。ハノイの
ベトナム外交学院で演説後、質疑応答で語った。
また、各国が島々の領有権を争う南シナ海問題などを念頭に「ア
ジアは平和と繁栄を脅かす課題に直面している」と指摘した。一方で
「開発と平和はコインの両面だ」と述べ、貧困や飢餓の撲滅に向け
2015年末が期限の「ミレニアム開発目標」達成の重要性を訴えた。
大メコン圏各国、違法薬物対策で協力強化
ベトナムの声(VOV)放送(電子版)などによると、ベトナムの首都ハノイで21日、大メコン圏6カ国の
大臣級会議が開幕した。同会議は、違法薬物対策協力に関する「1993年合意覚書」の枠組みで開催さ
れたもので、国連薬物・犯罪事務所(UNODC)東南アジア・太平洋地域代表のジェレミー・ダグラス氏を
団長とする代表団のほか、ベトナムからはチャン・ダイ・クアン公安相が主席した。クアン公安相はベトナム
薬物・売春対策およびエイズ対策国家委員会の副委員長を務めている。
「1993年覚書」には、薬物の違法な生産、売買、所持、使用に対処するべくカンボジア、中国、ラオス、
ミャンマー、タイ、ベトナムが参加。これまでに大きな成果をあげ、治安維持や経済・社会の発展、貧困削
減、人々の生活の質向上に貢献した。
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クアン公安相は開幕でスピーチし、
「東南アジアの薬物犯罪は深刻化が増している。今回の会議では、大
メコン圏のそれぞれの国における違法薬物対策活動の経験と情報を交換し、多国間の協力体制をより効果
的なものにするための戦略的な解決策をまとめたい」と話した。
違法薬物の増加は大メコン圏全域を脅かしている。犯罪グループによる合成麻薬およびヘロインの製造・
取引額は毎年310億ドルを超えている。そのため、クアン公安相は会議で、UNODCや大メコン圏各国お
よび世界との協力強化におけるベトナムの決意を強調。
「ベトナムは大メコン圏各国との約束・合意に真剣に
取り組んでいる。麻薬のない地域作り、平和と安定、発展と繁栄のため、同じ目的に向かって戦う努力をし
ている」と述べた。
(時事)
偽コメのうわさ流布で国民に平静呼び掛け=食糧協会
21日のトイチェ紙(電子版)によると、ベトナム食糧協会(VFA)は20日、プラスチックで作られた偽
のコメが出回っているとのうわさが一部アジア諸国で流布していることを受け、国民に冷静になるよう呼び掛
けた。
VFAはウェブサイト上に出した声明で、関係機関と協力してうわさの真偽を確かめており、できるだけ速
やかに公表すると表明。国民に対し、パニックに陥らずに、食べたり売ったりするコメに異常があれば地元
機関に知らせるよう求めた。
シンガポールやマレーシアのメディアによれば、中国で作られたとされる偽のコメのうわさは最近、人気ソ
ーシャル・ネットワーク・サービスを通じて広まった。ベトナムのメディアも報じ、国民を不安にさせた。
シンガポール紙ストレーツ・タイムズによると、偽コメはジャガイモあるいはスイートポテトと本物のコメの
形をした合成樹脂でできており、有害で、調理しても固いままだという。うわさが広まったのはシンガポール、
マレーシア、インド、インドネシア、ベトナムなど。各国の食糧監視機関がうわさの真偽を調べているが、シ
ンガポールの機関は「偽コメに関して(一般からの)情報はまだない」としている。
VFAによれば、偽コメのうわさは2011、12年にもベトナムで流布したが、すべて誤りだったと当局が
確認している。
(時事)
違法薬物取引と闘うと宣言=麻薬撲滅協力閣僚会議でズン首相
ベトナムのグエン・タン・ズン首相は21日、ハノイで開催された麻薬撲滅協力閣僚会議で、
「ベトナムは、
違法薬物使用と闘い、グローバルな薬物取引をやめさせるために、国連やメコン地域国と密接に連携するこ
とを最優先課題にする」と宣言した。22日のベトナム・ニュースが伝えた。
この会議には、カンボジア、中国、ラオス、ミャンマー、タイ、それに国連薬物犯罪オフィス(UNODC)
の代表が参加した。彼らは
「大メコン圏における薬物規制に関する1993年協定」に調印した国々の閣僚だ。
ズン首相は、関係地域諸国にとってのUNODCの役割を強調するとともに、UNODCが引き続き薬物の
ない世界をつくるために支援と協力を惜しまないことを示唆した。
これに先立ち、チャン・ダイ・クアン公安相は、アヘンの使用が驚くべき早さで広がり、錠剤と結晶の両方
の形で薬物とメタンフェタミンの生産が増えたため、大メコン圏では、その直接的な影響に苦しんでいるこ
とを認めた。
クアン公安相は、各国で薬物規制政策を強化し、関連する新たな取り組みのために必要な資源を動員し、
違法麻薬撲滅期間中に地域活動と東南アジア諸国連合(ASEAN)の共通の努力とを結びつけることを提
案した。
(時事)
各地のベトナム関連ニュース
ペトロナス、15年第1四半期は減収減益=黒字回復も原油安響く
【クアラルンプール時事】マレーシア国営石油会社ペトロナスが22日発表した2015年第1四半期(1∼
3月)決算によると、売上高は前年同期比21.2%減の661億9100万リンギ、純利益は42.4%減の
93億1400万リンギと減収減益だった。14年第4四半期の赤字から黒字に回復したものの、原油安の影
響が続き、減収減益となった。
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第1四半期の石油換算生産量は1日当たり236万5000バレルで、前年同期から4.6%増加した。マレ
ーシアとベトナムで原油生産量が伸びたほか、トルクメニスタンで天然ガスの需要が増えたことも寄与した。
地元メディアによると、ワン・ズルキフリ・ワン・アリフィン社長兼グループ最高経営責任者(CEO)は、
液化天然ガス(LNG)部門について、原油の価格動向が3カ月後に反映されるため、第2四半期はLNG部
門が低調になる可能性を示唆した。
設備投資は、15年に約700億リンギを投入する。このうち、国内投資は540億リンギになると語った。
ペトロナスは原油安を受け、設備投資額を15%、運営費を約25%削減する方針を公表している。
一方、ペトロナスの国への配当金については、15年は260億リンギと前年の290億リンギから減少する
見通しを示した。
カナダでの液化天然ガス輸出ターミナルの建設プロジェクトは今後、数週間以内の最終投資決定(FID)
を目指すと語った。
大筋合意へ高いハードル=「再交渉」を各国警戒−TPP
【グアム時事】環太平洋連携協定(TPP)交渉に参加する日米など12カ国は22日、月内の閣僚会合を
見送り、6月以降に開く方向で改めて調整に入った。閣僚級で政治決着を図るには、妥結に不可欠とされる
米大統領貿易促進権限
(TPA)法案の成立を待つ必要があると判断した。参加国の多くは、
TPA成立後も、
米国から「再交渉」を迫られる事態を強く警戒する。大筋合意へのハードルは、なお高い。
米国は当初、米領グアムでの首席交渉官会合の直後に閣僚級が集まり、結束を確認したい意向だった。
米以外の11カ国が難色を示すと、米側は「6月の早い段階」
(関係者)での開催を模索。早めに開いて交
渉進展をアピールし、反対派が多い米議会下院での法案審議を後押しすることを狙った。
各国は、米国の前のめりの姿勢に冷ややかだ。医薬品開発データの保護期間は、知的財産権分野で最も
難航する問題だが、この期間をめぐって米国と対立するオーストラリアとニュージーランドは、TPA成立前
の閣僚会合開催に強く反対している。
マレーシアやベトナムは、米議会がTPA法案で人権問題の改善が見られない特定の交渉国を例外扱いす
る可能性があると不安視。TPA法案審議の行方を「最後まで見極めたい」
(交渉国関係者)考えだ。
一部の参加国からは、合意後に再交渉をしないとの確約を米国に求める意見が出ているという。ブッシュ
政権がいったん署名した米韓自由貿易協定(FTA)を、オバマ政権になって事実上の再交渉に持ち込み、
合意内容を変えた前例があるためだ。日本も「合意後の再交渉には応じない」
(鶴岡公二首席交渉官)と再
三強調しているが、懸念は消えない。
ベトナム経済資料
ベトナムのドン・金相場(5月21日∼5月22日)
5月22日 5月21日
中間値 21,673 21,673
銀行間値 21,
760∼21,835 21,
770∼21,840
非公式値 21,840∼21,855 21,845∼21,
860
〔金〕
(1テール=37.5グラム=当たり、単位100万ドン)
34.
92∼35.00 34.
96∼35.04
(ロイターES時事)
ベトナム主要紙から
ベトナム主要紙から(5月22日)
〔ベトナム・ニュース〕
◆ベトナム政府は、国会が社会保険法を改正し、たとえ労働者が年金を得られなくなっても、退職時に一括
一時金が支払われるようにする提案を行った。国会は今月末に採決を行う予定。今年3月末にホーチミンで、
一時金適用の範囲を狭める規則に抗議して大規模なストライキが起こっていた。
(ロイターES時事)
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ミャンマー・カンボジア・ラオス
ミャンマー海軍、難民を初救助=米高官「ロヒンギャに市民権を」
【バンコク時事】ミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャ族らを乗せた難民船が漂流している問題で、
ミャンマー海軍が21日、ミャンマー西部沖のベンガル湾で難民208人が乗った船を発見し、保護したこと
が22日明らかになった。
ロヒンギャ族ら多数の難民がインドネシアやマレーシアなど周辺国に漂着し国際問題化する中、ミャンマ
ー外務省が20日、難民に「人道支援を提供する用意がある」と表明して以降、ミャンマー当局が救助活動
を行ったのは初めて。
AFP通信によると、ミャンマー西部ラカイン州高官は保護された難民について、全員バングラデシュから
の「ベンガル人」だと主張した。ミャンマー当局はロヒンギャ族を自国民と認めず、
「ベンガル人」の呼称を
使用している。
一方、ミャンマーを訪れていたブリンケン米国務副長官は22日、ヤンゴンで記者会見。テイン・セイン大統
領らミャンマー側との21日の会談で「(ロヒンギャ族が)ミャンマーを出国している問題の原因は、ラカイン州
の政治的、社会的状況にある」と指摘したことを明らかにし、ロヒンギャ族に市民権を付与すべきだと主張した。
国際社会の非難に反論=ロヒンギャ問題でミャンマー高官
【バンコク時事】ミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャ族難民をめぐる問題で、ミャンマー大統領府
高官のゾー・テイ氏は24日付のタイ英字紙バンコク・ポストに掲載された寄稿文で、
「ミャンマーは問題の
根源ではない」と主張し、同国政府に対する国際社会の非難に反論した。
ゾー・テイ氏によると、テイン・セイン大統領とミン・アウン・フライン国軍司令官は21日のブリンケン米
国務副長官との会談で、
「海上難民の大半は国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の援助を期待し、ミ
ャンマーからのロヒンギャ族を装っているとみられる」と指摘。
「海上難民はミャンマーからではなく、国際
社会による責任の押し付けには応じない」と強調した。
ゾー・テイ氏は「ミャンマーに対する圧力や非難は海上の人命を救う方法ではないと国際社会は理解しな
ければならない」と指摘している。
一方、ゾー・テイ氏は、海軍が21日に発見した難民208人は全員バングラデシュ人だとしたが、ミャンマ
ー国営メディアは24日、西部ラカイン州の「ベンガル人」8人が含まれていると伝えた。ミャンマー当局は
ロヒンギャ族を自国民と認めず、
「ベンガル人」と呼んでいる。
人口抑制法が成立=「少数派抑圧に利用」の懸念−ミャンマー
【バンコク時事】ミャンマーのテイン・セイン大統領は24日までに、産児制限の導入を規定した人口抑制
法案に署名、同法は成立した。議会関係者が明らかにした。地元メディアなどによると、罰則はないものの、
出生率の高い貧困地域に対し、出産から次の出産までの間隔を3年とする規制の適用を可能とする内容で、
議論を呼んでいた。
国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチは、西部ラカイン州のイスラム系少数民族ロヒンギャ族など「宗
教・民族的少数派を抑圧するために当局が利用する恐れがある」と法案の撤回を要求、米政府も懸念を表
明していた。
ミャンマーで多数派仏教徒と少数派イスラム教徒の対立が深刻化する中、反イスラムの急進派仏教徒団体
が人口抑制などの法制化を要求した。
急進派僧侶ウィラトゥー師は最近のメディアとのインタビューで、
「この法律が制定されれば、ラカイン州
を奪取しようとしている自称ロヒンギャ族のベンガル人を阻止できる」と発言したと報じられた。周辺国への
ロヒンギャ族の大量流出が国際問題化しているが、新たな火種となりそうだ。
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25 May 2015
時 事速報
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VIETNAM
救助の難民、バングラに送還へ=ロヒンギャ族ではない−ミャンマー
【バンコク時事】AFP通信によると、ミャンマー大統領府高官は23日、西部ラカイン州沖を船で漂流中、
海軍が21日に救助した難民208人について、バングラデシュに送還する方針を確認した。ミャンマー当局
は208人全員をバングラデシュ人と主張している。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、密航船に乗ったミャンマーのイスラム系少数民族ロ
ヒンギャ族やバングラデシュ人約3000人が10日以降、
インドネシアなど周辺国に漂着し、
保護されてきた。
しかし、ミャンマー側は、難民の多くがUNHCRの援助を期待してロヒンギャ族を装っていると疑い、出
身国調査を要求している。
カンボジア行き越境のトラックやバス、500台に引き上げへ=タイ運輸省
22日付のタイ紙クルンテープトラキ(7面)によると、タイ運輸省は、カンボジア行き越境のトラックや
バスの台数制限について、現在の1日40台から3年以内に500台に引き上げたい方針だ。アーコム副運輸
相は、6月5∼6日に開催されるタイ・カンボジア会議でこの問題について交渉し、覚書の締結を目指すと語
った。
同相によると、タイ・カンボジアの国境検問所は計6カ所ある。しかし、トラックやバスが運行しているの
はタイ東部サケオ・カンボジア領ポイペトと、同トラード・カンボジア領ココンの2カ所だけ。運行している
40台の内訳は、貨物輸送トラックが37台、バスが3台となっている。アーコム運輸相は、運行台数を増
やすことが両国間の貿易や観光の促進につながると説明した。
(時事)
今年の販売は12%増の見通し=インド系タタ・スチール・タイ
22日付のタイ英字紙バンコク・ポスト(経済3面)によると、棒鋼などを製造・販売するインド系タタ・
スチール(タイランド)のラジブ・マンガル社長兼最高経営責任者(CEO)は21日、2016年3月期の販
売数量が125万トンとなり、前年度の112万トンから約12%増えると発表した。3年以内には170万トン
に増やし、タイ工場のフル生産を目指す。
同社長兼CEOは拡販のため、タイからの輸出を増やす計画を明らかにした。インド向け輸出は今年5万
トンと、前年の5000トンから10倍増の見通し。さらに、ラオスではサイアヤブリ水力発電所向け契約を8
月までに結ぶ予定。オーストラリア、ニュージーランド向けは当局の認可待ちとなっている。
タイ国内の鉄鋼需要は2014年(暦年)に前年比3.5%減の1730万トンだった。今後は電鉄、道路な
どインフラ整備計画向けの需要増が期待できる。ただ、同社長兼CEOは、
「前年より改善するものの、需
要回復の足取りは緩やかになる」との見方を示した。
タイ
民間航空機の着陸便数制限へ=オープンスカイ政策修正
【バンコク時事】タイのプラジン運輸相は22日、同国内の空港に着陸する民間航空機数を制限する方針
を明らかにした、スワンナプーム国際空港などでは就航便数の急増で処理能力を超えつつあり、安全性を担
保できなくなる恐れがあるため。着陸便数の制限は運輸省が策定する10カ年計画に盛り込み、9月にも閣
議決定する運び。
プラジン運輸相によると、スワンナプーム空港は1日当たり600便程度の取り扱いを前提に設計されてい
るが、既に800便以上が離着陸しており、設計上の能力を超えている。ドンムアンなど他の空港も同様の
傾向を見せているため、同相は「このまま発着便の増加を認めていけば、重大な事故につながる懸念がある」
として、これまでのオープンスカイ政策を修正する考えを示した。具体的には、空港ごとに着陸便数の上限
を定めるとともに、特定の時間帯に離着陸が集中しないようダイヤの分散を義務付ける項目が盛り込まれる
見込み。
これに関連し、23日付タイ英字紙場バンコク・ポストは、運輸省民間航空局筋の話として、国際民間航
空機関(ICAO)が来年、タイの各空港における国際便発着の安全態勢について検査する予定になっており、
タイ政府はこれに対応するため着陸便数を制限する必要があると伝えた。
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25 May 2015
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◇着陸便規制でタイのイメージ悪化も=民間航空業界が懸念
24日付タイ英字紙ネーションによると、タイ運輸省がこれまでのオープンスカイ政策を見直し、国内空
港への着陸便数を制限する方針を打ち出したことに対し、民間航空業界はタイの対外的なイメージが損なわ
れるとの懸念を抱いている。
タイ格安航空会社(LCC)ノックエアの関連会社ノックスクートの幹部は同紙に対し、着陸便の規制方
針に混乱していると指摘した上で、オープンスカイ政策を修正するのではなく「より長期的な方法により問題
を解決してもらいたい」などと語った。
(時事)
中国・香港・台湾
アジア投資銀、設立協定合意=来月末に署名式典−12理事は非常駐
【シンガポール時事】アジアインフラ投資銀行(AIIB)の第5回首席交渉官会合が20∼22日にシンガ
ポールで開かれ、創設メンバー57カ国が組織の規約となる設立協定をめぐり合意した。理事会は12人構
成とし、北京の本部に理事が常駐しないことを決定。発足時の資本金は1000億ドル(約12兆円)と、当
初計画の2倍に増やす。
今回の合意で、中国主導で国際金融機関を創設する試みは大きく前進。各国の議決権に直結する出資比
率の確定手続きを急ぎ、6月末に北京で創設メンバーによる協定署名式典を開く。中国の出資比率は20%
台後半となる見込みだ。
日本、米国が中心的な役割を果たすアジア開発銀行(ADB)も12理事体制で、これに倣った形。AII
B参加国の代表筋によると、内訳はアジア域内9人、域外3人で、域内理事が8人のADBよりアジア重視の
姿勢を強めた。
国際金融機関の理事会は、融資案件など重要事項を日常的に審議するため、理事が自国を離れて本部に
常駐するのが一般的。しかし、運営の効率化とコスト抑制を狙う中国が、非常駐を提案していた。国際機
関の理事会は各国代表で構成し、総裁が理事会の決定に基づいて日常業務を進める。
参加を見送っている日米は、理事非常駐ならば総裁の裁量が大きくなり過ぎると懸念していたが、同筋は
「欧州先進各国から強い反対意見は出なかった」と話した。
AIIBは年末の業務開始を計画。初代総裁には、設立準備事務局長を務めている金立群・元中国財政
次官(元ADB副総裁)が有力視される。各国の出資比率は「確定にはまだ細かい計算が必要」
(同筋)と
いう。
今回の交渉官会合では、ロシアを域内国として扱うことも決定。中国、インドに次ぐ3位の出資国になる
とみられる。
シンガポール
シンガポール航空、プレミアムエコノミークラス導入=8月から
【シンガポール時事】シンガポール航空(SIA)は21日、エコノミークラスよりも座席スペースが広めで、
やや高いサービスを受けられるプレミアムエコノミークラスを国際線に導入すると発表した。8月9日のシド
ニー便を皮切りに、ニューヨーク、ロンドン、北京、東京などの路線に設定していく予定。
プレミアムエコノミーの座席幅は18.5∼19.5インチ(エコノミーは18インチ)、座席のリクライニング
幅8インチ(同6インチ)、座席間隔は38インチ(同32インチ)。座席には電源やUSBポート、個人用電灯、
カクテル用テーブルなども付いている。食事や飲み物の選択肢もエコノミーより豊富。優先のチェックインカ
ウンターも設けられる。受託手荷物許容量は35キロまで無料。料金はエコノミークラスより20%程度高く
なる。
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25 May 2015
時 事速報
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VIETNAM
マレーシア
イオン・マレーシア、7億リンギの設備投資計画=15年に
22日付のマレーシア経済紙エッジ・ファイナンシャル・デーリー(10面)によると、イオン・グループの
マレーシア子会社イオン・マレーシアは、2015年12月期に7億リンギの設備投資を行う方針だ。14年
12月期の設備投資額約6億7000万リンギから増額する。
15年第4四半期にスランゴール州シャーアラムとマラッカ州クルバンでショッピングモールを開業する予
定。また、16年第2四半期までにクランタン州コタバル、17年第2四半期にサラワク州クチンでもショッピ
ングモールを開業する計画という。
(時事)
その他アジア
スカルノハッタ空港、バードストライク対策で日本と協力へ=インドネシア
22日付のインドネシア紙インベスター・デーリー(6面)によると、国営空港管理会社アンカサ・プラ II
のブディ・カルヤ・スマディ社長は21日、首都ジャカルタ郊外のスカルノハッタ空港での鳥の衝突(バードス
トライク)の対策で日本と協力する計画を明らかにした。
同社長によると、同社はバードストライク対策の作業チームを設置しており、今後は日本側の協力を仰ぐ
方針。日本側の詳細は明らかにしていないが、既に日本側の代表者がこのほどインドネシアを訪れており、
今後は同社長も日本を訪れる予定となっている。
同社長はまた、13日に行われたインドネシア航空輸送協会(INACA)とアジア太平洋航空会社協会(A
APA)との会合で、AAPAから安全性に関する幾つかの提案を受けたことを明らかにした。AAPAはこ
のうちスカルノハッタ空港について、2本の滑走路の強度を引き上げるよう要請したという。
(時事)
Japan/WorldToday
ヤマダ、46店整理・閉鎖=郊外型中心に5月末
ヤマダ電機が地方の郊外型店舗を中心に約40店を5月末に閉鎖することが24日、分かった。業態転換
を含めると整理する店舗数は計46店に上る。消費税増税の影響で販売低迷が続く中、不採算や収益率の
低い店舗の整理を急ぐ。今後は都市部の駅前型店舗の出店に力を注ぐ方針で、年内にも東京・八重洲に出
店する。2015年3月末の連結店舗数は子会社のベスト電器などを含め1016。
閉鎖する店舗は、郊外型の「テックランド」が北海道の稚内と中標津、岩手県の花巻、宮城県の栗原築館、
福島県の喜多方、茨城県のつくばみらいと牛久、埼玉県の蓮田、名古屋市の名古屋南丹後通り、福井県の
鯖江、神戸市の神戸桜が丘、広島県の熊野、香川県のさぬき長尾、山口県の新南陽など。都市型の「LABI」
でも競争の激しい水戸市の店舗を閉鎖する。
ヤマダは15年3月期の連結売上高が1兆6643億円と前期比12.
1%減少。ソフトバンクと資本提携し、
発行済み株式の約5%分を売却して得た資金の一部を使い、店舗の統廃合を進める方針を示していた。
政治決着へ知財議論=医薬品、著作権でなお溝−TPP首席会合
【グアム時事】米領グアムで開かれている環太平洋連携協定(TPP)
交渉の首席交渉官会合は23日、難航する知的財産権保護の分野を集
中的に議論した。日米など12カ国は来月以降に開く次の閣僚会合で
の大筋合意を視野に、政治判断に委ねる論点の絞り込みを狙う。ただ、
問題の広さなどから「にらみ合いを脱するのはなお難しい」
(日本政府
関係者)とみられ、知財分野は最後まで妥結の障壁となりそうだ。
特に対立が険しいのは、新たな医薬品の臨床データを保護する期間の
設定だ。日本は現在、新薬の市販承認から原則8年とし、その間は同じ成
分の後発医薬品の開発を制限している。新薬メーカーを抱える米国は、最
先端のバイオ医薬品を12年間保護すべきだと主張。一方、医療費抑制で
安い後発薬に頼るオーストラリアや新興国の一部は5年以下を求める。
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VIETNAM
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交渉では、日米が求める長期の保護を念頭に、風邪薬などの開発費の低い薬は保護期間を短くするとい
った譲歩案が検討されているが、豪州の抵抗は根強く、
「協議は停滞している」
(交渉関係者)という。
著作権の保護期間も争点の一つ。米国、豪州は現行制度で「作者の死後70年」とする一方、カナダやマ
レーシアは原則「死後50年」、日本も文学や音楽は「死後50年」だ。交渉では、映画も含め著作権を多く
抱える米国が求める「70年」を軸に最終調整が進んでおり、日本も条件次第で受け入れる方向だ。ただ、
より短い期間を主張する国に配慮する例外措置づくりでは、なお隔たりが残っている。
農産品のブランドを「シャンパン」といった産地名で守る地理的表示の保護も、閣僚決着にもつれ込みそ
うだ。地名の使用を産地に限定すると輸出拡大の妨げになるとして、米国や豪州は厳格な表示ルールに強く
反対。特に米国は、貿易協定を通じて産地名の保護強化を進める欧州連合(EU)に対抗する狙いもあっ
て柔軟なルールを要求し、
「協定文書の表現調整にこだわっている」
(関係者)という。
人事・訃報
東和不動産会長、豊田トヨタ社長が兼務=社長に山口豊田織副社長−6月29日付
トヨタ自動車グループの東和不動産(名古屋市)は22日、6月29日付で会長に豊田章男トヨタ自動車社
長が、社長に山口千秋豊田自動織機副社長がそれぞれ就任する人事を発表した。章男氏は東和会長とトヨ
タ社長を兼務する。
豊田章一郎会長(トヨタ名誉会長)は最高顧問に、伊地知隆彦社長は顧問に退く。
伊丹吉彦氏死去(元日本通信衛星〈現スカパーJSAT〉会長、元三井物産取締役)
伊丹 吉彦氏(いたみ・よしひこ=元日本通信衛星〈現スカパーJSAT〉会長、元三井物産取締役)15
日午後5時42分、急性呼吸不全のため自宅で死去、89歳。千葉県出身。葬儀は近親者で済ませた。喪
主は長女絢子(あやこ)さん。連絡先は三井物産秘書室。
歌手の丸山夏鈴さん死去
丸山 夏鈴さん(まるやま・かりん=歌手)22日午後1時10分、肺がんのため福島市の病院で死去、
21歳。福島県出身。葬儀は25日午前11時から福島県郡山市開成3の6の24の開成斎場で。
幼い頃から脳腫瘍を患いながら、12年に歌手デビュー。アイドル活動を続けていたが、体調不良で昨年
活動を休止。肺にがんが転移したことを公表していた。
演劇評論家の扇田昭彦氏死去
扇田 昭彦氏(せんだ・あきひこ=演劇評論家)22日午後9時1分、悪性リンパ腫のため東京都小平市
の病院で死去、74歳。東京都出身。葬儀は近親者で行い、後日お別れの会を開く。喪主は演出家の長男
拓也(たくや)氏。
朝日新聞記者、編集委員として70年代から現代演劇を精力的に取材、評論活動に取り組んだ。著書に
芸術選奨文部大臣新人賞を受けた「現代演劇の航海」など。退社後は静岡文化芸術大特任教授、国際演
劇評論家協会日本センター会長も務めた。
西田亨氏死去(洋画家)
西田 亨氏(にしだ・とおる=洋画家)22日午前7時10分、老衰のため東京都内の施設で死去、95歳。
岡山県出身。葬儀は27日午前10時から東京都小平市学園西町3の29の10の小平サポートセンターで。
喪主は妻美津乃(みつの)さん。
東京美術学校(現東京芸大)卒。51年日展に初入選し、その後、審査員や評議員、参与を歴任した。
天才数学者、妻と共に事故死=86歳のジョン・ナッシュ氏−米
【ニューヨーク時事】米ABCニュースなどによると、1994年のノーベル経済学賞受賞者で、映画「ビュ
ーティフル・マインド」のモデルになり「天才数学者」と呼ばれたジョン・ナッシュ氏が23日午後4時半(日
本時間24日午前5時半)ごろ、ニュージャージー州で交通事故に遭い、妻アリシアさん(82)と共に死亡
した。86歳だった。
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マーケット情報
アジア通貨クロスレート(時事通信参考値)
JPY
日本円 1JPY=
-
USD
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SGD
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22日17時
THB
PHP
IDR
VND
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0.01101 0.02967 0.27650 0.36877 108.751 180.451 0.52615 9.03458 0.06421 0.25203 0.05135
米ドル
1USD=
120.725
ユーロ
1EUR=
134.814 1.11670
S ドル
リンギ
1SGD=
90.8116 0.75222 0.67361
バーツ
1THB= 3.61669 0.02996 0.02683 0.03983 0.10730
ペソ
1PHP=
2.71170 0.02246 0.02011 0.02986 0.08045 0.74978
ルピア
ドン
1IDR=
0.00920 0.00008 0.00007 0.00010 0.00027 0.00254 0.00339
ルピー
1INR=
ウォン
1KRW= 0.11069 0.00092 0.00082 0.00122 0.00328 0.03060 0.04082 12.0372 19.9734 0.05824
香港$
1HKD= 15.5738 0.12900 0.11552
台湾$
1TWD= 3.96782 0.03287 0.02943 0.04369 0.11772 1.09709 1.46322 431.506 715.999 2.08769 35.8476 0.25478
-
JST 作成
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-
1.48454 3.99980 37.2754 49.7155 14661.2 24327.3 70.9328 1217.98 8.65644 33.9767 6.92209
-
2.69430 25.1091 33.4888 9875.88 16387.1 47.7810
1MYR= 33.7051 0.27919 0.25001 0.37115
-
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-
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-
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-
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-
17.1710
0.12204 0.47900 0.09759
-
0.00711 0.02790 0.00568
0.17150 0.46206 4.30610 5.74318 1693.67 2810.32 8.19423 140.703
-
3.92502 0.79965
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0.20373
人民元 1CNY= 19.4759 0.16132 0.14447 0.21446 0.57783 5.38500 7.18215 2118.02 3514.45 10.2473 175.956 1.25055 4.90845
-
※本表は、インタバンク市場における取引データを基に時事通信が作成した参考値です。内容には正確を期し
ていますが、本レートを利用した取引でお客様に不利益が生じましても、当社は一切の責任を負いかねます。
三菱東京UFJ銀行アジア通貨レート 2015/5/ 22
◆本日の動き
対米ドル
OPEN
韓国ウォン
台湾ドル
香港ドル
フィリピン ・ ペソ
シンガポール ・ ドル
タイ ・ バーツ
1091.8
30.650
7.7535
44.445
1.3367
33.430
RANGE
1088.8
30.394
7.7517
44.440
1.3288
33.345
∼
∼
∼
∼
∼
∼
CLOSE
1093.6
30.650
7.7535
44.560
1.3367
33.445
1090.1
30.541
7.7519
44.545
1.3299
33.390
中銀参考
主要金利
1094.4
−
−
44.513
−
33.479
1.7500
0.3880
0.240
2.53
1.5000
当地株式
前日比
2146.10
9638.80
27982.74
7810.17
3452.62
1529.33
+23.29
+60.24
+459.02
-25.21
+12.76
+3.08
◆本日のその他の中銀参考値 ◆その他の本日東京17時時点の実勢値
中国中銀参考相場
ベトナム中銀参考相場
6.1131
21673
中国人民元
インドネシア・ルピア
ベトナム・ドン
6.1968
13146.5
21805
マレーシア・リンギット
インド・ルピー
パキスタン・ルピー
3.5845
63.5250
101.8950
◆前営業日の動き
中国人民元
マレーシア ・ リンギット
インドネシア ・ ルピア
インド・ ルピー
6.2045
3.6040
13140
63.7350
6.1959
3.5980
13100
63.6225
∼
∼
∼
∼
6.2045
3.6060
13170
63.7500
6.1968
3.6020
13135
63.6450
−
−
−
63.7000
2.0200
3.4000
5.6000
7.7500
4742.56
1795.04
5313.21
27809.35
+87.00
-15.07
+20.46
-27.86
注)
【為替レート】香港、シンガポール、タイ:東京時間 9 時− 17 時のオフショア市場の取引。その他:地場市場の取引。
【中銀参考】韓国・タイ:前営業日の銀行
間市場取引加重平均。中国:当日の外貨取引所発表対米ドル仲値。フィリピン:当日の銀行間市場取引加重平均。インド:現地正午の市場実勢。
【主要金利】韓国、
香港、シンガポール、マレーシア:銀行間 1 ヶ月物金利。中国:1 週間物金利その他:翌日物金利。
【株式】シンガポール、タイ、香港:東京時間 17 時頃の水準。中国:
上海 A 株価指数
アジア主要市場の株価指数(22日、カッコ内は前営業日比)
上海総合
深センB株
香港・ハンセン
台湾加権
韓国 KOSPI
時事通信社
4657.596(+128.175)
1555.339(-12.335)
27992.83(+469.11)
9638.80(+60.24)
2146.10(+23.29)
シンガポール STI
クアラルンプール KLCI
フィリピン総合 PSEi
ジャカルタ総合 IDX
タイ SET
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3450.18(+10.32)
1787.50(-7.54)
7810.17(-25.21)
5315.153(+1.945)
1523.86(-2.39)
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25 May 2015
VIETNAM
時 事速報
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予定
きょう(25日)の発表行事予定
〔国内〕
◆4月の貿易統計(午前8時50分、財務省)
◆衆院決算行政監視委(午前10時)
◆参院決算委(午後1時)
◆明治安田生命の経済見通し(午後1時)
◆日ASEAN特許庁長官会合(午後1時、奈良ホテル)
◆小林経済同友会代表幹事会見(午後1時半)
◆財政審財政制度分科会(午後2時、財務省)
◆5月の日銀金融経済月報(午後2時)
◆4月の民生用電子機器国内出荷実績(午後2時、JEITA)
◆気象庁3カ月予報(午後2時)
◆農中総研の経済見通し(午後2時45分)
◆富国生命の経済見通し(午後3時)
◆総合資源エネルギー調査会省エネルギー小委(午後4時、経産省)
◆ナジブ・マレーシア首相来日中(26日まで)
◇日マレーシア首脳会談(午後6時20分、官邸)
◇日マレーシア首脳共同記者会見(午後7時5分、官邸)
◆公安調査局長・公安調査事務所長会議(午前10時、法務省)
◇宮下財務副大臣会見は取りやめ
◆大阪・ミナミで12年、男女2人が刺殺された通り魔事件で、殺人罪などに問われた礒飛京三被告の初
公判(午前10時、大阪地裁)
◆兵庫県加古川市で04年、親族ら7人を殺害したなどとして殺人などの罪に問われ、一、二審で死刑判
決を受けた藤城康孝被告の上告審判決(午後3時半、最高裁第2小法廷)
◆名古屋市で解体中の花火が爆発してイベント演出会社の2人が死傷した火災で、業務上過失致死傷罪な
どに問われた元営業所長に判決(午後3時半、名古屋地裁)
〔海外〕時間はJST
◆TPP参加12カ国の首席交渉官会合最終日(米グアム)
◆休場=米(メモリアルデー)、英(スプリング・バンクホリデー)、独、スイス(以上聖霊降臨祭)、香港、
韓国(以上ブッダ生誕祭)
◆二階自民総務会長中国訪問中(26日まで)
◆黒田日銀総裁のポルトガル出張最終日
◆李中国首相、ブラジル・コロンビア・ペルー・チリ4カ国歴訪中(26日まで)
◆楊中国国務委員が訪ロ(26日まで)
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25 May 2015
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新聞各紙から
東京各紙朝刊(25 日)
【1面トップ】
〔朝日〕空き家撤去強化 特措法あす施行 過料や強制解体▽「危ない」住民苦情 代執行 膨らむ費用
〔毎日〕原発30キロ 孤立2318集落 複合災害時 対策進まず 本紙集計
〔読売〕戦没遺骨収集へ新法人 司令塔役 国を代行 10年間 集中実施 抑留民間人も対象
〔日経〕ROE10%超 3社に1社 上場企業 効率経営を意識
〔産経〕韓国、軍事情報協定に難色 30日の防衛相会談 「反日」で進まず
〔東京〕復帰直後に1割退職 人事交流で民間派遣官僚 生きぬ企業経験 「再就職の調整」批判
【他の1面独自記事】
◆安保法案「反対」53% 今国会成立「反対」54% 本社世論調査(毎日)
◆安保法案「今国会で」25% 内閣支持率 横ばい50%(日経)
◆新薬候補20万種分析 医療研機構 企業が物資提供(読売)
◆PFI導入自治体 優遇 諮問会議 骨太方針に盛り込みへ(産経)
【共通ニュース】
◆照ノ富士、大関へ 初優勝 三役2場所で昇進
◆カタールで発電所受注 三菱商事・東電 3000億円事業
◆日本の開発姿勢評価 APEC貿易相 声明を採択
◆ヤマダ46店閉鎖 月内一斉 都市部重視に転換
◆同性婚 国民投票で合法化 アイルランドが世界初 賛成が62%
◆「ある視点」部門の監督賞に黒沢清氏 カンヌ映画祭
◆北海道新幹線 新青森に登場
【日経】
◆車関税撤廃、譲歩も 対日EPAで欧州委員 (3)
◆再生エネ債 販売へ ゴールドマン1200億円規模 日生が関心 (5)
◆JCB、海外カード2000万枚 訪日客需要で中国など伸び (5)
◆健康・医療で成長狙う シャープ イス型装置など投入 (9)
◆中国の通販サイト閉鎖 住商 アリババ経由に転換 (9)
◆試作品 生産能力3倍 クロスエフェクト 医療需要伸びる (11)
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