あんず通信

あんず通信
平成 25 年 2 月号
ますます寒さが厳しくなってきましたね。
今月は「食事バランスガイド」についてご紹
介したいと思います。
「食事バランスガイド」とは、一日に「何を」
「どれだけ」食べたらいいのかを、コマの形と
料理のイラストで表現したものです。
バランスが悪いと、コマは倒れてしまいます。
ですが、1食あたりのバランスが悪いからとい
って、すぐに食事バランスが悪いと判断する必
要はありません。コマに描かれているのは、あ
くまでも平均的な一日分の食事です。3~4日、
もしくは一週間といった一定期間を目安に、食
事バランスをチェックしてみましょう。
一日に必要なエネルギー量から、主
食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果
物の5つに区分し、
「つ」という単位
を用いています。
<主食>
主に炭水化物の供給源である、ごは
ん、パン、麺、パスタなど。
例:1つ分=ごはん小盛り1杯
=食パン1枚
<副菜>
主にビタミン・ミネラル・食物繊維
の供給源である、野菜、いも、豆類(大豆を除く)、きのこ、海藻など。
例:1つ分=野菜サラダ=具たくさん味噌汁=ほうれん草のお浸し
<主菜> 主にたんぱく質の供給源である、肉、魚、大豆及び大豆製品など。
例:1つ分=納豆=冷奴=目玉焼き1皿
<牛乳・乳製品>主にカルシウムの供給源である、牛乳、ヨーグルト、チーズなど。
例:1つ分=牛乳コップ半分=チーズ1かけ=ヨーグルト1パック
<果物>主にビタミンC、カリウムなどの供給源である、りんご、みかんなどの果実及びすいか、い
ちごなどの果実的な野菜。
例:1つ分=みかん1個=りんご半分=もも1個=かき1個
正しい食習慣による体型や体重維持が、生活習慣病の予防にも繋がります。また、旬の野菜や魚は、
味がよく、栄養価も高くなります。地域でとれたものであれば、鮮度のよいものにもなります。彩り
豊かな食卓を家族で囲み、毎日の食生活を楽しみましょう。