平成18年度NEDO大学発事業創出実用化研究開発事業ホール・アニマル・ドラッグ・スクリーニングの実用化研究 糖尿病薬 治療薬 糖尿病薬治療薬 in vivoハイスループットスクリーニング 独自開発の微量血液採取法により、小型魚類ゼブラフィッシュを用いた抗糖尿病薬の in vivoハイスループットスクリーニングを可能にしました 膵β細胞の免疫組織染色 膵β細胞の免疫組織染色 独自開発した微量採血法により、体長3c mのゼブラフィッシュからの連続採血を可能 にしました。 ゼブラフィッシュの血糖値は、空腹時45~ 50mg/dLであり、さらにヒトと類似した食後 血糖曲線を描くことが判明しました。 私たちはこの血糖調節機構にはインスリン が重要な役割を果たしていることを明らかに し、ヒト糖尿病治療薬がゼブラフィッシュでも 同様の効果を示すことを証明しました。 ゼブラフィッシュとヒトにおける食後血糖値の比較 ゼブラフィッシュとヒトにおける食後血糖値の比較 ゼブラフィッシュ 140 ヒト 160 120 140 100 120 ランゲルハンス島 100 80 80 60 60 40 40 20 20 0 0 0 10 20 30 0 60 10 20 給餌後時間(分) 30 発現抑制 発現抑制 食後時間(分) 抗糖尿病約(メトフォルミン・インスリン)による 抗糖尿病約(メトフォルミン・インスリン)による 食後血糖の降下作用 食後血糖の降下作用 三重大学大学院医学系研究科 三重大学大学院医学系研究科 薬理ゲノミクス分野 薬理ゲノミクス分野 リン ン ス ル ミン イ 来 牛 膵 臓 由 トロ ー コ ン トロ ー コ ン メト フ ォ ル 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 ル 血中グルコース(mg/dL) 60 空腹時 食後30分 小型水槽1つに20匹のゼブラフィッシュを飼育、 私たちが使用しているシステムでは、1.04m2 に2400匹のスクリーニングが可能です。 三重大学大学院医学系研究科薬理ゲノミクス分野 〒514-8507 津市江戸橋2-174総合研究棟1 4階 田中 利男 [email protected] Tel 059-231-5411 / Fax 059-232-1765
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