NJW1301

保守品
本製品は、生産中止予定製品です。現在ご使用いただいているお客様に
のみ、最終ご発注期限を定めて提供しております。新規のご検討を避けて
いただき、新製品または既存品でのご検討をお願いします。
ご不明な点がございましたら、弊社営業窓口までご問い合わせ下さい。
新日本無線株式会社
http://www.njr.co.jp/
!
!
!
!
!
NJW1301
!
NTSC 専用TFTカラ−液晶用信号処理IC
■! 外! 形!
!
■! 概 要! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! !
! NJW1301 は、*8* カラー液晶用信号処理 ;( です。!
! &'( 分離回路、カラー信号復調回路、<=4 復調回路、<=4
インターフェース、コモン電極ドライバなど、カラー*8*!
液晶用信号処理に必要なほとんどの機能を内蔵しています。!
また、-8( 回路、カウントダウン回路を内蔵しており、!
弱電界時の同期性能に強く、カーナビゲーション、液晶 *>!
等に最適です。!
VCOMIN
4
VCOMCENT
5
VCOMFB
6
VCOMOUT
7
VEE1
8
ACCDET
9
FADJ
10
KILLER
11
PWMREF
12
TINT
13
CIN
14
COLOR
15
VCXOOUT
16
VDD
REGOUT
PWMFILTER
PWMOUT
GND2
PWMCONT
GND1
CSYNCOUT
VCOIN
VCOOUT
LPF
VS
SYNCIN1
SYNCSW
SYNCIN2
60
59
58
57
56
55
54
53
52
51
50
49
,/ 0! ! 6+(
EFG@>(6
-8(
+&)(+?,
<?=
! @! ! ! ! ! ! ! ! !
(6A)*!B6/ )!
! >! ! ! ! ! ! ! ! !
(6A)*!B6/ )!
><?8!
-.*-0,!
-((!
D;..?<!
@,8!
(6.6<!
0-*<;C!
-,(!
*;)*!
(.-0,!
4<;=@*!
B?06B!
(.-0,!
,;(*A<?!
(6)*!<-+*!
;)*'?C*!+/
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
APC
VIDEOIN
TRAP
YCLAMP
YOUT
VCC1
YINH
PICTURE
SW
CONTRAST
GACLAMPB
EXTINB
GACLAMPG
EXTING
GACLAMPG
*<-,!
VCXOIN
>(C6!
=-00-! ! (6)*<6.!
3
61
=-00-! ! !
(6<<?(*!
VCC3
62
=-00-! ! !
(6<<?(*!
2
63
=-00-! ! !
(6<<?(*!
1
64
(6006)!B<;>?<!
HD
VCOMAMP
VD
!
!
!
!
■! 特! ! 徴! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! !
! ! ●&'( 分離回路内蔵!
! ! ●コンポジット入力()*+( のみ対応)!
●% 系統アナログRGB入力対応()*+(',-. 両対応)!
●カウントダウン回路内蔵(水平、垂直)!
●画質調整、輪郭補正回路内蔵!
●サイドブラック制御回路内蔵!
●,/0 制御回路内蔵!
! ! ●2点補正方式ガンマ補正回路内蔵!
●液晶コモン電極V123 ドライバ内蔵!
! ! ●45$(06+ 構造!
! ! ●パッケ−ジ! ! ! .78,9:!
!
■ ピン配置及びブロック図!
NJW1301FK1
!!!!!!!!!!
48
BOUT
47!
BDET
46
GOUT
45
GDET
44
ROUT
43
RDET
42
SIDEBLACK
41
FRP
40
BRIGHT
39
SUBVG1B
38
SUBVG1R
37
SUBVG2B
36
SUBVG2R
35
VG1
34
VG2
33
EXTINR
"# 版!
!
$!%!$!
!
!
!
!
!
NJW1301
!
■ 絶対最大定格(*HIFJ℃)
絶対最大定格
項目
記号
定格
単位
電
源
電
圧
%!
>((%−=)B%!
KL"!
>!
電
源
電
圧
F!
>((E−>??%!
%JL"!
>!
電
源
電
圧
E!
>BB−=)B%!
ML"!
>!
電
源
電
圧
:!
>??%−=)B%!
$ML"!
>!
力!
,D!
M""!
3/!
各 調 整 端 子 電 圧!
>;)!
>((%!
>!
+ & ) ( ! 6 A * ! 耐 圧!
>+B!
>??%+%JL"!
>!
映 像 入 力 信 号 電 圧!
>>B;)!
EL"!
>,$,!
外 部 入 力 信 号 電 圧!
?C*;)!
>((%!
>!
8 < , 入 力 信 号 電 圧!
8<,;)!
>((%!
>!
+ & ) ( 入 力 電 圧!
+&)(;)!
>((%!
>!
アナログ <=4 信号入力!
<=4;)!
EL"!
>,,!
消
費
電
動
作
温
度! ! ! ! ! ! *2NO!
$E"∼+KJ!
℃!
保
存
温
度! ! ! ! ! ! *PQR!
! $:"∼+%FJ!
℃!
"# 版!
!
$!F!$!
!
!
!
!
!
NJW1301
!
■ 推奨動作条件(Ta=25℃)
℃)!
推奨動作条件(
℃)
項目
記号
条件
最小
標準
最大
単位
$!
>((%−=)B!
:LMJ!
JL""!
JLFJ!
>!
$!
>((E−>??%!
%%L""!
%FL""!
%EL""!
>!
$!
>??%−=)B%!
$JLFJ!
$JL"!
$:LMJ!
>!
$!
>BB−=)B%!
:LMJ!
JL""!
JLFJ!
>!
動 作 電 源 電 圧 範 囲!
&
入 力 信 号 電 圧!
&;)!
ペデスタル−白!
"LE"!
"LEJ!
"L:"!
>,$,!
(
入 力 信 号 電 圧!
(;)!
バースト信号の振幅!
"L%"!
"L%J!
"LF"!
>,$,!
<=4;)!
!
"L9!
"LM!
"LK!
>,$,!
+&)(;)!
!
"LE!
%L"!
%LJ!
>,$,!
ガ ン マ % 調 整 端 子 電 圧!
>=%!
!
%LJ!
$!
ELJ!
>!
ガ ン マ F 調 整 端 子 電 圧!
>=F!
!
%LJ!
$!
ELK!
>!
ブ ラ イ ト 調 整 端 子 電 圧!
4<;=@*!
!
%LK!
$!
EL:!
>!
"!
$!
J!
>!
ア ナ ロ グ < =4 入 力 信 号!
+ & ) (
入 力 信 号!
, / 0 コ ン ト ロ ー ル 電 圧! ,/0(6)*! !
(※注 %)疑似同期信号を作成して )S/%E"% に入力する場合は、疑似同期信号のパルス幅は、J@ 以内!
(%@:水平期間・約 9ELJT+)にする必要があります。!
(※注 F)クロストークレベルは、使用アプリケーション等により依存しますので、回路設計を行う際には!
十分な評価のご検討をお願い致します!
(※注E)?C*<=4信号を6+Bとして使用する場合、?C*<=4信号は、白("LM>、白%""U)−黒(">)信号
を入力し、中間階調となるような電圧レベルを持った信号は入力しないで下さい。!
"# 版!
!
$!E!$!
!
!
!
!
!
NJW1301
!
■ 電気的特性
電気的特性(*HIFJ℃V>((%IJ>V>((EIM>V>BBIJ>V>??%I$J>V*,FI*,JI*,FMI*,:"IFLJ>V*,%EIFL#>V!
*,%JIEL%>V*,E:IEL">V*,EJI%>V*,F9I*,:FIJ>V*,J"IJ>V*,JKI:LM>V!
+/%:I+/FJI+/F9I+/J"I.)
項目
記号
消 費 電 流 %!
;((%!
消 費 電 流 F!
最小
標準
最大
単位
>((%!
$!
:JL"!
9"L"!
3-!
;((E!
>((E!
$!
JLK!
MLM!
3-!
消 費 電 流 E!
;BB:!
>BB!
$!
9L"!
MLJ!
3-!
消 費 電 流 :!
;??%!
>??%!
$%%LK!
$MLJ!
$!
3-!
$!
$%FL"!
$#L"!
=(*%
コ ン ト ラ ス ト!
利 得 可 変 量!
=(*F
最小画質調整量!
W & ' ( X!
最大画質調整量!
W & ' ( X!
=,+0;)%!
=,+0-C%!
最小画質調整量!
=,+0;)F!
WコンポジットX! !
最大画質調整量!
WコンポジットX!
=,+0-CF!
トラップ減衰量!
=(8!
条件
*,F#、*,E%、*,EE に +=% を入力。!
*,:% に +=%"、*,J% に +=F を入力。!
+/F9I@、*,FMI">、FLJ>、J> と可変した
ときの出力振幅W黒−白)を >%V>FV>E とし、
出力の正転側を測定する。!
=(*%IF".6=W>%'>FX!
=(*FIF".6=W>E'>FX!
<6A*、=6A*、46A* について測定する。
*,%# に +=E(%""D@Z、%LK0@Z)
、!
*,:% に +=%"、*,J% に +=F を入力。!
*,:9 出力の正転側を測定する。!
+=E のそれぞれの周波数の正弦波のゲイン
を =W%LK0X、=W%""DXとする。!
+/%:I.、+/FJI@、*,FJI"> のとき!
=,+0;)%I=W%LK0X$=W%""DX!
+/%:I.、+/FJI@、*,FJIJ> のとき!
=,+0-C%I=W%LK0X$=W%""DX!
+/%:I@、*,%:W4XI">、!
*,%# に +=EW%""D@Z、%LK0@Z)
、!
*,:% に +=%"、*,J% に +=F を入力。!
*,:9 出力の正転側を測定する。!
+=E のそれぞれの周波数の正弦波のゲインを
=W%LK0X、=W%""DXとする。!
+/%:I@、+/FJI@、*,FJI"> のとき!
=,+0;)FI=W%LK0X$=W%""DX!
+/%:I@、+/FJI@、*,FJIJ> のとき!
=,+0-CFI=W%LK0X$=W%""DX!
+/%:I@、*,%:W4XI">、!
*,%# に +=E(%""D@Z、ELJM#J:J0@Z)
、
*,J% に +=F を入力。!
+=EWELJM#J:J0@ZX、+=EW%""D@ZXの!
ときの *,FF の出力振幅をそれぞれ 4%、4F
とする。!
=(8IF"[.6=W4%'4FX!
Y4!
%L"!
FLJ!
$!
$!
$FL"!
FL"!
Y4!
JL"!
MLJ!
$!
$!
:L"!
"L"!
Y4!
EL"!
JLJ!
$!
$!
$EJ!
$F"!
Y4!
"# 版!
!
$!:!$!
!
!
!
!
!
NJW1301
!
!
■ 電気的特性(*HIFJ℃V>
電気的特性
((%IJ>V>((EIM>V>BBIJ>V>??%I$J>V*,FI*,JI*,FMI*,:"IFLJ>V*,%EIFL#>V!
*,%JIEL%>V*,E:IEL">V*,EJI%>V*,F9I*,:FIJ>V*,J"IJ>V*,JKI:LM>V!
+/%:I+/FJI+/F9I+/J"I.)
項目
記号
=-%!
- ( (
特 性!
=-F!
=1%
カ
ラ
ー!
利 得 可 変 量!
=1F
G-%!
!
,
(!
引 き 込 み 範 囲!
G-F!
コンポジット→&'(!
入 力 切 替 電 圧!
>*@(&!
&'(→コンポジット!
入 力 切 替 電 圧!
>*@&(!
Θ*%!
* ;) * 可 変範 囲!
Θ*F!
条件
最小
*,:% に +=%"、
*,%: に +=9WELJM#J:J0@ZV
標準振幅 %J"3>NNX!
$!
*,J% に +=F を入力。!
+=9 を "L%J>NN に対して "Y4、
\9Y4、
$FJY4
として、*,:9 の出力振幅をそれぞれ!
>2%、>2F、>2E とする。!
$%FLJ!
=-%IF".6=W>2F'>2%X!
=-FIF".6=W>2E'>2%X!
*,:% に +=%"、
*,%: に +=9WELJM#J:J0@ZV
標準振幅W%J"3>NNX、*,J% に +=F を入力。
! $M"!
*,%JI">、EL%>、JL"> のときの *,:9 の振
幅をそれぞれ >2%、>2F、>2E とする。!
"LM!
=(%IF".6=W>2%'>2FX!
=(FIF".6=W>2E'>2FX!
*,:% に +=%"、
*,%: に +=9WELJM#J:J0@Z、
%J"3>NNXを入力、バースト周波数を変化さ
$!
せて、*,%% の電圧が F> になる入力周波数
と!
ELJM#J:J0@Z との差!
G-%Iバースト周波数を低周波側から!
近づけた場合!
\M""!
G-FIバースト周波数を高周波側から!
近づけた場合!
*,%# に +=E(EJ"3>NN、ELJM#J:J0@Z)
、
*,J% に +=F、*,:% に +=%" を入力。
%LE!
+/%:I@。*,%:W4Xの電圧を上げてゆき、コ
ンポジット→&'( へ切り替わるときの
*,%:W4X電圧!
*,%# に +=E(EJ"3>NN、ELJM#J:J0@Z)
、
*,J% に +=F、*,:% に +=%" を入力。
"LM!
+/%:I@。*,%:W4Xの電圧を下げてゆき、
&'(→コンポジットへ切り替わるときの
*,%:W4X電圧!
*,%: に +=9WELJM#J:J0@Z、%J"3>NNX、
*,J% に +=F、*,:% に +=%" を入力。!
E"!
*,%EI%L9> のとき、*,:9 の出力振幅が!
最大となる様に入力位相を調整しその位相
をΘ% とする。!
*,%EIFLKV:L"> のとき同様に入力位相を!
可変して *,:9 振幅が最大となる入力位相
$!
をそれぞれΘF、ΘE とする。!
Θ*%IΘ%$ΘF!
Θ*FIΘE$ΘF!
標準
最大
"L"!
FL"!
単位
Y4!
$MLJ!
$!
$J"!
$:"!
Y4!
FL"!
$!
$F#""!
$M""!
@Z!
\%J""!
$!
%L9!
%L#!
>!
%L"!
%LE!
>!
:J!
$!
Y]R!
$:J!
$E"!
"# 版!
!
$!J!$!
!
!
!
!
!
NJW1301
!
!
■ 電気的特性(*HIFJ℃V>
電気的特性
((%IJ>V>((EIM>V>BBIJ>V>??%I$J>V*,FI*,JI*,FMI*,:"IFLJ>V*,%EIFL#>V!
*,%JIEL%>V*,E:IEL">V*,EJI%>V*,F9I*,:FIJ>V*,J"IJ>V*,JKI:LM>V!
+/%:I+/FJI+/F9I+/J"I.X
項目
記号
) * + ( ! ' , - .!
切 り 替 え 電 圧!
>*@),!
カ ラ ー キ ラ ー!
動作入力レベル!
>D;)!
条件
*,%E の電圧を下げてゆき、*,9: の!
周波数が J"@Z になる *,%E の電圧!
*,:%IJ>、*,%: に +=9WELJK0@Z、
%J"3>NNX、*,J% に +=F を入力。!
入力振幅を小さくしてゆき、キラーが!
かかるときの入力レベルを測定する。!
+/F9I@、*,F9I@V*,:% に +=%"、
*,F#VE%VEE に +=%W"LM>NNX、*,J% に
< = 4
間!
Δ>4<=4! +=F を入力する。!
出 力 レ ベ ル 差!
*,::V*,:9V*,:K の非反転黒レベルを
><4V>=4V>44 とし、反転黒レベルを
><4;V>=4;V>44; とする。!
Δ>4<=4I><4$>=4、>44$>=4!
!!
! ! ! ! ! I><4;$>=4;、>44;$>=4;!
!
+/F9I.、*,%#I+=: を入力し、*,::V!
*,:9V*,:K の非反転黒レベルを ><4W&XV!
>=4W&XV>44W&Xとし、反転黒レベルを
; ) * − ? C *!
Δ>4;?!
><4;W&XV>=4;W&XV>44;W&Xとする。!
出力黒レベル差!
Δ>4;?I><4$><4W&X、>=4$>=4W&X!
! ! ! ! ! ! I>44$>44W&X、><4;$><4;W&X!
! ! ! ! ! I>=4;$>=4;W&X、>44;$>44;W&X!
反 転 非 反 転!
電 圧 利 得 差!
△=;)>!
< = 4
間!
電 圧 利 得 差!
△><=4!
8
<
,!
入 力 し き い 値!
>*@8<,!
+/F9I@、*,F9I@、*,F#VE%VEE に *,:%
に +=%"、+=%W"LM>NNX、*,J% に +=F
を入力する。!
*,::V*,:9V*,:K の信号振幅W黒−白Xを
測定し、非反転側を ><=V>==V>4=、!
反転側を ><=;V>==;V>4=; とする。!
Δ=;)>IF".6=W><=;'><=X! !
IF".6=W>==;'>==X!
! ! ! ! ! ! ! ! ! ! IF".6=W>4=;'>4=X!
Δ><=4IF".6=W><='>==X!
! ! ! ! ! ! ! ! ! ! IF".6=W>=='>4=X!
! ! ! ! ! ! ! ! ! ! IF".6=W>4='><=X!
*,J%I+=F、+/F9I@、*,F9I@、*,E%
に +=% を入力する。!
*,:% の電圧を上げて、*,:9 の出力が!
反転する電圧!
最小
標準
最大
単位
"L:!
"LM!
%L"!
>!
$!
$:F!
$EM!
Y4!
$%J"!
"!
%J"!
3>!
$%J"!
"!
%J"!
3>!
$"L9!
"!
"L9!
Y4!
$"L9!
"!
"L9!
%LF!
%LJ!
%LK!
>!
!
!
!
"# 版!
!
$!9!$!
!
!
!
!
!
NJW1301
!
■ 電気的特性
電気的特性(*HIFJ℃V>((%IJ>V>((EIM>V>BBIJ>V>??%I$J>V*,FI*,JI*,FMI*,:"IFLJ>V*,%EIFL#>V!
*,%JIEL%>V*,E:IEL">V*,EJI%>V*,F9I*,:FIJ>V*,J"IJ>V*,JKI:LM>V!
+/%:I+/FJI+/F9I+/J"I.X
項目
イ ン タ ー フ ェ ー ス!
周 波 数 特 性!
記号
条件
最小
標準
最大
単位
G;)*!
+/F9I@、*,F9I@、*,:% に +=%"、*,E%
に +=JW%""D@ZX、*,J% に +=F を入力。!
+=J の周波数を可変し *,:9 の非反転!
出力信号の正弦波振幅が %""D@Z の振幅に
対して$EY4 となる入力信号周波数!
:LJ!
JLJ!
-
0@Z!
ELE!
$!
$!
$!
$!
%L9!
%9L"!
F"L"!
F:L"!
*,F9 のスイッチ切り替え電圧の!
? C * < = 4! >*@?C@!
! ! ! ! >*@?C@=6) レベル保証値!
入 力 し き い 値!
>*@?C.! ! ! ! ! >*@?C.=688 レベル保証値!
=γ%!
出力電圧
+/F9I@、*,F9I@、*,J% に +=F、*,:%
に +=%"、*,F#VE%VEE に +=MW"LEJ>NNXを
入力。*,EJI%LK>、*,E:IEL"> のとき
*,::V*,:9V*,:K の各傾きのゲインを測定!
する。!
!
!
!
!
!
!
=γF!
!
!
=γ%!
!
!
!
入力電圧!
+/F9I@、*,F9I@、*,J%I+=F を入力。!
-8( がロックしているとき、+=F の周波数
を可変し、同期状態から同期はずれとなる!
瞬間の周波数。!
Δf@.%I周波数の高い方へはずれたとき!
Δf@.FI周波数の低い方へはずれたとき!
+/F9I@、*,F9I@、*,J%I+=F を入力。!
-8( がロックからはずれているとき、+=F
の周波数を可変し、同期状態となる瞬間!
の周波数。!
Δf@,%I周波数の高い方から!
引き込まれたとき!
Δf@,FI周波数の低い方から!
引き込まれたとき!
>!
ガンマ補正特性!
Y4!
!
=γF!
8
(!
ロ ッ ク レ ン ジ!
ΔG@.%!
Δ[email protected]!
ΔG@,%!
8
(!
キ ャ フ ゚ チ ャ レ ン シ ゙!
ΔG@,F!
-8( フリーラン
周
波
数!
水
パ
平
ル
出
ス
力!
幅!
水
デ
平
ィ
出
レ
力!
イ!
JL"!
#L"!
%EL"!
$!
M""!
$!
@Z!
$!
$%"""!
$!
$!
M""!
$!
@Z!
$!
$%"""!
$!
G6@!
*,J% は無入力。*,% の出力周波数を測定!
%JLJ!
%JLM!
%JL#!
^@Z!
,/ @B!
*,J% は無入力。*,% の出力パルス幅を測定!
ELJ!
EL#!
:LE!
TP!
*,B@!
+/F9I@、*,F9I@、*,J%I+=F を入力。
外付けフィルタ前と *,% 出力間との!
遅延時間を測定!
"L#J!
%L%"!
%LFJ!
TP!
"# 版!
!
$!M!$!
!
!
!
!
!
NJW1301
!
!
■ 電気的特性(*HIFJ℃V>
電気的特性
((%IJ>V>((EIM>V>BBIJ>V>??%I$J>V*,FI*,JI*,FMI*,:"IFLJ>V*,%EIFL#>V!
*,%JIEL%>V*,E:IEL">V*,EJI%>V*,F9I*,:FIJ>V*,J"IJ>V*,JKI:LM>V!
+/%:I+/FJI+/F9I+/J"I.X
項目
記号
水 平 出
飽 和 レ ベ
垂 直 出
パ ル ス
力!
ル!
力!
幅!
垂
デ
力!
イ!
*,>B!
+ & ) ( ! + /!
入 力 し き い 値!
>*@+@!
直
ィ
出
レ
( L + & ) (!
出 力 . 電 圧!
>6.@!
,/ >B!
>*@+.!
>.(+!
条件
*,J% に +=F を入力。*,% 出力の .2 レベ
ルを測定!
*,J% に +=F を入力。*,9: の出力パルス
幅を測定!
+/F9I@、*,F9I@、*,J%I+=F を入力。
外付けフィルタ前と *,9: 出力との遅延
時間を測定!
*,J" のスイッチ切り替え電圧の!
>*@+@=6) レベル保証値!
>*@+.=688 レベル保証値!
+/F9I@、*,F9I@、*,J%I+=F を入力。!
*,J9 出力の .2 レベルを測定する。!
最小
標準
最大
単位
$!
"L%!
"LE!
>!
ELJ!
:L"!
:LJ!
@!
"L:J!
"L9J!
"LKJ!
@!
ELE!
$!
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$!
%L9!
$!
"LF!
"LJ!
>!
%L"J!
%LFF!
TP!
$J"!
$:"!
$J"!
$:"!
$J"!
$:"!
+/F9I@、*,F9I@、*,J%I+=F を入力。
*,(+!
"L#"!
外付けフィルタ前と *,J9 出力間との!
遅延時間を測定する!
*,J%I+=F、+/F9I@、*,F9I@、*,:%I@、
!
*,F# に +=JW%0@ZVM""3>NNXを入力。!
*,E%V*,EEI=)B とする。
(*<=4%!
$!
*,::V*,:9V*,:K の出力波形の %0@Z!
成分を測定し *,:: に対する *,:9V*,:K
の振幅比を求める。!
*,J%I+=F、+/F9I@、*,F9I@、*,:%I@、
!
*,E% に +=JW%0@ZVM""3>NNXを入力。!
< = 4
間!
*,F#V*,EEI=)B とする。
(*<=4F!
$!
クロストーク
*,::V*,:9V*,:K の出力波形の %0@Z!
成分を測定し *,:9 に対する *,::V*,:K
の振幅比を求める。
。
*,J%I+=F、+/F9I@、*,F9I@、*,:%I@、
!
*,EE に +=JW%0@ZVM""3>NNXを入力。!
*,F#V*,E%I=)B とする。
(*<=4E!
$!
*,::V*,:9V*,:K の出力波形の %0@Z!
成分を測定し *,:K に対する *,::V*,:9
の振幅比を求める。
( L + & ) (!
出 力 デ ィ レ ィ!
>!
Y4!
"# 版!
!
$!K!$!
!
!
!
!
!
NJW1301
!
!
■ 電気的特性(*HIFJ℃V>
電気的特性
((%IJ>V>((EIM>V>BBIJ>V>??%I$J>V*,FI*,JI*,FMI*,:"IFLJ>V*,%EIFL#>V!
*,%JIEL%>V*,E:IEL">V*,EJI%>V*,F9I*,:FIJ>V*,J"IJ>V*,JKI:LM>V!
+/%:I+/FJI+/F9I+/J"I.X
項目
記号
(*?<;)*!
+
/
間!
クロストーク %!
W ? C * → ; ) * X!
(*?=;)*!
(*?4;)*!
(*?%?F<!
+
/
間!
クロストーク F! (*?%?F=!
W ; ) * → ? C * X!
(*?%?F4!
条件
*,J%I+=F、+/F9I@、*,:%I@、
*,%#I=)B!
*,EE に +=JW%0@ZVM""3>NNXを入力。!
*,:: の出力波形の %0@Z 成分を測定し、
*,F9IJ>、"> のときの振幅比を求める。!
*,J%I+=F、+/F9I@、*,:%I@、
*,%#I=)B!
*,E% に +=JW%0@ZVM""3>NNXを入力。!
*,:9 の出力波形の %0@Z 成分を測定し、
*,F9IJ>、"> のときの振幅比を求める。!
*,J%I+=F、+/F9I@、*,:%I@、
*,%#I=)B!
*,F# に +=JW%0@ZVM""3>NNXを入力。!
*,:K の出力波形の %0@Z 成分を測定し、
*,F9IJ>、"> のときの振幅比を求める。!
*,J%I+=F、+/F9I@、*,:%I@、
*,EEI=)B!
*,%# に +=EW%0@ZVEJ"3>NNXを入力。!
*,:: の出力波形の %0@Z 成分を測定し、
*,F9I">、J> のときの振幅比を求める。!
*,J%I+=F、+/F9I@、*,:%I@、
*,E%I=)B!
*,%# に +=EW%0@ZVEJ"3>NNXを入力。!
*,:9 の出力波形の %0@Z 成分を測定し、
*,F9I">、J> のときの振幅比を求める。!
*,J%I+=F、+/F9I@、*,:%I@、
*,F#I=)B!
*,%# に +=EW%0@ZVEJ"3>NNXを入力。!
*,:K の出力波形の %0@Z 成分を測定し、
*,F9I">、J> のときの振幅比を求める。!
最小
標準
最大
$!
$J"!
$EJ!
$!
$J"!
$EJ!
$!
$J"!
$EJ!
$!
$J"!
$EJ!
$!
$J"!
$EJ!
$!
$J"!
$EJ!
単位
Y4!
Y4!
, / 0 周 波 数!
G,/0!
*,JKIFLJ>。*,9" の周波数を測定する。!
$!
#"!
$!
@Z!
, / 0
特 性!
B,/0!
*,JKIFLJ> 時の、*,9" のデューティを
測定する。!
$!
J"!
$!
U!
,/ 0 オフ電圧!
>,/0%!
*,9" が . となる *,JK 電圧!
$!
:LJ!
:LM!
>!
,/ 0 オン電圧!
>,/0F!
*,9" が @ となる *,JK 電圧!
"LE!
"LJ!
$!
>!
"# 版!
!
$!#!$!
!
!
!
!
!
NJW1301
!
!
■ 電気的特性(*HIFJ℃V>
電気的特性
((%IJ>V>((EIM>V>BBIJ>V>??%I$J>V*,FI*,JI*,FMI*,:"IFLJ>V*,%EIFL#>V!
*,%JIEL%>V*,E:IEL">V*,EJI%>V*,F9I*,:FIJ>V*,J"IJ>V*,JKI:LM>V!
+/%:I+/FJI+/F9I+/J"I.X
項目
記号
条件
*,:%I+=%"、*,J%I+=F を入力。!
*,:FIJ> 時の *,::、*,:9、*,:K!
それぞれの非反転黒レベルをそれぞれ
><4、>=4、>44!
*,:FIJ> 時の *,::、*,:9、*,:K!
それぞれの反転黒レベルをそれぞれ
><4;、>=4;、>44; とする。!
*,:FI"> 時の *,::、*,:9、*,:K!
サイドブラック
>+4!
それぞれの非反転黒レベルをそれぞれ
レ
ベ
ル!
><4W4X、>=4W4X、>44W4X!
*,:FI"> 時の *,::、*,:9、*,:K!
それぞれの反転黒レベルをそれぞれ
><4;W4X、>=4;W4X、>44;W4Xとする。!
>Y4.-(DI><4$><4W4XV>=4$>=4W4XV!
>44$>44W4X!
I><4;W4X$><4;V>=4;W4X$>=4;V
>44;W4X$>44;!
*,: に +=# を入力。!
*,9 出力波形の F"U∼K"U!
> ( 6 0 出 力!
+<>(60!
立ち上がり、立ち下がり時間を測定し、!
ス ル ー レ ー ト!
スルーレートに換算する。!
>
(
6
0!
*,: に +=# を入力。!
>(>(60!
中 心 電 圧!
*,9 出力の中心電圧を測定する。!
> ( 6 0!
*,: に +=# を入力。!
>->(60!
振
幅!
*,9 出力振幅を測定する。!
&$( 間遅延量!
Δ*Y&(!
<
=
4!
ス ル ー レ ー ト!
+<<=4!
復 調 相 対 振 幅!
( < $ & ' 4 $ & )!
<$&!
4$&!
復 調 相 対 振 幅!
( = $ & ' 4 $ & )!
=$&!
4$&!
!
*,F#V*,E%V*,EEI+=K 、 *,:%I+=%" 、
*,J%I+=F を入力。!
*,::、*,:9、*,:K 出力波形の!
F"%∼K"%立ち上がり、立ち下がり時間!
を測定し、スルーレートに換算する。!
*,:% に +=%" 、 +=9WELJK0@Z 、
%J"3>NNX、*,J% に +=F、*,%: を入力。
*,E:IEL">V*,EJI%LJ> とする。!
+=9 のクロマ位相を変化させ、!
*,:: の正転側最大出力振幅を ><!
*,:9 の正転側最大出力振幅を >=!
*,:K の正転側最大出力振幅を >4!
W<$&X'W4$&XI><'>4!
W=$&X'W4$&XI>='>4!
最小
標準
最大
単位
$!
J""!
$!
3>!
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#L"!
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%LF!
%LJ!
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ML"!
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$!
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"L:J!
$!
"# 版!
!
$!%"!$!
!
!
!
!
!
NJW1301
!
!
■ 電気的特性(*HIFJ℃V>
電気的特性
((%IJ>V>((EIM>V>BBIJ>V>??%I$J>V*,FI*,JI*,FMI*,:"IFLJ>V*,%EIFL#>V!
*,%JIEL%>V*,E:IEL">V*,EJI%>V*,F9I*,:FIJ>V*,J"IJ>V*,JKI:LM>V!
+/%:I+/FJI+/F9I+/J"I.X
項目
復 調 相 対 位 相!
( < $ & ' 4 $ & )!
記号
Θ<4!
復 調 相 対 位 相!
( = $ & ' 4 $ & )!
Θ=4!
復 調 出 力 残 留!
キ ャ リ ア!
>(<!
水 平 - 8 (!
保 持 限 界!
>;),0!
条件
*,:% に +=%"、*,%: に!
+=9WELJK0@Z、%J"3>NNX、*,J% に +=F
を入力。!
*,E:IEL">V*,EJI%LJ> とする。!
+=9 のクロマ位相を変化させ!
*,:: の出力振幅が最大となる位相をΘ<!
*,:9 の出力振幅が最大となる位相をΘ=!
*,:K の出力振幅が最大となる位相をΘ4!
Θ<4I`<$`4!
Θ=4I`=$`4!
*,:%IJ>、*,%: に!
+=9WELJK0@Z、%J"3>NNX、*,J% に +=F
を入力。!
*,:K の振幅が最大になるように +=9 の!
クロマ位相を調整する。スペクトラムアナ
ライザで *,:K の出力の %JLME:^@Z 成分に
対する ML%J#"J#0@Z 成分を測定する。!
+/F9I@、*,F9I@、*,J%I+=F を入力。!
-8( がロックしているとき、+=F の振幅
を小さくしてゆき、同期状態から同期はず
れとなる瞬間の振幅。!
最小
標準
最大
$!
%"J!
$!
単位
Y]R!
$!
F:"!
$!
$!
$:"!
$!
Y4!
$!
%J!
FK!
3>N$N!
!
!
!
!
!
!
!
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!
!
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!
!
!
!
!
!
!
!
!
!
!
!
!
!
"# 版!
!
$!%%!$!
NJW1301
■ 応用回路例
(Vcc1=5V、Vcc3=7V、VDD=5V、VEE1=-5V、GND1=0V、 GND2=0V)
Syncin2
55
54
52
AFC
51
50
49
SYNCSEP
COMMON DRIVER
Input Output
Commom
5
6
H
COUNT DOWN
V
COUNT DOWN
VREF
7
48
100
47
1u
46
100
45
1u
44
100
43
1u
RGB output
Bout Gout Rout
32fHVCO
53
REG
4
SIDEBLACK
42
ALTAMP
VEE1
8
1M
0.1u
DEMOD
HPF
COLO
MATRIX
GAMMA
CORRECT
10
APC
12
13
0.1uF
TINT
CIN
39
CLAMP
CLAMP
PICTURE
14
38
37
CONTROL
0.1u
11
40
GAMMA
KILLER
GAMMA
CORRECT
GAMMA
CORRECT
ACC
BRIGHT
12K
0.047
FRP
41
9
CONTRAST
36
35
15
34
VCXO
16
INT/EXT SW
TRAP
33
0.1u
1.8K
17
*3
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
0.1u
0.1u
0.1u
0.1u
0.1u
0.01u
0.1u
0.1u
+1u
22P
*4
+
5.6K
1.2K
3p
68u
0.01u
0.1u
8.2K
B
VIDEOIN
VCC1
SyncInput
56
1u +
57
+1u
4.7k
58
910K
+
59
0.01u
2.2u
300
60
PWM OSC
3
*1
2K
61
2
*2
4700p
62
1
VCC3
*5
0.47u
0.1u
63
5K
5K
VD
HD
Sync Output
64
Syncin1
1000p
+
CSYNCOUT
GND1
GND2
PWMOUT
VDD
360
1u
G
R
Ext RGB Input
1 : 2SC2120Y、2SC1959Y
2 : 2SA950Y、2SA562TM
3 : 3.579545MHz X’tal DSX151GA(大真空)
4 : NTL4532-S3R6B(TDK)
5 : 32fH セラミック発振子 CSBLA503KECZF2(村田製作所)
NJW1301
■測定波形
SYNCなし10ステップビデオ信号
0.35Vpp
SG1
1H
SYNC信号を含むコンポジットY信号
10STEP信号でOK
4.7uS
SG2
143mV
1H
SYNC付正弦波ビデオ信号
100mVpp
SG3
143mVpp
143mVpp
1H
10ステップビデオ信号
0.35Vpp
SG4
1H
SYNC無し正弦波ビデオ信号
200mVpp
SG5
143mVpp
1H
-12-
NJW1301
■測定波形
C信号
バースト振幅=150mVpp
SG6
クロマ振幅=150mVpp
SYNC無しランプビデオ信号
350mVpp
SG7
1H
立ち上がり、立ち下がり 50nS以下 のビデオ信号
SG8
350mVpp
1H
立ち上がり、立ち下がり 50nS以下
5V
SG9
5Vpp
0V
1H
1H毎に反転するFRP信号
1H
SG10
5V
5Vpp
0V
-13-
NJW1301
■端子説明
端子
番号
1
端子名
機能
HD
水平同期信号出力端子です。入力映像信号の水平
同期信号に同期した信号が得られます。
CMOS レベル出力です。
等価回路
VDD
200
GND1
GND1
2
VCOMAMP
VCOM 信号の振幅調整端子です。
標準状態で 6.5V±2.0V 可変することができます。
この端子に加える電圧により VCOM 振幅を調整
できます。
VCC3
20K
200
VEE1
3
VCC3
4
VCOMIN
40K
VEE1
VCOM 用電源端子です。標準+7V を接続して下さい。
VCOM 信号の入力端子です。
5VP-P 信号を入力します。
VCC3
200
VEE1
VEE1
-14-
NJW1301
■端子説明
端子
番号
5
端子名
機能
VCOM
CENT
VCOM 信号の中心 DC 電圧の調整端子です。
標準状態で 1.2V±1.5V 可変することができます。
この端子に加える電圧により VCOM 中心電圧を
調整できます。
等価回路
VCC3
50K
200
75K
VEE1
6
VCOMFB
VCOM 信号のフィードバック端子です。
VCOMOUT の出力信号をディスクリート Tr で
バッファした後の信号を帰還して使用します。
VEE1
VCC3
36K
VEE1
7
VCOMOUT
VCOM 信号の出力端子です。
外付けディスクリート Tr を接続して、コモン電極
をドライブします。
VEE1
VCC3
100
VEE1
8
VEE1
VEE1
標準電圧-5V に接続して下さい。必ず最低電位に
接続してください。
-15-
NJW1301
■端子説明
端子
番号
9
端子名
ACCDET
機能
等価回路
ACC 検波用フィルタの接続端子です。
VCC1
500
60K
500
VEE1
10
FADJ
内蔵フィルタの周波数特性を可変するための調整
端子です。
VCC1
6K
6K
6K
GND1
VEE1
11
KILLER
カラーキラー検波用フィルタの接続端子です。
VCC1
21K
1.2K
VEE1
12
PWMREF
PWM コンパレータ用リファレンス電圧端子です。
デカップリングコンデンサを付けて使用して
下さい。
外部電源としては使用できません。
GND1
VCC1
10K
200
VEE1
40
K
GND2
-16-
NJW1301
■端子説明
端子
番号
13
端子名
TINT
機能
色相調整用端子です。
DC 電圧を可変することで色相を±45deg 可変
させることができます。
この端子を GND に接続すると、同期処理が PAL
モードに対応します。
RGB 入力で使用する場合のみ PAL 方式に対応
します。
等価回路
VCC1
200
VEE1
14
CIN
GND1
クロマ信号の入力端子です。150mVP-PC 信号を入力
してください。
この端子を GND に接続すると、コンポジット入力
モードになります。
VCC1
5K
200
VEE1
15
COLOR
GND1
カラ−調整端子です。
この端子に加える電圧によりカラー飽和度の調整
ができます。
VCC1
50K
200
40K
38K
50K
GND1
VEE1
16
VCXOOUT
VCXO の出力端子です。
VCC1
4K
VEE1
GND1
-17-
NJW1301
■端子説明
端子
番号
17
端子名
VCXOIN
機能
等価回路
VCXO の入力端子です。
VCC1
10K
500
VEE1
18
APC
GND1
APC 検波用フィルタ−を接続してください。
VCC1
18K
GND1
VEE1
19
VIDEOIN
コンポジットビデオ信号、あるいは Y/C 分離
された Y 信号の入力端子です。
コンポジットビデオ信号を入力する場合は、
CIN(14 ピン)を GND 電位に固定して下さい。
VCC1
VEE1
20
TRAP
GND1
Y/C 分離用の TRAP フィルタ接続端子です。
VCC1
300
250
10K
VEE1
GND1
-18-
NJW1301
■端子説明
端子
番号
21
端子名
YCLAMP
機能
等価回路
Y 信号のクランプコンデンサの接続端子です。
VCC1
VEE1
22
YOUT
GND1
Y 信号の出力端子です。外部に 2 次微分用
フィルタを接続します。
VCC1
10K
VEE1
23
VCC1
電源端子です。+5V に接続してください。
24
YINH
Y 信号の高周波成分の入力端子です。
GND1
VCC1
30K
8K
21K
VEE1
GND1
-19-
NJW1301
■端子説明
端子
番号
25
端子名
PICTURE
機能
等価回路
輝度信号の輪郭補正を行うために、輝度信号の
周波数特性を可変します。
電圧を上げることで輪郭強調されます。
VCC1
27K
20K
200
25K
VEE1
26
SW
GND1
INT 信号と EXT 信号の切り替え制御端子です。
SW
出力
L
INT
H
EXT
VCC1
200
25K
4K
VEE1
27
CONTRAST
GND1
RGB 信号のゲイン可変制御端子です。
この端子に加える電圧により RGB 信号はそれぞれ
連動して振幅レベルを可変することができます。
VCC1
50K
40K
200
20K
VEE1
28
GACLAMPB
B 信号のペデスタルレベルをクランプするための
クランプコンデンサを接続します。
リ−クの少ないコンデンサを使用してください。
GND1
VCC1
VEE1
GND1
-20-
NJW1301
■端子説明
端子
番号
29
端子名
EXTINB
機能
等価回路
外部アナログ RGB 入力端子です。
標準入力レベル 700mVP-P 原色信号を入力して
下さい。
VCC1
VEE1
30
GACLAMPG
G 信号のペデスタルレベルをクランプするための
クランプコンデンサを接続します。
リ−クの少ないコンデンサを使用してください。
VCC1
VEE1
31
EXTING
外部アナログ RGB 入力端子です。
標準入力レベル 700mVP-P 原色信号を入力して
下さい。
GACLAMPR
GND1
VCC1
VEE1
32
GND1
R 信号のペデスタルレベルをクランプするための
クランプコンデンサを接続します。
リ−クの少ないコンデンサを使用してください。
GND1
VCC1
VEE1
GND1
-21-
NJW1301
■端子説明
端子
番号
33
端子名
EXTINR
機能
等価回路
外部アナログ RGB 入力端子です。
標準入力レベル 700mVP-P 原色信号を入力して
下さい。
VCC1
VEE1
34
VG2
GND1
RGB 信号のガンマ補正特性で、高輝度側の第二
変極点の可変制御端子です。
内部でプリセットされており、RGB は連動
します。
VCC1
44K
30K
200
10K
40K
GND1
VEE1
35
VG1
RGB 信号のガンマ補正特性で、低輝度側の第一
変極点の可変制御端子です。
内部でプリセットされており、RGB は連動
します。
VCC1
44K
50K
200
35K
40K
GND1
VEE1
36
SUBVG2R
R 信号のガンマ補正特性で、高輝度側の第二
変極点の可変制御端子です。
内部でプリセットされており、RGB は非連動で
R 信号のみ可変します。
VCC1
40K
10K
200
10K
40K
VEE1
GND1
-22-
NJW1301
■端子説明
端子
番号
37
端子名
SUBVG2B
機能
等価回路
B 信号のガンマ補正特性で、高輝度側の第二
変極点の可変制御端子です。
内部でプリセットされており、RGB は非連動で
B 信号のみ可変します。
VCC1
40K
10K
200
10K
40K
GND1
VEE1
38
SUBVG1R
R 信号のガンマ補正特性で、低輝度側の第一
変極点の可変制御端子です。
内部でプリセットされており、RGB は非連動で
R 信号のみ可変します。
VCC1
40K
10K
200
10K
40K
GND1
VEE1
39
SUBVG1B
B 信号のガンマ補正特性で、低輝度側の第一
変極点の可変制御端子です。
内部でプリセットされており、RGB は非連動で
B 信号のみ可変します。
VCC1
40K
10K
200
10K
40K
GND1
VEE1
40
BRIGHT
RGB 信号のブライト調整端子です。
この端子に加える電圧により RGB は連動して
黒レベルを可変することができます。
VCC1
15K
200
VEE1
75K
GND1
-23-
NJW1301
■端子説明
端子
番号
41
端子名
機能
FRP
RGB 出力信号の極性反転パルスの入力端子です。
5VP−P 信号を入力します。
等価回路
VCC1
50K
15K
200
10K
35K
10K
GND1
VEE1
42
SIDEBLACK
4:3 や 16:9 等のアスペクト比変更時に、
画面の両サイドに黒レベルを挿入するための制御
信号入力端子です。
この端子電圧がLのとき、RGB 出力信号が
黒レベルに設定されます。
RGB は連動します。
VCC1
30K
200
31K
70K
69K
VEE1
43
RDET
GND1
R 信号中心電圧検波コンデンサ接続端子です。
リ−クの少ないコンデンサを使用してください。
VCC1
5K
200
VEE1
44
ROUT
R 信号の出力端子です。
GND1
VCC1
VEE1
GND1
-24-
NJW1301
■端子説明
端子
番号
45
端子名
GDET
機能
等価回路
G 信号中心電圧検波コンデンサ接続端子
です。
リ−クの少ないコンデンサを使用して
ください。
VCC1
5K
200
VEE1
46
GOUT
GND1
G 信号の出力端子です。
VCC1
VEE1
47
BDET
GND1
B 信号中心電圧検波コンデンサ接続端子
です。
リ−クの少ないコンデンサを使用して
ください。
VCC1
5K
200
VEE1
48
BOUT
GND1
B 信号の出力端子です。
VCC1
VEE1
GND1
-25-
NJW1301
■端子説明
端子
番号
49
端子名
機能
等価回路
SYNCIN2
同期信号の入力端子です。
RGBOUT に出力する信号に応じて、同期信号を入力
して下さい。
SYNC SW が H レベルのとき選択されます。
また、Y 信号等の映像信号を含む信号を入力する
ことが出来ます。
入力レベルは、2Vp-p まで入力可能です。
VDD
200
GND1
VEE1
50
SYNCSW
SYNCIN1 と SYNCIN2 の切替え制御端子です。
SYNCSW
出力
L
SYNCIN1
H
SYNCIN2
VCC1
200
25K
4K
VEE1
51
SYNCIN1
同期信号の入力端子です。
RGBOUT に出力する信号に応じて、同期信号を入力
して下さい。
SYNC SW が L レベルのとき選択されます。
また、Y 信号等の映像信号を含む信号を入力する
ことが出来ます。
入力レベルは、2Vp-p まで入力可能です。
GND1
VDD
200
GND1
VEE1
52
VS
垂直同期積分用コンデンサを接続します。
VCC1
50
15K
VEE1
GND1
-26-
NJW1301
■端子説明
端子
番号
53
端子名
LPF
機能
等価回路
AFC 回路用のフィルタ−を接続します。
VDD
8.2K
8.2K
VEE1
54
VCOOUT
GND1
32fHVCO の出力端子です。
VDD
6K
GND1
VEE1
55
VCOIN
32fHVCO の入力端子です。
VDD
100
100
4K
4K
VEE1
56
CSYNCOUT
GND1
コンポジット同期信号の出力端子です。
正極性出力で、出力形式はオープンコレクタです。
VCC1
3K
20K
VEE1
3K
GND1
-27-
NJW1301
■端子説明
端子
番号
57
端子名
58
PWMCONT
GND1
機能
等価回路
GND 電位を接続してください。
調光用 PWM 信号のデューティーを可変する制御
端子です。
この端子の電圧により、デューティーを 0∼100%
まで可変可能です。
VCC1
15K
200
75K
GND2
VEE1
59
GND2
60
PWMOUT
PWM 発振回路用の GND 端子です。
ノイズの影響を受けないように配線引き回しに
注意して下さい。
GND 電位を接続してください
調光用 PWM 信号の出力端子です。
オープンコレクタ出力です。
VCC1
3K
20K
VEE1
3K
GND2
-28-
NJW1301
■端子説明
端子
番号
61
端子名
機能
PWMFILTER
調光用 PWM 回路の発振用フィルタ接続端子です。
等価回路
VCC1
GND2
VEE1
62
REGOUT
内部レギュレ−タの出力端子です。
デカップリングコンデンサを付けて使用して
下さい。
外部電源としては使用できません。
VCC1
24K
VEE1
63
VDD
同期系の電源端子です。+5V を入力して下さい。
64
VD
垂直同期信号出力端子です。
CMOS レベル出力です。
30K
GND1
VDD
200
GND1
GND1
-29-
NJW1301
■ 端子未使用時の端子処理方法
No
端子名称
機
能
No
端子名称
機
能
1
HD
OPEN
33
EXTINR
OPEN
2
VCOMAMP
OPEN
34
VG2
所定の DC 電圧を入力します
3
VCC3
VCOM 未使用時は OPEN 可
35
VG1
所定の DC 電圧を入力します
4
VCOMIN
OPEN
36
SUBVG2R
OPEN
5
VCOMCENT
OPEN
37
SUBVG2B
OPEN
6
VCOMFB
OPEN
38
SUBVG1R
OPEN
7
VCOMOUT
OPEN
39
SUBVG1B
OPEN
8
VEE1
VCOM 未使用時は GND に接続
40
BRIGHT
所定の DC 電圧を入力します
9
ACCDET
OPEN
41
FRP
RGB 出力の極性反転パルスを入力します
10
FADJ
必ず 12KΩを接続します
42
SIDEBLACK
OPEN
11
KILLER
OPEN
43
RDET
R 信号検波コンデンサを接続します
12
PWMREF
OPEN
44
ROUT
OPEN
13
TINT
45
GDET
G 信号検波コンデンサを接続します
14
CIN
NTSC 時 1V 以上、PAL 時 GND
コンポジット入力時は GND、
その他 OPEN 可
46
GOUT
OPEN
15
COLOR
OPEN
47
BDET
B 信号検波コンデンサを接続します
16
VCXOOUT
OPEN
48
BOUT
17
VCXOIN
OPEN
49
SYNCIN2
OPEN
49pin と 51pin のどちらかに必ず SYNC を
入力します
18
APC
50
SYNCSW
19
VIDEOIN
OPEN
0.01uF を GND に接続して
下さい
51
SYNCIN1
SYNC1 のみ入力時は OPEN 可
49pin と 51pin のどちらかに必ず SYNC を
入力します
20
TRAP
OPEN
52
VS
コンデンサを接続します
21
YCLAMP
OPEN
53
LPF
フィルタを接続します
22
YOUT
OPEN
54
VCOOUT
セラロックを接続します
23
VCC1
55
VCOIN
セラロックを接続します
24
YINH
電源端子(+5V)
0.01uF で GND に接続して
下さい
56
CSYNCOUT
OPEN
25
PICTURE
57
GND1
GND
26
SW
OPEN
コンポジット系のみ使用時は
OPEN 可
58
PWMCONT
OPEN
27
CONTRAST
所定の DC 電圧を入力します
59
GND2
GND
28
GACLAMPB
クランプコンデンサを接続します
60
PWMOUT
OPEN
29
EXTINB
OPEN
61
PWMFILTER
OPEN
30
GACLAMPG
クランプコンデンサを接続します
62
REGOUT
コンデンサを接続します
31
EXTING
OPEN
63
VDD
OPEN
32
GACLAMPR
クランプコンデンサを接続します
64
VD
OPEN
-30-
NJW1301
■ 端子未使用時の処理説明
1)VCOM ドライバーを使用しない場合
2、3∼7pin を OPEN、8pin の VEE1 を GND に接続します。
2)コンポジット系復調回路を使用しない場合
カラー復調系では 9、11、15∼18pin を OPEN でご使用ください。
13pin については、NTSC の場合は 1V 以上の DC 電圧を入力、PAL の場合は GND に接続してください。
輝度信号処理系については、19、24pin は 0.01uF で GND に接続、20∼22、25pin は OPEN でご使用く
ださい。
3)EXT アナログ RGB 入力を使用しない場合
EXT 系を使用しない場合は、26、29、31、33pin は OPEN でご使用ください。
4)同期信号処理回路を使用しない場合
IC 内部の BGP、及びクランプパルスを発生させるために必要ですので、同期信号処理回路は必ず使用
してください。
5)SYNC IN 端子のどちらかを使用しない場合
49、51pin のどちからかに必ず SYNC を入力してください。
49、51pin の両方を同時に OPEN にはしないでください。
6)HD、VD 出力を使用しない場合
1、64pin を OPEN でご使用ください。
7)C SYNC OUT を使用しない場合
56pin を OPEN でご使用ください。
8)液晶インターフェース系、ガンマ処理系回路の調整端子を使用しない場合
27、34、35、40pin は必ず所望の DC 電圧を入力して下さい。
36∼39pin は、使用しない場合については、OPEN で使用することができます。
9)
サイドブラックを使用しない場合
42pin を OPEN でご使用ください。
10)PWM を使用しない場合
12、58、60∼61pin を OPEN でご使用ください。
-31-
NJW1301
■
動
作
説
明
1..同期系
1. 同期系
1)水平同期信号処理
コンポジット同期信号、あるいは同期信号を 51 番端子(Sync in1)、もしくは 49 番
端子(Sync in2)に入力します。51 番端子(Sync in1)、もしくは 49 番端子(Sync in2)
に入力された信号は、内部で同期分離され、50 番端子(Sync SW)への入力 DC 電圧に
よってスイッチされます。
その結果、得られた水平同期信号とセラミック発振子による 32fH VCO 出力を 1/32 分
周した信号と位相比較を行い、AFC ループを構成します。そのため、無調整で水平同期
信号に同期した HD パルスを得ることができます。
また、内部で同期分離され、50 番端子(Sync SW)への入力 DC 電圧によってスイッ
チされたコンポジット同期信号は 56 番端子(C Sync Out)より出力されます。
56 番端子(C Sync Out)はオープンコレクタです。外付け抵抗でプルアップしてご使
用ください。
2)垂直同期信号処理
51 番端子(Sync in1)、もしくは 49 番端子(Sync in2)に入力された信号は、垂直同
期分離回路にて垂直同期情報が分離されます。その情報は、32fH VCO 出力をカウントダ
ウンした信号と比較され、最適なウインドウ処理を施してカウントデータのリセットを
行います。
そのため、弱電界時の V 抜けに対しても安定した VD パルスを得ることができます。
2.色信号再生系
1)ACC 回路
14 番端子(Cin)より入力されたクロマ信号は、HPF 回路を通過したバースト信号が
ピーク検波されます。その検波出力により帰還がかかり、バーストレベルが一定になる
ように ACC 回路にてコントロールされます。
14 番端子(Cin)の DC 電圧を GND とするとコンポジット入力に対応します。この
時、19 番端子(VIDEO in)に入力されたコンポジットビデオ信号が ACC 回路に入力さ
れます。
2)APC 回路、VCXO
ACC 回路によりバースト信号レベルが一定となったクロマ信号のバースト信号が
APC 回路に入力されます。VCXO 出力はバースト信号に同期ロックするように帰還さ
れ、PLL を構成します。13 番端子(TINT)の DC 電圧により VCXO の位相を可変させ、
復調軸を変えることができます。
また、13 番端子(TINT)の DC 電圧を GND とすると PAL モードになります。なお、
PAL モードはアナログ RGB 入力のみに対応致します。
3)カラーキラー
入力クロマ信号に PLL がロックしているとクロマ信号は復調器に出力されます。
カラーキラーレベルは−42dB です。
- 32 -
NJW1301
4)COLOR 回路
色飽和度の調整を行います。ACC 回路から出力されたクロマ信号の振幅を 15 番端子
(COLOR)の DC 電圧により調整します。更にバーストゲートパルスでバースト信号を
除去し、復調器(DEMOD)に出力されます。
5)DEMOD
ACC のかかったクロマ信号を復調して色差信号に復調し、マトリクス回路でこの色差
信号と輝度信号から RGB 信号を作成します。この IntRGB 信号は、 Int 信号/Ext 信号切
り替えスイッチに送られます。
3.輝度信号系
1)トラップ
19 番端子(VIDEO in)に入力されたコンポジットビデオ信号は、トラップ回路にてク
ロマ成分を除去します。トラップ周波数は 3.58MHz です。
Y/C 入力時、信号はトラップを通りません。
2)PICTURE 回路
19 番端子(VIDEO in)に入力する輝度信号、もしくはコンポジットビデオ信号は、同
期信号が削除されます。その後、25 番端子(Picture)の DC 電圧により 2.0MHz 付近の
f 特を可変することで輪郭が強調されます。
25 番端子(Picture)の DC 電圧を低くすると信号スルー状態に、DC 電圧を高くする
とより輪郭が強調されます。
22 番端子(Y out)より出力された、輝度信号を外付け 2 次微分回路を通して 24 番端
子(YinH)に入力します。
4..Int
信号/Ext
信号切り替えスイッチ系
4.
信号
29、31、33 番端子(Ext in R,G,B)に入力するアナログ RGB 信号(標準入力振幅 0.7Vpp)
は、ペデスタルをクランプした後、26 番端子(SW)への入力 DC 電圧により、Y/C 系 RGB
信号とスイッチされます。
5.RGB
信号処理系
5.
1)コントラスト
Int 信号/Ext 信号切り替えスイッチを通過した RGB 信号すべての振幅(黒―白)を 27 番
端子(CONTRAST)の DC 電圧により調整します。
- 33 -
NJW1301
2)ガンマアンプ
液晶特有の発光ガンマ特性に RGB 駆動信号を合わせるための非線型アンプです。液晶
のガンマ特性に対して、より正確な補正を行うため2点補正を行います。
38 番端子(VG1)の DC 電圧により低輝度側 を、また 39 番端子(VG2)の DC 電圧に
より高輝度側を調整し、両コントロール端子は各 RGB 信号に対して同時に作用します。
入力信号
VG1 可変
VG2 可変
3)サブガンマ
B、R 信号のガンマ特性を調整します。画面のホワイトバランスの調整に使用します。
38 番端子(SUBVG1R)、36 番端子(SUBVG2R)はそれぞれ R 信号の低輝度側および
高輝度側のガンマ特性を微調整します。
また、39 番端子(SUBVG1B)、37 番端子(SUBVG2B)はそれぞれ B 信号の低輝度側
および高輝度側のガンマ特性を微調整します。これらのコントロール端子は各 RGB 信号
に対して非連動で、R 信号、B 信号に対して個別に作用します。
4)ブライト
ペデスタルをクランプした後、ブライトネス(黒―黒)振幅を 27 番端子(CONTRAST)
の DC 電圧により調整します。
5)サイドブラック
ワイド映像用黒マスク時に、RGB 出力信号を黒レベルにします。
42 番端子(SIDEBLACK)に入力する信号が Low 期間のみ RGB 信号が黒レベルとなり
ます。
6)出力アンプ
41 番端子(FRP)より RGB 出力極性反転用タイミングパルスを入力し、RGB 出力を
1H 毎に反転出力させます。High で非反転、Low で反転となります。
出力信号の中心 DC 電圧は(VCC1/2)になるようにプリセットされています。
Yin 入力
FRP
RGB 出力
Vcc1/2
- 34 -
NJW1301
6.コモン電極ドライバー系
液晶パネルのコモン電極は RGB 出力に従って反転します。4 番端子(VCOM in)に入力され
たコモン電極ドライバ信号(5Vpp)は、2 番端子(VCOMAMP)の DC 電圧により振幅を、5
番端子(VCOMCENT)の DC 電圧により中心 DC 電圧を可変できます。
7 番端子(VCOMOUT)出力に外付けディスクリートバッファを接続し、このバッファ出力
を 6 番端子(VCOMFB)に帰還をかけて使用します。
7.調光用 PWM 信号系
液晶パネルのバックライト調光用 PWM 信号を 60 番端子(PWMOUT)より出力します。
60 番端子(PWMOUT)はオープンコレクタです。外付け抵抗でプルアップしてご使用くだ
さい。PWM 信号のデューティは 58 番端子(PWMCONT)の DC 電圧により調整します。
- 35 -
NJW1301
MEMO
<注意事項>
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万全を期しておりますが、掲載内容について
何らかの法的な保証を行うものではありませ
ん。とくに応用回路については、製品の代表
的な応用例を説明するためのものです。また、
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うものではなく、第三者の権利を侵害しない
ことを保証するものでもありません。