豊 小 新 聞 寒さに負けず 豊明市立豊明小学校 TEL 0562-97-0111 平成28年3月 FAX 第117号 0562-97-0424 http://www.toyoake.ed.jp/toyoake-es/index.html HP 用(ID :toyosho PassWord : Tyayaura29@) 木村吉男 4月並みの暖かさでスタートした1月でしたが、その後は冬らしい寒さが戻ってきました。そんな中、 3学期には2つの体育的行事、持久走大会と長縄大会が行われました。 持久走大会に向けて、毎日2時間目の後の放課に設定した「ランニングタイム」で、児童は元気に運 動場を走りました。中には、登校後に自主的に走る児童もおり、 感心させられました。1月22日(金)の持久走大会当日は、ど の児童も自分の目標達成のために力一杯頑張りました。 2月23日(火)には長縄大会が行われました。この日のため に、長縄跳びが苦手な児童をみんなで応援したり、跳びやすいよ うに縄を回す速さを工夫したりして、どの学級も一生懸命練習を 重ねました。学級の団結が一層強固なものになった有意義な行事 でした。 自己肯定感を高める ○ 高校生の意識 『日本の高校生の72.5%が「自分をダメな人間だ」と思っている』これは、平成26年に「独立 行政法人 国立青少年教育振興機構」が調査した結果です。平成23年の83.7%に比べれば改善さ れつつあるものの、諸外国と比べると圧倒的に高い数値です。同じ国に暮らす青少年の連続性という点 から考えて、日本の小中学生についても同じ傾向があると考えられます。 この数値を考察するには、「謙譲の美徳」などの日本人がもつ精神的特質や現在の高校生を取り巻く社 会的な状況を考慮する必要があると思います。しかし、たとえ実態より高めの数値であったとしても、 自己肯定感の高低が子どもの一生を左右するほどの影響力をもつことを考えれば看過できません。 ○ 愛されること、認められること 昨今、自己肯定感を高める方法が数多く紹介されています。その中でも、とりわけ重要なのが、幼少 期から「自分は無条件で愛されている」と強く実感することだと思います。これが人格形成の根幹を成 すといっても過言ではありません。さらに、承認される経験を積 むことで、成果だけでなく失敗も含めて、自分を肯定的にとらえ る力が高まっていきます。 ○ 平成28年度の取り組み 本校は、平成26年度から「自己肯定感を高める道徳指導」を 研究テーマに掲げて取り組んできましたが、来年度も同じテーマ に取り組んでいきます。これまでの研究成果を基にしてさらに工 夫を重ね、あらゆる教育活動を通して自己肯定感を高める実践研 究の集大成の年にしていきたいと思います。 アメリカインディアンの教え(一部省略) 子どもが育つうえで、周囲の環境がいかに大切であるかを示唆している教えです。 批判ばかり受けて育った子は、非難ばかりします。 敵意に満ちた中で育った子は、誰とでも戦います。 冷やかしを受けて育った子は、はにかみ屋になります。 ねたみを受けて育った子は、いつも悪いことをしているような気持ちになります。 心が寛大な人の中で育った子は、がまん強くなります。 励ましを受けて育った子は、自信をもちます。 ほめられる中で育った子は、いつも感謝することを知ります。 公明正大な中で育った子は、正義心をもちます。 人に認めてもらえる中で育った子は、自分を大事にします。 仲間の愛の中で育った子は、世界に愛を見つけます。
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