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SOUFUKAI
郡山市議会
だより
VOL.31 夏号 平成28年7月発行
郡山市議会創風会 議会報告 平成28年6月定例会特集
中央図書館工事期間中に臨時図書館を開設
1,630万円
利用者へのサービス維持のために、工事期間中
ビッグアイ6階に臨時図書館を開設します。
県内初!水素ステーションの設置
総額7,680万円の8年間リース
水素社会の実現に向けて、県内初となる再生可
能エネルギーを利用した水素ステーションを郡
山市役所本庁舎敷地内に設置します。
7月1日に日本遺産認定証の交付を受けた、猪苗代湖・安積開拓・安積疏水を結ぶストーリー、
「未来を拓いた
『一本の水
路』-大久保利通
“最期の夢”と開拓者の軌跡 郡山・猪苗代-」の重要な構成文化財である十六橋水門。猪苗代湖から注ぎ
出る河川は日橋川一本だけで、ここに水門を築き猪苗代湖の水位を上げ、
郡山市側に疏水として水を流した。
創風会提出の一般会計補正予算の修正案を可決!
郡山市議会平成28年6月定例会が閉会しまし
た。今定例会では、創風会より提出した平成28年
度郡山市一般会計補正予算
(第2号)の修正案を
可決し、フットボールセンター整備事業費7億
3,287万3千円のうち工事請負額5億3,129万円
を削除しました。
フットボールセンターの実施設計にかかる予
算に賛成し、人工芝のサッカー場建設を求める請
願にも賛成した我々は、熱海町に人工芝サッカー
場を建設することに反対するものではありませ
ん。しかし、
今回示された建設費は、他の同等施設
と比較して高すぎます。
昨年の6月定例会時、全体の建設費がいくらか
ということがこの計画に賛成するべきかどうか
の判断材料の一つでした。確かに当局よりは、実
施設計をしてみないと全体額は解らないという
一貫した返答でしたが、一般質問で、
「総工費につ
いては、東北他県のフットボールセンターの実績
では、グランド、夜間照明、クラブハウスを内容と
する建設費として、約1億6,000万から1億8,000
万円と聞いておりますが、当該施設は3年から5
年前に整備されたものであり、観客席は設置され
ておりません。本市におきましては、地域や関係
団体等からの意向を踏まえ観客席を整備するも
のであり、さらに当時と比較して資材や人件費が
高騰している。
」
との答弁がありました。
ここで示された建設費の増額要素である観客
席と資材や人件費の高騰を考慮してもせいぜい
1億6,000万円から1億8,000万円の2倍だろう
と予想されましたが、今回示された予算案は総額
10億8,000万円、一体的に建設するという多目的
交流施設と合わせると23億7,487万円となりまし
た。このようなことを踏まえ、計画の練り直しを
求め修正案を提出いたしました。
この修正案を可決したことにより、どの様な
フットボールセンターが必要なのか、創風会とし
ても改めて議論してまいります。
その他の補正予算の内容等、6月定例会で可決
承認した主な内容は以下の通りです。
除去土壌の搬出推進
73億1,402万円
小・中学校や住宅の除染により発生した除去
土壌等を中間貯蔵施設へ輸送するために、市内4
か所に整備している積込場へ搬出します。
一般住宅等除染の推進
106億7,923万円
平成26年度に発注した一般住宅等除染業務に
ついて線量が想定より高い等の理由から契約金
額の変更が見込まれるための必要な経費です。
ひらた中央病院の内部被ばく検査費用の助成 36万円
郡山市が検査実施の協定を締結している公益
財団法人震災復興支援放射能対策研究所におい
て、有料となった18歳以下の検査費用を引き続き
自己負担なしとするため検査費用を助成します。
検査対象はホールボディカウンター検査等。
ワイン用ブドウ生産者等の人材育成の推進
1,085万円
ワイン用ブドウ生産者等を対象に、栽培、醸造
技術及びマーケティング・ブランディング等の
各種研修を実施し、産地形成や関連産業に必要な
人材を育成します。
農林業の生産体制の強化、農地の保全等の支援 9,492万円
農林業の生産体制等の強化、農地の保全等の支
援を図るため、事業主体や地域に様々な支援を行
ないます。
デマンド交通等実証実験に向けた車両の整備 986万円
デマンド交通・コミュニティーバスの導入に向
けた実証実験を行なうための車両を整備します。
社会資本整備総合交付金を活用したインフラ整
備の拡充
7億1,190万円
○道路、下水道、橋梁等の長寿命化(フロンティ
ア通り、静町大徳南線、大町二丁目地内下水道、福
原前林橋、その他橋梁の定期点検236橋、道路施設
修繕計画策定、道路照明定期点検100基等)。○汚
水処理施設整備(富田第二土地区画整理地区、富
久山町我妻地区の面整備)。○雨水対策整備(鶴見
坦三丁目地内115号雨水幹線流入管整備)。○カー
ブミラー設置工事等。○市営住宅の住環境整備。
日本遺産魅力発信推進事業
15万円
日本遺産プロモーション協議会運営費に対す
る負担金です。本市発展の礎となった安積開拓、
安積疏水開さく事業や猪苗代湖に関するストー
リーを広く国内外へ発信し、観光誘客や交流人口
の増加など地域の活性化を図ります。
富田東土地区画整理事業の完了に向けた支援 2年で1億7,200万円
平成4年度から事業を進めてきた富田東土地
区画整理組合の事業完了に向けた支援を実施し
ます。
大槻公園内の子どもの遊び場オープンに向けた
準備
955万円
子共達の体力向上や肥満解消を目指し、大槻公
園内に整備している子供の遊び場を開設します。
一般会計補正予算以外では、平成28年度郡山市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)や平成
28年度郡山市下水道事業会計補正予算(第2号)
の予算議案や条例議案等、提出議案の全てを可決
承認しました。
三和小学校(三穂田町)に地域子ども教室を整備 367万円
三和小学校全児童を対象に、
安全、
安心な子供の
居場所を設け、有償ボランティア等による地域の
参画を得て、
児童の学習活動、体験活動、交流活動
等の場を提供する地域子ども教室を開設します。
待機児童解消のための認可保育所等整備補助を
拡充
2億6,587万円
国の待機児童解消に向けた緊急的な施策を受
け、小規模保育所の新設を補助対象に加えるとと
もに、認可保育所等の施設整備における補助単価
の引き上げを行います。
違法なビラの貼付け行為、
目撃情報をお寄せください!
最近、市内各所で継続的に発生してい
る、電柱などへビラを貼付ける違法行為
の目撃情報をお寄せください。市民の皆
様のご協力をよろしくお願いいたします。
(創風会924-2502へ)
6月定例会市政一般質問
要 旨
平成27年度の長期避難者等
支援事業の扱いについて
森合 秀行
本市が平成27年度に
委託した新潟県新潟
市にある一般社団法人
FLIPについて、新潟県・福
島県が平成24・26年度に
支出した補助金にを不正
と判断し、その後、新潟県
警が代表理事の逮捕に
至った場合の支払い内容の扱いについて、当
局の見解を伺う。
問
一般論として、実施された委託事務につ
いて、明らかに適切に処理されていない
と判断される事実が判明した場合、契約書の
定めに基づき適正に対応したい。
答
日本財団「子どもの貧困対策プロ
ジェクト」への本市の参加について
財団は、家でも学校でもない「第三の居場
問 所」
を今後5年間で全国に100か所設置
予定で、自治体からの参加を募る。本市のプロ
ジェクトへの参加は、子どもの貧困対策に有
益と考えるが、当局の見解を伺う。
市長自ら日本財団にコンタクトを取るな
答 ど、
参加に向けた検討に着手した。今後
においては、本年11月設置予定の埼玉県戸田
市の第一号拠点の進捗状況を見極めながら、
関係支援団体と意見交換を重ねたい。
主権者教育と若者の投票率向上に
ついて
大木 進
小中学校の教育現場
問 での主権者教育にお
ける課題、及び市内大学と
連携した期日前投票所の
設置に関する見解を伺う。
教育現場での主権者
答 教育における課題と
しては、政治的中立性を確保する指導の在り
方、高等学校の主権者教育への学習内容のつ
ながりなどがあげられる。市内大学への期日
前投票所の設置について、本年3月に大学側
の意向調査を行い、今後、福島大学等の実施状
況を参考に検討していく。
間構成、大槻公園は既存施設の利活用と回遊
性というコンセプトを持った施設として整備
する。
ネーミングライツ対象施設について
佐藤 徹哉
開成山野球場、中央公
問 民館、
(仮称)八山田こ
ども公園、郡山カルチャー
パーク、
(仮称)郡山市屋内
水泳場、郡山市民文化セン
ター、開成山陸上競技場、
郡山総合体育館、以上8施
設が対象となったが、これ
ら施設を選定した理由は。また、今後、実施施
設は拡大されていくことになると思うが、他
にも実施を検討している施設があるのか伺
う。
8つの対象施設は、施設の知名度や利用
答 者数の実績、新設施設という話題性、企
業アンケートにより、企業の関心が高い施設
などを総合的に勘案し、選定した。
実施施設の拡大については今年度と来年
度の事業結果等を踏まえ、今回対象とならな
かった指定管理者制度導入施設などについて
も積極的に検討していく。
ネーミングライツってなに?
「ネーミングライツ」とは、公共施設等
に愛称を付与する命名権のことで、施設
の名称をつける権利を販売して資金を得
る民間資金活用策です。
「京セラドーム大
阪」や「日産スタジアム」などが有名で
すね。これは、その名前を冠する企業が
運営しているのではなく、施設の名前を
付ける権利を購入しているのです。言わ
ば自治体の広告事業です。
愛称が付与されたからと言って、正式
名称が変わるわけではありません。例え
ば開成山野球場が「創風会スタジアム」
になっても、正式名称は「開成山野球場」
です。
郡山市では、市が所有する施設を有効
活用し、新たな財源確保や施設の知名度、
サービス向上等を図ることを目的として
「ネーミングライツ」が導入されます。市
有資産を活用することで得られたネーミ
ングライツによる収入は、対象施設等の
維持管理費や運営費に充てられ、市政の
財源として有効に役立てられます。
遊びを誘発、活性化する「冒険遊び」の要素を
もつ施設としての検討がなされているのか見
解を伺う。
いずれも子どもたちが
「自由に遊べる屋
答 外施設」
として整備し、大安場史跡公園は
史跡を身近に感じながら、
(仮称)八山田こど
も公園は地形の高低差を活かした立体的な空
作 業 人 員 は70名、ご み の 総 量 は 可 燃 物
答 7.6t、
不燃物16.7t、撤去費用は約176万円。
撤去費用は本人に納付書を送付したが、納付
されなかったことから、督促状、次に催告書を
発送し、それでも納付されなかったため
「国税
滞納処分の例」により代執行費用の差し押さ
えを行い回収済みである。今後もパトロール
と指導を行っていく。
東日本大震災から、ため池の除染に
ついて 近内 利男
東日本大震災から6
問 年目を迎えたが、
原子
力発電所の事故による放
射性物質の汚染は、市民生
活に深刻な影響をおよぼ
した。現在、ため池の除染
については、池底土壌の調
査を進めているようだが、
現時点での見通しと除染方法を伺う。
市内には629箇所のため池があるが、市街
答 地にある荒池など14箇所のため池の詳細
調査に着手しており、この結果を踏まえ、国の
ガ イ ド ラ イ ン や マ ニ ュ ア ル に 基 づ き、効 果
的・効率的な工法や除去土壌等の処理の検討
を行うため、国・県と協議を行いながら進め
ていく。また、これ以外については、今回の調
査結果及び県が実施するモニタリング調査を
基に、除染等の計画的な実施について検討し
ていく。
郡山駅東口周辺開発可能性調査に
ついて
につい
問「郡山駅東口周辺開発可能性調査」
ては、UR都市機構に発注し、平成27年
度内に調査を完了したと聞いている。その調
査結果から明らかになった現状と課題、今後
の 取 り 組 み、及 び 平 成28年 度 以 降 の ス ケ
ジュールについて伺う。
広域的な医療、
答 東口周辺地域においては、
教育、文化施設等の立地誘導や都市型居
住の推進、道路等の都市基盤の充実、低未利用
地を活用した土地利用の推進、交通結節機能
の改善等の課題が明らかになった。今後、これ
らの課題を踏まえ、土地所有者、住民代表、J
R等の関係権利者から意見を伺い、引き続き
整備方針や優先的事業の選定及び都市機能の
誘導手法等について検討を進め、賑わいや魅
力あるまちづくりに向けた東部地域開発計画
の一つにしていきたい。
郡山駅西口の昇降設備について
久野 三男
子どもの遊び場の活用方法について
大安場史跡公園、
(仮称)八山田こども公
問 園、
大槻公園の3か所が屋外で子どもの
り、発生した費用はいくらで、どのように請
求、回収するのか。また、今後このような問題
が発生しないよう、市としてどのような対策
を取っていくのか伺う。
ネーミングライツの募集施設の一つ
開成山野球場
ごみ屋敷問題の解決と今後の対応に
ついて
今回の行政代執行において、かかった人
問 数と搬出されたごみの総量はどの位あ
郡山駅東口には昇降
問 設備が設置されるこ
とになったが、今のままの
西口でのエレベーターや
エスカレーターは、真のバ
リアフリーとはいえない。
西口への新たな昇降設備
について、どのように考え
ているか伺う。
本 年 3 月 に 策 定 し た「郡 山 市 バ リ ア フ
答 リー基本構想」
の中で、郡山駅周辺地区を
6月定例会市政一般質問 要旨
重点整備地区としていることから、駅管理者
のJR東日本と協議していく。
郡山市の入札制度と指名競争入札を
行う理由について
昨年郡山市で発注した建設工事の年間の
問 競争入札数に対する指名競争入札の割合
と件数は。また、
指名競争入札の件数が減少傾
向にある中で、
郡山市は指名競争入札の割合が
高いが、
郡山市が指名競争入札を行う理由は。
指名競争入札は、全競争入札760件のうち
答 651件で85.66%となっている。本市は、
指名競争入札のメリットを最大限に活用し、
地域の特性や施工能力に応じた指名をするこ
とで、適正な競争や工事品質の確保に努めて
いる。契約手続きに日数を要さず、迅速に着工
す る こ と に よ り早 期 に 完 成 さ せ、市 民 の 安
全・安心や利便性の向上に努めている。
競争入札における
総合評価方式が復活
当局は、一般質問で創風会久野議員の、
震災以降休止している競争入札における
総合評価方式の復活についての質問に答
えて、震災からの復旧・復興工事や除染
業務委託等の発注件数及び入札不調件数
や入札参加者数、さらには、本年度範囲
の拡大を図っている電子入札の実施状況
等を踏まえるとともに、他の自治体の取組
を参考にしながら、項目や配点について、
本市の事情に合った見直しを行い、早け
れば平成29年度の再開に向けて事務を進
めていくとの回答があり、総合評価方式
が再開される見通しが発表されました。
農産物の販売促進について
佐藤 政喜
郡山の未来を拓いた
問「一
本 の 水 路」が、
「日
本遺産」に認定された。観
光客をいかに満足させら
れるかは、行政、関係機関
だけでなく民間企業、市民
をも巻き込んだ地域ぐる
みの盛り上げが必要であ
ると考えるが、この度の認定を受け、農産物の
販売促進等の展開について伺う。
本市農産物が持つ歴史的背景等を消費者
答 に伝えることで、
他産地との差別化やブ
ランド化を推進する。さらに、安積疏水で培っ
た本市の恵みを味わっていただくため、郡山
産米「あさか舞」や鯉等を使った6次化商品の
開発支援、地元農産物を取り扱う宿泊施設や
飲食店等の拡大を図る。日本遺産のロゴマー
クの有効活用を検討する。
関係部局の連携について
問 2025年問題を見据えた地域づくりの成
否のポイントの1つは、地域団体との関
係性の強い市民部と地域福祉の推進を担う保
健福祉部の主体性を持った連携が重要である
と考える。品川市長の就任以降、度重なる組織
改編、名称変更による所管部局や課の裁量の
細分化によって、組織内部のギアが噛み合っ
ていない。施策面で調整機能が期待される政
策開発部、財政面での政策判断が期待される
財務部が関わる様子も感じられず、全体的に
マネジメント力が不足している感が否めな
い。地域包括ケアシステムを市民にとって意
義のあるものとするため、主体的な連携が不
可欠であると考えるが、
見解を伺う。
総合事業などへの
答 2025年問題に対応し、
体制強化を図るため、医療、介護、予防、住
まい、生活支援が一体的に提供されるよう、各
分野の多職種協働による連携・強化を行う必
要があることから、地域包括ケア推進課を新
設し、全庁的な連携のもと、高齢者が住みなれ
た地域で自分らしい暮らしを継続することが
できるよう、
地域包括ケアシステムの構築を推
進している。また、
2025年問題への対応として
「郡山市2025年問題対策本部」
を設置した。
復興道路としての要望について
遠藤 義裕
国 道288号 及 び そ の
問 バイパスは、
郡山市や
田村地方の除去土壌の輸
送路線になる。加えて、双
葉地方の復旧復興工事や
除染作業、原発の廃炉工事
と維持管理にも毎日多く
の作業員の人々が通勤し
ている。そうした状況を踏まえ、郡山市が田村
地方、双葉地方の市町村に働きかけ、復興道路
としての整備のためにリーダーシップをとる
べきと考えるがどうか。
まれていると思うが、平成27年12月定例会に
おいて、その進捗経過を伺ったのに対し、当局
から
「候補地の選定を進めている。
」
との答弁が
あったが、
その後、
どのような進捗状況か伺う。
郡山市北部地域の消防署所については、
答 郡山地方広域消防組合の総合計画・第九
次実施計画で、新設消防署所整備事業として
位置づけられており、その用地確保は本市が
行うこととなっている。これまで、富久山町連
合町内会長連絡協議会からいただいた要望
や、消防団等、地元の意見も踏まえながら、建
設候補地の選定を進めてきた。現在、関係地権
者の方々の意向を確認しながら、候補地の絞
り込みを行っている。
早速、日本遺産を視察
去る7月11日に、早速、郡山水と緑の
案内人の皆さんの説明をいただきながら、
日本遺産の認定を受けた安積疏水の構成
文化財を視察してまいりました。喜久田
町の三柱神社よりスタートし上戸取水場、
十六橋水門、沼上発電所と瀑布、開成山
大神宮では安積開拓についての説明を受
け、麓山の滝でゴールとなりました。明
治新政府の国営第一号事業となった安積
開拓の歴史的なストーリも含め、見どこ
ろ満載のこのコースの整備を、会派を上
げて推進して参ります。
本市と田村市、双葉地方との連携強化、
さ
答 らには、
交通混雑の緩和を図る重要幹線
で、
このため、本市を含む県内30市町村で構成
する
「福島県中・県南・会津地区国道協議会」
の総会において、本路線を含む管内国道が迅
速な復興・再生を推進する道路として、
継続し
て整備が図られるよう、全会一致で決議した。
また、あらゆる機会を捉えて要望を重ねてお
り、
今後も、
国や県に対し、
強く要請していく。
(仮称)郡山北消防署について
安全・安心なまちづくりの一環として、
問(仮称)
郡山北消防署の建設に向け取り組
安積疏水の事業計画を立案した土木技師
ファンドールン像の前で水と
緑の案内人の皆さんと
特別委員会の公開講演会開催のお知らせ
参加自由、参加費無料です。お気軽にご参加ください。
自殺予防対策講演会
演題 誰も自殺に追い込まれることのない社会へ
~地域のつながりが命を守る~
講師 NPO法人自殺対策支援センター ライフリンク 代表
清水 康之 氏
日時 平成28年8月26日 金曜日 13:30 ~ 15:20
会場 郡山市保健所4階「大ホール」
公有資産活用検討特別委員会講演会
演題 (仮)公有資産活用におけるPPPについて
講師 株式会社日本政策投資銀行 地域企画部 公共班
日時 平成28年8月19日 金曜日 13:30 ~ 15:20
会場 郡山市役所西庁舎6階「全員協議会室」
遠藤 健 氏
ト ピ ッ ク ス
福島県内の復興状況行政視察
去る6月6日、7日の二日間、創風会所属議
員13名と郡山市議会公明党から但野光男議員に
もご参加いただいて、郡山市前技監の芳賀英次
氏の案内で、
「復興道路等について」
、
「沿岸部津
波被災エリアの復興まちづくりについて」
、
「沿
岸部の復興について」と3つのテーマのもと行
政視察を行いました。
一日目は、東北中央自動車道の(仮称)福島
JCTから(仮称)大笹生ICまでの延長1.4kmの
区間を視察し、その後復興支援道路として位置
づけられている国道115号相馬福島道路の霊山
道路、月舘高架橋の整備状況を視察後、新地町
沿岸部の復興整備状況を視察ました。二日目は、
いわき建設事務所で復興計画の説明を受けた後、
いわき市の平磐城線の小名浜工区街路事業、小
名浜港背後地区
画整理事業を視
察し、その後小
名浜港湾建設事
務所にて、小名
浜港の被災時の
状況から復旧状
霊山道路、月舘高架橋の
況までの説明を
整備状況を視察
東日本大震災・東京電力福島第一
原子力発電所事故被災地視察
去る6月15日に、双葉地方広域消防本部の大
和田仁消防長はじめ本部の皆様の案内で、東京
電力福島第一原子力発電所事故に伴う避難指示
区域内の視察を行ないました。まず初めに今もっ
て仮庁舎での業務を余儀なくされる消防本部で東
日本 大 震 災
後の活動の
様子や現在
の 状 況 など
を 伺 い、 そ
の 後 モ ック
アップ 試 験
施設や楢葉
町 天 神 岬、
大和田消防長と本部の前で
小名浜港背後地区画整理事業の説明を受ける面々
受け、薄磯・豊間地区、久之浜地区の沿岸部の
復興状況を視察しました。
東北中央自動車道に関しては、今年秋の開通
予定で、開通により観光地、スポーツ施設、工
業団地等へのアクセスが向上し、各産業、スポー
ツ振興等の活性化に繋がります。国道115号相馬
福島道路は常磐自動車道と東北自動車道を結ぶ
約45kmの 全 線
開 通 を 平 成30
年度目標とさ
れていますが、
開 通 す れ ば、
救急医療施設
への搬送時間
平磐城線の小名浜工区街路事業、
短 縮 等、 速 達 小名浜港背後地区画整理事業を視察
富岡町震災瓦礫
減容化施設、富岡
町内、東京電力福
島第一原子力発
電 所、 浪 江 町 請
戸地区、
Jヴィレッ
ジ等を視察いたし
浪江町請戸地区の慰霊碑、
全員で亡くなられた方々の
ました。
ご冥福を祈りました
限られた時間
内ではありましたが、東京電力福島第一原子力
発電所4号機の火災時の出動等、原発事故と大
震災、津波という想像を絶する複合災害の中、
命がけで地域の皆様のために活動した様子や、
体制が整いつつありながらも、現在も限られた
環境の中で、さらに隊員の皆さんも避難生活を
余儀なくされている状況で、隣り合わせている
郡山地方広域消防組合とも連携を取りながら、
活動されている現況などの説明を受けました。
暑中お見舞い申し上げます
後列左より
前列左より
森合 秀行、佐藤 栄作、佐藤 徹哉、川前 光徳、近内 利男、
塩田 義智、浜津 和子、大木 進、山口 信雄
大城 宏之、七海喜久雄、高橋 隆夫、鈴木 祐治、今村 剛司、
大内 嘉明、遠藤 義裕、久野 三男、佐藤 政喜、諸越 裕
■発行責任者 郡山市議会 創風会会長 大内 嘉明
■編 集 委 員 委 員 長 川前 光徳
副委員長 佐藤 徹哉
委 員 浜津 和子 佐藤 栄作
森合 秀行
編集後記
創風会だより
!
特集
性が向上します。各
沿岸部津波被災エリ
アの復興について
は、どこの地区も嵩
上げ堤防工事や造成
工事が着々と進めら
東北中央自動車道の上で国土交
れており、中でも津
通省の担当者から説明を聞く
波を軽減し、市街地
を守るため、新たに植樹や盛土を築造する幅約
50mの防災緑地が県施行で新設され、堤防の嵩
上げ、防災緑地、道路、土地利用の再編など複
数の手法を組み合わせた「多重防御」と、避難
路の確保や情報伝達手段の拡充などによる、ソ
フト・ハード両面からの総合的な防災力向上を
目指していました。
今回視察で感じたことは、国、県と市町村が
連携し、しっかりとした復興計画のもとインフ
ラ整備、新しいまちづくりが推し進められ、一
歩一歩着実に復興に向けた取り組みがなされて
いるということです。郡山市においても、本年
秋開所予定の福島県医療機器開発支援センター
や今後の福島県郡山合同庁舎の移転など、県施
設の利活用及び周辺整備について福島県としっ
かりと連携し、さらなる発展と活性化に繋げて
いくべきだと強く感じました。
過酷な状況の中で困難な任務にあたってこられ
た皆さんに敬意を表するとともに、今回の視察
でお聞きでき
た活動の状況
や様々な災害
にどう対応し
てきたかの経
験談は、今後
の郡山市の安
仮設の消防本部で説明を受ける
全対策施策の
中でも必ず生
かせると確信
いたしまし
た。
委員長紹介
大和田消防長の熱の籠った話を聞く
毎回、創風会所属の各委員会委員長を
自己紹介により紹介します。今回は文教
福祉常任委員会の諸越裕委員長です。
私のサードプレイス
今年度、郡山中央図書館が、34年ぶりに耐震改修工事が行
われリニューアルされることが決定いたしました。
私は過日、
同僚議員とともに先進的といわれる函館・富山・
武蔵野市の図書館を調査してまいりました。そこは、
読書の場
というより憩いの空間に図書があるという感じで、
来館者はコーヒーやお茶
を飲みながらゆったりとした時間を過ごしているように見受けられました。
今、
「サードプレイス」という言葉が注目されています。ファーストプ
レイス、第一の場所は家であります。セカンドプレイス、第二の場所は
職場又は学校です。そのどちらでもない一個人としてくつろげる場所、
これがサードプレイス、第三の場所という訳であります。
この
「サードプレイス」
はまた
「新たな交流の場、
地域拠点・人材育成の場」
になりうると考えます。新装成る中央図書館が、
郡山市民にとって
「サードプ
レイス」
となりますよう文教福祉常任委員長として力を尽くしてまいります。
ちなみに、私の「サードプレイス」は居酒屋。焼き鳥を片手に本を読
む、至高の時であります。
6月定例会が終了しました。一般会計補正予算では、昨年度6月定例会での市当局の答弁より
大幅に超過したフットボールセンターの建設費をめぐり、一般会計補正予算全体の否決もやむを
得ない事を覚悟の上で、当局との間で緊迫したやりとりが続いた1か月間でした。創風会の5つ
の活動指針のうち、4つ目の『市民の意志を汲み「納税者の立場」に立ち、当局に対し是々非々
の態度で議会活動に専念いたします。
』という指針に基づき、大内会長を先頭に創風会に所属す
る19名全員が一丸となって真摯に取り組んでまいりました。今後も市民目線で、市長・市当局に
対し是々非々の立場で市政発展のために精進してまいりたいと思います。
森合 秀行
http://www.soufukai.jp/ 市政に関するお問い合わせ・ご意見は 郡山市朝日 1-23-7 創風会 ☎ 924-2502 へ