大島小学校 交流学習を継続させるための手だての検討 上沼中央小学校 中田町立上沼中央小学校 気仙沼市立大島小学校 静岡大学情報学部 皆川 寛 熊谷久恵 堀田龍也 交流のきっかけ z z 「同世代の仲間とのふれあいや自分の意見を 伝え合う機会が少ない」という両学級がかか えている共通の悩み 児童の伝え合う意欲を高め,交流学習を1年 間継続させるための手だてについて,担任同 士で話し合った。 研究の目的 z 交流学習実践を行い,交流相手一人一人を意 識させながら交流学習を1年間継続させる上 で有効な手だてについて考察する。 結論 z 交流相手一人一人を意識させながら交流学習を1年 間継続させるためには,以下の手だてが有効である。 – 日常のコミュニケーションツールとして画像掲示 板を活用する。その際,教師は必要に応じて交流 を促す意図的な書き込みをすること。 – 交流初期に直接交流を行うこと。 – 地域素材を生かした題材を設定すること。 z z 掲示板を活用した作品の相互評価活動 ライブカメラを活用した情報発信・交流活動 交流初期の直接交流活動 1 掲示板への 書き込み例 ライブカメラを活用した情報発信・交流 100% 80% 60% 交流掲示板の ログ分析より 40% 20% 0% 6月 7月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 ▲交流掲示板での応答的な書き込み数の割合 画像掲示板を活用した相互評価 ▲交流掲示板への投稿数の推移(週ごとの集計) 2
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