北方山草 7 (1988) 北のケシ属について 北方山草編集部 前号 ( r北方 1 1 1草」第 6号)では「北のエ ンレイソウ属 難い貴重な資料を参考にしながらまとめて 北海道・樺太・千島・アリ おきたいと思います。特に日本が失った旧 ューシャン列島 J をまとめてみましたが、 日本領土の樺太・千鳥(中部千島や北千島) 本号では「北のケシ属について J という題 についてはできるだけ先人の残した記録を で北国の小型の野性ゲシについてまとめる 大切にしながらその詳細を書きまとめてお ことにしました。 きたいと思うのであります。 きて、北方の草花のうちから可れんでし かも美しい花はと問いかけられるならば、 ( 1 ) 旧日本領土を含めた北方の まっ先に「ヒナゲシの仲間」とか「リシリ PAPAVER きて、 I H日本領土を合めたヒナゲシ類 ヒナゲシ J をあげるでありましょう。 野生種ーといえば今日でもリシリヒナゲシ、 ヒナゲシの類はそれほど山草仲間に愛さ れ親しまれてきた植物なのであります。そ チシマヒナゲシ、カラフトヒナゲシの三種 れはまた、北方のしかも厳しい環境条件に と信じている方が多いようです。 生育するものほど美しいものが多い仲間で しかし、北千島のものを合めますともっ もあります。北海の離島利尻、樺太、千 と古い年代から上記の三種類のほかにアラ 島特に中部千島や北千島、カムチャッカ イトヒナゲシ、ホソパノアライトヒナゲシ 半島、アリューシャン列島からアラスカや (北千島)やシクカヒナゲシ(南樺太)が 北米等にさまざまな種類の PAPAVERを産 知られておりました。「北日本植物資料 -VJ することが知られております。さらに、北 (札幌博物学会報・第 1 4 巻第 1号 1935 年) ヨーロソパにはおびただしく多数のヒナゲ にはカラフトヒナゲシと新称が号えられ、 1 Eの色も赤色・だい チシマヒナゲシは新変種として発表されて その中にさらに微妙な色 います。翌年の 1 9 3 6年にはこれまでの研究 相の遠いがあったりして、人々の心をとら がまとめて「北日本植物資料一四」にのせ えてしまうのです。 られており、北 H本産ケシ属についての詳 シ類が自生しており、 色・白色・黄色 1 9 0 0 年代に入ってからは極点近くの北緯 しい検索表がラテン諾で書かれて整理され 80 度を越える所からもヒナゲシ類の自生が ております。この検索表と辞書を参考にし 確認されるようになりましたから驚きの他 ながら示したものが次の検索表であります。 ありません。 i l E 種・変積や品穏などを含め 北日本野生 PAPAVER属植物検索表(旧日 るとヒナゲシ類の数は膨大なものになって 本領土を含む) しまいます。本誌ではその一部分を入手し 1 花弁は白色ないし帯臼組色 . . 2 92 北方山草 7 (1988) 花弁は黄色… 3 て宮市頭をなす o カラフトヒナゲシ(P a - p a v e rS r u b e n d o r f i i) 2 草丈は約 4-10cm。花弁は 4-10mm、 朔来ては 6-10mm' ホソパノアライトヒ apaveralboroseum) ナ ゲ シ (P ( 2 ) 1 8S本領土を含めた北日本産 :草丈は 10-25cm、花弁は 10ー1 5剛、持i PAPAVER属植物の解説 果は 10-15mmロ葉には長柄がある。葉商 0エゾヒナゲシ には開出する剛毛がある。アライトヒ エゾヒナゲシという植物名はほとんど耳 ナゲシ(P apaveralboroseumv a r .e l o n . にしない名だと思います。それもそのはず gatum) apaver属槌物だから この植物は未確認の P 3 掠j 果は長楕円状倒卯形、こん棒状また です。 1928年牧野富太郎先生が「植物研究 は卯円状をなす。…シクカヒナゲシ(Pa 召慾斉の子になる 雑誌」第 5巻・ 1号に飯i p a v e ro c h o t e n s e) rェゾヒナゲシJ を紹介しました。飯沼慾 朔果はほぼ!ム楕円形または球形をなす " , 斉(1782-1865) は日本最初のリンネの泌 0 4 物分類に基づく近代的な柄物図諮「草木図 4 葉は 2 阿羽状i莞裂または ~~;I犬i菜裂(羽 説」の大成者であり、慾斉のエゾヒナゲシ 状全裂)し、葉裂片は長卯円形、長惰円 の写生凶は多くの人々の注目を集めたにち 形または狭長惰円形で、葉裂片の先端部 がいありません。また、その記事を読んだ はほぼ模形を呈し、小微凸頭または鈍践 人々の中には、そのまぼろしのエゾヒナゲ をなす。花は直径 1-25cm。朔果は広楕 シを北海の地に求めて歩き回った人のあっ l形をなし、長さ 7 円形またはほぼ広椅P たことを想像するに難くありません。しか 10mm悩 5- 8m mである。 し、今日までそのエゾヒナゲシに該当する .5 植物が発見されていないのは不思議なこと 葉は根生し、~~状 i架裂、葉裂片は丘、く 先端部は円いかまたは円状鈍阪で小角を であります。 2.5 ) - 3- 5cm。朔 有する。花は直径 ( 0ホソパノアライトヒナゲシ 果は球形またはほぼ広情円形をなし、腕i PapaveralboroseumH u l t 及び長さは Iー1.5cmである。…チシマヒ 〈異名〉 apaverMiyabeanum) ナ ゲ シ (P .Papavern u d i c a u l eL .var .F a u r i e iKu- 5 葉は根生し長柄があり羽状i 架裂。葉裂 do .Papaver. n u d i c a u l eL .var .k u r i l e n s e 片は 2- 4裂し終裂片は長楕円形または Tatewaki,f o r m .p i l o s u mTatewaki 長楕円状の円形をなし、その先端部はほ この植物はスエーデンの植物学者エリッ ぼ模形で小微凸頭をなす。…リシリヒナ ク・フルテン(ERICFULTEN)がその著 ゲ シ (P apaverF a u r i e i) 業は根生し羽状i 采裂(羽状全裂)、葉裂 書「カムチャッカ及ひ。その周辺諸島植物誌」 (F l o r ao fKamchatkaandt h ea d j a c e n t 片(小葉片)は狭楕円形または倒披針形 9 3 北方山草 7 (1988) i s l a n d s .vo. lI I1 9 2 8 )で新種として発表さ イ卜ヒナゲシといわれるものを私は否定し れたものです。!日北口本領土 l 勺に自生する たい… と述べております。(柴田日出男著 ものでは最も小裂の P apaverであります。 r 北千島のを動植物 J(昭和 8年一 ARST J J ) 舘脇操著「伊藤秀五郎・小森五作両氏採集 (昭和 6年 7月 1 8日の手記より) アライト島才産物について J (ON THE 柴田氏の子記はアライトヒナゲシの項で PLANTS COLLECTED 1N THE I S . 記されたものであり、培養条件によっては LANDOFALAIDBY HIDEGOROITO ホソパノアライトヒナゲシのようになるか ANDGOSAI <UKOMOR1ーキリ見博物学会 らホソパノアライトヒナゲシを否定したい 報・ VOL .1 8,PT2.1927)には「薬は軟毛 というものです。しかし、これは両者を同 多く、羽状深裂し、業裂片は 3- 4対で狭 時同条件で培養し、形態を詳細に比較した 情1 1 ]状または狭楕円状卯円形で、鋭頭また ものではありませんから、ただそれだけの は鈍頭、全縁。葉柄は長〈軟毛が多く生え ことによって分類上の位置を否定すること ている叫と書かれております(部分訳出 L はできないのではと思われます。 さらに、柴同氏はアライトヒナゲシをチ =ホソパノアライトヒナゲシの採集記録= m 企旦出旦主旦 ・主壬皇哩塑豆島 i 五藤山 シマヒナゲシの白花品とみなしております (Goto-s a n105m)1 9 2 6年 7月2 2E I、小森 ( C北千烏の割片直物J 一73P) が、これはケ 五作・伊藤秀五郎探集。北 i 甫(K i t a u r a)- シ属植物J の分類を全く無視したものとしか 1 9 3日年、館協操採集。 考えゐれません。柴同著「北千島の重力植物 J .;jI;ゴ・烏申見逃(Paramusiruω'.L 一加熊 } j J j 78Pにはタヌキモ科植物についても誤同定 (Kagumab e t s l l) 1 9 0 0年 6月 2 2日、相沢 M や誤記が見られます。 ( 3 4・コタヌキモの項) Oアライトヒナゲシ 氏採集。擦鉢湾(S l l r i b a t i-wan) 1 9 3 2年 Capt .Obama採集。西 } I I(N isikawa) 1 9 3 4 年、大 1次三郎, R .YOSHII採集。 Papavera l b o r o s e l l mvar .e l o n g a t l l mH u l t, 〈異名) P apavern l l d i c a u l eL .var .k l l r i . l e n s eTatewaki 以上、古い記録ですが、分布は北千島 アライトヒナゲシは別ベージの分布図に 阿頼度島及び幌慈島に限られているようで あります。 示したように北千島特産のヒナゲシ類の 1 ニホソパノアライトヒナゲシについての柴 つです。「札幌博物学会報 J VO L . XN PT 出日出男氏の子記 z 4( 19 3 6 )所収「北日本植物資料 J (7 ・這 ....前省略……荒い真黒な砂れき中に生育 う)の摘要に「北日本産ケシ属を分類せる したもので、終日直射日光にさらされてい にアライトヒナゲシ・リシリヒナゲシ・チ る。水分の割合少ない所に生長すると葉は シマヒナゲシ・シスカヒナゲシ(新称) 小さくなってきて、種子を東京に持参して カラフ卜ヒナゲシは皆)j j J 種にしてその分布 作って見てもこのことが確かめられるのだ 域も限定されしものの如lしJ (宮部・館協) から阿頼度島に産するというホソパノアラ と記されております。 9 4 北方山草 7 (1988) アライ卜ヒナゲシについては前出の文献 -北千島阿頼度島南 i r t i -1926年 7月 8B伊 r 伊藤秀五郎・小森五作両氏採集アライト 藤秀五郎・小森五作採集(カラサワにて) 島植物につきて J (英文) (札幌博物各界報 1 9 3 1年 7月 1 6日館協操採集 1 9 3 4年大井次三 • V OL .N , PT.2< 19 2 7 > )に詳細が記載さ J l J ¥ ・ R.YOSHII採集 れていましたので、以下のように訳出して [ 頼度島北i 甫 1 9 3 1年館脇操採集 -北千島戸i おきました。 9 3 1年 7月 1 6日 .北千島阿頼度烏五藤山一 1 〈訳出〉 舘脇傑採集、 1 9 2 6年 7月22B伊藤秀五郎・ 「柄物の群生。叢生した葉は庶径 10cmに 小森五作採集 達する。桜は納長〈伸長する。葉は根生し、 l l形または楕円状円形をなし剛毛 外形は卯 F 日 ) 1 9 3 1 -北千島幌蓮島千倉岳(Chikuradal 年 7月初日館脇操採集 架裂する。小葉片(葉裂片) でおおわれ羽状i 9 3 1年 7月 7日舘 ・北千島幌雄鳥加熊別ー 1 iないし長楕円状倒卯形 は 3-4対で長楕 P 9 3 1年 7月 2 7日舘脇操採集 脇操採集、 1 で、鋭頭または鈍頭をなす。葉柄は長毛を O 上記はいずれも北千島からの記録ですが 密生し、下部は大きく広がっている。花茎 本種アライトヒナゲシはカムチャッカにも は単 1で I花をつけ、長さ 5ー12cm、円筒 分布するようです。 状で剛毛がある。花は白色で直径1.5-2.5cm。 0ホソパノアライトヒナゲシ・アライトヒ / l J の等片は大、内側の尊片は小で倒卯形、 外j ナゲシ両積分布記録の出典は下記文献によ 外縁にはいくぶん小円鋸鵡がある。朔果は っています。 1 卯状球形で伏剛毛を密付する。 卵形または笹) 頼度岳の標高 700m と この変種は普通抑I 〈基礎文献〉 「北千島生物相 J ( 北千島学術調査隊報告- 1000m聞の砂れき質の傾斜地で見い出され 9 3 4 ) ・宮部金吾・館 H本生物地理学会、 1 る。それはしばしば谷を下った所に分布し、 北 H本被物資料 J 8 (札幌博物学 脇操著 r 磯の近くの砂質地に、時には海岸近くの崩 .XN , PT. 4) ・舘脇操著「伊藤 会報 V OL (原文を省略し訳 壊した傾斜地に生育する J 秀五郎・小森五作両氏採集アライト島舷物 出のみをかかげました) ; j 悦見博物学会報 VOL . 1X , PT. につきて J( 前半は変穏についての詳細な記載、後半 2 1 9 2 7 ) 0シクカヒナゲシ は現地での自生状況を伝える貴重な記録で PapaverochotenseATolm 6日の柴田氏の手 す。また、昭和 6年 7月1 記によると「従来アライト島五藤山に墜産 〈シクカヒナゲシの和名の種々〉 するように思われていたけれども、今は余 北 H本産(1日 H本領土を合めて)のヒナ りない。むしろ北Ii 付近に多〈、五藤山に n p ゲシ類はみなひとつずつの和名を持ってい 近ヮくと少なくなる。帆互主島にはかなり広 ますが、この「シクカヒナゲシJ だけはい い分布を見た J と伝えています。 ろいろな和名でよばれ、統ーされることが ありませんでした。 =アライトヒナゲシの採集記録= 9 5 北方山草 7 (1988) a l sf o rt h eStudyo fA inuLanguageand シトカヒナゲシ・シスカヒナゲシ・シク カヒナゲシ・シッカヒナゲシ・シシカヒナ F o l k l o r e ゲシはいずれも何植物についての名で、発 には 砂 ・ C Lすか」、神保小虎著「邦領カラフト地 質大要 J (札幌博物学会報・ VO L .I I, PT. で 南樺太の 「敷香 J の地方名を冠する植物名でありま すが、 …s isukaと記録、「日本地理大系」 (北海道・樺太編ー改造社版)では平仮名 音が少しずつ違っております。 この植物が発見された地方名 (CRACOW ・ 1 9 1 2 ) の7 4P h i t k aと、宮部 I andI I 1 9 0 7年)では… s 上記のような多様なよぴ名が生まれ てきた背景に地名発音の混乱がありました。 金吾・三宅勉著「樺太植物調査概報 J 所以 このような多様に出現してきた和名はいず の「明治三十九年樺太刷物調査旅程肉」で れ統ーされるべきですが、これを一つに統 はシツカと示されております。 ーすることは大変むづかしい問題だと思い もしも、この植物名を←つの和名に統ー ます。「敷脊」はもともとはアイヌ地名で されるようなことがあれば、本来のアイヌ susukax(スス・カハ…・・、 X ' " ま発裂音)= 語に最も近いシスカヒナゲシに統ーされる 柳の樹皮を意味しますから、そのむかしア べきと思われます。 〈シクカヒナゲシについての解説〉 イヌの人々がヤナギの樹皮を採取した所に 「図説樺太の高山純物」より 遠いありません。 西鶴定嘉著「江戸時代より開拓使 1幸代に シュミット線以東幌内川の東方地区に分 C 樺太博物館報告 J 於ける持太漁業史概説 J( 布するものの如く、川島山及ぴ鳴子川、浅 1 9 4 3年f l ) ) では f敷香」をシツカと、千徳 瀬川流域山項裸I 也に生じ、高さ 6、 7寸 。 太郎著「樺太アイヌ叢話 J ( l9 2 0 i f f l ) )では 架裂、長柄を兵 葉は根出にしで叢生、羽状i シシカと発音しております。「シクカヒナゲ え両而に租i 馴毛を散生す。花茎は早務性の シ」についてもその背景となる地名の発音 二等片を有し、通常径 1寸 2、 3分、果実 があり、蔦西猛千代著「樺太土人研究資料」 校生 は長倒卯形、長さは 4、 5分、械もを f 0部私家本)所収の r樺太アイ (昭和 3年 4 す 。 ヌ語地名解」には「敷香」はシクカと発音 別に中央山脈の樫保川上流分水嶺附近に し、シクカまたはススカというも原名スセ 産するものに全体前種に比し繊弱にして花 ーカの転読にして即ちスセーカとは山崎の は梢小、黄色淡く帯緑黄色、果実は球形を 陰に村あり、また手前にも村あり、双方と 帯びるものあり。カラフ卜ヒナゲシと称す tらざれば見えぬとの意なりと 1 1植物の と記されています。(図説樺太の高 1 も高い所に 記されております。 本文 73pより号│用) 日しかし、このよう な珍原名や珍原義は一体どこから出てきた 〈分布〉シュミソト線の北東部の南樺太及 のでありましょうか?知るよしもありませ びオホーツク地方に分布するといわれます。 ん。ポーランドのアイヌ言語学者 BONIS- a t e r i LAW .PILSUDSKI氏の著書、 M 96 北方山草 7 (1988) 〈シクカヒナゲシの採集記録〉 花却i は自生地に於いては 7 ・8月。用士は .南樺太数香地方 f il>寸を多くし、壌 i ' ,はほとんど裂しない。 9 3 5年川島氏採集、 1 9 3 5年菅原 川島山一 1 繁 蔵t l 1集、 1936年前I i 脇及ひ 高橋氏採集。 F 多年草であるが、培養│二から 2年草の取扱 Mt . S h i r o j i-1935年菅原繁蔵採集。 上陸1 呆 i f : i I L J草 地 長之助山 いをし、年々容に下種して育前するを可と する。覆土せず播種し鉢上にガラスの被覆 をなし、発 ? H 圭カ'ラス板を除き、かん水に 1 9 3 5年川島氏採集。 注意する。かん水は午前 11 < 11 0 2年目に開 1 9 3 6年吉村文五郎採集。 < t H典〉 花する。 L .XN , PT.4 札幌博物学会報 VO 〈分布〉中部千島ーウノレップ烏・新知!島・ 0チシマヒナゲシ 松輪島 PapaverMiyabeanumTatewal 口 〈チシマヒナゲシの採集記録〉 虫l i f ) 千 島 7'p 三土ン車一 1928年 8月 13日 〈異名〉 • Papavern u d i c a u l eMatsum 吉宮脇操及び徳永氏採集 • Papavern u d i c a u l eL .s u b s p,xantho ・中部千烏新知l 島 , 総i 召附近 petalumFEDDE,var .s h i m s h i r e n s eMI 1 8日舘脇操及ぴ徳永氏採集 YABEETTATEWAKI -中部千島新知島 , 制l 脇操及び徳永氏採集 petalumFEDDE, var .F a r u i e iTatewaki -空宣庄島塑担岳直塑 〈チシ 7 ヒナゲシの解説〉 写真集・第 1 9 2 8年 8月 1 7日 中泊 • Papavern u d i c a u l eL .s u b s p,xantho 1 9 2 8主 F -8月 1 9 2 8年 9月 1 3日 宮 古 l 協操及ぴ徳永氏採集、 1 9 2 9年 7月 2 5日舘脇 北海道山草会 4 1 長解説(館脇操)より 操及ぴ高橋 K氏採集 チシマヒナゲシの記載は 1 8 9 9年 7月 F a u nel氏か干) 1 尻山に採集せるものを基とするが、 -中部千島得撫烏オトイマイオベツ 1 8 9 1 年 6月 1 6tI内田 i 静採集 是に次いで川上滝首相氏も),,)年 8月同じく利 主 主2土空 -空車庄島企盤F 尻I I Jより得ている。しかし、既に 1891年内 t I~ífn品操及ひ。徳永氏採集 1928年 9月 5 田瀞氏が中古1 1 千島ウノレップ島に得たのを初 〈採集記録出典 > r北日本植物資料」・ V(札 記録とする。事Z 々たる高 1 1 1れき地にあるい 幌博物学会報 VO L .XN, PT1,5-6p) は北海の孤島に繊細に咲くこの花は風稚な 〈補遺:> 芸術的f : f 在である。種類としては広〈東附 本種チシマヒナゲシはカラフトヒナゲシ 両半球を i 邑じ北地雨山に産するが、変種と やリシザヒナゲシと板めて近縁のものとい ω ( カか、つて変種とされていた 者f 付 サb 加1 け ) 平 利リ I I 尻 .中 y古 部l 千島に産するを知らる われております。羽状深裂の葉をもち、ま るのみてで"ある。本'1 1として近似種さえ本州 端部に小突起のない広い葉片を有すること にも北海道本島及ぴ樺太にも生じないのが や何といってもその花が大きいこと等から 分布よりも興味ある問題である。花は黄色。 反 月) 1 することができます。さらに朔果が球 しては るくて多少小角状をなしていますが葉の先 1 日7 北方山草 7 (1988) 物であります。前記のように、また異名の 形をなすことも特徴的です。 @堅盆f うき丘q= 竺2 と7 ヒ±空立主立白血革(!) 一部からちわかるようにこのリシリヒナゲ 利尻島にも分布することになっていますが シはかつて「チシ 7 ヒナゲシ J と同一視さ 実際には分布せず、このころチシマヒナゲ れていたものでありましたが分類学の進歩 シとリシリヒナゲシとが同一視されて分類 により精細に調査され、チシ 7 ヒナゲシと t % 史 上で区別がなされなかったためです。 J I天 ~I) されるようになりました。 北海道の孤島平) 1 尻のみに分布し、いまだ 的な符止卒がわかるように、あえて l l iい文献 それ以外の地からは発見されない美しいケ から解説を引用したものです。 そしてフオリ一氏や川上氏が利尻島から シ科執物です。葉は根生で比較的長い葉柄 採集したというチシマヒナゲシはリシリヒ を持ち、葉片は長十古円状卯形で羽状深裂を ナゲシであり、「北 H木+直物資料 J 8では明 1 )ないし模形状 なしています。葉片は長情 1 らかに川上氏の標本はリシリヒナゲシにな 長椅1')を形どっています。葉片には 2- 4 っており、チシマヒナゲシの分布は中部千 の欠主) 1が見られ、その欠如j 片は長椅1')状で 島のみです。ですから北海道に廃するヒナ i Q 物体全体 先端部は鋭頭をなしています。 T :はリシリヒナゲシただ 1種のみと ゲシの絡まn 検 ド に籾剛毛が見えます。花梗は 10-20cmて いうことになります。 古Ilには開出した剛毛が、 t l本植物例議」のちしまひ 寺崎官{古着 r 上部には状剛毛を 有しています。花傾の先端には 1花をつけ、 なげしの項では「北海道千五五ニ産:スル多年 花色は帯緑黄色、花径は 3- 4cmでb花弁の 草ニシテ、業ハ根株ヨリ族生、簿質、軟弱 縁にはィ、務欠刻が見られるのが特徴的です ニシテ微毛ヲ帯ピ、全長竺凶寸、花ノ、二三 3 5片の長さはi(.JlOmmで、卯形をなし、きぴ 1 1 1イテ開夕、高サ四五 輪、根株ヨリ長柄ヲ 1 色の長軟毛が密に生えています。亦j 果は広 j、花ノ│耳H 圭ニ、j弱、淡黄色 ω となってお 、 楕円状で、伏キ~l毛があり長さ 7 ーlI n凧脳 り、チシ 7 ヒナゲシとリシワヒナゲシとの 6-10mmです。 がなされていないことを知ることがで 区別l 利尻岳の高山岩地に植生しますが、個体 きます。(寺崎著の刊行可は昭和 8年) 数は少ないようです。花期は 7月下旬から 0' )シリヒナゲシ 8月です。 <1 )シリヒナゲシの採集記録〉 PapaverF a u r i e iFEDDE . -北海道利尻岳 〈異名〉 .Papavern u d i c a u l eL .s u b s p,x a n t h o - .F a r u i e iFEDDE p e t a l u mFEDDE.var 1896年広瀬i 度採集、 1899 年川 fj 竜粥採集、 1907年三浦道政採集、 1920 年官官}協操採集、 1934年小宮春之助採集、 1934 .v ar .microcaq】um .Papavera l p i n u mL KAWAKAMI 年白浜賢 採集、 1934年羽田 B 氏採集、 1935 J 年吉村文五郎採集 .Papavern u d i c a u l eMAKINO 北海道に産する"佐 A C 〈採集記録出典〉 の PAPAVER属の植 「北日本総物資手引八) J (札幌博物学会報ー 9 8 北方山草 7 (1988) VOL .XN , PT,4,2 5 8p) 賞花地域であり、小興安儲東側方面より白 Oカラフ卜ヒナゲシ 頭1 1 1方面は臼花地域であることを認めてお PapaverS t u b e n d o r f i iA Tom ります。 佐藤潤平著 〈異名〉 ,P apavern u d i c a u l eL .s u b s p, x a n t h o p e - q荷蒙有別T i l i 物名案 J (ANE - NUMERA'IONHlTHERTOKNOWN IN MANCHUIUA and MONGORIA- talumFEDD E . • PapaveralpinumL .v ar .typicumFE DDE 1 9 3 0年・関東庁刊行)にはキパナヒナゲシ PapavernudicauleL .v arね n t h Q J J e t a l 盟旦 南樺太に 1 立する小型のヒナゲシ類の一つ FED 旦E,シロパナヒナゲシ Papa主竺旦旦坐二 で極〈限られた所のみに自生するもの。葉 c a u l evar .a l b ul11 FEDDEの 2つがのって は根生し、羽状i 架裂となります。(羽状全裂) いますが、この同種が北川氏のいう賞花と 葉片は狭長楕円形または倒披針形で葉裂片 白花にちがいありません。ただ、この文献 の先端部は鈍阪をなしています。植物体全 では両者を変種としてとり扱っております。 体が剛毛でおおれています。花は i 実質色で 長白山項には白花の高 1 I 1型が認められて 直f 子3c mくらいです。時i 果は楕円球形をな 北)1/氏はこれを ) ) I J種ミヤマヒナゲシ P a p a - 持華太元 しています。分布は限られており南t v e rp e s d o r a d i c a t u r 1 1KITAGと名づけて発 i 泊白地方の際{保早}川│リlト 表しました。さらに北川氏は満州/.'I!.方面の 4 I ド 肝 附 付近に産するといいます。 お}質斤陵上に白長山のミヤ 7 ヒナゲシと/ . J 1 9 3 3年 6月初日 に菅原繁蔵先生が採集されたのが棒太での 生態の小型の黄色品を発見し、これについ 最初の記録で、 1 9 3 5年けじ H本棋物資料 ( V )J ては基本種と別種に区別するところまでの (札幌博物学会報・ VO L .XN , PT,1)の ものではないとし、これを新変種 Pap 旦主笠 r l 'で 新 称 - NOM, JAP.Ka r a h u t oh i n a - n u d i c a u l evar .s a x a t i l eKITAGと名づけて g e s h i(n,n,)が与えられ、樺太植物に新追 発表しました。"・, ・茎は低〈花は小形。葉 加されました。 の裂片は納長で坊!果は狭くかなり明りよう a な差異を表わしているといいます。 分布は南樺太中央山脈のほか、東部シベ リアに産することが知られています。 ( 4 ) アリューシャン列島のヒナゲシ ( 3 ) 向蒙の PAPAVER属 ーアラスカヒナゲシ oPapaveralaskanul11Hult . 北川政夫 ( r 東亜植物断想録」ー其の 1<植 物研究雑誌・第 1 9巻・第 3号・昭和 1 8 年>) <異名〉 によりますとイワヒナゲシ-P apavern u - • Papavern u d i c a u l eCHAM,andSCH- d i c a u l eL.ーは満洲では分布域によって花色 LECHT に 2可j i種に分けられ、西方大奥安徽東側方 .P apavern u d i c a u l eA Arc t i C UI11 r a d i - catumELKAN_ 而より蒙古系紡物分布域に至る問方地域は 9 9 北方山草 7 (1988) .PapaveralpinummicrocarpumLED- EB ごく近縁な悩物がしばしば見られますが、 花が大きいことやその他いくつかの細かい • Papaver alpinum L . var .a r c t i c u m GRAY 点において異なっています。それは本純物 (アラスカヒナゲシ)の地方種とみなされ • Papaver n u d i c a u l es u b s p .m i c r o c a r pumFEDD E . るべきでありましょう。アラスカヒナゲシ は葉形が変化に富んでおります。 地理的地域 = * 1 、はアリューシャン・ S h u - アリューシャン列島の代表的な野生のヒ ナゲシのなかまにアラスカヒナゲシがある o magm島やアラスカ半島産の標本を見てき その姿は北の厳しい環境にぴったりと合っ ました。近縁な亙"は P r i b i l o f島に見い出さ た風格をしています。 HULTENの 著 書 = れます。 アリューシャン列島 t 也物誌=FLORA OF ALEUTIANISLANDSには、その美しい ( 5 ) 北極点附近に分布できる PAPAVER アラスカヒナゲシの解説とともに写真図版 が収められていましたので紹介したいと思 ヒナゲシ(野生種)類は東西両半球には います。〈以 F部分訳〉 広〈分布し、非常に多くの種が知られてお アラスカヒナゲシはアリューシャン列島 ではまれなものです。ウナラスカでは村の 背後にある小川の砂の平地に見い出されま す。それは慕古1を除いて花弁がレモン・イ エローであること、1f t 蕊の数がより多いこ と、柱頭中央部の突出を失いかけているか、 ほとんどないという事'主において、 P .m i - c r o c a r l l u mDC.と区別されます。木質の根 部は、時j i年の葉柄が広がった基部でより密 におおわれています。 アラスカでは比較的小さな地域に数種の Papaverが分布しているということは明ら かであります。この国の桜地方には、ユー コンけい谷に明らかに分布すると思われる P .Macouniと街按な関係があり、桜めて狭 〈鋭くとがった掠l! ! l ーをつける特徴ある械物 が生えており、このf 直物は南部i 凸}芋やアリ WINDWARD号北桜探検調査隊長 ューシャン列島に分布しています。 FREDERICK ・G • ]ACKSON セントポール烏ではアラスカヒナゲシに 100 北方山草 7 (1988) りますが、いかに寒地権物とはいえ北級点 附近にまで分布が見られることは驚異であ ります。 1 8 9 4 . { トジャクソン FREDERICK ・G. JACKSONを隊長とする →行が蒸気船(ウ インドワード号 WINDWARD)でト北械学術 調資に旅立ち、白百寒の極地で 3年I 1 丹の踏交 も , l fINDW ARD" STAMP THE “ をしました。 (Madeonboard) 動組物の調査は担当したのはハリー・フ イソシャ一氏 HARRYFISHERで、数々 の新知見を報告しました。なお、この極地 での調資終了後、隊長のジャクソン氏は 3 年間の l まう大な調査資料・日記努i を基にし 8 9 9 年1 0 0 0 て調査紀行の編集にとりかかり、 1 pを越える「北軌の Tn J "A t h o l l s a n ddays . 1 ・I Iをロンドン及 i nt h eA r c t i c " VOL ぴニューヨークの 2書!占の国際的共同作と : 1 I こt Hしました。 して 1 この書物の第 2巻の附録にハリーフイツ o . シャー著の「フランツヨセフ烏植物 J ¥B t a n yo fFRANZJOSEFLAND砂と「フラ eporton ンツヨセフ烏植物調査報告書 J"R t h eF l o r ao fFRANZJOSEFLANDfrom CAPEBARENTSt oCAPENEALE." カ ず 収録されています。いずれも概要のみを記 したものでありますが、北線 8 0 1 支を越える apaverr a 極点;近くからヒナゲシの l稜 P e d i c a t l l mR o t t b .やスズナの I種 Drabal .Cochl世間などの穂子植物が p t o p e t a r aFr 北極点附近よりヒナゲシの 1種を実証し 見つかったことは、根めて興味深いものと たハリーフィッシャ一氏 HARRYFISHER 述べております。 1 0 1 北方山草 7 (1988) 〈北極点附近から確認されたヒナゲシの l 背緑色にならないものは 2倍 種について〉 I / J 也に、 青緑色になるものは倍 ソノマの主要 I の千日 JVOL .I Iの3 1 7Pには桜地の 「北村i 植生 wでヨーロ l!i北桜ヨーロッパに分 数体で北桜または、 i 布する秘書J iだといいます。 ボピーの群洛の写真が示されており ますが、それはハリーフィッシャ一氏が北 さて、問題の北桜点附近から確認された apaverradicatum 極点附近で俗認の P Papaverradicatumは倍数体で染色体数は R o t t b でありました。 2n =70で、乾燥によって花弁が青緑色に 「欧州植物総覧 J"FLORAEUROPAEA" なるものの方に分類されております。 <P.radicatumの解説>- FLORAEU- の中で AB.Mowatと S .M.Walters両氏 が解説されたのがありますのでこれを参考 ROPAEA より tJ~1引 VOL .1. 2 5 0Pより 群生する多年生植物。乳液は普通黄色てや にしながらパパベルラデイカツムについて まれに白色で変化に Mむ色加を示します。 紹介したいと思います。 Papaverr a d i c a t u mノ ¥ /''''''レラデイカツ l は枯れることがなく、しっかりと 葉の基古i apaveralpinumパパベルアJレピヌム ムは P した外皮を形成します。葉は 3 (2ー) 群に属する植物なので、最初にこの 1 干の植 6 ( -10) CII1で、羽状深裂ないし羽状中裂 物の特徴について述べておきます。 で 、 2- 5 士 す の0 1 1オ 人t 良 幸 ! J f まないしほi r : H J f i ! の鋭くとがった全縁または欠主) 1 のある葉裂 パパベルアルピヌム群は小型~!の桜地また は山岳 i i l (物であり、 2 0 c I 1 (最大 3 0 α n ) の花 片を持っています。花茎は (5-) 15-25 茶を持ち密着または開出する毛でおおわれ また需に開11',した ( -30) 叩で直立し、制l 変化に寓んでおります。葉は 1- 3に羽状 1 毛を有します。花弁は (まれに伏せた)悶) 深裂し、葉裂片は針 1 惨ないし楕 1 ' 1形をなし ( 11-) 15-20 ( -24) m mで、普通貨色、 1 青色・だ 時に白色、まれにピンクをなし、半洛また い色・白色あるいはまれに赤色またはピン f t蕊は子房 はそうでないものがあります。 . クをなすものがあります。朔果は形が変化 と同長またはそれよりも長〈、花糸は糸状 に寓み長惰円形ないしほぽ球形をなし、多 果は (7-)13-17( で約は黄色です。抑l 0-30mmで 、 ております。花弁は 1 少伏せるかまたは開 mする剛毛を持ってい 2 0 ) ます。 X (5-) 7 印刷で情円形ないし倒 卯形まれにほぼ球形でなかほどが最も広〈、 毛を密生する。柱頭 閉山または密着する抑l 1 パパベル・アルピヌム1lfというのは沢 1 の穂類を合む lつの大きなグルーフ。てい検家 盤は平而または凸而をなし、普通は朔*よ 表を見ますと、このグループはさらに 2分 りも狭くなっています。然上線は 5で、沿 されています。 肴しないかまたは、かすかに沿着します。 その 1つは、乾燥することによって花弁 O北内ヨーロツパ国有種=フエロー諸島・ 1 也の 1つは乾燥し アイスランド・ノルウエー・スエーデンに が背緑色になるもので、 でも花弁が青緑色にならないものです。 分布となっています。 1 0 2 北方山草 7 (1988) 恐らく ~t扮i点近くでの分布は桜めて異例 なるのだと推定されます。 (文責 A 外山 f ! ( k寛) シ夕方とナゲシ P apavero c h o t e n s eA T o l l l lf J f i 崎光治虫) f・関税搾太の高山l f 立すおより 当 E 写 E T A T B 元 岡叫 ゐmq 静 l 1 l I 1 l 1 abea , T 舟 e f 月 内 “ p F e v a a p ン 、 ヶ Lし ナ C ン 、 ー 版) より変写 M m 本 臼H J で 山 ry寸 町 市 曲 e rk 寺 Ht HH チシ?とナヶーシ P apHverMiy 1 0 3 北方山草 7 (1988) DDE北海道 i H I J市向ケ丘・市川│守氏暗養の 生品より'与生 1 9 8 7. 6.I(外山保凶) アラスカヒナゲシ Papaveralaskanum IIULT. ERIC HULTEN ( 19 3 7 ) -FLORAOFTHEALEUTIAN ISLANDSよりつ│用 I似 北方山草 7 (1988) ホソパノアライトヒナゲシ及びアライトヒナゲシの分布図 @ホソパノアライトヒナケジ P apaveralboroseumH u l t 0アライトヒナゲシ Papaveralboseum,v a r .elongatumHult . ヵ.1-チャッが手島 : j [ : ; l 街 海』馬湾 問頼度島 Araido 10 Paramushi, ! r -I0 幌潜l 奇 五 ( (資料により編集部作成) 柴同日出男著・北千島の動植物ーに市守烏にもアライトヒナゲシの小分布域ありと いうが実証されていないし、位置も不明なため除外した。 - 1 0 5 北方山草 7 (1988) 。 E ぃ シクカヒナゲシ 女 OH凶 白骨い い料品山 MMZ 同区H A K ハ ロ ヲ 同 巴 ∞ 白川 LHH 。トD図司出吋υ向 W 。 九 円 。 ∞ ﹄O ﹄凶 h︼ 同 ) L F﹂ 恒吋'伊 同 ﹃h 1 0 6 。 t d在ロ出 = ' Fベ 。viH。﹄ア l ザ g l H宅一戸︻院中 バ判的 q 戸 M M e目的ロ Hli 同省じい明白 MW 同 向 ﹄山[ E H白鶴 GL・ 。 EE 。工 2dr 。 。ri 旬再弘ω 4lto U 4 0 u A S凶 ・ 2EW4ι@ 。 EELMA一担当 口何回 一 虫剤︺一℃ oEE。宮ふに﹀ 白 t o i 0 3 5 伺 司 ・OE 2 。ぷ肖E4 2 4326 6 43 7110γ ﹄ 。 γ 0U 4 、 ﹂ ・ 一 。 E 。母δ 十?!。E肩 書 ー 。 ︿ 一γb-v ト司 泊 。 。 11111¥ι -HH 白 ピ 一 と昔話主﹂¥一 SE ω 。 t 吋凶ト吋出Q24U山 時 。 A 1 )シリヒナゲシ カラフトヒナゲシ 〈近縁種〉 PapaverMiyabeanumTatewakiの分布図 チシマヒナゲシ (資料により編集部作成) 北方山草 7 (1988) アラスカヒナゲシ PapaveralaskanumHul t.の分布図 BERING SEA 心 本 勺 s t G坦 ge1 組.waP<盟 M品目s h i nB勾r llHC吋 ll I 事 ア よ ¥ 、 A E I ndY .KOBAYASHI ( 19 3 4 ) 〈資料〉 .M.TATEWAKIa (資料により編集部作成) le u t i a nI s l a n d s一所収のアリューシャン列島図 AC o n t r i b u t i o nt ot h eF l o r ao ft h eA .ERICHULTEN ( 19 3 7 ) FLORAOFTHEALEUTIANISLANDS
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