(2012年度)事業報告(PDF形式)

No.4
2012(平成24)年度事業報告(案)
恩方育成園
社会福祉法人
東京都知的障害者育成会統一ミッション
「私たちは、親と共に、子のそれぞれの自立に向かう運動体としての活動を
進めてまいります。」
恩方育成園サブミッション
「私たちは、利用者さん一人ひとりの自立した生活・人生が可能となるよう支援して
まいります。」
全体状況
(1)本年度重点目標の達成状況
① 「利用者個々のニーズに応えるために、生活介護の小グループ化・メニューの
多様化を図り、活動スペースを増設する。」
ア)サービス管理責任者有資格者は以下のとおりである。
滝沢しげ子・本田友則・小島唯・西村和海
イ)平成 23 年度に建設したプレハブについては「第 2 作業棟」と位置付け、試
行期間を経た後、受注作業班の活動場所とした。受注作業班の利用者は通勤
する形をとることができるようになった。
ウ)スポットプログラムとして音楽療法・陶芸・車いすダンス・リハビリ・H&B
(女性利用者向け運動プログラム)を用意した。利用者は日中活動時間帯に
それぞれのニーズに合わせて、これらの活動を行っている。
エ)今後の高齢化対策・肥満対策に積極的に対処するために、担当職員にスポー
ツ指導員研修の受講並びに資格取得を進めた。
②「平成 23 年度に発足した“5 年後の姿”プロジェクトチームを継続し、利用者、
設備面、ソフト面等について5年後を予測、5年後の事業の策定を目指す。」
ア)
“5 年後の姿”プロジェクトチームについては 5 年後の事業の策定を目指す
段階までには至らず、次年度に継続することとした。
③「多様かつ地域に根付いた施設の在り方を目的とした具体策を練るためのチーム
を発足する。」
チームとしての発足には至らなかったが、下記のように地域に関連する活動は
年間を通して積極的に実施した。
ア)恩方市民センターまつり、八王子福祉園祭、八王子福祉祭り、さくらまつ
り、小田野公園ワークショップ等、地域の行事には利用者さんと積極的に
参加させてもらった。また、ほとんどのイベントでパン・焼き菓子の販売
もさせていただいた。八王子道の駅、八王子夕やけ小焼けの里、八王子福
1
祉園、東浅川保健福祉センター、山の子の家では定期的にパンの販売をさ
せていただいている。
イ)夏祭りは地元大沢町会と交互に実施しているが、今年度は地元自治会の担
当で実施された。事前の自治会の会合に参加するなど準備段階から協力し、
当日はたこ焼き等の屋台を担当、物品の貸出等も行った。利用者は、職員
と共に祭りに出かけ、カラオケ等に参加して、地域の方々と交流した。
ウ) 秋祭りは例年通り地元大沢町会との共催で今年も実施。ふれあい運動会・
手作り作品展に実行委員として職員を派遣している。この他、福祉まつり、
高尾山森林マラソン、いちょう祭り等にもパン販売の出店を行っている。
エ)市内の中学 2 年生 5 名が進路指導の一環として体験学習に参加した。この
他に市内外から介護等体験実習に 11 大学より 85 名、施設実習としては 11
大学等より 15 名、職業能力開発センターより 5 名、明治薬科大学授業実習
を 1 名受け入れた。こうした実習生の中から行事のボランティアに入って
くれる学生が多く、大変力になってくれ、皆も喜んでいた。
オ)
「災害時要援護者を対象とした避難所(二次避難所)施設利用に関する協定」
恩方育成園も参加する「八王子市内障害者等入所施設連絡協議会」と八王
子市の間で「災害時要援護者等が安心して避難生活を送ることができるこ
と(協定第 1 条)」を目的に上記協定を締結した。今後、二次避難所開設に
向けた具体的なマニュアルの整備に協力していく。
④「職員の総合力・意欲を向上させるため、スーパービジョン、研修の一層の充実
を図る。」
ア)主に職員会議の場を使い、園長・副園長等を講師として法制度・サービスの
考え方など様々な観点からの研修を行った。特に今年度は障害者虐待防止法
の施行に伴い、管理職を講師とした勉強会を実施した。
イ)3 月 22 日に生活フロア・日中活動 計 14 グループによる第 2 回の園内研究
発表会を実施した。昨年に引き続き、パワーポイントを使用した発表という
形をとり、支援そのものの振り返りとともに、資料作成、プレゼンテーショ
ンの技法を学ぶ機会とした。
ウ)ケーススタディに関しては当初予定の 3 割ほどの実施に留まり、主任・係長
級のスーパーバイザーの早期の育成が明確になった。
⑤「安定した経営基盤を確立しつつ、職員の増配置、老朽化する設備の整備 PG
中心のエネルギー転換を計画的に進める。」
ア)居室エアコンについては全居室を EHP に転換した。
イ)東京都福祉保健局 民間社会福祉施設設備改善整備費補助金を交付してい
ただき、女子棟に避難用滑り台を設置した。
ウ)設備の老朽化による故障に対しては、以下の補修・整備を行った。
フロアキッチン改修、外壁補修、給湯配管工事、エアコン修理、トイレ改修
2
(2)その他
①補助金・助成金による購入物品
ア)避難用すべり台 9,975,000 円
・東京都福祉保健局 民間社会福祉施設設備改善整備費補助金 4,987,000 円
・自己資金 4,988,000 円
イ)キッズコーナーマット 299,800 円
290,000 円
・公益信託西村良枝記念知的障害者福祉基金様
・自己資金
9,800 円
ウ)ソファ、センターテーブル
・東京善意銀行経由 親切会関東支部様
125,000 円
②購入物品(10 万円以上)
・作業台(第 2 作業棟)
352,380 円
・ロールカーテン(第 2 作業棟)
・介助用テーブル
210,000 円
129,600 円
・電話機 2 台及び増設工事
102,900 円
② 第三者評価受審について
評価機関:株式会社 地域計画連合
開始日 :平成24年8月15日(水)
報告日 :平成25年 2月 16日(土)
内容
:障害者支援施設(生活介護・施設入所)・短期入所について受審。
利用者聞き取り調査、職員・保護者へのアンケート、経営層への聞
き取り、評価委員による訪問調査による
評価・講評
障害者支援施設(生活介護・施設入所)
○特に良いと思う点
・ 利用者の希望等に合わせたプログラムを提供し、職員の意識が確立されるこ
とで安定した施設生活につながっている。
・ 利用者が五感を使って楽しめるプログラムを用意しており、満足度も高く、
日々の安定した生活につながっている。
・ 研修、ケーススタディ、プロジェクトチームなど多様な活動を通し職員のや
る気・働きがいの向上、能力向上につなげている。
○さらなる改善が望まれる点
・ 各フロアで行われている支援の実践と計画における統合を考慮した取り組み
をさらに検討されたい。
・ 活動の記録作成・取りまとめを職員間で検討し、資質の向上・より良い支援
への取り組みをさらに進められたい。
・ 個々の充実した取り組みを総合的にまとめ、5年後の将来像実現に向けた中
長期計画の作成に期待したい。
3
短期入所
○特に良いと思う点
・ 利用者の目標を明確にして支援活動に取り組み、終了時には経過報告書を作
成し、家族等に説明し継続的な支援に配慮している。
・ 研修、ケーススタディ、プロジェクトチームなど多様な活動を通し職員のや
る気・働きがいの向上、能力向上につなげている。
・ 利用者の特性に応じた多様な日中活動が用意され、スムーズに施設生活に移
行できるように配慮されている。
○さらなる改善が望まれる点
・ 各利用者に個別対応を行い満足度も高いが利用者の目標を明確にして課題に
対応する支援のさらに丁寧な記録作成を期待したい。
・ 活動の記録作成・取りまとめを職員間で検討・協議し、より良い支援への取
り組みを進め、さらなる資質向上につなげられたい。
・ 短期入所事業の位置付けを明確にし年度ごとの取り組みを盛り込んだ中長期
計画の作成も望まれる。
④行事の執行状況
・夏祭り
8 月 11 日
夏祭りは地元大沢町会と交互に実施し、今年度は地元自治
会の担当で実施された。当園からは事前に自治会の会合に
参加するなど準備段階から協力し、当日はたこ焼き等の屋
台を担当するとともに物品の貸出等も行った。利用者は、
職員の付添の下で祭りに参加し祭りを楽しむとともに地域
の方々との交流の機会となった。
・86 人展(作品展) 八王子市いちょうホールで開催。日中活動班の作品の展示
9 月 14~16 日
即売会及びパネル展示による活動の紹介。昨年に引き続き、
東日本大震災被災地施設の商品の販売も行った。今年度も
見学と合わせ、保護者との食事会、グループの外出を組み
合わせて楽しむ要素を多く取り入れた。利用者は全員参加。
来場者は 3 日間合計で約 390 名。
・あきまつり恩方
11 月 10 日
今年度は、従来までの「あきまつり実行委員会」の運営方
法を見直し、実行委員長を中心に各会場ごと責任者を配置、
様々な催しを用意し、利用者さんが多種類に楽しめるよう
にした。
レストランでの恩方中学校吹奏楽部やアフリカンドラ
ム、ケーナや有志のバンド演奏などの鑑賞型、ふれあいル
ームでのフライングディスク大会、車椅子ダンスや H&B の
エビカニクス、育成会50周年記念大声コンテストといっ
た参加型、観察室での創作体験やネイルアートの体験型、、
中庭や野外テント村や保護者会バザーなどの買い物ブース
など、エリアごとにイベントの方向性に変化をつけ様々な
形で楽しめるような企画運営を行った。当日は天気にも恵
まれ、一日通して楽しめるイベントになった。
4
・クリスマス会
12 月 21 日
施設内で実施。プログラムはクリスマスメニューの食事、
聖パウロ学園高等学校“ハンドベルクワイア”による演奏、
各フロア毎の出し物、クリスマスツリーデコレーションコ
ンテスト、フロア毎のクリスマス会。準備段階から楽しめ
るよう企画し、当日も食事・プレゼントと最も楽しい行事
で、非常に楽しめるイベントとなった。
・旅行
23 年 5 月
~24 年 3 月
今年度も昨年に引き続き、それぞれのニーズ・体力等に
応じて、少人数での旅行を企画・実施した。行先について
はテーマパーク、温泉、キャンプ等、行程についても短い
ものでは日帰り、長いものでは 2 泊 3 日と計画時期も含め
て昨年以上にバリエーションの豊かなものとなり、それぞ
れに満足感を得ることができたようである
5
2
施設の設立・概要
(1)名
称
所在地
(2)事業種別
社会福祉法人東京都知的障害者育成会
障害者支援施設 恩方育成園
〒192-0154 東京都八王子市下恩方町2794-1
TEL 042(652)3825(代)
FAX 042(652)3826
MAIL [email protected]
URL http://www.ikuseikai-tky.or.jp/~iku-ongata/
生活介護事業
施設入所支援事業
短期入所事業
(3)目 的
障害者自立支援法に基づき、18 歳以上の知的障害者がその有する能力及び
適性に応じ、自立した生活を営むことができるよう支援する
(4)設立年月日
平成 11 年 11 月 1 日
(5)障害者自立支援法への移行日
平成 22 年 1 月 1 日
(6)施設の規模・構造
敷地面積
12,309.98 ㎡
建物面積
3,405.28 ㎡
建物構造
鉄筋コンクリート造3階建
軽量鉄骨造2階建
建物面積
生活介護
1455.8405 ㎡
132.4 ㎡
施設入所支援
1842.9085 ㎡
3
職員構成及び組織
(1)職員構成(全事業共通)
常 勤 54名(フルタイム非常勤を含む)、非常勤
27名
嘱託医
2名、産業医
1名、障害者雇用 1名
計81名
常勤職員
非常勤職員
合計
職
名
男
女
計
男
女
計
園長(管理者)
1
1
1
事務員
2
2
1
1
2
4
サービス管理責任者
1
1
2
2
生活支援員
29 18 47
7 12 19
66
看護師
1
1
1
2
3
栄養士
1
1
1
1
嘱託医・産業医
3
3
3
障害者雇用
1
1
1
計
31 23 54 12 14 27
81
※ 調理員は(株)日清医療食品への業務委託
6
(2)人事関係
① 採用
氏
名
職
種
安澤 美喜
支援員(施設入所、生活介護)
鮫島 瑞貴
支援員(施設入所、生活介護)
吉田 豊
支援員(施設入所、生活介護)
輿水 篤
事務主任
長谷川 尊生 支援員(施設入所、生活介護)
富田 浩章
支援員(施設入所、生活介護)
加藤 進
支援員(施設入所、生活介護)
高野 正義
支援員(生活介護)
石倉 正巳
事務員
五戸 三男
支援員(生活介護)
藤田 直子
事務員
高橋 晴美
支援員(施設入所、生活介護)
印出井 明子 事務員
② 異動(転出)
氏
名
職
種
斎藤 靖之 支援係長
湯田 啓太郎 支援員
木暮 理恵 事務員
③ 退職
氏
名
榛葉 和江
富田 浩章
出浦 弘美
輿水 篤
石倉 正巳
原田 亜希子
内田 賢一
高野 正義
4
職
採用年月日
平成 24 年 4 月 1 日
平成 24 年 4 月 1 日
平成 24 年 4 月 1 日
平成 24 年 4 月 1 日
平成 24 年 4 月 18 日
平成 24 年 5 月 16 日
平成 24 年 7 月 1 日
平成 24 年 6 月 1 日
平成 24 年 10 月 1 日
平成 24 年 10 月 1 日
平成 24 年 10 月 1 日
平成 25 年 1 月 1 日
平成 25 年 2 月 7 日
備 考
常 勤
常 勤
常 勤
常 勤
非常勤
常 勤
常 勤
非常勤
常 勤
非常勤
非常勤
非常勤
常 勤
異動年月日
異動先
平成 24 年 4 月 1 日 大田区立久が原福祉園
平成 24 年 4 月 1 日 北区立若葉福祉園
平成 24 年 4 月 1 日 東京都立川通勤寮
種
退職年月日
看護師
平成 24 年 5 月 31 日
支援員(施設入所、生活介護) 平成 24 年 7 月 31 日
支援員(生活介護)
平成 24 年7月 31 日
事務主任
平成 24 年 11 月 30 日
事務員
平成 25 年 1 月 31 日
支援員(生活介護)
平成 25 年 3 月 10 日
支援員(施設入所、生活介護) 平成 25 年 3 月 31 日
支援員(生活介護)
平成 25 年 3 月 31 日
備 考
非常勤
常 勤
非常勤
常 勤
常 勤
非常勤
常 勤
非常勤
利用者状況
(1)定員
①生活介護
②施設入所支援
③短期入所
(2)入退所者状況
①入所者
なし
②退所者
なし
定員80名(内訳:男性50名、女性30名)
定員80名(内訳:男性50名、女性30名)
定員 6名(内訳:男性 4名、女性 2名)
7
(3)性別・年齢構成
歳
性別
男性
女性
合計
20
未
満
0
0
0
20
~
24
0
0
0
25
~
29
1
2
3
(4)愛の手帳交付状況
度
1度
2度
性別
男性
2
23
女性
1
18
合計
3
41
最高齢
30
~
34
4
3
7
35
~
39
9
3
12
40
~
44
9
5
14
45
~
49
9
8
17
3度
4度
合計
18
6
24
7
5
12
50
30
80
男性:73歳
50
~
54
9
3
12
(5)身体障害者手帳交付状況
級
1級
2級
3級
4級
性別
男性
4
2
2
0
女性
1
3
2
2
合計
5
5
4
2
※車イス利用者(常時)男性7名、女性 4 名
(6)障害程度区分状況
男性
女性
合計
55
~
59
4
60
~
64
1
3
4
4
65
以
上
4
3
7
計
平均
50
30
80
47 歳 1 か月
46 歳 5 か月
46 歳 10 か月
5級
6級
合計
0
1
1
0
0
0
8
9
17
1
2
3
4
5
6
合計
0
0
0
1
0
1
3
1
4
6
7
13
17
9
26
23
13
36
50
30
80
(7)実施機関別入所者状況
実施機関 人数 実施機関 人数
足立区
3
北区
4
板橋区
2
江東区
4
江戸川区
1
渋谷区
1
大田区
3
新宿区
3
葛飾区
1
杉並区
9
女性:67歳
実施機関 人数 実施機関 人数 実施機関 人数
世田谷区 12 目黒区
2
東大和市
1
台東区
2
国分寺市
1
日野市
6
中野区
1
多摩市
1
三鷹市
1
練馬区
2
八王子市 18
港区
1
東村山市
1
合 計
80
8
5
短期入所事業利用状況
(1)定員
男性4名、女性2名
(2)年間利用状況
区分
6
月
男性
女性
5
男性
4
女性
4月
1
1
2
0
5月
2
1
2
0
6月
0
3
2
0
7月
2
1
2
1
8月
1
0
1
1
9月
4
0
2
1
10 月
4
2
2
0
11 月
2
2
1
0
12 月
2
1
1
0
1月
5
0
1
1
2月
3
0
1
1
3月
2
0
1
1
合計 28 11 18
6
○年間延べ利用日数 1,422 日
○年間利用率
64.93%
6
3
2
男性
女性
男性
女性
男性
女性
合計
0
0
1
1
1
1
1
0
1
1
0
2
9
0
0
0
2
2
0
0
2
2
2
2
2
14
2
2
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
4
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
6
7
6
9
6
8
9
7
7
10
7
8
90
権利擁護実施状況
(1)苦情解決体制
第三者委員が毎月1回来園し、施設内の視察及び運営状況の説明などを基にし、
良質なサービス提供につながるよう施設運営、利用者対応に関する意見や助言を
受けている。
利用者・保護者との懇談に時間を設定し、利用者の意見・意向を確認できるよう
努めている。
役
割
氏
名
備
考
苦情解決責任者
髙橋 義人
園
長(管理者)
苦情受付担当者
小島 唯
支援係長
第三者委員
渡邊 和弘
元調布養護学校長
第三者委員
和久井 義夫
青梅市生活支援相談員
東京都知的障害者育成会本部相談員
第三者委員
清水 圭子
東京都知的障害者育成会専門相談員
法人苦情受付窓口
白井 俊子
9
(2)権利擁護・虐待防止委員会
従来より利用者の権利擁護・虐待の防止には継続して取り組んでいたところで
あるが、昨年10月1日に「障害者虐待防止法」が施行されたことを受け、恩方
育成園においても「権利擁護・虐待防止委員会」を設置した。
① 恩方育成園 権利擁護虐待防止委員会の内容について
目
的:恩方育成園に所属する障害者本人の権利擁護と虐待防止
所掌事項:障害者本人の権利の擁護に関すること
障害者虐待の早期発見及び対応策に関すること
障害者虐待の通報・報告に関すること
障害者虐待関係諸機関の連携強化に関すること
身体拘束に関すること
その他、委員長が障害者虐待防止に関し必要と認めること
組
織:園長を委員長とし、12名で構成。委員内に保護者代表・第三者委員を入
れ保護者代表・第三者委員の出席を必須とする。
開
催:最低年2回。必要に応じて委員長の招集により随時。
恩方育成園
権利擁護・虐待防止委員会
恩方育成園
虐待防止責任者
施設の虐待受付窓口、各関係機関との連携、
届け出、園内研修計画、各職員のチェックリ
スト作成、事例検討
委員長
髙橋
義人
園長
委 員
滝沢
しげ子
副園長
平塚
良子
医務係長
小島
唯
支援係長
西村
和海
主任
本田
友則
主任
津田
彬子
主任
佐藤
喜一
主任代行
永田
勝則
保護者代表
小山
義寛
保護者代表
和久井 義夫
第三者委員
渡邊
和弘
第三者委員
清水
圭子
第三者委員
氏名( 管理者
髙橋 義人
)
②
権利擁護・虐待防止員会の実施について
第1回 平成24年12月12日(土)10:00~
内容:障害者虐待防止法の確認
「権利擁護・虐待防止委員会設置要綱」の確認
意見交換
10
7
日常生活(施設入所支援)
(1)実施体制
○サービス管理責任者2名(滝沢しげ子、本田友則)
職員配置
支援員(常勤)
支援員(非常勤) 計
利用者数
班
リーダー
14 名+短期入所 1 名
のぞみ
1
5
6
13 名+短期入所 1 名
やまびこ
1
3
4
11 名+短期入所 1 名
はやて
1
3
4
12 名+短期入所 1 名
つばさ
1
4
5
15 名+短期入所 1 名
こまち
1
8
2
11
15 名+短期入所 1 名
ひかり
1
5
6
支援員(常勤)にはフルタイム非常勤を含む
(2)日課・週間スケジュール
曜日
月曜日~金曜日
時間
日中(作業)活動日
7:00 起床・更衣・洗面・検温 等
8:00 朝食・歯磨き
9:30 日中活動(生活介護)
12:00 昼食、休憩
土・日・祝祭日
余暇活動日
リネン交換、清掃、外出
昼食、休憩
13:15
職員ミーティング
13:30 日中活動(生活介護)
余暇、外出、入浴等個別日課
16:00 入浴、洗濯、掃除、余暇等個別日課
18:00 夕食、歯磨き、排泄
19:00 入浴、洗濯、掃除、余暇等個別日課
21:00 就寝
※時間、個別日課の内容は各利用者によって異なる。
※食事は利用者の希望・状態により、各フロアサロン、レストランで喫食した。
※入浴は基本的に毎日実施した。班により利用者のニーズに合わせた時間帯を
設定した。
11
のぞみ(2 階男性重度グループ)定員 14 名+短期入所 1 名
① 平成 24 年度重点的取り組み
・ 発作記録を日中活動中、フロアでの生活時ともに確実に行ない、まとまったデ
ータにすることで、利用者の発作の傾向をつかみ安定に繋げる事ができた。
・ 本人に寄り添い異常に早く気付くことで、傷などが出来ても悪化する前に対応
する事ができた。また、情緒的にも穏やかに過ごすことができた。
・ 運動機能維持や低下防止のために日常的にリハビリを行なう時間を設定し実
施した。
・ グループ全体で口腔ケアに集中し取り組む事で、口腔内の環境(歯槽膿漏・出
血・口臭)に改善が図られた。
・ 食後のサロンの掃き掃除やモップがけ、自分たちで使用するおしぼりの準備、
使用済みのおしぼりを洗濯機まで運ぶ仕事など、一人ひとりがその能力に応じ
て役割を分担し障害の重い方でも主体的に生活ができるように務めた。継続し
て行う中で、本人のやりがいにつながっている様子がみられた。
・ 外出が難しい利用者も多いが、本人の状態を考慮し旅行を実施。5 グループに
分けて、日帰り旅行と一泊旅行を行なった。
②グループでの活動状況
活動内容
回数
利用者数 職員数
備
考
おたる寿司・スシロー・モスバー
ランチ外出
4
10
8
ガー・ステーキのどん
ディナー外出
1
15
9 道頓堀
スターバックス・シャトレーゼ・
ガスト・サーティーワン・イトー
ドライブ
237
513
325 ヨーカドー・モスバーガー・マク
買い物
ドナルド・ココス・近隣スーパー・
近隣コンビニ
ウォーキング
3
8
3 遠矢堀公園
日帰り旅行
1
1
2 東京スカイツリー
一泊旅行
4
11
13 山梨県石和方面
作品展外出・大沢町会夏祭り・ボ
ウリング
その他
―
―
―
園内食事会(バーベキュー・冷麦・
鍋)
12
やまびこ(2 階男性軽度グループ)定員13 名+短期入所 1 名
① 平成 24 年度重点的取り組み
・ 一人一人個別に目標を設定し、それに向かって利用者、支援員が共通の認識
を持って取り組んだ。また、個々によって進捗状況は異なるものの、出来た
事柄に対してはきっちりと評価をして本人達の自信に繋がるよう支援した。
・ フロア内や食堂、館内の共有スペースの清掃を継続して行ない、責任感や有
用感を得られるよう支援した。
・ 障害の重い仲間に対しての思いやり、労わりの気持ちが育まれてきたため、
継続して支援を行った。
・ 社会参加の場、施設以外の活動の場を広げていく切欠として、地域の様々な
イベント・催しに積極的に参加した。
・ 旅行は前年度に続いて 2 泊で実施した。
②土・日・祝祭日の活動状況
活動内容
回数
利用者数
12
168
237
401
ウォーキング
17
78
ふれあいルー
ムでゲーム
8
36
グループ外出
ドライブ
その他
-
-
職員数
備
考
旅行(2 泊)・キャンプ
スカイツリー見学
33
うどん打ち体験
ランチ外出・ディナー外出 など
スターバックス・シャトレーゼ・
ガスト・ サーティーワン・
325
モスバーガー・ケンタッキー・
マクドナルド・ココス
近隣公園・ドラッグストア・
17 近隣スーパー・近隣コンビニ
など
8
初詣・夏祭り・作品展・
ボウリング・福祉祭り・パン配達
-
フロア掃除・ベッドメイク
タンス整理
など
13
こまち(女性2F 重度グループ) 定員15名+短期入所 1 名
① 平成24年度重点的取り組み
・ 利用者の日々の変化に職員一人ひとりが気付き、すぐに発信する習慣がつい
たことで、利用者の情報を職員が共有し、利用者の支援についての方向性を
職員間で話し合い、対応することができるようになった。また、利用者個々
に役割を設定し継続して支援することにより、集団生活の中で一人ひとりが
生活に充実感を持てるようにした。
・ 余暇は利用者の体力に応じた内容を設定した。長時間の外出が難しい利用者
には外出も体に負担のかからない内容にし、また室内で行える運動プログラ
ムを取り入れ、日ごろから運動量の確保が難しい利用者が参加できるように
した。一方で、体力のある利用者は、外出の内容に利用者個々の興味のある
ことを取り入れるようにした。
・ 健康管理においては、予防という視点に立ち、利用者のトイレ後の手洗いの
習慣を身に付けられるようにした。また、健康状態の悪化を防ぐため、利用
者の健康状態の小さな変化にも見逃さずにすぐに医務へ報告、また職員へ周
知を行うことを徹底した。
・ 勉強会に関しては、糖尿病について」や「発熱・怪我・トラブル」、「精神病
について」、「尿失禁について」等フロア利用者と直接的に関係のある課題に
加え、
「コミュニケーション法」
「起こり得る事故を防ぐための対応について」
等、具体的な場面での職員の対応についてのテーマについて学び、職員が支
援の向上に意欲的な姿勢を持てるようなった。
・ 旅行に関しては、小グループに分けそれぞれ行き先をその特性に応じて決め、
健康状態を考慮すべき方については、日帰り旅行を計画した。
②グループでの活動状況
活動内容
掃除
回数 利用者数 職員数 備 考
114
228
268 居室・サロン・廊下・ゴミ出し
ウォーキング
111
431
工作
31
8
25
115
24
15
565
11
46
1590
55
226
3
11
9
1
3
3
45
3
18
20
71
22
買い物
ドライブ
誕生会、お茶会
デザート外出
おやつ作り
一泊旅行
日帰り旅行
フロア外出
その他
172 近隣の公園・園の周り
84 季節に応じた貼り絵・塗り絵
等
8
25
311
31
47
等
等
14
アルプス・ウェルパーク
近隣の公園
等
デニーズ・馬車道
等
ホットケーキ・かき氷・パフェ等
河口湖温泉・熱川温泉
東京ディズニーランド
とうふやうかい
馬車道・デニーズ・ランチ外出 等
スヌーズレン・ボーリング・作品展
メイクアップ教室・
フライングディスク・音楽療法・
ストレッチ
等
はやて(3階男性自閉性障害グループ)定員11名+短期入所1名
① 平成 24 年度重点的取り組み
・ 継続し環境整備・日常生活の構造化に努め、グループダイナミクスを活用し
利用者一人一人の動向にも注意することで安定した日常が送れるように取り
組んだ。
・ 今年度も積極的に外出の機会を設け、様々な体験・経験、社会参加が出来る
よう支援を行なった。
・ 日常生活動作の中で清掃や衣類整理を能力内自立が図れるよう取り組んだ。
・ グループ全体で口腔ケアに集中し取り組むことで口腔内の環境(歯槽膿漏
出血 口臭)に改善が図られている。
②グループでの活動状況
活動内容
はやて班行事
(短期入所者含)
回数 利用者数
18
77
2
21
はやて班
宿泊旅行
職員数
備考
今熊山・刈寄山ハイキング
高尾スターレーン・モダンパスタ
相模湖・サマーランド
陣馬山ハイキング、
50 はいから亭(焼肉)・辻堂海浜公園
東丹沢グリーンパーク
夕やけ小やけ(山歩き)
八王子市内バス外出・セレオ八王子
多摩動物公園・道頓堀(お好み焼き)
山のふるさと村・檜原都民の森
小河内ダム・留浦(ドラム缶橋)
小菅村・雄滝・東京湾フェリー
11
丹波山温泉のめこい湯
ダチョウ王国袖ヶ浦ファーム
元名ビーチホテル・鋸山ロープウェイ
③つばさ班との合同活動
活動内容
ドライブ
つばさ班と合同
ウォーキング
つばさ班と合同
合同調理実習
園内食事会
回数 利用者数
203
459
99
133
5
49
職員数
備考
石川 PA・払沢の滝・南京亭、
イトーヨーカドー・ガスト、
イオンモール・ミスタードーナツ、
315
オザム・エコス、
スターバックス・福祉まつり
ミニストップ・マクドナルド等
スーパーアルプス・サンクス
122 セブンイレブン・ウェルパーク
園周辺、近隣各所
そうめん・ちらし寿司・
25 かぼちゃ団子・芋煮
パエリア・野菜スープ
15
つばさ班(3階男性中度グループ)定員 12 名+短期入所 1 名
①平成 24 年度重点的取り組み
・ 利用者一人ひとりと向き合う時間を増やせるよう努め、情緒的安定を目指す
支援を行うことにより、更なる信頼関係の構築を図った。
・ 利用者の能力内自立を目指し、衣類の準備や片付けを出来る限り本人の力で
行えるよう取り組んだ。
・ 年間を通して様々な内容の外出機会を設け、身体能力の維持や改善・文化的
体験・社会参加・地域資源の活用が出来るよう支援を行なった。
・ 行事においては、班全体としてのプログラムだけではなく、身体面や能力面
等における個々のニーズに合わせた小グループを編成し、グループ毎にプロ
グラムを立てることで、利用者個々に対する楽しみを広げることが出来た。
・ グループ全体で口腔ケアに取り組み、口腔内環境(出血・口臭)の改善に努
めた。
②グループでの活動状況
活動内容
回数
利用者数
つばさ班行事
19
110
職員数
備考
武蔵五日市金毘羅山・七福神めぐり
高幡不動尊十里木ランド・
秩父長瀞、大沢町会夏祭り・
54 86 人展、車山高原・
昭和記念公園・六道山公園・
ふれあい運動会・居酒屋「汁べゑ」
和食さと楢原店・山梨県不老園
③はやて班と合同での活動状況
活動内容
回数
利用者数
ドライブ
はやて班と合同
203
459
ウォーキング
はやて班と合同
99
133
合同園内夕食会
5
49
職員数
備考
石川 PA・払沢の滝・南京亭
イトーヨーカドー・ガスト
イオンモール・ミスタードーナツ
315 オザム・エコス
スターバックスコーヒー
福祉まつり・ミニストップ
マクドナルド等
スーパーアルプス・サンクス
122 セブンイレブン・ウェルパーク
園周辺・近隣各所
そうめん・ちらし寿司、
25 かぼちゃ団子・芋煮
パエリア・野菜スープ
16
ひかり班(女性3F 中軽度グループ) 定員 15 名+短期入所 1 名
① 平成 24 年度重点的取り組み
・ 一人一人に能力に応じて、フロア内の掃除や洗濯物たたみ、シーツ交換、浴
室掃除などのお手伝いを設定し、他者のために働くことの喜びや、役割を持
つことにより生活に充実感を持てるよう支援した。また、職員内での支援の
統一化も含め、利用者へ手伝いの手順書等を提示し、実践し習慣化に繋げた。
・ 朝の会を実施。一日の予定を伝え、イレギュラーな事でも自分の生活に予測
を持って行動し、安心感を持てるよう努めた。
・ 食事前・活動前の待機について、時間になるとスムーズに待機場所に集まり、
全体でコミュニケーションの機会を持つことができた。
・ 毎日、評価表を用いて一日を振り返り、翌日への意欲に繋げる時間を設定し
た。また、おもちゃを購入し、職員と一緒にゲームやお絵かきをして遊ぶ等
の機会を設け、職員と利用者間または利用者同士でのコミュニケーションを
多く取り入れた。
・ ウォーキングや運動する時間を設定し体重増加を防止し健康維持に努めた。
・ 旅行に関しては、小グループに分けそれぞれ行き先をその特性に応じて決め、
宿泊旅行を行った。
②余暇活動について
活動内容
回数
利用者数 職員数
買い物
16
18
17
掃除、身辺整理、
外出準備
44
176
46
創作活動
52
530
103
お茶会、誕生会
7
100
12
調理実習、おやつ
作り
18
100
34
イベント参加
6
18
8
ディナー外出
1
15
7
美容院
1
1
1
ドライブ、喫茶、
映画、温泉
57
119
60
ウォーキング
話し合い
その他
22
51
28
138
765
205
40
56
46
17
備
考
イトーヨーカドー
イオンモール、アルプス 等
居室・サロン・廊下掃除等
絵画、手紙、年賀状、イベントの
ポスターや飾り作成
等
かき氷、ホットケーキ、チョコ
クレープ、フルーチェ、焼きそば
白玉だんご等
お祭り、メイクアップ教室、
ボーリング大会、作品展等
馬車道
わくわくビレッジ、
サーティンワン、
プラレタリウム、
デニーズ、イオンモール等
神社公園、遠矢堀公園 等
ひまわり会、一日外出計画 等
カラオケ・DVD 鑑賞・ゲーム
8
日中活動(生活介護)
(1) 重点目標に関する取り組み
① 昨年度の 12 月 31 日で就労移行支援事業が終了し、引き続き生活介護事業 7 班
体制体制とした。日中活動班としては昨年同様の 7 班体制だが、作業棟の増設
により 2 班合同(夕やけ班・受注作業班)での活動から、作業班個々の特性に応
じたスペースを確保できた。また、個々のニーズに合ったプログラムが選択で
きるようスポットプログラムとして“H&B「女性利用者の運動プログラム」、音
楽療法、陶芸、車椅子ダンス、リハビリ”を、作業班以外の横断的なプログラ
ムとして行った。
② 活動中の安全に十分配慮し、健康の維持・増進に努めた。
③ 社会参加の場として、園外作業(車椅子清掃・空き缶回収・ポスティング)を
定期的に実施した。
④ 居住支援と連携し、より個々の状態にあった支援の提供を行った。
⑤ 作業収益を利用者全員に毎月の工賃、また各行事・宿泊の費用の一部として充
当した。
⑥ ワークセンター主催の「道の駅販売事業」に参加し八王子市内の他施設ととも
に道の駅滝山でのパンの販売を行った。
(2) 一週間のスケジュール
曜日
午前
午前2
午後
月
活動
音楽療法
活動
火
活動
H&B
陶芸
活動
水
活動
陶芸
活動
木
活動
金
活動
土
日
休日
休日
午後2
音楽療法
車イスダンス
リハビリ
H&B
園外作業
(車椅子清掃)
活動
音楽療法
(隔週)
活動
音楽療法
(隔週)
休日
休日
(3)生活介護
① 実施体制
○サービス管理責任者2名(本田友則、滝沢しげ子)
利用者数
ベーカリー班
受注作業班
夕やけ班
農園班
あおぞら班
創作班
ふれあい班
合 計
2
13
7
12
7
19
20
80
職員数
常勤職員
非常勤職員
1
3
2
1
1
1
1
1
1
4
1
3
5
25
18
生活棟からのカバー
午前
午後
0
0
0
0
0
0
1
0
0
1
0
0
2
2
3
4
②活動報告・活動内容
ア)受注作業班
・ 作業を通じて地域社会とのつながりを持つと共に、活動の中で「仕事」におけ
る責任感やマナーの獲得を目指してきた。また、工賃受給システムを整備し、
仕事への動機付けに繋げていき、「労働の対価としてのお金」の価値への理解
を深めていくよう支援を行った。
・ 内職作業は企業から仕事を受注して、組立・封入といった作業を提供してき
た。運動を兼ねてポスティングも継続している。缶回収では、毎週月・金の
午前に活動を行っている。また、毎週金曜日には、地域の老人施設に出向き、
車いす清掃を行っている。
・ 敷地内に作業棟を新築し、10 月より活動場所を移転した。以前よりスペース
に余裕が出来たことで、作業場面を構造化し利用者にとってわかりやすい動
線の提供を行うとともに自助具の開発などを行い、能率・円滑化がはかれた。
各利用者の能力・特性を知った上で個々に合った作業種の提供を行うことが
できた。また、能力の高い利用者には、より実践的な場面の提供を行った。
・ 受注作業のみではなく、運動プログラム・音楽療法・陶芸活動を取り入れ、
気分転換、運動量の確保、体力の維持・向上をはかった。
活動班での外出〈毎月 1 回→喫茶外出(ローテーションで 3~4 名ずつ)〉
4 月上旬 → お花見
7 月中旬 → 1 日外出(相模原市立博物館)
3 月中旬 → 1日外出(高尾山近郊)
3 月下旬 → お花見
イ)農園班
・ スタッフ 2 名体制を継続する一方、内 1 名がフロアからのフォローで実施す
る形をとった。そのため、3階男性フロアとの連携は取りやすく、できるよ
うになっている。そのための動線を更にわかりやすくする工夫を行った。同
時に、活動内容としては昨年度からの継続の缶潰し、農作業(野菜の生育)、
シイタケ栽培、ウォーキング等見通しの立ちやすいものを中心に行い、1 年を
通じグループとしてのまとまった動きができるように進めてきた。手動缶潰
し機を導入した事で、一人一人が集中して取り組める活動の幅を広げた支援
を行った。
ウ)創作班
・ 陶芸、木工、編み物などの作業種や利用者間の相性などを基に小グループ化
を行って創作活動を行った。その中で個々に合った活動の提供、集中できる
よう環境整備をした。昨年度から引き続き色選びなど個性を表現できるよう、
一人ひとりに合ったアドバイス、色選びなどのやり方を工夫した。また、作
品を作るだけでなくより良い、より丁寧な作品にするために指導・アドバイ
スを行った。必要に応じて目標設定や、作業量を評価し意欲の向上を図った。
新しい作業(刺し子)にも挑戦した。
・ 作品の発表・販売の場としては、地域のお祭りや 86 人展、手作り作品展など
のイベントで展示・販売を行い、自分の作った作品が売れていく喜びを感じ
られるようにした。
・ 作品制作だけではなく、体操やウォーキングで気分転換・健康維持を図り、
19
イベント後のお疲れ様会等で楽しむ機会も設けた。
・ 毎月の給料日には、一人ずつ前に出てきて給料を手渡し、皆でお疲れ様の拍
手をし、自分でジュース等を購入し、皆で飲む機会を設けた。活動の成果と
して、お金や労いの言葉をもらうことで喜びを感じ、さらなる活力につなが
るようにした。
活動班での外出
4 月・・お花見
9 月・・作品展お疲れ様会
12 月・・忘年会
3 月・・1 年お疲れ様会
エ)夕やけ班
・ 内職作業を中心に活動を展開している。内職作業は企業から仕事を受注して、
分解、組み立て等を行っている。週に数回、ポスティングを行い、地域との
交流もはかれると共に、社会性も育まれている。
・ 作業場面を構造化し利用者にとってわかりやすい場面の提供を行うと共に、
自助具を開発して作業種と本人の能力のバランスがはかれたことで、個々が
関われる場面も増え、安定・集中力の向上につなげられた。また、少人数が
ゆえに内面洞察を的確に行うことができ、個々の能力・特性にあった作業種
を提供することができた。
・ 能力の高い利用者に対しては、「自分の仕事」としての意識づけにつながるよ
う支援を行った。
・ 室内作業だけではなく、運動プログラムも取り入れ、体力の維持・向上をは
かった。また、活動の幅が広がるよう定期的に音楽活動や陶芸活動を取り入
れている。
活動班での外出
4月花見
7月プラネタリウム
3月イチゴ狩り
オ)ふれあい班
・ H24 年度、在籍数が 20 名、ふれあい班スタッフが 4 名、日中のフロアから 2
名のフォローにより、利用者さん一人ひとりに関わる時間が取れるようにな
り、個々のニーズに応えられる事ができ情緒の安定、体力の維持、向上へと
繋げる事が出来た。
・ 動的プログラムでは、毎日のラジオ体操を続けてきた事で活動開始の意欲向
上が更に繋がった。室内ウォーキング以外にマット運動や天候の良い日は屋
外のウォーキングを多く取り入れ気分転換・情緒の安定・体力の維持・増進
を保てるよう努めた。屋外のウォーキングや車を使って近隣の公園などに行
き、自然・季節を体感出来るようにした。イベントとして、お花見をしたり
鯉のぼりやクリスマスツリー作ったりした。
・ 静的プログラムでは、創作活動で塗り絵や貼り絵を中心に行ないながら、貼
り絵のステップアップとしてはりこにも挑戦をして 86 人展に作品として出展
する事も出来た。個人の作品作りの他にも他者と力を合わせて模造紙で貼り
20
絵を行ったりして喜び、達成感を分かち合った。その他に個々のプログラム
として、ブロック・積み木・パズル・ビーズ・和紙作り等を提供した。また、
竹を使って箸創りではやすりがけを行なった。箸は商品として作品展で売る
事が出来その売り上げを利用者さんに還元することで物を作る楽しさ、意欲
向上に繋がるようにした。また、創作活動の場面を増やした事で各行事の飾
りなどを全員参加で楽しむ事が出来た。毎月の給料日に、一人ずつ名前を呼
んで給料を手渡してジュースを購入して皆で飲む機会を設けて、活動意欲の
向上へと繋げた。
・ 今年度は音楽療法のプログラムも増えて音楽に合わせて体を動かしながら楽
しく歌ったり楽器を叩いたりする様子が見られた。昨年度から行っている車
椅子ダンスも引き続き行い、更に1曲新しいダンスを踊れるようになり、以
前車椅子の後方に介助が必要だった方も介助が無くても踊れるようになって
きている。今年度も園祭で皆の前で披露する事が出来て踊る事の楽しさ、喜
び、自信により繋がったと思う。
※ 月に2回PTによるリハビリを行ない、PT からの指示内容を活動中のプ
ログラムにも取り組んで実施した。
カ)あおぞら班
・ 利用者 7 名という少人数で刺激の少ない環境を用意することでより落ち着い
た状態で活動に取り組める状態を作ることを心掛けた。
・ 作業種として、ビーズ・シュレッダー・型入れ・描画を行い、一人ひとりの
様子を観察しながら、本人に適切な道具・自助具を使用し、難易度の設定を
行うことで集中しやすい状態の維持を図った。その事が作業の精度や持続時
間の向上として表れていた。
・ そのほかに、運動プログラムとして毎日ウォーキングの時間を設けるほか、
近隣の公園への外出。パン配達などを行ない、週に一回の陶芸活動、音楽療
法を行いました。
キ)あさやけ班(ベーカリー班)
・ 平成 23 年 12 月 31 日で就労移行支援事業は終了し、生活介護事業として活動
を行っているが、就労・地域移行を希望する方々への活動場面を提供した。
作業場面では、
「働く」場面をイメージできる環境を提供し、昨年同様「挨拶
の励行」「礼儀正しさ」「遅刻欠勤をしない」「私語を慎む」「身嗜みへの気配
り」
「就業中の集中力」など通常仕事をする上での最低限のマナーを重視た支
援を行っている。
・ 引き続き就労・地域移行を目指す方々に対し、生活フロアとの連携・販売や
外部実習などの社会参加を行い自立へ向けた支援を継続していく。
※ 販売実績は、下記“(4)作品販売・地域行事等への販売(両事業共通)”
を参照。
利用者のイベント・販売参加
・ 八王子福祉園訪問定期販売(毎週金曜日)
・ 「(4)作品販売・地域行事等への販売」を参照
21
ク)スポットプログラム
a).音楽療法(講師 上田道子:音楽療法士)
毎月、月曜日と金曜日(第 1・3 の金曜日や祝日は除く)の AM・PM に活動を
行った。
「音楽を使って、その人がその人らしく生きるための支援をする」をコンセプトに、
以下の 3 点を目的として利用者と接した。
① 身体へのアプローチ:身体の活性化をはかり、生活にメリハリやリズムをつ
くる精神へのアプローチ:安心できる場と時間を提供して、ストレス発散や気分
転換をはかる 自己表現や自主性・主体性を引き出す
② 社会性へのアプローチ:コミュニケーション能力の改善や、役割意識・集団
内での過ごし方を見つける
多くの利用者が参加できていた。音楽を媒介としたアプローチにより、発声・歌
唱・楽器使用等で表情よく取り組む様子が見受けられた。上記にある自己表現や
気分転換がはかれていたとも感じた。
【活動内容例】
・ BGM 使用のストレッチ
・ 始まりの歌=発声
・ 歌唱:季節感のあるものやリクエスト曲
・ 楽器活動:タンバリン・鈴・トライアングル・マラカス・アフリカンドラム
等多々
・ ダイナミクス:スカーフや木の実・花等の素材活用で、視覚・触覚・聴覚へ
の働きかけを行う
【実施日数】70 日
b).陶芸活動(講師 岩瀬 健一)
火曜日と水曜日の AM(9:30~11:30)で活動を行った。講師のレクチャーのも
とで、様々な陶器を作成した。【全実施日数】76 日
① 火曜日のメンバーについて
あおぞら班の利用者が参加した。陶芸を未経験の方が多く、まずは粘土に触れて
感触を覚えてもらう事から始めた。感触に慣れるまで時間をかけつつ、練る・こ
ねる・丸める・粘土の表面を滑らかにする・道具を使って粘土に模様をつける・
型を使い陶器の形を整える等の工程に取り組んだ。その中で利用者が得意なポイ
ントを見つけて、講師や職員がそばについて一緒に取り組むうちに、やがて利用
者が自身で行えるようになり、小皿やアクセサリー・湯呑み等の多くの陶器作成
ができた。作品展等でそれらを出品できた。利用者は皆、表情よく落ち着いて参
加できており、継続した取り組みができていた。
【実施日数】37 日
② 水曜日のメンバーについて
6 名の利用者が参加し、年度を通じて固定のメンバーであった。かつて 陶芸を
経験した方も多く、様々な陶器の作成に皆が興味を示していた。こねる・丸める・
表面を整える・模様をつけるに加え、へらの使用や型紙を使用して粘土を切る等
の細かい工程まで、自身でできるようにした。初期は小皿や湯呑み等を、中盤は
より大きいサイズの陶器を作成し、終盤はマグカップや動物像と次第に難度が高
いものを提供したが、どれも意欲的に取り組めており仕上げることができていた。
22
作品展等に出品もできていた。技術的にも向上が見られ、講師や職員からの評価
を受けて自信を持てていた。陶芸活動を日々楽しみにしており、積極的な参加で
あった。
【実施日数】39 日
c).車いすダンス(講師 岩河 正子:ウェルフェアダンス普及委員会)
外部の講師を招いての車椅子社交ダンスを毎週月曜日に行なった。毎週決まった
曲を使ったことで音楽に親しみを覚え車椅子ダンスへの抵抗も減り楽しむ様子
が伺えた。また、繰り返し行うことで身体の動きも柔軟になり上達も伺える。講
師の先生方とのコミュニケーションも深まり利用者が楽しみにする活動内容と
なった。楽しみにすることで一年に1曲新曲を取り入れ秋祭りに披露している。
【実施日数】25 日
d).H&B(ヘルス&ビュティー:女性利用者向け運動プログラム)
火曜日の AM(9:30~11:30)、PM(13:00~15:30)でスポーツ活動を行った。
・ 利用者を、身体機能的・能力的・目的別にグループ分けし、目的に沿ったプ
ログラムを提供することで、無理せず効率良く運動量を確保した。
・ 運動発散することや施設外で活動することでリフレッシュを図った。
・ 肥満傾向の利用者が多いため、運動量を確保し減量を図った。さらに、利用
者の健康維持に努めた。
・ 運動により体力を消耗することで夜間の良眠につなげる等、生活リズムの改
善を図った。
・ 活動場所として地域施設を利用することで地域資源について学んだり、交流
の場とした。
・ 日中活動のコマの中にスポーツを中心とした活動班を組み込むことで、更な
る日中活動の充実と、選択の幅を持たせた。
プール活動・・・市営甲の原体育館プール・八王子福祉園プール
水泳教室・・・・多摩障害者スポーツセンター
エアロビクス・・恩方市民センター
ロングウォーキング・・・戸吹スポーツ公園
屋内ウォーキング・・・・富士森体育館
【実施日数】44 日
e).リハビリ(理学療法士 中條 千恵子)
隔週の火曜日に実施した。1 回に5~7 名程度の利用者に理学療法士から指導を受
け訓練を行ったほか、日常的に行う訓練に対してもアドバイスをいただき、日中活
動・居住支援それぞれの場面での活動に活かすことができた。
【指導内容】
・関節可動域訓練
・筋力強化訓練
・起居動作訓練(起き上がり・座位・立ち上がり・立位)
・歩行訓練
【実施日数】24 日
23
(4)作品販売・地域行事等への販売(両事業共通)
○参加・出品イベント
イベント名
5 月 20 日
福祉まつり
7月7日
ほおずき市(杉並)
7 月 14 日
八王子特別支援学校納涼祭
7 月 20 日
八王子福祉園納涼盆踊り大会
9 月 15 日
すずかぜ祭
9 月 14~16 日 86 人展
9 月 23 日
秋のワークショップ
9 月 29 日
希望の里まつり/聖パウロ祭
10 月 13 日
高井戸区民センター祭
10 月 21 日
ふれあい運動会/山の子の家祭/高尾山森林マラソン
10 月 28 日
恩方市民センター祭り
11 月 3 日
八福祭
11 月 4 日
上高井戸集会所祭
11 月 10 日
秋まつり
11 月 17 日
いちょう祭
12 月 1 日
ふじもり祭
2 月 22~24 日 手作り作品展
3 月 10 日
さくら祭
○定期納品・販売先一覧(ベーカリー部門)
納品先
内容
販売・配達日
道の駅八王子滝山
ブレッド類・ロールパン類・
毎日
焼き菓子類等
東浅川保健福祉センター パン類全般・焼き菓子類等
毎日
八王子市役所売店
パン類全般・焼き菓子類等
月・火・木
山の子の家
給食用食パン・ロールパン類等
週 2~3 回
八王子福祉園
パン類全般・焼き菓子類等
金
島田療育センター(委託) パン類全般・焼き菓子類等
金
ふじだな(喫茶店)
焼き菓子類
隔週 1 回
夕やけ小やけ文化農園
焼き菓子類
金(納品日)
24
9
給食実施状況
食事は栄養と健康を維持するだけでなく、利用者にとって日々の生活の中で大きな
楽しみとなっている。個人の嗜好に合わせて選択できる喜びを味わえるメニューの
取り入れや、個々の健康状態に合わせた治療食の提供や食事の形態に力を入れ利用
者のニーズに対応しながら質の高い食事を心掛けてきた。
(1)重点目標
① 利用者の健康保持促進のため、適正な栄養バランスの食事の提供に心掛けた。
② 利用者の嗜好・健康状態に配慮した献立を提供するため、嗜好調査等を行い
お誕生日メニューに反映した。また、嚥下困難の方や食事制限のある方にも喜
んでいただけるように何種類かのデザートや小鉢を取り入れて選択する楽し
みを増やした。
③ 秋には新そば打ちを行い、実際に生地に触る切るなど食を体験して楽しむ機会
を作った。また、3月には旬の食材を用いたお花見弁当を提供しイベント食の
充実と共に季節を感じてもらうことが出来た。
④ 糖尿病・高血圧による塩分制限・減量等、個々の健康状態に合わせた献立に配
慮した。7月から現在の治療食では減量が思うように進まない方のために、食
材や調理法を変え更にカロリーダウンを図ったヘルシー食を取り入れスムー
ズに体重減量が出来るように努めた。また、急な体調不良時には粥食やゼリー
等、消化の良い食事を症状に合わせ対応することができた。
⑤ 利用者の個人に合わせた4種類(ミキサー・みじん・粗刻み・一口)の刻み食
充実させた。さらに、食事保健医療委員会にて誤嚥の危険を減らすためトロミ
剤の見直しと検討を行い、より個人に合わせた形のとろみ調整を行うことがで
きた。また、おかずの一品に適度な硬さの食材や調理方法を取り入れることに
より咀嚼力を高められるよう努めた。
⑥ 食中毒予防及び、嘔吐や下痢等の感染症の疑いがある場合には必要に応じてデ
ィスポ食器を使用し感染症の拡大防止等、衛生管理の徹底に努めた。
(2)実施体制
栄養士1名・主任調理員1名・調理員7名を配置し、栄養管理、健康管理等に則
した食事提供を行った。※調理員は(日清食品株式会社に委託)
職種
職員数
男性
女性
栄養士
1
0
1
主任調理員
1
1
0
調理員
合計
7
9
1
2
6
11
25
(3)年間の行事食
月日
行事名
4/27
お誕生日
5/25
お誕生日
6/29
お誕生日
7/7
七夕メニュー
7/27
お誕生日
8/26
お誕生日
9/28
お誕生日メニュー
10/26
お誕生日メニュー
11/1
恩方育成園創立記念メニュー
11/30
お誕生日メニュー
12/21
クリスマス会メニュー
1/1~2
お正月料理
1/25
2/22
お誕生日メニュー
お誕生日メニュー
3/3
ひな祭りメニュー
3/28
お花見弁当
献立
ご飯・味噌汁・ヒレカツ&エビフライ・スパゲテイーサラダ・
お誕生日ケーキ
ごはん・スープ・ミートローフ温野菜添え・コールスローサラダ・
お誕生日デザート
オムライスデミグラスソースかけ・カニコロッケ・サラダ・
お誕生日デザート
七夕ちらし寿司・すまし汁・信田巻きの含め煮・
白身魚の大葉天ぷら・七夕ゼリー
茄子のミートスパゲティー・ビーンズサラダ・スープ・
お誕生日デザート
さっぱり鰻ちらし寿司・鶏団子と野菜たっぷり
汁・いんげんの和え物・3種の選べるアイスクリーム
天丼(海老・野菜)・酢の物・なめこ汁・
秋のモンブランケーキ
チキン味噌カツ丼・大根サラダ・コンニャクの土佐煮・
すまし汁・お誕生日ケーキ
新そば(温・冷)
・天ぷら盛り合わせ・和え物・
紅白まんじゅう
カレーピラフ・野菜コロッケ・コールスロー・コンソメスープ・
選べるデザート
唐揚げ・ポテト・スモークサーモンサラダ・ソーセージ・
蟹の重ね蒸し・サンドイッチ盛り合わせ・トマトペンネ・
カップ海鮮寿司・選べるケーキ4種類
お刺身(2種)松風焼き・紅白かまぼこ・
昆布巻き・栗きんとん・紅白なます・黒豆・
お煮しめ・伊達巻
ジャンバラヤ・チキンソテー・スープ・お誕生日ケーキ
チキンライス・コロッケ盛り合わせ・スロー・お誕生日ケーキ
桜寿司・鶏団子汁・菜の花の和え物・
フレッシュ苺の手作りミルクプリン
筍ご飯・鰆の西京焼き・厚焼きたまご・花シュウマイ・
ササミチーズカツ・エビフライ・鶏の野菜巻き・煮物(大根・
桜人参)菜花おひたし・ミルクイチゴゼリー
(4)治療食について
エネルギー量
1600kcal
蛋白質
68g
脂質
41g
26
糖質
240g
カルシウム
601mg
10
保健医療状況
毎朝・夕ラウンドを行い日々の利用者の健康状態の把握と異常の早期発見・早期
治療に努めた。
感染症に対して職員の意識の向上を図り支援員と連携し感染防止に努めた。
(1)年間総括
① ミーティングを通し利用者の健康状態・日々の注意点について伝え、情報の共
有を行った。
② 利用者の日々の健康状態を把握し異常の早期発見に努めた結果、入院者数の減
少に努めることができた。
③ 手術の必要な利用者に対して本人、保護者に説明・納得してもらい理解を得る
ことができた。又、医療機関に情報を伝え安全に手術を行う事ができた。
④ 支援員と連携し感染症を防ぐことができた。
⑤ 各医療機関との連携を密にして、万全なる医療体制に努めた。
⑥ 主治医に日々の利用者の健康状態を報告し服薬調整を行った。
(2)一日のスケジュール
時 間 帯
項 目
9:00
始
業
9:00~ 9:30 ラウンド
10:30~12:15 通院
薬のセット
12:15~13:15 昼食・休憩
13:15~13:30 ミーティング
13:30~16:00 回診・通院
薬のセット
16:00~18:00 ラウンド
18:00
終
業
内
容
利用者の健康チェック・支援員との申し送り・処置等
定期通院・利用者の体調により通院・薬の準備等
職員ミーティング
回診・定期通院・利用者の体調により通院・薬の準備等
利用者健康チェック・処置等
(3)一週間のスケジュール
曜日
月
火
水
木
金
土
日
午
前
通院または医務業務
通院または医務業務
通院または医務業務
通院または医務業務
午
後
通院または医務業務
恩方回診(第4)/通院または医務業務
歯科回診・通院または医務業務
常盤病院回診(第2、4)
皮膚科回診(第3)/通院または医務業務
通院または医務業務
通院または医務業務
医務業務
原則として通院はなし(救急の場合は除く)
27
(4)服薬状況
区分
フロア
精 神
科
内
科
耳鼻咽喉科
皮膚科
整形外科
合
計
2F男子
3F男子
18
10
0
1
0
29
19
2
0
0
0
21
2F女子
12
3
0
0
0
15
3F女子
12
3
0
0
0
15
合計
61
18
0
1
0
80
(5)嘱託医・訪問歯科・皮膚科診察状況
① 恩方病院(嘱託医)
4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月
合計
2F 男子
3F 男子
4
1
5
0
0
3
2
4
0
0
0
3
0
0
4
2
5
0
2
3
3
1
0
3
25
20
2F 女子
3F 女子
2
2
2
1
0
3
1
3
0
0
3
5
0
0
3
1
0
2
1
1
2
4
0
3
14
25
合計
9
8
6
10
0
11
0
10
7
7
10
6
84
②常盤病院(嘱託医)
4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月
2F 男子
3F 男子
2F 女子
3F 女子
合計
0
0
0
0
0
2
2
3
1
8
1
5
1
2
9
0
2
1
0
3
0
1
3
1
5
1
1
3
0
5
1
4
6
2
13
5
8
4
0
17
0
4
2
0
6
1
5
3
1
10
1
3
2
0
6
1
6
4
0
11
合計
13
41
32
7
93
③ 清和会往診部
4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計
2F 男子
20
29
22
25
25
25
26
21
30
21
25
19
288
3F 男子
26
37
25
35
32
34
36
30
24
31
35
19
364
2F 女子
26
30
20
24
29
17
39
26
5
22
25
21
284
3F 女子
18
22
14
22
16
21
24
19
25
19
22
18
240
合計
90
118
81
106
102
97
125
96
84
93
107
77
1176
④ よしひらクリニック(皮膚科)
4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月
2F 男子
3F 男子
2F 女子
3F 女子
合計
3
1
6
2
12
5
4
1
2
12
2
3
2
2
9
1
3
0
0
4
0
0
0
0
0
5
2
0
2
9
1
5
2
1
9
28
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
2
4
3
5
14
0
0
0
0
0
合計
19
22
14
14
69
(6)通院状況(回診を除く)
内
科
5
月
6
月
8
月
9
月
10
月
科
脳
外
科
科
7
0
4
0
1
2
0
0
3
0
0
0
1
1
2
0
合計
2F 男子
3F 男子
2F 女子
3F 女子
12
3
6
5
0
0
3
0
合計
2F 男子
3F 男子
2F 女子
3F 女子
2F 男子
3F 男子
2F 女子
3F 女子
眼
耳
鼻
咽
喉
科
外
2F 男子
3F 男子
2F 女子
3F 女子
合計
7
月
整
形
外
科
神
科 目
4
月
精
科
2
皮
泌
尿
器
科
膚
科
婦
リ
ハ
ビ
リ
合
前
年
度
比
人
計
科
0
0
0
0
0
0
2
1
1
0
0
0
0
0
0
2
0
0
3
0
0
0
0
0
7
1
1
2
0
1
0
1
0
0
2
0
0
1
0
0
0
0
1
1
2
0
2
8
1
4
1
4
1
0
2
4
1
2
5
1
1
1
0
14
4
13
0
0
7
+1
0
5
-7
0
1
8
+5
0
0
1
33
-1
0
0
0
0
7
-4
0
0
0
0
0
3
-2
1
2
0
0
0
7
-6
0
0
0
0
0
2
7
+4
2
3
1
2
0
0
2
24
-8
0
0
0
0
0
0
0
7
-1
0
4
0
2
0
0
0
0
13
+5
0
0
0
0
4
0
0
0
11
-1
0
0
1
0
0
1
0
0
0
3
0
3
3
2
5
0
2
5
0
0
0
34
+3
0
2
0
1
0
0
0
0
0
0
7
-5
0
0
0
0
0
0
1
3
0
2
1
7
+2
3
0
1
0
0
0
0
3
0
0
0
7
-5
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
-3
合計
2F 男子
3F 男子
2F 女子
3F 女子
9
3
3
2
2
0
0
3
0
0
0
22
-11
4
1
0
0
0
0
0
1
0
0
0
6
-1
0
3
0
1
0
1
0
0
0
0
0
5
-1
5
0
0
0
0
0
0
3
0
0
0
8
-2
0
0
0
0
2
0
0
1
0
0
1
4
0
合計
2F 男子
3F 男子
2F 女子
3F 女子
9
4
0
1
2
1
0
5
0
0
1
23
-4
9
0
3
0
0
2
1
0
0
0
0
15
+14
2
0
0
0
3
0
0
0
0
0
0
5
+1
18
0
4
0
1
1
0
4
0
0
0
28
+24
1
0
0
0
2
0
0
1
0
0
0
4
+2
合計
2F 男子
3F 男子
2F 女子
3F 女子
30
0
7
0
6
3
1
5
0
0
0
52
+41
1
0
0
0
0
0
0
15
+3
1
0
0
0
0
0
0
4
+4
0
3
0
0
0
合計
10
1
3
0
3
0
0
0
4
0
2
0
0
0
9
+3
5
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
6
+4
22
1
5
0
0
0
3
0
0
1
34
+14
2
29
内
科
11
月
整
形
外
科
神
科 目
2F 男子
3F 男子
2F 女子
3F 女子
精
科
脳
外
眼
耳
鼻
咽
喉
科
外
科
科
科
皮
泌
尿
器
科
膚
科
婦
リ
ハ
ビ
リ
合
前
年
度
比
人
計
科
6
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
7
-2
6
0
1
0
1
0
2
0
0
0
0
10
+9
0
0
0
2
0
0
0
2
0
1
0
5
-1
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
-1
合計
2F 男子
3F 男子
2F 女子
3F 女子
15
1
2
0
1
0
2
2
0
0
0
23
+9
2
0
5
0
1
0
0
0
0
0
0
8
-1
1
1
1
0
1
1
0
0
0
0
0
5
+2
5
0
0
0
0
1
0
3
0
0
0
9
+3
1
0
0
0
1
0
0
3
0
0
0
5
0
合計
2F 男子
3F 男子
2F 女子
3F 女子
9
1
6
0
3
2
0
6
0
0
0
27
+4
4
2
1
0
1
0
0
1
0
0
0
9
+3
0
0
1
0
1
1
1
0
0
0
0
4
+3
8
0
1
2
0
0
0
2
0
0
0
13
+10
1
0
0
0
0
0
1
0
0
0
1
3
+1
合計
2F 男子
3F 男子
2F 女子
3F 女子
13
2
3
2
2
1
2
3
0
0
1
29
+27
3
0
3
0
0
0
0
0
0
0
0
6
-4
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
-2
3
0
1
0
0
0
0
2
0
0
0
6
-4
2
0
2
0
0
1
0
0
0
0
0
5
+1
9
0
6
0
0
1
0
2
0
0
0
18
-9
4
1
2
0
0
0
0
2
0
0
0
9
+5
3
0
0
1
0
0
0
0
0
0
0
4
-2
4
0
0
0
0
1
0
2
0
0
0
7
-3
1
1
0
0
1
0
2
1
0
0
0
6
+2
合計
12
2
2
1
1
1
2
5
0
0
0
26
+2
年間延人数
162
21
47
9
33
13
11
43
0
0
6
345
+53
12
月
1
月
2
月
3
月
合計
2F 男子
3F 男子
2F 女子
3F 女子
30
11
防災対策実施状況
・ 保護者会のご協力を得て災害時用非常食と合わせて、1 週間分の水と非常用食
料を備蓄している。
・ 非常災害時用の救急医薬品、非常用トイレ(1 週間分)、衛生用品を備蓄してい
る。
・ 緊急時伝言ダイヤルの利用方法について簡潔にまとめ、職員・保護者へ周知を
図った。
・ 災害時優先電話の登録を行った。
・ 避難用滑り台を設置した。
・ 5月に普通救命講習を実施。新任職員、期限切れによる更新者合わせて 12 名が
受講した
・ 防災訓練においては、深夜帯想定訓練を重点的に行った。
(1)防災訓練実施状況
参加者数
月日
想定状況
4/21
防災教育
5/18
6/6
7/20
救命救急講習
避難誘導訓練
避難誘導訓練
炊き出し訓練
避難誘導訓練
夜間想定
8/17
10/19
11/16
12/14
避難誘導訓練
夜間想定
避難誘導訓練
夜間想定訓練
避難誘導訓練
夜間想定訓練
地震時想定訓練
1/18
2/15
3/15
避難誘導訓練
夜間想定訓練
避難誘導訓練
訓練内容
消火設備の仕組み、取扱い
AED 取扱い他
普通救命救急講習
指定避難場所への避難誘導訓練
指定避難場所への避難誘導訓練
非常食の炊き出し訓練
指定避難場所への避難誘導訓練
深夜帯想定訓練
指定避難場所への避難誘導訓練
深夜帯想定訓練
指定避難場所への避難誘導訓練
深夜帯想定訓練
指定避難場所への避難誘導訓練
深夜帯想定訓練
出火防止措置訓練
指定避難場所への避難誘導訓練
身体保護及び搬送訓練
指定避難場所への避難誘導訓練
深夜帯想定訓練
指定避難場所への避難誘導訓練
休日想定訓練
緊急連絡訓練
利用者
職員
計
0
10
10
0
79
12
41
12
120
73
30
103
74
27
101
82
44
126
83
38
121
77
40
111
83
23
106
83
29
112
72
26
98
(2)
「災害時要援護者を対象とした避難所(二次避難所)施設利用に関する協定」
恩方育成園が参加する「八王子市内障害者等入所施設連絡協議会」と八王子
市の間で「災害時要援護者等が安心して避難生活を送ることができること(協
定第 1 条)」を目的に、上記協定を締結した。今後、二次避難所開設に向けた
具体的なマニュアルの整備に協力していく。
31
12
保護者連絡会実施状況
・ 午前中に日中活動を実施、保護者に参観して頂き、利用者の活動の様子や支援
のあり方などについて理解を深めてもらう機会とした。
・ 保護者の高齢化に伴い、出席出来ない方も増えつつあるので、保護者連絡会、
フロア懇談会の内容について郵送し、報告、周知に努めた。
・ 保護者との懇談を通して要望、ニーズの把握に努めると共に意思の疎通を図り、
より良い支援サービスの課題とした。
(1)保護者連絡会実施状況
月日
4/21
5/19
6/18
7/23
8/18
10/20
12/16
1/26
2/16
3/12
内
容
◎AM 日中活動参観
①利用者動向 ②職員動向 ③24 年度事業計画について
④25 年度個別支援計画について ⑤その他
◎AM 日中活動参観
①利用者動向 ②その他
◎AM 日中活動参観
①利用者動向 ②職員動向 ③23 年度事業報告について
④利用者・職員健康診断について ⑤その他
◎AM 日中活動参観
①利用者動向 ②職員動向 ③日中活動スペースの増設について
④24 年度旅行日程について ⑤その他
◎AM 日中活動参観
①利用者動向 ②職員動向
③23 年度第三者評価受診と家族アンケートのご協力について
④86 人展について ⑤その他
◎AM 日中活動参観、
①利用者動向 ②職員動向 ③障害者虐待防止法の施行について
④第 2 作業棟について
⑤行事連絡・報告(86 人展・ふれあい運動会・あきまつり)⑥その他
◎AM 日中活動参観
①利用者動向 ②職員動向
③建物整備関係 ④給食業者プロポーザルについて ⑤その他
◎AM 日中活動参観
①利用者動向 ②職員動向 ③健康診断について
④行事連絡・報告(クリスマス・お正月・手作り作品展)⑤その他
◎AM 日中活動参観
①利用者動向 ②職員動向 ③給食委託業者選定結果について
④避難用滑り台設置工事入札結果について ⑤第三者評価結果報告
⑥その他
◎AM 日中活動参観
①利用者動向 ②職員動向
③25 年度個別支援計画について ④手作り作品展について
⑤「災害時要援護者を対象とした避難所(二次避難所)施設利用に関す
る協定」について ⑥その他
32
参加者数
33
29
30
34
31
32
33
31
33
29
13
ボランティア・講師受け入れ状況
(1)ボランティア
・ できるだけ多くの方が園を訪れ、利用者や職員と交流ができるように、ボラン
ティア募集のポスター、チラシを作成し、またホームページにて園の活動紹介
と合わせてボランティア募集を行なった。
・ ボランティア参加にあたり、事前に施設見学や活動に当たっての注意事項等の
説明を行ない、危険防止や利用者への対応に配慮した。また、継続的に来園す
るボランティアについては、ボランティア保険の加入を勧め、安心して活動で
きるように配慮した。
・ 行事ボランティアでは、あきまつり恩方を中心に参加していただいた。
・ それ以外のボランティアとしては、余暇支援の一環として折り紙指導のボラン
ティアに来ていただき、指導のほか季節に合った題材の作品を園内に展示させ
ていただいた。
・ 不定期で花壇を中心とした環境整備のボランティアにも来ていただき、園内各
所に四季折々の花々が咲き、利用者の方にとっても季節を感じやすい環境を作
っていただいた。
ボランティア受入状況
理美容
行 事
余 暇
環境整備
毎月1回
あきまつり恩方ほか
折り紙指導他
花壇づくり他
1回につき2名来園
計46名
2名
1名
(2)実習受け入れ状況
①介護等体験
期間:平成24年7月30日(月)~24年2月8日(金)
月曜日~金曜日 5 日間の体験
初日(月曜日)に支援係長によるオリエンテーションを実施。
最終日(金曜日)に園長又は副園長による反省会を実施した。
学校名
上智大学
清泉女子大学
創価大学
中央大学
東京薬科大学
東京大学
学生数
1名
1名
40名
20名
9名
3名
学校名
文教大学
津田塾大学
明治大学
東京学芸大学
武蔵大学
計 11大学
学生数
3名
5名
1名
1名
1名
計
②東京都立多摩職業能力開発センター八王子校 介護実習
東京都介護職員基礎研修の受入
実習初日に支援係長によるオリエンテーションを実施。
実習最終日に園長又は副園長による反省会を実施した。
期
間
24 年 5 月 14 日~18 日
24 年 7 月 23 日~27 日
24 年 2 月 18 日~22 日
受入れ人数
2 名(男女各 1 名)
2 名(女性)
1 名(男性)
33
85名
③保育実習
保育士養成のための実習
実習開始 2 週間~1 ヶ月前に支援係長によるオリエンテーションを実施。
実習最終日に園長又は副園長による反省会を実施した。
学校名
竹早教員保育士養成所
東京福祉大学
東京純心女子大学
明星大学
草苑保育専門学校
帝京大学
聖セシリア女子短期大学
淑徳短期大学
武蔵野大学
立教女学院短期大学
目白大学
実習期間
24 年 5 月 21 日~6 月 2 日
24 年 7 月 2 日~7 月 14 日
24 年 6 月 4 日~16 日
24 年 6 月 11 日~24 日
24 年 8 月 1 日~8 月 13 日
24 年 8 月 12 日~8 月 23 日
24 年 8 月 24 日~9 月 5 日
24 年 11 月 1 日~14 日
25 年 1 月 17 日~29 日
25 年 2 月 1 日~14 日
25 年 2 月 6 日~19 日
25 年 2 月 11 日~23 日
25 年 3 月 13 日~25 日
25 年 3 月 1 日~13 日
受入れ人数
2 名(男女各1)
1 名(女性)
1 名(男性)
1 名(女性)
1 名(男性)
1 名(女性)
1 名(女性)
1 名(男性)
1 名(女性)
1 名(男性)
1 名(男性)
1 名(女性)
1 名(女性)
1 名(男性)
④体験学習
奉仕活動やボランティア活動を通して、人を思いやる気持ちを育むことを目的に
明治薬科大学で新設された授業科目。
体験初日に支援係長によるオリエンテーションを実施。
体験最終日に園長又は副園長による反省会を実施した。
学校名
受入期間
受入れ人数
明治薬科大学
24 年 7 月 30 日~8 月 3 日
1 名(男性)
⑤福祉体験実習
「実社会で働き、働くことの価値と尊さを知る。」
「体験を通して思いやりの心を養う。」
「社会の一員としてのマナーを知り、正しく判断して行動する力を養う。」
をねらいとして、総合的な学習の一環として八王子市立第四中学校の二学年で実
施されている総合学習。主に生活介護のプログラムに入り利用者と触れ合い、活
動に参加してもらった。
実習2週間前に園長と支援係長によるオリエンテーションを実施。
実習最終日に副園長による反省会を実施した。
学校名
受入期間
八 王 子 市 立 第 四 中 学 校 24 年 11 月 28 日~11 月 30 日
受入れ人数
2 年生5名(男3、女2)
⑥ボランティア体験
地元の高校生のボランティア体験を受け入れ、毎週月曜日の日中活動後の余暇時
間帯を中心に利用者の方との関わってもらい、障害者に対する理解ににつながる機
会とした。
学校名
聖パウロ学園高等学校
受入期間
24 年 5 月 7 日~7 月 23 日
34
受入れ人数
1 年生 2 名(男)
14
会議・研修実施状況
(1) 会議
①東京都知的障害者育成会
会議名
施設長会
主任係長会
事務担当者会議
看護師連絡会
構成
園長、副園長
支援係長、主任支援員
事務員
看護師
頻度
毎月 1 回
毎月 1 回
毎月 1 回
年4回
②法定の会議
会議名
衛生委員会
構成
産業医、統括衛生管理者、衛生管理者
各フロアより選出された委員
頻度
毎月 1 回
③園内会議
会議名
管理会議
リーダー会議
職員会議
フロア会議
日中活動会議
活動班会議
係委員会会議
人事考課調整会議
リスクマネジメント
委員会
権利擁護・虐待防止
委員会
地域移行支援検討
委員会
利用者入所調整検討
委員会
サービス調整点検
委員会
構
成
頻
度
園長、副園長、支援係長、医務係長、主任支援員
園長、副園長、支援係長、医務係長、
主任支援員、
グループリーダー(生活、日中、事務)
全職員
支援係長、主任支援員、
生活 G リーダー、フロア支援員
日中活動担当主任、日中活動リーダー
日中活動支援員
各日中活動リーダー
副担当支援員、専任非常勤支援員
各係委員会構成支援員
(各フロアからの代表)
園長、副園長、支援係長、医務係長、
主任支援員
園長、副園長、支援係長、医務係長、
主任支援員、グループリーダー(生活・日中)
栄養士、看護師、必要に応じ、各フロア担当者
日中活動担当者、事務担当者
毎月2回開催
園長、副園長、支援係長、医務係長、
主任支援員、保護者代表、第三者委員
管理会議構成職員
地域移行を希望する利用者本人
当該利用者の担当職員 保護者 実施機関
その他関係者
第1回12月15日
次年度年2回
リーダー会議構成職員に同じ
オンブズマン
園長、副園長
毎月2回開催
毎月 1 回開催
毎月 1 回開催
毎月 1 回開催
各班ごとに随時開催
各係ごとに隔月また
は随時開催
年2回開催
随時
随時
随時
保護者連絡会時に開
催
35
(2)研修
①外部研修
ア)東京都知的障害者育成会
月日
研修名
4/24 5/30 6/25
11/20
7/13
新任職員研修
7名
育成会大会
6名
8/9,9/24
9/19 1/16
10/17
10/27・28
12/12
12/12
1/23
中堅職員研修
施設長研修
大研修会
全国大会
直営・受託施設研究発表会
実践報告会
小規模作業所法内化総合推進事業
地域別セミナー(虐待防止法:多摩地区)
箱根一泊研修
4名
2名
3名
1名
3名
1名
3名
2/16、17
参加者
イ) 東京都社会福祉協議会
月日
研修名
5/23、
7/28
11/19
1/30
3/2
3/16
1名
参加者
入所施設分科会学習会
利用者支援研究会
東社協 6 団体東京大集会
利用者の権利擁護を考える緊急研修
第 17 回人権フォーラム
利用者支援研究会
1名
1名
1名
1名
1名
1名
ウ) その他外部研修
月日
研修名
主催
4/19
『障害のある人もない人も共に安心し
て暮らせる八王子づくり条例』って何
衛生管理者講習
多摩藤倉学園オープンハウス
防火管理者講習
てんかん援助セミナー
メンタルヘルス研修
障害者虐待防止法研修
『障害のある人もない人も共に安心し
て暮らせる八王子づくり条例』制定記念
講演会
JDF フォーラム in 東京
突然にどう備えるか私たちの体験を明
日に生かそう
八王子自治研究センター
5名
多摩藤倉学園
東京消防庁
日本てんかん協会東京支部
福利厚生センター
東京都
八王子市
1名
2名
1名
2名
2名
3名
5名
日本障害フォーラム
日本身体障害者団体連合会
3名
1名
JDF 全国フォーラム
日本障害フォーラム
1名
5/10,11
6/7
7/25,26
8/2,3
9/7
9/18
10/6
11/13
11/25
12/6
36
参加者
② 内部研修
ア)全体研修
日時
テーマ
講 師
4/6
リスクマネジメント
副園長
5/10
施設における利用者の生活援助
と法律上の課題について
知的障害の障害理解と私たちの
仕事
誰もが心身共に健康で生き生き
とした毎日を送るために
園 長
9/2
入所施設の機能から見た法制度
及び都政策等の変遷
園長
10/3
障害者虐待防止法
6/8
7/6
副園長
園長
園長・副園長
支援係長・主任
内容
・自然災害
・事故の防止
等
・法令の理解
・園の現状 等
・障害の理解
・第一四半期の確認 等
・メンタルヘルスに関して
・障害者施策の変遷
・法の概略
・虐待について
・身体拘束について 等
イ)園内研究発表会
グループごとにテーマを設定し、テーマに沿った研究発表を行った。
研究発表を通じ、日々の支援を振り返るとともに、プレゼンテーションの在り
方を学ぶ機会とした。
生活フロア 6 グループ・日中活動 7 グループの 13 グループが参加した。
15
見学・来園者状況
見学・来園(抜粋)
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10 月
11 月
12 月
八王子市 国分寺市障害福祉課
すだちの里杉並職員、竹早教員保育士養成所教員、明星大学 9 名
東京福祉大教員、東京純心女子大教員、親の会第 5 ブロック協議会 30 名
竹早教員保育士養成所教員、目黒区福祉事務所、かもめ苑職員、
烏山福祉作業所親の会 40 名
板橋区役所、明星大学教員、就職説明会 30 名、八王子特別支援学校教員
新宿区役所、杉並区役所
台東区役所、日本福祉協会、東村山市役所、渋谷区役所、個人 1 名
帝京大学教員、学芸大学教員、日清医療食品、多摩市役所、個人 5 名
杉並区、個人 1 名
1月
2月
八王子市、八王子福祉園、聖セシリア大教員、かもめ苑職員
立教女学院短期大教員、八王子福祉園、浦和区岸・神明地区社会福祉協議会 20 名
3月
練馬区、豊島区、八王子市、個人 2 名
※ 個人見学者 5名の内訳
ショートステイ希望:6 名、実習準備:2名、進路相談1名
37
16職員名簿(平成25年3月31日現在)
職
名
氏
性
別
名
採用年月日
園 長
1 (管理者)
副園長
髙橋
義人
男
平成20年
2 (サービス管理責任者)
滝沢
しげ子
女
平塚
良子
女
小島
唯
男
平成20年 4月 1日
(平成10年6月1日)
平成17年 4月 1日
(平成6年10月1日)
平成11年11月 1日
主任支援員
5 (生活介護、施設入所)
生活支援員
西村
和海
男
6 (サービス管理責任者)
本田
友則
男
山田
幸人
男
高橋
裕之
男
9
生活支援員
(生活介護、施設入所)
佐藤
喜一
男
平成17年
1月
1日
10
生活支援員
(生活介護、施設入所)
森井
進次
男
平成18年
2月
1日
11
生活支援員
(生活介護、施設入所)
野村
淳一郎
男
平成18年
2月
1日
12
生活支援員
(生活介護、施設入所)
門倉
歩
男
平成18年
4月
1日
13
生活支援員
(生活介護、施設入所)
上杉
達也
男
平成19年
1月
1日
14
生活支援員
(生活介護、施設入所)
畑
露美緒
男
平成19年
4月
1日
15
生活支援員
(生活介護、施設入所)
宇佐美
賀隆
男
平成20年
4月
1日
16
生活支援員
(生活介護、施設入所)
伏見
卓眞
男
平成21年
4月
1日
17
生活支援員
(生活介護、施設入所)
岡野
聖史
男
平成22年
4月
1日
18
生活支援員
(生活介護、施設入所)
花井
正直
男
平成22年
4月
1日
19
生活支援員
(生活介護、施設入所)
内田
賢一
男
平成22年
4月
1日
医務係長
3 (生活介護、施設入所)
支援係長
4 (生活介護、施設入所)
生活支援員
7 (生活介護、施設入所)
生活支援員
8 (生活介護、施設入所)
38
7月
1日
平成16年 4月 1日
(平成13年 4月 1 日)
平成16年 8月 1 日
平成11年11月 1日
(平成11年11月1日)
平成14年 4月 1 日
20
生活支援員
(生活介護、施設入所)
櫻井
耕平
男
平成22年
4月
1日
21
生活支援員
(生活介護、施設入所)
古間木
大輔
男
平成23年
4月
1日
22
生活支援員
(生活介護、施設入所)
会田
玲央
男
平成23年
7月
1日
23
生活支援員
(生活介護、施設入所)
瀬川
慶
男
平成24年
1月
1日
24
生活支援員
(生活介護、施設入所)
伊東
志保
女
平成16年
4月
1日
25
生活支援員
(生活介護、施設入所)
菅野
美弥
女
平成18年
4月
1日
26
生活支援員
(生活介護、施設入所)
石井
菜々子
女
平成20年
4月
1日
27
生活支援員
(生活介護、施設入所)
上杉
志穂
女
平成20年
4月
1日
28
生活支援員
(生活介護、施設入所)
川久保
知美
女
平成21年
2月
1日
29
生活支援員
(生活介護、施設入所)
津田
彬子
女
平成21年
4月
1日
30
生活支援員
(生活介護、施設入所)
二之形
陽子
女
平成21年
4月
1日
31
生活支援員
(生活介護、施設入所)
山田
智未
女
平成22年
4月
1日
32
生活支援員
(生活介護、施設入所)
山田
芙美江
女
平成23年
4月
1日
33
生活支援員
(生活介護、施設入所)
森谷
都
女
平成23年
5月
1日
34
生活支援員
(生活介護、施設入所)
滝澤
春香
女
平成24年
1月
1日
35
生活支援員
(生活介護、施設入所)
和田
美佳子
女
平成24年
1月
1日
36
生活支援員
(生活介護、施設入所)
安澤
美喜
女
平成24年
4月
1日
37
生活支援員
(生活介護、施設入所)
鮫島
瑞貴
男
平成24年
4月
1日
38
生活支援員
(生活介護、施設入所)
吉田
豊
男
平成24年
4月
1日
39
生活支援員
(生活介護、施設入所)
加藤
進
男
平成24年
7月
1日
明子
女
平成25年
2月
7日
事務員
40
印出井
39
栄養士
41
菅沼
友紀
女
平成11年11月
1日
祐一郎
男
平成11年11月
1日
42
嘱託医
(精神科・内科)
堤
43
嘱託医
(精神科・内科)
島本
昌和
男
平成19年
4月
1日
44
産業医
(内 科)
近藤
一英
男
平成21年
2月
1日
45
非常勤支援員
(生活介護、施設入所)
亀井
多樹子
女
平成11年11月
1日
46
非常勤支援員
(生活介護、施設入所)
門倉
順子
女
平成13年
1月
1日
47
非常勤支援員
(生活介護、施設入所)
氏家
知子
女
平成13年
6月
1日
48
非常勤支援員
(生活介護、施設入所)
小澤
栄子
女
平成14年
4月
1日
49
非常勤支援員
(生活介護、施設入所)
馬場
信子
女
平成15年
1月
1日
50
非常勤支援員
(生活介護、施設入所)
内海
薫
女
平成15年
1月
1日
51
非常勤支援員
(生活介護、施設入所)
伊藤
房子
女
平成15年
1月
1日
52
非常勤支援員
(生活介護、施設入所)
加藤
健一
男
平成16年
2月
1日
53
非常勤支援員
(生活介護、施設入所)
小野田とみ子
女
平成18年
3月
1日
54
非常勤支援員
(生活介護、施設入所)
稲沢
碧
女
平成18年10月
1日
55
非常勤支援員
(生活介護、施設入所)
千葉
有希子
女
平成19年
9月
1日
56
職業指導員
(就労移行支援)
関谷
勉
男
平成20年
9月
1日
57
非常勤支援員
(生活介護、施設入所)
宮下
祐子
女
平成21年
2月
1日
58
非常勤支援員
(生活介護、施設入所)
野田
雅弘
男
平成21年
4月20日
59
非常勤支援員
(生活介護、施設入所)
加藤
利枝
女
平成21年
5月18日
60
非常勤支援員
(生活介護、施設入所)
細川
ルミ
女
平成21年
6月
1日
61
非常勤支援員
(生活介護、施設入所)
加村
久美子
女
平成21年
7月
1日
40
62
非常勤支援員
(生活介護、施設入所)
島田
真美子
女
平成21年10月
63
非常勤支援員
(生活介護、施設入所)
大庭
康博
男
平成21年10月19日
64
非常勤支援員
(生活介護、施設入所)
下田
久子
女
平成21年11月
4日
65
非常勤支援員
(生活介護、施設入所)
稲田
康三
男
平成22年
1月
4日
66
非常勤支援員
(生活介護、施設入所)
鈴木
昌之
男
平成22年
1月15日
吉田
直子
女
平成22年
2月
1日
佐野
尚夫
男
平成22年
2月
1日
野田
幸子
女
平成22年
7月
1日
70
非常勤支援員
(生活介護、施設入所)
白﨑
誠
男
平成23年
3月
1日
71
非常勤支援員
(生活介護、施設入所)
長崎
由美子
女
平成23年
4月
1日
72
非常勤支援員
(生活介護、施設入所)
佐久間
辰美
男
平成23年
5月
1日
73
非常勤支援員
(生活介護、施設入所)
中川
武彦
男
平成23年10月
1日
74
非常勤支援員
(生活介護、施設入所)
田中
奈香恵
女
平成23年10月
1日
近藤
とも子
女
平成23年11月
1日
9日
非常勤事務員
67
非常勤事務員
68
非常勤事務員
69
非常勤看護師
75
76
非常勤支援員
(生活介護、施設入所)
長谷川
尊生
男
平成24年
4月18日
77
非常勤支援員
(生活介護、施設入所)
高野
正義
男
平成24年
6月
1日
藤田
直子
女
平成24年10月
1日
79
非常勤支援員
(生活介護、施設入所)
五戸
三男
男
平成24年10月
1日
80
非常勤支援員
(生活介護、施設入所)
髙橋
晴美
女
平成25年
1月
1日
原納
洋介
男
平成18年10月
1日
非常勤事務員
78
非常勤補助
81
41