アクセンチュア・ハイパフォーマンスファイナンススタディ2014 保険業界レポート GROWTH INTEGRATION はじめに 長引く金融環境の 変化と、先行きに対する 課題はありますが、 保険業界では依然と して成長が重要な テーマです。 2 2008 年の金融危機が引き金となり、広 範囲かつ継続的な規制の変化に加え、 複雑性に起因する様々な問題がさらに 増加しました。金融機関内では、複雑な レガシーシステムや組織モデルへの取 組みが重要性を増しています。保険会社 は、クラウドサービス、ビッグデータ、 アナリティクスといった重要性を増す デジタルテクノロジーに対応する必要が あります。これらはビジネスにおける 課題であると同時にビジネスチャンスで もあります。 アクセンチュア・ハイパフォーマンスファ イナンススタディ2014 は、600人以上の 財務担当経営幹部に対する調査で構成 されており、その内 13% は保険 業 界で す。本レポートは、保険業界の回答のみ を扱っています。我々は、多くの保険業 界における最高財務責任者(CFO)とそ の他の上級 財務担当者に対してインタ ビューを実施しました。1 COMPLIANCE REGULATIONS 3 調査結果1: 保険会社は、システム及び 組織モデルの統合に、継続して取組み を実施します 。 自社において最も困難だと感じているビジネス変革の要素は以下のうちどれですか? 新たなリスク、規制、コンプライアンス要 変革によるビジネスメリットの把握 図表1. ビジネス変革が保険業界にもたらす価値の把握は困難 27% 件といった重要課題への取組に関して、回 答者はアプリケーションとプロセスの統 変革プロセスのマネジメント 11% 合が不十分であることに問題意識を持っ ています。既存の財務/リスクプロセスの 変革プランを実現する適切な専門的能力の特定 統合が不十 分であることや、サイロ型の 組織モデルおよびガバナンスも障害です。 主要な利害関係者のコンセンサス 多くの保険会社は、リスク管理と財務の 統合が不十分であることに苦慮し続けて 変革プランを実現する為のリソース確保 きており、これら2 つの機能をより効果的 に機能させることが金融機関としての優 変革の為のビジネスケースの構築 先課題となっています。しかしながらデー タとプロセスの一貫性の欠如がこれらの 収入の増加がなくとも収益性を向上させること ク管理と財務の統合は金融機関にとって 重要な取組みであり、各社はこうしたタイ 変革に対する抵抗の克服 主要な外部利害関係者への変革の価値の説明 業界の財務・経理部門のリーダーが最も 困難だと感じているビジネス変革への問 1 2 13% 12% 10 18% 13% 10 13% 6% 6% 15% 13% 10% 9% 4%5% 9% 4% 10% 2% プの変革を効果的に実現することに困難 を伴うことを明確に認識しています。保険 22% 18% 5% 6% 11% 取組みの阻害要因となっています。 他の重要なビジネス変革と同様に、リス 18% 3 注記:1番、2番、3番に挙げた保険業界の回答者の割合 出典:アクセンチュア・ハイパフォーマンスファイナンススタディ2014 保険業界の回答者、 2014年9月 いについて、彼らは、特に 2 つの点を強調 しました。回答者によれば、ビジネスを変 革することで得られる価値を定量的に把 握すること、及びその変革プロセスをマ ネジメントすることが最大の課題と認識 しています。 規制の変化は、保険会社が統合の課題に 取組む上でのキードライバーです。世界中 の 保 険 会 社 は 、資 本 バッファー の 強 化 、 リス ク 管 理 プ ロ グ ラム の 適 切 な 構 築・ 運営を実現する為の一連の規制に直面し ています。統合に関するこうした課題の重 要度は、生命保険会社と損害保険会社で 図表2. アプリケーション、プロセス、組織モデル、ガバナンスに関する課題 新たなリスク、規制、 コンプライアンス要件に対応する上で、 自社の抱える主な課題は 何ですか? アプリケーションとプロセスの統合が不十分で あること 現状の財務およびリスク管理のプロセス (例:計画、 予測、 資本管理、報告)の統合が不十分であること 縦割り構造の組織モデルとガバナンス ビジネスと規制による影響に精通した人材の確保 複 雑 かつ 多様な商品を扱う損害 保 険 会 リスク、財務、業務間のデータ標準化が 不十分であること スの統合が不十分であることへの取組み 20% データの粒度と質が不十分であること でした(ただし両者にとって最 大の課題 であることには変わりありません)。また、 エグゼクティブによる支援/ 損害保険会社は、サイロ型の組織モデル とガバナンスへの取組みを生命保険会社 に比べてより重要視している傾向が見ら れます。 4 連携が不十分であること 1 2 16% 9% 13% 17% 4%2% 5% 5% 7% 専任のリソースが不十分であること 規制の変化に迅速に対応することが難しいこと 22% 6% 6% 10% 7% 7% 重要問題の1つにこの課題を挙げた損害 保険会社は51% 、生命保険会社では 39% 23% 15% を特に重視しています。リスク、規制、コン プライアンスへ の対応における 2 つの 最 6% 18% 26% 21% モデル構築の能力が不十分であること 異なります。 社の回答者はアプリケーションとプロセ 20% 1% 4% 7% 1% 1% 3 注記:1番、 2番、3番に挙げた保険業界の回答者の割合 出典:アクセンチュア・ハイパフォーマンスファイナンススタディ2014 保険業界の回答者、 2014年9月 ENTERPRISE-WIDE RISK MODEL 「ミュンヘン再保険会社における COMPLEXITY CFOの機能は、常に戦略的な 対話、M&A 活動および取締役会 の全ての決定に密接に関与する ビジネスパートナーとして位置付け られていました 。」 ヘルマン・ポールクリストフ (ミュンヘン再保険会社、再保険担当CFO) 5 規制の圧力や要求もこの変革を後押しし 調査結果2: 統一された全社的財務/ リスク管理モデルへの移行が強く 望まれています。 の回答者の約4分の3近くが全社レベルで 調査結果3: その形はさまざまですが、 ビジネスにおける複雑性は重要な課題 となっています。 一般的に、調査対象となった保険会社で の財務、リスク管理に関するリポジトリー 財務担当経営幹部として直面している課 は、財務・経 理部門とリスク管 理部門の を構築することをターゲットとしている 題について尋ねたところ、回答者は、複雑 リソースの 一 元 化 が比 較 的 遅 れていま と回答しています。損害保険会社では、こ なレガシーシステムと環境が最も重要な す。多くの 保険会社は、多数の業務分野 の目標に対する意欲がとりわけ強くなっ 問 題 で あ ると 指 摘して い ま す(これ は を有しており、それぞ れが 財務・経 理 / ています。一元化の推 進には、顧客への 生命保険業界でより顕著です)。複雑性の リスク管理の関連グループを抱えている 高品質かつタイムリーなサービス提供等 その他の側面も重要性を増しています。 ことが統合を困難なものとしています。 を含む経営の効率性向上といった多くの レガシーシステム、資本構成の最適化に 現 状、全 社レ ベ ルで 統 一さ れ た 財 務 、 利 点があります。しかし、一 元 化 の 推 進 リスク管理のリポジトリーを保持してい は、特に2 年という期間を考えると野心的 係者から寄せられる複雑なニーズの管理 ると回答した保険業界の回答者はわずか な目標と言えます。変革プロセスに関す です。調査対象となった保険会社は、複雑 12%に留まっています。 るビジネスケースの構築、利害関係 者間 で新しいリスクの管理も重要な課題とし しかし、保険業界は変革に対する明確な の調整を行うCFO は、こうした課題への 対応を推進し、 「設計者」としての中心的 て挙げていました(図表4)。 意 欲を持っています。ビジネスニーズが この変革の原動力となっている一方で、 ています。今後2 年間において、保険業界 な役割を果たさなければなりません。 図表3. 全社レベルでの財務、リスクに関する単独リポジトリーへの移行に対する 強い意欲 貴社のリスク管理、規制報告、 コンプライアンスに関するプロセス、 テクノロジー、 データアーキテクチャーにおいて、 現状および、 今後2年の目標として、 最も当てはまるのは以下のどれですか? 複数のデータソース間でデータ連携 が不十分であることに伴い、 ビジネス プロセスがマニュアルに大きく依存 していること。財務やリスクのデータ モデルとリポジトリーに一貫性がない こと。 次ぐ 3 つ目の重要課題は、多様な利害関 保険 会 社が 直 面する複雑性の管 理にお いては、ビジネスプロセスの簡素化、標 準化、最適化に向けて全社的に足並みを そろえて対応することが必要となります。 複雑性は成長と成功の副産物であり、実 際に避けることはできません。したがっ てハイパフォーマンス金融機関は、プロ セスの標準化・最適化がもたらす組織の 合理化・簡素化といった、ビジネスの複雑 6% 性を管理する方法を見出ださなければな 2% りません。 「当社は、効率性と競争力を高める 財務・経理部門とリスク部門の双方に 共通のデータリポジトリー、 データ モデル、 プロセス、 アプリケーション/ データウェアハウス、 レポーティング 機能をいくつか構築していること 82% 23% ことに注力しており、複雑性とコスト の管理のために何ができるかを考え ています。我々は現在、包括的な 業務プロセスの最適化に取組んで 全社レベルで単独の財務及びリスク リポジトリー、 データモデル、 プロセス、 アプリケーション/データウェアハウス、 レポーティング機能が使用されている こと 現在 おり、ビジネスの中核を成す 12% 74% 今後2年 出典:アクセンチュア・ハイパフォーマンスファイナンススタディ2014 保険業界の回答者、2014年9月 プロセスと関連システムを評価し、 中核プロセスを標準化する為の 共通項および実現方法を見つける ためのあらゆる機会を特定しよう としています。」 クリストファー・スウィフト (ハートフォード生命保険株式会社、 CEO(前CFO)) 6 図表4. 財務担当経営幹部が直面する2つの重要な課題-複雑なレガシーシステム、 および資本構成を最適化する必要性 調査結果4: 規制は今後も保険業界に 大きな影響を与えます。 財務担当経営幹部として、最大の課題は以下のうちどれですか? 本 調 査に参加した保 険 会 社の 43% は、 規制が財務・経理部門のパフォーマンス 複雑なレガシーシステムと環境 59% に大きな影響を与えていると回答してい ます。同様に、規制 及びコンプライアン 資本構成を最適化する必要性 59% すべての利害関係者の複雑なニーズの管理 (取締役会、投資家等) 46% 財務、 ビジネスおよび業務に関する複雑で新しいリスク の管理 43% 24% 増大するデータをビジネスに有用な洞察へと変換する ことで、迅速な意思決定を実現すること 21% 複雑な金融機関のオペレーティングモデルをサポート する必要性により、財務・経理機能全体の標準化が困難 になっていること 20% 企業のビジョン、戦略、業務計画、 レポーティングプロセス 間に整合性がないこと 18% 膨大な手作業、 統制や規制要件への対応により、企業活動 として価値ある財務機能に費やす時間が不足していること 18% 財務・経理部門の能力を強化するための予算が不十分 であること た 割 合 は 98% にも上りました 。組 織 の コンプライアンスにおいて、CFOの影響は 増大し続けています。回答者の 57% は規 制の変化に積極的に対応する上で財務・ 答えています。 「規制環境で起きている変化が、 ビジネスの複雑性とコストの増大 を既に引き起こしているか、今後 引き起こす可能性があると思われ ます。そのため、高度な経済的資本 モデルの構築及びリスク管理、 適切な全社的業績管理情報へのアクセスが不十分である こと 金融機関全体における価値重視の文化や財務に関する 深い洞察の欠如 フォーマンスにおいて重要であると答え 経理部門のリーダーの影響が増大したと ビジネス戦略とパフォーマンス改善の整合性を確保する 為にサービスモデルを確立すること 熟練した財務・経理人員を見つけ、確保すること ス問題への取組みが財務・経理部門のパ 16% 12% 10% 7% 出典:アクセンチュア・ハイパフォーマンスファイナンススタディ2014 保険業界の回答者、 2014年9月 企業グループの監督、ソルベンシー Ⅱ、リスクの自己評価(ORSA)等 の規制におけるいずれに対する 要件であれ、既存のプロセスを 大幅に改善・効率化し、こうした 新たな規制要件が求めるコンプ ライアンスへの対応に必要な時間 とリソースを確保する方法を探す 必要があります。これができなけ れば、コスト構造の大幅な増加を 受け入れるしかありません。」 ジェイ・S・ベネット (トラベラーズ、副会長兼 CFO) 7 調査結果5: 保険会社は彼らが目標と する成長を維持しています。 調査 対 象となった保 険 会 社は、過去 2 年 間 でコスト 削 減 に 重 点 を 置 いてきまし 図表5. 合理化とコスト削減活動への注力 過去2年間で自社において着手または完了したのはどれですか? 部門のコスト削減 82% た。過去 2 年間で実施したイニシアティブ について尋ねたところ、コスト削減が上位 を占めました。たとえば、部門のコスト削 減を行った割合は 82% 、業務モデルの合 理化に着手した割合は79%、ビジネスポー トフォリオの合理化を行った割合は 68% でした。コスト削減の取組みに注 力する 業務モデルの合理化 79% ビジネスポートフォリオの最適化 68% 商品/サービスの合理化 49% 一方で、保険業界の回答者は成長に向け てのシフトを継 続しています。成長戦 略 市場への新規参入 35% への投資を最重要視すると答えた割合は 4 分 の 3 近くに上りました。また、そ の 割 M&A 合は今後 2 年間の見通しにおいては78% まで上 昇します。損害保険 会 社は、成長 機会を特に重視しています。 しかし CFO は、一つのレンズだけでビジ ネスを見ていてはならない立場にありま す。あらゆる保 険 会 社が、安定的かつ成 32% シェアドサービスの構築/拡大 20% デジタルテクノロジーと デジタルビジネスへの移行 16% 外部委託 16% 熟した従来型ビジネスによる予測可能な 収 益 の流れを保持している一方で、優れ た見込みがあるものの不確実性の高い新 たな商品も扱っています。成熟した従 来 型ビジネスに対してはコスト規律を強め、 成長見込みのある新たなビジネスチャン スには柔軟に対応するといった対応が財 務・経理部門のリーダーには必要です。同 時にCFO は、状況変化への迅速な対応に サプライチェーンの最適化 15% 労働力の合理化 持続可能性または環境に関する イニシアティブ 15% 7% 出典:アクセンチュア・ハイパフォーマンスファイナンススタディ2014 保険業界の回答者、 2014年9月 より、保険料が期待通りに増加しない場 合は費用管理を強化し、有望なアイディア により市場規模の拡大に対して更に投資 が必要な場合は費用管理を緩める必要が あります。 「可能な限り効率性を高める一方 図表6. 成長に向けた投資 自社の特徴として現在重視しているものとして最も当てはまるのは 以下のうちどれですか? また、今後2年で重視していくのはどれですか? コスト管理を最重要視する で、短期間での成果と長期にわた る投資との間でバランスを取ると いう圧力が高まっています。こうし たバランスを取るには、可能な限り 自己資金を利用して、投資を慎重 に進める必要があります。」 6% 成長志向の各種活動 (新サービス、市場拡大等) への投資を最重要視する コスト管理と成長にほぼ均等に 配分する 74% 78% 10% 16% デイヴィッド・ヘルツォーク (AIG、EVP 兼CFO) 16% 現在 今後2年 出典:アクセンチュア・ハイパフォーマンスファイナンススタディ2014 保険業界の回答者、 2014年9月 8 調査結果6: 多くの保険会社は、 「財務・経理部門は、どのような クラウド、ビッグデータ、アナリティクス データを利用すべきか特定するこ への投資を拡大しています。 とやデータのもたらす潜在的な利 保険会社は、デジタルテクノロジーに多 益を評価する上で極めて重要な 額の投資を行っていますが、損害保険会 社と生命保険会社では大きな違いがあり 役割を果たします。トラベラーズ ます。たとえば、調 査 対 象となった損害 では、事実をベースとした常識に 保険会社の 39% が今後 2 年間でクラウド 基づくアプローチをビジネスの コンピューティングと SaaS に投資を行う 意思決定で利用することを試みて と答えており、25% 以 上の増加となって います。そこではコスト対比の効果 います。しかし、調査対象となった生命保 険会社ではこの割合が61%に増加します。 に重きをおいて、洞察意思決定を ビッグデータとアナリティクスに対する投 行っています。」 資意欲も全 般的に高くなっており、生命 保険会社の回答者で特に顕著となってい ます(3分の1以上が同等の水準で投資を ジェイ・S・ベネット (トラベラーズ、副会長兼 CFO) 拡大すると回答しています)。回答を頂い た保険会社の 85% がビッグデータとアナ リティクスを利用することにより、ビジネ スにおけるより良い意思決定を行う為の 見識を増加させることができると答えて います(他の業界は72%)。CFO は、こう したテクノロジーの評価に関与すること が多いものの、意思決定と行動を自ら推 進している回答者は少数でした。 図表7. デジタルテクノロジーへの投資 今後2年で、以下のどのテクノロジーに対する自社の投資水準(すべての人員、 プロジェクトのコストを含む) を増やす予定ですか? テクノロジー、管理、 クラウドコンピューティングと サービスとしてのソフトウェア 61% (SaaS) 39% ビッグデータ/アナリティクス 37% 20% ソーシャルメディア 21% 10% モバイル 18% 10% 生命保険会社 損害保険会社 注記:保険業界の回答者は、投資を25%以上増やす見込みと回答しています。 出典:アクセンチュア・ハイパフォーマンスファイナンススタディ2014 保険業界の回答者、2014年9月 9 結論 財務・経理部門は、 保険業界における金融 危機の後、新たな環境 への適応を強力に推進 しています。 しかし保険会社は、システムと組織モデ 調査対象となった保険会社は従来と同じ ルの統合を今後、更に進める必要があり くコスト管 理を実 施していますが、彼ら ます。大半の保険会社が一元的な全社的 の関心はビジネスの拡大に向けられてお 財務/リスクモデルへの移行を切望して り、今後もこの傾向は続いていくでしょう。 います。CFOは、これらの変革を推進する CFOは、金融機関の収益拡大に対して重要 上で重要な役割を果たす必要があります。 な役割を果たし、また、クラウド、ビッグ また、CFO はビジネス上の様々な複雑性 データ、アナリティクスへの投資の拡大等、 に対応するために財務・経理部門の能力 テクノロジーに関する経営判断において を今後、更に強化することが求められてい も 、より大 きな 影 響 力 を 及 ぼして い き ます。一方、規制およびコンプライアンス問 ます。CFO が価値の設計 者として効果的 題への対応は、財務・経理部門のパフォ に活動できる保険会社は、成功に向けて ーマンスにおいて今後も重要な意味を持 ビジネスを有利に推進していくことがで つでしょう。 きるでしょう。 CLOUD BIG DATA 10 ANALYTICS 11 注記 お問い合わせ 1.「アクセンチュア・ハイパフォーマンス ファイナンススタディ2014」2014 年 9月 金融サービス本部 アクセンチュア ファイナンス & リスク サービス マネジング・ディレクター 山本 晋五 http://www.accenture.com/us-en/Pages/ insight-high-performance-finance-study. aspx (英語) アクセンチュアについて [email protected] アクセンチュアは、経営コンサルティング、 テクノロジー・サービス、アウトソーシング・ サービスを提供するグローバル企業です。 約 31 万 9,000 人の 社 員を擁し、世界120 カ国 以 上のお 客 様にサービ スを提 供し ています。豊富な経 験、あらゆる業 界や 業務に対応できる能力、世界で最も成功 を収めている企業に関する広範囲に及ぶ リサーチなどの強みを活かし、民間企業 や官公庁のお客様がより高いビジネス・ パフォーマンスを達 成できるよう、その 実 現 に向 けてお 客 様とともに 取り組 ん でいます。2014 年 8月31日を期末とする 2014 年会計 年度の売上高は、300 億 US ドルでした(2001年 7月19日NYSE 上場、 略号:ACN)。 アクセンチュアの詳細は www.accenture.comを、 アクセンチュア株式会社の詳細は www.accenture.com/jpをご覧ください。 免責事項:本レポートはアクセンチュアに より情報提供を目的として作成、配布さ れています。いかなる形態にせよ、本レ ポートの一部でも複製する場合は、アク センチュアによる書面での許可が必要に なります。アクセンチュアが判断材料とし て参考にしている情報源および情報が正 しいものであることを慎重に精査してい ますが、ここに掲載されている情報が全 て正しく、完全なものであることを意味 するものではありませんし、そのような 資料として使用することは出来ません。 この情報を提供することでアクセンチュア は受託者として行動しているものではあ りません。本レポートに記載されている 情報、意見は告知なく変更になることが あります。 Copyright © 2015 Accenture All rights reserved. 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