いつも大阪ファルマ・プランの薬局、福祉用具レンタルをご利用下さいましてありがと うございます。昨年の総選挙では、規制緩和と国際協力の美名の下に大多数の国民 の生活を苦しめた自公政権が世論の力で総崩れにあい、夢を託した新しい政権が誕 生しました。私達の切なる願いである、後期高齢者医療制度の廃止、普天間基地の撤 去、派遣法の見直し、学費無償化、抗ガン剤イレッサ裁判の早期解決などを実現する ためにこれからも働きかけていきたいと思っています。 昨年末、当社は ISO9001 の更新審査を受けました。結果はまだですが、3 年間を振り 返るいい機会になりました。『患者様、友の会の人々と共に生きる地域に根ざした薬局 』という立ち位置は変わっていないことを確信しました。 平和の砦・憲法 9 条の旗を高く掲げて、生きる権利・25 条を守りぬく薬局業務を今後 も微力ではありますが進めていきたいと思います。ぜひこれからも、皆様の忌憚のない 声をお届けください。 新しい年が皆様にとって良い1年でありますように心より願っております。 第 6 回地域学習会 開催します H22 年 2 月 8 日 午後 3 時~ 場所; あおぞら薬局 今回のテーマは副作用です。 皆様ぜひ、ご参加ください。 2010 年 元旦 (有)大阪ファルマ・プラン 代表取締役 奥村禮子 花粉症と上手につきあう ために!! 花粉症とは・・・? 花粉が原因となって1年の特定の時期にだけ出現する季節性アレルギーで、 体の免疫反応が、花粉に過剰に反応することで起こります。 鼻水・鼻詰まり・くしゃみ・眼の痒みなどの症状が出現しやすいですが、 これは、鼻と眼の粘膜は花粉に最も接触しやすいためです。その他の症状と しては、涙目・眼の充血・のどの痒み・皮膚の痒みなどがみられます。 花粉症の原因として代表的なのはスギやヒノキですが、イチョウやブタク サ、ヨモギなどの花粉によるものもあります。植物の種類によって花粉の飛 散時期は変わってきます。地域差はありますが、2月~4月はスギ、3月~ 5月はヒノキ、7月~10月はブタクサやヨモギによる花粉症が有名です。 各症状で当てはまる頻度に○をつけてみて下さい。その中で最も高い重症度 があなたの重症度です。重症例では、軽症例に比べて症状が強いだけでなく、 症状発現時期も早くなります。したがって重症例では、特に初期療法が効果 的です。 花粉症の初期療法とは・・? 症状が出る前、あるいは症状が軽いうちからお薬を飲み始める治療法で、 花粉飛散開始予定の2週間前を目安に開始します。 初期治療のメリット 花粉シーズン中の症状が軽くなる。 症状が現れるのを遅らせる 治療にはどんなお薬が使われるの・・・? 花粉症のお薬には、内服薬、点鼻薬、点眼薬があるので、目の症状が強い か、鼻の症状が強いか、またその重症度によって使い分けます。点鼻薬や点 眼薬は内服薬に比べ副作用は少ないです。 抗ヒスタミン薬:アレルギーを起こすヒスタミンという物質の働きを抑え る薬です。眠気や口の渇き集中力の低下などの副作用があります。 例:アレグラ錠、アレジオン錠(塩酸エピナスチン錠)、ザジデン点眼液、 ザジデン点鼻液など 化学伝達物質遊離抑制薬…アレルギー反応を起こす物質が細胞から出てく るのを抑えます。主に軽いときに使います。副作用は少ないです。 例:インタール点眼液、インタール点鼻液 ステロイド薬:炎症とアレルギーを抑えます。 飲み薬では細菌やウイルスへの抵抗力の低下、ムーンフェイス、長期に渡 って使うと骨粗鬆症など様々な副作用が起こることがあります。 飲み薬・点眼薬他のお薬で効果がなく非常に症状が強い場合に使います。 例:セレスタミン錠(配合剤)、フルメトロン点眼液 点鼻薬症状が改善するまでに数日かかるので、毎日継続することで効果が 得られます。 例:アルデシンAQネーザル 予防対策は・・・? 花粉との接触をなるべく少なくするよう 工夫することが大切です ◎外出時にマスク・メガネを着用する マスクの装用は、吸い込む花粉をおよそ3分の 1 から6分の1に減らし、 鼻の症状を軽くする効果があります。花粉症用メガネも販売されていますが、 通常のメガネだけでもメガネをしていない時より眼に入る花粉の量は減少し ます。飛散量が非常に多い時はなるべく外出をひかえましょう。 ◎洗顔、うがいをし、鼻をかむ うがいは、喉に流れた花粉を取り除くのに効果があります。また、洗顔し て花粉を落とすことで、花粉症の症状が軽くなることがあります。 ◎外出時は毛織物などのコートは避ける ウール製の衣類などは花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやす いので、避けたほうがよいでしょう。 花粉情報はこまめにチェック!! ◎窓戸をしめておく。部屋の掃除をする 換気する時は、窓を小さく開け、短時間にとどめることが必要です。換気 したときに屋内に侵入する花粉は窓際に多く、室内の床やカーテンなどに付 着しているので、掃除を心がけましょう。 最後に・・・? 一般的な注意事項として、規則正しい生活 薬剤師募集中!! 習慣を心がけることは、正常な免疫機能を 新卒・既卒問いません。 保つためにとても重要なことです。睡眠を 正職・パート・アルバイト よくとって、お酒の飲みすぎ、たばこの吸 相談に応じます。 いすぎなどにも十分に注意して花粉の季節 に備えましょう。 (すみれ薬局 薬剤師 (有)大阪ファルマプラン あおぞら薬局 そよかぜ薬局 あおば薬局 すみれ薬局 すずらん薬局 なぎさ薬局 もえぎ薬局 神浦 茉奈実) 〒555-0024 大阪市西淀川区野里 3 丁目 6-8 http://www.faruma.co.jp/ 06-6477-8080 06-6475-4670 06-6318-3787 06-6556-3808 06-6476-0121 06-4395-7600 06-6886-4770 発行年月日 H22 年 1 月 1 日
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