(2010年2月現在) スマートフォンブームの 火付け役 オープンソースOS 企業向け市場で発展 Office搭載端末 端末シェア世界一 おサイフケータイや高性能カメラを搭載 日本独自に進化 コンテンツ・プロバイダ 利益分配 (売上比) 70% 70% 80% App Store BlackBerry App World Android Market (日本からの利用不可) z NOKIA Microsoft Windows Marketplace For Mobile Ovi Store 約500 約3,000 決済方法 クレジットカード等 (iTunes Store) クレジットカード等 (Google Checkout) クレジットカード等 (Paypal (※1)) クレジットカード等 (Windows Live ID) クレジットカード, 携帯料金への加算等 対応OS iPhone OS Android BlackBerry OS Windows Mobile Symbian S60 プログラミング言語 Objective-C Java Java .NET Compact Framework または C++ C++ アプリ販売登録料 $99/年 なし $200/10アプリ $99/年/5アプリ 50ユーロ/アプリ 製品名 iPhone3GS Nexus One BlackBerry Bold CPU Samsung S5PC100 600MHz Qualcomm Snapdragon QSD8250 1GHz 不明 Qualcomm Snapdragon QSD8250 1GHz 不明 無線LAN IEEE802.11b/g準拠 IEEE802.11b/g準拠 IEEE802.11a/b/g準拠 IEEE802.11b/g準拠 IEEE802.11b/g準拠 その他 端末提供企業 (自社端末のみ) (自社端末のみ) SHARP、 サムスン電子(韓国)等 ソニー・エリクソン、 モトローラ等(※2) NTTドコモ/ソフトバンク /KDDI/イー・モバイル/ ウィルコム NTTドコモ(※3) 約20,000 約4,000 (2009年12月) (初期費用$25のみ) HTC社(台湾)、 ソニー・エリクソン等 NTTドコモ ソフトバンク (5アプリ超の場合は$99/アプリ) 東芝 NTTドコモ (%) スマートフォン以外の携帯電話端末(左軸) スマートフォン(左軸) スマートフォンの占める割合(右軸) 2008 (米国)(2009年12月) T-01A EZweb i-mode Y!ケータイ (2009年12月) 決済方法 携帯料金へ加算 携帯料金へ加算 携帯料金へ加算 SHARP、Panasonic等 KDDI NTTドコモ ソフトバンク Nokia E71 ◆スマートフォンとは 音声通話機能やデータ通信機能を持ちながら、 アプリケーションの追加が可能など、パソコンに 近い使い勝手を実現した携帯端末の総称。 (※明確な定義はないが、ここでは上記のように定義する。) (億台) 2007 (米国)(2009年12月) ポータル サイト (現在、自社端末のみ利用可能) 約100,000 (2009年11月) 約90% 70% 登録アプリ数 国内通信事業者 18 16 14 12 10 8 6 4 2 0 NOKIA製スマートフォンで マイクロソフト「Office」を 利用可能に 70% Research In Motion (RIM) Google アプリストア コンテンツ・プロバイダ 2009 2013 100 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 世界携帯電話端末対エンドユーザー販売台数とスマートフォンの占める割合 (出所)ガートナー 「Forecast: Mobile Devices, Worldwide, 2003-2013,4Q09 Update」 2009年12月10日 ガートナーのデータを基に大和総研にてグラフを作成 富士通 3.4% HTC 5.3% その他 13.3% Apple 17.8% Nokia 39.7% Google (Android) 3.5% Microsoft 8.8% RIM 20.6% その他 3.2% Windows mobile 3% その他 3% BlackBerry 6% Apple Symbian 17.8% 46.2% RIM 20.6% Android 16% iPhone Symbian 51% 21% スマートフォン端末メーカー別 世界出荷台数シェア (2009年3Q) スマートフォンOS開発メーカー別 世界出荷台数シェア (2009年3Q) スマートフォンOS別 世界データ通信量(2009年4Q) (出典:Canalys社資料より大和総研作成) (出典:Canalys社資料より大和総研作成) (出典:AdMob社資料より大和総研作成) ※1:PayPal社が提供する決済サービス ※2:富士通やSHARPからSymbian OS(MOAP)を搭載した端末が発売されているが、ここでは国内一般携帯電話に分類する ※3 2005年7月にモトローラ製「M1000」が発売されたのが最後 ◆ビジネス構造 国内における一般的な携帯電話は、通信事業 者が中心となった垂直統合型ビジネスである。コ ンテンツや端末の開発は、メーカーと通信事業者 が一体となって進められる。 一方、スマートフォン市場は、OS開発メーカーを 中心とした構造で、垂直統合型モデル(iPhone、 BlackBerry)と、OSを公開した水平分業モデル (Google、Microsoft、Nokia)に大きく分類される。 また、アプリケーション層がオープン化されてお り、コンテンツプロバイダは自由に開発できるな ど、参入障壁が低いのも特徴である。 ◆OS別 出荷台数シェアとデータ通信量 スマートフォン端末普及率1位はSymbian OS搭 載端末だが、データ通信量1位は端末普及率3位 のiPhoneである。iPhoneユーザーは、Webなどを 積極的に利用する者が多いことがうかがえる。 出所:各社資料より大和総研作成 担当:情報技術研究所 大石摩耶
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