絵から考える「心の障害」シリーズ

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絵から考える
「心の障害」シリーズ
ケア従事者、家族、支援者に役立つ一日集中講座
子どもから大人まで、心の 障害 や 病 を抱えている人は、誰の身近にもいる時代になってきました。
私たちは当事者にどう対応し、 障害 が障害ではない関係を 築いていけるのか……。
アートセラピーの実践が、多くの可能性とヒントを与えてくれます。
1
発達障害 part 1(自閉症、ADHD など)
∼特徴を才能へと開花させるために
集団生活ができない、こだわりが強い、発達に問題がある……今、そう言われる子どもたち
が増えています。でもこうした 特徴 は、別の見方をすれば 才能 にもなりえるのです。
障害ではなく、可能性に光を当てるための創作体験と対応とは……。
2
発達障害 part 2(二次障害)
適応障害(うつ、引きこもり など)
∼自己肯定感を取り戻すには∼
心の病に陥っている人が少なからず感じているのは、不安や孤独、自信喪失などの自己否定感。
そこから脱するには、自分への信頼を取り戻すことが重要なポイントと言えます。
色彩セラピーを通して自己肯定感を高め、心の暗闇から抜け出していったプロセスをご紹介します。
4
□子どもから大人まで、支援が必要な人と
身近で関わっている方
□当事者に対して、言葉だけではない コミュ
ニケーションや対応の方法を知りたい方
□日々のケアで、精神的に疲れやストレスが
たまり、自分自身を癒したい方
∼自己肯定感を取り戻すには∼
∼二次障害を防ぐための対応と環境∼
周囲の環境や対応によって引き起こされる二次障害。実際の事例を通して、二次障害のダ
メージと防止について考えていきます。また、その子の特徴を才能として活かすための読
み解きの視点を養い、二次障害を防ぐための対応を探ります。
3
こんな方におススメ
認知症 ∼自己肯定感を取り戻すには∼
∼安全、安心の欲求を満たすケア∼
認知症の場合、日常の記憶は失われてもその時に感じた感情だけは残り、中でも不安感や脅迫
観念などの負の感情は問題行動を引き起こす原因と言われています。だからこそ、ケアする人
の対応が大切。絵を通して、当事者の気持ちや心身の状態を察し、より良い介護に活かします。
プログラム内容
午前―理論編 アートセラピーの概要を
解説 。また、それぞれの病気や障害につい
て基本的な知識を押さえた上で、創作にお
いて特徴的にみられる表現を見ていきます。
午後―実践編 1 アートセラピーに よっ
て心の状態が改善したプロセスを、作品と
ともに紹介。さらに、お勧めの創作方法や
画材、対応の仕方など、すぐに取り入れら
れることをお伝えしていきます。
午後―実践編 2 ケア従事者のストレス
を軽減する、支援者のためのアートセラピ
ーを体験します。
*当講座は、アートセラピーによって 心の病気を 治す
というものではありません。 当事者の日常的な生き辛さ
講座監修: 末永 蒼生(色彩心理研究家・アートセラピスト)
講 師 陣:
「色彩学校」専任講師
江 崎 泰 子(シニアアート療法士・「色彩学校」プロデューサー)
の改善や、ケアを担う人とのコミュニケーションに 役立
てることを目的としています。医学的な治療が必要な 場
玉城 真由美(色彩心理カウンセラー・「子どものアトリエ アートランド」ディレクター)
宇佐田 典子(チャイルドアートカウンセラー・シニアアート療法士・保育士)
合は、あくまでも補助的な方法として位置づけてください。
佐久本 恵(チャイルドアートカウンセラー・色彩心理カウンセラー)
募集要項&申込書は裏面へ
トセラピーの効果
アー
1・2
知的障害児の
表現が変化
3
うつからの回復
(50才代 女性)
プロセス
4
高齢者も
集中力が向上
(80才代 女性)
(6 才∼14 才の男子)
6 才の知的障害児。表現の
発達も足踏みし、自信も持
てない。
自由に表現が楽しめるアート
セラピー体験で、色鮮やかで
イメージ豊かな表現能力が、
育った。
うつ病治療をはじめた頃。 色彩セラピーに参加して。
自信が持てない、気持ち
等身大の自分を認めたら、
が不安定で、色も薄い。
動く元気が出てきた。
主催:㈱ハート&カラー「色彩学校」 協力:アート&セラピー色彩心理協会
ぬり絵で色を使う楽しさを
実感。細かい部分をぬり分
け、集中力も高まった。