A・P・G - コモリ。株式会社

◆ 作 物 成 長 活 性 促 進 液 ◆ A・P・G ア ク テ ィ ブ ・ プ ラ ン ト ・ ガ ー ド 各 種 昆 虫 、 小 動 物 、 細 菌 類 に 対 す る 作 用 対 象 効 果 アオムシ 食欲減退、発育不全 アザミウマ(スリップス) 幼虫にダメージ、忌避、産卵制御、飛行不全 アブラムシ 食欲阻害、発育不全、忌避 イナゴ 知覚異常、食欲減退 ウンカ 幼虫の食欲阻害、発育不全、忌避、孵化・産卵制御 蚊 食欲減退、まもなく死亡 カイガラムシ 忌避 カメムシ 忌避、食欲減退 蛾 食欲減退、孵化制御、産卵制御 ケムシ 食欲阻害、発育不全 コオロギ 知覚異常、食欲減退 コガネムシ 食欲阻害 コクゾウムシ 忌避 シラミ類 食欲減退、産卵阻害 シロアリ 食欲阻害 センチュウ類 発育不全、幼虫にダメージ、発育阻止 ゾウムシ 発育不全 ダニ類 発育不全、忌避 ナメクジ類 成虫、幼虫、産卵抑制 ハエ 忌避、産卵制御、発育不全、孵化制御 ハチ類 幼虫外皮硬変、発育不全、幼虫食欲阻害 ハムシ 食欲減退、発育不全 ヨトウムシ類 幼虫の食欲阻害、孵化、産卵、発生制御 うどんこ病 抑制 サビ病 抑制 カビ類 抑制 参考資料 アザミウマ(スリップス)のなかで、大きな被害を及ぼす種類としてミナミキイロアザミウマとミ
カンキイロウマがある。 ミカンキイロウマ 成虫は体長 1.0∼1.7mm。黄色黒褐色。 1990 年に千葉県と埼玉県で初めて確認された北米原産の害虫。 ミナミキイロアザミウマ 成虫は体長 1.3mm 前後、全体が黄色で翅の合わせ目が黒く筋状に見える。 1978 年に南西日本で初めて発生した。 ●卵∼成虫までの期間は 10∼20 日 ●成虫の寿命は 30∼40 日 ●成虫の一匹の雌は 150∼300 個を産卵し、一か月後には 300 倍に増殖する ●蛹の時期が近づくと地表へ移動し、土中で蛹となる ●多種多様な植物に寄生する ●休眠しないので、施設内では冬でも発生する ●施設では 2 月下旬から増加し始め、5∼6 月に最も活発に活動し、初夏∼初秋に大量の増殖をする ●成虫の飛翔能力は低く、自力では 5m 程度しか移動できない ●成虫は青色、黄色に誘引される 従来の防除対策 ★耕種的防除 ①施設では、作付け前に除草を行い、ハウスを締め切り、次の作付けまで 20 日以上あけ、成虫を餓
死させる。 ②本種の発生した施設では土壌消毒を行い、蛹または成虫を死滅させる。 ③株や苗で持ち込まれる場合が最も多く、株や苗を購入する場合は本種が寄生しているかどうかよ
く確認する。 ④育苗専用ハウスを設けて隔離栽培し、育苗時の防除を徹底する。 ⑤ハウス内の雑草はこまめに除草を行う。 ⑥側窓開口部にアルミ蒸着フィルム交織ネットや寒冷紗を張り、スリップスの侵入を防ぐ。 ⑦青色、黄色に誘引されやすいため、ハウス入口などに黄色や青色の肥料袋などを放置しない。 ⑧シルバーフィルムによるマルチは忌避作用を持つ。 ⑨近紫外線除去フィルムを利用して虫の行動を抑制する。 ⑩収穫後不必要な株や苗、残渣は速やかに焼却処分する。 ⑪圃場周辺にある観賞用の花木や雑草は発生源になるので処分する。 ⑫施設周辺(最低 5m)の除草を行い、施設内への飛び込みを減少させる。 ⑬黄色、青色の粘着トラップで発生の有無を観察して、発生動向に充分注意する。 ⑭強風の吹いた直後には近隣に発生地域がなくても、綿密に調査を行う。 ⑮木酢液を噴霧することで、スリップスを忌避する効果がある。 ⑯砂糖を 200∼500 倍希釈し、有機リン剤を溶かして噴霧すると、新芽や蕾から這い出し、舐めて死
滅する。 ⑰ククメリスカブリダニ(天敵資材)を放飼し、防除する。 ★薬剤防除 本種は薬剤に対する抵抗性が発達しているため、効果のある薬剤が少なく、防除が困難な害虫であ
る。効果のある薬剤としては有機リン系殺虫剤、ネライストキシン系殺虫剤、キチン合成阻害剤な
どがある。(農薬由来) 【基本的に薬剤防除は困難で、薬剤耐性が出やすいので、
「耕種的防除」を組み合わせて発生を抑え
ることに務め殺虫剤での防除は最後の手段として用いる】 【薬剤耐性の変異は 10 万分の 1 の確率で発生すると推定され、10 万匹が発生している大発生の状況
まで放置した後に殺虫剤をかけると、速やかに耐性を持つ変異がでると考えられるので、薬剤防除
は初期発生の段階で実施する。】 【初期発生の判断は黄色や青色の粘着トラップを用いて行い、定期的に粘着トラップに付着した個
体数を計数する。】 現状の防除対策は上記の通りである。 「 A・P・G 散 布 法 」は 画 期 的 な も の で あ り 。コ ス ト や 労 力 、安 全 面 に 置 い て 総 合 的 に 有
利 と 判 断 さ れ る 。 製品証明書 「 A ・ P ・ G 」 植 物 プ レ ミ ッ ク ス 成 分 抽 出 製 造 方 法 原料名 製造方法 備考 カラシナエキス 茎・根圧搾醸造アルコール抽出 食品使用原料 パプリカエキス 種子・果実圧搾醸造アルコール抽出 食品使用原料 ニンニクエキス 鱗茎圧搾精密ろ過 食品使用原料 センダン抽出液 種子・葉圧搾精密ろ過 植物原料 カバノキ抽出液 樹皮醸造アルコール抽出 植物原料 シラカバエキス 樹皮醸造アルコール抽出 植物原料 無患子抽出液 樹皮醸造アルコール抽出 植物原料 フルボ酸 炭酸塩水容液抽出後リンゴ酸中和 植物原料 電解クラスター水 水電気分解 植物堆積天然物原料 以上である事を証明します。 製造元 キンダイ・ケミカル株式会社 京都市山科区大宅御供田町 79 番地 TEL : 075-593-8282 読み方・意味 ・忌避(きひ) きらって避けること。 ・孵化(ふか) 卵がかえること。また、卵をかえすこと。 ・翅(はね) 昆虫の飛ぶための器官 ・蛹(さなぎ) 成虫になる寸前にとる、成虫に似た形で、ほとんど 動かない一時期をさす。 ・耕種(こうしゅ) 土地をたがやして、種や苗を植えること。 ・寒冷紗(かんれいしゃ) ・残渣(ざんさ) 野菜などの植物を覆いかぶせる資材。 ろ過したあとに残った不溶物。 ・圃場(ほじょう) 畑、菜園。 ・綿密(めんみつ) 詳しく細かいこと。すみずみまで注意が行き届いていること。