クリエーターの目 4 テレビプロデューサー高橋弘樹さん特集／東北 5 東日本旅客鉄道株式会社執行役員鉄道事業本部営業部長赤石良治さんに聞く毎日新聞東京本社地方部デスク柿沼秀行東京電機大学工学部人間科学系列教授世良耕一スペース・インタビュー 10 法政大学総長室次長藤野吉成さんイベントカレンダー 12 ば、商業施設ではなく、そこはみんなの出発地点の空港と捉えそんな時、根本的に考えを変えてみる必要がある。たとえ結びつけたものを見つけなくてはならないのだ。か、その土地を支えてきた生活者と開発者側の理想を双方にが減ってしまうことを一緒に嘆いていてもはじまらない。なんとが立ち並ぶ、商業施設がたくさんできることで、その街の魅力発のことも同様に、その土地を理解することからはじまる。ビルよりも今までのことをよく知らないと作れないものだ。都市開らスタートする。つまり、それをはじめるということは、これから広告は必ず知ってもらうこと、売りたいこと、伝えたいことか観光客を取り込むために新しさを求められる。きないものだろうか。どんなに味がある場所でも、若い人たち、木の葉の入れ替わりのように自然に生命を活かす動きにはでそのたびに、﹁残すこと、壊すこと、作ること﹂の間で揺れる。樹なデザイナーは、ここ最近、町おこし、都市開発の案件が多い。どちらの意見もよく理解できる複雑な立場だ。わたしのようでいる皆さんと新しい建物の間でデザインしていく役割だ。デザインの役割をもらっていて、これからの皆さん、いままで住んわってくるという利点もある。わたしは、ここでコミュニケーションうになるかと思うと悲しくなる。でもその分、大きなお金がま住んでいたとしたら、建て替えになり、立ち退きになりこんなふ模型を見ただけで私はうんざりした。もしわたしがこの土地に力的なところだ。そこに数年後、おおきなビルが沢山たつ。その大きな駅に面していて、沢山の小さなお店が立ち並んでいる魅のか？そんなんで人は来るのか？﹂とご意見があった。その街はに﹁デザインだとかアートは、この街にとってほんとうに金になる先日とある都市開発の定例会議で地権者が、建築家と我々巻頭コラム／森本千絵 3 てみたらどうだろうかとか、生活者の人の商業のアイデアをだこどもの日新聞〈文字のないニュース〉を掲載 N I E の教材にも活用 21 コミュニケーションディレクター森本千絵データ・フラッシュ 18 「新しいだけ」でいいのか。 N o. 3 9 8 していく場をつくるとか。開発するまではいろんな分野から優日曜劇場「ルーズヴェルト・ゲーム」最終回特集 22 毎日新聞社広告局サイト「MACS」にて、WEB版SPACE 毎月更新中！ http: //macs.mainichi.co.jp/space/ 表紙デザイン／SUN-AD（AD：葛西薫・D：増田豊）印刷／大日本印刷（株）「SPACE」についてのお問い合わせ………SPACE編集部：03-3212-3283 [email protected] ゴエン︶﹂を設立。オンワード樫山﹁組曲﹂や、 go e︵ n° CMサントリー﹁歌のリレー﹂でADCグランプリ初受賞。日経ウーマンオブザイヤーイトルや、松任谷由実、 M r. C h i l d r eな n どのアートワーク、本の装丁、映画・舞台の美術や、動物園のディレクションや保育園の内装などを手がける。東日本大震災復興支援のオープニングタ C a n oな n どの企業広告をはじめ、NHK連続テレビ小説﹁てっぱん﹂人をつなげていく。﹂を掲げ、﹁蔵野美術大学卒業後、博報堂入社。2 0 0 7 年﹁出逢いを発明する。夢をカタチにし、主宰。コミュニケーションディレクター・アートディレクター。武蔵野美術大学 go e n° 視覚伝達デザイン学科客員教授。1 9 7 6 年、青森県三沢市生まれ。1 9 9 9 年、武森本千絵︵もりもと・ちえ︶循環していきたい。強制的なことではなく、自然の移り変わりのように、美しくいと思っている。それは、生活者である自分自身のためでもある。上手い広告ではなく、みんなが一緒に歩める広告に挑戦していきたいる。わたしは、まだまだ揺れていて勉強不足な新人だけれども、も、向き合い方ひとつで新しい求めていたものが生まれる気がしてィアや時代を問題視するのではなく、今までのメディアであって根本的に向き合い方から変えるべき時代だと思う。広告も、メデくのかに対しての﹃新しい考え方﹄というのを必要とされている。新しい開発だけがひとり歩きせず、どのように守って育てていそろ﹃新しいだけ﹄﹃勝手気まま﹄は無視されるだろう。ン。それぞれがつぶやける、見つけられる時代だからこそ、そろり、そんな中に生まれる環境、通り過ぎる広告、目につくデザイみんな必死に生きていて、それぞれの立場や生活状況があようにしなければならない。同じことが言えると思う。新しさだけを追求して勘違いしないたから終わりではいけないと思う。建築も、ファッションもすべてなかのひとりである。広告で賞をとったから終わり、話題になっ際にその商品を使うのは、生活者だ。もちろん、我々も生活者の広告も、広告するまでは専門分野の方々が動くけれども、実ことを決して忘れてはならない。れている人が動くが、実際それを育てていくのは生活者であるあどらんだむ 23 2012、2014年日本建築学会賞、第4回伊丹十三賞、海外賞など多数受賞。 ◇次回は岩崎俊一さんです 3 マーケティングのキーコンセプト／田中洋 15 巻頭コラム C O N T E N T S 感性ニュース 8 4 0／八塩圭子 14 時代の鏡に映るもの／田中二三夫 16 「みどりの日」に緑色の紙で包むラッピング特集と環境特集 20