英国キャメロン政権の「大きな社会」とは何か(PDF/326KB)

社会動向レポート
英国キャメロン政権の「大きな社会」とは何か
― □□□□□□□□□□□□□□ ―
社会保障 藤森クラスター
主席研究員
藤森 克彦
英国のキャメロン政権では、「大きな政府」でも「小さな政府」でもない、「大きな社会」を構
築するとしている。英国の「大きな社会」の議論から日本への示唆を考えると、日本ではボラン
タリー部門の強化と社会保障の強化を共に進める必要があろう。
は、家族、地方政府などの幅広い集団が含まれるが、
はじめに
英国政府が最も重視するのは、政府文書で頻繁にと
「私は、『大きな社会(big society)』の構築に情
熱をもっている。…この思想は、私が保守党党首に
りあげられている「ボランタリー部門(voluntary
sector)」3だと考えられる。
なり野党時代を通じて語ってきたことであり、また、
ボランタリー部門とは、公益を追求し、外部に資産
今回の総選挙で訴えてきた考えである。…今日は、
や利益を流出しない民間非営利団体の総称である4。
「大きな社会」の実現に向けて、現実的なステップ
1
チャリティ、社会的企業、コミュニティ・グループ
を説明したい」 ―― 英国のキャメロン首相は、保守
などの団体が含まれるが、中核となるのは「ジェネ
党・自由民主党による新政権樹立から2ヶ月が経っ
ラル・チャリティ(general charities)」である5。
た2010年7月に、上記のように語った。キャメロン
同チャリティは、政府から独立したチャリティ委員
政権は、「大きな政府」でも「小さな政府」でもな
会において「公益性」の審査を受け、チャリティと
い、「大きな社会」を目指していくという。
して地位が認められた団体をいう。チャリティの事
「大きな社会」の概念については不明確な点も多
業目的は、「貧困の予防又は救済」「教育の振興」
く、現在様々な議論が続けられている。一方で、英
「若年、高齢、不健康、障害、経済的困難またはそ
国政府は2010年10月に「大きな社会」の実現に向
の他社会的弱者の救済」など13項目に定められてい
けた戦略を発表した。そこで本稿では、キャメロン
る(2006年チャリティ法第 2 条)。チャリティにな
政権がこれまで発表してきた政府文書などを参考
れば、税制優遇措置の対象になる6。
に、「大きな社会」の内容とそれをめぐる議論、日
本への示唆を考えていく。
なお、日本でチャリティといえば無償でサービス
を提供する団体と考えられがちであるが、英国のチ
ャリティではサービスの対価として料金を課すこと
1.「大きな社会」とは何か
「大きな社会」とは、より多くの権限をボランテ
ィア団体、コミュニティ・グループ、地方政府など
01
ができる。ただし、高額な利用料金は低所得者層を
利用者から実質的に排除することになるので、基本
的には「公益性」の点から認められない7。
に与えて、貧困や失業など英国が抱える社会的課題
英国には、こうしたジェネラル・チャリティが17
に対応していく社会をいう2。ここでの「社会」に
万 1千団体も存在する(図表1)。同チャリティの総
英 国 キ ャ メ ロ ン 政 権 の「 大 き な 社 会 」と は 何 か
図表 1 英国のジェネラル・チャリティの概要
ジェネラル・チャリティ数(2006年度)
収支/
資産状況
(2006年度)
17万1千団体
総収入
332億ポンド(4.3兆円)
総支出
312億ポンド(4.1兆円)
純資産
913億ポンド(11.9兆円)
有給労働者
労働状況
(2006年度) フルタイム労働者の割合
63万4千人
女性労働者の割合
チャリティへ寄附
寄附
する成人の割合
(2008年度)
個人からチャリティへ
の寄附総額(推計)
寄附者1人当たりの寄
附金額(中央値)
71%
54%
(2,690万人)
63%
99億ポンド(1.3兆円)
10ポンド/月
(1,300円)
(注)1.寄付は、ジェネラル・チャリティを含む広義のチャリティへの寄附。
2. 括弧内の日本円への換算は、1ポンド=130円で計算。
(資料)National Council for Voluntary Organizations, The UK Civil Society
Almanac 2009, 2009、及びNational Council for Voluntary Organizations &
Charities Aid Foundation, UK Giving 2009, Sep.2009により筆者作成。
収入は332億ポンド(約4.3兆円、1ポンド=130円
になりがちである。この結果、現場の抱える複雑で
で換算、以下同じ)にものぼり、63万4千人が有給
多様なニーズに柔軟に対応しきれない。
労働者として働いている(2006年度現在)8。
これに対して、ボランタリー部門の多くは地域住
2.なぜボランタリー部門が重視される
のか
民に近いため、住民のニーズや地域特有の課題を見
では、貧困や教育などの社会的課題の解決に向け
すい。また、先述の通り、チャリティでは、公益性
て、なぜボランタリー部門が重視されるのだろうか。
の観点から低所得者層を排除することが認められな
換言すれば、政府部門や営利企業と比べて、ボラン
い。さらに、特定分野を扱うボランタリー部門が多
タリー部門には、どのような長所があるのだろうか。
く、専門性も高い。
つけやすく、実情を踏まえた柔軟な意思決定がしや
まず、営利企業では、対価を支払う顧客のニーズ
なお、ボランタリー部門を重視する姿勢は、キャ
には敏感に対応できる。しかし基本的には営利目的
メロン政権が初めてではない。ブレア労働党政権
なので、支払い能力が乏しい低所得者層を顧客とす
(1997-2007年)でも、「第三の道」という政策理念
ることは難しく、こうした人々が排除されがちにな
の下、市民社会の活性化に向けてボランタリー部門
る。また、採算が合わなければ、公共性の高い事業
を重視する施策がとられた。この点で、キャメロン
であっても撤退の可能性が高い。
政権の「大きな社会」は、労働党政権の考え方を継
一方、政府部門は営利目的ではないので、支払い
承する面をもつ。ただし、後述する通り、キャメロ
能力の低い人々を排除することはない。しかし、官
ン政権では政府の財政規模を縮小する中でボランタ
僚機構のもとトップダウンで現場の実情に合わない
リー部門の役割を強化しようとしており、この点は
意思決定がなされたり、縦割り行政で非効率な運営
ブレア政権との大きな違いと考えられる。
02
ス」の創設)や、コミュニティのまとめ役として約
3.「大きな社会」に向けた具体的な政策
5千人を養成することなども提言されている。
では、「大きな社会」に向けて、キャメロン政権
ではどのような政策を考えているのだろうか。キャ
メロン政権が「大きな社会」に向けて発表した政府
文書からは下記の三点があげられる9。
キャメロン政権における「大きな社会」の構想は、
人々にどのように受け止められているのであろう
第一に、コミュニティの権限強化である。具体的
か。ボランタリー部門からは、同部門の役割を強化
には、ボランタリー部門が地域内の施設等の資産を
しようとするキャメロン政権の姿勢を支持する声は
購入したり、あるいは入札して資産の運営権を得ら
多い。
れるようにすることが提案されている。また、地方
一方で、
「小さな政府」のもとでは、
「大きな社会」
政府の支出について情報公開を義務付けて、ボラン
の実現は難しいという批判も出されている。という
タリー部門が、競争上重要な情報にアクセスできる
のも、キャメロン政権では、悪化した国家財政の建
ようにする。
て直しのために、大規模な歳出削減を始めている。
第二に、ボランタリー部門がより多くの公共サー
政府からボランタリー部門への事業委託費や補助金
ビスを担えるようにする。ただし、具体策はボラン
も例外ではない。ボランタリー部門からは、「ただ
タリー部門との今後の話し合いに委ねられている。
でさえ昨今の不況によってボランタリー部門へのサ
また、公共部門の被用者が、被用者所有の共同組合
ービス需要は高まっているのに、政府部門からの資
(co-operatives)を設立して、共同組合で公共サー
金が縮小するのは大きな痛手だ」という声が出され
ビスを提供できるようにする。つまり、公共サービ
ている12。
スを現場で担ってきた公務員が、「自らのボス」と
では、政府からボランタリー部門への資金の減少
なって非営利団体を運営してサービスを提供すると
は、ボランタリー部門にどの程度の影響を与えるの
いうものだ。
だろうか。ここで、英国のジェネラル・チャリティ
第三に、人々のボランタリー部門への関与を促し
の収入構造をみると、同チャリティの総収入のうち
て、社会活動を活性化することである。まず、ボラ
36.2%が政府部門からの収入―― 事業収入
(23.6%)
、
ンタリー部門の資金面への支援策として、「大きな
補助金(12.6%)―― となっている(図表2)。つまり、
社会銀行(Big Society Bank)」の創設があげられ
収入の4割弱を公的財源から得ている。また、事業
ている。これは、既存の銀行の休眠口座から資金を
分野別に公的財源への依存度をみると、「就職活動
集めて基金を作り、ボランタリー部門の資金調達に
や職業訓練支援(71%)」「法律相談(54%)」「教育
役立てようとするものだ10。現在、英国には約50万
(52%)
」
「住宅(51%)
」
「介護サービス(51%)」と
件の休眠口座があり、それらの預金総額は総計で5
億ポンド(約650億円)程度にのぼるとみられてい
いった分野が高くなっている13。
ただし、政府部門から収入を得るチャリティは規
る 。また、人々が寄附をしやすくするため、顧客
模の大きなチャリティが中心である14。この背景に
の承諾を得た上で、レストランや商店での支払い代
は、政府部門がチャリティに事業委託を行う際に事
金に0.5∼1.5%程度を寄附金として上乗せする仕組
業の遂行能力を問うことがある。つまり、ある程度
みなども提案されている。
の規模をもつチャリティが選定されやすいという事
11
さらに、16歳の若者が居住区や出身地でコミュニ
ティ活動に参加する機会の提供(「全国市民サービ
03
4.「大きな社会」をめぐる議論
情がある。
上記のボランタリー部門の懸念に対して、キャメ
英 国 キ ャ メ ロ ン 政 権 の「 大 き な 社 会 」と は 何 か
図表 2 ジェネラル・チャリティーの財源(2006年度)
金 額
(億ポンド)
①寄附金や補助金等の収入
118.1
53.7
個 人
42.0
公的財源(宝くじ資金含む)
15.8
ボランタリー部門
6.6
民間部門
158.0
②事業収入
54.7
個 人
78.3
公的財源
14.6
ボランタリー部門
10.3
民間部門
26.4
③投資収入
29.3
④その他収入
331.7
収 入 合 計
左記金額の 収入全体に
円換算
占める割合
1兆5千億円 35.6%
7千億円 16.2%
5千億円 12.6%
4.8%
2千億円
2.0%
1千億円
2兆1千億円 47.6%
7千億円 16.5%
1兆円 23.6%
4.4%
2千億円
3.1%
1千億円
8.0%
3千億円
8.8%
4千億円
4兆3千億円 100.0%
(注)円換算は、1ポンド=130円で計算。百億円単位で四捨五入。
(資料)National Council for Voluntary Organizations The State and the Voluntary
Sector,(2009b)
ロン政権では、ボランタリー部門と一緒になって賢
国税庁の審査を経て税制優遇措置などを受けられる
い削減方法を考えていくとしている。今後、ボラン
「認定NPO法人」はわずか187法人(2010年11月現
タリー部門の活動や国民生活にどのような影響をも
在)にすぎない15。概念が異なるので直接比較はで
たらすか、注視していく必要があろう。
きないものの、日本のボランタリー部門の活動主体
は、英国よりもかなり少ないことが推察される。
5.日本への示唆
最後に、英国の「大きな社会」をめぐる議論から
日本への示唆を考えていこう。
第一に、日本におけるボランタリー部門の育成・
強化の重要性である。英国と同様に、日本も多様で
また、日本と英国では寄附金の規模にも大きな差
がある。先述の通り、英国では個人からチャリティ
への寄附金だけで99億ポンド(約1.3兆円)と推計
されているのに、日本の個人寄附は約1千億円 16
(2009年)といわれている。
複雑な社会問題を抱えており、現場をよく知り、柔
この点、日本においても、2011年度の「税制改
軟で効率的な対応を行えるボランタリー部門の活動
正大綱」
(2010年12月16日)では、NPO法人などの
が重要になっている。
活動を支援するために個人からの寄附を促す「市民
しかし、ジェネラル・チャリティだけで17万団体
公益税制」や、NPO法人の新たな認定制度が盛りこ
も存在する英国と比べると、日本のボランタリー部
まれている。一歩前進であるが、こうした施策に加
門は層が薄いといわざるを得ない。例えば、全国の
えて、NPO法人の創業時などの資金支援制度、人
特定非営利活動法人数(以下「NPO法人」)は約 4
的ネットワークの構築支援、施設について無償もしく
万 1 千法人(2010年9月末現在)であり、このうち
は低額での貸与制度などが重要だと考えられる17。
04
図表 3 社会支出(対GDP比)の国際比較(2007年)
0
(高齢化率)
5
10
15
20
25
30(%)
(16.4%) フランス
(17.4%) スウェーデン
(19.9%)
ドイツ
(16.0%)
英 国
(21.3%)
日 本
(12.6%)
米 国
(注)フランスを除く各国の高齢化率は2007年の値。フランスは2006年
(資料)
「社会支出」
(対GDP比)は、国立社会保障・人口問題研究所『平成20年度社会保障給付費』。元データは、OECD,
Social Expenditure Database 2010ed. による。「高齢化率」は、国立社会保障・人口問題研究所『人口統計資料集
2010』に基づく。
第二に、日本では、政府部門とボランタリー部門
の双方の機能を強化していく必要がある点だ。政府
を若干補完することはできても、代替することは難
しい。
部門の役割として、日本の社会保障に費やす費用
こうした両部門の違いを認識しながら、日本では
(対GDP比)を国際比較すると、日本は英国よりも
ボランタリー部門の強化と社会保障の強化を共に進
低い水準にあり、社会保障の点からは既に「小さな
めていくことが重要であろう。
政府」となっている(図表3)。しかも日本の高齢化
率は2割を超え、主要先進国の中で最も高い。税や
注
1
‘Big Society Speech’,19 th July 2010(Number
2
Cabinet Office,(2010a)Building the Big Society,
3
正式には「ボランタリー・コミュニティ部門(voluntary
社会保険料を引き上げて財源を確保しながら社会保
障を強化することが求められる。
一方、現場ニーズに即したサービス提供が行える
10.gov.uk)
18 May 2010,p.1.
ように、政府が独占してきた公共サービスについて、
and community sector)」であるが、本稿では「ボ
NPO法人などに事業委託することの検討も必要で
ランタリー部門」と省略する。
4
伊藤善典(2006)
『ブレア政権の医療福祉改革』ミネル
5
英国の「チャリティ(広義)」には、宗教団体、大学
あろう。その際、NPO法人の自律性を損なうこと
のないように、対等な立場で両者が協働していくこ
ヴァ書房、pp.226-227.
とが求められる。
などが含まれるが、「ジェネラル・チャリティ」は
そして、政府部門とボランタリー部門は、異なる
チャリティから宗教団体や大学などを除いたもので
機能をもつ点にも留意が必要だ。政府部門は、負担
Organizations( 2009a)
, The UK Civil Society
ある。詳しくは、National Council for Voluntary
Almanac 2009 ―― Executive Summary, 2009参照。
能力に応じて税・社会保険料を徴収し、所得の多寡
に関係なく人々のニーズに応じて社会保障給付を行
うという「所得再分配機能」をもつ。これは政府の
6
伊藤(2006)、p.229.
7
同上、p.231
8
すれば、こうした所得再分配機能は低下する。寄附
金などを財源とするボランタリー部門は、この機能
05
National Council for Voluntary Organizations
(2009), The UK Civil Society Almanac 2009 ――
みがもつ「強制力」である。「政府の規模」を縮小
Executive Summary.
9
Cabinet Office(2010a)や、HM Government(2010)
,
Building a Stronger Civil Society ―― A strategy
英 国 キ ャ メ ロ ン 政 権 の「 大 き な 社 会 」と は 何 か
for voluntary and community groups, charities
and social enterprises, October 2010などを参照。
Cabinet Office (2010c), Supporting a Stronger Civil
Society, Oct. 2010
10
Cabinet Office(2010a)
, p.5
11
Guardian, 19th July 2010
Society ─ A strategy for voluntary and community
National Council for Voluntary Organizations
groups, charities and social enterprises, October
12
fears cuts, BBC News, 17th July 2010
13
HM Government. (2010), Building a Stronger Civil
2010
National Council for Voluntary Organizations
Institute for Fiscal Studies (2010), Press Release
(2009b), The State and the Voluntary Sector, 2009
New IFS research challenges Chancellor’s
14
National Council for Voluntary Organizations
(2009a)
15
内閣府(https://www.npo-homepage.go.jp/)及び国
税庁(http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/denshisonota/npo/meibo/01.htm)による。
16
17
‘progressive Budget ’ claim, 25th August 2010
National Council for Voluntary Organizations (2009a),
The UK Civil Society Almanac 2009 ─ Executive
Summary, 2009
National Council for Voluntary Organizations
閣議決定『新成長戦略∼「元気な日本」復活のシナ
(2009b), The State and the Voluntary Sector ─
リオ∼』
(2010年6月18日)p.82。
Recent trends in government funding and public
新しい公共円卓会議(2010)
『「新しい公共」宣言』
2010年6月4日などを参照。
service delivery, 2009
National Council for Voluntary Organizations &
Charities Aid Foundation (2009) , UK Giving 2009,
参考文献
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「新しい公共」円卓会議(2010)
『「新しい公共」宣言』
2010年6月4日
「新しい公共」円卓会議HP(http://www5.cao.go.jp/
Sep.2009
Polly Toynbee (2010), The Big society is a big fat liejust follow the money, Guardian, 6th August 2010
The Conservative Party (2010), Big Society Not Big
Government, March 2010
entaku/)
「新しい公共」推進会議HP(http://www5.cao.go.jp/
npc/suishin.html)
伊藤善典(2006)
『ブレア政権の医療福祉改革』ミネルヴ
ァ書房
上野千鶴子、中西正司編(2008)『ニーズ中心の福祉
社会へ』医学書院
閣議決定(2010)
『新成長戦略∼「元気な日本」復活のシ
ナリオ∼』
(2010年6月18日)
国税庁HP(http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/denshisonota/npo/meibo/01.htm)
内閣府HP(https://www.npo-homepage.go.jp/)
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人協会『公益法人』39巻8号、2010年8月
中島智人(2010)
「英国におけるチャリティへの寄附事
情」公益法人協会『公益法人』39巻5号、2010年5月
中島智人(2007)
「新チャリティ法とチャリティの公益
性判定」公益法人協会『公益法人』36巻3号、2007
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藤森克彦(2002)
『構造改革ブレア流』TBSブリタニカ
〈英文文献〉
Cabinet Office (2010a) Building the Big Society, 18
May 2010.
Cabinet Office (2010b) Draft Structural Reform Plan,
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06