湖南企業いきもの応援団が、 「生物多様性アクション大賞2015」において、 まもろう部門優秀賞を受賞しました!! 生物多様性の恵み豊かな社会を未来に引き継ぐために、「企業の持続可能な経済活動」と「地域 の自然再生への貢献」を両輪とした活動を企業が取り組むことに賛同した狼川(草津市)流域を 中心とする 12 社が「湖南企業いきもの応援団」を組織し、行政(草津市、琵琶湖博物館)と連携 して、狼川における生物、水質等を定期的かつ継続的に調査しています。この取組が国連生物多 様性の10年日本委員会(UNDB-J)主催の生物多様性アクション大賞2015のまもろう部門優秀 賞を受賞しました。 ◆活動内容 狼川における魚類、水生昆虫、甲殻類の同定と水質調査 調査時期:春季(4月)、夏季(7月)、秋季(10月)、冬季(1月)の年4回(平成22年~) 調査地点:狼川上流~下流の6つの定点観測ポイント 参画企業:淺野運輸倉庫㈱・㈱きんでん滋賀支店・草津電機㈱・郷インテックス㈱・滋賀銀行南笠 支店・滋賀中央信用金庫南草津支店・中山倉庫㈱・日本ガラストロニクス㈱・日本観光 開発㈱・㈱藤田・パナソニック㈱アプライアンス社・イサム塗料㈱滋賀工場 ◆活動の意義 地元の身近な狼川を教育環境のフィールドとし、地域にあり続ける存在として監視する役割を 果たしています。 活動の大きな特徴として、「企業同士の協働」が挙げられ、企業間ネットワークを通じた役割 分担により、一社あたりの負担(コスト・マンパワー)が低減し、継続的な調査が可能で、且つ、 情報の共有や異業種・他業種との交流が図れるメリットを生かして活動を展開しています。また、 取得したデータは会員企業、草津市、琵琶湖博物館などに情報提供しています。 活動を通じて地元の小学校の出前授業や公民館祭りの参加など地域との連携をすすめていま す。 ◆生物多様性アクション大賞 生物多様性条約 COP10(※1)を契機に日本でも「生物多様性」という言葉が社会的に注目され、 今後は社会の様々な主体が連携して生物多様性に取り組む仕組みづくりが求められていま す。生物多様性アクション大賞は COP10 を契機に発足した国連生物多様性の 10 年日本委員会 が主催の表彰制度であり、日本国内に活動拠点がある団体・個人による生物多様性の優れた 活動を表彰することで、生物多様性保全につながる活動を発掘し、応援し、多くの方に知っ ていただくことを目的に 2013 年度から実施され、今年で 3 回目になります。 ※1 COP10 生物多様性条約第 10 回締約国会議(2010 年)の通称。 表彰式の様子 1 表彰式の様子 2 表彰式の様子 3 まもろう部門優秀賞表彰状 狼川での活動の様子 1 狼川での活動の様子 2 団体名 湖南企業いきもの応援団 代表者 日本観光開発㈱ 代表取締役社長 南啓次郎 連絡先 郷インテックス㈱ (事務局) 総務グループ 近藤行和 E-mail:[email protected]
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