百間町旧本社並びにコッペル号の一般公開実施について

百間町旧本社並びにコッペル
百間町旧本社並びにコッペル号
びにコッペル号の一般公開実施について
一般公開実施について
このたび、上越市文化財調査審議会が弊社が所有する旧頸城鉄道の蒸気機関車「
「コッ
ペル号
ペル号」を市の文化財に指定するよう答申されました。併せて旧本社建物が鉄道資料と
ともに歴史的建造物等整備支援事業対象に認定されました。
そこで、これらを踏まえ当社として「
「コッペル」
コッペル」を中心に報道機関と地域へ向けての
公開を行います。
つきましては、下記により2日間の一般公開を実施することにいたしましたので、何
分よろしくお願い致します。
記
1.日
時
12月7日(土) ~ 8日(日)
2.会
場
上越市頸城区百閒町「くびき野レールパーク」
3.コッペル概略
9:00~16:00
2・3ページをご参照ください
◆◆旧本社建物 外観◆◆
◆◆くびき野レールパーク◆◆
頸城鉄道 2号機関車(コッペル) の概略
1 名称
頸城鉄道
2号機関車(コッペル)
2 所在の場所
上越市頸城区百間町字二番割257番17
3 所有者の名称
頸城自動車株式会社
上越市石橋二丁目12番52号
4 及び住所
4 品質及び形状
蒸気機関車
六輪聯結タンク機関車
最大寸法:長さ4,893㎜
幅1,715㎜
C形ボトムタンク式
高さ2,896㎜
自重:9.22トン
5 大きさ及び重量
軌間:762㎜
※詳細は別紙「車両竣工図表」のとおり
・頸城鉄道で使用されていた蒸気機関車。
・頸城鉄道開業時には6.6 トンの1号機、5トンの2・3号機の計3両の蒸気機関車が
あったが、出力不足から3号機を1915(大正4)年5月に大丸組(建設会社)所有
の9トン機関車と交換することとなり、1918(大正7)年にこの新型3号機が2号機
として番号変更となった。
・本蒸気機関車は大丸組が国鉄大井工場の造成工事や品川駅周辺の埋め立て
6 徴証及び伝来
工事のために購入し、使用していたもの。
・1972(昭和41)年5月、特別列車の運転を最後に廃車となり、その後は頸城鉄道
本社前に保存展示された。その後、1972(昭和47)年から1976(昭和51)年まで
西武鉄道旧山口線で「謙信号」として使用され、翌年、再び頸城鉄道本社に返
還された。
・現在の形状は頸城鉄道で使用されていたものとは異なり、西武鉄道への貸出の
際、改変された状態。
1911(明治44)年製造
車両番号5044
7 製作年代及び作者
ドイツ
オーレンシュタイン・ウント・コッペル(Orenstein&Koppel)社製
■ 頸 城 鉄 道 略 年 表
1912 (明治45) 年
2月 22日
大竹謙治他7名が発起人となり鉄道院へ敷設免許申請。
1914 (大正 3) 年 10月 1日
新黒井・下保倉間13.8kmを開業。
1916 (大正 5) 年
下保倉・浦川原間1.2kmを加え全線開通。
5月 5日
1924 (大正13) 年
鉄道営業のピーク。以後下降線をたどる。
1926 (大正15) 年
単端式ガソリンカー導入。
1929 (昭和 4) 年
7月
バス事業に進出。浦川原・直江津間に8人乗バス一日4往復。
1931 (昭和 6) 年
4月
合理化対策で北四ツ屋、下保倉両駅を無人化。
5月
本社を百間町駅前に移転。
1943 (昭和18) 年
貨物輸送量がピークに達する。
1944 (昭和19) 年
国策により近隣バス会社8社を合併。
5月 5日
社名を頸城鉄道自動車株式会社に変更。
1945 (昭和20) 年
輸送人員が最高を記録する。
1946 (昭和21) 年
鉄道営業収支が初めて赤字に。以後廃止まで黒字化せず。
1952 (昭和27) 年
6月
ディーゼル機関車導入。
1963 (昭和38) 年 10月 5日
直江津に新本社ビル完成。百間町から移転。
1966 (昭和41) 年
5月 12日
コッペル特別列車運転。
5月 13日
蒸気機関車2号機廃車。
1968 (昭和43) 年 10月 1日
百間町・飯室間の5.9kmを残して両端部廃止。
1971 (昭和46) 年
5月 2日
鉄道全面廃止。
6月 1日
社名を頸城自動車株式会社に変更。
1972 (昭和47) ~
1971 (昭和46)
西武鉄道山口線へ貸出し。
年