とちぎ求人情報サイト発信強化事業業務委託仕様書本仕様書は、栃木県が発注する「とちぎ求人情報サイト発信強化事業」を受託する者の業務について、必要な事項を定めたものである。１目的主に新規学卒者を対象とする民間就職情報サイトにおいて、栃木県特集ページを開設し、とちぎで働く魅力の紹介を始め、県が主催する合同企業説明会等の各種イベント情報及び県内求人企業の企業情報等を掲載し、県内企業の人材確保及び新規学卒者等の県内就職の促進を図る。２支援対象 (1)新規学卒者等原則、以下の条件のいずれかに該当する者とする。ア平成 28 年３月に大学・短期大学・専修学校等を卒業予定の者。イ平成 28 年３月末日時点で既卒３年以内かつ求職活動中の者。ウ上記条件以外の者については、受託者が運営する就職情報サイトの利用規約に準ずるものとする。 (2)支援対象企業原則、以下の条件を全て満たす企業とする。ア本社所在地が県内にある企業で、かつ主な就業地が県内である企業。ただし、本社所在地が県外であっても、就業地が県内である場合には、県と協議の上、支援対象企業の可否を判断するものとする。イ中小企業基本法第２条に規定する企業又は法人税法（昭和 43 年法律第 34 号）第２条第６号に定める法人のうち、公益上必要と認められるもの（医療法人、社会福祉法人など）であって常時使用する従業員の数が 300 人以下の法人ウ雇用形態を正社員（雇用期間の定めなし）として求人を行う企業。エ県税を滞納していない企業。なお、上記以外の企業等については、求人内容等を精査の上、県と協議し、支援対象の可否を判断するものとする。３委託内容 (1)栃木県特集ページの開設に関すること受託者が運営する就職情報サイト内において、栃木県特集ページを開設することとし、本ページの構成にあたっては次の条件を満たすものとする。アとちぎで働く魅力の紹介本県を魅力ある就業場所として新規学卒者等の関心を広く促すため、県内の生活関連情報や産業構造、雇用環境などを紹介するコンテンツを作成する。イ県が主催する事業の紹介 (ｱ) 県が運営する就職支援サイト「ＷＯＲＫＷＯＲＫとちぎ」を紹介するためのバナー広告を作成する。 (ｲ) 県と栃木労働局が共催する就職合同面接会等の就職関連イベントを紹介するためのバナー広告を作成する。ウ求人企業の紹介掲載企業の募集を行い、掲載企業を選定するとともに、企業各社の求人情報のほか、企業の特徴や魅力を紹介するコンテンツを作成するなど、掲載企業と新規学卒者等とのマッチング支援を実施する。なお、本コンテンツの作成にあたっては、次の条件に留意することとする。 (ｱ) 掲載企業の選定掲載企業の選定にあたっては、多様な業種や職種となるよう十分に配慮するとともに県と協議の上、決定することとする。 (ｲ) 掲載期間原則、本事業終了までとする。ただし、受託者が運営する就職情報サイトの閉鎖日が本事業の終了日と異なる場合は協議の上、決定する。また、採用予定数の充足等により、企業から掲載終了の申し出があった場合は、掲載の中止ができるものとする。 (ｳ) 掲載企業の負担金掲載企業から、５万円以下の負担金を徴収することとする。 (2)新規学卒者等に対する広報周知に関すること本事業で開設した栃木県特集ページ及び求人掲載企業について、受託者が運営する就職情報サイトの登録学生にメールＤＭを配信するなど、広報周知に努めること。 (3)本事業の定期報告に関すること受託者は、次のことについて県に対して定期的に報告することとする。なお、提出期日・様式については、県及び受託者の協議により定めるものとする。ア求人掲載企業の選定（情報提供社数・申込社数・掲載社数等）状況イ求人掲載企業マッチング（面接者数・内定者数等）状況 (4)その他県が必要と認める事項４委託期間契約締結日から平成 28 年３月末日までとする。５秘密の保持受託者は、参加者の個人情報については、細心の注意をもって取り扱い、第三者に漏らしてはならない。６その他 (1) 受託者は、労働基準法、労働関係調整法、最低賃金法、その他関係法令を遵守すること。 (2) 事業の成果は委託元の栃木県に帰属する。 (3) 事業実施に当たっては本仕様書の範囲内において栃木県と受託者が協議を重ねながら実施するものとする。 (4) 事業の実施を他の団体にそのまま再委託することはできない。 (5) 受託者は、委託業務を行うにあたって、業務上知り得た秘密を漏らし、又は委託業務以外に利用することはできないものとする。委託事業終了後もまた同様とする。 (6) 受託者は、委託業務を実施するにあたって発生した損害（第三者に及ぼした損害を含む。）に伴い生じた経費を負担するものとする。 (7) 本事業は、職業安定法の規定に基づく職業紹介業務として実施することから、厚生労働大臣の許可を受けた有料職業紹介事業者である受託者の資格において実施するものとする。 (8) 本事業は国からの「地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金」を活用した事業であるため、次のことについて留意すること。ア機器・器具等の調達に要する経費必要となる機械・器具等（消耗品を除く）については、購入ではなく、リースやレンタルで対応すること。イ関係書類の整備本事業は、会計検査院による実地検査の対象となるため、関係書類は事業終了日の属する年度の終了後５年間保存すること。また、会計検査院による実地検査が行われる際は、県の求めに応じ、関係書類の提出等を行うこと。７栃木県への提出書類事業実績に係る報告書