元ポートフォリオとは?

元ポートフォリオとは?
「ポートフォリオ」とは辞書で引くと「紙挟み」。バラバラの情報を一元化するものです。
バラバラな情報を一つにし、全体を俯瞰すると、そこに様々な「価値ある成果」や「重要な発
見」や「成長プロセス」が見えてきます。
例えば、デザイナーや建築家など個性で仕事をする人はポートフォリオを持っています。
自分の個性を伝える作品や活動暦をファイルしたものを持ち歩き、自分をアピールするの
です。
さて、では皆さんは卒業研究の過程の中で、どのようなポートフォリオを持つのでしょう?
皆さんにはクリアファイルを配布します。研究をしていく上で、皆さんはたくさんの資料
を入手することでしょう。その資料を次々と時系列(入手した日付順に)で、整理してい
くだけです。
では中にはどんなものをいれるのでしょうか?以下は考えられる例です。
□ 「テーマ」とそのテーマにした理由、動機
□ 達成目標
□ 全プロセスの計画表
□ プリント類
□ パンフレット・博物館等の入館チケット半券‥
□ 手紙・礼状 インタビューした人へのお礼状の控え。返信で頂いた手紙など
□ インタビューメモ、スケッチ、現場写真、関係写真
□ インターネット情報のプリントアウト
□ 事例資料、書籍からの抜書き
□ 感想、考察、レポート、実験データ、検証データ
□ 自己評価、その日の成果ページ
□ 途中なんでもメモ /
疑問・要確認メモ
□ 対話メモ(先生との対話・チーム内の話し合いの記録など)
□ 成果に対する評価(アクションシート)
、教師評価、相互評価
しかし、ただ闇雲に入れればよいというわけではありません。以下の2つのポイントを必
ず守ってください。
①
分類せず、とにかく時系列(日付順)で入れていくこと
②
その全てに「タイトル、キーワード、日時、出所」をつけておくこと
よい元ポートフォリオを作るためにも、このルールを必ず守ってください!