Fusion360でルアーを作る

Fusion360でルアーを作る
「v1
基本」
2016年9月30日
1310 KF WORKS(代表 1310)
基本の流れ
1.手書きのデザインや写真を取り込む
2.「スケッチ」中心あたりに線を描く
3.「フォームを作成」でパイプを選択し、2.の線をパイプにする
4.整形して見た目を下絵のように形作る
5.半分に切り、「シェル機能」で空洞を作る
6.ウェイトを入れる場所、ワイヤーやヒートン打ち込み部を作成する
7.ミラーで反対側を作る
1.手書きのデザインや写真を取り込む
挿入を押して配置する面を選択し
ます。
下絵を挿入をクリック
1.手書きのデザインや写真を取り込む
この面を選択
下絵を貼り付ける
面を選びます。
上下左右に張ることも
できます。
1.手書きのデザインや写真を取り込む
貼り付けました
2.「スケッチ」中心あたりに線を描く
スケッチのスプライン
が使いやすいと思いま
す。
2.「スケッチ」中心あたりに線を描く
スケッチする面を選び
ます。
下絵を張った同面を選
びます。
2.「スケッチ」中心あたりに線を描く
ルアーの中心あたりを
一本線で描きます。
少しだけ飛び出させます
3.「フォームを作成」でパイプを選択し、2.の線をパイプにする
フォーム作成を選択し
ます。
3.「フォームを作成」でパイプを選択し、2.の線をパイプにする
スカルプトモードになり、作
成の▽をクリックするとその
中に「パイプ」があるのでそ
れをクリックします。
3.「フォームを作成」でパイプを選択し、2.の線をパイプにする
パスを先ほど引いた線を選択
すると、あっという間にパイ
プが登場します。
表示モードも丸っこい方を選
びます。
3.「フォームを作成」でパイプを選択し、2.の線をパイプにする
終端タイプは正方形を選びま
す。
4.整形して見た目を下絵のように形作る
どこかの面を選択して、右ク
リック⇨「フォームの編集」を
選びます。
4.整形して見た目を下絵のように形作る
マニュピュレーターという編
集ツールが出てきます。ので
これを駆使して成型していき
ます。
補足)マニュピュレーターの操作
https://modelabo.itmedia.co.jp/info/info_cadbasic06/より
4.整形して見た目を下絵のように形作る
これをぐりぐりぐりぐりいじ
ります。
注意点は、左右があるモデル
は左右対称にしてから操作が
無難です。
4.整形して見た目を下絵のように形作る
4.整形して見た目を下絵のように形作る
面だけでなく、点もエッジも
選べます。また、エッジが足
りないとき、多いときはどん
どん追加や削除をします。
基本的にエッジは少ないほう
がなめらかです。
4.整形して見た目を下絵のように形作る
4.整形して見た目を下絵のように形作る
4.整形して見た目を下絵のように形作る
サイドを膨らませるため、
「対称」を押して対を作りま
す。これは全体を対にしてく
れますので、ほかの面も勝手
に対象にして処理してくれま
す。
4.整形して見た目を下絵のように形作る
5.レンダリング機能をつかって出来栄えを見てみましょう
出来栄えの確認にレンダリン
グ機能を使います。
5.レンダリング機能をつかって出来栄えを見てみましょう
外観とレンダリングを使って
こんな感じに仕上げます。
6.修正(リップ一体型に修正)
リップも一体成型することに
します。
6.修正(リップ一体型に修正)
6.修正(リップ一体型に修正)
ミラー内部で対象面を選んで
からフォーム編集作業を行い
ます。
6.修正(リップ一体型に修正)
あっという間にリップ成型。
ミラー内部で対象面を選んで
慣れれば3分ぐらいで出来ます。
からフォーム編集作業を行い
ます。
6.修正(リップ一体型に修正)
リップのみ透明でレンダリン
グすると雰囲気が出ます。
6.修正(リップ)
だいぶ雰囲気が良くなりまし
た。
7.内部構造を作る
さて、お気づきだとは思いま
すが、これでは単なる模型で
す。
中身をくりぬいて、重りを入
れる場所、ヒートンやワイヤ
ーを組み込む場所を作る必要
があります。
7.内部構造を作る
まずはボディーを真っ二つに
切ります。
「修正」→ボディを分割 を
選びます。
8.ウェイトを入れる場所、ワイヤーやヒートン打ち込み部を作成する
分割するボディを選び、分割
ツールは初めにスケッチした
面を選びます。
8.ウェイトを入れる場所、ワイヤーやヒートン打ち込み部を作成する
分割したのち、不要なボディ
を非表示にします。
あ・・リップが分割できてい
ません。ボディを選択する前
に、リップと本体を「修正」
→「結合」しておくべきです
ね。
8.ウェイトを入れる場所、ワイヤーやヒートン打ち込み部を作成する
修正⇨シェル機能を使ってボデ
ィをくりぬきます。
8.ウェイトを入れる場所、ワイヤーやヒートン打ち込み部を作成する
厚みはあまり薄いと強度が出
ませんが厚すぎると浮力が弱
まり、動きが鈍くなります。
8.ウェイトを入れる場所、ワイヤーやヒートン打ち込み部を作成する
スケッチ⇨押し出しで図のよう
に新規ボディを作成します。
押し出し機能は既存ボディが
あるとデフォルトで「切り取
り」になってしまうため注意
してください。
8.ウェイトを入れる場所、ワイヤーやヒートン打ち込み部を作成する
スケッチ⇨押し出しで図のよう
に新規ボディを作成します。
押し出し機能は既存ボディが
あるとデフォルトで「切り取
り」になってしまうため注意
してください。
8.ウェイトを入れる場所、ワイヤーやヒートン打ち込み部を作成する
外側に飛び出た余計な部分を
削除するため、「修正」→
「ボディの分割」を選びます。
8.ウェイトを入れる場所、ワイヤーやヒートン打ち込み部を作成する
分割するボディを「ヒートン
を打つ部分のボディ」分割ツ
ールをルアー本体のボディ
(ここではボディ1)を選び
ます。
そして分割の時と同様に、不
要なボディは非表示にします。
8.ウェイトを入れる場所、ワイヤーやヒートン打ち込み部を作成する
今度はウェイトを埋め込む穴
を作ります。これもヒートン
部分と同じような作業です。
8.ウェイトを入れる場所、ワイヤーやヒートン打ち込み部を作成する
オフセット使ってウェイトホ
ールを作ります。
8.ウェイトを入れる場所、ワイヤーやヒートン打ち込み部を作成する
ここでも、余計な部分の削除
は「修正」→ボディの分割
を使います。
これが使えるようになるとい
ろいろと複雑な成型ができる
ようになります。
8.ウェイトを入れる場所、ワイヤーやヒートン打ち込み部を作成する
8.ウェイトを入れる場所、ワイヤーやヒートン打ち込み部を作成する
ここまでできたらほぼ完成。
全体のパーツを結合しておき
しょう。
8.ウェイトを入れる場所、ワイヤーやヒートン打ち込み部を作成する
結合!
9.ミラーで反対側を作る
反対側を作ります。
9.ミラーで反対側を作る
モデルのミラーを選びます。
9.ミラーで反対側を作る
ミラー面は一番初めのスケッ
チ面。
9.ミラーで反対側を作る
できた!。
9.3Dプリンタ用に位置を配置する
3Dプリントするために二つを
整列させます。
10.3Dプリンタ用に位置を配置する
10.3Dプリンタ用に位置を配置する
こんな感じ!!
10.3Dプリンタ用に位置を配置する
完成!!か??
できた~と思ったら・・・
できたと思って打ち出してみると・・・・
?? フロントフックのヒートン打つ場所分厚くし忘れ・・・(´・ω・`)
となると、オモリの位置もここじゃダメなわけで。
ということで、ついでにヒートンタイプではなく、ワイヤー貫通タイプを作っ
てみたわけで・・・。
それと、全体バランスも組み直し。いざ打ち出してみるとイメージと違ってい
ますね。
11.改造(ワイヤー貫通式に)
かんせ~い