未来に向けて 環境芸術は 社会とどのように 関わるのか

Institute of Environmental Art and Design
創立10 周年記念フォーラム
未来 に 向けて 環境芸術 は
社会 とどのように 関わるのか
日時:2009 年 7 月 11日(土)
時間:13:00 ∼(開場 12:30)
会場:東京藝術大学美術学部第一講義室 参加費無料(懇親会は有料) 当日受付も致しますが定員がありますので、なるべく事前登録をして下さい(詳しくは裏面)
13:00
基調講演
「場」ということ
映画監督
小栗康平
映画は俳優を中心にして見られることが多い。表情、言葉などを受け止めて、劇や物語とし
て映画をとらえることが普通だからである。しかし、人はそれぞれの「場」に生きているので
あって、切り絵のようにそこから引き剥がされることはない。この「場」を生息のための「環
境」
ともし呼ぶとすれば、
映画と
「環境芸術」とはどのように結び合うのだろうか。
1945年群馬県生まれ。
早稲田大学第二文学部卒。
81 年『泥の河』
(原作宮本輝)で監督デビュー。アメリカアカデミー賞、外国語映
画部門にノミネートされるなど、国内外で絶賛を浴びる。
84年『伽倻子のために』
(原作李恢成)でフランスのジョルジュ・サドゥー
ル賞。90年『死の棘』
(原作島尾敏雄)でカンヌ映画祭「グランプリ・カンヌ 1990」と国際映画批評家連盟賞をダブル受賞する。9
6年『眠る男』05年『埋もれ木』は自身によるオリジナル脚本。静謐で動きの少ない、独自な映画のスタイルをもつ。寡作ながら海外
での評価も高い。
著書に
「見ること、
在ること」
(平凡社)
「映画を見る眼」
(NHK出版)
「時間をほどく」
(朝日新聞社)など
14:10
記念シンポジウム
「環境芸術は社会を変える力となりえるか」
「環境に関わる芸術の社会的役割と実践的行為」をテーマに、アーチスト、デザイナー、教育・研究者、その他芸術文化の
諸領域で
「環境」
を視野において活動する人たちの開かれた集団として環境芸術学会が生まれて 10 年。
この 10 年間、学会としてはその基盤づくりに、会員個々はそれぞれの「環境芸術」への模索に、真摯に取り組んできま
した。
地球規模の激動は、
自然環境を、
人工的環境を、内なるこころの環境をも、大きく変えつつあります。
「環境芸術」
は社会を変える力となりえるのか―10 周年からの出発への指針を探ります。
●Panelist
●Moderator
月尾嘉男
東京大学名誉教授
16:00
河口洋一郎
東京大学大学院
情報学環教授
熊倉純子
東京藝術大学音楽学部
音楽環境創造科准教授
懇親会
池田政治
東京藝術大学教授、美術学部長
環境芸術学会会長
10 年間を振り返りながら、
参加者相互の交流を図ります。 ー 参加費 2,000 円 ー(軽食と飲み物が出ます)
主 催/環境芸術学会
会 場/東京藝術大学美術学部第一講義室(階段教室) 東京都台東区上野公園 12 - 8
問合わせ/環境芸術学会事務局
東京都台東区上野公園 12 - 8 東京藝術大学美術学部デザイン科空間・演出研究室
TEL・080-2077-3617 ( 平日 10:00∼17:00)Fax:050 - 5525 - 2208 E-mail: [email protected] URL:http://www.iead.org/
環境芸術学会大会テーマに見る
環境芸術学会10 年の歩み
今、環境芸術学会に何が可能か?
環境・交叉する時間
森の力、芸術の力 - 人・まち・アート 芸術からみる、環境の次代 - 都市・自然・未来 環境・自然/メディア・芸術
2004
2003
2002
2001
2000
2009
2008
2007
2006
2005
環境・連繋・芸術
環境・交流・芸術
環境と芸術の出会い ∼くにうみの地より∼
co-creation 環境と芸術の共創
環境芸術・新たなはじまり
環境芸術学会とは
環境芸術学会は、2000 年 7 月 8 日
(土)
、東京藝術大学第 1 講義室で創立総会と第 1
回シンポジウムを開催し発足、環境芸術の普及と発展を目指して、シンポジウム、作品
発表会、
研究会などの活動を続けてきました。
彫刻・建築・造形・デザイン・都市計画・
映像・音楽など幅広い分野の環境芸術作家、教育者、研究者、アートマネージメントや
アートビジネス関係者など約 200 名が加入する組織です。
(設立総会)
第 10 回大会予告 環境芸術学会第 10 回大会は、来る 10 月 24 日(土)
、25 日(日)、神戸市の神戸芸術工科大
学および開催中の神戸ビエンナーレ 2009 会場(メリケンパーク、兵庫県立美術館など)
にて開催されます。第 10 回大会は、創立 10 周年記念シンポジウムのテーマ「環境芸術は
社会を変える力となりえるか」
を受けて、
「今、
環境芸術学会に何が可能か?」を、学会員を
中心に、
これからの学会の進むべき方向を討論します。
(神戸芸術工科大学)
創立 10 周年記念フォーラム受付専用アドレス
10th_aniv@iead.org
参加希望者は上記の受付専用アドレスにメールにて必要事項
「お名前・所属・懇親会参加の有無」
を記入の上、事前登録をお願いいたします。
(当日受付も致しますが、定員を超えた場合入場をお断りする場合があります)
フォーラム参加費無料 懇親会参加費:2000 円
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音楽学部
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