参考資料(定義)

参考資料(定義)
定義について検討事項
●この条例においての用語の定義は、次のものが考えられます。
(1) 市
民
周南市に住み、働き、学ぶ全ての個人及び市内に事業所を有する法人そ
の他の団体をいいます。
(2)協
働
自立した主体どうしが、目標を共有した上で、対等な立場に立ち、お互
いの立場を認識した状態をいいます。
(3)実施機関
市長、教育委員会、選挙管理委員会、監査委員、農業委員会、固定資産
評価審査委員会、水道事業管理者及び消防長をいいます。
(4)審議会等
地方自治法に基づき設置された附属機関及び実施機関が定める要綱等に
より設置された懇談会等をいいます。
(5)パブリックコメント手続
実施機関が重要な計画等を定めるとき、その原案を公表して、書面等によ
り広く意見を求め、それを考慮して決定する一連の手続をいいます。
(6)市民説明会
一般に行政が市民に事業決定の前に考えを説明し、市民の意見を聴取し
たりする方法で、市民参画のための一手法をいいます。
(7)ワークショップ
市民と市、又は市民同士が相互に議論することにより案を作り上げていく
手法で、市民参画のための一手法をいいます。
趣 旨
この用語の定義は、この条例を読むにあたり、認識を共通にしておく必要があるものに限り
定義したものです。
考え方
●「市民」について
まちづくりには、市内の企業や学校、そこに通勤、通学する人たち、また、市民活動団体、
そこで活動する人たちの協力も不可欠と考え、住民に限らず広く定義しています。
●「協働」について
法令等において定義されたものはありません。状態を表すものとして捉え、定義していま
す。
●「実施機関」について
実施機関に含めるものは「市の執行機関」
「公営企業管理者」
「消防本部」としています。
●「審議会等」について
「附属機関等」とせず馴染みのある「審議会等」としています。
●「パブリックコメント手続」
「市民説明会」
「ワークショップ」について
市民参画の代表的な手法として捉え、実施方法等について規定していることから定義して
います。
検討課題
●「市」について
地方自治法に普通地方公共団体であり、法人としての代表者は市長と規定されていること
から、あえて定義はしていません。むしろ、この条例を市のどの組織が実施するのかを明確
に表すため、条文の【市】
【市の執行機関】と標記されている部分の見直しが必要と思われま
す。既存の条例では、この部分を「実施機関」としているものが多くあります。
●「市民参画」について
この条例そのものが「市民参画」について定義しているものと捉え、あえて定義をしてい
ません。(定義するならば、
〔市の施策を立案し、及び決定する意思形成の過程から評価の段
階に至るまで、市民が様々な形で市政に参画することをいいます。
〕)